【今回レビューする内容】2024年 最新ブックシェルフスピーカーの音質とおすすめ・選び方:人気機種の違いと性能ランキング・ピュアオーディオ・ハイレゾ対応
【比較する製品型番】ヤマハ NS-B210 NS-B330 NS-B700 NS-B500 NS-B750 DENON SC-M41 SONY SS-CS5 JBL STAGE A130 JBL STAGE 240B STAGE 250B JBL Control 1 PRO DALI SPEKTOR1 DALI SPEKTOR2 DALI OBERON1 OBERON3 Polk Audio Monitor XT MXT15 MXT20 Signature Elite ES10 ES15 ES20 クリプシュ Reference R-50M R-40M R-51M R-41M REFERENCE PREMIERE RP-600M II RP-500M II Wharfedale DIAMOND 225 DW KEF Q1 Meta KEF Q3 Meta JBL STUDIO 630 JBLS630WJN STUDIO 620 JBLS620WJN JBL 4307 Polk Audio Reserve R100 R200 タンノイ Tannoy Platinum B6 B JBL L52 Classic DALI FAZON SAT DALI FAZON MIKRO ELAC Uni-Fi Reference UBR62 Shanling JET1 quadral SIGNUM20 イクリプス TD508MK4BK TD508MK4WH TD307MK3BK TD307MK3WH FOSTEX GS103A ほか
今回のお題
小型のブックシェルフスピーカーのおすすめはどれ?
ども!Atlasです。
今回は、2024年11月現在、最新のブックシェルフ型の小型スピーカーの比較です。
基本となる「サイズ」ほか、ユニット構成や出力などのスペックをみながら、低予算でも、良音が得られる製品を選んでいきます。
1・小型スピーカーの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:1万円〜
1-3:3万円〜
2・小型スピーカーの比較 (2)
2-1:5万円〜
2-2:10万円〜
3・小型スピーカーの比較 (3)
3-1:15万円〜
3-2:最終的なおすすめの提案【結論】
記事では、小型スピーカーの「選び方の基本」をはじめに示します。
その後、比較的安価な1万円台の製品から順番にみていくという構成にしました。
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なお、お読みいただくにあたって、お願いしたい「注意事項」があります。
1・PC用スピーカーの比較
2・TV用サウンドバーの比較
3・Bluetoothスピーカーの比較
第1に、パソコン・TV・スマホから(別売のアンプを介さず)直接音を出したいと考えている場合です。
この場合、専用の「アンプ内蔵スピーカー」でないと音が鳴りません。
今回は、アンプ内蔵型は扱わないのですが、そのタイプは上記リンク記事で別に紹介しています。
PC用ならば、1番の記事、TV用ならば、2番の記事が、スマホ用ならば、3番の記事をお読みください。
4本以上のスピーカーを利用したい方は、「セット」で考えた方が適切なので、別に記事を用意しています。
上記、4番の記事で、メインスピーカーとなれるトールボーイ型スピーカーを含めて、多く紹介しています。
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中音域の聴きやすさ ★★★★★
重低音の迫力 ★★★★★
高音域の伸び ★★★★★
小音量の音質 ★★★★★
音のユニークさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
というわけで、以下では、上表のようなポイントから、各製品を比較・紹介していきます。
そして、最後に「Atlasのおすすめ機種!」を提案する形で記事を書いていきます。
1-1・スピーカーの選び方の基本
具体的な比較にはいる前に、小型スピーカーの「選び方の基本」について書いておきます。
具体的には、イマイチ分かりにくいといえるスピーカーのランクや選び方、つぎ込むべき予算額についての話です。
1・かけるべきおすすめ予算額は?
スピーカーは、小型製品に限定しても、1万円台の格安機種から、100万円オーバーの高級機種まであります。
「専門誌の定説」は、「出力の部分なのでオーディオで最もお金を掛けるべき部分」という表現で定まっています。
Atlasも若い頃、予算的に「アンプの2倍の金額がおすすめ」という説を聴き、(長いこと)この基準を信じてきました。
しかし、時を経て考えると、とりわけ、35cm以内の小型ブックシェルフ型スピーカーについて言えば、「必要以上の予算を無理して掛ける必要がない」と結論づけています。
特に、「高級スピーカー」の音質の違いは、いわば「魔術」の類であり、科学的・客観的な評価不可能です。
その点で言えば、「口コミ評価」は、完全に個人の好みに左右される話として聴くべきものです。例えるならば、「お寿司が好きか、天ぷらが好きか」という感じです。
本体の値段にこだわるより、配置やスピーカー台を工夫するなどしたほうが、よほど「生産的・合理的」です。
2・価格によるグレードの違いは?
1・入門グレード【1万円〜】
2・中級グレード【3万円〜】
3・上級グレード【5万円〜】
4・高級グレード【50万円〜】
ただし、各社とも、部材費の関係で3万円前後・5万円前後で「スピーカー音質の分かれ目」といえるものはあります。
その点で言えば、掛けるべき予算は、15万円以下のアンプならば、ペアで5万円前後、10万円以下のアンプやの買い換えならば、ペアで3万円が妥当です。
また、ミニコンポ付属スピーカーの買い換えならば、1万円〜2万円の予算が妥当でしょう。
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同じ価格帯の製品間での優劣は、最近の製品については、あまりありません。
たしかに、設計の際のレファレンスに使う音楽が違う以上、「メーカーごとの音の傾向」・「向いた音源」というのはありますし、今回も解説しています。
しかし、単体スピーカーは、他社製の色々なアンプで鳴らされることを前提に作っています。
そのため、「ミニコンポ」などにくらべて、音質が偏った特長のある製品というのは、とくに入門機では「稀」です。
3・指標にするべきスペック値は?
