【今回レビューする内容】2022年小型のUSBモバイルバッテリーの性能とおすすめ・選び方:3000mAh 5000mAhクラス
【比較する製品型番】 Anker PowerCore Magnetic 5000 A1619011 Anker PowerCore 5000 AK-A1109011 Anker PowerCore III 5000 AK-A1217011 AK-A1217021 PowerCore III Slim 5000 A1219011 A1218011 Anker PowerCore III Fusion 5000 A1624021 Anker PowerCore Fusion 5000 A1621011 AK-A1621021 Anker 622 Magnetic Battery エレコム DE-C30L-6700WH DE-C29L-3350WH DE-AC03-5000 DE-AC02-3350 DE-C22L-3350 DE-M04L-3200 RAVPower RP-PB125 マクセル MPC-T3100PBK MPC-T6200PBK MPC-T6200PWH MPC-CB5000P バッファロー BSMPB6710C2BK BSMPB6710C2WH BSMPB5010C2BK BSMPB5010C2WH AUKEY PowerDuo 5000 PA-PD20 ベルキン BPD002btBK BPD002btWH
今回のお題
小型のUSBバッテリーのおすすめはどの製品?
どもAtlasです。
今日は、2022年5月現在、最新の小型のUSBモバイルバッテリーの比較です。
1・USBモバイルバッテリーの比較
用途:スマホの充電向け
容量:10000mAh(スマホ2回分)
重さ:約200g〜
出力:18W前後
予算:3,000円〜
2・小型USBモバイルバッテリーの比較
用途:スマホの緊急充電向け
容量:5000mAh(スマホ1回分)
重さ:約100g〜
出力:12W前後
予算:2,000円〜
3・大容量USBモバイルバッテリーの比較
用途:スマホの複数同時給電向け
容量:20000mAh〜(スマホ4回分)
重さ:約150g〜
出力:20Wまで
予算:4,000円〜
4・USB-C PDモバイルバッテリーの比較
用途:ノートPC/タブレットの給電向け
容量:20000mAh〜(PC向け)
重さ:約400g〜
出力:20W〜100W
予算:7,000円〜
今回は、USBバッテリーにかんする全4回にわたる連続記事の2回目となる記事です。
前回の1回目記事(こちら)では、最も売れ筋で、「スマホが約2回フル充電」できる10000mAhクラスの製品の紹介をしました。
今回の2回目記事は、100g前後で「スマホ1回フル充電」できるサイズの製品を紹介します。
・蓄電容量の多さ
・スマホへの充電速度
・バッテリー充電時間
・本体の重さ
なお、USBモバイルバッテリーの「選び方の基本」については、1回目の記事の冒頭で、以上のような観点からまとめています。
お時間がある方は、1回目の記事(こちら)からお読み頂いた方がわかりやすいかと思います。
よろしくお願いします。
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1-1:ANKER〈中国〉
1-2:マクセル〈日本〉
1-3:バッファロー〈日本〉
1-4:エレコム〈日本〉
電池の容量 ★★★★★
本体の軽さ ★★★★★
充電の速さ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
以下では、以上のようなメーカー順で、各製品を比較していきます。
その後、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、Atlasの「おすすめ機種」を提案していきます。
1・アンカーのバッテリーの比較
はじめに、中国深圳のアンカーのバッテリーからです。
米国発の企業ですが、現在は中国に本社を置きます。
同社は、日本勢(パナソニック・ソニー)が撤退した今、デンキヤでもネットでも「最も人気なメーカー」です。
性能の割に安く、18ヶ月保証(登録時2年)が付く部分も人気です。
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なお、以下の記事では、Atlasのオススメポイントを赤字系で、イマイチと思う分を青字系で記していきます。
1・Anker PowerCore 5000
¥2,190 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
蓄電容量:5000mAh
USB-A出力:1ポート
USB-C出力:
入力 :10W(5V 2A)
出力 :10W(5V 2A)
本体重量:134g
充電用端子: MicroUSB(専用)
パススルー:
低電流モード:
保証期間:2年
サイズ:高さ108mm×直径33mm
Anker PowerCore 5000は、アンカーの丸形のUSBバッテリーです。
本体色は、ブラック(AK-A1109011)・ブルー(AK-A1109031)・レッド(AK-A1109091)・ホワイト(AK-A1109021)から選択できます。
重さは、134gです。
5000mA(スマホ約1回分)という蓄電容量を考えると、平均よりは軽量です。
サイズは、直径33mm×奥行108mm となります。
手に持っても疲れない重さですが、スマホと重ね合わせて持つには形状が不適です。
使いながら充電する場合は、長いケーブルを購入してバッグに入れるのが基本です。
充電容量は、5000mAhです。
放電ロスを考えても、平均的なスマホを約1回はフル充電可能です。
頻繁にバッテリーがなくなる使い方をされている方は、すくなくとも、5000mAh以上を選ぶことが、Atlas的には「おすすめ」です。
充電に要する時間は、 10W充電に対応するので、約3時間です。
ただし、10W以上の充電器と一緒に使った場合の値です。
なお、昔のスマホ(iPhoneなど)についていた 写真のような小型充電器は5Wです。
