【今回レビューする内容】2025年 有線マウスの性能とおすすめ・選び方:仕事用有線マウス
【比較する製品型番】 ロジクール MOUSE M500s M110r Corded Mouse M110sn M110snBK M110snRD M100nBK M100nWH サンワサプライ MA-ERGK9 MA-SBL198BKN 400-MA159BK2 MA-YB518BK MA-YB518R バッファロー BSMBU505MBK BSMBU505LBK neofit BSMBU510SBK neofit BSMBU510MBK ELECOM M-TM10UB エレコム M-XGXL30UBSK M-XGL30UBSK M-XGM30UBSK M-XGS30UBSK M-SH31UBSKBK M-SH21UBSKBK M-SH10UBSKBK M-SH30UBSKBK M-SH20UBSKBK M-SH10UBSKBK ほか
今回のお題
最新の有線マウスのおすすめ製品はどれ?
どもAtlasです。
今回は、2025年5月現在、最新の有線マウスの比較です。
有線マウスは、軽量で追随性の高いマウスを望むビジネスユーザーと、ボタン数や解像度に優れるマウスを望むプロゲームゲームユーザーとに売れているジャンルです。
無線に比べると安めの製品が多いですが、性能が期待できる製品も(それなりに)あると言えます。
今回の記事は、そういった製品を探すという企画です。
1・ワイヤレスマウスの比較
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:大きめフルサイズマウス
2・小型ワイヤレスマウスの比較
2-1:小さめモバイルマウス
3・ゲーミングマウスの比較
3-1:ゲーム用高解像度マウス
4・有線マウスの比較
4-1:仕事向けワイヤードマウス
5・おすすめのマウスまとめ
5-1:最終的なおすすめの提案【結論】
なお、このブログの「マウス関連記事」全体では、4回目の記事になります。
「仕事用」として使う場合におすすめといえる有線マウスをみていきます。
ボタン配置などの点で「ビジネスにも利用できる」といえるマウスは、ゲーム用でも取りあげました。
しかし、完全に「ゲーム用」な機種は、(センサーの説明が別途必要なので)3回目で紹介しています。
そのため、主にゲーム目的でお探しの場合、お手数ですが、3回目の【ゲーミングマウスの比較記事】の方をご覧ください。
よろしくお願いします。
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正確性 ★★★★★
疲れにくさ ★★★★★
ホイール回転 ★★★★★
解像度の調整 ★★★★★
ボタン数 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
とうわけで、以下では、いつものように各製品を一機ずつ比較します。
そして、最後の「結論」では、上表のような観点から、予算別・目的別に「最もオススメできるマウス」を提案していきます。
1・ビジネス向け有線マウスの比較
というわけで、紹介にはいります。
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以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【2022年発売】M110r-BK M110r-RD後継品
1・ロジクール Corded Mouse M110snBK
2・ロジクール Corded Mouse M110snRD
¥1,430 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
重さ:85g
最大解像度:1000dpi
センサー:光学式
スクロール:前後
ボタン数:3
MCorded Mouse M110snは、今回紹介するマウスの中では、最も価格の安い有線マウスです。
ロジクール(英名Logitech)というスイスに本社を置く、世界的なマウスメーカーが出しているものです。
サイズは、モバイル用ではなく、置いて使うのに適したフルサイズです。
重さは90gで、有線マウスとしては標準的な重さと言えます。
マウスの形状は、利き腕によらず使える仕様ですが、持ちやすいような人間工学的な工夫は乏しいです。
マウスのセンサーは、赤色LEDの光学式です。
赤色LEDを使う光学式は、古くからある方式ですが、マウスの操作性・追随性は期待できません。この点で「価格相応」のモデルです。
マウスの解像度は、1000dpiと平均的です。
大画面PCでは、少し遅く感じる人もいそうですが、実用上、問題はないでしょう。
スクロールホイールは、前後の移動のみに対応です。チルト(左右の移動)には非対応です。Excelなどの作業には不便でしょう。
