Top オーディオ製品 比較2023' ホームシアタースピーカー38組の音質とおすすめ・選び方:5.1chシアターシステムセット (1)

2023年07月16日

比較2023' ホームシアタースピーカー38組の音質とおすすめ・選び方:5.1chシアターシステムセット (1)

【今回レビューする内容】2023年 ホームシアターシステム・ホームシアター用スピーカーセットの性能とおすすめ・選び方5.1ch 7.1ch 7.2ch 3.1.2ch対応:ドルビーアトモス対応 10万円以下の予算で組む単品コンポーネント構成のシアターセット

【比較する製品型番YAMAHA NS-PA41 NS-P41 THEATER SOUND 483 NS-F210 NS-C210 NS-B210 NS-C210 NS-B210 YST-SW050 THEATER SOUND 585 5.1ch NS-F350 NS-P350 NS-SW300 THEATER SOUND 780 5.1ch NS-F500 NS-C500 NS-B500 NS-SW500 THEATER SOUND 1080 NS-F700 NS-C700 NS-B700 NS-SW700 Soave NS-F901 NS-C901 NS-B901 NS-SW901 NS-SW1000 SONY HT-A9  SS-CS3 SS-CS8 SS-CS5 SA-CS9 DENON SC-T17 SC-C17 SC-A17 DSW-37-K SC-T37 SC-C37 SC-A37 DSW-37-M SC-EN10 Bose Lifestyle 650 home entertainment system Lifestyle 600 Klipsch Reference

今回のお題
ホームシアター用スピーカーセットのおすすめはどの機種?

 どもAtlasです。

 今日は、2023年7月現在、最新のホームシアター用のスピーカーセットを比較します。

 基本となる音質や全体のパワーに重視しながら、各機を分析します。

 スピーカーが最初からセットされている製品は、基本全機種網羅します。 

 総額で5万円以下の格安構成から、50万円以上の高級機まで、予算別に対応できるように書きました。

  202103161109.jpg

1・シアタースピーカーの比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:ヤマハ〈日本〉
 1-2:ソニー〈日本〉
 1-3:DENON〈日本〉
2・シアタースピーカーの比較 (2)
 2-1:JBL〈米国〉
 2-2:DALI〈北欧〉
 2-3:Polk Audio〈米国〉
 2-4:ELAC〈ドイツ〉
 2-5:ロジテック〈スイス〉
3・シアタースピーカーの比較 (3)
 3-1:Klipsch〈米国〉
 3-2:最終的なおすすめの提案【結論】

 記事では、 はじめに「選び方の基本」を説明します。

 その上で、メーカー別に各製品をみていくという構成にしました。

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 なお、2-3万円で導入可能で、最近人気のバータイプは、【サウンドバーの比較記事】として、記事を完全に分けて書いていますこちら

 ただ、リアルにスピーカーを5本以上準備する製品と「どのように違うのか?」については、今回の記事の冒頭で書きました。

 そのため、今回の記事の冒頭だけ、お読み頂いてから選ばれても良いかと思います。

ーー

重低音     ★★★★★
音場の立体感  ★★★★★
音の個性    ★★★★★
声の聞きやすさ ★★★★★
価格の安さ   ★★★★★
総合評価    ★★★★★

 というわけで、以下では、上表のようなポイントから、各製品を比較・紹介していきます。

 そして、最後にAtlasのおすすめ機種!」を提案する形で記事を書いていきます。

--

1・AVアンプの比較
2・サウンドバーの比較
3・小型スピーカーの比較
4・シアター用スピーカーの比較
5・ミニコンポの比較
6・プリメインアンプの比較
7・ブルーレイプレーヤーの比較
8・ブルーレイレコーダーの比較
9・液晶テレビの比較
10・家庭用プロジェクターの比較

 なお、今回の記事は、このブログのオーディオ機器比較シリーズの4回目記事として書きました。

1-1・シアターシステムの選び方の基本!

1・シアタースピーカーの比較
 設置:中級者向き
 総予算:7万円〜
2・サウンドバーの比較
 設置:初心者向き
 総予算:2.5万円〜

 具体的な製品の紹介にはいる前に、「シアターシステムの選び方の基本」を紹介しておきます。

 シアター構築の「入門者」の方に向けてのもので、ホームシアターで利用するスピーカーの基本的な区別についての説明です。

1・本格的なシアター用スピーカー

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 第1に、本格的な「ホームシアター用スピーカー」です。

 一般的に、「ホームシアター入門キット」としてデンキヤで売られているのは、「スピーカー6本」を基本とするこの種のスピーカーセットです。2.1ch・5.1ch・7.2chまで網羅します。

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 この場合、スピーカーには、アンプが付属しないため、TVだけでは使えません

 そのため、【おすすめAVアンプの比較記事】で紹介したようなアンプを介して利用する必要があります。

 予算的には、アンプも込みで、7万円弱は必要です。むろん、上は「天井知らず」です。

2・バーチャルサラウンドスピーカー

 201807091348.jpg

 第2に、「バーチャルサラウンドスピーカー」です。

 基本的にテレビの下か横のみにスピーカーを配置し、後方などは、「バーチャルに音場を再現」する仕組みです。

 このタイプは、アンプ内蔵で、アンプなしでTVから直付けできます。加えて、後方へのスピーカー配線が不要なので「部屋の美観は良い」です。

 決して「本格的ではない」ですが、最近各社が技術競争を繰り広げた結果、「音質はびっくりするほどパワーアップ」しました。

 予算的には、2.5万円もあれば、それなりのシステムが組めます。

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 なお、このタイプの製品でも「リアル5.1ch(以上)」が組めるものが米国の老舗オーディオ企業であるBOSEなどからら出ています。

