比較2019'【4K対応】ブルーレイプレーヤー20機のおすすめ・選び方:Ultra HD HDR10+対応 (1)

2019年02月03日

比較2019'【4K対応】ブルーレイプレーヤー20機のおすすめ・選び方:Ultra HD HDR10+対応 (1)

【今回レビューする内容】2019年 高画質で安いブルーレイプレーヤー20機の性能とおすすめ・選び方:Ultra HD Blu-ray対応:1万円の激安機種・4K映像対応の10万円以上の高級Ultra HD ブルーレイプレーヤー・ユニバーサルプレーヤー

【比較する製品型番】パナソニック DMP-BD90 DMP-BDT180-K DMP-UB30 DMP-UB900 SONY BDP-S1500 BDP-S6700 UBP-X800 東芝 DBP-S600 パイオニア BDP-3140-K BDP-3140-W BDP-180-S BDP-180-K BDP-X300 UDP-LX800-B UDP-LX500-B LGエレクトロニクス BP25 UP970 ヤマハ AVENTAGE BD-A1060(H) BD-A1060(B) OPPO UDP-203 UDP-205 DMP-UB32-K UBK90 UBK80 DP-UB9000(Japan Limited)

今回のお題
高画質で高音質なブルーレイプレーヤーのおすすめ機種はどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、ブルーレイディスクプレーヤーの比較です。

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 低価格志向の1万円以下のプレーヤーから、画質や音質面に関わるパーツを強化した20万円以上のハイエンド機まで広く紹介します。

 最新のUltra HD Blu-rayにも対応するように書きました。

 以下では、いつものように、各製品を比較し、最後にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

1・ブルーレイプレイヤーの選び方の基本

 ブルーレイソフト・ブルーレイメディアを(PC以外で)「視聴」するために必要な機器は、次の3種類に大別できます。

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 第1に、ブルーレイプレイヤー」です。

 欧米で特にシェアが高い据置タイプの映像再生機器です。日本でもパナソニック・ソニーなどが販売しています。

 今回力を入れて比較するジャンルです。

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2・おすすめBDレコーダーの比較

 第2に、BDレコーダーです。再生機としても録画機としても使えるタイプです。

 日本でシェアが高いタイプですが、このブログでは【こちら】の別記事で特集しました。各社の現行機種をほぼ全機種網羅しています。

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3・ポータブルBDプレイヤーの比較

 第3に、ポータブル型の「ブルーレイプレイヤー」です。

 小さめながら画面が付属し、バッテリー搭載で持ち運べるタイプです。

 こちらについても、比較の観点が異なるため、別記事にしています。上記のリンク記事をご覧ください。


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 というわけで、以下では、据置タイプの「ブルーレイプレイヤー」を比較していきます。

 ただし、機種が多いため、主に価格的な側面から、4つに分けて紹介するつもりです。

2・激安の入門機の比較【1万円以下】

 では、最初に、価格が安いブルーレイプレーヤーを数機種紹介します。

 いずれも、4K映像には対応しないフルハイビジョン(フルHD)機ですが、 価格的には相当値頃です。

 なお、以下の本文では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記します。


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 1・パナソニック DMP-BD90
  ¥9,000 Amazon.co.jp (2/3執筆時) 

映像出力:フルHD画質まで
超解像度:
アップコンバート:フルHDのみ
ドルビー音源:DOLBY DIGITAL Plus
DTS音源:DTS-HD (ハイレゾ)
ハイレゾ :FLAC/WAV/ALAC/DSD5.6対応
ネットワーク:
ネット動画:
接続端子:HDMI 1系統

  DMP-BD90は、パナソニックの販売する入門用ブルーレイプレーヤーです。

 録画はTVに任せるご家庭で、手軽にブルーレイを見たい方に売れている機種です。

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 本体サイズは、幅24.5mmと非常に省スペースです。設置性は他の機種より良いと言えます。

 映像出力は、1920×1080フルHD画質までとなります。

 ブルーレイ内部の映像の解像度も1920×1080(フルHD)なので、一般的には問題ないでしょう。

 ただ、4K画質(3840×2160)を記録できるUltra-HDブルーレイには非対応です。

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 映像関係の技術は、HDアップコンバート(アップサンプリング)機能のみ搭載です。

 これは、DVDの画質(720×480)をフルHD画質に「擬似的に拡大」する技術です。足りない画像情報は、機械的な計算により補足されます。画質向上を目的とする、昔ながらの「超解像技術」と似ています。

 しかし、HDアップコンバートは、超解像技術と違って、画像情報を1単位ずつを解析し、正しい画像情報を増やす技術ではありません。

 隣接する画像との違いを関数的に「なだらかに」表現するだけです。そのため、例えば、「YouTubeの低解像度動画を無理やりパソコンで引き延ばした」「色と色の境目がボケボケな」感じの画質になりやすいです。

 そのため、アップコンバート機能を持つ高級テレビやよりグレードの高いブルーレイプレーヤーは、超解像技術などで再計算するか、鮮鋭化フィルタ(エッジ強化)を併用することで、解決を図ります。しかし、このプレーヤーにはそれが備わりません

 結論的に言えば、この機種は、「ブルーレイプレーヤー」はそれなりに再生できるが、DVDを再生する場合はイマイチです。

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 音質面では、通常の2ch(ステレオ)データはもちろん、業界規格のドルビーデジタルプラスDTS-HDハイレゾリューションオーディオに対応すします。

 対応するブルーレイソフトを再生する場合、最大7.1chまで対応となります。

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 なお、「ハイレゾ」とは、従来の音質(CDレベル)以上の情報量を持った新規格の音楽データであり、最近流行しつつあるものです。

