1回目記事からの続きです→こちら
2-1・ブラウン・デロンギのグリラーの比較
2回目記事のトップバッターは、ドイツのブラウンの製品です。
このジャンルは元々同グループのイタリアのデロンギのブランドで売られましたが、24年の新機種はブラウンとして出ています。
デロンギの調理部門はブラウンが持つのでその関係でしょう。
原型機はデロンギアメリカの開発で、完全にBBQ特化型の「グリラー」です。
1・ホットプレートの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:象印〈日本〉
1-3:タイガー〈日本〉
1-4;アラジン〈日本〉
1-5:バルミューダ 〈日本〉
2・ホットプレートの比較 (2)
2-1:デロンギ〈イタリア〉
2-2:パナソニック〈日本〉
2-3:アイリスオーヤマ〈日本〉
2-4:BRUNO〈日本〉
2-5:レコルト〈日本〉
3・ホットプレートの比較 (3)
3-1:山善〈日本〉
3-2:ザイグル〈韓国〉
3-3:その他の製品〈各社〉
4・ホットプレートの比較( 4)
4-1:最終的なおすすめの提案 【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」に沿いながら、各機をみていきます。
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なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【2024年発売】
24・ブラウン マルチグリル 7 CG7040
¥33,800 Amazon.co.jp (4/25執筆時)
【2018年発売】
24・デロンギ マルチグリル BBQ CGH1011DJ
¥64,784 楽天市場 (4/25執筆時)
対応人数:1-4人
加熱方式:電熱ヒーター(改良型)
表面加工:フッ素コート
プレート寸法:29cm×23cm(×2枚)
焼肉:平面プレート/波形プレート
たこ焼き:
マルチグリル 7 CG7040は、ブラウンのBBQ・グリル対応ホットプレートです。
「BBQ大国」のデロンギアメリカが数年先行して発売していたので、Atlasも見かけたことがありました。その最新後継機になります。
旧機が残りますが、かなり大きな変更がありました。旧機は、2枚のプレート両方とも平面プレートでした。しかし、新機種は、片側平面+片側波形プレートとなります。
一方、旧機にあった240度の焼付け(SEAR)ボタンが廃止ですが、強み230度で焼き目は付くので問題ないとの判断だと思います。
ただ、最も大きな変化は小型化です。
本体サイズは、幅370×奥行320×高さ170mmです。
旧機は幅460×奥行355×高さ190mmでしたので1周り小さいです。
日本だとなかなか屋外バーベキューは難しい場合も多いので、その部分に配慮して、室内で使いやすいようにしたと言えます。
あとは、ポジション調整が5段階になった部分が目立つ変更点です。
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結論的にいえば、日本向けなのは間違いなく新型でしょう。
付属するプレートは、片側が平面プレートで、もう片側が波形プレートです。
プレートサイズは、29cm×23cmが2面です。
両面使うとすると、他社の4人対応の大きめのホットプレートと同じに使えます。
ただ、底に油受けがあるのは、本体側なので、焼肉のときは、そちらを波形プレートにして、焼けたお肉をもう片側(平面プレート)に置く、あるいは、野菜を焼く感じでしょう。
それぞれのプレートは、個別に温度調整(60℃と120〜230℃)可能なので、そういった使い方に向きます。
一方、この使い方以外に、以下の2つの利用方法があります。
第1に、プレス機能です。
上のハンドルを降ろし、コンタクトポジションにすることで、上下同時に焼けます。
ハンバーガーやホットサンド、ステーキやお魚の両面同時焼きに便利です。
CG7040専用波形プレート
¥6,600 デロンギ直販 (4/25執筆時)
ただし、波形プレートは片面だけなので、両面プレスで焼き目が欲しい場合は、別売のプレートを買うことになります(オンラインショップで販売)。
旧機は、波形プレート2枚で8000円でしたので、1枚で小型化した本機はもう少し安いかなと思います。
第2に、グリル機能です。
少し開き気味にして、上火で焼き目を付けていくような使い方です(グリルポジション)。
パイや、ピザなどを焼く場合に利用する際利用します。火加減やポジションは調整できるため、使いやすそうです。
加熱方式は、基本的には、シーズーヒーター(電熱線)を利用するものです。ただ、デロンギは、暖房器具メーカーです。
マイコンを利用して、上下プレートとも個別に20度刻みの温度設定に対応するほか、設定温度幅のズレが少ないと言えます。
また、立ち上がりの速さも強調するべきところです。IHヒーター式を除けば、方式として最も安定していると言えます。
本体のお手入れは、プレートと油受けは外して洗えるので、面倒ではないでしょう。
安全面でも、温度センサーで、加熱状態を監視するなど、一定の配慮がみられます。
あえて言えば、最大1400Wとすこし強力なので、炊飯器などの併用ほか、ダイニングのブレーカーには注意を要する部分はあります。
