【今回レビューする内容】2023年 安くTVを録画できる方法と機材:ハードディスクレコーダー・ブルーレイレコーダー TVの録画機能の利用など
【比較する製品型番】IODATA HVTR-T3HD1T HVTR-T3HD2T REC-ON HVTR-BCTX3 東芝 REGZA D-M210 フナイ FHR-HM2040ほか
今回のお題
できるだけ安くTV録画環境を作るのにおすすめの機材はどれ?
どもAtlasです。
今日は、2023年8月現在、最新の格安にテレビを録画できる家電の比較です。
1・HDDレコーダー
3万円〜
2・ブルーレイレコーダー
3.5万円〜
3・外付けHDD
1万円〜
格安なHDDレコーダー、安めのブルーレイレコーダー、および、TV側に内蔵される録画機能を利用する外付けHDDを利用する方法と、予算別に「3通り」の方法を比べてみます。
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本体価格の安さ ★★★★☆
チューナー数 ★★★☆☆
画質の良さ ★★★★☆
設置の容易さ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
以下では、いつものように、各製品をレビューしていきます。
そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、「Atlasのおすすめ機種」を提案する形式で書いていきます。
よろしくお願いします。
1・HDDレコーダーの比較
はじめに、ハードディスクレコーダー(HDDレコーダー)を比較します。
ドライブがないので、ブルーレイの再生は対応しませんが、その分、少し費用面で安め・・・と、いいたいところですが、最近はあまり変わらない感じです。
なお、昔は家電の1ジャンルだったと言えますが、最近は、アイオーデータを除けば、ほぼ撤退です。
値段もブルーレイレコーダーとそう大きな差は付かなくなっていることは、あらかじめ「お断り」しておきます。
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以下では、Atlasのおすすめポイントは赤字系の文字色で、イマイチと思う部分は青字で記していきます。
【2017年発売】
【1TB】
1・IODATA HVTR-T3HD1T
¥30,484 Amazon.co.jp (8/29執筆時)
【2TB】
2・IODATA HVTR-T3HD2T
¥31,728 Amazon.co.jp (8/29執筆時)
【4TB】【Amazon・EC限定】
3・IODATA HVTR-T3HD4/E
¥39,799 Amazon.co.jp (8/29執筆時)
チューナー数:3
長時間録画:12倍
ネットワーク:有線LAN
外付けHDD:対応
ドライブ:
画質補正 ★★★☆☆
録画機能 ★★★☆☆
HVTR-T3HDTは、日本のPC周辺機器メーカーIODATAの販売するハードディスクレコーダーです。
同社は、ハードディスクやNASに強みのあるメーカーです。本機も、その方向の延長線として展開する製品です。
本体は、2パーツ構成です。
大きな筐体のチューナー部分と、小さい筐体のHDD部分に分かれています。
両者は連動しており、未使用時はハードディスクもスタンバイとなります。
なお、チューナー部分には、ディスクスロットがないです。
そのためブルーレイに加えて、DVDメディアの再生にも未対応です。
チューナーの数は、地デジ・BS・CSの共通チューナーが3つです。
ブルーレイレコーダーでも、入門機では2チューナーですから、わりと贅沢な構成で
内蔵HDDの容量は、1TB〜4TBの範囲で選択可能です。
特徴的なのは、本体自体にはHDDを挿入せず、外付けのハードディスクがそれぞれ付属する点です。
4TBモデルだけ、大きめの据え置き型ですが、それ以外は、小さなポータブル型です。
設置性には問題ないでしょう。
長時間録画は、対応です。
最大12倍まで対応なので、ブルーレイレコーダーと同等水準です。
番組表は、特段の個性はないです。
もちろん、EPG(電子番組情報)は取得できますが、見やすさにはさほど工夫はないです。
画質補正は、一方、多機能ではないです。
特段画質を高める機能性がないです。ただ、この部分は、TV側の性能がよければ問題ないともいえます。
