Top 掃除機・掃除用品 比較2023'【賢い】ロボット掃除機78機の性能とおすすめ・選び方 (3) :パナソニック・日立など

2023年01月31日

比較2023'【賢い】ロボット掃除機78機の性能とおすすめ・選び方 (3) :パナソニック・日立など

【今回レビューする内容】2023年 お掃除ロボットの性能とおすすめ:パナソニック ルーロ 日立 ミニマル シャーク アンカー

【比較する製品型番】パナソニック ルーロ MC-RSF1000 MC-RSF700 MC-RSF600 RULO MINI MC-RSC10 日立 ミニマル RV-X10-J Dyson 360 heurist RB02BN AnKer eufy RoboVac 11S Max 15c RoboVac 30C Max RoboVac G30 Edge G30 Hybrid G30 Hybrid Eufy RoboVac X8 Hybrid RoboVac G20 Hybrid Eufy RoboVac L35 Hybrid Eufy RoboVac L35 Hybrid+ ANKER Eufy RoboVac X8 Hybrid T2261511Eufy RoboVac G40 G40+ G40 Hybrid+

今回のお題
ロボット式掃除機のおすすめ機種はどれ?

 ども、Atlasです。

 今日は、2023年1月現在、最新のロボット式掃除機の比較の3回目記事です。

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1・ロボット掃除機の比較 (1)
 1-1:性能面での選び方の基本
 1-2:タイプ別「おすすめ機」の提案
2・ロボット掃除機の比較 (2)
 2-1:ルンバ〈iRobot〉
3・ロボット掃除機の比較 (3)
 3-1:パナソニック〈ルーロ〉
 3-2:日立〈minimaru〉
 3-3:ダイソン〈360 heurist 〉
 3-4:アンカー〈eufy〉
4・ロボット掃除機の比較 (3)
 4-1:エコバックス〈Deebot〉
5・ロボット掃除機の比較 (4)
 5-1;ネイト〈Botvac〉
 5-2:エレクトロラックス
 5-3:ロボロック 〈BRT〉
 5-4:その他の企業

 前回の2回目記事では、アメリカのアイロボット社が発売する「ルンバ」を全機種紹介しました。

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 3回目記事となる今回は、パナソニックの「ルーロ」・ダイソンの「360eye」・日立の ミニマル」、Ankerの「Eufy」など、日・米・欧の家電企業が販売するライバル機を紹介します。

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センサーの性能 ★★★★★
掃除のスピード ★★★★★
すきま対応力  ★★★★★
バッテリー   ★★★★★
総合評価    ★★★★★

 なお、「ロボット掃除機の選び方の基本」や、他社機を含めたロボット掃除機の「おすすすめ」については、1回目記事で既に書いています。

 検索エンジン経由で直接いらしてくれた方は、1回目記事こちら)からお読みいただいた方が分かりやすいかと思います。

 よろしくお願いします。

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1・サイクロン式掃除機
2・紙パック式掃除機
3・コードレス掃除機
4・ロボット掃除機
5・ぞうきん掛けロボット
6・おすすめ掃除機の選び方 【まとめ】

 なお、今回の一連の記事は、このブログの掃除機比較シリーズ4回目記事の一環として書いています。

2-1・パナソニックのルーロの比較

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 では紹介に入ります。はじめに、パナソニックのルーロの紹介です。

 独特の形状で、存在感を出している機種です。

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 なお、以下では、高評価できるポイントは「赤字」で、イマイチなところは「青字」で表記していきます。


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 【2020年発売】

 17・パナソニック MC-RSF1000-W
  ¥152,460 Amazon.co.jp (1/31執筆時)

マッピング:レーザー(360度)
走行:ルート走行
本体サイズ:34.5cm
段差対応:2.5cmまで
隙間対応高さ11cmまで
センサー:赤外線/360度レーザーほか
バッテリー:100分/5時間

 MC-RSF1000は、パナソニックのロボット掃除機「ルーロ」の最上位機です。

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 本体サイズは、34.5cmと引き続き、小型です。

 特徴的な三角のフォルムですが、これは部屋の四隅に、本体が寄っていって掃除を可能にするための仕組みです。

 一方、突起状のレーザーセンサーを上部に採用した関係で、9.9cmの背丈です。高さ方向のすき間については、約11cm程度からとなります。

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 センサーは、パナソニックの得意な部分です。

 第1に、走行系のセンサーです。

 こちらは、「超音波センサー・赤外線センサー・レーザーセンサー」をトリプル搭載します。

 注目点は、レーザーセンサーです。

 上図のように前方に搭載されますが、照射されるレーザー光を本体搭載のカメラが受光し、それで障害物を見分けるという仕組みです。かなり高度で、「幅2cmの物」まで検知可能です。

 したがって、壁際の掃除と家具へのぶつかりにくさという2点については、群を抜いて精度が期待できると言えます。現状で最高峰でしょう。

 その上で、ルンバにもみられる「赤外線センサー」に加えて、「超音波センサー」が搭載です。

 「超音波センサー」は、ホコリに強く、ガラス・黒系の家具・外光に強い型式で、測定範囲も広めです。

 一方、壁際の検出精度と応答速度が赤外線センサーに及ばないのですが、パナソニックは、複数のセンサーで補う形式なので、全く問題ないです。

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 第2に、ゴミ検知系のセンサーです。

 こちらは、「床面検知センサー・ゴミセンサー(クリーンセンサー)」が搭載です。

 「床面検知センサー」は、ルンバ上位機でも見ました。

 絨毯などを検知でき、パワー制御するためのものです。

 「ゴミセンサー」は、東芝でも見ました。

 赤外線を利用してゴミ残りを検知するものです。ただ、約20 μmのゴミまで検知できる点でこちらが優秀です。

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 走行方式は、マッピング式です。

 本機は、自分の位置を完全に把握してルート走行しますので、掃除時間が未搭載機より大幅に短縮できています。

 一方、パナソニック機は、カメラセンサー式(Visual SLAM)ではなく、レーザーセンサー式(LiDAR SLAM)を用います。

 レーザーセンサーは、SLAM(位置推定によるマッピング)研究の世界では、カメラより精度の高いとされる技術で、車の自動運転などにも採用される技術です。

 この場合、カメラ式が苦手とする、夜や暗い場所の位置把握に利点があります。

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 また、レーザーセンサーで、位置を把握する場合、障害物からのレーザー反射で位置把握するため、前方8メートルと広範囲の位置把握が可能です。

