Top PC周辺機器 比較2025'【解説】NASキット31機の性能とおすすめ・選び方 (1)

2025年08月19日

比較2025'【解説】NASキット31機の性能とおすすめ・選び方 (1)

【今回レビューする製品】2025年 ケース型ネットワークHDD(NAS)の性能とおすすめ・選び方:上級者向けのマルチメディア対応NASケース NASキット:Synology QNAP ReadyNAS

【比較する製品型番】QNAP TS-133 TS-133/AZ TS233/AZ TS-433-4G TS433/AZ TS-216G TS-216G/AZ TS264 TS-464-8G/AZ TS-464-8G TS-464-8G/AZ TS-464-8G TS-364-8G Synology Diskstation DS223j/G DS223j S223J+HAT3300-4TB2 DiskStation DS124/G DS223 DS223/G DS223+HAT3300-4TB DS423 DS423/G DiskStation Plus DS225+ DS225+/G DS425+ DS425+/G DS725+ DS725+/G DS925+ DS925+/G QNAP TS-464-8G/AZ TS-464-8G ASUSTOR DRIVESTOR AS1104T ASUSTOR LOCKERSTOR 2 Gen2 AS6702T AS6704T FLASHSTOR 12 Pro FS6712X FLASHSTOR 6 FS6706T NIMBUSTOR 2 Gen2 AS5402T AS5404T DRIVESTOR 2 Pro Gen2 AS3302Tv2 AS3304Tv2 DRIVESTOR 2 Lite AS1102TL ほか

今回のお題
最新のNAS(ネットワークストレージ)のおすすめはどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、2025年8月現在、最新のNASキット(ケースNAS) の比較です。

 NETGEAR(ReadyNAS)撤退したので、継続生産する台湾系のメジャー3社の製品を扱います。

 ケースNASは、企業用があり本格的なものは「天井知らずの価格」なので、10万円以内のモデルに限定しました。

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1・ケースNAS NASキットの比較 (1)
 1-1:Synology
 1-2:QNAP
 1-3:ASUSTOR
2・ケースNAS NASキットの比較 (2)
 2-1:ASUSTOR〈続き〉
 2-2:最終的なおすすめの提案【結論】

 以上のような企業順で、各社の製品をみていきます。

一般向けのNASの比較
 用途:各種のデータ保存
 容量:1TB〜16TB
 価格:1万円〜
  = 入門者向けの格安NAS
マルチメディアNASの比較 
 用途:TV動画・音楽の保存・視聴
 容量:1TB〜4TB
 価格:2万円〜
  = 動画整理が大得意なTV向けNAS

 なお、ハードディスクが内蔵されるタイプは、完全に別記事にしています。

 恐れ入りますが、以上のリンク記事をご覧ください。

 初心者・中級者までの方は、こうしたタイプの方が「入りやすい」かなと思います。

1-1・SynologyのケースNAS

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 はじめに、台湾のSynologyのケースNASです。

 高性能NASは台湾勢が強いですが、同社も昔から日本で多くの製品を展開しています。

 どちらかと言えば、仕事向けに高度なNASが多く、そちらに強みがあると言えます。

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 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


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 【2023年発売】

 【2ベイ】HDDなし

 1・Synology Diskstation DS223j/G
  ¥29,064 Amazon.co.jp (8/19執筆時)

 2・Synology Diskstation DS223j
  ¥29,064 Amazon.co.jp (8/19執筆時)

 【2ベイ】4TB×2 HDD付属 DS223J+HAT3300-4TB2

 3・Synology Diskstation DS223j
  ¥65,120 Amazon.co.jp (8/19執筆時)

読出速度:125MB/秒(最大)
LAN端子:1000BASE-T
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホ動画視聴:対応
自宅外アクセス:対応
空冷ファン:あり    

 DS223j/Gは、Synologyが発売する「Jシリーズ」に属する製品です。

 「ライトユーザー」向きとされるシリーズですが、実際、同社の製品で言えば、このシリーズが、唯一「一般家庭向き」と言えます。実際、日本でも人気で、かなり売れているモデルです。

  2023年に新機種になりました。旧機( DS220j)と比べて、CPU性能が20%ほど向上し、メモリも倍増(1GB)されています

 なお、末尾にアルファベット(G, JP)のあるモデルのみ、日本語の説明書が付きます。

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 【4TB】2TB〜20TBもあり

 Synology HAT3300-4T
  ¥17,193 Amazon.co.jp (8/19執筆時)

 ハードディスクは、合計2台まで内蔵できる「2ベイ」です。

 容量は、16TBのHDDが動作保証です。

 付属ホルダーを利用すれば2.5インチHDDの取り付けも可能です。

 なお、Amazonほかでは、SynologyブランドのNAS用HDDが8TB(4TB×2)、最初から付属したモデルの販売もあります。単品で買う場合、以上の価格です。