 例えば、【ソニーのウォークマンの比較記事】や【ハイレゾヘッドホンの比較記事】で対応機器を紹介しました。

 ハイレゾ音源については、一般的なFLAC・WAV・ALACに対応する上で、趣味人に人気なDSD5.6MHzまで対応です。

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 ネットワーク機能は、無線LAN/有線LANを含めて持ちません

 ネット動画サービスも、したがって未対応です。

  

 Amazonベーシック ハイスピード HDMIケーブル
  ¥554 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

 接続端子は、HDMIが1系統です。ケーブルは未付属なので、適宜購入が必要です。

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 以上、パナソニックのDMP-BD90の紹介でした。

 「とりあえず」ブルーレイを再生できればいい、という場合、コンパクトで安い機種として需要があります。ただ、能力的には、さほど高度ではありません


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 2・SONY BDP-S1500 BM
  ¥9,270 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

映像出力:フルHD画質まで
超解像度:
アップコンバート:プレシジョンシネマHD
ドルビー音源:DOLBY DIGITAL Plus
DTS音源::DTS-HD (ハイレゾ)
ハイレゾ :FLAC/WAVのみ
ネットワーク:有線LAN
ネット動画: 一部対応
接続端子:HDMI /同軸×1

 BDP-S1500 BMは、ソニーの販売する入門用ブルーレイプレーヤーです。パナソニックとほぼ同価ですが、機能面では多少異なります。

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 本体サイズは、パナソニックより多少短く幅23mmです。設置性は良いですね。

 映像出力は、パナソニックと同じで、1920×1080フルHD画質までとなります。先ほど説明した機種と同じで、Ultra-HDブルーレイには非対応です。

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 映像関係の技術は、プレシジョンシネマHDが搭載です。

 これは、DVD画質などをブルーレイ相当(1920×1080)までアップコンバートする技術です。いわゆる超解像技術は伴わないようですが、関数化する際に、斜め線も考慮に入れる点で、(少なくともそれを表明しない)パナソニックよりも高度です。

 DVDも再生する方は、こちらを選ぶ意味があるでしょう。

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 加えて、トリルミナスカラーにも対応します。

 ただし、これは、【4K液晶テレビの比較記事】で紹介したような、ソニー製のトリルミナス技術採用TVを持っている方が、国際規格のx.v.Color情報を持つメディアを再生した場合、発色が良くなる技術です。

 コアなソニーユーザー以外は意識しなくて良いでしょう。

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 音質面では、通常の2ch(ステレオ)のほか、こちらも、業界規格のドルビーデジタルプラスDTS-HDハイレゾリューションオーディオに対応し、最大7.1chまでとなります。

 ハイレゾ音源は、ソニーは力を入れているメーカーですが、この機種については、FLAC・WAVのみとやや対応範囲が狭いです。

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 ネットワーク機能は、有線LANを搭載します。

 ネット動画サービスは、有線LAN経由で以上のサービスを利用可能です。なお、低解像度動画については、先ほど紹介したプレシジョンシネマHDが有効に働くでしょう。

 接続端子は、HDMIが1系統です。また、音声用に同軸端子が1系統付属します。

 通常は、映像と一緒に音声信号もHDMIでTVにおくってからアンプ(スピーカー)に出力します。ただ、音質にこだわりたい場合は、直でアンプにも伝送できる、ということになります。なお、ケーブルは、いずれも未付属です。

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 以上、ソニーBDP-S1500 BMの紹介でした。

 パナソニックに較べると、ネットワーク機能が加わること、プレシジョンシネマHDに対応することが魅力でしょう。逆に、削られる部分はないため、二者から選ぶならば、ソニーに軍配が上がるでしょう。


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 3・東芝 DBP-S600
  ¥9,501 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

映像出力:フルHD画質まで
超解像度:XDE
アップコンバート:
ドルビー音源:DOLBY DIGITAL Plus
DTS音源:DTS-HD Master Audio
ハイレゾ :
ネットワーク:有線LAN
ネット動画
接続端子:HDMI

 DBP-S600は、東芝の入門用ブルーレイプレーヤーです。

 本体サイズは、他社よりもやや長めで、28cmとなります。

 映像出力は、こちらも、1920×1080フルHD画質までとなります。

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 映像関係の技術は、超解像技術であるXDEに対応します。

 アップコンバート超解像技術の違いは、先ほどパナソニックの機種で紹介したとおりです。

 繰り返しますが、超解像技術の場合、「関数を使って単に引き延ばす」のではなく、映像情報(輝度など)を分析してから再構成するため、一般的に、視認性は良くなります。

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 一方、ソニーのトリルミナスカラーに対応するx.v.Color出力にも対応するため、画質関係の部分は格安機では最も期待できると言えます。

 音質面では、業界規格のドルビーデジタルプラスに対応し最大7.1chまでとなります。一方、DTSについては、他社より1ランク下のDTS-HD Master Audioまでとなっています。

 ハイレゾ音源は、再生に対応しません

 ネットワーク機能は、非搭載です。

 ネット動画サービスは、したがって未対応となります。

 接続端子は、HDMIが1系統です。ケーブルは、未付属です。

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 以上、東芝のDBP-S600の紹介でした。

 ネットワーク機能がない分、ソニーの機種に較べるとお買得感に乏しい機種です。一方で、DVD画質のアップコンバートについては、XDEに対応するため、ここまで見たいずれの機種よりも優れていそうです。

 DVDメインならば、この機種は選択肢となるでしょう。


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 4・パイオニア BDP-3140-K [ブラック]
 5・パイオニア BDP-3140-W [ホワイト]
  ¥13,158 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

