比較2019'【静音】ノイキャンイヤホン20機の音質とおすすめ・選び方 (1)

2019年11月06日

比較2019'【静音】ノイキャンイヤホン20機の音質とおすすめ・選び方 (1)

【今回レビューする内容】2019年 通勤通学向けのノイズキャンセリングイヤホンの性能とおすすめ・選び方:電車・飛行機でのノイズキャンセル

【比較する製品型番】 SONY MDR-NWBT20N WI-SP600N WI-1000X B N WF-SP700N BM WF-1000X MDR-NWNC33 IER-NW500N BOSE QuietControl30 WLSS BLK パイオニア RAYZ Plus SE-LTC5R SE-LTC3R WI-C600N WF-1000XM3 B WI-1000XM2 B S Apple AirPods Pro MRXJ2J/A MV7N2J/A MWP22J/A オーディオテクニカ ATH-ANC400BT

今回のお題
ノイキャン対応イヤホンのおすすめはどの製品?

 ども、Atlasです。

 今回は、2019年11月現在、最新のノイズキャンセリング対応イヤホンの比較です。

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 電車通勤や飛行機などに向いているノイズキャンセリング(ノイキャン)機能が付いたイヤホンを比較します。

 格安な機種を紹介するほか、Bluetooth無線ハイレゾ音源に対応する高級なイヤホンも網羅しました。

1・ノイキャン効果 ★★★★★
2・音質の良さ   ★★★★★
3・重低音     ★★★★★
4・ハイレゾ再生  ★★★★★
5・ワイヤレス対応 ★★★★★
6・総合評価    ★★★★★

 というわけで、以下では、いつものように、各製品を機種ごと比較します。

 そして、最後の「結論」部分では、上表のようなポイントから、「Atlasのおすすめ機種!」を提案する形で記事を進めていきます。

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1・Bluetoothヘッドホンの比較
2・Bluetoothイヤホンの比較
3・完全ワイヤレスイヤホンの比較
4・ハイレゾヘッドホンの比較
5・ハイレゾイヤホンの比較
6・ノイキャンヘッドホンの比較
7・ノイキャンイヤホンの比較
8・Beatsのヘッドホンの比較
9・ライトニング端子イヤホンの比較
10・ウェアラブルネックスピーカーの比較
11・おすすめヘッドホンの選び方 【結論】

 なお、今回の記事は、このブログのイヤホン・ヘッドホン比較シリーズの7回目記事として書きました。

1・ノイキャン対応イヤホンの選び方

  はじめに、イヤホンに搭載されるノイズキャンセリング技術について、その基本的な仕組みと、製品ごとの違い特長について説明しておきます。

1・ノイズキャンセリングの仕組み

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 ノイキャンの基本となる技術は、どのメーカーの製品も「同じ」です。

 つまり、本体外部につけられた「マイク」がノイズ(騒音)を拾い、それと逆の傾向を持つ音(逆位相音)を発生させて、ノイズを打ち消すというものです。

 しかし、同じ「ノイキャン」でも製品ごとに精度に差があります。 

1・搭載されるマイクの数
2・制御するプロセッサの処理能力
3・加速度など状況判断力

 これは、主に、上表の3点において各製品ごとに搭載技術が異なるためです。

 結論的にいえば、これらの技術を備えた製品が「最も優秀」となります。

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 ただ、前回、【ノイキャンヘッドホンの比較記事】で説明した技術に比べると、小型でスペースが限られる筐体で、どのようにノイキャン技術を搭載するかを、各メーカー競っていると言えます。

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 そのため、今回の記事では、各製品のノイズキャンセリングの「仕組み」や「得意分野」も、できるだけかみ砕いた形で説明していくつもりです。

2・キャンセルできる音・できない音

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 ノイズキャンセリングは、名前の通り、全ての音を完全に無音化できる、というわけではありません。

 例えば、電車の走行音や、オフィスの空調音自動車騒音などは、音の軽減は得意です。

 しかし、電車のアナウンスや話し声、プリンターの駆動音など、高い周波数の音の軽減は不得意です。

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 結論的にいえば、ノイキャンイヤホンは、移動中に使うことを想定して作られている製品です。

 とはいえ、カナル型イヤホン(密閉型)の場合は、それ自体ある程度の遮音性があります。

 そのため、複数のパターンを自動で切り替えることで、生活雑音などに広く対応できるため、汎用的に遮音利用することができます。

3・ノイキャン対応イヤホンの音質

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 音質については、昔と違って、ノイキャン機でも優れたドライバー(スピーカー)を搭載し、高音質なハイレゾ音源に対応できる機種も出そろっています。

 ノイズキャンセリングイヤホンの場合、先述のように、イヤーピースの部分でもかなり遮音性を得られます。

 そのため、ノイキャンを利用しなくて良い場所での視聴も多いため、音質面にこだわったイヤホンをえらぶことは意味があると思います。

 今回は、こうした点も含めながら、ノイキャンイヤホンの「オススメ機種」を考えていきます。

2・ノイキャン対応のイヤホン(無線)

 それでは、早速紹介をはじめます。 はじめに、Bluetoothを利用するワイヤレスイヤホン型式の製品の紹介からです。

 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記しています。


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 1・SONY MDR-NWBT20N【各色】 
  ¥5,736 Amazon.co.jp (11/6執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC・AAC
連続再生時間:6時間
重さ:16.5g
防水性能:なし