 これにより、パナソニックの従来機カメラ式より間取りがしっかり把握できるとされます。

 一方、レーザーセンサーが理解できるのは「障害物と自分の距離」だけなので、得られる情報量はカメラよりは少ないです。

 また、障害物が少ない場所だと正確性が担保されない点、ガラスは透過してしまい距離が測れない点などの、問題点もあります。

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 ただ、その部分について、パナソニックは、上部のレザー距離センサーを1秒間に10回転させて、360°全方位にレーザーを照射させることで、解決を図っています。

 本当は、カメラとレーザーの両方の情報を取得して、相互補完するのが理想なのでしょうが、こちらだけでもこの価格ですし、現在の技術では処理も難しいとの判断だと思います。

 幸い、日本の住居は、狭めで障害物も多いので、360度レーザーセンサー式(LiDAR SLAM)は、おおきな進化と言えます。

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 また、ルンバと同様に、自動で間取りを把握し、エリア分割する機能も付きました。

 走行自体は、最初にラウンド走行して隅のゴミ処理をしてしまう点で下位機種の手法を踏襲しています。

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 段差は、本機のもうひとつの見どころです。

 こちらは、SLAMではないのですが、カメラを使います。

 フロント3Dセンサー(カメラ)で段差を把握してから、アクティブリフトが本体を持ち上げるため、最大2.5cmまでの段差を乗り越えます。

 もうすこし、幅があるとなお良いですが、良い改善でしょう。

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 吸引機構は、ブラシ方式を採用しています。

 東芝もそうでしたが、パナソニックも掃除機の長い開発履歴があります。

 マイナスイオンプレートを搭載したV字ブラシにより、静電気を利用しながら細かいゴミまで取っていく仕組みです。

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 ダストボックスは、本体内部に、サイクロン掃除機のようにゴミを1/5に圧縮できる機能があります。

 そのるめ、ゴミ捨ての回数は少なくて済むと言えます。集塵量も今回のバージョンアップで、従来比1.5倍の容量になりました。

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 ネットワーク機能は、本機には搭載されます。

 ルンバ同様に走行ルートが表示できるほか、独自機能として、次から掃除して欲しくないエリアをスマホ上で指示できます。

 これにより、ルンバのように物理的バーチャルウォールが不要となるため、利便性は高いです。

 逆に、徹底して掃除したいエリアなども指示できる点なども面白いです。

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 一方、スマートスピーカーについては、パナソニックはGoogle Assistantに対応です。

 音声操作をしたい場合は【スマートスピーカーの比較記事】で紹介した機種のうち、Google系列のものを選ぶことになります。

 それ以外の点は、充電が必要になると一度戻って、充電してから掃除をはじめる、自動再開に対応した点が、下位機種との相違点です。

 バッテリーの量は、最大稼働時間が100分で、充電時間は5時間です。

 ただし、充放電は1500回まで対応と世界的なバッテリーメーカーらしく、耐用度も明記します。

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 サイドブラシ (L)(R) セット MC-ARB3
  ¥2,880 Amazon.co.jp (1/31執筆時)

 消耗品は、サイドブラシです。

 なお、内部のブラシは、一般的な掃除機のような仕組みで、へたるゴム部分がないので、交換不要です。

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 以上、ルーロのMC-RSF1000の紹介でした。

 高級機として、位置把握技術が「正常進化」している製品です。ロボット掃除機の技術は、車の自動運転に関わる部分もあるため、同社は積極的に技術投資している印象です。

 利便性の部分でも段差への配慮など、細かい部分のブラッシュアップがあります。ルンバの上位機も良いですが、技術的には、本機のほうが高度で、いっそうの魅力を感じます。

 価格さえ折り合えば、本機を選んで後悔しないでしょう。Atlasも買換を検討しています。

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 【2020年発売】

 【中位機種】

 18・パナソニック ルーロ MC-RSF700-N
 19・パナソニック ルーロ MC-RSF700-K
  ¥101,098 Amazon.co.jp (1/31執筆時)

 【下位機種】

 20・パナソニック ルーロ MC-RSF600-W
  ¥96,000 Amazon.co.jp (1/31執筆時)

マッピング:レーザー(360度)
走行:ルート走行
本体サイズ:34.5cm
段差対応:2.5cmまで
隙間対応高さ11cmまで
センサー:赤外線/360度レーザーほか
バッテリー:70分/3時間

 なお、さきほどのMC-RSF1000の下位機種にあたる製品が、2020年9月に追加販売されています。

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 第1に、MC-RSF700は、スマートスピーカーに対応しないほか、段差を乗り越えるためのフロント3Dセンサーがないので、アクティブリフトが使えない製品です。

