Top PC用液晶モニター 比較2020'【ジャンル別】ゲーミングモニター29機の性能とおすすめ:ゲーム用モニター (2)

2020年07月02日

比較2020'【ジャンル別】ゲーミングモニター29機の性能とおすすめ:ゲーム用モニター (2)

前編からの続きです。前編は→こちら


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 【2017年】

 【27インチ】

 17・ASUS ROG SWIFT PG278QR
  ¥70,800 Amazon.co.jp (7/2執筆時)

リフレッシュレート:最大165.0Hz
解像度:WQHD(2560x1440)
輝度:350cd/m
液晶方式:TNパネル
コントラスト比: 1000:1
応答速度:
倍速液晶:1ms (GtoG)
HDR:
接続端子:HDMI・DisplayPort
スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
スピーカー: なし
保証期間: 3年間

 PG278QR は、ASUSの発売するROG SWIFTシリーズの27インチのゲーム専用モニターです。

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 モニター解像度は、本機は、2560×1440で、2K(WQHD)になります。

 縦横比は、16:9の比率ですので、アスペクト比の問題はありません。

 リフレッシュレートは、(オーバークロック時)最大165Hzです。

 ただし、HDMIについては最大60Hzなので、DisplayPort接続がマストとなります。

 チラツキ対策は、本機は、NVIDIA G-SYNCネイティブ対応します。

 一方で、AMD FreeSyncへの対応がないです。

 液晶パネルは、TN液晶パネルです。

 視野角が狭く、映像の美麗さの点では、IPS液晶には敵いません

 応答速度は、オーバードライブ時、GtoGベースで1ms高速です。

 TN液晶のメリット性を活かした形です。

 2K解像度で、応答速度が1msを切る機種は珍しいので、ニーズはありそうです。

 画質面での補整機能は、ゲームに合わせた自動補正(GameVisual技術)は対応です。

 ただし、暗部補正技術や、残像感を軽減するELMBなど、他はすべて非搭載です。

 接続端子は、HDMI 1.4とDisplayPortが付属します。

 いずれも、高リフレッシュレートに対応できます。

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 ディスプレイスタンドは、上位機同様です。

 角度や高さ回転に対応する、フルスペックの高機能アームが搭載されます。

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 以上、ASUSのゲーミングモニターPG278QR の紹介でした。

 2K解像度で、高リフレッシュレートに対応するという点で「希少価値」があります。

 ただ、同社の高い画像補正技術があまり採用されていないので、欠点がないとも言えないでしょう。

 液晶画面の品質は、同社のIPS搭載機には及びません

 その点を考慮すれば、1msという高速応答や恋うリフレッシュレートを得たいハイレベルなゲーマーで、かつ、2K解像度の27インチの大画面モデルが欲しい方にふさわしいモデルですね。

3・高級ゲーミングモニター(240Hz)

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 つづいて、リフレッシュレートが240Hzの高級ゲーミングモニターを紹介します。

 十分なPCスペックとPC側の対応は必要ですが、合わされば、「相当ぬるぬる」映像が動きます。


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 【27インチ】

 18・BenQ ZOWIE XL2746S
  ¥80,817 Amazon.co.jp (7/2執筆時)

リフレッシュレート:最大240.0Hz
解像度:1920×1080
輝度:320cd/m
液晶方式: TNパネル
コントラスト比: 1000:1
応答速度:
倍速液晶:0.5ms (GtoG)
HDR:
接続端子: DVI-D DP×1 HDMI ×2
スタンド:上下・高さ【VESA100mm】
スピーカー: なし
保証期間: 1年(本体は3年)

 XL2540は、台湾のBenQの発売する27インチのゲーミングモニターです。

 本体の形状は、独特で、没入感を高めるための「アイシールド」が装備です。

 不要ならば着脱可能です。

 モニター解像度は、フルHDで1920×1080です。

 液晶パネルはTN液晶パネルです。

 サイズは異なりますが、同社の下位機種とグレードは同じです。 

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 リフレッシュレートは、本機は、ネイティブで、最大240.0Hzです。