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 速度は202MB/sですので、中身はNAS用の上位(WDならばRed Plus)相当だと思います。

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 LANは、普通のギガビット(1000BASE-T)です。

 転送速度は、この場合、高速なHDDを使っても、転送速度は最大1000Mpbs(=125メガバイト/秒)です。

 理論値なので、実際は、もう少し落ちるでしょう。

 CPUは、Realtek RTD1619Bです。

 メジャーブランドではないですが、4コアの1.7GHzです。

 この値段ならば妥当です。

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 LANは、1000Base-Tの普通の速度のものが1つです。

 そのほか、周辺機器用のUSB-A(USB3.0)ポートが2つです。

ーーー

 NASとしてできることは、主に5つです。

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 第1に、ファイルサーバー機能です。

 見所と言えるのは、データ同期機能です。

 ネットワーク上の複数のパソコンのデータの同期が可能なほか、Google Drive、OneDrive、Dropboxなどのネットワークストレージとの同機も可能です。

 特定のファイルにリンクを付けて、知人と共有化するDropboxなどにみられる機能もあります。


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 第2に、メディアサーバー機能です。

 Video StationというWindows/Mac対応のNAS用のビデオ管理ソフトで、録画ファイルを簡単に、整理・管理できます。

 ニッチな部分では、有志の作った字幕情報やビデオ情報をネットから同期できます。

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 スマホ対応は、iOS/Androidについて、写真用のDS photoと、音楽用のDS audio、動画用のDS videoという専用アプリが用意されます。

 そのほか、Apple TV、Google ChromecastなどについてTVでのストリーミング再生の仲介も可能です。

 音楽についても、iTunesサーバー機能を持ちます。

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 第3に、テレビの録画ムーブ機能です。

 デフォルトでは、DTCP-IP規格対応の明示がなく、非対応です。

 ただ、製品購入後に追加アドオン(1000円弱)としてDiXiM Media Serverを購入できます。

 DTCP-IP規格対応の、サードパーティの組込アプリで、導入後には、レコーダーなどからのムーブ対応となります。

 ただ、DTCP-IP+規格ではないので、外出先からの著作権付きの動画の視聴はできません。

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 第4に、外出先からのファイルへのアクセスです。

 この部分は問題なく対応します。

 必要なファイル検索も容易で、高機能です。ファイルについては、全文検索も可能です。

 第5に、自動バックアップ機能です。

 この部分も問題ありません。フォルダ単位の同機も、全体の同期も可能ですし、暗号化にも対応します。

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 以上、SynologyDS215j//JPの紹介でした。

 ケースNASは初心者には難易度が高そうですが、いざ入れてしまえば、設定などはさほど難しくありません

 本機は、「最も初心者に優しいケースNASの1つ」だと言えます。マルチメディアサーバーとして考えている場合は、DiXiM Media Serverを導入できる部分は大きいでしょう。


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 【2023年発売】

 【1ベイ】HDDなし

 4・Synology DiskStation DS124/G
  ¥24,655 Amazon.co.jp (6/29執筆)

 【2ベイ】HDDなし

 5・Synology DiskStation DS223
  ¥45,764 Amazon.co.jp (8/19執筆時)

 6・Synology DiskStation DS223/G
  ¥45,764 Amazon.co.jp (4/29執筆

 【2ベイ】4TB×1 HDD付属 DS223+HAT3300-4TB

 7・Synology Diskstation DS423
  ¥63,737 Amazon.co.jp (8/19執筆時)

 【4ベイ】HDDなし

 8・Synology DiskStation DS423/G
  ¥64,219 Amazon.co.jp (8/19執筆時)

読出速度:125MB/秒(最大)
LAN端子:1000BASE-T
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホ動画視聴:対応
自宅外アクセス:対応
空冷ファン:あり    

 DS118 などは、SynologyValue シリーズの製品です。

 ビジネス用の中級機で「ミドルライトユーザー」向きです。

 なお、末尾に「G ・JP」と付くモデルのみ日本語の説明書がつきます。

 また、こちらも、2ベイのみHDDセットモデルがあります。2台セット(DS223+HAT3300-4TB2)もみられました。

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 CPUは、台湾のRealtekのサーバー用を使います。

 いずれも、4コア・1.7GHzのRealtek RTD1619Bです。

 Intel系ではないので正確にスコアは比べられないものの、本機の旧世代は、 4コア・1.4GHzのRealtek RTD1296だったことをふまえると、20%ほどは性能が良くなっています。

 内蔵メモリーは、2GBです(1ベイ機のみ1GB)。

 規格はDDR4ですが、特段増設にも対応しません。

 HDDへの転送速度は、本機も、実効速度は、メーカーによって測定されていません。

 ただ、下位機種と同じLAN部分の理由で、最大125MB/秒でしょう。

 LANは、本機も、1000Base-Tの普通の速度のものが1つです。

 そのほか、外部機器接続用に、USB-A(USB3.0)ポートが2つ(上位機3つ)あります。

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 以上、、SynologyValue シリーズの紹介でした。

