比較2019'【ランク別】Bluetoothスピーカー21機の音質とおすすめ:ハイレゾ対応(2)

2019年04月05日

比較2019'【ランク別】Bluetoothスピーカー21機の音質とおすすめ:ハイレゾ対応(2)

前編からの続きです。前編は→こちら

今回のお題
価格・グレード別のBluetoothスピーカーのおすすめはどの機種?

 ども!Atlasです。

 今回は、Bluetoothスピーカーの比較の後編記事です。

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 前編記事(こちら)では、各社のBluetoothスピーカーを紹介してきました。

 後編記事では、前編に紹介しきれなかった製品を比較するほか、最後の「結論」として、Atlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。

8・ANKERのスピーカーの比較

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 前半に引き続き、米国のANKERBluetoothスピーカーの続きを紹介します。


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 16・ANKER Soundcore Motion Q A3108011
   ¥4,999 Amazon.co.jp (4/5執筆時)

スピーカー出力:16w
対応コーデック:SBC
再生可能時間:10時間
本体サイズ:約88 x 88 x 108mm
重さ: 416g

 ANKER Soundcore Motion Q は、アンカーの中位機です。

 外観形状は SoundCore mini2と似ていますが、こちらは、BOSEでみたような360度スピーカーですので、音質の方向性は異なります。 

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 本体の重さは、416gです。

 持ち運べはしますが、重さはそこそこあります。

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 スピーカーの性能は、ドライバーのサイズなどは非公開です。

 ただ、フルレンジのドライバーを左右に対に配置し、2機のパッシブラジエータで低音を補う形式です。

 先述のように、360度スピーカーなので、1スピーカーでの音の広がりは得やすいです。

 低音域の再生力は、この機種もBassUpテクノロジーでフォローされます。

 防水性は、同じく、IPX7等級です。

 バッテリーは、最大10時間です。

 大きな分、下位機種ほどではないですが、十分な水準です。

 Bluetoothは、SBC規格のみです。

 マルチペアリングは、2機まで対応します。

 左右に振り分けてのステレオ再生になります。

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 以上、ANKER Soundcore Motion Q の紹介でした。

 1台のみでの再生に限っていえば、だいたい同じ価格の製品ならば、360度スピーカーの方が臨場感が得やすいです。スピーカーの配置を選ばなくてよいので、気軽に高音質が得れます。

 そのようなこともあり、最近は、各社とも360度スピーカーに力を入れるようになっています。 

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 17・ANKER Soundcore Flare A3161011
   ¥5,999 Amazon.co.jp (4/5執筆時)

スピーカー出力:12w
対応コーデック:SBC
再生可能時間:12時間
本体サイズ:約89 x 89 x 151 mm
重さ: 530g

 なお、ANKERからは、同じ360度スピーカーとして、Soundcore Flareの販売があります。

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 アプリで制御できるイルミネーションがあって面白いのですが、中身のユニットは総計12Wなので、スピーカーとしての性能はこちらが低いと思われます。

 BassUpテクノロジーはフォローされ、ペアリングも可能ですが、基本的には下位機で良いでしょう。


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 18・Anker SoundCore Sport XL A3181011
   ¥5,999 Amazon.co.jp (4/5執筆時)

スピーカー出力:16w
対応コーデック:SBC
再生可能時間:15時間
本体サイズ:175x78x43mm
重さ: 600g

 Anker SoundCore Sport XLも、アンカーの防水対応のBluetoothスピーカーです。

 本体の重さは、600gです。持ち運べる水準でしょう。

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 防水性は、IPX67等級です。

 つまり、この機種の場合、完全防水に加えて、防塵性も持つ機種です。

 したがって、SONYの上位機と同じく、タフに利用できる機種です。

 スピーカーの性能面では、こちらは、8Wの小型スピーカーを2機搭載したステレオ対応機になります。

 簡単に言えば、1つ上の機種を大型化して、スピーカーを2つ付けたような仕様です。

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 低音域の再生力は、スピーカーのほか、2機の小型サブウーファーが内蔵されているため、ここまでみた機種よりもパワー的に上位です。

 防水性能を持っている格安スピーカーとしては優秀と言えそうです。

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 バッテリーは、最大15時間と、下位機種よりも伸びています。