1・再生周波数帯域(Hz)
2・インピーダンス(Ω)
3・許容入力・最大入力(W)
4・スピーカー構成(cm)
スピーカーの仕様書を見ると、様々なスペック値が公開されます。
今回の記事で比較対象にしているのは、4点のスペックです。
順番に説明します。
第1に、再生周波数帯域(周波数特性)です。
とくに、「ハイレゾ音源対応」を考えている方に重要な数珠です。
値は、5Hz〜40kHzなどの数字として出されます。
低音域は、Hz(ヘルツ)で示され、この値が低いほど、質が良いことになります。
高音域は、kHz(キロヘルツ)で示され、この値が高いほど質が良いといえます。
そのうえで、2値が広いほど、音域表現が豊かな良いスピーカーとういます。
しかし、注意点もあります。
無理やり拡げて、中間(中音域)が「スカスカ」な格安機があり得るからです。
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結論的にいえば、ブックシェルフ型小型スピーカーのでも、低音域は少なくとも、50Hz以上のスペックは欲しいところです。それ及ばないスピーカーは、低音域は弱いですので。
加えて、高音域も40kHz前後ほどの能力が欲しいかなと思います。
最近は、定額音楽サービスでもハイレゾ音源が普及してきた状況ですので。
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第2に、インピーダンスです。
アンプとの相性に関わる数字でΩ(オーム)でしめされます。
小型機の場合、4Ω・6Ω・8Ωが多いです。
同じ数値が、皆さんのお持ちのアンプ(コンポ)のスペック表にもあるはずです。
アンプ側指示に合わせて選ぶのが、スピーカーを選びの「基本」です。
インピーダンスが意味するものは、簡潔な説明が難しいです。
とりあえず、その値(Ω)が小さいスピーカーほど、大きな音(迫力)が出しやすい傾向と考えてください。
例えば、2つのスピーカーがあるとして、スピーカー感度(音圧レベル(dB))が同じならば、Ω値が小さいほうが音が豊かに出ると言えます。
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結論的にいえば、他の部分のスペックを見た方が、その製品の音の実体は掴みやすいです。
ただし、例えば、定格が「6Ω」のアンプを利用する場合、(上位の)4Ωでも(まず)鳴りますが、音量調整の具合で異常(保護のための電断)が起こる可能性は、各社とも注意しています。
逆に、定格が「4Ω」のアンプに、6Ωのスピーカーをつけるのは問題ないです。
とりあえず、小型スピーカーなら「4Ωのスピーカーを買う場合は、少し相性面で注意が必要」とだけ覚えておけば、OKです。
なお、ミニコンポ付属の出力の弱いアンプを流用するような場合は、インピーダンスの部分でトラブルも多いといえます。リスクを追いたくない方は、インピーダンスは、アンプの示す値より低いものは選ばず、合わせるのが無難でしょう。
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第3に、許容入力・最大入力です。
40Wなど、ワット単位で示される値です。
許容入力(定格入力)は、アンプから連続して出力して壊れない最大値を示します。最大入力は(1分程度なら耐えられる)パワーの最大値です(本機は非公開)。
海外企業の場合、この値の代わりに「推奨アンプ出力」を示す場合も多いです。
小型スピーカーの場合、推奨入力50W・最大100W・出力100Wの水準を超えていれば、水準以上の音量を得られると言えるでしょう。
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結論的にいえば、今回みていく小型スピーカーの場合、AVアンプなどで多チャンネルのシアターシステムを組むような場合でない限り、利用するアンプ定格出力と兼ね合いは考えなくて良いです。
唯一、ミニコンポ付属アンプなど、出力の弱いアンプと合わせる場合に限って、数値が大きなスピーカーだと実力を発揮しにくいとだけ、覚えておいて貰えればOKです。
とはいえ、数値が大きなほど、(ボリューム的な意味での)音量を強く出せるので、システムを組む方や個人店舗などに利用したい方などに向けて今回の記事で示しています。
なお、ここで書いたのは、あくまで「音量(ボリューム)」の話で、これらの値が大きいほど「低音域(重低音)」が充実するわけではない点、念のため断っておきます。
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第4に、スピーカーユニットの口径・数です。
最も注意をしてよい部分です。
小型スピーカーで最も多いのは、大きなウーファー(下部)と、小さなトゥイーター(上部)を搭載する、いわゆる2WAYユニットです。3WAYユニットなどもあります。
ウーファーは、まず重視するべき部分です。
原則的に、口径が大きいほど音に余裕が生まれます。
ただ、小型スピーカーは本体サイズ面で制約があるので、コーンの機構・素材ほかの工夫の有無が、音質を左右する部分もあります。
トゥイーターは、高音域に主に関係します。
先述のハイレゾ音源に対応するスピーカーは、ほぼ装備します。
こちらはサイズよりも、製品素材や配置の工夫が重要です。高級機の場合、特別な工夫が見られる場合が多いです。
なお、高級機でも、片側のスピーカーが1基だけの1WAYユニット(フルレンジ)を採用する機種もあります。
こうした構成の場合、各音域で鳴らすスピーカーを分けないので、音の継ぎ目が生じません。そのため、中音域が充実しやすいです。
2WAYの場合、下手な設計だと、音の受け渡しが下手で中音域がスカスカの音(ドンシャリ)になりやすいです。そのため、あえて1WAYユニットを採用する企業もあります。
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結論的にいえば、小型スピーカーの場合、13cmほどのウーファーを装備していれば、まず最低減と言えます。
その上で、ウーファー素材や、トゥイーター形状に特別な工夫がある機種を選ぶのが良いでしょう。
ここは数値で区別できないので、初心者には難儀な部分です。しかし、しっかり「音の哲学」のある企業が自信を持って推す製品は、カタログにこの部分の説明が(まやかしなく)理知的で明瞭に表現されているものです。
慣れていくると、その部分で見分けが付いてきます。
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このほか、能率・クロスオーバー周波数などのスペック数字を公開する場合も希にありますが、点数が少なくて比較にならないので、今回の記事では使っていません。
4・おすすめ機種の選び方は?
