【今回レビューする内容】2023年 USB Type-Cメモリーの性能とおすすめ・選び方:MacBook対応 USB3.1 Thunderbolt USB-A USB-Cリバーシブルメモリー:USB type-Cフラッシュメモリー Windows Mac対応 機種の違いと性能ランキング
【比較する製品型番】日本サムスン MUF-128DA/EC MUF-256DA/EC トランセンド JetFlash 930C TS128GJF930C TS256GJF930C TS512GJF930C JetFlash 890 TS32GJF890S TS64GJF890S SANDISK SDDDC2-256G-G46 SDDDC2-128G-G46 SDDDC4-1T00-G46 SANDISK SDDDC4-1T00-G46 SDDDC4-512G-G46 キングストン DTDUO3C IODATA U3C-HP32G U3C-HP64G SP064GBUC3C10V1 HP x5000m GH-UF3CB16G-WH GH-UF3CB32G-WH GH-UF3CB64G-WH エレコム MF-LGU3B016G MF-LGU3B032G MF-LGU3B064G MF-LGU3B128G MF-CAU32032GBK MF-CAU32032GSV MF-CAU32064GBK MF-CAU32064GSV MF-CAU32128GBK MF-CAU32128GSV ほか
今回のお題
最新の小型USB-Cメモリーのおすすめはどの機種?
どもAtlasです。
今日は、2023年3月現在、最新のUSBフラッシュメモリーの比較をします。
1・USB-Aメモリーの比較
形状:四角形状の端子
2・USB-Cメモリーの比較
形状:丸い形状の端
2回目記事となる今回は、USB-C端子につなぐタイプ(左図)のメモリーを見ていきます。
1・速度
2・保証期間
3・セキュリティ(AES 256)
ただ、以上3点の「USBメモリーの選び方の基本」は、1回目記事の冒頭で、スペックの読み方などを説明しています。
それらの部分に興味のある方は、1回目記事(こちら)からご覧ください。
よろしくお願いします。
----
スピード ★★★★★
本体サイズ ★★★★★
保証期間 ★★★★★
情報保護 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
以下では、いつものように、メーカー・機種ごと、各機を個別に比較します。
そして、最後の「結論」では、上表のような観点から、目的別・価格別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
ーーー
1-1:普通のUSB-Cメモリー
100MB/s以下
1-2:高速なUSB-Cメモリー
100MB/s〜
1-3:超高速なUSB-Cメモリー
400MB/s〜
今回は、速度の部分で以上のようにわけながら、各製品を順番に見ていきます。
1-1・普通のUSB-Cメモリーの比較
はじめに、読出速度が100MB以下の普通のメモリーの比較からです。
速度明記のない製品も、このカテゴリで見ていきます。
---
なお、ここからの本文は、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で書いていきます。
【2019年発売】
[32GB]
1・Transcend TS32GJF890S
¥1,964 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
[64GB]
2・Transcend TS64GJF890S
¥2,673 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
[128GB]
3・Transcend TS128GJF890S
¥4,280 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
USB規格:USB-C USB-A
長さ:286mm
速度:読出90MB/秒
セキュリティ:256bit AES(ソフト)
保証:5年保証
JetFlash 890シリーズは、台湾のトランセンドの発売するUSB-C専用のメモリーです。
長さは、3.4センチと携帯しやすいタイプです。
接続端子は、キャップレスではなく、透明のキャップが付属します。
ただ、この製品は、USB-C端子のほか、通常の(四角い)USB-A端子も裏側に付属するデュアルインタフェース仕様です。
USBメモリの用途的には「人とのデータの受け渡し」という用途もあることを考えると、この仕様は現状では合理的です。
速度は、ただし、読出90MB/秒です。
普段の利用には支障がないとはいえ、USB-C対応製品としては、あまり速くないです。
また、書込スペックの開示はないので、書込スピードが要求される作業にもキツいでしょう。
セキュリティは、パスコードを利用するソフトウェアロック(256AES)に対応です。
今回の1回目記事の「選び方の基本(こちら)」で、セキュリティについては詳しめに解説しました。
