Top 生活家電 比較2025’ タテ型の洗濯乾燥機20機の性能とおすすめ・選び方 (1)

2025年08月08日

比較2025’ タテ型の洗濯乾燥機20機の性能とおすすめ・選び方 (1)

【今回レビューする内容】2025年 光熱費が安い縦型洗濯乾燥機の性能とおすすめ・選び方・上開き洗濯乾燥機・洗剤自動対応の縦型洗濯乾燥機:機種の違いと性能ランキング : 7kg 8kg 9kg 10kg 11kg 12kg

【比較する製品型番】シャープ ES-TX8K-W ES-PW11K-S ES-TX6J-W ES-T6JBK ES-TX8J-W ES-TX8H-W ES-PW8J ES-PW11J 日立 ビートウォッシュ BW-DX100M-W BW-DV80M W BW-DX90J-W BW-DX100K-W BW-DX100J-V BW-DV80K-W BW-DV80J-W 東芝 ザブーン AW-8VH4-W AW-10VP4(T) AW-10VP4(W) W-12VP4-T AQUA AQW-TW10R-W ほか

今回のお題
家庭用のタテ型洗濯乾燥機のおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日は、2025年8月現在、最新のタテ型洗濯乾燥機の比較です。

 水道光熱費(電気代・水道代)や洗浄力の違いに注目しつつ、各機種のスペックを詳しく分析しました。

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1・縦型洗濯乾燥機の比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:シャープ〈日本〉
 1-3:日立 〈日本〉
2・縦型洗濯乾燥機の比較 (2)
 2-1:東芝〈日本〉
 2-2:アクア〈日本〉
 2-3:最終的なおすすめの提案【結論】

 記事では、はじめに、タテ型洗濯乾燥機の「選び方の基本」を示します。

 その上で、メーカーごと、各機を見ていくという構成にしました。

 タテ型洗濯乾燥機は、大手メーカーではパナソニックがすでに撤退しているため、現在流通している機種はそれほど多くありません。

 そのため、家電量販店で実際に購入できるタテ型の洗濯乾燥機については、Atlasの知る限り、ほぼ全機種を比較できたと思います。

ーーー

洗浄力の強さ ★★★★★
カビ対策   ★★★★★
光熱費の安さ ★★★★★
静音性    ★★★★★
使いやすさ  ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 また、最後の結論では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。

 よろしくお願いします。

ーーー

1・タテ型の小型洗濯機 の比較
2・タテ型の中型洗濯機の比較
3・タテ型の洗濯乾燥機の比較
4・ドラム式洗濯乾燥機の比較

 なお、今回の記事は、「家電批評モノマニア」の洗濯機の比較シリーズ全体としては、3回目記事として書きました。

1-1・タテ型洗濯乾燥機の選び方の基本

 はじめに、「縦型の洗濯乾燥機を選ぶ際のポイント」を確認しておきます。

1・洗濯容量と乾燥容量
2・光熱費の安さ(乾燥時)
3・洗剤の自動投入

 結論的にいえば、ドラム式洗濯機を選ぶ場合には、上表の3点が重要です。

 いずれも購入後の使い勝手に直結するため、順に解説していきます。


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 第1に、洗濯乾燥機の洗濯・乾燥容量についてです。

 洗濯容量とは、一度に洗える洗濯物の量を示す値です。

 日本市場における縦型洗濯乾燥機では、最小で5.5kg最大で12kgで程度です。

 洗濯容量が10kgを超える機種では、4人以上の家庭で1週間分の洗濯をまとめて行うことも可能です。

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 乾燥容量とは、乾燥運転で処理できる洗濯物の量を指します。

 洗濯容量よりも乾燥容量が少なくなるのは、縦型も、ドラム式も、共通です。

 例えば、洗濯容量が8kgの機種でも、乾燥容量は約4.5kgです。また、洗濯容量が11kg以上の機種でも、乾燥容量は6kg程度というのが、業界の平均的な構成です。

 結論的にいえば、週2回程度の利用を想定するなら、 乾燥容量4.5kgは1〜2人向け、6kgあればファミリー世帯にも対応可能と考えてよいでしょう。

ーー

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 なお、縦型洗濯乾燥機の設置寸法は、機種ごとの差が比較的少なく、ほぼ共通です。

  容量によって変わるとすれば、基本的には本体の高さ(背丈)です。

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 一方で、マンションなどに多い既設の洗濯機置き場(防水パン)は、 小型タイプであれば内寸奥行540mmが一般的です。 このため、洗濯機の脚の位置が干渉しないかどうかには注意が必要です。

  ただし、縦型洗濯乾燥機は、基本的に日本メーカーが中心で製造・販売されていることもあり、 全自動洗濯機(乾燥機能なし)のように変則的な脚配置の製品は少ないのが実情です。

  そのため、11kg12kgクラスの大型モデルでも、(一部例外を除いて)多くの防水パンに設置可能です。

 ただし、本体の実寸(とくに奥行)はモデルごとに異なることもあり、油断は禁物です。 ご購入前には、設置スペースの採寸を事前に行っておくことをおすすめします。

 今回の記事でも、各機種のサイズ(設置寸法)について触れながら比較していきます。


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 第2に、水道光熱費です。

 各メーカーとも、1回の洗濯における標準使用水量消費電力量を公表しており、これをもとに光熱費の推定が可能です。

 今回の記事では、家電公取協(家電製品公正取引協議会)が定めた基準値に基づき、水道代は 1L=0.262円、電気代は 1Wh=0.031円 という目安単価を使用して、1回あたりの水道代と電気代を合算し、比較しています。

