【今回レビューする内容】2019年 安い費用でTVを録画できる方法・機材の解説:3社の激安価格の国産HDDレコーダー・ブルーレイレコーダー・録画テレビチューナーの紹介や単体HDDを利用した格安録画方法の解説【IODATA・KAIHOU・SKネットなど】:1万円台〜3万円台限定!
【比較する製品型番】SKNET ロクーガーWHB SK-RKWHB1 IODATA REC-ON HVTR-T3HD1T HVTR-T3HD2T パナソニック DMR-BRS530 ソニー BDZ-ZW550 シャープ ブルーレイ BD-NS520 東芝 ブルーレイ DBR-W508
今回のお題
できるだけ安くTV録画環境を作るのにおすすめの機材はどれ?
どもAtlasです。
今日は、TV録画用レコーダーなど、TV録画に関係する機器の比較です。
具体的には、1万円前後の予算から3万円までの予算でテレビ録画を可能にする方法を紹介します。単に紹介するだけでなく、画質や基本性能などを比較しています。
1・HDDレコーダー(2万円台)
2・低価格 ブルーレイ(3万円台)
3・TVのHDD録画の利用(1万円台)
以下では、激安なブルーレイレコーダーやHDDレコーダーを購入する一般的な方法を紹介したあと、テレビにHDDだけを付属させるなど、「極めて安上がり方法」なども紹介する予定です。
いつものように、各製品をレビューした後で、最後に、「Atlasのおすすめ機種」を提案する形式で書いていきます。
1・激安HDDレコーダーの比較
はじめに、「ハードディスクレコーダー」「DVDレコーダー」タイプの激安製品を紹介します。
「ブルーレイレコーダー」と異なり、ブルーレイの再生は対応しませんが、内蔵されるハードディスクにTV番組の録画ができるという家電製品です。また、DVDレコーダーの場合は、DVDメディアも再生可能です。
なお、以下では、Atlasのおすすめポイントは赤字で、イマイチと思う部分は青字で記していきます。
1・SKNET ロクーガーWHB SK-RKWHB1
¥25,200 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
チューナー数:2
長時間録画:非対応
LAN接続:
HDD容量:500GB
HDD録画:外付け対応可
超解像度技術 :非対応
ノイズリダクション:非対応
ドライブ:なし
SK-RKWHB は、日本のエスケイネットが販売する、格安HDDレコーダーです。
同社は、TVチューナーに強い「一点突破型」の電機機器メーカーです。この製品もその流れで出ているモノです。なお、DVDメディアの再生には未対応です。
他社製品に較べると、「手に持てるサイズ」である点が、魅力の1つでしょう。日本最小でしょうね。
チューナーの数は、地デジ用のチューナーが2つです。
そのため、2番組同時録画(裏番組録画)に対応します。さらに、BS/CS用チューナーも内蔵です。これらを合わせて2番組同時録画が可能なので、コスパは非常に良いです。放送中の番組の「追いかけ再生」にも対応します。
内蔵HDDの容量は、1TBです。
格安機としては優秀です。ただし、長時間録画に非対応です。DR画質にて最高120時間までの録画となります。撮りだめ保存をする方には向きませんが、「見たら消していく」という方には問題ないでしょう。
番組表は、EPG(電子番組情報)対応です。
興味深いのは、二重取り防止機能です。連続ドラマで、難解も複数回放送するようなものの場合、再放送を除外して録画してくれます。この機能は、大手でも付いていない場合があるので、感心しました。
そのほか、アニメ・スポーツなど、ジャンル別に指定するだけでの「おまかせ録画機能」も付属します。録画再生についても、日付別・ジャンル別にソートでき、使いやすいです。
・バッファロー HD-LC1.0U3-BKF 【1TB】
¥11,098 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
ハードディスクの追加は、「対応」します。
本体に付属するUSB端子につなげることで、録画領域を増やせます。ただ、 統一規格のSeeQVaultには非対応ですから、レコーダー本体が壊れた場合は、買い直しても外付けHDD内のデータは再生できません。
画質は、特別な言及はありません。
この点は、多くの大手製ブルーレイレコーダーも同様です。最近は、基本的にはTV側の画質調整性能に任せるのが、格安機の「トレンド」です。
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以上、 SK-RKWHB の紹介でした。
2万円以下の製品としては、使い勝手がこなれており、この部分では、大手に負けない性能が期待できます。難点は、長時間録画の非対応くらいですので、コスパを重視するならば有力な選択肢です。
【1TB】
