Top 無線LANルーター 比較2020’【速度別】メッシュWi-Fi 43機の性能とおすすめ・選び方 (4) :メッシュルーター(前編)

2020年06月22日

比較2020’【速度別】メッシュWi-Fi 43機の性能とおすすめ・選び方 (4) :メッシュルーター(前編)

【今回レビューする内容】2020年 旅館・企業に対応!メッシュ対応無線LANルーターの性能とおすすめ・選び方:メッシュルーター Wi-Fi システム一戸建・マンション用:設置場所別の性能ランキング:バッファロー グーグル NETGEAR TP-Link NEC ELECOM アイオーデータ

【比較する製品型番】BUFFALO AirStation connect WTR-M2133HS/E2S WRM-D2133HS/W1S WTR-M2133HP/E2S WEM-1266 WRM-D2133HP/E1S Google Nest Wifi snow GA00595-JP GA00822-JP GA00667-JP NETGEAR Orbi Micro RBK23-100JPS RBK50-100JPS RBR20-100JPS RBS20-100JPS Nighthawk MK62-100JPS TP-Link AC2200 Deco M9 Plus Deco X20 エレコム WMC-DLGST2-W WMC-M1267GST2-W WMC-S1267GS2-W WMC-2HC-W ASUS ZenWiFi XT8 (B) 2 pack GT-AX11000 Orbi WiFi 6 RBK852-100JPS BELKIN LINKSYS VELOP MX5300-JP IODATA WN-DX1167GREX

今回のお題
メッシュWi-Fiシステムのおすすめ機種はどれ?

 ども!Atlasです。

 今日は、2020年6月現在、最新のメッシュWi-Fiシステムの比較です。

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 2018年頃にGoogleが参入して以来、最近知られてきたメッシュWi-Fi(メッシュネットワーク)型のシステムについて、ほぼ全メーカーの機種を取りあげつつ、詳しく説明します。

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1・メッシュWi-Fiの比較
2・無線LAN中継機の比較

 一方、既に親機をお持ちの方が、無線LAN親機と1対1でつなげる、昔ながらのインフラストラクチャ型の無線LAN中継機 は、記事が別となります。

 恐れ入りますが、上記2回目の記事をご覧ください。そちらの場合、3000円程度の予算からで購入可能です。

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1・対応人数   家庭向き
2・回線速度   ★★★★★ 
3・無線の安定性 ★★★★★
4・設定の容易さ ★★★★★
5・電波到達距離 ★★★★★

6・総合評価   ★★★★★

 以下では、Atlasの経験をふまえつつ、「基本的な製品の選び方」を紹介していきます。

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、価格別・性能別にAtlasのおすすめ機種を提案していきます。

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1・高速な無線LANルーターの比較
2・格安な無線LANルーターの比較
3・Wi-Fi 6 対応ルーターの比較
4・メッシュWi-Fiの比較
5・無線LAN中継機の比較
6・無線LAN子機の比較

 なお、今回の記事は、このブログの無線LANルーター比較記事の4回目として書きました。 

1・メッシュWi-Fi対応ルーターの選び方

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 メッシュネットワークとは、【親機→中継装置→端末】と単線でしかデータ伝送ができない従来の中継装置(インフラストラクチャ型)の欠点を克服し、【中継装置→中継装置】間もデータ伝送を可能にしたものです。

 「網の目」のように、つながるので、旅館・ペンションのようにとても広い一軒家には、従来のシステムには効果的だと言われます。

 ただし、このシステムには、良い部分イマイチな部分があります。

1・メッシュWi-Fiの良い部分

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 第1に、メッシュネットワークの良い部分は、「無線の安定性」が向上する点です。

 中継ポイントにアクセスが集中した場合、または、電波状態が悪くなった場合、迂回路に自動的に移動するため、通信遮断や速度遅延が起こりにくいと言えます。

 例えば、バッファローの対応機の場合、9台までのアクセスポイントを「メッシュ」にできるため、かなり広範囲をカバーできます。旅館やオフィス兼自宅などをお持ちの方には、オススメです。

 設定についても、機械が自動的に経路を設定するため、中継装置としては割と設置が楽です。DLNAなども、対応できる機種があります。

2・メッシュWi-Fiのイマイチな部分

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 第2に、メッシュネットワークのイマイチな部分は、互換性に乏しい点です。

 業界の統一基準がないので、無線LANの親機を含めて、同一のメーカーの製品を購入する必要が生じます。

 そのため、必要なコストは高めです。

 また、あくまで「中継装置」を介する仕組みなので、現状では、最速でも866bps(約110メガバイト/秒)を越えた、速度向上は不可能です。

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 メッシュWi-Fiを使わずに、従来的な「親機」で、【親機→端末】とダイレクトにつなげる場合、理論値において1000Mbps(125メガバイト/秒)で送信できるのが普通です。

 そのため、ご家庭で「電波が届いているが、速度が遅い、安定しない」という悩みを抱える方で、「数年、ルーターを買い替えた記憶がない」という方は、メッシュWi-Fiより、新しく、高性能な親機を選んだほうが、手軽で、導入効果が高いでしょう。

 そのような機種は、このブログでは、【高速な無線LANルーター(親機)の比較記事】で紹介しています。

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 加えて、「1カ所だけ届きたい部屋のPCに届かない!」という方の場合も、メッシュネットワークの構築は「費用対効果が悪い」です。