 なお、これらの単価は、電気代・水道代の高騰を受けて、2022年7月に久しぶりに改定された新基準に基づくものです。

 本記事では、すべての試算をこの新基準に統一して比較しています。

 電気代は、縦型洗濯乾燥機はヒートポンプ式を採用する機種がないので、ドラム式と比べて割高になる傾向があります。

 目安としては、1回の洗濯乾燥で約40円前後の電気代がかかると考えてよいでしょう。

 ただし、一部のメーカーの製品は省エネ性能に優れています。今回の記事でもその差をしっかり比較していきます。

 水道代は、一方、メーカーによって使用水量に大きなが出やすい項目です。

 たとえば、8kg洗濯時の水道代は、平均で約20円ほどです。

 ただし、実際には、メーカー独自の節水センサーや、「穴なし槽」などの構造技術によって、
電気代以上に差が生じやすい傾向があります。

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 水道代は、さらに補足が必要です。

 というのも、乾燥方式によっても使用水量が異なるためです。

 なかでも、水冷除湿式の機種では、乾燥時にも水を使って湿気を除去する構造のため、 空冷除湿式(排気式)と比べて使用水量が多くなる傾向があります。

  一方、空冷除湿式は水を使わない代わりに、温かく湿った空気をそのまま室内に排出するため、 設置場所の気密性や換気扇の有無によって、結露や湿度上昇に注意が必要です。

 今回の記事では、これら乾燥方式による性能差についても、しっかり比較していきます。


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 第3に、洗剤の自動投入機能です。

 これは、近年の上位モデルに多く見られるトレンド機能で、液体洗剤や柔軟剤を自動で投入できます。

 洗濯作業における時短効果は、乾燥機能ほど大きくはないため、 個人的には「なくてもまあ困らない機能かな」という印象もあります。

 また、構造上の問題として、数か月に1回のメンテナンスが必要であり、 液体洗剤の固化や経路の詰まりがトラブルにつながる懸念もあります。

 ただし、最近では、IoT連携によって、スマホアプリから洗剤の銘柄ごとに分量指定が可能な機種も登場しています。

 また、経路の詰まりに対して独自の対策を施した高機能モデルも出始めており、 そこまで配慮された製品であれば、高く評価できるポイントといえるでしょう。

ーーー

 以上、縦型洗濯乾燥機の「選び方の基本」について、3つのポイントを紹介しました。

 このほかにも、温水洗浄を含めた洗浄力の高さ静音性清潔性インバーター搭載の有無なども、重要な比較基準です。

 

1・縦型洗濯乾燥機の比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:シャープ〈日本〉
 1-3:日立 〈日本〉
2・縦型洗濯乾燥機の比較 (2)
 2-1:東芝〈日本〉
 2-2:アクア〈日本〉
 2-3:最終的なおすすめの提案【結論】

 こうした要素をふまえながら、以下では、各社の製品を比較・検討し、具体的なモデルを紹介していきます。

1-2・シャープの洗濯乾燥機の比較

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 はじめに、シャープの洗濯乾燥機からです。

 同社の上位機は、乾燥機能との親和性が高いといえる「穴なし洗濯槽」を採用する関係で、光熱費や利便性において、他社より優秀な側面が見られます。

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 なお、以下では、いつものように、高評価できるポイントは赤系の文字色で、イマイチな点は青字で紹介していきます。


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 【2024年11月発売】

 1・SHARP 洗濯乾燥機 ES-TX6J-W
   ¥68,418 Amazon.co.jp (8/8執筆時)

 (ビック系限定)ES-T6HBK-T後継機

 2・SHARP 洗濯乾燥機 ES-T6JBK
  ¥99,800 楽天市場 (8/8執筆時)

洗濯容量:6.5kg
使用水量:65L(洗濯時84L)
標準電力量:2100Wh(60Hz)
乾燥方式:排気式(空冷除湿)
センサー:布量
ステンレス槽:あり
インバーター:
洗剤自動投入:
騒音値:42/46/47dB
風呂水ポンプ:
乾燥容量: 3.5kg
水道光熱費:82.1円(洗濯/乾燥時)
サイズ:幅565×奥行590×高さ985mm

 ES-TX6Hは、シャープの発売する洗濯乾燥機の格安機です。

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 8kg以下の小型機では、唯一乾燥機能を持つ機種で、その点で売れています。

 旧機種が残りますが、各世代とも基本性能は同じです。

 一方、ES-T6JBK は、ビック系のオリジナルモデルです。

 「ちょっと乾燥」という乾燥時間を短めにする部屋干しコース(1.5kgまで)がオマケです。

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 結論的にいえば機能面を目当てに選ぶほどの違いはないです。

 とはいえ、省略されるコースはないので、値段で決めてOKでしょう。

 あとは変わらないので、同時にみていきます。

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 サイズは、 幅565×奥行590×高さ985mmです。