 MDR-NWBT20Nは、ソニーのノイキャン対応のイヤフォンです。価格が値頃なので売れ筋の商品です。

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 装着方法は、クリップ型となります。

 シャツなどに止めて利用することを想定しています。

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 再生周波数帯域は、低音域が20Hz、高音域が20kHzです。

 「再生周波数帯域」とは、イヤホンの音域の広がりを示す指標です。「Hz」の数値が低いほど低音域が、「kHz」の数値が高いほど高音域が出せることを意味します。

 なお、CD音源は、人間の耳の可聴域に合わせて(20Hz-20kHz)の音を収録しています。

 そのため、それ以上あっても「無意味」に思えますが、実際のところ、スペックに余裕があるほうが、音の自然さ(臨場感)は高まります。

 その点で言えば、本機は、20Hz-20kHzですので、特に問題のないレベルではあります。

 ドライバーは、音が鳴る「スピーカー」の部分です。

 ソニーの場合、サイズや数が多いほど、「音のランク」が上がりますが、この製品は詳細が、非公表です。

 外観から判断すると、ユニットが1つのダイナミック型(1WAY)であり、音質を重視した作りではないです。

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 Bluetoothコーデックは、SBCとAACに対応です。

 ワイヤレス式のイヤホンの場合、Bluetoothは通信回線が細いので、音源を圧縮してイヤホンに飛ばしています。

 その際の圧縮方法は複数あり、それを「コーデック」と呼びます。

 SBC規格は、近年登場したBitPool 53規格で音質についてはやや向上しました。ただ、音の遅延問題があるため、動画を見る際に、映像に対して音声が遅延するのがネックです。

 AAC規格は、その問題点を一部解決し、遅延の少なく、音質も良い上位のコーデックとなります。

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 AACは、iOS系のスマホのほか、ウォークマンなどの再生機器も対応する上位規格です。

 そのため、これらを使う限り、圧縮音源ならば、音質の劣化は少ないでしょう。

 一方、Android系は、AACには非対応なので、SBC規格での転送となります。

 連続再生時間は、8時間です。

 充電はパソコンなどのUSBコネクターから充電する方式です。

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 ノイズキャンセリング技術は、ややレベルが低いです。

 なぜなら、集音マイクが外側に1つしかないからです。

 スペックでは98%の騒音低減ですが、上位機に比べると明らかな違いがあります。

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 そのほか、操作のしやすそうな大きめリモコンの搭載も魅力でしょう。

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 以上、MDR-NWBT20Nの紹介でした。

 一般的なカナル型イヤホンです。 無線の伝送についてもAACに対応しますので、音質の劣化や音の遅延もさほど感じられないでしょう。

 ただ、今回の比較の趣旨から言えば、ノイキャン技術はさほど良いものを使っていないため、積極的にはオススメしかねる製品ではあります。


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 【2019年】

 2・JVC HA-FX87BN
  ¥5,420 Amazon.co.jp (11/6執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC
連続再生時間:5時間
重さ:22g
防水性能:なし

 HA-FX87BN は、日本のJVCケンウッド(日本ビクター)の販売する製品です。

 「格安で高品質」路線に強い音響ブランドですが、この製品も、独自性が強く人気です。

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 装着方法は、図のような、ネックバンド型となります。

 この形状は、アクティブな活動には向きませんが、歩行程度ならば、外れにくく、安定性の面で有利な方式です。

 重さは、この方式としては、軽量な22gです。

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 再生周波数帯域は、ソニー同様に、低音域が20Hz高音域が20kHzです。

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 ドライバーは、9.1mmサイズのドライバーを採用しています。

 この価格帯の製品としては、大きめであり、優秀です。

 音質は、JVCのメーカーとしての特徴通り「バランス重視」です。

 低音域も高音域も、過度に強調されない「落ち着いた」サウンドです。個性がないとも言えますが、逆に言えば、どのような音源でも合いやすいです。

 イヤーピースは、3サイズ添付です。

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 Bluetoothコーデックは、SBCのみの対応です。

 SBCは、一昔前と較べると、328kbpsのBitPool 53規格が広まっているため、音質面で、上位のAACに相当近づいています。

 ただ、遅延の問題は引き続きあるため、動画の視聴にも使う場合、この機種は向かないでしょう。

 連続再生時間は、5時間です。

 このタイプの製品としては短く、価格的限界が出ている部分ですね。

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 ノイズキャンセリング技術は、しっかり対応です。

 リモコンのNCスイッチで起動する仕組みで、外部マイクが拾う音を打ち消す音を発することで、電車やバスの騒音を打ち消せます。

 ただし、レベルが調整できないほか、方式的に、完全に無音化はできません。

 値段相応のかなり単純な装置ですから、過大な期待は禁物です。

 防水性については、この機種は未対応です。

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 以上、JVCHA-FX87BN の紹介でした。

 5000円前後のBluetooth製品は、「これと言った特徴が無い」製品が多いですが、ノイズキャンセラ搭載という、明らかな見どころがあるのが、人気の利用でしょう。

 ドライバーもそこそこ大きめですし、5000円前後の予算で選ぶならば、良いと思います。

 ただ、以下で見ていくような1万円台の上級機と比べると音質の差はありますので、「音の綺麗さ」を重要視するならば、より上位の機種が良いでしょう。


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 【2019年発売】

 【Google Assistant対応】

 3・SONY ワイヤレスイヤホン WI-C600N
  ¥16,950 Amazon.co.jp (11/6執筆時)