 次回の【無線LAN中継機の比較記事】で説明するような、従来型のほうが「だいぶ安い」ですし、まずはそちらで試すのが良いでしょう。

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 ただし、スマホなどの持ち運ぶ端末の場合、一度、親機か中継機Wi-Fiにつながると、移動しても切れずにそのまま繋げ続けます。

 メッシュの場合は、自動的に接続先が変わるため、この問題の解決については(中継機と比べれば)メッシュは能力が高いです。

ーーー

 結論的にいえば、メッシュネットワークは、(場所)「個人経営の旅館・ペンション、オフィス兼自宅など」で、(人数)「同時に3−10端末以上を利用することが想定される環境」に向いたシステムです。

 自宅での利用は、3-4回線以上同時に使うようなご家庭で、(従来方式の)強力な親機を使っても改善しかった場合に限って、「オススメ」です。

2・メッシュWi-Fiシステムの比較

 というわけで、ここからは、現状で利用できる「メッシュWi-Fi」を紹介していきます。

 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


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 【2019年】

 【親機+中継装置2台セット】

 1・BUFFALO WTR-M2133HS/E2S
  ¥37,800 楽天市場 (6/22執筆時)

 【2018年】

 【親機+専用中継装置2台セット】

 2・BUFFALO WTR-M2133HP/E2S
  ¥45,800 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

 【中継装置のみ】

 3・BUFFALO WEM-1266
  ¥12,000 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

2.4GHz帯速度:400Mbps
5.0GHz帯速度:866Mbps×2
有線LAN:1000BASE-T ×1
簡単設定機能 :WPS
最大増設台数:10機(親機含)
登録可能端末:64機(推奨15-20台)  

 WTR-M2133HSは、バッファローの販売するメッシュネットワークシステムです。

 このカテゴリーの製品では、最も性能が良い機種の1つです。

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 新旧両機種ありますが、2019年モデルは、Kasperskyと組んで「ネット脅威ブロッカープレミアム」という、セキュリティ機能が組み込まれた点が、唯一の違いです。

 ただ、1年経過後は2980円の利用料がかかるほか、ウイルス除去機能はないので、セキュリティソフトは実際には別に必要になります。

 また、【ウイルス対策ソフトの比較記事】で紹介したような専用ソフトと機能が重複しますし、複数同時に利用することは、PC自体の不安定化につながる場合もあります。

 結論的にいえば、このサービスは不要なので、本体の値段のみを見て、最も安い機種を選べば問題ないでしょう。

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 この製品が用いるパラボラ形状の親機は、【高速な無線LANルーターの比較記事】でも詳しく紹介しました。

 繰り返せば、速度的利点がある5GHz帯について、2セットのアンテナ網を持つトライバンド仕様なので、家族の同時利用の際に、回線速度の低下が起こりにくい特長がある機種です。

 したがって、こちらは、「メッシュに向いた親機」です。中継装置

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 もちろん、この方式でもメッシュネットワークの構築に支障はありません。

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 理論値上の通信速度は、帯域によって異なります。

 2.4GHz帯電波は、最大400Mbps(約50メガバイト/秒)です。

 5.0GHz帯電波は、最大866Mbps(約110メガバイト/秒)です。

 先述のように、5GHz帯は2セットのアンテナ網を持つトライバンドですので、転送速度を、最大1733bpsと表記するサイトもあります。

 ただ、2系統同時通信はしないため、最大866Mbpsという表現が正確でしょう。

 中継装置は、「受信側」を(到達距離が長い)2.4GHz、「送信側」を(電波干渉に強い)5GHzを固定的に行う「デュアルバンド同時接続方式」です。

 したがって、メッシュ通信網を利用する場合、400Mbpsしか入ってこないので、通信速度の上限は(理論値で)最大400Mbps(約50メガバイト/秒)となります。

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 実測値は、メーカーによると、2F設置の環境で221Mbps(約27メガバイト/秒)ほどとなります。

 この値は、中継装置としては「とても優秀」なレベルです。

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 無線の安定性は、ビームフォーミングに対応する点が注目に値します。

 これは、スマホなどの端末の位置を特定するソナーを発信する機能です。

 (手に持つことで)動き回る小さなスマホ等の端末に安定した電波を送ることができる仕組みです。

 その上で、通信の混雑状況に応じて帯域を自動的に変えるバンドステアリング機能、4K動画の信号を優先させて、動画視聴を自動で安定させるアドバンスドQoS 「4Kモード」、家電の利用状況(特に電子レンジ)からのノイズを回避させる干渉波自動回避機能などが搭載です。

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 加えて、MUーMIMOに対応です。

 非対応機の場合、無線LANと接続する際、無線LAN機器が1台ずつしか処理できないために、実際は時間をミリ秒単位で区切って通信しています。

 しかし、MUーMIMOに対応する機種は、3台まで同時に伝送が可能であるため、複数台の機器(スマホ・パソコンなど)を同時に使っても速度低下が起こりにくいというメリットがあります。

 なお、これらは中継装置での搭載はかなり珍しい、独自機能です。

 ただ、(繰り返し言えば)親機の性能に依存するシステムです。

 したがって、パラボラ型の親機とセットで利用してこそ、という製品です。

 なお中継装置、この機種はDLNAにも対応します。

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 簡単設定機能は、業界標準規格のWPSとAOSSに対応です。

