Top PC周辺機器 比較2022'【目的別】最新49機のNASの性能とおすすめ・選び方 (3)

2022年08月02日

比較2022'【目的別】最新49機のNASの性能とおすすめ・選び方 (3)

【今回レビューする製品】2022年ネットワークHDD(NAS)の性能とおすすめ・選び方:上級者向けのマルチメディア対応ケースNAS:Synology QNAP ReadyNAS

【比較する主な製品】 QNAP Turbo NAS TS-233 TS-233K/AZ TS-251D 2G 4G TS-231P TS-431P TS-231K TS-431K TS-131K TS-431P3-4G TS-231P3-4G TS-364-4G Synology DiskStation DS220j/JP DS220j DS120j/JP DS218play/JP DS418play/JP DS420+ DS220+ DS720+ DS920+ DS419slim DS420j QNAP TS-464/AZ TS-464-4G ASUSTOR DRIVESTOR 2 Pro AS3302T 4 Pro AS3304T AS1102T AS1104T ASUSTOR LOCKERSTOR 2 Gen2 AS6702T AS6704T

今回のお題
最新のNAS(ネットワークストレージ)のおすすめはどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、2022年8月現在、最新の家庭向けのNAS の比較の3回目記事です。

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1・一般向けのNASの比較
2・マルチメディアNASの比較 
3・上級者向けNASの比較
4・おすすめNASのまとめ 【結論】

 3回目記事では、「ケースのみの多機能NAS」を紹介していきます。

3-1:Synology〈台湾〉
3-2:QNAP〈台湾〉
3-3:ASUSTOR〈台湾〉

 NETGEAR(ReadyNAS)撤退したので、以上、3社の機種を扱います。

 ケースNASは、企業用があり本格的なものは「天井知らずの価格」なので、10万円以内のモデルに限定しました。

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 なお、ケースNASを特化して探しているのでない方は、1回目記事こちら)からお読み頂いた方が分かりやすいかと思います。

 よろしくお願いします。

3-1・SynologyのケースNAS

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 はじめに、台湾のSynologyのケースNASです。

 高性能NASは台湾勢が強いですが、同社も昔から日本で多くの製品を展開しています。

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 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


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 【2020年モデル】

 24・Synology Diskstation DS220j
 25・Synology Diskstation DS220j/JP
  ¥26,750 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

HDD容量:
読出速度:112MB/秒(最大)
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応

 DS220j/JP は、Synologyが発売する「Jシリーズ」に属する製品です。

 日本でも人気で、かなり売れているモデルです。

 2機種ありますが、JPとあるモデルのみ、日本語の説明書が付属です。

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 ハードディスクは、2機搭載可能です。

 容量としては、16TBのHDDを2機まで運用できます。

 付属のホルダーを利用すれば2.5インチHDDの取り付けも可能です。

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 【1TB−14TB】

 ・WD Red Plus NAS
  ¥9,215〜 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 なお、ケースNASの場合、HDDは別に買うことになります。

 NASは、性質上「耐久性が重要」になるためサーバー用の高耐久HDD(WD REDなど)が人気です。

 他ブランドからも出ますが、たいがいが「赤色」で区別できるようにしています。

 HDDへの転送速度は、スペック的に、112MB/秒です。

 有線LANの部分の速度が、1GbE(=1000Mbps)級に止まるからです。

 RAID 0にしても最大1000Mpbs(125MB/秒)あたりが、ボトルネックとなるでしょう。

 SSDも、SATA接続ならば、公式に対応しますが、この速度ではもったいないです。

 CPUは、Marvell Armada 385 88F6820を採用します。

 こちらは、4コアの1.4GHzです。

 さほど強調もできませんが、この値段ならば妥当でしょう。

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 NASとしてできることは、次の5つです。

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 第1に、ファイルサーバー機能です。

 見所と言えるのは、データ同期機能です。

 ネットワーク上の複数のパソコンのデータの同期が可能なほか、Google Drive、OneDrive、Dropboxなどのネットワークストレージとの同機も可能です。

 また、特定のファイルにリンクを付けて、知人と共有化する、Dropboxなどにみられる機能もあります。


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 第2に、メディアサーバー機能です。

 この部分が本機の人気の理由の1つです。

 Video StationというWindows/Mac対応のNAS用のビデオ管理ソフトで、録画ファイルを簡単に、整理・管理できます。

 ニッチな部分では、有志の作った字幕情報やビデオ情報をネットから同期できます。

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 スマホ対応は、iOS/Androidについて、写真用のDS photoと、音楽用のDS audio、動画用のDS videoという専用アプリが用意されます。