録画機能は、基本的なもの(おっかけ再生や簡単なおまかせ録画)は可能です。
ただ、最低限であり、個性的な機能は、各社のブルーレイレコーダーと違って不採用です。
ネットワーク機能は、一方、充実します。
最近のブルーレイレコーダーだと常識ですが、外からのスマホでの視聴に対応します。
REC-ON App という無料アプリが、iOS系とAndroid系双方に用意されており、これを利用します。最近の「ブルーレイレコーダー」では基本搭載の機能とはいえ、対応は嬉しい部分です。
もちろん、スマホなどで外出先からの予約録画も可能です。
一方、本機は、WindowsPCでも外出先から視聴可能です。この部分は、他社のブルーレイレコーダーと比べても特徴的と言って良いです。
「テレリモ」という同社のアプリを利用する形式です。
この部分は、やや特殊な話になるので、今回の記事ではなく、【ロケーションフリープレーヤーの比較】のほうで詳しく説明します。
【2TB】【Amazon限定モデル】
・IODATA EX-HDAZ-UTL2K
¥9,380 Amazon.co.jp (8/29執筆時)
ハードディスクの追加は、この機種の場合「対応」できます(最大8台)。
先述のように、本体のHDD自体も外付けなので、満杯になったら交換していくような使い方も(まあ)可能です。
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以上、アイオーデータの HVTR-T3HDTシリーズの紹介でした。
先述のように、ブルーレイレコーダーも安いものがあるので、ドライブがないからと言って、本体価格の部分で「爆安」とはなりません。
しかし、3番組同時録画・長時間録画・外からどこでも視聴など、最近のトレンドを全ておさえた機種としては、「安め」です。
その意味では、ブルーレイは不要だが「安くて高性能な製品を探している」といった方には向くでしょう。
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【2015年発売】
4・IODATA REC-ON HVTR-BCTX3
¥21,480 Amazon.co.jp (8/29執筆時)
チューナー数:3
長時間録画:12倍
ネットワーク:有線LAN
外付けHDD:外付け対応可
ドライブ:
画質補正 ★★★☆☆
録画機能 ★★★☆☆
そのほあk、アイオーデータからは、HVTR-BCTX3という製品も販売されます。
こちらは、上で見たHVTR-T3HDTシリーズからハードディスクを除いた製品です。
【2TB】【Amazon限定モデル】
・IODATA EX-HDAZ-UTL2K
¥9,380 Amazon.co.jp (8/29執筆時)
ご自宅にあるHDDを流用したり、よりサイズの大きなHDDを選びたい方のためのモデルです。
最高画質でも8TBのHDDでは1000時間以上、地上波が録画可能です。
もちろん、最高12倍録画まで可能なので、相当量が録画できるでしょう。
【2020年発売】
5・東芝 REGZA D-M210
¥47,800 楽天市場 (8/29執筆時)
チューナー数:6
長時間録画:12倍
ネットワーク:有線LAN Wi-Fi
外付けHDD:対応
ドライブ:
画質補正 ★★★☆☆
録画機能 ★★★★★
D-M210は、東芝の販売するHDDレコーダーです。
こちらは、後ほどみる同社のブルーレイレコーダー「並」の価格です。
この価格になるのは、本機がいわゆる「全録(タイムシフト)」機だからです。
ブルーレイドライブを省略することで、値頃感を出したという製品です。
チューナーの数は、地デジ・BS/CS・新4K放送共用チューナー6つです。
相当多いですが、これは本機が「タイムシフト機(全録機)」だからです。
本機は、最大6chを1日中録画可能です(正確には、毎日1時間はHDDのメンテ時間)。
6chのうち2chは通常録画にも回せますが、フルに利用した場合、長時間モードで「6チャンネル7日分」の録画ができます。
内蔵HDDの容量は、2TBです。
この領域のうち、タイムシフトと通常録画との領域2つに分けて利用します。
なお、タイムシフトに割り振った領域は、DR画質(無劣化)録画はできません。最大でも「2倍相当」が画質的に最高です。
番組表は、タイムシフト機なので、通常は消えていく過去の番組表も設定期間まで見れます。