 そのため、親機の設定が済んでいれば、親機と子機のWPSボタンを押すだけで設定が可能です。メッシュネットワークの構築は、あまり考えずともできるでしょう。

 有線LANポートは、端末につき、1つ搭載されます。1000BASE-T 対応なので、最大(1000Mbps)の速度でつなげることができます。親機は、3ポート搭載されます。

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 以上、バッファローWTR-M2133HSの紹介でした。

 先行した他社機と比較する場合、接続の安定性を高める複数の工夫がある点が、高く評価できます。あまり考えずに、「メッシュネットワーク」が、簡単に構築できるのが「売り」ですね。

 なお、この機種の場合、子機は最大9機まで増設可能です。したがって、個人経営の旅館やペンションなどでも導入する意義は高いでしょう。

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 【2020年発売】(N脅威ブロッカー付)

 【親機+中継装置2台】

 4・BUFFALO WRM-D2133HS/W1S
  ¥23,000 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

 【親機+専用中継装置2台】【Amazon限定】

 5・BUFFALO WRM-D2133HS/W1SN
  ¥27,280 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

 【2019年発売】(N脅威ブロッカーなし)

 【親機+中継装置2台】

 6・BUFFALO WRM-D2133HP/E1S
  ¥23,000 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

 【親機+専用中継装置2台】【Amazon限定】

 7・BUFFALO WRM-D2133HP/E2S
  ¥27,280 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

 【親機のみ】

 8・BUFFALO WRM-D2133HS
  ¥15,769 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

 【親機のみ】【Amazon限定】

 9・BUFFALO WRM-D2133HS/N
  ¥18,480 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

2.4GHz帯速度:400Mbps
5.0GHz帯速度:1733Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×1
簡単設定機能 :WPS
最大増設台数:10機(親機含)
登録可能端末:64機(推奨10-15台)

 なお、この機種の場合、親機を、廉価版のWRM-D2133HPと組み合わせて利用することも可能です。

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 ただ、先ほどの親機が5Ghz帯を2系統持ち、さらに、一本が指向性アンテナトライバンドであるのに対して、こちらの親機は単なるデュアルバンドルーターです。

 中継装置の導入目的を考えると、全くオススメできない機種で、「安くないと売れにくい」ため、妥協的に出した製品だと思います。

 これならば、親機にお金をかけた方が「まし」でしょうし、選択肢に加えずとも良いでしょう。

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 なお、Amazon限定型番もありますが、性能はどれも同じです。

 新旧両機種ありますが、新モデルのみ先述の「ネット脅威ブロッカープレミアム」が利用可能です。


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 【2019年11月発売】

 【本体】

 10・Google Nest Wifi snow GA00595-JP
  ¥19,800 楽天市場 (6/22執筆時)

 【本体+中継装置1台セット】

 11・Google Nest Wifi snow GA00822-JP
  ¥31,900 楽天市場 (6/22執筆時)

 【中継装置のみ】

 12・Google Nest Wifi snow GA00667-JP
  ¥18,150 楽天市場 (6/22執筆時)

2.4GHz帯速度:400Mbps
5.0GHz帯速度:1733Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×2
簡単設定機能 :WPS
最大増設台数:32機
登録可能端末:100機

 Google Nest Wifi は、米国のGoogleが販売するメッシュネットワーク用Wi-Fi端末です。

 「メッシュネットワーク」を企業から家庭に広める世界的契機となったという製品(Google Wi-Fi GA00157-JP)の「第2世代」です。

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 基本的な仕組みは、バッファローの製品と同様です。

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 設置法は、こちらも、15Wの電源アダプターが内蔵され、コンセントに直付けする方式です。

 理論値上の通信速度は、アメリカ式の表記法で、AC2200という表記です。

 2.4GHz帯電波は、アンテナ2本(2×2)で、最大400Mbps(約50メガバイト/秒)です。

 5.0GHz帯電波は、アンテナ4本(4×4)で、最大1733Mbps(約216メガバイト/秒)です。

 つまり、2.4GHz帯が1系統、5GHz帯が1系統である、デュアルバンドの製品です。親機に5GHz帯が2系統あるトライバンド仕様のバッファロー上位機とは異なります。

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 中継装置(Google Wifi 拡張ポイント)は、(到達距離が長い)2.4GHz、(電波干渉に強い)5GHzを同時に持ちま中継装置す。

 ただし、両帯域ともアンテナ2本であるので、最大で400Mbpsしか出力されない仕様です。したがって、中継させる場合の、通信速度の上限は(理論値で)最大400Mbps(約50メガバイト/秒)となります。

  なお、送受信にどの帯域を利用するかは、Googleによって最適化されているため、ユーザーは関与できません。この点は、「初心者向き」でしょう。

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 無線の安定性は、バッファローと同じくビームフォーミング・バンドステアリングに対応です。

 一方ライバルとなるだろう専業メーカーのバッファローに比べると、その他の独自機能がイマイチです。

 ただ、クアッドコアのCPUを採用するなど、ハードは(価格なりに)優秀です。CPU性能が良いと、一般的に実効スループット(速度)は高まるため、ある程度期待できそうです。

