1回目記事からの続きです→こちら
2-1・UHD BDドライブの選び方の基本

2回目記事では、PC用光学ドライブのうち、4K映像に対応できる、上位のUHD-BDドライブをみていきます。
1・PC用DVD BDドライブの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明
1-2:ポータブルDVD
1-3:ポータブルブルーレイ
1-4:BD・DVD(TV録画ダビング用)
2・PC用DVD BDドライブの比較 (2)
2-1:ポータブルUHD-BD
2-2:ポータブルUHD-BD〈音楽用〉
3・PC用DVD BDドライブの比較 (3)
3-1:中型ブルーレイ
3-2:中型UHD-BD〈音楽用〉
3-2:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事で書いた「選び方の基本」に沿いながら各機をみていきます。
ーー
今回も、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。

【2023年発売】
【書込・再生ソフト】
32・Logitec ブラック LBD-PWB6U3CSBK
32・Logitec ホワイト LBD-PWB6U3CSWH
¥15,642 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
【書込・再生・編集ソフト】
33・Logitec ブラック LBD-PWB6U3CVBK
33・Logitec ホワイト LBD-PWB6U3CVWH
¥24,500 Amazon.co.jp (2/18執筆時))
ドライブ:Ultra HD BD
読出速度:6倍速 (BD-R)
書込速度:6倍速 (BD-R)
対応メディア:CD DVD BD UHD-BD
エラー防止:なし
UHD再生ソフト:なし
USB規格:USB 3.0
ケーブル:USB-A USB-C
重さ:230g
LBD-PWB6U3CSシリーズは、日本PCの周辺機器メーカーであるロジテックのUHD-BD対応ブルーレイドライブです。
その上位版となるLBD-PWB6U3CVシリーズもあります。
違いは、後述するソフト構成の部分のみです。
あとは同じなので同時にみていきます。

本体は、非常に薄く、持ちはこびにも適するドライブです。
再生フォーマットは、UHD-BDのほか、ブルーレイ・DVDに全て対応可能です。

書込フォーマットは、100GB以上のBD-XLメディアを含めて、BD-R(1層25ギガ)、BD-R XL(2層50ギガ)などの記録・再生に対応します。
もちろん、CD・DVDメディアにも対応です。
そのほか、経年変化に強く耐久性がある、M-DISC BDにも対応しています。

【2025年7月発売】
サイバーリンク PowerDVD 24 Ultra 通常版
¥9,800 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
UHD BD再生ソフトは、未付属です。
先述のように、OS標準機能で再生はできないので、Ultra HDに対応するためには、サードパーティの再生ソフトが必要です。
ロジテックは、PowerDVD系列を推奨しますが、対応できるソフトの最新版がこちらです。

サイバーリンク PowerDVD 24 Ultra 通常版
¥8,780 CyberLink.com (2/18執筆時)
特に、本製品には、15%オフの割引クーポンが付きます。
同社のキャンペーン割引と併用できるので、時期によっては安く買える傾向です。
つまり、バンドルせず、必要な人のみ買えるようにして本体を「安く」だすという方向性と言えます。

書込ソフトは、上位機の場合、WIN ZIP SafeMedia、下位機の場合、CyberLinkの Power2GO for BDです。
下位機のほうは「有名どころ」ですが、上位機のWIN ZIP SafeMediaは、珍しいです。
上位機の場合、後述するように、編集ソフトにカナダのCorelのものを装備するため、バンドルで合わせて調達したのだと思います。
WIN ZIP自体は圧縮解凍ソフトとして有名ですが現在はCorelが権利を持っていますので。
いずれにしても、どちらもLITEですし、言及に値する仕様差はなさそうですし、気にしなくても良いかと思います。

再生ソフトは、UHD-BDについては先述のように別売です。
ただ、BD・DVD用にsMedio True BD SE for Logitecは両ソフトとも備えます。
日本のソフトウェア企業の製品で、再生ソフトのOEM提供をしています。近年は、アイオーデータ(DVDミレル)もこの会社のものを使っています。
おそらく、カナダのコーレル(Win DVD)や、台湾のサイバーリンク(Power DVD)といった企業からライト版を調達するより安いのだと思います。
アイオーデータのものを以前にみたことがありますが、ライト版としてはやはり問題ないです。

