【今回レビューする内容】2024年 高画質で安い!ブルーレイプレーヤーの価格・性能とおすすめ・選び方:Ultra HD Blu-ray対応:1万円以下 4K対応高級Ultra HD ブルーレイプレーヤー・ユニバーサルプレーヤーのレビュー
【比較する製品型番】パナソニック DMP-BD90 DMP-BDT180 DP-UB45 DMR-ZR1 DP-UB9000 (Japan Limited) SONY BDP-S1500 BDP-S6700 UBP-X800M2 UBP-X800 UBP-X700DMR-T5000UR 東芝 DBP-S500 LG BP350Q BP250 UBK80S アグレクション superbe SU-BD01 TEES BD-2601 グリーンハウス GH-BDP1D MAGNETAR UDP800 UDP900 フナイ FBP-H260 ほか
今回のお題
高画質で高音質なブルーレイプレーヤーのおすすめ機種はどれ?
どもAtlasです。
今日は、2024年9月現在、最新のブルーレイディスクプレーヤーの比較です。
画質面の補正技術や諸規格への対応、あるいは、音質面の技術に注目して、最新機種を比較します。さほど数はないので、現行機は「全機種」みれると思います。
1万円前後の入門機から、10万円以上の高級機まで順番に見ていきます。
1・ブルーレイプレーヤーの比較 (1)
1-1・Blu-rayプレーヤー(フルHD)
1-2:UHD Blu-rayプレーヤー(4K)
1-3:高級UHD BDプレーヤー(4K)
2・ブルーレイプレーヤーの比較 (2)
2-1:最終的なおすすめの提案【結論】
記事では、比較的安いフルHD画質までのブルーレイプレーヤーをみたあと、4K映像対応のUltra HD ブルーレイプレーヤーをみていきます。
20万円以上の高級機は、別に、最後にまとめあます。
(極めて)点数が少ないので、こちらだけ録画機能のあるパナソニックのDMR-ZR1も含めて説明しました。
・ブルーレイレコーダーの比較
用途:TVにつなげ、TV番組などの録画/再生
・ポータブルBDプレイヤーの比較
用途:液晶画面付きで持ち運んでの再生
なお、記事で紹介するのは、録画ができず、再生のみで、据え置くタイプです(上図)。
一方、録画できるタイプと、ポータブルタイプは、記事が別になります。
おそれいりますが、上記リンクをご利用ください。
よろしくお願いします。
1-1・フルHD対応ブルーレイの比較
はじめに、4Kに対応しないフルHD画質までの格安機からです。
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なお、以下の本文では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記します。
【2017年発売】
1・パナソニック DMP-BD90
¥8,400 Amazon.co.jp (9/18執筆時)
映像出力:フルHD画質まで
超解像度:
アップコンバート:
ネットワーク:
ネット動画:
接続端子:HDMI 1系統
DMP-BD90は、パナソニックのフルHD画質のプレーヤーです。
大手製では、値段が安いので、録画はTVに任せるようなご家庭向きに売られています。
本体サイズは、幅24.5mmと非常に省スペースです。
設置性は良いと言えます。
映像出力は、フルHDです(1920×1080)。
普通のブルーレイの解像度もフルHDですので、普通に見るぶんには問題ないです。
画質面の技術は、さほど高くはないです。
DVD(720×480)を再生する場合、画像をHD画質まで再計算するHDアップコンバート機能がある程度です。
この方式だと、隣接する画像との違いを関数的に「なだらかに」表現するだけですので、DVD映像は「ボケやすい」でしょう。
音質面の技術は、最大7.1chまでの出力対応となります。
普通のステレオほか、多チャンネルデータはドルビーデジタルプラスとDTS-HDハイレゾリューションオーディオを送り出せます。
そのほか、CDを超えるハイレゾ音源の再生にも対応できます。ただ、普通のブルーレイは、ハイレゾ録音されていないので、さほど意味はないです。
ネットワーク機能は、Wi-Fiなどを装備しません。
ネット動画サービスも、したがって未対応です。
Amazonベーシック HDMIケーブル
¥553 Amazon.co.jp (9/18執筆時)
接続端子は、HDMIが1系統です。
ケーブルは未付属なので、必要に応じて購入が必要です。
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以上、パナソニックのDMP-BD90の紹介でした。
「とりあえず」ブルーレイを再生できればいいという方に向けた機種です。
安いので、値段面では選択肢にできますが、特段「多機能」ではないでしょう。
【2015年発売】
2・SONY BDP-S1500 BM
¥15,500 Amazon.co.jp (9/18執筆時)
映像出力:フルHD画質まで
超解像度:
アップコンバート:プレシジョンシネマHD
ネットワーク:有線LAN
ネット動画: 一部対応
接続端子:HDMI 同軸×1
BDP-S1500 BMは、ソニーの販売する入門用ブルーレイプレーヤーです。
パナソニックとほぼ同価ですが、機能面では多少異なります。