 簡単設定機能は、こちらも、業界標準規格のWPS対応です。

 有線LANポートは、1つの端末ごとに2つのギガビットイーサネットポートが付属です。

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 そのほか、Bluetooth 4.2を搭載するほか、Wifi 拡張ポイント(中継装置)は、40mmドライバーながらスピーカーを搭載しおり、Googleアシスタントが利用可能です。

 天気などの情報を尋ねるほか、回線速度などの確認も音声で可能です。

 登録可能端末数は、

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 以上、Google nest Wi-Fi の紹介でした。

 メッシュネットワーク構築にあたって、バッファローのパラボラ型の対案となる製品です。デザイン性はさすがです。

 他社に比べての強みとしては、セキュリティ設定が容易で強固である点と、Googleアシスタントとの親和性の高さが挙げられるでしょう。

 一方、ほぼ同様の速度の製品である、バッファローのWEM-1266と較べると、価格的に割高な点と、通信に関わる独自機能の乏しさがイマイチと言えます。


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 【2020年2月発売】

 【親機+サテライト1台】

 13・NETGEAR Orbi WiFi 6 RBK852-100JPS
  ¥94,399 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

 【親機+サテライト2台】

 14・NETGEAR Orbi WiFi 6 RBK853-100JPS
  ¥113,353 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

2.4GHz帯速度:1147Mbps
5.0GHz帯速度:2402Mbps×2
有線LAN:1000BASE-T ×4
簡単設定機能 :WPS
最大増設台数:3台
登録可能端末:推奨46台

  RBK852RBK853は、米国の周辺機器メーカーのネットギアが販売するメッシュネットワーク用Wi-Fiの最新上位機です。

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 基本的な仕組みは、他社と同様です。

 バッファローと同様の方式で、専用サテライト(中継装置)を利用する仕組みです。

 理論値上の通信速度は、本機は、バッファローの上位機と同じでトライバンド機です。

 2.4GHz帯電波は、最大1147Mbps(約144メガバイト/秒)です。

 5.0GHz帯電波は、最大2402Mbpsが、2バンドです。

 値段が相当高い機種ですが、通信速度自体は、バッファロー機を大きく上回ります。

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 高速なのは、2019年にはじまったWi-Fi6(11ax)両帯域共に対応するからです。

 端末側(PC・スマホ側)のアンテナ数がボトルネックになる側面はありますが、潜在能力は高いです。

 さらに、Wi-Fi6は、複数回線の同時通信ができるので、同時通信時の通信安定性の向上につながります。

 ただし、Wi-Fi6の恩恵を得るためには端末側(PC・スマホ)の対応が必要で、それはあまり進んでいないため、「将来に向けての投資」にはなります。

 なお、この新規格については、(メッシュではない)【Wi-Fi6ルーターの比較記事】のほうでも詳しく説明しています。

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 インターネット速度は、一方、本機は、WANに2.5Gbpsポートを搭載します。

 この場合、「理論上」は、1000Mbps(=125MB/秒)という、冒頭で示したネット速度の限界を超えることが可能です。

 そのため、NURO 10GやAU光10Gなど「10Gbps回線」を引き込んでいる方については、このグレード以上ならば、能力を引き出せそうです。

 もちろん、モデム機器のLAN側、及び、PCなどの接続機器も2.5Gbps対応でないと意味が無いですが。

 ただ、サテライト側につている有線LANポートは1000BASE-Tですので、あくまで無線でという話です。

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 無線の安定性は、こちらもビームフォーミングとMUーMIMOに対応です。

 バッファローほど多機能ではないですが、水準としては十分でしょう。

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 簡単設定機能は、こちらも、業界標準規格のWPS対応です。

 スマホ用のセットアップアプリも利用可能で、設定は容易です。

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 有線LANポートは、1つの端末ごとに2つのギガビットイーサネットポートが付属です。親機は3ポートです。

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 そのほか、細かい部分では【Amazon Ehco端末の比較記事】で紹介したAmazonの音声端末に対応します。ただ、現在日本については「準備中」です。

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 以上、ネットギアのOrbi の紹介でした。

 値段は高価ですが、Wi-Fi6対応で理論上の速度が速い点で、将来性はあります。

 中継装置もトライバンド仕様ということで、バッファローより性能はよさそうです。

 通信安定性に寄与する技術は「そこそこ」ですが、速度面の基本スペックが高いので、(将来性を含めて)業務用には割と向くでしょう。

 ただし、本機は、最大増設台数3台で、登録可能端末は46台となります。

 値段の割には少なめですが、カバー範囲的に、個人敷設の場合、これ以上必要な方というのは限られるでしょう。2台で、350平方メートルをカバーします。

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 【上位機種】

 【親機1台+サテライト1台】

 15・NETGEAR Orbi Micro RBK50-100JPS
  ¥34,479 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

 【親機1台+サテライト2台】

 16・NETGEAR Orbi Micro RBK53-100JPS
  ¥44,660 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

 【追加用サテライト】

 17・NETGEAR Orbi Micro RBS50-100JPS
  ¥19,973 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

2.4GHz帯速度:400Mbps
5.0GHz帯速度:1733+866Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×2
簡単設定機能 :WPS
最大増設台数:3台
登録可能端末:15台 (推奨)

