Top プリンター 比較2022' エコタンク搭載プリンタ25機の性能とおすすめ:ギガタンク対応 (3)

2022年09月16日

比較2022' エコタンク搭載プリンタ25機の性能とおすすめ:ギガタンク対応 (3)

【今回レビューする内容】2022年 エコタンク・ギガタンク搭載ビジネスインクジェットプリンター複合機の性能とおすすめ・選び方 :A4 A3モデル:ボトル詰め替え式の特大容量タンク搭載モデル:エプソンエコタンクとキヤノンギガタンクの違いなど

【紹介する製品型番】エプソン PX-S6710T EW-M674FT EW-M634T EW-M634T1 PX-M6712FT PX-M6711FT PX-M791FT PX-M160T PX-M160T1 PX-S160T PX-S160T1 PX-S170UT PX-S170T PX-S270T PX-M270T PX-M270FT Canon GX6030 GX7030 GX5030 G6030 G5030 GM2030 G7030 GM4030

今回のお題
ビジネスインクジェットプリンタ複合機のおすすめ機種はどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、2022年9月現在、最新の「ビジネスインクジェット(ビジネスプリンター)」の比較「3回目記事」です。

 201807181818.jpg

1・A4ビジネスインクジェットの比較
 予算:1.5万円〜
 印刷コスト:3.7円/枚〜
 画質:高画質(文字/図表)
2・A3ビジネスインクジェットの比較
 予算:3万円〜
 印刷コスト:3.7円/枚〜
 画質:高画質(文字/図表)
3・エコタンク搭載プリンタの比較
 予算:3万円〜
 印刷コスト:0.9円/枚〜
 画質:普通(高級機除く)
4・ビジネスプリンターの選び方【結論】
 =結論としてのおすすめ機種の提案

 201807182108.jpg

 3回目記事では、エプソンエコタンク搭載プリンタと、キヤノンギガタンク搭載プリンタを紹介します。

 従来的な、「インクジェット」と異なり、「ボトル詰め替え式」にすることで、(ストイックに)インクの低コスト化を突き詰めた製品です。

 なお、記載が煩雑になるため、以下、基本「エコタンク式プリンタ」と表現を統一します。

ーーー

インクコスト ★★★★★
画質(普通紙)★★★★★
画質(写真) ★★★★★
印刷スピード ★★★★★
耐久性    ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 というわけで、以下ではいつものように、各社の製品を順番に紹介します。

 そして、最後に、上表のような観点から、Atlasの「おすすめ機種」を選定していきたいと思います。

0・エコタンクプリンタの選び方の基本

 202009121625.jpg

 具体的な製品説明にはいる前に、「エコタンク式プリンタ選び方の基本」を書いておきます。

  201807182125.jpg

 エコタンク式は、カードリッジ式インクではなく、補充用のインクボトルを採用する点で従来と異なります。

 この仕組みで、破格と言えるランニングコストが実現しています。

 カラーでも1円/枚を切る機種もあり、全プリンタジャンルの中でも「最安」と言えます。

 202109081339.jpg

 印字品質は、製品によります。

 ただ(カードリッジ式の)ビジネスプリンターと同じヘッドを使う機種は、ほとんど、同じクオリティです。メーカーも以前と違い、画質で「」を付けなくなってきました。

ーーー

 一方、エコタンク式を選びたい場合、特有の注意点もあります。

 2点に分けつつ、以下でみていきます。

0-1・プリンタの種類に関する注意点

  201908161123.jpg

 はじめに、プリンタの種類に関する注意点です。

 エコタンク式は、もともと、エプソンの開発途上国向けのプリンタがはじまりです。

 そのため、当初は「ビジネス向けの大量印刷用」しか存在しませんでした。

1・ビジネス用エコタンク
 インク:顔料(4色)
 コスト:0.9円/枚〜(A4カラー) 
 速度:15面/分〜
 耐久性:最大20万枚
2・家庭用4色エコタンク
 インク:染料+顔料(4色)
 コスト:0.9円/枚〜(A4カラー)
 速度:10面/分〜
 耐久性:非公表  
3・写真用6色エコタンク
 インク:染料+顔料(6色)
 コスト:1.6円/枚〜(A4カラー) 
 速度:(遅い)
 耐久性:非公表

