Top 映像機器 比較2025' 新4K衛星放送受信に必要な20点の機材の選び方: 対応アンテナ 配線 チューナーなど

2025年07月03日

比較2025' 新4K衛星放送受信に必要な20点の機材の選び方: 対応アンテナ 配線 チューナーなど

【今回レビューする内容】2025年 新4K8K衛星放送対応のTVチューナーやアンテナなどの性能とおすすめ・選び方:新BS CS4K放送を見るために必要なもの:アンテナ・TV・レコーダーの情報・設置方法 左旋円偏波対応

今回のお題
新BS/CS衛星放送を4Kテレビでみるには何が必要?

 ども、Atlasです。

 今日は、2025年7月現在、最新の新4K8K衛星放送を受信するために必要な家電や配線を比較・紹介します。

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1・新4K放送受信設備の選び方 (1)
 1-1・最低限必要な機材の説明【導入】
 1-2・アンテナ・配線機材
 1-3・チューナー
 1-4・最終的なおすすめの提案【結論】

 以上のような順番で、新4K放送対応チューナー(TV含む)のほか、アンテナ・分配器など、必要な機器やそのつなげ方について、説明をするつもりです。

ーー

1・4K液晶テレビの比較
2・有機ELテレビの比較
3・8Kテレビの比較
4・
ブルーレイレコーダーの比較

 今回の記事は、このブログの最新テレビやレコーダーの比較の「補足記事」として書きました。

1-1・視聴に最低限必要な設備の説明

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 はじめに「導入編」として、新4K放送受信に「最低限必要なもの」を説明しておきます。

 新4K衛星放送は、単に「4Kテレビ」を購入し、チャンネル設定すれば、自動的に見れるわけではないからです。

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 なぜなら、「4Kテレビ」というのは、4K解像度が表示できるテレビというだけの意味だからです。

 受信に必要な、新4K対応チューナーを標準装備する4Kテレビは、2019年以降発売の各社の上位機に限られます。

1・新4K対応チューナー
 :TV・レコーダー・専用チューナー
2・新型のBS 4Kアンテナ
 :左旋円偏波対応(SH認証)
3・新型のケーブル・配線機器
 : 3.2GHz帯対応製品

 結論的にいえば、新4K8K衛星放送を完全な形で受信するためには、以上の3点の対応が「マスト」です。

 チューナー未搭載の4Kテレビの場合、後ほど紹介する、対応レコーダーか、(1万円前後の)専用チューナーかを買い足す必要があります。

 これらの「おすすめ」機種については、後ほど改めて紹介します。

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 その上で、「新4K放送全チャンネル」を完全な形でみたい場合、アンテナとケーブルの取替も必要です。

 これは、さほど高額な費用はかかりませんし、半日もあれば基本的に一般家庭で可能な作業です。

 以下、詳しく説明していきます。

1-2・必要なアンテナと機材について

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 はじめに、「新型のBS4Kアンテナ(8Kも対応)」と配線機材について説明します。

1・交換が必要な理由

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 以上の「6チャンネル」の番組は、昔設置したBS・CSアンテナ(110度対応)でも、仕組み上、BS新4K放送の視聴が可能です。

 なぜなら、これまでと同じ、右旋円偏波で送信されているからです。

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 しかし、(主に地上波チャンネルを持たない)スカパーやWOWOWなどのチャンネルは、新しい左旋円偏波を利用します。

 旧来の(4Kでない)BS・CS放送(BS・110度CSは、韓国の衛星放送などとの混線を避けるなどの目的から、衛星から右巻きの電波だけを受信してきました。

 しかし、データ量の多い放送である新4K衛星放送の開始で、左旋円偏波も使わざるを得なくなったからです。

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 結論的にいえば、左旋円偏波は、2018年以降発売のアンテナで、上記のようなSHマークのあるアンテナが必要です。

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 スカパーなどを契約する際、CSアンテナを過去に交換した経験があるかたもいるでしょう。

