Top プリンター 比較2020'【コスト別】ビジネスプリンター56機の性能とおすすめ・選び方 (3)

2020年09月12日

比較2020'【コスト別】ビジネスプリンター56機の性能とおすすめ・選び方 (3)

【今回レビューする内容】2020年 エコタンク搭載ビジネスインクジェットプリンター複合機の性能とおすすめ A4 A3 モデル:特大容量タンク搭載モデル

【紹介する製品型番】エプソン EW-M670FT EW-M670FTW EW-M670FTE EW-M67FTW1 EW-M630TB PX-M6712FT PX-M6711FT PX-M791FT EW-M970A3T PX-M160T PX-M160T1 PX-S160T PX-S160T1 PX-S170UT PX-S170T Canon G3310 G1310 G6030 G5030 GM2030 G7030 GM4030

今回のお題
ビジネスインクジェットプリンタ複合機のおすすめ機種はどれ?

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 どもAtlasです。

 今日は、このブログのビジネスインクジェットの比較シリーズの「3回目」です。

1・A4ビジネスインクジェット
2・A3ビジネスインクジェット
3・エコタンク搭載プリンタ
4・ビジネスプリンタのおすすめ【結論】

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 3回目記事では、エプソンとキヤノンから販売されている、低インクコストのエコタンク搭載プリンタを全機種紹介します。

1・エコタンク式プリンターの比較

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 では、エプソンのecotankシリーズの紹介に入ります。

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1・エプソン ecotank EP-M552T
2・エプソン ecotank EP-M752T
3・エプソン ecotank EW-M770T
4・エプソン ecotank EW-M770TW1

 ただし、最近展開している小型のA4エコタンク機は、ビジネス向けと言うよりも「家庭向け」と見なせます。

 そのため、これらの機種は、家庭用プリンタを比較した、【こちら】で、別に紹介しています。

 今回は、エコタンク機のうち、ビジネス用の機種のみの紹介します。

ーー

 なお、以下の本文では、高評価できる点は「赤色」、イマイチな点は「青色」の文字色で説明をしていきます。


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 【2017年】【A4複合機】

 【通常型番】

 35・エプソン EW-M670FT
 35・エプソン EW-M670FTW
  ¥49,799 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【Amazon限定】【3年保証】

 36・エプソン EW-M670FTE
 36・エプソン EW-M67FTW1  
  ¥60,403 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

耐久性能:5万ページ
インク代:カラー0.9円/モノクロ0.4円
印刷速度:カラー8枚/分、モノクロ15枚/分
接続方法:無線LAN・有線LAN・USB
両面印刷:搭載
給紙容量:250枚
スキャナ:600dpi ADF付(両面・30枚)
FAX:搭載
サイズ:幅375×奥行347×高さ231mm

 EW-M670FTは、エプソンの「エコタンク搭載」のA4プリンター複合機です。

 なお、Amazon限定型番がありますが、こちらは、通常保証が3年までサービスされた製品です。

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 従来のビジネスインクジェットとの大きな違いは、インクがカードリッジではなく、補充用のボトルを採用する点です。

 これにより、メーカーの公称値でも、破格と言えるインク代が実現しています。後述するように、カラーでもモノクロでも1円を切る驚きの価格です。

 なお、エプソンは、前回まで紹介してきた「ビジネスインクジェット」のラインナップに加えていません。そのかわり「エコタンク搭載プリンター」と、別の名前を与えています。

 それは、後述するように、画質が通常機と異なるからです。

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 本体の大きさは、幅375×奥行347×高さ231mmです。

 A4対応機とはいえ設置にさほどのスペースは要らない機種です。過去モデルよりもコンパクトです。

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 エプソン YAD-BK インクボトル ブラック
  ¥2,145 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 エプソン HAR-C インクボトル シアン
 エプソン HAR-M インクボトル マゼンタ
 エプソン HAR-Y インクボトル イエロー
  ¥1,145 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 印刷コストは、この機種の最大の特長です。A4カラーで1枚0.9円A4モノクロで1枚0,4円です。

 ビジネスプリンターとして、突出して安い水準です。

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この、低コスト・大容量インクボトルという新方式は、エプソンが新興国で販売して成功し、満を持して日本に「逆輸入」した新しいビジネスモデルになります。