 奥行も幅も60cm以内ですし問題ないです。

 また、内寸で奥行530mmでよいので、一般的な、540cm四方の防水パンで設置は問題ないです。

 洗濯容量は、5.5kgです。

 洗濯だけならば2人暮らしでも対応できそうです。

 乾燥容量は、3.5kgです。

 容量的には小型のドラム式と同等です。Atlasはそのサイズを利用したことがあります。

 しかし、毎回乾燥機能を利用するならば、1人暮らし以上でないならば、あまり快適ではないでしょう。

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 使用する水量は、洗濯時(5.5kg)には75L、洗濯乾燥時(3.5kg)の場合65Lです。

 洗濯槽に穴がない「穴なしステンレス槽」を採用するため、5.5kgの機種としては使用水量76Lとかなり少なくて済みます。

 消費電力量は、洗濯〜乾燥利用時に、2100Whです。

 水道光熱費は、冒頭で書いた業界団体の新しい統一計算式から算出すれば、電気代と水道代の合計で82.1円です。

 水準としてはあまり良くないです。

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 洗浄力の点では、上位機のような特別な工夫はありません。

 また、本機には、インバーター(交流モーター)非搭載です。

 この場合、消費電力の面でやや不利なほか、稼働時の細かい制御ができないので、搭載機とは「差」があります。

 この部分は静音性にも悪影響を与えるので、総合的には「入門機」の水準です。

 センサーは、布量検知センサーだけ搭載です。

 パルセーター(プロペラ)下のモーターにかかる負荷から、「はじめの」洗濯ものの量を推測し、使用水量を自動設定する、昔ながらのものです。

 一方、水温や乾燥時の温度を検知するセンサーはないです。

 そのため、乾燥は、「はじめの」洗濯ものの量からの推測でのタイマー運転(定時運転)となるため、完璧に乾かない場合は、「追加乾燥ボタン」を押すという操作が必要です。

 値段的には仕方ないでしょう。

 洗剤の自動投入は、非対応です。

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 清潔性の点では、どのメーカーもこのグレードは、「ステンレス槽」です。

 しかし、シャープはそれに加えて、「穴なし槽」なので、カビに強いと言えます。

 この点では問題ないでしょう。

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 以上、シャープES-TX6Hの紹介でした。

 乾燥機能が付属する唯一の小型洗濯機です。1人暮らしでも、乾燥機能が欲しい方は一定数いると思います。そういった方に、おすすめできる機種です。


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 【2025年6月発売】

 3・シャープ ES-TX8K-W  【8kg】
   ¥120,366 Amazon.co.jp (8/8執筆時)

 【2024年6月発売】

 4・シャープ ES-TX8J-W 【8kg】
   ¥103,671 Amazon.co.jp (8/8執筆時)

 【2023年6月発売】(風呂水ポンプあり)

 5・シャープ ES-TX8H-W 【8kg】
   ¥114,700 Amazon.co.jp (8/8執筆時)

洗濯容量:8.0kg
使用水量:75L(洗濯時83L)
標準電力量:1800Wh (60Hz)
乾燥方式:排気式(空冷除湿)
センサー:重量・水位・温度
ステンレス槽:あり
インバーター:搭載
洗剤自動投入:
騒音値:35/38/44dB
風呂水ポンプ:(増設可)
乾燥容量:4.5kg
水道光熱費:75.5円(洗濯/乾燥時)  
サイズ:幅600×奥行650×高さ1025mm

 ES-TX8シリーズは、シャープの洗濯機乾燥機です。

 旧機が2世代残りますが、性能差はないです。

 値段で決めてOKです。

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 サイズは、幅600×奥行650×高さ1025mmです。

 乾燥機が付くタイプの洗濯機としては、そこまで大きくないです。 

 防水パンも、普通の内寸で奥行540mmのもので大丈夫です。

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 ふろ水ポンプセット ES-FP4M2
  ¥3,544 Amazon.co.jp (4/15執筆時)

 洗濯容量は、8kgです。

 世帯用として利用できるサイズです。

 ただ、2024年以降は、どれも風呂水ポンプが別売になった点は注意点です。

 乾燥容量は、4.5kgです。

 週に2回利用する場合1-2人家族に便利なサイズです。

 もちろん、タテ型洗濯乾燥機を選ぶ方は「普段は日干し、たまに乾燥機」という方も多いでしょう。その場合は、洗濯容量を基準に選んで構いません。

 使用する水量は、洗濯時(8kg)には83L、洗濯乾燥時(4.5kg)の場合、75Lです。

 いずれにしても、他社よりもかなり節水力が高いといえ、1回の洗濯で20円前後で済みます。

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 こちらの場合も、「穴なしステンレス槽」構造を採用していることが大きな要因です。

 穴がない構造はシャープの独自技術でとくに水道代の抑制に貢献します。

 消費電力量は、洗濯〜乾燥利用時に、1800Whです。

 水道光熱費は、冒頭の計算式を使えば、電気代と水道代との合計で、1回あたり75.5円す。

 高いと思われるかしれませんが、タテ型洗濯乾燥機では「安い」です。

 本機はインバーターを搭載する上で、穴なし洗濯槽を使いますので、ヒーターの効率が良いからです。多用する方は、魅力でしょう。 

 ちなみに、洗濯のみに利用する場合、光熱費は約23.8円となります。

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 センサーは、この機種の場合、重量センサーと水位センサーを搭載しています。