2・IODATA REC-ON HVTR-T3HD1T
¥27,135 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
【2TB】
3・IODATA REC-ON HVTR-T3HD2T
¥31,280 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
【4TB】 【在庫限り】
4・IODATA REC-ON HVTR-T3HD4/E
¥34,800 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
チューナー数:3
長時間録画:12倍対応
LAN接続:有線LAN
HDD容量:1TB/2TB
HDD録画:外付け対応可
超解像度技術 :非対応
ノイズリダクション:非対応
ドライブ:なし
REC-ON シリーズは、日本のPC周辺機器メーカーのIODATA(アイオーデータ)の販売するハードディスクレコーダーです。
同社は、ハードディスクや、NASに強みのあるメーカーで、その延長線上の製品です。
なお、この製品も、DVDメディアの再生には未対応です。
チューナーの数は、地デジとBS/CSのチューナーとがそれぞれ3つです。
ここまでの機種と比較する場合、本体価格はやや「高い」ですが、トリプルチューナー機(のブルーレイ)は他社では倍以上の値段と言うことをふまえると、「お買得感が高い」です。
内蔵HDDの容量は3機種で異なります。
HVTR-T3HD1Tは1TB、HVTR-T3HD2Tは2TB、HVTR-T3HD4/Eは4TBです。
特徴的なのは、本体自体にはHDDを挿入せず、外付けのハードディスクがそれぞれ付属する点です。4TBモデルだけ、大きな据え置き型ですが、それ以外は、持ち運べるサイズですので、設置性には問題ないでしょう。
また、格安な他社モデルと較べた場合、画像を圧縮した長時間録画に対応する点も魅力です。
最大12倍まで対応するため、ヘビーユーザーも満足できる仕様です。
番組表は、こちらもEPG(電子番組情報)対応です。
こちらについては、各社対応しますが、データの視認性は異なります。基本的にTVを出しているメーカーが圧倒的に使いやすいのですが、それらを除くと、アイオーデータもそれなりに使いやすいです。
SKネットと比較すると、追っかけ再生や、おまかせ録画機能は搭載されますが、再放送録画除外は不採用です。一方で、自動チャプター作成で、CM部分がワンボタンで飛ばせる「おまかせチャプター」機能は魅力です。
ネットワーク機能は、この機種の魅力です。この製品には有線LANポートがあり、それに接続する場合、自宅の中のほか、外出先のスマホ(iOS/Android)やWindowsPCからも録画番組や放送中の番組が見れます。
大手製ブルーレイレコーダーでは、最近人気の機能ですが、アイオーデータのこちらも対応します。もちろん、スマホなどで外出先からの予約録画も可能です。
【1TBモデル】
・バッファロー HD-LC1.0U3-BKF
¥11,098 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
ハードディスクの追加は、当然ですが、この機種の場合「対応」します。
画質は、やはり特別な言及はありません。
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以上、 REC-ON シリーズの紹介でした。
本体価格は「爆安」ではありません。ただ、3番組同時録画・長時間録画・外からどこでも視聴など、最近のトレンドを全ておさえた機種としては、「激安」です。
その意味では、ブルーレイは不要だが、「安くて高性能な製品を探している」といった方には向くでしょう。
【通常型番】
5・SONY nasne 1TBモデル CUHJ-15004
¥23,299 Amazon.co.jp (2/6執筆時)
【Amazon限定】(アンテナ分配器・ケーブル付)
6・SONY nasne 1TBモデル CUHJ-15004
¥23,760 Amazon.co.jp (2/6執筆時)
チューナー数:1
長時間録画:3倍
LAN接続:
HDD容量:1TB
HDD録画:外付け対応可
超解像度技術 :非対応
ノイズリダクション:非対応
ドライブ:なし
SONYのナスネは、プレーステーションの周辺機器として売られている製品です。
ただし、そうしたゲーム機を持たずとも、この機種はTV録画機として単体でも利用できます。
チューナーの数は、地デジとBS/CSのチューナーとがそれぞれ1つです。
したがって、裏番組の録画は対応できない仕様です。
内蔵HDDの容量は、1TBです。
録画においては3倍モード録画も可能なので、割と優秀と言えます。
番組表は、こちらもEPG(電子番組情報)対応です。