再生周波数帯域:
コーデック:SBC, AAC, aptX
連続再生時間:6.5時間
重さ:27g
防水性能:

 SONYWI-C600N は、ソニーの中級Bluetoothイヤホンです。

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 装着方法は、ネックバンド型です。

 重さはありますが、方式的に、装着時の重量感は気にならないでしょう。

 再生周波数帯域は、非公開です。

 ドライバーは、ネオジウムの一般的なダイナミック型ドライバで、サイズも6mmと小さめです。

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 音質は、ドライバーの口径の小ささもあり、総合的な、音質は価格からするとイマイチです。

 圧縮音源の音質を向上させるDSEE技術は搭載ですが、総合的には、高い評価はできません。

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 Bluetoothコーデックは、SBCとAACに対応です。

 その上で、低遅延で、CDグレードの音質のApt-Xにも対応します。

 iOS系はスマホ側の未対応で利用できませんが、Android系の対応スマホなどでの利用には向きます。

 ノイズキャンセリング技術は、この機種は、下位機種より高度です。

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 この機種は、AIノイズキャンセリング(フルオートノイズキャンセリング)に対応し、シーンに合わせてキャンセルレベルが調整されます。

 そのため、通勤中・飛行機の中・職場など、騒音の質に合わせて、周波数カットするため、効果は、下位機種とは段違いでしょう。

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 特に、SONYの場合、アプリで、外音取り込みモードを選択できます。

 人の声や、電車のアナウンスなどをマイクから拾うため、利便性が高いです。


 連続再生時間は、6.5時間です。

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 以上、WI-C600Nの紹介でした。

 1マイクではありますが、AIノイズキャンセリングに対応するため、移動中の利用については、下位機種よりだいぶ実用的です。

 上位グレードは2マイク方式が主流なので、徹底度は低いものの、電車や飛行機などの騒音源・周波数帯が多い状況においても、効果は十分実感できる水準でしょう。

 ただし、ノイズに対して完全な対策をしたい方、毎日通勤で利用する方は、ノイズキャンセリングの精度がもう少し高いものを選んだ方が満足度は高そうです。

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 【Google Assistant対応】

 【2018年発売】

 4・SONY ワイヤレスイヤホン WI-SP600N
  ¥16,950 Amazon.co.jp (11/6執筆時)

再生周波数帯域:
コーデック:SBC・AAC
連続再生時間:6時間
重さ:21g
防水性能:IPX4等級

 なお、この機種には、旧機種がまだあります。 

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 旧機種は、イヤーフック型ですが、ノイキャンその他の状況は同じレベルで、その上で防水性があります。

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 さらに、音質面でも、ドライバーは同じ口径ですが、電気的に低音をブーストさせるSONY独自のEXTRA BASS機構を持ちます。

 様々な製品に採用される技術ですが、搭載機は、ソニーのメーカー的特長の1つである、豊かな低音を出せます。

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 その点をふまえると、こちらの機種については、ノイキャン・防滴性能・低音強調技術・外音取り込み機能がそろうので、ジョギングなど、アクティブに活動する方を中心に、オススメできる機種です。

 重さも軽いため、在庫のあるうちは、選んで損はないでしょう。


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 【2019年】

 5・SONY WI-1000XM2 B
 6・SONY WI-1000XM2 S
  ¥38,500 Amazon.co.jp (11/6執筆時)

再生周波数帯域:3Hz-40kHz
コーデック:SBC AAC, LDAC
連続再生時間:10時間
重さ:58g
防水性能:

 SONYWI-1000XM2は、SONYのBluetoothイヤホンの最上位機です。

 Atlasも仕事・出張用に利用している、2017年発売のWI-1000Xの後継機として、最近登場しました。

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 装着方法は、ネックバンド型です。

 見ての通りかなり太く、重さも58gです。

 ただ、耳の部分は片側7gですし、ネックバンド式なので、違和感はないし、疲れません。

 なお、重みがあるのは、後ほど紹介するように、高精度なノイズキャンセラが搭載されているためです。その点で言えば、アクティブな利用には向かないという製品です。

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 再生周波数帯域は、低音が3Hz、高音が40kHzまでです。

 ハイレゾに対応できる、余裕のあるスペックです。

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 ドライバーは、この機種の場合、ソニーの上位機特有のハイブリッド型です。

 9mmのダイナミックドライバーと、高音域要のバランスド・アーマチュア型ドライバーを採用した、Wドライバー仕様です。

 低音域と高音域をそれぞれ別のドライバー(スピーカー)が対応します。

 とくに、専用ユニットで、高音域がしっかり出る点で、ハイレゾ向きなシステムであり、高音域における繊細な音の再生が可能です。

 もちろん、先ほど紹介したDSEE HXも搭載します。

 音質は、帯域の広さを十分感じられる仕様です。

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 ハイレゾ音源対応機ですが、ハイレゾ音源を持っていない方でも、CD以下の音質を再計算で「ハイレゾ音源相当」にする、DSEE HXも搭載です。

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 Bluetoothコーデックは、この機種もSBC・AACに加えて、LDACに対応します。

