Top オーディオ製品 比較2020'【高音質】ハイレゾヘッドホン37機の性能とおすすめ・選び方:SONY・パナソニック・JVC・ゼンハイザー・DENON・AKG・audio-technica (2)

2020年05月24日

比較2020'【高音質】ハイレゾヘッドホン37機の性能とおすすめ・選び方:SONY・パナソニック・JVC・ゼンハイザー・DENON・AKG・audio-technica (2)

前編からの続き記事です。前編は→こちら


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 【2016年】

 36・beyerdynamic DT 1990 PRO
  ¥62,980 Amazon.co.jp
(5/24執筆時)

インピーダンス:250Ω
再生周波数帯域: 5Hz〜40kHz
重さ:370g

 DT 1990 PROは、ドイツの音響メーカーのbeyerdynamicの発売する高級モニタリング用ヘッドホンです。

 ドイツは、優秀なオープン型が多い印象ですが、日本のメーカーがあまり手を付けないから、輸入されるという部分もありそうです。

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 重さは、370グラムと重量感があります。

 再生周波数帯域は、5Hz〜40kHzです。

 高音域はハイレゾを満たす最低水準ですが、低音は5Hzと豊かに出せるタイプですね。なかなか試聴できる機会が無かったのですが、先日試したところ、かなり好印象でした。

 ドライバーは、45mmとさほど大きくはないです。

 ただし、前シリーズを踏襲するテスラ2.0ドライバーは、その解像感で定評があります。

 インピーダンス250Ωです。

 かなり高いので、機器側が対応するか調べた方が良いでしょう。接続は、ステレオミニプラグでも可能です。

 音質は、定評通り、たしかに伸びやかな音が鳴ります。

 とくに低音がわりに力強かったので、その点ではハイレゾ向きかは微妙です。

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 以上、 DT 1990 PROの紹介でした。

 機会があれば、しっかり試聴したいと考えていたのが、やっと聴けました。

 個人的には、臨場感重視でとても好印象でした。ただ、今回の趣旨に沿ってハイレゾの再生に向くか?といわれると、自信はありません


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 【2017年】

 37・オーディオテクニカ ATH-ADX5000
  ¥256,300 Amazon.co.jp
(5/24執筆時)

インピーダンス:420Ω
再生周波数帯域: 5Hz〜50kHz
重さ:270g

 ATH-ADX5000は、オーディオテクニカの最高級機です。

 オープン型の超高級なレファレンスモデルですね。日本のメーカーとしては挑戦的な価格設定です。

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 重さは、同じく高級機のDT 1990 PROと比べて270gと軽量です。

 実物を見ると、オープン型の利点を活かした軽量化が各所に見られますが、その部分をつきつめた「産業デザイン」としても美しい本体です。

 再生周波数帯域は、5Hz〜50kHzです。ハイレゾに重要な高音域について、従来モデルよりも柔軟に対応させてきました。

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 ドライバーは、58mmです。

 ドライバーを一体成形して入る点が贅沢です。

余分なパーツを含めないことで、純粋な音の振動をそのまま伝える工夫ですね。音のスピード感は最初の試聴時から感じられました。この部分は、ピュアオーディオには重要な部分です。

 インピーダンスは、ただし420Ωです。

 能率は良くないので、相当「趣味性」の強い製品と言えます。接続は、6.3mmのステレオプラグです。

 音質は、オーディオテクニカの「味付けのなさ」をつきつめた印象です。

 耳心地の良い「詩的な表現」は得意ではないので、音に関する説明はしませんが、「場の再現性」を強く感じられました。

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 以上、 ATH-ADX5000の紹介でした。

価格的には、1つ抜けた高級品ですが、優れた性質を持つ製品です。ただ、ニッチ市場の製品ですので、割高ではあります。

基本的に10万円以上の製品は「魔術と泥沼が支配する別世界」ですので、上級者に限定しておすすめです。

今回の結論
ハイレゾ音源対応のおすすめヘッドホンはこの機種!

 というわけで、今回は、ハイレゾに対応する高音質のヘッドフォンを紹介しました。

 最後に、いつものように、Atlasのおすすめ機種!を提案したいと思います。


 第1に、スマホに向く入門用ヘッドホンとしておすすめなのは、

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 【2017年】【各色】

 7・SONY h.ear on 2 MDR-H600A L
 8・SONY h.ear on 2 MDR-H600A N
 9・SONY h.ear on 2 MDR-H600A B
 10・SONY h.ear on 2 MDR-H600A R
 11・SONY h.ear on 2 MDR-H600A G     
  ¥15,818 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

インピーダンス:24Ω
再生周波数帯域: 5Hz〜60kHz
重さ: 220グラム

1・音質の良さ ★★★★★
2・重低音   ★★★★★
3・原音再現性 ★★★★★
4・疲れにくさ ★★★★★
5・総合評価  ★★★★★

 というわけで、以下では、いつものように、各製品を機種ごと比較します。

 ソニーのMDR-H600A が最適でしょう。密閉型の軽量モデルのため、自宅でも外出先でも使えます。

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 再生周波数帯域も、5Hz〜60kHzと十分な幅を確保してあるため、ハイレゾ音源の音質の良さが十分味わえるでしょう。

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 こちらは、ハイレゾ対応機器をプッシュしたいソニーが「戦略的に」低価格で損益を覚悟しても推しているような気もします。

 そのため、お買得感は高いです。外出用ヘッドフォンとして「ファッション性」も高いです。 


 第2に、自宅内外で楽しめる、高音質なハイレゾ対応機としておすすめなのは、

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 【2018年】

 12・SONY MDR-1AM2 B
 13・SONY MDR-1AM2 S
  ¥29,818 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