映像出力:フルHD画質まで
超解像度:
アップコンバート:対応
ドルビー音源:5.1chDOLBY DIGITAL Plus
DTS音源:DTS-HD Master Audio
ハイレゾ :FLAC/WAVのみ対応
ネットワーク:有線LAN
ネット動画:
接続端子:HDMI 1/光デジタル1/アナログ音声

 BDP-3140は、パイオニアのブルーレイプレーヤーです。

 同社はBDレコーダーは出していないのですが、PC用を含めて高性能なブルーレイドライブには定評のあるメーカーです。

 本体サイズは、幅が36cmとなります。コンパクト設計ではない点、注意してください。

 映像出力は、他社同様に、1920×1080フルHD画質までとなります。

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 映像関係の技術は、パイオニアは、アップコンバートのみ対応です。そのため、東芝やソニーに較べると、やや不利です。

 ただし、ソニーのトリルミナスカラーに対応するx.v.Color出力には対応します。

 音質面では、通常の2ch(ステレオ)のほか、こちらも、業界規格のドルビーデジタルプラスDTS-HDハイレゾリューションオーディオに対応し、最大7.1chまでとなります。

 ハイレゾ音源は、対応します。ただし、FLAC・WAVのみとなっています。

 ネットワーク機能は、有線LANのみ搭載されます。

 ネット動画サービスは、LANが装備される機種ですが、未対応となる点注意しましょう。

 接続端子は、HDMIが1系統のほか、光デジタル音声出力端子が1系統とアナログ音声端子が付属します。

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 一方、使い勝手の部分では、他社も対応する早送りの他、語学学習用の0.8倍速再生が搭載される魅力です。この部分は、パイオニア独自です。

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 以上、パイオニアのBDP-3140の紹介でした。

 本体が大きな機種ですが、性能は他社と比べるとやや不利でしょう。ただし、語学学習用としては、魅力がありそうです。


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 6・LGエレクトロニクス BP250
  ¥8,164 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

映像出力:フルHD画質まで
超解像度:
アップコンバート:
ドルビー音源:5.1chDOLBY DIGITAL Plus
DTS音源:
ハイレゾ :FLAC/WAVのみ対応
ネットワーク:
ネット動画:
接続端子:HDMI 1

  BP250は、韓国のLGが販売するブルーレイプレーヤーです。日本でも液晶TVでかなりの存在感を出している会社ですが、その周辺機器としてこちらが出ています。

 本体サイズは、幅が27cmとなります。東芝とほぼ同じサイズで、「中くらい」のサイズです。

 映像出力は、こちらも1920×1080フルHD画質までとなります。

 映像関係の技術は、あまり情報公開がされていません。一般的なアップコンバートについては、おそらく「対応」でしょうが、明示がありません。そのため、DVD再生については多少不安です。

 音質面では、業界規格のドルビーデジタルプラスのみ対応の明示があり、DTS系は不明です。

 ハイレゾ音源は、FLAC・WAVのみ対応となっています。

 ネットワーク機能は、非搭載です。そのため、ネット動画サービスも、未対応ですね。

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 接続端子は、HDMIが1系統です。また、この機種については、HDMIケーブルが付属します。

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 以上、LGBP250の紹介でした。

 価格は国内他社よりも2000円近く安い製品です。DVD画質は不安があるものの、ブルーレイは問題なく再生できるため、会社や学校の備品などでコストを削減したい場合は、選択肢に入るでしょう。

 一方、家庭用としては、やや微妙ですね。

3・4K対応の中級機の比較【1万円台】

 続いて4K画質とプログレシップ画質での出力に対応する機種を紹介します。

 なお、(普通の)ブルーレイは、解像度的に4Kに及びません。そのため、ここで言う「対応」とは、「ブルーレイ画像を4Kレベルにアップコンバートする技術を搭載する」という意味となります。

 なお、4K映像が記録できるUltra-HD対応ブルーレイプレーヤーは、これらの次に紹介します。


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 7・パナソニック DMP-BDT180-K
  ¥13,400 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

4K映像再生: 4K/24p
超解像度:非対応
UC対応:4K/フルHD対応
ドルビー音源:DOLBY DIGITAL Plus
DTS音源:DTS-HD (ハイレゾ)
ハイレゾ :FLAC/WAV/ALAC/DSD5.6対応
ネットワーク:有線LAN
ネット動画: 一部対応
接続端子:HDMI 1系統

 DMP-BDT180は、パナソニックの中級のブルーレイプレーヤーです。

 本体サイズは、幅が31cmとなります。同社の下位機種は小型でしたが、これは「中くらい」のサイズです。

 映像出力は、このグレードの機種から、4K/24フレームの出力に対応します。

 そのため、毎秒24コマのプログレッシブハイビジョン映像方式のブルーレイに対応します。

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 映像関係の技術は、4K出力に対応させるために、下位機種に搭載が見られたHDアップコンバートに加えて4Kアップコンバートに対応します。

 ブルーレイは、1920×1080フルHD画質で記録されています。

 そのため、この機能は、4K液晶テレビのユーザー向けに、画像をアップコンバートする機能と言えます。

 しかし、このグレードの機種でも、Ultra-HDブルーレイには非対応です。この部分では注意してください。また、超解像技術も非搭載です。

 音質面では、通常の2ch(ステレオ)のほか、こちらも、業界規格のドルビーデジタルプラスDTS-HDハイレゾリューションオーディオに対応し、最大7.1chまでとなります。