 しかし、2019年以前もの(BS/110度CS/124/128度CS 3波対応機)も、左旋円偏波は対応ではないです。

 完全な受信のためには、SH認証がある製品への「交換が必要」です。

2・対応アンテナの価格


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 【45cm】

 1・DXアンテナ BSアンテナ BC453S
  ¥9,480 Amazon.co.jp (7/3執筆時)

 【50cm】

 2・DXアンテナBSアンテナ BC503S
  ¥11,980 Amazon.co.jp (7/3執筆時)

 【45cm 耐風速70m/s】

 3・DXアンテナ BSアンテナ BC453SG
  ¥18,430 楽天市場 (7/3執筆時)

アンテナサイズ:45cm,50cm
左旋円偏波:対応
付属品:アンテナのみ

 SHマークのはいった対応アンテナは、いくつかのメーカーが出しています。

 日本の、BSアンテナでは日本最大手といえるDXアンテナは、以上の3機種がSHマークの機種です。

 アンテナサイズは、大きいほど角度の柔軟性があります。

 しかし、普通は45型で問題ないです。

 吹きさらしの屋根に付けるならば、風耐性があるモデルを選ぶと良いでしょう。

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 ニッパー・ペンチセット 3点組
  ¥2,490 Amazon.co.jp (7/3執筆時)

 設置工事は、基本的に、既設アンテナを交換するイメージでOKです。

 工具は、ニッパーとペンチあたりがあれば、アンテナ付属の工具以外は不要でしょう。

 CSを見ていた場合などは、衛星の方向設定も同じなので、角度調整作業もすぐ終わるでしょう。

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 【45形・50形】

 4・DXアンテナ MHV-117
  ¥3,980 Amazon.co.jp (7/3執筆時)

 新設の場合は、取り付け金具の導入が必要です。

 例えば、ベランダや手すりにボルト固定する場合は、ベランダ取付金具を買います。


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 取り付け方については、DXアンテナの場合、【こちら】に説明書があります。

 45型・50型なら、ベランダのポール径が25-49mmなら、無理なく設置できます。

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 【45形・50形】

 5・DXアンテナ MHF-500
  ¥6,500 Amazon.co.jp (7/3執筆時)

 一方、賃貸などで、孔が開けられない場も、自立スタンドでとりつけることができます。

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 基本は、室内向け製品です。

 南西方向に開けた窓の内側や、雨風の入らないベランダなどがあれば、設置可能でしょう。


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 6・DXアンテナ BSアンテナ BC453K
  ¥11,500 Amazon.co.jp (7/3執筆時)

アンテナサイズ:45cm
左旋円偏波:対応
付属品:ケーブル(15m)取付金具

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 【45cm】(単品)

 7・パナソニック TA-BCS45U1
  ¥10,663 Amazon.co.jp (7/3執筆時)

 【45cm】(セット)

 8・パナソニック TA-BCS45UK1
  ¥12,172 Amazon.co.jp (7/3執筆時)

アンテナサイズ:45cm
左旋円偏波:対応
付属品:ケーブル(15m)取付金具

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 【45cm】(セット)

 9・マスプロ BC45RL
  ¥8,800 Amazon.co.jp (7/3執筆時)

 【45cm】(単品)

 10・マスプロ BC45RL-SET
  ¥11,370 Amazon.co.jp (7/3執筆時)

アンテナサイズ:45cm
左旋円偏波:対応
付属品:ケーブル(15m)取付金具

 もちろん、他社モデルでもOKです。

 1万円前後の製品について言えば、どれも機能面では差がないです。

 一方、DXアンテナを含めて、各社ともベランダ取付金具と15mの接栓付同軸ケーブルセット販売が見られます。

 値段面で有利なほか、トラブル時のサポート先が一括されるのは、ある種のメリットです。

3・必要な配線設備

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 経路部分のパーツは、アンテナの次に考えないといけない部分です。