そちらで書いたように(ハードウェアロックと違い)この方式は、USBメモリー全体の暗号化による保護ではなく、特定のファイルやフォルダを「暗号化」させるものです。
「Transcend Elite」というアプリです。
復号も含めて、このソフトのインストールが必要な仕様です。Mac用とWindows用もありますが、基本的には自所有のPCに限定して利用するものでしょう。
とはいえ、個人用では問題ないでしょう。
保証は、国内正規品のため5年保証です。
一方、この機種は、(等級不明ながら)防塵・防滴性能があります。
---
以上、トランセンドのJetFlash 890シリーズの紹介でした。
デュアルインタフェース仕様は「受け渡し」メインと考えれば、遅いと他人に迷惑がかかる読出は速いので、この点はビジネスには安心でしょう。
ただし、速度的な期待値はさほど高くないのがネックです。
【2015年発売】
[32GB]
4・Kingston DTDUO3C/32GB
¥2,950 楽天市場 (3/21執筆時)
[64GB]
5・Kingston DTDUO3C/64GB
¥2,892 楽天市場 (3/21執筆時)
[128GB]
6・Kingston DTDUO3C/128GB
¥5,775 楽天市場 (3/21執筆時)
USB規格:USB-C USB-A
長さ:29mm
速度: 読出100MB/s 書込15MB/s
セキュリティ:
保証:5年保証
Kingston DataTraveler DTDUO3Cは、アメリカのキングストンから発売されているUSB-C対応メモリーです。
長さは、2.9センチと、小型タイプと言えるサイズです。
この製品も、USB-C端子のほか、通常の(四角い)USB-A端子も裏側に付属するデュアルインタフェース仕様です。
接続端子は、キャップを両側に移行できる工夫があるため、キャップをなくす危険は少ないです。
ただ、外して持ちはこぶ際に、片方の端子がむき出しなので、常に装着しておくのがデフォルトです。
速度は、他方、読出は100MB/sと高速ですが、書込は15MB/sと低速です。
セキュリティは、本機は、暗号化には非対応です。
保証は、国内正規品のため、5年保証です。
---
以上、トランセンドのDataTravelerの紹介でした。
キャップの工夫が見所で、常に付けて利用する場合は割と良い選択肢です。ただ、書込は遅いので、この点はネックと言えます。
【日本正規品】
[16GB]
7・IODATA U3C-HP16G
¥2,055 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
[32GB]
8・IODATA U3C-HP32G
¥2,060 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
[64GB]
9・IODATA U3C-HP64G
¥2,873 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
USB規格:USB-C USB-A
長さ:28.5mm
速度:
セキュリティ:256bit AES(ソフト)
保証:1年保証
U3C-HPシリーズは、日本のアイオーデータが販売するUSB-C対応メモリーです。
長さは、この製品も、2.85センチと小型です。
接続端子は、シリコンカバー式です。
他社にもありますが、アイオーデータの場合、TYPE-C側のみのキャップです。
従来のTYPE-A側はむき出しなのはネックです。USB-A端子に差しっぱなしで、たまにTYPE-C側を使う人向きでしょう。
速度は、非公開です。
こうした非公開の製品は、あまりスピードが出せない場合がほとんどです。
セキュリティは、ソフトウェアロック(256AES)に対応です。
アイオーデータの場合、ファイル単位で暗号化できるQuickSecureAES256が付属です。
こちらは、USBメモリ内にプログラムを入れておき持ち運ぶ方式なので、インストール不要です。ゲストログインだと無理ですが、そうでないならば、出先のPCでもソフトのインストールなしで利用可能です。
Windows用とMac用ともプログラムは用意されます。
保証は、1年保証です。
中身のフラッシュメモリを製造しない日本の周辺機器メーカーの場合、保証期間が短い点が問題点です。
----
以上、アイオーデータのU3C-HPシリーズの紹介でした。
価格は安めですが、速度面のほか、キャップの構造など、問題点と言える部分が多いです。
【2019年発売】
[32GB]
10・Silicon Power SP032GBUC3C10V1W
11・Silicon Power SP032GBUC3C10V1K
¥1,999 楽天市場 (3/21執筆時)
[64GB]
12・Silicon Power SP064GBUC3C10V1W
13・Silicon Power SP064GBUC3C10V1K
¥3,188 楽天市場 (3/21執筆時)
USB規格:USB-C
長さ:34.1mm
速度:
セキュリティ:
保証:5年保証
Mobile C10シリーズ、台湾のシリコンパワーが販売する製品です。
USB-Cメモリーも規模は小さいですが、日本で販売があります。