 それでも、(安定的とはいえないですが)他社機同様2cm程度は乗り越えられる仕様です。

 第2に、MC-RSF600は、それらに加えて、超音波センサーがさらに欠けます。

 赤外線センサーがあるので製品として問題ないですが、ガラスや黒色の家具、強い外光には少し弱くなるでしょう。

 そのほかバッテリーが70分と稼働時間が少し短くなっています。ただ、多くの場合、ここまでは必要ないので、この部分は問題ないと感じます。

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 結論的にいえば、MC-RSF700については、予算によっては選んでも問題ないと感じます。実際、費用対効果もだいぶ改善しています。

 一方、MC-RSF600も、最新ルーロの360度レーザーセンサー式が体験できる点で魅力的です。ただ、他の走行に関わるセンサーを削っている部分で、真の実力が発揮できるかは疑問符が付きます。


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 【2019年発売】

 21・パナソニック RULO MINI MC-RSC10-W
  ¥38,000 Amazon.co.jp (1/31執筆時)

マッピング:不可
走行:ランダム走行
本体サイズ:24cm
段差対応:2cmまで
隙間対応高さ9.5cmまで
センサー:赤外線・超音波・ゴミ
バッテリー:80分/3時間

 MC-RSC10-Wは、ルーロの下位機種です。

 形状が上位機よりやや小型で、24cmのすき間に対応できる小型機です。小型機は、次に紹介する日立が先行していましたが、サイズについては、より小型化してきました。

 一方、上位機と比較した場合、レーザーセンサーと床面検知センサーが未装備です。

 また、ダストボックスの容量が小さく、バッテリーも80分となります。

 パナソニックの他社に比べての優位性は「センサー」なので、パナソニックから選ぶのならば、上位機が良いように思います。

2-2・日立のミニマルの比較

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 続いて、ロボット掃除機では後発組ながら、掃除機の開発歴の長い日立の「ミニマル」の紹介です。


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 【2021年発売】

 22・日立 ミニマル RV-X10-J
   ¥47,514 楽天市場 (1/31執筆時)

マッピング:不可
走行:ランダム走行
本体サイズ:25cm
段差対応:2cmまで
隙間対応高さ9.5cmまで
センサー:赤外線・床面・ゴミ量
バッテリー:90分/3時間

 ミニマル RV-X10-Jは、日立のロボット掃除機です。

 日本の家電メーカーでは最も最近にロボット掃除機に参入しましたが、こちらが3代目となります。

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 本体サイズは、この製品の最大の特長で、本体幅が直径25cm、高さが9.2cmとなります。

 本体幅は、この機種の特徴であり、国内最小のコンパクト機になります。

 椅子と椅子との間などの狭い部分が最も得意な機種です。小型ですが「モーターの日立」らしく、専用モーターとミニマムな機構設計で、吸引力はひけをとりません。

 段差はこの機種も2cmまで対応です。

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 センサーは、壁際の掃除・家具にかかわる部分は、ルンバ同様に赤外線センサーを利用します。

 また、前方にのバンパーに、「壁面検知センサー」が搭載され、バンパーが壁にふれた瞬間「逃げる」という予防手段を取っています。この点でルンバのように「全力でガシガシ当たる」感じはありません。

 ただし、超音波センサーがないため、ガラスや黒い家具の対応力は弱いと言えます。この点は、ルンバのセンサー面の弱点と共通します。

 このほか、床面検知センサー・ゴミセンサーを搭載する点では、パナソニックなどのモデルと同じです。

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 走行方式は、一方、本機はマッピング自体はしない方式です。

 自機の位置は分かりますが、間取りは分かりません。

 走行パターンは、ランダム走行形式です。搭載する赤外線センサーを活かして、壁際の掃除を最初に行います。

 なお、日立は、カメラやレーザーを使うマッピング走行機は出していません。

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 吸引機構は、こちらもブラシ方式を採用しています。

 特徴的なのは回転ブラシのほか「かきとりブラシ」を採用している点ですが、こちらも、静電気を利用しつつカーペットのほこりを取る点では、先行するパナソニックと同じです。

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 ダストボックスは、東芝のようなダストボックスは付属しません。

 しかし、ホームに戻った際に、集めたゴミを気流で圧縮する機能があるため、ゴミ捨ては楽です。また、同時に「かきとりブラシ」で回転ブラシ部分をケアするため、回転ブラシ部分のメンテが多少楽な仕様です。

 バッテリーの量は、稼働時間が90分で、充電時間は3時間です。

 充放電は1100回まで対応でとす。寿命も3年間です。

 一方、バッテリーには個人でアクセスできますが、他社と異なり、技術者以外の交換は認めない方針です。他社と方針が違う理由は不明です。

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 ・回転ブラシ RV-EX1-015
   ¥2,380 Amazon.co.jp (1/31執筆時)

 ・サイドブラシ RV-X10J-006
   ¥2,200  (1/31執筆時)  

 消耗品は、回転ブラシ・サイドブラシ・クリーンフィルタなどです。

 回転ブラシは、ゴム部分があるため数年で交換になるでしょう。

 ただ、安めです。

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 ネットワーク機能は、本機はWi-Fi搭載で、スマホ操作に対応できます。

 物理的なリモコンもつきます。

 また、以前【おすすめスマートスピーカーの比較記事】で紹介したGoogle Homeに対応し、音声で操作ができます。

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 以上、日立ミニマルの紹介でした。

 とにかく「小型」である部分が売りでしょう。小型でもゴミ圧縮機構を装備する関係で面積の広い空間でもある程度対応できるため、物がとにかく多いご家庭には良いです。

 ただ、黒など色の暗い家具でコーディネートしている場合は、超音波センサー非搭載のためあまり得意としないでしょう。また、バッテリーが交換できない(技術者対応機)のため、3年後には「メーカー修理」な点も注意です。