ボタン数は、ホイールボタンと右左のクリックで総数が3つです。
ごく普通のマウスです。
静音性は、一方、本機は、スイッチ(左右クリック)が「静音仕様」です。
「カチカチ」感が少ない仕様で、従来タイプより90%程度の静音になります。
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以上、ロジクールのM100Rの紹介でした。
価格的に仕方のない部分ですが、「とりあえず使うだけ」というレベルのマウスです。
耐久性は十分あるものの、使い勝手を重視するならば、もう少し上位の製品が良いでしょう。
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【2022年発売】
3・ロジクール Corded Mouse M100nBK
4・ロジクール Corded Mouse M100nWH
¥855 Amazon.co.jp (7/12執筆時)
重さ:90g
最大解像度: 1000dpi
センサー:光学式
スクロール:前後
ボタン数:3
なお、本機の下位機種となるのが、M100nです。
色以外の部分の違いは1つだけで、左右クリックに使われるスイッチが、静音仕様ではないという点です。個人的には、クリック音は不快ではないので、こちらでも良いと思います。
ただ、後ほど見る同社の上位機と較べると、センサーや本体の作りで差はあるので、かといって、オススメというわけではありません。
【Mサイズ】
5・バッファロー BSMBU505MBK
¥1,435 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
【Lサイズ】
6・バッファロー BSMBU505LBK
¥2,480 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
重さ:97/95g
最大解像度:1600dpi
センサー:BlueLED
スクロール:チルト(前後左右)
ボタン数:3
BSMBU505Mは、バッファローのマウスでは最も売れているマウスの1つです。
サイズは、置きっぱなしに向く、フルサイズです。
現行品では2サイズありますが、いずれも「大きめ」サイズです。
あまり手のサイズが小さくないならば、Lサイズが良いでしょう。ある程度のサイズ感があったほうが「被せ持ち」での操作性が優れますので。
重さは、ロジクールとさほど変わりませんが、マウスの形状はこちらのほうが人間工学的で持ちやすいです。
マウスのセンサーは、ブルーLEDを採用します。
通常の光学式マウスは赤色LEDを利用しますが、それに比べると、感度が良いです。その点で、特段工夫のない赤色LEDの光学式よりは正確です。
マウスの解像度は、1000dpiと1600dpiが切り替えられます。
マウスカーソルの速度を上げたい方には向きます。
スクロールホイールは、こちらは、チルト対応ホイールです。
Excel画面など左右方向の移動にも対応です。
この点で言えば、ロジクールより「高性能」です。
ボタン数は、ホイールボタンと右左のクリックで総数が3つの普通のマウスです。
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以上、バッファローの BSMBU505Mの紹介でした。
ブルーLEDを採用している点が魅力です。一方、ロジクールが全製品に3年保証を付けるなど耐久性の面で安定しているのに対して、こちらは1年保証です。
それをふまえても、ビジネス・仕事用として使うならば、もう少しグレードの高い製品でも良いでしょう。
【Sサイズ】
7・バッファロー neofit BSMBU510SBK
¥1,920 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
【Mサイズ】
8・バッファロー neofit BSMBU510MBK
¥1,980 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
重さ:97/95g
最大解像度:1600dpi
センサー:BlueLED
スクロール:チルト(前後左右)
ボタン数:5
neofitシリーズは、バッファローのマウスでは最も売れているマウスの1つです。
サイズは、いずれも「フルサイズ」です。
こちらは、やや小さめのMサイズと、さらに小さめのSサイズという構成です。
Sサイズは「モバイル用」というほど小型ではありません。あくまで「置きっぱなし」で日常業務で利用する「手のかなり小さな方向け」の設計です。
形状的には、上表のような3つの持ち方に対応する人間工学的形状です。
ただ、疲れにくさや作業効率を考えると「かぶせ持ち」にした方が(またはそれを覚えた方が)無難ですけれども。