【USB-A 24W 2ポート】
Anker PowerPort 2 Elite
¥2,090 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
10W以上のものがない場合は買い増さないと倍以上遅いです。
iPhone(USB-A)
=最大12W
Android(USB-A)
=最大18W
出力は、10W(5V 2A) です。
最近のスマホは、(四角い)USB-Aでの接続方法でも、12W以上の急速充電に対応できるのが普通です。
その点で、最高速度とは言えませんが、そこそこ高速でそこそこ快適ではあるでしょう。
なお、アンカーは、PowerIQ 1.0という最大12Wを標榜する独自規格を採用します。
これは、要するに「iOSやQCなどの充電規格の振りができる」サードパーティ製のチップです。
そのため、10W(5V 2A)という規格上MAXのスピードで充電できると考えてください。
また、本機の場合、VoltageBoostという、USBケーブルの抵抗値を調整する技術が使われるので、充電速度についての信頼性についても下位機種以上です。
バッテリーの安全性は、同社の上位機については、多重保護システムを搭載するなど充実します。
ただ、格安機となる本機については、(出力もそう大きくない面もあり)そういった情報がないです。
パススルー機能は、未対応です。
パススルー機能とは、モバイルバッテリー本体を充電しつつ、スマホにも給電できる機能です。
非対応の場合、壁コンセントでモバイルバッテリを充電している状態で、かつ、モバイルバッテリーからスマホを充電している場合、USBモバイル電源自体に充電されません。
出張の際は、ホテルでこうした充電方法を取る場合が多いので、社会人には注意が必要です。
低電流モードも、未搭載です。
1回目記事で詳しく書きましたが、この機能がないと、Bluetoothイヤホンなどの小型のBluetooth端末を充電する場合、満量判定を間違う場合があります。
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以上、アンカーのPowerCore 5000の紹介でした。
最近のスマホでも「1回フル充電」できる容量を確保した製品です。
丸形タイプなので、外出時に充電しながら使う場合は、バッグに入れて長めのケーブルが必要ですが、その部分に問題を感じなければ、値段の面からも、良い製品です。
【2020年】
2・Anker PowerCore III 5000
¥2,980 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
蓄電容量:5000mAh
USB-A出力:1ポート
USB-C出力:1ポート
入力 :10W (5V 2A)
出力 :12W (5V 2.4A)
本体重量;約113g
充電用端子: USB-C(共用)
パススルー:
低電流モード:搭載
保証期間:2年
サイズ:103 × 63 × 14mm
Anker PowerCore III 5000も、アンカーのモバイルバッテリーです。
このサイズの同社の上位機です。こうした薄型の製品は、リチウムイオン電池ではなく、薄型にしやすい、リチウムポリマー電池を利用します。
電池の違いでとくに性能差・耐久性の差はないですが、リチウムポリマーのほうが、寒さに強いとは言われます。ただ、製品の個体差自体は、リチウムイオン電池に少し負けます。
本体色は、ブラック(AK-A1217011)・ホワイト(AK-A1217021)の配色から選べます。
重さは113gです。
サイズは、高さ103×幅63×奥行14mmです。
スマホよりも小型で、クレジットカードとだいたい同じサイズです。
充電容量は、5000mAhです。
最新のiPhoneなどのスマホを約1回フル充電可能です。こちらも、電源残量を示すインジケータがサイドに付属します。
出力は、本機は、12W (5V 2.4A) です。
また、(四角い)USB-Aのほか、(丸い)USB-C端子も付属する2ポート仕様です。
最高速は、USB-CでもUSB-Aでも同じ12Wです。
5000mAhクラスの軽量バッテリーとしては高速です。iPhoneでもAndroidでもわずかですが、充電が速いでしょう。
一方、本機は、USBケーブルの抵抗値を計算するVoltageBoostは非搭載です。
充電に要する時間は、本機は入力が10Wです。
製品付属の USBケーブル(Micro USB)経由で約3時間です。
注意点としては、本機については、(出力と教養の)USB-C端子のみに充電に利用できる点です。
【USB-A 24W 2ポート】
Anker PowerPort 2 Elite
¥2,090 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
0.6cmのUSB-C&USB-Aケーブルが付属するので、USB-C給電対応のコンセントがなくても、一般的には問題ないでしょう。
10W以上の出力ができる充電器ならば、スピード劣化なく充電できます。
バッテリーの安全性は、本機については、多重保護システムの言及があります。
パススルー機能は、未対応です。
低電流モードは、搭載です。
先述のように一部のイヤホンなどの充電において、電流量を抑えないと満充電できないモデルがあります。
最近のAnker機の一部に搭載となってきており、電源ボタンを2回押し(ないし2秒押し)での切替です。
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以上、アンカーのAnker PowerCore III 5000の紹介でした。
速度ほかUSB-C接続に対応する部分など、Ankerの小型機ではスペックが良いです。
軽量である程度性能を重視して選ぶ場合には良い候補です。
【執筆時在庫なし】
【ライトニングケーブル・ A1219011】
3・PowerCore III Slim 5000
(¥3,690) Amazon.co.jp (5/8執筆時)