というわけで、「選び方の基本」を書きました。
なお、他の家電製品に比べて、スピーカーはどの価格帯でも、低評価のユーザーレビュー・口コミが少ない傾向にあります。
これは、評価基準が個人差のある「耳」なので、購入した製品に対する納得感を得たい(後悔をしたくない!)ための錯覚(「プラシーボ効果」)が生じやすいからです。
言うまでもなく、価格が高い製品ほど、それは強まります(Atlasもそうです)。
ちなみに、スピーカーを使い込むことによる「エイジング効果」についても、生理学的な「耳馴れ」と「プラシーボ」の要素は排除できないでしょう。
・・・と、スピーカーについては、思うところが多い「家電」なので、色々書きました。
言いたかったのは、「あんまり予算を掛けなくても、いい音が楽しめるよ!」ということです。価格的に上を見たらキリがない家電ですが、低予算でも十分「面白いシステム」は組めます。
今回の記事では、オーディオ記事やレビューに多くある「詩的な・主観的な表現」は(なるべく)控えながら、試聴の成果をふまえつつも、主にスペック面から客観的な比較を心がけます。
もちろん、「スピーカーはスペックだけでは評価できない」という意見を否定するものではありません。これはこれで「事実」であり、否定できません。
1-2・ペア1万円前後のスピーカー
では、比較にはいります。
はじめに紹介するのは、ペアで1万円以下〜3万円台までのスピーカーです。
2スピーカーのステレオ用のほか、5.1chなどのホームシアター用にも人気のある機種です。
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なお、以下では、Atlasのおすすめポイントについては、赤系の文字色で、イマイチと思う部分については青字で、本文を記していきます。
【2008年発売】【1本】
1・ヤマハ NS-B210(B)
1・ヤマハ NS-B210(MB)
¥5,600 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:75Hz〜35kHz
許容入力:40W
最大入力:120W
推奨アンプ出力:
バナナプラグ:対応
サイズ:幅105×高さ215×奥行132mm
NS-B210は、ヤマハの販売するスピーカーです。
同社の販売するブックシェルフ型では「最安・最小」のスピーカーで、かなりのロングセラー商品です。
なお、この製品は「単品販売」なので、ステレオを組みたい場合、2台必要です。
つまり、ステレオで組む場合、1万円前後のグレードの製品です。
本体のサイズは、幅105×高さ215×奥行132mmです。
ここからみていく他社機を含めて、幅10cm程度で設置できる機種は限られます。
その点で言えば「超小型」と言えます。デスクトップにおいても使えるでしょう。
ちなみに、写真は、欧州仕様のNS-BP200の木目調ですが、この色は、日本未発売です。
インピーダンスは、6Ωです。
アンプやミニコンポの本体は、6Ωを推奨している場合が多いですし、この点ではどのシステムにも合いそうなモデルです。
パワーは、許容入力(定格入力)は、40Wクラスの製品です。
4グレードとしてあまり大きな音で楽しむシステムではないと言えます。
再生周波数帯域は、低音域が75Hz、域が35kHzです。
基準の40kHzに満たないので、高音質なハイレゾ音源に対応できない水準です。
このあたりは、ヤマハの上位機種との明らかな違いで、ハイレゾ認証マークもないです。
なお、「人間の耳の可聴域」は、20Hzから20kHzですので、周波数帯域は、あまりスペックが高くても「意味はない」という意見もあります。
ただ、十分に帯域幅に余裕がある製品は、実際的には、音域が広く、臨場感が豊かで、空気感を感じやすい場合が多いです。
少なくとも「同じメーカー」の製品で較べる場合は、この測定値は、音質の傾向の見極めに有効です。
スピーカーは、同社の上位機では、図のような2ウェイ式が一般的です(左図)。
この場合、中・低音域を担当する大きなウーファーと、高音域を担当する小さなツィーターが装備されます。
本機の場合、く8cmのアルミコーン製ウーハー2基のフルレンジ型スピーカーになります(右図)。
フルレンジ型は音の継ぎ目がないため、中音域が良い部分もあります。また、小型機だけに、低音域をブーストするため、ウーハーを2基積むという工夫もあります。
音質は、ステレオで使う場合、サイズ感を反映して低音はイマイチです。
同社のフラッグシップ製品は、クラシックなどの再生に向く傾向があるといわれます。
ヤマハらしいアルミコーンでわりと鮮明な音が鳴りますが、高音域は構造的に弱く、実感として35kHzという数値には届かない印象です。
バナナプラグには、対応します。
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以上、NS-B210の紹介でした。
スピーカーは、アルミ素材のウーハー2基という面白い構成です。ただ、ステレオのメインスピーカーとしてはやや非力です。
メーカーとしても、おそらくシアター用のリアスピーカーなどの用途を想定した製品だと思います。
【2016年発売】【ペア】 SC-M41CWEM
2・DENON SC-M41-CW
2・DENON SC-M41-BK
¥14,318 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:45Hz〜40kHz
許容入力:60W
最大入力:120W
推奨アンプ出力:
バナナプラグ:
サイズ:幅145×高さ238×奥行234mm
SC-M41は、日本の老舗の音響メーカーであるDENONのスピーカーです。
本体色は、チェリー(SC-M41CWEM)とブラック(SC-M41BKEM)で、いずれもペア販売です。
本体のサイズは、幅145×高さ238H×奥行234mmです。
ヤマハよりサイズはありますが、ステレオとして、幅15cmほどは標準的です。
インピーダンスは6Ωです。
初心者向きで、使いやすいでしょう。
パワーは、許容入力が60Wです。
ブックシェルフとしてはそれなりに本格的と言えます。
再生周波数帯域は、低音域が45Hz、高音域が40kHzです。
高音域はハイレゾ水準ではないですが、低音域の数値が良く、本機の「狙いどころ」を示しています。
スピーカーは、中・低音域を担当する12cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.5cmのソフトドーム型ツィーターのコンビからなる2ウェイバスレフ型のユニットです。
コーンは、一般的な「ペーパーコーン」です。
素材面の工夫は乏しいとはいえ、安定感がある素材ではあります。
音質は、先述のように、「パワー前面に出る」製品です。
再生周波数帯域でみても、低音はかなり優秀です。高音部もそれなりに優秀ですが、低音を「ドドドン」と鳴らすような音楽には向きます。DENONの「伝統」で、こだわりですね。
バナナプラグには、対応します。
なお、こちらは、低音が出すぎることがあるため、低音を軽減させるための吸音スポンジが付属します。
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以上、DENONのSC-M41の紹介でした。
1万円以下で、低音重視ならば、こちらが良いでしょう。試聴すれば、中音・高音もまるきり出ていないわけではないです。
冒頭に書いたように、最近のスピーカーはどのスピーカーもバランス重視の設計ですから。
【2014年発売】【ペア】
