1回目記事からの続きです→こちら
2-1・バッテリー搭載の高圧洗浄機の比較
2回目記事は、バッテリー搭載型高圧洗浄機の比較からはじめます。
水道の蛇口だけではなく、コンセントも不要というタイプで、レジャーなどを含め、最近人気が増しているジャンルです。
1・高圧洗浄機の比較記事 (1)
1-1:選び方の基本【導入】
=付属品やパワー面の解説
1-2: 入門用の高圧洗浄機〈各社〉
水道・必要
電源・必要
予算・ 1万円〜
1-3:水タンク式高圧洗浄機〈各社〉
水道・不要
電源・必要
予算・ 1万円〜
2・高圧洗浄機の比較記事 (2)
2-1:バッテリー式高圧洗浄機〈各社〉
水道・不要
電源・不要
予算・ 1.5万円〜
2-2:ハイパワー高圧洗浄機〈ケルヒャー〉
水道・必要
電源・必要
予算・ 2万円〜
3・高圧洗浄機の比較記事 (3)
3-1:ハイパワー高圧洗浄機〈他社〉
水道・必要
電源・必要
予算・ 1.5万円〜
3-2:高圧洗浄機のまとめ【結論】
= 目的別・予算別のおすすめの提案
1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」に基づきながら、今回も説明していきます。
1・ケルヒャー〈ドイツ〉
2・ボッシュ〈ドイツ〉
3・マキタ〈日本〉
4・アイリスオーヤマ〈日本〉
5・サンコー〈日本〉
6・京セラ〈日本〉
また、このタイプも最近数が増えているので、以上のようなメーカー順でみることにします。
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以下では、いつものように、高評価する部分は赤色系、イマイチな点は青色系で表記していきます。
1・ケルヒャーの高圧洗浄機
【2019年発売】【型番:1.117-223.0】
19・ケルヒャー K2コードレス バッテリーセット
¥37,664 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
吐出圧力:11MPa(常用 7.4Mpa)
吐出水量:340 L/h(常用 330L/h)
ホース長:高圧ホース4M
騒音 : 75dB
K 2 バッテリーセットは、ドイツのケルヒャーが販売する、コードレス高圧洗浄機です。
ケルヒャー 自吸用ホース 3m 2643-101.0
¥3,500 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
ケルヒャー 自吸用フィルター 2642-794
¥1,304 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
本機については、水タンクは未装備です。
ただ、先述のように、ケルヒャーは自吸用ホースでため水を利用できるため、それを前提に設計された製品です。
本体サイズは、幅245 x 奥行303 x高さ629mmです。
重さは、4.5kgです。
車輪はないので、保って運ぶタイプです。
バッテリーパワー 36V 2.445-061.0
¥22,800 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
バッテリーは、交換式です。
水圧をMaxで運用する場合14分、最大で45分保ちます。
残量メーターや充電完了までの時間が分かる仕様なので、交換用バッテリーの価格は「手加減がない」です。
高圧洗浄機のパワーは、しかし、本機は、吐水圧力が最大11MPaで、吐出水量は340L/hです。
本機は、バッテリー式にもかかわらず、同社の中位機の名称である「K2」を冠しているのは、このパワーのためです。
なお、常用吐水圧力でも7.4Mpa、常用吐水水量も、330L/hですので、そちらでみても強力な数字です(バッテリー的に1時間保たないので、L/分の表記だったので直しました)
付属ノズルは、水圧インジゲーター付属のトリガーガンのほか、高圧の水が扇状に水が拡がる1ジェットノズルと、水流が強く出せるサイクロンジェットノズルという構成です。
可変式のバリオスプレーランスは未装備です。
ただ、本機は、必要に応じてトリガー部の操作でブーストモードが利用できますし、パワーの部分では問題ないでしょう。
フォームノズル 2643150
¥1,891 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
デッキクリーナー 2642871
¥5,855 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
その他の付属品は、本機は、洗車やデッキ掃除などの装備は、別売です。
そのため、洗車などの評価値は低くしましたが、別に買えば、便利に使えると思います。
高圧ホースは、4メートルのものが付属します。
静音性は、とくに配慮はないです。
75dBの水準ですので、高圧洗浄機としてみても「うるさい」ほうです。
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以上、K 2 バッテリーセットの紹介でした。
バケツや水源を別に用意するのが面倒ですが、パワー面ではバッテリー式では、最も期待値が高いです。
バッテリー式でも、コンセント式と同様にパワフルに使いたい場合は、本機が候補となります。
【2021年発売】【型番:1.328-113.0】
20・ケルヒャー KHB 6 バッテリーセット
¥24,528 楽天市場 (5/7執筆時)
【2019年発売】【型番:1.328-104.0】
21・ケルヒャー KHB 5 バッテリーセット
¥15,300 楽天市場 (5/7執筆時)
吐出圧力:2.4MPa
吐出水量:200 L/h
ホース長:
騒音 : 69dB