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以上、ブラウンのマルチグリルの紹介でした。
新機種になって設置性がかなり良くなったので、「これなら置ける」というご家庭は増えたように思います。
先述の3種類の調理法ができる部分で、ホットプレートの域を超えて、楽しく料理ができそうな製品です。性能面でも、大事な温度調整の部分で、しっかり工夫もあります。
とくに「焼き目」の部分に興味を持った方は選んで良いかと思います。
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【2022年発売】
25・サンコー こんがりプレスグリル ANPRBACSL
¥17,700 Amazon.co.jp (4/25執筆時)
対応人数:1-3人
加熱方式:電熱ヒーター
表面加工:
プレート寸法:29cm×23cm(×2)
焼肉:波形プレート
たこ焼き:
なお、同じようなコンセプトの製品を、秋葉原のサンコーも出します。。
本体サイズは、幅360×奥行340×高さ140mmです。
ブラウン(デロンギ)は先述のように旧機は大型だったので、その部分を突いた小型機でした。
ただ、ブラウンの新型とはさほど変わりません。
火力は、普通の電熱線で、最大230度です(1000W)。
上下別々に温度設定でき、タイマー設定もできる部分で、デロンギ機と同等です。
ただ、ヒーター面の工夫(加熱ムラのなさ)などは、加熱機器に強いデロンギのがよさげです。この部分の工夫は特段強調されません。
プレートは、両面とも波形プレートです。
ただし、油受けはデロンギ同様に、本体側のみです。
そのほか、外観部分がやや洗練されない点と、プレート部分について、ノンスティック加工(フッ素過去ウンド)の言及がない部分が違いです。
とはいえ、外し洗いはできるので、(仮になくても)バーベキュー的な使い方においては、致命的な違いではないかと思います。
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結論的にいえば、火力とその制御の部分と外観部分とで、少なくとも値段差分の差はあります。
ただ、このコンセプトで安めという製品はないので、その部分では選択肢になります。
2-2・パナソニックのホットプレート
続いて、パナソニックの製品です。
以前は、IHヒーター式のセットを出していましたが、現在は、象印・タイガーと同じ、シーズーヒーター(電熱線)式のみを展開します。
【2024年発売】
26・パナソニック NF-HM310-K
¥19,891 楽天市場 (4/25執筆時)
【2016年発売】
26・パナソニック NF-W300-S
¥30,780 Amazon.co.jp (4/25執筆時)
対応人数:5人以上対応
加熱方式:電熱ヒーター
表面加工:フッ素加工
プレート寸法:幅41.6×奥行26.3cm
焼肉:波形プレート(穴あき)
たこ焼き:24個
NF-HM310は、パナソニックのホットプレートです。
新旧両機種あります。
旧機種は、焼肉・たこ焼きプレートがはめ込み式(のせ替えプレート)でしたが、新機種は、普通に3枚のプレート構成になりました。
その上で、形状も少しスリムになり、プレートサイズも、既に見た、象印・タイガーのファミリー向けと同じになっています。
一方、焼肉の穴あき構造は新機種で廃止になりました。
「選び方の基本」で書いたように、穴があることは、手入れの部分で一長一短があるので、 それはそれでありだと思います。
ただ、油切や飛び散り防止と、煙対策は弱くなります。
また、本体のコートが変更され、普通のフッ素加工になりました。旧機は、ダイヤモンドハードコートでした。
平面プレートも含めて、金属ヘラは使えない点で、やや改悪させています。
また、スリム化したこともありますが、タテ収納できる仕組みは、新機種では省略です。
結構マイナス面が目立ちますが、この形状変更と小型化に伴い、予熱時間が短く、焼きムラも少なくなりました。
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結論的にいえば、パナソニックだけで言えば、価格を含めて、新型が良いでしょう。ただ、新機種が良いとも言えませんし、他社との比較は必要に思います。
以下は、新機種ベースで説明します。
加熱方式は、こちらも一般的な電熱線ヒーターです。
本体サイズは、幅55.6 x奥行32.6x高さ17cmです。
同社の旧機は、他社のファミリー向けより大きめだったのですが、生活スタイルの変化にあわせたのか、同じほどになりました。
比較しやすくなったとはいえます。
付属するプレートは、3種類です。
平面プレートは、幅41.6×奥行26.3cmです。
深さは3cmですので、深鍋(深皿)といえるほどではないです。
ただ、ふたを立体的にすることで、ちょっとした煮込む・炊く系料理に対応できるようにしています。
焼肉プレートは、先述のように、穴なしです。
波形ではありますが、油落としをするような工夫は他社機ほどはないです。
この用途をメインと考える場合、ポイントがなく、少し選びにくいです。
たこ焼きプレートは、30個用です。
象印のように、区切り線付きで、簡単に丸めやすくする工夫があります。
サイズは非公開ですが、他社より小さめで「中くらい」ほどに見えます。