【USB-Cケーブル:A1218011】
4・PowerCore III Slim 5000
(¥3,290) Amazon.co.jp (5/8執筆時)
蓄電容量:5000mAh
USB-A出力:
USB-C出力:
入力 :10W (5V 2A)
出力 :10.5W (5V 2.1A)
本体重量;約110g
充電用端子: 下で解説
パススルー:
低電流モード:
保証期間:2年
サイズ:126 × 64 × 10mm
PowerCore III Slim 5000 は、アンカーの薄型のモバイルバッテリーです。
2種類ありますが、本機は、iPhone用のライトニングケーブルか、Android用のUSB-Cを選択しての、ケーブル直付けモデルです。
そのため「PowerCore III Slim 5000 with Built-in Lightning Cable」「PowerCore III Slim 5000 with Built-in USB-C Cable」と、かなり長い正式名称です。
重さは110gです。
サイズは、137 × 66.5 × 7.5mmです。
1cmと薄く、手のひらサイズで収まる形状です。持ち運んでの充電には湖野タイプが良いでしょう。
充電容量は、5000mAhです。
最新のiPhoneなどのスマホを約1回フル充電可能です。
こちらも、側面に電源残量を示すインジケータが付属します。
【USB-A 24W 2ポート】
Anker PowerPort 2 Elite
¥2,090 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
充電に要する時間は、10W (5V 2A) の入力に対応します。
そのため、10W以上の充電器を利用する場合、約3時間強です。
なお、本機については、充電につかうケーブルは未付属です。
ただ、バッテリー側の充電端子が、それぞれライトニング・USB-Cです。スマホに普段使う充電ケーブルを逆に付ければ、使える仕様です。
この仕様だと、持ち歩きの際、写真のように、直付けケーブルの端子も保護できるので、わりと便利な気もします。
出力は、10.5W です。
小型機では、十分な速度でしょう。
こちらも、USBケーブルの抵抗値を計算するVoltageBoostは非搭載です。
バッテリーの安全性は、非公表です。
パススルー機能・低電流モードは、ともに未対応です。
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以上、アンカーの PowerCore III Slim 5000 の紹介でした。
持ち運んでの充電には、形状的にこのタイプが有利でしょう。
バッテリーの満充電に要する時間も短いので、5000mAhクラスのバッテリーでは性能は期待できます。
ただ、特に、Lightningケーブルモデルは、日常的に酷使するとケーブルが断線しやすいため、非常用として「たまに」利用する場合に限定しておすすめします。
【2020年】 【執筆時在庫なし】
【型番:A1624021】
5・Anker PowerCore III Fusion 5000
(¥3,590) Amazon.co.jp (5/8執筆時)
蓄電容量:4850mAh
USB-A出力:1ポート
USB-C出力:1ポート
入力 :コンセント
出力 :18W (9V 2A)
本体重量:176g
充電用端子: USB-C(共用)
パススルー:対応
低電流モード:搭載
保証期間:2年
サイズ:高さ30×幅78×奥行71.5mm
PowerCore III Fusion 5000も、アメリカのANKERのモバイルバッテリーです。
なお、最近の半導体不足のあおりを食ってか、両機ともわりと長期で、入荷が不安定です。
ただ、生産終了ではないので、皆さんがお読みの時期は復活しているかもしれません。
こちらは、収納式のコンセントプラグが付属するタイプの製品です。
重さは、176gです。
コンセントがある分、コンセント付属器の場合、同容量の製品に比べて60g前後重いです。
出張時などの利便性が高い反面、持ち歩いての充電においては、スマホの半分程度の重さの増加が生じます。
サイズは、高さ30×幅79×奥行71.5mm となります。
充電容量は、4850mAhです。
一般的なスマホを約1回充電可能です。十分な量でしょう。
充電に要する時間は、2.5時間です。
仕組み上、コンセント経由の給電(100V 0.6A )が、標準であり高速です。
スペックは出していませんが、実際的には、18Wによる給電をしていると思われます。
なお、USB-A端子からは入力も可能ですが、充電は相当遅い(約5時間)でしょう。
出力は、本機については、USB-AとUSB-Cの2系統から選べます。
(丸い)USB-Cの場合、最大で18W (9V 2A) です。(四角い)USB-Aの場合は、最大で12Wです。
2ポート同時給電時は、合わせて15Wまでになります。
【1メートル】
Apple Lightning - USB-C 1m MM0A3FE/A
¥1,900 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
iPhoneは、USB-Aだと12Wにボトルネックがあるので、速度を得たい場合、USB-C端子を利用します。
ただし専用ケーブルが必要です。最近は、長さが細めでモバイル向きの製品もサードパーティから出てきました。
このブログの【Lightningケーブルの比較記事】の後半で紹介しています。
バッテリーの安全性は、特段の多重保護はありません。
パススルー機能は、この機種は、対応します。
上図のように、バッテリーを充電しながらでもスマホを充電可能なので、とくに出張時には便利でしょう。
低電流モードも、搭載です。
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以上、アンカーのPowerCore III Fusion 5000の紹介でした。
コンセント付きで出張には便利そうな機種です。