 HDMIの場合も同様です。

 ここまで紹介してきた機種より高く、(対応するソフトの場合)よりなめらかです。

 グラフィックスは、NVIDIA GeForce GTX 980以上、AMD Radeon RX 480 以上が推奨されます。

 さほど要求水準は高くないです。

 チラツキ対策は、AMD FreeSyncテクノロジーのみに対応です。

 応答速度は、0.5ms(G to G)と現状で最高です。

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 画質面での補整機能は、同社の下位機種と同じです。

 色の彩度を数値調整できるColor Vibrance も搭載です。

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 その上で、BenQは、独自のDyAc機能を搭載します。

 これは、ASUSのELMBと同等な技術で、真黒」なフレームを挿入することで、残像感の低減を目指す技術です。

 一方、この機能を利用する際は、AMD FreeSyncが利用できないほか、BenQは、フリッカーフリーは(チラツキ防止)もオフになるようです。

 各社とも、何かが犠牲になる場合が多いですね。

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 接続端子は、DVIとHDMIが2系統に加えてDisplayPortです。

 こちらの場合は、2つあるHDMI端子のうち、1つがHDMI 2.0に対応するため、DPとHDMIが高リフレッシュレート対応です。

 ディスプレイスタンドは、本機も、上下左右高さ回転に全て対応し、高機能です。

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 そのほか、S-Switchという、手元操作で、ディスプレイの画質設定が1ボタンで変えられる、有線リモコンも付属です。

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 以上、BenQゲーミングモニターXL2546の紹介でした。

 最大240.0Hzの高リフレッシュレートと、0.5msの応答速度対応が魅力の機種です。

 その上で、没入感を高めるシールドS-Switchを装備するなど、高額な値段を正当化しうる諸機能が装備されます。

 一方、DyAc機能は、フリッカー対策とバーターなので長時間利用は目が疲れやすいでしょうが、これぞ!という際に利用するには、あって損はないでしょう。


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 【24.5インチ】

 19・ASUS ROG SWIFT PG258Q
  ¥64,373 Amazon.co.jp (7/2執筆時)

リフレッシュレート: 最大240.0Hz
解像度:1920×1080
輝度:400cd/m
液晶方式:TNパネル
コントラスト比: 1000:1
応答速度:
倍速液晶:1ms (GtoG)
HDR:
接続端子:HDMI・DisplayPort
スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
スピーカー: なし
保証期間: 3年間

 PG258Qは、ASUSの24.5インチのゲーミングモニターです。

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 モニター解像度は、:1920×1080で、フルHDになります。

 リフレッシュレート最大240Hzです。

 ただし、HDMIは2.0規格不採用で、最大60Hzです。DisplayPortが基本です。

 チラツキ対策は、本機は(珍しく)、NVIDIA G-SYNCネイティブ対応します。

 一方で、AMD FreeSyncへの対応がないです。

 液晶パネルは、TN液晶パネルです。

 視野角が狭く、映像の美麗さの点では、IPS液晶には敵いません

 応答速度は、オーバードライブ時、GtoGベースで1ms高速です。

 TN液晶のメリット性を活かした形です。

 2K解像度で、応答速度が1msを切る機種は珍しいので、ニーズはありそうです。

 画質面での補整機能は、ゲームに合わせた自動補正(GameVisual技術)は対応です。

 しかし、暗部補正技術や、残像感を軽減するELMBなど、他はすべて非搭載です。

 接続端子は、HDMI 1.4とDisplayPortが付属します。

 いずれも、高リフレッシュレートに対応できます。

 201804121729.jpg

 ディスプレイスタンドは、上位機同様です。

 角度や高さ回転に対応する、フルスペックの高機能アームが搭載されます。

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 以上、ASUSのゲーミングモニターPG278QR の紹介でした。

 ライバルのベンキューよりかなり安いです。

 ただ、同社の高い画像補正技術があまり採用されていないので、格安とも言えないでしょう。


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 【24.5インチ】

 20・ASUS ROG SWIFT PG258Q
  ¥64,373 Amazon.co.jp (7/2執筆時)

リフレッシュレート: 最大240.0Hz
解像度:1920×1080
輝度:400cd/m
液晶方式:TNパネル
コントラスト比: 1000:1
応答速度:
倍速液晶:1ms (GtoG)
HDR:
接続端子:HDMI・DisplayPort
スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
スピーカー: なし
保証期間: 3年間