アビージョなどに使うような提案がなされます。
表面加工は、どのプレートも普通のフッ素加工です。
金属ヘラは禁止です。
本体のお手入れは、水受け皿がないタイプなので、簡単です。
プレートもしっかり外せます。
本体の収納性は、特段の工夫はないです。。
安全面では、コントローラーを差し込まないと加熱がはじまらない方式で、問題ありません。
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以上、パナソニックの NF-HM310紹介でした。
先述のように、同社はもともとIHヒーター式のホットプレートが主流でした。
電熱線式も、旧機だと少し個性がありましたが、今回の改変で、その特徴もなくなったと言えます。タイガーや象印など、ファミリー向けを出すライバルに比べて、目立つメリット性はないので、選びにくいと言えます。
実際、アイリスなど、ファミリー向けとしても独自の工夫をした後発の方が最近は目立ちますし、ホットプレートからは、撤退傾向なのかなと思います。
2-3・アイリスオーヤマのホットプレート
続いて、アイリスオーヤマのホットプレートからです。
比較的格安な製品に強い企業ですが、最近はスペックの高い調理家電も出すようになっています。

・ アイリスオーヤマ IHU-A10-B
¥10,970 Amazon.co.jp (4/25執筆時)
なお、同社の焼肉・グリル特化型については、似た他社機と比べたほうが分かりやすいので、3回目記事(こちら)で別に見ています。
【3枚プレート】
【2024年発売】HAK-A30-B後継機
27・アイリスオーヤマ IHA-A30-B
¥10,081 Amazon.co.jp (4/25執筆時)
【2019年発売】
27・アイリスオーヤマ APA-137-B
¥12,000 Amazon.co.jp (4/25執筆時)
【2枚プレート】
【2024年発売】
28・アイリスオーヤマ IHA-A20-B
¥7,970 Amazon.co.jp (4/25執筆時)
【2019年発売】
28・アイリスオーヤマ APA-136-B
¥10,973 Amazon.co.jp (4/25執筆時)
対応人数:3−5人
加熱方式:電熱ヒーター
表面加工:遠赤フッ素コート
プレート寸法:幅42.5×奥行28.4cm
焼肉:波形プレート(穴あき)
たこ焼き:30個
IHA-A30は、日本のアイリスオーヤマのホットプレートです。
複数のプレートがセットになった一般的な製品ですが、この手の製品では「価格が安め」なのが売りです。
旧機種が残ります。
「とって」形状が新型と異なりますが、プレートサイズ他のスペックは(ほぼ)同じです。ただ、旧機はあった焦げ付き防止塗装(左図)がなくなった(右図)部分はあります。
結論的にいえば、塗装部分で差はありますが、今の値段ならば新機種でしょう。
本体サイズは、幅48.4.x奥行34.1x高さ18.3cmです。
世帯用で、平面型としては、大きなサイズと言えます。
加熱方式は、こちらも一般的な電熱線を使った方式です。
付属するプレートは、たこ焼きプレートの有無で2種類です。
平面プレートは、:幅42.5×奥行28.4cmです。
大きめのワイドプレート規格の製品です。
浅型なので、煮込みなどの料理の利用は想定しません。
たこ焼きプレートは、サイズ非公開ですが、30個焼けます。
焼肉プレートは、穴あきプレートです。
穴は、大きめで全体に渡るもので、象印の「穴あきプレート」に近い方式です。
ただ、象印と比べると、水受け皿の上に、反射板がない形状です。
そのため、水に由来する温度低下や温度ムラ、長時間使用時の水切れなどは心配です。
表面加工は、遠赤効果を期待できる遠赤フッ素コートです。
ただし、表面に特殊コートなどはないので、金属ヘラは禁止です。
本体のお手入れも、こちらは水受けを含めて丸洗いできるので問題ありません。
本体の収納性は、格安機ですから、縦置きができない仕様です。収納場所の確保は必要です。
また、本機は、感熱棒を外せる構造です。
安全性の面では、プレートをしっかり付けないと、感熱棒が取り付けられない安全構造です。
象印・タイガー同様の配慮があります。
この部分で抜かりはないです。
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以上、アイリスオーヤマの APA-130シリーズの紹介でした。
ファミリー向けで「3枚のプレート」が付く機種としては安めです。
先述のように、水受け部分の工夫が乏しい点や、金属ヘラが使えないグレードのコートである点など、値段の理由はあります。
とはいえ、コスパは良いため、そこは、評価に値するでしょう。
【2021年発売】
【2枚プレート】
29・ アイリスオーヤマ SWHP-012-B
¥13,410 Amazon.co.jp (4/25執筆時)
【1枚プレート】
30・アイリスオーヤマ SWHP-011-B
¥9,560 楽天市場 (4/25執筆時)
【2枚プレート】(上位機)
31・アイリスオーヤマ SWHPK-012-B
¥18,,985 Amazon.co.jp (4/25執筆時)
対応人数:3−4人
加熱方式:電熱ヒーター
表面加工:遠赤フッ素コート
プレート寸法:幅59.1×奥行33.44m
焼肉:波形プレート
たこ焼き:(30個)
SWHP-012は、日本のアイリスオーヤマのホットプレートです。