 CPU部分をJシリーズとソフト的(OS的)にできることは、基本的に同じです。

 ただ、CPU部分が強いので、運用面の柔軟度があがると言えます。例えば、IPカメラの録画用に使う場合ならば、接続数や、フレームレートの部分で対応幅が上がります。

 ただ、やはる法人用に、コスパが良いという意味の「Value 」です。回線速度も限界があるため、家庭向きな要素は少ないと言えます。


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 【2025年発売】

 (下位機)

 【2ベイ】HDDなし

 9・Synology DiskStation DS225+
  ¥56,304 Amazon.co.jp (6/29執筆)

 9・Synology DiskStation DS225+/G
  ¥52,647 Amazon.co.jp (6/29執筆)

 【4ベイ】HDDなし

 10・Synology DiskStation DS425+
  ¥84,444 Amazon.co.jp (8/19執筆時)

 10・Synology DiskStation DS425+/G
  ¥83,490 Amazon.co.jp (8/19執筆時)

 (上位機)

 【2ベイ】HDDなし

 11・Synology DiskStation DS725+
  ¥84,700 Amazon.co.jp (8/19執筆時)

 11・Synology DiskStation DS725+/G
  ¥83,490 Amazon.co.jp (8/19執筆時)

 【4ベイ】HDDなし

 12・Synology DiskStation DS925+
  ¥103,522 Amazon.co.jp (8/19執筆時)

 12・Synology DiskStation DS925+/G
  ¥100,202 Amazon.co.jp (8/19執筆時)

読出速度:217MB/秒(SSD時最大:282MB/秒)
LAN端子:2.5G ×1 1000BASE-T×1
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホ動画視聴:対応
自宅外アクセス:対応
空冷ファン:あり    

  DS224+などは、SynologyPlus シリーズに属する同社の上位機です。

 2023年登場のDS224+ DS424+ DS724+などの後継機として、端子構成などが更新され2025年に登場したモデルです。

 こちらも、流通ルートの違いで、 本機も末尾に「G JP」と付くモデルのみ日本語の説明書がつきます。

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 CPUは、Intel・AMDの各プロセッサです。

 下位機の場合、Intel Celeron J4125 (4コア 2.0 GHz)です。

 上位機の場合、AMD Ryzen R1600 (2コア 2.6 GHz)です。 

 J0425は、このクラスの旧機に採用のCPUですが、下位機でもそれよりだいぶ性能は上がります。

 一方、上位機・下位機は新型同士だとスコア差はさほどないですが、ターボ時はそれなりに差が付くでしょう。もちろん、筐体サイズは同じですから、スペックに応じて、廃熱の問題はでます。

 いずれにしても、CPUはスコアが3000近いですから、安物のノートPC並の性能があります。

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 【4GB】

 Transcend PC4-21300 (DDR4-2666)
  ¥2,380 Amazon.co.jp (8/19執筆時)

 内蔵メモリーは、D923+8GB(最大32GB)、 DS723+4GB(最大32GB)です。それ以外は2GB(最大6GB)です。

 下位機の場合、空きスロットに4GBのモジュールの増設が可能です。

 純正(D4NESO-2666-4G)以外は保証対象外です。

 ただ、価格差があるので(自己責任で)上のようなサードパーティ製を選ぶ方が多そうです。

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 【500GB】

 WD M.2-2280 NVMe WDS500G3B0E-EC
  ¥8,600 Amazon.co.jp (8/19執筆時)

 加えて、全機種ともに内蔵SSDスロット(M.2 NVMe規格)を2基備えています。

 純正のSSDモデル(SNV3400-400G/SNV3410-800G)は容量が400GB・800GBと比較的小さく、価格も高めです。そのため、自己責任にはなりますがサードパーティ製SSDを用いているユーザーも少なくありません。

 一方、従来機(2023年機)はSSDを「ストレージ」ではなく キャッシュ用途 に限定しており、HDDの高速化に利用するのが基本でした。

 しかし、新モデル(25年モデル)からは、HDDだけでなくSSDを直接「保存領域(ストレージプール)」として利用できるようになりました。M.2スロットは2基あるため、SSDのみでRAIDを構成し、高速な専用ストレージとして運用することも可能です。


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 【2ベイ】

  HDD 2TB付属DS225+_HAT3300-2TB2

 ・Synology DiskStation DS225+
  ¥88,700 楽天市場 (6/29執筆)

 HDD 4TB付属DS225+_HAT3300-4TB2

 ・Synology DiskStation DS225+
  ¥97,380 楽天市場 (6/29執筆)