長さは、3.5センチほどです。
接続端子は、本機は、スライド構造のキャップを装備します。
また、構造からわかりますが、USB-Aタイプの端子はないため、データの受け渡しには向かないでしょう
速度は、情報非開示です。
セキュリティは、暗号化には、非対応です。
保証は、5年保証です。
----
以上、シリコンパワーのMobile C10シリーズの紹介でした。
とくに、従来のUSB-A端子が不要の方で、キーホルダーなどに付けて利用したい方には向くでしょう。
端子がUSB-Cに限られるということは、故障しやすい接点が1つ少ないことを意味します。その上で、スライドキャップも付くので、故障可能性は少ないと思います。
【2021年発売】
[16GB]
14・エレコム MF-LGU3B016GBK
15・エレコム MF-LGU3B016GWH
¥5,246 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
[32GB]
16・エレコム MF-LGU3B032GBK
17・エレコム MF-LGU3B032GWH
¥6,563 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
[64GB]
18・エレコム MF-LGU3B064GBK
19・エレコム MF-LGU3B064GWH
¥8,560 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
[128GB]
20・エレコム MF-LGU3B128GBK
21・エレコム MF-LGU3B128GWH
¥12,526 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
USB規格:USB-C USB-A Lightning
長さ:65mm+29mm
速度:
セキュリティ:
保証:1年保証
MF-LGU3BBKシリーズは、エレコムが販売する少し特殊なUSBメモリです。
左側の端子はUSB-C端子です。それを外すと(四角い)USB-A端子が現れます。
一方、右側部分は、回し開けると、iPhone用のライトニング端子が表れます。
ようするに、3WAYです。主に、iPhoneのバックアップに使いたいための方の製品です。
長さは、6.5センチです。
そのうえで、USB-C端子部分は「変換アダプタ」として長さが別勘定で29mmです。
結構長いです。
接続端子は、キャップ式です。
Lightningの部分は、収納式です。
保護ケースを付けたままでも使えるように、マチを考えている部分は良い工夫です。
速度は、しかし、非開示です。
この部分を求める製品ではないです。
セキュリティは、暗号化には、非対応です。
保証は、1年保証です。
---
以上、エレコムのMF-LGU3BBKシリーズの紹介でした。
主にiPhoneユーザーに向けた製品です。バックアップした写真などのデータを移したい場合、便利な製品でしょう。
1-2・高速USB-Cメモリーの比較
続いて、読出速度のスペックについて、100MB/秒〜300MB/秒台メモリーの比較です。
このくらいあると、そこそこの「素早さ」を感じられます。
【2020年発売】
[16GB]
22・グリーンハウス GH-UF3CB16G-WH
¥2,079 楽天市場 (3/21執筆時)
[32GB]
23・グリーンハウス GH-UF3CB32G-WH
¥3,531 楽天市場 (3/21執筆時)
[64GB]
24・グリーンハウス GH-UF3CB64G-WH
¥4,046 楽天市場 (3/21執筆時)
USB規格:USB-C USB-A
長さ:28.5mm
速度: 読出130MB/s 書込20MB/s
セキュリティ:
保証:1年保証
GH-UF3CBシリーズは、日本のグリーンハウスが販売するUSB-C対応メモリーです。
長さは、この製品も、2.8センチですから小型です。
接続端子は、プラスチックカバー式です。
また、リバーシブルではないので、USB-A側にはキャップがないです。
USB-A側はむき出しとなるため、接点保護の部分では難がありそうです。
速度は、読出130MB/s 書込20MB/sです。
意外とスペックは良いですが、16GBについては、読出120MB/s 書込10MB/sです。
セキュリティは、暗号化には非対応です。
保証は、1年保証です。
やはり、保証面は日本企業は限界があります。
----
以上、グリーンハウスのGH-UF3CBシリーズの紹介でした。
USB-C端子側をさっぱなしにして利用する場合、USB-A側にキャップできないのは難点でしょう。持ちはこびの際にもゴミが入りやすいとも言えます。
【2020年発売】【並行輸入】
[32GB]
25・ SANDISK SDDDC4-032G-G46
¥1,680 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
[64GB]
26・ SANDISK SDDDC4-064G-G46
¥1,715 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
[128GB]