 同社の場合、最近まで、Bose Lifestyle 650Bose Lifestyle 600 と最初から5.1chシステムががセットになった展開もありました。

 しかし、終売で、それぞれ単品で買う構成になっています。

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1・シアタースピーカーの比較
2・サウンドバーの比較

 なお、今説明したBOSE機を含めて、バータイプにも本格的な製品はほかにもあります。

 しかし、アンプ付きでシステムがかなり異なるので記事を分けました。

 恐れ入りますが、「後方に配線したくない方」「アンプを別に買いたくない方」は、別の記事となる、【おすすめサウンドバーの比較記事】のほうをご覧ください。

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  202103161109.jpg

1・シアタースピーカーの比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:ヤマハ〈日本〉
 1-2:ソニー〈日本〉
 1-3:DENON〈日本〉
2・シアタースピーカーの比較 (2)
 2-1:JBL〈米国〉
 2-2:DALI〈北欧〉
 2-3:Polk Audio〈米国〉
 2-4:ELAC〈ドイツ〉
 2-5:ロジテック〈スイス〉
3・シアタースピーカーの比較 (3)
 3-1:Klipsch〈米国〉
 3-2:最終的なおすすめの提案【結論】

 というわけで、以下では、(アンプを別に買う)「本格派タイプのホームシアタースピーカー」に限定して紹介します。

  今回は、3回の続き記事で、メーカーごと順番に紹介していく予定です。

 「決め打ちのメーカー」がない場合は、順番にお読みいただければばと思います。

1-2・ヤマハのシアタースピーカー

 202106301620.jpg   

 はじめに、ヤマハが発売しているホームシアターセットの比較です。

 ホームシアター向け製品は、安価なものから高価なものまで、日本企業では最も提案数が多いので、ある意味「基準」としやすいブランドです。

ーー

 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字系で、イマイチと思う部分を青字系で書いていきます。


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 【2018年発売】【セット】

 1・YAMAHA NS-PA41
  ¥37,436 Amazon.co.jp (7/16執筆時)

 1・YAMAHA NS-PA41
  ¥40,354 楽天市場 (7/16執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:7cm×2+2.5cm(2WAY式)
センター:7cm
サラウンド: 7cm
サブウーファー:50W 

 ヤマハNS-PA41は、ヤマハのエントリークラススピーカーシステムです。

 常に人気の機種ですが、メーカーの過剰在庫を持たない方針もあり、基本的に「予約」して、1-2ヶ月入荷を待つ機種です。

 価格は、5.1chだと、4万円台の予算で組める水準です。

 アンプを同時に買っても「6万円程度」なので、今回紹介する製品の中では、他社モデルを合わせても「最安級」です。

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 チャンネル数は、写真のように5.1chとなります。

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 フロントスピーカーは、細長いトールボーイ型を採用します。

 高音域を担当する2.5cmのトゥイーターと、中高音域を担当する7cmのウーファーとに分かれる、本格的な2WAY式です。

 図のように、ウーファーは、2つのユニットを搭載するため、2WAY3スピーカーシステムです。

 本体の細さに比してある程度パワフルに稼働がします。

 再生周波数帯域は、低音域方向が67Hz、高音域方向が30kHzです。

 レンジはさほど広くなく、この部分は「値段なり」の部分はありそうです。

 ハイレゾにも対応しません。なお、音量を-30dBと絞れば、100kHzまで対応とされます。こちらは他社にはみられない独特の表記法です。

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 センタースピーカー・サラウンドスピーカーは、いずれも7cmのフルレンジスピーカーユニットです。

 テレビのセリフ聞き取りに重要なセンタースピーカーは密閉型構造ですが、試聴では、聞き取りやすい音質でした。

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 サブウーファーは、単品でも販売されているNS-SW050を付属させています。

 こちらは、20cmコーンを採用し、出力は50W(5Ω)となります。

 数値的にさほどパワーはないですが、A-YSTU方式をとるため、ユニットサイズに比して低音は出ています。

 いずれにしても、他のスピーカーとのバランスを考えると最良でしょう。

 サイズは、幅291×高さ292×奥行き341mmです。

 スピーカーケーブルは、24.5m付属します。ウーファーと接続するRCAケーブルも5m付属です。

--

 以上、ヤマハNS-PA41の紹介でした。

 人気機種の後継機で、シアター用として根強い人気のある機種です。

 セット販売の低価格機は、「スピーカーとしての主張がない」ものが多いですが、凝った作りのフロントスピーカーは、購買力をそそるでしょう。

 入門用としてとても良い製品です。

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 【2018年発売】【セット】

 2・YAMAHA NS-P41
  ¥23,055 Amazon.co.jp (7/16執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:7cm(フルレンジ)
センター:7cm
サラウンド: 7cm
サブウーファー:30W 

