比較2019’【花粉に強い!】空気清浄機57機の性能とおすすめ:PM2.5・花粉対応(Aircleaner-4)

2019年09月02日

比較2019’【花粉に強い!】空気清浄機57機の性能とおすすめ:PM2.5・花粉対応(Aircleaner-4)

前編からの続き記事です。前編記事は→こちら

8・ブルーエアーの空気清浄機(続き)

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 【2016年】

 43・Blueair Sense+ PK120PAC
  ¥40,905 Amazon.co.jp (9/2執筆時)

対応面積:洋室 12畳
最大風量:最大4.25m3/分
サイズ:幅470×奥行170×高さ492
センサー :なし
フィルタ寿命6ヶ月

 Blueair Sense+は、ブルーエアの人気製品だった 270E SlimsenseK 110PACの後継機となる中型製品です。

 こちらは、他社にも見られる長方形のデザインですが、多色展開している「デザイン重視」の空気清浄機です。

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 適応面積は、最大12畳までです。

 ブルーエアー製品ですが、強力な機種ではありません。

 本体サイズは、幅470×奥行170×高さ492mmです。

 適応面積の狭さの割に、本体が大きめです。

 本体の風量は、最大4.25m3/分 です。

 したがって、この機種は、日本メーカーのが発売が優秀な状況です。

 おそらく、性能よりもデザインを重視した設計なのでしょう。

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 「ほこり」用フィルターは、3ステップHEPASilentフィルターを採用します。

 これは、三層のフィルターを圧着した高性能HEPAフィルターです。

 ダイキンの光ストリーマのようにイオナイザーで帯電させてから、3層のHEPAフィルターで吸引するため、吸引力の点では、現在水準で高い水準の能力を持ちます。

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 ブルーエア交換用フィルターFSENSEPAC  
  ¥5,711
Amazon.co.jp (9/2執筆時)

 ただし、やはり、高価であり、6ヶ月に1回フィルターを交換する必要があります。

 「ニオイ」用フィルターは、「装備していない」点も注意が必要です。

 センサーは、未搭載です。

 3段階の風量を選択して付けっぱなしにするタイプです。

 消費電力は36Wですから、それなりにあります。

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 以上、ブルーエアのBlueair Sense+の紹介でした。

 デザイン家電で、オシャレな製品ですが、中身のフィルターのコストはやはりネックです。

 また、風量も、国産機種に較べて優れてもいないため、「花粉対策用」という実用性の面ではあまりおすすめできません。


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 【2016年】

 44・Blueair Blueair Classic 280i 200138
  ¥62,942 Amazon.co.jp (9/2執筆時)

対応面積:洋室 25畳
最大風量:最大6.2m3/分
サイズ:幅530×奥行210×高さ530
センサー :ニオイ・ほこりセンサー
フィルタ寿命6ヶ月

 280iは、ブルーエア・クラシックシリーズに属する製品です。

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 適応面積は、最大25畳までです。

 日本に最も最初に入ってきたタイプの後継機で、大型製品です。

 過去製品に比べると、形状がスマートになり、「かわいく」なりました。

 本体サイズは、幅530×奥行210×高さ530です。

 昔ながらの「ブルーエアのサイズ」で、国産機の大型機と比べても「相当のスペースを専有する」機種です。

 本体の風量は、やや高価な製品ながら、最大6.2m3/分 と、国内企業の製品と比較しても弱めです。

 ただ、本体が大型なので、大風量時の静音性には従来よりも配慮のある機種です。

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 ・交換用ダストフィルター F200300PA
  ¥5,307 Amazon.co.jp  (9/2執筆時)

