Top オーディオ製品 比較2021'【ランク別】小型スピーカー63機のおすすめ・選び方:ハイレゾ対応 (1)

2021年06月30日

比較2021'【ランク別】小型スピーカー63機のおすすめ・選び方:ハイレゾ対応 (1)

【今回レビューする内容】2021年 最新ブックシェルフスピーカーの音質とおすすめ・選び方:人気機種の機種の違いとランキング・ピュアオーディオ・ハイレゾ対応

【比較する製品型番】ヤマハ NS-B330 NS-B500 NS-B210 NS-B700 NS-B901 DALI SPEKTOR1 SPEKTOR2 OBERON3 OBERON1 DENON SC-M41-CW SONY SS-CS5 JBL STAGE A130 A120 ケンウッド LS-NA9 Wharfedale DIAMOND 225 KEF Q350 LS50 Meta BL STUDIO 630 620 JBL 4312M II WX 4307 Bowers & Wilkins 607 S2 606 S2 モニターオーディオ Monitor 100 50 BRONZE100-6G BRONZE50-6G ケンウッド Kseries LS-NA7 Reference R-51M クリプシュ Reference R-51M R-41M Tannoy Platinum B6 B ONKYO Polk Audio Reserve R100 R200

今回のお題
小型のブックシェルフスピーカーのおすすめはどれ?

 ども!Atlasです。

 今回は、2021年6月現在、最新のオーディオ製品の比較で、小型スピーカーの比較します。

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 ブックシェルフ型のステレオスピーカーのうち、ペアで1万円から10万円台前半までのおすすめ製品を比較します。

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 パソコン用スピーカー は、アンプ内蔵タイプでないと音が鳴らないので、別の記事にしています。

 Bluetooth接続の製品も同様です。

1・ブックシェルフスピーカーの比較
2・PC用スピーカーの比較
3・Bluetoothスピーカーの比較
4・ホームシアタースピーカーの比較

 そのため、小型でもPC用のスピーカーを探していらっしゃる方は、上記の2番か3番のリンク記事をご覧ください。 

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 シアター用スピーカー も、やはり別記事です。

 4本以上のスピーカーを利用したい方は、4番の記事をご覧ください。トールボーイ型スピーカーを多く紹介しています。

ーー

1・中音域の聴きやすさ ★★★★★
2・重低音の迫力    ★★★★★
3・高音域の伸び    ★★★★★
4・小音量の音質    ★★★★★
5・音のユニークさ   ★★★★★
6・総合評価      ★★★★★

 というわけで、以下では、上表のようなポイントから、各製品を比較・紹介していきます。

 そして、最後にAtlasのおすすめ機種!」を提案する形で記事を書いていきます。

1・スピーカーの選び方の基本

 はじめに、イマイチ分かりにくい、スピーカーのランクや選び方つぎ込むべき予算額について、Atlasの意見を書いていきます。

1・かけるべきおすすめ予算額は?

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 スピーカーは、小型製品に限定しても、1万円台の格安機種から、100万円オーバーの高級機種まであります。

 「専門誌の定説」は、「出力の部分なのでオーディオで最もお金を掛けるべき部分」という表現で定まっています。

 Atlasも若い頃、予算的に「アンプの2倍の金額がおすすめ」という説を聴き、(長いこと)この基準を信じてきました。

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 しかし、時を経て考えると、とりわけ、35cm以内の小型ブックシェルフ型スピーカーについて言えば、「必要以上の予算を無理して掛ける必要がない」と結論づけています。

 特に、「高級スピーカー」の音質の違いは、いわば「魔術」の類であり、科学的・客観的な評価不可能です。

 その点で言えば、「口コミ評価」は、完全に個人の好みに左右される話として聴くべきものです。例えるならば、「お寿司が好きか、天ぷらが好きか」という感じです。

 本体の値段にこだわるより、配置やスピーカー台を工夫するなどしたほうが、よほど「生産的・合理的」です。

2・価格によるグレードの違いは?

1・入門グレード【1万円〜】
2・中級グレード【3万円〜】
3・上級グレード【5万円〜】

 ただし、各社とも、部材費の関係で3万円前後・5万円前後で「スピーカー音質の分かれ目」といえるものはあります。

 その点で言えば、掛けるべき予算は、15万円以下のアンプならば、ペアで5万円前後、10万円以下のアンプやの買い換えならば、ペアで3万円が妥当です。

 また、ミニコンポ付属スピーカーの買い換えならば、1万円〜2万円の予算が妥当でしょう。

ーー

 同じ価格帯の製品間での優劣は、最近の製品については、あまりありません

 たしかに、設計の際のレファレンスに使う音楽が違う以上、「メーカーごとの音の傾向」・「向いた音源」というのはありますし、今回も解説しています。

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 しかし、単体スピーカーは、他社製の色々なアンプで鳴らされることを前提に作っています。

 そのため、「ミニコンポ」などにくらべて、音質が偏った特長のある製品というのは、とくに入門機では「稀」です。

3・インピーダンスとは?

