Top ノートPC・タブレット 比較2025'【安い】14型ノートPC 59機の性能とおすすめ :14インチノートPC (1)

2025年10月02日

比較2025'【安い】14型ノートPC 59機の性能とおすすめ :14インチノートPC (1)

【今回レビューする内容】2025年 10万円前後までの14.0インチのノートパソコンの性能とおすすめ:Windows11対応 14インチノートPC人気機種の違いと性能ランキング 価格.com限定モデル対応

【比較する製品型番】HP 14-em 14-em0199AU 14-em0200AU 価格コム限定モデル HP OmniBook 7 14-fs/fr HP OmniBook 7 14-fs 14-fr0000 14-fr0000TU 4-fr0004TU 14-fr0001TU HP OmniBook 7 14-fs 14-fs0000 14-fs0016TU HP OmniBook 5 14-he0000 14-he0024QU 14-he0033QU レノボ ThinkPad E14 Gen 6(AMD) 21M3CTO1WWJP5 21M3000XJP 21M30070JP 21M30012JP 21M3CTO1WWJP4 21M3CTO1WWJP6 ThinkPad E14 Gen 7 IRL 21T9CTO1WWJP5 21T9000MJP 21T9000NJP 21T9000RJP 21T9000PJP 21T9000QJP 21T9CTO1WWJP6 ThinkBook 14 Gen 7 AMD 21MV003LJP 21MV0097JP 21MV0098JP 21MV0063JP 21MV0064JP ThinkBook 14 Gen8 Intel 21SGCTO1WWJP5 21SGCTO1WWJP6 21SG00L2JP Lenovo V14 Gen 5(14型 Intel) 83GUCTO1WWJP2 83GUCTO1WWJP3 83GUCTO1WWJP5 Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen 10 AMD 83K6004HJP 83K6005QJP 83K6004GJP 83K6CTO1WWJP5 83K6CTO1WWJP3 83K6000CJP 83K6005PJP 83K6CTO1WWJP4 3K6CTO1WWJP2 IdeaPad Slim 5 Gen 10(14型 AMD) 83HV000TJP Dell 14 ノートパソコン DC14250 Dell Pro 14ノートパソコン PC14250 AMD ASUS Vivobook 14 X1407QA X1407CA X1407CA-U5165BU X1405VA X1405VA-I5H165W X1405VA X1405VA-I7H165W 富士通 FMV LIFEBOOK MH55/J3 FMVM55J3G MVM55J3S ほか

今回のお題
低価格で性能の良いノートPCのおすすめはどれ?

 ども、Atlasです。

 今日は、2025年10月現在、ノートパソコンの比較です。

 だいたい「10万円以内」、高くても「15万円まで」の予算で買えるものを「サイズ別」にみていきます。

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 基本となるマシンパワー(CPU・GPU・メモリー)は、ベンチマークを交えて説明します。

 そのほか、ストレージの速さや量(HDD/ SSD)や、液晶画面の見やすさ(IPS液晶/TN液晶)、USB端子の速度なども重視して各機を分析しました。

1・小型ノートPCの比較
 サイズ:13.3・12.4インチ
 重さ:1.25kg前後
 予算:9万円〜
 用途:モバイル/自宅兼用(軽め)
2・中型ノートPCの比較
 サイズ:14インチ
 重さ:1.5kg前後
 予算:6万円〜
 用途:モバイル/自宅兼用(重め)
3・大画面ノートPCの比較
 サイズ:15.6・16インチ
 重さ:1.6kg以上
 予算:6万円〜
 用途:自宅・職場用の据置用

 今回は、このブログの「ノートPCの比較記事」全体としては2回目記事になります。 

 各社の14インチの中型ノートPCを紹介していきます。

 画面もそこそこ広く、重さもそこそこ軽いので、「持ち運び&自宅のメインマシン」として兼用できるサイズです。

1・14インチ中型ノートPCの比較 (1)
 1-1:HP
 1-2:レノボ〈ThinkPad 〉
2・14インチ中型ノートPCの比較 (2)
 
2-1:レノボ〈その他〉
 2-2:DELL
3・14インチ中型ノートPCの比較 (3)
 3-1:ASUS
 3-2:富士通
 3-3:最終的なおすすめの提案【結論】

 というわけで、比較をはじめます。

 以上のようなメーカー順に製品を比較していきます。

マシンパワー   ★★★★★
ストレージ量   ★★★★★
画面の見やすさ  ★★★★★
バッテリーの保ち ★★★★★

AI対応     ★★★★★
軽量性      ★★★★★
外装グレード   ★★★★★
総合評価     ★★★★★

 その上で、最後の結論では、全製品から、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種を提案していきます。

 よろしくお願いします。

ーー

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1・VAIOのノートPCの比較
2・Surface Bookの比較

3・AppleのMacbookの比較

 なお、Apple(MacBook)ほか、VAIOマイクロソフトのノートPCは、別の記事を用意しています。

 これらをお探しだった場合(今回の記事ではなく)上記リンクを直接お読み頂ければと思います。

 よろしくお願いします。

1-1・HPの大画面ノートPC(14型)

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 はじめに、アメリカのHP(ピューレットパッカード)のノートPCの比較からです。

 比較的安めの機種からミドルレンジまでのノートPCを多く展開する、世界的なPC販売企業です。

 パーツ構成などがライバル企業に比べて新しめな場合が多く、筐体デザインも優れた機種を多く出す印象です。

ーーー

 なお、ここから先は、Atlasのおすすめポイントは赤系の文字色で、イマイチだと思う点は青字で記していきます。


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 【2023年発売】

 【ベーシックモデルG2】

 (Office2024なし)

 1・HP 14-em 14-em0199AU
  ¥64,800 HP ダイレクト (10/2執筆時)

 1・HP 14 Ryzen3 価格コム限定モデル
  ¥64,800 HP ダイレクト (10/2執筆時)

 (Office2024付属)

 2・HP 14 Ryzen3 価格コム限定モデル
  ¥89,800 HP ダイレクト (10/2執筆時)

CPU: Ryzen 3 7320U
メモリ:8GB
ストレージ:256GB SSD/PCIe
通信:Bluetooth5.3 Wi-fi 6E

 【スタンダードプラスモデルG2】

 (Office2024なし)