KHB 6 バッテリーセットは、ドイツのケルヒャーが販売する、コードレス高圧洗浄機です。
旧機種が残っています。
新機種は片手で持てる重さ(本体1.3kg)ですが、旧機種は2.9kgです。
用途的に、新機種を選んだ方が良いでしょう。
本機は、水タンクは未装備です。
高圧ホースも握りに内蔵なので不要です。ただ、水道ホースは装備されないため、自吸用ホースか、一般的な水道ホースが別に必要です。
本体サイズは、幅89 x 奥行302 x高さ265mmです。
かなりシンプルな構造で、補完も楽なマンション向けです。
重さは、本体が1.3kgです。
これにバッテリーの重さ(0.5kg)が加わりますが「片手で持てる」とされています。
18V2.5AH 2.445-059.0
¥9,780 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
18V5.0AH 2.445-060.0
¥15,600 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
バッテリーは、交換式です。
最初に装備されるのは、18V2.5AHで、これを利用すると、水圧をMaxで運用する場合12分というスペックです。大容量バッテリーもありますが、重さは800gです。
高圧洗浄機のパワーは、しかし、本機は、吐水圧力が2.4MPaで、吐出水量は200 L/hです。
ギリギリ自動車洗浄にも使えるため、写真はあります。
ただ、ケルヒャー推奨の使用法としては、自転車やガーデンニングなどの汚れ落としですので、パワーは望めない、という機種です。
吐水水量は結構多いので、面の汚れ落としは(あるていど)得意ではあります。
付属ノズルは、高圧の水が扇状に水が拡がる1ジェットノズルと、水流が強く出せるサイクロンジェットノズルという構成です。
可変式のバリオスプレーランスは未装備です。
その他の付属品は、特段ありません。
高圧ホースは、本機は必要としないタイプです。
静音性は、特段の記述がない製品です。
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以上、KHB 6 バッテリーセットはの紹介でした。
パワーはさほど期待できない機種なので、植木鉢に付いた土の汚れ、窓の洗浄などがメインの用となるでしょう。
「強めの水が出る散水ノズル」と考えると、本機の用途性は、わりと分かりやすいと思います。
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【2018年発売】【型番:1.680-009.0】
22・ケルヒャー マルチクリーナー
¥16,400 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
吐出圧力:0.5MPa
吐出水量:120L/h
ホース長:高圧6M
騒音 : 69dB
なお、ケルヒャーからは、似た製品としてモバイルマルチクリーナーの販売もあります。
こちらは、最大15分のバッテリーと、4L分の水タンクを装備します。
ただ、吐出圧力も0.5MPaと「水道水の2倍」の水準に止まる製品です。
基本的には、キャンプなどの「水道代わり」と考えてください。
2・ボッシュの高圧洗浄機
【2022年発売】218Hは本体のみ
23・ ボッシュ FONTUS 218
¥39,900 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
吐出圧力:2MPa
吐出水量:126 L/h
ホース長:高圧ホース4M
騒音 :
【2018年発売】
24・ボッシュ18Vコードレス洗浄機 Fontus
¥36,800 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
吐出圧力:1.2MPa (常用 1.2Mpa)
吐出水量:----- L/h (常用 162L/h)
ホース長:高圧4M
騒音 :
ONTUS 218 は、ドイツのBOSCHが販売する、コードレス高圧洗浄機です。
電動工具では、ケルヒャーのライバル的企業です。
本機は、2018年発売の Fontusの後継機です。
新機種となって、タンクにカプラーが付いたので、市販の水道ホースから水を連続的に取ることができるようになりました。また、圧力と水量のバランスを変えて、水の勢い(洗浄力)を強化しています。
なお、218Hという型番で売られる製品は、バッテリー・充電器が未付属です。
同社の電動工具を持っていて、共有化できる方向けになります。
本体の重さは、7.5kgです。
軽くはないですが伸縮するハンドルと車輪がつくタイプなので、持ちはこび自体はしやすいです。
内蔵タンクは、15Lです。
最大の水圧で、約7分の水量となります。
リチウムイオンバッテリー A1825LIG
¥7,982 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
バッテリーは、交換式です。
水圧をMaxで運用する場合15分、最大で45分保ちます。
高圧洗浄機のパワーは、吐水圧力2MPaです。
水量は、常用も、最大値も新モデルは公開がないです。
ただ、バッテリー式としてみても、あまりパワフルではないです。
実際のところ、そこを目的にした機種ではなさそうです。
付属ノズルは、一般的なスプレーガンのほか、ブラシが付属します。
水圧があまり強くない製品なので、それをふまえているかと思います。
高圧ホースは、4メートルのものが付属します。
静音性は、とくに配慮はないです。
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以上、ボッシュのフォンタス の紹介でした。
