【今回レビューする内容】2023年 高機能マットレスの性能とおすすめ・選び方:腰痛・快眠対策 高反発ラテックス・低反発ウレタンマットレス・かため・やわらかめ:ボンネルコイル ポケットコイル 高密度連続スプリングの違い
【比較する製品型番】エアウィーヴ スマート01 1-262011-1 スマート02 1-268011-1 エアウィーヴ 01 1-227011-1 エアウィーヴ02 1-273011-1 トゥルースリーパー プレミアム3.5 シングル プレミアムケア タンスのゲン アイリスオーヤマ エアリーマットレス アイリスプラザ PKMTN-S フランスベッド LaDeuxieme DE-P100 TW-100α N-1000 TW-200α N-2000 TW-010α Culiess Ag キュリエス・エージー FD-Ag01 Ag-MH-055 αEC LT-5000 LT-5000PW ボディドクター エアウィーヴ ベッドマットレスS01 1-204011-7 S02 1-205011-1 無印良品 圧縮ポケットコイルスプリングマットレス 44541708 Small 44502877 GOKUMIN マットレス ポケットコイル 20cmほか
今回のお題
高性能なマットレスのおすすめはどの製品?
ども、Atlasです。
今日は、2023年1月現在、最新の寝具の話で、「マットレス」を紹介します。
「寝心地・機能性重視」で、良さそうな人気製品をピックアップしてみました。
1・薄手のマットレス
用途:布団・ベッドの下敷き
予算:3000円〜1万円
企業:アイリスオーヤマ・アキレスほか
2・マットレスストッパー
用途:布団・ベッドの上敷き
企業:トゥルースリーパ・エアウィーヴほか
予算:1万円〜10万円
3・ベッド専用マットレス
用途:ベッドの1枚敷き
企業:フランスベッド・ボディドクターほか
予算:7000円〜15万円
なお、今回の記事では、上表のような3カテゴリーに分けて、順番にマットレスを紹介します。
はじめに、簡単に、3つカテゴリーの製品の区別について説明しておきます。
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第1に、布団・ベッドの下敷きとして利用する薄手のマットレスです。
比較的安く購入でき、「底つき感」の軽減のために導入するものです。
第2に、布団・ベッドの上に被せて使うマットレスストッパーです。
また、トゥルースリーパーやエアウィーヴのように、寝心地感全体を「アップグレード」することを狙ったものです。
第3に、ベッドのフレーム上に直接1枚で利用するベッド用マットレスです。
ボンネルコイル・ポケットコイル・ラテックスなどの素材を利用した、厚手のベッド専用マットレスになります。
3・ベッド専用マットレスの比較
3-1:アイリスオーヤマ〈日本〉
3-2:フランスベッド〈日本〉
3-3:ボディドクター〈ドイツ〉
3-4:エアウィーヴ〈日本〉
3-5:無印良品〈日本〉
3-6:他の格安製品〈各社〉
ベッド用は、今回、とくに力を入れて比較します。
素材に注目しつつ、格安品から、10万円前後のグレードまで多く紹介しています。
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耐久性 ★★★★★
通気性 ★★★★★
体圧分散 ★★★★★
寝返り ★★★★★
清潔性 ★★★★★
保証期間 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
というわけで、以下では、以上のような観点から、各製品を比較します。
その上で、最後の「結論編」(こちら)では、上表のようなポイントから、「目的別・予算別ににAtlasのおすすめ製品」を提案していきます。
よろしくお願いします。
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1・羽毛ふとんの比較
2・低価格な掛けふとんの比較
3・敷ふとんの比較
4・マットレスの比較
5・高品質まくらの比較
なお、今回の記事は、このブログの「寝具の比較」シリーズの4回目記事として書きました。
1・薄手のマットレスの比較
はじめに、布団やベッドの下にひく薄手のマットレスからです。
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以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【厚み4cm】
1・アイリスオーヤマ マットレス MTRF-S
¥3,147 Amazon.co.jp (1/24執筆時)
【厚み6cm】
2・アイリスオーヤマ マットレス 80N
¥4,864 Amazon.co.jp (1/24執筆時)
素材:ウレタンフォーム
厚み:4cm/6cm
重量:1.23kg
固さ:やわらか(75N)
はじめに紹介するのは、アイリスオーヤマが販売するマットレスです。
素材は、最も一般的なウレタンフォームです。
厚みは、4cmと6cmのものがあります。
ウレタン素材は、体重に比してかなり沈み込むので、体重のある男性の場合は厚みがある方が良いでしょう。
固さは、マットレスは「ニュートン」という単位で表します。こちらについては、75N(80N)とやわらかめです。
柔らかめのマットレスは、寝心地は一般的に快適です。
ただ、腰痛持ちの方や、羊毛や木綿など重めのふとんの場合は、支持性がなく良くない場合が多いです。
現在トラブルを抱えていない人でも、蓄積効果は考えられるので、こと、マットレスについては、適度な固さがあったほうが良いと思います。