本体サイズは、幅60.6.x奥行39x高さ13.8cmです。
本機については、基本的に「大人数用」のLサイズですので、パーティなどに向くものです。大きいので、収納できるかの確認が必要です。
加熱方式は、一般的な電熱線ヒーターを使った方式です。
付属するプレートは、2種類で異なります。
下位機種は、平面プレートのみ、上位機の場合、それに溝付きの焼肉プレートが付属です。
平面プレートは、幅59.1×奥行33.44mです。
かなり大きく、パーティサイズと言えます。
焼肉プレートは、穴あきではなく、両サイドに深めの溝(12mm)がつき、そこに余分な脂を流し込む形式です。
水受けに落とす形式よりはメンテが楽です。
味と言うより、大きなプレートなので、片付けの手軽さを重視してこの方式にしたのだと思います。
表面加工は、遠赤効果を期待でき遠赤フッ素コートです。
なお、SWHPK-012は、2枚プレートの上位機で、平面プレートのみですが、コーティングが上位のダイヤモンドコートになります。
同社のフライパンなどにもみられるもので、フッ素加工が通常より長持ちです。
ただ、「遠赤コート」の表記は消えますし、金属ヘラは引き続き禁止のレベルのコートです。
焼肉プレートは同じなので、値段差からしても、下位機種で良いかと思います。
本体のお手入れは、本機も電熱線を含めてパーツがバラせるので問題ないです。
本体の収納性は、縦置きができない仕様です。
かなり大きめなので、収納場所の確保が必要です。
安全性の面でも、本機は、プレートをしっかり付けないと、感熱棒が取り付けられない安全構造です。
問題ありません。
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以上、アイリスオーヤマの SWHP-012の紹介でした。
他社にもあったワイドプレート仕様のパーティサイズです。
普段家庭で使うものとしては大きすぎますが、子供の行事などのために1枚あると、発想が拡がるでしょう。
片付けも楽なので、そういった使いには割と向く格安機の1つです。
【2021年発売】
【プレート2枚】WHPK-022
32・アイリスオーヤマ WHPK-022-B
¥16,800 楽天市場 (4/25執筆時)
【プレート1枚】WHPK-021
32・アイリスオーヤマ WHPK-021-B
¥15,951 楽天市場 (4/25執筆時)
対応人数:2−4人
加熱方式:電熱ヒーター
表面加工:フッ素コート
プレート寸法:約幅51.8×奥行35.1cm
焼肉:平面プレート(溝あり)
たこ焼き:20個
WHPK-022も、日本のアイリスオーヤマのホットプレートです。
2021年に新機種に更新され、タテ収納に対応できるようになりました。
本機はわりと大型なので、良い進化と言えます。
本体サイズは、幅59.6x奥行39.7x高さ9.4cmです。
4人までの標準サイズと言えますが、本機は、使い方がユニークなので、利用方によって適正人数は変わりそうです。
加熱方式は、電熱線を使った方式です。
付属するプレートは、上位機は、2枚です。
平面プレートは、幅51.8×奥行35.1cmです。
普通につながっているので、左右別々に調理せずともOKです。
たこ焼き+平面プレートは、上位機のみ装備です。
こちらは、半分で区切ってあるので、なにかしら別の料理を同時に作るためのものです。
なお、平面プレートを利用する場合も、温度調整が左右で変えられるので、(二口コンロのように)異なった料理が同時に作れます。
アイデア次第で面白く使えるでしょう。
温度も、両側250度までで、問題ないでしょう。
T-Falでお馴染みですが、温めの準備ができると準備中マークが消えるロゴも両側に付いています。
一方、こちらには、波板プレートがないので、焼き肉にはあまり向きません。
四方に溝があるので、ある程度油の処理はできますが、焼肉特化型ではないです。
焼きそば・お好み焼き・たこ焼きなどの「ちょっとしたランチ用」に使うのに適しているでしょう。
表面加工は、普通のフッ素加工です。
本体のお手入れも、プレートを外せるので、問題ないです。
本体の収納性は、新機種から、縦置きが可能になりました。
安全面では、本機は電源がマグネットプラグなので、引っかけるなどの事故には強いと言えます。
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以上、アイリスオーヤマのWHPK-022 の紹介でした。
形状的な工夫がユニークで、かつ、実用性もあります。
2種類の調理を別々に火力調整できるのは、肉・魚類と野菜類などを分けて調理したい場合ほか、便利そうなシーンが想像できますので。
一方、焼肉は(できるものの)専門特化はしていない部分を心得て買えば、楽しく使える良い製品です。
【2021年発売】
【通常製品】
33・アイリスオーヤマ DPOL-W31-C
33・アイリスオーヤマ DPOL-W31-A
¥7,980 楽天市場 (4/25執筆時)
【ダイヤモンドコート】
¥15,829 楽天市場 (4/25執筆時)
対応人数:2−4人
加熱方式:電熱ヒーター
表面加工:フッ素コート
プレート寸法:
焼肉:平面プレート(溝あり)
たこ焼き:25個(小さめ)
DPOL-W31も、日本のアイリスオーヤマのホットプレートです。
本体サイズは、幅64.7x奥行36.3x高さ9.3cmです。