 その上で、本機は、温度センサーがあるので、乾燥不足が少ないです。

 水温も見れます。上述のように経済性が良いのは、こうしたセンサーを活かしているためでもあります。

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 洗浄力の点では、「ドルフィンパル」という仕組みが強調されます。

 これは、パルセーター(回転盤)で上方に巻き上げるような水流を起こすことで、「もみ洗いこすり洗い」を行うものです。

 後ほど見るつもりの日立機の「押す・叩く」という表現より穏やかです。ただ、ダイヤカット上の槽内壁に(ある種)たたきつける仕組みはあるので、洗浄力は決して弱くないです。

 ただ、水流を上からたたきつける仕組み(シャープ・日立上位機)や、洗剤の泡を使う仕組み(パナ・東芝)のような追加の工夫には乏しいので、総合するとこの部分は、値段なりであり、平均値以下です。

 なお、本機も、インバーターモーター搭載なので、細かい制御も期待できます。

 洗剤の自動投入は、非対応です。

 清潔性の点では、引き続き、「穴なし槽」「ステンレス槽」ですから、「カビに強い」と言えます。

 また、カビの繁殖を抑えるためのプラズマクラスターイオン放出機能が付属するのが、目新しいです。

 一般的に、こうしたマイナスイオン発生装置は、密閉空間に限定すればそれなりに効果があるため、洗濯機との親和性は高いでしょう。

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 静音性の面では、インバーターモーターを採用しており、静かさは期待できます。

 脱水時に38dB、乾燥時に44dBです。一般的に言えば、乾燥運転時に、45dB(デシベル)を超えない水準なら、縦型洗濯乾燥機としては「静かな機種」です。

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 以上、シャープのES-TX8シリーズの紹介でした。

 乾燥機能が付属する機種としては比較的格安な機種です。

 シャープは、穴なし槽を採用する唯一のメーカーですが、この仕組みは、「熱を逃さない」という側面でもタテ型洗濯乾燥機と親和性の高い技術でしょう。

 頻繁に乾燥機能を使われる方で、光熱費を節約したい方に魅力な機種です。


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 【8kg】

 【2024年6月発売】

 6・シャープ ES-PW8J-C  
  ¥129,850 楽天市場 (8/8執筆時)

洗濯容量:8.0kg
使用水量:75L(洗濯時83L)
標準電力量:1800Wh (60Hz)
騒音値:35/38/44dB
乾燥容量:4.5kg
水道光熱費:75.3円(洗濯/乾燥時)
サイズ:幅600×奥行650×高さ1020mm  

 【11kg】

 【2025年6月発売】

 7・シャープ ES-PW11K-S
  ¥209,961 楽天市場 (8/8執筆時)

 【2024年6月発売】

 8・シャープ ES-PW11J-T
  ¥145,800 楽天市場 (8/8執筆時)

洗濯容量:11.0kg
使用水量:88L(洗濯時115L)
標準電力量:2200Wh (60Hz)
騒音値:39/38/44dB
乾燥容量: 6kg
水道光熱費:91.3円(洗濯/乾燥時)   
サイズ:幅600×奥行650×高さ1050mm   

乾燥方式:排気式
センサー:重量・水位・温湿度・光
ステンレス槽:あり
インバーター:搭載
洗剤自動投入:
風呂水ポンプ:(増設可)

  ES-PWラインは、シャープの洗濯機乾燥機の最上位機種です。

 11kgは新機種がでましたが、性能は同じです。

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 サイズは、幅600×奥行650×高さ1020mm(11kgは1050mm)です。

 乾燥機能のない8kg機と比べると、より奥行がありますが、あとはだいたい同じです。

 こちらも、内寸で奥行540mm以上の防水パンに設置はOKです。

 外観は、全機とも、高級洗濯機らしくガラストップを採用します。

 この場合、操作パネルも前面にくるため、押しやすいでしょう。

 また、「プレミア機」として庫内LED灯も装備され、洗濯状況を視認できるような工夫があります。

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 その上で、言及に値するのは、シャープのこのグレード以上の製品には、内ふたがない点です。

 縦型の洗濯乾燥機の場合、他社を含めて右図のように、内部に内ふたがあります。これは、乾燥効率を上げるためですが、その弊害として洗濯物の出し入れ操作の際に、「2回ふたを開ける動作が必要」です。

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 しかし、シャープの中位機以上は、密閉性が高い「穴なし槽」が効果を発揮し、内ふたなしで開け閉めがしやすいです。

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 ふろ水ポンプセット ES-FP4M2
  ¥3,544 Amazon.co.jp (4/15執筆時)