マウスのセンサーは、ブルーLEDを採用します。
マウスの解像度は、1000dpiと1600dpiが切り替えられます。
スクロールホイールは、チルト(前後左右)対応ホイールです。
ボタン数は、5です。
左右クリックとホイールクリック、そして、サイドに「進む・戻る」ボタンもあ、合計5ボタンです。
ソフト設定で、カスタマイズも可能です。
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以上、バッファローの neofitシリーズの紹介でした。
「進む・戻る」ボタンがあるので、それを利用する場合は、ワンポイントになります。
一方、人間工学的な形状は「より進化」して持ちやすいですが、左右ボタンの「クリック感」は、ロジクールに比べるとややクセを感じました。
【2022年発売】
【4ボタン】
9・ELECOM M-TM10UBBK
10・ELECOM M-TM10UBBU
11・ELECOM M-TM10UBPN
12・ELECOM M-TM10UBWH
¥1,373 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
重さ:53g
最大解像度:1600dpi
センサー:BlueLED
スクロール:前後
ボタン数:3
M-TM10UBシリーズは、エレコムのマウスです。
サイズは、同社は「Mサイズ」と言います。約10.3cmの長さですので、コンパクトの「大きめ」、フルサイズの「小さめ」といったところです。
一方、本機は28mmの薄型で収納性が良いのが自慢です。
専用ポーチも付属していて、ケーブルも巻き取り式なので、モバイル用途を強く意識した製品です。
なお、薄さ重視の製品の場合、持ちやすさは犠牲になりますので、その部分は注意点です。
マウスのセンサーは、本機もブルーLEDを採用します。
マウスの解像度は、最大1600dpiです。
スクロールホイールは、前後のみ対応です。
サイズ感からして仕方ないと言えます。
ボタン数は、3です。
左右クリックとホイールクリックだけでシンプルです。
そのほか、左右スイッチは静音仕様なので、クリック音を避けたい場合は、良いと言えます。
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以上、エレコムのM-TM10UBシリーズの紹介でした。
収納性が「売り」の製品です。長時間これをメインに使うのは、正直シンドイでしょうが、有線マウスであることを前提にするならば、この用途でこれ以上向く機種はないです。
重さも軽いですし、有線だけに「充電忘れ・電池忘れ」もないので、(めったにマウス使わないが、それでも)バッグに常備おきたいという場合は、使えそうなガジェットです。
【2023年発売】
【XLサイズ】(長さ12.6cm)
13・エレコム M-XGXL30UBSK
¥2,682 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
ブラック:M-XGXL30UBSKBK
ブルー:M-XGXL30UBSKBU
ホワイト:M-XGXL30UBSKWH
【Lサイズ】(長さ12cm)
14・エレコム M-XGL30UBSK
¥2,400 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
ブラック:M-XGL30UBSKBK
ブルー:M-XGL30UBSKBU
ホワイト:M-XGL30UBSKWH
【Mサイズ】(長さ11.4cm)
15・エレコム M-XGM30UBSK
¥2,080 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
ブラック:M-XGM30UBSKBK
ブルー:M-XGM30UBSKBU
ホワイト:M-XGM30UBSKWH
【Sサイズ】(長さ10.8cm)
16・エレコム M-XGS30UBSK
¥2,080 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
ブラック:M-XGS30UBSKBK
ブルー:M-XGS30UBSKBU
ホワイト:M-XGS30UBSKWH
重さ:約95-115g
最大解像度:2000dpi
センサー:BlueLED
スクロール:前後
ボタン数:5
EX-Gシリーズは、エレコムの販売する有線マウスです。
サイズは、4種類です。
ここは同社の良い部分です。手のひらのサイズに合わせて選べるため、「握りやすい」サイズが選べると言えます。
XLは、ただ、一般的なフルサイズよりも大きめですので、かなり手の大きな人以外はLまでで良いかなと思います。
形状的にも、角度を付けた「タテ握り」系で、エルゴノミクス的な配慮は結構ありますう。