本体サイズは、パナソニックより多少短く幅23mmです。
設置性は良いです。
映像出力は、本機もフルHDです。
パナソニックと同じで、Ultra-HDブルーレイには非対応です。
画質面の技術は、プレシジョンシネマHDが搭載です。
DVDほかフルHDに満たない画質の映像を、フルHD相当まで高める技術です。
パナソニックと同じで、超解像技術は伴わない方式です。
ただ、関数化する際に斜め線も考慮に入れる点で、(少なくともそれを表明しない)パナソニックよりも、コンバート時の画質に配慮されています。
そのほか、トリルミナスカラーにも対応します。
これは、【4K液晶テレビの比較記事】で紹介したようなソニー製テレビ向けです。
国際規格のx.v.Color情報を持つメディアを再生した場合、発色が良くなる技術です。オマケ的です。
音質面の技術は、パナソニックとほぼ同じです。
最大7.1chまで、HDMIケーブルを通して送り出せます。
ハイレゾは、パナソニックと違いFLAC・WAVのみでDSDは扱えません。ただ、先述のように、このグレードの製品だとあまり意味はないでしょう。
ネットワーク機能は、有線LANを搭載します。
ネット動画サービスは、有線LAN経由で以上のサービスを利用可能です。
低解像度動画は、プレシジョンシネマHDが有効に働くと思います。
接続端子は、HDMIが1系統です。
そのほか、オーディオ用に同軸端子が1系統付属します。
音だけ、直でアンプにも伝送できるでしょう。
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以上、ソニーのBDP-S1500 BMの紹介でした。
パナソニックに較べると、無線LANを搭載し、プレシジョンシネマHDに対応することが魅力でしょう。
単純にブルーレイを見るだけならば、値段で決めてもOKですが、すこしソニーの方が「豪華な仕様」とはいえます。
【2019年発売】
3・東芝 DBP-S500
¥17,900 Amazon.co.jp (9/18執筆時)
映像出力:フルHD画質まで
超解像度:
アップコンバート:
ネットワーク:有線LAN
ネット動画
接続端子:HDMI
DBP-S500は、東芝の入門用ブルーレイプレーヤーです。
本体サイズは、やや長めの26cmとなります。
映像出力は、本機もフルHDまでです。
画質面の技術は、パナソニックと同等で、平凡です。
東芝の場合、旧モデルだと(簡易的な)超解像技術であるXDEに対応していました。
しかし新機種は省略したので、特別に強調するべきところはないです。
音質面の技術は、本機も最大7.1chまでとなります。
規格は他社同様に、ドルビーデジタルプラスに対応します。
DTS系は、他社より1ランク下のDTS-HD Master Audioまでですが、まあ問題ないです。
ハイレゾは非対応です。
ネットワーク機能はも、非搭載です。
ネット動画サービスは、したがって未対応となります。
接続端子は、HDMIが1系統です。ケーブルは、未付属です。
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以上、東芝のDBP-S500の紹介でした。
本機の場合も、「とりあえず、ブルーレイが再生できれば良い」という方のためと言えます。基本的に、値段で比べて選んでOKだと思います。
ただ、東芝は本体が少し大きめですので、設置性の部分は負けるでしょう。
【2022年発売】(Wi-Fiあり)
4・LGエレクトロニクス BP350Q
¥19,800 Amazon.co.jp (9/18執筆時)
【旧機種】(Wi-Fiなし)
5・LGエレクトロニクス BP250
¥8,800 Amazon.co.jp (9/18執筆時)
映像出力:フルHD画質まで
超解像度:
アップコンバート:
ネットワーク:無線LAN
ネット動画:
接続端子:HDMI 1
BP350Qは、韓国のLGエレクトロニクスが販売するブルーレイプレーヤーの入門機です。
新旧両機種ありますが、新機種のみ無線LAN(Wi-Fi)を装備します。
本体サイズは、幅が27cmとなります。
東芝とほぼ同じサイズで、「中くらい」のサイズです。
ソニーほど小さくはないです。
映像出力は、本機もフルHDです。
画質面の技術は、他社機と同じです。
DVD画質の再生の場合、アップコンバートしていますが、超解像技術を含めて高度な補正はしません。
ただ、これは他社もですが、全く進化のない格安ブルーレイプレーヤーより、最近のテレビのほうが、補正力が格段に良いので、画質は「テレビ側の性能による」と言えます。
音質面の技術は、ドルビーデジタルプラスのみ対応の明示があり、DTS系は不明です。
ただ、用途的に問題ないです。
ハイレゾは、FLAC・WAVのみ対応です。
先述のように、ブルーレイはハイレゾ音質で録音されてはいないので、問題ないです。
ネットワーク機能は、2022年機からWi-Fiが搭載になりました。
そのため、ネットを介した特典映像の取得(BD-Live)もできますが、主には、動画サービス用です。
ネット動画サービスは、限定的ですが、YouTubeは視聴できます(ほかiConcertsも)。
ただし、マシンスペックがさほどでもないので快適にとは言えません。
基本的には【セットトップボックスの比較記事】で紹介したような各社の製品をテレビに直付けするのが快適です。