 ハイレゾ音源は、下位機種も「豪華」でしたが、中位機種もそうです。一般的なFLAC・WAV・ALACに対応する上で、趣味人に人気なDSD5.6MHzまで対応です。

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 ネットワーク機能は、有線LANが搭載されます。

 ネット動画サービスは、YouTubeとNetflixのみ対応します。

 接続端子は、HDMIが1系統となり、音声専用の端子は未付属です。ケーブルも別売です。

 そのほか、4K画質の写真の再生3Dディスクの再生にも対応します。

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 以上、パナソニックDMP-BDT180の紹介でした。

 4Kテレビでなくても視聴可能な、24フレームのプログレシップ画質対応のブルーレイを見たい場合は、このグレード以上を選ぶと良いでしょう。

 対応機としては、他社モデルに較べて安めの値段なので、コスパを優先したい場合におすすめです。


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 8・SONY BDP-S6700
  ¥16,780 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

4K映像再生: 4K/24p
超解像度:(トリルミナス)
UC対応:4K/フルHD対応
ドルビー音源:DOLBY DIGITAL Plus
DTS音源:DTS-HD (ハイレゾ)
ハイレゾ :FLAC/WAV/ALAC/DSD5.6対応
ネットワーク:有線LAN/無線LAN
ネット動画: 一部対応
接続端子:HDMI /同軸×1

 BDP-S6700は、ソニーの販売する中級のブルーレイプレーヤーです。

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 本体サイズは、幅が25.5cmとなります。このクラスの製品としては、割と設置性が良いでしょう。

 映像出力は、こちらも、4K/24フレームの出力に対応します。

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 映像関係の技術は、パナソニック同様に、4Kアップコンバートに対応します。

 こちらも、超解像技術は非搭載です。


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 音質面では、業界規格のドルビーデジタルプラスDTS-HDハイレゾリューションオーディオに対応し、最大7.1chまでとなります。

 その上で、デジタルミュージックエンハンサーを搭載している点が魅力です。

 通常、ブルーレイメディアは、音源を圧縮して記録しています。この機能は、圧縮音源を独自保管して、CDグレードの音質に近づける機能です。ソニーは、ポータブル音楽機器の大手でもあるため、音響関係の補正技術は一般的に強いです

 ハイレゾ音源は、パナソニックと同等です。

 一般的なFLAC・WAV・ALACに対応する上で、趣味人に人気なDSD5.6MHzまで対応です。

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 この製品はBluetoothを搭載します。

 また、ハイレゾ音質をそのまま出力できるLDACに対応します。もちろん、ヘッドホン側の対応も必要です。対応機器については【Bluetoothヘッドホンの比較記事】をご覧ください。

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 ネットワーク機能は、有線LANに加えて無線LANも搭載されます。

 ネット動画サービスは、上図のように、他社よりも充実した対応構成です。

 接続端子は、HDMIが1系統で、音声専用の端子として同軸端子も装備します。ケーブルは別売です。

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 以上、ソニーBDP-S6700の紹介でした。

 パナソニックの機種に較べると、音質面とネットワーク面でより充実している印象です。その分、価格も高いので単純に比較はできませんが、予算があるならば、こちらが良いと思います。


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 9・パイオニア BDP-180-S [シルバー]
 10・パイオニア BDP-180-K [ブラック]
  ¥19,809 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

4K映像再生: 4K/24p
超解像度:非対応
UC対応:4K/フルHD対応
ドルビー音源:DOLBY DIGITAL Plus
DTS音源:DTS-HD (ハイレゾ)
ハイレゾ :FLAC/WAV/ALAC/DSD5.6対応
ネットワーク:有線LAN/無線LAN
ネット動画: 一部対応
接続端子:HDMI/光D音声/アナログ

 BDP-180は、パイオニアの販売する中級のブルーレイプレーヤーです。本体色は2色から選べる構成です。

 本体サイズは、幅が43.5cmとなります。安定して置ける点を重視しており、この点では「オーディオより」の設計思想です。

 映像出力は、こちらも、4K/24フレームの出力に対応します。

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 映像関係の技術は、こちらも4Kアップコンバートに対応します。

 超解像技術は未使用です。なお、パイオニアは、TV部門がないので、映像に関する部分はどこからかの技術提供かもしれません。

 音質面では、業界規格のドルビーデジタルプラスDTS-HDハイレゾリューションオーディオに対応し、最大7.1chまでとなります。ただし、ソニーのような独自性は乏しいです。

 ハイレゾ音源は、一般的なFLAC・WAV・ALACに対応する上で、DSD5.6MHzまで対応です。

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 ネットワーク機能は、有線LANに加えて無線LANも搭載されます。なお、Miracastに公式対応するため、Android系スマホの対応機の場合は、スマホ映像の転送が可能です。

 ネット動画サービスは、YouTubeのみ対応です。

 接続端子は、HDMIが1系統で、音声専用の端子として光デジタル音声出力端子を装備します。ケーブルはいずれも別売です。

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 以上、パイオニアBDP-180の紹介でした。

 価格的にソニーのライバルですが、「この機種の目玉」的な機能は乏しいと言えます。パイオニアを選ぶならば、次に紹介する機種のほうが独自機能があって面白い製品ですね。



  

 11・パイオニア BDP-X300
  ¥27,488 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

4K映像再生: 4K/24p
超解像度:非対応
UC対応:4K/フルHD対応
ドルビー音源:5DOLBY DIGITAL Plus
DTS音源:DTS-HD (ハイレゾ)
ハイレゾ :FLAC/WAV/ALAC/DSD5.6対応
ネットワーク::有線LAN/無線LAN
ネット動画: 一部対応
接続端子:HDMI/光D/同軸/アナログ

