比較2018'【静音仕様】ノイキャン対応イヤホン全12機のおすすめ・選び方

2018年10月07日

比較2018'【静音仕様】ノイキャン対応イヤホン全12機のおすすめ・選び方

【今回レビューする内容】2018年 通勤通学向けのノイズキャンセリングイヤホンの性能とおすすめ・選び方:電車・飛行機でのノイズキャンセル

【比較する製品型番】 SONY MDR-NWBT20N WI-SP600N WI-1000X B N WF-SP700N BM WF-1000X MDR-NWNC33 IER-NW500N BOSE QuietControl30 WLSS BLK パイオニア RAYZ Plus SE-LTC5R SE-LTC3R

今回のお題
ノイキャン対応イヤホンのおすすめはどの製品?

 どもAtlasです。

 今回は、ノイズキャンセリング対応イヤホンの比較です。

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 電車通勤や飛行機などに向いているノイズキャンセリング(ノイキャン)機能が付いたイヤホンを比較します。

 格安な機種を紹介するほか、Bluetooth無線ハイレゾ音源に対応する高級なイヤホンも網羅しました。

 以下では、いつものように、各製品を紹介し、最後にAtlasのおすすめ機種を定義してきます。

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1・ノイキャンヘッドホンの比較
2・ノイキャンイヤホンの比較

 なお、今回の記事は、このブログのノイキャン機器比較シリーズの2回目記事として書きました。

1・ノイキャン対応イヤホンの選び方

  はじめに、イヤホンに搭載されるノイズキャンセリング技術について、その基本的な仕組みと、製品ごとの違い特長について説明しておきます。

1・ノイズキャンセリングの仕組み

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 ノイキャンの基本となる技術は、どのメーカーの製品も同じです。

 つまり、本体外部につけられた「マイク」がノイズ(騒音)を拾い、それと逆の傾向を持つ音(逆位相音)を発生させて、ノイズを打ち消すというものです。

 しかし、同じ「ノイキャン」でも製品ごとに精度に差があります。 

1・搭載されるマイクの数
2・制御するプロセッサの処理能力
3・加速度など状況判断力

 これは、主に、上表の3点において各製品ごとに搭載技術が異なるためです。

 結論的にいえば、上記技術が揃った製品が「最も優秀」となります。

 ただ、【ノイキャンヘッドホンの比較記事】で説明した各技術に比べると、小型でスペースが限られる筐体で、どのようにノイキャン技術を搭載するかを、各メーカー競っていると言えます。

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 そのため、今回の記事では、各製品のノイズキャンセリングの「仕組み」や「得意分野」も、できるだけかみ砕いた形で説明していくつもりです。

2・キャンセルできる音・できない音

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 ノイズキャンセリングは、名前の通り、全ての音を完全に無音化できる、というわけではありません。

 例えば、電車の走行音や、オフィスの空調音自動車騒音などは、音の軽減は得意です。

 しかし、電車のアナウンスや話し声、プリンターの駆動音など、高い周波数の音の軽減は不得意です。

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 結論的にいえば、ノイキャンイヤホンは、移動中に使うことを想定して作られている製品です。

 とはいえ、カナル型イヤホン(密閉型)の場合は、それ自体ある程度の遮音性があります。そのため、複数のパターンを自動で切り替えることで、生活雑音などに広く対応できるため、あ汎用的に遮音利用することができます。

3・ノイキャン対応イヤホンの音質

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 音質については、昔と違って、ノイキャン機でも優れたドライバー(スピーカー)を搭載し、高音質なハイレゾ音源に対応できる機種も出そろっています。

 ノイズキャンセリングイヤホンの場合、先述のように、イヤーピースの部分でもかなり遮音性を得られます。

 そのため、ノイキャンを利用しなくて良い場所での視聴も多いため、音質面にこだわったイヤホンをえらぶことは意味があると思います。

 今回は、こうした点も含めながら、ノイキャンイヤホンの「オススメ機種」を考えていきたいと思います。

2・ノイキャン対応のイヤホン(無線)

