Top スマホ関連機器 比較2025' 小型モバイルバッテリー48機の性能とおすすめ・選び方 (1)

2025年06月02日

比較2025' 小型モバイルバッテリー48機の性能とおすすめ・選び方 (1)

【今回レビューする内容】2025年 軽量で小さいUSBモバイルバッテリーの性能とおすすめ・選び方:3000mAh 5000mAhクラス

【比較する製品型番】 アンカー Anker PowerCore 5000  A1109011 A1109021 A1217011 A1217021 ANKER 521 Power Bank A1626111 A1626121 511 Power Bank A1633N13 A1633023 A1636N11 A1636N21 A1621011 A1621021 ANKER 321 MagGo Battery A1616011 A1618N11 A161602 A1618N21 A1610012 A1611N11 A1610022 A1611021 A1643021 A1643031 Anker 621 Power Bank A1648N11 A1648N21 Nano Power Bank A1653011 A1653021 A1645011 A1645N11 A1645021 A1645N21 エレコム DE-C48-5000DGY EC-C15BK DEC-C15WH EC-C15WH DE-C45-5000BU DE-C45-5000WH EC-C12WH EC-C04BK DE-C43L-5000BE EC-C09LBK EC-C09LWH DE-C59L-5000BE EC-C10LBK EC-C10LWH DE-C35L-5000BE DE-C35L-5000BK DE-C40-5000BK DE-C40-5000WH DE-C53-5000BK DE-C53-5000WH DE-AC11-5000BK DE-AC11-5000WH EC-C22LBK EC-C20LWH DE-AC09-5000BK C-C19LBK EC-C20LBK EC-C20LWH DE-AC08-5000BK EC-C18LBK  マクセル MPC-CS5001 MPC-CD5000 バッファロー BSMPB5010C2BK BSMPB5010C2WH ベルキン BPD002btBK BPD002btWH BELKIN BOOST↑CHARGE BPD004btBK BPD002btWH BPD004qcPK BPD004qcPU BoostCharge Pro BPD006btBK BPD006btWH オウルテック OWL-LPB3351-WH 無印良品 MJ-PSMB50 ほか

今回のお題
小型のUSBバッテリーのおすすめはどの製品?

 どもAtlasです。 

 今日は、2025年6月現在、最新の小型のUSBモバイルバッテリーの比較です。

 小型で、容量としては「スマホ1回フル充電」できるほどサイズの製品を比較します。

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1・小型のモバイルバッテリーの比較 (1)
 1-1:アンカー
 1-3:エレコム
2・小型のモバイルバッテリーの比較 (2)
 2-1:エレコム〈続き〉
 2-2:ベルキン
 2-3:バッファロー
 2-4:他の企業
 2-5:最終的なおすすめの提案【結論】

 このジャンルでは最も大手となるアンカーの製品をみたあと、日本の大手PC周辺機器メーカーの製品からみていくという構成になります。

電池の容量 ★★★★★
本体の軽さ ★★★★★
充電の速さ ★★★★★
総合評価  ★★★★★

 その後、最後の「結論」では、上のようなポイントからAtlasの「おすすめ機種」を提案していきます。

ーーー

  201910261206.jpg

1・USBモバイルバッテリーの比較
 用途スマホ・タブレット向け
 容量:10000mAh〜26800mAh
 出力:10W〜45W
 重さ:200g
2・USB-C PDモバイルバッテリーの比較
 用途ノートPC向け
 容量:20000mAh〜40000mAh
 出力:45W〜100W
 重さ:400g〜  
3・小型USBモバイルバッテリーの比較
 用途緊急充電用(スマホなど)
 容量:〜5000mAh
 出力:10W45W
 重さ:100g

 なお、今回の記事は、このブログのUSBバッテリー記事全体で言えば、今回は3回目記事です。

・蓄電容量
・スマホへの充電速度
・バッテリー充電時間
・重量

 そのため、上表のような観点からの、USBモバイルバッテリーの「選び方の基本」は,すでに1回目記事の冒頭で説明が終わってます。

 小型モデルだけならば、今回の記事だけでも分かるように書きました。しかし、詳しく知りたい場合、1回目の記事の冒頭(こちら)からお読みください。

 よろしくお願いします。

1・アンカーのバッテリーの比較

 201808181325.jpg

 はじめに、アンカーのバッテリーからです。

 米国発の企業ですが、現在は中国に本社を置きます。

 同社は、日本勢(パナソニック・ソニー)が撤退した今、デンキヤでもネットでも「最も人気なメーカー」です。

 性能の割に安く、18ヶ月保証(登録時2年)が付く部分も人気です。

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 なお、以下の記事では、Atlasのオススメポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う分を青字で記していきます。


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 【2016年発売】

 1・Anker PowerCore 5000
  ¥2,690 Amazon.co.jp (6/2執筆時)

蓄電容量:5000mAh
USB-A出力:1ポート
USB-C出力:
入力 :10W(5V 2A)
出力 :10W(5V 2A)   
本体重量:134g
充電用端子: MicroUSB(専用)
パススルー:
低電流モード:
保証期間:2年
サイズ:高さ108mm×直径33mm