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 印字品質は、本機も、同社のビジネス用と同じPrecisionCoreです。 

 したがって、滴下に関する技術は同等です。

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 インク自体の性能は異なるため、仕上がりは通常機に負けるものの、インクの耐光性などは十分あり、堅実な品質です。

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 インク構成は、黒インクが、顔料インク、3色のカラーインク染料インクでの4色構成です。

 ビジネス用としては「水に強く、文字がにじみにくい全色顔料インクが良いです。

 後述するように、同社のエコタンク上位機については、全量顔料インクモデルがありますが、それとは、仕上がり部分でがあるでしょう。

 一方、染料インク機は、写真印刷に強いという特長があります。ただ、本機は、ヘッドが、ビジネス文書のPrecisionCoreで、写真用のMACHではないです。

 そのため、「写真に強い」などの表現を同社はしていません。

 プリント速度は、A4印刷時、カラー8枚/分、モノクロ15枚/分です。

 他のビジネスインクジェットに比べても印字速度は遅いです。

 この点でも、快適性に差が付いており、注意が必要です。


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 スキャナ・コピー機能は、複合機のためこの機種も付属します。

 スキャンできる画質はエプソンの中級機と変わらず、ADF(原稿自動送り装置)は、30枚まで差し込めます。

 しかし、両面スキャニングには非対応で、ビジネスインクジェット上位機とは差があります。

 読み取り速度も、カラー原稿の場合、1分間に5枚です。

 ファックス機能は、高速送信規格の「スーパーG3ファックス」に対応します。

 それ以外にも、専用アプリで、PCでからファックスを送信・受信する機能もあります。ただ、受信の内容をプリンタ本体の液晶で確認することは不可です。

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 給紙トレイへの給紙は、250枚までと、一般的なビジネスプリンターの平均値です。

 自動両面印刷は、この機種は「対応」します。

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 PCとの接続方法は、こちらは充実しており、USB・有線LANのほか無線LANが搭載されます。

 無料アプリのEpson iPrintに対応し、スマホ・タブレットからのダイレクトプリントが可能です。

 耐久性は、インクのみを交換する仕組みのため、5万枚が使用限界になります。

 家庭用では問題にならないでしょうが、仕事に使う方は、その点を考慮に入れた方が良いでしょう。

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 以上、エプソンEW-M670FTの紹介でした。

 ビジネスプリンタとして評価する場合、やはり、黒以外、染料インク機である点は注意事項です。

 ダントツに安いインクコストは魅力ですが、ビジネス用のクオリティを求めたい場合は、現状では課題もある製品です。

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 【2018年】【A4複合機】

 【通常型番】

 37・エプソン EW-M630TB
 37・エプソン EW-M630TW   
  ¥38,000 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【Amazon限定】【3年延長保証付き】

 38・エプソン EW-M630TB1
 38・エプソン EW-M630TW1    
  ¥36,900 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

耐久性能:5万ページ
インク代:カラー0.9円/モノクロ0.4円
印刷速度:カラー8枚/分、モノクロ15枚/分
接続方法:無線LAN・有線LAN・USB
両面印刷:搭載
給紙容量:250枚
スキャナ:600dpi
FAX:
サイズ:幅375×奥行347×高さ187mm

  なお、下位機種として、EW-M630TWが追加販売されています。

 同じインクを利用する製品なので、インクコストは同じです。

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 ただし、ファックス機能とADFが省略された上で、用紙トレイが150枚と減っています。

 本体の高さが20cmを切って「設置性」が良いですが、上位機同様、ビジネス用としては、インク部分に弱点があるので、ややおすすめしにくい部分はあります。

ーーー

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 【2020年】【A3複合機】

 39・ EPSON EW-M5610FT
  ¥69,799 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

耐久性能:10万ページ
インク代:カラー0.9円/モノクロ0.9円
印刷速度:カラー9枚/分、モノクロ17枚/分
接続方法:Wi-Fi・有線LAN・USB
両面印刷:搭載
給紙容量:250枚
スキャナ: A4 片面ADF
FAX:
サイズ:幅498×奥行358×高さ245mm