 なお、上記の製品の「廉価版」として、NS-P41という製品もあります。

 こちらについては、フロントスピーカーが、小型(7cmウーファー)のフルレンジスピーカーです。また、それに応じて、サブウーファーも30Wと、実力を落としています。

 これらの点から言って、あまりオススメできない構成と言えます。


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 【2008年発売】

 YAMAHA THEATER SOUND 483

 【フロントスピーカー 1本】

 3・ヤマハ NSF210 NS-F210(B)
 4・ヤマハ NSF210 NS-F210(MB)
  ¥16,143 楽天市場 (7/16執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 3・ヤマハ NS-C210 NS-C210(B)
 4・ヤマハ NS-C210 NS-C210(MB)
  ¥6,456 楽天市場 (7/16執筆時)

 【サラウンドスピーカー 1本】

 3・ヤマハ NS-B210 NS-B210(B)
 4・ヤマハ NS-B210 NS-B210(MB)
  ¥5,822 楽天市場 (7/16執筆時)

 【サブウーファー 】【SW210は廃盤】

 3・ヤマハ YST-SW050(B)【50W】
 4・ヤマハ YST-SW050(MB)【50W】
  ¥17,861 楽天市場 (7/16執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:8cm×2+2.2cm(2WAY)
センター:10cm×2+3.0cm
サラウンド:8cm
サブウーファー:50W

 YAMAHATHEATER SOUND 483 5.1ch は、ヤマハのロングセラーシアター用サラウンドシステムです。

 このグレードの製品からは、セットではないので、単品スピーカーを組み合わせて「ヤマハの提案する構成」にすることになります。

 本体色は、ブラックが基本ですが、ブラウンバーチ(ウォルナット)でもくめます。

 価格は、5.1chだと、だいたい6万円台の予算で組める水準です。

 単品コンポーネントを組み合わせるタイプではかなり安いので、本格的な割に経済的と言えるでしょう。

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 フロントスピーカーは、NS-F210(B)です。

 単品販売ですので2本必要です。

 ユニットは、8cmのコーン型スピーカーを2機、2.2cmのバランスドーム型トゥイーターを1機搭載する、2ウェイ方式バスレフ型です。

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 音質の面では、アルミコーンウーファーを利用します。

 アルミコーンは(昔使っていたので)Atlasも思い入れがあります。今でも音のスピード感でるので非常に好みです。

 クラシックコンサートを含む楽器演奏とは相性が良いと思います。

 再生周波数帯域は、50Hz〜45kHzで、一応、ハイレゾ基準を超える性能となります。

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 センタースピーカー・サラウンドスピーカーは、やはりアルミコーンが採用です。

 なお、サラウンドスピーカーについては、方式を揃えておらず、2ウェイ方式ではなく、8cmのコーン型スピーカー1機でフルレンジを賄っています。

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 なお、ヤマハは、小型スピーカーは「得意ジャンル」で、A-YSTU方式による低音の増幅で、小型スピーカーにしては低音は出やすい設計です。

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 サブウーファーは、注意点があります。

 というのも、もともとのセット構成だとSW210なのですが、そちらだけ「生産終了」です。

 そのため、代替製品として(Atlasのチョイスで)YST-SW050を選択しています。

 YST-SW050の場合、実用最大出力50Wです。

 50Wでも、リビング用としてこのクラスで組むなら十分です。

 ただ、もともとは100Wクラスの構成でした。足りないと感じる場合は、次に紹介する上位機のものを選んでも良いでしょう。

 スピーカーケーブルは、ヤマハの場合も、それぞれの単品ごとに付属します。

 サブウーファー用の3mのピンケーブルも付属です。

---

 以上、 YAMAHATHEATER SOUND 483の紹介でした。

 本格的に単品をそろえる構成の製品としては、かなり低費用で可能です。

 アルミコーンを利用したヤマハサウンドは、好みがありますが、Atlasは好きな音質です。かけた費用以上の音は期待できるでしょう。


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 【2015年発売】

 ・YAMAHA THEATER SOUND 585 5.1ch

 【フロントスピーカー 1本】

 5・ヤマハ NS-F350 NS-F350(B)
 6・ヤマハ NS-F350 NS-F350(MB)
  ¥43,287 楽天市場 (7/16執筆時)

 【スピーカーパッケージ】

 5・ヤマハ NS-P350 NS-P350(B)
 6・ヤマハ NS-P350 NS-P350(MB)
  ¥37,858 楽天市場 (7/16執筆時)

 【サブウーファー 】

 5・ヤマハ NS-SW300 NS-SW300(B)
  ¥50,800 楽天市場 (7/16執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:16cm×2+13cm+3cm(3WAY)
センター:13cm+3.0cm
サラウンド:13cm+3.0cm
サブウーファー:250W 

 THEATER SOUND 585 5.1ch は、単品で、5.1ch以上が構築できるコンポーネントシアターシステムとしては、ヤマハでは、2番目に安い機種です。

 価格は、5.1chだと、20万円近い予算となり、下位機種とは「大差」があります。

 本体色は、本機もブラウン系でも組めますが、サブウーファだけは黒となります。

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 フロントスピーカーは、3ウェイ・4スピーカーです。

 高音域を担当するトゥイーターはこの機種ではアルミ製で、3cmアルミドーム型です。アルミは、高音域の素材として非常に「響く」ので良いです。

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 中音域は、ヤマハ伝統のPMDコーンを採用した13cmのものが、低音域は、16cmPMDコーン型ウーファーが2機です。