 それでは、早速紹介をはじめます。 はじめに、Bluetoothを利用するワイヤレスイヤホン型式の製品の紹介からです。

 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記しています。


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 1・SONY MDR-NWBT20N【各色】 
  ¥7,411
Amazon.co.jp (10/7執筆時)

周波数特性:20Hz-20kHz
コーデック:SBC・AAC
連続再生時間:6時間
重さ:16.5g
防水性能:なし

 MDR-NWBT20Nは、ソニーのノイキャン対応のイヤフォンです。価格が値頃なので売れ筋の商品です。

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 装着方法は、クリップ型となります。シャツなどに止めて利用することを想定しています。

 接続方法は、Bluetooth式です。ただし、左右の耳の間は有線です。

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 ノイズキャンセリング技術は、マイクが1つだけの、一般的なデジタルノイズキャンセリング技術を採用します。ソニーでは最もグレードが低いもので、さほどの効果は期待できません。

 ソニーによれば、98%の騒音低減ですが、上位機に比べるとスペックは劣ります。

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 音質面では、再生周波数帯域が、低音域が20Hz高音域が20kHzです。

 なお、再生周波数帯域は、イヤホンの音域の広がりを示す指標です。「Hz」の数値が低いほど低音域が、「kHz」の数値が高いほど高音域が出せることを意味します。

 この機種の場合、他機と比較した場合、低音はやや出にくそうなスペックです。

 ドライバー(スピーカー)は、1つのみ搭載されるダイナミック型(1WAY)です。ただし、ドライバーユニットなどの詳細は非公表であり、音質面で優れた製品を選びたい方向けに作られたものではないでしょう。

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 Bluetoothのコーデックは、標準的なSBC規格のほか、動画の遅延が少なく、音質の劣化も少ないAAC規格が採用されています。

 Bluetooth無線は回線が細いので、音源を圧縮してイヤホンに飛ばしています。その際の圧縮企画をコーデックと言います。上表で言えば、SBCなど下位規格だと、音質の劣化と音の遅延が問題になります。

 その点で言えば、SBC規格のほか、遅延の少ないAACに対応する点でこの機種は、多少高性能です。

 AACは、iOS系のスマホのほか、ウォークマンなどの再生機器も対応する上位規格です。圧縮音源の再生について言えば、音の劣化は少ないでしょう。

 連続再生時間は、8時間です。充電はパソコンなどのUSBコネクターから充電する方式です。

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 ノイズ対策は、この機種は、ノイズキャンセリングに対応します。

 そのため、電車やバスの騒音を打ち消せます。

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 そのほか、操作のしやすそうな大きめリモコンの搭載も魅力でしょう。

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 以上、MDR-NWBT20Nの紹介でした。

 一般的なカナル型イヤホンです。 無線の伝送についてもAACに対応しますので、音質の劣化や音の遅延もさほど感じられないでしょう。

 ただ、今回の比較の趣旨から言えば、ノイキャン技術はさほど良いものを使っていないため、積極的にはオススメしかねる製品ではあります。


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 【Google Assistant対応】

 2・SONY ワイヤレスイヤホン WI-SP600N
   ¥14,000 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

周波数特性:
コーデック:SBC・AAC
連続再生時間:6時間
重さ:21g
防水性能:IPX4等級

 SONYWI-SP600N は、1万円を超える価格帯のソニーの中級Bluetoothイヤホンです。

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 装着方法は、イヤーフック型となります。

 この方式は、耳から外れにくいので、トレーニング時などにも利用可能です。IPX4等級の防滴性能もあるため、雨や汗にも強いです。

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 ノイズキャンセリング技術は、マイクが1つだけであり、下位機種と同じ技術が採用されます。

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 音質面では、再生周波数帯域が非公開です。

 ただ、電気的に低音をブーストさせるSONY独自のEXTRA BASS機構を持ちます。様々な製品に採用される技術ですが、搭載機は、ソニーのメーカー的特長の1つである、豊かな低音を出せます。