 PG258Qは、ASUSの24.5インチのゲーミングモニターです。

 202003311545.jpg

 モニター解像度は、:1920×1080で、フルHDになります。

 リフレッシュレート最大240Hzです。

 ただし、HDMIは2.0規格不採用で、最大60Hzです。DisplayPortが基本です。

 チラツキ対策は、本機は(珍しく)、NVIDIA G-SYNCネイティブ対応します。

 一方で、AMD FreeSyncへの対応がないです。

 液晶パネルは、TN液晶パネルです。

 視野角が狭く、映像の美麗さの点では、IPS液晶には敵いません

 応答速度は、オーバードライブ時、GtoGベースで1ms高速です。

 TN液晶のメリット性を活かした形です。

 2K解像度で、応答速度が1msを切る機種は珍しいので、ニーズはありそうです。

 画質面での補整機能は、ゲームに合わせた自動補正(GameVisual技術)は対応です。

 しかし、暗部補正技術や、残像感を軽減するELMBなど、他はすべて非搭載です。

 接続端子は、HDMI 1.4とDisplayPortが付属します。

 いずれも、高リフレッシュレートに対応できます。

 201804121729.jpg

 ディスプレイスタンドは、上位機同様です。

 角度や高さ回転に対応する、フルスペックの高機能アームが搭載されます。

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 以上、ASUSのゲーミングモニターPG278QR の紹介でした。

 ライバルのベンキューよりかなり安いです。

 ただ、同社の高い画像補正技術があまり採用されていないので、格安とも言えないでしょう。


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 【17.3インチ】

 21・ASUS ROG Strix XG17AHPE

  ¥70,920 Amazon.co.jp (7/2執筆時)

リフレッシュレート: 最大240.0Hz
解像度:1920×1080
輝度:300cd/m
液晶方式:IPSパネル
コントラスト比: 1000:1
応答速度:
倍速液晶:3ms (GtoG)
HDR:
接続端子:Micro HDMI・USB-C
スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
スピーカー: 1W×2
保証期間: 3年間(バッテリー1年)

 XG17AHPE は、ASUSの17.3インチのゲーミングモニターです。

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 ノートPCの画面ほどの小型モニターです。

 サブディスプレイや、スマホや家庭用ゲーム機の簡易的なモニターとして設計されます。

 本機は、3.5時間分のバッテリーを搭載するtまえ、モバイル用にも使える仕様です。

 モニター解像度は、:1920×1080で、フルHDになります。

 リフレッシュレート最大240Hzです。

 小型ながら、この部分にこだわりがある機種です。バッテリー持続時間も、高リフレッシュレート時のスペックです。

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 チラツキ対策は、AMD FreeSyncテクノロジーに対応します。

 液晶パネルは、IPS液晶パネルです。

 応答速度は、オーバードライブ時、GtoGベースで3msです。IPSとしては良いです。

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 画質面での補整機能は、「輪郭強化・エッジ強調」をなす、VividPixelテクノロジーに対応です。

 そのほか、ゲームに合わせた自動補正(GameVisual技術)は対応ですが、暗部補正技術や、残像感を軽減するELMBなどは、非搭載です。

 接続端子は、Micro-HDMI 2.0 とUSB-Cです。

 いずれも、高リフレッシュレートに対応できます。ただし、USB-C端子からのノートPCへの給電には非対応です。

 ディスプレイスタンドは、カバー兼用のものが搭載です。

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 一方、製品の性質上、スピーカーは気にしても良い部分ですが、1Wでこの部分は貧弱です。

 ただ、ヘッドフォン用のDAC(ESS 9118)24-bit/192kHzと「ハイレゾ級」です。

 【ハイレゾヘッドフォンの比較記事】で紹介したようなヘッドセットを用いる場合は、音質の期待値は高いでしょう。

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 以上、ASUSのゲーミングモニターXG17AHPE の紹介でした。

 最近のゲーミング市場の拡大で出てきた「ニッチな製品」といえます。価格的にはオススメできませんが、使途に合えば、購入しても良いでしょう。


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 【2020年】【27インチ】

 22・ASUS TUF Gaming VG279QM
  ¥53,817 Amazon.co.jp (7/2執筆時)