 「ほこり」用フィルターに、三層のフィルターを圧着した高性能HEPAフィルターを採用します。

 一方、この機種は、チリを帯電させることで、フィルタに強く吸着させることで目詰まりを防ぐHEPASlientテクノロジーが採用されます。

 昔のダイキン機に採用されていた、電気集塵方式と同じです。

 ただし、このシステムは、フィルター寿命の延長には寄与せず、交換頻度は6ヶ月です。

 「ニオイ」用フィルターは、「ニオイ用の脱臭フィルターを装備していない」製品です。

 センサーは、ニオイ・ホコリセンサーを搭載します。

 しかし、ほこりセンサーは、高感度ではないです。

 本体価格からすると、残念です。

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 一方、温湿度センサーが付属します。

 これは、スマホで、空気の汚れや質をモニタリングするために主に利用されます。

 なお、今バージョンからは、いわゆる「IOT家電」となっており、スマホとWi-Fiでつなげることで、リモコン化できるほか、空気状態のモニタリングが可能です。

 Android系・iOS系どちらにも対応可能です。

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 以上、280iの紹介でした。

 北欧らしいデザインで、ブランドイメージや高級感はあります。

 ただ、やはり、ランニングコストがネックです。花粉などの除去性能は良いのですが、飛び抜けた風量がないため、帰宅直後の除去時間は、同社の平均からすると、長めでしょう。

 また、他機種が2台以上購入できてしまう価格のため、費用対効果はやや悪いといえます。

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 【2019年】【センサーなし】

 45・Blueair Classic 205 200403
  ¥47,600 Amazon.co.jp
(9/2執筆時

対応面積:洋室 25畳
最大風量:最大6.2m3/分
サイズ:幅530×奥行210×高さ530
センサー :
フィルタ寿命6ヶ月

 なお、2019年から、280iの下位機種(機能限定版)が発売されています。

 ただ、こちらは、センサーが2つとも付属しませんので、Atlas的にはオススメしかねます。


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 【センサーあり】

 46・Blueair Blueair Classic 480i 200146 
  ¥78,818
Amazon.co.jp (9/2執筆時)

 【センサーなし】

 47・Blueair Blueair Classic 405 103681  
  ¥62,320
Amazon.co.jp (9/2執筆時)

対応面積:洋室 33畳
最大風量:最大9.9m3/分
サイズ:幅500×奥行275×高さ590
センサー :ニオイ・ほこりセンサー
フィルタ寿命6ヶ月

 480iは、ブルーエア・クラシックシリーズの上位機です。

 基本性能は、下位機種の280iと同じで、IOT家電としてスマホと連携した利用が可能です。 

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 適応面積は、最大33畳までです。

 大きいので、事務所にも向きます。

 本体サイズは、幅500×奥行275×高さ590mmです。

 とくに幅が広く、「相当のスペースを専有する」機種です。

 本体の風量は、一方で、9.9m3/分という高水準の風量・風圧を出せる機種です。

 ただ、その場合、静音性は最大運転時では52dBです。

 ダイキンのターボ運転時(50dB)以上の音がする点は、注意が必要でしょう。

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 交換用ダストフィルター F400PA
  ¥7,735 Amazon.co.jp (9/2執筆時)

 「ほこり」用フィルターには、本体が大型なため、フィルターのコストも、より高いです。交換頻度は、6ヶ月と同じです。

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 以上、480iの紹介でした。

 大風量で、帰宅直後の花粉の除去時間は、下位機よりかなり速くなっています。相当広いリビングなどの場合、風量の強いこの機種は重宝するかもしれません。

 一方、静音性も従来の同クラスのブルーエアよりは改善しているとはいえ、日本仕様として考えると、まだ「うるさめ」です。


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 【センサーあり】

 48・Blueair Blueair Classic 680i 200154 
  ¥105,267
Amazon.co.jp (9/2執筆時)

 【センサーなし】

 49・Blueair Blueair Classic 605 103682  
  ¥84,269
Amazon.co.jp (9/2執筆時)

対応面積:洋室 75畳
最大風量:最大18.41m3/分
サイズ:幅500×奥行340×高さ660
センサー :ニオイ・ほこりセンサー
フィルタ寿命6ヶ月

 680iは、ブルーエア・クラシックシリーズの最上位機です。

 基本性能は、下位機種の280iと同じです。また、IOT家電としてスマホと連携した利用も可能です。 

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 適応面積は、家庭用として販売されているものでは「業界最高」で、最大75畳まで対応です。