 そのほか、Apple TV、Google ChromecastなどについてTVでのストリーミング再生の仲介も可能です。

 音楽についても、iTunesサーバー機能を持ちます。

ーー

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 第3に、テレビの録画ムーブ機能です。

 この製品は、デフォルトでは、DTCP-IP規格対応の明示がなく、非対応です。

 ただ、製品購入後に追加アドオン(1000円弱)としてDiXiM Media Serverを購入できます。

 DTCP-IP規格対応の、サードパーティの組込アプリで、導入後には、レコーダーなどからのムーブ対応となります。

 ただ、DTCP-IP+規格ではないので、外出先からの著作権付きの動画の視聴はできません。

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 第4に、外出先からのファイルへのアクセスです。

 この部分は問題なく対応します。

 必要なファイル検索も容易で、高機能です。ファイルについては、全文検索も可能です。

 第5に、自動バックアップ機能です。

 この部分も問題ありません。フォルダ単位の同機も、全体の同期も可能ですし、暗号化にも対応しま

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 以上、SynologyDS215j//JPの紹介でした。

 初心者には難易度が高そうですが、いざ入れてしまえば、設定などはさほど難しくありません

 このタイプでは、「最も初心者に優しい機種」だと言えます。とくに、マルチメディアサーバーとして考えている場合は、DiXiM Media Serverを導入できる部分は大きいでしょう。

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 【2019年モデル】

 26・Synology DiskStation DS120j/JP
  ¥16,261 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

HDD容量:
読出速度:112MB/秒(最大)
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応

 なお、Jシリーズの1ドライブ版として、 DS120j/JPという製品もあります。

 RAIDが組めないですが、上で書いた基本性能はほぼ網羅されいます。また、幅の部分で3cmほど小型です。

 ドライブが1機なので、騒音評価も少しだけ良いほか、電源も36Wと40%ほど節電です。

 (1ドライブなので)処理速度が不要のためCPUのグレードが下位であるほか、Cloud Station Serverなど企業向け機能が、省略されます。

 シンプルで簡単に使えそうな良い機種に思えますが、逆に言えば、1ドライブならば、セット販売のNASでも良い機種は多いですし、あえてケースNASにせずとも、良い気もします。


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 【2018年モデル】

 【2ベイ】

 27・Synology DiskStation DS218play/JP
  ¥35,148 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 【4ベイ】

 28・Synology DiskStation DS418play/JP
  ¥25,680 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

HDD容量:
読出速度:112MB/秒(最大)
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応

 DS218play/JPも、Synologyの製品です。

 Value シリーズの製品で、少しビジネスよりです。

 4ベイの大きめのモデルもあります。そちらは、並行運用を想定して少し良いCPUを積みますが、できることは同等です。

 CPUは、64bitのRealtek RTD1296です。

 JシリーズのDS220jと同じもので、4コア1.4GHzです。

 システムメモリが下位機の2倍の1GBですから、すこし性能差はあるといえます。

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 Jシリーズと比較する場合、本機は 4Kライブトランスコーディングをサポートします。

 そのため、タブレットなど 4K Ultra HD画質が表示できない媒体でも、リアルタイムで視聴できます。

 家庭用として運用する場合のJシリーズとの大きな違いは、その部分だけです。

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 以上、Value シリーズDS218play/JPの紹介でした。

 映像データ自体は、Jシリーズでも扱えますが、家庭用としては、4K非対応な端末で、4K動画の対応が迫られる場合、本機は選択肢となりそうです。


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 【2020年発売】

 【2ベイ】【2コア】

 29・Synology DiskStation DS220+
  ¥45,835 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 【4ベイ】【2コア】

 30・Synology DiskStation DS420+
  ¥71,600 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 【2ベイ】【4コア】

 31・Synology DiskStation DS720+
  ¥63,600 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 【4ベイ】【4コア】

 32・Synology DiskStation DS920+
  ¥79,600 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

HDD容量:
読出速度:112MB/秒(最大)
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応

 DS220+ など、これらの製品は、SynologyPlus シリーズに属する上位の製品です。

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 3機種あります。

 ベイの数のほか、CPUとメモリーの性能が異なります。

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 DS220+ DS420+は、2コアのCeleron J4025 (2.0 GHz)、DS720+ DS920+は、4コアのCeleron J4125 (2.0 GHz)です。

 上位機搭載のCPUは、スコアが3000超えですから、安物のノートPC並の性能があります。

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 Synology D4NESO-2666-4G
  ¥10,227 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 Transcend PC4-21300 (DDR4-2666)
  ¥4,840 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 内蔵メモリーは、D920+のみ4GB(最大8GB)で、それ以外は2GB(最大6GB)です。