 さらに、同様のインクを使用する形で、A3複合機にしたモデルが、EW-M5610FT です。

 省スペース型のA3複合機として存在感はある製品ですが、やはり、カラーインクが、染料インク機である点は、ネックでしょう。

 エコタンク機は、そもそも、通常のカードリッジ式とインク品質(画質)に差もありますし、社内の回覧文書用を超える品質はあまり期待できないでしょう。


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 【2020年】【A3複合機】

 【上位機種】

 40・ EPSON PX-M6712FT
  ¥154,224 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【下位機種】

 41・ EPSON PX-M6711FT
  ¥120,265 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

耐久性能:20万ページ
インク代:カラー2.0円/モノクロ0.8円
印刷速度:カラー23枚/分、モノクロ23枚/分
接続方法:Wi-Fi・有線LAN・USB
両面印刷:搭載
給紙容量:250枚×2
スキャナ:600dpi A3 両面対応ADF
FAX:搭載
サイズ:幅515×奥行500×高さ350mm

 PX-M6712FT は、エプソンの「エコタンク搭載」の「A3ノビ対応のプリンター複合機」です。

 ビジネス向けエコタンクの「最上位機種」となります。

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 なお、下位機種として「PX-M6711FT」があります。

 こちらは、モノクロの印刷速度は同じですが、カラーが10枚/分速度が落ちます。オフィスに置く場合は、生産性が落ちます

 また、そもそも本機は、ビジネスカラー文書の印刷にこそ本領を発揮する機種なので、下位機種は、全くオススメできません。

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 エプソン 純正 インクボトル 鉛筆削り IT08KA
  ¥5,200 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 エプソン IT08  カラーインクボトル 【各色】
  ¥2,500 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 インク構成は、本機最大の特長です。

 なぜなら、本機は、ビジネス用エコタンクでは恐らくはじめて4色顔料インクを実現しているからです。

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 印字品質は、したがって、黒以外のインクにじみにい仕様であり、ビジネスカラー文書に最適です。

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 クオリティについても、本機は、PrecisionCoreプリントヘッドです。

 従来エコタンクにありがちだった「コストが安いけど、画質がイマイチ」という状況は、少なくとも仕様上は、感じられません。

 本機のために開発したという、ビジネス印刷用のDURABrite ETインクを含めて、力を入れた機種です。

 印字コストは、A4カラーで1枚2.8円A4モノクロで1枚0.8円です。

 多少コストは値上がりしていますが、十分安いです。

 とはいえ、先述のように、インク自体の単価は高いので、相当量の印刷をするオフィスに向けた製品で、それで、非エコタンクな通常機と差異化を図っているといえます。

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 本体の大きさは、幅515×奥行500×高さ350mmです。

 レーザープリンターなみの体積があります。これは、大きなタンクを搭載するため、仕方ないでしょう。

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 そのかわり、インク替えの頻度はかなり少なくて済むため、例えば、外部の人が比較的自由に使う、大学のPCルームや、講師控室のような場所への設置はおそらく向きます。

 プリント速度は、A4印刷時、カラー23枚/分、モノクロ23枚/分です。

 ただし、先述のように、下位機種については、カラー印刷速度が大きく劣る10枚です。

 スキャナ・コピー機能は、複合機のためこの機種も付属します。

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 ADF(原稿自動送り装置)採用です。

 ADFは両面対応で、原稿サイズもA3までいけます。

 速度はモノクロ26枚/分とカラー9枚/分いうスペックです。

 設定解像度などの情報は不明ですが、価格からすれば、ビジネス用の実用度はあるでしょう。

 ファックス機能は、搭載です。

 通信速度の点では、SUPER G3にも対応する本格派で、PCでのファックス送受信も対応できます。また、プリンタの液晶パネルでのFAX内容のプレビューも可能です。

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 給紙トレイへの給紙は、最大A4までのトレイが2段で、合計500枚です。

 企業でも使い勝手の部分では問題ないでしょう。

 自動両面印刷は、「対応」します。

 PCとの接続方法は、USB・有線LANのほか無線LANが搭載されます。

 無料アプリのEpson iPrintに対応し、スマホ・タブレットからのダイレクトプリントが可能です。

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 耐久性は、高価な機種と言うことで最大20万枚までとなります。