見たい番組を選んで、過去の番組をみるというのが、タイムシフト機のだいご味です。
この「全録」部分について「どのように便利なのか」は、【東芝のブルーレイの比較記事】で、同社のブルーレイレコーダー型の全録機のほうでもう少し詳しく紹介しています
ネットワーク機能は、有線LANのほか、無線LAN(Wi-Fi)も付属します。
外出先でのスマホ・タブレットでの番組視聴も可能です。
そのほか、録画した番組のスマホでの持ち出しも可能です。
なお、こうした部分は、後ほどみる入門機のブルーレイレコーダーでは「既に常識」であり、どの機種も持つ機能です。
【2TB】【Amazon限定モデル】
・IODATA EX-HDAZ-UTL2K
¥9,380 Amazon.co.jp (8/29執筆時)
ハードディスクの追加は、対応します。
最大6台まで登録でき、同時には4台まで接続可能です。
というより、全録をフルに楽しむには増設はマストでしょう。
2TBを増設すると最大15.5日録画できます。大きなテレビで見るならば画質も少し上げたいところなので、1週間で良いという方も、やはり増設はすべきでしょう。
外付HDDはどれでも良いですが【外付けHDDの比較記事】で紹介した、上記のような高耐久モデルを選ぶべきです。なぜなら、全録は、中の円盤が24時間ほぼ回転しっぱなしだからです。
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以上、 東芝のD-M210の紹介でした。
タイムシフト機を格安で欲しい方に向けた製品と言えます。他社にもこの仕組みを持つ製品はあります。
ただ、【東芝のブルーレイの比較記事】でも書いたように、東芝は、20年以上この仕組みを研ぎ澄ましてきたので、使い勝手の部分がかなり良いです。ディスク再生不要ならば、買って後悔することは少ないでしょう。
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【2021年発売】
【2TB】
6・フナイ FHR-HM2040
¥36,050 楽天市場 (8/29執筆時)
チューナー数:6
長時間録画:12倍
ネットワーク:有線LAN Wi-Fi
外付けHDD:対応
ドライブ:
画質補正 ★★★☆☆
録画機能 ★★★★☆
このほか、日本のフナイ電機も最近、BDドライブを搭載しない「まるごと録画ハードディスク」を出しました。
1・通常録画ができない
2・BS・CSが録画できない
3・ダビング(ムーブ)できない
ただ、東芝と比較すると、値段部分以外に、以上のような弱点が見られます。
UI(ユーザーインターフェイス)もイマイチで、番組表と連動し、はや見などの機能が充実する東芝機と比べると、性能面・価格面で競争力がないです。
おすすめすべきポイントが見あたらないので、2機からならば、圧倒的に東芝でしょう。
「タイムシフト機能」を長年研ぎ澄ましてきた部分の「差」を感じます。
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以上、HDDレコーダーを利用する方法の紹介でした。
正確に言えば、もう1機「対応機」があると言えます。
【2021年発売】(SONYからの移管)
【2TB】
7・バッファロー nasne NS-N100
¥29,700 Amazon.co.jp (8/29執筆時)
バッファローのNASNEを利用する方法です。
もともとは、SONYが作っていたPS4(PS5)の周辺機器でしたが、バッファローに移管しました。
本機もTVチューナーが内蔵されているので、録画ができます。
ゲーム機として、PS4(PS5)をお持ちならば親和性が高いので、この方法も選択肢になると思います。ゲーム機なしでも(使えると言えば)使えますが、あまり便利ではないです。
「やや特殊」なので、この方法は【TV向けNASの比較記事】という別の記事で、フォローしています。
詳しく書いていますので、興味のある方はそちらをご覧ください。
2・激安ブルーレイレコーダーの比較
続いて、ブルーレイレコーダーを利用する方法についてです。
1・SONYのブルーレイレコーダー
2・パナソニックのブルーレイレコーダー
3・東芝のブルーレイレコーダー
4・シャープのブルーレイレコーダー
5・おすすめブルーレイレコーダー【結論】
