【今回レビューする内容】2025年 170L以上の中型2ドア冷蔵庫の性能とおすすめ・2ドア中型冷蔵庫: 自動製氷機能付き2ドア対応 168 170 200 250リットル:カメラ付き冷蔵庫ほか
【比較する製品型番】パナソニック NR-B18C2-K NR-B18C2-W NR-B253T-K 三菱電機 MR-P17K MR-P17J MR-P17E3J-W シャープ SJ-BD23P SJ-PD28P SJ-D18K SJ-BD23M SJ-PD31K SJ-PD28K SJ-D23H-S SJ-PD31H SJ18E3B SJ-D18P-W SJ-D18PJ-H ハイアール JR-NF173D JR-XP2NF173F-XK JR-M20AJR-SX21 JR-M28AL JR-M28AR JR-NF262B JR-NF326B JR-M36A-W アクア AQUA SIMPLE+ AQR-17R-DS AQR-17RBK-DS AQR-20R-W AQR-20R-DS AQR-20RBK-DS AQR-20E4-K 東芝 GR-W17BS GR-V17BS(W) GR-U17BS(W) GR-U17BS(K) アイリスオーヤマ STOCK EYE IRSN-IC30B-W IRSN-IC30B-B IRSN-IC30A-W IRSE-16A IRSN-27A-W IRSN-27A-B IRSD-17A-B IRSD-17A-W RSN-IC30A-W IRSD-17A-BH IRSD-17A-WH IRSN-I30A-W IRSN-I30A-B ハイセンス HR-G260HW HR-B2501 MAXZEN JR168ML01WH JR253HM01WH JR230HM01WH R254ML01 ツインバード HR-E923W HR-E923B ほか
今回のお題
少し大きめな中型の2ドア冷蔵庫のおすすめはどれ?
ども、Atlaです。
今回は、2025年6月現在、最新の2ドア冷蔵庫の比較です。
光熱費(電気代)の違いや「設置サイズ」に注目つつ、冷蔵室・冷凍室それぞれの機能性の違いを重視して比べました。

1・大型プレミアム冷蔵庫の比較
サイズ:450L〜
ドア数:5ドア〜
用途:料理好きの家庭向け
2・中型3ドア冷蔵庫の比較
サイズ:270L-400L
ドア数:3ドア
人数: 2-4人家族向け
3・中型2ドア冷蔵庫の比較
サイズ:170L-300L
ドア数:2ドア
人数: 1-2人家族向け
4・小型2ドア冷蔵庫の比較
サイズ:120L-160L
ドア数:2ドア
人数:1人暮らし向け
5・超小型冷蔵庫の比較
サイズ:100L以下
ドア数:1ドア〜
用途:家庭の2台目向け
6・サイズ別のおすすめ冷蔵庫 【結論】
全製品からのおすすめ機種の提案
今回の記事は、このブログの冷蔵庫の比較記事全体としては、3回目記事になります。
収納量としては、170L〜300Lの中型2ドア冷蔵庫だけを扱います。
だいたい、2人程度の世帯(+小さいお子さん1人)までに向くといえます。
また、料理好きならば、1人暮らしの方にも向くと言え、実際、売れているサイズです。
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対応できる人数 1-4人向け
電気代の安さ ★★★★★
冷蔵庫の広さ ★★★★★
冷凍庫の広さ ★★★★★
製氷機の性能 ★★★★★
チルド室の性能 ★★★★★
本体の高級感 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
というわけで、以下では、各社の冷蔵庫を個別に比較します。
そして、最後の「結論編」(こちら)では、上表のようなポイントから、サイズ別・目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
1-1・中型冷蔵庫の選び方の基本!