動画編集ソフトは、上位シリーズのみ付属します。
Corel VideoStudio SEです。
「ライトエディション」ではありますが、簡単な編集とオーサリングが可能です。
カット・音楽追加・切り出し・保存など基本的な処理はこれでできます。
上位機は、これに加えて、写真編集用のCorel PaintShop Pro SEも付属です。
【2025年発売】LA-10W5S-10後継機
Logitec ACアダプタ LA-10W5S-11
¥1,457 楽天市場 (2/18執筆時)
外部電源アダプターは、未付属です。
PC本体からの給電で問題なく動きますが、ハブを使う場合などは、別売となります。

エレコム microB-USB-Cケーブル
¥1,482 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
接続端子は、本体側がUSB-mircoB端子です。

ケーブルは、USB-Aケーブル・USB-Cケーブルともに付属です(50cm)。
---
以上、ロジテックのLBD-PWB6U3CSシリーズなどの紹介でした。
本体も薄型で、比較的格安で手に入れられる点で良い機種です。
先述のように、UHD-BD用の再生ソフトは未付属ですが、必要に応じて割引で買える点は気が利いているように思います。
ーーー

【2025年発売 】(割引券なし)
【書込・再生・編集ソフト】
34・ロジテック ブラック LBD-PWC6U3CVBK
34・ロジテック ホワイト LBD-PWC6U3CVWH
¥16,632 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
34・ロジテック ブラック LBD-LPWCWU3CVDB
¥18,480 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
ドライブ:Ultra HD BD
読出速度:6倍速 (BD-R)
書込速度:6倍速 (BD-R)
対応メディア:CD DVD BD UHD-BD
エラー防止:なし
UHD再生ソフト:なし
USB規格:USB 3.0
ケーブル:USB-A USB-C
重さ:230g
なお、2025年登場のLBD-PWC6U3CVシリーズは、先ほどの機種の実質的な後継機と言えます。
本体性能は、先ほどの機種と、基本的に同じです。
あえて言えば、バッファメモリの量が新機種では非公開になっています。

ソフト構成は、DVD再生ソフト(sMedio True BD SE for Logitec)と書込ソフト(Power2GO for BD)は、変わりません。
ただ、動画編集ソフトが、PowerDirector for DVDに変更になっていますが、いわゆる(バンドル版)のライトエディションですし、大きな差ではないです。

一方、2025年機は、先ほどのUHD-ブルーレイ再生ソフトの15%割引券は未付属です。
ここだけ注意してください。
---
結論的にいえば、現状では安い旧機が残りますし、そちらでOKでしょう。
逆に、あえて本機を選ぶ理由は見あたらないです。

【2020年発売】
【書込ソフトのみ】(再生ソフト別売)
35・Logitec ブラック LBD-PWA6U3LBK
35・Logitec レッド LBD-PWA6U3LRD
35・Logitec ホワイト LBD-PWA6U3LWH
¥13,250 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
ケーブル:USB-A
【書込ソフトのみ】(再生ソフト別売)
36・Logitec ブラック LBD-PWA6U3CLBK
36・Logitec レッド LBD-PWA6U3CLRD
36・Logitec ホワイト LBD-PWA6U3CLWH
¥14,652 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
ケーブル:USB-A USB-C
ドライブ:Ultra HD BD
読出速度:6倍速 (BD-R)
書込速度:6倍速 (BD-R)
対応メディア:CD DVD BD UHD-BD
エラー防止:なし
UHD再生ソフト:なし
USB規格:USB 3.0
重さ:230g
LBD-PWA6U3Lシリーズも、ロジテックの製品です。
2020年発売モデルなのですが、Amazonなどで、引き続き売られています。
2系統ありますが、付属ケーブル以外に違いはみられません。
一方、ここまでみた機種とは、ソフト構成が異なります。

サイバーリンク PowerDVD 24 Ultra 通常版
¥8,780 CyberLink.com (2/18執筆時)
UHD BD再生ソフトは、未付属です。
ただ、保証期間中(1年)に限り、サイバーリンク社製ソフトの15%割引券が付属します。同社のキャンペーン割引と併用できるので、時期によっては安く買える傾向です。