27・ SANDISK SDDDC4-128G-G46
¥2,220 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
[256GB]
28・ SANDISK SDDDC4-256G-G46
¥3,475 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
[512GB]
29・ SANDISK SDDDC4-512G-G46
¥6,190 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
[1TB]
30・ SANDISK SDDDC4-1T00-G46
¥10,900 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
USB規格:USB-C
長さ:44mm
速度: 読出150MB/秒
セキュリティ:
保証:
Ultra Dual Drive Luxe USB Type-C Flash Driveは、米国のサンディスクが販売する製品です。
なお、本機については、日本未発売で、並行輸入品のみです。
長さは、4.4センチほどです。
接続端子は、こちらも、両端の端子の一方を隠すような、スライド式のキャップです。
速度は、読出150MB/秒です。
書込は、情報開示がないです。
セキュリティは、同社は、ソフトウェア方式ですが、暗号化ソフトを持ちます。
ただ、並行輸入なので、動作保証を含めて不明です。
保証は、販売店ないしAmazonのマーケットプレイス保証による初期不良対応以外はされません。
サンディスク自体は、5年保証ですが、並行輸入品であるためです。
----
以上、Ultra Dual Drive Luxe USB Type-C Flash Driveの紹介でした。
保証の部分は課題ですが、USB-C接続が可能なモデルとしては、1TBという大容量が選べる点でニーズはあるでしょう。
結構、ニッチなモデルで、大容量モデルはあまり日本ではニーズがないので、今後も日本未発売だと思います。
【2016年発売】
[16GB]
31・SANDISK SDDDC2-016G-G46
¥1,499 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
[32GB]
32・SANDISK SDDDC2-032G-G46
¥1,499 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
[64GB]
33・ SANDISK SDDDC2-064G-G46
¥1,485 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
[128GB]
34・SANDISK SDDDC2-128G-G46
¥2,111 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
[256GB]
35・SANDISK SDDDC2-256G-G46
¥3,260 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
USB規格:USB-C USB-A
長さ:38mm
速度:読出150MB/秒
セキュリティ:
保証:5年保証
SANDISK ULTRA DUAL DRIVE USB TYPE-Cは、アメリカのサンディスクが販売する製品です。
同社も、中身のフラッシュメモリを製造できる企業であり、品質面で信頼性があります。
長さは、3.8センチと長めです。
全体でも9.4 x 38.10 x 20.07 mmなので、割と幅もある製品です。
ただ、従来のUSB-Aタイプに較べて、過度に大きなわけでもなく、持ちはこびに問題はないでしょう。
接続端子は、スライドバー式です。
持ちはこび時には、両側の端子が同時にしまえるため、端子の保護という面では高レベルです。
やや大きなフォルムはこのためでしょう。
速度は、こちらの場合、書込の数値は非開示ですが、読出150MB/秒です。
東芝の高速機が「生産終了」なので、現行機では「かなり高速」です。
セキュリティは、暗号化ソフトにかんする記載はないです。
保証は、通常版の場合、5年保証です。
グローバル保証もありますが、並行輸入品扱いとなるため、基本的には初期不良のみでしょう。
---
以上、サンディスクのSANDISK ULTRA DUAL DRIVE USB TYPE-Cの紹介でした。
大きめの容量で、ある程度速度を重視したい場合に選ぶべき製品でしょう。
日本での販売がないので並行輸入品とはなりますが、独特な形状が奏功して「偽物リスクが少なそう」なのも、メリットです。
【2022年発売】
[32GB]
36・エレコム MF-CAU32032GBK
37・エレコム MF-CAU32032GSV
¥2,673 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
[64GB]
38・エレコム MF-CAU32064GBK
39・エレコム MF-CAU32064GSV