 ストレージは、2ベイ、4ベイモデルがあります。

 なお、2ベイだと、4TB(2TB×2)、8TB(4TB×2)の同社のNAS用HDDが付属しているモデルもあります。

 HDD自体の速度は、1つ上でみた製品と同じで202MB/sです。先ほど書いたように、中身はNAS用の上位(WDならばRed Plus)相当です。

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 【4TB】2TB〜20TBもあり

 Synology HAT3300-4T
  ¥17,193 Amazon.co.jp (8/19執筆時)

 別にも買えるので、セットがお得かは、値段を比べてください。

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 LAN端子は、2.5GbEポートが1基と、ギガビット(1000Base-T)が1基です。

 旧モデルでは1GbEポートを2本備え、リンクアグリゲーション(2本差し)で最大2Gbps相当を実現できましたが、本機では仕様が変更されました。

 現在では、2.5Gbpsに対応した無線LANルーターやスイッチも増えており、単一ポートでより高速な2.5GbE通信が可能になった点は装備の強化と言えます。

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 ・Synology E10G22-T1-Min
  ¥20,706 Amazon.co.jp (8/19執筆時)

 ただ、対応モジュールが別売で、かつ、結構高いので、必要な予算はそれ以上と言えます。

 転送速度は、そのように使う場合(理論上)250MB/秒が最大です。

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 端子は、機器用にUSB-A端子(USB3.0)が2系統あります。

 本機は、端子の下にUSBコピーボタンがあり、ワンタッチでファイルをコピーできます。バックアップ用に便利でしょう。このほか、上位機だとeSATAも1系統あります。

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 ソフト面では、Plus シリーズに固有の機能の機能として、Btrfsが利用可能です。

 NAS内の高度なバックアップ機能の1つです。

 本格的なバックアップをとる前に、一時的に保管する場所を用意し、人為的なバックアップ時のデータ抹消を防ぐものです。

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 以上、SynologyPlus シリーズの紹介でした。

 売れているシリーズですが、基本的には業務用としてです。IPカメラの運用ほか多数の端末を管理するなど、スペックを必要としている方に向けた製品と言えます。

 一般家庭用としては、速度が欲しい方ならば導入価値があるかもしれません。

 1本でもお高速なLAN規格となる2.5Gbps・10Gbpsに対応するルーターは最近増えましたし、導入意義はありそうです。

1-2・QNAPの製品

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 続いて、台湾のQNAPです。

 同社は、Synologyのライバル機種の1つで、日本でも「ケースNAS3強」の一角です。


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 【2022年発売】(後継モデルあり)

 【1ベイ】TS-131K 後継品

 13・QNAP TS-133 TS-133/AZ
  ¥23,540 Amazon.co.jp (8/19執筆時)

 【2ベイ】

 14・QNAP TS-233 TS233/AZ
  ¥32,010 Amazon.co.jp (8/19執筆時)

 【4ベイ】TS-431K 後継品

 15・QNAP TS-433-4G TS433/AZ
  ¥66,220 Amazon.co.jp (8/19執筆時)

読出速度:114MB/秒
LAN端子:1000BASE-T
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホ動画視聴:対応
自宅外アクセス:対応
空冷ファン:あり    

 TS-x33K シリーズは、 QNAPが販売する、中級のケースNASです。

 なお、Amazonで売られる場合、末尾に「AZ」がつきますが性能は同じです。その上で、保証がオマケで、6ヶ月プラスになります。

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 設計は、本体構造を含め、あくまで「家庭向け」です。

 その分安く、サイズもコンパクトです。

 ディスクベイは、1ベイ・2ベイ・4ベイの構成から選べます。

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 転送速度は、本機は実効速度の目安が公開されます。

 Synologyで出したデータは、あくまで計算上ですので、こちらの方がデータは正確で、また、高速だと思います。

 2ベイ以上のモデルを、Raid 0で組めば、LANのボトルネック(125MB/秒)までは速くできるでしょう。

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 QNAP USB 3.2 Gen 1 5GbE アダプタ QNA-UC5G1T
  ¥(51,047) Amazon.co.jp (8/19執筆時)

 端子は、LAN端子ほか、USB-A端子(USB 3.0)があります。

 純正のアダプタを介して写真のようにつなげると(理論上)300MB/秒までは高速化できます。

 CPUは、ARM Cortex-A55です。

 4コア2.0GHzで、サーバー用の入門CPUです。

 製造企業自体は不明ですが、性能面で問題ありません。メモリは2GBです(増設不可)。

 NASとしてできることは、この機種の場合、次のとおりです。

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 第1に、ファイルサーバー機能です。

 データ同期は、同社も視認性の高い仕組みを利用しています。

 その上で、セキュリティに関する仕組みが充実しており、例えば、NASの不具合を知るため、定期的に、スナップショット(復元用データ)を自動保存していく機能があります。