こちらも、焼き面が2系統完全に別々になる製品です。
大きさは、通常の家庭用と同じほどです。
加熱方式は、電熱線を使った方式です。
付属するプレートは、3枚です。
ハーププレートが総計で3枚ついていて、同時に2枚使って複数の料理をするというコンセプトです。
この部分は先ほどの機種と同じですが、あとで説明するように、主に収納面でメリット性が出ています。
やはり本機も、左右で別々に独立して火力制御可能です。本機も最高250度で、ツマミで80度から調整ができます。
なお、プレートはロックで固定する方式なので、途中での入替はできません。
表面加工は、通常のフッ素加工です。
ただ、上位機は、平面プレートのみですがダイヤモンドコートです。
通常のフッ素コートに比べて、ノンスティック加工が長持ちしやすい上位コートです。
毎日使うものなのでフライパンほど重要ではないですが、あって損はないです。
ただ、金属ヘラは禁止のレベルではあります。
本体のお手入れも、この製品もプレートは外して洗える構造です。
ただ、プレート下部はすこし複雑な構造で、完全にはバラせず、電熱線回りを含めたふき掃除にはなるため、ここはネックとは言えます。
本体の収納性は、本機の「最大の売り」です。
収納時のサイズは、形状のメリット性を活かし、家庭用の折りたたみ式では最小でしょう。
安全面では、一方さ、先ほどの機種と違って、電源部がマグネット式ではないです。
また、折りたたむ構造なので、本体を利用する際に、挟まないように気をつける必要はあります。こちらは、まあ、問題ないでしょう。
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以上、アイリスオーヤマのDPOL-W31の紹介でした。
先ほどみた機種と同じく「2面焼き」ながら、収納の部分でメリット性が高い製品です。
とくに、奥行が狭くても置けるので、キッチンのデッドスペースに「これなら置ける」という場合は多いでしょう。
先述のように、形状的にメンテが楽と言えない部分と、コードの部分がややネックですが、2面焼でも便利に使えると考える場合、利便性の部分で候補にできそうです。
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【2021年発売】
35・アイリスオーヤマ DPOL-301-B
35・アイリスオーヤマ DPOL-301-T
35・アイリスオーヤマ DPOL-301-R
¥7,980 Amazon.co.jp (4/25執筆時)
対応人数:1−2人
加熱方式:電熱ヒーター
表面加工:フッ素コート
プレート寸法:
焼肉:平面プレート(溝あり)
たこ焼き:20個(小さめ)
なお、同じ発想の製品の小型版となるのがこちらです。
先ほどの製品より焼き面が20%強狭いので、基本的には1-2人用でしょう。
収納時のサイズは、ただ、先ほどの機種と大きくは変わらないため、お客さんが来たときなどにも使いたい場合は、先ほどの機種の方が良いかと思います。
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【プレート3枚】
36・ゼピール macaful MPP-950L-GRG
¥6,282 Amazon.co.jp (4/25執筆時)
対応人数:1−2人
加熱方式:電熱ヒーター
表面加工:フッ素コート
プレート寸法:幅65.0×奥行25cm(推定)
焼肉:平面プレート
たこ焼き:18個
また、他社ですが、ゼピールもマカフルというブランド名で、左右で独立して温度調整できる同じような製品を出します。
本体サイズは、354×223×147mmです。
アイリスオーヤマ機の半分サイズで、1-2人用の小型機です。
たこ焼き18個と書きましたが、半面の12個のほうは、38mmと小さめになります。
折りたたみ式ではないので、収納性はあまり良くないですが、電源はマグネットプラグで、多少安全性は高い点が魅力です。
小型機で、2面使える点がオリジナルではあるのですが、逆にそれが便利かは実用面でも微妙なところです。なんとなく、ギフト用に思えます。
【2021年発売】(平面プレート+たこ焼き)
37・アイリスオーヤマ ricopa MHP-R102
¥6,794 楽天市場 (4/25執筆時)
【2020年発売】(深鍋+たこ焼き)
37・アイリスオーヤマ PHP-1002TC
¥5,838 Amazon.co.jp (4/25執筆時)
対応人数:1−2人
加熱方式:電熱ヒーター
表面加工:セラミックコート
プレート寸法:幅32×奥行24.3cm(推定)
焼肉:非対応
たこ焼き:24個
ricopa MHP-R102は、日本のアイリスオーヤマのホットプレートです。
本体色は、ホワイト( MHP-R102-WC)・レッド( MHP-R102-R)・グレー( MHP-R102-WC)から選択できます。
本体サイズは、幅32.5.x奥行24.3x高さ15.5cmです。
あまり大きめではない製品で、設置性重視です。
一方、本機は、平面プレートのモデルと、深鍋型のモデルが選べます。
後者は、ようするに、焼き料理・炒め料理以外に、煮込み系もうまくできる製品です。
加熱方式は、こちらも電熱線ヒーターです。
最大250度まで出せる製品ですが、1000Wなので、パワーは他機より劣ります。
付属するプレートは、たこ焼きプレートと平面プレートです。