具体的な製品の紹介に入る前に、「中型2ドア冷蔵庫の選び方の基本」について、紹介しておきます。
中型冷蔵庫を選ぶ場合、特に注意するべきポイントは、次の3点です。
1・冷蔵庫の庫内容量
2・冷蔵庫の電気代
3・冷蔵庫のサイズ
重要な部分なので、個別の製品解説にはいる前に、順番に解説しておきます。
1・冷蔵庫の庫内容量
第1に、冷蔵庫の庫内容量です。
皆さんが悩むのは「どの程度の容量が必要か」でしょう。
皆さんが悩むのは「どの程度の容量が必要か」でしょう。
冷蔵庫の場合、各社とも冷蔵庫全体のサイズ(定格内容積)ほか、冷蔵室と冷凍室の細かい容積を公開します(リットル単位)。
今回の記事でも示しながら紹介しています。
〈やまかっこ〉内の数字は、任意で公開される「実収納量」です。ここを見た方がより正確に収納力を把握できます。
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2ドア冷蔵庫(170L-)
:料理好きの個人
2ドア冷蔵庫(200L-230L)
:カップル向け
2ドア冷蔵庫(250L-)
:料理好きカップル向け
結論的にいえば、定格内容積の部分での、Atlasの「おすすめの庫内容量」は上表の通りです。
もうすこし詳しく書いておきます。
第1に、170L-200Lサイズです。
2ドア冷蔵庫の「中型の小さめ」といえるサイズです。
150L以下の小型冷蔵庫に「卒業」したい1人暮らしの方の買い換えに最適です。
このサイズは、国内メーカーならば、だいたいラインナップがあります。
第2に、200L-240Lサイズです。
2ドア冷蔵庫の「中型のやや大きめ」といえるサイズです。
ここまであれば、2人暮らしにもしっかり対応できる水準です。
1週間に2回ほど買い物するならば、このクラスで賄えるでしょう。
第2に、250L-300Lです。
2ドア冷蔵庫では「ビッグサイズ」といえます。
2人暮らしなら、週1の買い物でも十分に対応できる水準です。子供がいても大丈夫でしょう。料理したものを保存しがちな場合も対応できます。
なお、写真は割と冷蔵室が大きなモデルですが、逆に冷凍室の大きめのモデルもあります。
いずれにしても、1人暮らしでも、「ホームフリージング」などを含めて、料理に毎日かなりじっくり取り組むならば、実際この程度あると快適です。
ただし、一点だけ注意です。
2ドアは価格が安いのですが、3ドア以上に比べると、上位機能が少ないです。
例えば、野菜の鮮度維持、生鮮食品の長期保存(チルド)、急速冷凍(ホームフリージング)や自動製氷が得意な機種がほとんどないです。
また、あったとしても、全ての機能が揃う機種は皆無です。
その点で言えば、次回記事となる【中型3ドア冷蔵庫の比較記事】でみる製品とは必ず比べてください。
予算は少し必要なのですが、設置に必要なスペースは250Lの2ドアと比べてもほとんど同じで、機能が充実します。
なお、Atlasの場合、友人で200L以上のサイズが必要そうな場合、3ドア機をオススメするのが普通です。
2・冷蔵庫の電気代
第2に、冷蔵庫の電気代です。
この部分は、勘違いしている方が多いです。
しかし、冷蔵庫は、基本的に、大きな冷蔵庫のほど、省エネであり、年間電気代が安い性質があります。
なぜなら、大型冷蔵庫のほうが、冷媒を効率よく循環させられ、また断熱性も高くできるからです。
ただ、同じ庫内容量をもつ冷蔵庫でも、メーカーによって、電気代にかなり差があります。
そのため、今回の記事は「家電公取協」が上表の計算式で、各機の年間の消費電力量から、各機の1年間の電気代を算出し、比べることにします。
なお、2022年7月に、電気代の高騰で単価が変わっています。カタログ、ネットを含む電器店の表示だと、旧水準の計算(×0.027円)の場合があるため、比較する場合は注意してください。
できるだけ「光熱費の安い小型冷蔵庫」を探していきます。
3・冷蔵庫のサイズ
第3に、冷蔵庫のサイズ(外形寸法)です。
中型の2ドア冷蔵庫で、「市販の冷蔵庫ラック」を利用する方は注意するべき部分です。
幅は、特に重要です。
50cm以内に留めないと市販のラックの多くが利用できません。
奥行も、60cmに収まるような製品を選ばないと、ラックを利用したい場合、設置性が悪くなります。
高さは、可動棚を利用できるタイプならば、設置において邪魔になりにくい部分です。
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結論的にいえば、できるだけ収納量の多い2ドア冷蔵庫が欲しい方は、幅と奥行の控えめの製品を探しつつ、「背の高い」モデルを選ぶと良いでしょう。
