Top オーディオ製品 比較2020'【高音質】完全ワイヤレスイヤホン45点の性能とおすすめ・選び方 (1)

2020年05月23日

比較2020'【高音質】完全ワイヤレスイヤホン45点の性能とおすすめ・選び方 (1)

【今回レビューする内容】2020年 安くて高性能!完全ワイヤレスイヤホンの音質・性能とおすすめ・選び方:1万円以内〜高級品:左右独立型イヤホンiPhone Android 機種の違いと性能ランキング

【比較する製品型番】Apple AirPods Pro MWP22J/A MRXJ2J/A MV7N2J/A SONY WF-1000XM3 WF-SP900 WF-H800 WF-SP700N Powerbeats Pro MV6Y2PA/A SOL REPUBLIC SOL AMPS AIR+ BOSE SoundSport Free wireless headphones B&O PLAY Beoplay E8 3.0 EARIN M-2 ゼンハイザー M3IETW2 Klipsch T5 JBL REFLECT FLOW TUNE 120TWS JVC HA-A10T ヤマハ TW-E5A TW-E7A TW-E3A AVIOT TE-BD21f TE-D01e TE-D01g TE-D01d mk2 Noble Audio FALCON オーディオテクニカ ATH-CKS5TW JVC XX HA-XC70BT-R Anker Soundcore Liberty 2 Pro Air2 fFLAT5 Aria Two MIT NUARL NT01AX SNEXT ag G-TWS04K AG-TWS03R AG-TWS02R AIR by MPOW X5.1J

今回のお題
iPhone向けの「完全ワイヤレスイヤホン」のおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今回は、2020年5月現在、最新の、左右独立した完全ワイヤレスイヤホンの比較です。

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 新しいタイプのBluetooth製品として注目されている、オーディオ機器です。

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 今回は、2019年10月に新発売された、AirPods Proを含めて、全部で30機以上の製品を比較しました。

1・音質の良さ   ★★★★★
2・ノイズキャンル ★★★★★
3・軽量性     ★★★★★
4・防塵・防滴性  ★★★★★
5・総合評価    ★★★★★

 以下では、いつものように、各機種を一機ずつ比較していきます。

 その上で、最後の「結論」部分では、上表のような観点から、目的別・予算別に、Atlasのおすすめ商品を紹介していきます。

ーー 

1・Bluetoothヘッドホンの比較
2・Bluetoothイヤホンの比較
3・完全ワイヤレスイヤホンの比較
4・ハイレゾヘッドホンの比較
5・ハイレゾイヤホンの比較
6・ノイキャンヘッドホンの比較
7・Beatsのヘッドホンの比較
8・ライトニング端子イヤホンの比較
9・ウェアラブルネックスピーカーの比較
10・おすすめヘッドホンの選び方 【結論】

 なお、今回はヘッドホン・イヤホン比較シリーズの、3回目記事として書きました。

1・ワイヤレスイヤホンの選び方の基本

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 はじめに、Apple純正のAirPodsを紹介しながら、完全ワイヤレスヘッドホンを選ぶ場合に注意するべき点を紹介します。

 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字系で、イマイチだと思う部分を青字系で書きます。


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 【2019年 第2世代】

 【ワイヤレス充電ケース付属】

 1・Apple AirPods MRXJ2J/A
   ¥22,618 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

 【充電ケース付属】

 2・Apple AirPods MV7N2J/A
   ¥17,904 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:10Hz-22kHz
コーデック:SBC・AAC
連続再生時間:5時間
ドライバー:
マイク:搭載
ノイキャン:非対応  
重さ:8g×2

 AirPodsは、Appleの販売するイヤホンです。

 完全ワイヤレスイヤホンを探している方は、おそらく一度は「比較対象」にするだろう、売れ筋の機種です。

 2019年に3月に「第2世代」へと更新されました。

 連続通話時間が延びたほか、「ワイヤレス充電ケース付属」モデルが新しく登場しています。

 ただし、音質の部分で、スペック的な変更はなく、旧機とデザインも同一です。

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 重量は、8gです。

 装着性は良いです。この重さは完全ワイヤレスイヤホンにおける1つの「快適性の基準」と言えます。

 実際、これより重いと、長時間装着時に、わりと圧迫感が出てしまいます。

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 音質面では、Appleの伝統ですが、「バランス重視」です。

 以前に比べると、新しいエンジニアの特性か、低音がやや強くでています。

 ただ、全体的には、フラットな傾向です。

 どの音源にも合いやすい一方、個性があまりないので、格安イヤホンとの音質的な差は感じにくいとも言えます。

 ここが、購入後のユーザー評価が、大きく割れる理由です。

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 Bluetoothコーデックは、SBC規格AAC規格に対応です。

 Bluetoothイヤホンの場合、スマホなどからBluetoothイヤホンに音を飛ばす際に、音源を必ず圧縮して送ります。

 その際の圧縮規格を「Bluetoothコーデック」と言います。

 AirPodの場合、音質が良くないと言われるSBC規格のほか、AACという上級規格に対応します。

 そのため、基となる音質はSBCのみ対応する製品より基本的には上と言えます。

 また、動画なやゲームの音声を再生差せる場合に発生する音の遅延は、SBCに較べて約半分と優秀です。

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 接続安定性は、完全ワイヤレスイヤホンの場合、重要な要素です。

 普通のBluetoothイヤホンとことなり、スマホとイヤホン間のほか、左右のイヤホン間でも通信が発生するためです。

 実際、左右の音ズレや断線は、かなり不快です。

 しかし、AirPodsは、通信品質を改善した最新のBluetooth5.0対応で、安定性が高いです。

 さらに、高性能なH1チップの力もあり、iOS系端末との相性も良いです。

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 ノイズ対策については、本格的なマイク式のノイズキャンセリングが可能です。