以下で紹介するのは、以上の記事で紹介した大手メーカーの製品のうち、現行品で最安価格の機種を、各社から(基本)1機だけ抜き出したものです。
性能面は、以上の記事で(相当)詳しく書いたので、今回は「基本部分」だけの紹介に止めつつ、簡単に紹介します。
【2023年発売】【1TB】
7・Panasonic DMR-2W102
¥39,336 Amazon.co.jp (8/29執筆時)
【2021年発売】【1TB】
8・Panasonic DMR-2W101
¥40,400 Amazon.co.jp (8/29執筆時)
チューナー数:2
長時間録画:15倍
ネットワーク:有線LAN Wi-Fi
外付けHDD:対応
ドライブ:ブルーレイ
画質補正 ★★★★★
録画機能 ★★★★★
DMR-2W102は、パナソニックのブルーレイの入門機です。
新旧ありますが、旧機種が安めです。
違いは、主に「ドラマ・アニメ1クール自動録画」機能の部分です。
詳しくは、【パナソニックのブルーレイレコーダーの比較記事】で書きましたが、自動録画に興味がないならば、旧機で良いと思います。
後継機がに出た影響で「安い」ですから。
ドライブは、ブルーレイです。
(4K画質の)UHDブルーレイの再生には非対応ですが、これは入門機ならばどれも層です。
チューナー数は、BS/CSと地上波の共通チューナーが2つです。
入門機では普通の構成で、TV側のチューナーを利用するならば、視聴時でも2番組まで録画できます。
内蔵HDDの容量は、1TBです。
長時間録画も15倍録画対応です。
そこまで画質を落とさずとも、だいぶ長く録れるので、入門機としては十分以上な量です。
番組表は、もちろんEPG(電子番組情報)対応です。
TVメーカーは、番組表周りの使い勝手も良いですが、パナソニックもそのように言えます。
新番組のお知らせや、ワンタッチでの録画操作など、UI(ユーザーインターフェイス)も便利に作られています。
こうした部分や録画面の利便性は、同社は細かい所まで作り込んでいます。
先述のように、今回は「ダイジェスト版」として簡単に話していますので、詳しくは、【パナソニックのブルーレイレコーダーの比較記事】をご覧ください。
ただ、結論的にいえば、同社のブルーレイは、おまかせ録画や速見(時短再生)を含めて、全社通して「一番」ではないですが、網羅的に性能の平均値は良いといえます。
日本で唯一残った総合家電メーカー「らしい」と言えます。
ネットワーク機能は、しっかりWi-Fiを搭載です。
外出先でのスマホ・タブレットでの視聴もできますし、持ち出すことも可能です。
一方、パナソニックの場合、Windowsに限りますが、PCでの視聴も可能です。
アイオーデータの部分で説明しましたが、PCでも見れる企業は割と限られます。
【2020年発売】【2TB-8TB】
・エレコム ELD-QEN2020UBK
¥9,76〜 Amazon.co.jp (8/29執筆時)
ハードディスクの追加は、対応します。
パナソニックの場合、SeeQVault対応です。
上記のようなSeeQVault対応HDDを増設すると、ブルーレイが壊れた場合も、外付けHDDのデータを新しい機種に移行可能です。
画質は、本機はブルーレイレコーダー側でも補整します。
例えば、低画質の映像をアップコンバートするW超解像や、動画のノイズを減らすHDオプティマイザー、画像の鮮明さを改善するリアルクロマプロセッサなど、高級テレビに利用される技術体型を採用します。
同社とソニーを除けば、この部分が充実する入門機は他社にはないです。
こうした処理はTV側に任せるのが一般的になっているからです。
そのため、わりと古めのテレビをお使いの場合、パナソニックを買うと、画質向上効果がある程度期待できます。
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以上、パナソニックのDMR-2W102などの紹介でした。
録画機能・ネットワーク面など、そつなくまとまった上で、画質補正が充実するのが魅力です。
この記事をみている方は(強くは)テレビの機能性には、さほど強い興味がないだろうかと思います。そういった意味で、際だって目立つ部分がないが「総合性能」で際立つ、パナソニック機は割と良い選択肢に思えます。
【2021年発売】
【1TB】
10・ SONY BDZ-ZW1800