 ただ、同社のビジネスインクジェットには及ばない水準とはいえ、十分でしょう。

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 以上、エプソンPX-M6712FT の紹介でした。

 全量顔料インクで、ヘッドも通常機と同等速度も速いと三拍子揃った製品です。

 社内の回覧文書やちょっとした会議用ならば、本機のクオリティで十分過ぎるでしょう。

 結構「売れる」機種になると思います。

ーーー

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 【2020年】【A4複合機】

 42・ EPSON PX-M791FT
  ¥89,800 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

耐久性能:20万ページ
インク代:カラー2.0円/モノクロ0.8円
印刷速度:カラー25枚/分、モノクロ23枚/分
接続方法:Wi-Fi・有線LAN・USB
両面印刷:搭載
給紙容量:250枚×2
スキャナ:600dpi A4 両面対応ADF
FAX:搭載
サイズ:幅425×奥行500×高さ350mm

 なお、本機については、A4複合機も同時にリリースされています。

 利用するインクは同じで、印刷速度も、A3上位機相当なので、お買得感があります。

 スキャナ部分は、サイズがA4になるだけで、ADFも両面です。

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 結論的にいえば、A3印刷が不要ならば、能力的にも同等で、設置スペースにゆとりがある本機はおすすめです。

 また、多少高いですが、黒のみ顔料インクで、その他は染料インクだった下位機種とも、仕上がり面で明確な差を感じられるでしょう。


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 【2017年】【A3複合機】

 43・エプソン EW-M970A3T
  ¥81,800 Amazon.co.jp
(6/8執筆時)

耐久性能:5万ページ
インク代:カラー1.3円/モノクロ0.5円
印刷速度:カラー10枚/分、モノクロ13枚/分
接続方法:無線LAN・有線LAN・USB
両面印刷:搭載
給紙容量:250枚
スキャナ:600dpi
FAX:
サイズ:幅526×奥行415×高さ168mm

 EW-M970A3Tは、エプソンも「A3対応プリンター複合機」です。

 ただ、本機については、作りは「家庭用プリンター」であり、位置づけ的には少し特殊です。

 なぜなら、家庭用(写真用)のMACH方式のヘッドを採用する、写真印刷対応機であるからです。

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 本体の大きさは、幅526×奥行415×高さ168mmです。

 幅広なのは、先ほど書いたようにA3用紙に対応させるためです。体積としては、十分コンパクトな機種です。

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 エプソン MKA-BK ブラック
  ¥2,400 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 エプソン HNA-PB フォトブラック
 エプソン HNA-C シアン
 エプソン HNA-Y イエロー
  ¥1,200 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 印刷コストは、A4カラー1枚1.3円A4モノクロ1枚0.5円です。

 少し高いのは、本製品は、1本多い、5本のインクタンクを採用するからです。

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 インク構成は、シアン・イエロー・マゼンダの3本の染料インクを装備します。

 その上で、黒インクについては、文字向きの顔料インクと、写真向きの染料インクをダブルで装備します。

 印字品質は、したがって、顔料インクで「文字がくっきり」する上で、染料ブラックインクが功を奏して、カラーの発色が向上します。

 その上で、写真に対応しやすいMACH方式のヘッドを採用するため、写真を含む文書の印刷品質は、エコタンク機では「最高」です。

 全量顔料インクではないため、全体としては「にじみが出る」ほか、耐水性は弱いです。

 また、写真についても、同社の家庭用「カラリオ」などと比較すれば、インクの種類が異なるため、「専用紙を使うクオリティの高い印刷」は期待できません。

 あくまで「普通紙」「エコタンク機」のなかで「優秀」な機種となります。

 プリント速度は、A4印刷時、カラー10枚/分、モノクロ13枚/分です。。

 スキャナ・コピー機能は、複合機のためこの機種も付属します。

 ただし、ADF(原稿自動送り装置)は不採用です。

 ファックス機能は、こちらは意外ですが、未付属です。

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 給紙トレイへの給紙は、A4で100枚までです。

 A3については、背面トレイから挿す形式で、そちらは、最大10枚です。そのため、A3を多用する場合は向かない機種です。

 自動両面印刷は、対応します。

 PCとの接続方法は、USB・有線LANのほか無線LANが搭載されます。

 無料アプリのEpson iPrintに対応し、スマホ・タブレットからのダイレクトプリントが可能です。

 耐久性は、5万枚が使用限界になります。

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 以上、エプソンの「エコタンク搭載EW-M970A3Tの紹介でした。