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 スピーカーは、インピーダンス(4Ω・6Ω)という値が示されます。

 同じ数値が、皆さんのお持ちのアンプコンポ)のスペック表にもあるはずです。

 アンプ側指示に合わせて選ぶのが、スピーカーを選びの「基本」です。

 インピーダンスが意味するものは、簡潔な説明が難しいです。

 とりあえず、その値(Ω)が小さいスピーカーほど、大きな音(迫力)が出しやすい傾向と考えてください。

 例えば、2つのスピーカーがあるとして、スピーカー感度(音圧レベル(dB))が同じならば、Ω値が小さいほうが音が豊かに出ると言えます。

---

 結論的にいえば、他の部分のスペックを見た方が、その製品の音の実体は掴みやすいです。

 ただし、例えば、定格が「」のアンプを利用する場合、(上位の)でも(まず)鳴りますが、音量調整の具合で異常(保護のための電断)が起こる可能性は、各社とも、注意しています。

 逆に、定格が「」のアンプに、のスピーカーをつけるのは問題ないです。

 今回紹介する製品については、「4Ωのスピーカーを買う場合は、少し相性面で注意が必要」とだけ覚えておけば、OKです。

 なお、コンポ付属のアンプを流用するような場合は、インピーダンスの部分でトラブルも多いといえます。リスクを追いたくない初心者の方は、インピーダンスは、アンプの示す値より低いものは選ばず、しっかり合わせるのが無難です。

4・おすすめ機種の選び方は?

 というわけで、「選び方の基本」を書きました。

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 なお、他の家電製品に比べて、スピーカーはどの価格帯でも、低評価のユーザーレビュー・口コミが少ない傾向にあります。

 これは、評価基準が個人差のある「耳」なので、購入した製品に対する納得感を得たい(後悔をしたくない!)ための錯覚(「プラシーボ効果」)が生じやすいからです。

 言うまでもなく、価格が高い製品ほど、それは強まります(Atlasもそうです)。

 ちなみに、スピーカーを使い込むことによる「エイジング効果」についても、生理学的な「耳馴れ」と「プラシーボ」の要素は排除できないでしょう。

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 ・・・と、スピーカーについては、思うところが多い「家電」なので、色々書きました。

 とりあえず、言いたかったのは、「あんまり予算を掛けなくても、いい音が楽しめるよ!」ということです。価格的に上を見たらキリがない家電ですが、低予算でも十分「面白いシステム」は組めます。

 今回の記事では、オーディオ記事やレビューに多くある「詩的な・主観的な表現」は(なるべく)控えながら、試聴の成果をふまえつつも、主にスペック面から客観的な比較を心がけたいと思います。

ーー

 もちろん、「スピーカーはスペックだけでは評価できない」という意見を否定するものではありません。これはこれで「事実」であり、否定できません。

2・ペア1万円前後のスピーカーの比較

 では、早速比較をはじめましょう。最初に紹介するのは1万円台の「お値打ち」スピーカーです。

 格安なので、2スピーカーのステレオ用のほか、5.1chなどのホームシアター用にも人気のある機種です。


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 【1本】

 1・ヤマハ NS-B210(B)
 2・ヤマハ NS-B210(MB)
  ¥4,000 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

インピーダンス:6Ω 
再生周波数帯域:75Hz〜35kHz
許容入力:40W
最大入力:120W
バナナプラグ:対応
サイズ:幅105×高さ215×奥行132mm

 NS-B210は、ヤマハの販売するスピーカーです。

 同社の販売するブックシェルフ型では「最安・最小」のスピーカーと言えます。

 なお、この製品は「単品販売」なので、ステレオを組みたい場合、2台必要です。

 要するに、1万円前後のグレードの製品です。

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 本体のサイズは、幅105×高さ215×奥行132mmです。

 ここからみていく他社機を含めて、幅10cm程度で設置できる機種は限られます。

 その点で言えば「超小型」と言えます。デスクトップにおいても使えるでしょう。

 ちなみに、写真は、欧州仕様のNS-BP200の木目調ですが、この色は、日本未発売です。

 インピーダンスは、です。

 アンプやミニコンポの本体は、6Ωを推奨している場合が多いですし、この点ではどのシステムにも合いそうなモデルです。

 パワーは、許容入力が40Wまでと、さほどパワフルではないです。

 あまり大きな音で楽しむシステムではないと思います。

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 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が75Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が35kHzです。

 高音域については、基準の40kHzに満たないので、高音質なハイレゾ音源に対応できない水準です。

 このあたりは、ヤマハの上位機種との明らかな違いで、ハイレゾ認証マークもないです。

 なお、「人間の耳の可聴域」は、20Hzから20kHzですので、周波数帯域は、あまりスペックが高くても「意味はない」という意見もあります。

 ただ、十分に帯域幅に余裕がある製品は、実際的には、音域が広く、臨場感が豊かで、空気感を感じやすい場合が多いです。

 少なくとも「同じメーカー」の製品で較べる場合は、この測定値は、音質の傾向の見極めに有効です。

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 スピーカーは、同社の上位機では、図のような2ウェイ式が一般的です(左図)。

 この場合、中・低音域を担当する大きなウーファーと、高音域を担当する小さなツィーターが装備されます。

 本機の場合、く8cmのアルミコーン製ウーハー2基フルレンジ型スピーカーになります(右図)。

 フルレンジ型は音の継ぎ目がないため、中音域が良い部分もあります。また、小型機だけに、低音域をブーストするため、ウーハーを2基積むという工夫もあります。

 音質は、ステレオで使う場合、サイズ感を反映して低音はイマイチです。

 同社のフラッグシップ製品は、クラシックなどの再生に向く傾向があるといわれます。

 ヤマハらしいアルミコーンでわりと鮮明な音が鳴りますが、高音域は構造的に弱く、実感として35kHzという数値には届かない印象です。

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 バナナプラグには、対応します。

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 以上、NS-B210の紹介でした。

 スピーカーは、アルミ素材のウーハー2基という面白い構成です。ただ、ステレオのメインスピーカーとしてはやや非力です。

 メーカーとしても、おそらくシアター用のリアスピーカーなどの用途を想定した製品だと思います。


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 【チェリー】SC-M41CWEM

 3・DENON SC-M41-CW 【ペア】
  ¥13,300 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