これは他社モデルについても言えます。
接続端子は、HDMIが1系統です。
本機は、HDMIケーブルが付属します。
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以上、LGエレクトロニクスのBP250の紹介でした。
Wi-Fiが搭載されていることに利便性を感じる場合、選択肢になるかと思います。
ただ、ネット動画については、ブルーレイプレーヤーを介するより、先述の端末をテレビに付けた方が、操作性も対応するコンテンツも「段違い」です。
その部分で、どこまで需要があるのかは微妙に思えはします。
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【2024年発売】
6・フナイ FBP-H260
¥12,100 楽天市場 (9/18執筆時)
【2021年発売】
7・グリーンハウス GH-BDP1D
¥13,975 楽天市場 (9/18執筆時)
【2019年発売】
8・アグレクション superbe SU-BD01
¥15,000 Amazon.co.jp (9/18執筆時)
9・ ティーズネットワーク TEES BD-2601
¥16,000 Amazon.co.jp (9/18執筆時)
映像出力:フルHD画質まで
超解像度:
アップコンバート:
ネットワーク:
ネット動画
接続端子:HDMI
このほか、フルHD解像度までで、ネットワーク非対応のブルーレイレコーダーならば、以上の各社から発売があります。
ここまでみた大手と画質面での機能差はない代わりに、値段もさほど変わらないと言えます。
ただ、グリーンハウスのものは、出力信号に、日米のNTSC ほか欧州のPAL式の記述があります。
この点で、日本のDVDをヨーロッパに持っていき、そちらのTVで再生する際などニッチなニーズはあるかもしれません。
【2017年発売】
10・パナソニック DMP-BDT180-K
¥16,219 Amazon.co.jp (9/18執筆時)
4K映像再生: 4K/24p
超解像度:非対応
アップコンバート:4K
ネットワーク:有線LAN
ネット動画: 一部対応
接続端子:HDMI 1系統
DMP-BDT180は、パナソニックのブルーレイプレーヤーの中級機です。
本体サイズは、幅が31cmとなります。
同社の下位機種は小型でしたが、普通のサイズです。
映像出力は、4K出力に対応します。
4K/24フレームの出力に対応するので、毎秒24コマのプログレッシブハイビジョン映像方式で記録された、ブルーレイに対応できます。
ドライブは、しかし、4K画質で記録されるUltra-HD対応ではないです。
「真の4K」対応プレーヤーだと、もう少し予算が必要です。
画質面の技術は、本機から4Kアップコンバートに対応します。
下位機種は、フルHDまででしたが、4Kまでアップコンバートされます。
ただ、本機の場合も、超解像技術ほか特段高度な補整をしてテレビに出力するわけではないです。むしろ、テレビ側が「高度な補整」をするでしょうし、この程度で良いとは思います。
音質面は、最大7.1chまで対応です。
先ほどみた同社の入門機、あるいは、他社の入門機と同じです。
ネットワーク機能は、パナソニックはこのグレードだと有線LANが搭載されます。
ネット動画サービスは、YouTubeとNetflixには対応します。
繰り返しますが、ネット動画目的ならば、基本的には【セットトップボックスの比較記事】で紹介したようなAmazonなり、Googleなりの製品をTVに直に付ける方が良いかと思います。
格安プロジェクター用には少し意味はあるかな、という程度です。
接続端子は、HDMIが1系統です。
音声専用の端子は未付属です。ケーブルも別売です。
そのほか、本機は、4K画質の写真の再生、3Dディスクの再生にも対応します。
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以上、パナソニックのDMP-BDT180の紹介でした。
4K/24p対応ですが、Ultra-HDドライブは非搭載です。
24フレームプログレッシブ対応の部分で、追加投資する意味はあるものの、時代も時代ですし、画質を重視するならば、多少高くても、Ultra-HDブルーレイ搭載モデルを、先行投資と考えて、買った方が良いかなと思います。
【2016年発売】
11・SONY BDP-S6700
¥23,000 Amazon.co.jp (9/18執筆時)
4K映像再生: 4K/24p
超解像度:(トリルミナス)
アップコンバート:4K
ネットワーク:無線LAN 有線LAN
ネット動画: 一部対応
接続端子:HDMI /同軸×1
BDP-S6700は、ソニーの販売する中級のブルーレイプレーヤーです。
本体サイズは、幅が25.5cmとなります。
このクラスの製品としては、割と設置性が良いでしょう。
映像出力は、1つ上で見たパナソニック機同様に、4K/24p出力に対応します。
ドライブは、本機も、4K画質で記録されるUltra-HD対応ではないです。
映像関係の技術は、パナソニック同様に、4Kアップコンバートに対応します。
そのうえで出力時に、16Bit化処理(Super Bit Mapping for Video)をなし、円滑性を高める機能の言及があります。