 Anker PowerCore 5000は、アンカーの丸形のUSBバッテリーです。

 なお、執筆時在庫切れですが、生産終了ではないので、皆さんがご覧になるあたりでは復活しているかと思います。

 本体色は、ブラック(AK-A1109011)・ブルー(AK-A1109031)・レッド(AK-A1109091)・ホワイト(AK-A1109021)から選択できます。

 201811271005.jpg

 重さは、134gです。

 5000mA(スマホ約1回分)という蓄電容量を考えると、平均よりは軽量です。

 サイズは、直径33mm×奥行108mm となります。

 手に持っても疲れない重さですが、スマホと重ね合わせて持つには形状が不適です。

 使いながら充電する場合は、長いケーブルを購入してバッグに入れるのが基本です。

 充電容量は、5000mAhです。

 放電ロスを考えても、平均的なスマホを約1回はフル充電可能です。

 頻繁にバッテリーがなくなる使い方をされている方は、すくなくとも、5000mAh以上を選ぶことが、Atlas的には「おすすめ」です。

  201811271814.jpg

 充電に要する時間は、 10W充電に対応するので、約3時間です。

 ただし、10W以上の充電器と一緒に使った場合の値です。

 なお、昔のスマホ(iPhoneなど)についていた 写真のような小型充電器は5Wです。

  202205081907.jpg

 【USB-A 24W 2ポート】

 Anker PowerPort 2 Elite
  ¥2,590 Amazon.co.jp (6/2執筆時)

 10W以上のものがない場合は買い増さないと倍以上遅いです。

 出力は10W(5V 2A) です。

 最近のスマホは、(四角い)USB-Aでの接続方法でも、12W以上の急速充電に対応できるのが普通です。

 その点でいえば、今どきではないです。

 バッテリーの安全性は、PSE準拠以上の特段の情報はないです。

 ただ、低出力のバッテリーですし、それで問題ないです。

 201507011453.jpg 

 パススルー機能は、未対応です。

 パススルー機能とは、モバイルバッテリー本体を充電しつつ、スマホにも給電できる機能です。

 非対応の場合、壁コンセントでモバイルバッテリを充電している状態で、かつ、モバイルバッテリーからスマホを充電している場合、USBモバイル電源自体に充電されません

 出張の際は、ホテルでこうした充電方法を取る場合が多いので、社会人には注意が必要です。

 低電流モードも、未搭載です。

 この機能がないと、Bluetoothイヤホンなどの小型のBluetooth端末を充電する場合、満量判定を間違う場合があります。

 ただ、出力が弱い機種なので、おそらく問題ないです。

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 以上、アンカーPowerCore 5000の紹介でした。

 最近のスマホでも「1回フル充電」できる容量を確保した製品です。

 丸形タイプなので、外出時に充電しながら使う場合は、バッグに入れて長めのケーブルが必要ですが、その部分に問題を感じなければ、値段の面からも、良い製品です。


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 【2020年発売】

 2・Anker PowerCore III 5000
  ¥2,690 Amazon.co.jp (6/2執筆時)

ブラック:A1217011
ホワイト:A1217021
ピンク:A1217N51
グリーン: A1217N61
パープル: A1217NV1

蓄電容量:5000mAh
USB-A出力:1ポート
USB-C出力:1ポート
入力 :10W (5V 2A)  
出力 :12W (5V 2.4A)      
本体重量;約113g
充電用端子: USB-C(共用)
パススルー:
低電流モード:搭載
保証期間:2年
サイズ:103 × 63 × 14mm

 Anker PowerCore III 5000も、アンカーのモバイルバッテリーです。

 このサイズの同社の上位機です。こうした薄型の製品は、リチウムイオン電池ではなく、薄型にしやすい、リチウムポリマー電池を利用します。

 電池の違いでとくに性能差・耐久性の差はないですが、リチウムポリマーのほうが、寒さに強いとは言われます。ただ、製品の個体差自体は、リチウムイオン電池に少し負けます。

 202102221329.jpg

 重さ113gです。

 サイズは、高さ103×幅63×奥行14mmです。

 スマホよりも小型で、クレジットカードとだいたい同じサイズです。

 充電容量は、5000mAhです。

 最新のiPhoneなどのスマホを約1回フル充電可能です。こちらも、電源残量を示すインジケータがサイドに付属します。

 出力は、本機は、12W (5V 2.4A) です。

 また、(四角い)USB-Aのほか、(丸い)USB-C端子も付属する2ポート仕様です。

 最高速は、USB-CでもUSB-Aでも同じ12Wです。

 5000mAhクラスの軽量バッテリーとしては高速です。iPhoneでもAndroidでもわずかですが、充電が速いでしょう。

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 充電に要する時間は、本機は入力が10Wです。

 製品付属の USBケーブル(Micro USB)経由で約3時間です。

 注意点としては、本機については、(出力と教養の)USB-C端子のみに充電に利用できる点です。

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 【USB-A 24W 2ポート】

 Anker PowerPort 2 Elite
  ¥2,590 Amazon.co.jp (6/2執筆時)