マウスのセンサーは、本機もブルーLEDを採用します。
マウスの解像度は、最大2000dpiです。
スクロールホイールは、前後のみ対応です。
ボタン数は、5です。
左右クリックとホイールクリックと「進む・戻る」です。
本機も、左右スイッチは静音仕様です。
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以上、エレコムの EX-Gシリーズの紹介でした。
この値段の有線マウスに限っていえば、手に合わせたサイズが選べる上で、しっかりしたエルゴノミクス形状ですので、「疲れにくい」といってよいです。
スクロールホイールほかの仕様は「並」ですが、格安に「疲れにくい」マウスを試して見たい方には候補になるでしょう。
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なお、同社からは、仕事用の有線マウスがほかにも展開があります。
違いを確認しておきます。
【2024年発売】(長さ11.3cm)
【5ボタン+左右チルト】
17・エレコム M-SH30UBSKBK
¥1,927 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
ブラック:M-SH30UBSKBK
ホワイト:M-SH30UBSKWH
【5ボタン】
18・エレコム M-SH20UBSKBK
¥1,891 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
ブラック:M-SH20UBSKBK
ホワイト:M-SH20UBSKWH
【3ボタン】
19・エレコム M-SH10UBSKBK
¥1,693 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
ブラック:M-SH10UBSKBK
ホワイト:M-SH10UBSKWH
重さ:約96g
最大解像度:2000dpi
センサー:BlueLED
スクロール:前後(左右)
ボタン数:上記参照
第1に、M-SH30UBSKなどです。
無線でも同社が展開する「SHELLPHAシリーズ」に属します。
1つ上で見たEX-Gシリーズの下位機に相当します。
3種類ありますが、違いはボタン数です。
最上位機は、クリック(左・右)、サイド(進む・戻る)、ホイールクリックの計5ボタンと、ホイールの左右チルトという構成です。
中位機は、チルトがない構成、下位機は、サイドボタンもない構成です。
サイズは、どれも同じです。
1つ上でみたEX-Gシリーズでいえば、Mサイズに相当します。
左右チルト付きの展開がある部分では、本機のが装備が優れる部分はあります。
形状は、EX-Gシリーズと同じ発想のエルゴノミクスです。
握りや角度は、ほぼ同じです。
ただ、左右クリック周りの作りを含めて、若干、値段差の理由は見える感じはあります。
重さは、最上位機で、約96gです。
あとは、先ほどの機種と大きく変わりません。左右クリックも静音仕様です。
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結論的にいえば、チルトが欲しいならば、こちらでも良いでしょう。
ただ、外観の作りや、すべりは、先ほどの機種のほうが良い感じです。
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【2024年発売】(長さ10.7cm)
【5ボタン+左右チルト】
20・エレコム M-SH31UBSKBK
¥2,100 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
ブラック:M-SH31UBSKBK
ホワイト:M-SH31UBSKWH
【5ボタン】
21・エレコム M-SH21UBSKBK
¥1,991 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
ブラック:M-SH21UBSKBK
ホワイト:M-SH21UBSKWH
【3ボタン】
22・エレコム M-SH10UBSKBK
¥1,818 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
ブラック:M-SH11UBSKBK
ホワイト:M-SH11UBSKWH
重さ:約84g
最大解像度:2000dpi
センサー:BlueLED
スクロール:前後(左右)
ボタン数:上記参照
第2に、M-SH31UBSKなどです。
1つ上の製品とおなじ「SHELLPHAシリーズ」のSサイズです。
長さが、10.7cmクラスで「フルサイズ」といえるマウスでは極小になります。
あとは、ボタン構成で3展開となる部分を含めて、1つ上の製品と同じです。