 ドライバーは6mmですが、こうした機構のため、問題は感じませんでした。

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 Bluetooth無線は、標準的なSBC規格のほか、動画の遅延が少なく、音質の劣化も少ないAAC規格が採用されています。

 連続再生時間は、8時間です。

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 以上、MDR-NWBT20Nの紹介でした。

 ノイキャン技術を搭載する機種ですが、ソニーの上位機と比較すれば、あまり高精度ではないです。とはいえ、電車や飛行機などの騒音源・周波数帯が多い状況においても、効果は十分実感できる水準でしょう。

 ただし、ノイズに対して完全な対策をしたい方、毎日通勤で利用する方は、ノイズキャンセリングの精度がもう少し高いものを選んだ方が満足度は高そうです。


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 【2017年】

 3・SONYノイズキャンセリング WI-1000X B
 4・SONYノイズキャンセリング WI-1000X N
  ¥27,495 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

再生周波数帯域:3Hz-40kHz
コーデック:SBC AAC, aptX LDAC
連続再生時間:10時間
重さ:71g
防水性能:

 SONYWI-1000Xは、SONYのノイズキャンセリングイヤホンの上級機です。

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 装着方法は、ネックバンド型です。

 ただ、見ての通りかなり太く、重さも71gです。

 これは、高精度のノイズキャンセラが搭載されているためです。その点で言えば、アクティブな運動には向かないという製品です。

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 ノイズキャンセリング技術は、この製品から一次元高い「上級技術」が採用されます。

 下位機種の場合、外部マイク1つのみの構成でしたが、この製品は、内部にフィードバックマイクがあり、聴いている音楽自体もデジタル化し、同じくデジタル化した外音を打ち消す仕組みです。

 デュアルノイズセンサーテクノロジーとソニーは呼びますが、効果は下位機種よりも高いです。

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 また、フルオートAIノイズキャンセリング機能も追加搭載します。これは、周囲の騒音状況をAIが判断し、3つのノイズキャンセルのモードを自動で選択するシステムです。

 そのほか、スマホを利用している場合、スマホの加速度センサーを利用してノイズキャンセルのレベルを設定できるアダプティブサウンドコントロールや、飛行機などを利用する際の気圧の変化を検知して、音を最適化する機能も搭載します。

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 そのほか、電車のアナウンスなどは聴き取れるようにする外音取り込みボイスモードと、走行中などに周囲の音もある程度聞き取れる外音取り込みノーマルモードが、スマホ操作で選べます。

 イヤホンのノイキャン技術としては、かなり高度です。

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 音質の面では、低音が3Hz、高音が40kHzまで対応です。見所は、ハイレゾに対応する高音域の充実に加えて、低音域に向けて性能がアップしている点です。

 ドライバーは、バランスド・アーマチュア・ドライバを採用したWドライバー仕様です。ダイナミック型のシングルドライブより、この方式のほうが、高音域を出しやすいため、ハイレゾ向きです。加えて、9mmのダイナミックドライバーも搭載されるため、低音域も十分です。

 もちろん、ハイレゾ音源に満たない音質をアップコンバート再生するDSEE HXも搭載です。

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 Bluetoothコーデックは、この機種もSBC・AACに加えて、aptX-HDと LDACに対応します。

 稼働時間は、10時間です。有線式よりは短いですが、不満を感じる方はあまりいないでしょう。

 重さは、重めと言える71gです。なお、ネックバンド型ですが、重いのでアクティブな運動には向かない製品です。

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 以上、WI-1000Xの紹介でした。

 ハイレゾ対応とノイキャン対応の「いいとこ取り」と言って良い機種です。通勤のほか、勉強時など静かな場所で着座しても利用する方には、便利でしょう。その場合に重要なバッテリーの保ちも良いです。

 難点は重さですが、これは、スポーツイヤホンではないので、個人的にはあまり気にしなくて良いと思います。


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 5・BOSE QuietControl30 WLSS BLK
    ¥34,560 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

再生周波数帯域:
コーデック:SBC
連続再生時間:10時間
重さ:65g
防水性能:

 QuietComfort 30は、ボーズ社の高級Bluetoothイヤホンです。

 価格的には3万を超えるかなりの高級オーディオ製品です。

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 装着方法は、写真のようにネックバンド型です。

 一方、重さは65gある製品ですから、アクティブな活動用に作られてはいません。防滴性能もありません。

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 ノイズキャンセリング技術は、BOSEは独自の方法が取られます。

 内外に6つのマイクを確認できますが、これらの一部をノイキャン用に利用する方式です。

 SONYと比較した場合、ノイズキャンセリングのレベルを12段階で調整できる点が魅力です。空港の待合室など、出発時間などのアナウンスを聴き取りたい場合には、ノイキャンのレベルを下げるなどの利用法が可能ですね。

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 イヤーピースは、独自の形状をなして、フィット感と遮音性が高いタイプです。

 この製品は、高い遮音性能を持ち、没入感を出せます。なお、S/M/Lサイズと耳の大きさに合わせて3種類のピースが付属します。

 音質の面では、インイヤータイプながら、BOSEらしい低音が効いたサウンドです。

 イコライザーは、音源の種類やノイズの大小にあわせて、適切に調整されるために聴きやすいです。

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 Bluetooth無線は、こちらも、Bluetoothを用いるワイヤレス式ですが、SBCで転送する方式です。

 連続再生時間は、10時間となります。余裕のバッテリー量でしょう。

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 以上、BOSE社のQuietComfort 30の紹介でした。

 BOSEはソニーに比べて、技術情報をあまり開示しませんが、ノイキャン部分の技術は確かであり、定評があります。とくにこの機種は、レベルを12段階でユーザーが選べる点が魅力です。デジタルデータとして制御するのは高度な技術ですが、同社は、一日の長がありますね。

 音質面についても、小音量に絞っても低音をしっかり出せる同社の特徴はそのまま出ており、高品質です。

 ハイレゾにはあまり興味がない方は、こちらの方が音質的にも満足すると思います。


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 【2018年】

 6・ SONY ノイキャン WF-SP700N BM
   ¥19,500 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

周波数特性:20Hz-20kHz
コーデック:SBC・AAC
連続再生時間:3.5時間
重さ:7.6g
防水性能: IPX4等級

 WF-SP700N は、SONYが販売する完全ワイヤレスタイプのイヤホンです。

 このタイプでノイキャン技術を搭載するのは現在この機種だけですね。

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 重量は、7.6gです。

 他社に比べてやや重量感はありますが、重心バランスが良いので違和感はありません

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 イヤーピースは、ハイブリッドイヤーピースロングが別に3サイズ添付されます。その上で、外れにくいアークサポーターが2サイズ付属します。運動時の外れにくさは優れるでしょう。

 防滴設定も、この機種については「対応」なので、雨天時のジョギングなども問題なく利用できます。

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 ノイズキャンセリング技術は、このタイプではソニーが初搭載です。

 水準は、外音用のマイクを1つだけ使う「入門機と同等」な水準ですが、左右独立する構造で搭載できた技術水準は高いと思います。

 一方、スマホユーザーが多いことを想定してか、

 SONYはノイズキャンセラの技術水準が高いメーカーです。この機種も、通常のノイズキャンセルのほか、電車のアナウンスなどは聴き取れるようにする外音取り込みボイスモードと、走行中などに周囲の音もある程度聞き取れる外音取り込みノーマルモードが、スマホ操作で選べます。

 音質面では、再生周波数帯域が、低音域が20Hz高音域が20kHzです。

 スペック的には低音が「弱い」ことになります。また、この機種は、ドライバーは6mmで、小さめです。

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 しかし、この製品は、ソニーでは低音が強いことをしめす、EXTRA BASSシリーズの名を冠します。

 詳細な説明はありませんが機構の改良で、低音の増幅方法を変えたようで、実際、旧機よりも鳴りは良いです。ソニーの特色でもある、高音域はしっかり聞こえ、聴き疲れしにくいバランスの良さを感じます。

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 Bluetooth無線は、標準的なSBC規格のほか、無線による遅延に強く、音質の劣化も少ないAAC規格が採用されています。