 そのほか、電子メールのクライアント機能なども付属し、どちらかと言えば、法人用に便利な機能が充実します。

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  Qfile
  ¥0 Apple App Store

  Qfile
  ¥0 Google Play 

 第2に、メディアサーバー機能です。

 他社同様に、スマホ用アプリが用意されます。

 Qfileは、写真の同期やファイルアクセス、音楽のストリーミング再生が容易に可能です。

 なお、動画は、AVIMP4の対応です。

 ストリーミングは、DLNA対応端末のほか、【STB機器の比較記事】で書いたようなApple・Amazon・Googleの端末にも、公式対応します。。

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 動画は、新CPUになった結果ARM NEONテクノロジ対応になりました。

 処理が高速化されます。H.265ハードウェアトランスコーディングに対応できますが、この部分は追加料金(約12ドル)になります。

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 一方、本機は、NPU(AI専用のプロセッサ)を搭載です。

 このNASは、写真アプリ(QuMagie)を内蔵しますが、その利用の際など(スマホアプリのように)人物別に写真の整理を高速に行えます。

 ギガビット有線LAN利用が前提なら問題ないスペックです。ただし、USB経由だと上位機よりも速度は出ない製品です。

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 第3に、テレビの録画ムーブ機能です。

 こちらは、デフォルトではDTCP-IPに対応しません。

 ただし、sMedio DTCP MOVEというアプリを、同社のApp CenterからNASにダウンロードすれば、ムーブ対応になります。

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QNAPウェブアプリ
Synology ウェブアプリ
ASUSTOR ウェブアプリ

 なお、今回紹介する3社ともかなりの拡張アプリがあります。

 機能的に重複するものも多いですが、サイト的なわかりやすさについて言えば、QNAPは特に分かりやすいです。

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 第4に、外出先からのファイルへのアクセスです。

 この部分も問題なく対応します。

 アドオンを追加することで、「ウェブ上のOS」のように使えます。簡単な文書を作成することもできますが、この部分は、他のクラウドサービスのが充実する部分ではあります。

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 第5に、自動バックアップ機能です。

 かなり高機能です。

 クラウドストレージを含めた、多数のサービスと連携します( Hybrid Backup Syncマルチクラウドバックアップ)。

 故障時も「確実にデータが飛ばないよう」多重防衛策を取る仕組みです。

 フィジカルなバックアップについても、全面のUSB端子にメモリーを差し込むと、自動的にバックアップがはじまる「ワンタッチコピー機能」など、多機能です。

 その上で、Dropboxのように、個別ファイルに友人(クライアント)を招待できるような仕組み(共有リンク形式)にしています。

 Synologyの上位機のように「スナップショット」にも対応します。

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 そのほか、細かい部分ですが、本機は、少し大きめの8cmのファンを採用し、それを割とゆっくり回しているようで、騒音値が15dBとかなり静かです。

 大型モデルに比して、消費電力も20%ほど低いので、この部分も家庭向きと言って良いでしょう。

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 以上、QNAPTTS-x33K シリーズの紹介でした。

 SynologyJシリーズがライバルでしょう。

 できることはあまり変わりませんが、アプリのレベルでDiXiM Media Serverを使えるSynologyのほうが、メディアサーバー機能の使い勝手は良いでしょう。

 ただ、家庭向けの「ケースNAS」と考えた場合、静音性・低消費電力という部分に配慮があるのは重要です。

 同社の便利アプリも上位機同様に利用可能なので、(あまり負荷をかけず)趣味用などに気軽に使いたいならば、本機は良いと思います。

 QNAPは、管理画面(OS)を含めて作り込まれていますし、業務・保守関係で有効そうなアドオンの数も多いため、色々なことにチャレンジしたい場合(特にビジネス面)では、総合的にはこちらが良さそうです。

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 【2024年発売】

 【2ベイ】TS-216G同等品

 16・ QNAP TS-216G TS-216G/AZ
  ¥42,900 Amazon.co.jp (8/19執筆時)

読出速度:291MB/秒(最大)
LAN端子:2.5G
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホ動画視聴:対応
自宅外アクセス:対応
空冷ファン:あり   

 なお、2024年に2ベイモデルのみですが、後継機が出ています。

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 ハード面では、CPUは、Cortex-A55 2.0GHzと同じです。

 ただ、オンボードメモリも倍の4GBですので、多少こちらのほうが仕様が良いです。

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 LANも、大きな違いです。

 こちらは標準搭載のLANが2.5Gクラスです。

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 転送速度は、したがって、LANがボトルネックにならないので、速いです。

 読出速度が291MB/秒と伸びているのは、この部分がボトルネックにならないためです。

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 サーバー向けのHDDでこの速度の達成は、7200回転のWD PROの超大容量あたりに限られます。

 なお、先ほどの速度はS-ATA接続のSSDを利用した場合の数字になります。

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 結論的にいえば、2ベイモデルをお探しの場合で、家庭内で2.5GbEのシステムを組みたい場合は候補になるでしょう。