  BDP-X300は、パイオニアの販売する上級のブルーレイプレーヤーです。

 本体サイズは、幅がこの機種も43.5cmとなります。

 映像出力は、こちらも、4K/24フレームの出力に対応します。

 映像関係の技術は、基本的に下位機種と同じです。4Kアップコンバートのみ対応します。

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 音質面では、一方で、基板のアナログオーディオ基板オーディオグレードのDACを採用します。ノイズ抑制を目指したオーディオ寄りの仕様が、この製品の特長です。

 もちろん、業界規格のドルビーデジタルプラスDTS-HDハイレゾリューションオーディオに対応し、最大7.1chまでとなります。

 ハイレゾ音源は、中位機と同じで、一般的なFLAC・WAV・ALACに対応する上で、DSD5.6MHzまで対応です。

 ネットワーク機能は、一方で、有線LANに加えて無線LANも搭載されます。なお、Miracastに公式対応します。

 ネット動画サービスは、YouTubeのみ対応です。

 接続端子は、HDMIが1系統で、音声専用の端子として光デジタル端子と同軸端子を1つずつ装備します。ケーブルはいずれも別売です。

 なお、3D映像は非対応です。

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 以上、パイオニアBDP-X300の紹介でした。

 基板周りを「オーディオグレード」にして、音質に関わる基礎部分を底上げした機種と言えます。誤解を恐れずに言えば、ソニーが「ソフト的」に向上を狙っているのに対して、こちらは「ハード的」にそれを狙っていると言えます。

 ただし、価格設定は、「映像機器」というよりも、「オーディオ機器」のような値付けであり、やや割高感は否めません。この値段ならば、Ultra-HD対応ブルーレイが狙えますから。


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 12・ヤマハ AVENTAGE BD-A1060 H [チタン]
 13・ヤマハ AVENTAGE BD-A1060 B [ブラック]
  ¥51,500 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

4K映像再生: 4K/24p
超解像度:
UC対応:4K対応
ドルビー音源:DOLBY DIGITAL Plus
DTS音源:DTS-HD (ハイレゾ)
ハイレゾ :FLAC/WAV/ALAC/DSD5.6対応
ネットワーク:有線LAN/無線LAN
ネット動画:
接続端子:HDMI/光D/同軸/アナログ

 BD-A1060 は、ヤマハの発売する上級のブルーレイプレーヤーです。

 本体サイズは、幅がこの機種も43.5cmで、重さも3.8kgです。しっかりした重さがあるのは、振動・ノイズ対策のためでしょう。

 映像出力は、こちらも、4K/24フレームの出力に対応します。

 映像関係の技術は、基本的に下位機種と同じです。4Kアップコンバートのみ対応します。

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 音質面では、パイオニアの上級機と同じで、パーツ的な振動対策を重視します。また、このクラスになるとDAC(パーツ)の製品名も公開されます。

 具体的には、バーブラウンPCM1795です。【ポータブルアンプの比較記事】でも紹介しましたが、高級機でも採用される品質の良いパーツです。

 なお、こちらも、業界規格のドルビーデジタルプラスDTS-HDハイレゾリューションオーディオに対応し、最大7.1chまでとなります。

 ハイレゾ音源は、一般的なFLAC・WAV・ALACに対応する上で、DSD5.6MHzまで対応です。

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 ネットワーク機能は、有線LANに加えて無線LANも搭載されます。なお、ヤマハは、どちらかといえば、この製品をブルーレイプレーヤーとしてより、ハイレゾ対応のネットワークプレーヤーとして売っている向きもあり、DLNAに対応する、汎用的な再生端末としての利便性を強調しています。

 ネット動画サービスは、一方で、未対応です。

 接続端子は、HDMIが1系統で、音声専用の端子として光デジタル端子と同軸端子を1つずつ装備します。そのほか、バランス接続にも対応です。なお、ケーブルはいずれも別売です。

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 以上、パイオニアBD-A1060の紹介でした。

 音質面での性能面は相当期待できるでしょう。ただ、価格が高い点と、音質面に較べて画像面での革新的技術に乏しい点は、ネックです。

4・Ultra-HD対応の上級機【2万円台】

 続いて、4K映像の記録が可能なUltra-HDブルーレイを再生できる上級機を紹介します。

 対応するブルーレイソフトはあまり多くないですが、将来を見越した場合、導入しておくのは意味があることでしょう。


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 14・パナソニック DMP-UB32-K
  ¥29,101 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

4K映像再生: 4K/60p/36bit
超解像度:4K超解像/W超解像
UC対応:4KダイレクトクロマUC
ドルビー音源:DOLBY DIGITAL Plus
DTS音源:DTS-HD (ハイレゾ)
ハイレゾ :FLAC/WAV/ALAC/DSD5.6対応
ネットワーク:有線LAN
ネット動画: 一部対応
接続端子:HDMI 1系統

 DMP-UB32は、パナソニックの上位機にあたるUltra-HD対応ブルーレイプレーヤーです。

 本体サイズは、幅が32cmとなります。Ultra-HD対応ブルーレイとしてはコンパクトです。

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 映像出力は、このグレードの機種から、4K/60フレーム/36bit出力に対応します。Ultra-HDブルーレイに対応したい場合、これらの規格は必須となります。

 なお、Ultra-HDブルーレイは、輝度情報を高める最新の業界規格HDR10に対応する必要もありますが、こちらも「対応機」です。

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 映像関係の技術は、専用エンジン4Kリアルクロマプロセッサを利用した4Kダイレクトクロマアップコンバートの搭載が目をひきます。