 スロットが1つ開いているので、4GB増設して、8GBまで増設して利用してもよいでしょう。

 なお、純正以外は保証対象外です。

 ただ、価格差をふまえても、一般的には(自己責任で)サードパーティ製を選ぶ方のほうが多そうです。同じものを組で増設するならば、だいたい問題ないでしょう。

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 M.2 2280 NVMe SSD: SNV3400-400G
  ¥33,034 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 WD M.2-2280 NVMe WDS500G3B0C-EC
  ¥7,759 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

  DS420+以上については、内蔵SSDスロット(M.2 SSD規格)が2基あります。

 SSDは、ストレージ運用ではなく、SSDキャッシュとして、HDDの高速化のために利用します。

 純正は400GBです。(自己責任ですが)サードパーティ製でも恐らく問題ないでしょう。

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 一方、Value シリーズと比較した場合の違いは、Btrfs機能です。

 NAS内の高度なバックアップ機能の1つです。

 本格的なバックアップをとる前に、一時的に保管する場所を用意し、人為的なバックアップ時のデータ抹消を防ぐものです。

 ほかは、4Kエンコードの部分を含めて、Value シリーズと家庭用して使う分には、機能は同じです。

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 以上、SynologyPlus シリーズの紹介でした。

 割と売れているのですが、いずれも、完全に業務仕様です。

 しっかり管理できる方がいないと意味が無いものですし、家庭用としても、また、小規模オフィス用としては、だいぶオーバースペック気味に思えます。


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 【2019年モデル】

 【4ベイ】【2コア 1.33GHz 512MB RAM】

 33・Synology Diskstation DS419slim
  (¥44,800) Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 【4ベイ】【4コア 1.4GHz 1GB RAM】

 34・Synology Diskstation DS420j
  ¥46,056 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

HDD容量:
読出速度:112MB/秒(最大)
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応

 DS419slim は、台湾のSynologyが発売する「Jシリーズ」に属する製品です。

 DS420jは、その兄弟機で、大きめの機種になります。

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 HDDへの転送速度は、223MB/秒です。

 ただ、これは、2つある1000BASE-TのLANポートを並列につなぐ、Link Aggregation利用時の話です。

 超高速マルチギガビット対応というわけではないので、しきいはさらに高いでしょう。

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 結論的にいえば、かなりの程度、ネットワークのスペシャリストがいる企業の業務用です。

3-2・QNAPの製品

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 続いて、台湾のQNAPです。

  同社は、Synologyのライバル機種の1つで、日本でも「ケースNAS3強」の一角です。


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 【2020年モデル】

 【1ベイ】

 35・QNAP TS-131K Turbo NAS
  ¥35,614 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 【2ベイ】

 36・QNAP TS-231K Turbo NAS
  ¥38,453 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 【4ベイ】

 37・QNAP TS-431K Turbo NAS
  ¥52,400 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

HDD容量:
読出速度:300MB/秒(最大)
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応

 TS-x31K シリーズは、台湾のNASメーカーの QNAPが販売する、中級のケースNASです。

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 【1TB−14TB】

 ・WD Red Plus NAS
  ¥9,215〜 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 ハードディスクは、別売です。

 3.5インチのHDDのほか、2.5インチHDDの取り付けも可能です。

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 サーバー用の場合、耐久性が高い「WD RED」などが良いでしょう。

 HDDへの転送速度は、スペック上の読み出し速度の最大値は300MB/秒です。

 先述のように、ギガビット有線LANの最大速度は、最大1000Mpbs(125MB/秒)です。

 そのため、LANの利用が前提ならば、112MB/秒前後にボトルネックがあるでしょう。

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 QNAP USB 3.2 Gen 1 5GbE アダプタ QNA-UC5G1T
  ¥10,857 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 ただ、本機は速度が出せるUSB-C端子があるので、自社アダプタを介して運用すれば、300MB/秒となる、という話です。

 SSDも、SATAについては接続できます。

 LANの部分がボトルネックになるので速度的な導入メリットはないです。

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 CPUは、Annapurna Labs Alpine AL-212で、4コア1700 MHzです。

 32bitのAmazon AnnapurnaLabs製で、サーバー用となります。

 NASとしてできることは、この機種の場合、次のとおりです。

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 第1に、ファイルサーバー機能です。

 データ同期については、同社も視認性の高い仕組みを利用しています。

 その上で、セキュリティに関する仕組みが充実しており、例えば、NASの不具合を知るため、定期的に、スナップショット(復元用データ)を自動保存していく機能があります。

 そのほか、電子メールのクライアント機能なども付属し、どちらかと言えば、法人用に便利な機能が充実します。

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  Qfile
  ¥0 Apple App Store