 0.6cmのUSB-C&USB-Aケーブルが付属するので、USB-C給電対応のコンセントがなくても、一般的には問題ないでしょう。

 10W以上の出力ができる充電器ならば、スピード劣化なく充電できます。

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 バッテリーの安全性は、多重保護システムの言及があります。

 低出力機では珍しいです。

 パススルー機能は、未対応です。

 低電流モードは、搭載です。電源ボタンを2回押し(ないし2秒押し)での切替です。

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 以上、アンカーAnker PowerCore III 5000の紹介でした。

 速度ほかUSB-C接続に対応する部分など、Ankerの小型機ではスペックが良いです。

 軽量である程度性能を重視して選ぶ場合には良い候補の1つです。


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 【2022年発売】

 3・ANKER 521 Power Bank
  ¥8,990 Amazon.co.jp (6/2執筆時)

ブラック:A1626111
ホワイト:A1626121
ブルー:A1626131
パープル:A16261V1
グリーン:A1626161

蓄電容量:5000mAh
USB-A出力:
USB-C出力:2ポート
入力 :コンセント/ 10.5W
出力 :45W (15V 3A)  
本体重量:200g
充電用端子:コンセント/ USB-A(共用)
パススルー:対応
低電流モード:
保証期間:2年
サイズ:高さ71×幅31×奥行71mm

 ANKER 521 Power Bank (PowerCore Fusion 45W) も、アンカーのモバイルバッテリーです。

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 こちらは、収納式のコンセントプラグが付属するタイプの製品です。

 サイズは、高さ71×幅31×奥行71mmです。

 重さは、200gです。

 コンセントがある分、コンセント付属器の場合、同容量の製品に比べて60g前後重いです。

 出張時などの利便性が高い反面、持ち歩いての充電においては、スマホの半分程度の重さの増加が生じます。

 とはいえ、PC周りの出張用ガジェットとしては、個人的にはこれくらいでも問題ないです。

 充電容量は、5000mAhです。

 一般的なスマホを約1回充電可能です。。

 充電に要する時間は、具体的なスペックは未記載です。

 ただ、コンセント経由の給電(100V 1.5A )だと2時間程度だと思います。

 本機は、USB-C経由での充電もできますが、10.5Wです。あまり使うシーンは思いつきませんが。

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 出力は、本機の場合、(丸い)USB-C2系統です。

 USB-Aがない点が注意点です。

 2端子合計で、最大で45W (15V 4A・20V 2.25A) です。

 USB-PDに対応しての数字です。

 したがって、PCへの給電もできます。バッテリーとしては、電分を加味しても「緊急時中の緊急時」に20%くらいでしょう。

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 ただ、本機の場合、コンセントにつなげた状態でAC充電器としてつなげた状態でも利用できます。

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 その場合は、モバイル用ならば、ノートPCの充電器並の速度は得られそうです。出張用には、この部分で便利です。

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 バッテリーの安全性は、本機は供給電力が高いので、多重保護はあります。

 パススルー機能は、対応します。

 バッテリーを充電しつつ、つなげたスマホなどの充電も可能です。

 低電流モードは、搭載が確認できませんでした。

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 以上、アンカーPowerCore III Fusion 5000の紹介でした。

 AC充電器として利用する場合、モバイルノートPC用の電源として使えること、バッテリーとしても、高性能スマホに高速充電ができる点で、ニーズはあるかと思います。

 USB-Cだけである部分はやはり注意点ですが、最近は、Apple Watchなどの小型周辺機器の充電器を含めUSB-Cなので、この仕様で問題ない方も多いかなと思います。パススルーも対応しますので、出張用ガジェットとしては便利そうです。

 ただ、端子出力的に、イヤホンなどの小型機器に対応できない可能性がある部分は注意です。

ーーー

 このほか、小型のコンセント端子付きは以下のようなラインナップがあります。 

 順番にみておきます。

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 【2022年発売】

 4・ANKER 511 Power Bank
  ¥3,690 Amazon.co.jp (6/2執筆時)

ブラック: A1633N13
ホワイト: A1633023
ピンク: A1633N53
ブルー: A1633033

蓄電容量:5000mAh
USB-A出力:なし
USB-C出力:1ポート
入力 :コンセント
出力 :20W (9V 2.22A)  
本体重量:170g
充電用端子:コンセント
パススルー:対応
低電流モード:
保証期間:2年
サイズ:高さ30×幅113×奥行30mm

 第1に、Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)です。

 少し小型のコンセント端子付きUSB-Cバッテリーです。

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 写真のようなリップスティック型の小型機で、コンセント充電式としては、圧倒的に持ち運びやすいのが利点です。

 給電力は、20Wです。

 サイズは、高さ30×幅113×奥行30mmです。

 パススルー対応(説明書記載)しますので、スマホ用としては欠点はないです。

 注意点は、接続端子が、USB-C端子の1ポートのみである点です。

 そのほか、低電流モードの記載が見られません。

 ただ、こうした注意点はあるものの、携帯性には替えがたいものがあるでしょう。

ーーー

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 【2024年発売】

 5・Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)
  ¥4,990 Amazon.co.jp (6/2執筆時)