2-3・ダイソンのロボット掃除機

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 続いて、イギリスのダイソンの発売したロボット掃除機です。2019年に、日本では「2代目」となる機種が発表されています。


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 【2019年発売】

 23・Dyson 360 heurist RB02BN
   ¥78,420 楽天市場 (1/31執筆時)

マッピング:カメラ+距離センサー
走行:ルート走行
本体サイズ:24cm
段差対応:3cmまで
隙間対応高さ13cmまで
センサー:赤外線
バッテリー:75分/2.75時間

 Dyson 360 heurist は、イギリスのダイソンの掃除機です。

 同社のサイクロン技術の優位性を活かして面白い機種を仕上げています。

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 本体サイズは、直径24cmです。

 ルンバに比べると10cmほど小型で、小回りが利く点で利便性が高いです。ただし、背丈は12cmあるため、隙間対応能力は他社に比べると劣ります。

 段差はこの機種は、戦車のようなキャタピラー走行をするため、障害物を乗り越える能力は、他機種よりも高いです。3cm程度は越えます。

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 走行方式は、カメラと移動距離の把握によるマッピングに対応します。

 ルンバにも見られた方式で、しっかりルート走行します。

 360度のカメラで撮影した映像から位置を把握すると共に、戦車のキャタピラのような駆動系が「ものさし」の役割を果たし、正確に位置を記録します。ただし、ゴミ量センサーは非搭載です。

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 センサーは、「段差センサー・壁面近接センサー・障害物センサー」を機種の前方両側に装備します。

 詳しい説明はないですが、これらはいずれも赤外線を利用しているようで、他社とことなり超音波・レーザー・ゴミ量センサーは利用しません

 ただ、超音波センサー非搭載で、夜間に弱い部分は、LEDライトを付属させることで解決を図っています。

 なお、カタログの「長距離マッピングセンサー」は、カメラですが、マッピング走行式ならば他機種も持ちます。

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 吸引機構は、ダイソンの掃除機にも使われるデジタルモーター V28気筒のサイクロンを本体に搭載します。7万Gの吸引力は、一般的なスティック型掃除機の吸引力の約半分を超えますし、ロボット掃除機としての吸引力は「最高」でしょう。

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 一方、こちらも吸引にブラシを利用するタイプです。ただ、ダイソンは掃除機メーカーとしてブラシの評価が高く静電気の発生を抑えるカーボンファイバーブラシを採用します。

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 ネットワーク機能は、搭載です。

 この機種もルンバi7のように、カメラマッピングにおいて部屋を区切れます。ただ、ユーザーがアナログに区切る方式です。また、部屋の区切りに合わせて最短のルート選択をするような機能の説明はなく、徹底度においては、ルンバに負けるでしょう。

 バッテリーの量は、最大75分とルンバと同等です。

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 以上、ダイソンの360の紹介でした。

 ライバルは、パナソニックとアイロボットの最上位機でしょう。

 比較すると、キャタピラー走行式で、段差乗り越え能力が高い点と、吸引力が相当強力な点が「売り」です。和室などで段差がある場合やなどには最適でしょう。

 なお、最終的な「オススメ機種」については、全ての製品の紹介を終えてから、結論部分で書こうと思います。

6・アンカーのユーフィの比較

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 つづいて、アンカーが出しているロボット掃除機、ユーフィーを比較していきましょう。

 もとは米国の元グーグル社員が興した企業で、短期間で世界的なバッテリーメーカーになりました。

 比較的安い機種が多いのが特長でしたが、最近は上級機と言える製品も展開しはじめました。


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 【2021年発売】(執筆時在庫なし)

 【吸引力:2000PA】T2126521

 24・AnKer eufy RoboVac 11S Max
   ¥(23,920) Amazon.co.jp (1/31執筆時)

 【吸引力:1300PA】AK-T2108521

 25・AnKer eufy RoboVac 11S
   ¥(21,990) Amazon.co.jp (1/31執筆時)

マッピング:不可
走行:ランダム走行
本体サイズ:32.5cm
段差対応:2cmまで
隙間対応:高さ7.5cmまで
センサー:赤外線
バッテリー:100分

 eufy RoboVac 11s Maxは、アンカーが発売している掃除ロボットです。

 こちらについては、Max表記のないモデルも併売されますが、吸引力が旧水準になります。静音性も変わらないので、2000PAのモデルで良いかと思います。

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 本体サイズは、幅は32.5cmと大きめですが、背の高さは7.2cmです。

 ルンバより2cm以上「小柄」なため、ルンバでは入らない8cm程度の隙間にも対応できます。段差の乗り越えは2cmと、ルンバに追いついています。また、ダストボックスも十分なサイズです。

 センサーは、どの製品にも付属する落下防止センサーのほか、障害物を検知する赤外線センサーは搭載です。

 センサー数は不明ですが、ルンバ(800シリーズ)に比べると精度はやや低いです。ただし、ルンバ同様(「事故」がなければ)充電台まで戻ります。

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 走行方式は、本機もマッピング走行をしません。

 というより、AI自体が分析もしない方式です。 

 ルンバの場合、最下位機でも人工知能を用いて、一度走行した場所を把握し、各種センサーを使いながらある程度効率よく動きます。

 しかし、この機種は、学習型の人工知能がないため、常に一定の掃除を毎回する仕様です。

 掃除経路の賢さは「価格なり」で、繰り返し動作による学習能力もありません。

 このあたりは、「ルンバ」を知っている人には、煩わしく感じる部分です。ステーションにはさすがに帰れますが。

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 なお、11sからBoostIQテクノロジーという名前で、カーペットなどの床面検知ができる機能が加わりました。

 ただ、これは、専門のゴミ量センサー・床面検知センサーの類ではなく、段差検知センサーを利用した簡易的なもののようです。人工知能が判断しての経路計算についても言及がないです。