 その上で、今回から、Bluetoothのバージョンが、Bluetooth 5.0なので、接続安定性が高まってもいます。

 なお、LDACは、ハイレゾも再生できる上位規格です。

 なお、今回はノイキャン中心の話なので、この部分に興味のある方は【ハイレゾ対応イヤホンの比較記事】でもっと詳しく紹介しています。

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 ノイズキャンセリング技術は、この製品から一次元高い「上級技術」が採用されます。

 下位機種の場合、外部マイク1つのみの構成でした。

 しかし、この製品は、内部にフィードバックマイクがあり、聴いている音楽自体もデジタル化し、同じくデジタル化した外音を打ち消す仕組みです。

 デュアルノイズセンサーテクノロジーとソニーは呼びますが、効果は下位機種よりも高いです。

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 その上で、ノイキャンを制御するチップについて、2019年登場の「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」が採用となっています。

 従来の4倍の処理能力を有しており、優秀です。

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 また、下位機種にも搭載があった、フルオートAIノイズキャンセリング機能・外音取り込みモードを進化させた、アダプティブサウンドコントロールも注目点です。

 この場合、スマホの加速度センサーを利用し、ノイズキャンセラ・外音取り込みレベルを、自動切り替えしてくれます。

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 通勤時は、歩いたり、座ったり、止まったり状況が変わるため、都度、モードを変更してくれるのは便利です。

 変更時には「ピー」という音声で案内があります。

 そのほか、飛行機などを利用する際の気圧の変化を検知して、音を最適化する機能も搭載しますので、出張時にも便利です。

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 結論的にいえば、イヤホンのノイキャン技術としては、現状では最高レベルです。

 稼働時間は、10時間です。

 ワイヤレスでも、ここまであれば、不満を感じる方はあまりいないでしょう。

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 以上、WI-1000XM2の紹介でした。

 ハイレゾ対応とノイキャン対応の「いいとこ取り」と言って良い機種です。

 通勤のほか、勉強時など静かな場所で着座しても利用する方には、便利でしょう。その場合に重要なバッテリーの保ちも良いです。

 難点は重さですが、これは、スポーツイヤホンではないので、個人的にはあまり気にしなくて良いと思います。

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 【2017年】

 7・SONYノイズキャンセリング WI-1000X
  ¥25,489 Amazon.co.jp (11/6執筆時)

再生周波数帯域:3Hz-40kHz
コーデック:SBC AAC, aptX LDAC
連続再生時間:10時間
重さ:71g
防水性能:

 なお、この機種には、旧機種の在庫があります。

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 音質面では、ドライバー構成が同じなので、基本的に新機種と同じです。

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 重さは、ただし、増しており、71gです。

 非力で、肩こりのある方は、向かないでしょうが、ネックバンド式なので、Atlasは半日でも平気です。

 Bluetoothコーデックは、LDACのほか、新機種で省略されたaptX HDにも対応します。

 ノイズ対策には、一方、方式は同じく2マイク式ですが、制御の部分でQN1プロセッサーが未採用です。

 その点で、「徹底度」では新機種に及びません。

 ただ、1万円以上安いですし、この機種でもノイズキャンセラの精度は実用水準を大きく超える能力を持ります。

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 結論的にいえば、価格差があるうちは、新機種の登場で値下がりしたこちらがお買得でしょう。


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 8・BOSE QuietControl30 WLSS BLK
  ¥29,700 Amazon.co.jp (11/6執筆時)

再生周波数帯域:
コーデック:SBC
連続再生時間:10時間
重さ:65g
防水性能:

 QuietComfort 30は、アメリカのBoseの発売するBluetoothイヤホンです。

 同社は「原音を忠実に」聴かせるというより、「味付けして作り込んだ、Boseサウンド」を聴かせるタイプのメーカーです。

 こうしたタイプは、屋外利用時に強い音なので、「ノイキャン」製品と相性も良いです。 

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 装着方法は、写真のようにネックバンド型です。

 ただし、重さは65gある製品ですから、アクティブな活動用に作られてはいません。防滴性能もありません。

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 イヤーピースは、独自の形状をなして、フィット感と遮音性が高いタイプです。

 この製品は、高い遮音性能を持ち、没入感を出せます。

 なお、S/M/Lサイズと耳の大きさに合わせて3種類のピースが付属します。

 音質の面では、Boseは伝統的に再生周波数帯域などのデータは非公表です。

 そのため、試聴の限りですが、インイヤータイプながら、BOSEらしい低音が効いたサウンドです。

 イコライザーは、音源の種類やノイズの大小にあわせて、適切に調整されるために聴きやすいです。

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 Bluetoothコーデックは、SBCで転送する方式です。

 ただ、BOSEは、構造的な工夫により、高圧縮ソースのアップコンバート技術に長けている会社です。

 また、SBCはBitPool 53規格の登場で音も改善されたので、音質は、AACとあまり変わりません。

 しかし、遅延問題は未解決で、動画と音声の音ズレなどは発生するので、動画には向きません。

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 ノイズキャンセリング技術は、BOSEは独自の方法が取られます。

 内外に6つのマイクを確認できますが、これらの一部をノイキャン用に利用する方式です。

 「外音取り込み」は、ソニーは、(打ち消しつつ)外部マイクを利用する方式ですが、Boseは、ノイキャンレベルを下げて対応する方式です。

 どちらかと言えば、ソニーの方が(外音を)聴きやすいです。ただ、Boseは、ノイズキャンセリングのレベルを12段階で調整できるようにしているので、不便というほどではないです。