また、ネット動画コンテンツについてのノイズリダクションの説明もあるので、そこそこな「補整」はしてそうです。
そのほか、ソニーのトリルミナスディスプレイと合わせた場合、本機も入門機同様に、画質向上効果が期待できます。
音質面での技術は、本機も最大7.1chまで対応です。
なお、本機はデジタルミュージックエンハンサーが搭載です。
ブルーレイメディアは、音源を圧縮して記録しています。
本機は、圧縮音源を独自に補正して、CDグレードの音質に近づけます。音響機器を多く出すソニーは、こうした補正は「得意」であり、実際効果はあるでしょう。
ネットワーク機能は、有線LANに加えて無線LANも搭載されます。
ネット動画サービスは、上図のように、他社よりも充実した対応構成です。
ただ、繰り返しますが、あえてブルーレイプレーヤーになくても良い機はします。
そのほか、本機はBluetoothも搭載です。
本機は、ハイレゾ音質を転送できるLDACコーデックに対応します。そのため、メディアにハイレゾ音質を焼き付けたものを、対応するオーディオに転送することは可能です。
対応機は【Bluetoothヘッドホンの比較記事】でいろいろ紹介しました。
ただ、繰り返しますが、Ultra-HD対応ではないと、映画コンテンツの音楽は、ハイレゾ録音ではないです。
ブルーレイプレーヤーを「ジュークボックス」的に使う人は、今の時代限られるでしょうし、なく手も良い機能には思えます。
接続端子は、HDMIが1系統です。
音声専用の端子として同軸端子も装備します。ケーブルは別売です。
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以上、ソニーのBDP-S6700の紹介でした。
パナソニックの機種に較べると、音質面とネットワーク面でより充実している印象です。
ただ、次に見ていく、Ultra-HD対応ドライブの製品がすでに安くなってきているので、現状だと選びにくい部分を強く感じます。
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【2020年発売】
12・TASCAM BD-MP1
¥99,000 楽天市場 (9/18執筆時)
このほか、 4K/24p対応機は、タスカムからBD-MP1がでます。
ただ、1Uラックマウント規格の製品で、ホールや会議室の音響装置への取り付けを想定したものとなります。今回の比較の主旨からはズレると言えます。
1-2・Ultra-HD BD対応機の比較
続いて、4K映像の記録が可能なUltra-HDブルーレイを再生できる上級機を紹介します。
対応するブルーレイソフトはあまり多くないですが、将来を見越した場合、導入しておくのは意味があることでしょう。
【2019年発売】
13・パナソニック DP-UB45-K
¥26,600 Amazon.co.jp (9/18執筆時)
4K映像再生: 4K/60p/36bit
超解像度:
アップコンバート:4K フルHD
ネットワーク:有線LAN
ネット動画:
接続端子:HDMI 1系統
DP-UB45-Kは、パナソニックの上位機にあたるUltra-HD対応のブルーレイプレーヤーです。
本体サイズは、幅3×高さ46×奥行193mmです。
幅が32cmとなり、Ultra-HD対応ブルーレイとしてはコンパクトです。
映像出力は、4K/60フレーム/36bit出力に対応します。
途中で使った表現で言えば「このグレードから「真の4K機」です。
ドライブは、したがってUltra-HD対応です。
対応するメディアを、4Kテレビで再生する場合、4K解像度を楽しめます。
利便性の部分では、トレイの高速オープンに対応です。
HDRも、対応です。
【4Kテレビの比較記事】でこの規格については説明しました。
対応する場合、輝度表現力が上がり画質がアップします。
最近の4Kテレビも、映画コンテンツもすでに、HDRに基本対応していますので、表現力が高い「4K HDR映像」が本機の場合楽しめます。
加えて、HDR10の上位互換で、動的なメタデータ(HDRメタデータ)を記録できるHDR10+規格にも対応します。
加えて、Dolby社系列のHDR技術と言える、「ドルビービジョン」にも対応します。
映像ソース側の対応があれば、シーンごとの動的メタデータを組み込める点でHDR+と似ています。
いずれにしても、4K HDRに関わる重要な規格は「対応」しています。
画質面の技術は、本機も、4Kアップコンバートに対応します。
ただ、コンバート時に高度な補正はしていません。
その分「安い」のですが、そこそこ良いテレビを利用しているならば、そちらに任せても良いかと思います。
まあ、補整機能が全体的に弱い「プロジェクター」で出すならば、凝っても良いかとは思います。その場合は、あとで見る上位機も良いでしょう。
以前は、このグレードの製品では、超解像技術が使われていましたが、そんなこともあって省略になったのかと感じます。
音質面での技術は、本機も最大7.1chまでの対応となります。
規格は、ドルビーデジタルプラス・DTS-HDハイレゾリューションオーディオにしっかり対応です。
ハイレゾ音源も、FLAC・WAV・ALACに対応する上で、DSDも11.3MHzまで対応です。
Ultra-HD対応の映画コンテンツほか、ネットの4Kストリーミング配信も、最近はハイレゾ録音なので、このグレードだと対応に意味はあります。