3・SONY SS-CS5
¥19,900 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:53Hz〜50kHz
許容入力:
最大入力:100W
推奨アンプ出力:
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅178×高さ335×奥行220mm
SS-CS5 は、ソニーのスピーカーです。
家電メーカーですが、音響でも伝統的に力を入れており、最近は、ONKYOとともに、ハイレゾ音源を「推している」メーカーです。
本体のサイズは、幅178×高さ335H×奥行220mmです。
多少縦方向に長い構造ですが、コンパクトには変わりません。
インピーダンスも6Ωで、初心者向きの標準値ですね。
パワーは、最大入力として100Wです。
最大入力は、
許容入力(定格入力)は非公開ですが、どちらかといえば、落ち着いた音量でじっくり聞くスピーカーですね。
再生周波数帯域は、53Hz〜50kHzです。
高音域は、50kHzですから、高音質なハイレゾ音源の再生に対応する基準です。
同社もハイレゾには力を入れているため、入門機でも対応水準にしています。
スピーカーは、その構成がこの機種の大きな特長です。
なぜなら、中・低音域を担当する13cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.5cmのソフトドーム型ツィーター、そして超高音域を担当する1.9cmのドーム型スーパトゥイーターという3ウェイバスレフ型のユニットだからです。
ブックシェルフ型で、3ウェイシステムを採用するのは、低価格機ではソニーだけです。
その分、音の分離はしっかりしており、クリアに聞こえます。また、高音部の音圧も通常より感じられます。スピード感もあるため、デジタルアンプにも向くと思います。
3WAYは複雑なシステムですが、音の受け渡しもうまく設計していると思います。
コーンは、MRCという素材です。
発泡マイカという素材で、こちらもペーパーコーンの繊維質に雲母をかけたハイブリッド素材です。ONKYOのコーン素材に結構近い感じなバランスタイプです。
音質は、やはり音の解像感の高さが強調できます。
低音は、MRCの採用でそれなりに出ており、高音域もハイレゾスペックに対応しています。音域が広い機種は、どの音源にも合いやすいですし、サラウンド感も良いです。
高音域と低音域の特性が強いので「派手」な色つけですが、そこまで華美ではありません。いろいろな音楽を聴きたい人に向きます。
バナナプラグには、対応します。
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以上、SONYのSS-CS5 の紹介でした。
先ほど書いたように、いろいろな音楽を聴きたい方にむいたオールマイティの1台です。
技術的にも3ウェイという面白い技術を採用しているので、「スピーカーで色々試したい」、「試して色々語りたい方」にも向く製品です。
【2018年発売】(後継機あり)
【ペア】
4・JBL STAGE A130 A130BLK
¥23,400 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:55Hz〜40kHz
許容入力:
最大入力:
推奨アンプ出力:20W-125W(推奨)
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅190×高さ321×奥行245mm
STAGE A130 は、アメリカのJBLが販売するブックシェルフスピーカーです。
なお、まだ現行機ですが、おそらく後継機となるだろう機種(STAGE 2シリーズ)の展開がはじまっています。そちらは少し価格が高めなので、後ほどの別に見る予定です。
同社の入門向けのラインとなるSTAGEシリーズに属する製品です。
後述するように、トゥイーター部分がホーン形状でありそこに個性があるラインです。
普通のステレオにも使えますが、5.1chのリア用としても宣伝されます。
本体のサイズは、幅190×高さ321×奥行245mmです。
同価格帯の他社機と比べると、19cmと幅があるMサイズのブックシェルフです。
机上設置を考える場合、設置場所はみてください。
ただ寸胴な形状は、同社の上位機にも共通する「アイデンティティ」で、音質にも関わる部分です。
インピーダンスも、日本でも一般的な6Ωです。
パワーは、推奨アンプ出力としてですが、125Wまでの機種です。
ある程度、音量を出しても問題ない仕様です。
再生周波数帯域は、55Hz〜40kHzです。
ハイレゾ用の設計ではないですが、低音域は、ある程度厚みがあります。
スピーカーは、2ウェイです。
とくに、高音域用のトゥイーターはユニークな形です。
ペアで10万円前後の同社のSTUDIOシリーズと同じ形状の、ホーン型のウェーブガード(HDIウェーブガイド)が目立ちます。
中央のドライバーは、25mmのアルミニウム・ドームツイーターです。
一般形状の他社機と比べて、ホーン型は、回折を防ぎつつ、指向性(ステレオ感)の改善する効果があります。リスニングポイントの柔軟性に寄与します。
ウーハーは、13cmです。
こちらは、トゥイーターほど個性はないものの、大きめです。
ただ、大きめのウーファーと後方のバスレフポートで、JBLらしい豊かな低音の源です。
筐体がやや大きめなのは、このサイズを搭載するという目的もあるでしょう。
コーンの素材は、ポリセルロース素材です。あまり聞かない素材名ですが、植物繊維である点では、ファイバーコーンと似た特性でしょう。
音質は、JBL共通の特長として中音域の安定性が強調できます。
その上で、ダリなど欧州のスピーカーに比べて低音と高音も伸びやかです。先述の、ホーン型の工夫は、充実するこれらの音域に負けないための工夫とも言えるでしょう。
バナナプラグには、対応します。
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以上、JBLのSTAGE A130 の紹介でした。
ステレオ用に開発されたものではないですが、ステレオファンには、JBLで格安な2chシステムが組める点が魅力です。
ホーンデザインのトゥイーターなど、JBLらしさもしっかり出ている製品です。JBLの本体の幅が長い点がどうにかできるならば、総合的な音質の期待値は「価格以上」です。
【2007年発売】【ペア】
5・JBL Control 1 PRO
6・JBL Control 1 PRO-WH
¥33,000 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
インピーダンス:4Ω
再生周波数帯域:80Hz〜20kHz
許容入力:150W
最大入力:
推奨アンプ出力:
バナナプラグ:
サイズ:幅157×高さ232×奥行143mm
Control 1 PROも、アメリカのJBLが販売するブックシェルフスピーカーです。
ただし、本機は、同社の「プロフェッショナル」ラインの製品で、耐久性重視の店舗向けモデルです。
そのため、壁取付け金具が同梱されているほか、耐久性重視のプラスチック系のエンクロージャ(筐体)とネットを採用しています。
家庭用で置いて使う人もいないわけではないですが、割と例外的な利用法ではあります。
本体のサイズは、幅157×高さ232×奥行143mmです。
小型で設置性が良いと言えます。
インピーダンスも、4Ωです。