 本体サイズは、幅500×奥行340×高さ660mmになります。

 大きいですので、完全にリビングや事務所向けです。

 空気清浄機単独のモデルでは、専有面積も最大級でしょう。

 本体の風量は、しかしながら、18.31m3/分と、格段に強いです。

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 静音性は、一方で、最大運転時では62dBです。

 また、最小でも32dBとなりますので、寝室向きではないです。

 以上、ブルーエアの680iの紹介でした。

 今回の比較の趣旨(家庭用)という点では、確実にオーバースペックです。

 例えば、学習塾や病院の待合室用として揃えるならば、割と良い選択肢でしょう。

 その場合、用途としてセンサーは不要でしょうから、(安めの)Blueair Classic 605 を選んでも良いでしょう。

9・無印の空気清浄機の比較

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 【各色】

 50・無印良品 空気清浄機 MJ-AP1
   ¥38,900 無印良品 (9/2執筆時)

対応面積:洋室 30畳
最大風量:最大6.7m3/分
サイズ:幅250×奥行250×高さ498mm
センサー :ニオイ・ほこりセンサー
フィルタ寿命1年

  MJ-AP1 は、無印良品の販売する空気清浄機です。

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 バルミューダデザインのような「円筒形」ですが、プロダクトデザインは、同社に依頼している製品です。

 その点では、前編記事で紹介した、バルミューダ製品の姉妹品と言えるものです。

 適応面積は、最大30畳まで対応です。

 ただ、構造が異なるため、比較すれば、適用床面積は控えめです。

 本体サイズは、幅250×奥行250×高さ498mmです。

 高さは、エアエンジンに較べても2/3程度で、設置性は良さそうです。

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 本体の風量は、バルミューダとは、やや異なります。

 バルミューダの「エアエンジン」(左図)は、下部のターボファン最大6.6m3/分で吸引し、上部のグリーンファンが外部から巻き込んだ風とともに、最大10.0m3/分 の風を巻き起こす構造でした。

 無印のMJ-AP1(右図)は、それに対して、逆回転する2つの「グリーンファン」で構成されているため、集塵の際の最大風量が最大6.7m3/分 とバルミューダをわずかに超えます。

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 気流制御は、したがって、バルミューダと異なり、上部では気流を巻き込まない構造です。

 そのため、部屋の中の空気を強制循環させる能力は、本家のバルミューダが優ると言え、それゆえに、適応畳数の差が出ています。

 言いかえれば、ターボ運転で花粉が取れるスピードは、スペック的に本家のエアエンジンに負けるでしょう。

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 無印良品 MJ-AP1-FL
   ¥6,790 無印良品 (9/2執筆時)

 「ほこり」用フィルターは、バルミューダ本家より多少安いです。

 しかし、1年ごとに交換を要するフィルターです。

 また、吸引力については、準HEPAフィルターという記載です。三層構造のホコリフィルタですが、「HEPA」を称していません。また、酵素フィルターでもありません

 「ニオイ」用フィルターは、一体形成で、活性炭フィルターが内蔵です。

 こちらも、脱臭面では、さほどの機能性を謳ってはいないです。

 センサーは、ニオイセンサー・ホコリセンサー搭載です。

 ただし、高感度のほこりセンサーは未搭載です。

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 以上、無印良品MJ-AP1の紹介でした。

 雑誌レビューでは、「エアエンジンに優る」という実証実験記事もありました。ただ、「モノマニア」的に言えば、フィルターの機能性や、空気循環性は、スペック面で「劣る」という結論です。

 ただ、巻き込み風圧が同等ですので、限られた面積(小部屋)に設置するならば、差は感じられないでしょう。その場合、小型で設置性が良いのがメリットとなります。

 なお、エアエンジンとMJ-AP1のどちらをオススメとするか?は、記事最後の結論で改めて考えます。

10・ダイソンの空気清浄機

 続いて、ダイソンの空気清浄機の紹介です。


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 51・Dyson Pure hot +Cool Link 【銀】
 51・Dyson Pure hot + Cool Link 【青】
  ¥42,550 Amazon.co.jp (9/2執筆時)