ネットワーク機能は、有線LANのみです。
おそらくコストカットのためです。実際【ブルーレイレコーダーの比較記事】で見ている同社の録画対応機も、価格が以前より下がりました。
それとの値段部分の差異化の意味合いもあってのことでしょう。
ネット動画サービスは、対応しません。
接続端子は、HDMIが1系統と割り切った作りです。
ケーブルも別売です。
ただし、音声用のHDMIと、同軸端子は別に装備します。
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以上、パナソニックのDP-UB45の紹介でした。
「子供がブルーレイを観るため」のような利用法でないならば、現状ではUltra-HD対応でないと、やや陳腐化していると言わざるを得ないでしょう。
その部分について、本機はクリアします。ネットワークや画質補正は、あまり充実しないですが、とくに画質面は、ある程度「テレビに委ねられる」でしょう。
その最重要になる、転送規格は、HDR部分を含めて必要十分に規格対応していますし、問題ないです。
【2023年発売】
14・LGエレクトロニクス UBK80S
¥17,750 Amazon.co.jp (9/18執筆時)
4K映像再生: 4K/60p/36bit
超解像度:
アップコンバート:4K フルHD
ネットワーク:有線LAN
ネット動画:
接続端子:HDMI 1系統
UBK80S は、LGエレクトロニクスのUHD-BDプレーヤーです。
本体サイズは、幅430×高さ45.5×奥行20mmです。
標準的なサイズといえ、コンパクトではないです。
映像出力は、4K/60フレーム/36bit出力に対応します。
ドライブは、Ultra-HD対応です。
HDRも、対応です。
ただ、ドルビービジョンは対応情報がないです。
画質面の技術は、本機も、4Kアップコンバートに対応します。
詳しい補正についての詳しい情報はあまりないですが、ノイズ対策ほか、輝度部分で、SDR画質のコンテンツについて、計算によるHDR変換には対応します。
音質面での技術は、一方、Dolby Digital Plusをフォローします。
ほか、Dolby Atmosについても明示的に対応を表明します。
ハイレゾ音源は、FLACについては対応表明があります。
ただ、UHD BDの映像ディスクに収録のハイレゾ音源の再生の話は別として、ネットワークプレーヤー的なハイレゾ音楽の再生については、視野に入れていない製品でしょう。
ネットワーク機能は、有線LANのみです。
そのほか、USB端子があり、ストレージからの再生に対応できます。
ネット動画サービスは、対応しません。
接続端子は、HDMIが1系統です。
音声用の光デジタル出力はあります。
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以上、LGエレクトロニクスのUBK80S の紹介でした。
機能面では「あっさり」な印象です。Ultra-HDに対応した安めのブルーレイプレーヤーとして問題ないとは思いますので、値段が安ければ、選択肢にできるでしょう。
【2019年発売】
【上位機種】
15・SONY UBP-X800M2
¥50,899 Amazon.co.jp (9/18執筆時)
【下位機種】
16・SONY UBP-X700
¥42,500 Amazon.co.jp (9/18執筆時)
4K映像再生: 4K/60p/36bit
超解像度:
アップコンバート:4Kアップコンバート
ネットワーク:無線LAN 有線LAN
ネット動画: 対応
接続端子:HDMI 光デジタル 同軸デジタル
UBP-X800M2は、ソニーのUltra-HD対応のブルーレイプレーヤーです。
価格的には、中級機と言える値段です。
なお、UBP-X700は、少し値段が下がる下位機です。
主な値段差の理由は、本体の品質です。
上位機は、音質周りのパーツに「こだわる」部分があります。
振動対策されたシャーシの採用や、アンプ部に「ローノイズレギュレーター」を採用し、電源ノイズの大幅な低減(1/100)をなすなど、高機能です。
そのほか、後述する音質的にDSEE HXに未対応となるほか、Bluetooth無線が省略されています。
本体サイズは、幅が43cmです。
LGと同じ幅で、よくある形状です。
映像出力は、4K/60フレーム/36bit出力に対応します。
ドライブは、もちろん、Ultra-HD対応です。
HDR規格は、他社機と同じで、しっかり、HDR10とドルビービジョンに、こちらも対応します。
ただし、Panasonicと異なり、HDR10+技術は未対応です。
画質面の技術は、本機も4Kアップコンバートに対応します。
あとは、下位機種で見た、「トリルミナスカラー」などに対応するほどですので、値段からすると、映像部分はさほど凝ってはいません。
繰り返しますが、規格対応さえしてくれていれば「TV任せ」でも良い部分ですし、この仕様でも良いかと思います。
なお、同社のテレビ「ブラビア」と接続した場合、画質が自動調整されるという(おなじみの)「4Kブラビアモード」も搭載です。
音質面での技術は、同社のDSEE HX技術が目をひきます。
同社の音響機器の多くで使われる圧縮音源のアップコンバート技術です。
ネット動画などの2ch再生に限定されますが、音質をハイレゾ相当にまで擬似的に高めてくれます。