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以上、冷蔵庫を選ぶ際に重要なポイントを3点紹介しました。
そのほか、冷蔵庫のデザイン性、静音性など、重視するべき点は無数にあります。
しかし、これらについては、製品比較の中で説明していくこととします。
1・中型2ドア冷蔵庫の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:パナソニック
1-3:三菱電機
1-4:シャープ
1-5:ハイアール
2・中型2ドア冷蔵庫の比較 (2)
2-1:ハイアール〈続き〉
2-2:アクア
2-3:アイリスオーヤマ
2-4:東芝
2-5;ハイセンス
2-6:MAXZEN
2-7:ツインバード工業
3・最新の冷蔵庫庫の選び方
=最終的なおすすめの提案【結論】
以上のように、メーカーで分けながら、順番に見ていきます。
1-2・パナソニックの冷蔵庫
はじめに、パナソニックの中型2ドア冷蔵庫です。
言わずと知れた日本の総合家電メーカーで、このサイズの冷蔵庫も展開します。
性能面で、際だった個性はないのですが、堅実な作りで、総合力で勝負するタイプの冷蔵庫が多いので、同社製品は「比較基準」にしやすいです。
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なお、以下の本文では、Atlasのおすすめできるポイントを赤系の文字色で、イマイチな部分を青字で記していきます。
【2024年11月発売】
1・パナソニック NR-B18C2-K
2・パナソニック NR-B18C2-W
¥50,318 Amazon.co.jp (6/9執筆時)
定格内容積:180L
冷蔵室容量:120L〈98L〉
冷凍室容量:60L〈41L〉
霜取り機能:あり
運転音: 19db
年間電気代:8,432円(272kWh)
NR-B18C2は、パナソニックの中型の2ドア冷蔵庫です。
2023年からの展開になった新しい製品で「静音性」を1つの売りにして登場した製品です。
デザイン性は、フラットスチールの鋼板ドアです。
値段なりに高級感があります。
内部も、トレイには清潔なガラス板を使用し、内部のLED照明は鮮やかで、食品がよく見え、清潔感もあります。
定格内容積は、180Lです。
2ドア冷蔵庫としては「中型の小さめ」で、1人用の大きめと言えます。
なお、1サイズ小さな150Lクラスと比較する場合、大きく違うのは「背の高さ」だけです。
設置面積は変わらないため、ワンルームでも圧迫感なく導入が可能です。
サイズは、幅が50cmクラスです。
大きめの2ドアの平均値で、設置性は悪くないです。
奥行も同じことが言えるため、本機を比べる際の基準とすれば良いかと思います。
冷蔵室は 、120リットルです。
フタ側は収納力が高いです。
3段目には2Lペットボトルが3本、2段目のポケットには500mlのペットボトルが前後に計10本収納可能です。
内側は、3段のガラス棚と、下段のボトムケースという構成です。
他社機の170Lサイズは、4段モデルもあるのですが、棚と棚との間は広いほか、ボトムケースは大きいです。
個人的には、2ドアの場合、野菜を冷蔵室に入れることになるため、170Lサイズは、本機のように、3段のほうが良いです。
白菜・キャベツなどの大物は入れやすいので、欠点とは感じません。
ただ、(ジャム瓶的な)小物などをたくさん入れたい方は、4段の方が良いでしょう。
ボトムケースは、フタ付きケースです。
温度については言及がないですが、(凍らない程度に)低温になりそうです。
長期間保存するようなものや、ニオイ移りが気になるものなどをいれると良いです。なお、野菜については、(湿度の関係で)ガラス棚を利用するような指示です。
冷凍室は、60Lです。
180L前後の中型2ドアとしてはかなり広めにとっています。
冷凍室は製氷室と分離された仕様で、もちろん、霜取り機能も付属します。
本体の天板は、背の高い機種ですが、耐熱仕様です。
上に、オーブンレンジを置いてもOKです。
電気代は、冒頭示した業界標準の計算式で言えば、年間電気代は、8,432円です。
大型の庫内を持つ機種ですが、年間電気代は、150L以下のクラスよりだいぶ優秀です。
今回、新型のインバーターモーターに変更あったようで、そこが活かされます。
静音性は、19デシベルです。