 マイクで感知した雑音と反対の特性の音を出すことで、周囲の雑音を打ち消すことができます。

 ただし、同社の上位機となるAirPods Proを含めて、現在は、外側と耳側と双方にマイクを備えて、「2つのマイク」で分析する方法が「最新」です。

 それに較べると、1マイク式のこの機種は、劣ります。

 連続再生時間は、最大で、5時間です。

 平均以上のスタミナです。

 付属する収納ケースは、充電器を兼ねており、15分の充電でも3時間の再生ができます。

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 Belkin Boost Up Wireless Charging Pad
  ¥3,649 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

 なお、【ワイヤレス充電ケース付属】モデルについては、iPhone8以上のスマホと同じで、(ケースが)ワイヤレスQI充電対応となっています。

 なお、Appleストアでは、iPhoneの充電にも対応できる、上図の米国のベルキン系列の7.5W対応チャージャーが売られていました。

 ちなみに、Apple純正の「AirPower」は、(だいぶ前に)発表だけして出ておらず、「結局出ない」という観測記事がでています。

 マイクは、搭載されます。

 スマホでのハンズフリー通話が可能です。

 そのほか、装着時に自動的にON/OFFになる機能など、使い勝手の配慮も高いです。

 防水性は、表記がなく、スポーツなどでの利用には心配があります。

---

 以上、Apple AirPodsの基本性能を書きました。

 音質はそこそこですが、ノイズキャンセリングやAAC対応など、利便性の良い純正品として、人気の理由が分かります。

ーーー

 ただし、以下の3点については、選ぶ場合注意が必要でしょう。

1・動画やゲームの音の遅延
2・装着時の音漏れ
3・割高と言える価格

 比較において「大事なポイント」となるので、順番に解説しておきます。

1・音の遅延問題

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 第1に、動画やゲームの音の遅延です。

 結論的に言って、動画と音声の音ズレ(=画像に対する音の遅延)を気にする方は、Appleを含めて完全ワイヤレスヘッドホンは不向きです。

 先述のように、AACに対応するAirPodsは、完全ワイヤレスヘッドホンでは遅延が少ない方です。

 しかし、「無遅延」ではないです。

 なお、他社からは、(遅延のない)Apt-x LL規格に対応する機種が出ていますが、スマホやゲーム機側の対応も必要なので、割と大がかりです。

 そういった点で言えば、完全ワイヤレスヘッドホンというジャンルは、(現状では)「音楽を聴く専用」と考えた方が良いです。

2・装着時の音漏れ

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 第2に、装着時の音漏れです。

 この部分は、「周囲に気遣う」日本社会では特に気にされる部分です。

 しかし、AirPodsは、従来のアップル製品のイヤホンの形状を踏襲し、完全な密閉型ではないため、音漏れがあります。この点で、没入感もやや低めです。

 こうした点が気になる方は、これ以外の、完全ワイヤレスヘッドホンが良いでしょう。

3・割高と言える価格

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 第3に、価格です。

 どこでもほぼ定価販売のため、性能・音質の割に高いのが現状です。

 とくに音質の面では、同価格帯で音質がより期待できる他社製品もあります。

ーー

 以下では、こうした点を考慮しつつ、他社の完全ワイヤレスヘッドホンを比較していきましょう。

A・2万円以上の「高音質」機種
B・1万円台の「売れ筋」機種
C・1万円以下の「激安」機種

 なお、紹介したい機種は多いので、主に値段の面で区分けし、上表の順番で紹介していきます。

3・高級ワイヤレスヘッドホンの比較

 はじめに、2万円を超える「高級モデル」を見ていきましょう。

 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字系で、イマイチだと思う部分を青字系で書きます。


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 【2019年10月発売】

 3・Apple AirPods Pro MWP22J/A
  ¥29,050 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-
コーデック:SBC・AAC
連続再生時間:4.5時間
ドライバー:
マイク:搭載
ノイキャン:対応(Wマイク)
重さ:6g×2

 AirPods Proは、Appleが(ほぼ事前情報なしに)2019年秋に発売したAirPodsの上位版です。

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 重量は、6gです。

 下位機種より多少ですが、軽量化されています。

 ただ、重さの部分より、やや見映えが悪かった、他社より長いスティック部分が短くなったデザイン性の向上のほうが、個人的には強調できます。

 イヤーピースは、スモール・ミディアム・ラージの3種類から選択可能です。

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 音質面では、一方、アップル純正系列では初めて、音漏れしないカナル型形状を採用しました。

 ただ、音の傾向は従来と似通っており、Apple特有の低音域・高音域が強調されないフラットな音質であり、悪く言えば「無個性」、よく言えば、「バランス重視」の音質です。

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 ドライバーは、サイズ非公開です。

 しかし、外観から見て、おそらく5mm前後であり、完全独立型では「平均値」程度です。

 なお、ドライバーは、大きなほど、特に低音域が安定します。

 その点で言えば、こちらは、上位機として、この部分を強調する仕様ではないです。

 再生周波数帯域は、低音域についてのみ、20Hzと公開があります。

 一般的に問題ない水準です。

 しかし、先述のように、どちらかと言えば、低音より、全音域の聞きやすさを重視しています。

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 Bluetoothコーデックは、SBCのほか、AACに対応です。