 ただし、ソニーのように、スマホのジャイロを利用して、自動でモードを変更する自動調整機能はないです。

 その点で言えば、「歩く」「電車乗る」「バス乗る」など、複数の移動パターンで職場に向かう日本の場合、そのーのほうが「気が利いている」部分があります。

 連続再生時間は、10時間となります。

 余裕のバッテリー量でしょう。

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 以上、BOSEのQuietComfort 30の紹介でした。

 BOSEはソニーに比べて、技術情報をあまり開示しませんが、ノイキャン部分の技術は確かであり、定評があります。

 一方、ノイキャンの部分は「ソニー派」と「BOSE派」双方がいます。

 Atlasとしては、「お国柄」ですが、電車・バス・徒歩などの移動の場合は「ソニー」が、飛行機の移動の場合は、(飛行機のシステムへの接続を含め)「BOSE」が良いと思います。

 音質面では、Boseは、小音量に絞っても低音をしっかり出しやすいので、そういった傾向の音源を好む場合は良いでしょう。

 一方、高音域のキレイさを強調する、ハイレゾのような高解像度音源には不向きです。


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 【2019年11月】

 9・オーディオテクニカ ATH-ANC400BT
  ¥29,480 Amazon.co.jp (11/6執筆時)

再生周波数帯域:5Hz-40kHz
コーデック:SBC AAC, AptX HD
連続再生時間:10時間
重さ:87g
防水性能:

  ATH-ANC400BT は、日本のオーディオテクニカが販売するイヤホンです。

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 装着方法は、ネックバンド型です。

 ソニーの最上位機 WI-1000Xと同形式ですが、重さも87gとです。

 さすがに(もうすこし)軽量化して欲しい数字です。

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 再生周波数帯域は、低音が5Hz、高音が40kHzまでです。

 ハイレゾに対応できる、余裕のあるスペックです。

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 ドライバーは、12mmのダイナミック型のシングルドライバーです。

 大きめのユニットで、2層式の振動板にしている部分が独自性です。

 音質は、発売前なので、試聴してから再掲します。

 ただ、通常音源をハイレゾ音源にアップコンバートする工夫は、ソニーと異なりないため、楽しみは少ないでしょう。

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 Bluetoothコーデックは、この機種はSBC・AACに加えて、Aptx-HDに対応します。

 したがって、ハイレゾ再生は、Aptx-HDにての対応です。

 ソニーの場合、自社のウォークマンやスマホがLDAC対応なので、わりと融通が効きやすいですが、Aptx-HDはさほど普及していないため、この部分はネックでしょう。

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 ノイズキャンセリング技術は、内部にマイクが2つある、Wマイク式です。

 ソニー上位機と同等の方式で、現状では最高水準です。

 一方、外音取り込みモードに相当する「クイックヒアスルー機能」はありますが、自動でキャンセルレベルを変更する機能は無いため、利便性は、ソニー系に負けます。

 稼働時間は、20時間です。

 割と長寿命です。

 その他、付属のUSB-Cケーブル経由で、PCなどとUSB接続ができる構造です。

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 以上、ATH-ANC400BTの紹介でした。

 ハイレゾ対応とノイキャン対応に対応する機種は「ソニーの独壇場」だったのでライバル出現と言えます。

 音質の部分では、オーディオテクニカも、対抗配置のドライバーなど優れたメーカーなのですが、ノイキャンユニットを搭載するためか、上位技術を採用しない普通の形式を採用します。

 その上で、軽量化が十分でない部分もあり、(値段次第ですが)能力面では、ソニーの上位機に及ばない点が目立ちます。

3・ノイキャン対応イヤホン(独立式)

 つづいて、ノイズキャンセリング技術を搭載するイヤホンのうち、完全にケーブルフリーなタイプを紹介します。


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 【2018年】

 10・ SONY ノイキャン WF-SP700N BM
  ¥17,800 Amazon.co.jp (11/6執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC・AAC
連続再生時間:3.5時間
重さ:7.6g
防水性能: IPX4等級

 WF-SP700N は、SONYが販売するイヤホンです。

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 装着方法は、写真のように、ワイヤーのない左右独立型です。

 構造自体は、密閉式で、音漏れしないタイプです。

 重量は、7.6gです。

 他社に比べてやや重量感はありますが、重心バランスが良いので違和感はありません

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 イヤーピースは、ハイブリッドイヤーピースロングが別に3サイズ添付されます。

 その上で、外れにくいアークサポーターが2サイズ付属します。運動時の外れにくさは優れるでしょう。

 防滴設定も、この機種については「対応」なので、雨天時のジョギングなども問題なく利用できます。

 音質面では、再生周波数帯域が、低音域が20Hz高音域が20kHzです。

 スペック的には低音が「弱い」ことになります。また、この機種は、ドライバーは6mmで、小さめです。

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 しかし、この製品は、ソニーでは低音が強いことをしめす、EXTRA BASSシリーズの名を冠します。

 ソニーの特色でもある、高音域はしっかり聞こえ、聴き疲れしにくいバランスの良さを感じます。

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 Bluetoothコーデックは、SBC・AAC規格に対応です。

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 ノイズキャンセリング技術は、このタイプではソニーが「初搭載」でした。