 洗濯容量は、8kg と11kgです。

 11kg機は大家族でも利用できるでしょう。

 なお、設置幅は555mmと両方同じです。高さも3cmしか変わらないので、11kgモデルのほうが「お得感」はあります。

 なお、ふろ水ポンプは別売ですが、純正の用意はあります。

 乾燥容量は、4.5kgと6kgです。

 中型のドラム式でも最大6kgが平均値なので、多用する場合は11kgでしょう。

 使用する水量は、11kgモデルの場合、洗濯時(10kg)には115L、洗濯乾燥時(4.5kg)の場合85Lです。

 大型機でも節水力が高いです。1回の洗濯で25円前後で済みます。

 消費電力量は、11kgモデルで乾燥まで行った場合、2200Whです。

 消費電力上がっているのは、乾燥容量が増加しているためです。

 水道光熱費は、先述の計算式に基づけば、電気代・水道代の合計で、洗濯乾燥時、8kgモデルでが75.5円ですが、11kgモデルで91.3円です。

 11kgモデルは、乾燥容量が6kgですので、やはり少し高めになりますが、他社の同級に比べると、やはり安いほうです。

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 センサーは、重量・水位・温度センサーに加えて、光センサーを搭載します(ECOeyes)。

 こちらは、洗剤の透明度を監視するもので、とくに、液体洗剤を利用する場合に効果を発揮し、自動的に「すすぎ1回」とします。

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 洗浄機能は、パワフルシャワー機能を搭載しています。

 水量が少ない段階で、洗濯物を濃い洗剤のなかに押し込み、洗浄力を強化する仕組みです。

 単に濃い洗剤で洗うのではなく、シャワー水流を使う分だけ通常よりも強力と言えます。

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 パルセーターは、2024年機からですが、新型(第3世代)になりました。

 イルカの尾びれと表皮を摸した「ドルフィンパル」であるのは旧来と同じです。

 プロペラ型に傾斜を付けて、水を上下によりかき混ぜやすくする改良が見られます。

 機能名も改良で「パワフルドルフィンパルNEXT」になりました。

 ここは、洗浄力強化というより、時短のための工夫で、洗濯・脱水利用時の洗い時間を15%ほど短くするとされます。

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 加えて、温風で衣類と温度を温めて洗剤を活性化する温風プラス洗浄も付属します。

 温つけおき洗いコース時のみ利用可能で、洗濯容量は4.5kgまでという制限があります。

 同様に、「シャツのシワをおさえるシワ抑えコース」もこの機種からの搭載です。

 使えそうな機能ですが、1kgまでの洗濯時に有効で、温風以上に利便性は高くないです。

 そのほか、最後の「ためすすぎ」の際に柔軟剤を入れるようにする「香りプラスコース」もあります。ただし、2kgまでの洗いものに制限されます。 

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 面白い部分では、付属ハンガーで1kgまでの衣類を乾燥する機能があります。

 主に緊急時ですが、例えば体操服ならば15分で乾燥できます。シワ問題がないので、天日で乾かなかった緊急時には便利でしょう。

 なお、下位機種もこの機構はありますが、親ハンガーにクリップが付き、上下干せるのはこのグレードからです。

 洗剤の自動投入は、ただ、非対応です。

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 ネットワーク機能は、Wi-Fiを装備しており対応です。

 最近は他社もですが、独自のコース設定、洗濯状況の通知、外出先からの予約操作などに対応します(COCORO WASH )。

 家電のIOT化は、他社と比べても良い方です。 

 【シャープの4K液晶テレビの比較記事】で紹介した同社のテレビほか、【高級冷蔵庫の比較記事】で紹介した同社の高級冷蔵庫も「喋る」ので、そちらで通知させることも可能です。

 一方、他社の音声AIとの連携は課題で、現状でAmazon Alexaと連携ができるだけです。

 清潔性の点と静音性の面は、下位機種と同じです。

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 以上、シャープの洗濯乾燥機の上位機種の紹介でした。

 やはり、11kgモデルが魅力的です。

 言及するべきは、乾燥容量の多さで、最大6kgまでの乾燥に対応するからです。

 一週間の「ため洗い」を乾燥まで行う場合など、割とニーズがあるでしょう。

 一方、Wi-Fi搭載で、IOT家電としての部分は面白みがある一方、トレンドで言えば、洗剤自動投入機能がないのが、他社上位機との違いでしょう。

1-4・日立の洗濯乾燥機の比較

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 続いて、日立の洗濯乾燥機です。

 「モーターの日立」らしく、洗浄力にこだわる機種が多いです。


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 【9kg】

 【2023年6月発売】(湯取りホースあり)

 9・日立 ビートウォッシュ BW-DX90J-W
   ¥188,001 Amazon.co.jp (8/8執筆時)

洗濯容量:9.0kg
使用水量:118L(洗濯時99L)
標準電力量:1780Wh (60Hz)
騒音値:32/38/43dB
乾燥容量:5.0kg
水道光熱費:86.1円(洗濯/乾燥時)
サイズ:幅610×奥行660×高さ1085mm    

 【10kg】

 【2025年6月発売】BW-DX100M(W)

 10・日立 ビートウォッシュ BW-DX100M W
   ¥217,800 Amazon.co.jp (8/8執筆時)

 【2024年6月発売】BW-DX100K(W)

 11・日立 ビートウォッシュ BW-DX100K-W
  ¥145,500 楽天市場 (8/8執筆時)

 【2023年6月発売】(湯取りホースあり)

 12・日立 ビートウォッシュ BW-DX100J-V
  ¥137,800 楽天市場 (8/8執筆時)