 カタログスペックに明記がないですが、確認できました。

 接続安定性の面では、しっかり、Bluetooth5.0に対応です。

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 ノイズ対策については、AirPodsより優れます。

 なぜなら、ノイズキャンセルの方式が、外側と内側に集音マイクを装備するWマイク仕様だからです。

 この方式の場合、耳側のノイズをセンシングして打ち消すため、ノイズ除去率が格段にアップします。

 電車の移動中の利用など、騒音状況下で基本利用する方については、没入感はより高いです。

 また、外部マイクを通して、周囲の音を聞き取れるようにする外部音取り込みモードにも対応です。こちらは、電車のアナウンスは聞きたい場合などに便利です。

 なお、モード切替は、本体の感圧センサーを、ちょこっと押すだけです。

 連続再生時間は、ステレオ再生で4.5時間です。

 ノイズ除去に電力を使うため下位機種よりスペックが悪いです。

 なお、ケースに内蔵される予備バッテリーの量も含めると、最大24時間です。

 201904221129.jpg

 Belkin Boost Up Wireless Charging Pad
  ¥3,649 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

 充電は、 下位機種の【ワイヤレス充電ケース付属】モデルと同じ仕様です。

 したがって、ワイヤレスQi充電に対応できます。

 マイクは、搭載されます。

 スマホでのハンズフリー通話が可能です。

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 防水性は、IPX4等級です。

 水没しなければOKというレベルですから、汗や雨くらいでは壊れないでしょう。

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 以上、Apple AirPods Proの紹介でした。

 ノーマルのAirPodsと比較する場合、ノイズキャンセル技術が2マイク式となり、完全ワイヤレスイヤホンとしては、「最高レベル」になった点が挙げられます。

 その上で、音漏れしないカナル型形状なので、下位機種に較べると「どこでも使いやすい」機種に進化しました。

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 H1チップの搭載で、iOSとの相性は最も良いですし、iPhone用に「アップル製品限定」で探している方には候補となるでしょう。

 ただ、音質部分での個性が控えめで、面白みに欠けます。

 また、ノイズ対策技術では、次に紹介するソニーのほうが「実際の使い勝手は良い」ので、他社製品と比較することは重要です。


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 【2019年】

 4・ SONY ノイキャン WF-1000XM3 B
   ¥24,480 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC・AAC
連続再生時間:6時間
ドライバー:6mm
マイク:搭載
ノイキャン:対応(Wマイク)
重さ:8.5g×2

 WF-1000XM3は、SONYの完全ワイヤレス型イヤホンの最上位機です。

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 本体色は、ブラック(1000XM3 B)とシルバー(1000XM3 S)の2色構成です。

 重量は、8.5gです。

 Apple AirPods Proより重さはあります。

 いずれにしても、重みを感じない「ぎりぎりの線」で攻めている感じです。

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 イヤーピースは、2系統が添付と充実します。

 一般的な形状のハイブリッドイヤーピースロングトリプルコンフォートイヤーピースが3サイズ付属します。

 このうち、トリプルコンフォートイヤーピースは、遮音性をキープしたままで、柔らかい素材のピースです。長時間の利用でも快適で、水洗いも可能です。

 音質面では、ソニーは、再生周波数帯域を開示しています。

 それによれば、低音域が20Hz高音域が20kHzです。

 CDの再生周波数帯域と同じで、とくに個性は付けていません。

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 ドライバーは、6mmです。

 完全ワイヤレスイヤホンでは平均値ほどのサイズです。

 一方、後ほど紹介するSONYの下位機種は、重低音を強調するエキストラバス機能がありますが、こちらは、不採用です。

 低音域は、(同社の製品としては)さほど強調しない仕様と言えます。逆に言えば、聴き疲れしにくい音質ですから、長時間の聴いても疲れにくいでしょう。

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 Bluetoothコーデックは、AirPodsと同じで、SBCとAACに対応します。

 接続安定性の面でも、しっかり、Bluetooth5.0に対応しています。

 左右別に通信が発生する完全ワイヤレスイヤホンについては、通信安定性はとても大事です。

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 一方、AACはハイレゾ再生ができないため、この機種は、(CDより音質の良い)ハイレゾ再生は不可能です。

 しかし、DSEE HXという、AACなどの圧縮音源を「ハイレゾ相当」に再計算してアップスケーリングする機能をもちます。

 仕様上、完全な「ハイレゾ」音質にはならないものの、ワンポイントとは言えるでしょう。

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 ノイズ対策は、AirPods Proと同じで、外側と内側に集音マイクを装備するWマイク仕様です。

 同社は、「デュアルノイズセンサーテクノロジー」と呼びますが、仕組みは同じです。

 耳側のノイズをセンシングして打ち消すため、ノイズ除去率が格段にアップします。

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 ノイズキャンセラ専用のQN1eチップを、本機のために専用設計しており、相当力を入れています。

 ソニーは、昔からノイズ対策に相当力を入れてきたメーカーで、その精度には定評があります。

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 使い勝手も、部分も優秀です。

 例えば、スマホの加速度センサーと連動し、歩行・走行・静止状態・電車内と状況を検知し、外音の取り込みレベル・ノイズキャンセルのレベルを自動調整してくれます。

 この機能は、「アダプティブサウンドコントロール」と言いますが、移動時の実際の実用性は高いです。

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 連続再生時間は、ステレオ再生/ノイキャンONで6時間と長寿命です。

 バッテリーケースは、やはり、充電器を兼ねており、約3回分フル充電可能です。

 マイクは、搭載です。

 もちろん、ヘッドセットとして利用することができます。

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 防水性は、この機種についてはありません。

 この製品は、アークサポーターがない製品で、運動などアクティブなシーンで利用することは想定されません。

 とはいえ、耳を三点で支えるエルゴノミック・トライホールド・ストラクチャーで、普通に歩行している程度では外れにくくはなっています。

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 以上、ソニーのWF-1000XM3の紹介でした。

 通勤通学時は、ドライバに由来する音質より、「ノイズキャンセラの精度」がむしろ、良音を得るために最重要です。

 その点で言えば、移動時に主に利用する場合は、この機種は最適でしょう。

 ライバルは、同じく「2マイクのノイズキャンセラ」を持つAirPods Proです。

 iOSとの連動性はH1チップの採用で、SONYは分が悪いです。

 しかし、「アダプティブサウンドコントロール」「QN1eチップ」を含めて、ノイズキャンセラの実用性や精度は、SONYが上回るでしょう。

 音質も、良い意味で「音響専門メーカーの味」があるので、純粋にイヤホンの音質で選ぶとしても、この機種はおすすめです。

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 【2017年】

 5・ SONY ノイキャン WF-1000X
   ¥13,310 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