 【ブラック】SC-M41BKEM

 4・DENON SC-M41-BK【ペア】
  ¥13,300 Amazon.co.jp (
6/30執筆時

インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:45Hz〜40kHz
許容入力:60W
最大入力:120W
バナナプラグ:
サイズ:幅145×高さ238×奥行234mm

 SC-M41は、日本の老舗の音響メーカーであるDENONのスピーカーです。

 本機については、ペア販売でこの価格です。

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 本体のサイズは、幅145×高さ238H×奥行234mmです。

 ヤマハよりサイズはありますが、ステロイドとして、幅15cmほどは標準的です。

 インピーダンスです。

 初心者向きで、使いやすいでしょう。

 パワーは、許容入力が60W、最大入力が120Wです。

 値段からすると、この部分は、かなり力強いと言えます。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が45Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が40kHzです。

 高音域はハイレゾ水準ではないですが、低音域の数値が良く、本機の「狙いどころ」を示しています。

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 スピーカーは、中・低音域を担当する12cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.5cmのソフトドーム型ツィーターのコンビからなる2ウェイバスレフ型のユニットです。

 コーンは、一般的な「ペーパーコーン」です。

 素材面の工夫は乏しいとはいえ、安定感がある素材ではあります。

 音質は、先述のように、「パワー前面に出る」製品です。

 再生周波数帯域でみても、低音はかなり優秀です。高音部もそれなりに優秀ですが、低音を「ドドドン」と鳴らすような音楽には向きます。DENONの「伝統」で、こだわりですね。

 バナナプラグには、対応します。

 なお、こちらは、低音が出すぎることがあるため、低音を軽減させるための吸音スポンジが付属します。

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 以上、DENONのSC-M41の紹介でした。

 1万円以下で、低音重視ならば、こちらが良いでしょう。試聴すれば、中音・高音もまるきり出ていないわけではないです。

 冒頭に書いたように、最近のスピーカーはどのスピーカーもバランス重視の設計ですから。


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 5・SONY SS-CS5 【ペア】 
  ¥13,733
Amazon.co.jp (6/30執筆時)

インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:53Hz〜50kHz
許容入力:
最大入力:100W
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅178×高さ335×奥行220mm

 SS-CS5 は、ソニーのスピーカーです。

 家電メーカーですが、音響でも伝統的に力を入れており、最近は、ONKYOとともに、ハイレゾ音源を「推している」メーカーです。

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 本体のサイズは、幅178×高さ335H×奥行220mmです。

 多少縦方向に長い構造ですが、コンパクトには変わりません。

 インピーダンスで、初心者向きの標準値ですね。

 パワーは、最大入力が100Wです。

 パワーの点では、他に優れる機種がありますので、どちらかといえば、落ち着いた音量でじっくり聞くスピーカーですね。

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 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が53Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が50kHzです

 高音域は、50kHzですから、高音質なハイレゾ音源の再生に対応する基準です。

 同社もハイレゾには力を入れているため、入門機でも対応水準にしています。

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 スピーカーは、その構成がこの機種の大きな特長です。

 なぜなら、中・低音域を担当する13cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.5cmのソフトドーム型ツィーター、そして超高音域を担当する1.9cmのドーム型スーパトゥイーターという3ウェイバスレフ型のユニットだからです。

 ブックシェルフ型で、3ウェイシステムを採用するのは、低価格機ではソニーだけです。

 その分、音の分離はしっかりしており、クリアに聞こえます。また、高音部の音圧も通常より感じられます。スピード感もあるため、デジタルアンプにも向くと思います。

 3WAYは複雑なシステムですが、音の受け渡しもうまく設計していると思います。

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 コーンは、MRCという素材です。

 発泡マイカという素材で、こちらもペーパーコーンの繊維質に雲母をかけたハイブリッド素材です。ONKYOのコーン素材に結構近い感じなバランスタイプです。

 音質は、やはり音の解像感の高さが強調できます。

 低音は、MRCの採用でそれなりに出ており、高音域もハイレゾスペックに対応しています。音域が広い機種は、どの音源にも合いやすいですし、サラウンド感も良いです。

 高音域と低音域の特性が強いので「派手」な色つけですが、そこまで華美ではありません。いろいろな音楽を聴きたい人に向きます。

 バナナプラグには、対応します。

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 以上、SONYのSS-CS5 の紹介でした。

 先ほど書いたように、いろいろな音楽を聴きたい方にむいたオールマイティの1台です。

 技術的にも3ウェイという面白い技術を採用しているので、「スピーカーで色々試したい」、「試して色々語りたい方」にも向く製品です。

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  202002211439.jpg  

・TEAC LS-101
・ケンウッド LS-NA7
・ヤマハ NS-BP182

 なお、「ペアで1万円台」のブックシェルフ型は、以上の3機種が、2020年までで生産終了です。

 店頭在庫も尽きていて、適正価格での入手はすでに難しいと言えます。

 ファン層の減少(高年齢化)と多チャンネルの流行の結果でしょうが、すこし淋しいです。

3・ペア2万円前後のスピーカーの比較

 つづいて、2万円前後のスピーカーを紹介します。

 このクラスだと、ミニコンポ付属のスピーカーよりも明示的に性能が良いので、そうしたシステムを活かしつつも、スピーカーだけ買い換える場合に向きます。


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 【2018年】

 6・JBL STAGE A130 【ペア】
  ¥18,999 楽天市場 (6/30執筆時)

インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:55Hz〜40kHz
許容入力:125W
最大入力:
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅190×高さ321×奥行245mm

 STAGE A130 は、アメリカのJBLが販売するブックシェルフスピーカーです。

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 上位機では、ホーン式のトゥイーターに特色のあるブランドです。