かなり静かです。20dBを切る値を出す機種は、過去に記憶がないです。やはり、モーターの恩恵です。そのため、寝室にも置けることが強調されます。
清潔性は、カテキン抗菌・脱臭フィルターが装備されている点がワンポイントです。
ただ、脱臭力はそれ程期待できないため、生ものを保存する方は、キムコは必要だと思います。
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以上、パナソニックのNR-B18C2の紹介でした。
モーター部分が優秀で、消費電力と静音性の部分が優秀です。
その上で、冷凍庫が広めである点が魅力です。容量の割に設置性も良いですし、外観もよいと言えます。2ドアとしては、高度にまとまった良い機種に思えました。
【2025年3月発売】
3・パナソニック NR-B253T-K
¥66,000 Amazon.co.jp (6/9執筆時)
定格内容積:248L
冷蔵室容量 :186L〈151L〉
冷凍室容量 :62L〈41L〉
霜取り機能 :あり
運転音:
年間電気代:9,641円(311kWh)
NR-B253Tも、パナソニックの2ドア冷蔵庫です。
なお、旧機種が残ります。
後述する庫内容量の表記が変わりましたが、これは、製氷皿・ケースが独立型になったためです。この仕様だと、実収納量が多く表記できるので、そうなります。
ただ、便利にはなったかと思います。あとは同じなので、同時にみていきます。
定格内容積は、同社の2ドア製品では最も大きく、248Lクラスです。
250L前後だと、2ドア冷蔵庫としては「中型の大きめ」といえます。2人暮らしでも問題なく使えます。子供がプラスされても問題ありません。
配置は、冷凍庫が上のトップフリーザータイプの製品です。
同じ配置の小型格安機と違い、霜取りはしますので、そこは問題ないです。
冷蔵庫のサイズは、ただし、注意点です。
本機は、幅55cmクラスですから、奥行を含めて、中型の3ドアとほぼ同じスペースが必要です。
冷蔵室は 、186Lで、庫内は3段トレイです。
最上段がチルド室〈9L〉で、最下段は野菜ケース〈23L〉です。
2ドアでしっかり低温貯蔵ができるチルド付きは「珍しい」です。
値段的には3ドアも見通せる価格の製品ですから、そちらと比べれば「普通」ではあります。
2ドアは野菜室が独立しない部分を含めて、このサイズだと3ドアが良いかなとは感じました。
冷凍室は、62L〈41L〉です。
収納量は多いですが、トップフリーザー式は奥まで見にくいので、実収納量を生かし切るには、写真のように、ケースほかの工夫は必要です。
本体の天板は、耐熱天板の明記がないです。
形状的な利点で、2ドアながら(窮屈感なしに)4段トレイを実現できています。
電気代は、省エネ基準をクリアする水準です。
問題ありません。
静音性は、情報がないです。
本機は恐らく、独立したキッチン専用の開発です。そうした機種(多ドア機)は、騒音値を書かない場合は多いです。
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以上、パナソニックのR-B253Tの紹介でした。
トップフリーザー式に使い慣れていて「マスト」という場合以外、あまり候補にできない気がします。
大きさ的に3ドアとほぼ変わらないですし、冷凍室も実際の収納量としても、使い勝手としても、あまり良くないように思えます。
1-3・三菱電機の冷蔵庫
続いて、三菱電機の中型2ドア冷蔵庫です。
同社のこのクラスの製品は、パナソニック機とわりとスペックは似ているのですが、ドアポケットの収納力が高い点には個性があります。
【2024年11月発売】
4・三菱電機 MR-P17K-H
4・三菱電機 MR-P17K-W
¥52,800 楽天市場 (6/9執筆時)
【2023年11月発売】
【通常製品】
5・三菱電機 MR-P17J
¥45,857 楽天市場 (6/9執筆時)
【エディオン限定】
6・三菱電機 MR-P17E3J-W MRP17E3JW
¥(49,800) 楽天市場 (6/9執筆時)
定格内容積:168L【右開き】
冷蔵室:122L〈98L〉
冷凍室:46L〈33L〉
霜取り機能:あり
運転音:22db
年間電気代:9,548円(308kWh)
MR-P17Kは、三菱の冷蔵庫です。
旧機種が残ります。
新機種は、カラシ・わさび類の収納用のチューブスタンドが付属になります。
一方、エディオン限定版は、そちらに加えて、冷凍室最上段用のアルミトレイが「オマケ」です。