 3・HP 14-em 14-em0200AU
  ¥74,800 HP ダイレクト (10/2執筆時)

 3・HP 14 Ryzen5 価格コム限定モデル
  ¥67,800 HP ダイレクト (10/2執筆時)

 (Office2024付属)

 4・HP 14 Ryzen3 価格コム限定モデル
  ¥99,800 HP ダイレクト (10/2執筆時)

CPU:AMD Ryzen 5 7530U
メモリ:16GB
ストレージ:512GB SSD/PCIe
通信:Bluetooth5.3 Wi-fi 6E

モニター:14型 フルHD IPS 非光沢
DVD:
重さ: 1.39kg
接続:USB-A (3.0)×2 USB-C (3.0) HDMI
バッテリー:11時間(MobileMark 2018)
カメラ:フルHDカメラ
OS:Windows 11 Home(一部sモード)
ソフト:Office 2024(追加可)
保証:1年間

 HP 14-em0000シリーズは、米国のHP(ヒューレットパッカード)の製品です。

 同社のHPシリーズに属する格安機で、2025年にモデルチェンジされた第2世代機(G2)です。

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 価格は、HPの場合、本機をはじめとする一部構成だと「価格.com限定モデル」があります。

 同じ製品ですが、時期によってはこちらのほうが「安い」場合はあります。

 両方見比べて、安い方を選ぶと良いと思います。なお、完全に別ページです。

 OSは、どれも、windows11 Homeを搭載します。

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 重さは、1.39kgです。

 コンパクトな筐体設計で、この画面サイズでは軽めのモデルと言えます。

 ディスプレイは、14型フルHD解像度(1920×1080)です。

 格安機の場合、この解像度なら問題ないです。

 表面処理も、光の写りこみが少なく、ワープロ作業にも非光沢液晶(ノングレア)で、家庭用のほか、ビジネスにも利用しやすい作りです。

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 パネルは、広視野角で、目が疲れにくいIPSの利用が明言されています。

 ノートPC選びで最も重要な液晶の品質の部分で優れるのが、本機の良い部分です。

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 CPUは AMD系を採用します。

 いずれも、2022年登場の同社のエントリークラスの構成です。

 なお、CPUについていえば、インテル系は「信者」が多いといえます。ただ、インテルは2020年前後にCPUの製造プロセスの小型化(省電力化)にやや遅れを取りました。

 そのため、AI世代の最近のCPU(Inter Ultra系)は例外として、安めのノートPC向けのCPUは、同じ消費電力ならば、今でもAMDの方が性能が良いと言えます。 

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 CPUスコアは、グレードで変わります。

 ベーシックは、4コア・8スレッドRyzen3 7320U(2.4Ghz×4)です。

 スタンダードは、6コア・12スレッドRyzen5 7530U(2.0Ghz×6)です。

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 ベンチマークは、各機でかなりの差があります。

 上表は、スコアによる格安ノートPCの快適度を(Atlasの感覚で)示したものです。

 一般的な仕事・動画用とし10000を越えると、入門機として普段の作業に苦なく使える、「標準的な水準」といえます。

 Ryzen3 7320Uは、最近の製品の平均よりは弱いですが、入門機としては(まあ)ありです。

 Ryzen5 7530Uは、スコアが15000を超えてきます。

 入門機では良い構成と言え、価格差をふまえても「Ryzen5 7530U」採用機はお得です。

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 グラフィックス(GPU)は、統合型(CPUとメモリ共有)です。

 デザイン向けに重要なほか、NPU(AIエンジン)の性能と共にAI技術を利用する場合、ここも重要です。

 ベーシックはAMD Radeon610M、スタンダードはAMD RX Vega7です。

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 スタンダードは1000を超えますし、入門機としては「快適」なほうです。

 2024年頃から増えてきた「AI世代」のGPUだと、より伸びている製品もありますが、本機のような「入門機」の場合、十分と言えます。

 ただ、ベーシックモデル以下は、この部分でもやや「時代遅れ」でしょう。

 メモリーは、8GB、16GBの選択です。

 ボトルネックになりやすい部分ですが、8GBならば問題ないです。

 なお、本機は、メモリーはスロット式なので(物理的には)交換可能です。ただ、開口は複雑ですし、メーカーも「ユーザーが交換できるタイプではない」とします。

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 記憶ストレージは、SSDです。

 エントリーはやや少なめ(128GB)ですが、あとは、256GB以上であり十分です。

 具体的な速度は示しませんが、少なくとも「第3世代」以上ではあるので、問題ないです。

 HDDの10倍以上は速く、SATA接続の昔のSSDよりも高速です。

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 ネットワーク機能は、Wi-Fi6EBluetooth5.3に対応です。

 Wi-Fi6Eは、とくに注目点です。

 前規格となるWI-FI5、WI-FI6ともに使えない 6GHz帯で通信が通信できるからです。

 新しく民間に開放されたばかりであまり普及していないのと、干渉しにくい帯域であるため、近所の電波などとの混線がなく、通信速度は安定的です。

 度は、本機は「アンテナ2本」です。HPはワイドバンド(160MHz)に対応するかを明言しないのですが、対応しなくても理論上1201Mbps(=150メガバイト/秒)の速度が得られます。

 ただし、無線LANルーター側の規格対応も必要です。

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 とくに、2022年以後に買い替えていない方は、前世代のWi-Fi6にも非対応のWi-Fi5(11ac)のルーターでしょう。

 下位互換性があるので接続には問題ないですが、速度は、最大876Mbps(109メガバイト/秒)にボトルネックがあります。

 Wi-Fi6E対応機の導入は、速度ほか、規格化された新技術によって通信安定性も高めるため、ご自宅全体の通信改善効果を見込めます。

 ただ、話がずれるため、興味のある方は、このブログの【無線LANルーターの比較記事】のほうを後ほどお読みください。

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 インターフェースは、片側に(四角い)USB-A端子が2つと、(丸い)USB-C端子が1つ

 反対側は、SDカードスロットのみです。

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 速度規格は、USB-A・USB-C端子とも、USB3.0です。