  Qfile
  ¥0 Google Play 

 第2に、メディアサーバー機能です。

 他社同様に、スマホ用アプリが用意されます。

 Qfileは、写真の同期やファイルアクセス、音楽のストリーミング再生が容易に可能です。

 なお、動画は、AVIMP4の対応です。

 ストリーミングは、DLNA対応端末のほか、【STB機器の比較記事】で書いたようなApple・Amazon・Googleの端末にも、公式対応を表明しています。

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 第3に、テレビの録画ムーブ機能です。

 こちらは、デフォルトではDTCP-IPに対応しません。

 ただし、sMedio DTCP MOVEというアプリを、同社のApp CenterからNASにダウンロードすれば、ムーブ対応になります。

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QNAPウェブアプリ
Synology ウェブアプリ
ASUSTOR ウェブアプリ

 なお、今回紹介する3社ともかなりの拡張アプリがあります。

 機能的に重複するものも多いですが、サイト的なわかりやすさについて言えば、QNAPは特に分かりやすいです。

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 第4に、外出先からのファイルへのアクセスです。

 この部分も問題なく対応します。

 アドオンを追加することで、「ウェブ上のOS」のように使えます。簡単な文書を作成することもできますが、この部分は、他のクラウドサービスのが充実する部分ではあります。

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 第5に、自動バックアップ機能です。

 かなり高機能です。

 クラウドストレージを含めた、多数のサービスと連携し、(故障時も)「確実にデータが飛ばないよう」多重防衛策を取る仕組みです。

 フィジカルなバックアップについても、全面のUSB端子にメモリーを差し込むと、自動的にバックアップがはじまる「ワンタッチコピー機能」など、多機能です。

 その上で、Dropboxのように、個別ファイルに友人(クライアント)を招待できるような仕組み(共有リンク形式)にしています。

 Synologyの上位機のように「スナップショット」にも対応します。

ーー

 以上、QNAPTS-x31K シリーズの紹介でした。

 SynologyJシリーズが恐らくライバルでしょう。

 できることはあまり変わりませんが、アプリのレベルでDiXiM Media Serverを使えるSynologyのほうが、メディアサーバー機能の使い勝手は良いでしょうか。

 ただ、QNAPは、管理画面(OS)を含めて作り込まれています。

 とくに、業務・保守関係で有効そうなアドオンの数も多いため、色々なことにチャレンジしたい場合(特にビジネス面)では、総合的にはこちらが良さそうです。

ーーー

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 【2020年モデル】

 【2ベイ】【4コアCPU】

 38・QNAP TS-231P3-4G
  ¥55,408 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 【4ベイ】【4コアCPU】

 39・QNAP TS-431P3-4G
  ¥83,800 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

HDD容量:
読出速度:224MB/秒(最大)
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応

 なお、QNAPからは、より上位の4コア搭載製品があります。

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 CPUは、Annapurna Labs Alpine AL-314で、4コア1700 MHzです。

 HDDへの転送速度は、特に記述はないです。

 ただ、2ポートある本機の有線LANの片方は、超高速マルチギガビット(2.5GbE)です。

 ギガビットの限界はRAID 0時も最大1000Mpbs(125MB/秒)でしたが。しかし、この場合、ケーブル部分のボトルネックは、最大2500Mpbs(312.5MB/秒)です。

 むろん【Wi-Fi6ルーターの比較記事】で紹介したような高性能ルーターほか、対応機器が必要です。

 しかし、RAID 0で使う場合、このスペックがほぼフルに活かせそうです。

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 【8GB】

 Qnap RAM-8GDR3L-SO-1600
  ¥34,541 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 CFD販売 DDR3-1600
  ¥3,118 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 メモリーは、4GBです。

 最大8GBまで増設できますが、同社製を利用してとの指示があります。

 ただ、高いので(自己責任で)試すならばサードパーティでしょう。

 なお、スロットは1つですので、入替です。

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 NASとしてできることは、先ほどの機種と同じです。

 ただ、強力な処理能力を活かして、NAS内に保存したテキストファイルの全文検索機能(Qsirch)と、設定後、自動的にファイル構成する機能(Qfiling)が利用できるなどの部分で、進化を見せています。

 Synologyも全文検索は機能として持ちます。

 ただ、入門機では本体のスペックやアプリの作りを考慮すると、この部分は本機の「売り」と言えます。


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 【2022年モデル】

 【2ベイ】(2機は同じ性能)

 40・QNAP TS-233
  ¥32,219 楽天市場 (8/2執筆時)

 40・QNAP TS-233K/AZ
  ¥29,800 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