¥3,736 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
[128GB]
40・エレコム MF-CAU32128GBK
41・エレコム MF-CAU32128GSV
¥5,900 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
USB規格:USB-C USB-A
長さ:31mm
速度: 読出 200MB/秒
セキュリティ:256bit AES(ソフト)
保証:1年保証
MF-CAU32BKシリーズは、エレコムが販売する少し速めのUSB-Cメモリーです。
長さは、3.1センチです。
片側がUSB-A・もう片側がUSB-Cというよくある小型モデルです。
接続端子は、キャップ式です。
Lightningの部分は、収納式です。
USB-A側には、カバーがないです。
凹なのでないのかと思いますが、気にする場合は注意です。
速度は、読出のデータのみですが、実測値で200MB/秒です。
小型では高速と言ってよいです。
書込速度は非開示ですが、これは多くの企業もそうですし、仕方ないです。
おそらく、そちらは普通でしょう。
セキュリティは、ただ、本機はソフトウェアロック(256AES)に対応です。
同社のソフト(PASS×AES)をUSBメモリーにソフトを入れておけば、出先のPCでの復号も可能です。
また、このソフトでも、(暗号化機能のない)同社の普通のパスコードソフト(PASS)を利用する場合でも、3台まではPW不要で利用できるような設定が可能です。
いずれも、WindowsとMac用のソフトが用意されます。
保証は、1年保証です。
短いのは難点です。
---
以上、エレコムのMF-LGU3BBKシリーズの紹介でした。小型でも、速度を求める場合、選択肢にできそうな製品です。
端子カバーの部分は故障や美観を気にする場合、若干注意しても良いでしょうが、価格が安めで速いのはそれでも魅力でしょう。
ーーー
【2015年発売】
[16GB]
42・エレコム MF-CAU3116GBK
¥997 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
[32GB]
43・エレコム MF-CAU3132GBK
¥1,995 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
[64GB]
44・エレコム MF-CAU31128GBK
¥2,474 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
[128GB]
45・エレコム MF-CAU31128GBK
¥3,900 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
USB規格:USB-C USB-A
長さ:31mm
速度:
セキュリティ:256bit AES(ソフト)
保証:1年保証
なお、同じ形の旧型になるのがこちらです。
仕様はほぼ同じですが、速度保証がないです。いま選ぶならば新型でしょう。
1-3・超高速USB-Cメモリーの比較
最後に、超高速で、読出速度が400MB/秒を超えるモデルです。
なお、フラッシュメモリは熱で速度が落ちるので、ふだん長時間・継続して使うつもりならば【ポータブルSSDの比較】で書いた製品のほうが安定的であることはあらかじめ断っておきます。
【2021年発売】
[128GB]
46・トランセンド TS128GJF930C
¥4,980 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
[256GB]
47・トランセンド TS256GJF930C
¥6,773 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
[512GB]
48・トランセンド TS512GJF930C
¥12,800 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
USB規格:USB-C USB-A
長さ:71.3mm
速度:読出420MB/秒 書込400MB/秒
セキュリティ:256bit AES(ソフト)
保証:5年保証
トランセンド JetFlash 930C は、台湾のトランセンドが販売するUSB-C対応フラッシュメモリです。
長さは、本機の注意点で、7.3センチです。
サイズは、71.3 mm x 20 mm x 7.8 mmなので、隣のポートを塞ぐ可能性はあります。
接続端子は、キャップ式です。
構造的にストラップフォルダもないので、キャップとともに紛失リスクはあります。
速度は、しかし、本機は、読出520MB/秒 書込400MB/秒です。
新型の3D NANDフラッシュを装備した結果とのことです。
USB 3.2 gen1(旧名USB 3.0)での速度限界(5gb/s=625MB/秒)に収まるので、どちらの形状の端子を利用しても(理論値で)この速度は出るでしょう。
セキュリティは、パスコードを利用するソフトウェアロック(256AES)に対応です。
「Transcend Elite」ですので、下位機と同じです。インストールが必要な仕様となります。