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以上、アイリスオーヤマのマットレスの紹介でした。
柔らかめが「絶対」という方を除けば、先述のような理由から、できればもう少し「固め」のほうが良いと思います。
3・アイリスオーヤマ MTRB-S
¥3,908 Amazon.co.jp (1/24執筆時)
素材:ウレタンフォーム
厚み:4cm
重量:1.4kg
固さ:やわらか(75N)+かため(105N)
4・アイリスオーヤマ MTRH-S
¥4,236 Amazon.co.jp (1/24執筆時)
素材:ウレタンフォーム
厚み:4cm
重量:1.8kg
固さ:かなりかため(190N)
これらも、アイリスオーヤマが販売するマットレスです。
素材は、最も一般的なウレタンフォームです。
固さは2機種で異なります。
MTRB-Sは、腰の部分だけ、固さが105ニュートンのかためのウレタンを採用し、腰部の支持性を高めており、体に悪いふとんの「底付き」「沈み込み」を防いでいます。
腰部の沈み込みを防ぎ、適切な根姿勢をキープしやすいと思います。
MTRH-Sは、同社の製品では、190Nとかなり固めで支持性が高くなります。
厚みは、4cmです。
4cmはかなり薄いので、基本的には、柔らかい布団を支えるための補助用途です。
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以上、アイリスオーヤマのマットレスの紹介でした。
いずれも固めのマットレスです。
とくに、MTRB-Sについては、寝姿勢に配慮した製品で、低価格品としては優れていると言えます。限られた予算で選ぶとしたら、良い選択肢と言えるでしょう。
【シングル〜ダブル】
5・アキレス マットレス かため MK4-S(BR)
¥4,063 Amazon.co.jp (1/24執筆時)
素材:高反発ウレタンフォーム
厚み:4cm
重量:2.3kg
固さ:かなりかため(180N)
高硬度4折マットレスは、靴メーカーのアキレスが販売する製品です。
素材的にマットレスを生産していてもおかしくない会社ですが、靴メーカーという点が面白いですね。
素材は、こちらもウレタンフォームです。
ただし、こちらは、硬度の高い高反発ウレタンフォームです。
固さは、180Nとかなり固めです。
アイリスオーヤマにも固い製品がありましたが、この点で言えば、寝心地の向上につながりにくい製品です。
しかし、一枚目のふとんが薄すぎて(もしくは柔らかすぎて)、お尻などが床に底付きしているような方は、こちらと相性が良いでしょう。そのほうが、腰には優しいでしょう。
厚みは、4cmです。
ただ、素材的に固めですから、これは問題ないでしょう。
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以上、アキレスのマットレスの紹介でした。
腰などにトラブルを抱えているアタで、体圧分散性をキープしたいと考えている場合は、かためのマットレスを選ぶのは「手」です。
他方、「寝心地」を重視する場合は、もう少し柔らかなものを選んでもよいでしょう。
【かなり硬め 200N】
6・ottostyle.jp 高反発マットレス 三つ折り
¥9,100 Amazon.co.jp (1/24執筆時)
【硬め 180N】
7・ottostyle.jp 高反発マットレス 三つ折り
¥7,700 Amazon.co.jp (1/24執筆時)
素材:高反発ウレタンフォーム
厚み:10cm
重量:6.8kg
固さ:かなりかため(200N)
こちらは、ottostyle.jp の販売する製品です。ネットで売れ筋の製品です。
180Nの製品の「硬め」もありますが、同社の場合、「かなり硬め」なモデルが、特徴的です。
素材は、こちらも高反発ウレタンフォームです、固さは、ブリジストンよりかための200Nですね。
厚みは、10cmです。
これは一般的なマットレスとしては厚すぎです。どちらかといえば、これをふとんとして利用し、薄手のベッドパッドを付けて利用するような製品でしょう。
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以上、ottostyle.jp のマットレスの紹介でした。
完全に「ふとん代わり」として探している場合には「候補」です。
ただ、このタイプは、汎用性がない点と、(吸汗性をふくめ)寝心地の面でやはり不利はあるでしょう。
8・三つ折り 厚み 4cm 固綿 マットレス
¥7,193 Amazon.co.jp (1/24執筆時)
素材:ポリエステル(固綿)
厚み:4cm
重量:3.1kg(外装質量)
固さ:ふつう
固綿マットレス は、萩原が販売するマットレスです。
素材は、こちらは、ポリエステルをかためた固綿を採用します。
ウレタン素材に較べて、体圧分散性は低いのですが、通気性が良いため、蒸れにくいです。
ウレタン素材は優れた素材ですが、蒸れやすいのが欠点です。
また、「万年床」にしておくと、下りてきた水分でカビが発生します。ふとんがカビるならまだ良いですが、下手をするとフローリングや畳もカビます。
その点で言えば、固綿のマットレスは、ふとんの上げ下げを過度に気にしないで良い点がメリットと言えます。
そのほか、ホコリが出にくい素材ですので、その部分を重視する方にもオススメです。
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以上、萩原の固綿マットレスの紹介でした。
通気性を重視して、かつ、安い製品を選ぶならば候補です。ただ、「寝心地」や「体圧分散性」の部分で、高い機能性があるわけではなく、「昔ながら」の製品ではあります。