リフレッシュレート:最大280.0Hz
解像度:1920×1080
輝度:400cd/m
液晶方式:ASUS Fast IPS
コントラスト比: 1000:1
応答速度:
倍速液晶:1ms (GtoG)
HDR:HDR400
接続端子: DP×1 HDMI 2.0 ×2
スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
スピーカー: 2W×2
保証期間: 3年間

 VG279QM は、台湾のASUSの販売する、高リフレッシュレートなゲーミングモニターです。

 同社の中級ゲーミング機器に付される「TUF Gaming」というシリーズに属します。

 240Hz対応機では実際、最安クラスです。

 モニター解像度は、フルHDで1920×1080です。

 液晶パネルはIPS液晶パネルです。

 正確には「ASUS Fast IPS 」という名前が付いています。

 応答速度と関係するので、後ほど説明します。

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 リフレッシュレートは、オーバークロック時で最大280.0Hzです。

 HDMIの場合も240Hzですので、動作保証としては、DPの場合も含めてこの値でしょう。

 チラツキ対策は、冒頭書いたAMD FreeSyncNVIDIA G-SYNC Compatible双方に対応します。

 応答速度は、1ms(G to G)です。

 IPSとしては高速です。先述のように、2020年頃にLGがNano-IPS液晶を発表し、IPS系で1msを達成しています。本機の場合、「液晶素子のスイッチングを4倍速にする」という技術革新のようです。

 本機は、DCI-P3 95%なので、LGNano-IPS液晶とは異なるパネルですが、出所は同じかもしれません。

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 HDRは、輝度ピーク400cd/m2を超えるため、HDR400で対応です。

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 画質面での補整機能は、同社の下位機種と同じです。

 繰り返せば、黒挿入で残像感を抑制するELMBにも対応します。加えて、暗部補正のShadow Boostなど、充実した構成です。 

その上で、G-SYNC・FreeSyncなどの(チラツキを防止する)Adaptive-Sync機能ELMBが、(排他的ではなく)同時に利用できる「Extreme Low Motion Blur (ELMB SYNC)」に対応します。

 フリッカー対策もあります。

 接続端子は、HDMIが2系統に加えて、DisplayPortです。

 HDMIはいずれもHDMI 2.0に対応です。

 ディスプレイスタンドは、本機も、上下左右高さ回転に全て対応し、高機能です。

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 以上、ASUSゲーミングモニターVG279QMの紹介でした。

 最大270.0Hzの高リフレッシュレートと、IPSで1msの応答速度対応が魅力です。

 スタンド性能も良いですし、G-SYNC・FreeSync双方に対応するほか、「Extreme Low Motion Blur (ELMB SYNC)」に対応するなど、大事な部分で独自性もあります。

 高リフレッシュレート機をスペックで選ぶならば、非常に有力な検討対象です。

5・曲面型モニターの比較

 最後に、没入感の高い、曲面モニターを採用する機種をいくつか紹介します。

 なお、このタイプは、基本的にゲームや動画専用機です。ブラウジングなどは問題ないでしょうが、ワープロのような長時間の入力作業には全く向かない点、注意しましょう。


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 【2019年9月】

 【31.5インチ・曲面モニター】

 23・ASUS TUF Gaming VG32VQ
  ¥53,800 Amazon.co.jp (7/2執筆時)

リフレッシュレート:最大144.0Hz
解像度:WQHD(2560x1440)
輝度:400cd/m
液晶方式: VAパネル
コントラスト比:3000:1
応答速度:21ms
倍速液晶:4ms (GtoG)
HDR:HDR10
接続端子: DisplayPort×1 HDMI2.0 ×2
スタンド:前後・左右・高さ【VESA100mm】
スピーカー: なし
保証期間: 3年間

 VG32VQは、台湾のASUSが販売するディスプレイです。

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 この機種は、LGから提供を受けた湾曲液晶ディスプレイを採用します。

 事務作業には全くオススメできないですが、ゲームや動画視聴に特化した機種なら、まあ「あり」でしょう。

 モニター解像度は、WQHD(2560x1440)です。

 4Kには満たない解像度ながら、フルHD/2K以上で、16:9の縦横比なので、ゲーム用として問題ありません。

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 リフレッシュレートは、最大144Hzとなります。

 HDMIでもDisplayPortでも、この値を出せます。

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 チラツキ対策は、AMD FreeSyncテクノロジーに対応します。