水タンクを入れた状態でおし歩ける点で、サンコー機同様に、運搬時の利便性は高いでしょう。
一方、パワーの部分は期待値が低いので、用途としては、最大45分稼働するバッテリー量を活かして、キャンプなどの軽い「おそうじ用」でしょう。
値段は高いですが、工具メーカー製のしっかりした製品が欲しい場合は、候補になるでしょう。
3・マキタの高圧洗浄機
【2019年発売】
【バッテリー・充電器付属】
25・マキタ 充電式高圧洗浄機 MHW080DPG2
¥80,190 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
【バッテリー・充電器別売】
26・マキタ 充電式高圧洗浄機 MHW080DZK
¥54,501 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
吐出圧力:8MPa (常用5.5Mpa)
吐出水量:-----(常用 330L/h)
ホース長:高圧5M
騒音 :
充電式高圧洗浄機は、マキタの販売するバッテリー式の高圧洗浄機です。
同社は、電動工具などモーター機器を販売する世界的メーカーで、このブログでも、掃除機などを以前紹介しました。
本体サイズは、幅438×奥行218×高さ269mmです。
重さは、6.7kgです。
アイリスオーヤマのように、水タンクを兼ねたケースですが、車輪があるわけでないので、結構な重さではあります。
内蔵タンクは、50Lの水タンクを装備します。
最大のパワーで8分以上稼働します。
大きいですが、満水時には50kgとなる部分は注意です。
純正バッテリー BL1860B 18V 6.0Ah A-60464
¥19,958 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
バッテリーは、標準運転で、1つあたり15分保ちます。静音モードで30分です。
メーカーによれば「ミニバン1台洗車可能」な容量です。
この製品は、マキタの18Vの電動工具用のバッテリーを2基搭載して稼働します。
純正バッテリー単価は高いのですが【互換製品】は、5000円以下からあります。
高圧洗浄機のパワーは、吐水圧力8MPaです。
最大水量は示されませんが、(むしろ実態が分かる)常用吐水水量は330L/hですので、パワフルです。
スペック的に言えば、ケルヒャーのK 2 バッテリーセットと並び、優秀な水準です。
付属ノズルは、可変式のバリオスプレーランス・強力なサイクロンジェットノズルです。
そのほか、洗浄ブラシ・泡ブラシが付属です。
高圧ホースは、5メートルのものが付属します。
なお、タンクから本体までの自吸ホースは1mとなります。
静音性は、デシベル単位のスペックは非公開ながら静音モードが付属します。
その場合でも、吐水圧力3MPa、吐出水量240L/hですから、実用性はあるでしょう。
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以上、マキタの充電式高圧洗浄機の紹介でした。
電源と水源が取れない場所での洗車用・水まき用としてわりと重宝しそうです。
ただし、タンクは50Lで、本体は6.7kgなので、運ぶのには台車などが必要でしょう。
4・アイリスオーヤマの高圧洗浄機
【2017年発売】
27・アイリスオーヤマ STD-L101N
¥30,009 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
吐出圧力:4.5MPa(常用 3.0MPa)
吐出水量:270 L/h(常用 180L/h)
ホース長:高圧5M
騒音 :
STD-L101N は、アイリスオーヤマの高圧洗浄機です。
こちらも、バッテリー搭載で、電源も不要という機種です。
本体サイズは、幅480×長さ289×高さ480mmです。
重さは、7.2kgです。
内蔵タンクは、26Lと大きいです。
一方、本体は重いし、車輪もないので、水を運ぶのは大変です。
ただ、空の状態では、コンパクトに収納して持ち運べるため、水を現地で調達できるなら問題ないでしょう
タンク式 専用バッテリー SHP-L3620
¥14,803 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
バッテリーは、10分間の稼働時間を確保しています。
バッテリーは1つ付属しますが、予備バッテリーも別売りされます。充電は、充電器にて5時間です。
高圧洗浄機のパワーは、最大値で吐水圧力4.5MPa、吐出水量270L/hです。
ボッシュよりは強めですが、他社機よりはやや弱めと言ったところです。
ただ、洗車などについては、本機は、お湯と洗剤に対応できます。
そうしたものを併用するならば、洗車にも使えそうです。
付属ノズルは、2段階で水圧が調整可能な可変拡散ランスが付属します。
高圧ホースは、5メートルのものが付属します。
静音性は、この機種の場合は「静音対応」です。
騒音値としては68.5dbですから、掃除機よりは煩いですが、高圧洗浄機としてはまずまず静かです。
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以上、アイリスオーヤマの高圧洗浄機STD-L101N の紹介でした。パワーが弱めの部分は、温水や洗剤の利用で何とかなるでしょう。
ただ、構造的に水が運びにくい点がネックです。また、バッテリーの稼働時間もあまり長くないなど、利便性の部分でネックになる部分は多めです。
【2020年発売】
【バケツなし】
28・アイリスオーヤマ JHW-201
¥13,481 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