 その他、マイクが搭載で、ヘッドセットとして利用することができます。

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 連続再生時間は、ステレオ再生で3.5時間です。ただし、付属の小型ケースは充電器を兼ねていて、2回のフル充電に対応します。

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 以上、ソニーのWF-SP700Nの紹介でした。

 独立型ですが、気になる音ズレもなく、音質も高音域と低音域がハッキリした「ソニーらしいサウンド」が楽しめます。

 一方、この分野でのノイキャン技術の搭載がソニーの「売り」の部分です。ただし、キャンセル技術のレベルは、(独立でない)普通のワイヤレスイヤホンの方が高いです。

 とはいえ、実用水準にはありますが、「新しもの好き」の方は、選択肢となり得ます。

 【2017年】

 7・ SONY ノイキャン WF-1000X
   ¥20,900 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

 なお、2017年後半に登場した「1代目」がまだ売られています。ただし、防滴処理がないほか、低音についてEXTRA BASSが非搭載です。

 この点から、新機種を選んだ方が良いでしょう。

3・ノイキャン対応のイヤホン(有線)

 続いてに、有線タイプのノイキャンイヤホンを紹介します。

 ただ、この手のタイプは「どこから電源をとるのか?」という問題があるため、基本的には「特定の音楽プレーヤー専用製品」です。


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 【SONY ウォークマン専用品】

 8・SONY MDR-NWNC33
  ¥4,201 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

再生周波数帯域: 50Hz〜20kHz
ドライバー口径:13.5mm

 MDR-NWNC33 は、ソニーのノイキャン対応のイヤフォンです。

 接続方法は、音質が保証されるケーブルでのステレオミニプラグ接続です。

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 ノイズキャンセリング技術は、この機種の場合注意が必要です。

 というのも、この製品自体にマイクがないため、ノイズキャンセルに対応させるためには、SONYのウォークマンなど機器側の対応が必須だからです。一般発売されていますが、この点は注意しましょう。

 音質の面では、13.5mmのドライバー(スピーカー)を1つ搭載する製品です。

 低価格なイヤホンとしては割と大きなドライバーです。しかし、素材などの情報開示がなく、性能面での不安が残る製品です。

 再生周波数帯域は、低音域が50Hz、高音域20kHzとなります。

 他機と比較する場合、低音域部分のスペックが特に悪いです。

 稼働時間は、有線方式ですので、本体の電源が続く限り利用できます。

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 以上、MDR-NWNC33の紹介でした。

 先述のように、SONYのウォークマン専用の製品です。ただ、その用途で買われる場合も、音質を決定づけるドライバーユニットの性能が悪いため、積極的にはオススメしかねるという製品ですね。

 ほかのモデルを選んだ方が良いと思います。


 

  【SONY ウォークマン専用品】

 9 SONY IER-NW500N
  ¥9,970 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

再生周波数帯域: 5Hz〜40kHz
ドライバー口径:9mm

 MDR-NWNC33 も、ソニーのノイキャン対応のイヤフォンです。

 接続方法は、こちらもケーブル式です。普通のステレオミニプラグ接続です。

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 ノイズキャンセリング技術は、マイク未搭載で、「ウォークマン専用」となります。

 一方、ノイキャンの技術水準は、こちらの方が1ランク高いです。

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 SONYは、デジタル方式でノイズ処理しますが、その際に、周囲の騒音状況からAIが自動的にノイズキャンセル方式を自動選択するフルオートAIノイズキャンセリング機能が搭載されるからです。