 しかし、現在は異なります。

 上表のように、ビジネス用のエコタンクプリンタのほか、家庭用写真用プリンタにも採用例が増えています。

 名前としてはどれも「エコタンク(ギガタンク)」ですから、選ぶ際には、注意が必要です。

 以下では、二者の違いについて、少し詳しく説明します。

 202010261346.jpg

 第1に、家庭用写真用エコタンクプリンタです。

 カラーインクには、染料インクを利用しています。

 発色が良く、写真対応力が高まるインクですが、水性のためにじみやすくため、ビジネス用に向きません。

 モノクロ印刷時も、黒色を表現する際にカラーインクは混ぜるので、文字(フォント)の品質は良くないです。

 第2に、ビジネス用エコタンクプリンタです。

 廉価版の下位機種は、家庭用と同じインク構成です。

 しかし、高性能機は、各社ともカラーも含めて全量顔料インクです。

 レーザーで印刷した文書のように、「にじまない」品質を得たい場合、「全量顔料インク」であることはマストです。

ーー

 202009121633.jpg

 その他にも、家庭用写真用エコタンクビジネス用エコタンクとの違いはあります。

 第1に、耐久性です。

 ビジネス用と違って、家庭用・写真用は、耐久性が「非開示」です。

 企業での大量印刷には、向きません。

 第2に、印刷速度です。

 モノクロ、カラーともビジネス用エコタンクの方が3割以上は高速です。

 結論的にいえば、仕事専用と考えるならば、今回紹介する「顔料インク」仕様の「ビジネス用エコタンク」が良いでしょう。

 一方、個人事業者などでチラシを作るなどの場合で、(印刷速度は不要だが)専用紙をふくめ写真のクオリティを重視したい場合は、家庭用写真用を選んでも良いです。

  201908161205.jpg

1・家庭用4色エコタンクの比較
 ・EPSON EP-M552T
 ・EPSON EP-M553T
 ・EPSON EP-M754T
 ・EPSON EW-M770T
 ・EPSON EW-M770TW1
 インク:4色(顔料+染料)
2・写真用6色エコタンクの比較
 ・EPSON EW-M973A3T
 ・EPSON EW-M873T
 ・CANON G3360
 ・CANON G1310

 そういった製品は、普通のカードリッジ式の家庭用写真用プリンタとむしろ比較するべきです。

 そのため、このブログでは、記事を分けて、上表のリンク先で別に紹介しています。

0-2・インクに関する注意点

 つづいて、インクに関する注意点です。

 こちらも、数点に分けて、解説します。

 201807182125.jpg

 第1に、インク詰め替えやすさについてです。

 エプソンもキャノンも、普通のインクジェット式もヘッドは据付なので、目詰まりの可能性は、カードリッジ式と同じレベルです。

 202109081256.jpg

 注入は、エコタンク式でも簡単です。

 注ぎすぎを防ぐ自動ストップ機能や、誤挿入を防ぐため、差込口の形状を変えるなど、ユーザーフレンドリな仕様です。

 結論的にいえば、インク注入式である部分で、不便に感じることはないと言えます。

ーーーー

 202109081259.jpg

 第2に、インク消費期限についてです。

 カードリッジ式と同じく、基本的に「2年以内」に使い切ることが必要です。

 2年以内に印刷可能枚数を使い切れないような場合、その機種は「オーバースペック」です。

 そういった大容量機は、本体サイズも大きめのはずなので、エコタンクである必要性を含めて、再考したほうが良いでしょう。

ーーー

 以上、エコタンク式プリンタ選び方の基本の紹介でした。

 以下、この基準に沿いつつ、EPSONキャノンの順で、(家庭用・写真用以外の)ビジネス向けエコタンク式プリンタを順番にみていきます。

1・エプソンのカラーエコタンク機

 201807181837.jpg

 では、エプソンのecotankシリーズの紹介に入ります。

 インク注入式のプリンタを業界ではじめに出した企業です。

 はじめに「カラープリンタ」を入門機から高級機の順で紹介し、その後に「モノクロ専用プリンタ」をみていきます。

ーー

 なお、以下の本文では、高評価できる点は「赤色」、イマイチな点は「青色」の文字色で説明をしていきます。


  202203081648.jpg

 Windows XP〜11 Mac 10.6〜12

 【2021年】

 【A4複合機・FAXあり】

 1・エプソン EW-M674FT
  ¥50,500 Amazon.co.jp (9/16執筆時)

耐久性能:5万ページ
インク代:カラー0.9円・モノクロ0.4円
印刷速度:カラー8枚/分・モノクロ15枚/分
接続方法:無線LAN 有線LAN USB
両面印刷:搭載
給紙容量:250枚
スキャナ:1200dpi
ADF:片面・30枚
FAX:搭載
サイズ:幅375×奥行347×高さ231mm

 EW-M674FTは、エプソンの「エコタンク搭載」のA4プリンター複合機です。

 201807182124.jpg

 本体の大きさは、幅375×奥行347×高さ231mmです。

 A4対応機とはいえ設置にさほどのスペースは要らない機種です。過去モデルよりもコンパクトです。

 202009121500.jpg

 【黒6000ページ・カラー7500ページ】

 エプソン YAD-BK インクボトル
  ¥2,144 Amazon.co.jp (9/16執筆時)

 印刷コストは、この機種の最大の特長です。

 A4カラーで1枚0.9円A4モノクロで1枚0,4円です。

 ビジネスプリンターとして、突出して安い水準です。

 印刷枚数は、カラー6000ページ・ブラック7500ページです。

 初期同梱インクは、やや容量が少なく3600ページ分です。

 201710041341.jpg

 印字品質は、同社のビジネス用と同じPrecisionCoreです。 

 したがって、滴下に関する技術は、カードリッジ式と同じです。

 インク自体の性能は異なるため、仕上がりは(カードリッジ式の)エプソン機に負けるものの、インクの耐光性などは十分あり、堅実な品質です。

  201908161717.jpg

 インク構成は、本機の場合、注意点です。

 なぜなら、黒インクが、顔料インク、3色のカラーインク染料インクだからです。

 ビジネス用としては「水に強く、文字がにじみにくい全色顔料インクが良いです。

 上位機とは、仕上がりでがあるでしょう。

 染料インク機は、写真印刷に強いという特長があります。ただ、本機は、ヘッドが、ビジネス文書のPrecisionCoreで、写真用のMACHではないので、それも当てはまりません。