 値段の高いノートPCではないですし、仕方ない部分です。

 なお、このあたりの速度仕様に興味のある方は、このブログの【ポータブルSSDの比較記事】で、ある程度詳しく説明しました。

 その他端子としては、プレゼン用にHDMI端子もあります。

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  ¥1,480 Amazon.co.jp (10/2執筆時)

 一方、コンパクト設計なので、有線LAN端子省略です。

 どうしても必要な場合は、サードパーティのアダプタを利用します。

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 キーボードは、日本語キーボードが付属します。

 キーサイズは、Fキーについては小さいですが、あとは普通のサイズです。

 利便性の部分では、指紋認証機能を備えます。ただ、キー部分のバックライトは未装備です。

 セキュリティは、指紋認証機能を備えます。

 一方、キー部分のバックライトは未装備です。

 DVDドライブは、別売です。

 最近は「オールインワン」は、大画面機でも各社とも(ほぼ)ないです。

 このブログでは【Windows向けブルーレイ・DVDドライブの比較記事】が別にあります。

 必要な方は、後ほどご覧ください。

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 Officeソフトは、オプションです。

 追加料金を払えば、インストールしてもらうことは可能です。

 なお、パッケージ版を別に買われる場合は、このブログの【Microsoft Office 2024の比較記事】に値段や選び方を書いておきました。

 なお、オプションで選べるのはバンドル版です。2つ以上のPCで使う場合は、正規版のほうが良いでしょう。

 カメラは、92万画素のHDカメラです。

 画質は期待できませんし、簡易的なものです。顔認証もできません。

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 バッテリーは、MobileMark 2018の測定基準で11時間との表記です。

 昔から使われている指標で、日本で多いJEITA2.0よりは多少厳しめと言える検査です。正確な換算はできませんが、「実務上の目安」としてあえて射場、だいたい以上のような数式になります。

 なお、最も測定基準が厳しいMobileMark 25」ほか、各企業で使う指標は乱立しています。測定基準が異なりすぎて、メーカー間での持続時間は比較しにくいです。

 一応、上表で一般的なJEITA2.0に換算する場合の持続時間の目安を示します。しかし、CPUのメーカーや世代で大きく変わるので、あくまで「試験の厳しさの度合い」を示しただけものです。

 なお、バッテリーは、スペックから客観的に比較しにくいので、今回の比較記事ではさほどまで重視しません

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 以上、HP 14-em0000シリーズの紹介でした。

 自宅でも使いたいが、持ちはこびもしたい方で、比較的安めである程度大画面なモデルを揃えたい場合に「候補」です。

 モニターも「非光沢」ですし、仕事には向くでしょう。もちろん、家庭でのカジュアルな利用もこなせます。

 おすすめは、CPUスペックととSSDの量の部分で、スタンダードモデルです。

 下位構成より少し高めにはなりますが、これなら陳腐化せずそれなりに長く使えそうです。

 重さも(この画面サイズの製品としては)そこそこ軽いです。大学生や会社員などで「たまに持ち運ぶ」程度ならば、本機でもよいでしょう。


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 【2025年発売】(ベーシックモデルは別掲)

 【スタンダードモデル】(さくら色)

 5・HP OmniBook 7 14-fs 14-fr0000 14-fr0000TU
  ¥104,800 HP ダイレクト (10/2執筆時)

 5・HP OmniBook 7 価格.com限定モデル
  ¥99,580 HP ダイレクト (10/2執筆時)

CPU:Core Ultra 5 225U
メモリ:16GB
ストレージ:512GB SSD/PCIe

 【スタンダードプラスモデル】(シルバー)

 6・HP OmniBook 7 14-fs 14-fr0000 14-fr0004TU
  ¥129,800 HP ダイレクト (10/2執筆時)

 6・HP OmniBook 7 価格.com限定モデル
  ¥129,800 HP ダイレクト (10/2執筆時)

CPU:Core Ultra 5 225H
メモリ:16GB
ストレージ:512GB SSD/PCIe

 【パフォーマンスモデル】(さくら色)

 7・HP OmniBook 7 14-fs 14-fr0000 14-fr0001TU
  ¥129,800 HP ダイレクト (10/2執筆時)

 7・HP OmniBook 7 価格.com限定モデル
  ¥109,000 HP ダイレクト (10/2執筆時)

CPU:Core Ultra 7 2255U
メモリ:16GB
ストレージ:1TB SSD/PCIe

 【パフォーマンスプラスモデル】(シルバー)

 7・HP OmniBook 7 14-fs 14-fr0000 14-fr0005TU
  ¥167,800 HP ダイレクト (10/2執筆時)

CPU:Core Ultra 7 2255U
メモリ:32GB
ストレージ:1TB SSD/PCIe

モニター:14型 WQXGA IPS 非光沢
DVD:
重さ:1.41kg
接続:USB-A (3.1+3.0) USB-C (4.0+3.0 )HDMI
通信:Bluetooth 5.4 Wi-Fi7
バッテリー:16.3時間(自主基準)
カメラ:500万画素+ IR
OS:Windows 11 Home
ソフト:Office 2024(追加可)
保証:1年間

 HP OmniBook 7 14-fr0000 シリーズは、HPのオムニブック7シリーズに属するモデルです。

 こちらも、価格コム限定版がありますが、性能は同じです。ただ、値段は都度変わるので、買われる場合、リンク先で見比べてください。

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 オムニブックは、HPの「中位ランク」の筐体です。

 上でみたHPシリーズの本体と異なり、細部まで詰めた産業デザインで、1ランク上の外観となります。

 重さは、1.41kgです。

 下位機種とほぼ同じです。十分持ち運べる重さです。

 なお、本体色は、2色ですが、全グレードで2色とも選べるわけではないです。

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 ディスプレイは、非光沢のIPSです。解像度はWQXGA(2560×1600)です。