ブラック: A1636N11
ホワイト: A1636N21
ピンク: A1636N51
ブルー:A1636N31
パープル:A1636NV1
グリーン: A1636N61

蓄電容量:5000mAh
USB-A出力:
USB-C出力:2ポート(直付)
入力 :コンセント
出力 :30W (20V 1.5A)  
本体重量:200g
充電用端子:コンセント
パススルー:対応
低電流モード:
保証期間:2年
サイズ:高さ30×幅113×奥行30mm

 第2に、Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)です。

 202406091821.jpg

 接続方法は、USB-Cです。

 1ポートは普通のUSB-C端子ですが、片側は、 USB-Cケーブルが直結されるタイプです。

 ただ、本機はやわな「平麺ケーブル」です。ケーブル部分が断線したら終わりです。

 見た感じ、もっとも断線しやすい結線部に補強はありますが、個人的にあまり好まないタイプです。

 202406091831.jpg

 出力は、コンセント接続時は30Wで、被接続時、単独で22.5Wです。

 USB-Cポートを同時に利用する場合は、合計で18W(単独時15W)です。

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 このほか、発売時期の関係もあり、最近Ankerの中位機以上にみられる電源メーターが備わります。

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 結論的にいえば、個人的に、直結型や平麺ケーブルは耐久面で「信頼していない」のでNGです。しかし、そこに抵抗がない場合、USB-C充電のスマホをご利用の場合、出張用には結構良い気はします。

ーーー

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 【2016年発売】

 【型番:A1621011 AK-A1621021】

 6・Anker PowerCore Fusion 5000
  ¥2,990 Amazon.co.jp (6/2執筆時)

蓄電容量:5000mAh
USB-A出力:2ポート
USB-C出力:
入力 :10W(5V 2A)
出力 :15W (5V 3A)  
本体重量:189g
充電用端子: 下で解説
パススルー:対応
低電流モード:
保証期間:2年
サイズ:高さ31×幅72×奥行70mm

 第3に、PowerCore Fusion 5000がです。 

 「コンセント付き」が良いが、USB-Cだと「困る」という方の候補となるモデルです。

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 出力は、USB-C端子がない代わりに、USB-A端子が2個という構成ですから。

 給電力は、合計で15Wですので、それなりにあります。

 充電に要する時間は、スペックが少し劣り、5時間です。

 なお、コンセントは10Wですが、MicroUSB端子でも10.5Wでバッテリーに給電できます。

 ただ、あまり意味はないでしょう。

 バッテリーの安全性は、特段の多重保護はありません。

 パススルー機能は、対応です。

 パススルー利用時には、最大10.5Wでスマホに給電されることになります。

 低電流モードはありません。


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 【2024年発売】

 (スタンドなし)93x65x15 mm

 7・ANKER 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)
  ¥3,990 楽天市場
(6/2執筆時)

 (スタンドあり)96x66x15 mm

 8・ANKER MagGo Power Bank (5000mAh 7.5W Stand)
  ¥(4,990) Amazon.co.jp (6/2執筆時)

ブラック:A1616011 ・A1618N11
ホワイト:A1616021・A1618N21
パープル:A16160V1
グリーン: A1616061
ピンク:A1616051・

蓄電容量:5000mAh
USB-A出力:
USB-C出力:1ポート
Qi充電:1ポート(12W)
入力 :10W(5V 2A)
出力 :12W(5V 2.4A)
本体重量:124g/135g
充電用端子:USB-C(共有)
パススルー:対応
低電流モード:
保証期間:2年

 ANKER 321 MagGo Battery などは、アンカーの少し特殊な軽量バッテリーです。

 マグネット付のiPhone専用のバッテリーになります。

 202106081652.jpg

 本機の特長は、スマホへのQiワイヤレス充電に対応できる点です。

 そういった機種は過去にもありました。しかし、本機については、マグネット装備で、磁力でiPhoneにくっつく点が新しいです。

 ケースも、MagSafe対応のiPhoneケースならば無問題です。ケース未使用の場合、iPhone12/13以降に対応になります(Pro Max含む)。

 なお、iPhoneは耐磁性がありますので、この仕様で問題ありません。磁石が近いとカメラのAFに影響があるので、外して写真を撮る点だけ気をつければOKでしょう。

 重さは、スタンドなしのモデルで124gです。

 サイズは、)93x65x15mmとなります。

 後ほど見る上位機に比べると少し厚みがあります。

 持ちやすさが重要な機種なのでここは大事です。

 202106081657.jpg

 出力は、Qiワイヤレス充電を利用する場合7.5W対応です。

 iPhone自体は7.5Wまで対応する点で言えば、高速充電はできません。

 一方、充電と共有のUSB-C端子からのワイヤード給電もできます。

 その場合は、12Wですので、ここまで見た製品ほどは速くないです。

 結論的にいえば、Qiを含めて「便利だけど速くはない」と思って買ってください。

 充電に要する時間は、目安が非開示ですが、5時間ほどでしょう。

 バッテリーの安全性は、異物検知や温度管理などの機能性の記載があります。

 PSEマークはむろんあります。なお、電池は、薄型にしやすいリチウムポリマーです。

 パススルー機能は、対応です。

 USB-C端子が1つなので、Qi充電で対応できるということですが。

 低電流モードはありません。

 202202061539.jpg

 なお、上位機はスタンドが付属します。

 普段は後面に収納されていて、使うときだけ立てる方式です。

 スタンド構造があるので、若干厚みは増します。

 202202061549.jpg

 なお、スタンドは、(充電端子が下なので)充電しながらの利用は想定していない点だは注意してください。スマホを横にすれば可能ですが、改良の余地はありそうです。

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 以上、ANKER 321 MagGo Batteryの紹介でした。