 実際、「写真に強い」などの表現を同社はしていません。

 プリント速度は、A4印刷時、カラー8枚/分、モノクロ15枚/分です。

 ビジネス用としてみると、少し遅めです。

 201807182126.jpg

 スキャナ・コピー機能は、複合機のためこの機種も付属します。

 ただ、スキャナの解像度は高くないです。

 ADF(原稿自動送り装置)は、搭載です。

 30枚までストックできます。

 しかし、両面スキャニングには非対応で、上位機とは差があります。

 読み取り速度も、カラー原稿の場合、1分間に5枚です。

 ファックス機能は、高速送信規格の「スーパーG3ファックス」に対応します。

 それ以外にも、専用アプリで、PCでからファックスを送信・受信する機能もあります。

 ただ、送受信の内容をプリンタ本体の液晶で確認することは不可です。

 201807182128.jpg

 給紙トレイへの給紙は、250枚まです。

 一般的なビジネスプリンターの平均値です。

 自動両面印刷は、対応します。

 201807182127.jpg

 PCとの接続方法は、USB・有線LANのほか無線LANが搭載されます。

 無料アプリのEpson iPrintに対応し、スマホ・タブレットからのダイレクトプリントが可能です。

 耐久性は、5万枚が使用限界になります。

 家庭用では問題にならないでしょうが、仕事に使う方は、考慮に入れた方が良いでしょう。

---

 以上、エプソンEW-M674FTの紹介でした。

 ビジネスプリンタとして評価する場合、やはり、黒以外、染料インク機である点は注意事項です。

 ダントツに安いインクコストは魅力ですが、ビジネス用のクオリティを求めたい場合は、現状では課題もある製品です。

ーーーーー

  202203081657.jpg

 Windows XP〜11 Mac 10.6〜12

 【2021年】【A4複合機】

 【通常型番】

 3・エプソン EW-M634T
  ¥36,180 楽天市場 (9/16執筆時)

 【Amazon限定】(写真用紙20枚付)

 3・エプソン EW-M634T1
  ¥37,500 Amazon.co.jp (9/16執筆時)

耐久性能:5万ページ
インク代:カラー0.9円・モノクロ0.4円
印刷速度:カラー8枚/分・モノクロ15枚/分
接続方法:無線LAN 有線LAN USB
両面印刷:搭載
給紙容量:250枚
スキャナ:1200dpi
ADF:
FAX:
サイズ:幅375×奥行347×高さ187mm

  なお、下位機種としてEW-M634Tも発売されています。

 説明書がオンラインPDFになる代わりに、写真用紙20枚がおまけでつくEW-M634T1というAmazon型番も展開されます。

 いずれのモデルも、同じインクを利用する製品なので、インクコストは先ほどの機種と同じです。

 201908161740.jpg

 ただし、ファックスとADFが省略され、用紙トレイも150枚と減っています。

 本体の高さが20cmを切って「設置性」が良いですが、上位機同様、ビジネス用としては、インク部分に弱点があるので、ややおすすめしにくい部分はあります。

ーーー

 202009121653.jpg

 Windows XP〜11 Mac 10.6〜12

 【2020年】【A3複合機】

 5・ EPSON EW-M5610FT
  ¥69,800 Amazon.co.jp (9/16執筆時)

耐久性能:10万ページ
インク代:カラー0.9円・モノクロ0.9円
印刷速度:カラー9枚/分・モノクロ17枚/分
接続方法:Wi-Fi 有線LAN USB
両面印刷:搭載
給紙容量:250枚
スキャナ: 1200dpi
ADF:片面 35枚(A4のみ)
FAX:
サイズ:幅498×奥行358×高さ245mm

 さらに、同様のインクを使用する形で、A3複合機にしたモデルが、EW-M5610FT です。

 省スペース型のA3複合機として存在感はある製品ですが、やはり、カラーインクが、染料インク機である点は、ネックでしょう。

 エコタンク機は、そもそも、通常のカードリッジ式とインク品質(画質)に差もありますし、社内の回覧文書用を超える品質はあまり期待できないでしょう。


  202009121554.jpg

 Windows XP〜11 Mac 10.6〜12

 【2020年発売】

 【A3複合機】

 6・ EPSON PX-M6712FT
  ¥168,800 Amazon.co.jp (9/16執筆時)

印刷速度:カラー25枚/分・モノクロ25枚/分
スキャナ:1200dpi
ADF:両面 50枚(A3対応)
FAX:搭載

 【A3プリンタ】

 7・ EPSON PX-S6710T
  ¥(90,410) Amazon.co.jp (9/16執筆時)

印刷速度:カラー25枚/分・モノクロ25枚/分
スキャナ:
ADF:
FAX:

 【A3複合機】

 8・ EPSON PX-M6711FT
  ¥134,800 Amazon.co.jp (
9/16執筆時)

印刷速度:カラー12枚/分・モノクロ25枚/分
スキャナ:1200dpi
ADF:両面 50枚(A3対応)
FAX:搭載

耐久性能:20万ページ
インク代:カラー2.0円・モノクロ0.8円
接続方法:Wi-Fi 有線LAN USB
両面印刷:搭載
給紙容量:250枚×2
サイズ:幅515×奥行500×高さ350mm

 PX-M6712FT は、エプソンの「エコタンク搭載」の「A3ノビ対応のプリンター複合機」です。ビジネス向けエコタンクの「最上位機種」となります。

 なお、本機には、このほか2機のバリエーションがあります。

 202010261718.jpg

 第1に、PX-S6710Tです。

 同じ印刷機能・速度をもちつつ、プリントアウト専用にした機種です。

 価格も安いので、単機能のプリンタでよいならば、お買得です。

 ただし、筐体のサイズは、複合機と同じなので、設置上のメリット性は特にないです。

 第2に、PX-M6711FTです。

 こちらは、しっかり複合機です。

 ただ、モノクロの印刷速度は同じですが、カラーが10枚/分と速度が落ちます。

 オフィスに置く場合は、生産性が落ちます

 また、そもそも本機は、ビジネスカラー文書の印刷にこそ本領を発揮する機種なので、この下位機はオススメできません。

 202009121625.jpg

 本体の大きさは、幅515×奥行500×高さ350mmです。

 レーザープリンターなみの体積があります。

 これは、大きなタンクを搭載するため、仕方ないでしょう。

 202009121606.jpg

 【黒6000ページ・カラー7500ページ】

 エプソン 純正 インクボトル 鉛筆削り IT08KA
  ¥4,727 Amazon.co.jp (9/16執筆時)