Atlasは旅行・出張が多いですが、USBコンセントを忘れることがよくありますし、このような仕組みは個人的には有用だと考えています。
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【2020年】
6・ エレコム DE-AC03-5000WF
7・ エレコム DE-AC03-5000BK
¥4,624 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
蓄電容量:5000mAh
USB-A出力:1ポート
USB-C出力:1ポート
入力:コンセント
出力 :15W (5V 3A)
本体重量:約160g
充電用端子:
パススルー:対応
低電流モード:搭載
保証期間:6ヶ月
サイズ:80×26×66mm
8・ エレコム DE-AC02-3350WF
9・ エレコム DE-AC02-3350BK
¥2,523〜 楽天市場 (5/8執筆時)
蓄電容量:3350mAh
USB-A出力:2ポート
USB-C出力:
入力 :コンセント
出力 :12W (5V 2.4A)
本体重量:約140g
充電用端子:
パススルー:対応
低電流モード:搭載
保証期間:6ヶ月
サイズ:75×26×66mm
なお、このタイプは、日本のエレコムからも販売があります。
国内企業ですが、バッテリーメーカーではないので、中身の電池の出所はアンカー同様に不明です。
DE-AC03-5000は、上位機と同じでUSB-CとUSB-Aが1端子ずつです。
蓄電容量が半分な分、軽量で小型です。
DE-AC02-3350は、より軽量・小型ですが、蓄電容量が3350mAhとなります。
ただ、端子がUSB-A端子が2つとなりますので、充電器代わりにするならば使いやすいかもしれません。
なお、いずれも、パススルーと低電流モードに対応できます。
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ただ、保証期間の長さでは、やはり不利でしょう。
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【2021年】
10・ AUKEY PowerDuo 5000 PA-PD20
11・ AUKEY PowerDuo 5000 PA-PD20BK
¥4,980 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
蓄電容量:5000mAh
USB-A出力:1ポート
USB-C出力:1ポート
入力 :コンセント
出力 :20W (9V 2.22A)
本体重量:約183g
充電用端子:
パススルー:対応
低電流モード:搭載
保証期間:24ヶ月
サイズ:72.4 x 78.6 x 30.0mm
また、香港のオーキーも展開があります。
こちらは、出力が20Wとやや強めです。
USB-C端子は、20WのUSB-PD給電、USB-A端子では、最大12WのQC 3.0給電と、スペック的には、アンカー機とだいたい同じです。
この点で、本機については、保証が長いので、アンカーの「対抗馬」となります。ただ、値段面と重さではすこし負けてはいます。
【型番:A1621011 AK-A1621021】
12・Anker PowerCore Fusion 5000
¥2,990 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
蓄電容量:5000mAh
USB-A出力:2ポート
USB-C出力:
入力 :10W(5V 2A)
出力 :15W (5V 3A)
本体重量:189g
充電用端子: 下で解説
パススルー:対応
低電流モード:
サイズ:高さ31×幅72×奥行70mm
PowerCore Fusion 5000は、アンカーのコンセント付きバッテリーの下位機種です。
重さは、189gです。
サイズは、高さ31×幅72×奥行70mm となります。
先ほどの製品とあまり変わりません。
出力は、一方で、USB-C端子がない代わりに、USB-A端子が2個という構成です。
給電力は、合計で15Wですので、それなりにあります。
充電に要する時間は、ただし、スペックが少し劣り、5時間です。
なお、コンセントは10Wですが、MicroUSB端子でも10.5Wでバッテリーに給電できます。
ただ、あまり意味はないでしょう。
バッテリーの安全性は、特段の多重保護はありません。
パススルー機能は、対応です。
パススルー利用時には、最大10.5Wでスマホに給電されることになります。
低電流モードはありません。
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以上、PowerCore Fusion 5000の紹介でした。
USB-A端子が2つのほうが便利な場合、本機は選択肢になるでしょう。
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13・RAVPower RP-PB125
¥3,499 楽天市場 (5/8執筆時)
蓄電容量:6700mAh
USB-A出力:2ポート
USB-C出力:
入力 :コンセント
出力 :15W (5V 3A)
本体重量:195g
充電用端子:
パススルー:対応
低電流モード:搭載
保証期間:2.5年
サイズ:高さ26×幅81×奥行75mm
なお、同じようなタイプは、中国系メーカーとなるRAVPowerからも発売があります。
重さは、195gとこのタイプでも重めです。
充電容量は、ただ、6700mAhです。
5000mAhだったアンカー機などより多めで、一般的なスマホを約1.2回充電可能です。
充電に要する時間は、メーカーによると3.5時間です。
アンカーに較べて容量が多い割に速いですが、ACコンセントからの場合、10Wより高い出力で充電できるためのようです。
なお、この機種はMicroUSB入力ポートからの充電も可能ですが、同時に利用して充電してはならないとの注意書きがあります。
出力は、15W です。