洗濯容量:10.0kg
使用水量:126L(洗濯時103L)  
標準電力量:2030Wh (60Hz)
騒音値:32/38/43dB
乾燥容量: 5.5kg
水道光熱費:95.9円(洗濯/乾燥時)
サイズ:幅610×奥行660×高さ1105mm   

乾燥方式:水冷除湿
センサー:水硬度/水温/布質/布量/すすぎ/脱水
ステンレス槽:あり
インバーター:搭載
洗剤自動投入:対応
風呂水ポンプ:

 DXシリーズは、日立ビートウォッシュ洗濯乾燥機です。

 10kgモデルは旧機種があります。

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 2025年機は、「パワフル」モードが新設です。

 洗い工程でパルセーターの運転時間を延長し、さらに動きを特殊化して汚れ落とし性能を強化する方向性です。

 一方で、パワフルコースの新設に伴い、デリケートモード省略されました。

ただし、2024年機以降は標準コースでもキャミソールなど弱運転指定の衣類を洗える水流に調整されており、これは2024年機で導入されたパルセーター形状の改良と、2025年の水流制御プログラムの更新によるものです。

 このため、実用上の問題はないでしょう。

 2025年機では、洗濯・脱水運転時の消費電力量がわずかに減っています(50Wh→39Wh)が、運転時間や運転構成は同じです。電気代の部分は、ほぼ「誤差範囲」(約0.5円)なので気にしなくて良いです。

 公式には詳しい説明はありませんが、これは標準コースの水流制御をやや衣類に優しい方向の制御へ微調整したことによる副次的効果と考えられます。

 その補完として追加されたパワフルコースでは、洗い時間が従来のより延長されています。「ビートウォッシュ」を洗浄力の強さで選んでいた従来ユーザーにとっても、満足度の高い仕様といえるでしょう。

 それらに加えて、除菌系洗剤のアリエールMiRAi高濃度洗浄コースが、アプリ経由でダウンロードできる点が、2024年機に対する新機軸です。

 2023年機は、24年機以降、後述する洗剤自動投入量が(40mL)ながら増加したほか、おしゃれ着コースの時短化(30分)と化繊コース(1.5kgまで60分の洗濯乾燥)があったので、その部分が、新機種に対する追加される差といえます。

 なお、この世代までは、純正のお湯取りホースがありました。

 24年機以降は風呂水給水口や内蔵ポンプも省略なので、日立従来ユーザーの場合ここは注意です。まあ、最近は、使わない人が増えた気はします。

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 家庭用バスポンプ(他社)
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 市販の家庭用バスポンプ(上図)を使えば風呂水利用は可能です。

 しかし、給水口に直接接続、または分岐ジョイントを介して接続するため、洗濯機とポンプが連動せず、給水が終わってもポンプが自動停止しないなどの不便があります。

 また、ホースの取り回しや設置も増えます。節水などのため、この方法を「マスト」と考えるなら、湯取り口があって、純正品のホースがある企業(シャープ・東芝・AQUAなど)が良いです。

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 結論的にいえば、湯取り口の話は別として、24年の改良は洗浄力にかかわる部分の改良なので、(マイナーとは言いがたい)変更です。24年機以降で、安いモデルが良いでしょう。

 あとは同じなので、同時にみていきます。

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 サイズは、幅610×奥行660×高さ1085mm(10kgは1105mm)です。

 奥行ほか、若干大きめですが、防水パンは540mmに収まります。

 多くの場合、奥行が邪魔にならない場合、設置できるでしょう。

 外観は 上面は高級感があるガラストップ仕様です。

 洗濯容量は、9kg・10kgから選択可能です。

 以前は12kgがありましたが、生産終了になっています。

 乾燥容量は、それぞれ5kgk・5.5kgです。

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 使用する水量は、10kgモデルの場合、洗濯時(10kg)には103L、洗濯乾燥時(5.5kg)の場合126Lです。

 シャープに比べると、使用水量はやや多めです。

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 シャープは、乾燥方式が空冷式(排気式)です。乾燥時に生じた水蒸気をそのまま洗濯機の外に逃がしています。

 日立は、水冷除湿式です。

 水を利用して水蒸気を冷やしてからホースに戻していますので、この差になります。もちろん「穴なし槽」など構造的な違いも影響します。

 水冷除湿式は、部屋の湿度と温度が上がりにくい利点があります。

 気密性の部分で結露の心配があるご家庭の場合は、光熱費だけでなく、この部分も気にして考えても良いでしょう。

 消費電力量は、洗濯〜乾燥までの場合、9kg1780Whです。

 方式の違うシャープは例外として、日立は節電です。

 水道光熱費も、10kgモデルは、乾燥容量5.5kgで、95.9円です。

 シャープ(11kg)に負けるとは言え、そう大きな差ではないです。

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 センサーは、他社と比べても充実した8つのセンサーを搭載します。

 水硬度・水温・布量・布質・光(洗剤)・すすぎ具合・脱水具合・汚れ量をそれぞれ把握することで、洗濯時間や水量を節約できます。

 これらのセンサーによるセンシングで、洗剤量表示、使用水量、洗濯時間を調整します。

 乾燥機能だけではなく、洗濯機能についてもより高機能と言えます。

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 日立は、センシングを利用した本機の仕組みを「AIお洗濯」と呼んでいます。この機能は、全てAIにおまかせであらうので「標準運転」時だけ有効ですが、それでも便利でしょう。