 中音域を分ける3ウェイは、高音域と低音域が充実する傾向にありますが、中間のボーカルなどの中音域の受け渡しが難しく、やや「ドンシャリ感」出やすいです。

 ただ、多チャンネルのシアターシステムで利用する場合は、さほど気にならず、短時間の試聴時は好印象でした。

 再生周波数帯域は、35Hz〜45kHzで、低音域はやはり充実しています。

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 センタースピーカー・サラウンドスピーカーは、「スピーカーパッケージ」としてセット販売です。

 センタースピーカーは、2ウェイの密閉型で、13cmのコーン型ウーファー2機3センチのアルミドーム型トゥイーターです。

 サラウンドスピーカーは、2ウェイ方式バスレフ型で、同一のユニットとなります。

 トゥイーターをアルミコーンで統一している点にこだわりがあるようで、試聴時の「耳障りの良い綺麗な音」の要因だったのかと思います。

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 サブウーファーは、実用最大出力250Wです。

 相当な迫力を持って再生できるでしょう。サイズは、幅350×高さ366×奥行き420mmで、常識的なサイズです。

 スピーカーケーブルは、こちらも、それぞれの単品ごとに付属します。サブウーファー用の3mのピンケーブルも付属です。

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 以上、YAMAHATHEATER SOUND 585 の紹介でした。

 「約10万円」というキレの良い数字で組めるコンポーネントです。今回紹介する製品の中では、「やや高級」ですが、ある程度の予算を組めるならば、良いと思います。

 下位機種と較べても、3ウェイ方式を採用したり、強力なサブウーファーを採用したり、分かりやすい技術的優位性を感じられるため、投資の価値はあると思います。


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 【2010年発売】

 ・YAMAHA THEATER SOUND 780 5.1ch

 【フロントスピーカー 1本】

 7・ヤマハ NS-F500 NS-F500(B)
  ¥49,541 楽天市場 (7/16執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 7・ヤマハ NS-F500 NS-C500(B)
  ¥33,474 楽天市場 (7/16執筆時)

 【サラウンドスピーカー 1本】

 7・ヤマハ NS-F500 NS-B500(B)
  ¥21,000 楽天市場 (7/16執筆時)

 【サブウーファー 】

 7・ヤマハ NS-F500 NS-SW500(B)
  ¥52,011 楽天市場 (7/16執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:16cm+13cm+3cm(3WAY)
センター:13cm+3.0cm
サラウンド:13cm+3.0cm
サブウーファー:250W 

 THEATER SOUND 780 5.1ch は、ヤマハの上位構成です。

 価格は、5.1chだと、25万円前後の予算となる高級機です。

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 こちらは、このブログの【AVアンプの比較記事】で紹介した、同社のRX-A780(2018年モデル)に推奨されているセット構成です。

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 フロントスピーカーは、下位機種同様に、3ウェイです。

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 下位機種と比較すると3スピーカーですが、素材としては上位の新型A-PMDです。

 トゥイーターも下位機種と同じ3cmアルミドーム型ですが、こちらもDC-ダイヤフラム方式ドームツィーターであり、方式が異なります。

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 その上で、キャビネットの設計も、ヤマハのSoavoシリーズと同等の構造を採用しています。

 再生周波数帯域は、40Hz〜50kHzです。

 3スピーカーのため、低音域方面のスペックは下位機以下ですが、上位のトゥイーター採用が奏功して高音域のスペックは逆に良いです。

 センタースピーカーは、2ウェイの密閉型で、12cmのコーン型ウーファー2機3cmのアルミドーム型トゥイーターです。

 サラウンドスピーカーは、3ウェイ方式バスレフ型で、同一のユニットとなります。

 サブウーファーは、実用最大出力250Wです。

 スピーカーケーブルは、こちらも、それぞれの単品ごとに付属します。

 サブウーファー用の5mのピンケーブルも付属です。

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 以上、YAMAHATHEATER SOUND 780 の紹介でした。

 2010年発売のロングセラー機です。そのため、試聴の機会は多いですが、充分な音圧もあり、良い構成だと感じています。

 下位機種と比べると、音楽を聴く場合の音質には、相当の差を感じます。

 ただし、シアター用途で考えると、後から展開された下位機種のTHEATER SOUND 585下回る部分もあります。

 多チャンネル方式は、(メディア側の)技術革新もありましたし、音楽用としては価格相応の実力が期待できるものの、映画用としては、コスパを含めて「多少選びがたい」気もします。


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 【2010年発売】

 ・YAMAHA THEATER SOUND 1080 5.1ch

 【フロントスピーカー 1本】

 8・ヤマハ NS-F700(BP)
 9・ヤマハ NS-F700(MB)
  ¥70,618 楽天市場 (7/16執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 8・ヤマハ NS-C700(BP)
 9・ヤマハ NS-C700(MB)
  ¥42,591 楽天市場 (7/16執筆時)

 【サラウンドスピーカー 1本】

 8・ヤマハ NS-B700(BP)
 9・ヤマハ NS-B700(MB)
  ¥27,819 楽天市場 (7/16執筆時)

 【サブウーファー 】

 8・ヤマハ NS-SW700(BP)
  ¥73,396 楽天市場 (7/16執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:16cm+13cm+3cm(3WAY)
センター:13cm+3.0cm
サラウンド:13cm+3.0cm
サブウーファー:300W