 フルHDより詳細であり上級です。一方、縦横比は、16:10(フルHDは16:9)ですが、PC用の場合、書類仕事ではこの比が便利なので、採用例が増えています。

 フル画面表示してもわずかに黒帯が増える程度なので、ゲームや動画でも問題ないです。

 輝度300はニトですが、色域の開示はないです。

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 CPUは、Intel系列です。

 このシリーズの最上位(255H)は20万を超えるので、今回比較する価格帯だと、それ以外の3種類が選択肢です。

 Core Ultra 5 225Uは、12コア14スレッド (1.5GHz ×2 + 1.3GHz ×8+ 0,7GHz ×2)です。

 Core Ultra 5 225Hは、14コア14スレッド (1.7GHz ×4 + 1.3GHz ×8 + 0,7GHz ×2)です。

 Core Ultra 7 255Uは、12コア14スレッド (2.0GHz ×6 + 1.7GHz ×8 + 0,7GHz ×2)です。

 Core Ultra 7 255Hは、12コア14スレッド (2.0GHz ×6 + 1.5GHz ×8 + 0,7GHz ×2)です。

 スタンダード+の採用するUltra 5 225Hのスコアが良いです。

 これは、H版は、U版より使用する消費電力(電力枠)が大きいので、スコアが良くなるからです。平常処理ならば、255Uが勝つ曲面もあるでしょうが、スコア通りの性能と考えたほうが「しっくり」理解できます。バッテリー消費は、あとで別にまとめます。

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 スコアは、下位構成(225U)でも、「快適」水準に近いです。

 225Hだと、相当な水準といえます。

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 GPUは、U系が、Intel Graphics 4-Core iGPU (Arc)で、H系がIntel Arc Graphics 130Tです。

 やはり、H系が微妙に良いです。

 NPU(AIプロセッサ)は、いずれも搭載です。

 しかし、処理力が40TOPSに満たない水準(TOB 12-13)です。

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 そのため、本機は、「Microsoft Copilot+PC」認定機ではないでです。NPUが40 TOPS以上のAIプロセッサであることが必要ですので。

 もちろん、生成AIによるウェブブラウザ上での相談は他機と同じにできます。

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 ただ、ローカルファイルを連携させてのAI作業、例えば、スタジオエフェクト(ウェブ会議の音声・映像の最適化、被写体追随)、リコール(過去の作業の検索・回顧機能〈ON/OFF可〉)、ライブキャプションズ(44言語→英語への自動翻訳字幕〈日本語対応は今後〉)、コ・クリエーター(ペイントアプリで手書きをイラスト化)などは、対応できません。

 メモリーは、どちらも、16GBです。

 ストレージは、SSDです。

 上位モデルだと、1TBが選べますが、512GBでも十分でしょう。

 第4世代のPcieですので、SSDの中でも速いものです。

 Officeソフトは、オプションです。

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 ネットワーク機能は、Wi-Fi7とBluetooth5.4に対応です。

 発売時、最新の構成と言えます。

 アンテナの本数2本で、ワイドバンド(160MHz)でフォローします。Wi-Fi7は、6GHz帯をフォローしないアンテナもあり得ますが、本機は対応です。

 Wi-Fi7は、【Wi-Fi7の比較記事】で詳しく、その仕様や意義を書いています。

 専用ルーターを利用しない場合は最大速度は落ちますが、将来の買い替えに備えて、先行投資の意味はあるかと思います。

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 インターフェースは、(四角い)USB-A形状が両側合計で2つと、(丸い)USB-C形状が片側のみに2つです。それに、HDMIが1つです。

 USB-Cの片方は、本体の充電にも利用しますが、1ポートは自由に使えます。

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 速度は、注目点です。

 USB-Cの片方が、USB4.0(TB4)、USB-Aも片方がUSB3.1に対応だからです。

 このブログの【ポータブルSSDの比較記事】で紹介したような、高速SSDをより速くつなげられます。

 USB4.0(TB4)は、先述のように、充電用にも使います。この端子は、65WのUSB-PD対応なの【USB-PDモバイルバッテリーの比較記事】で紹介したモバイル電源から本機へ緊急給電すること、あるいは、そちらへの充電が可能です。

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 キーボードは、アイソレーション式で打ちやすいです。

 さほど変則配置もなく、良い仕様です。タッチパッドも少し大きめです。

 その上で下位機種にはなかったキーのバックライトが搭載です。

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 カメラは、500万画素のIRカメラですので、顔認証に対応できます。

 プライバシーシャッターはもちろん、オートフレームや肌補正などWeb会議用に便利な補正は一通り装備します。

 本機は、先述の用に(40TOPSには至らないものの)AIエンジン(NPU)搭載世代なので、機械学習が重要になるこのあたりの処理は、それなりに高度です。Poly Camera Proという機能名です。

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 バッテリーは、最大で16.3時間との明記です。 

 前世代だと基準が相当厳しいと言われるMobileMark 25でしたが、今回は自主基準です。

 表記を見る感じ緩めの試験なので、仕事にハードに使う場合、そこまで保たないでしょう。

 とくに、H系列のプロセッサの場合、先述のように、ハードな処理をすると消費電力を多く使いやすいので、U系列よりも不利かと思います。

 いずれにしても、詳細を公開しないので、持続時間は不定です。ここを最優先する使い方の場合、とくに、Hシリーズは、あまりおすすめはしません。

 光学ドライブは、本機も、別売です。

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 以上、HP OmniBook 7 14-fr0000 シリーズの紹介でした。

 この価格帯の各社のスタンダード機と比べても、CPU回りの仕様がよく、パネルや、接続端子、ネットワーク、カメラ部分の仕様も、しっかり「最新装備」にしている印象です。大手の店頭モデルだと20万円台の製品とも十分比較できる水準の装備です。

 一方、本機は、NPU(AIエンジン)搭載ですが、水準としては、「Microsoft Copilot+PC」の認定水準には届かない部分は注意です。

 ただ、先述のように、それをもって、生成AI自体が使えないわけではないです。カメラ部分ほか、AIを活かした装備もありますし、中級者クラスでも、十分便利に使えるでしょう。

 予算が許せば、投資する価値はあります。 

ーー

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 【ベーシックモデル】(シルバー)

 8・HP OmniBook 7 14-fs 14-fs0000 14-fs0016TU
  ¥129,800 HP ダイレクト (10/2執筆時)

 8・HP OmniBook 7 価格.com限定モデル
  ¥109,000 HP ダイレクト (10/2執筆時)