 iPhoneユーザーで、提案される持ち方で利用したい場合候補です。

 磁力も900gほどに耐えるので、アクティブに動きながら使うのでないならば、吸着性は問題ないでしょう。

 ただし、持ちながら完全に保持するにはすこしコツが要ります。また、給電速度は速くはないといえますし、人は選ぶでしょう。

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 なお、同社からは、Qi対応のモバイルバッテリーが他にもいくつかあります。

 順番にみておきます。

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 【2023年発売】

 (上位機:スタンドなし)11.1x66x11.5 mm

 9・Anker 621 Magnetic Battery (MagGo)
  ¥5,990 Amazon.co.jp (6/2執筆時)

 (上位機:スタンドあり)105x67x13 mm

 10・Anker 622 Magnetic Battery (MagGo)
  ¥4,990 Amazon.co.jp (6/2執筆時)

ブラック:A1610012・A1611N11
ホワイト:A1610022・A1611021
ブルー:A1610032・A1611031
パープル: A16100V2・A16261V1
グリーン:A1610062・A16110V1

蓄電容量:5000mAh
USB-A出力:
USB-C出力:1ポート
Qi充電:1ポート(12W)
入力 :12W(5V 2.4A)
出力 :12W(5V 2.4A)
本体重量:132g/140g
充電用端子:USB-C(共有)
パススルー:対応
低電流モード:
保証期間:2年

 第1に、PowerCore Magnetic 5000などです。

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 最も大きな違いは本体の厚みで、こちらは、スタンドなしのモデルで11.5mmです。

 装着して握りながら持つコンセプトなので、15mmの下位機より持ちやすいです。

 あとは、入力が12Wになるほどの違いです。

ーー

  202402221201.jpg

 【2024年発売】

 11・Anker MagGo Power Bank (6600mAh)
  ¥5,490 Amazon.co.jp (6/2執筆時)

ホワイト: A1643021
ブルー:A1643031
ブラック: A1643011
グリーン:A1643061
パープル: A16430V1

蓄電容量:6600mAh
USB-A出力:
USB-C出力:1ポート
Qi充電:1ポート(15W)
入力 :20W(9V 2.22A)
出力 :20W(9V 2.22A)
本体重量:250g
充電用端子:USB-C(共有)
パススルー:対応
低電流モード:
保証期間:2年
サイズ: 約109 x 62 x 25mm

 第2に、Anker MagGo Power Bank (6600mAh)です。

 こちらは、蓄電容量が6600mAhと若干多めである一方、重さが250gという製品です。

 202402221206.jpg

 というのも、持ちはこびできないわけではないですが、主には、写真のようなスタンド利用で、便利という製品になります。

 大きくみえますが、MagSafe対応のiPhoneケースは、本機も外さず使えます。

 202402221209.jpg

 下位機同様、パススルー充電に対応しているので、寝室用にも良いでしょう。

 202402221235.jpg

 バッテリーの安全性は、本機も、良いです。

 PSE基準に合う上で、同社の多重保護(ActiveSield 2.0)に対応するので、温度監視に対応します。

 Qi充電の場合、充電部を通してスマホが熱くなることがあり、スマホの故障や性能劣化にもつながります。その部分の対策はかなり重要です。

 出力も、Qiでも15WUSB-C20Wと少し良いです。

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 結論的にいえば、重さはありますが、下位機のスタンドに比べると安定性の部分で優秀です。常時利用を考えるならば、本機でも良いかなと思います。


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 【2023年発売】(18ヶ月保証)

 12・Anker 621 Power Bank
  ¥3,990 Amazon.co.jp (6/2執筆時)

ブラック:A1648N11
ホワイト: A1648N21

 【2023年発売】(24ヶ月保証)

 13・Anker Nano Power Bank
  ¥2,890 Amazon.co.jp (6/2執筆時)

ブラック: A1653011
ホワイト:A1653021
ブルー: A1653031
パープル: A16530V1
グリーン:A1653061

蓄電容量:5000mAh
USB-C出力:2ポート
入力 :18W (5V 3A)  
出力:22.5W (10V 2.25A)  
本体重量:102g
充電用端子:USB-C(共用)
パススルー:対応
低電流モード:
保証期間:2年
サイズ:高さ25×幅77×奥行37mm