吐出圧力:2.2MPa
吐出水量:108 L/h
ホース長:高圧
騒音 :
JHW-201は、アイリスオーヤマの高圧洗浄機です。
本機も、バッテリー搭載で、電源も不要という機種です。
本体は、やや特殊です。
本機については、手元部分にモーターが内蔵され、一般的な高圧洗浄機の「本体」にあたる部分がない仕様です。
重さは、本体部分で1.8kgです。
軽い掃除機並みの重さで、軽くはないので、両手でバランス良く持つのが基本です。
アイリスオーヤマ 20L RV-25B
¥2,920 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
内蔵タンクは、未付属です。
別に買う必要がありますが、純正品があります。
いずれにしても、水を吸い上げる高圧ホースは付属しますので、バケツから水をあげるのが基本です
・専用バッテリー IBL1820
¥------- Amazon.co.jp (5/7執筆時)
バッテリーは、強運転で15分間の稼働時間を確保しています。
弱運転では40分ですが、その場合は「放水用」でしょう。
交換用バッテリーは以上の型番です。
高圧洗浄機のパワーは、吐水圧力2.2MPa、吐出水量108L/hです。
常用の数字か、最大の数字かは区別がないので分かりませんが、いずれにしても、さほど強力ではないです。
とはいえ、本体のない構造からすると、そこそこ強力には思えます。
付属ノズルは、3段階で水圧が調整可能な可変拡散ランスが付属します。
特徴的なのは、シャワー水流です。
圧の入らないキャンプ用品などの洗浄には便利でしょう。
高圧ホースは、付属します。
先述のようにモーターが手元ですが、給水ホースではなく、仕様は高圧ホースのようです。
長さは、情報がないですが、同社の通常タイプ(5M)より短かそうです。
静音性は、とくに情報はないです。
小型化している製品ですし、仕組み的にあまり静かではないでしょう。
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以上、アイリスオーヤマの高圧洗浄機 JHW-201 の紹介でした。
本体(バケツ)がないという部分で、他社にない訴求力があります。
いずれにしても、利用時はバケツは必要ではありますが、その部分を含めても、軽量で持ち運びやすいというのは、本機のよい部分でしょう。
5・サンコーの高圧洗浄機
【2016年発売】
29・サンコー どこでも高圧洗浄機 ACTD2WS8
¥19,855 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
吐出圧力:6MPa
吐出水量:
ホース長:高圧7M
騒音 :
タンク式充電どこでも高圧洗浄機 は、「レアもの」が得意なサンコーの高圧洗浄機です。
専門メーカーではないですが、ニッチな製品を多く出している会社です。
本体サイズは、幅360×奥行き240×高さ880mmです。
重さは、 3.9kgです。
水タンクは、約35L分のサイズで、最大15-20分の分量です。
本機は、ローラが付いて、押し歩けますので、持ち運びやすいと言えます。
お墓の掃除や、キャンプ、駐車場が離れている場合など、どこでも利用できるのは魅力ですね。温水や洗剤のの使用も可能です。
一方、本機は、水タンク式で水道不要であるだけでなく、バッテリー内蔵で、電源も不要という機種です。
バッテリーは、高圧洗浄機はパワーを使いますが、30分間の稼働時間を確保しています。
高圧洗浄機のパワーは、吐水圧力6MPaです。
常用の数字か、最大の数字かは不明です。
一方、この部分は性能が担保されますが、吐水水量が非開示です。
写真を見ても、拡散力はイマイチで、用途は限定的です。
付属ノズルは、ウォーターガンと、ウォッシュブラシです。
ウォーターガンは、可変方式です。
面白いのは、握りの強さで強弱ができる点です。ただし、ケルヒャーのような無段階ではありません。
ウォッシュブラシも、洗剤ポケットがあるなど、洗浄力が強化できます。
高圧ホースは、7メートルのものが付属します。
静音性は、さほど重視した設計ではないです。
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以上、サンコーの高圧洗浄機の紹介でした。
本機については、吐水水量が非開示です。そのため、実際は、スペックが示すほどは、強力ではないと言えます。
また、こちらは、信頼性の部分で、タンクの水漏れや、バッテリー問題を指摘するレビューも目立ちます。
同社は、工具メーカー・バッテリーメーカーではないので、安い分、「自己責任」の要素はある点は注意してください。
とはいえ、12ヶ月保証があるため、その、1年間で、汚れのほか、個体差に由来する問題点「も」十分に洗い出せるでしょう。
6・京セラの高圧洗浄機
【2020年発売】
30・京セラ BPW-1800L1
¥17,518 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
吐出圧力:2.4MPa
吐出水量:108 L/h
ホース長:自給5M
騒音 :
BPW-1800L1 は、京セラ(旧リョービ)が販売するポータブルウォッシャーです。
本機は、バッテリー搭載機ですが、水タンクは別売となる点で、ここまで見た機種と異なります。
ただ、一体型である必要はないですし、ニーズはあるかと思います。
本体サイズは、幅93×長さ558×高さ327mmです。
重さは、1.8kgです。
内蔵タンクは、先述のようににないので、5Mの自給ホースが付属しています。
電池パック B-1815LA
¥9,777 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