たこ焼きは、24個焼ける小型サイズです。
平面プレートのサイズは、幅32×24.3cmですので、1-2人用でしょう。
表面加工は、注意点です。
お手入れが楽なフッ素加工ではなく、セラミック加工だからです。
セラミック加工は、フラインパンなどでも採用がありますが、加熱面の温度をあげやすいので、比較的パワーがない製品でも火の通りが良いほか、コーティング耐久性も高いです。
本体のお手入れは、一方、フッ素に比べて、手入れは結構たいへんで、こびり付きは取りにくいです。
その点で言えば、本機は「ホットプレート」ですが、焼肉への利用は想定しておらず、扉絵などでも示されません。
焦げ付かない食材の調理に限定的に使える製品です。
本体の収納性は、重ね置きができるタイプです。
ただ、感熱棒は外せない構造です。
安全面では、電源ケーブルが直結式なので、プレートをしっかりはめ込めているかしっかり確認が必要です。
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以上、アイリスオーヤマの ricopa MHP-R102などの紹介でした。
デザインの統一性は良い製品です。
ただ、セラミック加工である点で、焼肉などに利用できないほか、食材全般の焦げ付きには注意してください。汎用的な用途に使えない部分で、やや難があります。
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【2024年発売】1-2人用 800W
38・ラドンナ Toffy K-HHP1-PAW
38・ラドンナ Toffy K-HHP1-VOR
38・ラドンナ Toffy K-HHP1-CAY
¥5,500 楽天市場 (4/25執筆時)
【2020年発売】2-3人用 650W
38・ラドンナ Toffy K-HP1-AR
¥7,150 Amazon.co.jp (4/25執筆時)
対応人数:上記参照
加熱方式:電熱ヒーター
表面加工:フッ素コート
プレート寸法:幅24×奥行14.5cm(K-HHP1)
焼肉:平面プレート
たこ焼き:13個/20個
一方、セレクトショップ系のラドンナ も似たような製品を展開します。
2種類ありますが、前者が1-2人用、後者が2-3人用とされます。
ただ、後者は650Wとパワーが若干心配です。
小型(K-HHP1)の方は、火力は不安はないです(800W)。
最大800W(200度)からの3段階の火力と、保温に対応します
サイズは、たこ焼きだと13個、深鍋として使う場合は、内寸が幅24×奥行14.5替える深さ14cmとなります。
ただ、電源ケーブルが直付けですので、若干使いにくさは感じます。
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【2020年発売】
39・阪和 PRISMATE PR-SK035
¥6,160 Amazon.co.jp (4/25執筆時)
対応人数:1−2人
加熱方式:電熱ヒーター
表面加工:フッ素コート
プレート寸法:幅50×奥行14cm(推定)
焼肉:平面プレート
たこ焼き:10個
なお、このタイプは、本当に最近数が出ています。
阪和もPRISMATE PR-SK035という機種をだします。
やはり650Wクラスで火力が弱いです。
本機は、幅が14cm弱なので火力は問題ないと思いますが、用途としてはかなりニッチでしょう。
2-4・Brunoのホットプレート
続いて、イデアインターナショナルがBRUNOブランドで売っている製品の比較です。
同社は深鍋型ホットプレートの日本における元祖といえます。
最近は、象印・タイガー・アイリスも出してきましたが、 深鍋型のホットプレートを日本で最も最初に出したのはおそらく同社です。
【2015年発売】
【通常サイズ】
40・BRUNO BOE021
¥11,000 Amazon.co.jp (4/25執筆時)
【4-5人用】
40・BRUNO BOE026
¥17,000 Amazon.co.jp (4/25執筆時)
対応人数:1−2人
加熱方式:電熱ヒーター
表面加工:フッ素コート
プレート寸法:幅30×奥行20cm(推定)
焼肉:波形プレート(別売)
たこ焼き:24個
BOE021-RDは、イデアインターナショナルがBRUNOブランドで売るコンパクトホットプレートです。
なお、流通限定で1.5倍プレートを大きくしたBOE026もあります。使い勝手の部分は同じですが、火力は下位機と同じですので、熱の周りは若干遅いと言えるかもしれません。
本体色は、多色展開で、10色以上から選択可能です。
昔からある定番色は、レッド(BOE021-RD )とホワイト(BOE021-WH)です。
2025年は、桃色(BOE021-MOMOIRO)と若草(BOE021-WAKAKUSA)が新しい色目でした。
グリーンや、ピンク、ブラウン・グレイ、オレンジなど、同じ色系統でも年度で少しづつ変えるのが伝統のようです。
セレクトショップやハンズ系のキッチン売り場などでは華がある外観ですし、色は重要視しているようです。
本体サイズは、幅37.5.x奥行23.5x高さ13.5cmです。
タイガーと同じく、2人暮らしや1人暮らしに向いているサイズです。
なお、鋳物のホーロー製品のような見た目ですが、それは「見かけ」だけです。
普通のスチール製品ですから軽量です。