 THEATER SOUND 1080 5.1ch は、単品で、5.1ch以上が構築できるコンポーネントシアターシステムとしては、ヤマハでは、上位機にあたる製品です。

 価格は、5.1chだと、30万円強の予算となる高級機です。

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 本体色は、ブラックのほか、木目(ブラウンバーチ)も選択可能です。

 ウーファーは除きます。

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 なお、本機は、このブログの【AVアンプの比較記事】で紹介した、同社の10万円クラスのRX-A1080(2018年モデル)に推奨されているセット構成となります。

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 フロントスピーカーは、下位機種同様に、3ウェイ3スピーカーです。

 独特のキャビネット形状や各ユニットのサイズ感も似ており、音響面で目指す方向性は下位機種と同じだと思われます。

 違いは、キャビネット上部に伝統工芸の「曲げ練り」の技法を加えて、インテリア感を出した程度です。

 試聴すると音質は確かに違いますが、これは、どちらかと言えば、キャビネットのサイズ感の違いに由来するものでしょう。

 再生周波数帯域は、45Hz〜50kHzです。

 このスペックだけで音質は決まりませんが、低音域方向のスペックは、やや悪いのは気になります。

 センタースピーカーは、2ウェイの密閉型で、13cmのコーン型ウーファー2機3cmのアルミドーム型トゥイーターです。サラウンドスピーカーは、3ウェイ方式バスレフ型で、同一のユニットとなります。

 いずれも、形状としては、やはり「曲げ練り」の技法を利用します。

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 サブウーファーは、実用最大出力300Wです。

 スピーカーケーブルは、こちらも、それぞれの単品ごとに付属します。サブウーファー用の5mのピンケーブルも付属です。

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 以上、YAMAHATHEATER SOUND 1080 の紹介でした。

 下位機種よりもフロントスピーカーが大きいので、重圧感はヤマハ製品としては最も感じ、シアター向きです。

 ただ、下位機種との値段差はおそらく、主に、デザイン面の変更と言える「曲げ練り」の技法を採用した部分が最も大きいです。

 音質面での価格差とも言えないので、この機種についても、「多少選びがたい」気がします。

1-3・SONYのシアタースピーカー

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 はじめに、ソニーが発売しているホームシアターセットの比較です。

 ソニーは、サブウーファーの販売があるため、自社ブランドで「シアターセット」が組める環境にあります。


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 【2014年発売】

 ・SONY CSシリーズ

 【フロントスピーカー 1本】

 10・SONY SS-CS3
  ¥18,000 Amazon.co.jp (7/16執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 10・SONY SS-CS8
  ¥10,499 Amazon.co.jp (7/16執筆時)

 【サラウンドスピーカー 2本】

 10・SONY SS-CS5
  ¥22,000 Amazon.co.jp (7/16執筆時)

 【サブウーファー 】

 10・SONY SA-CS9
  ¥20,018 Amazon.co.jp (7/16執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:13+2.5+1.9cm(3WAY式)
センター:13cm+1.9cm
サラウンド:10cm+1.9cm
サブウーファー:115W

 CSシリーズは、SONYのコンポーネントシアターシステムでは、最も安価な構成例です。

 もちろん、Atlasが「適当に並べた」のではなく、同社が提案している構成例です。

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 価格は、5.1chを構築する場合、8万円台の予算となります。

 他社モデルと比較しても、入門機といえる値段で、安めです。

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 フロントスピーカーは、一番お金を掛けるべき部分です。

 本機も、かなり良いものを採用します。

 ソニーの場合、細長い「トールボーイ」タイプのスピーカーです。

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 25mmのソフトドーム型のトゥイーター・19mmのドーム型のスーパートゥイーター130mmのコーン型ウーハーで、完全な3WAYです。

 注目するべきは、広指向性スーパートゥイーターの搭載です。

 ソニーは、ハイレゾ対応機としてこの機種を売っているため、特に高音域の再現性には気をつけ、この構成にしているのだと思います。

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 ウーハーも13cmと相当に大きく、中音域・低音域で2つ装備します。

 素材的にもSONYがよく使う発泡マイカで特長が出ています。

 3WAYは、中音域のボーカルが弱くなる問題がありますが、この仕様が功を奏してか、ドンシャリ感は薄いです。

 再生周波数帯域は、45Hz〜50kHzです。

 とくに、高音部は、ハイレゾ基準を超えており優秀です。

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 サラウンドスピーカーも、しっかりスーパートゥイーターを装備する3WAYで、13cmコーンは、サイズを素材をフロントスピーカーと合わせられます。

 センタースピーカーは、2WAYで、10cmコーンですが、素材は発泡マイカです。。

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 サブウーファーは、実用最大出力115Wです。

 28Hzからの低音再生力で、250mmのユニットはMRC(発泡マイカ)を採用し、素材を統一します。サイズは、幅295×高さ345×奥行400mmです 

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【1メートル】

 ZONOTONE 6NSP-1500 Meister
  ¥1,500 Amazon.co.jp (7/16執筆時)

 Amazonベーシック 約15メートル
  ¥1,396 Amazon.co.jp (7/16執筆時)