 また、バッテリーとしての機能もあり、スマホに充電も可能です。

 Bluetoothは、SBC規格のみです。

 マルチペアリングは、この機種は対応しません。

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 以上、Anker SoundCore Sport XLの紹介でした。

 比較的大きめのユニットを搭載して6000円を切る製品として注目されています。

 アウトドアでハードに使う場合、(ある程度無茶をしても惜しくはない?)値段の機種として、良い選択肢でしょう。


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 19・Anker SoundCore Boost A3145011
   ¥6,999 Amazon.co.jp (4/5執筆時)

スピーカー出力:20w
対応コーデック:SBC
再生可能時間:10時間
本体サイズ:204x72x69mm
重さ: 660g

 Anker SoundCore Boostは、アンカーの上位機です。

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 本体の重さは、660gです。

 下位機種とさほど変わらない水準で、やはり持ち運べる重さです。

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 防水性は、一方でIPX5に止まるため、積極的に屋外でハードに利用することはあまりオススメできません。お風呂やプール程度です。もちろん、水にかかった程度ならば問題ないです

 スピーカーの性能面では、出力が20WとソニーやJBLの入門機並の出力を確保します。

 左右のスピーカーに、低音部を補うために、サブウーファーが2つという構成です。

 低音域の再生力は、したがって、この機種も、値段の割に期待できる製品です。

 バッテリーは、最大10時間と十分です。

 Bluetoothは、SBC規格のみです。

 マルチペアリングは、この機種は対応しません。

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 以上、Anker SoundCore Boostの紹介でした。

 1万円以下で考えた場合、360度スピーカーを選ぶか、サブウーファー付きのこのタイプを選ぶかは難しい選択肢です。

 低音域の迫力を重視するならば、このタイプが良いでしょう。ただ、2台でのマルチペアリングができないため、将来的な拡張性はイマイチです。

 その場合は、360度スピーカーの方が、満足感は得やすいでしょう。


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 【2018】

 20・Anker SoundCore Pro+ AK-A3142013
   ¥13,480 Amazon.co.jp (4/5執筆時)

スピーカー出力:25w
対応コーデック:SBC
再生可能時間:18時間
本体サイズ:204x72x69mm
重さ: 760g

 Anker SoundCore Pro+は、アンカーが2018年に発売した最新の最上位機です。

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 本体の重さは、だいたい同じソニーのSRS-XB20シリーズと比べると760gと重めです。

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 防水性は、等級が低いIPX4等級の防水です。

 長時間沈没しない限り、お風呂場でも大丈夫な規格です。ただ、先述のように、お風呂は「お湯」ですから、規格外になることをふまえると、その用途ならば、IPX5以上が良い気もします。

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 スピーカーの性能面では、しかし、出力が25Wと、同価格帯の他社機よりも力強いです。

 サイズは非公表ですが、ウーハーとトゥイーターの2Way方式を採用しています。

 リアルタイムでの低音解析機能であるBsssUpテクノロジーも持つため、「充実した低音」を表現できます。

 バッテリーは、最大18時間と、十分です。

 Bluetoothは、SBC規格のみです。

 マルチペアリングは、ただ、この機種は対応しませんので、拡張的な楽しみの要素は少ないです。

−−

 以上、Anker SoundCore Pro+の紹介でした。

 1万円前後の機種としては、低音が充実する機種です。ただ、マルチペアリングができないため、(将来な増設を含めた)ステレオ感の拡張ができない部分は、イマイチに思います。

9・B&OのBluetoothスピーカー

 最後にデンマークのB&Oから発売されているBluetoothスピーカーを紹介します。



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 21・Bang&Olufsen B&O play Beoplay A1
   ¥25,287 Amazon.co.jp (4/5執筆時)

スピーカー出力:----
スピーカー直径:45mm×2+62mm
高音再生力:20Khz
低音再生力:60Hz
Bluetooth規格:aptX対応
対応コーデック:
再生可能時間:24時間
本体サイズ:82mm×133mm
重さ: 600g

 Bang&Olufsenplay Beoplay A1は、ヨーロッパで評判のモデルの輸入版です。

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 本体の重さは、円形の可愛らしい形状をしていますが、600gです。