PS3/PS4などをお持ちの方は、そちらと連携できるため、さらに操作性は高いです。視認性もさすがに、ゲーム機の周辺機器であり、番組表を含めて出来が良いです。
ただし、「ニコ動との連携再生」など、仕組みのターゲット年齢層は低いです。設定はそれなりに必要ですが、ネット情報を含めて説明書は詳しいです。
ハードディスクの追加は、当然ですが、この機種の場合「対応」します。
外出先からの視聴は、この機種の場合対応できます。スマホアプリを介して、自宅のTVの映像をネット転送可能です。
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以上、SONYのナスネの紹介でした。
欠点は裏番組の録画ができない点くらいで、TVレコーダーとして優秀です。
ただし、この機種はリモコンが付属しないので、PS4,PS3, PS VITAなどか、スマホアプリ、ないしWindows系のPCから設定を行うシステムです。
なお、この製品は、Wi-Fi搭載のメディアサーバーとしても機能します。そのため、上記の記事で、その部分について詳しく書きました。
興味のある方は、ご覧ください。
2・激安ブルーレイレコーダーの比較
続いて、ブルーレイが搭載される製品のうち3万円台までの予算で買える機種を紹介します。
1・SONYのブルーレイレコーダー
2・パナソニックのブルーレイディーガ
3・東芝の全録レグザブルーレイ
4・シャープのアクオスブルーレイ
5・おすすめブルーレイレコーダー【結論】
紹介するのは、以上の記事で紹介した大手メーカーの製品のち、3万円以内で買える機種を抜き出したものです。
そのため、「メーカー決め打ち」で探している方は、上の記事をお読み頂いても良いかと思います。
7・パナソニック DMR-BRS530
¥29,490 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
チューナー数:1
長時間録画:15倍対応
LAN接続:有線LAN
HDD容量:500GB
HDD録画:外付け対応可
超解像度技術 :対応
ノイズリダクション:対応
ドライブ:ブルーレイ
DMR-BRS530 は、パナソニックでは最も安いと言えるブルーレイレコーダーです。
ここまで紹介した機種と異なり、ブルーレイメディアの再生もできる点で、一般的です。
チューナーの数は、地デジとBS/CSのチューナーとがそれぞれ1つです。言いかえれば、裏番組録画ができないモデルです。
内蔵HDDの容量は、500GBです。
ただし、15倍の長時間録画に対応するため、最大で675時間までの録画時間を確保します。
番組表は、EPG(電子番組情報)対応です。
パナソニックは、総合家電メーカーとして、高級TVなどもラインアップされます。そのため、番組表は独自のコンテンツを多く追加しており、この点では、アイオーデータなどの非テレビメーカーの追随を許さない利便性があります。
新番組のお知らせや、ワンタッチでの録画操作など、UI(ユーザーインターフェイス)も便利に作られています。
ネットワーク機能は、こちらも、有線LANポートがあります。
それに接続する場合、外出先のスマホ(iOS/Android)で番組が見れます。また、PCについても2600円のDIXIMを導入することで、外出先からの視聴が可能です。
バッファロー HDV-SQ2.0U3/VC 2TB
¥17,000 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
ハードディスクの追加は、対応します。
さらに、SeeQVault対応なので、上記のようなSeeQVault対応HDDを増設すると、ブルーレイが壊れた場合も、外付けHDDのデータを新しい機種に移行可能です。
画質は、パナソニックの場合、ブルーレイレコーダー側でも補整します。
例えば、低画質の映像をアップコンバートするW超解像や、動画のノイズを減らすHDオプティマイザー、画像の鮮明さを改善するリアルクロマプロセッサなど、高級テレビに利用される技術体型を採用します。
先述のように、大手メーカーでも最近は、こうした処理をTV側に任せるのが一般的になりつつありますが、パナソニックは乗せ続けています。そのため、特に、あまり画質補整性能の良くない古いテレビとの相性は抜群と言えます。
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以上、パナソニックのDMR-BRS530の紹介でした。
格安ブルーレイレコーダーのなかでは、画質補整力が充実しており、その点が魅力です。また、非テレビメーカーの製品と比較すると、番組表や予約周りの使い勝手はワンランク上です。
たしかに、裏録画できないなどの不便さもありますが、その他の点では凌駕しますから、ヘビーユーザー以外は、このグレードの製品がおすすめですね。
【2017年モデル】
8・SONY BDZ-ZW550
