【今回レビューする内容】2023年 360度全天球カメラ VRカメラの性能とおすすめ・選び方:VR対応3Dカメラ
今回のお題
360度全天球カメラのおすすめ機種はどのモデル?
ども、Atlasです。
今日は、2023年2月現在、最新の全天球カメラを紹介の2回目記事です。
360°どの方位の写真も撮影できる人気のカメラカテゴリです。
1・360度全天球カメラの比較 (1)
1-1:INSTA360〈中国〉
1-2:GoPro〈米国〉
1-3:Linkflow〈韓国〉
1-4:リコー〈日本〉
2・360度全天球カメラの比較 (2)
2-1:ガーミン〈米国〉
2-2:コダック〈米国〉
2-3:Vuse〈イスラエル〉
2-4:最終的なおすすめ機種の提案
2回目記事では、ガーミンの製品など、1回目記事で紹介できなかった製品を引き続き紹介します。
ただ、「360度カメラの選び方の基本」は1回目記事の冒頭(こちら)に書きました。
お時間阿ある方は、そちらからお読みいただくとより分かりやすいかと思います。
よろしくお願いします。
動画の画質 ★★★★★
写真の画質 ★★★★★
ネット配信 ★★★★★
手持ち撮影 ★★★★★
周辺機器 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
以下では、いつものように、各機種の詳しい比較をしたあと、最後に「結論」として、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種を提案する形式で書きたいと思います。
2-1・ガーミンの360度カメラの比較
はじめに、アメリカのガーミンの製品です。
スポーツ用品が得意なGPSメーカーですが、ギアの1つとして売っています。
ーーー
なお、以下の本文では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【2017年発売】
16・GARMIN VIRB 360
¥99,800 Amazon.co.jp (2/15執筆時)
撮像素子:
F値:
静止画画素数:1500万画素
動画解像度 :5.7K対応 30p
記憶領域:microSD(128GBまで)
無線:Wi-Fi/Bluetooth/ANT+
記録可能時間:動画85分
編集ソフト:iPhone/Android/PC/Mac
ライブストリーミング:対応
重さ:160g
VIRB 360 は、アメリカのガーミンが発売する最新の全天球のカメラです。
自転車用のGPSなどで、日本でも人気のある会社です。
基本的な使い方は、コダック・GoProと同じで、マウンターを利用する型式です。
ただし、上の写真にあるような、ミニ三脚は付属品として最初から付いています。
その他のマウンターも、 こちらの【紹介サイト】はいくつも見られます。
重さは、160gと軽いです。
撮像素子は、ガーミンも非公開です。
動画の画質は、5.7Kに対応します。
この画質で撮影した360度全天球映像は、後ほどスマホなどで合成、編集する仕組みです。
ただし、4K画像ならば、カメラ内合成に対応します。フレームレートは1秒間に30フレームです。
この機種も、動画用の手ぶれ補正機能が内蔵です。おそらく電子式の手ぶれ補正だと思います。不安定な場所での撮影には割と強いでしょう。
ただし、Max HyperSmoothと採用するGoPro上位機に較べては、徹底度は及ばないでしょう。
静止画の画質は、1500万画素です。
ISO感度などの情報がなく、多少不親切です。
画像の記録は、MicroSDカードを利用する形式です。
こちらの場合も、4K記録に対応するカードを買う必要がある点、注意が必要です。
リチウムイオン電池 010-12521-40
¥(4,620) 楽天市場 (2/15執筆時)
バッテリーは、動画の場合は最高画質で60分です。
こちらも、予備バッテリーが別売されており、交換が可能です。
記録時間は、連続撮影時間の情報はないです。
おそらく、1時間前後でしょう。
タフネス性能は、防塵・耐低温・耐衝撃機能が網羅されます。
防水性も、10Mまでとそれなりにあります。もちろん、別売のハウジングもあります。
スマホは、Wi-FiとBluetooth接続での、ワイヤレス転送に対応します。
PCでの編集にも対応し、Mac用、Windows用の専用編集ソフトGarmin Express)が利用可能です。