 Anker 621 Power Bank (Built-In USB-C Connector, 22.5W) は、多少変わったアンカー製品です。

 また、同じ形状でAnker Nano Power Bank (22.5W, Built-In USB-C Connector)」という製品がありますが、流通経路の違いで保証年数が変わるだけの違いです。

 202310221011.jpg

 本機の特長は、写真のように、おりたたみ格納型のUSB-C端子(オス)を備える点です。

 重さは、102gです。

 写真のようにさした状況で利用することを想定します。

 手持ちでも(おもに支える端子部分に)負担がないように、重さを軽くしています。

 サイズは、高さ25×幅77×奥行37mmです。

 iPhone15(あるいはPro Max)など、6インチ前後のモニター搭載のスマホの幅はだいたい7cm台なので、それに合わせていると言えます。

 充電容量は、5000mAhです。

 一般的なスマホを約1回充電可能です。

  202205081907.jpg

 【USB-A 24W 2ポート】

 Anker PowerPort 2 Elite
  ¥2,590 Amazon.co.jp (6/2執筆時)

 充電に要する時間は、未記載です。

 ただ、18W給電ができるので、18W対応のしっかりした急速充電器ならば、短かめで終わると思います。

 出力は、先述のように、真ん中のUSB-C端子(オス)ほか、挿入型(メス)のUSB-C端子が横側に付属します。

 同時に利用できますが、合計で22.5Wまでです。

 202310221021.jpg

 パススルー機能は、対応です。

 ただし、Google Pixelはできないとの表示です。

 低電流モードはありません。

---

 以上、Anker 621 Power Bankの紹介でした。

 比較的軽量なので、提案された使い方でも荷重は問題なさそうです。

 ただ、基本的に(直付け端子は)手持ちの場合、あるいは、安定した場所に置いての充電に向くと言え、動きがちなバッグの中などの場合は、ケーブル充電が安全でしょう。

ーー

 202310221028.jpg

 【2023年発売】

 【通常製品】

 14・Anker Nano Power Bank
  ¥3,290 Amazon.co.jp (6/2執筆時)

 【特定店向け】(トラベルポーチ付)

 15・Anker Nano Power Bank
  ¥2,780 楽天市場 (6/2執筆時)

ブラック:A1645011 A1645N11
ホワイト:A1645021 A1645N21
ブルー:A1645031A1645N31
ピンク: A1645051 A1645N51
パープル: A16450V1 A1645NV1
グリーン:A1645051 A1645N61

蓄電容量:5000mAh
Lightning出力:1ポート (12W)
USB-C出力:1ポート
入力 :15W(5V 3A)
出力 :12W(5V 2.4A)
本体重量:99g
充電用端子:USB-C(共用)
パススルー:
低電流モード:
保証期間:2年
サイズ:高さ25×幅77×奥行37mm

 なお、同じ構造のNano Power Bank (12W Built-In Lightning Connector)  は、この製品のLightning端子版です。

 基本的に、1つ上のUSB-C端子バージョンと同じ仕組みですが、Lightning端子の出力に合わせて12Wとしています。

 注意点は、先ほどの機種と同じです。加えて、パススルー充電に対応しない点も気をつけてください。

 なお、特定店向けに型番を変えています。性能は同じがトラベルポーチのオマケがあります。

1-2・エレコムのUSB-PD対応機

 201904141652.jpg

 つづいて、日本のPC周辺機器メーカーで、エレコムのバッテリーです。


  202406091913.jpg

 【2024年発売】

  17・エレコム DE-C48-5000DGY
  ¥2,127 Amazon.co.jp (6/2執筆時)

 (充電ケーブルなし)

  18・エレコム EC-C15BK
  ¥1,520 Amazon.co.jp (6/2執筆時)

グレー:DE-C48-5000DGY
ホワイト:DEC-C15WH EC-C15WH
しろちゃん:DE-C48-5000WF EC-C15WF
パープル:DE-C48-5000PU
ピンク:DE-C48-5000PN

蓄電容量:5000mAh
USB-A出力:
USB-C出力:1ポート
入力 :14W (5V 2.8A)
出力 :15W (5V 3A)
本体重量:約110g
充電用端子: USB-C(共用)
パススルー:
低電流モード:
保証期間:1年
サイズ:幅60.5×奥行13.2×高さ89.5mm

  DE-C48-5000シリーズは、エレコムの販売する小型のモバイルバッテリーです。

 202406091915.jpg

 多色展開ですが、10cmのUSB-Cケーブルがないモデルがあります。

 同社の場合、通常は付属するので、付いていないほうが特殊と言えます。

 重さは、約110gです。

 サイズも幅60.5×奥行13.2×高さ89.5ですし、小型と言えます。

 充電容量は、5000mAhです。

 重さも、充電容量も、小型機の平均値であり、問題ありません。

 充電に要する時間は、14W以上の出せる充電器を利用して約2.5時間です。

 端子は、USB-Cが1つで、充電にも給電にも使うタイプです。

 また、USB-A端子がない点が注意点です。

 出力は、最大15Wです。

 問題ないでしょう。

 バッテリーの安全性は、一方、PSE認証のほか、多重保護についての言及あります。

 パススルー機能・低電流モードは、非搭載です。

 保証期間は、1年です。

 国内企業は、中身のバッテリーが調達という部分もあり、保証期間が短めです。

---

 以上、エレコムのDE-C48-5000シリーズの紹介でした。

 USB-Cが1端子でシンプルな軽量機です。出力も問題ない水準で、安全装備もあるため、値段によっては選択肢になるでしょう。

 アンカーの同級機に比べて、保証期間が短い部分はありますが、価格的にはそれなりに「勝負」できている感じです。どうしても、日本企業の製品に限定して選びたい場合、候補になる機種です。