バッテリーは、搭載です。
同社の18Vのバッテリーと充電器付属します。
別に購入してもOKです。
高圧洗浄機のパワーは、吐水圧力が2.4MPa、吐水水量が180L/hの水準です。
常用の数字か、最大の数値時は不明です。
いずれにしてもあまり強くはないので、利用する際に多少工夫は必要でしょう。
ただ、キャンプなどの用途ならば問題ありません。2段階に切り替わります。
付属ノズルは、5in1ノズルです。
本体のノズルを回転させることで、噴射角度をかえられます。
高圧ホースは、構造的に未付属です。
静音性は、特段の情報はないです。
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以上、京セラ のポータブルウォッシャの紹介でした。
あまり強力ではないですが、タンクが別売のほうが使いやすい方には、値段面も含めて候補にできそうです。キャンプほか、ちょっとした掃除ならば、本機でも十分でしょう。
2-2・ハイパワー高圧洗浄機の比較
続いて、吐水水量が10MPaを超える本格的な家庭用の高圧洗浄機についてレビューします。
なお、ここから紹介するモデルの多くは、50ヘルツ用と60ヘルツ用に分かれます。
中学校の社会科で習うように、また先の震災で注目されたように、日本の電気は東日本は50ヘルツ、西日本は60ヘルツです。
東日本居住者は50ヘルツ、西日本居住者は60ヘルツのモデルを選んでください。
・ケルヒャー〈ドイツ〉
・日高産業〈日本〉
・ボッシュ〈ドイツ〉
・アイリスオーヤマ〈日本〉
・京セラ〈日本〉
1・ケルヒャーの高圧洗浄機
【2022年発売】
【50Hz 型番:1.603-200.0】
31・ケルヒャー K3 サイレントプラス 50Hz
¥30,238 楽天市場 (5/7執筆時)
【60Hz 型番:1.603-201.0】
31・ケルヒャー K3 サイレントプラス 60Hz
¥30,238 楽天市場 (5/7執筆時)
【2015年発売】
【50Hz 型番:1.601-446.0】
32・ケルヒャー K3 サイレント 50Hz
¥31,980 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
【60Hz 型番:1.601-447.0 】
32・ケルヒャー K3 サイレント 60Hz
¥29,000 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
吐出圧力:10MPa(常用 7.5Mpa)
吐出水量:360 L/h(常用 330L/h)
ホース長:高圧10M 自給3M
騒音 : 61dB/62dB(50Hz/60Hz)
K3サイレントプラスは、ケルヒャーの上位機です。
2022年でた新機種です。
旧機種と比べて、吐出圧力などのスペック、また静音性は同じです。付属分品もほぼ変わりません。
ただ、本体の収納性が向上し、スッキリ収納できるようになりました。
多少質量は増えたのですが、押し歩くものですし問題ありません。ホース接続口の場所も変わりましたが、新機種のほうがとりまわしが良さそうです。値段によりますが、新機種はせ「選べる」と思います。
なお、モーター停止機能と安全弁の説明が、新機種から抜けています。ただ(当たり前ですが)ガンの圧力スイッチはしっかりあります。
本体サイズは、長さ39.4×幅28.9×高さ54.2cmです。
重さは、12.7kgです。
サイズはともかく、さすがに重いです。
ただ、ハンドルとローラーがあるので、持ちはこびは、問題ないでしょう。
高圧洗浄機のパワーは、吐出圧力が10MPa、吐出水量が360 L/hです。
悪くないスペックです。
ただ、ヘルツフリーの下位機種と比べて「超強力」という水準でもないです。
付属ノズルは、水圧の調整が無段階でできるバリオスプレーランスと、バリオスプレーランスより5割増の強力噴射ができる、サイクロンジェットノズルが両方装備されます。
高圧ホースは、10メートルのロングホースが付属します。
水道ホースは、未付属です。
静音性は、この機種最大の「売り」です。
本機の場合、騒音値が61dB(50Hz)・62dB(60Hz)の水準です。
いずれも、値が公開される機種では、最大級に静かで、キャニスター式の掃除機並です。下位のK2サイレントより静かです。
こちらは、水冷式の静音インダクションモーターを採用しているためです。
その点で、高圧洗浄機は、マンション生活者も多い日本向けのモデルと言えます。実際の所、こちらのモデルは、日本で最も売れている家庭用の高圧洗浄機です。
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以上、ケルヒャーの3サイレントプラスの紹介でした。
パワーの面だけで言えば、同社のK2とさして差はないです。
ただ、本機は水冷式で静音性がワンランク高いです。
基本性能が高いため、パワーだけでなく、静音性も高レベルで実現したい方にはオススメします。
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【2022年発売】
【50Hz 型番:1.603-202.0】
33・ケルヒャー K3 サイレントプラスベランダ 50Hz
¥33,800 楽天市場 (5/7執筆時)
【60Hz 型番:1.603-203.0】
33・ケルヒャー K3 サイレントプラスベランダ 60Hz
¥33,799 楽天市場 (5/7執筆時)
【2015年発売】
【50Hz 型番:1.601-448.0】
34・ケルヒャー K3 サイレントベランダ 50Hz
¥37,110 楽天市場 (5/7執筆時)
【60Hz 型番:1.601-449.0】
34・ケルヒャー K3 サイレントベランダ 60Hz