インピーダンス:16Ω
再生周波数帯域: 3Hz〜100kHz
重さ: 187グラム

1・音質の良さ ★★★★★★
2・重低音   ★★★★★
3・原音再現性 ★★★★★★
4・疲れにくさ ★★★★★
5・総合評価  ★★★★★★

 SONYMDR-1AM2 が良いでしょう。

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 ドライバーは、40mmHDドライバーユニットですが、アルミニウムコートの振動板など、独自の工夫があります。

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 また、何といっても187gという軽量性は、持ち運んで聴くのにかなり向くでしょう。

 音質的には、100kHzとかなり余裕を持ったハイレゾ専用設計ですので、ハイレゾ音源の特質を、ハッキリ感じることができます。

 特にバランス接続ができる、ソニーの高級ウォークマンとの相性が良いと思います。

 なお、ウォークマンなどで、バランス接続に対応する製品での再生の場合以外は、ステレオミニ端子も付属します。

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 【2019年】

 16・SONY MDR-M1 ST
  ¥34,020 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

インピーダンス:24Ω
再生周波数帯域: 3Hz〜80kHz
重さ: 215グラム

1・音質の良さ ★★★★★★
2・重低音   ★★★★★
3・原音再現性 ★★★★★★
4・疲れにくさ ★★★★★
5・総合評価  ★★★★★

 一方、「スタジオの臨場感」の再現をハイレゾ音源で狙う場合、同社のモニターヘッドホンを選ぶのは、面白い考えだと思います。

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 ハイレゾ向きの「味付け」というより、「フラットな音質」ですが、音源そのままを楽しむ、という場合は、割と良い方向性かと思います。

 1年保証がないですが「ハンドメイド製造」と「プロ用の検品体制」というプラスアルファもあるので、「買い替えるならばちょっと違う傾向のもの」と思っている方は、良い選択肢です。


 第3に、比較的低予算で導入できるハイレゾ音源対応ヘッドホンとしておすすめできるのは、

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 【2017年】

 1・パナソニック ヘッドホン RP-HD5-K
 2・パナソニック ヘッドホン RP-HD5-R
 3・パナソニック ヘッドホン RP-HD5-W
 4・パナソニック ヘッドホン RP-HD5-A
  ¥7,780 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

インピーダンス:44Ω
再生周波数帯域: 4Hz〜40kHz
重さ: 240グラム

1・音質の良さ ★★★★☆
2・重低音   ★★★★★
3・原音再現性 ★★★★☆
4・疲れにくさ ★★★★★
5・総合評価  ★★★★☆

  パナソニックRP-HD5でしょう。

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 1万円以下という価格のヘッドホンの中では、ドライバーのサイズや再生周波数帯域の点で、ハイレゾに最も向いている製品だと思います。

 持ち運びやすさの面でも、「スイーベル機構」があり、ポータブル機器での使用も可能です。

 ただ、インピーダンスの点では、やはり、自宅の音響機器やPCなどで利用するヘッドホンとして向いていると思います。


 第4に、自宅専用のオープン型ヘッドホンとして、おすすめできるのは、

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 【通常型番】

 31・ゼンハイザー オープン型 HD 599
  ¥21,700 Amazon.co.jp
(5/24執筆時)

 【Amazon限定】

 32・ゼンハイザー オープン型 HD599 SE
  ¥26,400 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

インピーダンス:50Ω
再生周波数帯域: 12Hz〜38.5kHz
重さ:250g

1・音質の良さ ★★★★★
2・重低音   ★★★★☆
3・原音再現性 ★★★★★
4・疲れにくさ ★★★★★★
5・総合評価  ★★★★★

 独特の「プリン型フォルム」もオシャレなゼンハイザーHD 599でしょう。

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 音の抜けの良さは、オープン型ヘッドホン共通の特長ですが、この機種もこの点で非常に良い性質を持っています。聴き疲れのしにくさでは定評があります。

 遮音性がないため自宅外では利用できませんが、自宅のAV機器で利用するならば、こうしたオープン型ヘッドホンを利用するのも選択肢として良いと思います。

補足:イヤホン・ヘッドホン関連記事の紹介

 というわけで、今回は、ハイレゾヘッドホンの紹介でした。

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 なお、このブログ「モノマニア」には、ヘッドホン・イヤホンについて、他に、以下のような比較記事があります。

1・Bluetoothヘッドホンの比較
2・Bluetoothイヤホンの比較
3・完全ワイヤレスイヤホンの比較
4・ハイレゾヘッドホンの比較
5・ハイレゾイヤホンの比較
6・ノイキャンヘッドホンの比較
7・ノイキャンイヤホンの比較
8・Beatsのヘッドホンの比較
9・ライトニング端子イヤホンの比較
10・ウェアラブルネックスピーカーの比較
11・おすすめヘッドホンの選び方 【結論】

 よろしければ、これらの記事をご覧ください。

 とくに、11番の記事は、全記事の「まとめ」として、どのようにイヤホンを選ぶべきか、スペック表の読み方などをまとめています。

 よろしければご覧ください。

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アップルの iPod touchの比較
2・
ソニーのウォークマンの比較
3・ハイレゾ対応ポータブルアンプ

 また、このブログには、他にもオーディオ関係の記事がありますので、こちらもよろしくお願いします。

 最後になりましたが、記事がお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。

 (前半からの続きとなりますので、前半記事をご紹介いただけると、一層嬉しいです!)

 ではでは。

posted by Atlas at 13:40 | オーディオ製品

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