問題ない水準ですが、念のためアンプ側の対応は見ておきましょう。
パワーは、許容入力が150Wまでとなります。
小型機としては、かなりパワフルで、大音量で鳴らすことを想定します。
再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が80Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が20kHzです。
この値で全てが決まるわけではないですが、最近の音のトレンドからすると、古くさいです。
スピーカーは、2WAY式です。
中・低音域を担当する13cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する1.9cmのトゥイーターの2ウェイバスレフ型のユニットです。
JBLは「2-Wayフルレンジ」という表現をします。
音質は、本機については、モニタ・スピーカーの進化形となるため、フラットな特性です。
ただ、構造的に、壁掛けで利用しないと、低音域が拡がらずやや活かしきれない部分はあります。
バナナプラグには、対応します。
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以上、Control 1 PROの紹介でした。
しっかり壁賭けするのならば、という条件付きですが、耐久性を含めて、店舗のBGM用として優れます。
家庭用として壁掛けする方は少数派でしょうが、多チャンネルの本格的なシアターにおける、リアスピーカーなどには、使えるでしょうか。
【2017年発売】【ペア】
7・DALI SPEKTOR1 【ウォルナット】
7・DALI SPEKTOR1 B 【ブラック】
7・DALI SPEKTOR1 W 【ホワイト】
¥27,333 楽天市場 (11/26執筆時)
インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:59Hz〜26.0kHz
許容入力:
最大入力:
推奨アンプ出力: 40W-100W
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅140×高さ237×奥行195mm
SPEKTOR1 は、デンマークのダリの小型スピーカーです。
ダリは、欧州ではあまり古いメーカーではありませんが、音質では特長のある製品を多く出します。
こちらは、かつて人気のあったZENSOR PICO の事実上の後継機として、2017年に発売されました。
本体色は、2018年以降の追加の色目の販売で、計3色になりました。
本体のサイズは、幅140×高さ237×奥行195mmです。
なかなか小型で設置性が良い機種です。
インピーダンスも、6Ωです。
海外製ながら、日本で一般的な水準としています。
パワーは、推奨アンプ出力が最大100Wまでとなります。
作りとしてあまりアンプに負担を掛けないスピーカーです。
再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が59Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が26.0kHzです。
ハイレゾ音源に対応せず、低音域もさほど冒険していません。ただ、中音域を大事にする設計で、音質は良いです。
ユーロ系は、この部分のスペックはあまりあてにならない部分もあります。
スピーカーは、中・低音域を担当する11.5cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.1cmのソフトドーム型トゥイーターの2ウェイバスレフ型のユニットです。
コーンの素材は、ウッドファイバーです。
ペーパーコーンに比べると剛性が高い素材ですが、繊維系ほど硬い音がしないといえます。
完全木製のウッドコーンとは音色は異なるのですが、どっしり落ち着いた「オトナな」音質です。
これは同社が、全商品で、周波数帯域ではなく、位相特性を重視しているからです。
音質は、こちらは、重低音を重視した再生や、ハイレゾ音源の再生などには全く向かないものです。
しかしリスニングポイントの柔軟性が高いので、スピーカーの配置などをあまり考えずに「ぽん」と置くても良い音がします。
デンキヤの色々なスピーカーを並べた試聴機でも、「良く聞こえて目立つ」機種ですね。
バナナプラグには、対応します。
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以上、ダリのSPEKTOR1 の紹介でした。
普通の音源を普通に気取らずに聴くという意味で、非常に完成度を感じる製品です。
欲を言えば、もう少しパワーがあっても良いと思いますが、価格からすると妥当でしょう。
初心者にも結構良い機種だと思います。
【2021年発売】【ペア】XT20と同じ
8・Polk Audio Monitor XT MXT15
¥28,530 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
インピーダンス:4Ω
再生周波数帯域:48Hz〜40kHz
許容入力:
最大入力:
推奨アンプ出力:
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅166×高さ270×奥行183mm
XT15 (MXT15)は、Polk Audio のスピーカーです。
米国の老舗ですが、最近、日本に再上陸し、大型量販店で見かけるようになりました。
本体のサイズは、幅166×高さ270×奥行183mmです。
ブックシェルフとしては「Mサイズ」で、中型にはいります。
写真はスタンド設置ですが、Mサイズなら、机にも置けるでしょうし、もう少し簡単なスタンドでもよいです。
インピーダンスは、4Ωです。
ただ、8Ωまで有効との但し書きがあります。
パワーは、本機については、情報がないです。
再生周波数帯域は、48Hz〜40kHzです。
ギリギリながらハイレゾに対応する設計であり、カタログでもその部分は強調します。
スピーカーは、中・低音域を担当する13cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.5cmのドーム型トゥイーターを採用します。
トゥイーターは、同社の中級品でも使われるテリレン素材(ダグロン)です。
ポリエステル系の繊維で、靴下などにも使われます。
ウーファーは、13cmです。
アルミ系に見えましたが、ペーパーコーンに何かしら塗布した複合素材(バイ・ラミネート・コンポジット・ウーファー)とのことです。
音質は、比較的大きめのウーファーとバスレフで低音域は十分です。
その上で、ハイレゾ級のトゥイーターを採用した「現代的」な構成です。
傾向としては、味付け少なめなフラットな音質です。
バナナプラグには、対応します。
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以上、Polk Audioの XT15 (MXT15)の紹介でした。
シンプルな作りで、音にクセもないです。多少適当においてもステレオ感を得やすそうな本体です。
おそらく、シアター用が主なニーズで、単品でみるとあまり個性的ではないですが、最近この価格帯のスピーカーが減ってきた中で、選択肢が増えるのは良いことだと思います。
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【2021年発売】【ペア】 XT20と同じ