 ケーブルや分配器、ご家庭によっては、ブースター・アンテナ端子も3.2GHz対応製品と交換します。

 (アンテナと異なって)交換しない場合でも、(物理的に)受信できる可能性はあります。

 ただ、以前の2.1GHz帯のケーブルだと電波法に抵触する可能性が指摘されています。また、ご家庭のWi-Fi機器に影響を与える可能性もあります。

 もちろん、BS8K放送についても、こうした基準への対応が必要です。 

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 11・DXアンテナ CS/BS-IF・UHFブースター
  ¥9,700 Amazon.co.jp (7/3執筆時)

 12・DXアンテナ 分配器 4K 8K 対応 2DMS
  ¥1,458 Amazon.co.jp (7/3執筆時)

 13・DXアンテナ 4K対応壁面TV端子 SU7L2S(P)
  ¥1,260 Amazon.co.jp (7/3執筆時)

 14・DXアンテナ 分波器 4K対応 MBUM2WS(B)
  ¥2,200 Amazon.co.jp (7/3執筆時)

 15・DXアンテナ 同軸ケーブル4K対応【30M】
  ¥5,911 Amazon.co.jp (7/3執筆時)

 各パーツの取替に電気工事の資格は不要です。DIY初心者でも個人で簡単に交換できるでしょう。

 DXアンテナでパーツを揃える場合、3.2GHz対応製品は、これほどの値段となります。ブースター(電波の増幅用)は高いですが、特になくてもつながるなら不要です。

4・設置工事の依頼の場合

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 面倒そうなので、お知り合いの電気工事屋さんに依頼しよう、という方もいるかもしれません。

 それでも良いかと思います。

 「標準工事料金」は決まっているので、(部材費以外は)どこでもほぼ同じでしょう。

 しかし、「オルタナティブ」を提案すれば、スカパー契約を利用する手があります。

 【スカパー4Kサービス】に加入して、割引価格の10,000円のアンテナ交換サービスを受けることです。

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 現状では、10,180円で、先述のSHアンテナを取り付けて貰えます。

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 ただし、1年未満の解約は、違約金(10,000円)が発生します。

 基本料金は、1基のチューナーまでの単線の料金だという点が注意点です。

 例えば、屋根置きだと2万円ほど、分配器の取付で5000円ほど追加でかかります(料金表)。


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 【45cm】

 16・DXアンテナ BSアンテナ BC453S
  ¥9,780 楽天市場 (7/3執筆時)

アンテナサイズ:45cm
左旋円偏波:対応
付属品:ケーブル(15m)取付金具

 また、実店舗のデンキヤや、ネットならば楽天ビックほか、電気工事屋さんを紹介してくれるところで買うのも手です。

 例えば、楽天ビックの場合、サイトで【アンテナ同時購入時の工事料金】が示されます。

 電気工事は、標準工事料金の規定があるので、値段はあまり変わりません。

 ただ、スカパーの違約金分を考慮すれば、だいたい同じになるでしょう。

 楽天ビックの場合、ビックカメラ・コジマを含む同社のグループがある地区のみ工事をして貰えます。


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 【1m-2m】

 17・エレコム Premium HDMIケーブル
  ¥1,599 Amazon.co.jp (7/3執筆時)

 以上、左旋円偏波のチャンネルを見るために必要な機材を紹介してきました。

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 もう、(面倒なので)とりあえず、右旋円偏波だけ見られれば良いという方もいると思います。

 その場合も、TVの内蔵チューナーでないならば、HDMIケーブルについても、伝送速度18GbpsのプレミアムHDMIケーブルが必須という点だけは、忘れないようにしてください。

1-3・対応チューナーの選び方

1・チューナー内蔵型テレビ
2・チューナー内蔵型レコーダー
3・単体の新4K放送用チューナー

 続いて、チューナーについてです。

 新4K8K衛星放送チューナーを受信するためには、チューナーを内蔵するもちろん対応機機が必要です。

 現状では、上表の3通りで対応することができるでしょう。

 こちらも順番に解説していきます。

1・4K 8Kテレビ

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1・4K液晶テレビの比較
2・有機ELテレビの比較
3・8Kテレビの比較
4・おすすめ液晶テレビのまとめ 【結論】