保証は、5年保証です。
---
以上、トランセンドのJetFlash 930Cの紹介でした。
(ドライブではなく)「リムーバブルメディア」扱いのUSB-Cメモリとしては、現状で、速度的には最も速い製品の1つです。
サイズ的に持ち運びにくいので、用途的には、ゲームなどでしょうが、ニーズはあるでしょう。
【2022年発売】
[64GB](300MB/秒)
49・サムスン MUF-64DA/EC
¥----- Amazon.co.jp (3/21執筆時)
[128GB]
50・サムスン MUF-128DA/EC
¥3,190 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
[256GB]
51・サムスン MUF-256DA/EC
¥5,990 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
USB規格:USB-C
長さ:33.7mm
速度:読出400MB/秒
セキュリティ:
保証:5年保証
MUF-128DA/EC などは、韓国のサムスンが販売するUSB-Cメモリです。
日本サムスンの販売です。
長さは、本機の注意点で、3.3センチです。
サイズは、33.70×15.90×6.40mmなので、高速タイプとしては、横のポートも多少塞ぎにくい設計です。
ただし、(四角い)USB-A端子はない、USB-C専用である点は注意点です。
接続端子は、キャップ式です。
ただ、ふたにも本体にもストラップフォルダがあるので、対策は可能でしょう。
速度は、本機は、転送速度という表記で400MB/秒です。
ただ、仕組み的に言えば、読出・書込ともにさほど速度は変わらないでしょう。
セキュリティは、暗号化には非対応です。
保証は、5年保証です。
---
以上、サムスンのUF-128DA/ECなどの紹介でした。
中身のメモリーがつくれる会社だけに、値段も安く、高速です。
USB-A端子に対応する必要がなく、キャップ式でも構わないならば、本機を選べば後悔はしないと言えます。
今回の結論
最新のUSB-Cメモリーのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、USB-C対応のメモリーを紹介しました。
まだまだニッチな製品で選択肢はあまりないですが、最後に、Atlasのオススメ機種を提案しておきます。
第1に、Mac/PCに差しっぱなしで利用する場合に、おすすめなのは、
【2015年発売】
[32GB]
4・Kingston DTDUO3C/32GB
¥2,950 楽天市場 (3/21執筆時)
[64GB]
5・Kingston DTDUO3C/64GB
¥2,892 楽天市場 (3/21執筆時)
[128GB]
6・Kingston DTDUO3C/128GB
¥5,775 楽天市場 (3/21執筆時)
USB規格:USB-C USB-A
長さ:29mm
速度: 読出100MB/s 書込15MB/s
セキュリティ:
保証:5年保証
スピード ★★★☆☆
本体サイズ ★★★★★
保証期間 ★★★★★
情報保護 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★
デュアルインタフェース仕様であるイギリスのキングストンのデータトラベラーでしょう。
書込速度はあまり期待できませんが、読み込みは100MB/秒で実用水準です。
その上で、差しっぱなし利用の場合、両側で使えるキャップで、片方の端子を保護できるのが良いと思います。
キャップは取り外し式ではないので、無くしにくいというメリットもあります。
第2に、暗号化に対応するセキュアなUSB-Cメモリーとしておすすめできるのは、
【2022年発売】
[32GB]
36・エレコム MF-CAU32032GBK
37・エレコム MF-CAU32032GSV
¥2,673 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
[64GB]
38・エレコム MF-CAU32064GBK
39・エレコム MF-CAU32064GSV
¥3,736 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
[128GB]
40・エレコム MF-CAU32128GBK
41・エレコム MF-CAU32128GSV
¥5,900 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
USB規格:USB-C USB-A
長さ:31mm
速度: 読出 200MB/秒
セキュリティ:256bit AES(ソフト)
保証:1年保証
スピード ★★★★☆
本体サイズ ★★★★★
保証期間 ★★★☆☆
情報保護 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
エレコムの MF-CAU32BKシリーズでしょう。
USB-Cモデルだと、暗号化の部分でハードウェアロックに対応できる製品がないです。