 なお、2017年後半に登場した「1代目」がまだ売られています。

 ただし、ノイズキャンセラについてWマイク非搭載となります。格安ですが、選ぶならば、新機種が良いでしょう。


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 【2020年】

 6・ SOL REPUBLIC SOL AMPS AIR+
   ¥21,500 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC・AAC
連続再生時間:6時間
ドライバー:9mm
マイク:搭載
ノイキャン:対応
重さ:7.5g×2

  SOL AMPS AIR+ は、アメリカ西海岸の新興のオーディオメーカーであるSOL REPUBLICの製品です。

 日本では輸入商社の完実電気が代理店です。

 本機は、ソニー同様に、ノイズキャンセラ搭載機となります。

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 本体色は、ブラックのほか、シルバーとシャンパンです。

 重量は、片側について、7.5gです。

 同じ、ノイズキャンセラ搭載のソニー機よりやや軽量です。

 イヤーピースは、シリコン製のものが4サイズです。

 高級機としては「あっさり」した構成です。

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 ドライバーは、9mmです。

 この部分は、先発のソニーを恐らく意識しており、大きめのものを採用しました。

 サイズは、音質を向上させる大きな要素ですが、重さを抑えたままで大きなドライバーを搭載できたのは「優秀」といえます。

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 Bluetoothコーデックは、SBCとAACのほか、Apt-Xに対応します。

 このコーデックは、CD音質の転送ができるのでより優秀といえます。

 ただし、aptXはiPhone側が未対応ですので、ウォークマンなどか、Android系のスマホのみ効果が期待できます。

 接続安定性の面でも、しっかり、Bluetooth5.0に対応しています。

 ノイズ対策は、先述のように、ノイズキャンセラが搭載です。

 ただ、外音マイクの記載はありますが、内部マイクの記載はないため、おそらく、シングルマイク仕様でしょう。

 この部分は、ソニーやAppleとの違いと言えそうです。ただし、外音取り込みモードは搭載します。

 連続再生時間は、ステレオ再生/ノイキャンONで6時間と長寿命です。

 バッテリーケースは、やはり、充電器を兼ねており、約3回分フル充電可能です。

 マイクは、搭載です。

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 防水性は、IPX4等級なので、日常生活防水レベルです。

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 以上、SOL REPUBLICSOL AMPS AIR+ の紹介でした。

 ノイズキャンセラ搭載Apt-X両方搭載する点が魅力です。

 ノイズキャンセラの精度は他社機に及ばない部分はありますが、CD音質の再生も重視したい方は、良い選択肢です。


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 【2017年】

 7・BOSE SoundSport Free wireless headphones
   ¥19,800 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:
コーデック:SBC
連続再生時間:5時間
ドライバー:(6.5mm?)
マイク:搭載
ノイキャン:
重さ:9g×2

 SoundSport Free wirelessは、アメリカのBOSEが販売する、完全ワイヤレスイヤホンです。

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 重量は、9gです。

 やや重めで、やや大きく、それなりに存在感があるイヤホンです。

 ただ、防滴仕様のスポーツイヤホンとして販売されている機種ですから、フィット感・ジョギング中の安定感は期待できます。密閉性も十分です。

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 イヤーピースは、コンプライのStayHear+ Sportチップが3サイズ添付されます。

 密閉型で、フィット性は強めです。

 音質面では、BOSEの伝統でスペックは「非公開」です。

 ただ、実機を見ると、少なくとも6.5mm程度はある、大きめのドライバーです。

 音質もBoseらしいです。ピュアサウンドではないですが、作り込まれた豊かな低音と、安定的な中音域で聴きやすいです。

 一方、イコライザーの品質が良く小音量でも聴きやすいですが、形状的に、多少の音漏れは伴います。

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 Bluetoothコーデックは、SBCのみ対応です。

 先述のように、SBCは音質は評価できない規格です。

 ただ、BOSEは伝統的に低音質ソースのアップコンバート再生に強いメーカーです。

 そのため、劣化した音源を、上手に再生させています。

 しっかりした低音と、中音域と高音域のバランスを持ったBOSEサウンドの傾向をしっかりもっています。

 実際、最近は、音質がAACに近づいたと言われるBitPool 53規格が標準化されたので、昔ほどSBCとAACの差は無いです。

 ただ、それでも、動画と音声の再生の場合は遅延は起こりやすいでしょう。

 あくまで、音楽専用端末として評価できます。

 通信安定性の面では、しかしながら、発売時期の関係もあり、Bluetooth5.0に対応しません

 ただ、アンテナ面の工夫により、通信安定性の悪評は聞かない機種です。

 ノイズ対策は、一方、非対応です。

 同社も、通常のイヤホンでは、かなりの技術を持ちます。

 しかし、完全ワイヤレスイヤホンに載せられるほどの小型化には成功していません。

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 連続再生時間は、5時間です。

 充電ケースは、先行他社に準じる仕様で、2回のフル充電が可能です。

 マイクは、搭載です。

 デュアルマイク搭載タイプで、ハンズフリー通話にも高度に対応します。

 防水性は、防塵防滴に対応し、スポーツ利用にも向きます。

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 以上、BOSESoundSport Free wireless headphonesの紹介でした。