CPU:Core 5 210H
メモリ:16GB
ストレージ:512GB

モニター:14型 WQXGA IPS 非光沢
DVD:
重さ:1.41kg
接続:USB-A (3.1+3.0) USB-C (4.0+3.0 )HDMI
通信:Bluetooth 5.3 Wi-Fi6E
バッテリー:15時間(自主基準)
カメラ:500万画素+ IR
OS:Windows 11 Home
ソフト:Office 2024(追加可)
保証:1年間

 なお、このシリーズ(HP OmniBook 7 14-fs/fr)のベーシックモデル(最廉価版)だけは、別シリーズ名(14-fs0000 シリーズ)です。

 CPUが、Core Ultra 5ではなく、Core 5になる関係だと思います。

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 CPUは、Core 5 210Hです。

 8コア12スレッド (2.2GHz ×4 + 1.6GHz ×4です。

 先述のようにH系の場合、U系より電力を使う関係で、ベンチマーク性能は、1つ上位の225Uに匹敵する水準です。

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 ただ、GPU(48EUs)とかなり性能が落ちるほか、NPU(AIプロセッサ)は搭載されない仕様です。

 このほか、CPUの違いもあって、ネットワークがWi-Fi7ではなくWi-Fi-6Eになる部分など、「ベーシックモデル」だけ、割と大きな仕様差を感じます。

 カメラは、一方、先述のAIを利用した機能性(Poly Camera Pro)はNPUのないこちらでも使えるようです。ただ、処理をGPU/CPUが代替する部分で、プロセッサ使用率と、バッテリー消費は仕組み上、増えるでしょう。

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 結論的にいえば、HP OmniBook 7を選ぶ場合、これ以外のモデルが良いでしょう。


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  【スターターモデル】

 9・HP OmniBook 5 14-he0000 14-he0024QU
  ¥129,800 HP ダイレクト (10/2執筆時)

 9・HP OmniBook 5 14-he0000 価格.com限定モデル
  ¥124,800 HP ダイレクト (10/2執筆時)

CPU: Snapdragon X X1P-26-100 2.97GHz
メモリ:16GB
ストレージ:512 SSD/PCIe

 【アドバンスモデル】

 10・HP OmniBook 5 14-he0000 14-he0033QU
  ¥159,800 HP ダイレクト (10/2執筆時)

 10・HP OmniBook 5 14-he0000 価格.com限定モデル
  ¥154,800 HP ダイレクト (10/2執筆時)

CPU: Snapdragon X Plus X1P-42-100 3.4GHz
メモリ:16GB
ストレージ:1TB SSD/PCIe

モニター:14型 WUXGA OLED
DVD:
重さ:1.29kg
接続:USB-A (3.0) USB-C (3.0)×2
通信:Bluetooth 5.3 Wi-Fi6E
バッテリー:34時間(自主基準)
カメラ:500万画素+ IR
OS:Windows 11 Home
ソフト:Office 2024(追加可)
保証:1年間

 HP OmniBook 5 14-he0000シリーズも、HPのオムニブック5シリーズに属するモデルです。

 上で見た、 OmniBook 7の下位グレードですが、いくつかの点で「上位」といえる部分もある製品です。こちらは、インテル系のCPUではない製品で、また、OLED(有機EL)になる点で、すこし特殊なラインです。

 なお、こちらも、価格コム限定モデルがあります。性能は同じですが、価格は都度変わりますので、買われる場合は、両方を見比べてください。

 202510012326.jpg

 重さは、1.29kgです。

 先ほどの機種より、さらに軽量です。

 低発熱のCPU(Soc)採用の利点の1つだと思います。

 202510022003.jpg

 ディスプレイは、OLED(有機EL)です。

 液晶(LCD)に比べて、コントラスト比が抜群に高く「黒が締まる」上で、色域が広い点で「映像美」が楽しめるパネルです。応答速度も速いです。

 HPは、家庭向けの液晶でも「光沢液晶」を積極的にだす企業柄なので、OLEDを出したのは納得感があります。

 OLEDの場合も、低反射処理、ハーフグレア処理は可能ですが、本機はグレア(光沢)扱いなので、やはり「映像美」を最優先していると言えます。

 202510012328.jpg

 輝度は、300nitです。

 なお、OLEDを書類仕事に使う場合、「文字がクッキリ」表示されやすいので、見やすい利点はあります。

 しかし、難点も見られます。

 例えば、Word作業などでほぼ全画面を白(全白)で出す場合、熱に弱いOLEDの性質上、画面保護のためABL(Automatic Brightness Limiter)が働き、輝度が自動で落とされる場合があります。

 その場合、カーソル移動や、ページやアプリの遷移で、画面全体が輝度レベルの変化を感じることがあり、連続的な急変化が眼精疲労につながります。また、明るい場所で「紙の白さ」を感じられなくなり、細かい文字の視認性が落ちる副作用もみられます。