一方、本機については、USB-Aが2系統という構成です。
PowerIQに相当するiSmart2.0を利用することで、USB-Aでも15Wという給電速度を実現します。
バッテリーの安全性は、本機については多重保護システムの言及があります。
パススルー機能は、この機種も、対応します。
低電流モードは、「Bluetoothイヤホン入力モード」として言及があります。
【2021年発売】
14・Anker PowerCore Magnetic 5000
¥4,490 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
蓄電容量:5000mAh
USB-A出力:2ポート
USB-C出力:
入力 :11W(5V 2.2A)
出力 :10W(5V 2A)
本体重量:133g
充電用端子:USB-C(共有)
パススルー:対応
低電流モード:
サイズ:93x63x16 mm
PowerCore Magnetic 5000 は、アンカーの新コンセプトの軽量バッテリーです。
本体色は、ホワイト(A1619021 )・パープル(A16190V1)・ミントグリーン(A1619061)・ネイビー( A1619031)です。
ほかに、ブラック(A1619011)もありましたが、現在売り切れのようです。
本機の特長は、スマホへのQiワイヤレス充電に対応できる点です。
そういった機種は過去にもありましたが、本機については、マグネット装備で、磁力でiPhoneにくっつく点が新しいです。
ケースも、MagSafe対応のiPhoneケースならば無問題です。ただし、ケース未使用の場合、iPhone12のみの対応です(Pro Max含む)。
なお、iPhoneは耐磁性がありますので、この仕様で問題ありません。磁石が近いとカメラのAFに影響があるので、外して写真を撮る点だけ気をつければOKでしょう。
重さは、133gです。
サイズは、93x63x16 mmとなります。
新機能搭載で、過度に大きくなったり、重くなったりしていないと言えます。
出力は、一方、Qiワイヤレス充電を利用する場合、5W給電です。
iPhone自体は7.5Wまで対応する点で言えば、高速充電はできません。
一方、充電と共有のUSB-C端子からのワイヤード給電もできます。
その場合も10Wで速くないです。
結論的にいえば、「便利だけど速くはない」と思って買ってください。
充電に要する時間は、目安が非開示ですが、5時間ほどでしょう。
バッテリーの安全性は、特段の多重保護への言及はありません。
PSEマークはむろんあります。なお、電池は、薄型にしやすいリチウムポリマーです。
パススルー機能は、対応です。
USB-C端子が1つなので、Qi充電で対応できるということですが。
低電流モードはありません。
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以上、PowerCore Magnetic 5000 の紹介でした。
大手では初めて、このようなコンセプトの小型機になるでしょう。
面白いことには違いないですが、「便利だけど速くはない」といえます。
また、持ちながら完全に保持するにはすこしコツが要りますし、多少実験色は強めの製品です。アーリーアダプターなガジェット好きに限っておすすめします。
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【2021年発売】
15・Anker 622 Magnetic Battery (MagGo)
¥5,990 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
蓄電容量:5000mAh
USB-A出力:2ポート
USB-C出力:
入力 :12W(5V 2.4A)
出力 :12W(5V 2.4A)
本体重量:140g
充電用端子:USB-C(共有)
パススルー:対応
低電流モード:
サイズ:105x67x13 mm
なお、PowerCore Magnetic 5000の実質的な「上位機」と言えるのがこちらです。
本機の場合、写真のような、スタンドが付属します。
その上で、USBによる入出力が12Wと伸びている上で、Qi充電の場合も7.5W対応と、下位機種より伸びます。
大きさも重さも、下位機種とさほど変わりませんし、こちらを選んでも良いかと思います。
なお、スタンドについては、(充電端子が下なので)充電しながらの利用は想定していない点だけ注意してください。この部分は改良の余地があるかもしれません。
本体色は、ホワイト(A1611021 )・ブルー(A1611031)・グリーン(A1611061 )・パープル( A16110V1 )とブラック( A1611N11 )です。
1-2・マクセルのバッテリーの比較
つづいて、日本のマクセルのバッテリーです。
同社は、中身の電池を生産できるメーカーです。
小容量については、モバイルバッテリーも自社で作ります。
【2018年】【各色】
16・マクセル MPC-T3100PBK
¥2,470 楽天市場 (5/8執筆時)
蓄電容量:3100mAh
USB-A出力:1ポート
USB-C出力:
入力 :3.5W (5V 0.7A)
出力 :5W (5V 1A)
本体重量:約95g
充電用端子: MicroUSB(専用)
パススルー:
低電流モード:
保証期間:6ヶ月
サイズ:幅62×高さ98×厚み10mm
MPC-T3100Pは、マクセル(旧 日立マクセル)が販売するモバイルバッテリーです。
同社は小型製品に強みのある会社で、中身の電池自体も自社生産できます。
重さは、95gです。
軽量ですが、11mmという薄さは、この機種の「売り」だと思います。
充電容量は、3100mAhと少なめです。
スマホを1回限り70%ほどまで回復させられる「非常用」です。
充電に要する時間は、充電時間は、USBにて5時間です。
小容量にもかかわらず時間がかかるのは、3.5Wと入力が非力だからです。
出力は、5W (5V 1A)です。