 スピーカーケーブルは、一方で付属しません。

 上を見たらキリがないジャンルですが、Amazon製売品ならば、かなりやすく買えます。

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 以上、ソニーのCSシリーズでした。

 ハイレゾにスペック的に対応できる機種は他にもあります。ただ、高音域の再現性がとりわけ重要なハイレゾで、スーパートゥイーター式を採用するのは、恐らく「効果的」です。

 低音域の大きなウーハーとサブウーファーでカバーできますし、中音域の受け渡しもフロントスピーカーの試聴の限り問題ありません。

 ハイレゾ音源を聴かない場合も、次世代のUltra HD ブルーレイはこのグレードが標準採用ですので、音質を重視する場合は良い構成です。

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 11・SONY SS-CSE【ペア】
  ¥24,900 Amazon.co.jp (7/16執筆時)

 なお、このシリーズは、もうひとつ構成法があります。

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 写真のようにスピーカー上に置く、上向きの「イネーブルドスピーカー」を使うパターンです。

 このブログの【AVアンプの比較記事】でも紹介した、「天井からの音のデータ」を反映できる、新しいドルビーアトモス規格の映像ソフトに対応するためです。

 アンプさえ対応していれば、5.1chの進化形とも言える、5.2.1chや3.1.2chを構成も可能です。なお、その他のスピーカー構成は先ほどと同じなので説明は省略します。


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 【2021年発売】

 【フロント+リア+コントローラー】

 12・SONY ホームスピーカーシステム HT-A9
  ¥257,000 Amazon.co.jp (7/16執筆時)

 【サブウーファ】総計200W

 12・SONY サブウーファ SA-SW3
  ¥45,250 Amazon.co.jp (8/24執筆時)

 【サブウーファ】総計300W

 12・SONY サブウーファ SA-SW5
  ¥74,818 Amazon.co.jp (8/24執筆時) 

チャンネル数:4.1.2ch
フロント:7×8.2+1.9cm
センター:
サラウンド:7×8.2+1.9cm
サブウーファー:200W/300W

 HT-A9は、SONYの少し特殊ワイヤレスホームシアターシステムです。

 似たコンセプトの製品はBOSEもだしますが、フロント・リア・サブウーファを含めて「全面ワイヤレス」にできる製品であるのが、本機の特色です。

 202208241458.jpg

 なお、本機は「アンプ内蔵型スピーカー」を利用する構成です。

 コントローラーも付属するので、別売アンプがなくても「使える」製品です。

 一方で、スピーカーケーブルは不要なのですが、(代わりに)各スピーカーに対して、それぞれ電源ケーブルを這わせる必要が出る点は、注意してください。

 202208241504.jpg

 フロントスピーカーは、19mmのソフトドーム型のトゥイーターと、70×82mmの変則的なサイズのフルレンジウーファーという構成です。

 加えて、上部に46×54mmのハイトスピーカーが2基備わります。

 振動板の素材は、本機も発泡マイカです。

 サラウンドスピーカーも、これと同じ構成です。

 後方にもハイトスピーカーが付くのは、面白いです。

 サブウーファーは、「別売」です。

 パワーで2種類の選択となりますが、いずれもワイヤレスです。

 202208241517.jpg

 要するに、総計で4.1.2chとなります。

 リアのハイトスピーカーを勘定すれば、4.1.4chとも言えます。また、スピーカーユニットがそれぞれ独立しているので、12chとも言えます。

 ただし、スピーカー構成で言えば、5.1chに対してセンタースピーカーがない構成である点は変わりません。

 そのため、映像ソースに対して「真のリアルサラウンド」と言えない部分はあると言えます。

 202208241624.jpg

 この部分は、ソニーの「アコースティックセンターシンク」対応の最新テレビの場合、TV内蔵スピーカーがセンタースピーカーの代わりをすることになります。

 対応するテレビは、このブログの【有機ELテレビの比較記事】【ソニーの4Kテレビの比較記事】で紹介しています。

 ただ、非対応のテレビでも、ソニーの得意とする「バーチャルサラウンド技術」で、しっかりした立体音響にできます。

 この部分の性能は論を待ちませんし、気にしすぎずとも良いかと思います。

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 本機の場合、スピーカーを置く位置がいい加減でも、同社の音場最適化技術(360 Spatial Sound Mapping)で、しっかり空間補整してくれます。

 Dolby AtmosDTS Xに対応しますし、問題ありません。

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 アンプは、付属です。

 総合出力504Wとパワフルです。

 TVとの接続は、HDMI(出力・入力)があります(8K 4K HDRパススルー)。

 入力側はeARC対応なので、BRAVIAなど対応テレビだと、テレビからHDMIケーブル1本でつなげるだけで、4K 8Kコンテンツが楽しめます。

 なお、eARCやパススルーなど、このあたりの仕様については【AVアンプの比較記事】で、基本を説明しています。

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 スマホなどの音源再生は、BluetoothWi-Fiで対応できます。

 Bluetoothのコーデックは、SBC/AACのほか、LDAC形式に対応します。

 202303071246.jpg

 Wi-Fiは、定額のストリーミングサービスを契約している方には便利です。

 音楽ストリーミングは、Spotifyにネイティブ対応するほか、本機は、Chromecast built-inなので、(AndroidとiOSを双方を含めて)スマホとの連携で、Spotify・Apple music・YouTube musicなどの再生に対応です。