一方、同社の下位機(あるいは旧機)の場合、デジタル ミュージック エンハンサーを装備し、ブルーレイメディア(ソフト)の音質も強化していました。
本機はこの機能が省略です。
Ultra-HDはもともとハイレゾ録音なので、アップコンバートする必要がないからでしょう。ただ、本機で、普通のブルーレイソフトを再生した場合、補正はされないでしょう。
つまり、音質の部分も、アンプなり、TVなりの補正に任せる方向性です。
規格面では、本機も、最大7.1chまでとなります。
業界規格のドルビーデジタルプラスとDTS-HDハイレゾリューションオーディオに対応できます。
LG同様に、立体音響規格のドルビーアトモスへの対応も表明します。
ハイレゾは、音楽再生の場合、FLAC・WAV・ALACにも対応です。
その上で、DSDも5.6MHzなら対応です。
ネットワーク機能は、有線LANとWi-Fi双方を装備します。
そのほか、同社の下位機種と同じで、Bluetoothも搭載です。
やはりハイレゾ出力対応できるLDACにも対応します。
ネット動画サービスは、上のような構成です。
LGと較べると、Amazonのプライムビデオに対応する点が魅力でしょう。
そのほか、ソニーのルームリンク対応なので、本機をLANネットワークに組み入れれば、遠隔再生も可能です。
接続端子は、HDMIが2系統のほか、音声信号用に、光デジタル音声出力端子と同軸端子が1つずつ付属します。
ケーブルは別売です。
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以上、ソニーのUBP-X800M2の紹介でした。
先述のように、画質補正はテレビ任せでもある程度良いと思います。
また、音質部分も、デジタル ミュージック エンハンサーがない以上、映像視聴の部分では、(値段の安い)他社機と、あまり差はないとも言えます。
ただ、シャーシ部分の音響的配慮はそれでも重要です。
実際、大手メーカー製では、次に見るパナソニック機まで(レコーダー未搭載のタイプは)価格差が開くこともあるので、音響部分で「少しでも良いもの」が欲しいならば、選択肢になるでしょう。
逆に、さほどでもないならば、安めの他機で良いと思います。
1-3・高級BDプレーヤーの比較
最後に、オーディオグレードの最上位クラスです。
こちらは、大手で、単独のプレーヤータイプの取扱が少なくなったので、パナソニックのレコーダー型も含めて説明します。
【2022年発売】(レコーダー)
17・Panasonic DMR-ZR1
¥328,215 楽天市場 (9/18執筆時)
4K映像再生: 4K/60p/36bit
超解像度:4K超解像/W超解像
アップコンバート:4KダイレクトクロマPlus
ネットワーク:無線LAN 有線LAN
ネット動画: 対応
接続端子:HDMI /光デジタル/同軸デジタル
プレミアム4Kディーガ DMR-ZR1は、パナソニックのブルーレイレコーダーの最上位機です。
先述のように、パナソニックはプレーヤー機能のみのハイエンド機は、DMP-UB9000-Kをもって終息させました。そのため、現実的な後継機といえるのは、本機になります。
もちろん、Ultra-HD対応のブルーレイプレーヤーです。
本体サイズは、430×87×300mmです。
小型化させていないのは、やはり、ノイズと振動対策を優先するためです。
ハード面は、防振・ノイズ低減のために音響グレードのパーツを豊富に採用しています。
最も機になるHDD部分も振動対策は万全です。本体も13.6kgと重く、低重心で安定性も高いです。
映像出力、は4K/60フレーム/36bit出力に対応します。
ドライブは、もちろん、Ultra-HD対応です。
HDRは、同社の下位機種と同じ水準で対応します。
つまり、ドルビービジョン・HDR10+を含めて、必要な規格は備えます。
画質面の技術は、かなり充実します。
というより、「テレビ任せにしない」ことを前提にするなら、大手では「本機しかない」というのが正確です。
機能的には、本機は「4KリアルクロマプロセッサPlus」を搭載します。
パソコンでいうところのCPUですが、高性能なエンジンがあると、高度な画質補正が可能です。
本機は、大きく2つの画質面での特長があります。
第1に、4KダイレクトクロマアップコンバートPlusです。
Ultra-HDブルーレイのソフトや、ネットストリーミングの4K動画は、4K(4:2:0)信号で記録されています。
本機の場合、エンジンで再計算し、60フレームの4K(4:4:4)に変換して、テレビに出せます。この過程をダイレクトに行うので、精度が良いという話になります。
テレビ側のエンジンでこの処理はしないため、重ねがけでも意味はあるようです。
加えて、低解像度の、DVDや(普通の)ブルーレイでもこうした補正が有効なので、総合的な画質は下位機種を大きく上回ると言えます。
第2に、4K超解像・W超解像です。
冒頭いわゆる超解像技術です。
アップコンバートだけだと、4Kテレビに出力すると、輪郭などが「ぼんやり」するのですが、この現象を回避できています。
なお、地デジも、フルHDに満たない解像度なので、4KでないフルHD解像度のテレビにも、この機能は有効です。
一方、こうした機能はパナソニックの(レコーダー型の)下位機にも搭載されます。
そちらにはない独自機能は以上2点にまとめられます。