3ドア以上の製品だと割とある工夫です。2ドアでも強運転にして上にアルミホイルなどで補えば(簡単な)急速冷凍はできるかと思います。オマケとしては上質でしょう。
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結論的にいえば、基本的には値段で決めてOKですが、エディオン限定が同じほどの値段ならば、優先しても良いかと思います。
あとは同じなので、以下、同時にみていきます。
本体色は、マットチャコールとMマットホワイトから選べます。
仕様的に、上部は耐熱仕様なので、電子レンジを載せられる仕様です。
定格内容積は、168Lです。
2ドア冷蔵庫としては「中型の小さめ」で、1人用の大きめを考える場合最適です。
ただ、同じクラスのパナソニック機(180L機)に比べて、同程度のサイズで、合計容量は控えめです。
サイズは、幅50cmクラスです。
大きさを含めて、大きめの2ドアの平均値です。
上方向に138cmですから、背はやや高めです。
冷蔵室は 122Lです。
内側は、同社は4段トレイと、下段のボトムケースという仕様です。
パナソニックより1段、棚の数が多いです。
とはいえ、キャベツなどの大玉は、(上棚の位置が写真より上に移動できないので)本機の場合、最上段に入れざるを得ないです。
もちろん、棚を1つ取り外すせばいいですが、そうすると、なんとなく損した気分はありますし、わざわざ4段ある本機を選ぶ意味もなくなるでしょう。
ボトムケースは、フタ付きです。
低温ケースとして利用できますが、(肉などを長持ちさせられる)チルド室ではないです。
ドアポケット側は、小型機の場合、他社より収納力が高いのが「売り」です。
ただ、170Lクラスだと他社も結構充実するので、明確な利点とは言えなそうです。
となると、ドア半開きでペットボトルを取り出せる「ヨコ取りポケット」とペットボトルの転倒を防ぐ「ボトルストッパー」の工夫が独自性ですが、さほど訴求力は感じません。
冷凍室は、46Lです。
実収納量は、パナソニックと同等水準です。
本機も2段式です。自動霜取り機能も付属します。
デザイン性は、本機も、LED照明・ガラス棚が使われており見やすい点で優れます。
電気代は、省エネ達成率は超えています。
静音性は、22デシベルです。
パナソニックほどではないですが、静かと言えます。
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以上、三菱のMR-P17Kの紹介でした。
23年に改変があったため、パナソニックの同級機と比べる場合、収納量ほか、静音性と電気代で、少し負ける状況になりました。
一方、本機は冷蔵庫の段数自体は4段と多いので小物を棚に多く収納したいならば、本機も良いかと思います。
ただ、棚間隔は狭くなりますし、「とにかく棚が欲しい」方以外は、パナソニックのほうが良いでしょう。
1-4・シャープの冷蔵庫
つづいて、シャープの中型2ドア冷蔵庫です。
同社は、冷凍室が大きめなのが特長です。
この点で冷凍食品を多く買う方には、わりと向くメーカーです。
【2024年11月発売】
【通常型番】(白)
7・シャープ SJ-D18P-W
¥57,819 Amazon.co.jp (6/9執筆時)
【エディオン系限定】(白)
7・シャープ SJ-18E4-W SJ18E4W
¥59,800 楽天市場 (6/9執筆時)
【Joshin限定】(黒)
7・シャープ SJ-D18PJ-H
¥66,190 楽天市場 (6/9執筆時)
【2023年11月発売】
【通常型番】(白)
8・シャープ SJ-D18K-W
¥60,800 楽天市場 (6/9執筆時)
定格内容積:179L【両開き】
冷蔵室:122L〈98L〉
冷凍室:58L〈40L〉
霜取り機能:あり
運転音:23db
年間電気代:8,742円(282kWh)
SJ-D18Pは、シャープの170Lクラスの2ドア冷蔵庫です。
旧機種が残ります。
ただ、今年は、モーターがインバーターになっています。
それに伴い消費電力量も減っています。価格もすでに変わらないので、新機種を推します。
一方、特定電気店向けに特注品があります。
Joshinは、色が特注(黒)だけで性能は同じです。
エディオン系限定も、色が特注(フレークマットホワイト)です。
その上で、通常だと未搭載の「タマゴ仕切り(左図)」が付属です。
なお、後述の「ナノ低温脱臭触媒」は、通常装備なのでエディオンだけではないです。
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結論的にいえば、各社の限定モデルはそこまでの差はないので、値段で決めて良いでしょう。