 第1に、新4K8K衛星放送チューナーを内蔵するTVを入手する方法です。

 このブログの以上、以上4回の記事で紹介した製品の上位機は、いくつかのチューナーを内蔵します。

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 ただし、機種によって、チューナー数が異なり、同時録画不可であったり、(4Kでない)普通のBS/CS/地上波との共用チューナーだったり、搭載している製品ならどれも同じ!というわけではないです。

 この部分を含めて、このブログの以上の4記事では詳しく説明したので、お時間があるとき、お読みください。

 「おすすめ機種」も提案しています。

2・対応BDレコーダー

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1・パナソニックのブルーレイディーガ
2・シャープのアクオスブルーレイ
3・SONYのブルーレイレコーダー
4・おすすめブルーレイレコーダー【結論】

 第2に、新4K8K衛星放送チューナーを内蔵するレコーダーを入手する方法です。

 現状で、パナソニック・シャープ・ソニーについては、搭載機が複数あります。

 このブログでは、以上、4回の記事で搭載機を細かく紹介しました。

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 しかし、レコーダーの場合も、TV同様、レコーダーによって、チューナー数が異なります。

 また、共用チューナーで、地上波TVとの同時録画数に制限がかかる場合もあるため、TV同様にややこしいです。

 さしあたって、【ブルーレイレコーダーのまとめ記事】にオススメ商品を書いておいたので、興味のある方は、後ほどご覧ください。

3・新4K放送対応チューナー

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 第3に、新4K8K衛星放送チューナーを別に購入する方法です。

 既に対応テレビをお持ちの方も多いと思います。分配器などを使って、(未対応の)別のテレビでも見たい場合に使える方法です。

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 40型以下の小型TVでは、新4Kチューナー搭載機がないので、その部分でもニーズがあるでしょう。

 ただ、多くの製品はチューナ搭載4Kテレビやレコーダーが出そろうまでの「つなぎ」で出されていた製品だったので、今だと、シャープなどを除けば、大手企業の製品はほぼ全て終売です。

 そのため、執筆時に残っている製品だけみておきます。


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 【2018年発売】

 18・シャープ 4Kチューナー 4S-C00AS1
  ¥4,973 Amazon.co.jp (7/3執筆時)

新4K放送チューナー:1
地上波/BS/CSチューナー:なし

 4S-C00AS1 は、シャープが販売する新4K放送対応のチューナーです。

 在庫限りでしょうが、TVメーカー製では唯一残っている単独製品です。

 本体サイズは、幅22cm×高3.4cm×奥行14.6cmです。

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 チューナー数は、BSCS4K単体チューナーが1つです。

 地デジや通常のBS・CSチューナーを内蔵しないので、そちらはテレビ側のチューナーなどを利用することになります。

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 背面端子を見ると分かりますが、アンテナからの入力端子のほか、テレビへの出力端子があります。 

 結論的にいえば、新4K放送以外は、「TV搭載のチューナーを使ってね!」というタイプのチューナーです。

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 番組表は、内蔵されます。

 シャープは、番組表も4K画質ですから、パナソニックに比べても表示は美しいです。ただし、「新4K放送専用の番組表」となります。

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 リモコンは、付属します。

 シャープは、【学習リモコンの比較記事】で書いたような製品と同じで、他社製のTVでも操作できる汎用リモコンとなります。

 そのため、他社製TVや、シャープの旧製品でも、番組表は4K表示の美しいシャープの番組表に「アップグレード」して使える点で有利です。

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 【Amazon限定】

 バッファロー 2TB HD-AD2U3
  ¥10,781 Amazon.co.jp (7/3執筆時)

 録画機能は、この機種も背面のUSB端子から、外付けHDDを増設することで有効となります。

 一方、地デジ用や従来のBS/CSの録画は、(チューナー自体が無いので)増設してもできない仕様です。

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 なお、4K放送は、輝度Max表現が従来より高く、4Kを鮮やかに見せてくれるHDR10(=HDR)技術に対応します。