1・4K/24p・30p変換
2・HDRトーンマップ調整
処理部分についての、本機の独自機能は以上2点にまとめられます。
第1に、4K/24p・30p変換です。
新4K放送は4K/60コマ固定で配信されますが、それを変換する機能です。
もともとの映像コンテンツがこれらのコマで作成されている映像は多いために搭載です。
これは、画質向上というより、「オリジナル」を尊重して観るという、(海外の)最近の一部トレンドをふまえているかもしれません。
4K放送以外でも、Amazonプライム・ビデオなどのネット動画サービス・ゲームなども自動で処理対応させることができます。
第2に、HDRトーンマップ調整にかかわる機能です。
新4K放送を含む4K動画、ゲームほか、HDR情報を持つコンテンツを、対応するTVで再生する場合、輝度表現が格段に上がります。
この処理は通常テレビが行うのですが、本機の場合、処理をレコーダーで処理できます。
プロジェクターや、(非対応のPC用モニターなど)テレビ以外に出力する場合、主に有効と言える機能です。
なお、この機能は、HLGには効かないので、新4K放送以外の4Kコンテンツを見る場合に有効です。
その他の調整機能としては、HDRコンテンツのシステムガンマ調整などに対応します。
一方、この処理の応用でしょうが、字幕の輝度の低減処理も機能として持ちます。
こちらは、新4K放送でも使えます。意外と気になる部分ですし、便利でしょう。
あとは、映像信号のダウングレードにかかわる諸機能を除けば、下位の4Kレグザと変わりません。
とはいえ、4K超解像・W超解像やMGVCなど、その性能の期待値は高いです。
音響面も、一方、本機は強調できます。
パーツレベルでは、電源強化ほか、デジタル回路用とドライブ用の電源を分けることで、ノイズを低減させる工夫など、先述のように「音響グレード」の工夫があります。
処理面で面白いのは、22.2ch → Dolby Atmos変換です。
新4K放送は次世代級の22.2ch配信です。それを、立体音響規格として、最近標準化されているドルビーアトモスに変換して出力させる機能です。
このブログの【AVアンプの比較記事】で書いたように、ドルビーアトモスならば、たいていのアンプが対応です。
また、22.2chデータをそのまま処理する機能をもったものはみあたらないので、利便性は高いでしょう。
そのほか、通常コンテンツの音源を、ハイレゾ相当の音質にアップコンバートする「192kHzアップサンプリング」など、この部分の機能は、やはり充実します。
ハイレゾ音源は、こちらも、一般的なFLAC・WAV・ALACに対応する上で、DSDは、11.2MHzまで対応です。
加えて、リ.マスター/真空管サウンドに対応します。
先述のソニーのDSEE HXに似ている機能で、こちらも、音楽ソースの話であり、低音質ソースのアップコンバートを目的としています。
ただ、どのソースも高音域部分を192kHz/24bitで復元という点で、ステレオに限定されるソニーよりも対応範囲は広いでしょう。
ネット動画サービスは、本機は充実します。
4Kコンテンツを含むYouTubeなどの再生にも対応します。
接続端子は、HDMIが2系統のほか、光デジタル音声出力端子と同軸端子を装備します。
そのほか、4K画質の写真の再生、3Dディスクの再生にも対応します。
なお、予約録画方面の機能は、この記事ではなく、【ブルーレイディーガの比較記事】のほうで、詳しく書いています。
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以上、パナソニックのDMR-ZR1の紹介でした。
プレーヤー単独のの上位機がなくなったのは、画質面の技術は、だいたいにおいて「テレビまかせ」にできるので、やや役割を追えたことが大きかったかなと思います。
一方、高級BDプレーヤーとして言えば、対策があるにせよ、レコーダー型は新たなノイズ(震動源)源となるので、ネックに感じる部分は「なきにしもあらず」です。
ただ、テレビとの「重ねがけ」が可能な技術がありますし、AVファンに対する訴求力はまだあるでしょう。
とくに、画質向上技術がテレビほどではない、プロジェクターでも利用する場合などはそのように言えます。
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【2023年発売】
18・パナソニック DMR-T5000UR
¥636,887 楽天市場 (9/18執筆時)
このほか、パナソニックからは、だいぶ高いモデルが出ています。
ただ、家庭用ではなく、スタジオや、会議室などへの装備を前提にした法人用です。
需要の部分と、HD-SDIなど端子類が多いための値段設定となります。
いずれにしても、個人で導入を考える必要はない機種と言えます。
【2024年発売】
19・MAGNETAR UDP800
¥300,000 楽天市場 (9/18執筆時)
4K映像再生: 4K/60p/36bit
超解像度:
アップコンバート:
ネットワーク:有線LAN
ネット動画:
接続端子:HDMI /光デジタル/同軸デジタル
MAGNETAR UDP800 は、エミライが輸入する海外のユニバーサルディスクプレーヤーです。
本体サイズは、430×90×312mmです。
こちらはレコーダー型ではないですが、サイズは、パナソニック機とほぼかわりません。