ライブストリーミングは、対応します。YouTubeやFacebookにも対応します。
---
以上、VIRB 360 の紹介でした。ハイアマチュア用の高級機です。
ターゲット層は、ANT+に対応していることからも、「サイクリスト」でしょう。
内蔵される気圧計などのデータと画像、そして、ANT+に対応するサイコンなどと連動してログをとることが目的になると思います。
ただ、ニーズとしてはやや特殊でしょう。
2-2・コダックの360度カメラの比較
つづいて、米国のコダックの全天球カメラです。
同社の場合、「半天球」もありますが、基本的に仕組みは似ているため、同時に取りあげています。
【2017年発売】
17・コダック 360°カメラ 4KVR360
¥28,800 Amazon.co.jp (2/15執筆時)
撮像素子:1/2.3 CMOS×2
F値:2.4
静止画画素数:2068万画素
動画解像度 :4K対応 30p
記憶領域:microSD(128GBまで)
無線:Wi-Fi/Bluetooth
記録可能時間:動画80分・写真160枚
編集ソフト:iPhone/Android/PC/Mac
ライブストリーミング:非対応
重さ:156g
4KVR360 は、コダックが2017年10月に発売した全天球カメラです。
同社は、米国のフィルムメーカーですが、この分野にも結構力を入れています。日本では、マスプロ電工が代理店です。
基本的な使い方は、この機種は、マウンターを利用する方式です。
用途にあう別売のマウンターを購入して、利用します。専用アクセサリーは、コダックのマウンター紹介サイトにありますが、同社はこの分野で歴史が古いため種類は豊富です。
重さは、156gです。設置するタイプですが、割と軽量な部類です。ヘルメットマウントなど、人体の設置でも問題にならないサイズと重さでしょう。
撮像素子は、リコーの下位機と同じ1/2.3 CMOSです。
レンズの明るさは、F値2.4というスペックです。
突出して優れてはいませんが、問題ない性能です。
動画の画質は、4K対応します。フレームレートは1秒間に30フレームですので、リコーの上位機と同等です。
静止画の画質は、2068万画素です。
スペック的に良いですが、画素数が高いことのバーターで、ISO感度は1600までですので、必ずしも優位点とは言えません。
画像の記録は、MicroSDカードを利用する形式です。
後ほど説明しますが、一般的なSDカードではなく、4K記録に対応するSDカードを買う必要がある点、注意が必要です。
バッテリー LB080
¥2,900 楽天市場 (2/15執筆時)
バッテリーは、交換式です。
電池寿命は、動画の場合は最高画質で80分、写真ならば約160枚まで撮影可能です。
タフネス性能は、防塵・耐低温・耐衝撃機能が網羅されます。
防水ケース WPH03
¥9,470 Amazon.co.jp (2/15執筆時)
しかし、この機種の場合は、ケースなしで水中では利用できない仕様です。先ほど説明した、別売のマウンターに防水ハウジングがあるので、それを利用します。
スマホは、Wi-Fi接続にて、iPhone/Androidともに転送対応します。
モニターは付属しませんが、スマホをライブビューファインダーとして利用できる機能も付属します。PCでの編集にも対応し、Mac用、Windows用の専用編集ソフトも利用可能です。
ライブストリーミングは、非対応です。
---
以上、コダックの SP360 4Kの紹介でした。
リコーと異なり、設置して使うことが前提の機種です。マウンターもある程度揃っているため、ハンドルやヘルメットに固定して利用したい場合は、この機種は割と良い選択肢の1つでしょう。
18・コダック 360°カメラ SP360 4K
¥37,400 Amazon.co.jp (2/15執筆時)
撮像素子:1/2.3 裏面照射型CMOS
F値:2.8
静止画画素数:1240万画素
動画解像度 :4K対応 2160/30p
記憶領域:microSD(128GBまで)
無線:Wi-Fi
記録可能時間:動画55分・写真160枚
編集ソフト:iPhone/Android/PC/Mac
ライブストリーミング:対応
重さ:102g
SP360 4Kは、米国のコダックが発売する全天周カメラです。
カメラの仕組みは、冒頭で解説した、レンズを1組だけ搭載する超広角カメラになります。