¥30,500 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
吐出圧力:10MPa(常用 7.5Mpa)
吐出水量:360 L/h(常用 330L/h)
ホース長:高圧10M 自給3M
騒音 : 61dB/62dB(50Hz/60Hz)
なお、このシリーズは、オプションを追加したバリエーションがほかにもいくつかあります。
K3サイレントベランダプラスもその1つです。
【デッキ用:2.642.871.0】
デッキクリーナー PS20
¥5,855 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
ケルヒャー 3m 自吸用ホース
¥3,500 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
基本能力は、1つ上で紹介した製品と同じです。
しかし、これに加えて、ベランダ掃除に便利なデッキクリーナーと、バケツの水などから給水可能な自吸用ホース(3m)が付属します。
デッキクリーナーは、ベランダ掃除に活躍するブラシです。
ベランダで高圧洗浄機のノズルやテラスクリーナーを使うと、うまくやらないと、水が階下に飛び散ります。
分譲マンションではこれがかなり問題ですが、このブラシを使って、掃除すれば、水が飛び散らずにベランダ掃除ができます。
水缶 コック付 BUB 20L 水タンク
¥1,680 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
ケルヒャー 自吸用ホース 2643-101
¥3,500 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
自吸用ホース(3m)は、市販の水タンクに貯めた水を利用できる専用のホースです。
水源から遠いベランダ掃除には便利でしょう。
なお、この場合も、ペットボトルなどを利用した「呼び水」が必要です。
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結論的にいえば、K3サイレントベランダプラスは、日本の住宅事情に配慮した割と良い構成だと思います。
デッキクリーナーと自吸用ホース(3m)という「おまけ」が付いて、価格差がさほどないので、ベランダ用として選ぶならばこちらでしょう。
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【2022年発売】
【50Hz 型番: 1.603-205.0】
35・K3 サイレントプラスベランダ&カー 50Hz
¥34,455 楽天市場 (5/7執筆時)
【60Hz 型番: 1.603-206.0】
36・ K3 サイレントプラスベランダ&カー 60Hz
¥34,455 楽天市場 (5/7執筆時)
吐出圧力:10MPa(常用 7.5Mpa)
吐出水量:360 L/h(常用 330L/h)
ホース長:高圧12M 自給3M
騒音 : 61dB/62dB(50Hz/60Hz)
さらに、2022年モデルから、「ベランダ&カー 」というセット構成がでました。
ベランダ用の装備に加えて、フォームジェットが付属し、高圧ホースも少し長めの12Mになります。あとは、ベランダ用と同じです。
素直に「洗車」に使いたい場合はこちらでしょう。
【車用: 2.643-150.0】
ケルヒャー フォームノズル
¥1,891 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
【車用:6.295-743.0】
ケルヒャー 3 in1 ウルトラフォームクリーナー
¥1,359 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
なお、フォームノズルは別売でもありますので、これだけ欲しいならば、単品で買えます。専用洗剤はこれです。
専用洗剤(ウルトラフォームクリーナー)の場合、希釈せずそのまま利用できます。
一方、最後に改めてまた紹介しますが、専用洗剤は、石材用や、油汚れ用やカーシャンプーなど、ほかにもあります。
いずれも、フォームノズルに入れても利用できます。また、K3以上の上位機の場合、本体にも洗浄剤ホルダーがあるので、それに差し込んでも使えます。
本体にホルダーを用意しているのは、ようするに、ランス以外のパーツ(デッキブラシなど)でも洗剤が使えるということになります。
ただ、上で見た「3in1ウルトラフォームクリーナー」については泡立ちが良い関係だと思いますが、ランス(フォームノズル)専用扱いです。
【2022年発売】
【50Hz 型番: 1.603-440.0】
37・ケルヒャー K4 プレミアムサイレント
¥59,657 楽天市場 (5/7執筆時)
【60Hz 型番: 1.603-441.0】
38・ケルヒャー K4 プレミアムサイレント
¥59,658 楽天市場 (5/7執筆時)
吐出圧力:11MPa(常用 8Mpa)
吐出水量:400 L/h(常用 360L/h)
ホース長:高圧10M
騒音 : 65dB/64dB(50Hz/60Hz)
K4 プレミアムサイレントは、ケルヒャーの上位機です。
本体サイズは、長さ41.7×幅30.6×高さ58,4cmです。
重さは、13.6kgです。
下位機種より重く、一回り大きなサイズです。
持ちはこびは問題ないですが、収納時には、大きいです。
高圧洗浄機のパワーは、吐出圧力が11MPa、吐出水量が400 L/hです。
K4は、吐水水量が目に見えて増えてきており、同社のK2 K3などとは、使用時に明確にパワー差を感じられます。
下位機種よりも効率の良い洗車やベランダ掃除ができるでしょう。