ふたを閉じた状態で、台所の見える場所に置いておいても、見映えがするのが売れている理由です。
加熱方式は、普通の電熱線ヒーターです。
付属するプレートは、平面プレートのほか、たこ焼きプレートが付属です。
プレートのサイズは非公開ですが、他社ほど深底ではないです。
また、フッ素加工はしていますが、象印・タイガーほどは、その部分へのこだわりはないです。
ただし、たこ焼き対応は、このタイプでは独自性で、24個できるサイズです。
BRUNO グリルプレート
¥2,200 Amazon.co.jp (4/25執筆時)
なお、オプションですが、波形のグリルプレートが利用できます。
タイガーは初期添付でしたの多少割高でしょうか。
本体のお手入れは、プレートを外して洗える仕様なので楽です。
本体の収納性は、この製品も小型なのであまり問題にはならないでしょう。
見かけも良い製品なので、キッチンに置きっぱなしでも良いでしょう。
安全性の部分でも、マグネットセーフな電源であり、評価できます。
むろん、電源が外せるという部分で、収納性にも好影響を与えます。
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以上、BRUNO コンパクトホットプレートの紹介でした。
このタイプでは、他社より「先発」で人気もあった製品です。
現在も、ホーローのようなデザイン性の高さは、見るべきところがあります。
ただ、付属プレートとコーティングの部分で、後発のタイガー・象印に「多少負ける」部分もあります。
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なおブルーノは、異なる形状の製品をほかにいくつか展開します。
簡単に紹介しておきます。
【2023年発売】
41・BRUNO BOE109-GR
41・BRUNO BOE109-GRG
¥18,000 Amazon.co.jp (4/25執筆時)
対応人数:1−2人
加熱方式:電熱ヒーター
表面加工:フッ素コート
プレート寸法:幅30×奥行20cm(推定)
焼肉:減煙グリルプレート
たこ焼き:24個
第1に、 BOE109です。
だいたい同じサイズの製品ですが「焼肉対応」になります。
付属するプレートは、平面プレート・たこ焼きプレートのほか、焼肉用の減煙グリルプレートが最初から付きます。
穴の開き方が結構大胆ですが、お肉が落やすいということもないでしょう。
仮に落ちても、水受けプレートがあります。
減煙の仕組みは、基本的に「油が落ちやすい構造」というだけでシンプルです。
お手入れは、水受けトレイは引き出し式で手入れがしやすい構造で、掃除しやすそうです。
ただ、網の部分の構造が立体的なので、そちらの掃除が面倒そうです。
一方、水受け式は、冒頭の「選び方の基本」でも書いたように、水による温度低下・温度ムラがあります。その部分の対策は、象印などと違ってないです。
ただ、大きめなので、長時間でも使用中に水が蒸発してしまう心配は無さそうです。
温度調整は、65度から250度まで無段階とされます。
ただ、実際は、温度設定はないシンプルな操作系なので、実際は、素材の具合を見ながら、経験で調整せざるを得ない部分は感じます。電熱線式はたいていの場合そうですが。
安全面では、マグネット式コンセントを採用し、配慮があります。
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結論的にいえば、技術面では、最先端の工夫はない新機種です。ただ、さすがにデザインは良いので、そこが気に入れば選べるかと思います。
ただ、焼肉用にすると最終的に油で汚れていくので、淡い色あいの本機を焼肉用で使いたい方は、個人的には微妙には思いますが。
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【2024年発売】(補足調査予定)
42・BRUNO BRUNO BOE130-BK
42・BRUNO BRUNO BOE130-SABE
¥12,800 Amazon.co.jp (4/25執筆時)
対応人数:2−4人
加熱方式:電熱ヒーター
表面加工:フッ素コート
プレート寸法:幅37.5×奥行22cm(推定)
焼肉:減煙グリルプレート
たこ焼き:
第2に、 BOE130です。
本体サイズは、幅43.5cm×奥行26cm×高さ12cmです。
他社の3枚のプレート構成のファミリー向けとだいたい同じで、大きめです。
写真のように、深皿プレート1枚だけのシンプルな製品です。
プレートサイズは、幅37.5×奥行22cmです。
普通のフッ素加工の平面プレートです。
一応、他社と併せて、2-4人用としておきますが、同社の定義だと3-5人用のパーティサイズとされます。
実際、防滴仕様(IPX4)なので、ベランダでバーベキューパーティをしても問題ないです。
深さは、一方、3.5cmです。その上で、フタの部分と合わせて7.5mmあります。
この部分を活かして、蒸しすなどを利用して、蒸し料理に利用する提案は結構ユニークです。
温度は、保温ほか、150度〜250度まで設定できます。
コート刃フッ素加工です。
安全面も、安全ロック式ですし、問題ないです。
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結論的にいえば、バーベキューにも、蒸し物にも使いやすい仕様という点が「ピンと」くる場合、良さそうな製品です。