書込ソフトは、CyberLinkのPower2Go 8 for BDが添付です。
有名どころで、安定性もあります。実用上問題ないでしょう。
再生ソフトは、(普通の)ブルーレイ・DVD用をふくめて未付属です。
DVD再生は、Windows10以降はOS標準で対応しませんので、再生ソフトの添付は意味がある部分です。
動画編集ソフトも未付属です。
付属ケーブルは、最上位版については、USB-C USB-Aともに付属です。
下位だと片方のみ付属です。
あとの部分は、ここまでみた製品と明示的な差はないです。
---
以上、ロジテックのLBD-PWA6U3Lシリーズの紹介でした。
書込ソフトだけ欲しいならば、安ければ、本機を選択肢にしてもOKです。
とくに、15%割引券をつかって、再生ソフトは別に買う場合は、現状では「お買得」な製品です。

【2021年発売】
【ソフトなし】
37・ ロジテック LBD-LPWAWU3NDB
¥16,980 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
ケーブル:USB-A
【ソフトなし】
38・ ロジテック LBD-LPWAWU3CNDB
¥13,780 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
ケーブル:USB-A USB-C
【2024年発売】
【書込・再生ソフト】+15%OFFクーポン
39・ロジテック LBD-LPWAWU3CSDB
¥16,980 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
ケーブル:USB-A USB-C
ドライブ:Ultra HD BD
読出速度:6倍速 (BD-R)
書込速度:6倍速 (BD-R)
対応メディア:CD DVD BD UHD-BD
エラー防止:なし
UHD再生ソフト:なし
USB規格:USB 3.0
重さ:230g
LBD-LPWAWU3CNDB もロジテックの販売するUHD-BD対応ブルーレイドライブです。
ロジテックが、ダイレクト販売している製品になります。
複数の製品がありますが、付属ケーブルと基本的にバンドルソフトが異なるだけです。
ただ、21年機はバッファメモリが4MB、24年機は2MB、25年機は非公開です。
この部分を重視するならば、21年機が良いですが、明示的な機能差があるとまでは言えないかもしれません。

本体は、ここまで見た製品とほぼ同じ形状で、重さも230gです。
ただ、固定用にケンジントンロックがあるほか、付属ケーブルを収納するための溝があるのが特徴です。
これらの点で「ビジネス向き」と言えるでしょう。
書込フォーマットは、下位機種と同じです。
100GB以上のBD-XLメディアを含めて、同じように対応できます。

書込ソフト・再生ソフトは、先述のように、24年登場機のみ付属です。
構成は、sMedio True BD SE for LogitecとPower2 Go for BDですので、ここまでみた製品と同じです。

UHD BD再生ソフトは、ただし、未付属です。
ソフト付属の24年機のみですが、先述の15%オフのクーポンが添付ですが、先述のように、表記上のバッファメモリが少ない点が気になります。
【2025年発売】LA-10W5S-10後継機
Logitec ACアダプタ LA-10W5S-11
¥1,457 楽天市場 (2/18執筆時)
外部電源アダプターは、未付属です。
必要ならば別に買うことになります。

接続端子は、本体側がUSB-mircoB端子です。
ただ、ケーブルは、本機の場合も、USB-Cケーブルも付く機種が選択できます。
---
以上、ロジテックのLBD-LPWAWU3CNDB の紹介でした。
2021年機については、完全に「ソフト未付属」にした「ビジネス用の格安機」ですので、用途によっては価格面で選べるでしょう。
4層のBD-R XLなどに書込をしたいというニーズは一定層ありそうなので、そうした用途には合うでしょう。
ただ、ここまでみた製品と価格差はあまりない場合が多いので、持ち運ばない場合などは、買われる際の値段差はみてください。
2-3・音楽用Ultra HD BDドライブの比較
続いて、エラー防止部分に強みを持つと言える、音楽向けUHD BDドライブをみていきます。

【2021年発売】(中古価格)
【書込・UHD BD再生ソフト】
40・パイオニア BDR-XD08MB-S
¥---- Amazon.co.jp (2/18執筆時)
40・パイオニア BDR-XD08MB-S
¥25,240 楽天市場 (2/18執筆時)
ドライブ:Ultra HD BD
読出速度:6倍速 (BD-R)
書込速度:6倍速 (BD-R)
対応メディア:CD DVD BD UHD-BD
エラー防止:PureRead4+
UHD再生ソフト: PowerDVD 14
USB規格:USB 3.0
ケーブル:USB-A USB-C(変換)
重さ:230g
BDR-XD08MBは、パイオニアの展開するUHD-BD対応のドライブです。
価格帯的に言えば「上級モデル」と言えます。
なお、ポータブルだと唯一の「音楽用」でしたが、2025年に事業展開が終了とのことです。在庫も尽きたので、あるとすれば「中古」となります。ただ、中古も現在見られていません。
ただ、類似モデルがないので、参考用に、しばらく記事を残します。