 エプソン IT08カラーインクボトル 【各色】
  ¥2,273 Amazon.co.jp (9/16執筆時)

 インク構成は、本機最大の特長です。

 なぜなら、本機は、ビジネス用エコタンクでは恐らくはじめて4色顔料インクを実現しているからです。

 202009121614.jpg

 印字品質は、したがって、黒以外のインクにじみにい仕様であり、ビジネスカラー文書に最適です。

  201807182139.jpg

 本機も、PrecisionCoreプリントヘッドです。

 従来エコタンクにありがちだった「コストが安いけど、画質がイマイチ」という状況は、少なくとも仕様上は、感じられません。

 専用開発のビジネス印刷用のDURABrite ETインクを含めて、力を入れた機種です。

 印字コストは、A4カラーで1枚2.8円A4モノクロで1枚0.8円です。

 多少コストは値上がりしていますが、十分安いです。

 とはいえ、先述のように、インク自体の単価は高いので、相当量の印刷をするオフィスに向けた製品で、それで、非エコタンクな通常機と差異化を図っているといえます。

 202009121636.jpg

 印刷枚数は、カラー6000ページ・ブラック7500ページです。

 初期同梱インクでの印刷可能枚数は非開示です。

 プリント速度は、A4印刷時、カラー25枚/分、モノクロ25枚/分です。

 ただし、先述のように、下位機種については、カラー印刷速度が大きく劣る12枚/分です。

 スキャナ・コピー機能は、複合機のためこの機種も付属します。

 202009121630.jpg

 ADF(原稿自動送り装置)は、両面同時スキャン対応で、原稿サイズもA3までいけます。

 読取速度は、A4・200dpiの実用的な解像度で、モノクロ26面/分・カラー9面/分というスペックです。カラーは少し遅いです。

 両面利用の場合のスペックは書いていませんが、読み取りに使うCISセンサーは1つ(片面)なので、だいたい20面/分・7面/分ほどでしょう。

 印字品質では「」を付けていないにせよ、この部分では、(普通の)ビジネスプリンターとを付けています。

 ファックス機能は、搭載です。

 通信速度の点では、SUPER G3にも対応する本格派で、PCでのファックス送受信も対応できます。また、プリンタの液晶パネルでのFAX内容のプレビューも可能です。

 202009121632.jpg

 給紙トレイへの給紙は、最大A4までのトレイが2段で、合計500枚です。

 企業でも使い勝手の部分では問題ないでしょう。

 自動両面印刷は、対応します。

 PCとの接続方法は、USB・有線LANのほか、無線LANが搭載されます。

 無料アプリのEpson iPrintに対応し、スマホ・タブレットからのダイレクトプリントが可能です。

 202009121633.jpg

 耐久性は、最大20万枚までとなります。

 同社のビジネスインクジェットには及ばない水準とはいえ、十分でしょう。

---

 以上、エプソンPX-M6712FT の紹介でした。

 全量顔料インクで、ヘッドも通常機と同等速度も速いと三拍子揃った製品です。

 社内の回覧文書やちょっとした会議用ならば、本機のクオリティで十分過ぎるでしょう。

 結構「売れる」機種になると思います。

ーーー

  202009121638.jpg

 Windows XP〜11 Mac 10.6〜12

 【2020年】【A4複合機】

 9・ EPSON PX-M791FT
  ¥119,800 Amazon.co.jp (9/16執筆時)

耐久性能:20万ページ
インク代:カラー2.0円/モノクロ0.8円
印刷速度:カラー25枚/分、モノクロ23枚/分
接続方法:Wi-Fi・有線LAN・USB
両面印刷:搭載
給紙容量:250枚×2
スキャナ:1200dpi
ADF:両面 50枚
FAX:搭載
サイズ:幅425×奥行500×高さ350mm

 なお、本機については、A4複合機も同時にリリースされています。

 利用するインクは同じで、印刷速度も、A3上位機相当なので、お買得感があります。

 スキャナ部分は、サイズがA4になるだけで、ADFも両面です。

 ---

 結論的にいえば、A3印刷が不要ならば、能力的にも同等で、設置スペースにゆとりがある本機はおすすめです。

 また、多少高いですが、黒のみ顔料インクで、その他は染料インクだった下位機種とも、仕上がり面で明確な差を感じられるでしょう。



 201908161747.jpg

 Windows XP〜11 Mac 10.6〜12

 【A4モノクロ複合機】

 10・エプソン PX-M160T
  ¥29,502 Amazon.co.jp
(9/16執筆時)

 【Amazon限定】【3年延長保証付き】

 11・エプソン PX-M160T1
  ¥29,800 Amazon.co.jp (9/16執筆時)

耐久性能:5万ページ
インク代:モノクロ0.4円
印刷速度:モノクロ15枚/分
接続方法:無線LAN 有線LAN USB
両面印刷:非搭載
給紙容量:100枚
スキャナ:1200dpi
ADF:片面 30枚
FAX:搭載
サイズ:幅435×奥行377×高さ226mm