 携帯用としてはBOSEの製品に較べても3倍の重さです。

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 防水性は、明示的なJIS規格では示されません。

 ただし、屋外利用も想定しており、言葉でも防水防塵の記載はあります。

 なお、本体素材は、凹みやキズがつきやすい仕様です。ただ、これは、「キズも旅の記念」という意味で、あえてそのようにしているそうです。

 スピーカーの性能は、この機種も360度スピーカーの一種です。

 音が四方に広がるような構造(True360オムニディレクショナルサウンド)を採用しています。部屋の真ん中に置いても能力を発揮しやすいでしょう。

 高音域の再生力は、アルミコーンのフルレンジユニットのほか、シルクドーム型のツイーターを装備する2WAY仕様です。音の分離や解像感は高いでしょう。

 ただし、高音域が20Khzまでなので、ソニーと異なりハイレゾには対応しません

 Bluetoothは、一般的なSBC・AAC規格のほか、CD音質を無圧縮で送れるaptXに対応します。音質転送の安定感は高いでしょう。

 バッテリーは、最大24時間持ちます。

 マルチペアリングは、この機種も対応し、その場合は、ステレオ再生が可能です。

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 以上、Bang&Olufsenplay Beoplay A1の紹介でした。

 小型スピーカーとしては、とくに、音の広がりと臨場感の点で、レベルの高い製品です。これは、スペックには中々出にくい部分ですが、店頭で試聴をした限り、高レベルに仕上がったモデルと感じました。

今回の結論
Bluetoothスピーカーのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、Bluetoothスピーカーを紹介してきました。

 後編記事では、いつものように、Atlasのおすすめ機種!を提案したいと思います。


 第1に、音質の点で最もバランスの取れているBluetoothスピーカーとしておすすめなのは、

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 5・SONY h.ear go SRS-HG10 【各色】
   ¥24,282 Amazon.co.jp (4/5執筆時)

スピーカー出力:24W
スピーカー直径:35mm×2
高音再生力:40kHz
低音再生力:60Hz
対応コーデック:SBC AAC LDAC
再生可能時間:12時間
本体サイズ: 約204×62×60mm
重さ:790g

 本体サイズ: 約204×62×60mm SONYh.ear go SRS-HG1 でしょう。

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 ハイレゾに対応する高音質スピーカーと言う点で現在的なトレンドをふまえている点を重視しました。

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 音質については、SONYは高音域の解像感と低音域の迫力を重視し、反面中音域がやや弱い傾向があります。ただ、この機種は、フルレンジスピーカーを使っているためか、かなりバランス重視で、全体の出来は良く感じます。

 一方、ハイレゾ音源を持っていない方についても、DSEE HX通常音源をハイレゾ音源水準にアップコンバートできるため、総合的な音質の改善力は高いです。

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 とくに自宅で使うには最適な機種です。しかし、持ち運びでの利用を考えても、700g台とさほど重い機種ではないですし、12時間のバッテリー持続時間ならば、問題ないでしょう。

 予算が許せば、この機種がおすすめです。ただし、防水性はない点は注意です。


 第2に、お風呂のほか、アウトドアでハードに使うのに最適な機種としてオススメできるのは、

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 【各色】

 8・JBL Bluetoothスピーカー CHARGE3
   ¥11,286 Amazon.co.jp (4/5執筆時)

スピーカー出力:20W
スピーカー直径:50mm×2
高音再生力:20kHz
低音再生力:65Hz
対応コーデック: SBC
再生可能時間:20時間
本体サイズ: 88.5×213×87(mm)
重さ: 800g

 JBLCHARGE3 でしょう。

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 防水性能は、こちらも、IPX7に対応します。万一水没してしまっても安心な完全防水です。その点で言えば、お風呂やプールサイド、キャンプなどでの簡単な利用にはオススメできます。

 屋外で、汚れても洗えるからです。

 音質もJBLらしい「質実剛健」なサウンドで、味付けが少なく、中音域が充実する点で、ボーカルには特に良いでしょう。出力も大きく低音も響く仕様です。

 また、アウトドア用途考えると、バッテリーから、USB経由でスマホの充電に対応する点も便利そうです。お家ならお風呂用、屋外なら、例えば、自動車の中に一台置いておくのにも最適です。


 第3に、1万円以内の予算で選ぶ場合、最も音質に期待が持てるのは、

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 【2018】

 3・SONY SRS-XB21 【各色】
   ¥8,100 Amazon.co.jp( 4/5執筆時)