2・マットレスストッパーの比較
続いて、マットレスストッパーを比較します。
冒頭に書いたように、布団・ベッドの上部に敷いて、機能性を発揮するタイプです。
手軽にお持ちの寝具を「パワーアップ」させる手段として人気です。
【シングル〜ダブル】
【高反発マットレスパッド】
9・エアウィーヴ スマート01 1-262011-1
¥37,400 楽天市場 (1/24執筆時)
素材:エアファイバー100%
厚み:3.5cm
重量:5kg(外装質量)
固さ:かため
10・エアウィーヴ スマート02 1-268011-1
¥57,200 Amazon.co.jp (1/24執筆時)
素材:エアファイバー100%
厚み:4.5cm
重量:11.7kg(外装質量)
固さ:かため
こちらは、エアウィーヴが販売するマットレスパッドです。
先述のように、布団やベッドの「上に」設置するタイプのマットレスで、「マットレスストッパー」とも呼ばれます。
ちなみに、同社、(普通の)ベッドマットレスも出していますが、それは後で別に見る予定です。
素材は、エアファイバーを使います。
これは、同社オリジナル素材で、溶解したポリエチレン樹脂を水で冷し、糸状にからませる製法で作られるものです。
弾力性・復元力が高いため、適度に沈み込みつつ体圧分散性を高める効果があります。
高反発ウレタンに較べると、押した圧力分の反発(正反発)があるため、通常のウレタンフォームに較べて寝返りも打ちやすいです。この点で、腰などに問題を抱える人に最適です。
厚みは、3.5cmと4.5cmから選択可能です。
中材のエアファイバーは、スマート01は3cmで、スマート02は、3.5cmで、あとはカバーです。
かたさは、スマート01は、全体が均一の堅さですが、他社と比較した場合「かため」位です。
スマート02は、頭部の部分だけ「やわらかめ」の処理です。
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以上、エアウィーヴのマットレスパッドの紹介でした。
「ふとんの上に被せる」タイプで特殊と言えばそうですが、既存のふとんをパワーアップさせる、という意味では、こちらの方が機能性を肌で感じられるでしょう。
やや高額ですが、導入する価値はありそうです。なお駐在のエアファイバーは、洗濯機で洗えます。
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【シングル〜ダブル】
11・エアウィーヴ 01 1-227011-1
¥71,500 Amazon.co.jp (1/24執筆時)
素材:エアファイバー100%
厚み:6cm
重量:6.5kg(外装質量)
固さ:かため
12・エアウィーヴ 02 1-273011-1
¥110,000 Amazon.co.jp (1/24執筆時)
素材:エアファイバー100%
厚み:7cm
重量:7kg(外装質量)
固さ:かため
なお、さらに上位のモデルもあります。
エアウィーヴ 01は、さきほどみた スマート02と同じエアファイバーの量ですが、カバーが厚めで、かつ、通気性の部分で、冬夏用のリバーシブルになります。
やはり、頭部だけ「やわらかめ」な調整です。
エアウィーヴ2 (旧名S-LINE) は、少し特殊なモデルで、、エアファイバーを4.5cmと厚めにしつつ、腰の部分のサポート力をやや高めた上級仕様です。
ただ、この価格をマットレスストッパーで出すならば、同社の製品を含めて、1枚で済むマットレス自体の買換を視野に入れても良いでしょう。
【シングル〜ダブル】
13・トゥルースリーパー プレミアム3.5 シングル
¥20,589 Amazon.co.jp (1/24執筆時)
素材:低反発ウレタンフォーム
厚み:3.5cm
重量:3.2kg(外装質量)
固さ:やわらか
トゥルースリーパー は、通販でお馴染みのショップジャパンが販売するマットレスですね。
この製品もベッドパッドのように、ふとんの上に載せて利用するものです。
素材は、ウルトラヴィスコエラスティックと同社が呼ぶ低反発ウレタンです。
低反発ウレタンを一層目のふとんとして利用する場合、輩買いために寝心地に効果的です。
また、現在お使いのふとんが固めでしっかりとした厚さがあれば、「底付き」せずに体圧分散を高めることは可能でしょう。
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以上、トゥルースリーパー の紹介でした。
ある程度高級な「ベッドパッド」タイプとしてふとんをグレードアップできる製品です。
ただ、下敷きにするふとんが十分に「硬くない」場合は、効果を発揮しにくいので、この点だけは注意するべきでしょう。
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【コンフォートタイプ】【シングル〜ダブル】
14・トゥルースリーパー プレミアムケア
¥30,000 楽天市場 (1/24執筆時)
素材:低反発ウレタンフォーム
厚み:7cm
重量:6.13kg
固さ:やわらか
なお、トゥルースリーパーには、厚さ7cmのコンフォートタイプがあり、この場合、敷ふとんなしでの利用が可能です。
メーカーとしては、和布団で利用する場合は(どちらでも対応できるが)、こちら1枚の利用を推奨しています。
3・厚手のベッド向けマットレスの比較
3・ベッド専用マットレスの比較
3-1:アイリスオーヤマ〈日本〉
3-2:フランスベッド〈日本〉
3-3:ボディドクター〈ドイツ〉
3-4:エアウィーヴ〈日本〉
3-5:無印良品〈日本〉