 意外に入門機のブックシェルフスピーカーは、本機が日本初登場です。5.1chのリア用に導入したものだと思います。

 本体のサイズは、幅190×高さ321×奥行245mmです。

 同価格帯の他社機と比べると、19cmと幅がある大きな機種です。

 ただ寸胴な形状は、同社の上位機にも共通する「アイデンティティ」で、音質にも関わる部分です。

 インピーダンスも、日本でも一般的なです。

 パワーは、推奨入力が125Wまでとなります。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が55Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が40kHzです。

 ハイレゾ用の設計ではないですが、低音域は、ある程度厚みがあります。

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 スピーカーは、中・低音域を担当する13cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.5cmのトゥイーター2ウェイバスレフ型のユニットです。

 コーンの素材は、ポリセルロース素材です。あまり聞かない素材名ですが、植物繊維である点では、ファイバーコーンと似た特性でしょう。

 一方、トゥイーターは、同社独自のホーンデザインを採用します。

 同社の高級機でも採用される「スピーカーの顔」といえる部分で、特徴的です。形状が示すとおり、リスニングポイントの柔軟性に寄与します。

 音質は、JBL共通の特長として中音域の安定性が強調できます。

 また、ダリなど欧州のスピーカーに比べて低音と高音も伸びやかです。本体サイズ自体が大きめで、余裕があるためでしょう。

 バナナプラグには、対応します。

---

 以上、JBLSTAGE A130 の紹介でした。

 ステレオ用に開発されたものではないですが、ステレオファンには、JBLで格安な2chシステムが組める点が魅力です。

 ホーンデザインのトゥイーターなど、JBLらしさもしっかり出ている製品です。JBLの本体の幅が長い点がどうにかできるならば、総合的な音質の期待値は「価格以上」です。

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 【2018年】

 7・JBL STAGE A120 【ペア】
  ¥19,697 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:60Hz〜40kHz
許容入力:125W
最大入力:
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅170×高さ285×奥行185mm

 なお、あまり値段が変わらず、A120 という下位機種があります。

 ステレオ用として考えた場合、ウーファーが11.4cmと小さい点がネックです。

 長さも17cmであり、2cmしか変わらないので、価格差を考慮しても、上位機が良いでしょう。


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 【2007年】

 【ペア】

 8・JBL Control 1 PRO
 9・JBL Control 1 PRO-WH
  ¥18,667 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

インピーダンス:4Ω
再生周波数帯域:80Hz〜20kHz
許容入力:150W
最大入力:
バナナプラグ:
サイズ:幅157×高さ232×奥行143mm

 Control 1 PROも、アメリカのJBLが販売するブックシェルフスピーカーです。

 ただし、本機は、同社の「プロフェッショナル」ラインの製品で、耐久性重視の店舗向けモデルです。

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 そのため、壁取付け金具が同梱されているほか、耐久性重視のプラスチック系のエンクロージャ(筐体)とネットを採用しています。

 家庭用で置いて使う人もいないわけではないですが、割と例外的な利用法ではあります。

 本体のサイズは、幅157×高さ232×奥行143mmです。

 小型で設置性が良いと言えます。

 インピーダンスも、です。

 問題ない水準ですが、念のためアンプ側の対応は見ておきましょう。

 パワーは、推奨入力が150Wまでとなります。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が80Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が20kHzです。

 この値で全てが決まるわけではないですが、最近の音のトレンドからすると、古くさいです。

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 スピーカーは、2WAY式です。

 中・低音域を担当する13cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する1.9cmのトゥイーター2ウェイバスレフ型のユニットです。

  JBLは「2-Wayフルレンジ」という表現をします。

 音質は、本機については、モニタ・スピーカーの進化形となるため、フラットな特性です。

 ただ、構造的に、壁掛けで利用しないと、低音域が拡がらずやや活かしきれない部分はあります。

 バナナプラグには、対応します。

---

 以上、Control 1 PROの紹介でした。

 しっかり壁賭けするのならば、という条件付きですが、耐久性を含めて、店舗のBGM用として優れます。

 家庭用として壁掛けする方は少数派でしょうが、多チャンネルの本格的なシアターにおける、リアスピーカーなどには、使えるでしょうか。


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 【2017年】

 【ペア】

 10・DALI SPEKTOR1 【ウォルナット】
 11・DALI SPEKTOR1 B 【ブラック】
 12・DALI SPEKTOR1 W 【ホワイト】
  ¥23,888 楽天市場 (6/30執筆時)

インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:59Hz〜26.0kHz
許容入力:100W(推奨)
最大入力:
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅140×高さ237×奥行195mm

  SPEKTOR1 は、デンマークのダリの小型スピーカーです。

 ダリは、欧州ではあまり古いメーカーではありませんが、音質では特長のある製品を多く出します。

 こちらは、かつて人気のあったZENSOR PICO の事実上の後継機として、2017年に発売されました。

 本体色は、2018年以降の追加の色目の販売で、計3色になりました。

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 本体のサイズは、幅140×高さ237×奥行195mmです。

 なかなか小型で設置性が良い機種です。

 インピーダンスも、です。

 海外製ながら、日本で一般的な水準としています。

 パワーは、推奨入力が100Wまでとなります。

 作りとしてあまりアンプに負担を掛けないスピーカーです。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が59Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が26.0kHzです。

 ハイレゾ音源に対応せず、低音域もさほど冒険していません。ただ、中音域を大事にする設計で、音質は良いです。

 ユーロ系は、この部分のスペックはあまりあてにならない部分もあります。

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 スピーカーは、中・低音域を担当する11.5cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.1cmのソフトドーム型トゥイーター2ウェイバスレフ型のユニットです。