小型機に見られる数値ですが、充電は遅いです。とくに1A(アンペア)なので、完全放電したスマホの再充電は難しいタイプです。
バッテリーの安全性は、特に情報はありません。
ただ、耐久性は繰り返し充電で500回との明示はあります。
パススルー機能は、未対応です。
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以上、マクセルのMPC-T3100Pの紹介でした。
中身が「日本製のリチウムイオン」という信頼性は評価できます。
ただ、6ヶ月保証という短さは、バッテリー生産メーカーだけにやや不満です。
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【2018年】
17・マクセル MPC-T6200PBK
17・マクセル MPC-T6200PWH
(¥4,158〜) 楽天市場 (5/8執筆時)
蓄電容量:6200mAh
USB-A出力:1ポート
USB-C出力:
入力 :7.5W (5V 1.5A)
出力 :10W (5V 1A)
本体重量:約155g
充電用端子: MicroUSB(専用)
パススルー:
低電流モード:
保証期間:6ヶ月
サイズ:幅63×高さ115×厚み17mm
なお、マクセルからは、蓄電容量が6200mAhのやや容量が多いモデルも併売中です。
出力は10Wまで増加して、下位機種の弱点の1つは減っていますが、入力が弱いため、5.5時間の充電時間が必要な機種です。
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【2020年】
【5,000mAh】
18・マクセル MPC-CB5000PWH
18・マクセル MPC-CB5000PBK
¥2,879〜 楽天市場 (5/8執筆時)
【10,000mAh】
19・マクセル MPC-CBC10000P
¥4,378〜 楽天市場 (5/8執筆時)
さらに、同社は、大容量モデルもあります。
ただ、これらについては、同社の「売り」といえる日本製表記がない点に注意が必要です。
1-2・バッファローのバッテリーの比較
つづいて、日本のバッファローのバッテリーです。
日本のPC周辺機器メーカーで、東証上場企業の大手です。
【容量6700mAh】
20・バッファロー BSMPB6710C2BK
20・バッファロー BSMPB6710C2WH
¥4,370〜 楽天市場 (5/8執筆時)
蓄電容量:6700mAh
USB-A出力:1ポート
USB-C出力:1ポート
入力 :15W (5V 3A)
出力 :15W (5V 3A)
本体重量:約150g
充電用端子: USB-C(共用)
パススルー:
低電流モード:
保証期間:6ヶ月
サイズ:45×115×24mm
BSMPB10010C2は、日本のバッファローが販売するモバイルバッテリーです。
重さは、150gです。
やや容量が多いので、まあ妥当でしょう。
充電容量は、6700mAhです。
一般的なスマホを1.2回フル充電できる容量です。
【USB-C 20W】
Anker PowerPort PD 2
¥2,490 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
充電に要する時間は、2.44時間です。
本機は、15WのUSB-Cでの充電ですので、対応できる充電器があれば、充電はかなり高速です。
出力は、USB-C端子とUSB-A端子双方とも、15W (5V 3A)です。
(四角い)USB-A端子の場合も、本機はQC3.0に対応するのでこの速度です。
Android系の対応スマホには良いでしょう。
バッテリーの安全性は、一方、多重保護システムの言及があります。
パススルー機能・低電流モードは、非対応です。
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以上、iBUFFALO BSMPB10010C2の紹介でした。
国内メーカーという信頼感はありますが、価格と保証期間において、ANKERに適わない部分はやはりあります。
最近は、アンカーの小型上位機も多重保護システムを取り入れてきた点で言えば、やはり、すこし競争力がない機種です。
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21・バッファロー BSMPB5010C2BK
21・バッファロー BSMPB5010C2WH
¥3,380〜 楽天市場 (5/8執筆時)
蓄電容量:3000mAh
USB-A出力:1ポート
USB-C出力:1ポート
入力 :15W (5V 3A)
出力 :15W (5V 2.4A)
本体重量:約105g
充電用端子: USB-C(共用)
パススルー:対応
低電流モード:対応
保証期間:6ヶ月
サイズ:30×178×30mm
なお、バッファローからは、アンカーにもみられた、丸形のUSBバッテリーも見られます。
重さは、107gです。
長さは約18cmとこのタイプとしては、多少長いのですが、携帯性は良いです。
端子構成は、出力・入力兼用のUSB-Cポートと、出力用のUSB-Aポートです。
USB-Cを使う場合、速度は入出力ともに15W(USB-Aポート12W)同時に給電する場合は、合計で15Wという仕様です。
蓄電容量は、ただ、3000mAhとかなり少ないので、同時給電は、スマホとイヤホンなどかと思います。
小型ですが、パススルー対応で、低電流モードも搭載します。
安全装備もしっかり、多重保護システムの言及があります。
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結論的にいえば、この形(軽さ)で、USB-C・USB-A両方に対応でき、かつ、パススルー対応という機種はAnkerにもないので、需要はありそうです。
ただ、蓄電容量3000mAhというのは、放電してしまう部分を考えれば、「超緊急用」な小容量なので、本当の緊急時の「お守り」である点は注意点です。
1-3・エレコムのUSB-PD対応機
つづいても、日本のPC周辺機器メーカーで、エレコムのバッテリーです。