3-6:他の格安製品〈各社〉
続いて、ここからは、ベッド用の厚手の本格的なマットレスの紹介です。
以上のような順番でみていきます。
なお、中材(コイルや樹脂)の特性について、あらかじめ「ざっくり」書いておけば、以上のようにまとめられます。
ただし、上素材に、ウレタンやフェルトを利用して厚みを出す製品もありますし、特に「かたさ」のスペックは、製品の全体構造によるため、「個別のスペック」を丁寧にみることが必要です。
3-1・アイリスのマットレス
はじめに、アイリスオーヤマが販売するベッド用マットレスからです。
アイリスオーヤマブランドで展開する製品と、アイリスプラザが販売する製品双方を見ていきます。
【シングル〜ダブル】
【26cm】(シングルのみ長期欠品中)
15・アイリス ダブルポケットコイルマットレス
¥20,799 Amazon.co.jp (1/24執筆時)
【30cm極厚仕様】
16・アイリス ダブルポケットコイルマットレス
¥45,534 Amazon.co.jp (1/24執筆時)
素材;Wポケットコイル
厚み:26cm
コイル:1178個
重量:32.4kg(外装質量)
固さ:ふつう
こちらは、アイリスプラザ(アイリスオーヤマ)が販売するマットレスです。
30cmとより厚みのある「極厚」タイプもあります。
こちらはジェルラテックス層が加わるので、弾力性が高い一方で、耐久性が明記されません。基本的には通常タイプが良いでしょう。
素材は、ポケットコイルの製品です。
ポケットコイルは、コイルが単体で独立しており、体圧分散効果が高い、沈み込みやすい構造です。
耐久力はボンネルコイルに劣りますが、身体にフィットしやすく、一般的に「寝心地が良い」です。
一方、寝返りについてはやや打ちにくい部分があるので、腰痛持ちには、ボンネルコイルが良いでしょう。
本機の場合、ポケットコイルが2層となっており、体圧分散性とフィット感はより向上しています。
シティホテルなどで採用される、沈み込みを実感できる高級マットレスは、W構造の場合がほとんどです。
耐久力も、8万回の耐久テストをくぐり抜けています。
厚みは、26cmです。
付属のピロートップ(上敷き)は、ウレタン入りで暖かな二重キルト構造です。(嫌いな方の多い)ポケットコイル特有の揺れも軽減します。
通気性は、並列配置で配慮がありますが、ポケットコイル製品は、梅雨の時期にはチェックした方が良いでしょう。
固さは、身体に近い部分のコイルについて、細めの1.8mmの線径のコイルを使うので、下位機よりも柔らかめ、全体としては「ふつう」程度の硬さです。
ただ、下段に2.2mmの線径のコイルを使うため、体圧分散性も高いという仕様ですね。
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以上、アイリスオーヤマの2層ポケットコイルマットレスの紹介でした。
特殊なマットレスですから、ベッド自体が低床のモデルで利用するものです。
このタイプのWポケットコイル製品としては「激安」ですし、手軽に導入できる点で評価できるでしょう。
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【シングル〜ダブル】
17・アイリスプラザ ポケットコイル PKMTN-S
¥8,778 Amazon.co.jp (1/24執筆時)
素材;ポケットルコイル
厚み:20cm
コイル:495個
重量:15.2kg(外装質量)
固さ:ふつう
なお、アイリスプラザ(アイリスオーヤマ)から以上の製品も発売されています。
「圧縮ロールポケットコイルマットレス」という名前でも売られます。
しっかり平衡配列の製品ですが、コイルは1層(495個)で、値段相応です。
固さは、ウレタン層が厚い分、多少柔らかそうです。
ただ、コイル自体の性能が非開示であり、あまり厚みもないです。
ウレタンの密度は18Dですので、あまり耐久性もなくへたりも早いでしょう。
なお、この価格帯のベッド用製品は、無印良品やフランスベッド、タンスのゲンなども出すため、後ほど比較していきます。
【厚み11cm】AMEX-110S
18・アイリスオーヤマ エアリーマットレス
¥30,132 Amazon.co.jp (1/24執筆時)
【厚み9cm】HG90-S
19・アイリスオーヤマ エアリーマットレス
¥30,132 Amazon.co.jp (1/24執筆時)
【厚み5cm】MARS-S
20・アイリスオーヤマ エアリーマットレス
¥17,798 Amazon.co.jp (1/24執筆時)
素材;Wポケットコイル
厚み:11cm
重量:8.2kg(外装質量)
固さ:ややかため
エアリーマットレス エクストラ ボリュームは、アイリスオーヤマが販売するマットレスです。
自社名で売る、同社の製品では高級モデルとなります。
複数ありますが、9cm以下は実際的には「マットレスストッパー」タイプです。ベッドで1枚で使える厚みがあるのは、AMEX-110Sからです。
一方、プレミアムタイプ(HGB120-S)は、中綿の厚みが1cm厚い仕様です。
素材は、エアロキューブが2層です。
東洋紡の新素材で、反発力の高い中空の繊維です。
エアウィーブに似た素材で、通気性・体圧分散性に優れた素材です。
中空素材は寝具などでは保温という機能性を持たせる場合がありますが、こちらは、あくまで「通気性」のための採用です。
耐久力も、8万回の圧縮テストをくぐり抜けています。
厚みは、11cmです。
高反発素材なので、厚みはさほどなくても、底付き感はありません。
通気性は、先述のようにこのタイプは、コイル系よりも高いです。