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 吸引機構は、サイドブラシと回転ブラシを装備する標準的な仕様です。

 ただ、吸引については特筆するべき工夫はなく、ルンバ600シリーズ同様ローラー吸引です。このあたりは、掃除用品の専業メーカーに多少負ける部分でしょう。

 バッテリーの量は、一方この機種の魅力です。最大100分まで連続稼働します。この点だけで言えば、ルンバの上位機に匹敵する水準です。もちろん、リチウムイオン電池です。

 ただし、ユーザーでのバッテリー交換の仕組みがないので、ユーザーサポート行きとなります。基本は「買い換え」でしょうね。

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 消耗品は、サイドブラシですが、通常1000円以内で買えるため、価格も安めです。

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 以上、アンカーのeufy RoboVac 11s Maxの紹介でした。

 色々な「弱点」はありますが、ルンバに比較して非常に安く購入できる点でかなり魅力です。

 ユーザーがバッテリー交換できない点は不便ですが、もともと大容量なので、劣化は遅いでしょう。時間を使って「ゴミを取り切る」というタイプですが、入門用として「試しに買う」には良い製品だと思います。

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 【2018年発売】

 【吸引力:1500PA】型番T2120521 T2120511

 26・AnKer eufy RoboVac 15c
   ¥19,990 Amazon.co.jp (1/31執筆時)

マッピング:不可
走行:ランダム走行
本体サイズ:32.5cm
段差対応:2cmまで
隙間対応:高さ7.5cmまで
センサー:赤外線
バッテリー:100分

 なお、あまり価格が変わらない上位機としてeufy RoboVac 15cがあります。

 こちらについては、発売時期の関係で、吸引力が1500PAです。

 11sとの違いは、本機のみWi-Fi搭載で、スマホから操作設定ができる点だけです。

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 基本スマホで操作することが前提となっています。

 そのため、液晶で状況が確認できるリモコ(上図)は未付属で、液晶なしの簡易的なリモコンになります。

 あとは、多少モード名が変わったくらいです。

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 【2019年発売】

 【吸引力:2000PA】型番:T2130 T2130511

 27・AnKer eufy RoboVac 30C Max
   ¥24,800 Amazon.co.jp (1/31執筆時)

 【吸引力:1500PA】型番:T2118511 T2118521

 28・AnKer eufy RoboVac 30C
   ¥25,800 Amazon.co.jp (1/31執筆時)

マッピング:不可
走行:ランダム走行
本体サイズ:32.5cm
段差対応:2cmまで
隙間対応:高さ7.5cmまで
センサー:赤外線
バッテリー:100分

 一方、2019年に追加発売となったRoboVac 30c Maxという製品もあります。

 新旧両機種ありますが、本機の場合もモーターの改良で2000Paとなり、35%ほど吸引力が上昇しています。

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 一方、本機もWi-Fiに対応します。

 また【Amazon Alexa対応スピーカーの比較記事】で書いたようなスピーカーがあれば、音声入力での起動や、帰還命令ができます。

 それ以外の部分では、「侵入禁止」にできる、貼り付け式の境界線テープに対応できるようになった程度です(2メートル×2が付属)。

 あとは、下位機種に対しての明示的な進化は示されません。


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 【2020年発売】

 【吸引力:2000PA】

 【水拭き・テープ非対応】型番:‎ T2250511

 29・AnKer eufy RoboVac G30
   ¥22,990 Amazon.co.jp (1/31執筆時)

 【水拭き非対応】型番:T2251511

 30・AnKer eufy RoboVac G30 Edge
   ¥------ Amazon.co.jp (1/31執筆時)

 【水拭き対応】型番:T2253511

 31・AnKer eufy RoboVac G30 Hybrid
   ¥32,990 Amazon.co.jp (1/31執筆時)

マッピング:距離センサー
走行:ルート走行式
本体サイズ:32.5cm
段差対応:2cmまで
隙間対応:高さ7.5cmまで
センサー:距離 ジャイロほか
バッテリー:100分

 RoboVac G30 Edge は、アンカーのロボット掃除機の中級機です。

 3機種ありますが、水ふき対応の部分と、先述の境界線テープ対応の有無の違いです。

 本体サイズは、基本的にここまで見た下位機種と同じです。

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 センサーは、走行系について本機は下位機と異なります。

 走行方式は、本機は距離センサーを利用できるのでマッピング走行方式です。

 ジャイロ・加速度センサーほか、動経路を把握するPathトラッキングセンサーを底面に装備することで、自機の位置を把します。

 ルンバの中位機が装備していたフロアトラッキングセンサーと同じもので、移動距離を把握して「ざっくり」した地図(的なもの)を把握できるというものです。

 人工知能部分も、このグレードから、AIがしっかり分析して動きます(スマート・ダイナミック・ナビゲーション 2.0)そのため、同社のロボット掃除機は、この製品と下位との間に大きな開きがあると言えます。

 そのほか、赤外線センサー

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 吸引機構は、パワーを含め、下位機種と方式は変わりません。

 ダストボックスは、ただし、センサー450mLですので、多少小さめになります。

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 付属品は、先述の、「侵入禁止」にできる磁器テープが2巻です。

 ネットワーク機能も、対応です。

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 一方、G30 Hybrid については、ハイブリッド機なので「水ふき」ができます。

 この部分は、後で見るエコバックスも高度ですが、内蔵される水タンクの水で、モッピングクロスに滴下する方式で、ふき掃除ができます。

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 アンカーの場合「ふき掃除とゴミ掃除を同時に」する方式ではなく、モッピングモードとして、モッピングクロス(モジュール)を挿入し、取り付けた際にだけ「床拭きロボット」になる仕組みです。