対応面積:洋室 23畳
最大風量:
サイズ:幅222×奥行222×高さ632mm
センサー :ニオイセンサー
フィルタ寿命1年

 Dyson Pure hot and Cool Linkは、2016年冬に出たダイソンの空気清浄機です。

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 こちらは、他の機種と異なり、空気清浄機能以外に、暖房機能送風機能も付属します。

 色々な機能を1つの製品で兼ねるタイプの家電です。

 適応面積は、最大23畳まで対応です。

 スペック的には、リビングにも対応できる「中型機種」と言えます。

 本体サイズは、幅222×奥行222×高さ632mmです。

 バルミューダ同様、専有面積の部分では優位性があります。

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 本体の風量は、この機種は「ファンレスの送風機」なのでかなり強力です。

 ただし、花粉を取り切るまで8畳で30分というスペックは、普通の形状の空気清浄機として優秀ではありません

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 ダイソン HP/DP用交換フィルター
  \4,980 Amazon.co.jp (9/2執筆時)

 「ほこり」用フィルターは、HEPAフィルター採用です。

 ただし、交換フィルターは1年ごとに交換するタイプですので、ランニングコストは悪いです。

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 ニオイフィルターは、ホコリ用フィルター内部に活性炭フィルタが内蔵されているので「搭載」です。

 また、ダイキンと同様に、有害ガスに対応できます。

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 センサーは、ニオイセンサーを搭載するため、自動運転には対応します。

 一方で、ほこりセンサーが付属しないタイプです。これは、花粉やハウスダストが検知できないことになりますし、この部分は「弱い」です。

 静音性は、最小運転音がクラス最高性能といえる16.3デシベルです。

 ダイソンのこのタイプは、以前は騒音が問題でしたが、こちらは機能改善されています。

 そのほか、スマホアプリ(iPhone/Android)で操作できるほか、空気の汚染状況についてもスマホでモニタリング可能だからです。

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 以上、Dyson Pure Cool LinK テーブルファンの紹介でした。

 オールシーズン出しっ放しで何かしらに使える面白い家電です。

 空気清浄機単体として見た場合は、構造的に風量の割に取り切るまでの時間はかかりますが、最終的に逃さず取れるので、性能面では問題ないでしょう。

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 なお、この機種については、(ほこりセンサー内蔵タイプを含めて)様々な機能を持つ類似の機種が複数あります。

 そのため、このブログでは【ダイソンの空調家電の比較】において、空気清浄機以外の面を含めた機種の比較をしています。

 興味のある方は、そちらもよろしくお願いします。

11・カドーの空気清浄機

 続いて、日本のカドーの製品の紹介です。


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 52・cado 空気清浄機 AP-C200
  ¥43,800 Amazon.co.jp (9/2執筆時)

対応面積:洋室 22畳
最大風量:最大4.3m3/分
サイズ:幅242×奥行242×高さ652
センサー :ニオイ・ほこりセンサー
フィルタ寿命1年

 AP-C200 は、日本の空調メーカーのカドーが販売している空気清浄機です。

 同社の空調家電のなかでも人気のモデルで、大手のデンキヤでも陳列されている製品です。

 グローバル展開を意識する点では、日本の「ブルーエア」と言えるでしょう。

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 適応面積は、最大22畳まで対応です。

 後発の各社は、あきらかにバルミューダのAirEngineをターゲットにして、デザインしていそうです。

 本体サイズは、幅242×奥行242×高さ652です。

 バルミューダ同様、専有面積の部分では優位性があります。

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 本体の風量は、一方、バルミューダ製品と、ほぼ同じ大きさながら、最大4.31m3/分弱いです。

 気流制御は、バルミューダのAirEngineに比べると、全周に吸入口があるため、風量の割には補足する量は多いでしょう。

 もちろん、部屋の真ん中に設置することが前提の製品とないます。

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 FL-C320 [AP-C200用 交換フィルター]
   ¥7,830 Amazon.co.jp (9/2執筆時)