 【下位機種】

 【親機1台+サテライト2台】

 18・NETGEAR Orbi Micro RBK23-100JPS
  ¥21,354 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

 【親機1台】

 19・NETGEAR Orbi Micro RBR20-100JPS
  ¥8,280 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

 【サテライト1台】

 20・NETGEAR Orbi Micro RBS20-100JPS
  ¥11,873 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

2.4GHz帯速度:400Mbps
5.0GHz帯速度:866Mbps×2
有線LAN:1000BASE-T ×2
簡単設定機能 :WPS
最大増設台数:3台
登録可能端末:15台 (推奨)

 なお、ネットギアには、いくつかの下位機が見られます。

 こちらについては、Wi-Fi6未対応となる中級機です。

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 その上で、本体のみトライバンドで、専用サテライト(RBS50)は、デュアルバンド構成です。

 そのため、サテライトを経由させる場合は、400Mbps前後がボトルネックであり、性能的には、バッファローの上位機と同クラスです。

 通信安定性は、ビームフォーミングとMU-MIMOほどですから、比較すると、多少決め手を書きます。

 ただし、上位機種のRBK50シリーズについては、5GHz帯が1733Mbps866Mbpsという構成です。

 バッファローの上位機機は、866Mbps×2でしたので、直接発信については、バッファローの上位機よりもこちらについては、少し有利でしょう。

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 結論的にいえば、安定性はバッファロー、速度面は本機と言うことになるでしょうが、いずれにしても、決定的な差はないです。

 最終的なオススメは、最後に改めて考えます。


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 【2020年発売】

 【親機1台+サテライト1台】

 21・NETGEAR Nighthawk MK62-100JPS
  ¥30,891 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

 【親機1台+サテライト2台】

 22・NETGEAR Nighthawk MK63-100JPS
  ¥34,479 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:1201Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×2
簡単設定機能 :WPS
最大増設台数:
登録可能端末:

 NETGEAR Nighthawkは、アマゾンなど店舗限定で販売される、同社の格安「エントリークラス」です。

 基本的な仕組みは、下位機種とと同様です。

 理論値上の通信速度は、ただし異なります。

 2.4GHz帯電波は、最大574Mbps(約72メガバイト/秒)です。

 5.0GHz帯電波は、最大1201Mbps(約150メガバイト/秒)です。

 本機の場合、各帯域アンテナ2本なのですが、少し速めなのは、2019年登場の新規格、Wi-Fi6(11ax)対応だからです。

 したがって、スマホ・PCなど未対応端末だと、一般的な速度(各帯域400/866Mbps)である点は中位です。先述のように、Wi-Fi6は、端末側にはさほど普及していないです。 

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 中継装置は、上位機は先ほど話したように、トライバンドです。

 追加で買う場合、型番としては「MS60」になります。

 しかし、本機の場合は、デュアルバンド構成ですから、(端末がWi-Fi6を利用できる前提でも)速度的には、最大400Mbps前後です。

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 無線の安定性は、こちらもビームフォーミングとMUーMIMOに対応です。

 その上で、Wi-Fi6対応機なので、(端末側も対応していれば)同時通信時の通信安定性も良いでしょう。

 その上で、制御CPUは、上位機と同クラスの4コアのCPUです。

 入門機としては両スペックですが、どうも、Wi-Fi6対応機は、インテルCPUと組み合わされた、汎用パーツが売られるようで、同じ構成は他社でも見られます。

 簡単設定機能は、WPS対応です。

 スマホ用のセットアップアプリも利用可能で、設定は容易です。

 有線LANポートは、1つの端末ごとに1つのギガビットイーサネットポートが付属です。親機は、これにギガビット級のWANが付くだけで同じです。

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 以上、ネットギアNETGEAR Nighthawkの紹介でした。

  122 x 122 x 64 mmと小型なので設置性は良さそうです。

 ただ、ルーター・サテライトとも、デュアルバンド構成で、遠方の高速化の部分で限界があるのは、注意してください。

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 【2020年7月発売】

 【2台セット】

 23・TP-Link Deco X20 (2-pack)
  ¥20,800 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:1201Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×2
簡単設定機能 :WPS
最大増設台数:
登録可能端末:

 なお、中国のTP-LINKも、Wi-Fi6のメッシュを出しています。

 直径110mm×高さ114mmですので、サイズ感も同じほどです。

 通信安定性は、ネットギア同様にビームフォーミングとMUーMIMOへの言及があるほか、バンドステアリングの言及もあります。

 ただ、それ以上の詳しい説明がなく、バッファローのように、電波強度だけでなく、しっかり混雑状況・接続台数を見るかは不明です。

 一方、CPUについては、4コアの1GHzなので、少しスペックはNETGEAR Nighthawkより落ちるでしょう。


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 【2台セット】

 24・TP-Link AC2200 Deco M9 Plus
  ¥23,491 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

 【1台】

 25・TP-Link AC2200 Deco M9 Plus
  ¥14,418 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

2.4GHz帯速度:400Mbps
5.0GHz帯速度:866Mbps×2
有線LAN:1000BASE-T ×2
簡単設定機能 :WPS
最大増設台数: 10台
登録可能端末:100台以上