冬には寒すぎる位でしょうが、そこは外生地をリバーシブルにして、冬用にはニット生地を採用することで解決しています。
ただ、エアロキューブの配置が上面と下面とは違うので、「雲に浮いたような」感じを得やすいのはニット面で、寝心地には差があります。
固さは、反発力を加味すると「かため」といえます。
そのほか、中綿(エアロキューブ)を丸洗いできるのは清潔性においてはポイントです。
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以上、アイリスオーヤマのエアリーマットレス エクストラ ボリュームの紹介でした。
ベッド用の他製品と較べる場合、このタイプは、(良すぎるほどの)通気性の良さ(夏の涼しさ)が最も評価できるタイプです。夏の涼しさを重視する場合は、「安めのエアウィーブ」的な意味で、良い選択肢になります。
耐久性も、見た感じ、体重の軽い方には4-5年は問題なさそうな品質でした。
ただ、繊維状のタイプは、過度に体重をかけると「へたりやすく」はあるため、例えば、高性能コイルやウレタンタイプなどより、早く寿命を迎える部分はあるでしょう。
へたり部分についても3年保証のエアウィーブと違って、長期保証はないです。
3-2・フランスベッドのマットレス
続いて、日本のフランスベッドが販売するマットレスです。
どちらかといえば、家具屋さんや百貨店などで買う高級寝具ブランドです。
しかし、近年は、ネット向けにお買得なラインの展開もはじめています。
21・フランスベッド LaDeuxieme DE-P100
¥23,000 楽天市場 (1/24執筆時)
素材;ポケットコイル
厚み:19cm
重量:20kg
固さ:かため
こちらは、フランスベッドの販売するマットレスです。
同社は、超有名な日本の老舗寝具メーカーですが、ラ・ドゥーゼムシリーズは、ネット通販用の製品として2018年から展開されたラインです。
同社の上位機と違い圧縮梱包での発送ですので、この値段が出せます。再現性は問題ありません。
素材は、ポケットコイルです。
こちらは、一層構造です。
厚みは、18cmです。
平均的なサイズですから、多くのベッドに合うでしょう。
コイル上部は、ウレタンなどで厚みを持たせており、底付き感はしにくいでしょう。
通気性は、並列配置で配慮があります。
ただ、ポケットコイル製品は通気性が極めて良いわけでもないので、ベッドパッドの部分で、素材的な工夫をすると良いと思います。
耐久性は、しっかりしたエッジサポートがありますので、型崩れはしにくいでしょう。
固さは、こちらは、太めの1.9mmの線径で、少なめの5.5巻きなので、ポケットコイル製品としては「硬め」でしょう。
全体としては「ややかため」です。
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以上、フランスベッドのDE-P100の紹介でした。
日本製もある同社としては、海外製で格安仕様ながら、エッジに7cmのウレタンを回すなど、耐久性にも配慮された製品です。
ある程度しっかりした「ブランド」のベッド用マットレスを探している方は、この製品が良いでしょう。外観のジャガード織りも高級感を感じます。
【2021年6月発売】【Sシングル〜ワイドダブル】
22・フランスベッド TW-100α
¥51,600 楽天市場 (1/24執筆時)
22・フランスベッド N-1000
¥(71,500) (1/24執筆時)
素材:高密度連続スプリング
厚み:24cm
重量:17kg
固さ:やわらかめ
【Sシングル〜ワイドダブル】
23・フランスベッド TW-200α
¥77,700 楽天市場 (1/24執筆時)
23・フランスベッド N-2000
¥(71,500) (1/24執筆時)
素材:高密度連続スプリング
厚み:26cm
重量:19kg
固さ:ややかため
TW-100 αとTW-200 αは、店舗でも販売がある、同社の通常ラインでは最も安価な製品です。
フランスベッドとその正規代理店で売られる、ニューベーシックマットレス N-1000・N-2000の同級品で、貼り地以外は同じで、同クラスです。
以前のリコ・プラス RC-01Nの実際的な後継品となる同社のエントリークラスにあたります。
素材は、ポケットコイルではなく、高密度連続スプリングです。
さきほど、連結されたボンネルコイルのベッド用マットレスを見ましたが、あれをフランスベッドが独自進化させた製品です。
ボンネルコイルは、通気性がよく、面で支える構造で耐久性も高い反面、体圧分散性とフィット感に難点がありました。
しかし、連続スプリングは、バネを高密度にすることで、あらゆる方向からの身体の荷重を、フレキシブルに受け止めるようにしてあるため、ポケットコイルに準ずる体圧分散性を得られます。
一方、連結構造はそのままですから、過度の沈み込みはなく、寝返りも(ポケットコイル製品より)しやすいです。腰痛持ちにはその点良い構造です。
なお、フランスベッドのスプリングは、10万円台後半からの「超高級品(ライフトリートメントシリーズ)」だと、ハードとミディアムソフトの2種類です。
一方、このグレードの場合、スプリングは、連続スプリングながら、上位機のように区分はないです。
詳しい説明はないですが、「ふつうの固さ」だったZELTスプリングをベースにした改良版の「ツインサポートスプリング(2点支持スプリング」です。上位版でいうところの、ミディアムソフトな固さです。
その上で、詰め物で2種類の固さをかえています。
厚みは、24cmと27cmです。
内部素材(張り地)は、スプリングの部分ほど、高度な工夫はなく普通です。
固さは、 TW-100α がやわらかめ、 TW-200αが「ややかため」です。