 発売年がやや古い機種であることもあり、この機種は、ノイズキャンセラが不採用です。

 ただ、イヤホンの音質の部分では、(中音域の聞きやすさを保った上で)しっかりした低域の音圧が出ています。

 乗り物での移動がない場合など、ノイズ対策や外音取り込みが不要ならば、音質面では相当な能力を持つ製品です。 

 防滴仕様で外れにくいタイプですので、ジョギングやワークアウトにも使える機種です。


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 【2020年】

 8・ B&O PLAY Beoplay E8 3.0
   ¥34,100 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

 【2019年】

 9・ B&O PLAY Beoplay E8 2.0
   ¥29,900 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

 【2018年】

 10・B&O PLAY Beoplay E8
   ¥25,100 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC・AAC
連続再生時間:7時間
ドライバー:5.7mm
マイク:搭載
ノイキャン:
重さ:5.8g×2

 Beoplayは、デンマークのBang&Olufsenが販売する完全ワイヤレスタイプイヤホンです。

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  B&Oも世界的なオーディオブランドで、固定ファンが多いです。革新的なBOSEに比べると(良い意味で)保守的な音響思想を持つメーカーだと思います。

 なお、2020年に新機種(Beoplay E8 3.0 )が登場しました。

 従来とドライバーは同じまま、1.2gほどの軽量化と、3時間分のバッテリーの増量をなしています。

 2世代前のE8については、ワイヤレスQI充電に対応しませんので、注意してください。

 いずれにせよ、選ぶならば新機種でしょう。

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 重量は、5.8gです。

 この程度の重さが快適に使える最大重量に近いでしょう。

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 イヤーピースは、シリコンイヤーチップが4サイズです。

 外国製は、日本人の耳に合わないこともあるので、多ければそれに越したことはないでしょう。

 加えて、低反発のComplyの Sportイヤーピースが「おまけ」で付きます。コアなファンがいるイヤーピースで、試したいと思っていた人も多そうです。

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 音質面では、再生周波数帯域としては、低音域が20Hz高音域が20kHzです。

 したがって、この部分に個性は出ません。

 ただ、試聴の限り、欧州の音響機器らしく「落ち着いてキレイに聴かせる」大人向きなイヤホンと感じました。

 なお、スマホを使ったイコライジングに対応できます。

 ドライバーは、5.7mmです。

 大きさは重視していません。

 Bluetoothコーデックは、SBCとAACに対応します。

 また、2020年機からはApt-Xにも対応シマした。

 通信安定性の面では、2020年機からBluetoothは5.1となりました。

 ノイズ対策は、ノイズキャンセラは、未搭載です。

 完全ワイヤレスイヤホンに搭載するには、チップの小型化について一定の技術水準が必要です。

 ただ、(保守的で)音質重視のメーカーはあえて搭載しない傾向にあるのも事実です。

 連続再生時間は、7時間となります。

 バッテリーを食うノイズキャンセラは未搭載ではありますが、長いです。

 充電は、Airpodの新型のようにワイヤレスQI充電対応ケースです。

 防水性は、ないため、雨天には対応しません。

 ただし、装着感は良いので、外れにくいです。

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 以上、Bang&OlufsenBeoplay E8 の紹介でした。

 あまり「安売り」しないブランドなので価格は、平均より高めです。

 コスパは良くないのですが、とくに中音域が良く、ボーカル曲が聴き疲れせずに聴けそうです。

 防滴構造や、ノイキャンに非対応など、「保守的な」作りながら、さすがの「北欧デザイン」で、所有欲が湧きます。


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 【2018年】

 11・EARIN M-2 Aluminium EI-3001
 12・EARIN M-2 Black EI-3002
  ¥27,750 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC, AAC, aptX
連続再生時間:3時間
ドライバー:6.5mm
マイク:搭載
ノイキャン:
重さ:3.6g×2

  EARIN M-2は、クラウドファンディング(キックスターター)から生まれたイヤホンです。

 完全ワイヤレスイヤホンを最初に販売した会社での、「第2世代」モデルです。

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 重量は、片側3.6gとかなり軽量です。

 最近は、8g前後が平均ですが、装着時の重さのなさは、この機種は(高級機では)最高です。

 サイズは、本当に小さく、装着しているのが分からないほどです。

 イヤーピースも、3サイズ同梱されており、装着感もよいです。

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 音質面では、再生周波数帯域が、低音域が20Hz高音域が20kHzです。

 この部分にとくに」個性はないです。

 ドライバーは、6.5mmです。

 小型ユニットですが、平均より多少大きめです。ただ、低音はソニーほど強調されず、バランス重視の印象です。

 Bluetoothコーデックは、SBCのほか、遅延と音質の劣化も少ないAACコーデックに対応します。

 接続安定性の面では、では、Bluetooth規格は4.0までと、ややスペックが悪いです。 

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 さらに、CD音質の転送ができる、aptXコーデックにも対応するため、より優秀といえます。

 ノイズ対策は、この機種は、ノイズキャンセリングは未装備です。

 カタログにノイズリダクション機能はありますが、これは、イヤーチップの形状がノイズを減少する(パッシブ)という意味です。

 連続再生時間は、3時間と短いです。

 ただ、他機種同様に、専用ケースが予備バッテリーとなっています。

 マイクは、BOSE同様にデュアルマイク搭載です。通話品質は期待できるでしょう。

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 以上、EARIN M-2 の紹介でした。

 最近はライバルだらけですが、「小型」という部分で、まだ勝負ができています。

 Bluetoothのバージョンが心配ですが、試用した限り、左右の音ズレはありませんでした。


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 【2020年】【M3IETW2】

 13・ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2
  ¥36,300 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

 【2019年】【M3IETW】

 14・ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless
  ¥34,000 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC, AAC, aptX LL
連続再生時間:4時間
ドライバー:7mm
マイク:搭載
ノイキャン:
重さ:6g×2