 Deco M9 Plusは、中国(深圳)のTP-Linkが販売するメッシュネットワーク用Wi-Fi端末です。

 ネットワークでは、世界的なシェアのある会社ですね。

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 基本的な仕組みは、割とユニークです。

 201901061118.jpg

 この機種の場合、ホームハブ機能があるため、Bluetoothについてもメッシュします。

 そのため、制御にBluetoothを利用する機器についても、遠隔操作が対応になるという点で面白いです。

 201901061121.jpg

 理論値上の通信速度は、バッファローの上位機と同じです。

 2.4GHz帯電波は、最大400Mbps(約50メガバイト/秒)です。

 5.0GHz帯電波は、最大866Mbps(約110メガバイト/秒)2回線です。

 中継装置は、一方、親機と仕組み上の区分けのない方式です。

 一方、本機は、サテライトも5GHz帯が2回線あるトライバンド仕様です。

 したがって、中継装置経由でも、理論上の最高速度は、最大866bps(約110メガバイト/秒)です。

 無線の安定性は、こちらもビームフォーミングとMUーMIMOに対応です。

 その上で、バッファローと同じく、バンドステアリングにも対応するため、安定化性能はバッファローに近いです。

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 簡単設定機能は、こちらも、業界標準規格のWPS対応です。

 スマホ用のセットアップアプリも利用可能です。

 有線LANポートは、1つの端末ごとに2つのギガビットイーサネットポートが付属です。

---

 以上、Deco M9 Plusの紹介でした。

 中継装置もトライバンド仕様で、バンドステアリングとビームフォーミングとMUーMIMOに対応します。

 10台までの設定が可能ということで使い勝手も良さそうです。性能面の総合力は高いと言えます。

 ただ、グローバル仕様であり、説明書をみても、どちらかと言えば、上級者である程度ネットワークの知識がある方に向く「上級機」と言えるでしょう。


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 【2020年】

 【親機+中継装置セット】

 26・ エレコム WMC-2HC-W
  ¥18,800 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

 【親機のみ】

 27・エレコム WMC-C2533GST-W
  ¥12,800 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

 【中継装置のみ】

 28・エレコム WMC-S1267GS2-W
  ¥7,336 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

2.4GHz帯速度:400Mbps
5.0GHz帯速度:1733Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×2
簡単設定機能 :WPS
最大増設台数: 2台  
登録可能端末:46台

  WMC-2HC-W は、日本のエレコムが販売するメッシュWi-Fi端末です。

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 基本的な仕組みは、基本的に他社と同様です。

 エレコムのe-Meshと呼ばれるメッシュ技術で、通信させていく方式です。専用中継装置を回した場合、最大30台まで接続可能です。

 理論値上の通信速度は、一方、値段相応です。

 2.4GHz帯電波は、最大400Mbps(約50メガバイト/秒)です。

 5.0GHz帯電波は、最大1733Mbps(約216メガバイト/秒)です。

 要するに4×4アンテナを装備する、普通のデュアルバンドルーターです。

 Wi-Fi6は対応していません。

 中継装置は、5GHz帯も866Mbpsです。

 したがって、 中継装置を回した場合の最大速度は、最大400Mbps(約50メガバイト/秒)です。

 無線の安定性は、こちらもビームフォーミングZ・MUーMIMO・バンドステアリングに対応です。

 この部分は強いです。さらに、DXアンテナと組んだハイパワーアンテナを搭載するため、親機単独では、さほど性能が悪いとも言えないです。

 簡単設定機能は、こちらも、業界標準規格のWPS対応です。

 有線LANポートは、4つのギガビットイーサネットポートが付属です。

 202006221723.jpg

 一方、エレコムのe-Mesh場合、最大増設台数が2台です。

 適切な経路判断はするのでしょうが、仕様としてはすこし微妙でしょう。 

---

 以上、WMC-DLGST2-Wの紹介でした。

 スピードや仕様の部分で言えば、次から紹介していく(メッシュではない)中継装置を導入するのと大して変わらないと言えます。

 無線の安定化技術には一定の見中継装置どころはあるものの、あまりおすすめできません。

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 【2019年】

 【親機+中継装置セット】

 29・エレコム WMC-DLGST2-W
  ¥13,867 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

 【親機+中継装置2台セット】【Amazon限定】

 30・エレコム WMC-DLGST2-W
  ¥21,203 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

 【親機のみ】

 31・エレコム WMC-M1267GST2-W
  ¥6,900 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

 【中継装置のみ】

 32・エレコム WMC-S1267GS2-W
  ¥7,336 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

2.4GHz帯速度:400Mbps
5.0GHz帯速度:866Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×2
簡単設定機能 :WPS
最大増設台数: 2台
登録可能端末:

 なお、本機の下位機種(旧機種)が残っています。

 こちらについては、アンテナ数が各帯域2本と少なく、本体についても、5GHzの速度が劣ります。

 価格は安いですが、メッシュである必然性はあまりないでしょう。


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 【2020年】

 【親機+中継装置セット】

 33・ IODATA WN-DX1167GREX
  ¥12,999 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

 【親機のみ】

 34・I-O DATA WN-DX1167GR
  ¥6,560 Amazon.co..jp (3/13執筆時)

 【親機のみ】【Amazon限定型番】

 35・I-O DATA WN-DX1167GR/E
  ¥5,980 Amazon.co..jp (3/13執筆時)