 対応できるサービスの全リストは【GoogleのFAQ】にあります。

 Amazon Musicも、Amazon Alexaデバイスを介せば再生可能です。Apple製品ならば、本機はAirplay2対応なので、このサービスを含めて、広くキャスト可能です。

 なお、Chromecast built-inなどの話は、「音楽再生」に関わる部分なので【ミニコンポの比較記事】のほうで、もう少し詳しめに規格について書いています。

 202303181226.jpg

 映像ストリーミングは、Chromecast built-inですが、直接キャストしてテレビにだすのは非対応です。

 1回目記事でも書きましたが、AVアンプWi-Fiでキャストできる仕組みは現状ではないです。TVやレコーダー、あるいは、【STB機器の比較】で書いたような各社の端末をHDMIでつなげてみるのが基本です。

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 再生周波数帯域は、具体的に示されません。

 ただ、アンプを含めてハイレゾ対応表記はあります。

 通常音源を、ハイレゾ級まで計算でアップスケールする、ソニーではお馴染みのDSEE Extreme技術にも対応するため、割と高度です。

 202208241240.jpg

 使い勝手の部分でも、コンテンツに合わせて音響調整を自動でするオートサウンドなど、実用レベルの高いものが多く装備されます。

 なお、アンプ性能(特にネットワークと使い勝手の部分)は、【サウンドバーの比較記事】で書いた、ソニーの上位機と仕様が似ます。そちらの記事をご覧ください。

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 以上、ソニーのHT-A9の紹介でした。

 各スピーカーに電源を取る必要はあるとは言え、ワイヤレスで構築できるのは、やはり自由度が高いと言えます。(部屋のコンセント位置に問題ないので)個人的にかなり欲しいと思っている製品です。

 懸念材料は、(先述の対応テレビ以外だと)センタースピーカーがない構成です。

 映像ソース(例えば5.1ch)通りの出力にならないので「真のリアル」とは必ずしも言いがたい部分があると言えます。

 なお、ニュースやセリフなど声の聞き取りについてもこの構成だと多少心配でした。ただ、先述の「オートサウンド」でシーンを調整できるほか、ボイスモードもあるため、個人的にはさほどは問題に感じませんでした。

 あとは、ワイヤレスである部分での音質です。

 この方式は、リビングとキッチンが続きで、ノイズ源(例えばレンジなど)がある設置環境だと難があります。レビューでこの部分の評価が割れるのは、ワイヤレスだとメーカーにかかわらず、妥協しないと仕方ない部分です。

1-4・DENONのシアターシステム

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 つづいて、日本の音響メーカーのDENONのシステムを紹介します。

 10万円以下グレードで組めるのは、2機種です。


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 【2016年発売】

 ・DENON 17シリーズ

 【フロントスピーカー 1本】

 13・DENON SC-T17
  ¥20,509 Amazon.co.jp (7/16執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 13・DENON SC-C17
  ¥10,682 Amazon.co.jp (7/16執筆時)

 【サラウンドスピーカー 1本】

 13・DENON SC-A17
  ¥10,691 Amazon.co.jp (7/16執筆時)

 【サブウーファー 】

 13・DENON DSW-37-K
  ¥----- Amazon.co.jp (7/16執筆時)

 13・SONY SA-CS9
  ¥20,018 Amazon.co.jp (7/16執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:8cm×2+2cm(2WAY式)
センター:5.7cm×2+2cm
サラウンド:8cm×2+2cm
サブウーファー:100W

 DENON17シリーズは、単品コンポーネントシアターシステムでは、最も安価な構成です。

 価格は、5.1chを構築する場合、10万円強の予算とです。

 ソニーにもヤマハにもあるミドルグレードのセットと言えます。

 201810311029.jpg

 フロントスピーカーは、トールボーイタイプです。

 3スピーカーから構成されますが、2ウェイ方式バスレフ型です。

 ウーファーは、8cmのDDL(デノン・ダブルレイヤー)コーンです。二重の振動板を採用することで、主に中音域に厚みを出しています。シアターシステムには向いた構成でしょう。

 一方、高音域を担当するのは、2cmのソフトドーム型トゥイーターです。

 こちらについては、あまり設計思想が強調されず、エントリークラスとして設計されたことが分かります。

 再生周波数帯域は、45Hz〜60kHzです。

 低音域よりも高音域にある程度比重が置かれているので、サブウーファーの充実度が問われると言えるでしょうか。

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 サラウンドスピーカーは、2ウェイ方式バスレフ型で、コーンのサイズなどをフロントスピーカーと合わせています。

 センタースピーカーは、一方で、5.7cmののDDL(デノン・ダブルレイヤー)コーンであり、設置性を考えてか、径がが小さめですね。トゥイーターは、同じく、2cmのソフトドーム型トゥイーターです。

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 サブウーファーは、カタログ的に、DSW-37-Kが標準構成でした(100W)。

 ただ、最近終売になり、同社ラインナップからサブウーファが消えました。

 そのため、スペックや値段が似たソニーを代替機として出しましたが、この部分は、100Wクラスならば、ヤマハなり他社でも良いかと思います。

 スピーカーケーブルは、こちらも、それぞれの単品ごとに付属します。

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 以上、DENON17シリーズの紹介でした。

 同社は社風として「豊かな低音」を重視します。こちらの入門構成もトータルで考えれば、「デノンサウンド」であり、低音域が充実した「重厚な音」です。

 他社機の構成に比べると、音のキレイさというか、スピード感やクリアさはやや欠けますが、シアター用途ならば、この音質で良いでしょう。慣れてしまうと「このメーカーから抜け出せない」中毒性はありそうです。