そのため、ソフトウェアロックになりますが、その中では、本機が良いように思います。アイオーデータも良いですが、速度面などのスペックではこちらかと思います。
速度面では、200MB/秒の保証性もありますし、値段も安いので、「純正ソフトで暗号化に対応できる」部分を重視すると、本機は「選べる」と言えます。
第3に、速度を重視して、USB-Cメモリーを選ぶ場合は、
【2022年発売】
[128GB]
50・サムスン MUF-128DA/EC
¥3,190 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
[256GB]
51・サムスン MUF-256DA/EC
¥5,990 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
USB規格:USB-C
長さ:33.7mm
速度:読出400MB/秒
セキュリティ:
保証:5年保証
スピード ★★★★★★
本体サイズ ★★★★☆
保証期間 ★★★★★
情報保護 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★
サムスンのMUF-128DAかUF-256DAでしょう。
速度は、400MB/秒でUSBメモリーでは最高速級です。
その上で安いため、費用対効果の部分で魅力があるモデルです。
たあし、USB-A端子がない部分と、多少ですが幅がある(15.9mm)ので、利用時にとなりのポートと被らないかは、念のためチェックしておいてください。
これらのポイントが問題にならないならば、買って後悔することはまずないでしょう。
ーーー
【2021年発売】
[128GB]
46・トランセンド TS128GJF930C
¥4,980 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
[256GB]
47・トランセンド TS256GJF930C
¥6,773 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
[512GB]
48・トランセンド TS512GJF930C
¥12,800 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
USB規格:USB-C USB-A
長さ:71.3mm
速度:読出420MB/秒 書込400MB/秒
セキュリティ:256bit AES(ソフト)
保証:5年保証
スピード ★★★★★★
本体サイズ ★★☆☆☆
保証期間 ★★★★★
情報保護 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
一方、自宅など、あまり持ち運ばずに利用する場合は、トランセンド JetFlash 930Cでもよいしょう。
とくに、USB-A端子もあった方が便利かな?と思うならばこちらかと思います。
7cmを超えるサイズ感で、持ち運びには適しませんが、読出420MB/秒 書込400MB/秒と速度があります。。
第4に、大容量のUSB-Cメモリーが必要な方には
【2020年発売】【並行輸入】
[512GB]
29・ SANDISK SDDDC4-512G-G46
¥6,190 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
[1TB]
30・ SANDISK SDDDC4-1T00-G46
¥10,900 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
USB規格:USB-C
長さ:44mm
速度: 読出150MB/秒
セキュリティ:
保証:
スピード ★★★★★
本体サイズ ★★★★☆
保証期間 ★☆☆☆☆
情報保護 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★☆
サンディスクのUltra Dual Drive Luxe USB Type-C Flash Driveでしょう。
並行輸入品である部分はネックですが、唯一1TBの展開があるレアモデルですから。
長さは、4.4センチほどですし、持ちはこびも可能ですし、速度評価も現状では最高水準です。
補足:このブログの関連記事の紹介
というわけで、今回は、USBーC対応のUSBメモリーの紹介でした。
なお、このブログ「モノマニア」には、ドライブ関係記事が他にもあります。
1・ポータブルHDDドライブ
2・ポータブルSSDドライブ
3・Mac向きThunderbolt対応SSD
4・内蔵SSDドライブ
5・USBフラッシュメモリー
6・USB-C対応フラッシュメモリー
7・外付けハードディスク(電源付)
8・NAS(ネットワークディスク)
とくに、持ちはこび用として、速度や容量を重視する場合、USB-C対応の持ちはこび用SSDドライブを選択するのも有利です。
サイズは、やや大きくなりますが、興味のある方は2番の記事をご覧ください。
--
最後になりましたが、もし今回の記事がお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題をシェアしていただければ嬉しいです。
ではでは。