垂直側が240度前後までの対応となるため、真下の撮影ができないネックはあります。しかし、継ぎ目のない写真が撮れる点で、画質や没入感重視ならば選択肢となるでしょう。
繰り返しますが、全周ではなく、垂直方向は235度までの対応です。
基本的な使い方は、先ほど見たコダックの機種と共通します。
重さは、102gと軽量なので、人体の設置に向いています。
撮像素子は、1/2.3 CMOS、レンズの明るさが、F値2.8というスペックです。
撮像素子は、悪条件に強い裏面照射型ですが、レンズのスペックは低いですね。
動画の画質は、4K対応します。
4Kの場合は他社と同じで30フレーム/秒ですが、フルHD以下に設定すれば、240フレーム/秒となるため、より高速な撮影にも向きます。
静止画の画質は、1240万画素です。
静止画の画質については、レンズの性能が多少落ちる点と、ソフト的な手ぶれ処理がない点でやや劣ります。
画像の記録は、MicroSDカードを利用する形式です。
こちらの場合も、4K記録に対応するカードを買う必要がある点、注意が必要です。
その他の部分は、基本的に上で紹介した SP360 4Kを踏襲します。
---
以上、コダックの SP360 4Kの紹介でした。
正確には「半天球カメラ」ですが、その代わりに、継ぎ目の目立たない写真が撮影可能です。
用途的には特殊ですが、最近はこのタイプが市場では激減しているため、必要な人は一定数いるでしょう。
19・コダック 360°カメラ SP360
¥27,806 楽天市場 (2/15執筆時)
撮像素子:1/2.33 CMOS
F値:2.8
静止画画素数:1752万画素
動画解像度 :フルHD対応 1920×1080 30fps
記憶領域:microSD(32GBまで)
無線:Wi-Fi
記録可能時間:動画160分・写真350枚
編集ソフト:iPhone/Android/PC/Mac
ライブストリーミング:非対応
重さ:103g
SP360は、コダックの格安な製品です。
比較すると、こちらは、垂直方向の撮影範囲がより狭いほか、撮像素子が1/2.33 CMOSとより小さく、画質が劣化しています。
さらに、4K画質の記録にも非対応です。
価格差はあるものの、性能面の差はより大きいため、コダックの全天周カメラから選ぶならば、 SP360 4Kだと思います。
ーーーー
20・360fly 4K VRカメラ FL364KZ111
¥87,150 楽天市場 (2/15執筆時)
なお、半天球カメラについては、カシオが撤退したので、米国のベンチャー初の360flyの製品が辛うじて残っているだけです。
ただ、ここのところ、日本在庫が少なくなっているので、生産終息の可能性があります。
こちらは、水平360度、垂直240度の「半天球カメラ」です。
コダックの「半天球カメラ」に比べても、垂直方向に多少画角が広いカメラで、防塵・防滴性もあって性能は良い機種でした。
た。 性能面は、画質・タフネス・使い勝手の部分で、ワンランク上の実力を持った機種だったので、後継品の展開を強く期待します。
2-3・VUZEの360度カメラの比較
最後に、イスラエルのHumanEyes Technologiesが展開するVuzeシリーズです。
【2020年発売】
【HumanEyes Technologies】
21・Vuze XR Dual VR Camera
¥(179,800) Amazon.co.jp (2/15執筆時)
撮像素子:1/2.3 CMOS×2
F値:2.0
静止画画素数:1800万画素
動画解像度 :5.7K対応 30p
記憶領域:microSD
無線:Wi-Fi 5
記録可能時間:60分
編集ソフト:iPhone/Android/PC編集可
ライブストリーミング:対応
重さ:212g
Vuze XR Dual VR Cameraは、イスラエルのHumanEyes Technologiesの開発した製品です。
2018年前後から並行輸入などで見られましたが、2020年からFOXが日本の正規代理店になったようです。
コロナの影響か、現在的に(正規輸入だと)販売がない状況ですが、本家ではまだ生産されていますので、然るべき後に復活するかとは思います。
基本的な使い方は、形状から分かるように、自撮り棒的に手持ちでの利用です。