¥49.000 Amazon.co.jp (8/29執筆時)
チューナー数:2
長時間録画:16倍
ネットワーク:有線LAN Wi-Fi
外付けHDD:対応
ドライブ:ブルーレイ
画質補正 ★★★★★
録画機能 ★★★★★★
BDZ-ZW1800は、ソニーのブルーレイレコーダーの入門機です。
他社機よりすこし高めですが、ソニーは格安機をださないのでこうなります。
チューナーの数は、2つです。
内蔵HDDの容量は、1TBです。
パナソニックと同じです。
長時間録画も最大16倍まで対応します。
番組表は、ソニーも見やすいです。
同社のテレビとは異なりますが、白のバックグランドで、優しい感じのフォントと色調の採用で、視認性は良いです。
操作性も、数回のバージョンアップで快適化しています。
この部分では、パナソニックと互角であり、レベルが高いです。
録画機能は、とにかく、おまかせ録画機能に同社は強いこだわりがあります。
他社も最近は同じような機能を搭載ですが、昔から力をいれてきただけに、精度は定評があり、他社に比べても実用的です。
最近では、一部他社でも採用例はありますが、再放送番組の二重取り防止機能もあります。
一方、この部分で言えば、「先録」とも呼ばれる「新作ドラマ・アニメガイド」は、言及に値します。
KADOKAWA(角川書店)から提供を受けたデータベースを使って、番組表(EPG)ではみれない1ヶ月先のドラマ・アニメ・特番ドラマを先行的に予約できる機能です。
それぞれの番組の概要が見られるのも特徴です。
他社の場合、番組表に反映される新番組は、放送の8日前です。それらに比較すると、SONYの場合、シーズン前に録画計画を立てることがが可能です。
こうした録画機能面での同社の製品の機能性は、【ソニーのブルーレイレコーダーの比較記事】のほうで、もっとしっかり説明しています。
興味のある方はご覧ください。
ネットワーク機能は、しっかりWi-Fiを装備です。
外出先でのスマホでの視聴もできます。PCでの視聴は自宅ないのみ対応できます。
【2020年発売】【2TB-8TB】
・エレコム ELD-QEN2020UBK
¥9,076〜 Amazon.co.jp (8/29執筆時)
ハードディスクの追加は、対応します。
本機も、先ほど説明したSeeQVault対応です。
将来的に壊れても、外付けHDDのデータを新しい機種に移行可能です。
画質補正は、ソニーも高度です。
パナソニックと同じく、超解像技術を採用するほか、HDリアリティー エンハンサー・クロマアップサンプリングとほぼ同様な、高度な補整性能を備え
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以上、ソニーのBDZ-ZW1800の紹介でした。
「おまかせ録画」に注目する場合、他社入門機より「強い」です。
その上で、画質補正面も良いですが、同じく性能が良いパナソニックと比べると、やや本体価格が高めになる部分で、費用対効果は及ばない感じはあります。
【2022年発売】【1TB】
11・AQUOSブルーレイ 2B-C10EW1 【黒】
12・AQUOSブルーレイ 2B-C10EW2 【白】
¥41,745 Amazon.co.jp (4/12執筆時)
チューナー数:2
長時間録画:12倍
ネットワーク:有線LAN Wi-Fi
外付けHDD:対応
ドライブ:ブルーレイ(高性能)
画質補正 ★★★★☆
録画機能 ★★★★☆
2B-C10EW1 は、シャープのブルーレイレコーダーの入門機です。
ドライブは、シャープは一定のこだわりがあります。
伝統的に読み出し時の速度面が良いほか、ホコリに強い仕様にしています。
チューナーの数は、2つです。
内蔵HDDは、1TBです。
いずれも、他社入門機と横並びで差はないです。
長時間録画も12倍に対応しますし、問題ありません。
番組表は、シャープも見やすく作っています。
録画機能は、一方、自動録画・速見機能ほか、そつない構成です。
ただ、主要社に較べると、抜き出た個性はあまりないです。
あえて言えば、ドラマ・アニメ一方の新作を4週間分、自動録画してくれる機能(ドラ丸)が目立つ程度です。
詳しくは【シャープのブルーレイレコーダーの比較】で書きました。
ネットワーク機能は、Wi-Fiをしっかり装備です。
本機も、スマホ・タブレットでの遠隔視聴に対応でします。
【2TB】【Amazon限定モデル】