 「5色仕様」で、ある程度、普通紙への「写真印刷」も期待できる点のが注目点です。

 耐水性は、染料インク機でイマイチですが、文字部分は顔料インクを利用しますし、品質はともかく、見映えが悪くなることはないでしょう。

 ビジネス文書内に、現場写真などを入れるような方は、本機が候補になりそうです。



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 【A4モノクロ複合機】

 44・エプソン PX-M160T
  ¥29,800 Amazon.co.jp
(6/8執筆時)

 【Amazon限定】【3年延長保証付き】

 45・エプソン PX-M160T1
  ¥31,673 Amazon.co.jp
(6/8執筆時)

耐久性能:5万ページ
インク代:モノクロ0.4円
印刷速度:モノクロ15枚/分
接続方法:無線LAN・有線LAN・USB
両面印刷:非搭載
給紙容量:100枚
スキャナ:600dpi ADF(A4 片面)
FAX:搭載
サイズ:435×377×226mm

 PX-M160Tは、エプソンのエコタンク搭載「A4プリンター複合機」です。

 こちらはモノクロ印刷専用機であり、カラー印刷に対応しません

 なお、2機種ありますが、後者は先ほどもあった、保証が3年に延長されたAmazon限定の製品です。

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 本体の大きさは、435×377×226mmです

 わりと小型です。

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 エプソン KSU-BK-L インクボトル ブラック
  ¥1,712 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 印刷コストは、A4モノクロで1枚0.4円です。

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 印字品質は、「顔料インク」を利用するため、にじみには強い仕様です。

 プリント速度は、A4印刷時、モノクロ15枚/分です。

 タンクが1本であるため、速度は多少速いです。

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 スキャナ・コピー機能は、付属します。

 ただし、片面ADF(原稿自動送り装置)の速度が、1分間に2枚と「おまけ」同然になっています。

 ファックス機能は、未付属です。

 給紙トレイへの給紙は、こちらは背面給紙で100枚までです。

 利便性は高くないでしょう。

 自動両面印刷も、この機種は「非対応」です。

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 PCとの接続方法は、上位機と同じで、USB・有線LANのほか無線LANが搭載されます。

 無料アプリのEpson iPrintに対応し、スマホ・タブレットからのダイレクトプリントが可能です。

 耐久性は、5万枚が使用限界になります。

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 以上、エプソンの「エコタンク搭載EW-M660FTの紹介でした。

 モノクロ印刷だけできれば良い方は、こちらが最もコスパの良い機種です。

 ただ、印字品質・印字スピード・耐久性の点では、明確な差がある機種です。トレイも小さく、自動両面印刷にも対応しないという点でも、利便性は低いでしょう。

ーーー

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 【A4モノクロプリンター】

 46・エプソン PX-S160T
  ¥17,800 Amazon.co.jp
(6/8執筆時)

 【Amazon限定】【3年延長保証付き】

 47・エプソン PX-S160T1
  ¥17,800 Amazon.co.jp
(6/8執筆時)

耐久性能:5万ページ
インク代:モノクロ0.4円
印刷速度:モノクロ15枚/分
接続方法:無線LAN・有線LAN・USB
両面印刷:非搭載
給紙容量:100枚
スキャナ:非搭載
FAX:非搭載
サイズ:435×267×148mm

 なお、下位機種として、PX-S160Tがラインナップされます。

 こちらは、ファックス・コピー・スキャナの機能がないモノクロプリンターです。

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 本体の大きさは、435×267×148mmとコンパクトです。

 しかし、使用するインク・印字品質・本体の耐久性・給紙量などはPX-M160Tと同じです。

 インクのランニングコストが安いのは引き続き評価できますが、自動両面印刷ができない点など、利便性の向上と紙のコスト削減は明らかに犠牲になっている機種です。


 

 【2018年】

 【A4モノクロプリンター】【無線LANなし】

 48・エプソン PX-S170UT
  ¥17,600 Amazon.co.jp
(6/8執筆時)

 48・エプソン PX-S170UT1
  ¥-------- Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【A4モノクロプリンター】【無線LANあり】