 コーンの素材は、ウッドファイバーです。

 ペーパーコーンに比べると剛性が高い素材ですが、繊維系ほど硬い音がしないといえます。

 完全木製のウッドコーンとは音色は異なるのですが、どっしり落ち着いた「オトナな」音質です。

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 これは同社が、全商品で、周波数帯域ではなく、位相特性を重視しているからです。

 音質は、こちらは、重低音を重視した再生や、ハイレゾ音源の再生などには全く向かないものです。

 しかしリスニングポイントの柔軟性が高いので、スピーカーの配置などをあまり考えずに「ぽん」と置くても良い音がします。

 デンキヤの色々なスピーカーを並べた試聴機でも、「良く聞こえて目立つ」機種ですね。

 バナナプラグには、対応します。

---

 以上、ダリのSPEKTOR1 の紹介でした。

 普通の音源を普通に気取らずに聴くという意味で、非常に完成度を感じる製品です。

 欲を言えば、もう少しパワーがあっても良いと思いますが、価格からすると妥当でしょう。

 初心者にも結構良い機種だと思います。


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 【2018年】(在庫限り)

 13・ケンウッド Kseries LS-NA9 【ペア】
  ¥24,999 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

インピーダンス:4Ω
再生周波数帯域:50Hz〜40kHz
許容入力:
最大入力:40W
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅100×高さ196×奥行163mm

  LS-K901は、ケンウッドのスピーカーです。

 一時期人気があったLS-K901の後継機ですが、本機についても在庫限りで生産終了のようです。

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 本体のサイズは、幅100×高さ196×奥行163mmです。

 ブックシェルフの標準より、一回り小さく、設置性は良さそうです。

 インピーダンスは、です。

 一般的な6Ωではないので、アンプの対応状況をみてから選ぶとよいでしょう。

 パワーは、最大入力が40Wです。

 やはり、本体のサイズが小さくなるので、このグレードではパワーは少し控えめです。

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 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が50Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が40kHzです。

 ハイレゾ対応を表明しますが、帯域はさほど広くないです。

 スピーカーは、中・低音域を担当する8cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する縦長のリボンツィーターを採用します。
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 トゥイーターは、やはり注目ポイントです。

 ハイレゾが流行する前に一時期流行した形式です。ただ、高音域が明瞭に表現される一方、リング型よりステレオ感を得る配置が難しいため、あまり拡がらなかったです。

 ウーファーは、8cmのです。強度のあるグラスファイバー製です。

 音質は、やはり、スピーカーのサイズ感の問題で、低音はさほど強調できません。ただ、リボンツィーターは、しっかりスピーカーを配置さえすれば、高音域を綺麗に出してくれます。

 バナナプラグには、対応します。

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 以上、ケンウッドの LS-K901の紹介でした。

 ユニットが違うので、従来のKシリーズと異なる音質です。

 リボンツィーターを採用するため、ポジショニングがやや厄介な点と、ユニットサイズの関係で低音が多少物足りないです。

 ただ、例えば、机の両端に置くなどの「近接視聴」のシステムには、逆に合っており、ステレオ感も良好です。そういった用途に限って考えると、かなり良い製品でしょう。

4・ペア3万円前後のスピーカーの比較

 つづいて、3万円以上の価格帯のスピーカーを紹介します。

 10万円以内のアンプならば、この程度のクラスで十分に良いサウンドが得られるでしょう。システムコンポの買い換え用としては、多少「贅沢」でしょうか。


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 【2018年】

 14・DALI SPEKTOR2 B 【ブラック】
 15・DALI SPEKTOR2 【ウォルナット】
 16・DALI SPEKTOR2 W 【ホワイト】
  ¥33,165 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:54Hz〜26.0kHz
許容入力:100W(推奨)
最大入力:
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅170×高さ292×奥行238mm

 SPEKTOR2 も、デンマークのダリの小型スピーカーです。

 更新頻度が遅いブックシェルフスピーカーですが、ダリは最近新型を多く投入しています。

 この製品は、旧来「ZENSOR1 」として売られていた人気製品の後継機となります。

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 本体のサイズは、幅170×高さ292×奥行238mmです。

 したがって、こちらは、下位機種のSPEKTOR1より一回り大きい機種です。といっても、他社製品よりは多少小型です。

 インピーダンスも、同じくです。

 パワーは、推奨入力が100Wまでとなります。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が54Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が26.0kHzです。

 スピーカーが大きい分、低音方向で余裕がありますが、音の傾向は先ほどの機種と同じです。

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 スピーカーは、中・低音域を担当する13cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.5cmのソフトドーム型トゥイーター2ウェイバスレフ型のユニットです。

 コーンの素材は、ダリの下位機種と同じくウッドファイバーです。

 ただし、ウーファーもトゥイーターも先ほどの機種よりも大きくなっています。その分、低音方面に余裕がある音ですので、ダリから選ぶ場合で、スペース上の問題がないならば、こちらが良いでしょう。

 音質は、下位機種に準じた良質な中音域を保ちつつ、とくに低音方向で重層感が増した印象ですね。

 バナナプラグには、対応します。

---

 以上、ダリのSPEKTOR2 の紹介でした。

 低音方面に余裕が出ていますので、ダリのスピーカーとしては、こちらの方がバランスが取れていそうです。

 旧機種も完成度が高かったので、ZENSOR1 と聞き比べた場合の違いはさほど感じませんz、引き続き、充実した中音域を特長としますし、オススメできる機種です。


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 【ペア】

 17・ヤマハ NS-B330 B 【黒】
 18・ヤマハ NS-B330 MB 【茶】
  ¥30,059 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:55Hz〜45kHz/100KHz
許容入力:40W
最大入力:120W
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅183×高さ320×奥行267mm