 Ultra-HD対応ブルーレイやネットの4K動画は、4K(4:2:0)信号で記録されています。これを、再計算して60フレームの4K(4:4:4)として、4KTVに出力できます。パナソニックは、この過程をダイレクトにできるため、画質の向上がより見込めます。

 この機能はUltra-HDブルーレイより改造度の低い、DVDやブルーレイでも有効のため、総合的な画質は下位機種を大きく上回ると言えます。

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 加えて、超解像技術についても、W超解像4K超解像をWで採用します。アップコンバートと併用することで、レベルの高い映像表現を実現しています。TVで培われた技術です。

 音質面では、通常の2ch(ステレオ)のほか、こちらも、業界規格のドルビーデジタルプラスDTS-HDハイレゾリューションオーディオに対応し、最大7.1chまでとなります。

 ハイレゾ音源は、こちらも、一般的なFLAC・WAV・ALACに対応する上で、DSD5.6MHzまで対応です。

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 ネットワーク機能は、このグレードでは珍しく無線LANが装備されず、有線LANのみが搭載されます。

 ネット動画サービスは、一方で、上表のように相当充実します。このうちNetflixなどでは4K映像も対応しますが、仕組み上、超解像度技術だけは、ネット動画に対応しません

 接続端子は、HDMIが1系統と割り切った作りで、ケーブルも別売です。

 そのほか、4K画質の写真の再生3Dディスクの再生にも対応します。

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 以上、パナソニックDMP-UB32の紹介でした。

 画質面について言えば、文句の付けようがない水準です、ネット対応動画の範囲も広く便利に使えるでしょう。一方、音質面については、最新技術の投入はやや低水準でしょうか。


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 【上位機】

 15・LGエレクトロニクス UBK90
  ¥23,800 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

 【下位機】

 15・LGエレクトロニクス UBK80
  ¥20,356 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

4K映像再生: 4K/60p/36bit
超解像度:
UC対応:対応
ドルビー音源:Atmos 7.1ch対応
DTS音源:DTS-HD Master Audio
ハイレゾ :FLAC
ネットワーク:有線LAN
ネット動画: 一部対応
接続端子:HDMI 1系統

 UBK90は、LGの最上位機となるUltra-HD対応ブルーレイプレーヤーです。

 本体サイズは、幅が43cmとなります。パナソニックに較べると大きめの本体です。

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 映像出力は、こちらも、4K/60フレーム/36bit出力に対応します。

 また、こちらは、上位機UBK90に限って、輝度を高めるHDR10に対応するだけでなく、Dolby社系列の「ドルビービジョン」にも対応します。

 映像ソース側の対応も必須ですが、シーンごとの動的メタデータを組み込める点でHDR10より高度です。

 映像関係の技術は、こちらも4Kアップコンバートに対応します。ただし、パナソニックのような高度な処理についての言及はありません超解像技術の類も不採用です。

 音質面では、通常の2ch(ステレオ)のほか、こちらも、業界規格のドルビーデジタルプラスDTS-HDハイレゾリューションオーディオに対応し、最大7.1chまでとなります。

 また、上方の跳ね返り音もフォローできるサラウンド技術である、ドルビーアトモスへの対応も表明しています(ビットストリームのみ)。

 ハイレゾ音源は、一般的なFLACのみ対応です。

 ネットワーク機能は、UBK80は有線LANのみですが、UBK90は、Wi-Fiが内蔵されます。また、Netflixにも対応となります。

 ネット動画サービスは、YouTubeとNetflixのみというやや寂しい構成ですね。

 接続端子は、HDMIが1系統で、ケーブルも別売です。

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 以上、LGUBK90の紹介でした。

 ドルビービジョンに対応している機種として貴重です。ただ、全世界的に、HDR10が一般的な基準であるため、「マスト」ではないです。また、映像関係の基礎技術は、やはりパナソニックには及ばない点が多いです。


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 16・SONY UBP-X800
  ¥38,729 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

4K映像再生: 4K/60p/36bit
超解像度:
UC対応:4Kアップコンバート
ドルビー音源:Atmos 7.1ch
DTS音源:DTS-HD (ハイレゾ)
ハイレゾ :FLAC/WAV/ALAC/DSD5.6対応
ネットワーク:有線LAN/無線LAN
ネット動画: 一部対応
接続端子:HDMI /光デジタル/同軸デジタル

 UBP-X800は、ソニーの最上位機となるUltra-HD対応ブルーレイプレーヤーです。

 本体サイズは、幅が43cmとなります。LGと同じ幅で、よくあるタイプです。

 映像出力は、こちらも、4K/60フレーム/36bit出力に対2/3執筆時します。輝度を高めるHDR10もフォローします。

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 映像関係の技術は、こちらも4Kアップコンバートに対応します。

 また、HDR10非対応の4Kテレビでも、HDR10特有の輝度や色調を再現できる独自機能もあります。最新の4KTVでもHDR対応は上位機だけですので、多くの人にとって有効な機能でしょう。

 一方、超解像度には非対応です。同社の下位機種で紹介した、トリルミナスには対応しますが、総合的にはパナソニックより、やや劣ります。

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 音質面では、圧縮音源のアップコンバート技術であるDSEE HXが目をひきます。

 ネット動画などの2ch再生に限定されますが、音質をハイレゾ相当にまで擬似的に高めてくれます。ただ、Ultra-HDブルーレイは、2.0chではなく、また、もともとハイレゾ相当ですので、低音質ソースに限定した話です。

 そのほか、高音質化はパナソニック以上に考えており、剛性の高いシャーシや、音声出力専用のHDMI端子を装備するなど、この部分では、パナソニックを上回ります。

 通常の2ch(ステレオ)のほか、こちらも、業界規格のドルビーデジタルプラスDTS-HDハイレゾリューションオーディオに対応し、最大7.1chまでとなります。また、LG同様に、ドルビーアトモスへの対応も表明しています。