TW-200αは、詰め物に羊毛わたとハードウレタン層を厚めにすることで、固さを調整します。素材が高くなる分、かたさでグレードが付くと言えます。
なお、直営では、このシリーズの最上位としてフランスベッド N-3000があります。
こちらは、羊毛層をすこし増すことで、かたさを「ふつう(やわらかより)」にしています。ただ、シングルでも値段は10万を超えてきます。
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以上、フランスベッドのニューベーシックマットレスの紹介でした。
同社のネット通販用のLaDeuxiemeシリーズとことなり、しっかり、高密度連続スプリング採用というのが「売り」でしょう。
ボンネルコイルとポケットコイルの良い部分を併せ持つので、個人的には(スプリングコイル系ならば)最もオススメしたい製品です。寝返りも打ちやすいため、腰痛対策にも良いでしょう。
現状で「多少安いが、しっかりとした製品」を選びたい場合、とても良い候補だと思います。
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【2021年6月発売】
【Sシングル〜ワイドダブル】
24・France Bed TW-010α
¥41,684 Amazon.co.jp (1/24執筆時)
素材:高密度連続スプリング
厚み:20cm
重量:16kg
固さ:かため
なお、こちらは、ネット通販向けだけですが、ニューベーシックマットレス系の廉価版となるのがTW-010 αです。
中心のスプリングは本機もZELTの改良版の「ツインサポート」ですので、同級です。
ただし、詰め物がやや薄いため「かため」になります。
先ほどの (ややかための)TW-200αと比べると、シンプルに詰め物を減らして固さをだしている製品です。
表面生地もダブルニットではなく、ジャガードになるので、値段差分の差はあるでしょう。
【シングル】【301177100】
25・フランスベッド Culiess Ag FD-Ag01
¥48,145 Amazon.co.jp (1/24執筆時)
素材:高密度連続スプリングR-one
厚み:12cm
重量:15kg
固さ:かため
【シングル〜ワイドダブル】【30129910】
26・フランスベッド Culiess Ag Ag-MH-055 αEC
¥82,204 Amazon.co.jp (1/24執筆時)
素材:高密度連続スプリング
厚み:23cm
重量:17.5kg
固さ:ふつう
キュリエス・エージーは、フランスベッドの製品です。
フランスベッドの「マットレスだけが進化してないと思う」というCMを最近見かけますが、そのマットレスになります。
なお、本機については、2020年夏段階までは、ネット販売があったのですが、上位機は、直営店(路面店)での受注販売にシフトしたようです。楽天でも「ふるさと納税」返礼品だけの展開です。
標準モデルも「MH-055α」として、シリーズカラーの緑色を外してきました(性能は同等)。
今後は分かりません。在庫の関係かも知れないですが、CM以来人気なので、従来と販売形態を変えた可能性もあります。
清潔性は、全製品共通の要素で、この製品の特長です。
同社の他製品も「某ダニ・抗菌防臭加工」がありました。一方、本製品は、抗菌ではなく「除菌」という表現にしています。
なお、「抗菌」は、菌が増えるのを抑制すること、「除菌」は菌の数自体を減らすことであす。
ようするに、本製品は、表面に銀イオンを織り込んだ東洋紡の高性能繊維である「アグリーザ」を採用しています。
銀イオンは抗菌素材としてよく使われるものですから一定の効果はあるでしょうし、この繊維については、第三者機関のBOKEN(ボーケン品質評価機構)での試験結果もあります。
経年変化でも、高価は減衰しないとされます。
キュリエスAg MC
¥12,100 楽天市場 (1/24執筆時)
ただ、効果の程はともかくとして、この系列の「アグリーザ」採用の寝装品と一緒に使わないと、さほど意味はないでしょう。
素材は、高密度スプリングです。
ただし、振動を軽減できるEX-スプリングシステムではない、通常グレードになります。
固さは、製品によって異なります。
FD-Ag01は、「かため」です。
こちらについては、厚みが12cmと薄いからです。
底付きはしない設計ですが、フランスベッドの旧来の推奨水準でも12cmはその範囲に入りません。
価格が安いのは、折りたためる仕様にして、普通の宅配便で運べるようにした部分もありそうです。
スプリングも、高密度連続スプリングですが、R-oneという薄型のものです。
保証期間も短く1年なので、このサイズだけは、ある種の「安売り用」の感じはします。
Ag-MH-055は、「ふつう」の固さです。
先述のように、フランスベッドの固さはスプリングと詰め物で変わります。
このシリーズは、スプリングとしては「かため」の「MHスプリング」です。
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以上、フランスベッドのキュリエスAgの紹介でした。
ようするに「アグリーザ」の除菌効果に期待するならば、本製品は選択肢です。日本は高温多湿な環境なので、方向性としては良いと思います。
基本的にフランスベッドの高密度連続スプリングの製品は通気性は良いですし、その部分と寝装品との「合わせ技」と考えれば、十分に「あり」な製品だと思います。
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なお、フランスベッドの上位の製品は「ライフトリートメントシリーズ」です。