 「ほこり」用フィルターは、こちらもHEPA規格のフィルターを採用します。消耗品は1年で交換です。

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 「ニオイ」用フィルターも搭載です。

 なお、こちらは、新型光触媒技術で、フィルターの吸着力を再生する機能があります。

 なお、ニオイフィルターとホコリフィルターは一体形成ですが、こちらで回復するのは、脱臭の部分です。ホコリフィルタ部分には効かないので、注意してください。

 センサーは、ニオイセンサー・ホコリセンサー搭載です。

 このあたりの基本は押さえらている機種ですが、高感度のほこりセンサーは未搭載ですね。花粉レベルまでの検知力です。

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 以上、カドーAP-C200の紹介でした。

 デザイン的にはバルミューダに近い形状で、こちらもインテリア性が高いです。一方、風量は普通で、ファンの部分の技術的工夫はバルミューダに及ばない印象です。

 ただし、フィルターの寿命を回復するという新型光触媒にどの程度期待を持てるかで評価は変わる機種です。

 その点で言えば、花粉などの対応より、ペットなどの脱臭面に期待するならば、高級機でも期待が持てそうです。

11・プラスマイナスゼロの空気清浄機

 続いて、日本のプラスマイナスゼロの紹介です。

 2003年創業の割と老舗のデザイン家電メーカーですね。

 シンプルなデザインを信条にする傾向で、無印良品と傾向が似ています。


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 【2018年】

 53・±0 プラスマイナスゼロ XQH-C030【青】
 53・±0 プラスマイナスゼロ XQH-C030【白】
  ¥45,360 Amazon.co.jp (9/2執筆時)

対応面積:洋室 30畳
最大風量:最大6.3m3/分
サイズ:幅298.5×奥行298.5×高さ503
センサー :ニオイ・ほこりセンサー
フィルタ寿命1年

 XQH-C030は、プラスマイナスゼロが2018年に発売した空気清浄機です。

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 デンキヤというより、ライフスタイルショップ中心の展開ですが、斜めのスチールパイプを利用する行灯形状は、和的な意味でインテリア性が高いです。

 適応面積は、最大30畳まで対応です。

 本体サイズは、幅298.5×奥行298.5×高さ503になります。

 設置面積は、径が太いので、バルミューダなどより必要ですが、形状的な優位性から圧迫感は少ないです。

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 本体の風量は、最大6.3m3/分です。

 下面と側面吸引・上面排出です。パイプを利用することで、フィルターまでの経路を塞がないようにして、取り込み風量を高めています。

 高さが50cmという設置性の良さをふまえると、大健闘のスペックです。

 気流制御は、一方、後発メーカーとしての「新機軸」は乏しく、この点は残念です。

 ただ、十分な風量があるため、問題ないと言えば、そうです。

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 C030用 脱臭抗菌フィルター XQC-C030
   ¥8,640 Amazon.co.jp (9/2執筆時)

 「ほこり」用フィルターは、しかしながら、注意を要する部分です。

 というのも、この製品は、H12準HEPAフィルターで、捕捉率が99.5%です。

 目が粗いので、その分風量を高められる部分がありますが、PM2.5などの細かい粒子には完全に対応しきれません。

 消耗品は1年で交換です。フィルターがHEPAではない点をふまえると、高めです。

 「ニオイ」用フィルターは、一体型として搭載です。

 センサーは、ニオイセンサー・ホコリセンサー搭載です。

 ただし、PM2.5を検知できる高感度センサーは未搭載です。

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 以上、プラスマイナスゼロXQH-C030の紹介でした。

 フェイスが良いので、ライフスタイル系の雑誌や、テレビなどで取りあげられることが多い家電です。実際、この部分で、受賞もしています。

 ただ、「基本の基本」のフィルターの部分で準HEPAフィルターである点はたいへん残念です。

 風量の強さも、目の粗いこのフィルターを利用しているゆえですから、やはり(実用性より)「デザイン重視」と言えます。

12・アイリスオーヤマの空気清浄機

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 つづいて、アイリスオーヤマの空気清浄機です。

 ホームセンターではお馴染みのメーカーですが、旧来の「総合家電メーカー」同様、幅広い家電ジャンルに参入しています。とくに、格安製品が充実します。


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 【2017年】

 54・アイリス ペット用空気清浄機 PMAC-100-S
  ¥9,680
Amazon.co.jp (9/2執筆時)