 MOMENTUM True Wireless 2 M3IETW2は、ドイツのゼンハイザーの製品です。高音質な方向性で日本にファンが多い人気音響メーカーです。 

 本機は、以前人気のあった MOMENTUM M3IETWの後継機として販売される最新機です。

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 重量は、片側、6gです。

 平均値より多少軽いですが、小型というわけでもないです。

 イヤーピースは、4サイズ同梱されます。XSサイズがあるため、日本向けにも親切でしょう。

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 音質面では、再生周波数帯域が、低音域が5Hz高音域が21kHzです。

 スペックを公開している製品の中では、低音方向の数値に余裕があります。

 人間の耳で実際に5Hzまで聞こえるわけではないですが、「メーカーが低域の良さを強調したくて作った製品」であることは分かります。

 その分、「音が籠もりがち」という評価もありますが、イコライザで調整できる範囲です。

 ドライバーは、7mmのダイナミック型です。

 割と大きめといえます。

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 Bluetoothコーデックは、注目点です。

 こちらも、SBCとAACとApt-Xに対応します。

 一方、先述の旧機種は、ゲームなどに向く低遅延のApt-X LL(ローレーテンシー)に対応していましたが、新規では、対応表明がないです。

 JPRiDE JPT1 超小型トランスミッター
  ¥3,480 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

 送信側のスマホの対応が必須でしたので、需要がなかったのかもしれません。

 通信安定性の面では、Bluetooth5.1に対応です。

 Bluetooth5に較べると、機器の方向検知(ビームフォーミング)に対応する規格です。

 ノイズ対策については、ノイズキャンセリングは未装備です。

 連続再生時間は、4時間です。

 防水性は、日常生活防水対応です。

 マイクは、搭載され、ハンズフリー通話が可能です。

---

 以上、 M3IETWの紹介でした。

 ゼンハイザー製の高級機ということで、音のひずみも少なく出来は良いです。買って損はないと思います。

 一方、低音域の音質は期待できますが、新機種になってApt-X LLへの対応が切れた点で少し個性は弱まっています。


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 【2019年】

 15・Klipsch T5 TRUE WIRELESS
  ¥21,497 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:10Hz-19kHz
コーデック:SBC, AAC, aptX
連続再生時間:8時間
ドライバー:
マイク:搭載
ノイキャン:
重さ:5.6g×2

  T5 TRUE WIRELESSは、アメリカの老舗音響専門メーカーのクリプシュが販売する完全ワイヤレスイヤホンです。

 日本では、ONKYOが代理店です。

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 重量は、片側につき、5.6gです。

 重さの面では、最軽量ではないですが、割と軽めで、装着製を重視しています。

 ケースについても、相当小型で、持ち運びやすさは「売り」といえます。

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 イヤーピースは、3サイズ同梱されます。

 同社の特許技術となる、シリコン製のオーバルイヤーチップです。やわらかめです。

 楕円形の面白い形状で、遮音性とつけ心地の良さを重視しています。

 音質面では、再生周波数帯域が、低音域が10Hzで、高音域が19kHzです。

 スペック的に低音域が充実する一方、高音域は「平均値」の20kHzに満たない数字です。

 実際的に、低音域の膨らみを重視した、迫力重視の設計で、それが個性です。

 ドライバーは、サイズ非公開です。見た感じ、平均より大きめです。

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 Bluetoothコーデックは、SBCとAACとApt-Xに対応します。

 接続安定性の面でも、Bluetooth5.0に対応します。

 ノイズ対策については、ノイズキャンセリングは未装備です。

 イヤーピースによる、物理的な遮断(ノイズアイソレーション)のみ対応です。

 連続再生時間は、8時間で、長めです。

 防水性は、IPX4等級ですから、水没は無理ですが、日常生活防水は対応です。

 マイクは、搭載され、ハンズフリー通話が可能です。

 また、4機のマイクがある点で豪華で、「クリアボイスチャットマイク」として、通話品質にこだわりがある機種です。

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 以上、Klipsch T5 TRUE WIRELESS の紹介でした。

 同社では初めての完全ワイヤレスイヤホンです。

 音質的には、低音域が強調できるメーカーですが、その部分は、他社に競合機もあるように思います。

 ただ、その上で「クリアボイスチャットマイク」の搭載で、ハンズフリー通話の機能が強化されているのがポイントでしょう。

 長時間付けても疲れない点を含めて、音楽利用中に、頻繁に通話やボイスチャットなどをする場合は、選択肢の1つになるでしょう。


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 【2018年】

 16・ SONY WF-SP900
   ¥24,482 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC・AAC
連続再生時間:3.5時間
ドライバー:BA型ドライバー
マイク:搭載  
ノイキャン:
重さ:7.3g×2

 WF-SP900 は、SONYが販売する完全ワイヤレスタイプのイヤホンです。

 ただ、こちらの場合、他機と比べるとやや特殊です。

 なぜなら、音楽プレーヤー機能を内蔵した完全ワイヤレスイヤホンだからです。

 MP2の場合、約920曲がメモリーに記録できます。そのほか、WMA・AAC・FLACなどの音源も利用可能です。

 本体色は、ブラック、ホワイト、イエローから選べます。

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 重量は、7.3gです。

 アンプ内蔵型ですが、重さは問題ない点は優れます。

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 イヤーピースは、4サイズから、アークサポーターも3サイズからと、フィット性は重視されます。

 防滴設定は、IP65/IP68対応です。水中でも使えるレベルなので、この点は優れます。

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 音質面では、この機種は、下位機種と仕組みが異なります。