 液晶パネルは、曲面タイプのVA液晶パネルを利用します。

 IPSパネルに比べると「長時間見つめた際に疲れ」ますが、視野角は同等で、コントラスト比はこちらが上位です。

 そもそも、「曲面タイプ」ですから、「文字をあまりみない」ゲームならば、むしろ「黒が引き締まって見える」映像美重視のVAは相性が良いかもしれません。

 応答速度は、4ms (GtoG)です。

 MPRTとでは、1msと言う数値も出ていますが、先述のように、比較する場合は「参考程度」です。

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 一方、本機も、FreeSyncELMB同時に利用できる技術 (ELMB SYNC)」に対応します。

 繰り返しますが、ASUSでは、2019年秋発売のTUF GAMINGシリーズからです。

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 画質面での補整機能は、RPGFPSなどゲームのタイプに合わせた、画面の自動調整機能や、FPSゲームに便利なAimポインター・カウンタータイマーが搭載されています。

 また、他社でも見られる、暗いシーンでの黒つぶれを防ぐSHADOW BOOSTも搭載です。

 その上で、ゲームジャンルに合わせた7つの画面モードも洗濯できます。

 接続端子は、 DisplayPortとHDMIが付属します。HDMI端子は2つあります。

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 ディスプレイスタンドは、前後・左右・高さ方向に稼働できるため、便利に使えそうです。

 さすがに、形状的に、回転は非対応です。

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 以上、ASUSTUF Gaming VG32VQの紹介でした。

 没入感のある湾曲液晶ディスプレイを採用するのが魅力です。画面の隅から隅まで注意する必要のあるゲームには向くと思います。

 リフレッシュレートも高く、FPSやレースゲームなどに向く機種と言えます。

 一方、VA液晶パネルは、コントラスト比に優れるものの、務作業や「読みゲー」には向かないため、それ以外のゲームコンテンツや、映画などを中心に楽しみたい人に向く製品です。


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 【2019年】

 【31.5インチ・曲面モニター】

 24・ASUS ROG Strix XG32VQR
  ¥81,972 Amazon.co.jp (7/2執筆時)

リフレッシュレート:最大144.0Hz
解像度:WQHD(2560x1440)
輝度:450cd/m
液晶方式: VAパネル
コントラスト比:3000:1
応答速度:
倍速液晶:4ms
HDR:HDR400
接続端子: DP×1 HDMI2.0×2
スタンド:前後・左右・高さ【VESA100mm】
スピーカー: 7w×2
保証期間: 3年

 XG32VQRは、台湾のASUSが発売する31.5インチの大画面曲面モニターです。

 ROG Strixというシリーズ名が付きますが、同社の「ハイエンドシリーズ」の1つです。

 モニター解像度は、WQHD(2560x1440)です。

 リフレッシュレートは、こちらも、最大144Hzとなります。

 HDMI2.0ですから、HDMIでも最大値に対応できます。

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 チラツキ対策は、AMD FreeSyncテクノロジーに対応します。

 正確には、AMD FreeSync2ですが、先述のように、HDRに対応できる場合の名称になります。

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 液晶パネルは、こちらも、曲面タイプのVA液晶パネルを利用します。

 ただ、輝度については450cd/m2と高めに調整されています。

 HDRは、HDR10信号を受け付けます。

 また、輝度の部分では、HDR 400を達成できています。

 また、ASUSの場合、ゲーム用のDisplayHDRのほか、映像編集などによいASUS HDRと、先述のFreeSync 2 HDRを選択して利用できます。

 ただし、発売時期の関係もあり、ELMB SYNCには非対応です。

 応答速度は、GtoGで4msです。

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 画質面での補整機能は、この機種もRPGやFPSなどゲームのタイプに合わせた、画面の自動調整機能や、FPSゲームに便利なカウンタータイマーが搭載されています。