対応面積: 14畳まで
最大風量:最大3.2m3/分
サイズ:高さ480×幅405×奥行162mm
センサー :
フィルタ寿命2年間

 PMAC-100-S は、アイリスオーヤマでは最も安価な空気清浄機です。

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 こちらは、その値段の安さと、「ペット用空気清浄機」という一芸で、人気のある機種です。

 適応面積は、最大14畳までです。

 本体サイズは、高さ480×幅405×奥行162mmです。

 冒頭で紹介した日立の空気清浄機と同じで、奥行きがあまり必要ないタイプです。

ただ、体積は、他社モデル並みにあり、全体的には、「コンパクト」とも言えないです。

 本体の風量は、最大3.2m3/分です。

 奥行の狭い小型機としては十分な風量で、小部屋ならば問題なく機能を発揮するでしょう。帰宅後も、8畳で20分ほどで清浄できます。

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 「ほこり」用フィルターは、イマイチです。

 「HEPA規格に満たない水準」の能力の低いものです。フィルター寿命も2年です。この点では、コスパには期待できないでしょう。

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 活性炭フィルター ペット臭用 IA300PF
 活性炭フィルター タバコ臭用 IA300TF
 活性炭フィルター 玄関家庭臭用 IA300GF
  ¥2,080〜 Amazon.co.jp (9/2執筆時)

 「ニオイ」用フィルターは、面白いです。

 一方で、ペット用に専用開発された特殊加工活性炭フィルターが付属します。

 ペット臭(アンモニア臭)に特化したフィルターですが、別売フィルタを追加購入すれば、最大3枚挿入できる構造です。

 なお、同社からはタバコ向け、玄関・家庭臭向けの活性炭フィルターも販売されています。

 これらを組み合わせて利用することも可能です。

 ただし、活性炭フィルターは、いずれも2年の寿命です。

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 センサーは、ほこりセンサーが搭載です。

 ペットの毛や巻き上げたホコリを感知して動きます。

 ただし、ニオイセンサーは未付属です。ペット用としては、この部分かかなり「残念」です。

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 以上、アイリスオーヤマPMAC-100-Sの紹介でした。

 ニオイの部分に注目した格安空気清浄機として、面白いと思います。 

 ただ、フィルターの寿命が短い点はネックです。この部分をふまえると、ランニングコストが抜群に良いというわけでもないでしょう。

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 なお、花粉などに対応する必要がなく、純粋にペットを含めた生活臭の対策として、空気清浄機の購入を考えている場合、別のジャンルの家電の方が相当程度効果的です。

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 このブログでは、【脱臭機の比較記事】でまとめていますので、よろしければそちらをご覧ください。

 ただし、空気清浄機としての役割は、基本的にありません。両者を兼ねたいならば、今回紹介したような空気清浄機が適当です。


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 【2017年】

 55・アイリスオーヤマ PMMS-AC100
  ¥11,900
Amazon.co.jp (9/2執筆時)

対応面積: 14畳まで
最大風量:最大3.7m3/分
サイズ:高さ586×幅400×奥行164
センサー :
フィルタ寿命2年間

 PMMS-AC100は、アイリスオーヤマが販売する空気清浄機です。

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 適応面積は、この機種は、最大17畳までです。

 本体サイズは、高さ586×幅400×奥行164mmとなります。

 先ほどの機種に較べると、一回り大きいサイズですね。

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 本体の風量は、最大3.7m3/分です。値段の割に最大風量はかなり強いと言えます。

 気流はシャープなどに見られる下方側面吸引で、後方から出すコアンダ効果を狙ったものです。

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 「ほこり」用フィルターは、この製品からHEPA規格のフィルターです。

 この点で、吸引力は他社モデル並みに期待できる水準となります。

 ただし、フィルター寿命は引き続き2年です。

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 活性炭フィルター ペット臭用 IA300PF
 活性炭フィルター タバコ臭用 IA300TF
 活性炭フィルター 玄関家庭臭用 IA300GF
  ¥2,080〜 Amazon.co.jp (9/2執筆時)