 ただし、外音用のマイクを1つだけ使う「入門機と同等」な水準です。左右独立する構造で搭載できた技術水準は高いと思います。

 通常のノイズキャンセルのほか、2種類の外音取り込みボイスモードが選べます。


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 連続再生時間は、ステレオ再生で3.5時間です。

 ただし、付属の小型ケースは充電器を兼ねていて、2回のフル充電に対応します。

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 防水性は、IPX4相当の防滴対応です。

 水没させなければ、問題ない水準です。

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 以上、ソニーのWF-SP700Nの紹介でした。

 独立型ですが、気になる音ズレもなく、音質も高音域と低音域がハッキリした「ソニーらしいサウンド」が楽しめます。

 一方、この分野でのノイキャン技術の搭載がソニーの「売り」の部分です。ただし、キャンセル技術のレベルは、次に紹介する新型のほうが上位です。


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 【2019年】

 11・ SONY ノイキャン WF-1000XM3 B
   ¥25,798 Amazon.co.jp (11/6執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC・AAC
連続再生時間:6時間
重さ:8.5g
防水性能:

 WF-1000XM3は、SONYが販売するノイキャン対応のイヤホンの新型です。

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 装着方法は、こちらも、ワイヤーのない左右独立型です。

 密閉式で、音漏れしないタイプです。

 重量は、8.5gです。

 重みを感じない、「ぎりぎりの線」で攻めている感じです。

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 イヤーピースは、ハイブリッドイヤーピースロングトリプルコンフォートイヤーピースが3サイズ付属します。

 トリプルコンフォートイヤーピースは、遮音性をキープしたままで柔らかい素材なので、長時間の利用でも快適です。水洗いも可能です。

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 一方、WF-SP700Nと異なり、アークサポーターがない製品ですので、運動などアクティブなシーンで利用することはあまり想定されません。

 ただし、耳を三点で支えるエルゴノミック・トライホールド・ストラクチャーで、普通に歩行している程度では外れにくくなっています。

 音質面では、再生周波数帯域が、低音域が20Hz高音域が20kHzです。

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 ドライバーは、6mmで同じです。

 ただし、下位機種と異なり、重低音を強調するエキストラバスは不採用ですので、低音協調性は下位機種に負ける部分があるでしょう。

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 Bluetoothコーデックは、SBCとAACに対応します。

 201907281109.jpg

 なお、AACはハイレゾ再生ができないため、この機種は、(CDより音質の良い)ハイレゾ再生は不可能です。

 しかし、DSEE HXという、AACなどの圧縮音源を「ハイレゾ相当」に再計算してアップスケーリングする機能をもちます。

 とはいえ、先述のように、再生周波数帯域が高音部で20kHzと「CDグレード」までですから、完全な「ハイレゾ」にはならない、というレベルです。

 201907281113.jpg

 ノイズキャンセリング技術は、「現状で業界最高レベル」です。

 なぜなら、外側と内側に集音マイクを装備するWマイク仕様だからです(デュアルノイズセンサーテクノロジー)。この方式の場合、耳側のノイズをセンシングして打ち消すため、ノイズ除去率が格段にアップします。

 (ワイヤード)Bluetoothイヤホンではすでに採用されている技術ですが、完全ワイヤレスでは初搭載です。

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 その上で、(ワイヤードの最上位機同様に)ノイズキャンセラ専用のQN1eチップを搭載するため、現状で「ソニー最高峰」のノイキャン技術を搭載しているといって良い製品です。

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 そのほか、アプリを利用することで可能な「アダプティブサウンドコントロール」も注目点です。

 スマホの加速度センサーと連動し、歩行・走行・静止状態・電車内と状況を検知し、外音の取り込みレベルを自動調整してくれます。

 Atlasもこの機能を使っていますが、かなり便利です。

 連続再生時間は、ステレオ再生/ノイキャンON で6時間と長寿命です。

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 バッテリーケースは、充電器を兼ねており、約3回分フル充電可能です。

 マイクは、搭載で、ヘッドセットとして利用することができます。

 一方、防滴性能はありません。

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 以上、ソニーのWF-1000XM3の紹介でした。

 今回のバージョンアップで、ソニーの最高水準のノイズキャンセル技術が搭載となりました。通勤通学時をメインに考えて、完全ワイヤレス機を選ぶならば、こちらで良いでしょう。

 一方、下位機種と比較した場合、EXTRA BASS省略されますので、特に移動時に利用せず、重低音を含めてメリハリのある音質を得たい場合は、あまり向かないと思います。

 また、防滴性能がないため、ジョギングなどのワークアウトでの利用は、下位機種と異なり向かないでしょう。

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 【2017年】

 12・ SONY ノイキャン WF-1000X
   ¥13,000 Amazon.co.jp (11/6執筆時)

 なお、2017年後半に登場した「1代目」がまだ売られています。

 ただし、ノイズキャンセラについてWマイク非搭載となります。格安ですが、選ぶならば、新機種が良いでしょう。


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 【2019年10月発売】

 13・Apple AirPods Pro MWP22J/A
   ¥35,701 楽天市場 (11/6執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-
コーデック:SBC・AAC
連続再生時間:4.5時間
ドライバー:
マイク:搭載
ノイキャン:対応(Wマイク)
重さ:6g×2