 構成からしても、どのようなアンプでも、割と適応的にならせるタイプですし、スピーカーユニットだけの買い換えにも向くでしょう。


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 【2016年発売】

 ・DENON 37シリーズ

 【フロントスピーカー 1本】

 14・DENON SC-T37 SC-37M
 15・DENON SC-T37 SC-37K
  ¥33,709 Amazon.co.jp (7/16執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 14・DENON SC-C37 SC-C37M
 15・DENON SC-C37 SC-C37K
  ¥17,527 Amazon.co.jp (7/16執筆時)

 【サラウンドスピーカー 1本】

 14・DENON SC-A37 SCA37M
 15・DENON SC-A37 SCA37K
  ¥14,791 Amazon.co.jp (7/16執筆時)

 【サブウーファー 】

 14・DENON DSW-37 DSW-37-M
 15・DENON DSW-37 DSW-37-K
  ¥------ Amazon.co.jp (7/16執筆時)

 14・SONY SA-CS9
  ¥20,018 Amazon.co.jp (7/16執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:10cm×2+2cm(2WAY式)
センター:8cm×2+2cm
サラウンド:8cm×2+2cm
サブウーファー:100W

 DENON37シリーズは、同社のミドルグレードの構成です。

 価格は、5.1chを構築する場合、14万円強の予算です。

 価格的には、ヤマハの上位機のTHEATER SOUND 583 がライバルでしょう。

 本体色は、木目のほか、ブラック構成も選択できます。

 202009090954.jpg

 フロントスピーカーは、トールボーイタイプです。

 下位機種と同じで、2ウェイ方式バスレフ型となります。

 ウーファーは、10cmのDDL(デノン・ダブルレイヤー)コーンです。下位機種よりも2cmほど大きいですが、コーンの材質や構造などの明示的変化はありません。

 一方、高音域を担当するのは、2cmのソフトドーム型トゥイーターです。

 こちらも詳しい言及はないですが、下位機種と同等程度のものと思われます。

 再生周波数帯域は、30Hz〜60kHzです。ウーファーサイズが大きな分、低音域は充実し、よりDENONらしくなっています。

 201803121110.jpg

 サラウンドスピーカーは、2ウェイ方式バスレフ型で、こちらも、コーンのサイズなどをフロントスピーカーと合わせています。

 センタースピーカーは、一方で、8cmののDDL(デノン・ダブルレイヤー)コーンで、こちらの場合も、たのスピーカーユニットと較べると径がが小さめですね。トゥイーターは、同じく、2cmのソフトドーム型トゥイーターです。

 サブウーファーは、本機も、DSW-37が標準構成でした。(100W)

 先述のように終売で、同社の製品はほかにないので、ソニーを代替機として出しました。

 スピーカーケーブルは、それぞれの単品ごとに付属します。

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 以上、DENON37シリーズの紹介でした。

 17シリーズとの大きな違いは、ウーファーの大きさの部分だけと言えるので、音の傾向は同じでしょう。

 ただ、デノンらしい「重厚なサウンド」という点では、ウーファーは重要なので、10万円前後の予算を確保できそうならば、本機はオススメです。

 とくに、同じ音質傾向のライバルだったパイオニア(pioneer Theater Black シリーズ)がどうも「生産終了」のようですから、低音重視でこの予算なら、ある程度本機で決め打ちでも良いでしょう。

ーー

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 【イネーブルドスピーカー】

 15・DENON SC-EN10 SC-EN10M
 16・DENON SC-EN10 SCE-N10K
  ¥12,318 Amazon.co.jp (7/16執筆時)

 なお、ソニーと同じで上向きの「イネーブルドスピーカー」を利用した構成案も可能です。

 アンプさえ対応していれば、5.1chの進化形とも言える5.2.1chや3.1.2chを構成も可能です。その場合のスピーカーは上と同じなので、紹介は省略します。

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 配置は、両側のトールボーイの上に置くような形式が推奨されています。

次回に続く
ホームシアター用スピーカーセットのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今回は、ホームシアター向けのスピーカーの比較の1回目記事でした。

 しかし、記事は、まだまだ続きます。

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2・シアタースピーカーの比較 (2)
 2-1:JBL〈米国〉
 2-2:DALI〈北欧〉
 2-3:Polk Audio〈米国〉
 2-4:ELAC〈ドイツ〉
 2-5:ロジテック〈スイス〉
3・シアタースピーカーの比較 (3)
 3-1:Klipsch〈米国〉
 3-2:最終的なおすすめの提案【結論】

 次回の2回目記事こちら)では、今回紹介できなかった、JBLやDALIなど海外勢のシアタースピーカーを追加で比較します。

重低音     ★★★★★
音場の立体感  ★★★★★
音の個性    ★★★★★
声の聞きやすさ ★★★★★
価格の安さ   ★★★★★
総合評価    ★★★★★

 その上で、 結論編となる3回目記事こちら)では、いつものように、目的別・予算別に、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 2回目記事は→こちら

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posted by Atlas at 19:17 | オーディオ製品

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