形状は、先述のように、冒頭の製品と同じなので、そちらで示した手のサイズの目安に沿って、どちらか選べば良いでしょう。
【2020年発売】
23・ロジクール MOUSE M500s
¥6,338 楽天市場 (5/19執筆時)
重さ:144g
最大解像度:4000dpi
センサー:レーザーグレード【LGT】
スクロール:チルト(前後左右)
ボタン数:7
M500sは、ロジクールの有線マウスでは、最も性能が期待できるモデルです。
後ほど紹介するように、ゲーム用にはより高級なモデルもありますが、ビジネス用としてはこれが「有線対応では最高峰」です。
サイズは、置きっぱなしで使うのに適したフルサイズです。
寸法は、125.5 x 69.0 x 41.5cmですから、BUFFALOの「Lサイズ」相当で、「被せ持ち」に最適な大きめサイズです。
重さは144gです。
フルサイズマウスとしても大きめなので、持ちやすく安定感があります。
マウスのセンサーは、レーザーグレード【LGT】を採用します。
最近は「ロジクール高精度オプティカルトラッキング」との表記になりました。
レーザー方式を疑似的に再現した構造で、ブルーLEDに比べて追随性が良いです。
上位といえる不可視レーザー採用機は、(ビジネス用)有線マウスだとないため、現状においては、「悪くない選択肢」です。
マウスの解像度は、最大4000dpiです。
付属のソフトなどで速度調整することも可能です。
スクロールホイールは、前後の移動に加えてチルト(左右の移動)にも対応です。エクセルなどの利用時に便利でしょう。
加えて、ホイール下部のボタンで、スクロール方法を、高速な「フリースピンモード」と正確な「クリック・トゥ・クリックモード」に切替できます。
リニアな感じな無抵抗で高速にスクロールするか、回した際(歯車のような)クリック感で、1単位ずつ正確にスクロールするか選択可能です。
このギミックは、ロジクールマウスの「売り」の部分で、慣れると手放せない快適さががあります。
ボタン数は、7つです。
左右クリックほか、ホイールを押し込むことでのミドルクリック、そして、サイドの、「進む・戻る」ボタンです。
また、左右のチルトもボタンのカウントに入るので、合わせて7個です。
なお、本機も、ユーザーによるボタン割り当て変更が可能です。
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以上、ロジクールの M500sの紹介でした。
ビジネス用にどうしても有線モデルが欲しい場合は、この機種が最も良いと思います。
比較的格安で息の長い製品ですが、それだけ完成度も高いです。2年保証付きです。
【2019年発売】
24・ROCCAT ROC-11-730
¥9,680 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
重さ:66g
最大解像度:16000dpi
センサー:Owl-Eyeセンサー
スクロール:前後
ボタン数:7
ROCCAT Kone Pure Ultraは、ドイツのROCCATの製品です。
実は、この製品は、7色のイルミネーションライティング機能があります。
扉絵は「派手」ですが、オフにできるので、普通にビジネス利用もできます。
サイズは、フルサイズです。
ただし、115×70サイズなので、多少小ぶりで、手の小さめの肩に向きます。
重さは、66gですから、軽いです。
マウスのセンサーは、Owl-Eyeセンサーです。
これも、光学式なのですが、ゲーム用の高解像度光学センサーです。
座面の品質にはシビアですが、マウスパッドで利用する分には精度が良く使えます。ビジネス用に高解像度のセンサーは、必ずしもいりません。
ただ、大画面モニターをビジネス利用している場合に良いでしょう。
マウスの解像度は、初期では1000dpiですが、最大16000dpiまで対応できます。
スクロールホイールは、2Dチタンホイールです。
クリック感があるタイプです。
ボタン数は、7個です。
左・右クリックほか、マウス側面に2ボタン、ホイールクリックと、その下に2ボタンです。
前後ホイールを加えて9個という表記もありますが、普通に言えば「7」です。
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以上、ROCCAT Kone Pure Ultraの紹介でした。
ビジネス向きのデザインの有線マウスは少ないので、(実際は解像度の点でゲーミングマウスとはいえ)選択肢となりそうです。
特に、割と小さめで軽く、性能が良い有線マウスは意外とないので、希少価値があると思います。
25・ロジクール G502 HERO G502RGBh
¥9,500 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