¥35,401 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
チューナー数:2
長時間録画:12倍対応
LAN接続:有線LAN/無線LAN
HDD容量:500GB
HDD録画:外付け対応可
超解像度技術 :対応
ノイズリダクション:対応
ドライブ:ブルーレイ
BDZ-ZW550 は、ソニーの発売するブルーレイレコーダーです。
ソニーのレコーダーのなかでは、最も安い入門用のラインです。2017年モデルですが、在庫は豊富です。
チューナーの数は、地デジとBS/CSのチューナーとがそれぞれ2つです。
パナソニックの入門グレードに較べると、裏番組録画に対応する点では高度です。
内蔵HDDの容量は、500GBです。
ただし、11倍の長時間録画に対応するため、最大で470時間までの録画時間を確保します。
番組表は、EPG(電子番組情報)対応です。ソニーは、数年前にUI(ユーザーインターフェイス)を一新しました。
白のバックグランドで、優しい感じのフォントと色調の採用で、見やすいです。操作性も、数回のバージョンアップで快適化しています。
この部分では、パナソニックと互角であり、レベルが高いです。
特に、キーワードやジャンルを指定するだけの「おまかせ録画機能」の精度は定評があり、他社に比べても実用的です。また、パナソニックにはない、二重取り防止機能も付属します。
ネットワーク機能は、この機種も、外出先のスマホ(iOS/Android)で番組が見られます。
また、こちらは、有線LANに加えて、無線LANも内蔵するため、レコーダーからルーター間の配線も不要です。
ただし、PCには非対応です。
バッファロー HDV-SQ2.0U3/VC 2TB
¥17,000 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
ハードディスクの追加は、対応します。
こちらも、SeeQVault対応なので、上記のようなSeeQVault対応HDDを増設すると、ブルーレイが壊れた場合も、外付けHDDのデータを新しい機種に移行可能です。
画質は、ソニーの場合も、ブルーレイレコーダー側でも補整します。
パナソニックと同じく、超解像技術を採用するほか、HDリアリティー エンハンサー・クロマアップサンプリングとほぼ同様な、補整性能を備えます。
一方、ソニーは、超解像技術について、入門機から4Kアップコンバートに対応します。
4Kに満たない映像ソースを4K水準にアップコンバートできます。なお、パナソニックも上位機では対応しています。
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以上、ソニーのBDZ-ZW550の紹介でした。
やや高額ですが、パナソニックの入門機に較べた場合、2番組同時録画に対応する点と、4Kアップコンバートに対応する点で優秀です。
パナソニックも上位機になると対応ですが、ほぼ同価格帯の最新機の入門機で対応する点で言えば、ソニーは優秀です。
9・シャープ ブルーレイ BD-NS520
¥32,493 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
チューナー数:1
長時間録画:12倍対応
LAN接続:有線LAN
HDD容量:500GB
HDD録画:外付け対応可
超解像度技術 :非対応
ノイズリダクション:対応
ドライブ:ブルーレイ
BD-NS520 は、シャープの発売するブルーレイレコーダーです。最新機では最も安い機種です。
チューナーの数は、地デジとBS/CSのチューナーとがそれぞれ1つです。ソニーに較べると、裏番組録画ができない点では不便でしょう。
内蔵HDDの容量は、500GBです。
こちらも、12倍の長時間録画に対応するため、最大で530時間までの録画時間を確保します。
番組表は、EPG(電子番組情報)対応です。シャープは、近年番組表に手を入れて見やすさが向上しています。こちらは最新に較べると1世代古いのですが、見やすさは、さすがに「TVメーカーグレード」です。
ネットワーク機能は、この機種も、外出先のスマホ(iOS/Android)で番組が見れます。ただし、ソニーと較べた場合、有線LAN接続のみの対応です。
バッファロー HDV-SQ2.0U3/VC 2TB
¥17,000 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
ハードディスクの追加は、「対応」します。こちらも、SeeQVault対応なので、SeeQVault対応HDDを増設すると、ブルーレイが壊れた場合も、外付けHDDのデータを新しい機種に移行可能です。
画質は、一方で、高画質マスターエンジンBDによるノイズ除去機能は搭載するものの、4Kアップコンバートなどには非対応です。