【2021年】
22・エレコム DE-C30L-6700WH
¥2,000 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
蓄電容量:6700mAh
USB-A出力:2ポート
USB-C出力:(入力用)
入力 :12W (5V 2.4A)
出力 :12W (5V 2.4A)
本体重量:約165g
充電用端子: USB-C(専用)
パススルー:対応
低電流モード:対応
保証期間:6ヶ月
サイズ:52×25×104mm
DE-C30L-6700WHは、日本のエレコムが販売するモバイルバッテリーです。
バッファローと同じような形ですが、結構仕様は違います。
重さは、約165gです。
充電容量は、6700mAhです。
小型の平均値より多くのバッテリー量で、スマホが1.2回充電できる一方、さほど軽くない仕様です。
充電に要する時間は、3時間です。
本機については、入力側が(丸い)USB-C端子で、付属すケーブルはUSB-C to USB-Aです。
既存の(普通の)USB-A端子の充電器を使ってね、という製品です。
出力は、最大12Wです。
(四角い)USB-A端子が2系統です。なお、(丸い)USB-C端子は、充電専用なので、スマホにはその端子は使えません。
バッテリーの安全性は、PSE認証は無論ありますが、特段の情報はないです。
パススルー機能・低電流モードは、ともに対応です。
この部分は優秀です。
保証期間は、国内企業はやはり課題で、エレコムも、保証期間6ヶ月です。
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以上、エレコムのDE-C30L-6700WHの紹介でした。
国内メーカー製に限定した場合、パススルーと低電流モードが使えるのは珍しく、稀少性があります。
ただ、保証が短い点と重めな点で、すこし注意が必要です。
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【2021年】(入力12W)
23・ エレコム DE-C29L-3350WH
¥4,350 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
【2020年】(入力10.5W)
24・エレコム DE-C22L-3350
¥2,728〜 楽天市場 (5/8執筆時)
蓄電容量:3350mAh
USB-A出力:1ポート
USB-C出力:(入力用)
入力 :12W (5V 2.4A)
出力 :12W (5V 2.4A)
本体重量:約92g
充電用端子: USB-C(共用)
パススルー:対応
低電流モード:対応
保証期間:6ヶ月
サイズ:27.5×27.5×117mm
なお、本機については、USB-A端子が1系統のみで、その代わり軽量化された丸形もあります。
ただ、蓄電容量が3350mAhとなるので、この点で用途は限定的です。
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25・エレコム DE-M04L-3200
¥1,480 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
蓄電容量:3200mAh
USB-A出力:1ポート
USB-C出力:
入力 :9W (5V 1.8A)
出力 :12W (5V 2.4A)
本体重量:約72g
充電用端子: MicroUSB(専用)
パススルー:
低電流モード:
保証期間:6ヶ月
サイズ:24×24×101mm
さらに、在庫数限定ですが、より下位の機種もラインナップされます。
こちらについては、USB-Cではなく、入力がMicroUSB端子になる製品です。
そのため、容量に比して、充電時間が少し長めです(2時間)。
日本企業製らしく、安全対策は万全ですが、やはり保証期間は、6ヶ月と短く、この点でやや勢いには欠ける製品です。
また、上位機と違って、パススルー機能と低電流モードもありません。
1-4・ベルキンのUSB-PD対応機
つづいて、米国のPC周辺機器メーカーとなるベルキンのバッテリーです。
【 BPD002btBK 】【BPD002btWH 】
26・BELKIN BOOST↑CHARGE BK
26・BELKIN BOOST↑CHARGE WH
¥3,582 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
蓄電容量:2500mAh
USB-A出力:2ポート
USB-C出力:(入力用)
入力 :18W (9V 2A)
出力 :7.5W
本体重量:約108g
充電用端子: USB-C(専用)
パススルー:対応
低電流モード:対応
保証期間:2年
サイズ:97×13×65mm
BELKIN BOOST↑CHARGE BPD002btは、米国のベルキンが販売するモバイルバッテリーです。
他社にもありますが、ワイヤレスQi充電対応(専用)の製品です。
重さは、約108gです。
充電容量は、2500mAhです。
本機は、iPhone(12以降)専用設計で、磁石で本体にくっつくタイプです。MagSafeの正規ケースならば、対応可能です。
充電に要する時間は、非開示です。
ただ、USB-PDでの本体充電ができますし、容量自体が小さいので、さほど時間はかからないでしょう。
出力は、最大7.5Wです。
高速充電非対応という表記からの推測ですが、常時接続し続ける製品ですので、問題ないでしょう。
バッテリーの安全性は、特段の情報はないです。
パススルー機能は、対応です。
保証期間は、2年です。
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以上、BELKIN BOOST↑CHARGEの紹介でした。
このタイプは最近出てきましたが、大手からの販売は同社が日本では初めてかと思います。
容量は小さいですが、カメラを利用しながら使えるなど、良い部分も多いです。
今回の結論
モバイルバッテリーのおすすめは結論的にこちら!