デザイン性は、フロントパネルの質感を含めて、(ガラストップ機を除くと)品質は良いです。
庫内も、白色系のLED照明ですし、他社水準です。
なお、シャープは、ツメを工具で外すだけで、左開きにもできるため、利き手や、引っ越しが想定される方には、割と便利です。
定格内容積は、179Lです。
2ドア冷蔵庫としては「中型の小さめ」で、他社もラインナップするサイズです。
先述のように、1人用の大きめを考える場合最適です。
シャープは伝統的に「冷凍室サイズ」を重視しますが、本機も、冷蔵室と冷凍室の比において、後者を少し大きめにしています。
サイズは、幅50cmクラスの製品です。
やや背は高めですが、ライバルとさほど変わらない設置性です。
冷蔵室は 、121L〈97L〉です。
他社水準の容量と言えます。ガラス棚は3段で、ボトムケースが下段に付きます。
ボトムケースは「野菜ケース」という名前です。したがって、肉などのチルド用途ではなく、低温にはならない仕様です。
実際、(その部分が小さな)三菱と比べると17Lと2倍ほどのサイズで、東芝と比較しても大きいです。
低温ケースに野菜を入れた方が鮮度が持つので、料理好きには良いでしょう。
フタ側は、他社同様に3段で、下段は2Lペットボトル3本収納と他社と横並びです。
冷凍室は、58L〈40L〉です。
先述のように、ここがシャープの特長であり、大きめの「メガフリーザー」です。
パナソニックの180Lクラスとほぼ同じ収納量ですから。
自作を含めて、冷凍食品を多く保存する方には良いと思います。
製氷皿の下に、貯氷ケースが用意されているのも結構気が利いてます。
もちろん、製氷室と分離された2段収納タイプです。
本体の天板は、オーブン対応の耐熱仕様です。
電気代は、年間で9,610円ですので、他社と同等の水準です。
以前のモデルはあまり良くなかったのですが、改善しました。
静音性は、23dBですので、水準として静かと言えます。
清潔面では、消臭部分でナノ低脱臭触媒が採用されています。
キムコなどは別に必要ですが、あって良い装備です。
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以上、シャープのSJ-D18Kの紹介でした。
シャープの場合も、はじめに挙げたパナソニックの180Lの新型がでたことで、比べると、収納量の部分で多少分が悪い部分が目立ちはじめました。
とはいえ、引き続き冷凍室は、パナソニック並に広めです。また、下段が野菜ケースの仕様で、かつ、大きめですのでそこにポイントを置きたい方が、値段を比べて十分安かったならば、選択肢にできるでしょう。
電気代・静音性も、このクラスの平均水準はあります。
【2024年12月発売】
9・ シャープ SJ-BD23P-W
¥65,780 楽天市場 (6/9執筆時)
【2023年12月発売】
10・ シャープ SJ-BD23M-W
¥69,120 Amazon.co.jp (6/9執筆時)
定格内容積:230L【右開き】
冷蔵室容量 :143L〈117L〉
冷凍室容量 :87L〈67L〉
霜取り機能 :あり
運転音:23dB
年間電気代:9,021円(291kWh)
SJ-BD23Pは、シャープの230Lクラスの冷蔵庫です。
本機も新旧ありますが、性能は変わりません。値段で決めてOKです。
デザイン面は、ガラストップではないですが、外観は割と良いです。
定格内容積は、230Lです。
先ほどの機種より、一回り大きな製品です。日立やパナソニックで、250Lを越えるモデルを見ました。
それよりは小さいのですが、今まで小型を使っていた方ならば「十分な量」と感じる人は多いでしょう。
サイズは、ただ、設置幅として、55cmクラスです。
より便利と言える3ドアと設置性があまり変わりません。
冷蔵室の脱臭は、ナノ低温脱臭触媒の工夫があります。
同社ではお馴染みのプラズマクラスターも搭載です。
ただし、プラズマクラスターは冷気除菌はしますが、食材を含む庫内の付着菌の除菌までは(5ドア以上の上位機と違って)対応しません。
なお、ドアの開閉があった場合、強めに吹き付ける工夫(プラズマクラスター見守り運転)もあります。
冷蔵室は 、143L〈117L〉です。
背がさほど高くない冷蔵庫なので、4段ではなく、3段トレイです。
下段は野菜ケース〈18L〉です。
十分な量ですが、小物用ケースや低温ケースはないです。
野菜室自体も(同じ設置性の)3ドア機と比べると、調湿などの機能はシャープの場合もないです。