 ここまでの数のセンサーが搭載される機種は、日立以外は、実際ありません。

 「穴なし槽」でない日立の洗濯機の光熱費の水準が良いのは、高いセンシング技術による部分も大きいでしょう。

 一方、日立のビートウォッシュは、その洗浄力(パワー)に期待して買う人も多いようです。

 そのため、「洗浄力を重視したい場合はセンサーボタンをオフ」にすることが、伝統的に推奨されてきました。

 ただ、「AIお洗濯」は、節電のためだけでなく、汚れが多い場合は、運転時間の延長もするため、標準運転時は、基本的に使った方が良いとは思います。

 

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 洗浄力は、ビートウォッシュ最大の魅力です。

 基本となるのは、インバーター式モーターで動かす、ビートウィングという特別な、回転盤(パルセーター)です。

 以前の洗濯機は、縦型洗濯機は、「ため洗い」しかしませんでした。

 ビートウォッシュは、低水位の水で、たたき洗い(ほぐしあらい)・押し洗い・もみ洗いをドラム式のように再現しています。

 「ビートウォッシュ」の名前の由来はここです。先ほど書いた節水性の向上にもつながる技術です。

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 その上で、注水していく際、上部から「ナイヤガラシャワー」を吹きつけ、洗剤の浸透をさらにはかるという方向性です。

 この際、水を惜しみなく使うので、汚れと「糸くず残り」が防がれるという仕組みです。

 「すすぎ」は、 標準では「ため+シャワー」の2回です。ただ、ここでも、上から水流を打ち付ける「ナイヤガラすすぎ」設定が可能です。

 稼働時間と使用水量は伸びますが、(満量ためる)「注水すすぎ」ほどではないです。通常モードでも問題ないですが、洗剤残りが過度に気になる方は、このモードに設定するのが効果的です。

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 一方、冒頭で少し書いたように、2023年機以降、パルセーターの形状が多少変わり「ビートウイングプラス」になりました。

 洗濯の初期段階で高濃度で溶かした洗剤液を効果的に「回す」ための工夫が加わりました(スピード循環水流)。

 同社によると洗浄力の強化しとくに「糸くず残り」のさらなる軽減のための改良です。

 ただ、この工夫は、主に液体洗剤の利用を想定した設計変更に思います。液体は洗剤を溶かす所作は不要ですから、このような仕組みの方が効率はよいでしょうから。

 本機は、洗剤の自動投入が付く機種ですし、粉洗剤だとまずい仕組みというわけでもないので、良いかと思います。

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 上の写真は旧機のパルセーター(ビートウイングX)です。

 新機種と比べると、パルセーター中央部の突起(ビートスロープ)の高低差がやや大きいほか、「叩き」部分にかかわる「洗濯板効果」を生むビートボールが付いていました。

 いずれも、衣類へのダメージを軽減させるための変更といえます。

 「衣類への優しさ」を強調する場合、日立の魅力である「パワフルさ」が犠牲になりそうですが「そこは従来通り」と、日立はしっかり言及しています。

 なお、これらの改良に伴って、標準運転の機能名も「衣類長もちナイヤガラビート洗浄」に変わりました。

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 そのほか、「つけおきナイアガラ ビート洗浄」として、あらかじめ、酸素系漂白剤などで長時間つけ置きさせてから、自動で洗うような設定も可能です。

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 その上で、温水をミスト状にして洗濯物に吹き付けながら洗浄する「温水ナイヤガラビート洗浄」も採用します。

 温水を使う機種は、他社も縦型でいくつかあります。ドラム式にはさらに多いです。

 本機の場合、本体底面に温水専用ヒーターは装備するわけではないので、温水温度は30-40度とアバウトな表記に止まります。ようするに、温水温度キープについての保証性はないです。

 あくまで、洗剤液の状況での温度で、乾燥機に使うヒーターを応用した機能に止まります。

 とはいえ、黄ばみの除去に効果があるでしょうし、補助的にたまに使うには良い機構です。実際、日立はこの部分以外に良いところも多いですから。

 なお、電気代は、2kg 180分の場合1300Wh(約40円)ほど、水は50Lの追加です。

 このほか、こちらは温風ですが、「温風ほぐし脱水」ととして洗濯・脱水運転の終了後に脱水時に数分間温風を吹き付ける機能性があります。

 冬場にシワがとれやすくなる効果があります。後者は、15分間ほど、強風・高湿下のドラム内に衣類を入れておき、シワと匂いのケアをするものです。シャツ2枚(30分なら4枚)処理できます。

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 洗剤の自動投入は、いずれの機種も搭載です。

 タンク容量は、洗剤440mL柔軟剤540mLです。

 お徳用ではない、普通サイズの詰め替え用洗剤の利用を想定しています。

 タンクの洗浄メンテは2-3ヶ月ごとに必要です。

 ただ、日立はタンクをバラして洗えるのでです。

 洗剤が通る経路については、他社機とおなじで、自動掃除対応ですが、日立は4分間以外に、9時間モードも選べるので、しばらく使わなかった際の手入れなどで安心感があります。