 PX-M160Tも、エプソンのエコタンク式プリンタです。

 ただ、モノクロ印刷専用機であり、カラー印刷に対応しません

 なお、2機種ありますが、後者は保証が3年に延長されたAmazon限定の製品です。

 201807182154.jpg

 本体の大きさは、幅435×奥行377×高さ226mmです。

 わりと小型です。

 201905121437.jpg

 【黒11,000ページ】

 エプソン KSU-BK-L インクボトル ブラック
  ¥1,573 Amazon.co.jp (9/16執筆時)

 印刷コストは、A4モノクロで1枚0.4円です。

 本機は「インク満タン1年分」という売り文句です。

 11,000ページ分の標準インクが同梱されます。

 201807182151.jpg

 印字品質は、「顔料インク」を利用するため、にじみに強い仕様です。

 また、黒だけですが、階調性(グレー)はしっかり出ています。

 ただし、PrecisionCoreプリントヘッド不採用なので、カラーを含め上位機より劣ります。

 プリント速度は、A4印刷時、モノクロ15枚/分です。

 タンクが1本であるため、速度は多少速いです。

 201807182153.jpg

 スキャナ・コピー機能は、付属します。

 片面ADF(原稿自動送り装置)は、1分間に2面と「おまけ」同然になっています。

 ファックス機能は、未付属です。

 給紙トレイへの給紙は、背面給紙で100枚までです。

 利便性は高くないでしょう。

 自動両面印刷も、この機種は「非対応」です。

 201807182127.jpg

 PCとの接続方法は、上位機と同じで、USB・有線LANのほか無線LANが搭載されます。

 無料アプリのEpson iPrintに対応し、スマホ・タブレットからのダイレクトプリントが可能です。

 耐久性は、5万枚が使用限界になります。

---

 以上、エプソンの「エコタンク搭載EW-M660FTの紹介でした。

 モノクロ印刷だけできれば良い方は、こちらが最もコスパの良い機種です。

 ただ、印字品質・印字スピード・耐久性の点では、明確な差がある機種です。トレイも小さく、自動両面印刷にも対応しないという点でも、利便性は低いでしょう。

ーーー

 201905121438.jpg

 Windows XP〜11 Mac 10.6〜12

 【A4モノクロプリンター】

 12・エプソン PX-S160T
  ¥17,622 楽天市場
(9/16執筆時)

 【Amazon限定】【3年延長保証付き】

 13・エプソン PX-S160T1
  ¥17,800 Amazon.co.jp
(9/16執筆時)

耐久性能:5万ページ
インク代:モノクロ0.4円
印刷速度:モノクロ15枚/分
接続方法:無線LAN 有線LAN USB
両面印刷:非搭載
給紙容量:100枚
スキャナ:
ADF:
FAX:
サイズ:435×267×148mm

 なお、下位機種として、PX-S160Tがラインナップされます。

 こちらは、ファックス・コピー・スキャナの機能がないモノクロプリンターです。

  201807182146.jpg

 本体の大きさは、435×267×148mmとコンパクトです。

 しかし、使用するインク・印字品質・本体の耐久性・給紙量などはPX-M160Tと同じです。

 インクのランニングコストが安いのは引き続き評価できますが、自動両面印刷ができない点など、利便性の向上と紙のコスト削減は明らかに犠牲になっている機種です。



 202010261724.jpg

 Windows XP〜11 Mac 10.6〜12

 【2018年】

 【A4モノクロプリンタ】

 【無線LANあり】

 14・エプソン PX-S170T
  ¥19,800 Amazon.co.jp (9/16執筆時)

 【無線LANなし】

 15・エプソン PX-S170UT
  ¥19,800 Amazon.co.jp
(9/16執筆時)

耐久性能:10万ページ
インク代:モノクロ0.4円
印刷速度:モノクロ15枚/分
接続方法:USB・(無線LAN)
両面印刷:非搭載
給紙容量:150枚
スキャナ:
ADF:
FAX:
サイズ:375×267×161mm(収納時)

 PX-S170は、モノクロ専用のA4エコタンク式プリンタの中級機です。

 201811141215.jpg

 本体の大きさは、375×267×161mmです。

 見た目通りの小型で、設置性は抜群でしょう。

  201905121437.jpg

 【黒6000ページ】

 エプソン KSU-BK-L インクボトル ブラック
 ¥2,144 Amazon.co.jp (9/16執筆時)

 印刷コストは、A4モノクロで1枚0.4円です。

 「インクたっぷり1年分」という売り文句で、追加購入じと同じ容量の6000ページ分のインクが付属です。

 201807182151.jpg

 印字品質は、本機も顔料インクです。したがって、にじみには強い仕様です。

 ただ、本機も、PrecisionCoreプリントヘッド不採用なので、画質は下位機並みです。

 プリント速度は、A4印刷時、モノクロ15枚/分です。

 スキャナ・コピー機能・ファックス機能は、未付属です。

 201811141220.jpg

 給紙トレイへの給紙は、150枚まで対応です。

 エコタンク搭載プリンターでは、初めて背面給紙ではないトレイを採用しています。利便性は増しています。

 自動両面印刷は、残念ながら「非対応」です。

 201807182127.jpg

 PCとの接続方法は、上位機は、USBのほか無線LANが搭載されます。

 耐久性は、10万枚と、向上しています。

---

 以上、エプソンの「エコトタンク搭載PX-S170シリーズの紹介でした。

 小型モノクロレーザーの代替製品として人気が出そうです。実際、ランニングコストは、モノクロレーザーで再生トナーを利用する場合よりも安く優秀です。

 給紙トレイも装備されます。一方、弱点は両面印刷ができない点と、印字品質ではモノクロレーザーのクリアさに及ばない点でしょう。


  202109081440.jpg 202109081441.jpg  202109081442.jpg

 Windows XP〜11 Mac 10.6〜12

 【2019年】

 【A4モノクロプリンタ】

 16・ EPSON PX-S270T
  ¥29,800 Amazon.co.jp (9/16執筆時)