2.4GHz帯速度:400Mbps
5.0GHz帯速度:867Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×4
簡単設定機能 :WPS
最大増設台数: 2台
登録可能端末: 30台(推奨)

  WN-DX1167GREXは、日本のアイオーデータの販売するメッシュWi-Fi端末です。

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 基本的な仕組みは、基本的に他社と同様です。

 理論値上の通信速度は、一方、値段相応です。

 2.4GHz帯電波は、最大400Mbps(約50メガバイト/秒)です。

 5.0GHz帯電波は、最大867Mbps(約108メガバイト/秒)です。

 2×2アンテナを装備する、普通のデュアルバンドルーターです。

 202006221735.jpg

 中継装置は、コンセントに直接接続するタイプ(WN-DX1300EXP)です。

 通信速度は、基本的に親機と同じです。

 無線の安定性は、こちらもビームフォーミングWに対応です。

 通常のビームフォーミングと異なり、スマホ側が対応していなくても、それを再現できる上位仕様です。

 ただし、バンドステアリングなどの他の機能は省略です。

 簡単設定機能は、こちらも、業界標準規格のWPS対応です。

 有線LANポートは、4つのギガビットイーサネットポートが付属です。

 一方、アイオーデータのメッシュも、最大増設台数が2台です。

---

 以上、WN-DX1167GREXの紹介でした。

 基本的に親機は単独で5000円前後のエントリークラスで、それをできる限りにおいて「メッシュ」にしたという製品です。

 親機の方の性能がイマイチですし、余りオススメできません。


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 【2019/5】

 36・ASUS ROG Rapture GT-AX11000
  ¥42,472 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

2.4GHz帯速度:1148Mbps
5.0GHz帯速度:4804Mbps×2
有線LAN:1000BASE-T×4 2.5GBASE-T
簡単設定機能 :WPS
最大増設台数: 5台
登録可能端末: 36台   

  GT-AX11000 は、台湾のASUS(エイスース)が発売する、メッシュWi-Fiです。

 なお、同社の場合、通常のハイエンド機、もAiMesh機能をもつ無線LANの親機があり、そちらも「メッシュWi-Fi」だとしています。

 本機は、そのようなAiMesh機能を持つタイプの「最上位機」です。

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 基本的な仕組みは、基本的に他社と同様です。

 理論値上の通信速度は、一方、ある意味こちらも、値段相応です。

 2.4GHz帯電波は、1148Mbps(約144メガバイト/秒)です。

 5.0GHz帯電波は、4804Mbps(約601メガバイト/秒)です。

 さらに、5.0GHz帯が2セットあるトライバンド仕様です。

 両帯域の速度が速いのは、この機種を【Wi-Fi6ルーターの比較記事】でも紹介したことから分かるように、2019年に定まった11ax規格に対応するからです。

 端末側(PC側)のアンテナ数がボトルネックになる側面はありますが、超高速であることは間違いないです。

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 インターネット速度は、一方、本機はWAN側に2.5Gbpsポートを搭載します。

 Nuro光など、次世代の超高速な光回線にも対応します。

 中継装置は、先述のように存在しません。

 そのため、本機を複数導入するか、それとも、後ほど紹介する、同社の下位機を導入するかです。

 本機を複数中継させる場合の最大速度は、トライバンド仕様ですから、理論上、4804Mbps(約601メガバイト/秒)です。

 無線の安定性は、こちらもビームフォーミング・MUーMIMO・Qosなどひととおり対応です。

 その上で、クアッドコアCPUを採用するため、実効速度も速いです。

 簡単設定機能は、こちらも、業界標準規格のWPS対応です。

 有線LANポートは、4つのギガビットイーサネットポートが付属です。

---

 以上、GT-AX11000 の紹介でした。

 「ゲーム用に高速回線が必要」という方がメッシュを組む場合は、こちらでしょう。

 ただし、出費は相当なので、それが「現実的」かはまた別の話です。

---

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 【2019/12】

 37・ASUS 無線LANルーター RT-AX92U
  ¥29,950 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

2.4GHz帯速度:400Mbps
5.0GHz帯速度:4804Mbps ×2
有線LAN:1000BASE-T ×8
簡単設定機能 :WPS
最大増設台数: 5台
登録可能端末:

  201901051433.jpg

 【2018/12】

 38・ASUS 無線LANルーター RT-AX88U
  ¥39,373 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

2.4GHz帯速度:1148Mbps
5.0GHz帯速度:4804Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×8
簡単設定機能 :WPS
最大増設台数: 5台
登録可能端末:  

  なお、同様の下位機として、以上2つのラインアップがあります。

 トライバンドのほうがよいでしょうから、少し安い機種を選ぶならば、RT-AX92Uのほうでしょう。

3・Wi-Fi 6 対応ルーターの比較

 なお、これらの機種の「親機」としての実力については、以上の記事でも紹介しています。


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 【2020年6月発売】

 【2台セット】

 39・ ASUS ZenWiFi AX (XT8)
  ¥76,780 楽天市場 (6/22執筆時)

 40・ ASUS ZenWiFi XT8 (B) 2 pack
  ¥69,080 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

 【1台のみ】

 41・ ASUS ZenWiFi AX (XT8)
  ¥38,800 楽天市場 (6/22執筆時)