 SHADOW BOOSTも搭載です。

 接続端子は、 DisplayPortHDMIが付属します。HDMI端子は2つあります。

 ディスプレイスタンドは、前後・左右・高さ方向に稼働できるため、便利です。

 保証期間については、ASUSは3年保証です。

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 以上、AsusのXG32VQRの紹介でした。

 上位機で、輝度が高いため、ディスプレイとしての画質はAsusの曲面型では「最強」です。

 HDR400に対応する点で、「今どき」ですが、下位機種と異なり、ELMB SYNCに対応しない部分をどのように評価するかは、難しい部分です。


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 【2019年】

 【31.5インチ・曲面モニター】

 25・MSI Optix MAG321CQR
  ¥56,000 Amazon.co.jp (7/2執筆時)

リフレッシュレート:最大144.0Hz
解像度:WQHD(2560x1440)
輝度:300cd/m
液晶方式: VAパネル
コントラスト比:3000:1
応答速度:
倍速液晶:1ms(MPRT)
HDR:
接続端子: DisplayPort HDMI 2.0×2
スタンド:角度・高さ【VESA100mm】
スピーカー:
保証期間: 3年

 MAG321CQは、台湾のMSIが出している31.5インチの曲面モニターです。

 モニター解像度は、WQHD(2560x1440)です。

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 リフレッシュレートは、こちらも、最大144Hzとなります。

 本機もHDMIでも、最大レートに対応可能です。

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 チラツキ対策は、AMD FreeSync Premiumテクノロジーに対応します。

 これは、AMD FreeSyncの上位版で、低フレームレート補正(LFC)も保証されます。

 低リフレッシュレート時のカクツキも防ぐため、高度だと言えます。

 液晶パネルは、こちらも、曲面タイプのVA液晶パネルを利用します。

 輝度については、他社よりスペックが悪く、300cd/m2です。

 その分価格は少し安めですが。

 HDRは、輝度が弱いため、非対応です。

 応答速度は、本機もMPRT表記なので、実際の数値は不明です。

 画質面での補整機能は、本機は、フリッカー対策の明示のみです。

 暗部補正技術やなどの情報がないです。

 接続端子は、 DisplayPortHDMIが付属します。

 HDMI端子は2つあります。

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 ディスプレイスタンドは、角度、高さは調整可能です。

 そのほか、モニターのライティング機能が付属です。

 保証期間については、3年保証です。

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 以上、MSIのMAG321CQの紹介でした。

 スペック的には同様のパネルを使う他機に劣ります。ライティング機能を含めて、どちらかというと、同社の製品の愛用者向けの印象です。


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 【2019年】

 【27インチ・曲面モニター】

 26・GIGABYTE G27QC
  ¥45,650 Amazon.co.jp (7/2執筆時)

リフレッシュレート:最大165.0Hz
解像度:WQHD(2560x1440)
輝度:250cd/m
液晶方式: VAパネル
コントラスト比:3000:1
応答速度:
倍速液晶:1ms(MPRT)
HDR:対応(無印)
接続端子: DisplayPort HDMI 2.0×2
スタンド:角度・高さ【VESA100mm】
スピーカー:付属
保証期間: 3年

 G27QC は、台湾のGIGABYTEが出している27インチの曲面モニターです。

 どちらかというと、マザーボードで有名な会社ですね。

 モニター解像度は、WQHD(2560x1440)です。

 一方、本機は曲面で(対角)27インチですから、少しコンパクトです。

 リフレッシュレートは、最大165Hzとなります。

 HDMIでも、最大レートに対応可能です。

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 チラツキ対策は、AMD FreeSyncテクノロジーのほか、「G-SYNC互換認定」となる、G-sync compatible認証もあります。

 液晶パネルは、曲面タイプのVA液晶パネルを利用します。

 輝度については、スペックがかなり低く、250cd/m2です。

 HDRは、一応「対応」ですが、実際的にこの輝度ならば、あまり意味ないでしょう。

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 応答速度は、本機もMPRT表記なので、実際の数値は不明です。

 画質面での補整機能は、本機は、フリッカー対策の明示があります。

 そのほか、ゲーミング用途ですが、暗部補正の「ブラックイコライザー」が搭載です。

 接続端子は、 DisplayPortHDMIが付属します。

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 ディスプレイスタンドは、角度、高さは調整可能です。

 27インチですし、高さ調節はあったほうがよいですし、良い仕様です。

 保証期間については、3年保証です。

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 以上、ギガバイトののG27QC の紹介でした。

 あまり画面サイズが大きいと置けないが、曲面を試したいという方には良い製品です。リフレッシュレートも意外と高いですから、ゲーミング用途には良いでしょう。

 ただ、輝度がやはり低めで、全体としてスペックが振るわない部分も目立ちます。

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 【2019年】

 【27インチ・曲面モニター】

 27・ GIGABYTE G27FC
  ¥32,670 Amazon.co.jp (7/2執筆時)