スキャナ:
ADF:
FAX:
サイズ:幅375×奥行347×高さ151mm

 【A4モノクロプリンタ複合機】

 17・ EPSON PX-M270T
  ¥34,800 Amazon.co.jp (9/16執筆時)

スキャナ:600dpi  
ADF:
FAX:
サイズ:幅375×奥行347×高さ302mm

 【A4モノクロプリンタ複合機+FAX

 18・ EPSON PX-M270FT
  ¥39,800 Amazon.co.jp (9/16執筆時)

スキャナ:600dpi
ADF:片面 35枚
FAX:搭載
サイズ:幅375×奥行347×高さ346mm

耐久性能:10万ページ
印刷速度:モノクロ20枚/分
インク代:モノクロ0.5円
接続方法:Wi-Fi 有線LAN USB
両面印刷:搭載
給紙容量:250枚

 PX-S270Tなどは、モノクロ専用のA4エコタンク式プリンタです。

 3機種あります。

 中位機からがスキャナ・コピー機能が付く複合機で、上位機のみ、ADFとFAXが付属です。

 202109081447.jpg

 本体の大きさは、3サイズで異なります。

 ただ、プリンタのみのモデルは幅375×奥行347×高さ151mmで、かなり設置性が良いです。

  202109081450.jpg

 【黒6000ページ】

 エプソン YAD-BK インクボトル
  ¥2,144 Amazon.co.jp (9/16執筆時)

 印刷コストは、A4モノクロで1枚0.5円です。

 印刷可能枚数は、1ボトルで6000ページ分です。

 下位機種よりわずかにコストは上がるのですが、印字品質は良いです。

 201807182151.jpg

 印字品質は、本機も顔料インクです。したがって、にじみには強い仕様です。

 その上で、本機は、PrecisionCoreプリントヘッド採用です。

 解像度が高く出せるため、モノクロ専用機のなかでは最も品質が良いです。

 プリント速度は、A4印刷時、モノクロ20枚/分です。

 スキャナ・コピー機能・ファックス機能は、先述のように、上位機には搭載です。

 ADFは、最上位機のみ搭載です。

 ただ、片面のみスキャン可能で、ストック35枚です。

 速度は、A4・200dpi時に、カラー・モノクロとも7面/分なので、速度は期待できません。

 給紙トレイへの給紙は、250枚まで対応です。

 自動両面印刷は、対応です。

 201807182127.jpg

 PCとの接続方法は、上位機は、USBのほか無線LANが搭載されます。

 耐久性は、10万枚です。

---

 以上、エプソンの「エコトタンク搭載PX-S270Tの紹介でした。

 印字品質が向上しているほか、両面印刷もできるので、このレベルならば、モノクロレーザーの大体手段として検討できるでしょう。

 価格を含めて、【モノクロレーザープリンターの比較記事】で紹介した各社の製品とは比較が必要とはいえ、コスパを含めて、競争力はあると言えます。

2・キヤノンのギガタンクプリンタ

 201807181908.jpg

 続いて、キャノンの発売する、「特大容量」インクタンク搭載プリンターです。

 2018年からの展開で、エプソンのエコタンクプリンタベンチマークしたものです。「ギガタンク」と呼んでいます。


 202003041447.jpg

 Windows 7〜11 Mac 10.10〜12

 【2019年】

 【A4 複合機】

 19・Canon 特大容量ギガタンク G6030
  ¥39,209 Amazon.co.jp (9/16執筆時)

スキャナ:1200dpi
サイズ:幅403×奥行369×高さ195mm

 【A4 プリンターのみ】

 20・Canon 特大容量ギガタンク G5030
  ¥29,873 Amazon.co.jp (9/16執筆時)

スキャナ:1200dpi
FAX:上位機のみ
ADF:
サイズ:幅403×奥行369×高さ166mm

 【A4 モノクロプリントのみ】

 21・Canon 特大容量ギガタンク GM2030
  ¥21,500 Amazon.co.jp (9/16執筆時)

スキャナ:1200dpi
FAX:上位機のみ
ADF:
サイズ:幅403×奥行369×高さ166mm

耐久性能:6万ページ
インク代:カラー0.9円・モノクロ0.4円
印刷速度:カラー6.8枚/分・モノクロ13枚/分
接続方法:無線LAN 有線LAN USB
両面印刷:搭載
給紙容量:250枚
FAX:
ADF:  

 G6030は、キヤノンの「特大容量タンク搭載のA4複合機」の上位機です。

 バリエーションとして、プリンタ機能のみのG5030とさらに、モノクロ印刷にだけ特化したGM2030もあります。

 202109081510.jpg

 本体サイズは、約403×369×195mmです。

 プリンタのみの機種は背の高さが166mmですので、多少ですが設置性は良いです。

 201905121126.jpg

 【黒6000ページ・カラー7700ページ】

 GI-30PGBK ブラック
  ¥2,000 Amazon.co.jp (9/16執筆時)