本機は、レンズ部分が可動式なので、Insta360 EVOのように、「180度カメラ」として、「飛び出す3D映像」を撮ることが可能です。
DLNA規格に対応するため、他社のVRヘッドセットに、ライブで映像を送ることも可能です。
撮像素子は、SONYの IMX-378を2基採用との情報です。
1200万画素で、1/2.3サイズとなります。
レンズの明るさは、F2.0です。
210度の魚眼レンズが2系統です。
スペックを公開している点で、信頼性は高いです。
手ぶれ補正機能は、本機も、6軸式の電子式手ぶれ補正に対応です。
動画の画質は、この機種も5.7K/30フレームに対応します。
なお、4K映像については、自動スティッチングに対応ですが、5.7Kの場合は、PCで行う仕様です。
静止画の画質は、1800万画素です。
同じような3DカメラであるInsta360 EVOと比較する場合、ISO感度は1600と少し低く、HDR対応情報もないため、基本的には、明るい場所用です。
これは、動画もですが、暗い屋内では、照明が必要でしょう。
画像の記録は、MicroSDカードを利用する形式です。
バッテリーは、本体内蔵式で、動画で60分程度は撮影できます。
記録時間は、連続撮影時間などの公式情報はないです。
ただ、小型機はどれもそうですが、構造的に連続運転は難しいでしょう。
通常、5分程度で1ファイルとなりますが、最大でも連続利用は20分程度でしょう。
Vuze XR 360° Waterproof Case
¥------ Amazon.co.jp (2/15執筆時)
タフネス性能は、本体では対応できません。
ただ、防水ハウジングの発売はあります。日本でもそのうちおそらく手に入るでしょう。
スマホには、Bluetooth LEかWi-Fiで接続させる方式です。
ライブストリーミングは、対応です。
VR180°も送れるので、Insta360 EVOと比較する場合、この部分は、本機を選ぶ理由かもしれません。
---
以上、Vuze XRの紹介でした。
VRに対応できるカメラは、nsta360 EVOもあります。
ただ、形状的にそのまま手持ちでできる点、ライブストリーミング対応な点など、機能面での「住み分け」はできています。
その点で、この時期の正規代理店の登場だったわけで、確実に(ニッチな)ニーズはありそうです
今回の結論
全天球カメラのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は全天球カメラの比較でした。
最後に、いつものように、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種を提案しておきます。
第1に、普段持ち歩いて、手持ちや自撮り棒で、普通のカメラでは撮れない動画や写真を撮影したいと考えている方には、
【2022年発売】
3・Insta360 Insta360 X3
¥68,000 Amazon.co.jp (2/15執筆時)
撮像素子: 1/2.0型 CMOS×2
F値:1.9
静止画画素数:7000万画素
動画解像度 :5.7K対応 30p
記憶領域:microSD(1TBまで)
無線:Wi-Fi 5, Bluetooth 5
記録可能時間:81分
編集ソフト:iPhone/Android/PC編集対応
ライブストリーミング:対応
重さ:180g
動画の画質 ★★★★★★
写真の画質 ★★★★★★
ネット配信 ★★★★★
手持ち撮影 ★★★★★★
周辺機器 ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
Shenzhen Arashi Visionの INSTA360 One X3が良いと思います。
動画で、5K30Pに対応する機種は、他にもあります。
ただ、水平ロックも可能な6軸式ジャイロの強力な手ぶれ補正と、ハウジングなしで10Mの防水を持つ機種、手持ち式ではほぼなく、本機が唯一です。
もちろん、撮像素子その他の部分で、性能の良い機種はほかにもありますが、一般向けとしてのバランスを考えると、これくらいのスペックで良いでしょう。
Insta360 ONE X3 見えない自撮り棒
¥4,500 楽天市場 (2/15執筆時)
¥5,480 楽天市場 (2/15執筆時)
GPSスマートリモコン
¥(6,880) 楽天市場(insta公式店) (2/15執筆時)