 つまり、仕事に使うとしてもクリエーター系の方向きです。その場合も、メイン端末というより、そこまで長時間は使わないサブ用でしょう。

 解像度は、16:10の縦横比のWUXGA (1920×1200)です。

 同社は「2K」と表現しますが、先ほどのOmniBook 7より解像度の部分では負けます。

 202510012343.jpg

 CPUは、一方、アーム系で、クアルコムのCPUです。

 Snapdragon Xは、8コア (2.96GHz ×8)です。

 Snapdragon X Plusは、8コア (3.4GHz ×8)です。

 ターボの部分ほか、仕組みが変わるので、インテル・AMD系とは、こうしたスペックではうまく比較できません。

 202502081029.jpg

 スコアは、いずれも、今回の指標だと「標準以上」の水準です。

 GPUは、Qualcomm Adreno GPU(X1-45)です。

 GPU自体は、今回の基準だと、スコア1000ほどなので、そこまで良くもないです。

 202510011039.jpg

 NPUは、しかし、45 TOPSですので、「Microsoft Copilot+PC」水準です。

 先ほど書いたような、AIプロセッサが必須の機能性が、本機は使えます。

 メモリーは、どちらも、16GBです。

 ストレージは、SSDです。

 このあたりの仕様は、1つ上でみたHP OmniBook 7と変わりません。

 上位モデルだと、1TBが選べますが、512GBでも十分でしょう。

 第4世代のPcieですので、SSDの中でも速いものです。

 Officeソフトは、オプションです。

 202508111645.jpg

 ネットワーク機能は、Wi-Fi6EとBluetooth5.3です。

 悪くない構成ではありますが、Wi-Fi7ではないです。

 それでも、6GHz帯は使えますし、アンテナ2本(160MHz)の速度でるしょう。

 つまり、最新ではないが、優秀な構成です。

 202410301128.jpg

 インターフェースは、USB-A(USB3.0)1つと、USB-C(USB3.0)が1つです。

 USB-Cの1系統は、充電兼用(65W)ですので、実質フリーな端子は1つです。

 このあたりは、速度規格を含めて構成としては「あっさり」です。

 キーボードは、こちらもアイソレーション式で打ちやすいです。

 バックライトも搭載です。

 カメラは、500万画素のIRカメラですので、顔認証に対応できます。

 一方、プライバシーシャッターは備えますが、 OmniBook 7で書いた、AI制御のカメラ機能はないです。

 このあたりの仕様は、 OmniBook 7より下位です。

 バッテリーは、自社基準の測定法ながら、最大34時間です。

 低電力CPUとなるので、実使用時間も(ここまで長くなるかはともかく)優秀でしょう。

 光学ドライブは、本機も、別売です。

---

 以上、HP OmniBook 5 14-he0000シリーズの紹介でした。

 OLEDを採用した「映像美」重視の仕様で、超上級の処理力ではないが、NPUが強く「Microsoft Copilot+PC」水準を達成しているという製品です。

 クセが強い仕様ですが、動画視聴などを優先するならばこちらも良いでしょう。逆に、仕事にフル活用する場合は、(AI部分は便利でしょうが)パネル部分でそこまで向かない感じはあります。あえて言えば、「写真編集」中心などなら良いでしょう。

 若干、訴求する対象が不明瞭な機種には思いますが、あまり「目の疲れ」などを気にしなくても良い、若者層には、受けが良さそうに思います。万人向けには思えませんが、マッチする方は一定数いそうです。

1-2・レノボの大画面ノートPC(14型)

 202106271518.jpg

 続いて、レノボが販売する製品です。

 米国のIBMが販売していたThinkPadほか、多くのシリーズを抱える世界的メーカーです。


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 【2024年発売】

 【下位構成

 (カメラ720P/指紋センサ/backlightなし)

 11・ThinkPad E14 Gen 6(AMD) 21M3CTO1WWJP5
  ¥94,094 Lenovoダイレクト (10/2執筆時)

モニター:14型 WUXGA IPS 非光沢
CPU: AMD Ryzen 5 7535HS
メモリ:8GB
ストレージ:256GB SSD/PCIe 4th

 【中位構成

 (カメラ720P/指紋センサ/backlightなし)

 12・ThinkPad E14 Gen 6(AMD) 21M3CTO1WWJP5
  ¥83,160 Lenovoダイレクト (10/2執筆時)

 (Officeなし)Win11Pro版は21M30010JP

 13・ThinkPad E14 Gen 6(AMD) 21M3000XJP
  ¥114,900 Lenovoダイレクト (10/2執筆時)

 (Officeあり):WinPro11版は21M3006YJP〉

 14・ThinkPad E14 Gen 6(AMD) 21M30070JP
  ¥140,800 Lenovoダイレクト (10/2執筆時)

モニター:14型 WUXGA IPS 非光沢
CPU: AMD Ryzen 5 7535HS
メモリ:16GB
ストレージ:512GB SSD/PCIe 4th

 【上位構成-1】

 (Officeなし)

 15・ThinkPad E14 Gen 6(AMD) 21M30012JP
  ¥134,950 Lenovoダイレクト (10/2執筆時)

 (Officeあり)

 16・ThinkPad E14 Gen 6(AMD) 21M3006XJP
  ¥159,830 Lenovoダイレクト (10/2執筆時)

モニター:14型 2.2K IPS 非光沢
CPU: AMD Ryzen 7 7735HS
メモリ:16GB
ストレージ:1TB SSD/PCIe 4th

 【上位構成-2】 

 (Officeなし)価格com限定プレミアム)

 17・ThinkPad E14 Gen 6(AMD) 21M3CTO1WWJP4
  ¥99,990 Lenovoダイレクト (10/2執筆時)

 (Officeなし)プレミアム32GB) (SSD:256GB

 18・ThinkPad E14 Gen 6(AMD) 21M3CTO1WWJP8
  ¥99,700 Lenovoダイレクト (10/2執筆時)

モニター:14型 WUXGA IPS 非光沢
CPU: AMD Ryzen 7 7735HS
メモリ:32GB
ストレージ:1TB SSD/PCIe 4th

DVD:
重さ: 約1.41kg〜
通信:Bluetooth 5 Wi-Fi6E LAN
バッテリー:最大10.9時間(JEITA3.0a)
カメラ:FHD 1080p カメラ
接続: USB-A (3.0) USB-C (3.1) (3.0)  HDMI
OS:Windows 11 Home(一部Pro)
ソフト:Office 2024(追加可)
保証:1年間

 ThinkPad E14 Gen5 (AMD)は、レノボThinkPadシリーズの製品です。

 ThinkPadでは10万円前後で買えるラインナップになります。

 かなりの数の構成例があります。

 しかし、基本的には、CPUの違いをはじめにみておいて、あとはメモリ・ストレージの必要量と、Microsoft Officeの付属の有無とをみて選べば簡単です。 202505291602.jpg

 ただし、レノボの場合、「カスタマイズモデル」と「セット」モデルが混在します。

 「カートに入れる」のボタンがある製品は、カスタマイズ不可の「セットモデル」です。しかし、価格なりに実用的な構成になっている場合が多いので、初心者にはおすすめです。