 ただ、SSDをそもそも使うつもりがないならば、先ほどの機種でもOKです。


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 【2022年発売】(一部23年)

 【2ベイ】

 17・QNAP TS264 TS-464-8G/AZ
  ¥94,800 Amazon.co.jp (8/19執筆時)

 18・QNAP TS264 TS-464-8G
  ¥74,550 Amazon.co.jp (8/19執筆時)

 【4ベイ】

 19・QNAP TS464 TS-464-8G/AZ
  ¥118,800 Amazon.co.jp (8/19執筆時)

 20・QNAP TS464 TS-464-8G
  ¥127,680 楽天市場 (8/19執筆時)

読出速度:589MB/秒(最大)
LAN端子:2.5G ×2
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホ動画視聴:対応
自宅外アクセス:対応
空冷ファン:あり  

 TS-464は、QNAPの家庭用(個人用)では「ハイエンド」と言える製品です。

 流通ルートで型番を分けますが、性能は同じです。

 ただ、Amazon型番(末尾AZ)の場合、保証が6ヶ月プラスです。

 ハードディスクは、2ベイと・4ベイからの選択です。

 なお、SSDにも公式的に対応します。

 サイズは、4ベイでも常識の範囲(168 × 170 × 226 mm)です。

 個人用として、家庭に置けなくもないです。

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 CPUは、4コアのIntel Celeron N5095 です(1.7GHz×4)。

 PC用と共用のCPUで、スコアは5000前後です。

 一昔前の入門用ノートPCほどのスペックで、NAS用として問題ないです。

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 【シリコンパワー製】

 DDR4-SO2400-8GB(8GB×2)
  ¥3,942 Amazon.co.jp (8/19執筆時)

 メモリーは、8GBです。

 最大で、16GB(8G×2)まで増設できます。こちらも、増設を考えても良いかと思います。

 メモリは、ノート用のDDR4対応ならOKです。

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 転送速度は、いずれも、589MB/秒です。

 本機は、2.5GbE2ポートなので、それをリンクアグリゲーションで利用した場合の数字です。

 1ポートでの運用でも295MB/秒ですし、SSDを利用するにしても十分です。

 ちなみに、HDDだけでなく、SSDにも、速度グレードがあります。

 【内蔵SSDの比較記事】のほうで詳しく説明しました。

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 拡張性は、本機は、PCIe M.2 Slot装備です。

 速度的に、PCIe Gen3×1で、ドライブベイのHDD(SSD)のSSDキャッシュとして利用することを想定します。

 複数のモードがありますが、自動階層化もサポートするので、利用すれば、頻繁に出し入れするデータのアクセス速度の改善もできます。

 ただ、SSDは熱に弱い部分があるため、ヒートシンク付が推奨です。このブログの【内蔵SSDドライブの比較記事】で対応機を見ています。

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 このほか、PCIe M.2 Slotは、Edge TPUをインストールできます。

 これによりAIによる画像認識を(Google Edge TPU)が利用できます【こちら】。

 PCIeスロット(M.2 2280 )の1つに差します。ただし、先述のSSDキャッシュとは排他的になるでしょう。

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 PCIeスロット(PCIe Gen3 x2)は、1つです。

 先ほどの、SSD用とは別で、多目的に利用できます。

 例えば、QNAPの10Gのネットワークカード(LANカード)などを増設できます。

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 QM2 拡張カード、QM2-2P10G1T
  ¥57,580 楽天市場 (8/19執筆時)

 そのほか、USB-Cカードほか、QM2カードを増設し、キャッシュやに利用もできるでしょう。

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 QNAP QXP-W6-AX200
  ¥39,250 楽天市場 (8/19執筆時)

 少しニッチですが、ワイヤレスアダプタを導入し、「ワイヤレスNAS」として運用することも可能です。

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 端子端子は、充実します。

 LANは、先述のように2.5G対応のLANポートが2系統です。

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 出力端子は、USB-)ほか、4K/60Pの出力も可能なHDMI2.1端子を持ちます。

 つまり、TVなどの近くに置き、直接出力することも可能です。

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 USB-Cは、速度的にはUSB 3.1です。

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 NASとしてできることは、家庭用として利用する場合、下位機でで機能性ほか、上位機のみの機能がいくつカアリマス。

 第1に、仕事関係では、本機はQsirch(全文検索アプリ)Notes Station 3(ノート共有アプリ)にも対応します。 

 Qsirchは、強力な処理能力を活かして、NAS内に保存したテキストファイルの全文検索機能です。

 このほか、自動的にファイル構成する機能(Qfiling)が利用できるなどの部分で、進化を見せています。

 第2に、動画編集では、4K ビデオトランスコーディングにも本機は対応します。

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 第3に、画像編集では、AIによる画像認識が可能です。

 本機はインテル系CPUなので、Intel OpenVINO AIエンジンになりますが、それを利用して、と分類も同じく可能です。こちらならば、利用において、特段増設は不要です。