 ハイレゾ音源は、一般的なFLAC・WAV・ALACに対応します。

 その上で、DSD5.6MHzまで対応です。また、搭載するBluetoothは、下位機種の場合と同じく、ハイレゾに対応できるLDACに対応します。

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 ネットワーク機能は、有線LANと無線LAN双方を装備します。

 ネット動画サービスは、上述のような構成です。Netflixなど4Kにも対応します。

 接続端子は、HDMIが2系統のほか、音声信号用に、光デジタル音声出力端子と同軸端子が1つずつ付属します。ケーブルは別売です。

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 以上、ソニーUBP-X800の紹介でした。

 パナソニックより優位なのは音質面です。一方、画質面の機能はパナソニックの方が良いです。その意味で、どちらを選ぶかは悩みどころです。

 ただ、DSEE HXは、ブルーレイの音質向上に寄与しない点をふまえると、ブルーレイプレーヤーとしては、パナソニックのほうが本質的に水準は高いと言えます。

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 17・SONY UBP-X700【2018年】
  ¥26,200 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

 なお、2018年4月に後継機となるUBP-X700が登場しています。

 ただ、型番数字が小さいことからも分かるように、「下位機扱い」です。具体的には、音質的にDSEE HXに未対応となり、Bluetooth無線が省略されています。

 一方で、画質面は、LGと同じく、新規格のドルビービジョンに対応になりますが、これは規格的にほとんどないため、総合的には選びがたいでしょう。

5・ハイエンド機の比較【10万円-】

 最後に、10万円を超える「高級機」を紹介します。

 こういった商品は、リビングなどに、「オーディオ・ビジュアルを本格的に構築」するつもりの、ハイアマチュア向けの製品です。

 活かしきるには、アンプや、スピーカーなどの多くの周辺機器とその購入予算が必要なので、一般的には検討するのは不要です。


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 18・パナソニック DMP-UB9000-K
  ¥231,984 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

4K映像再生: 4K/60p/36bit
超解像度:4K超解像/W超解像
UC対応:4KダイレクトクロマUCPlus
ドルビー音源:Atmos 7.1ch
DTS音源:DTS-HD (ハイレゾ)
ハイレゾ :FLAC/WAV/ALAC/DSD11.2対応
ネットワーク:有線LAN・無線LAN
ネット動画: 一部対応
接続端子:HDMI /光デジタル/同軸デジタル

  DMP-UB9000は、パナソニックの最上位機です。もちろん、Ultra-HD対応ブルーレイプレーヤーです。

 本体サイズは、幅が32cmとなります。Ultra-HD対応ブルーレイとしてはコンパクトです。

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 映像出力は、こちらも、4K/60フレーム/36bit出力に対応します。

 また、ドルビービジョンに対応するほか、HDR10の上位互換で、ドルビービジョン同様に、動的なメタデータ(HDRメタデータ)を記録できるHDR10+規格にも対応します。

 HDR10+は、Amazonのほか大手の配給会社も参入表明しています。メーカー側もライセンス料の部分や、設計面の自由度の高さから、HDR10+重視に傾いている向きもあります。

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 映像関係の技術は、専用エンジン4KリアルクロマプロセッサPlusをつかった、4KダイレクトクロマアップコンバートPlusの搭載となります。

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 下位機種に較べた場合、HDRトーンマップの採用で、高輝度部分の表現を自動で最適化する部分が目を引きます。

 有機EL・プロジェクター・液晶など利用する環境に合わせてトーンが調整できるため高度です。細かい部分では、字幕部分の輝度調整機能など、面白いです。

 そのほかは、下位機種と比べると、エッジ部分(色の輪郭)がより鮮明化されたと、階調ロスレスシステムとして紹介される機能が搭載されます。

 音質面も、基本的には下位機種と同じです。

 ただ、ソニーやパイオニアの場合と似ていて、「高音質化パーツ」を採用し、ハード面でのクオリティを上昇させています。音響パーツは、趣味の世界であり、映像関連部品よりも基本的に高額なので、このような本体価格になります。

 その他の部分は、ほぼ同じですが、ドルビーデジタルプラスDTS-HDハイレゾリューションオーディオのほか、ドルビーアトモスへの対応を表明します。

 ハイレゾ音源は、こちらも、一般的なFLAC・WAV・ALACに対応する上で、DSDは、11.2MHzまで対応です。

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 また、こちらは、リ.マスター/真空管サウンドに対応します。

 先述のソニーのDSEE HXに似ている機能で、こちらも低音質ソースのアップコンバートを目的としています。ただ、どのソースも高音域部分を192kHz/24bitで復元という点で、ステレオに限定されるソニーよりも対応範囲は広いでしょう。

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 ネットワーク機能は、パナソニックはこのグレードから無線LANと有線LANを双方装備します。

 ネット動画サービスは、下位機種同様に、充実します。

 とくに、Amazonのプライムビデオについては、HDR10+の採用を明言している点が、心強いでしょう。

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 接続端子は、HDMIが2系統のほか、光デジタル音声出力端子と同軸端子も装備します。また、アナログ7.1ch対応のほか、バランス接続にも対応します。

 そのほか、4K画質の写真の再生3Dディスクの再生にも対応します。

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 以上、パナソニックDMP-UB9000の紹介でした。

 価格は高いですが、HDR10+の採用は、大きな魅力でしょう。これの前機種となるDMP-UB900は、映像面で下位機種とほぼ差がなかったのですが、HDRトーンマップの採用や、利用テレビに合わせた輝度計算など、今回は魅力を増しています。