 なぜなら、小型のバランスド・アーマチュア型を採用するからです。

 複数の搭載ではないので、恐らく、音楽プレーヤー機能を搭載したことによる、スペースの節約的意味が強いです。

 とはいえ、独自の、T字のシンメトリックアーマチュアで、性能はよさそうですが、パワー(音圧)の面では、多少非力です。

 Bluetoothコーデックは、スマホに保存した音源を利用する場合、SBCとAACに対応です。

 通信安定性の面では、一方、Bluetooth5.0には対応しません。

 しかし、この製品の場合、音楽再生機器からの通信はないわけで、インストールした音源を再生する分には、むしろ通信安定性は、他機より逆に高いと言えます。

 ノイズ対策については、ノンズキャンセラが非搭載です。

 ただ、マイクから電車のアナウンスなどを聴き取れるようにする、外音取り込みモードは搭載です。

 連続再生時間は、3時間となります。

 マイクは、こちらも搭載です。

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 防水性は、 IPX6X相当です。

 水深2mを30分対応できる水準ですから、スイミングで利用できるグレードです。

 もちろん、水中では、Bluetoothの電波自体が届かないので、「スペック的には」です。

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 以上、ソニーのWF-SP900の紹介でした。

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 ワークアウトやトレーニングの際に、ワイヤーケーブルが「うっとうしく」感じていた人には良い製品でしょう。

 音質面では、単体のBA型ドライバーなので迫力に欠ける部分はありますが、動きながらの利用ですし、さほど重視しなくても良いでしょう。

 この用途に限定して考えるならば、かなり実用的に思えます。

 なお、プレイヤー内蔵タイプは、【ウォークマンの比較記事】の後半で紹介したように、完全ワイヤレスでなくてよいならば、1万円台から選択肢があります。


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 【2019年】

 17・ Powerbeats Pro MV6Y2PA/A
   ¥23,382 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:
コーデック:SBC・AAC
連続再生時間:9時間
ドライバー:
マイク:搭載  
ノイキャン:
重さ:20.3g(2個)

 Powerbeats Proは、Apple傘下のBeatsが販売する、完全ワイヤレスイヤホンです。

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 装着方法は、イヤーフック型です。

 したがって、本家のApple AirPodsとは方式が異なります。

 ずり落ちにくく、ファッション性もあるため、ワークアウトでの利用やストリートを想定したデザインです。

 本体色は、ブラック(MV6Y2PA/A)のほか、アイボリー(MV722PA/A )・ネイビー(MV702PA/A)から選べます。モスも追加発売されました。

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 重量は、(両側で)20.3gです。

 イヤーフック型の形状ですから、この程度は普通です。

 フックがあるので、運動していてもズレにくいと言えます。

 イヤーピースは、4サイズから選択可能です。

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 音質面では、最近のBeatsはドライバサイズを含めて技術面については、情報非開示です。

 ただ、本家のAirPodsと比較すると、やや低音域が充実した音質です。

 音域もある程度余裕があるので、同社のPowerbeats3と同じく、2ドライバー仕様と思われます。 

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 Bluetoothコーデックは、対応するコーデックの記載がないです。

 ただ、iPhoneに最適化された仕様ですから、SBC・ AACに対応でしょう。

 接続安定性の面では、Apple H1チップを搭載するため、(iPhoneとの)通信安定性・音の遅延が減少に効果を発揮します。

 同社の人工知能、Siriも利用可能です。

 ノイズ対策は、この機種は、ノンズキャンセラが非搭載です。

 同社サイトには、「ノイズアイソレーション」の記載がありますが、これは、純粋に「物理的な耳せんによる遮音」のことです。

 連続再生時間は、9時間となります。

 かなりの長寿命です。

 また、充電ケースは24時間分の電源を保ち、5分の充電で1.5時間分の再生が可能です。

 マイクは、こちらも搭載です。

 防水性は、一方、等級の明記はないですが、耐汗/防沫仕様との記載であり、ある程度は耐用しそうです。

---

 以上、Powerbeats Proの紹介でした。

 iPhoneユーザーで、アクティブに活動したい方に向いた完全ワイヤレスイヤホンと言えます。

 操作系も、センサーによりワークアウトの開始と同時に音楽を再生する機能や、ワンボタンで着信拒否する機能、装着したままでのボリューム制御など、この目的に適った多くの機能があります。

 一方、ノイズキャンセラが未装備なので、乗り物での通勤通学時にはさほど向かない点には、注意が必要です。

3・完全ワイヤレスイヤホンの比較(1万円台)

 続いて、ここまで紹介した製品より安めの、1万円台の「売れ筋」製品を紹介します。


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 【2020年】

 18・ SONY WF-H800
   ¥20,000 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC・AAC
連続再生時間:8時間
ドライバー:6mm
マイク:搭載  
ノイキャン:
重さ:7.6g×2

 WF-SP800 は、SONYが販売する完全ワイヤレスタイプのイヤホンです。

 比較的買いやすい値段に設定された新機種で、同社のカジュアルな、ハイレゾ対応の若者向け高音質ブランドであるh.earシリーズの一角として出されました。

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 本体色は、5色から選べます。

 ファッション重視で、若者層をターゲットにしています。

 重量は、7.6gです。

 イヤーピースは、4サイズから選択可能です。

 防滴設定は、ありません。

 運動しながらの利用は想定しない製品です。

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 音質面では、同社の最上位機と同じダイナミック型の6mmのドライバーです。

 一方、本製品は「ハイレゾ級」との表記ですが、これはようするに「ハイレゾではないよ」という大人流の表現です。上位機種もでしたが、周波数帯域やコーデック的にハイレゾに対応できない機種です。

 DSEE HXというソフト的な補正技術で、「ハイレゾ級」に底上げ可能という意味です。とはいえ、ハイレゾ音源ではない普通のCD音源などを再生する分には、音の解像感は上がるため、無意味でもありません。