重さ:121g
最大解像度:16000dpi
最大加速:40G
最大スピード:10.2m/秒
センサー:HERO 16K
スクロール:チルト(前後左右)
ボタン数:12
G502 HEROも、ロジクールの多ボタンマウスの中級機です。
本機については、完全に「ゲーム用」です。
ただ、多ボタン式の「代表格」であり、ビジネス用として使う方もいるため、この記事に「出張」させました。
サイズは、フルサイズで、133×77cmとサイズ感があります。
重さは121gと、しっかりとした重量感があります。
さらに、3.5gのウエイトが5個付属するため、最大、168gまで安定性をよりますことも可能です。
なにより安定感を重視したい方は一定数いるようで、その側面ではできの良い製品でしょう。
マウスのセンサーは、この機種も、ゲーム用の高解像度センサーとなる、HERO 16Kです。
マウスの解像度は、200-16000dpi、最大加速40Gと最高水準です。
スピードも、新型となって10.2m/秒となりました。
スクロールホイールは、こちらは、チルトも対応です。
その上で、前後のスクロールは、滑るような高速スクロールモードと、クリック感のあるクリック・トゥ・クリックモードに切替可能です。
ボタン数は、左側面の6個のボタンを含め、総計12個のプログラム可能なボタンがあります。
そのため、ある程度、親指に常にかかるのですが、銃のトリガーのようなメインボタンは、その手のゲームで押す際に爽快感がありそうです。この機種も、オンボードメモリは搭載です。
耐久面でも、2000万クリックと高耐久です。また、このグレードから保証期間が3年保証に延長されます。
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以上、ロジクールのG502 の紹介でした。
仕事用に、高解像度センサーは不要ですが、ショートカットを多用する方には、このボタン数は魅力です。
量感からの安定性があるため、あまりマウス自体はさほど動かさずに、ショートカットを多用するような使い方に向きます。
【2023年発売】
26・サンワサプライ MA-ERGK9
¥2,720 楽天市場 (5/19執筆時)
重さ:161g
マウス解像度:1600dpi
センサー:Blue LED
スクロール:前後
ボタン数:5
MA-ERGK9は、サンワサプライが販売する有線マウスです。
大きなフルサイズ型で、同社の有線マウスだと最上位機となります。
本体形状は、独特です。
エレコム機以上に角度があります。
無線だとロジクールにも同じコンセプトの製品がありますが、本格的な「縦握り」ができる有線は本機ほどでしょう。
同社はロジクール参入前から、この形状のマウスをわりと作っていました。
傾斜角は、約55度です。
「縦握り」は手のカーブも自然になるので、負担が少ない部分もメリットです。
マウスの長さは、11.8cmです。それなりに手の大きめの方に向きます。
センサーは、Blue LEDです。
格安のフルサイズマウスは、このパターンが多いです。
スクロールホイールは、普通のメカ式です。
形状的な限界もあり、縦横のチルトに対応しません。
ボタン数は、5つです。
左右クリックほか、サイドの「進む・戻る」とホイールクリックです。
なお、ボタンのカスタマイズは、Windowsのみソフトが用意されます。Macは、OS標準のドライバで動かす方式なので、カスタマイズしないとしても、サイドボタンを含めて、ノンサポートです。
つまり、サンワの場合、Mac対応表記があるものの、実際はWindows専用と考えるべきです。
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以上、サンワのMA-ERGWK10の紹介でした。
「タテ握り」ができる有線は、Atlasが知る限りほかにないです。
この形状が「疲れにくい」のは間違いないため、手首や肩の凝りに悩んでいる方で「どうしても有線マウス」という場合は、良いかと思います。
ただし、個人的にはそういった場合は、この形状の無線にしたほうが(ケーブルに由来する不自然な格好も減るので)良いとは思います。そういった製品は、同社やロジクールの製品を含めて【ワイヤレスマウスの比較記事】で紹介しました。
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なお、同社からはいくつか下位機が出ています。
簡単に確認しておきます。
【2023年発売】
27・サンワサプライ MA-SBL198BKN
¥1,730 楽天市場 (5/19執筆時)
28・サンワサプライ400-MA159BK2
¥1,480 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