 アプリは、下位機と同じで、QuMagieフォト管理です。

 あとは、下位機と大きく変わりません。

 あえて言えば、本機はIRセンサーが装備ですので、別売の同社の赤外線リモコン(QNAP RM-IR004 )での操作に対応できます。 

---

 以上、QNAP TS-464/AZの紹介でした。

 速度面では、10Gイーサネットに対応できる部分、SSDキャッシュに対応できる部分で、本機は優れます。

 設定面、廃熱面ほか、 今回紹介した製品の中では、最も専門的な知識が必要な製品とはいえますが、個人用として考えた場合の「最上位グレード」機としてプレゼンスがあります。

ーーー

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 【2022年発売】

 【3ベイ】8GB

 21・QNAP TS-364-8G
  ¥82,582 Amazon.co.jp (8/19執筆時)

読出速度:271MB/秒(最大)
LAN端子:2.5G
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホ動画視聴:対応
自宅外アクセス:対応
空冷ファン:あり   

 なお、やや特殊用途ですが、TS-364-4G も、10万円以内で購入できます。

 ハードディスクは、3ベイになります。

 SSDも利用できます。

 転送速度は、メーカーの実行値で、271MB/秒です。

 HDDでも、速度を活かせるものはあると言えますが、回転速度(静音性)や耐久性の部分をふまえれば、SSDを前提とするべき機種でしょう。

 LANは、本機も、2.5GbE対応です。

 そのため、先述の実行速度が出せています。

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 CPUは、Intel Celeron N5095 との表記です。

 先ほどの製品と同じです。

 メモリーは、8GB(8×1)です。

 世代を含めて変わりません。

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 そのほか、本機もM.2 Slotが2つあり、SSDキャッシュ用に使えます。

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 接続端子は、USB-Aです。

 3基中2つが高速のUSB3.1です。

 また、HDMI端子も装備されますが、HDMI2.0には非対応です。

 したがって、4K/60Pも出せません。

 その他の部分は、IRセンサーがないほどで、先ほどの機種とそう大きく変わりません。

---

 結論的にいえば、3ベイ機ですし、やや用途は特殊でしょう。

 実際的には、3ディスクで高速な分割書込をしながら、パリティ(エラー補正)を付けて障害を防ぐRAID 5を構成したかた向けです。

1-3・ASUSTORのケースNAS

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 最後に、台湾のASUSTORのケースNASです。

 台湾のASUSグループで、ストレージをメインに展開する企業です。

 比較的安い価格帯のNASに強みがあります。



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 【2021年発売】

 【4ベイ】

 22・ASUSTOR DRIVESTOR 4 AS1104T
  ¥44,290 Amazon.co.jp (8/19執筆時)

読出速度:215MB/秒(最大)
LAN端子:2.5G
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホ動画視聴:対応
自宅外アクセス:対応
空冷ファン:あり  

 DRIVESTOR 4 AS1104T は、ASUSTORの入門用のケースNASです。

 外観のチェック柄は独特ですが、ASUSも昔、周辺機器でこんな感じの柄を使っていたので、何かしらこだわりがあるのかと思います。

 ハードディスクは、4ベイです。

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 HDDへの転送速度は、RAID1(ミラーリング)時の値で、上表の数値を出します。

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 LANは、2.5GbEです。

 他社の場合と同じで、ボトルネックがなくなるので、これにより転送速度を実現します。

 むろん、ルーター側の規格対応も必要です。

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  SSD(S-ATA)ならば、より速くできそうです。

 ただ、CPUの関係か、公式対応は3.5インチHDDのみなので、HDDの高速モデルを選ぶことになるでしょう。

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 CPUは、他社も採用していたRealtek RTD1296 です。4コア1.4 GHzです。

 NASむけの廉価版CPUです。ARM系やIntel系CPUの固有機能は使えない部分はあります。

 後述しますが、23年に更新された他機は、他社も使っていた新CPU(Realtek RTD1619B:4×1.7GHz)に更新されたので、CPUとiGPUの部分で、本機だけ20%ほど劣る状況です。

 NASとしてできることは、この機種の場合、次のとおりです。 

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 第1に、ファイルサーバー機能です。

 データ同期は、基本的にどの種類でも可能です。

パソコンの丸ごとバックアップやファイルバックアップに対応します。

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AiMaster:制御
AiDownload:ダウンロード管理
AiVideos :動画視聴
AiMusic:音楽再生
AiFoto 3:写真整理   
AiData:データアクセス
AiSecure:ホームセキュリティ
AiRemote:リモートキーボード