 印刷コストは、A4カラーで、1枚0.9円A4モノクロで、1枚0,4円です。

 コストはエプソンの入門機に比べても安めです。

 印刷可能枚数は、1本でカラー7700枚・ブラック6000枚です。

 初期添付されるタンクも同じものですが、黒ボトルが2本付属で、「お買い得感」があります。

 交換方式は、エプソン同様にボトル式です。

 ただ、エプソンの下位機や同社の上位機に比べると、入れやすさの工夫はイマイチです。

 201908161816.jpg

 インク構成は、インクが、黒のみ顔料インク、カラーが染料インクです。

 構成としては、エプソンの下位機と同じです。

 201908161818.jpg

 印字品質は、ブラックインクが改良され、また黒ノズルが倍増されている点が目を引きます。

 ただ、キヤノンの(大容量ではない)プリンターに較べると、4ヘッドで合計1792ノズルのレベルなので、密度は粗いです。

 ようするに、エプソンのPrecisionCoreプリントヘッド未採用機と同じ水準です。

 プリント速度は、A4印刷時、カラー6.8枚/分、モノクロ13枚/分です。

 カラーは、多少「遅い」ですが、問題ない水準でしょう。

 スキャナ・コピー機能は、先述のように、上位機のみ付属です。

 ADF(原稿自動送り装置)は、ただ、上位機も付きません。

 ファックス機能は、付属する機種がないです。

 202009121632.jpg

 給紙トレイへは、最大A4までのトレイが2段で、合計500枚です。

 使い勝手の部分では問題ないでしょう。

 自動両面印刷は、「対応」します。

 PCとの接続方法は、USB・有線LANのほか、無線LANが搭載されます。

 無料アプリのEpson iPrintに対応し、スマホ・タブレットからのダイレクトプリントが可能です。

 耐久性は、6万枚です。

 情報開示がある点で親切ですが、さほど高耐久ではないです。

---

 以上、キヤノンG6030などの紹介でした。

 ヘッド性能があまり良くない上で、染料インクを併用する機種なので、ビジネス用として画質はイマイチです。

 そのほか、利便性の面で、液晶がカラーでない点に注意が必要です。

ーーー

 202003041451.jpg

 Windows 7〜11 Mac 10.10〜12

 【2019年】

 【A4カラー複合機】(FAX付属)

 22・Canon 特大容量ギガタンク G7030
  ¥43,400 Amazon.co.jp (9/16執筆時)

 【A4モノクロ複合機】(FAXなし)

 23・Canon 特大容量ギガタンク GM4030
  ¥29,973 Amazon.co.jp (9/16執筆時)

耐久性能:不明
インク代:カラー0.9円/モノクロ0.4円
印刷速度:カラー6.8枚/分、モノクロ13枚/分
接続方法:無線LAN・有線LAN・USB
両面印刷:搭載
給紙容量:250枚
スキャナ:1200dpi
ADF;片面 35枚
FAX:上位機のみ
サイズ:幅403×奥行369×高さ234mm

 なお、本機については、「プチ上位機」として以上の製品があります。

 先ほどのG6030と仕様はほぼ同じですが、ADFとFAXを搭載する点で、「上位」と言えます。

 GM4030は、モノクロ専用機で、FAXが装備されません。

 ADFは、ただ、片面で、ストックも35枚までです。

 速度は、正確な値は非開示ですが、換算すると白黒で約12枚/分、カラー約5枚/分です。

 いずれにしても、あまり強くないです。 

 202003041503.jpg

 BC-341XL 3色カラー
  ¥2,854 Amazon.co.jp (9/16執筆時)

 なお、GM4030は、筐体がカラー機のG7030と同じ大きさで、スペースに余裕があるので、コンテントプロテクターを外すことで、カラー機にできます。

 ただ、利用するインクが別で、3色同時に変えなければならないタイプです。

 コスパが悪い上、装着後「速やかに使い切っていただくこと」を求めてもいるため、利用はかなり例外的と考えてください。

--- 

 結論的にいえば、キヤノン機から選ぶ場合でも、FAXが不要ならば、このグレードは選択肢に含めずとも良いかと思います。


  202105111456.jpg

 Windows 7〜11 Mac 10.11〜12

 【2021年】

 【A4プリンタ】

 24・Canon 特大容量ギガタンク GX5030
  ¥54,500 楽天市場 (9/16執筆時)

給紙容量:250枚
ADF: 片面 50枚
FAX:
サイズ:幅399x高さ237x奥行416 mm

 【A4 複合機】(1段トレイ 片面ADF)

 24・Canon 特大容量ギガタンク GX6030
  ¥65,499 楽天市場 (9/16執筆時)

給紙容量:250枚
ADF: 片面 50枚
FAX:
サイズ:幅399x高さ254x奥行410 mm

 【A4 複合機】(2段トレイ FAX 両面ADF)

 25・Canon 特大容量ギガタンク GX7030
  ¥72,175 楽天市場 (9/16執筆時)

給紙容量:250枚×2
ADF:両面 50枚
FAX :付属
サイズ:幅399x高さ314x奥行410 mm

耐久性能:15万枚
インク代:カラー2.2円・モノクロ0.8円
印刷速度:カラー15.5枚/分・モノクロ24枚/分
接続方法:無線LAN 有線LAN USB
両面印刷:搭載
給紙容量:250枚
スキャナ:1200dpi