冷凍室は、87L〈67L〉です。
ここは少しポイントで、200L以上250L以下の冷蔵庫としては、実収納量が多めです。
ただし、ユーロ式ですので、開けてから探す手間があります。また、扉を開けてからケースをさらに引き出す手間もあります。
この部分を不便に感じないならば、良いかと思います。
本体の天板は、耐熱仕様ではないです。
電気代は、年間で9,021円です。
結構安めですが、ボトムフリーザーのユーロ式の場合、電気代が少し安い傾向です。
静音性は、23dBです。
静かな方でしょう。
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以上、シャープのSJ-BD23Pの紹介でした。
250L以上で背が180cm以上ある機種を除けば、収納力が高い機種と言って良いです。
小型冷蔵庫からの買い換えのかたは、収納力に驚くレベルでもあるかと思います。
ただ、先述のように、幅55cmの冷蔵庫が置ける場合、3ドアも選択肢にでき、そちらのが高性能です。また、ユーロ式の冷凍庫が、自分にとって「本当に便利か」は、よく「脳内シミュレーション」してから買ってください。
【280L】
【2024年12月発売】
11・ シャープ SJ-PD28P-W
11・ シャープ SJ-PD28P-T
¥96,880 楽天市場 (6/9執筆時)
【2023年12月発売】
12・ シャープ SJ-PD28K-W
12・ シャープ SJ-PD28K-T
¥90,780 楽天市場 (6/9執筆時)
定格内容積:280L【右開き】
冷蔵室容量 :155L〈120L〉
冷凍室容量 :120L〈84L〉
霜取り機能 :あり
運転音:23dB
年間電気代:10,323円(333kWh)
【310L】
【2023年12月発売】(310L)
13・ シャープ SJ-PD31K-W
13・ シャープ SJ-PD31K-B
¥103,980 楽天市場 (6/9執筆時)
定格内容積:310L【右開き】
冷蔵室容量 :185L〈145L〉
冷凍室容量 :125L〈84L〉
霜取り機能 :あり
運転音:23dB
年間電気代:10,416円(336kWh)
SJ-PDラインは、シャープの大きめの2ドアです。
こちらは、280Lもでるは新旧ありますが、.基本仕様は同じです。値段で決めてOKです。
310Lは、23年で(恐らく)廃版です。後継機は317Lの3ドアになったので、3ドアの記事のほうでみています。
デザイン面は、本機もガラストップではなく、普通の鋼板ドアです。
定格内容積は、280Lモデル(左図)と310Lモデル(右図)があります。
両機とも、3ドア機と変わらない実収容力です。 2ドア冷蔵庫としては「中型の超大きめ」です。世帯用とも言えます。
大きい方は、冷蔵庫部分の容量差です。
サイズは、280Lモデル(上図)でも、幅55cmクラスです。奥行もあります。
必要な余白を含めると、本機の場合も、3ドアと必要な面積は変わりません。
310Lモデル(上図〉は、10cm背が高くなる程度で、設置面積は同じです。
値段差もありますが、冷蔵室の広さを考えると、本機の場合、大きい方が「お得」に思えます。冷蔵庫の場合、上に大きい分には、邪魔にならないので。
天板は、耐熱天板ではないですし、上にものを置く仕様ではないですから。
冷蔵室は、しかし、工夫があります。
内部に、お肉や魚の保存に便利な10Lの「チルド室」があるほか、19Lの「抗菌加工シャキット野菜室」があるからです。
脱臭は、本機も、(除菌という表現ですが)プラズマクラスター対応です。
ナノ低温脱臭触媒もあります。
野菜室は、高湿度シールド構造で、保湿面での工夫がある上位仕様です。
冷凍庫は、開き扉で、ケース収納の「ユーロ仕様」になります。
このタイプは、収納量が稼げるため、120Lと大容量です。
一方、冷凍室の一段目は「おいそぎ冷凍室」という、ドリップを抑えつつ解凍できる「特別室」です。ホームフリージングに便利です。
自動製氷こそないですが、プラズマクラスターを利用した除臭機能を装備する豪華仕様で、機能性の面で、10万円前後の「3ドア機並」の水準にあります。
電気代は、他機よりも多少高めです。
ただ、本機は収納容量が多いため、省エネ基準はしっかり達成しています。
静音性は、本機も23dBです。
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以上、シャープのSJ-PDラインの紹介でした。