 NS-B330 は、ヤマハのスピーカーです。

 同社は、2020年にラインナップの大幅な整理をしましたが、音質的に個性の強い本機が残っているのは嬉しい部分です。

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 本体のサイズは、幅183×高さ320H×奥行267mmです。

 小型のブックシェルフ型としては、少しだけ背が高いです。

 インピーダンスは、一般的なです。

 パワーは、最大入力が120W,、許容入力が60Wとなります。

  201401261031.jpg

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が55Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が45kHzです。

 ただし、YAMAHAの場合、-30dB時には100kHzまで対応です。

 ハイレゾ音源の対応力としては、45kHzでも対応範囲と言うことで、ハイレゾ認証を得ています。

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 スピーカーは、中・低音域を担当する13cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する3.0cmのドーム型トゥイーター2ウェイバスレフ型のユニットです。

 コーンに、雲母の高分子ポリマー製A-PMDを、トゥイーターにアルミツイーターを採用する構成です。

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 また、トゥイーターは、ウェーブガイドホーンが付く仕様です。

 高音域の壁面反射による音質の悪影響を防ぐためです。

 音質は、この構成ゆえに、高音域のクリアさがより増しています。

 また、小音量で再生時の音の安定性も評価が高いです。本体が少し大きいぶん、ユニットも大きめで音に余裕があります。

 このグレードのヤマハ機は、Atlasも好きな音質で、非常に素直で透明感のある高音を得られます。

 「ナチュラル系」のピュアオーディオ系を狙うならばかなり良い選択肢でしょう。うまく設定すれば、弦楽器を弾く音などの素晴らしい「つや感」を得られます。

 バナナプラグには、対応します。

---

 以上、ヤマハのNS-B330 の紹介でした。

 ナチュラル系のサウンドをハキハキ鳴らせる優秀なスピーカーです。予算があれば、ハイレゾ用として選んでよいでしょう。

 伝統的なヤマハのシステムを踏襲したモデルなので、ヴォーカルや弦楽器の音を綺麗に再生できるので、ピュアオーディオ系・ハイレゾ音源の再生には、この価格帯では最もおすすめです。

 むろん、その他のメディアを含めて、音源を選ばず使えるでしょう。

ーーーー

  201806221247.jpg

・NS-BP200
・NS-BP401

 なお、ヤマハ機について補足しておくと、2020年をもって、ペアで3万円台クラス上記製品を「生産終了」としています。


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 【単品】NS-B700BP

 19・ヤマハ NS-B700(BP)
  ¥17,919 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:50Hz〜50kHz/100kHz
許容入力:120W
最大入力:30W
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅150×高さ270×奥行154mm

 NS-B700も、ヤマハのスピーカーです。

 本機も、「ペアではなく単品」です。

 なお、木調(ブラウンバーチ)の本体色は、現品で生産終了です。

 本体のサイズは、幅150×高さ270×奥行154mmです。

 こちらは、四角形のフォルムで、幅も標準的な15cmに収まっています。設置性は良いでしょう。

 インピーダンスは、一般的なです。

 パワーは、本機も、最大入力が120W,、許容入力が30Wとなります。

 201401261031.jpg

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が65Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が50kHzで、-30dB時には100kHzまで対応です。

 同社の下位機種とほぼ同様の構成ですが、ウーハーが小さめなので、低音域の評価は下位機より控えめです。

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 スピーカーは、中・低音域を担当する10cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する3cmのドーム型トゥイーター2ウェイバスレフ型です。

 素材は、本機もA-PMDを採用するウーファーとアルミツイーターです。ヤマハの「王道」です。

 バナナプラグには、対応します。

---

 以上、NS-B700の紹介でした。

 形状的にNS-B500の上位機です。ただ、省スペース性を重視したため、ウーファーが小さめなのが、少し残念です。

 共振を防ぐヤマハ伝統のキャビネットの作り(総三方留め構造)など、上位クラスとして優秀な部分もあるのですが、やや選びにくい部分はあります。


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 【2010年】

 【単品】

 20・ヤマハ NS-B500(B)
  ¥14,171 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:50Hz〜50kHz/100kHz
許容入力:120W
最大入力:30W
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅190×高さ284×奥行177mm

 NS-B500(B) も、ヤマハのスピーカーです。

 こちらは「ペアではなく単品」であるため、ステレオを構成するには2個買う必要があるため、注意してください。

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 本体のサイズは、幅190×高さ284H×奥行177mmです。

 サイズはさほど大きくなく、中々珍しい山型です。ヤマハらしいピアノブラックの本体で、ちょっとしたインテリアともなりそうです。

 こちらも、共振を防ぐための「総三方留め構造」を採用したキャビネットです。

 インピーダンスは、一般的なです。

 パワーは、最大入力が120W,、許容入力が30Wとなります。

 201401261031.jpg

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が55Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が50kHzで、-30dB時には100kHzまで対応です。

 ハイレゾ音源の対応力としては50kHzでも十分対応範囲であり、45kHzのヤマハのNS-B330より優秀です。

 201806221332.jpg

 スピーカーは、中・低音域を担当する12cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する3.0cmのドーム型トゥイーター2ウェイバスレフ型のユニットです。

 システムは、コーンに、雲母の高分子ポリマー製A-PMDを、トゥイーターにアルミツイーターを採用する構成です。これは、先ほど見たヤマハのNS-B330 と同じです。