9・Polk Audio Monitor XT MXT20
¥28,530 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
インピーダンス:4Ω
再生周波数帯域:38Hz〜40kHz
許容入力:
最大入力:
推奨アンプ出力:
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅191×高さ330×奥行280mm
なお、1サイズ大きなMXT20も同時に発表されました。
こちらについては、ブックシェルフとしては「Lサイズ」と言える大きめな製品です。
その分、ウーファーが16.5cmと大きくなるので、低音の膨らみはより充実します。
素材などは、先ほどの機種と同じです。
1-3・ペア3万円以上のスピーカーの比較
つづいて、3万円以上の価格帯のスピーカーを紹介します。
10万円以内のアンプならば、この程度のクラスで十分に良いサウンドが得られるでしょう。システムコンポの買い換え用としては、多少「贅沢」でしょうか。
【2018年発売】【ペア】
10・DALI SPEKTOR2 B 【ブラック】
10・DALI SPEKTOR2 【ウォルナット】
10・DALI SPEKTOR2 W 【ホワイト】
¥34,939 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:54Hz〜26.0kHz
許容入力:
最大入力:
推奨アンプ出力:25W-100W
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅170×高さ292×奥行238mm
SPEKTOR2 も、デンマークのダリの小型スピーカーです。
更新頻度が遅いブックシェルフスピーカーですが、ダリは最近新型を多く投入しています。
この製品は、旧来「ZENSOR1 」として売られていた人気製品の後継機となります。
本体のサイズは、幅170×高さ292×奥行238mmです。
したがって、こちらは、下位機種のSPEKTOR1より一回り大きい機種です。といっても、他社製品よりは多少小型です。
インピーダンスも、同じく6Ωです。
パワーは、推奨アンプ出力として100Wまでとなります。
再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が54Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が26.0kHzです。
スピーカーが大きい分、低音方向で余裕がありますが、音の傾向は先ほどの機種と同じです。
スピーカーは、中・低音域を担当する13cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.5cmのソフトドーム型トゥイーターの2ウェイバスレフ型のユニットです。
コーンの素材は、ダリの下位機種と同じくウッドファイバーです。
ただし、ウーファーもトゥイーターも先ほどの機種よりも大きくなっています。その分、低音方面に余裕がある音ですので、ダリから選ぶ場合で、スペース上の問題がないならば、こちらが良いでしょう。
音質は、下位機種に準じた良質な中音域を保ちつつ、とくに低音方向で重層感が増した印象ですね。
バナナプラグには、対応します。
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以上、ダリのSPEKTOR2 の紹介でした。
低音方面に余裕が出ていますので、ダリのスピーカーとしては、こちらの方がバランスが取れていそうです。
旧機種も完成度が高かったので、ZENSOR1 と聞き比べた場合の違いはさほど感じません。引き続き、充実した中音域を特長としますし、オススメできる機種です。
【2015年発売】【ペア】
11・ヤマハ NS-B330 B 【黒】
12・ヤマハ NS-B330 MB 【茶】
¥36,645 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:55Hz〜45kHz/100KHz
許容入力:40W
最大入力:120W
推奨アンプ出力:
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅183×高さ320×奥行267mm
NS-B330 は、ヤマハのスピーカーです。
同社は、2020年にラインナップの大幅な整理をしましたが、音質的に個性の強い本機が残っているのは嬉しい部分です。
本体のサイズは、幅183×高さ320H×奥行267mmです。
小型のブックシェルフ型としては、少しだけ背が高いです。
インピーダンスは、一般的な6Ωです。
パワーは、最大入力が120W,、許容入力が60Wとなります。
再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が55Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が45kHzです。
YAMAHAの場合、音量を下げた(-30dB)時には、100kHzまで対応です。
ハイレゾ音源の対応力としては、45kHzでも対応範囲と言うことで、ハイレゾ認証を得ています。
スピーカーは、中・低音域を担当する13cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する3.0cmのドーム型トゥイーターの2ウェイバスレフ型のユニットです。
コーンに、雲母の高分子ポリマー製のA-PMDを、トゥイーターにアルミツイーターを採用する構成です。
また、トゥイーターは、ウェーブガイドホーンが付く仕様です。
高音域の壁面反射による音質の悪影響を防ぐためです。
音質は、この構成ゆえに、高音域のクリアさがより増しています。
また、小音量で再生時の音の安定性も評価が高いです。本体が少し大きいぶん、ユニットも大きめで音に余裕があります。
このグレードのヤマハ機は、Atlasも好きな音質で、非常に素直で透明感のある高音を得られます。
「ナチュラル系」のピュアオーディオ系を狙うならばかなり良い選択肢でしょう。うまく設定すれば、弦楽器を弾く音などの素晴らしい「つや感」を得られます。
バナナプラグには、対応します。
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以上、ヤマハのNS-B330 の紹介でした。
ナチュラル系のサウンドをハキハキ鳴らせる優秀なスピーカーです。予算があれば、ハイレゾ用として選んでよいでしょう。
伝統的なヤマハのシステムを踏襲したモデルなので、ヴォーカルや弦楽器の音を綺麗に再生できるので、ピュアオーディオ系・ハイレゾ音源の再生には、この価格帯では最もおすすめです。
むろん、その他のメディアを含めて、音源を選ばず使えるでしょう。
【2009年発売】【単品】(NS-B700BP)
13・ヤマハ NS-B700(BP)
¥26,699 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:50Hz〜50kHz/100kHz
許容入力:30W
最大入力:120W
推奨アンプ出力:
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅150×高さ270×奥行154mm
NS-B700BPも、ヤマハのスピーカーです。
本機も、「ペアではなく単品」です。