 49・エプソン PX-S170T
  ¥19,800 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 49・エプソン PX-S170T1
  ¥-------Amazon.co.jp
(6/8執筆時)

耐久性能:10万ページ
インク代:モノクロ0.4円
印刷速度:モノクロ15枚/分
接続方法:USB・(無線LAN)
両面印刷:非搭載
給紙容量:150枚
スキャナ:
FAX:
サイズ:375×267×161mm(収納時)

 PX-S170は、2018年に追加投入された、モノクロ専用のA4プリンターです。

 小型モノクロレーザーの「代替」として、シェアの獲得を狙った製品だと思います。

 なお、型番末尾に「1」が付くのは、この機種についても、Amazon限定型番です(現在は在庫切れ)。性能は同等ですが、保証は3年です。

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 本体の大きさは、375×267×161mmです。

 見た目通りの小型で、設置性は抜群でしょう。

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 エプソン KSU-BK-L インクボトル ブラック
  ¥2,145 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 印刷コストは、A4モノクロで1枚0.4円です。

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 印字品質は、本機も顔料インクです。したがって、にじみには強い仕様です。

 プリント速度は、A4印刷時、モノクロ15枚/分です。

 スキャナ・コピー機能・ファックス機能は、未付属です。

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 給紙トレイへの給紙は、150枚まで対応です。

 エコタンク搭載プリンターでは、初めて背面給紙ではないトレイを採用しています。利便性は増しています。

 自動両面印刷は、残念ながら「非対応」です。

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 PCとの接続方法は、上位機は、USBのほか無線LANが搭載されます。

 耐久性は、10万枚と、向上しています。

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 以上、エプソンの「エコトタンク搭載PX-S170シリーズの紹介でした。

 小型モノクロレーザーの代替製品として人気が出そうです。実際、ランニングコストは、モノクロレーザーで再生トナーを利用する場合よりも安く優秀です。

 給紙トレイも装備されます。一方、弱点は両面印刷ができない点と、印字品質ではモノクロレーザーのクリアさに及ばない点でしょう。

 いずれにしても、【モノクロレーザープリンターの比較記事】で紹介した各社の製品とは比較が必要です。

2・キヤノンの特大容量タンクプリンタ

 続いて、キャノンの発売する、「特大容量」インクタンク搭載プリンターです。

 2018年からの展開で、エプソンのエコタンクプリンタベンチマークしたものです。「ギガタンク」と呼んでいます。


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 【2018年】

 【A4 複合機】

 50・Canon 特大容量タンク搭載 G3310
  ¥22,636 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【A4 プリンターのみ】

 51・Canon 特大容量タンク搭載 G1310
  ¥18,018 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

耐久性能:不明
インク代:カラー0.8円/モノクロ0.3円
印刷速度:カラー5枚/分、モノクロ8.8枚/分
接続方法:無線LAN・有線LAN・USB
両面印刷:非搭載
給紙容量:100枚
スキャナ:600dpi
FAX:
サイズ:幅445×奥行330×高さ163mm

 G3310 は、キヤノンの「特大容量タンク搭載のA4プリンター」です。

 2018年からの展開で、エプソンのエコタンクプリンタベンチマークしたものです。

 なお、単機能のプリンターバージョンもありますが、インクなどは同様です。

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 本体形状は、エプソンのA4エコタンク機と比較すると、横長で背が低いです。

 ただ、後述するように、実際使う場合は、高さが必要な構造なので、背の低さが利点とは必ずしも言えない製品です。

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 GI-390BK ブラック
  ¥1,698 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 GI-390C シアン
 GI-390M マゼンタ
 GI-390Y イエロー
  ¥1,055 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 印刷コストは、この機種の最大の特長です。

 A4カラーで、1枚0.8円A4モノクロで、1枚0,3円です。

 単純にコストだけで言えば、ライバルと言えるEPSONのEW-M670FTより安いです。

 ビジネスプリンターとして、突出して安い水準です。

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 交換方式は、エプソン同様にボトル式です。

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 インク構成は、インクが、黒が顔料インク、カラーが染料インクという点で、(写真はともかく)ビジネス文書には向きます。