その上で、周辺機器の構成が、とにかく「気が利いて」います。
アプリで棒が自動で消える「自撮り棒」、オンライン会議に便利な「三脚」ほか、り方法において、ユーザーの想像力をかき立てるとても良い構成です。
その上で、ライブストリーミングにも対応できますし、マイク性能も良いため、 手持ち式の360度機としては、総合力が最も高い製品だと言えそうです。
用意される、スマホ・タブレット用アプリや、PC用の編集ソフトについても、秀逸です。
スティッチ操作はほぼ自動ですから、初心者にとっつきやすいです。
上級者には、Adobe Premiere Pro・ Final Cut Pro X用のプラグインは心強いでしょう。
現在的に、手持ち式では「もっとも完成度の高い全天周カメラ」だと言えそうです。実際、一般向けに出されている製品としては、最も良いと思えます。
先述のように、バレットタイムほか面白い使い方の提案もありますし、車載などのマウンターも一通りあるので、趣味で使うには(予算があれば)本機が良いように思えます。
ーーー
【2022年発売】CINRSGP/D
2・ Insta360 ONE RS 1インチ 360度版
¥118,000 楽天市場 (2/15執筆時)
撮像素子: 1型MOS×2
F値:F2.2
静止画画素数:2100万画素
動画解像度 :6K対応 25p
記憶領域:microSD
無線:Wi-Fi, Bluetooth
記録可能時間:62分(6K)
編集ソフト:iPhone/Android/PC
ライブストリーミング:対応
重さ:239g
動画の画質 ★★★★★★
写真の画質 ★★★★★★
ネット配信 ★★★★★
手持ち撮影 ★★★★★★
周辺機器 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★★★
一方、「画質」を最重要視する場合、同社の上位モデルは、選ぶ価値があります。
値段は相当高いです。
しかし、撮像素子が、ライカとの共同開発の明るいレンズを装備する上、1型であることには大きな意味があります。
同じサイズでライバルのリコーのRICOH THETA Z1 360°と比べると239gと多少重さはあります。
しかし、画質部分の性能は本機の方が良い上で、使い勝手の部分で便利なモジュール式ですし、Micro-SDカードにも対応します。
現状ではこちらでしょう。
第2に、360度映像を移動しつつハンズフリーで撮影したい場合に魅力なのは、
【2021年発売】
10・ LINKFLOW FITT360
¥67,300 Amazon.co.jp (2/15執筆時)
撮像素子: CMOS×3
F値:2.1
静止画画素数:1150万画素
動画解像度:3840×1920/30p
記憶領域:64GB
無線:Wi-Fi Bluetooth
記録可能時間:動画60分
編集ソフト:iPhone/Android
ライブストリーミング:対応
重さ:約240g
動画の画質 ★★★★★
写真の画質 ★★★★☆
ネット配信 ★★★★★
手持ち撮影 ★★★★★
周辺機器 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
LINKFLOW FITT360でしょう。
特段の装備なしに、ハンズフリー撮影ができる点で、非常に面白い製品です。
4K×FHD撮影時の撮影可能時間が短い点がややネックですが、4Kにこだわらなければ実用水準です。
Wi-Fi搭載で、スマホなどを経由してのライブ配信も可能なので、そうした使い方を志向する方には、結構良いのではないかと思います。
第3に、個人の楽しみとして、5.7Kの超高解像度映像を撮ったり、配信したりして楽しみたい方には、
【2022年発売】CINRSGP/A
1・Insta360 ONE RS ツイン版
¥74,180 Amazon.co.jp (2/15執筆時)
撮像素子: CMOS×2
F値:F2.5
静止画画素数:2400万画素
動画解像度 :5.7K対応 30p
記憶領域:microSD
無線:Wi-Fi, Bluetooth
記録可能時間:82分
編集ソフト:iPhone/Android/PC
ライブストリーミング:対応
重さ:125.3g
動画の画質 ★★★★★★
写真の画質 ★★★★☆
ネット配信 ★★★★★
手持ち撮影 ★★★☆☆