なお、木調(ブラウンバーチ)の本体色は、現品で生産終了です。
本体のサイズは、幅150×高さ270×奥行154mmです。
こちらは、四角形のフォルムで、幅も標準的な15cmに収まっています。設置性は良いでしょう。
インピーダンスは、一般的な6Ωです。
パワーは、本機も、最大入力が120W,、許容入力が30Wとなります。
問題ないです
再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が65Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が50kHzで、-30dB時には100kHzまで対応です。
同社の下位機種とほぼ同様の構成ですが、ウーハーが小さめなので、低音域の評価は下位機より控えめです。
スピーカーは、中・低音域を担当する10cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する3cmのドーム型トゥイーターの2ウェイバスレフ型です。
素材は、本機もA-PMDを採用するウーファーとアルミツイーターです。ヤマハの「王道」です。
バナナプラグには、対応します。
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以上、NS-B700BPの紹介でした。
形状的にNS-B500の上位機です。ただ、省スペース性を重視したため、ウーファーが小さめなのが、少し残念です。
共振を防ぐヤマハ伝統のキャビネットの作り(総三方留め構造)など、上位クラスとして優秀な部分もあるのですが、やや選びにくい部分はあります。
【2018年発売】【ペア】
14・DALI OBERON1
¥39,991 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
DALI OBERON1/DW 茶
DALI OBERON1/BA 黒
DALI OBERON1/LO 白茶
DALI OBERON1/WH 白
インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:47Hz〜26kHz
許容入力:
最大入力:
推奨アンプ出力:25-100W
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅162×高さ274×奥行234mm
OBERON 1は、デンマークのダリの5万円台の上級機です。
このシリーズは、サイズ的に大きな上位機もありますが、そちらは、あとで見ます。
本体のサイズは、幅162×高さ274×奥行234mmです。
設置性が良いタイプであり、まさに、本棚に入るサイズです。
インピーダンスは、6Ωです。
パワーは、推奨アンプ出力として150Wまでです。
かなり余裕があり、個人店舗などで割と大きな音も鳴らせそうです。
再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が45Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が26kHzです。
位相変化を重視する構造のため、スペックは良くないですが、それでもユニットが大型化したため、低音域は下位機種より広がりました。
スピーカーは、中・低音域を担当する13cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.9cmのソフトドーム型トゥイーターの2ウェイバスレフ型のユニットです。
素材は、先ほど見たダリのSPEKTORと同じくウッドファイバーです。
音質は、ユニット素材と哲学が同じ以上、音の傾向は下位機種と同じ方向性です。アナログ的なサウンドに強い仕様です。
一方、OBERONシリーズは、下位シリーズで、先ほど見たDALI SPEKTORシリーズと比較した場合、ウーハーにSMCマグネット(ソフト・マグネティック・コンパウンド)と、4層CCAW(銅被膜アルミニウム線)を採用するなど作りが丁寧です。
いずれもダリの上位機に採用されてきた技術であり、音の歪みの少なさを含めた音質の向上が見込めます。
バナナプラグには、対応します。
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以上、ダリのOBERON 1の紹介でした。
久しぶりの新シリーズですが、下位機種と明確にシリーズ構成が分かれたことで、よりオススメ度は増した印象です。
聴き疲れしにくい、まろやかな「ダリサウンド」を楽しみたいならば、こちらです。多少高いアンプで、面白い特性のあるスピーカーを試して見たいならこれでしょう。ハイレゾとは違った方向で楽しめると思います。
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【2018年発売】【ペア】
15・DALI OBERON3
¥69,660 Amazon.co.jp (11/26執筆時)
DALI OBERON3 DW 茶
DALI OBERON3 BA 黒
DALI OBERON3 LO 白茶
DALI OBERON3 WH 白
インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:47Hz〜26kHz
最大入力:
最大入力:
推奨アンプ出力:25-100W
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅200×高さ350×奥行315mm
なお、本機の上位機になるのが、DALI OBERON 3です。
値段的には次の「5万円以上」カテゴリーの製品とはなるのですが、ユニット構成が同じなので、一緒に紹介してしまいます。
本体のサイズは、幅200×高さ350×奥行315mmと、やや大きくなります。
とはいえ、ブックシェルフ型として良くあるサイズといえます。
18cmコーン型ウーファーと少し大きくすることで、低音域のパワーを拡充した仕様です。
良い音が鳴りますが、OBERON 1のバランスも捨てがたく、小型ならばそちらがおすすめです。
【2024年発売】
【ペア】
【11.4cmウーハー】
16・JBL STAGE 240B BLK
16・JBL STAGE 240B WHT
¥36,964 楽天市場 (11/26執筆時)
再生周波数帯域:53Hz - 25kHz
推奨アンプ出力:25-125W
サイズ:幅175×高さ272×奥行217mm
【13cmウーハー】
17・JBL STAGE 250B BLK
17・JBL STAGE 250B WHT
¥49,953 楽天市場 (11/26執筆時)
再生周波数帯域:50Hz - 25kHz
推奨アンプ出力:20-125W
サイズ:幅200×高さ321×奥行241mm
インピーダンス:6Ω(最小)
許容入力:
最大入力:
バナナプラグ: 対応
JBL STAGE 240B・STAGE 250Bは、アメリカの大手音響メーカーのJBLが販売する製品です。
既にみたSTAGEシリーズ の上位に相当する中級機で、STAGE2シリーズ と呼ばれます。
ウーハーのコーンサイズで2展開ですが、同時に見ていきます。
本体のサイズは、2種類で異なります。
240Bは、幅175×高さ272×奥行217mmです。
250Bは、幅200×高さ321×奥行241mmです。
一般的な言い回しだと、それぞれブックシェルフのM・Lサイズと言えます。