 AirPods Proは、Appleが(ほぼ事前情報なしに)2019年秋に発売したAirPodsの上位版です。

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 装着方法は、こちらも、ワイヤーのない左右独立型です。

 カナル式を採用するため、音漏れもありません。

 重量は、6gです。

 問題ない水準で、軽量と言えます。

 イヤーピースは、スモール・ミディアム・ラージの3種類から選択可能です。

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 音質面では、一方、アップル純正系列では初めて、音漏れしないカナル型形状を採用しました。

 ただ、音の傾向は従来と似通っており、Apple特有の低音域・高音域が強調されないフラットな音質であり、悪く言えば「無個性」、よく言えば、「バランス重視」の音質です。

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 ドライバーは、サイズ非公開です。

 しかし、外観から見て、おそらく5mm前後であり、完全独立型では「平均値」程度です。

 なお、ドライバーは、大きなほど、特に低音域が安定します。

 その点で言えば、こちらは、上位機として、この部分を強調する仕様ではないです。

 再生周波数帯域は、低音域についてのみ、20Hzと公開があります。

 一般的に問題ない水準です。

 しかし、どちらかと言えば、低音より、全音域の聞きやすさを重視しています。

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 Bluetoothコーデックは、SBCのほか、AACに対応です。

 カタログスペックに明記がないですが、確認できました。

 接続安定性の面では、しっかり、Bluetooth5.0に対応です。

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 ノイズキャンセリング技術は、ソニー同様に優れます。

 なぜなら、ノイズキャンセルの方式が、外側と内側に集音マイクを装備するWマイク仕様だからです。

 この方式の場合、耳側のノイズをセンシングして打ち消すため、ノイズ除去率が格段にアップします。

 電車の移動中の利用など、騒音状況下で基本利用する方については、没入感はより高いです。

 また、外部マイクを通して、周囲の音を聞き取れるようにする外部音取り込みモードにも対応です。こちらは、電車のアナウンスは聞きたい場合などに便利です。

 なお、モード切替は、本体の感圧センサーを、ちょこっと押すだけです。

 連続再生時間は、ステレオ再生で4.5時間です。

 ノイズ除去に電力を使うため下位機種よりスペックが悪いです。

 なお、ケースに内蔵される予備バッテリーの量も含めると、最大24時間です。

 マイクは、搭載されます。

 スマホでのハンズフリー通話が可能です。

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 防水性は、IPX4等級です。

 水没しなければOKというレベルですから、汗や雨くらいでは壊れないでしょう。

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 以上、Apple AirPods Proの紹介でした。

 左右ワイヤレス機としてはソニーの強力なライバルです。

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 特にiOSユーザーについては、OSとの相性は最も良いですし、iPhone用に「アップル製品限定」で探している方には候補となるでしょう。

 ただ、音質部分での個性が控えめで、面白みに欠けます。

 その上で、ノイキャンの部分については、移動中やシーンに応じて、に自動的にノイキャンレベルを制御してくれる、ソニー機の方が「実際の使い勝手はやや良い」です。

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 【2019年 第2世代】

 【ワイヤレス充電ケース付属】

 14・Apple AirPods MRXJ2J/A
   ¥22,680 Amazon.co.jp (11/6執筆時)

 【充電ケース付属】

 15・Apple AirPods MV7N2J/A
   ¥18,480 Amazon.co.jp (11/6執筆時)

再生周波数帯域:10Hz-22kHz
コーデック:SBC・AAC
連続再生時間:5時間
ドライバー:
マイク:搭載
ノイキャン:対応  
重さ:8g×2

 このほか、Appleからは、下位機種となるApple AirPodsも販売されています。

 こちらも、ノイズキャンセルに対応しますが、1マイク式なので、徹底度が落ちます。

 また、イヤホン部分が密閉型ではないので、かなりのレベルで音漏れがします。

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完全ワイヤレスイヤホンの比較

 なお、ソニー機を含めて、左右ワイヤレス機「限定」でお探しの場合は、上記の記事で、他社機を含めて紹介しています。

 よろしければ、後ほどご覧ください。

4・ノイキャン対応イヤホン(有線)

 続いてに、有線タイプのノイキャンイヤホンを紹介します。

 ただ、この手のタイプは「どこから電源をとるのか?」という問題があるため、基本的には「特定の音楽プレーヤー専用製品」です。


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 【SONY ウォークマン専用品】

 16・ SONY MDR-NWNC33
  ¥4,059 Amazon.co.jp (11/6執筆時)

再生周波数帯域: 50Hz〜20kHz
ドライバー口径:13.5mm

 MDR-NWNC33 は、ソニーのノイキャン対応のイヤフォンです。

 接続方法は、音質が保証される、ケーブルでのステレオミニプラグ接続です。

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 ノイズキャンセリング技術は、この機種の場合「注意」が必要です。

 なぜなら、この製品自体には集音マイクがないからです。

 ノイズキャンセルに対応させるためには、SONYのウォークマンなど、対応機器の利用が必須だからです。

 一般発売されていますが、この点は注意しましょう。

 音質の面では、13.5mmのドライバー(スピーカー)を1つ搭載する製品です。

 低価格なイヤホンとしては割と大きなドライバーです。

 しかし、素材などの情報開示がなく、性能面での不安が残る製品です。

 再生周波数帯域は、低音域50Hz高音域20kHzとなります。

 他機と比較する場合、低音域部分のスペックが特に悪いです。

 稼働時間は、有線方式ですので、本体の電源が続く限り利用できます。

---

 以上、MDR-NWNC33の紹介でした。

 先述のように、SONYのウォークマン専用の製品です。

 ただ、その用途で買われる場合も、音質を決定づけるドライバーユニットの性能が悪いため、積極的にはオススメしかねるという製品です。

 ほかのモデルを選んだ方が良いと思います。


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  【SONY ウォークマン専用品】

 17・ SONY IER-NW500N
  ¥8,709 Amazon.co.jp (11/6執筆時)