 その際の圧縮技術なのですが、TV放送なので、圧縮率が高いHLG(ハイブリッド・ログ・ガンマ)方式を業界は採用しています。

 そのため、HDR10(HLG方式)に非対応の場合、色域は4Kで見れますが、輝度ピークはHDRでなくSDR(標準)となります。(だいたい)2016年以前の4Kテレビではそうです。

 ただ、シャープのチューナーは、HLG式からHDR10式への変換ができるので、(やや古い)HDR対応機でも、HDR画質がしっかり楽しめます。

---

 以上、シャープの4S-C00AS1の紹介でした。

 現状で、パナソニック・ソニー・東芝などは、単独チューナーを終売にしているため、大手メーカーでは、唯一選べる製品です。

 従来あった他社製品と比べると、(他のチューナーを装備させず)新4Kチューナーに機能を絞った結果、安価にできたので、生き残ったような感じです。

 この方式だと、リモコンが増える不便性がありますが、リモコン自体の工夫で「他社製TVも操作できるようなリモコンにすること」で、緩和していると言えます。

 その上で、定評のある「見やすい4K表示の番組表が使える」わけで、テレビ屋レコーダーを買い替えるつもりがないならば、今だと良い選択肢だと思います。


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 【2018年発売】

 19・I-O DATA 4Kチューナー HVT-4KBC
  ¥9,355 Amazon.co.jp (7/3執筆時)

新4K放送チューナー:1
地上波/BS/CSチューナー:なし

 HVT-4KBCは、日本のPC周辺機器メーカーのアイオーデータが販売する新4K放送対応のチューナーです。

 テレビメーカーではないですが、当時販売された製品がまだ残ります。

 本体サイズは、幅22cm×高3.5cm×奥行15cmです。

 設置の必要な面積は、やや大きめです。

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 チューナー数は、この機種は、BSCS4K単体チューナーが1つです。

 シャープと同じ構成で、新4K放送を専用で見るための製品です。

 ニーズとしては、おそらく、【PC用4Kディスプレイの比較記事】で書いた、大画面モニターに、4Kを投影するようなものでしょう。

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 背面端子は、したがって、BS/CS端子のみで、アンテナ線の入力と出力があります。

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 番組表は、一方、テレビメーカーではないため、情報量や使い勝手はイマイチです。

 リモコンは、付属します。他社メーカーのTVについても、設定すれば操作できます。

 録画機能は、この機種も背面のUSB端子から、外付けHDDを増設することで有効となります。

 ネット動画サービスは、AndoridTVを含めてこちらは付属しません

 なお、この機種は、HDMIケーブルが1本同梱されます。

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 以上、アイオーデータのHVT-4KBC/Eの紹介でした。

 基本、PCメーカー製なので、番組表などの出来がイマイチです。その点で言えば、最近4K液晶TVを買った方は、テレビブランドと揃えて買えば良いでしょう。

 現状で、シャープ機の方が安いですし、今選ぶならばそちらでしょう。

ーーー

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 【2018年発売】

 20・マスプロ DT814
  ¥8,780 Amazon.co.jp (7/3執筆時)

新4K放送チューナー:1
地上波/BS/CSチューナー:なし

  このほか、マスプロがDT81という4Kチューナーを販売しています。

 同社は、新4K放送用のアンテナも出していますが、おそろく「一括工事」用にラインナップしているモデルです。

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 背面を含めて、形状はアイオーデータの製品と全く同じです。番組表などのUIも同じなので、OEM製品となるでしょう。

 ただ、アイオーデータは、接続部分で手厚いサポートがあるため、値段が同じ程度ならば、そちらを選んだ方が良いと思います。

今回の結論
新BS/CS4K衛星放送におすすめの機材はこれ!