 印字品質は、同社の高密度プリントヘッド(FINE)を採用しません。

 そのため、ノズル数はキヤノンの入門用の最下位機を下回る水準です。

 ビジネス文書に重要な黒についてもノズル数が半分であり、作りは粗いです。

 プリント速度は、A4印刷時、カラー5枚/分、モノクロ8.8枚/分です。

 ビジネス用として売りますが、印字速度は遅いです。

 スキャナ・コピー機能は、G3310 には付属します。

 ただし、ADF(原稿自動送り装置)は付属しません。

 ファックス機能も、ありません。

 201905121120.jpg

 給紙トレイへの給紙は、もうひとつの注意点です。

 上図の様に、後トレイ式で100枚までです。

 自動両面印刷は、非対応です。

 PCとの接続方法は、こちらは充実しており、USBと無線LANが搭載されます。

 一方、Wi-Fi搭載ですが、OSX系のAirPrintの対応が明言されず、Macでの動作の保証がありません。

 耐久性は、もうひとつの問題点で、明示されません

---

 以上、キヤノンG3310の紹介でした。

 ビジネスインクジェットとして売られる製品ながら、ビジネス向きかと言われると、一部疑問符が付く機種です。

 インク価格はわずかにエプソン機より安いですが、その部分以外は競争力に乏しいでしょう。


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 【2019年】

 【A4 複合機】(FAXなし)

 52・Canon 特大容量タンク搭載 G6030
  ¥36,182 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【A4 プリンターのみ】

 53・Canon 特大容量タンク搭載 G5030
  ¥27,901 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【A4 モノクロプリントのみ】

 54・Canon 特大容量タンク搭載 GM2030
  ¥19,673 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

耐久性能:不明
インク代:カラー0.9円/モノクロ0.4円
印刷速度:カラー6.8枚/分、モノクロ13枚/分
接続方法:無線LAN・有線LAN・USB
両面印刷:搭載
給紙容量:250枚
スキャナ:1200×2400dpi
FAX:上位機のみ
サイズ:約403×369×195mm

 G6030は、キヤノンの「特大容量タンク搭載のA4複合機」の上位機です。

 バリエーションとしては、プリンタ機能のみのG5030とさらに、モノクロ印刷にだけ特化したGM2030もあります。

 本体サイズは、G6030は、約403×369×195mmです。

 ただし、 下位機種については、背の高さが166mmですので、多少ですが設置性は良いです。

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 GI-30PGBK ブラック
  ¥1,964 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 GI-30C シアン
 GI-30M マゼンタ  
 GI-30Y イエロー  
  ¥1,400 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 印刷コストは、A4カラーで、1枚0.9円A4モノクロで、1枚0,4円です。

 3機種とも本インクを共通して利用する形式です。

 費用としてはライバルのエプソンのEW-M630TWとほぼ同等です。

 ただ、本体に黒ボトルが2本付属(エプソンは1本)するため、多少ですが「お買い得感」があります。

 交換方式は、エプソン同様にボトル式です。

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 インク構成は、インクが、黒が顔料インク、カラーが染料インクです。

 構成としては、エプソンの下位機と同じです。

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 印字品質は、ブラックインクが改良され、また黒ノズルが倍増されている点が目を引きます。

 引き続き、キヤノンの(大容量ではない)プリンターに較べると密度は粗いのですが、エプソンの下位機には、十分に「匹敵する」と言えます。

 プリント速度は、A4印刷時、カラー6.8枚/分、モノクロ13枚/分です。

 カラーは、多少「遅い」ですが、問題ない水準でしょう。

 スキャナ・コピー機能は、G6030 には付属します。

 ただし、引き続き、ADF(原稿自動送り装置)は付属しません。

 ファックス機能も、ありません。

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 給紙トレイへの給紙は、下位機種の問題点でした。

 しかし、こちらについては、しっかりと250枚の給紙トレイが装備されます。

もうひとつの注意点です。

 自動両面印刷対応ですから、下位機種の問題点の多くは改良されました。

 PCとの接続方法は、USB・有線LAN・無線LANが搭載されます。

 MacOS用のドライバーも、こちらについては、用意されます。

 耐久性は、しかし、明示されません

---

 以上、キヤノンG6030の紹介でした。

 ライバルは、同じくA4エコタンク搭載で、ADFが搭載されないエプソンのEW-M630TWでしょう。

 印刷コストなどスペック的にはほぼ同等で、本体価格の差もないためどちらを選んでも良いと感じます。

 あえて言えば、搭載されるスキャナ解像度は、キヤノンが少し優秀ですが、カラー液晶が搭載されない部分で、スマホなどから利用時の利便性は下回るでしょう。


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 【2019年】

 【A4 複合機】(FAX付属)