HDD容量:
読出速度:114MB/秒(最大)
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応

 TS-233は、QNAPの家庭向けの入門用NASです。

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 設計は、本体構造を含め、あくまで「家庭向け」です。

 その分安く、サイズもコンパクトです。

 2ベイモデルのみラインナップされています。

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 ハードディスクは、本機も別売です。

 3.5インチのHDDのほか、2.5インチHDDの取り付けも可能です。

 HDDへの転送速度は、スペック上の読み出し速度の最大値は、114MB/秒です。

 SSDも、SATAモデルについては、公式に対応します(最大750MB/秒クラス)。

 ただ、繰り返し書いてきたように、イーサネットポートが、ギガビットLANなので、S速度的なメリットは生じないでしょう。

 CPUは、ARM 4-core Cortex-A55 2.0GHzで、4コア2000 MHzです。

 コア数が多いですが、NAS用の廉価版CPUという位置づけです。

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 また、本機は、NPU(AI専用のプロセッサ)を搭載です。

 このNASは、写真アプリ(QuMagie)を内蔵しますが、その利用の際など(スマホアプリのように)人物別に写真の整理を高速に行えます。

 ギガビット有線LAN利用が前提なら問題ないスペックです。ただし、USB経由だと上位機よりも速度は出ない製品です。

 メモリーは、2GBです。

 本機については、増設は非対応です。

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 NASとしてできることは、基本的に、QNAPTS-x31K シリーズで紹介したことは一通りできます。

 ウェブアプリにも対応しますし、家庭で利用するならば、問題ないでしょう。

 ストリーミングも、DLNA対応端末のほか、【STB機器の比較記事】で書いたようなApple・Amazon・Googleの端末にも、公式対応を表明しています。

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 そのほか、細かい部分ですが、本機は、少し大きめの8cmのファンを採用し、それを割とゆっくり回しているようで、騒音値が15dBとかなり静かです。

 大型モデルに比して、消費電力も20%ほど低いので、この部分も家庭向きと言って良いでしょう。

ーー

 以上、QNAPTS-233の紹介でした。

 CPU性能の部分を含めて、業務向けの信頼性や実効速度を重視する場合は、本体の作りをふくめてTS-x31K シリーズのほうが無難でしょう。

 ただ、家庭向けの「ケースNAS」と考えた場合、静音性・低消費電力という部分に配慮があるのは重要です。

 同社の便利アプリも上位機同様に利用可能なので、(あまり負荷をかけず)趣味用などに気軽に使いたいならば、本機でも良いと思います。


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 【2020年モデル】

 【2ベイ】【メモリ2GB】

 41・QNAP TS-251D-2G
  ¥56,814 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

HDD容量:
読出速度:982MB/秒(最大)
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応

 TS-251Dは、台湾のNASメーカーの QNAPが販売するNASの上位モデルです。

 ハードディスクは、本機も別売です。

 なお、本機は、SSDにも公式的に対応します。

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 CPUは、本機は、2コアのIntel celeron J4005を採用します。

 ただ、1つ上で見た後発のTS-233にスペックで遅れをとります。

 AI用のNPUも非搭載です。

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 【Qnap製】

 DDR4-SO2400-8GB-KIT(4GB×2)
  ¥6,980 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 【シリコンパワー製】

 DDR4-SO2400-8GB(4GB×2)
  ¥4,190 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 DDR4-SO2400-16GB(8GB×1)
  ¥3,690 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 メモリーは、2GBです。

 インテル系のCPUですし、普通にノート用の DDR4-2400(PC4-19200) を2組で増設するなら、サードパーティでも良いかと思います。

 最大8GB(4GB×2)までが保証の限りです。

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 HDDへの転送速度は、スペック上の読み出し速度の最大値は982MB/秒です。

 ギガビット有線LANの最大速度は、最大1000Mpbs(125MB/秒)ですので、何らかの「トリック」があるわけです。

 もちろん、HDD自体の回転速度のボトルネックもあるので、この数値はSSDを利用したものです。

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 【10Gbps有線LAN ×1

 QNAP QXG-10G1T
  ¥19,218 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 【10Gbps有線LAN ×2

 QNAP QXG-10G2SF-CX4
  ¥42,032 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 本機の場合、ファンの上に取り付けられた、ロープロのPCIe拡張スロットがそれにあたります。

 ここに、10GbEのネットワーク拡張カードなり、USB-C(USB 3.2 gen2)カードなりを挿入すれば、高速化も可能という話になります。

 ちなみに、同社の計測時はQXG-10G1Tを利用したようです。

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 その上で、本機は、4K/60Pの出力が可能なHDMI2.0端子を持ちます。

 TVなどの近くに置き、直接出力することも可能です。

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 NASとしてできることは、基本的に下位機種と同じです。