 「ニオイ」用フィルターは、先述のペット用機と共通のフィルターです。

 ただし、初期添付されるのは、タバコ用という違いはあります。

 この場合も、様々な組み合わせで、最大3枚挿入できる構造です。

 センサーは、こちらも、ほこりセンサーが搭載ですが、ニオイセンサーは未付属です。

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 以上、アイリスオーヤマPMMS-AC100の紹介でした。

 除去スピードが速く、格安な空気清浄機を探している場合は選択肢となります。

 ただ、フィルター寿命はネックであり、10年単位のコストで考えると、あまりお買得とは言えないでしょう。

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 【2017年】

 56・アイリス 空気清浄機 PMAC-100
  ¥8,280
Amazon.co.jp (9/2執筆時)

対応面積: 14畳まで
最大風量:最大3.3m3/分
サイズ:高さ480×幅405×奥行162
センサー :
フィルタ寿命2年間

 なお、この機種には、PMAC-100という姉妹品があります。

 形状は、ペット用とほぼ同じですが、ほこりセンサーが未付属です。

 価格もさほど変わらないため、選ぶ必要はないでしょう。


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 【2017年】

 57・アイリスオーヤマ PMMS-DC100
  ¥16,800
Amazon.co.jp (9/2執筆時)

対応面積: 25畳まで
最大風量:最大5.6m3/分
サイズ:高さ586×幅400×奥行164
センサー :-----
フィルタ寿命:2年間

 PMMS-AC100は、アイリスオーヤマが販売する空気清浄機です。

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 適応面積は、この機種は、最大24畳までです。

 本体サイズは、高さ536×幅400×奥行164mmと、先ほどと変わりません。

 本体の風量は、しかし、最大5.6m3/分です。

 他社の上位機並みの風力をこの価格で実現しているのは、かなり優秀と言えるでしょう。

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 「ほこり」用フィルターは、この製品もHEPA規格のフィルターです。

 ただ、残念なことに、フィルター寿命は2年です。

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 活性炭フィルター タバコ臭用 IA300TF
  ¥2,175 Amazon.co.jp (9/2執筆時)

 「ニオイ」用フィルターは、こちらも共通です。最大3枚挿入できる構造です。

 センサーは、こちらも、ほこりセンサーのみ搭載であり、ニオイセンサーは未付属です。

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 以上、アイリスオーヤマMMS-DC100の紹介でした。

 風力は申し分なく、帰宅直後の除去スピードは高速でしょう。花粉除去についても、HEPA規格で性能が保証されています。

 こういった点で能力の高い機種ですが、残念なのは、フィルターの交換頻度です。この点で言えば、シャープなどの他社の「型落ち」で、10年寿命のフィルタを選んだ方が、総合的には「高コスパ」です。

次回に続く!
空気清浄機でおすすめは結論的にこの機種!!

 というわけで、今回の記事では、最新モデルの空気清浄機について紹介してきました。

 記事はもう少しだけ続きます。

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1・加湿空気清浄機の比較(1)
2・加湿空気清浄機の比較(2)
3・空気清浄機の比較(1)
4・空気清浄機の比較(2)
5・加湿・空気清浄機の選び方【結論】

 つづく、第5回目の記事【こちら】は、これまでの全記事の結論編です。

1・フィルター性能 ★★★★★
2・集塵スピード  ★★★★★
3・センサー運転  ★★★★★
4・加湿力     ★★★★★
5・消耗品コスト  ★★★★★
6・お手入れ    ★★★★★
7・コンパクトさ  ★★★★★

8・総合評価    ★★★★★

 記事内容をふまえて、紹介した全機種から、Atlasのおすすめ空気清浄機・加湿空気清浄機を選定し、提案していきたいと思います。

 また、選び方のポイントも改めて整理したいと考えています。

 次回記事は→こちら

 最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ幸いです。

posted by Atlas at 18:10 | 空気清浄機

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