 ただ、ユニットはオシャレな分わずかに小さいです。

 バナナプラグには、対応します。

---

 以上、NS-B500(B) の紹介でした。ハイレゾ対応で、インテリア性が高いという特長があるモデルです。

 この点では、良い機種の一つかと思います。しかし、性能だけで言えば、ヤマハの下位機種と劇的には変わらないでしょう。

ーーー

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 【2008年】

 【単品】

 21・ヤマハ NS-B750(BP)
  ¥33,795 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:60Hz〜50kHz/100kHz
許容入力:120W
最大入力:30W
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅198×高さ350×奥行290mm

 なお、本機については、NS-B750というペア6万円台の上位機があります。

 ほぼ同様な構成ですが、ウーファが13cmと1サイズ大きいです。筐体も上方に少し大きいので、音場表現は上回ります。

 ただ、スピーカー素材は下位機種と同等で、発売時期が前後する関係もあり、ウーハーの設計も下位機種のほうが新しいです。あとは、バイワイヤに対応する位の違いです。

 現在的には、少し選びにくい部分は感じます。


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 【2018年】【ペア】

 22・クリプシュ Reference R-51M
  ¥39,800 楽天市場 (6/30執筆時)

インピーダンス:8Ω
再生周波数帯域:62Hz〜21kHz
許容入力:85W
最大入力:340W
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅178×高さ338×奥行215mm

 Klipsch R-51M は、米国の老舗音響ブランドのクリプシュのスピーカーです。

 日本では都会の専門店しか見かけなかったブランドですが、2019年からONKYOが代理店になったことで、ちらほら見かけるようになりました。

 202006031432.jpg

 本体のサイズは、幅178×高さ338×奥行215mmです。

 少し大きめの「Mサイズ」ですが、家庭での設置には問題なさそうです。

 インピーダンスは、です。

 問題ないでしょう。

 パワーは、許容入力が85Wです。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が62Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が21kHzです。

 ハイレゾにはしたがって、非対応です。

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 スピーカーは、中・低音域を担当する13.3cmのSPUN COPPER IMG WOOFERS、高音域を担当する2.5cmのLTSアルミニウムツイーター2ウェイバスレフ型のユニットです。

 SPUN COPPER IMG WOOFERSは、このシリーズの「」です。

 銅繊維グラファイト素材(Injection Molded Graphite)を複合的に利用したもので、メーカーによると「軽量・高硬度」という特性があります。

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 ツイーターは、ITSアルミ素材(LINEAR TRAVEL SUSPENSION )で、ホーン型です。

 ホーン型の採用は、クリプシュのメーカーとしての古くからの「」といえます。

 技術的にも東レの超耐熱・超耐寒性ポリイミドフィルムとなる「カプトン」をサスペンションに採用し、能率や解像度を高めるなど、工夫が見られます。

 一方、レンジ的にハイレゾには対応できないのは本機の注意事項となります。

 音質は、サイズ感を思わせない低音域の充実と、中音域を含めた解像感の高さが強調できます。

 モニターグレードの製品のようですが、メーカーの傾向としては、低音重視であり、外国を含めたレビューを見ても、その傾向は間違いないと思います。

 バナナプラグには、対応します。

---

 以上、クリプシュR-51M の紹介でした。

 このクラスの製品では、技術的説明が充実しており、独自技術への自信の程がうかがえます。

 ハイレゾに対応する必然性がない方で、豊かで広がりのある低域を重視したい場合、結構良い選択肢でしょう。

---

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 【2018年】

 23・クリプシュ Reference R-41M
  ¥25,527 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

インピーダンス:8Ω
再生周波数帯域:68Hz〜21kHz
許容入力:50W
最大入力:200W
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅146×高さ287×奥行200mm

 なお、1回り小さいサイズのR-41Mも、併売されています。

 202006031504.jpg

 サイズ感から言えば、本機のほうが小型で、机などへの設置性は良いです。

 ウーハーは10cmとはなりますが、、ツイーターのサイズを含めて、他の部分の技術は同等です。

 そのため、近接視聴で、低音域を重視したい場合は、本機は、有力な候補になるでしょう。

ーーー

  201810201328.jpg

・ONKYO INTEC
 :D-112NFX(D)
 :D-212EXT
 :D-NFR9TX(D)
 :D-055(B)
 :D-NFR9TX(D)
・パイオニア
 :S-HM86-LR
 ;S-CN301-LR

 なお、この前後の価格帯については、近年までONKYOとパイオニアにプレゼンスがありました。

 ただ、【オンキヨーのニュースリリース】にもある、両社のスピーカー部門売却の「中止」が影響し、同系列のパイオニアを含み「生産終了」状況です。

 ただ、ONKYOについては、製品ラインナップが徐々に復活してきているので、今後の再販はあるかもしれません。

5・ペア5万円以上のスピーカーの比較

 続いて、ペアで5万円前後の、比較的高額なスピーカーをレビューしていきたいと思います。


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 【2018年】【ペア】

 24・DALI OBERON3 DW【ウォルナット】
 25・DALI OBERON3 BA 【ブラック】
 26・DALI OBERON3 LO 【ライトオーク】
 27・DALI OBERON3 WH【ホワイト】
  ¥69,190 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:47Hz〜26kHz
許容入力:150W(推奨)
最大入力:
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅200×高さ350×奥行315mm

 OBERON3は、デンマークのダリの5万円台の上級機です。

 こちらは、ZENSOR3という人気機種の(事実上の)後継機として発売されたものです。

 201902021226.jpg

 本体のサイズは、幅200×高さ350×奥行315mmと、より大きくなり、ブックシェルフ型として良くあるサイズになっています。

 インピーダンスは、同じくです。

 パワーは、推奨入力150Wまでとなります。

 ダリは、どの機種もかなり余裕がありますね。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が50Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が26.5kHzです。