 吸引しながら掃除をしますが、(普通の)吸引掃除だけしたい場合は、モップを外してモードオフにする必要があります。

 基本、綺麗な床の仕上げに使うようなものであることに注意してください。

 結論的にいえば、「どうしても」という場合でないならば、このグレードで「水ふき」機能は不要かと思います。

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 以上、RoboVac G30 Edgeの紹介でした。

 AIがしっかりマッピングする部分で、アンカーで 本格的な「ロボット掃除機」といえるのは、アンカーではこのグレード以上からでしょう。

 その部分で言えば、比較的安価な水準の機種で、フロアトラッキングセンサーを装備するなど、仕様面で見どころがあるように思えます。

 この部分は、中国勢が強いですが、やはり深圳に拠点を持つ同社についても走言えるでしょう。

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 【2019年発売】

 【吸引力:2000PA】

 【水拭き対応】型番:T2150511 T2150521

 32・AnKer eufy RoboVac G10 Hybrid
   ¥29,990 Amazon.co.jp (1/31執筆時)

マッピング:不可
走行:ルート走行
本体サイズ:32.5cm
段差対応:2cmまで
隙間対応:高さ7.5cmまで
センサー:赤外線 ジャイロ
バッテリー:80分

 なお、「水拭き対応」モデルのみ、G10という下位機種があります。

 センサーは、一方、上位機とおなじセンサー構成ですが、AI分析の部分でがあり、地図を描く機能はないです。

 距離センサーなどで、部屋を4mのマス目に区切って、順番に掃除していくに止まります。

 ルート走行はしますが、自機の位置を把握するためのPathトラッキングセンサー装備されないため、エリアに区切ることも無理です。

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 加えて、吸引力は同じですが、吸引部分がブラシレスです。

 ゴミ量センサーが、床質を検知して吸引力を上げる仕組み(BoostIQ)もないです。

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 結論的にいえば、Gシリーズから選ぶならば、値段差をふまえてもG30でしょう。


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 【2022年発売】

 【吸引力:2500PA】

 【水拭き非対応】型番:‎T2256511

 33・AnKer eufy RoboVac G40
   ¥34,990 Amazon.co.jp (1/31執筆時)

 【水拭き対応】型番:T2255511

 34・AnKer eufy RoboVac G40 Hybrid
   ¥39,990 Amazon.co.jp (1/31執筆時)

 【水拭き非対応+ゴミ収集】型番:‎ T2272511

 35・AnKer eufy RoboVac G40+
   ¥49,990 Amazon.co.jp (1/31執筆時)

 【水拭き対応+ゴミ収集】型番:T2273511

 36・AnKer eufy RoboVac G40 Hybrid+
   ¥59,990 Amazon.co.jp (1/31執筆時)

マッピング:距離センサー
走行:ルート走行式
本体サイズ:32.5cm
段差対応:2cmまで
隙間対応:高さ7.5cmまで
センサー:距離 ジャイロほか
バッテリー:100分

 RoboVac G40も、アンカーのロボット掃除機の中級機です。

 上でみたG30より1グレード上で、登場も新しい機種です。

 4機種あります。

 上に書いたように、モップによる水ふきに対応できるかと、ゴミ収集ステーションがあるか内科の違いです。シンプルでわかりやすい構成です。

 なお、水拭き非対応のモデルは、先述の境界線テープも対応しません。

 本体サイズは、基本的にここまで見た下位機種と同じです。

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 センサーは、G30と同じです。

 走行方式は、したがって、マッピング走行方式です。

 距離センサーを利用したマッピングです。

 AI(スマート・ダイナミック・ナビゲーション 2.0)を含めて同じです。

 補助的に、赤外線センサー・ホールセンサー(磁気センサ)も備えます。

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 吸引機構は、ただ、最大2500Paですので、この部分で上位です。

 4段階で調節されますが、単位としては20%の違いですが、メーカーによると、G30系に対して25%の吸引力のアップとのことです。

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 ダストボックスは、ゴミ収集ステーションが付属するモデルと、付属しないモデルがあります。

 未付属のものは、ダストボックスが420mLです。

 5%強ですがG30より小さめですが、問題ないと思います。

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 【紙パック 6枚】‎T2954 T2954111

 Anker Eufy RoboVac G40+ / G40
   ¥2,990 Amazon.co.jp (1/31執筆時)

 付属機は「2ヶ月ゴミ捨て不要」という触れ込みです。

 ルンバなどとおなじで、紙パックを利用する方式です。

 サイズはルンバのものと変わりませんし、毎日使ってもその程度で収まるでしょう。消耗品は安いです。

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 なお、ゴミ収集ステーション部分を含めて、G30に比べて、抗菌(防臭)用フィルターは手厚い仕様です。

 長期間ゴミをためこむステーションモデルは特にですが、この部分の対策は手厚いにこしたことはないでしょう。

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 交換用パーツキット(セット)T2949131
   ¥3,990 Amazon.co.jp (1/31執筆時)   

 ゴミ収集ステーションフィルター 2個 T2953121
   ¥2,490 Amazon.co.jp (1/31執筆時)  

 交換用フィルターセット2個 T2947131
   ¥1,990 Amazon.co.jp (1/31執筆時)   

 純正の交換パーツもしっかり準備です。

 あとの、部分は、G30と基本性能は同じです。

 ネットワーク機能も、対応です。

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 以上、AnkerRoboVac G34シリーズの紹介でした。