 42・ ASUS ZenWiFi XT8 (B) 1 pack
  ¥34,980 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:4804+1201Mbps
有線LAN:1000BASE-T×4 2.5GBASE-T
簡単設定機能 :WPS
最大増設台数: 5台
登録可能端末:   

  ZenWiFi AX (XT8) も、台湾のASUS(エイスース)のメッシュWi-Fiです。

 こちらについては、セット販売機として出しています。

 202006221604.jpg

 なお、本体黒のモデルは、Amazon限定となります。

 基本的な仕組みは、先ほどの製品と同じです。

 理論値上の通信速度は、かなり特殊です。

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 2.4GHz帯電波は、最大574Mbpsです。

 5.0GHz帯電波は、4804Mbps1201Mbpsという変則構成です。

 本機も、Wi-Fi6対応のメッシュですが、5GHz帯の1バンドのみで、あとは従来規格なので、こうした変則的な数字になります。

 インターネット速度は、本機はWAN側に2.5Gbpsポートを搭載します。

 次世代の超高速な光回線にも対応できる水準です。

 中継装置は、ASUSの場合は、親機と仕様が同じ、というより、親機を2台用意する形式です。

 中継装置に不要な機能というのはあるので、この部分で部品代は割高になっているでしょう。

 一方、性能的には、5Ghz帯1つのみが4804Mbpsですので、中継させる場合は、最大でもその半分まで速度低下するでしょう。

 無線の安定性は、こちらもビームフォーミング(AIRader)・MUーMIMO・Adaptive Qosなどひととおり対応です。

 CPUも、4コアの1.5GHzです。おそらく、インテルのCPUとWi-Fi6チップの共用品を使っています。

 簡単設定機能は、WPS対応です。

 有線LANポートは、4つのギガビットイーサネットポートが付属です。

 ただし、1000BASE-Tまでです。

---

 以上、ZenWiFi AX (XT8) の紹介でした。

 WAN側に2.5Gbpsポートを搭載する機種では、ネットギアほど高くはなく、比較的導入しやすいメッシュでしょう。

 ただ、5GHz帯の1バンドのみ高速なWi-Fi6対応とかなり分かりにくい構成で、クセはあると言えるでしょう。

 2台以上増設するつもりもなく、2台で利用するならば有効な面もありそうですが、それなら、わざわざメッシュにする意義は薄いかもしれません。


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 【2020】

 43・BELKIN LINKSYS VELOP MX5300-JP
  ¥46,345 Amazon.co.jp (6/22執筆時)

2.4GHz帯速度:1147Mbps
5.0GHz帯速度:2402+1733Mbps
有線LAN:1000BASE-T×4
簡単設定機能 :WPS
最大増設台数:
登録可能端末:   

  MX5300-JP は、米国のLinksys(リンクシス)が発売する、メッシュWi-Fiです。

 老舗のネットワーク機器メーカーですが、現在はベルキンの傘下です。

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 基本的な仕組みは、基本的に他社と同様です。

 理論値上の通信速度は、やや特殊と言えます。

 2.4GHz帯電波は、最大1148Mbps(約144メガバイト/秒)です。

 Wi-Fi6(11ax)対応なので、端末が対応する場合は、この速度が出ます。

 5.0GHz帯電波は、2402Mbps1733Mbpsという変則的な2バンド構成です。

 片方の帯域のみWi-Fi6(11axで、もう一方は、旧来の11acを採用しています。

 性能面での意図性は、イマイチ感じないので、ASUSと同じで、部品費の節約のためでしょう。

 中継装置は、本機もセットではありません。

 本機を複数導入するのが基本です。

 中継させる場合は、1733Mbps前後がボトルネックですね。

 無線の安定性は、Mu-MIMOはみられます。

 ただ、ビームフォーミングやQOSは対応しない仕様です。

 2.2 GHzの4コアCPUは採用するものの、なんとなしに、家庭内ネットワークというより、企業用の感があります

 簡単設定機能は、こちらも、業界標準規格のWPS対応です。

 また、LINKSYSアプリで、スマホから設定できることも売りです。

 有線LANポートは、4つのギガビットイーサネットポートが付属です。

 そのほか、USBポートにHDDを増設できる仕様です。

---

 以上、LinksysMX5300-JP の紹介でした。

 シンプルなデザイン性からわかりますが、どちらかというと、ホテルなどの個人ユーザーも使うネットワークと言うよりも、企業のオフィスネットワーク用の趣が強い製品です。

 同時接続250台やWPA3対応など、そちら方面では、堅実な出来だと思います。

 ただ、ホームネットワークに向くかは別の話です。

後編につづく
メッシュWi-Fiのおすすめは、結論的にこれ!

 というわけで、今回は、各社のメッシュWi-Fiを比較していました。

 しかし記事はもう少しだけ「続き」ます。

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1・対応人数   広い一軒家向き
2・回線速度   ★★★★★

3・無線の安定性 ★★★★★
4・設定の容易さ ★★★★☆
5・電波到達距離 ★★★★★★
6・総合評価   ★★★★★

 次回の後編記事こちら)では、今回紹介した全機種から、目的別・用途別に、Atlasのおすすめ機種!を提案しておきます。

 引き続き、よろしくお願いします。

 後半記事は→こちら

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posted by Atlas at 23:34 | 無線LANルーター

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