・IODATA EX-HDAZ-UTL2K
¥9,380 Amazon.co.jp (8/29執筆時)
ハードディスクの追加は、対応します。
ただ、シャープの現行機種は上位機を含めてSeeQVaultに非対応です。
その部分で不利ですが、その分(安いHDDを)気兼ねなく買えるとは言えます。
画質は、基本的なノイズ除去機能は搭載するものの、あまり高度な機能はないです。
このグレードでは、他のTVメーカーに較べると、「補整はTV側の処理に任せる」という方向性が強いと言えます。その上で、シャープの場合は、自社のAQUOSブランドのTVとの相性を高める工夫がなされています。
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以上、シャープの2B-C10EW1 の紹介でした。
利用時に不便というわけではないですが、何かしら際だった個性もない機種です。
上位機だと良い機種はありますが、このグレードだと目立ちません。
ただ、テレビがシャープ製の場合は、相性が良さそうとは言えます。
【2021年発売】
【1TB】
14・東芝 REGZA DBR-W1010
¥40,885 楽天市場 (4/12執筆時)
チューナー数:2
〈2022年特定店向けモデル〉
【1TB】
15・東芝 REGZA DBR-T101
¥42,500 楽天市場 (4/12執筆時)
チューナー数:3
長時間録画:12倍
ネットワーク:有線LAN Wi-Fi
外付けHDD:対応
ドライブ:ブルーレイ
画質補正 ★★★★☆
録画機能 ★★★★★
DBR-W1010 は、東芝の発売するブルーレイレコーダーです。
同社の製品では、最も安い機種です。
本機は、2022年特約店向けにでた機種があります。
チューナーの数は、そちらだけ3 チューナーと豪華です。
安めなので、ついでにあげました。
内蔵HDDの容量は、1TBです。
また、12倍の長時間録画に対応するため、問題ないです。
このあたりは、入門機だと各社とも横並びです。
番組表は、EPG(電子番組情報)は東芝見やすい出来です。
先述のように、昔からのTVメーカーだと、だいたいどこも良いです。
利便性は、おまかせ録画機能などの部分では、普通です。
しかし、東芝機は「速見」的な機能が全体として強いです。
時間の目安にそって、(音声付き)倍速でみたり、ザッピング的にみるなど、選択肢が多いです。早回しの「使いやすさ」は、全社通しても一番でしょう。
同社のレコーダーは、上位機を含めて録画番組をざっとみるよううな方には割と向きます。
こうした部分の機能性は【東芝のブルーレイレコーダーの比較記事】で詳しく書いています。
ネットワーク機能は、本機もWi-Fiを搭載です。
外出先でのスマホ・タブレットでの視聴も対応できます。
【2020年発売】【2TB-8TB】
・エレコム ELD-QEN2020UBK
¥9,076〜 Amazon.co.jp (8/29執筆時)
ハードディスクの追加は、対応します。
SeeQVaultにも対応します。
東芝は外付けHDDは4台まで同時接続可能です。
この部分の取り回しの良さを含めてヘビーユーザーには人気です。
画質は、ただ、このグレードだと、完全にTV側に任せる方向性です。
シャープと同じです。
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以上、東芝のDBR-W1010の紹介でした。
シャープ同様に画質補正は「TV任せ」です。ただ、「時短視聴」という分かりやすい個性はあるので、その部分にニーズが合うならば、他社製テレビのユーザーでも「選べる」入門機でしょう。
3・低予算でのTV録画の方法について
以上、HDDレコーダーやブルーレイレコーダーを見てきました。
ここからは、予算の都合上、「それ以上に価格を安く抑えたい」場合の方法を説明します。
具体的には、「TVにUSBハードディスクを直付けする」という方法です。
【2019年発売】
【2TB】
16・バッファロー HD-LE2U3-BA
17・バッファロー HD-LE2U3-WA
¥13,936 Amazon.co.jp (8/29執筆時)
【3TB】
18・バッファロー HD-LE3U3-BA
19・バッファロー HD-LE3U3-WA
¥12,450 Amazon.co.jp (8/29執筆時)