周辺機器 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★
INSTA360 One RSが良いでしょう。
5.7K対応機は他にもありますが、モジュール式で、楽しみ方の幅は他機より広い点が評価できます。
同価格帯の同社の Insta360 X3と較べると、初心者向けの総合的な「面白さ(とっつきやすさ)」では負けます。「画質面」でこだわりたい中級者や、「ギア」として欲しい方には、その拡張性を含めて、引き続き、こちらも良いように思います。
とくに、主に何かしらに固定して使うならば、この形状が優れるとも言えます。
手持ち撮影や自転車などの乗り物においては、強い、6軸式の電子式手ぶれ補正が活きてくるでしょう。
ライブストリーミング配信を含めて、アプリの出来も良いです。
【容量:1445mAh】
Insta360 ONE RS バッテリーベース
¥4,950 Amazon.co.jp (2/15執筆時)
バッテリーも、交換式なので、海外旅行など長めの撮影をしたい場合も有利です。
広角レンズモジュール CM537 CINORC4/A
¥35,540 Amazon.co.jp (2/15執筆時)
さらに、別売の1型広角レンズを購入すれば、普通のアクションカメラとしても高性能です。
光学面(レンズ面)での工夫は、他社ではあまり見られませんし、発想としても面白く感じます。
第4に、仕事用などで、5.7Kの超高解像度映像を撮る必要がある場合などは、
【2021年発売】
8・GoPro MAX CHDHZ-202-FX
¥53,598 Amazon.co.jp (2/15執筆時)
【2019年発売】
9・GoPro MAX CHDHZ-201-FW
¥59,800 Amazon.co.jp (2/15執筆時)
撮像素子:
F値:
静止画画素数:1660万画素
動画解像度 :5.6K対応 30p
記憶領域:microSD
無線:Wi-Fi/Bluetooth
記録可能時間:
編集ソフト:iPhone/Android/PC/Mac
ライブストリーミング:対応
重さ:154g
動画の画質 ★★★★★★
写真の画質 ★★★★☆
ネット配信 ★★★★★
手持ち撮影 ★★★★☆
周辺機器 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
GoPro MAXが良いでしょう。
5K以上に対応する機種は、いくつかあります。
ただ、GoProは、普通のアクションカメラにおいて、プロニーズを満たしてきました。
その関係で、Adobe Premiere・After Effectsとの連携がよく考えられており、仕事用としては最も良いと思われます。
その上で、動画撮影・写真撮影にかかわらず、スペックとして重要な手ぶれ補正が、360度全天球カメラでは強い点も評価できます。
クオリティの高い作品を(ジンバルなしで)作れるというメリット性もあります。
また、GoProは、自社製のアクセサリー展開も多めのため、目的にかなった設置法がしやすいというメリット性もあります。
補足・全天球カメラの関連記事の紹介
というわけで、今回は、全天球カメラの紹介でした。
【64GB〜512GB】【Amazon限定】
Samsung microSDXCカード
¥980〜 Amazon.co.jp (2/15執筆時)
また、先ほども書きましたが、マイクロSDカードは、4K(以上)に対応する専用タイプが必要です。
そのようなカードについては、マイクロSDカードの比較記事で、詳しく紹介していますので、よろしければ、ご覧ください。
1・アクションカメラ(動画用)
=車載・手持ち向けの小型軽量カメラ
2・全天球カメラの比較記事
=360度VR動画撮影用の小型カメラ
3・Vlog向けカメラの比較記事
=ビデオブログ向けの中軽量カメラ
なお、小型動画用カメラを探しの方で、360度対応していなくても、「広角の170度くらいで良いかも?」とお考えの方、「小型アクションカメラ」を紹介した1番の記事もご覧ください。より安価なモデルもあります。
---
最後になりましたが、この記事がもし皆さんのお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークで話題を共有していただければ嬉しいです。
(前半からの続きとなりますので、前半記事をご紹介いただけると、一層嬉しいです!)
ではでは。