 その際利用されるマイクはシングルなので、SONYの技術体系から言えば「入門レベル」の処理ですが、程度は高いです。

 なお、ハイレゾ音源の場合もノイズキャンセリングが働きます。

 音質の面では、ダイナミック型の9mmのドライバーということで下位機種よりも小さいです。

 再生周波数帯域は、一方で、低音域(値が小さいほど良い)が5Hz、高音域(値が大きいほど良い)40kHzとなります。

 駆動力を磁気回路でブーストする仕組みをとるため、ドライバーは小型でも、全レンジで音質の良さはこちらの方が上です。

 稼働時間は、有線方式ですので、本体の電源が続く限り利用できます。

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 以上、IER-NW500N の紹介でした。

 ハイレゾ対応のウォークマン専用製品ですので、まずはその点に注意してください。

 その要件を満たす皆さんについては、

 ドライバーは小型ですが、ハイレゾに対応する品質です。また、ノイズキャンセリング機能は下位機種よりも高度なので、対応機器をお持ちの場合は、通勤用には特にこちらが向くでしょう。


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 【iPhone専用設計】

 10・パイオニア RAYZ Plus SE-LTC5R-S
 11・パイオニア RAYZ Plus SE-LTC5R-T
  ¥15,660 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

再生周波数帯域: 10Hz〜22kHz
ドライバー口径:9mm
重さ:5g

 SE-LTC5R は、パイオニアが発売するノイズキャンセリングイヤホンです。

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 接続方法は、こちらも有線です。

 ただし、プラグはこの機種の場合、Lightningコネクターであり、iPhone7以降の専用設計です。

 なお、ケーブルの途中にLightningコネクタがあるので、外部バッテリーで充電しながらでも音楽を聴ける仕様です。

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 ノイズキャンセリング技術は、マイクを6つ搭載する方式です。

 ソニーやBOSEのイヤホンの場合、気圧センサーや加速度センサーで周囲の雑音にあわせて自動調整しますが、こちらは、マイクを多数配置する方式を取っています。

 なお、完全に無音化しない外音取り込みモードを搭載する点は、ソニーの上位機同様です。

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 音質の面では、9.2mmのダイナミック型ドライバーの搭載です。

 やや小さめですが、ノイズキャンセリングに高度に対応させるためには、仕方のない部分です。

 再生周波数帯域は、10Hz〜22kHzですので、CD音源以下ならば問題ない音質で聴けるでしょう。

 また、Lightningコネクタを通すため、こちらはデジタル伝送となります。左右の音声のクロストークノイズが生じにくく、通常のアナログイヤフォンに較べて、ステレオ感が出やすいでしょう。

 稼働時間は、iPhoneのバッテリー次第です。ただ、低電力消費技術の採用で、バッテリーを過度に消費しません。

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 以上、SE-LTC5 の紹介でした。iPhone専用とはなりますが、高度なノイズキャンセリング技術を採用し、iPhone用としては選んでよい製品です。

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 【2017年】

 12・パイオニア RAYZ Plus SE-LTC3R
  ¥12,830 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

 なお、下位機種のSE-LTC3Rも同時に発売されています。こちらも、Lightningコネクタ専用ですが、ケーブルの中間に充電用Lightningポートがないモデルです。

 iPhoneを充電しながら利用しない予定ならばこちらで良いでしょう。

今回の結論
ノイキャン対応イヤフォンのオススメは結論的にこれ!

 というわけで、今回は、各社のノイズキャンセリング対応イヤフォンを紹介してきました。

 最後にいつものように、Atlasのオススメ機種!について書いておきたいと思います。


 第1に、乗り物を含めてノイズ対策が最も完璧にできるイヤホンと言えるのは、

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 5・BOSE QuietControl30 WLSS BLK
    ¥34,560 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

再生周波数帯域:
コーデック:SBC
連続再生時間:10時間
重さ:65g
防水性能:

 ボーズのQuietComfort 30でしょう。

 ノイズキャンセリング技術については、SONYの上位機も優れており、飛行機の気圧に合わせた制御など見所が多く迷いました。

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 ただ、ゲインをいじらず、ノイズキャンセリングのレベルを12段階で調整できる点は、飛行機・電車・空港・駅など、都度騒音状況が異なる出張において、実用性が高いです。

 SONYも自動制御が卓越していますが、個人である程度制御できる点で、この方式の方が現状では良いと感じます。

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 音質面では、SBCで転送する方式ですが、先述のように、BOSEは、音源に独自のアップコンバートを施し「自社の音(BOSEサウンド)」にする会社ですから、問題ないでしょう