 「カスタマイズする」ボタンがある製品は、カスタマイズ(CTO)対応です。

 Officeの追加ほか、パーツのCTOが有料で可能です。

 ただ、一部のパーツ(カメラ、パネル、指紋センサー、バックライトなど)の周辺装備が、通常より下のグレードになっている場合があります。

 価格コム限定も、同じく「カスタマイズ用」で、これら3つの基本装備が一部ないです。

---

 結論的にいえば、あまり詳しくない方は、「カートに入れる」のボタンがある「買い切り」タイプを選んだ方が良いかと思います。 

 予算に応じて装備は変わりますが偏った装備の場合は少ないので、初心者向きで選びやすいので。

 あとは、以下でみる性能面と、Officeの有無だけみればだいたい区別は付くでしょう。

 202103121855.jpg

 OSは、基本、Windows 11 Homeです。

 ただ、一部、Windows 11 Proが選べる構成もあります。

 キーボードは、伝統の「赤ボッチ」トラックポイントを装備です。

 アメリカのIBMから引き継いだもでるで、コアなファンが多いです。

 凹みのついたパンタグラフ式のキーボードは押し味が良いです。剛性やキーピッチなどは、IBM以来の伝統を受け継いでいます。

 剛性やキーピッチなどは、IBM以来の伝統を受け継いでいます。

 いずれにしても、ThinkPadは、Windows系のノートPCでは、レッツノートやVAIOの上位機と並び、伝統的に入力システムは信頼されています。

 なお、キー部分のバックライト指紋センサーも装備です。ただし、先述のように、下位構成を含む、カスタマイズモデルは、この2点はオプションです。

 202307011905.jpg

 重さは、1.41kgからです。

 大画面ながら、持ち歩ける最低限の水準をキープします。

 画面サイズは、14インチワイドです。

 解像度は、フルハイビジョンで、むろん、IPS液晶の非光沢です。

 202510022003.jpg

 液晶画面は、非光沢14インチのIPS液晶です。

 色域は普通(sRGBで60%±)ですが、輝度は300ニトありますし、スペックに問題はないです。

 解像度はWUXGA (1920 x 1200)です。フルHD相当ではありますが、縦横比が16:10なので、僅かに縦に長いです。

 HPでも書いたように、Officeソフトなどを利用する場合、縦長表示できます。

 動画などをフルスクリーン表示する場合、隅に黒帯がやや多めにでますが、普通、アスペクト比は維持できるでしょうし、問題ないです。 

 202502081709.jpg

 なお、レノボ機の場合、ディスプレイも「カスタマイズ」できます。

 特に+1.2万円する場合、「色域強化IPS」にできます。

 縦横比はそのままで解像度が少し高い2.2K(2240 x 1400)になります。

 sRGBカバー率100%で(広色域パネルとまでは言えないものの)色域が広めです。恐らくBOEの高品質IPSで、コントラスト比も少し上がる(1500:1)と思います。

 ディスプレイにこだわりたい場合、検討に値します。

 202409051630.jpg

 CPUは、2種類です。

 下位構成の場合、6コア12スレッドAMD Ryzen 5 7535HS (3.0GHz ×6)です。

 上位構成の場合、8コア16スレッドAMD Ryzen 7 7735HS (3.2GHz ×8)です。

 202502081029.jpg

 スコアは、(現在の)下位構成でも、快適水準の15000をだいぶ越えます。

 さらに、上位構成は、高級ノートPCを含めて考えてもかなり快適な水準と言えます。

 202406041505.jpg

 GPUは、下位構成で、Radeon 660M、上位機構成で、Radeon 680Mです。

 202406041443.jpg

 ベンチ的に標準以上で、下位構成でも「かなり快適」と言って良いです。

 202406021446.jpg

 【16GB×2】(32GB×2もあり)

 Crucial DDR5-4800 PC5-38400
  ¥16,380 Amazon.co.jp (10/2執筆時)

 メモリーは、下位機種でも16GBです。

 ビジネス用では、メモリーが多い方がCPUが強いよりも快適度が増す場合も多いです。

 その辺を考慮しています。

 2スロットの増設で最大64GBまで認識させることが可能です。

 202407081434.jpg  

 ストレージは、下位機種でも256GB SSDです。

 世代としては、4thで、速度での不満はないと思います。

 202508111645.jpg

 ネットワークは、本機も、最新のWi-Fi 6Eに対応し、Bluetooth5.2です。

 なお、Wi-Fi6Eは、2022年登場の新規格で、Wi-Fi6の上位互換です。

 新しく民間開放された6GHz帯が利用できる点が特長です。

 通信安定性が大きく高まりますが、話がそれるので、興味のある方は、このブログの【Wi-Fi6ルーターの比較記事】をご覧ください。冒頭で説明しました。

 202406041529.jpg

 インターフェースは、(四角い)USB-A形状が2つと、(丸い)USB-C形状が2つです。

 なお、USB-Cの、片方は充電にも利用します。

 65W(USB-C PD)で、アダプタも付属です。

 202410301128.jpg

 速度は、USB-Aは、いずれもUSB3.0です。

 USB-Cは、充電に利用する方がUSB3.1で、そうでないほうがUSB3.0です。

 端子数は十分ですが、USB3.1側が充電と共用なのは、高速ストレージ運用における注意点です。

 なお、65W対応のモバイルバッテリーからならば、速度低下なしで給電もできるでしょう。

 カメラは、フルHDカメラが搭載です。

 この解像度の場合、顔認証(Windows Hello)に対応できます。

 ただ、IR(赤外線)対応である必要があるので、必要ならば、オプションで「IR&1080p FHDカメラ」に替えてください(+2200円)。

 そのままでも、モバイル時のチャットなどには十分な画質です。

 ただ、下位構成(カスタマイズモデル)だけ、解像度がHDになります。

 202510031448.jpg

 バッテリーは、こちらはJEITA3.0表記です。

 この基準はアイドル時と動画再生時の2値を併記する規則です。

 JEITA3.0bの基準で最大21.8時間、動画再生時(JEITA3.0a)も最大11.8時間 です。

 指標が異なるので比較しにくいですし、換算も正確にはできませんが、あえて(昔ながらの水準に変換する)目安を示せば、上表の通りです。

 長めですし優秀です。

 オフィスソフトは、付属モデルがあります。

 永続版ライセンス、市販版と異なり「そのPCのみ利用できる」ライセンスです。

 そのほか、フルHD解像度のカメラが付属するのが目立ちます。

---

 以上、ThinkPad E14 Gen 6 AMDの紹介でした。

 昔は、日本でブランド力のあるThinkPadがこの値段で買えることはなかったと思います。

 使ったことのない方でも、堅牢なキーボードなど使い勝手の部分で優秀ですので、ビジネス用の場合は選択肢になります。

 下位構成でもCPU・GPUともに「現代的」な性能で長く使えそうですが、CPUスコアを重視する場合、中位構成以上がよいでしょう。画質ならむろん上位構成ですが、ここは予算との相談になります。