リフレッシュレート:最大165.0Hz
解像度:1920×1080
輝度:250cd/m
液晶方式: VAパネル
コントラスト比:3000:1
応答速度:
倍速液晶:1ms(MPRT)
HDR:
接続端子: DisplayPort HDM×2
スタンド:角度・高さ【VESA100mm】
スピーカー:付属
保証期間: 3年

 なお、本機については、解像度をフルHDに落とした下位機があります。

 違いはそれだけですが、本機は、HDMI 1.4なので、HDMIでは最大レートは出ないかもしれません。

 そのほか、HDRに対応しない点が主な違いとなります。


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 【2019年】

 【34インチ・曲面モニター】

 28・ LG UltraGear 34GL750-B
  ¥61,381 Amazon.co.jp (7/2執筆時)

リフレッシュレート:最大144.0Hz
解像度:2560×1080
輝度:300cd/m
液晶方式: IPSパネル
コントラスト比:1000:1
応答速度:
倍速液晶:5ms (GtoG)
HDR:HDR10
接続端子: DisplayPort×1 HDMI2.0×2
スタンド:前後角度/高さ
スピーカー: 7w×2
保証期間: 3年間

 34GL750-B は、LGの販売する34インチのウルトラワイドゲーミングモニターです。

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 モニター解像度は、変則的で、2560×1080になります。

 こちらについては、16:9ではなく、21:9の横長画面となります。

 画面が横長なので、通常見えない部分の領域も「見える」というのが「売り」です。

 ただ、16:9に固定しフル画面表示するようなゲームの場合、(上図の赤い部分に)大きな黒帯が入るか、伸びるかするので、ゲーム用としても「遊ぶゲームは選ぶ」とも言えます。

 リフレッシュレートは、最大144Hzとなります。

 本機も、HDMIでも高リフレッシュレート対応可能です。

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 チラツキ対策は、AMD FreeSyncテクノロジーのほか、「G-SYNC互換認定」となる、G-sync compatible認証もあります。

 どちらも対応できるのは良い部分でしょう。

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 液晶パネルは、一方、IPS液晶を利用しており、視認性は良いです。

 幅広ディスプレイだけに、実際の効果も期待できそうです。

 応答速度は、5ms (GtoG)です。

 スペックとしては平均的ですが、問題ないでしょう。

 その上で、Asusでも似た技術を紹介しましたが、オーバードライブ(倍速液晶)のほか、フレーム間への「黒挿入」技術(1ms Motion Blur Reduction)を利用します。

 なお、黒挿入は、輝度の減少やチラツキ要素にもなるのですが、リフレッシュレートを120Hz・144Hzに高めてから処理をしているため、大きな問題にはなりません。

 そのため、IPS液晶ながら、動画の残像感は少なめに調整できます。

 201908261219.jpg

 画質面での補整機能は、黒を引き締めるブラックスタビライザーが搭載です。

 加えて、黒挿入技術(1ms Motion Blur Reduction)に対応です。

 ただし、使う際は、映像遅延を防ぐDynamic Action Syncが利用できないという制限があります

 そのほか、AMDのFreeSync テクノロジーに対応します。

 接続端子は、 DisplayPortHDMIが付属します。

 HDMI端子は2つあり、HDCP2.2にも対応するため、家庭用ゲーム機などの接続にも向くでしょう。

 ディスプレイスタンドは、構造的に回転はしません。

 しかし、高さの調節とチルト角度の調節が可能です。

 保証期間については、3年となります。

 その上で、色調について、工場で1台ずつのキャリブレーションを行っている旨の明言があります。

---

 以上、LG34GL750-B の紹介でした。

 横の長さの点で、没入感は現状の曲面型モニターでは、高レベルでしょう。

 一般的なモニターとアスペクト比が異なる点が許容できるならば、これを選んで良いと思います。

 液晶もIPS液晶ですし、端子やHDMIの規格的に、家庭用ゲーム機などとの併用にも向きそうな機種です。


 202007021657.jpg

 【2020年】

 【34インチ・曲面モニター】

 29・ LGエレクトロニクス UltraGear 34GN850-B
  ¥116,609 Amazon.co.jp (7/2執筆時)