本体色は、黒のみです。重さは230gです。
同社の場合、以前は、メディアが自動的にローディングするスロットローディング式で、現行機より少しスリムでした。
こちらは、普通の蓋をあけるクラムシェル式です。
個人的には、スロットローディング式は、ギミック的に故障の可能性が常にあることと、故障時にメディアが取り出せない場合もあるため、普通のクラムシェル式のが好きです。
ケースは、表面にラバーコーティングをして高級感と耐久性を高めている点が相違点です。
再生フォーマットは、UHD-BDのほか、ブルーレイ・DVDに全て対応可能です。
書込フォーマットは、こちらも、100GB以上のBDXLメディアを含めて、BD-R(1層25ギガ)、BD-R XL(2層50ギガ)などの記録・再生に対応します。
DVDメディアにも対応です。

UHD BD再生ソフトは、バッファローの場合と同じで、CyberLink PowerDVD 14が無償添付です。
ただ、実質的に正規版の10年前の製品で、使えるものの機能性は「ライトエディション」ではあります。単純な視聴に支障はないでしょうけれども。

書込ソフトは、サイバーリンクのPower2Go 11.0 です。
動画編集ソフトも、CyberLink PowerDirector 16 LEです。
「ライト版」ですが、ここ目当てで選ぶ人も少ないでしょうし、問題ありません。

エラー補正機能は、パイオニアの特色です。
PureReadという、CDの読み取り時に作用する最新かつ強力なリードエラーの訂正機能が付属します。
周辺機器が格安機器を多く出すなか、パイオニアの高級機がそれなりのシェアを占めているのは、この部分が圧倒的に強いからです。
そのため、リッピング時のエラーの低減や、オーディオCD再生時のノイズ低減効果も期待できます。リッピングを考えているならば、選択肢として候補になるでしょう。
そのほか、リアルタイプ再生でデータ補完(劣化)の発生頻度を抑える、「RealTime PureRead」にも対応になります。

なお、PureReadにはバージョンがありますが、本機は、PureRead4+です。
1世代前はPureRead3+でした。
通常キズなどによるエラー補正は、「1つの設定値」で行っていました。しかし、今回のバージョンアップで、「一度に複数の解析を並行処理」するようになりました。
エラー訂正機能は、旧機に比べて相当強化され、パイオニアでは最高になっています。
そのほか、こちらのモデルは、4MBのバッファメモリが搭載されているため、映像再生時の遅延対策に非常に有効です。
このほか、こだわる場合、回転速度の自動調整による風切り音の低減を目指すモード(アドバンスド静音機能)も利用できます。

接続端子は、端末側はUSB-C端子です。
その上で、USB-Aは付属ケーブルで、USB-Cは変換ケーブルで対応する方式です。
---
以上、パイオニアBDR-XD08MBの紹介でした。
音楽などのCDのリッピングなどを多用する方については、かなり期待できる機種でした。PureRead4+も、かなり時間をかけて開発したらしく、高級フラッグシップ機だけの導入でした。
在庫がどこかにあり(運良く)手に入るようならば、おさえても良いでしょう。
今回の結論
PC用の光学ドライブのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、UHD-BD対応のブルーレイドライブの比較でした。
しかし、記事は、もう少しだけ「続き」ます。

3・PC用DVD BDドライブの比較 (3)
3-1:中型ブルーレイ
3-2:中型UHD-BD〈音楽用〉
3-2:最終的なおすすめの提案【結論】
記録速度 ★★★★★
再生ソフト ★★★★★
書込ソフト ★★★★★
エラー修正 ★★★★★
本体価格 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
最終回となる、3回目記事(こちら)では、ポータブルと呼ぶには少し大きめながら高速の業務用ドライブをみていきます。
その上で目的別、用途別に、Atlasのおすすめ機種!をいつものように、提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
3回目記事は→こちら
−
記事がお役に立てましたら、以下のTwitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。