付属ノズルは、扇状の水流で無段階で圧と範の囲調整ができるバリオスプレーランスと、強力噴射ができるサイクロンジェットノズルが両方装備されます。
【デッキ用(下位機):2.642.871.0】
デッキクリーナー PS20
¥5,855 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
【 デッキ用(上位機):2.644-297.0】
デッキクリーナー PS 30 Plus
¥----- Amazon.co.jp (5/7執筆時)
一方、ベランダ用については、新開発のデッキクリーナーとなるPS 30 Plusが付属です。
下位機種のK3に付いているP20より高性能です。右側ノズルの水の方向を横向きに変えることで、側面噴射ができるほか、ヘッドも360度回転するので、隙間そうじがより高度になります。
高圧ホースは、10Mと長めのものが付属します。
K4については、柔軟性がより高い「プレミアムフレックス高圧ホース」です。
K3との差になります。
KARCHER 高圧洗浄機用 3m 水道ホース
¥4,747 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
水道ホースは別売です。
ケルヒャー純正の片側がワンタッチ栓になったタイプだと、この値段となります。
静音性は、騒音値が65dB(50Hz)・64dB(60Hz)の水準です。
K3 サイレントに及ばないものの、パワーを考えたら静かです。SONE値で言えば、空冷より音が耳に付かない感じがあるので、もうすこし静かになるかもしれません。
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以上、 K4 プレミアムサイレントの紹介でした。
大きさの部分では、間違いなく大きな一戸建て用です。このグレード以上は、「相当なDIY好き・お掃除好き」な人向けの製品といえます。
とくに、広いテラスなど、石材などの「面掃除」が必要なご家庭にはテラスクリーナーの付属は魅力でしょう。
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【2022年発売】
【50Hz 型番:1.603-442.0】
39・K4プレミアムサイレントホーム
¥57,965 楽天市場 (5/7執筆時)
【60Hz 型番:1.603-443.0】
40・ K4プレミアムサイレントホーム
¥56,599 楽天市場 (5/7執筆時)
吐出圧力:11MPa(常用 8Mpa)
吐出水量:400 L/h(常用 360L/h)
ホース長:高圧12M
騒音 : 65dB/64dB(50Hz/60Hz)
なお、K4の場合も、付属品構成の異なる「プレミアムサイレントホーム」があります。
フォームノズル 2643150
¥2,300 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
K3と同じで、洗車用のフォームノズルが付く点と、(プレミアムフレックス)高圧ホースが12Mとなる点が違いです。
「洗車」に使いたい場合はこちらということになります。ただ、フォームノズル自体はさほど高いパーツではないので、普通のK4 K3との値段差は見ても良いでしょう。
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【2015年発売】
【50Hz 型番:1.601-842.0】
41・ケルヒャー K4 サイレントホームキット
¥42,800 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
【60Hz 型番:1.601-843.0】
42・ケルヒャー K4 サイレントホームキット
¥39,670 楽天市場 (5/7執筆時)
吐出圧力:11MPa(常用 8Mpa)
吐出水量:400 L/h(常用 360L/h)
ホース長:高圧10M
騒音 : 65dB/64dB(50Hz/60Hz)
一方、2015年旧機については、「K4 サイレントホームキット」という展開のみありました。
K3の旧機の場合と同じで、基本スペックは同じですが、本体の収納性で新機種と差があります。
KARCHER テラスクリーナー T5
¥10,973 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
付属品は、一方、デッキクリーナーがない代わりに、玄関周りの掃除に便利なテラスクリーナー(T350)が付属していました。
形は旧式ですが、現行の上位版(T5)と機能は同じです。
水が飛び散っても構わない場所の掃除ならば、デッキクリーナーよりも効率的です。ホバー式なので、力も要りませんし、付属の延長ランスの利用で、壁面にも使えます。
もちろん、別売で買えば、デッキクリーナーも取り付け可能です。
あとは、高圧ホースが通常グレードの製品となるほかは、静音性をふくめて同じです。
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結論的にいえば、テラスクリーナーが便利に感じる場合、本機と言えそうです。
とくにテラスクリーナー付きは、新機種だとK5にもありますが、値段差もあるので、在庫のあるうちは、本機も良いでしょう。
【2022年発売】
【50Hz 型番:1.603-540.0】
43・ケルヒャー K5プレミアムサイレント
¥61,937 楽天市場 (5/7執筆時)
【60Hz 型番:1.603-541.0】
44・ケルヒャー K5プレミアムサイレント
¥63,881 楽天市場 (5/7執筆時)
吐出圧力:12MPa(常用 8MPa)
吐出水量:430 L/h(400L/h)