 55・Canon 特大容量タンク搭載 G7030
  ¥43,905 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【A4 複合機】(FAXなし)(モノクロインクのみ)

 56・Canon 特大容量タンク搭載 GM4030
  ¥28,000 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

耐久性能:不明
インク代:カラー0.9円/モノクロ0.4円
印刷速度:カラー6.8枚/分、モノクロ13枚/分
接続方法:無線LAN・有線LAN・USB
両面印刷:搭載
給紙容量:250枚
スキャナ:1200×2400dpi
FAX:上位機のみ
サイズ:約403×369×234mm

 G7030も、キヤノンの「特大容量タンク搭載のA4複合機」です。

 201905121126.jpg

 GI-30PGBK ブラック
  ¥1,964 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 GI-30C シアン
 GI-30M マゼンタ  
 GI-30Y イエロー  
  ¥1,400 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 本機については、1つ上の製品と、インクや、搬送ユニットは同じのため、画質や、印刷コスト、印刷速度は同じです。

 こちらも、本体に黒ボトルが2本付属(エプソンは1本)するため、多少ですが「お買い得感」があります。

 一方、先ほどのG6030と比較する場合、ADFを装備し、FAXを搭載する点で、「上位」と言えます。

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 一方、下位機種として同時発売されたGM4030は、モノクロ専用機で、FAXが装備されません。

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 BC-341XL 3色カラー
  ¥2,718 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 GM4030は、筐体がG7030と同じ大きさで、スペースに余裕があるので、コンテントプロテクターを外すことで、カラー機にできます。

 ただ、利用するインクが別で、3色同時に変えなければならないタイプです。

 コスパが悪い上、装着後「速やかに使い切っていただくこと」を求めてもいるため、利用はかなり例外的と考えてください。

 本体サイズは、約403×369×234mmです。

 ADFを装備する関係で、高さがあるので、設置については、配慮が必要です。

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 スキャナ・コピー機能は、付属します。

 また、いずれの機種も、ADFを装備します。

 ADFの読み取りは、速度は、1分間に、モノクロ12枚、カラー5枚程度ですから「そこそこ」です。

 ただし、ADF(原稿自動送り装置)は「片面読み取りのみ」です。

 ただ、エプソンもこの値段の場合は非搭載です。

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 ファックス機能は、上位機のみ装備です。

 エプソン上位機と同じで、通信速度の点では、SUPER G3にも対応する本格派です。

 PCファックス送信にも対応しますが、受信については非対応です。

 給紙トレイへの給紙は、本機もしっかりと250枚の給紙トレイが装備されます。

もうひとつの注意点です。

 自動両面印刷対応です。

 PCとの接続方法は、USB・有線LAN・無線LANが搭載されます。

 なお、下位機種もWi-Fi搭載ですが、デジカメからの直接的な印刷は非対応です。

 MacOS用のドライバーも、用意されます。

 耐久性は、本機も、明示されません

---

 以上、キヤノンG7030の紹介でした。

 エプソンのEW-M670FTがライバルであり、コスト面や仕様面ではほとんど同じです。

 ただ、液晶がモノクロなので使い勝手の部分がイマイチなのと、FAX付きで完全にビジネス用途機と言えますが、耐久性が明視されない部分はネックです。

  GM4030については、カラー部分の仕様が特殊ですし、筐体サイズの無駄遣いなので、あまりオススメできません。

今回の結論
ビジネスインクジェットのオススメ機種は結論的にこれ!

 というわけで、今回は、エコタンクタイプのビジネスインクジェットプリンターの比較でした。

201807181818.jpg 

1・A4ビジネスインクジェット
2・A3ビジネスインクジェット
3・エコタンク搭載プリンタ
4・ビジネスプリンタのおすすめ【結論】

 最終回となる、次回の記事【こちら】では、今回紹介した機種を含めて、ビジネスプリンター全機種から最終的なおすすめ機種を提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 第4回目記事は→こちら

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posted by Atlas at 18:13 | プリンター

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