 位相変化を重視する構造のため、スペックは良くないですが、それでもユニットが大型化したため、低音域は下位機種より広がりました。

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 スピーカーは、中・低音域を担当する18cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.9cmのソフトドーム型トゥイーター2ウェイバスレフ型のユニットです。

 搭載されるウーファーの大きさは注目点で、デザイン的にうまく詰め込めるものだなと思いました。素材は、下位機種と同じウッドファイバーです。

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 音質は、ユニット素材と哲学が同じ以上、音の傾向は下位機種と同じ方向性です。アナログ的なサウンドに強い仕様です。

 一方、OBERONシリーズは、下位シリーズで、先ほど見たDALI SPEKTORシリーズと比較した場合、ウーハーにSMCマグネット(ソフト・マグネティック・コンパウンド)と、4層CCAW(銅被膜アルミニウム線)を採用するなど作りが丁寧です。

 いずれもダリの上位機に採用されてきた技術であり、音の歪みの少なさを含めた音質の向上が見込めます。

 バナナプラグには、対応します。

---

 以上、ダリのOBERON3の紹介でした。

 久しぶりの新シリーズですが、下位機種と明確にシリーズ構成が分かれたことで、よりオススメ度は増した印象です。

 聴き疲れしにくい、まろやかな「ダリサウンド」を楽しみたいならば、こちらです。多少高いアンプで、面白い特性のあるスピーカーを試して見たいならこれでしょう。ハイレゾとは違った方向で楽しめると思います。

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【各色】

 28・DALI OBERON1/DW
 29・DALI OBERON1/BA
 30・DALI OBERON1/LO
 31・DALI OBERON1/WH    
  ¥69,190 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:47Hz〜26kHz
許容入力:150W(推奨)
最大入力:
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅162×高さ274×奥行234mm

 なお、ダリからは、OBERON3の下位機種として、OBERON1という製品も出ています。

 201902021246.jpg

 サイズは、幅162×高さ274×奥行234mmと設置性が良いタイプです。

 ウーファーが13cmとやや小型化していますので、低音方面の音圧は弱くなりますが、大きめのツイーターや、にSMCマグネット4層CCAWは、引き続き採用されます。

 その点で言えば、ダリのSPEKTORシリーズと比較した場合の音質は、こちらの方が良いというか、ダリらしい(ドンシャリしない)系統です。選択肢としても良いでしょう。


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 【2016年】【ペア】

 32・Wharfedale DIAMOND 225 [茶]
 33・Wharfedale DIAMOND 225 [黒]
  ¥54,800 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

インピーダンス:8Ω
再生周波数帯域:45Hz〜20kHz
許容入力:100W
最大入力:
バナナプラグ:
サイズ:幅196×高さ355×奥行290mm

  DIAMOND 225 は、英国のWharfedale のスピーカーです。

 人気のあったDIAMOND 220の後継機として2017年に発売されました。

 日本ではあまり有名なメーカーではないのですが、このスピーカーは、口コミ情報でその音質について評判を呼び、結構「売れて」います。

 ちなみに、この価格帯のスピーカーでは、時を変え品を買えつつ、周期的にこのような現象が起こっています。

 201905051438.jpg

 本体のサイズは、幅196×高さ355H×奥行290mmです。

 結構背が高いと言えるスピーカーです。。

 インピーダンスは、英国製としてスタンダードなです。

 パワーは、許容入力が100Wとなります。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が45Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が20kHzです。ハイレゾには対応しません

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 スピーカーは、中・低音域を担当する16.5cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.4cmのソフトドーム型トゥイーター2ウェイバスレフ型のユニットです。

 コーンは、防弾チョッキなどに使われる硬い繊維であるケブラーが使われます。

 中級グレードのスピーカーに伝統的に使われる高級素材です。

 レンジが広くとくに中音域に強い特性があります。B&Wの特許でしたが、既に切れたそうで、日本のメーカーでもいくつか採用しています。

 音質は、ケプラーを使ったスピーカーに共通しますが、中音域を犠牲にせず、力強く安定した低音が持ち味です。

 一方、トゥイーターにはあまり工夫がない機種で、高音域はとくに見所はないです。

 バナナプラグには、対応します。

---

 以上、DIAMOND 225 の紹介でした。

 ケブラーコーンが安価に試せるのが最大の魅力だと思います。

 ただ、トゥイーター部分にあまり工夫がなく、スペック的に現代的ではない点と、輸送賃分のプラスアルファが価格に転嫁されているだろう点は、気をつけても良いと思います。

次回につづく!
小型スピーカーのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今日は、最新の小型スピーカーを紹介しました。

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KEF
 :Q350B
 :LS50 Meta
JBL
 :STUDIO 630 JBLS630WJN
 :STUDIO 620 JBLS620WJN
 :4312M II WX
 :JBL 4307
Bowers & Wilkins
 :606/MB
・MonitorAudio
 :Monitor 100 MONITOR100BK
 :Monitor 100 MONITOR100WH
 :Monitor 50 MONITOR100BK
 : BRONZE100-6G BRONZE50-6G
・Polk Audio
 
:Reserve R100 R200  
・タンノイ
 :Tannoy Platinum B6 B
・ヤマハ
 : sovono NS-B901

 次回の2回目記事こちら)では、今回紹介できなかった、以上の小型スピーカーを紹介します。

1・中音域の聴きやすさ ★★★★★
2・重低音の迫力    ★★★★★
3・高音域の伸び    ★★★★★
4・小音量の音質    ★★★★★
5・音のユニークさ   ★★★★★
6・総合評価      ★★★★★

 その上で、今回紹介した全機種から、予算別、目的別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 2回目記事は→こちら

 最後になりましたが、今回の前編記事がお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。

posted by Atlas at 12:15 | オーディオ製品

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