 値段に見合った性能の機種だとおもいます。安全性への配慮も良いですが、パススルー不可の仕様だけは、(忘れがちですし)特に注意するべき点と言えます。

ーーー

 なお、エレコムからは小型機のラインナップが他にもいくつかあります。

 順番にみておきます。

  202406091933.jpg

 【2024年発売】

 (充電ケーブル付属)

  19・エレコム DE-C45-5000BU
  ¥2,980 Amazon.co.jp (6/2執筆時)

 (充電ケーブルなし)

  20・エレコム EC-C12BK
  ¥1,890 Amazon.co.jp (6/2執筆時)

 【廉価版】(黒/しろちゃんのみ)

  21・エレコム EC-C04BK
  21・エレコム EC-C04WF
  ¥1,520 Amazon.co.jp (6/2執筆時)

ブルー:DE-C45-5000BU
ダークグレー:DE-C45-5000DGY
グリーン:DE-C45-5000GN
ピンク:DE-C45-5000PN
しろちゃん:DE-C45-5000WF EC-C12WF
ホワイト:DE-C45-5000WH EC-C12WH

蓄電容量:5000mAh
USB-A出力:1ポート
USB-C出力:1ポート
入力 :14W (5V 2.8A)
出力 :15W (5V 3A)
本体重量:約112g
充電用端子: USB-C(共用)
パススルー:
低電流モード:
保証期間:1年
サイズ:幅63×奥行13.5×高さ94.5mm

 第1に、DE-C45-5000シリーズです。

 202406091951.jpg

 先ほどの機種とほぼ同型で、重さも同じほどです。

 出力は、ただ、給電に使えるポートが、USB-Cほか、USB-Aもある製品です。

 その部分で少しだけ大柄です。

 端子は2系統になりますが、パススルーは引き続き非対応です。

 EC-C04は、ネット限定に売られる廉価版です。

 形はほぼ同じですが旧筐体で、入出力共に12Wと少し弱くなります。

 したがって、充電時間も3.5時間とすこしかかります。

ーー

  202406091928.jpg

 【2024年発売】

  22・エレコム &me DE-C45-5000GB
  22・エレコム &me DE-C45-5000PU
  ¥2,547 Amazon.co.jp (6/2執筆時)

蓄電容量:5000mAh
USB-A出力:1ポート
USB-C出力:1ポート
入力 :14W (5V 2.8A)
出力 :15W (5V 3A)
本体重量:約112g
充電用端子: USB-C(共用)
パススルー:
低電流モード:
保証期間:1年
サイズ:幅63×奥行13.5×高さ94.5mm

 第2に、DE-C45-5000シリーズです。

  202406091931.jpg

 1つ上のUSB-A端子がある製品と同型で、重さも同じです。

 外観だけ「女子向け」といえるデザインにしている製品です。

 個性的ですし、デザインが気に入ったら選んで良いでしょう。

ーーー

  202406092001.jpg

 【2024年発売】

 【USB-C端子モデル】

  23・エレコム DE-C43L-5000BE
  ¥3,180 Amazon.co.jp (6/2執筆時)

 (充電用ケーブルなし)

  24・エレコム EC-C09LBK
  24・エレコム EC-C09LWH
  ¥2,060 Amazon.co.jp (6/2執筆時)

 【Lightning端子モデル】

  25・エレコム DE-C59L-5000BE
  ¥3,300 Amazon.co.jp (6/2執筆時)

 (充電用ケーブルなし)

  26・エレコム EC-C10LBK
  26・エレコム EC-C10LWH
  ¥3,209 Amazon.co.jp (2/14執筆

USB-C
 ベージュ:DE-C43L-5000BE
 ダークグレー:DE-C43L-5000DGY
 ピンク:DE-C43L-5000PN
 ホワイト:DE-C43L-5000SWH
Lightning(旧iPhone用)
 ベージュ:DE-C59L-5000BE
 ダークグレー:DE-C59L-5000DGY
 ピンク:DE-C59L-5000PN
 ホワイト: DE-C59L-5000SWH

蓄電容量:5000mAh
USB-A出力:
USB-C出力:
入力 :15W (Lightningは12W)
出力 :12W (Lightningは12W)
本体重量:約124g
充電用端子: USB-C(専用)
パススルー:対応
低電流モード:
保証期間:1年
サイズ:幅79×奥行27×高さ51.5mm