 便利な、Qsirch(全文検索アプリ)Notes Station 3(ノート共有アプリ)に対応します。

 その上で、Synologyの上位機のように、4K ビデオトランスコーディングに本機は対応します。

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 以上、QNAPTS-251Dの紹介でした。

 不必要なネットワークアダプタをむやみに増設して高額にせず、拡張スロット式にした点が評価できます。

 用途としては、サイズ面からしても、やはり業務用ということになるでしょうが、SSDで贅沢にNASを組む場合、選択肢とはなるでしょう。

 とくに、TS-233にないHDMI2.0対応がマストの場合はこちらと言えます。


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 【2022年モデル】

 【3ベイ】

 42・QNAP TS-364-4G
  ¥80,800 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

HDD容量:
読出速度:271MB/秒(最大)
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応

 TS-364-4G は、QNAPの3ベイタイプの高級機です。

 ハードディスクは、本製品も別売です。

 というより、本機は、SSDを利用することで真価を発揮する機種と言えます。

 イーサネットポートが、もとから2.5GbE対応だからです。

 USB接続でなくても、SSDの速度が活かせますので。

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 転送速度は、メーカーの実行値で271MB/秒です。

 HDDでも、速度を活かせるものはあると言えますが、回転速度(静音性)や耐久性の部分をふまえれば、SSDを前提とするべき機種なのかと感じます。

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 ちなみに、SSDについても、グレードがあります。

 【内蔵SSDの比較記事】のほうで詳しく説明しました。

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 CPUは、本機は、インテル系を採用し、Intel Celeron N5105/N5095 との表記です。

 いずれも4コア 2.0 GHz のCPUです。世代は同じですが、N5095のがクロックのバーストが可能でやや上級になります。

 書き方が分かりにくいのですが、両方搭載ではない(どちらかが)載っているということでしょう。

 スコア的には、どちらも、下手なPCより良い水準です。

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 【シリコンパワー製】

 DDR4-SO2400-16GB(8GB×1)
  ¥4,280 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 メモリーは、4GB(4×1)です。

 最大16GB(8×2)まで増設できます。

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 さらに、M.2 Slotが2つあります。 

 速度的に、PCIe Gen3×2で、ドライブベイのHDD(SSD)のSSDキャッシュとして利用することを想定します。

 複数のモードがありますが、自動階層化もサポートするので、利用すれば、頻繁に出し入れするデータのアクセス速度の改善もできます。

 ただ、SSDは熱に弱い部分があるため、ヒートシンク付が推奨です。

 このブログの【内蔵SSDドライブの比較記事】で書いたM.2 (Type2280)PCI-Express 3 0接続の高速SSDのうち、ヒートシンク付を買えば良いでしょう。

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 NASとしてできることは、基本的に下位機種のできることはできます。

 AIによる画像認識についても、ニュートラルエンジンではなく、Google Edge TPUを利用する形式ですが、対応します。【こちら】の端末を利用します。

 PCIeスロット(M.2 2280 )の1つに差します。ただし、先述のSSDキャッシュとは排他的になるでしょう。

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 一方、本機は、HDMI端子も装備されますが、HDMI2.0には非対応です。

 4K/60Pは出せません。

 その他の部分は、家庭で使う分には下位機種とほぼ同じと考えてください。ただし、3ベイ機なので大きめです。

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 以上、QNAPTS-364-4Gの紹介でした。

 個人向けの上級機と言うより、企業向けのマルチメディア対応機といったところです。

 ただ、SSDを中心にまわして、スピードが欲しい場合は、個人でも選択肢になるでしょう。


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 【2022年モデル】

 【4ベイ】

 43・QNAP TS-464/AZ
  ¥92,800 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 43・QNAP TS-464-4G
  ¥85,000 楽天市場 (8/2執筆時)

HDD容量:
読出速度:1180MB/秒(最大)
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応

 TS-464は、QNAPの家庭用(個人用)では「ハイエンド」と言える製品です。

 流通ルートで型番を分けますが、性能は同じです。

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 CPUは、下位機と同じで、Intel Celeron N5105/N5095 との表記です。

 問題ありません。

 転送速度は、メーカーの実測値で1180MB/秒です。

 ただし、10GBeのLANカードをPCIeスロットに増設して測った場合の数字です。

 とはいえ、内蔵の2.5GBのイーサネットでも295MB/秒ですし十分です。

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 HDDは、本機も別売です。

 空のドライブが4ポートです。

 サイズは、常識の範囲(168 × 170 × 226 mm)ですので、個人用として、家庭に置けなくもないです。

 本機も、PCIe M.2 Slot2基装備し、SSDキャッシュ、ないし、Edge TPUによるAI画像認識に対応できます。

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 一方、本機は、PCIeスロット(PCIe Gen3 x2)が、別にもう1つあります。

 多目的に利用できます。

 例えば、先ほどみたようなQNAPの10Gのネットワークカード(LANカード)を増設できます。

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 QM2 拡張カード、QM2-2P10G1TA
  ¥92,800 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 そのほか、USB-Cカードほか、QM2カードを増設し、キャッシュやEdgeTPU用に利用もできるでしょう。