 ThinkPadは、同社の一般機(ideapad)に比べると、1万円前後高くなるのですが、使い心地の部分でその意味はあるでしょう。

ーーー

 202307012202.jpg

 【2024年発売】

 【下位構成】

 〈カスタマイズ用型番:カメラ720P/指紋センサ/backlightなし)

 19・ThinkPad E14 Gen 7 IRL 21T9CTO1WWJP5
  ¥86,372 Lenovoダイレクト (10/2執筆時)

CPU:: Core 3 100U
メモリ:8GB
ストレージ:256GB SSD/PCIe

 【中位構成】〈カスタマイズ型番:21T9CTO1WWJP6〉

 (Officeなし)win11プロ版は:21T9000PJP

 20・ThinkPad E14 Gen 7 IRL 21T9000MJP
  ¥117,700 Lenovoダイレクト (10/2執筆時)

 (Officeあり)win11プロ版は:21T9000QJP

 20・ThinkPad E14 Gen 7 IRL 21T9000NJP
  ¥139,810 Lenovoダイレクト (10/2執筆時)

CPU: Core 5 210H
メモリ:16GB
ストレージ:512GB SSD/PCIe

 【上位構成】

 (Officeなし)

 21・ThinkPad E14 Gen 7 IRL 21T9000RJP
  ¥148,830 Lenovoダイレクト (10/2執筆時)

CPU:: Core 7 240H
メモリ:16GB
ストレージ:512GB SSD/PCIe

モニター:14型 WUXGA IPS液晶 非光沢
DVD:
重さ: 約1.41kg〜
通信:Bluetooth 5 Wi-Fi6 LAN
バッテリー:最大10.5時間(JEITA3.0a)
カメラ:FHD 1080p カメラ+IR
接続: USB-A (3.1)( 3.0) USB-C (4.0) (3.1)  HDMI
OS:Windows 11 Home
ソフト:Office 2024(追加可)
保証:1年間

 なお、ThinkPad E14 Gen 7 IRL(14型 Intel)してインテル系CPU採用版もあります。

 本機も「カスタマイズ対応」モデルがあります。

 最小構成(最安)は、カスタマイズ用の型番なので、カメラの質、指紋センサー・バックライトなどの装備が他機と違う点は注意してください。

 そちらは、Wi-Fi6Eも「オプション」となります。

 202510021006.jpg

 CPUは、Intel系では、NPU(AIエンジン)搭載となる新世代のUtlraです。

 下位構成は、6コア6スレッドの Core 3 100U (1.2GHz×2 + 0.9GHz×4)です。

 中位構成は、8コア12スレッドの Core 5 210H (2.2GHz×4 + 1.6GHz ×4)です。

 上位構成は、10コア16スレッドの Core 7 240H(2.5GHz×6 + 1.8GHz ×4)です。

 中位構成以上は、 先ほどみたAMD系と性能はほぼ同じで、十分な性能といえます。

  202502081029.jpg

 ただし、Core 3 100Uは例外で「標準水準」ながら差があります。

 また、他の機種を含めて、コスト的には、AMDのが多少安めであり、負けます。

 202510011333.jpg

 GPU(グラフィックス)は、中位構成は、48EUsで、それ以外は、64EUsです。

 中位機だけ若干弱めですが、気にするほどではないです。

 そもそもが、AIプロセッサではないので、スコアとして1000あれば「合格点」でしょう。

 パネルは、AMD版と同じです。

 14型のWUXGA解像度のIPSで、非光沢です。

 こちらもカスタマイズで、IPSの2.2Kに変更できます。

 AMD系で説明したように、色域がsRGB100%水準で良いため、画質は1ランク上です。

 個人的には、カスタマイズはおすすめできます。

 202510021029.jpg

 そのほか、接続端子の構成がAMD系と異なります。

 本機もUSB-C給電ですが、空いているほうの端子(6番)がUSB4(Thunderbolt4)なので高速ストレージ運用に適します。一方、USB-A端子は、USB3.0とUSB3.1が1つずつです。

 利用するマザーボードの違いでしょう。

 あとは、ネットワークが、Wi-Fi6水準で、6GHz帯に非対応になるのが、AMD系と比べる場合に目立つ違いです。バッテリー持続時間もほぼ同じです。

---

 結論的にいえば、AMD系とCPUスコアは同じですが、価格水準がやや高めです。

 GPU部分も、必要十分とは言え、多少負ける印象です。価格面でも、AMDのほうが(微妙ですが)やや有利に思います。インテルCPUにこだわりがないならば、そちらが良さそうです。

次回につづく
14型ノートパソコンのおすすめは結論的にこれ!
 

 というわけで、今回は、14インチクラスのノートPCの比較の1回目記事でした。

 しかし、まだまだ「続き」ます。

  202103121803.jpg

2・14インチ中型ノートPCの比較 (2)
 
2-1:レノボ〈その他〉
 2-2:DELL
3・14インチ中型ノートPCの比較 (3)
 3-1:ASUS
 3-2:富士通
 3-3:最終的なおすすめの提案【結論】

 続く2回目記事こちら)では、レノボの残りの機種をみたあと、DELLのノートPCを追加で紹介します。

マシンパワー   ★★★★★
ストレージ量   ★★★★★
画面の見やすさ  ★★★★★
バッテリーの保ち ★★★★★

AI対応     ★★★★★
軽量性      ★★★★★
外装グレード   ★★★★★
総合評価     ★★★★★

 その上で、最終回となる3回目記事こちら)で、全体の「結論」として、14インチのノートPC全機種から、Atlasのおすすめ機種!を提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 2回目記事は→こちら

posted by Atlas at 16:27 | ノートPC・タブレット

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