【Amazon限定色】
29・サンワサプライ MA-YB518BK
¥1,473 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
30・サンワサプライ MA-YB518R
¥1,473 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
重さ:79g
マウス解像度:2000dpi
センサー:Blue LED
スクロール:前後
ボタン数:5
第1に、MA-SBL198BKNなどです。
配色が違う400-MA159BK2なども仕様は同じです。
サイズ的に10cmなので、コンパクトマウスの類です。
モバイルには向きますが、メイン用としては、一般男性を標準とすると小さめです。
形状は、横握りながら、エルゴノミック的な配慮はあります。
キーは、左右クリックが静音スイッチ採用です。
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結論的にいえば、安めで、堅実な構成なコンパクトマウスといえます。
ただ、際だった個性はないと言えます。
【2023年発売】(黒・赤)
31・サンワサプライ MA-SBL188BKN
32・サンワサプライ MA-SBL188RN
¥891 楽天市場 (5/19執筆時)
重さ:79g
マウス解像度:2000dpi
センサー:Blue LED
スクロール:前後
ボタン数:3
第2に、MA-SBL188です。
見た目通りのシンプルな左右対象のミニマウスです。
コンビニの棚などに陳列されて、緊急避難的に買うものです。
普段つ買いにおいては、利便性に乏しいです。
今回の結論
有線マウスのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は有線マウスの紹介でした。
最後にいつものように、価格別・目的別にAtlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。
第1に、ビジネス用・仕事用として有線マウスを探している方におすすめできるのは、
【2020年発売】
23・ロジクール MOUSE M500s
¥6,338 楽天市場 (5/19執筆時)
重さ:144g
最大解像度:4000dpi
センサー:レーザーグレード【LGT】
スクロール:チルト(前後左右)
ボタン数:7
正確性 ★★★★★
疲れにくさ ★★★★★
ホイール回転 ★★★★★
解像度の調整 ★★★☆☆
ボタン数 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★
ロジクールのM500tでしょう。
同社の有線モデルでは、性能の良いレーザーグレード【LGT】を採用している点が大きなポイントです。
ブルーLEDと較べても、仕事用に使う場合の動きの追随性は良いです。
キースイッチの品質が高く耐久度が高いのも売りです。
スクロールホイールも、チルト対応のほか、滑るような高速スクロールモードと、クリック感のあるクリック・トゥ・クリックモードに切替可能です。
この部分でも、ビジネスには特に向きます。
2年保証で耐久性もありますので、堅実な製品ながら、長く使えると思います。
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ただし、ビジネス用については、5000円以上の予算を掛けるならば、操作性・追従性を含めてより高レベルなワイヤレス製品があります。
ワイヤレスを「操作の追従性が悪い」「電池寿命が短い」という点で敬遠している方で、いわゆる「高級マウス」を利用したことのない方は、むしろ、ワイヤレスモデルも検討して欲しいと思います。
実際、「不可視レーザー採用機」はワイヤレスでしか見られません。
最近の製品は、操作性や電池寿命の問題を解決している機種が多いです。上記の【ワイヤレスマウスの比較記事】で比較しましたので、よろしければご覧ください。
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【2023年発売】
26・サンワサプライ MA-ERGK9
¥2,720 楽天市場 (5/19執筆時)
重さ:161g
マウス解像度:1600dpi
センサー:Blue LED
スクロール:前後
ボタン数:5
一方、「肩や腕の疲れにくさ」を優先する場合は、サンワサプライのMA-ERGK9が良いです。
自然な握りといえる「タテ握り」は、近年のマウスのトレンドでもあり、実際「疲れにくい」と言えます。
先述のように、この点を重視する場合、【ワイヤレスマウスの比較記事】で比較した無線式の方が、ケーブルに由来する不自然な格好が防げるので、より良いとは思います。