総合的には、このグレードでは、他のTVメーカーに較べると、「補整はTVに任せる」という方向性が強いと言えます。その上で、シャープの場合は、自社のAQUOSブランドのTVとの相性を高める工夫がなされています。
一方、シャープは、ブルーレイドライブの質に関する評判が高く、高速なので、再生が素早く始まります。
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以上、シャープのBD-NS520 の紹介でした。
総合的に言えば、画質補整面ではやや弱い製品です。ただ、最新の高級TVと組み合わせる場合は、その点は心配要らないでしょう。特に、TVがシャープ製の場合は、相性が良さそうです。
10・東芝 REGZA DBR-W508 【500GB】
¥31,500 Amazon.co.jp (7/6執筆時)
チューナー数:2
長時間録画:12倍対応
LAN接続:有線LAN/無線LAN
HDD容量:500GB
HDD録画:外付け対応可
超解像度技術 :非対応(低)
ノイズリダクション:非対応
ドライブ:ブルーレイ
DBR-W508 は、東芝の発売するブルーレイレコーダーです。同社の製品では、最も安い機種です。
チューナーの数は、地デジとBS/CSのチューナーとがそれぞれ2つです。いわゆるWチューナー機で、裏番組録画に対応する点でが魅力です。
内蔵HDDの容量は、500GBです。この辺は大手メーカーは足並みをそろえています。
また、12倍の長時間録画に対応するため、最大で543時間までの録画時間を確保します。
番組表は、EPG(電子番組情報)対応です。
特筆するべき利便性は少ないですが、視認性は良いです。ジャンル指定やキーワード指定による「おまかせ録画機能」も搭載です。
ネットワーク機能は、この機種も、外出先のスマホ(iOS/Android)で番組が見られます。
また、無線LANも搭載するため、配線上の利便性も高いです。
バッファロー HDV-SQ2.0U3/VC 2TB
¥17,000 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
ハードディスクの追加は、「対応」します。
こちらも、SeeQVault対応なので、SeeQVault対応HDDを増設すると、ブルーレイが壊れた場合も、外付けHDDのデータを新しい機種に移行可能です。
また、東芝の場合、外付けHDDは4台まで同時接続可能なので、「長期に手軽に映像を残したい」ヘビーユーザーに人気ですね。
画質は、旧来的な「XDE」を使った画像補正がつく位であり、東芝の場合は、完全にTV側に任せる方向性です。
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以上、東芝のDBR-W508の紹介でした。
価格的には大手の中では割安水準です。
無線LAN搭載でWチューナーという点では、シャープのライバルと言えるでしょう。一方で、画質面では、TVの性能に依拠する部分が大きい点は「シャープ以上」なので、この点は注意しましょう。
3・低予算でのTV録画の方法について
以上、HDDレコーダー・ブルーレイレコーダーを見てきました。
前者の場合、「2万円弱」、後者の場合「3万円台」の予算が「最低水準」だということがお分かり頂けたかと思います。
なお、予算の都合上、「それ以上に価格を安く抑えたい」と場合ですが、「TVにUSBハードディスクを直付けする」という方法が考えられます。
【1TBモデル】
11・バッファロー HD-LC1.0U3-BKF
12・バッファロー HD-LC1.0U3-WHF
¥11,098 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
チューナー数:
長時間録画:
LAN接続:
HDD容量:1TB
HDD録画:
超解像度技術
ノイズリダクション:
ドライブ:なし
大手のTVならば、「小型」のTVでも、後面に「USB端子」がある機種がほとんどです。
Atlasの知る限りでは、2014年以降のテレビならば、大抵は装備するでしょう。
例えば、SONYのブラビアならば、裏面の上記の部分にあるはずです。
こうした機種の場合、単に、据え置き型のHDDを購入し、USB端子でつなげれば、TV自体が備える録画機能により、TV番組の予約録画に対応できます。
この場合、TV内のチューナーを利用するために裏番組録画ができないなどの不便もありますが、1万円以下でTV録画に対応できます。
なお、買われる場合は、TV専用にフォーマットが必要なので、「パソコン用に使っているHDDの一部を使う」などは不可能です。
メーカーによりますが、古い機種の場合、2TBを超えるHDDは認識しない場合があるため、この点も注意してください。
なお、上記以外の製品については、このブログでは、おすすめ機種を以上の記事で紹介しています。
よろしければ、ご覧ください。
今回の結論
TV録画におすすめの機材は結論的にこれ!