 第2に、メディアサーバー機能です。

 以上のアプリを利用可能です。基本、他社にできて、本機できないものはないといえ、充実します。

 ただ、統合アプリでない部分は、利便性の部分で甲乙はありそうです。

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 第3に、テレビの録画ムーブ機能です。

 こちらも、デフォルトではDTCP-IPに対応しません。

 ただ、QNAPと同じでsMedio DTCP MOVEというアプリを、同社のApp CentralからNASにダウンロードすれば、ムーブ対応になります。

ASUSTOR ウェブアプリ

 やはり、同社の場合も、拡張アプリは充実します。

 検索サイトも、機種による対応・非対応の表示はあるので、そこそこ分かりやすいです。

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 また、本機は4Kライブトランスコーディングをサポートします(10ビット4K H.265トランスコーディング)。

 タブレットなど 4K Ultra HD画質が表示できない媒体でも、リアルタイムで視聴できるようにするものです。

 そのほか、再生の際に内蔵メモリの半量(512MB )を動画用に開放するメディアモードも利用可能です。

 そのほかの部分は、外出先からのファイルへのアクセス自動バックアップ機能を含めて、他社機と差はないです。

 静音性は、19デシベルという数値を公開しています。

 静音ファン採用の部分は、ワンポイントかと思います。

---

 以上、 DRIVESTOR 4 AS1104Tの紹介でした。

 SSDは扱えないようですが、2.5GbE LAN搭載で、HDDを利用する限りにおいて速度は、速度MAXという製品です。

 欲を言えば、もう少しCPUがあったほうが良い気もしますが、4Kエンコードもできる仕様ですし、そもそもHDDで完結する予定の方については、本機は結構良いかと思いました。

 ウェブアプリ・スマホアプリも充実しており、他社に引けをとっていません。選んでも良い機種の1つでしょう。

ーーー

 なお、同社からは、このシリーズの兄弟機がいくつか出ています。

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 【2023年発売】

 【2ベイ】

 23・ASUSTOR DRIVESTOR 2 Lite AS1102TL
   ¥27,926 Amazon.co.jp (8/19執筆時)

読出速度:113MB/秒(最大)
LAN端子:1000BASE-T
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホ動画視聴:対応
自宅外アクセス:対応
空冷ファン:あり  

 第1に、Drivestor 2 Liteです。

 本機の下位機になります。

 CPUは、他社にも採用例があった、Realtek RTD1619B(4コア 1.7GHz)ですので、発売時期の関係でこちらの方が良いです。

 それもあり、Synologyで少し書いたBtrfsに対応できるようになりました。

 LANは、ただ、1Gなので、読み出し速度は最大113MB/秒までです。

 この部分で弱さがみられると言える製品です。

---

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 【2023年発売】

 【2ベイ】

 24・ASUSTOR DRIVESTOR 2 Pro Gen2 AS3302Tv2
   ¥46,943 Amazon.co.jp (8/19執筆時)

 【4ベイ】

 25・ASUSTOR DRIVESTOR 4 Pro Gen2 AS3304Tv2
  ¥57,900 Amazon.co.jp (8/19執筆時)

読出速度:283MB/秒(最大)
LAN端子:2.5G
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホ動画視聴:対応
自宅外アクセス:対応
空冷ファン:あり

 第1に、ASUSTOR DRIVESTOR 4 Pro Gen2です。 

 このシリーズの上位版で宇。

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 ハード面での仕様の違いは、メモリー量が倍量(2GB)である点です。

 その上で、新機種のみですが、CPUが新世代で、Realtek RTD1619B(4コア 1.7GHz)に更新され、速度面でもメリット性が出ています。Btrfsにも対応できます。

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 そのほか、形状的にドライブを外して保管したり、持ち運んで他のNASに付け替えたりできる、MyArchiveにも対応となります。

 それ以外は同じです。

---

 結論的にいえば、動画エンコード目当てに買われるならば、メモリーはあった方が良いでしょうし、こちらを選んだほうが良いかもしれません。

次回に続く
最新のNASのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、上級者向けのケースNASの比較の1回目記事でした。

 しかし、記事は、もう少しだけ「続き」ます。

  202110071321.jpg

1・ケースNAS NASキットの比較 (1)
 1-1:Synology
 1-2:QNAP
 1-3:ASUSTOR
2・ケースNAS NASキットの比較 (2)
 2-1:ASUSTOR〈続き〉
 2-2:最終的なおすすめの提案【結論】

アクセス速度   ★★★★★
ビジネスでの利用 ★★★★★
テレビ録画の保存 ★★★★★
動画・写真の保存 ★★★★★
オフィスでの共用 ★★★★★
総合評価     ★★★★★

 次回の2回目記事こちら)では、残したASUSTORの上級機をみたあと、今回紹介した全ての機種から、目的別・予算別に、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。

 引き続き、どうかよろしくお願いします。

 2回目記事は→こちら

posted by Atlas at 15:52 | PC周辺機器

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