ただ、(無線利用にかかわる)業務上の規則がある場合など、有線でないとまずい場合は、こちらが良いかと思います。やや大きめですので、据え置き専用と考えてください。
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【2023年発売】
【Sサイズ】(長さ10.8cm)
16・エレコム M-XGS30UBSK
¥2,080 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
ブラック:M-XGS30UBSKBK
ブルー:M-XGS30UBSKBU
ホワイト:M-XGS30UBSKWH
重さ:約95-115g
最大解像度:2000dpi
センサー:BlueLED
スクロール:前後
ボタン数:5
一方、サンワの製品は11.8cmと多少大きめです。
そのため、手の小さい方は、エレコムのSサイズが良かろうと思います。
こちらも、タテ握りというほどではないですが、疲れにくさの部分で配慮があります。
第2に、多少小ぶりのビジネス用として性能の良い有線マウスを探している方には、
【2019年発売】
24・ROCCAT ROC-11-730
¥9,680 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
重さ:66g
最大解像度:16000dpi
センサー:Owl-Eyeセンサー
スクロール:前後
ボタン数:7
正確性 ★★★★★
疲れにくさ ★★★★☆
ホイール回転 ★★★★★
解像度の調整 ★★★★★
ボタン数 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★
ROCCAT Kone Pure Ultraでしょう。
ロジクールの有線マウスに較べて、小型軽量で、手の小さい人や、持ちはこび兼用で考える場合、割と良い選択肢です。なお、ライトアップは消せます。
とくに、小型機で信頼できる・クリック・スクロールなどのメカを積んだ製品は少ないため、良い選択肢になるでしょう。
ただし、手が普通サイズの人で、持ち運ばないならば、大きいサイズのほうが疲れにくい、という原則はあります。
持ち運ばないならば、ロジクールの方が良いでしょう。
第3に、ボタン数が多く、ショートカットを多用する方におすすめのマウスは、
25・ロジクール G502 HERO G502RGBh
¥9,500 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
重さ:121g
最大解像度:16000dpi
最大加速:40G
最大スピード:10.2m/秒
センサー:HERO 16K
スクロール:チルト(前後左右)
ボタン数:12
正確性 ★★★★★
疲れにくさ ★★★★☆
ホイール回転 ★★★★☆
解像度の調整 ★★★★★
ボタン数 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
ロジクール G502 HEROでしょう。
多ボタンタイプは、ほかにもありますが、片側に集中配置ではないため、ボタンの押し間違えが少ない利点があります。
性能面では、光学式ですが、高解像度センサーとなるHERO 25Kですので、しっかり、マウスパッドを利用する分には、精度も保証されるでしょう。
問題は、多少重めな点ですが、その分正確ではあるため、ショートカットを重視するならば、試す価値はあると思います。
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1・ワイヤレスマウスの比較
予算:3,000円〜1.5万円
用途:仕事用(据置)
2・小型ワイヤレスマウスの比較
予算:2,500円〜1万円
用途:モバイル用
3・ゲーミングマウスの比較
予算:6,009円〜1.5万円
用途:ゲーム専用
4・有線マウスの比較
予算:3,000円〜7,000円
用途:仕事用
5・おすすめのマウスまとめ 【結論】
=目的別・予算別のマウスの提案
なお、ゲーミング用ならば、他にも、有線マウスの選択肢はあります。
興味のある方は、3番の記事をご覧ください。
そのほか、ワイヤレスマウスと比較したい方も、以上のリンクをご利用ください。
補足:関連記事の紹介
というわけで、今回は、有線マウスの紹介でした。
1・東プレ高級キーボード(日本語)
2・東プレ高級キーボード(英語)
3・マジェスタッチキーボード
4・Bluetooth無線キーボード
5・Mac配列のキーボード
6・プログラマー向けのHHKB
また、このブログには、キーボードなど入力デバイスの比較記事が他にもあります。
よろしければ、これらもご覧ください。
最後までありがとうございました。この記事が皆さんのお役に立ったのならば幸いです!