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 QNAP QXP-W6-AX200
 ¥15,096 Amazon.co.jp (8/2執筆時)  

 少しニッチですが、ワイヤレスアダプタを導入し、「ワイヤレスNAS」として運用することも可能です。

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 イーサネットポートは、 2.5G対応のLANポートが2系統ほか、1GのLANポートも2系統付属します。

 端子類は、とにかく充実します。

 下位機種に引き続き、HDMI 1.4USB-C(3.2 Gen2)ポートも2基あります。

 メモリーは、4GBです。

 最大で、16GB(8G×2)まで増設できます。こちらも、増設を考えても良いかと思います。メモリの種類は先ほどの機種と同じです。

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 NASとしてできることは、家庭用として利用する場合、基本的に下位機種と同じです。

 なお、IRセンサーが装備されているので、別売の同社の赤外線リモコン(QNAP RM-IR004 )での操作に対応できます。 

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 以上、QNAP TS-464/AZの紹介でした。

 速度面では、10Gイーサネットに対応できる部分、SSDキャッシュに対応できる部分で、本機は優れます。

 設定面、廃熱面ほか、 今回紹介した製品の中では、最も専門的な知識が必要な製品とはいえますが、個人用として考えた場合の「最上位グレード」機としてプレゼンスがあります。

3-3・ASUSTORのケースNAS

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 最後に、台湾のASUSTORのケースNASです。

 台湾のASUSグループで、ストレージをメインに展開する企業です。

 比較的安い価格帯のNASに強みがあります。



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 【2021年】

 【2ベイ】

 44・ASUSTOR DRIVESTOR 2 AS1102T
   ¥22,500 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 【4ベイ】

 45・ASUSTOR DRIVESTOR 4 AS1104T
  ¥38,900 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

HDD容量:
読出速度:215MB/秒(最大)
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応

 Drivestor は、台湾のASUSTORの入門用のケースNASです。

 外観のチェック柄は独特ですが、ASUSも昔、周辺機器でこんな感じの柄を使っていたので、何かしらこだわりがあるのかと思います。

 ハードディスクは、HDDを2機・4機まで搭載させる能力があります。

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 HDDへの転送速度は、RAID1(ミラーリング)時の値で、上表の数値を出します。

 イーサネットポートが、2.5GbE対応です。

 それにより、この転送速度を実現します。

 SSDならば、より速くできそうです。

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 ただ、CPUの関係か、増設トレイがない関係か、3.5インチHDDのみであるので、その高速モデルを選ぶということになろうかと思います。

 CPUは、Realtek RTD1296 quad-core 1.4GHzで、4コア1400 MHzです。

 QNAPにもみられた、NAS用の廉価版CPUです。

 NASとしてできることは、この機種の場合、次のとおりです。 

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 第1に、ファイルサーバー機能です。

 データ同期は、基本的にどの種類でも可能です。

パソコンの丸ごとバックアップやファイルバックアップに対応します。

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AiMaster:制御
AiDownload:ダウンロード管理
AiVideos :動画視聴
AiMusic:音楽再生
AiFoto 3:写真整理   
AiData:データアクセス
AiSecure:ホームセキュリティ
AiRemote:リモートキーボード

 第2に、メディアサーバー機能です。

 以上のアプリを利用可能です。基本、他社にできて、本機できないものはないといえ、充実します。

 ただ、統合アプリでない部分は、利便性の部分で甲乙はありそうです。

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 第3に、テレビの録画ムーブ機能です。

 こちらも、デフォルトではDTCP-IPに対応しません。

 ただ、QNAPと同じでsMedio DTCP MOVEというアプリを、同社のApp CentralからNASにダウンロードすれば、ムーブ対応になります。

QNAPウェブアプリ
Synology ウェブアプリ
ASUSTOR ウェブアプリ

 やはり、同社の場合も、拡張アプリは充実します。

 検索サイトも、機種による対応・非対応の表示はあるので、そこそこ分かりやすいです。

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 加えて、Synologyの上位機のように 4Kライブトランスコーディングをサポートします(10ビット4K H.265トランスコーディング)。

 再生の際に内蔵メモリの半量(512MB )を動画用に開放するメディアモードも利用可能です。

 そのほかの部分は、外出先からのファイルへのアクセス自動バックアップ機能を含めて、他社機と差はないです。

 静音性は、19デシベルという数値を公開しています。

 静音ファン採用の部分は、ワンポイントかと思います。

---

 以上、ASUSTOR DRIVESTORの紹介でした。

 SSDは扱えないようですが、2.5GbE LAN搭載で、HDDを利用する限りにおいて速度は、速度MAXという製品です。

 欲を言えば、もう少しCPUがあったほうが良い気もしますが、4Kエンコードもできる仕様ですし、そもそもHDDで完結する予定の方については、本機は結構良いかと思いました。