というわけで、今回は、小型のUSBバッテリーを比較してきました。
最後に「まとめ」として、いつものように、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!をあげておきます。
第1に、非常用として「スマホ1回のフル充電」ができる機種としておすすめできるのは、
【2020年】
2・Anker PowerCore III 5000
¥2,980 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
蓄電容量 5000mAh
USB-A出力:1ポート
USB-C出力:1ポート
入力 :10W (5V 2A)
出力 :12W (5V 2.4A)
本体重量;約113g
充電用端子: USB-C(共用)
パススルー:
低電流モード:搭載
保証期間:2年
サイズ:103 × 63 × 14mm
電池の容量 ★★★☆☆
本体の軽さ ★★★★★★
充電の速さ ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
アンカーのAnker PowerCore III 5000でしょう。
ケーブル付の製品もあります。
しかし、ケーブル端子が最も最初に壊れる部分で、断線したら終わりなので、取り外して交換できる本機が良いです。
スマホ1回分のフル充電できる5000mAhの製品としては、軽量な機種である点がまず評価できます。
その上で、出力が12Wクラスで、軽量機として給電力が高く、ストレスなく充電できる部分が評価できます。
【USB-A 24W 2ポート】
Anker PowerPort 2 Elite
¥2,090 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
入力も、10W充電に対応です。
10WクラスならばUSB充電器もそう高くないですし、トータルコストも安めで済むと思います。
第2に、出張用に便利な、電源アダプタ搭載タイプとしては、
【2020年】 【執筆時在庫なし】
【型番:A1624021】
5・Anker PowerCore III Fusion 5000
(¥3,590) Amazon.co.jp (5/8執筆時)
蓄電容量:4850mAh
USB-A出力:1ポート
USB-C出力:1ポート
入力 :コンセント
出力 :18W (9V 2A)
本体重量:176g
充電用端子: USB-C(共用)
パススルー:対応
低電流モード:搭載
保証期間:2年
サイズ:高さ30×幅78×奥行71.5mm
電池の容量 ★★★★☆
本体の軽さ ★★★☆☆
充電の速さ ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
Anker PowerCore III Fusion 5000でしょう。
ライバル機もありますが、iPhoneにも18W給電可能なUSB-C端子が付く部分で、将来性を含めてこちらが良いかと思います。
もちろん、保証期間の長さも考慮しました。
コンセント内蔵なので、出張時にアダプターを忘れるトラブルからも解放されます。
最近は、移動中の新幹線などでの充電も可能ですし、ビジネス用・出張用として、利便性と携帯性を兼ね備える点で、とても良い機種です。
【1メートル】
Apple Lightning - USB-C 1m MM0A3FE/A
¥1,900 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
なお、本機は、端子の一方がUSB-Cですので、片方を他の機器用に開けたい場合、スマホは基本的にUSB-Cを利用して充電する方向性で考えた方が良いでしょう。
iPhoneの場合、USB-Cのライトニングケーブルは1メートルからです。
しかし、サードパーティ製で、10cm 70cmなど短めのUSB-C端子のLightningケーブルも出ています。USB-Cケーブルは少し太いのですが、加減がなされた製品もでてきています。
詳しくは【Lightningケーブルの比較記事】で紹介しました。
ーーー
【型番:A1621011 AK-A1621021】
12・Anker PowerCore Fusion 5000
¥2,990 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
蓄電容量:5000mAh
USB-A出力:2ポート
USB-C出力:
入力 :10W(5V 2A)
出力 :15W (5V 3A)
本体重量:189g
充電用端子: 下で解説
パススルー:対応
低電流モード:
サイズ:高さ31×幅72×奥行70mm
電池の容量 ★★★★☆
本体の軽さ ★★★☆☆
充電の速さ ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
ただ、(四角い)USB-Aが2系統のほうが便利に感じるならば・Anker PowerCore Fusion 5000が良いでしょう。
ただし、バッテリーに対する充電時間は少し遅めです。
補足:おすすめケーブルについて
というわけで、今回は、USBモバイルバッテリーの比較でした。
最後におまけで、ケーブルの話です。
特に、充電しながらスマホを利用する場合ですが、付属の長いケーブルではなく、モバイル電源用に10〜20センチ程度の短いケーブルを別途購入することをオススメします。
【0.1m 0.5m】
Logitec Lightning USBケーブル
¥1,050〜 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
iPhoneの場合、Logitecがアップルの認可を取り、0.1メートルと0.5メートルのケーブルを出しています。短いためモバイルバッテリーに最適です。
ただ、出張でビジネスホテルに泊まることが多い方は、電源コンセントの位置が壁の上部にあり、0.1mだとスマホが中空に浮いてしまうことがあります。
出張用を兼ねる場合は0.5mほどあると安心です。
なお、断線しにくいライトニングケーブル など、これ以外のケーブルについては【ライトニングケーブルの比較記事 】で特集してあります。よろしければ、ごらんください。
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最後になりましたが、もし今回の記事がお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。
ではでは。