 GX6030などは、キヤノンの「特大容量ギガタンク搭載プリンタ」の最上位機です。

 2機種ありますが、ユニットは同じです。

 GX7030 のみ、FAX機能が付くほか、250枚のトレイが2段構成となります。

 202203081728.jpg

 また、GX5030は、あとから追加されたプリンタだけのモデルです。

 スキャナとコピー機能がないほか、本機だけ液晶が2行のモノクロになります。

 あとの部分の仕様は共通しますので、同時にみていきます。

 202105111509.jpg

 本体サイズは、幅399x高さ254x奥行410 mmです。

 トレイ2段の上位機は、同じ設置面積ですが、高さが314mmになります。

 家庭でも十分設置できるサイズですし、外観のデザイン性も良いです。

 202105111512.jpg

 印刷コストは、A4カラーで、1枚2.2円A4モノクロで、1枚0,8円です。

 下位機種より、カラーのコストは少し高いです。

 ただ、エプソンのエコタンク最上位機より本体は安めで、コストは同水準ですので、「戦える」でしょう。

 202105111515.jpg

 【黒6000ページ・カラー14000ページ】

 GI-36BK ブラック
  ¥4,670 Amazon.co.jp (9/16執筆時)

 交換方式は、ボトル式です。

 本機については、エプソンと同じく、注ぎすぎを防ぐ自動ストップ機能と、誤挿入を防ぐため、差込口の形状を変えるなど、ユーザーフレンドリーです。

 印刷可能枚数は、1ボトルあたり、カラー14000枚ブラック6000枚です。

 結構多いので、冒頭書いたように、「2年の消費期限内」に処理できるか、要検討です。

 202105111519.jpg

 インク構成は全量顔料インクです。

 印字品質は、したがって、にじみにくい特性があり、ビジネス向けです。

 下位機種と比較すると、GXシリーズは、ノズルの合計が4352ノズルで、下位機種の約2.4倍の密度です。

 簡単に言えば、キャノンの通常の(カードリッジ式の)ビジネスインクジェットと「同じヘッド」を採用しています。

 エプソンのPrecisionCore採用の上位機に相当するキャノンモデルと言えます。

 プリント速度は、A4印刷時、カラー15.5枚/分、モノクロ24枚/分です。

 ビジネスプリンタとして、十分でしょう。

 スキャナ・コピー機能は、本機も付属します。

 ADF(原稿自動送り装置)は、下位機種と上位機種では仕様が異なります。

 第1に、下位機は、ADFは片面のみです。

 第2に、上位機は、CISセンサーを上下2基搭載し、両面同時スキャンに対応します。

 202209161523.jpg

 本機の読み取り速度は、ADF連続コピー時にモノクロ22.2面/分、カラー12.2面/分です。

 今回の比較基準としている、A4・200dpi時の数字になります。

 上位機は、両面時コピー時にモノクロ20面/分、カラー14面/分です。

 ストックはいずれも50枚までです。

 ファックス機能は、上位機のみ搭載です。

 スーパーG3規格対応で、また、PCファックスも対応します。

 202105111537.jpg

 給紙トレイへの給紙は、250枚です。

 上位機は、最大A4までのトレイが2段で、合計500枚です。

 企業でも使い勝手の部分では問題ないでしょう。

 自動両面印刷は、「対応」します。

 PCとの接続方法は、USB・有線LANのほか無線LANが搭載されます。

 スマホアプリでのプリントにも対応します。

 耐久性は、15万枚との開示があります。

 この部分は「ワンポイント」です。

---

 以上、キヤノンGXシリーズの紹介でした。

 エプソンのカラー最上位機がライバルです。

 インク価格も同等で、全量顔料インク搭載、ヘッドも通常機と同じ精度で、速度もほぼ等しいので、どちらを選べば良いか、かなり難しいです。

 記事の結論で改めて考えますが、あえて言えば、画質面では、専用のインク設計もなして、滴下精度も細かいエプソンの方がやや有利でしょう。

 ただ、本機のほうが価格が安いほか、1段トレイで設置性の良いモデルが用意されるので、両面ADFが不要ならば、GX6030は、良い選択肢に思えます。

今回の結論
ビジネスインクジェットのオススメ機種は結論的にこれ!

 というわけで、今回は、エコタンクタイプのビジネスインクジェットプリンターの比較でした。

201807181818.jpg 

1・A4ビジネスインクジェットの比較
 予算:1.5万円〜
 印刷コスト:3.7円/枚〜
 画質:高画質(文字/図表)
2・A3ビジネスインクジェットの比較
 予算:3万円〜
 印刷コスト:3.7円/枚〜
 画質:高画質(文字/図表)
3・エコタンク搭載プリンタの比較
 予算:3万円〜
 印刷コスト:0.9円/枚〜
 画質:普通(高級機除く)
4・ビジネスプリンターの選び方【結論】
 =結論としてのおすすめ機種の提案

 最終回となる、4回目の記事【こちら】では、今回紹介した機種を含めて、ビジネスプリンター全機種から最終的なおすすめ機種を提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 4回目記事は→こちら

---

 今回の記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマーク などから話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは。
posted by Atlas at 16:35 | プリンター

 このブログ家電批評モノマニアには「家電やモノの比較記事」が約350本あります!

 よろしければ、下部のリンク集をご覧ください。

 家電批評モノマニアは、「家電ブログランキング」に参戦中です。右のリンクから「クリックで応援」お願いします!  201302192014.jpg

<広告>

          

Googleなどの検索エンジンでは

「家電批評モノマニア」「家電ジャンル」or「型番」

の単語入力で、このブログの個別記事検索ができます!





          




 今後の記事は、【Twitter アカウント】でツイートしています。お題も募集中!

monomani31.png