Atlasの知る限り、大手のテレビの場合、2014年モデル以降ならば、小型・大型を問わず、テレビ側に「録画機能」があります。
大手以外の格安機でも、近年のモデルでついていない機種は(チューナーレスTVを除けば)みたことがないです。
ご自宅のテレビが対応か分からない場合、まず、背面にUSB端子があるか確認してください。装備されていれば「対応」と言えます。
例えば、SONYのブラビアならば、裏面の上記の部分にあるはずです。
こうしたテレビは、上で紹介したような、据え置き型のハードディスクを購入し、USB端子でつなげれば、TV自体が備える録画機能により、TV番組の予約録画に対応できます。
テレビ側の性能にもよりますが、最近の機種ならば、最低でも視聴中の裏番組録画にも対応できます。
ただし、注意点が2点あります。
第1に、独自方式のフォーマットが必要なので、ご自宅のPC用HDDと共通化ができない点です。
余っていないならば、新しいものを買う必要があります。
第2に、圧縮技術の関係で長時間録画のできる機種がない点です。
正確にはだいぶ昔のシャープ機の一部はこの機能がありましたが、専用HDDが必要で、もう売っていないので「ないのと同じ」です。
長時間録画がないので画質最高ながら、2TBモデルで250時間ほどまでの総録画時間です。
この部分は、ブルーレイレコーダーにHDDを増設する場合と、TVにHDDを増設する場合との大きな違いになります。
とはいえ、ヘビーユーザーでなければ問題ないでしょう。
先にこちらを試して、無理なようならば、新しく買うレコーダーでも(外付けHDDとして)使えますので、無駄にもならないかと思います。
1・外付けHDDの比較 (1)
1-1・選び方の基本【導入】
1-2・ 汎用モデル
2・外付けHDDの比較 (2)
2-1・テレビ録画用
2-2・ゲーム用
3・外付けHDDの比較 (3)
3-1・ビジネス用
4・外付けHDDの比較 (4)
3-2・最終的なおすすめの提案【結論】
なお、テレビ向けの機種や、格安な機種を含めて、外付けHDD自体の性能については、以上の記事で紹介しています。
よろしければ、ご覧ください。
今回の結論
TV録画におすすめの機材は結論的にこれ!
いうわけで、今回は、テレビ録画をできるだけ安くすますについて書きました。
最後、いつものように、価格別・目的別にAtlasのおすすめ機種を提案しておきます。
第1に、テレビ以外の外部機器を利用する方法で最もおすすめできるのは、
【2023年発売】【1TB】
7・Panasonic DMR-2W102
¥39,336 Amazon.co.jp (8/29執筆時)
【2021年発売】【1TB】
8・Panasonic DMR-2W101
¥40,400 Amazon.co.jp (8/29執筆時)
チューナー数:2
長時間録画:15倍
ネットワーク:有線LAN Wi-Fi
外付けHDD:対応
ドライブ:ブルーレイ
本体価格の安さ ★★★★☆
チューナー数 ★★★☆☆
画質の良さ ★★★★★
設置の容易さ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
パナソニックのブルーレイレコーダー を導入するのが良いかと思います。
主要4社の中でも最安水準といえるレコーダーですが、画質補正の部分では入門機では最高水準と言えます。
少し古めのテレビや、新しくても、補正が強いとは言えない、32インチ以下の中型・小型テレビには「相性が良い」と言えます。
録画容量も、1TBあれば、(そこそこの)長時間録画モードを使えば、全く問題ないです。
録画機能は、おまかせ録画・速見・遠隔視聴など、全てにおいてそつがなく、機能面のバランスが良いです。
速見や自動録画など、細かい機能で言えば、他社の入門機のほうが突出してよいものはありますが、全体のバランスの良さでは、やはりパナソニックに思えます。
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【2017年発売】
【1TB】
1・IODATA HVTR-T3HD1T
¥30,484 Amazon.co.jp (8/29執筆時)
チューナー数:3
長時間録画:12倍
ネットワーク:有線LAN
外付けHDD:対応
ドライブ:
本体価格の安さ ★★★★☆
チューナー数 ★★★★★
画質の良さ ★★★☆☆