 さらに、高級オーディオパーツを採用するなど、音質面でのパワーアップを図った機種ですし、隙がない構成で、オススメできます。


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 19・パイオニア UDP-LX500-B
  ¥160,263 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

4K映像再生: 4K/60p/36bit
超解像度:
UC対応:
ドルビー音源:5.1chDOLBY DIGITAL Plus
DTS音源:DTS-HD (ハイレゾ)
ハイレゾ :FLAC/WAV/ALAC/DSD2.8対応
ネットワーク:有線LAN
ネット動画:
接続端子:HDMI 2/光D/同軸

  UDP-LX500-Bは、パイオニアの高級機です。

 2018年に新登場した機種で、同社は「ユニバーサルディスクプレーヤー」と呼んでいます。

 本体サイズは、幅が43.5cmとなります。高さは11.8cmですが、専用のオーディオラックが必要です。

 映像出力は、こちらも、4K/60フレーム/36bit出力に対応します。

 一方、コンテンツの面で言えば、HDR10に対応できる水準ですが、HDR10+とドルビービジョンには非対応です。

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 映像関係の技術は、この機種については、アップコンバート技術や超解像度技術の採用に関する情報がありません

 一方、パイオニアの定評のあるディスク技術で、ディスクの制振性を高めるほか、廃熱による温度抑制に配慮した筐体設計、S/N比(ノイズの少なさ)を高めるための新基板設計など、「もともと高画質の映像をそのままTVに送る」部分の性能は素晴らしいです。

 結論的にいえば、この製品は、質の悪い画像のアップサンプリング(アップコンバート)については、TV側に100%任せる機種です。

 TV側の性能に期待できる場合は、基本的にこの方針で良いでしょう。ただ、こうした仕様で、(価格が示すように)中上級者向きではあります。

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 音質面も、回転系の静音性を高めた設計をするほか、ステレオ2ch再生の際のアナログ出力に専用設計のノイズ抑制基板を使うなど、オーディオ部分のパーツの配慮も高いです。

 ハイレゾ音源は、こちらも、一般的なFLAC・WAV・ALACに対応します。ただ、発売が古いため、DSD5.7MHzまでの対応です。

 ネットワーク機能は、有線LANのみです。

 ネット動画サービスは、非対応ですね。

 接続端子は、HDMIが2系統のほか、光デジタル音声出力端子・同軸端子・アナログ音声端子・USB端子を装備します。

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 以上、パイオニアUDP-LX500の紹介でした。映像・音響パーツについては、ハイエンド機としてグレードが高く、ピュア度も高いです。

 初心者向きではない機種ですが、パラメーターもプリセットから柔軟にマニュアルで弄れるので、こだわりたい方には良いでしょう。

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 19'・パイオニア UDP-LX800-B
  ¥354,240 楽天市場 (2/3執筆時)

 なお、UDP-LX800という上位機が2018年11月に販売されます。

 完全な「リファレンスグレード」なお値段ですが、大容量電源トランスの採用や、左右独立した768kHz/32bit採用など、アナログでそのまま音声を出したい方には魅力的な構成です。


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 20・OPPO UDP-203
  ¥270,533 Amazon.co.jp (2/3執筆時)    

 4K映像再生: 4K/60p/36bit
 超解像度:
 UC対応:対応
 ドルビー音源:Atmos 7.1ch対応
 DTS音源:DTS-HD (ハイレゾ)
 ハイレゾ :FLAC/WAV/ALAC/DSD5.6対応
 ネットワーク:有線LAN
 ネット動画:
 接続端子:HDMI2 /光デジタル/同軸デジタル

  UDP-203は、中国のOPPO Digitalの製品です。

中国の大きなスマホメーカーとして有名なOPPOの子会社となります。こちらは、Ultra-HD対応ブルーレイプレーヤーです。

 本体サイズは、幅が43cmとなります。ただ、パナソニックほど背は高くないです。

 映像出力は、こちらも、4K/60フレーム/36bit出力に対応します。

 一方、ドルビービジョン対応を明記する製品ですが、HDR10+には対応しません

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 映像関係の技術は、こちらも4Kアップスケーリングに対応します。ただ、超解像技術への対応は表明がありません

 音質面は、この機種の「売り」の部分で、ハード面で良質なパーツを多く使っています。DACには、超高性能といえる旭化成のAK4458VNを使います。また、ブルーレイドライブについても、独自のチューニングを施しており、エラー率や駆動の速さを改善させています。こうした部分は、音質にも有利でしょう。

 ハイレゾ音源は、こちらも、一般的なFLAC・WAV・ALACに対応する上で、DSD5.6MHzまで対応です。

 ネットワーク機能は、ノイズ対策のためか、有線LANのみです。

 ネット動画サービスは、非対応です。

 接続端子は、HDMIが2系統のほか、光デジタル音声出力端子・同軸端子を装備します。

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 以上、OPPO DigitalUDP-203の紹介でした。高級機で、おもに音質向上のためのハード面に注目するべき製品です。映像関連技術は、TV専門メーカーに及ばない印象ですが、オーディオファイルには選択肢となりそうです。

次回につづく!
ブルーレイプレーヤーのおすすめ機種は結論的にこれ!

 というわけで、今回は、ブルーレイプレーヤーの比較でした。

 記事は、もう少し続きます。

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 続く後編(こちら)では、今回紹介した全てのブルーレイプレーヤーから、、Atlasのおすすめ機種を最終的に提案していくつもりです。

 引き続き、よろしくお願いします。

 後編記事は→こちら

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posted by Atlas at 18:53 | 映像機器

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