 一方、本機は、Bluetoothチップが新型で、左右同時伝送方式をとっており、原理的に左右の音ズレの問題は少ないでしょう。

 Bluetoothコーデックは、SBCとAACに対応です。

 通信安定性の面では、一方、Bluetooth5.0に対応です。

 ノイズ対策については、ノンズキャンセラが非搭載です。

 また、外音取り込みモードもありません。

 連続再生時間は、8時間となります。

 マイクは、こちらも搭載です。

 ハンズフリー通話もできます。

---

 以上、ソニーのWF-H800 の紹介でした。

 h.earシリーズの一角で、若向きでデザイン性は良いのですが、音質のハイレゾに対応できていないのが残念です。

 音質はそれなりに期待できますし、ファッション重視ならば選択肢になるでしょう。


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 【2020年】

 【Qi充電非対応】

 19・ヤマハ Empower Lifestyle TW-E5A
   ¥16,500 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

 【廉価版】

 20・ヤマハ Empower Lifestyle TW-E3A
   ¥8,927 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:20Hz – 20kHz
コーデック:SBC AAC Apt-X HD
連続再生時間:7時間
ドライバー:6.2mm
マイク: 搭載
重さ:7g

 TW-E5A は、ヤマハの発売する完全ワイヤレスイヤホンです。

 国内音響メーカーとしては「遅い時期」に参入ですので、競合他社との違いに注目するべき製品と言えます。

 廉価版TW-E3Aは、後述するように、外音取り込みモードがないほか、ドライバーがやや小さく、バッテリー量も6時間と短いです。

 そのほか、イヤピースのサイズも3展開ですし、値段差はありますが、やや選びにくい機種です。

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 重量は、7gです。

 最近の製品としての「平均値」と言えます。この枠内ならば、問題ありません。

 イヤーピースは、4種類からの選択です。

 音質面は、一方、音響メーカーで、しかも、後発としては、率直に言って面白みにかける仕様です。

 そもそも、この重さのユニットでは小さめと言える、6.2mmのダイナミック型ドライバーというスペックのみの公開ですから、ハード的な部分では特長はありません。

 再生周波数帯域は、20Hz - 20kHzとなります。

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 Bluetoothコーデックは、SBC・AACのほか、Apt-Xをフォローします。

 SOCは、他社の同価格帯の製品にも使われる、クアルコムのQCC3020を利用します。

 通信安定性の面は、Bluetooth5.0もフォローします。

 ノイズ対策については、この機種も、ノンズキャンセラは非搭載です。

 ただ、マイクを利用した外音取り込みモードは搭載です。

 連続再生時間は、最大で7時間となります。

 防水性は、IPX5相当ですから、雨天でも利用可能ですね。

 マイクは、こちらも搭載です。

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 一方、同社の製品の特長と言えるのは、「リスニングケア」の搭載です。

 再生音源のボリュームにより、高音域・低音域の調整する機能で、大音量にしすぎることを防ぎ、耳をケアする機能です。

---

 以上、ヤマハのTW-E5Aの紹介でした。

 目玉機能は、「リスニングケア」です。

 しっかりしたノイズキャンセラを搭載する製品を買えば、さほど重要でもないとは言え、1万円台でそのような機種を買えないという点では、ワンポイントはある製品です。

---

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 【Qi充電・ノイズキャンセル対応】(近日発売)

 17・ヤマハ Empower Lifestyle TW-E7A
   ¥------ Amazon.co.jp (5/23執筆時)

 なお、上位機種として、TW-E7Aの発売が今後予定されます。

 こちらについては、充電ケース自体も、市販のQi充電器を使ってワイヤレス充電できる仕様です。ただ、充電ケース自体はどれも付属します。

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 本機のみ、「アクティブノイズキャンセリング」を採用します。この技術は、米国クアルコムのQCC5124チップを利用することで、可能になったものです。

 これまでは、SONYなど、開発環境と特許技術を持つ企業のみしか、「ほぼほぼ」ノイズキャンセラ搭載機が出せませんでした。

 しかし、この汎用チップの登場でヤマハからも出た形です。

 このチップの登場は、サードパーティが比較的容易にノイズキャンセラ搭載機を開発できることを意味するため、今後他社からも出てくるでしょう。

 一方、Wマイク仕様ではないため、ある意味「価格の安さ」は、他社製品と比べて本機を選ぶ際の前提条件となります。

次回につづく!
完全ワイヤレスイヤホンのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は音楽用の完全ワイヤレスヘッドホンを比較しました。

 しかし、記事はまだまだ「続き」ます。

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・AVIOT TE-BD21f
・Noble Audio FALCON NOB-FALCON
・ SONY WF-SP700N
・Audio-technica ATH-CKS5TW
・JVC XX HA-XC70BT-R
・JVC HA-A10T
・Anker Soundcore Liberty Air2
・Anker Soundcore Liberty 2 Pro
・fFLAT5 Aria One
・MTI NUARL NT01AX
・SOL REPUBLIC AMPS AIR2.0

・ JBL TUNE 120TWS
・ JBL REFLECT FLOW
・Yell Acoustic Air Twins
・AVIOT TE-D01e
・AVIOT TE-D01g
・AVIOT TE-D01d mk2  
・True Wireless ZERO TWZ-1000
・ SNEXT ag AG-TWS03R
・ SNEXT ag AG-TWS02R
・ SNEXT ag AG-TWS04K
・AIR by MPOW X5.1J  

 続く2回目記事(こちら)では、前半記事で紹介できなかった1万円台の製品と、1万円以下の製品追加で比較します。

  201802141115.jpg

1・音質の良さ   ★★★★★
2・ノイズキャンル ★★★★★
3・軽量性     ★★★★★
4・防塵・防滴性  ★★★★★
5・総合評価    ★★★★★

 その上で、今回紹介した「全製品」から、予算別・目的別に、最終的なAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 2回目記事は→こちら

ーーー

 なお、今回の前半記事がお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです!

 ではでは。

posted by Atlas at 15:08 | オーディオ製品

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