 回機種よりしっかりした吸引力で、ゴミ収集ステーション付属モデルが選べる部分が主な違いです。

 価格的には、とくにゴミ収集ステーション付きは、ルンバの下位機(i3+)と比較しても安く、値頃感を感じます。

 センサー・走行方式が同等でである上で、とくに消耗品が安いので、トータルコストでは差が付くでしょう。

 もちろん、毛からみしにくい吸引機構や、AI自体の「賢さ」では、値段差分のがあるでしょうが、費用対効果が高いことは間違いないです。

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 【2019年発売】

 【吸引力:2500PA】

 【水拭きなし】型番: T2257511

 37・AnKer eufy RoboVac G20
   ¥(29,990) Amazon.co.jp (1/31執筆時)

 【水拭き対応】型番: T2258511

 38・AnKer eufy RoboVac G20 Hybrid
   ¥(29,990) Amazon.co.jp (1/31執筆時)

マッピング:不可
走行:ルート走行
本体サイズ:32.5cm
段差対応:2cmまで
隙間対応:高さ7.5cmまで
センサー:距離 ジャイロほか
バッテリー:90分

 なお、おそらく終売になると思いますが、同じ吸引力の旧機になるのがG20です。

 こちらは、ゴミ収集ステーション付きはありません。

 ただ、この世代はマッピング非対応であり、走行性能はG30にも及ばないため、あったとしても選択肢にはしにくいです。


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 【吸引力:2200PA×2】

 【水拭き非対応】型番: T2262521 T2262

 39・ANKER Eufy RoboVac X8
   ¥54,990 Amazon.co.jp (1/31執筆時)

 【水拭き対応】型番:T2261511 T2261521

 40・ANKER Eufy RoboVac X8 Hybrid
   ¥59,800 Amazon.co.jp (1/31執筆時)

マッピング:レーザー
走行:ルート走行
本体サイズ:34.5cm
段差対応:1.8cmまで
隙間対応:高さ10cmまで
センサー:赤外線・レーザー
バッテリー:180分

 ANKER Eufy RoboVac X8 は、アンカーが発売している掃除ロボットの上位機です。

 のちほどみる、エコバックスのライバルといえ、中級機の価格で、優秀なレーザーセンサーを搭載した数少ない製品の1つです。

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 なお、本機も、水拭き対応の機種がみられます。

 基本的に不要だと思いますが、値段差はさほどないですし、ニーズに合わせて決めてOKです。

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 本体サイズは、幅は34.5cmです。

 他社機を含めても、かなり大きめであり、隙間対応力はあまりないです。

 ただ、後述するように、吸引力の部分で工夫があるため、大きさは仕方ない部分があります。

 センサーは、赤外線ほか暗い場所に強い、レーザーセンサーを搭載します。

 そのほか、落下防止センサーと、赤外線センサー(ウォールセンサー)を装備します。

 今回の記事冒頭でも書いたように、レーザーセンサーは、現状でも精度が最も期待できるものですし、期待値は高いです。

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 走行方式は、AIによるマッピング方式で、ルート走行をする機種です。

 上部のレーザーセンサーが、障害物(壁)を検知することで、AIが間取りを把握できます(iPathレーザーナビゲーションシステム)。

 アンカーで、マッピングができる機種は本機が初めてです。

 一方、レーダーは、360度周回しない点で、パナソニック機とは(値段差分の)はあります。レーザーを反射できない素材(ガラス窓など)だと、認識率は少し落ちるでしょう。

 このあたりは、精度のほか、掃除にかかる時間に影響する部分です。

 一方、BoostIQテクノロジーは、引き続き搭載です。

 なお、マッピングは、複数階記憶できる仕様です。

 段差は、1.8cmまでと、平均より乗り越えられる段差は低めです。

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 吸引機構は、吸引力の部分で特長があります。

 本機は、吸引口は、従来通りの回転ブラシ付きの普通のものですが、内部のタービン(モーター)がデュアルで搭載です。

 同社の従来機の比で7.5倍(2200PA×2)という実力で、「大豆も吸い取る」ことを強調します。 各社とも最上位機でも1タービン、2500PAあたりの吸引力なので、強力といって良いです。

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 静音性は、強吸引の場合フアンになりますが、標準で55dBですので、一般的な水準に収まっています。

 バッテリーの量は、最大180分まで連続稼働します。

 十分でしょう。もちろん、ステーションに自動で戻ります。

 充電時間は、約4時間〜5時間となります。

 消耗品は、サイドブラシと回転ブラシです。

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 ネットワーク機能も、搭載です。

 スマホでのマッピングの確認や、進入禁止エリアの設定、また、【Amazon Alexa対応スピーカーの比較】で紹介した、音声入力での操作にも対応できます。

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 水拭き機能は、モッピングモードとして搭載です。

 後で見るエコバックスと方式は同じです。内蔵される水タンクの水が、モッピングクロスに滴下する方式です。

 Ankerの場合、モッピングクロス(モジュール)を挿入し、取り付けた際にだけ「床拭きロボット(モッピングモード)」になります。

 吸引も同時にしますが、吸引だけしたい場合はモジュールを外しておきます。このあたりの仕様はエコバックスとは違います。

 なお、本機の水拭き部分の性能については【床拭きロボットの比較記事】でも、他社機と比較しつつ、取りあげています。

---

 以上、アンカーのANKER Eufy RoboVac X8 Hybridの紹介でした。

 しっかりマッピングできる中級のレーザーセンサー式として、後述するエコバックスのライバルです。

 同価格帯のエコバックス製品と比較する場合、デュアルタービン部分による吸引力強化の部分で本機は優れます。

 実際仕様が似ているため、エコバックスとOEM関係にある可能性もあります。ただ、いずれにしても、この価格帯の製品同士で比べれば、スペック面で、本機のほうが優秀かと思います。