主に、幅をみて、設置場所に圧迫感がないならば、上位が良いでしょう。
インピーダンスは、6Ω(最小値)です。
音圧はそれぞれ、85dB 86dBです。
問題ないでしょう。
パワーは、同社は非開示です。
再生周波数帯域は、上位機で、50Hz - 25kHzです。
ここは、既にみた同社の下位機や上位機との違いです。
あくまで業界基準としてですが、ハイレゾ基準に至らないからです。
スピーカーは、2ウェイです。
トゥイーターは、既にみた下位機と同じホーン型のウェーブガード(HDIウェーブガイド)を伴うものです。
高音域の定位感をよくするための工夫である点を含めて、既にみた下位機種と同じです。
ホーン型形状は、低音域が充実しつつも、高音域の品質もよいJBLサウンドのコア技術といえます。今回紹介する同社の製品の場合、基本的にこの仕様になります。
しかし、こちらのシリーズ2の場合この部分が新設計です。
中央のドライバーは、25mmのアノダイズド・アルミニウム・ドームツイーターです。
ここも下位機種と同じですが、陽極酸化処理の表明があります。
ちなみに、後ほどみる、同社の10万円前後の上位シリーズは、この部分が、ドーム型ではなく、コンプレッションドライバーです。詳しくはあとでみますが、差はつけています。
ウーハーは、下位機で11.4cm、上位機で13cmです。
素材は、ポリセルロースです(ポリセルロース・リブドコーン・ウーファー)。
中低音域重視のJBLサウンドのファンにはどちらかといえば、上位機が人気が出そうです。
下位機は、ステレオ用としては少し小さいかなと感じます。
ただ、 裏面に、しっかり目のバスポートがありますし、シアター用にも売られる点から、このクラスとして低域が物足りないこととはないかと思います。
音質は、視聴してから改めて書きます(加筆予定)。
しかし、既にみた下位機種との差はさほど大きくはないでしょう。
ホーンなどの改良のほか、コンデンサなどクロスオーバー周りの部品の変更はありますが、基本構造は同じなので。これは、実質的に、本機は(上位機と言うより)後継機に相当するからです。
バナナプラグには、対応します。
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以上、JBL STAGE 240B・STAGE 250B紹介でした。
実質的に先ほどみた、Stageシリーズの後継機となる製品です。そちらとは目に見える大きな差はないです。その点で言えば、普通にステレオを構成するだけならば、しばらくの間は、下位機種を選んだ方がお買得かなと思います。
ただ、そちらが完全に終息したならば、後継機としてこちらを選ぶのが良いように思います。
(業界基準として言えば)ハイレゾ非対応にはなりましたが、ホーンという、音質の上でも、見かけの上でもわかりやすい「個性」はこの価格帯でも目をひくため、他社と比べて「選ぶ理由」があるといえますので。
【2018年発売】【ペア】
【10cmウーハー】
(ES10BLK ES10BRN ES10WHT 各色)
18・Polk Audio Signature Elite ES10
¥32,376 楽天市場 (11/26執筆時)
【13cmウーハー】
(ES15BLK ES15BRN ES15WHT 各色)
19・Polk Audio Signature Elite ES15
¥41,307 楽天市場 (11/26執筆時)
【16.5cmウーハー】
(ES20BLK ES20BRN ES20WHT 各色)
20・Polk Audio Signature Elite ES20
¥53,065 楽天市場 (11/26執筆時)
インピーダンス:4Ω(最小)
再生周波数帯域:39Hz - 50kHz
許容入力:
最大入力:
推奨アンプ出力:
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅190×高さ359×奥行354mm
Polk Audio Signature Eliteは、アメリカのポークの販売するブックシェルフです。
同国の古豪ですが、一時期日本で見あたらなくなったあと、最近、日本での展開モデルがまた増えてきました。
ウーハーコーンサイズで3展開ですが、同時に見ていきます。
本体のサイズは、最も小型のES10で、幅137×高さ213×奥行157mmです。
ES15だと、幅192×高さ192×奥行259mm、ES20だと幅216×高さ354×奥行354mmですから、順番にS・M・Lと選びやすい展開です。
インピーダンスは、4Ω(最小値)です。
音圧は最上位機で、86dBです。
パワーは、同社は非開示です。
再生周波数帯域は、41Hz〜40kHzです。
高音域は、ギリギリながらハイレゾに対応できる水準にしています。
低音域も余裕があります。
スピーカーは、高音域を担当するツイーターが、2.54cmのテリレン・ドーム・トゥイーターです。
中・低音域を担当するウーハーがダイナミック・バランス・ポリプロピレン・ドライバーです。ウーハーサイズは、上に書いたように異なります。
トゥイーターは、Terylene素材です。
日本ではダクロンとかテトロンと呼ばれていて、靴下や服などにも使われる剛性のある繊維です。同社の下位機でもこの素材は使われていました。
あまり使われない素材で、後ほど見る同社の上位機とも素材が異なります。
ウーハーは、ポリプロピレン+マイカとこちらはよく見る仕様です。
音質は、本質的にシアター用途で大きなバスレフ(パワーポート)が付きます。同社は伝統的に、自然な低音域の広がり強みがあります。
中級のES15は、展示を試せたのですがその傾向です。
その上で、トゥイーターの部分でハイレゾ対応させるのは、映画コンテンツのハイレゾ対応に合わせた形かと思います。
バナナプラグには、対応します。
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以上、Polk Audio Signature Eliteの紹介でした。
基本的にはシアター用です。ただ、強いクセはないですし、ステレオでも使えると感じました。とくに、サイズ感に比して低音域が欲しい方には向くでしょう。
素材的な面白さもあり、良いです。
ただ、同時に聴いた(後半で見る)リング型トゥイーターの上位機に比べると、特に高音域の部分で差は感じましたので、ハイレゾ向きではないと思います。
次回につづく!
小型スピーカーのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今日は、小型ブックシェルフ型スピーカーの比較の1回目記事でした。
2・小型スピーカーの比較 (2)
2-1:5万円〜
2-2:10万円〜
3・小型スピーカーの比較 (3)
3-1:15万円〜
3-2:最終的なおすすめの提案【結論】
次回の2回目記事(こちら)では、今回紹介できなかった、ペアで5万円を越える価格の小型スピーカーを紹介します。
中音域の聴きやすさ ★★★★★
重低音の迫力 ★★★★★
高音域の伸び ★★★★★
小音量の音質 ★★★★★
音のユニークさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、今回紹介した全機種から、予算別、目的別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
2回目記事は→こちら
最後になりましたが、今回の前編記事がお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。