再生周波数帯域: 5Hz〜40kHz
ドライバー口径:9mm

 MDR-NWNC33 も、ソニーのノイキャン対応のイヤフォンです。

 接続方法は、こちらもケーブル式です。普通のステレオミニプラグ接続です。

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 ノイズキャンセリング技術は、マイク未搭載で、「ウォークマン専用」となります。

 一方、ノイキャンの技術水準は、こちらの方が1ランク高いです。

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 SONYは、デジタル方式でノイズ処理しますが、その際に、周囲の騒音状況からAIが自動的にノイズキャンセル方式を自動選択するフルオートAIノイズキャンセリング機能が搭載されるからです。

 ただし、その際利用される集音マイクは「シングル」です。

 その点で、SONYの技術体系から言えば「入門レベル」の処理です。

 なお、SONYの場合、ハイレゾ音源の場合もノイズキャンセリングが働きます。

 音質の面では、ダイナミック型の9mmのドライバーです。

 純粋に口径として言えば、下位機種よりも小さいです。

 再生周波数帯域は、しかし、低音域(値が小さいほど良い)が5Hz高音域(値が大きいほど良い)40kHzとなります。

 駆動力を磁気回路でブーストする仕組みをとるため、ドライバーは小型でも、全レンジで音質の良さはこちらの方が上です。

 稼働時間は、有線方式ですので、本体の電源が続く限り利用できます。

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 以上、IER-NW500N の紹介でした。

 ハイレゾ対応のウォークマン専用製品ですので、まずはその点に注意してください。

 その要件を満たす皆さんについては、

 ドライバーは小型ですが、ハイレゾに対応する品質です。

 また、ノイズキャンセリング機能は、有線式の下位機種よりも高度なので、対応機器をお持ちの場合は、通勤用には特にこちらが向くでしょう。


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 【iPhone専用設計】

 18・パイオニア RAYZ Plus SE-LTC5R-S
 19・パイオニア RAYZ Plus SE-LTC5R-T
  ¥15,660 Amazon.co.jp (11/6執筆時)

再生周波数帯域: 10Hz〜22kHz
ドライバー口径:9mm
重さ:5g

 SE-LTC5R は、パイオニアが発売するノイズキャンセリングイヤホンです。

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 接続方法は、こちらも、有線です。

 ただし、プラグはこの機種の場合、Lightningコネクターであり、iPhone7以降の専用設計です。

 なお、ケーブルの途中にLightningコネクタがあるので、外部バッテリーで充電しながらでも音楽を聴ける仕様です。

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 ノイズキャンセリング技術は、搭載です。

 システム的には、6つのマイクを内外に搭載する「ダブル方式」で他社高級機のように凝った作りです。

 一方、外音を取り込めるHearThruモードを搭載しますが、スマホのジャイロなどと連動した、ノイズレベルの自動調整には非対応です。

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 音質の面では、9.2mmのダイナミック型ドライバーの搭載です。

 やや小さめですが、ノイズキャンセリングに高度に対応させるためには、仕方のない部分です。

 再生周波数帯域は、10Hz〜22kHzです。

 ハイレゾには向きませんが、CD音源以下ならば問題ない音質で聴けるでしょう。

 なお、Lightningコネクタを通すため、こちらはデジタル伝送となります。左右の音声のクロストークノイズが生じにくく、通常のアナログイヤフォンに較べて、ステレオ感が出やすいでしょう。

 稼働時間は、iPhoneのバッテリー次第です。ただ、低電力消費技術の採用で、バッテリーを過度に消費しません。

---

 以上、SE-LTC5 の紹介でした。

 iPhone専用とはなりますが、高度なノイズキャンセリング技術を採用し、iPhone用としては選んでよい製品です。

ーーー

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 【2017年】

 20・パイオニア RAYZ Plus SE-LTC3R
  ¥12,830 Amazon.co.jp (11/6執筆時)

再生周波数帯域: 10Hz〜22kHz
ドライバー口径:9mm
重さ:5g

 なお、下位機種のSE-LTC3Rも同時に発売されています。

 こちらも、Lightningコネクタ専用ですが、ケーブルの中間に充電用Lightningポートがないモデルです。

 iPhoneを充電しながら利用しない予定ならばこちらで良いでしょう。

次回に続く
ノイキャン対応イヤフォンのオススメは結論的にこれ!

 というわけで、今回は、各社のノイズキャンセリング対応イヤフォンを紹介してきました。

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 しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

1・ノイキャン効果 ★★★★★
2・音質の良さ   ★★★★★
3・重低音     ★★★★★
4・ハイレゾ再生  ★★★★★
5・ワイヤレス対応 ★★★★★
6・総合評価    ★★★★★

 続く後編記事(こちら)では、今回比較した全機種から、予算別・目的別に、「Atlasのおすすめ機種!」を提案します。

 引き続き、よろしくお願いします。

 後半記事は→こちら

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posted by Atlas at 19:00 | オーディオ製品

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