 というわけで、今回は、新4K放送対応のチューナーやアンテナなどを紹介してきました。

 最後に、いつものように、Atlasのおすすめ機種!を提案しておきます。


 第1に、家庭用の対応アンテナ・配線としておすすめできるのは、

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 【45cm 耐風速70m/s】

 3・DXアンテナ BSアンテナ BC453SG
  ¥18,430 楽天市場 (7/3執筆時)

 【45cm】(セット)

 6・DXアンテナ BSアンテナ BC453K
  ¥11,500 Amazon.co.jp (7/3執筆時)

アンテナサイズ:45cm
左旋円偏波:対応
付属品:ケーブル(15m)取付金具

 DXアンテナの各製品でしょう。

 業界最大手だけあって、設置に必要な自社パーツが多い点が評価できます。

 色々なメーカーの製品を混在すると、トラブル時のサポートは手間ですし、そもそもの製品単価も、量産効果で安めです。

 アンテナサイズは、基本的に45cmで足りるため、特殊な設置をしないならば、ベランダ取り付けセットを購入するのが良いでしょう。

ーーー

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 11・DXアンテナ CS/BS-IF・UHFブースター
  ¥9,700 Amazon.co.jp (7/3執筆時)

 12・DXアンテナ 分配器 4K 8K 対応 2DMS
  ¥1,458 Amazon.co.jp (7/3執筆時)

 13・DXアンテナ 4K対応壁面TV端子 SU7L2S(P)
  ¥1,260 Amazon.co.jp (7/3執筆時)

 14・DXアンテナ 分波器 4K対応 MBUM2WS(B)
  ¥2,200 Amazon.co.jp (7/3執筆時)

 15・DXアンテナ 同軸ケーブル4K対応【30M】
  ¥5,911 Amazon.co.jp (7/3執筆時)

 その上で、ご家庭の状況に合わせて、必要な対応部品を同時に購入すればOKです。

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 先述のように、アンテナと違って、交換しなくても通る可能性はありますが、Wi-Fiなどの電波との干渉の可能性や、電波法への対応のため、必要です。


 第2に、4K対応チューナーを別に買う場合、オススメできる製品は、

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 【2018年発売】

 18・シャープ 4Kチューナー 4S-C00AS1
  ¥4,973 Amazon.co.jp (7/3執筆時)

新4K放送チューナー:1
地上波/BS/CSチューナー:なし

 シャープの4Kチューナーでしょう。

 消去法的ですが、最後まで残った単独の4Kチューナーのなかでは、格安である上で、十分な性能が期待できるからです。

 とくに、テレビとは別に操作が必要になりますが、付属リモコンでTV操作の一部が共通化できるので、ある程度までは便利と言えます。

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 【1m-2m】

 14・エレコム Premium HDMIケーブル
  ¥1,599 Amazon.co.jp (7/3執筆時)

 なお、HDMIケーブルは、転送速度が高速な新規格に対応するものが必要です。

ーーー

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1・4K液晶テレビの比較
2・有機ELテレビの比較
3・8Kテレビの比較
4・おすすめ液晶テレビ 【結論】

 ただ、TV購入を同時に考えられるようならば、この際、検討してみても良いでしょう。

 ただし、40インチ以下のサイズで搭載機は、皆無です。

 比較的安めの価格でも搭載機が増えているので。上の記事で「おすすめ機種」を提案していますので、よろしくお願いします。

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1・SONYのブルーレイレコーダー
2・パナソニックのブルーレイディーガ

3・東芝のレグザブルーレイ  
4・シャープのアクオスブルーレイ
5・おすすめブルーレイレコーダー 【まとめ】

 もちろん、レコーダーを入手する方法も考えられます。

 ただ、TVに比べると、入門機での搭載があまりみられないので、この方法を選ぶならば、単独のチューナーの入手でもよいかと思います。

補足:映像機器の関連記事の紹介

  というわけで、今回は、新4K放送チューナーの紹介でした。

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 なお、このブログには、ホームシアター関連の記事として、以下のようなものがあります。

1・AVアンプの比較
2・サウンドバーの比較
3・シアター用スピーカーの比較
4・プリメインアンプの比較
5・ブルーレイレコーダーの比較
6・液晶テレビの比較
7・家庭用プロジェクターの比較

 これらの記事もよろしくお願いします。

 最後になりましたが、この記事がお役に立ったようならば、はてなブックマークやTwitter、Facebookなどで話題を共有していただけると嬉しいです。ではでは。

posted by Atlas at 17:51 | 映像機器

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