ネットでもわずかに流通しますが、15万円ほどからとなるため、寝心地を試してから、百貨店・寝具店などで買う場合が普通です。
1・LT-5000
・基本モデル
2・LT-5000PW
+プロウォール
3・LT-7000
+プレスエア
4・LT-7000PW
+プロウォール/プレスエア
20万円以内で買えそうなのは、以上の4モデルです。
いずれも、高密度連続スプリングですので、基本的にはここまでみたものの延長で、上材が変わってくる感じです。
先述のように、スプリングの違いで「かため(ハード)と「少しやわらかめ(ミディアムソフト)」が選べます。
一方、格安機にみられない「特別な機能」は2点です。
第1に、プロウォールです。
周囲に巡らされた、固いウレタン層です。
寝返りした際にベッドから落ちにくいという機能性があります。
また、降りる際に支えになるので、ベッドから立ち上がりやすいという利点もあります。
第2に、プレスエアーです。
これは張り生地になりますが、東洋紡と開発した、ポリエステルの中空繊維です。
ウレタン層などの代わりに上位機だと使われます。ようするに、エアウィーヴのような中空繊維で、通気性を重視したものと考えてください。
「かため=プレスエアエクストラと「少しやわらかめ=プレスエアエクストラシルキー」で、糸の細さを換えていますが、機能性は同じです。
あとは、キュリエスAg と同じでAgイオンの「アグリーザ」繊維も表生地に使われるので、ある意味「上位互換」と言って良いでしょう。
店頭で試される場合は、こうした点を較べると良いかと思います。
3-3・Body Doctorのマットレス
続いて、ドイツのボディドクターのマットレスです。
日本では、神奈川のグローバル産業が輸入していて、Atlasも買ったことがあります。
素材としては、天然ゴム(ラテックス)です。
【シングル〜ダブル】【標準】
27・ボディドクター レギュラーマットレス
¥74,800 Amazon.co.jp (1/24執筆時)
【シングル】【厚め】
28・ボディドクター アドヴァンスマットレス
¥96,800 Amazon.co.jp (1/24執筆時)
素材:天然ラテックス100%
厚み:11cm/13.5cm
重量:15kg
固さ:かため
ボディドクター は、ドイツの寝具メーカーです。
日本は、グローバル産業が代理店で、長い間の販売があります。Atlasも現在利用しています。
素材は、高反発素材の天然ラテックスフォーム100%です。
完全に沈み込んでしまう低反発素材ではなく、ゴムのような反発力があるため、ポケットコイル製品を利用するマットレス以上の体圧分散性が期待できます。
その上で、素材特有の高反発力もあるため、ボンネルコイルのように、過度に沈み込んでしまわない点が優れます。
ボディードクタは、この部分を「正反発」と名付けています。腰痛持ちには最適です。
厚みは、11cmです。
また、アドヴァンスという上位製品は13cmです。
Atlasは両方利用経験がありますが、11cmでも底付き感はありません。正直なところ、どちらを選んでも良いと思います。
通気性は、正直、期待できません。
この製品は薄めなので、床に敷くこともできますが、梅雨の時期は、フローリング面に注意しないと、黒カビが発生します。Atlasもベッド導入前、旧家で「やらかし」ました。
ただ、清潔性の観点からいえば、ラテックスは殺菌効果があり、防ダニ効果があります。ホコリも出ないため、衛生面では相当優秀です。
すのこをしっかり敷くなど、上下の通気性に気を使えば、これほど良い素材はないでしょう。
固さは、「かため」と「ふつう」の中間ほどです。
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以上、ボディドクター の紹介でした。
スプリングを利用する製品より高めの値段設定です。
ただ、この値段でも商品化されていることに、しっかり意味のある製品です。
天然ラテックスで(コイルの数に左右されない)体圧分散性を期待できるため、個人的には「買って良かった」製品です。
天日干ししなくても清潔性が保てる(天日干しできない)ので、衛生面に配慮したい方にはオススメです。
ラテックスは(天日に弱いが)、熱に強い素材なので、布団乾燥機も利用可能です。
3-4・エアウィーヴのマットレス
続いて、日本のエアウィーヴのマットレスです。
先ほど、マットレスストッパーをみましたが、こちらは1枚敷で対応できる製品です。
【シングル〜ダブル】
【 1-204011-7】
29・エアウィーヴ ベッドマットレスS01
¥110,000 Amazon.co.jp (1/24執筆時)
素材:エアファイバー
厚み:18cm(15cm)
重量:17kg(外装質量)
固さ:かため
【1-205011-1】
30・エアウィーヴ ベッドマットレスS02
¥143,000 Amazon.co.jp (1/24執筆時)
素材:エアファイバー
厚み:21cm(18cm)
重量:22.5kg(外装質量)
固さ:かため
こちらは、エアウィーヴが販売するベッドマットレス です。
エアファイバーの厚さが2種類ありますが、S02がスタンダードで、S01が廉価版です。
素材は、エアファイバーを使います。
先述のように、溶解したポリエチレン樹脂を水で冷し、糸状にからませる製法で作られるものです。
ただし、エアファイバーの下部にはポリエステル製のパッド(約2-3cm)がはいります。
ボディドクター同様で、寝返りも打ちいやすい高反発です。その上で、ボディドクターが弱い部分である通気性も、中空繊維だけに高いです。
体圧分散性も高レベルですが、この部分は「完全に面で支える」ラテックスのが良いかなと思います。