 第3に、DE-C43L-5000シリーズなどです。

 202406092005.jpg

 本体形状は、Ankerにもあった、USB-C、あるいは、Lightningが直付けでくっつけて利用するタイプです。

 Ankerなどにもありますが、このタイプは、持ち歩き時に使いにくいほか、接続部の剛性の問題で、バックに入れながらの充電もやや気をつけた方が良いです。

 出力は、12Wとやや弱めです。

 入力も12Wで、こちらは、USB-Cケーブルを使います。

 上で書いたように、EC-C09Lのみケーブル未付属という点に注意してください。

 パススルーも、低電流モードもありません。 

--

 結論的にいえば、他社機も含めて、このタイプは、移動中の充電にはやや不向きという点に気をつけてください。写真のように、静かにおいて使うものでしょう。

ーーー

 202307141741.jpg

 【2023年発売】

  27・エレコム DE-C35L-5000
  ¥3,198 Amazon.co.jp (6/2執筆時)

ベージュ:DE-C35L-5000BE
ブラック:DE-C35L-5000BK
ライトグレー:DE-C35L-5000LGY

蓄電容量:5000mAh
USB-A出力:
USB-C出力:1ポート
入力 :12W (5V 2.4A)
出力 :12W (5V 2.4A)
本体重量:約180g
充電用端子: USB-C(共用)
パススルー:
低電流モード:対応
保証期間:12ヶ月  
サイズ:幅80×奥行32×高さ105mm

 第4に、DE-C35L-5000シリーズです。

 かなりユニークな形状のモバイルバッテリーです。 

 202307141745.jpg

 カラビナ一体型で、バッグなどに取り付けられる「フィールドギア」的な製品です。

 端子部にふたがあるので、防水・防塵等級(IP44)が出ています。

 IP44ですので、飛沫防水と多少の防塵性は担保されるので、バックパックに付けても問題ないです。

 202307141751.jpg

 ケーブルもカラビナにつけられる形状です(左図)。

 一方、雨天で利用する場合、端子部のふたを開けてスマホを充電する際、多少なりとも濡れますし、iPhoneなどは、水分を検知すると(防水制御で)スマホの充電自体ができなくなるので、「すごく便利」というわけでもないです。

 そのほか、括り付けたまま、飛行機で荷物を預けると「引っかかる」のがちょっとした注意点と言えます。

 入出力は、12Wですので、先ほどの機種と同じです。

 USB-Cが1ポートで充電兼用ですが、そこはまあ問題ないでしょう。

 低電流モード・パススルー非対応です。


  202211271442.jpg

 【2022年発売】

 【スタンドなし】

 28・エレコム DE-C40-5000BK
 28・エレコム DE-C40-5000WH
  ¥3,728 Amazon.co.jp (6/2執筆時)

 【スタンドあり】(24年追加)

 29・エレコム DE-C53-5000BK
 29・エレコム DE-C53-5000WH
  ¥4,918 Amazon.co.jp (6/2執筆時)

蓄電容量:5000mAh
USB-A出力:
USB-C出力:1ポート
Qi充電:1ポート
入力 :10W(5V 2A)
出力 :12W(5V 2.4A)
本体重量:125g
充電用端子:USB-C(共用)
パススルー:対応
低電流モード:
保証期間:1年  
サイズ:幅65×奥行15×高さ94mm

 DE-C40-5000シリーズもエレコムの製品です。

 ANKERでにもあったワイヤレスQi充電対応のモバイルバッテリーです。

 202409121445.jpg

 こちらも、iPhoneならばマグネットで固定できます。

 また、スタンドありと書いた製品は、24年に追加されたDE-C53-5000シリーズです。

 こちらだけ、収納・引き出し式のスタンドが付属です。

 サイズは、幅65×奥行15×高さ94mmで厚みがあります。

 スタンド付もほぼ同じサイズです。

 この形状のAnkerの上位品と比べて持ちにくいでしょう。

 入力は、10Wです。

 そこまで強くないです。

 充電時間は、2時間50分です。

 出力は、USB-Cについては12Wです。

 加えて、Qiは5W給電と弱いです。給電はかなり遅いです。

 あとは、パススルーに対応する以外、言及したい部分はないです。

 --

 以上、エレコムのDE-C40-5000シリーズの紹介でした。

 肝心なQiの充電速度がかなり遅いと言えます。実用水準に達しません。

 この部分で、このタイプで今選ぶならば、Ankerかなと思います。 

次回に続く!
モバイルバッテリーのおすすめは結論的にこちら!

 というわけで、今回は、小型のUSBバッテリーの比較の1回目記事でした。

 しかし、記事は、もう少しだけ「続き」ます。

2・小型のモバイルバッテリーの比較 (2)
 2-1:エレコム〈続き〉
 2-2:ベルキン
 2-3:バッファロー
 2-4:他の企業
 2-5:最終的なおすすめの提案【結論】

電池の容量 ★★★★★
本体の軽さ ★★★★★
充電の速さ ★★★★★
総合評価  ★★★★★

 次回の2回目記事こちら)は、エレコムののこりほかを見た後、結論編に入ります。

 いつものように、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!をあげておきます。

 引き続き、よろしくお願いします。

 2回目記事は→こちら

posted by Atlas at 17:32 | スマホ関連機器

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