スピーカー出力:14W
スピーカー直径:42mm×2
高音再生力:非公表
低音再生力:非公表
対応コーデック: SBC AAC LDAC
再生可能時間:12時間
本体サイズ: 約198×68×69mm
重さ: 590g

 音質の安定性の面から言えば、SONYのSRS-XB21 が良いでしょう。

 201805141020.jpg 

 約1万円という価格ですが、大きめのスピーカーユニットと、パッシブラジエータを搭載しています。 

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 また、Bluetoothスピーカの音質向上に欠かせないDSEE技術も搭載しており、1万円前後のモデルとしての総合的な能力は高いと言えます。

 重さも、590gと十分「軽量」といえるサイズです。

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 防水性は、IPX67規格に対応します。、自宅だけではなく、野外でも便利に利用できるでしょう。

ーーーー

 201904051512.jpg

 16・ANKER Soundcore Motion Q A3108011
   ¥4,999 Amazon.co.jp (4/5執筆時)

スピーカー出力:16w
対応コーデック:SBC
再生可能時間:10時間
本体サイズ:約88 x 88 x 108mm
重さ: 416g

 一方、もう少し予算が限られる場合は、ANKER Soundcore Motion Q が良いでしょう。

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 先述のように、格安スピーカーの場合、今までのステレオスピーカーより、360度スピーカーのほうが、容易に臨場感を得やすいです。

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 本体の重さは、416gで、防水設計ですし、野外でも利用できます。

 ステレオ感に不満を感じた場合は、360度スピーカーのマルチペアリングステレオにするのも面白いでしょう。 


 第4に、部屋の配置場所を気にせず、どこにおいても良音を得られる機種としては、

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 11・Bose SoundLink Revolve Bluetooth speaker
   ¥25,500 Amazon.co.jp(4/5執筆時)

対応コーデック:SBC
再生可能時間:12時間
本体サイズ:82x 152x 82 mm
重さ: 670g

 BOSEの全周囲スピーカーが良いでしょう。

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 このシステムを取るスピーカーは、部屋のどこにおいてもサラウンド感を得られるので、「スピーカーをどこに置くか」という問題について完全に自由になれる製品です。

 Atlasも全周囲スピーカーを使っていますが、従来的な2chステレオとは違う面白さと音の良さを感じています。

 BGM的に流し聴きするならば、この機種は特に良い選択肢でしょう。音質も、充実する低音で、サイズを感じさせません。

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 防水性能はIPX4ですから、泡沫防水はありますが、この部分はあまり力強くないので、部屋やキッチンにオススメします。


 第5に、TV用の手元スピーカーとして、オススメできる便利なBluetoothスピーカーは、

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 【2019年】

 14・パナソニック SC-MC30-K【各色】
   ¥13,356 Amazon.co.jp (4/5執筆時)

スピーカー出力:2w
対応コーデック:SBC
再生可能時間:10時間
本体サイズ:91x91x43.5mm
重さ: 155g

 パナソニックSC-MC30でしょう。

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 テレビの音が聞き取りにくく、手元で聴きたい場合の選択肢としては、これほど良い機種はありません。

 最近のテレビには、中音域(人間の言葉の音域)を強調して聞き取りやすくする機能が付属します。ただ、そのモードにすると、家族が聞き取りにくくなる弊害があります。

 テレビの音を一般的なスピーカーから出した上で、手元でも出力できるこのスピーカーは、このニーズに叶うでしょう。プレゼント用として良いと思います。

補足:オーディオ機器関連の記事の紹介

 というわけで、今日は、Bluetoothスピーカーの紹介でした。

 201808301007.jpg

1・サウンドバーの比較
2・ホームシアターシステムの比較
3・AVアンプの比較
4・PC用スピーカーの比較
5・ミニコンポの比較
6・Bluetoothスピーカーの比較
7・大型Bluetoothスピーカーの比較
8・ブックシェルフスピーカの比較

 なお、このブログには、スピーカー・音楽関連の記事が他にもあります。よろしければ、これらの記事もご覧ください。

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 また、最後になりましたが、今回の記事がお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題をシェアしていただければ嬉しいです。

 (前半からの続きとなりますので、前半記事をご紹介いただけると、一層嬉しいです!)

 ではでは。

posted by Atlas at 20:59 | オーディオ製品

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