ホース長:高圧12M
騒音 : 65dB/64dB(50Hz/60Hz)
K5 サイレントカー&ホームキットは、ケルヒャーの家庭用の高圧洗浄機の最上位モデルです。
本体サイズは、長さ41.7×幅30.6×高さ58,3cmです。
重さは、13.7kgです。
サイズも重さも、K4と変わりません。
高圧洗浄機のパワーは、吐出圧力が12MPa、吐出水量が430 L/hです。
業界全体でも「最もハイパワー」と言える製品です。
【 4.764-373.3】
KARCHER 5 in 1 マルチジェットノズル
¥---- Amazon.co.jp (5/7執筆時
付属ノズルは、新開発の「5 in 1 マルチジェットノズル」です。
1本でバリオ・直噴を含めて5段階の水流を出せるマルチ仕様です。多少大きく太いですが、この仕様のほうが便利なシーンは多いでしょう。
【 2.644-084.0】
KARCHER テラスクリーナー T5
¥10,973 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
【 2.644-074.0】
KARCHER テラスクリーナー T7
¥---- Amazon.co.jp (5/7執筆時)
その上で、通常別売のテラスクリーナーとそれ用の延長ランスが付属になります。
発売時販売されているテラスクリーナーの最上位はT5です。しかし、こちらは、より上位で新開発となるT 7 Plusが付属です。
水はねを押さえる機能性は同じで、パーツの組み合わせで底面洗浄、壁面洗浄が可能です。水圧はダイヤルで調整できます。
今回、T 7 Plusは、足の踏み込み(ボタン)で、洗浄範囲をかえられ(広範囲・直噴・エッジ)でかえられるようになったので、「プレ洗浄」や「最後の仕上げ」において特に便利になりました。
なお、テラスクリーナーの場合、先述のように、デッキブラシ型と違って、ホバーなので、床面掃除の際は、力を使わずに掃除ができます。
多かれ少なかれ水は飛び散るため狭いベランダ向きではないものの、水の飛び散りがさほど気にならない広い場所で有利です。
高圧ホースは、12メートルです。
こちらも、上位でしなやかな「プレミアムフレックス」です。
静音性は、K4 サイレントと同水準です。
やはり、パワーからすると静かです。
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以上、ケルヒャーのK5 サイレントカー&ホームキットの紹介でした。
装備部分での利便性の向上が目立ちます。パワーが必要な外回りの汚れ落としほか、広範囲のテラス掃除には良いかと思います。
ケルヒャーはこれら以外に「プロ向け(業務用)」がありますが、本機は、パワーの上で、ほぼそれに近い仕様です。
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【2015年発売】
【50Hz 型番1.601-942.0】
45・ケルヒャー K5 サイレント カー&ホームキット
¥49,680 楽天市場 (5/7執筆時)
【60Hz 型番 1.601-943.0】
46・ケルヒャー K5 サイレント カー&ホームキット
¥49,728 楽天市場 (5/7執筆時)
吐出圧力:12MPa(常用 8MPa)
吐出水量:430 L/h(400L/h)
ホース長:高圧12M
騒音 : 65dB/64dB(50Hz/60Hz)
なお、このグレードも、2015年機が残ります。
パワーや静音性などは新機種と同じで、やはり、外装が異なります。
付属ノズルは、こちらは、マルチ仕様ではないです。
K4までと同じ、広範囲に噴射できるバリオスプレーランスと、高圧噴射ができるサイクロンジェットノズルのコンビです。
テラスクリーナーも、3段階の水流調整ができない旧式のT5です。
【2.643-237.0】
ケルヒャー パワーブラシ WB 150
¥6,918 Amazon.co.jp (5/7執筆時)
一方、旧シリーズは「洗車」用としても売られていたので、通常別売の、車などの洗車の際に洗剤が使えるパワーブラシや、洗剤を利用できるフォームジェットも装備します。現行製品だと、これくらいの値段がするものです。
あとは、高圧ホースが(しなやかではない)通常仕様になる部分が違いです。
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結論的にいえば、シンプルに強い水流が欲しくて、上位機を探している場合は、値段面でこちらで良いかと思います。
次回につづく!
高圧洗浄機のおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、家庭用の高圧洗浄機を紹介の2回目記事でした。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。
3・高圧洗浄機の比較記事 (3)
3-1:ハイパワー高圧洗浄機〈他社〉
水道・必要
電源・必要
予算・ 1.5万円〜
3-2:高圧洗浄機のまとめ【結論】
= 目的別・予算別のおすすめの提案
自動車洗車 ★★★☆☆
ベランダ掃除 ★★★☆☆
網戸掃除 ★★★★☆
石畳の掃除 ★★★★☆
パワフルさ ★★★★☆
静音性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
次回の3回目記事【こちら】は、ケルヒャー以外の「ハイパワータイプ」を引き続き紹介します。
その後で「結論編」に入ります。
上表ようなの指標から、目的別・価格別に「Atlasのおすすめ機種!」を提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。3回目記事は→こちら