 なお、日立は、液体洗剤を投入したか、粉洗剤を利用したかを判別し、ドラムの回転数も調整しています。液体洗剤は粉洗剤とちがって、溶かす手間が不要だからです。

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 清潔性の点では、カビに強いステンレス槽が採用されています。

 加えて、洗濯中に、洗濯槽の裏側などの見えない部分に付着した汚れ(皮脂汚れ、洗剤カス、菌、黒カビの胞子など)をきれいな水で洗い流すという「自動お掃除機能」も搭載です。

 パナソニックにも付属する清潔機能で、「穴あり槽」の場合は、高級機で「必須」ともいえる機能です。なお、糸くずフィルタも「抗菌」です。

 静音性は、こちらも、静かなインバーターモーターを採用します。

 12kgモデルだけは、洗い・すすぎ時の騒音値が他サイズより少し悪いのですが、気にするほどではないです。

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 ネットワーク機能は、Wi-Fi搭載です。

 先述のように、ドラム式の場合、同社は2025年から新アプリに移行しました。日立の他の白物家電との共通アプリになっています。

 しかし、縦型乾燥機のみ、Wi-Fi付も、2024年モデルと同じアプリでした。

 いまのところの機能性はほぼ同じですが、今後の新機能が追加されていくのかは不確定です。

 なお、日立は「洗濯コンコルジュ機能」と呼びますが、他社同様に、オリジナルの洗濯モード設定、洗剤の管理、リモート予約や通知に対応します。

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 IOT対応は、一方、他社と状況が異なります。

 日立は、TVなどの「AV家電」を自社では売らなからです。シャープ・パナソニックと違って、自社家電に対する通知の発信は難しいと言えます。

 生活家電も(他社と違い)スピーカー搭載機はないですから。

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 そのため、解決策として、Google Homeに対応させています。

 本機は【スマートスピーカーの比較記事】で書いた、Google系の音声AIと連携が取れます。上のリンクでみている、Googleの液晶モニター付きでもOKです。

 一方、他社のAIスピーカー(Amazon・Apple)での通知受け取りは現状で非対応です。パナソニック同様、Amazonでの洗剤自動注文(Amazon dash)に対応するだけで、通知は受けられません。今後の課題に思えます。

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 以上、日立のビートウォッシュDXシリーズの紹介でした。

 やや高いですが、高性能の洗濯乾燥機が欲しい場合は、 これらの機種を選ばれると良いと思います。

 シャープに比べると、光熱費の面では「そこそこ優秀」といった水準で及びませんが、洗剤の自動投入が付くほか、洗浄力の面では、それを凌駕する性能を期待できます。

 総合力ならばこちらでしょう。

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 【8kg】(洗剤自動投入なし)

 【2025年8月発売】BW-DV80M(W)

 13・ビートウォッシュ BW-DV80M W
   ¥173,800 Amazon.co.jp (8/8執筆時)

 【2024年発売】

 14・ビートウォッシュ BW-DV80K W
   ¥120,990 Amazon.co.jp (8/8執筆時)

 【2023年発売】

 15・ビートウォッシュ BW-DV80J-W
   ¥160,000 楽天市場 (8/8執筆時)

洗濯容量:8.0kg
使用水量:103L(洗濯時92L)   
標準電力量:1720Wh (60Hz)
乾燥方式:水冷除湿
センサー:水硬度/水温/布質/布量/すすぎ/脱水
ステンレス槽:あり
インバーター:搭載
洗剤自動投入:
騒音値:32/37/43dB
風呂水ポンプ:
乾燥容量:4.5kg
水道光熱費:80.3円(洗濯/乾燥時)
サイズ:幅610×奥行635×高さ1040mm    

 なお、ビートウォッシュは、下位機種といえるDVシリーズもあります。

 新旧両機種ありますが、違いは先ほどの機種と同じです。

 25年モデルは、パワフルモードと、デリケートモードの入替え、24年機は、おしゃれ着モードの改良と、化繊モードの新設のみの違いです。

 22年モデルは、パルセーターの形状があります。

 一方、新型を含めて、これらは「洗剤の自動投入が未付属」です。

 洗剤の自動投入以外の部分は、年度による細かいコースの改編だけであとは同じなので、場合によっては本機を選んでも良いでしょう。

今回の結論
タテ型の洗濯乾燥機のおすすめ機種は結論的にこれ! 

 というわけで、今回は、タテ型の洗濯乾燥機の比較の1回目記事でした。

 しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

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2・縦型洗濯乾燥機の比較 (2)
 2-1:東芝〈日本〉
 2-2:アクア〈日本〉
 2-3:最終的なおすすめの提案【結論】

 次回の2回目記事こちら)では、東芝AQUA(アクア)の製品を紹介します。

洗浄力の強さ ★★★★★
カビ対策   ★★★★★
光熱費の安さ ★★★★★
静音性    ★★★★★
使いやすさ  ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 その上で、ここまで紹介してきた全機種から、「予算別」「目的別」に、Atlasのおすすめ機種をあげていきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 2回目記事は→こちら

posted by Atlas at 22:23 | 生活家電

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