反発性は素材的に「へたる」(反発が緩くなる)ため、ボディドクターの10年保証に対して、エアウィーヴは3年です。
厚みは、18cmと21cmから選択可能です。
なかのエアファイバーの容量は、15cmと18cmです。エアファイバーは洗濯できるため、中材は3層(3枚)にしています。
かたさは、いずれも、1枚敷の他社機と比較すると「かため」です。
かたさは全面的に均一な仕様です。上位機は、3面で堅さを変えますが、価格とすると20万円前後となるので、今回の比較では「対象外」です。
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以上、エアウィーヴのベッドマットレスの紹介でした。
ボディドクターの強力なライバルです。通気性を重視する場合は、本製品は良いでしょう。
一方、冬に通気性が良いのはマイナスに思えます。同社の説明によれば「冬でも体温を逃がしにくい」とありますが、それは、エアファイバーの上部のパッドの効果だと思います。
なお、これは素材的に仕方ないですが、経年変化でへたってはくるので、その部分を含めて、厚みに余裕があるS02 を選ぶ意義はある気がします。
3-5・無印良品のマットレス
続いて、日本の無印良品のマットレスです。
寝具にも力を入れていて、(大昔の)Atlasの学生時代から、同社のベッドは人気でした。Atlasも同社の寝具を使っていた時代がありました。
【シングル〜ダブルほか】
31・無印良品 スプリングマットレス 15901838
¥11,920 無印良品 (1/24執筆時)
素材:ボンネルコイル
厚み:18cm(16.5cm)
コイル:275個
重量:18.5kg
固さ:かため
32・無印良品 圧縮ポケットコイルS 44541708 Small
¥15,066 Amazon.co.jp (1/24執筆時)
素材:ポケットコイル
厚み:19cm
コイル:465個
重量:19.5kg
固さ:かため
33・無印良品 ポケットコイル 44502990
¥39,900 無印良品 (1/24執筆時)
素材:ポケットコイル
厚み:19cm
コイル:616個/1.9mm
重量:24kg
固さ:かため
34・無印良品 高密度Pコイル 44502938
¥49,900 無印良品 (1/24執筆時)
素材;高密度ポケットコイル
厚み:19cm
コイル:800個/1.6mm
重量:24kg
固さ:かため
35・無印良品 超高密度Pコイル 44502877
¥72,900 Amazon.co.jp (1/24執筆時)
素材;超高密度ポケットコイル
厚み:19cm(16cm)
コイル:924個/1.4mm
重量:24kg
固さ:ややかため
こちらは、無印良品が販売するマットレスです。
1万円以下にもウレタンモデルがありますが、本格的なベッド用はこのグレードからです。
素材は、下位機種以外は、ポケットコイル系です。
通気性や体圧分散性のレベルが高い一方、とくに、高性能品だと、沈み込みにより寝返りが打ちにくい難点があります。
なお、「圧縮ポケットコイルスプリングマットレス」は、コイルスプリングモデルとしては送料含めて安めですが、圧縮梱包できるからです。
復元性については問題ありません。
上位機になるほど、コイルが小型化して搭載数が増えます。
ポケットコイルの最安で、シングル504個、最上位は、シングルで924個です。最上位機だけは、コイルが日本製で、あとはマレーシア生産とのことです。
最安機は、先ほど見たフランスベッドの「ネット用」の格安版と、コイルのグレードは同じで、だいたい同じスペックです。
もちろん、その部分だけで決まりませんが、値段的には、無印良品の製品は全体的に高めかとは思います。
耐久力も、ポケットコイルの欠点です。その部分の説明はあまりないです。
厚みは、だいたいの製品で19cmです。
中材にはフェルト・ウレタンも併用し、寝心地を高めています。その部分の厚さは、表記があるのはどれも、3cm程度です。
固さは、どれも「かため」です。
ただ、超高密度ポケットコイルを利用している製品2機は、沈み込むので「ややかため」「ふつう」としました。
通気性は、問題ありません。
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以上、無印良品のマットレスの紹介でした。
ポケットコイルは、先述のように耐久性の問題があるため、高価なもので、保証期間がないものは少し不安です。
無印良品は、品質は良いものが多くAtlasも好きですが、寝具類は保証期間がないのは、マットレスについては、やや残念感はあります。
次回に続く
マットレスのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、マットレスを比較しました。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。
耐久性 ★★★★★
通気性 ★★★★★
体圧分散 ★★★★★
寝返り ★★★★★
清潔性 ★★★★★
保証期間 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
続く2回目記事(こちら)では、少し安めのベッド用マットレスを追加でみていきます。
その上で、いつものように、予算別・目的別に、Atlasのおすすめ製品を提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
2回目記事は→こちら!
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ではでは!