 ただし、SBCは、遅延問題があるので、動画などの視聴時に、音と映像がずれる点は注意です。

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 【2017年】

 3・SONYノイズキャンセリング WI-1000X B
 4・SONYノイズキャンセリング WI-1000X N
  ¥27,495 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

再生周波数帯域:3Hz-40kHz
コーデック:SBC AAC, aptX LDAC
連続再生時間:10時間
重さ:71g
防水性能:

 そうした点で言えば、例えば飛行機で動画も同時に見るだろう方は、ソニーの WI-1000Xの方が良いでしょう。

 上位のコーデックを使える環境ならば、遅延問題が起こりにくいです。ノイキャン技術についても、(BOSEとどちらにするか迷うほど)水準が高いため、問題ないでしょう。


 第2に、iPhone系で気軽にノイキャン対応できる製品としておすすめできるのは、

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 【2017年】

 12・パイオニア RAYZ Plus SE-LTC3R
  ¥12,830 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

再生周波数帯域: 10Hz〜22kHz
ドライバー口径:9mm
重さ:5g

 高音   ★★★★★
 低音   ★★★★★
 遮音性  ★★★★★★
 総合評価 ★★★★★

パイオニアのSE-LTC3R を、推します。

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 ノイズキャンセリング技術は、マイクを6つ搭載する方式で、独創的で効果も高い点を評価しました。

 その上で、iPhone用のLightning端子も付属するため、デジタル伝送によりステレオ感が出やすい点も評価できます。

 充電しながらも利用できる上位機もありますが、まあ、こちらで良いと思います。 


 第3に、ワイヤレスで気軽にノイキャン対応できる格安製品としておすすめできるのは、

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 【Google Assistant対応】

 2・SONY ワイヤレスイヤホン WI-SP600N
   ¥14,000 Amazon.co.jp (10/7執筆時)

周波数特性:
コーデック:SBC・AAC
連続再生時間:6時間
重さ:21g
防水性能:IPX4等級

 SONYWI-SP600N でしょう。

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 イヤーフック型で、泡沫防水機能が付くトレーニング用ながら、入門用のノイキャン技術が採用され得ていますので。

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 ノイズキャンセリング技術は、マイクが1つだけであり、極度に専門的ではないです。

 ただ、それでも、98%程度の軽減率は得られるわけで、電車や飛行機などの騒音源・周波数帯が多い状況においても、効果は十分実感できる水準でしょう。

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 音質面でも、電気的に低音をブーストさせるSONY独自のEXTRA BASS機構を搭載するという、個性もあります。

 Bluetoothコーデックも、標準的なSBC規格のほか、動画の遅延が少なく、音質の劣化も少ないAAC規格が採用されています。

 いずれにしても、1万円前後の製品で「音質面もある程度期待できるノイキャンイヤホン」として、オススメできます。

補足:イヤホン・ヘッドホン関連記事の紹介

 というわけで、今回は、ノイキャン対応イヤホンの紹介でした。

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 なお、このブログ「モノマニア」には、ヘッドホン・イヤホンについて、他に、以下のような比較記事があります。

1・Bluetoothヘッドホンの比較
2・Bluetoothイヤホンの比較
3・完全ワイヤレスイヤホンの比較
4・ハイレゾヘッドホンの比較
5・ハイレゾイヤホンの比較
6・ノイキャンヘッドホンの比較
7・ノイキャンイヤホンの比較
8・Beatsのヘッドホンの比較
9・ライトニング端子イヤホンの比較
10・ウェアラブルネックスピーカーの比較
11・おすすめヘッドホンの選び方 【結論】

 よろしければ、これらの記事をご覧ください。

 とくに、11番の記事は、全記事の「まとめ」として、どのようにイヤホンを選ぶべきか、スペック表の読み方などをまとめています。

 よろしければご覧ください。

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アップルの iPod touchの比較
2・ソニーのウォークマンの比較
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posted by Atlas at 21:23 | オーディオ製品

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