 ウェブアプリ・スマホアプリも充実しており、他社に引けをとっていません。選んでも良い機種の1つでしょう。

---

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 【2021年】

 【2ベイ】

 46・ASUSTOR DRIVESTOR 2 Pro AS3302T
   ¥32,800 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 【4ベイ】

 47・ASUSTOR DRIVESTOR 4 Pro AS3304T
  ¥44,600 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

HDD容量:
読出速度:215MB/秒(最大)
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応

 なお、本機の上位機種となる「プロ版」もあります。

 ハード面での仕様の違いは、メモリー量が倍量(2GB)である点です。

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 そのほか、形状的にドライブを外して保管したり、持ち運んで他のNASに付け替えたりできる、MyArchiveにも対応となります。

 それ以外は同じですが、動画エンコード目当てに買われるならば、メモリーはあった方が良いでしょうし、こちらを選んだほうが良いかもしれません。


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 【2022年】

 【2ベイ】

 48・ASUSTOR LOCKERSTOR 2 Gen2 AS6702T
   ¥66,000 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 【4ベイ】

 49・ ASUSTOR LOCKERSTOR 4 Gen2 AS6704T
  ¥73,900 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

HDD容量:
読出速度:591MB/秒(最大)
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応

 Asustor Lockerstor 2 Gen 2も、台湾のASUSTORのケースNASです。

 価格的には、個人用(一般用)といえるものでは、ハイグレードと言えるものです。

 なお、4ベイのみ、モノクロの液晶確認パネルが付きます。

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 HDDへの転送速度は、最大で591MB/秒です。

 RAID1設定(ミラーリング)の場合の速度です。2本差しの「リンクアグリゲーション」した場合の数字です。

 この構成が無理な場合は、その半分ほどの速度です。

 イーサネットポートは、したがって、2.5GbEポートを2組装備です。

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 SSDは、対応です。

 また、2ベイ機を含めて、M.2スロットが4組あります(PCIe 3.0)。

 普通のストレージ利用もできますし、QNAPでもみたような、SSDキャッシュにもできます。

 ドライブベイにいれるHDDほか、USB端子(USB3.2 Gen2)につけたディスク部分を合わせて、本機は、合計12(2ベイは10)ドライブの併用ができます。

 廃熱が問題になりそうですが、とくにSSDのクーリングについては、配慮があります。

 一方、本機は、M2スロットを外して、PCIeスロットにもできます。

 その場合、10GbEのLANカードなども挿せます。ただ、SSD利用と排他的ですし、メインの使い方ではないでしょう。

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 CPUは、Intel Celeron N5095です。

 QNAPも利用していました。

 PC用としても使えそうなスペックですので、問題ありません。

 メモリーは、4GBです。

 最大15GB(8GB×2)まで増設できます。

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 NASとしてできることは、下位機種にできることは可能です。

 上位機種として、対応するウェブアプリ数は増えます。 

 ライブ配信用アプリ「ASUSTOR Live」アプリは、本機のカタログでも注目の新アプリです。下位シリーズも対応ですが、性能面で言えば「本機だと快適」と言えそうです。

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 そのほか、Adobeソフトと、AppleのFinal Cut Proとの連携(同期)は、このシリーズからは

 あとは、データ保護の部分で、スナップショット(復元用データ)対応というのが、下位機種の目に付く違いです(Snapshot Center)。

---

 以上、ASUSTOR LOCKERSTOR 2 Gen2の紹介でした。

 QNAP上位機のように「周辺機器」前提に使う感じではないものの、SSD周りはこの値段からすると「強力」なので、こちらが「合う」人は一定数いるかと思います。

 アプリ面では、Adobeとの連携ほか、映像視聴や配信には割と力を入れた構成なので、個人用としては、そちら方面のユーザーにニーズがあると言えます。

次回に続く
最新のNASのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、上級者向けのケースNASを紹介しました。

 しかし、記事は、もう少しだけ「続き」ます。

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4・おすすめNASのまとめ 【結論】
 =目的別のおすすめNASの最終提案

アクセス速度   ★★★★★
ビジネスでの利用 ★★★★★
テレビ録画の保存 ★★★★★
動画・写真の保存 ★★★★★
オフィスでの共用 ★★★★★
総合評価     ★★★★★

 次回の4回目記事こちら)では、今回紹介した全ての機種から、目的別・予算別に、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。

 引き続き、どうかよろしくお願いします。

 4回目記事は→こちら

posted by Atlas at 17:39 | PC周辺機器

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