リフレッシュレート:最大144.0Hz
解像度:3440 x 1440
輝度:400cd/m
液晶方式: IPS(nano-IPS)
コントラスト比:1000:1
応答速度:
倍速液晶:1ms (GtoG)
HDR:HDR400
接続端子: DisplayPort×1 HDMI 2.0×2
スタンド:前後角度/高さ【VESA 100mm】
スピーカー:
保証期間: 3年間

 34GN850-B は、LGの販売する34インチのウルトラワイドゲーミングモニターの中級機です。

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 モニター解像度は、3440 x 1440です。

 同じく、21:9の横長画面ですが、(横方向だけなら)4K相当の詳細表示が可能です。

 リフレッシュレートは、こちらも、最大144Hzとなります。

 正確には、オーバークロック時、最大160Hzと表記がありますが、保証がなくなるとの記述が見られるので、この数値にしました。

 一方、本機は、HDMI利用時は85Hzまでです。

 先述のように、HDRに対応するとHDMIの回線の太さだと限界があるようです。

 202007021654.jpg

 チラツキ対策は、AMD FreeSyncテクノロジーのほか、「G-SYNC互換認定」となる、G-sync compatible認証もあります。

 201908261232.jpg

 液晶パネルは、この製品もIPS液晶を利用しいます。

 その上で、「Nano IPSテクノロジー」という特別なブランド名を付しています。

 バックライトにナノ粒子層(蛍光体)を追加し、黄色・オレンジ系の余分な色を排除し、色彩(特に赤)を整える技術です。

 バックライト側の工夫ですが、広色域化に寄与しており、DCI-P3 98%と、この部分のスペックだけならば、映像製作向けとも言えます。

 HDR10技術は、これにより、輝度ピーク400cd/m2を達成できるため、上位規格のHDR400認証を得ています。

 この点で「テレビ的なモニター」と言えます。  

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 応答速度は、1ms (GtoG)です。

 IPS系では見たことのない速度です。本機については、「黒挿入」技術(1ms Motion Blur Reduction)の言及がないので、標準でこれのようです。

 Nano IPS自体は発色に関わる技術と理解していますが、実際応答速度が上がっているので、何らかの技術革新があったのでしょう。

 201908261219.jpg

 画質面での補整機能は、本機も、黒を引き締めるブラックスタビライザーが搭載です。

 映像遅延を防ぐDynamic Action Syncも搭載です。す。

 接続端子は、 DisplayPortHDMIが付属します。

 HDMI端子は2つあり、HDCP2.2にも対応するため、家庭用ゲーム機などの接続にも向くでしょう。

 ディスプレイスタンドは、構造的に回転はしません。

 しかし、高さの調節とチルト角度の調節が可能です。

 保証期間については、3年となります。

 その上で、色調について、工場で1台ずつのキャリブレーションを行っている旨の明言が本機もあります。

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 以上、LG34GN850-B の紹介でした。

 良質なパネル技術を採用するため、価格は相当高い製品です。

 その部分を考慮しないのならば、ゲーム用の曲面ディスプレイとして、最高レベルです。

 モニタースタンドの稼働範囲も十分なので、予算さえあれば、選んで良いと思います。

今回の結論
ゲームに向いたパソコンモニターのおすすめはこの機種!

 というわけで、今回は、ゲーム用のパソコンモニターの比較でした。

 しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

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1・液晶のみやすさ   ★★★★★
2・スタンドの性能   ★★★★★
3・応答速度      ★★★★★
4・リフレッシュレート ★★★★★
5・品質保証      ★★★★★
6・総合評価      ★★★★★

 最終回となる3回目記事(こちら)では、記事の「結論」として、ゲームのジャンル別に、Atlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。

 引き続きよろしくお願いします。

 3回目記事は→こちら

posted by Atlas at 20:10 | PC用液晶モニター

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