設置の容易さ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
一方、ブルーレイドライブが不要ならば、アイオーデータのHDDレコーダーも以前は選択肢でした。
ただ、ブルーレイレコーダーの型落ちと比べて、あまり安くもなくなっているので、現在的にはすこし微妙に思います。
大手に比べると、画質補正面の弱さほか、番組表などのUIの作り込みが甘い部分はあります。おまかせ録画などの性能もイマイチです。
ただ、外出先での視聴は可能で、長時間録画もできます。チュナーは逆に3つなので豪華です。さほどには「使わない」という場合は、値段が十分に安い状況になっていれば、選択肢にはできるでしょう。
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1・SONYのブルーレイレコーダー
2・パナソニックのブルーレイディーガ
3・東芝の全録レグザブルーレイ
4・シャープのアクオスブルーレイ
5・フナイのブルーレイ
6・おすすめブルーレイレコーダー【結論】
なお、今回の記事では「各社の最も安いブルーレイレコーダー」に比較対象を限定しました。
4万円以上の製品を含めて検討可能な方は、このブログには以上のような記事もあります。
とく5番の記事では、全社のブルーレイレコーダーを横断的に比較 しました。興味のある方は、ご覧ください。
第2に、とりあえず「録画」できればOKという場合は、
【2019年発売】
【2TBモデル】
16・バッファロー HD-LE2U3-BA
17・バッファロー HD-LE2U3-WA
¥13,936 Amazon.co.jp (8/29執筆時)
【3TBモデル】
18・バッファロー HD-LE3U3-BA
19・バッファロー HD-LE3U3-WA
¥12,450 Amazon.co.jp (8/29執筆時)
本体価格の安さ ★★★★★
チューナー数 TVによる
画質の良さ TVによる
設置の容易さ ★★★★★
総合評価 ★★★★☆
先述のように、TVの録画機能を利用するために、HDDを導入する方法でしょう。
設置は容易ですし、ご自宅のTVが対応するならば「とりあえず」これでも良いかと思います。
なお、独自のフォーマットが必要なので、お持ちのPC用などと共有はできない点に注意してください。
加えて、長時間録画には対応できない部分と、(TV側のCPUを使うので)機種によっては、操作が「もっさり」する可能性がある点は、指摘しておきます。
1・外付けHDDの比較 (1)
1-1・選び方の基本【導入】
1-2・ 汎用モデル
2・外付けHDDの比較 (2)
2-1・テレビ録画用
2-2・ゲーム用
3・外付けHDDの比較 (3)
3-1・ビジネス用
4・外付けHDDの比較 (4)
3-2・最終的なおすすめの提案【結論】
なお、上記以外の製品については、このブログでは、おすすめ機種を以上の記事で紹介しています。
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というわけで、今回は、激安のTVレコーダーの話でした。
1・10v-15v型の防水TVの比較
予算:2.5万円〜
用途: お風呂・キッチン用
2・19v-22v型の液晶TVの比較
予算:3万円〜
用途:寝室・個室向け
3・24v型の小型液晶TVの比較
予算:2.5万円〜
用途:1人暮らし向け(小さめ)
4・32v型の中型液晶TVの比較
予算:2.5万円〜
用途:1人暮らし向け(標準)
5・40v型のFHD液晶TVの比較
予算:4万円〜
用途:リビング向け(格安)
6・4K液晶テレビの比較
予算:5万円〜
用途:リビング向け(標準)
7・有機ELテレビの比較
予算:15万円〜
用途:リビング向け(上級)
8・8Kテレビの比較
予算:15万円〜
用途:リビング向け(最高)
9・テレビの選び方まとめ 【結論】
=全体のまとめと解説
なお、このブログには、テレビの比較記事もあります。
「もういっそテレビごと買い替える!」という方は、以上の記事もご利用ください
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最後になりましたが、この記事がお役に立ったようならば、はてなブックマークなどのSNSで、話題を共有して頂けると嬉しいです。ではでは。