ハード面は、独立基盤設計です。電源部がメタルケース・ディスク部もソニー製ドライブ(481AAA)に衝撃防止構造を施した上で、完全密閉構造にしています。
オーディオグレードの対策が施されており、値段相応に豪華です。
映像出力、は4K/60フレーム/36bit出力に対応します。
ドライブは、もちろん、Ultra-HD対応です。
HDRは、同社の下位機種と同じ水準で対応します。
つまり、ドルビービジョン・HDR10+を含めて、必要な規格は備えます。
画質面の技術は、一方、特段の処理的な説明はないです。
エンジンは、2016年発表の台湾のメディアテック社のBDプレーヤー専用SocとなるMediaTek MT8581を利用しています。
デコード・アップスケーリングほかそちらの技術を利用する形です。フランスのREAVONのプレーヤーなど、高級機でこのSocを利用する機種は多く、お馴染みです。
ハード面はあまり高度な処理をさせない方向で、駆動を重くせず、素早い操作感を重視した感じに思います。
音響面は、工夫が多いです。
先述のノイズ対策が施された上で、60Wハイパワー・ローノイズ・トランスを採用し、オーディオに欠かせない電源供給を安定させます。
DACは、一方、バーブラウンのPCM1795、オペアンプはMUSES8920です。
こちらは並の仕様(192kHz/24bit)ですが、プレーヤーから直でアナログで出して利用するシーンも少ないからかと思います。
ネット動画サービスは、非対応です。
MT8581は、通信(Wi-Fi・Bluetooth)を備えないSocだからです。
有線LANは搭載しており、DLNAは対応しますので、問題ないです。
接続端子は、デジタルだとHDMIのほか、光デジタルと同軸です。
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以上、MAGNETAR UDP800 の紹介でした。
価格が高いのは、主に、音周りの仕様を音響グレードにして豪華にしているためでしょう。安定した電源で、ノイズを載せずに、次の機器に出力させることにこだわりを感じます。
ただ、やはりニッチな製品なので価格は高めですし、ただ、汎用Socで、海外仕様の輸入物なので、レコーダー録画したようなメディアだと、確実に再生できるかは自己責任にはなります。市販のUHD BDメディアを高度に再生させたい方に向きます。
どちらかといえば、映像というより、昔のSACDなどを含めた、音楽プレーヤーとして要素を重視する方が主なターゲット層には思います。
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【2024年発売】
19・MAGNETAR UDP900
¥555,560 楽天市場 (9/18執筆時)
4K映像再生: 4K/60p/36bit
超解像度:
アップコンバート:
ネットワーク:有線LAN
ネット動画:
接続端子:HDMI /光デジタル/同軸デジタル
なお、上位となる、MAGNETAR UDP900 も、同時発売になりました。
こちらも同じプロセッサ(MT8581)ですが、電源周りほかをより強化しています。
その上で、直接出力の部分で、7.1chの直接出力に対応させている部分で、【AVアンプの比較記事】でみた製品との、ハイブリッドのような製品です。
USB-DACも、こちらは、768kHz/24bit(DSD 512)までの対応となっており、ハイグレードなユニバーサル(ハイブリッド)プレーヤー的な製品と言えます。
とはいえ、仕組み的に、単独に各機器を用意するのに比べて、ノイズ対策面ほか、ほぼ電源周りが強化できない部分はあります。加えて、立体音源系の新しいオーディオ規格に対応できない部分もあります。
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結論的にいえば、できるだけ、オーディオラックを「すっきり」させたい方に向けた、少しニッチな製品でしょう。
一般的には、選択肢に加えなくて良いかなと思います。
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このほか、オーディオ商社が輸入するユニバーサルプレーヤー系だと、フランスから輸入している製品(REAVON UBR-X110・ UBR-X100・UBR-X200)があります。
やはり、映像部分は規格対応だけで「テレビまかせ」の方針で、コンテンツ的も、レコーダーで録って焼いた映像の再生に完全対応するかは、ユーザーの自己責任になる部分で、上級と言えます。
次回につづく!
ブルーレイプレーヤーのおすすめ機種は結論的にこれ!
というわけで、今回は、ブルーレイプレーヤーの比較でした。
記事は、もう少し続きます。
2・ブルーレイプレーヤーの比較 (2)
=最終的なおすすめの提案【結論】
画質の良さ ★★★★★
音質の良さ ★★★★★
ネット動画再生 ★★★★★
対応フォーマット ★★★★★
総合評価 ★★★★★
続く2回目記事(こちら)では、今回紹介した全てのブルーレイプレーヤーから、、Atlasのおすすめ機種を最終的に提案していくつもりです。
引き続き、よろしくお願いします。
2回目記事は→こちら!
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