いうわけで、今回は、比較的低価格なHDDレコーダー・ブルーレイレコーダーの紹介でした。
最後に、価格別・目的別にAtlasのおすすめ機種を提案しておきましょう。
第1に、比較的低価格で、性能が期待できる製品としておすすめできるのは、
1・SKNET ロクーガーWHB SK-RKWHB1
¥25,200 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
チューナー数:2
長時間録画:非対応
LAN接続:
HDD容量:500GB
HDD録画:外付け対応可
超解像度技術 :非対応
ノイズリダクション:非対応
ドライブ:なし
日本のエスケイネットが販売するSK-RKWHBでしょう。
ブルーレイドライブこそ省略されますが、地デジとBS/CS双方においてWチュナー仕様で裏番組録画に対応します。
番組表は、大手には及びませんが、二重取り防止機能があるなど、使い勝手に工夫がある点は高く評価できます。
長時間録画の非対応な点と外出先からの視聴機能なない点は、大手に較べると残念な部分ですが、予算を節約したい場合は、良い選択肢でしょう。
第2に、TV好きの方で、割安に多チャンネル録画をおこないたいと考えている方には、
【1TB】
2・IODATA REC-ON HVTR-T3HD1T
¥27,135 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
【2TB】
3・IODATA REC-ON HVTR-T3HD2T
¥31,280 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
【4TB】 【在庫限り】
4・IODATA REC-ON HVTR-T3HD4/E
¥34,800 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
チューナー数:3
長時間録画:12倍対応
LAN接続:有線LAN
HDD容量:1TB/2TB
HDD録画:外付け対応可
超解像度技術 :非対応
ノイズリダクション:非対応
ドライブ:なし
アイオーデータのREC-ON シリーズでしょう。
録画面で、地デジとBS/CSのチューナーとがそれぞれ3つで、12倍の長時間録画に対応する機種で、3万円というのは相当の「割安水準」です。
スマホ・WindowsPCでの遠隔地再生にも対応しますし、大手には及びませんが、番組表も見やすいレベルをキープしています。
ハードディスクの容量も大きいですし、その点で、ブルーレイドライブが不要ならば、この機種は有力な選択肢でしょう。
第3に、画質補正が充実し、番組表などの使い勝手も良いブルーレイレコーダー言えるのは、
【2017年モデル】
8・SONY BDZ-ZW550
¥35,401 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
チューナー数:2
長時間録画:12倍対応
LAN接続:有線LAN/無線LAN
HDD容量:500GB
HDD録画:外付け対応可
超解像度技術 :対応
ノイズリダクション:対応
ドライブ:ブルーレイ
ソニーのBDZ-ZW550 でしょう。
画質補正は、パナソニックも高いですが、ソニーの場合、この価格で4Kアップコンバートに対応する点と、Wチューナー搭載という点で魅力度がより高いです。
特に、非TVメーカーと較べると、番組表が圧倒的に見やすく、録画操作などもこなれています。外出先のスマホ(iOS/Android)で番組が見れますし、配線も無線LANも内蔵するため「スッキリ」です。
ハードディスクは500GBと少ないものの、最大で470時間までの長時間録画には対応しますし、この点では問題ないでしょう。
予算に都合がつけば、入門用のブルーレイレコーダーは最も良いと思います。
補足:上位のブルーレイレコーダー
1・SONYのブルーレイレコーダー
2・パナソニックのブルーレイディーガ
3・東芝の全録レグザブルーレイ
4・シャープのアクオスブルーレイ
5・フナイのブルーレイ
6・おすすめブルーレイレコーダー【結論】
なお、今回の記事では「各社の最も安いブルーレイレコーダー」に比較対象を限定しました。
しかし、4万円以上の製品を含めて検討可能な方は、このブログには以上のような記事もあります。
とくに、5番の記事では、全社のブルーレイレコーダーを横断的に比較 しましたので、興味のある方は、ご覧ください。
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というわけで、今回は、激安のTVレコーダーの話でした。
最後になりましたが、この記事がお役に立ったようならば、はてなブックマークなどのSNSで、話題を共有して頂けると嬉しいです。ではでは!