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 【2022年発売】

 【吸引力:3200PA】

 【自動ゴミ収集なし】

 41・ANKER Eufy RoboVac L35 Hybrid
   ¥49,990 Amazon.co.jp (1/31執筆時)

 【自動ゴミ収集あり】

 42・ANKER Eufy RoboVac  L35 Hybrid+
   ¥69,990 Amazon.co.jp (1/31執筆時)

マッピング:レーザー
走行:ルート走行
本体サイズ:35cm
段差対応:2cmまで
隙間対応:高さ10cmまで
センサー:赤外線・レーザー
バッテリー:180分

 Eufy RoboVac L35 Hybridは、アンカーが発売している掃除ロボットの最上位機です。

 サブブランドの「Eufy Clean ユーフィ クリーン」からの発売、第一弾です。

 なお、同時発売の L35 Hybrid+は、他社上位機にもみられた「ごみステーション」が付く機種です。これ以外の部分は同じなので、同時に見ていきます。

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 なお、下位グレードと同じで、いずれの機種も水拭き対応です。

 ただ、水量を3段階で調整できる点で、能力は上です。

 本体サイズは、幅は35cmです。背の高さは10cmですので、下位機種と同じです。

 やはり、かなり広い空間を掃除したい方に向くスペックです。

 センサーは、暗い場所に強い、レーザーセンサーを搭載します。

 そのほか、落下防止センサーと、赤外線センサー(ウォールセンサー)でフォローする仕組みです。

 走行系は、1つ上で見た下位機種と同じとみて良いです。

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 走行方式も、AIによるマッピング方式で、ルート走行をする機種です。

 なお、走行に関わる賢さは同じです。

 ただ、マップが最大3フロア(Xシリーズは5)になった一方、先述のように、水拭き時に水量調整ができるため、その部分を含めて設定できます。

 なお、「部屋数」でなく「フロア数」です。階をまたぐ場合などの話となります。

 202210201433.jpg

 段差は、一方、2cm対応との表記です。

 ルンバに並びました。

 吸引機構は、一方、本機は、最大3200Paです。

 かなり力強いですが、デュアルタービンではないので、X8 Hybrid(2200PA×2)を上回るわけではないようで、比較してのスペックは非開示です。

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 静音性は、一方、本機は「静音モード」で52dBとの表記です。

 ようするに、標準より吸う力を落とした状態での数字なので、普通やターボ時は、デュアルタービンよりうるさいと言えます。

 騒音値を公開しない企業も多いので単純に比較はできませんが、やはり、オフィス空間ほか、広い場所をパワフルにつかうのに向く機種だと言えます。

 バッテリーの量は、最大145分まで連続稼働します。

 十分でしょう。もちろん、ステーションに自動で戻ります。

 充電時間は、約3時間〜4時間となります。

 消耗品は、サイドブラシと回転ブラシ・ブラシガードです。

 毎日使えば半年ほどで交換するのが目安です。水拭き部分まで含めるならば、モッピングクロスも付属です。

 ネットワーク機能も、搭載です。

 下位機種と同じく、スマホでのマッピングの確認や、進入禁止エリアの設定、また、【Amazon Alexa対応スピーカーの比較】で紹介した、音声入力での操作にも対応できます。

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 ダストボックスは、先述のように、上位機の場合、ごみステーションになります。

 容量としては3Lで、ルンバに比べて、パック自体大きいです。

 2ヶ月分は大丈夫というのがAnkerの説明ですが、日本の普通の家庭だと、もう少し長いでしょう。

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 ごみステーションの紙パックは、ルンバなど他社同様に消耗品です。価格的には、400円台で純正が買えそうですので、安めです。

 しっかり、抗菌消臭加工もあります。

---

 以上、アンカーのEufy RoboVac L35 Hybridの紹介でした。

 値段設定的には、ルンバの「ごみステーション」付の最廉価版(ルンバ i3+ )より安いです。その上で「水拭き」というオマケも付くので、わりと考えられた価格設定だと思います。

 正規品のごみパックも少し安めですので、ランニングコストも悪くないでしょう。

 一方、先述のように、最大3200Paで、強力に吸わせる場合はうるさい部分はありそうです。ロボット掃除機自体、普通の吸引力の製品でも稼働音は結構はあるため、その部分を気にする環境には、あまり向かないでしょう。

 逆に、ダストボックスの大きさなどを含めて、オフィス掃除(の自動化)などには、向くかと思います。

次回に続く
ロボット式掃除機のおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、各社のロボット掃除機の比較の3回目記事でした。

 しかし、記事はまだまだ「続き」ます。

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4・ロボット掃除機の比較 (3)
 4-1:エコバックス〈Deebot〉
5・ロボット掃除機の比較 (4)
 5-1;ネイト〈Botvac〉
 5-2:エレクトロラックス
 5-3:ロボロック 〈BRT〉
 5-4:その他の企業

 つづく4回目記事こちら)では、中国の大手で、世界で最もロボット掃除機を売っているエコバックスロボット掃除機を見ていきます。

 自動運転技術を採用した機種など、機能面でも見どころのある機種が多いです。

 4回目記事は→こちら

 201809161813.jpg

1・ロボット掃除機の比較 (1)
 1-1:性能面での選び方の基本
 1-2:タイプ別「おすすめ機」の提案

センサーの性能 ★★★★★
掃除のスピード ★★★★★
すきま対応力  ★★★★★
バッテリー   ★★★★★
総合評価    ★★★★★

 なお、(いつもの記事では最後に行う)予算別・目的別のAtlasの「おすすめ機種」を提案は、1回目記事の最後で済ませています(こちら)。

 そちらもよろしくお願いします。

 ではでは。

posted by Atlas at 21:02 | 掃除機・掃除用品

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