ただ、蒸し物について、火加減が重要な茶碗蒸しなどについて、現状でこの部分のレシピや、容器・数の制限などが不明です。そこが問題なくクリアできるようならば、結構「おすすめ」になりそうです。また、調べてみる予定です。
2-4・レコルトのホットプレート

続いて、日本のレコルトのフードプロセッサです。
オシャレな白物家電を企画する日本のファブレス企業です。
【2021年発売】
【フラット+たこ焼きプレート】
43・レコルト RHP-1(R) [レッド]
43・レコルト RHP-1(GY) [グレー]
43・レコルト RHP-1(W) [クリームホワイト]
43・レコルト RHP-1(YE) [ハニーイエロー]
¥13,200 楽天市場 (4/25執筆時)
【フラットプレートのみ】(コストコ向け)
43・レコルト RHP-3(RGY) [ホワイト/レッド]
43・レコルト RHP-3(WBE) [ホワイト/ベージュ]
¥9,800 楽天市場 (4/25執筆時)
対応人数:1−2人
加熱方式:電熱ヒーター(埋込)
表面加工:フッ素コート
プレート寸法:幅30×奥行20cm(推定)
焼肉:グリルプレート(別売)
たこ焼き:15個(大)
RHP-1 は、レコルトが販売する定番ホットプレートです。
ブルーノ同様に、デザイン性が評価されるタイプのホットプレートです。
販路限定ですが、たこ焼きプレートが付属しないタイプもあります。ただ、それ以外は同じです。
本体サイズは、幅44.5.x奥行25.5x高さ15.5cmです。
外観はBrunoのBOE021より大きめですが、サイズ的には1-2人用、あるいは、プラス子供1人ほどです。
もちろん料理の種類にもよりますが、ファミリーサイズではないでしょう。
加熱方式は、こちらも一般的な電熱線ヒーターを使った方式です。
ただ、こちらは、火力部分で特長があります。
1300Wと強力な上で、熱源がプレートに内蔵されるからです。この仕組みで、速暖性と熱伝導率を高めており「ガス火に負けない火力」とします。
焼肉(タレつき)の場合、あまり火力が強くても意味がない(中火で焼かないと焦げ付く)のですが、写真のように「表面を炙る」系のグリル系調理は得意とするでしょう。
その部分では、今までみた製品だとBrunoより、デロンギあたりが「ライバル」かもしれません。
付属するプレートは、通常モデルは、フラットプレートとたこ焼きプレートです。
いずれも、ヒーターは鉄板に内臓です。
たこ焼きプレートは、大玉(4.5cm)で15個です。
レコルト グリルプレート RHP-1GP
¥4,400 楽天市場 (4/25執筆時)
レコルト セラミックスチーム深鍋
¥4,400 楽天市場 (4/25執筆時)
レコルト クリアスチーマー
¥3,300 楽天市場 (4/25執筆時)
このほか、3種類のオプションがあります。
焼肉用のグリルプレートはオプションです。先述のように、タレ付きは強火力である意味は薄いですが、写真のように、グリル的に焼くならば、結構よさげに思えます。
蒸し用の深鍋も準備されます。クリアスチーマーはそのまた「オプション」で、2段蒸し器にしたい場合、あるいは、上段加熱したいデザートなどに使うものです。
本体のお手入れは、本機が人気のある理由の1つです。
ヒーター内蔵ですが、プレートのコントローラー部分を含めて、丸洗いできます。
本体の収納性は、この製品も小型なのであまり問題にはならないでしょう。
安全性の部分では、コードについては、マグネットセーフ構造ではなく、差し込み式です。
一方、本体は、中を中空にすることで熱が伝わりにくくする配慮があります。小型で強火力の旗手なので、ここは重要でしょう。
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以上、レコルト RHP-1の紹介でした。
人気のある理由はあると感じた製品です。
先述のように、グリル的な「焼き目」を重視したい場合、本機は良さそうです。
ステーキや、塩胡椒系で焼くようなものなど、そもそもあまり煙が出ないような調理法で、火力を重視したい場合とくに、良いように思います。
人気機種で、オプション類も充実しますし、家族で楽しく使えそうです。
次回に続く!
最新ホットプレートのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、ホットプレートの比較の1回目記事でした。
しかし、記事は、もう少しだけ「続き」ます。
3・ホットプレートの比較 (3)
3-1:山善〈日本〉
3-2:ザイグル〈韓国〉
3-3:その他の製品〈各社〉
4・ホットプレートの比較( 4)
4-1:最終的なおすすめの提案 【結論】
続く、3回目記事(こちら)では、主に「焼肉用」ですが、ここまで見た以外のメーカーの製品を追加でみていきます。
焼肉の仕上がり ★★★★★
煙・油はね対策 ★★★★★
掃除のしやすさ ★★★★★
収納性 ★★★★★
温度ムラのなさ ★★★★★
調理の多彩性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最終回の4回目記事(こちら)で、今回紹介する全機種から、目的別・用途別に「おすすめ機種」を提案していくつもりです。
引き続き、よろしくお願いします。
3回目記事は→こちら!