チルド・急速冷凍・野菜室の鮮度維持という、3ドア級の「上位装備」がある製品です。自動製氷こそないですがそれ以外は備えます。
こうした多機能からすると、本機は、「ドアだけ2つで、実際は3ドア相当の冷蔵庫」と言えます。
同じほどの容量の3ドアに比べると、野菜室(置き場)が圧倒的に狭いかわりに、(ユーロ使用ながら)冷凍庫を充実させています。
個人的には、相当バランスの悪い構成と思いますが、ほぼ(野菜を使った)料理をしないが、大きな冷蔵室と大きな冷凍室が欲しい!という方には向くかもしれません。
1-5・ハイアールの冷蔵庫
続いて、中国のハイアールの中型2ドア冷蔵庫です。
グローバル規模の白物家電メーカーで、日本のデンキヤにも並びます。
シャープにもありましたが、ユーロ仕様の、開き戸タイプの冷凍庫の製品を展開します。
【2023年7月発売】
【通常型番】
14・ハイアール JR-NF173D-W
¥53,130 楽天市場 (6/9執筆時)
【特定店用型番】(URBAN CAFE SERIES)
15・ハイアール JR-XP2NF173F-XK
¥51,800 楽天市場 (6/9執筆時)
定格内容積:173L【右開き】
冷蔵室:119L〈96L〉
冷凍室:54L〈37L〉
霜取り機能:あり
運転音: 25db
年間電気代:7,688円(248kWh)
JR-NF173Dは、ハイアールの173リットルサイズの大きめの2ドア冷蔵庫です。
流通ルートの違いでグレーのモデルがありますが、性能は同じです。
デザイン性は、本機も普通のドアです。
ただ、シャープのようにシンプルで、悪くない外観です。
定格内容積は、173Lです。
2ドア冷蔵庫としては「中型の小さめ」です。何度も書いているように、1人用の大きめを考える場合最適です。
170Lサイズを展開する他社機と比べて、冷凍・冷蔵室も遜色のない広さです。
ただ、後述するように、冷凍室がユーロ式なので、その部分は注意してください。
冷蔵庫のサイズは、他社の180L前後の製品と同じ、幅50cmクラスです。
ただ、140cmと少し背は高いですので、上にレンジを置きたい場合は、自分の背の高さとの「相談」になります。
冷蔵室は 、119L〈96L〉です。
ポケット側の収納性は、下段にペットボトルを3本収納できる仕様で広めです。
ただ、ポケット上段部については、卵専用と言って良い幅ですので、あまり使わない方は注意です。
内側は、ガラス棚3段と、下部のボトムケースです。
ケースはふたがないので、普通に庫内と同じ温度で、単なるケースです。
冷凍室は、54Lです。
このサイズとしては大きいです。
収納は、「ユーロスタイル」の冷凍三段収納で収納量は多めです。
ただし、開き戸であり、引き出しタイプではないです。
のぞき込んで材料を確認する動作に慣れている方は、不向きかもしれません。
霜取り機能は付属します。
デザイン性は、ユーロ圏でも売られているモデルと言うことで、シンプルですが、好感の持てるデザインです。
内装もガラストレイを採用し、白色度の強いLED庫内灯が付属するので、綺麗です。
本体の天板は、背の高い機種ですが、こちらも耐熱仕様です。
電気代は、注目点です。
先述のように、ユーロ型(開き戸)は、実容量が稼げるので、容量比での省エネ達成率はかなり良いです。
本機の場合、それを加味しても相当「節電」といえ、年間7,688円と、目に見えて電気代が安いです。省エネ達成率も、100%を大きく超えて125%です。
静音性は、25デシベルです。
パナソニックには及ばないですが、静音です。
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以上、ハイアールのJR-NF173Dの紹介でした。
170L前後の中型2ドア機では、電気代の点で最も優れます。
コスパも、デザインも良いと思います。
ユーロ仕様でボトムフリーザーがドア式の点は、「引き出し型」に使い慣れている場合は、注意しましょう。
慣れれば問題ないのですが、開ける際、屈んで確認するのは面倒くさいという方は多いかもしれません。
【2023年6月発売】
16・ハイアール JR-M20A
¥53,800 楽天市場 (6/9執筆時)
定格内容積:201L【右開き】
冷蔵室容量 :129L〈104L〉
冷凍室容量 :72L〈48L〉
霜取り機能 :あり
年間電気代:9,424円(304kWh)
JR-NF218B は、ハイアールの200Lクラスの2ドア冷蔵庫です。
天井面が耐熱天板で、電子レンジが置けるモデルとしては、相当な収納力のモデルです。
本体色は、JR-M20AN(ゴールド)とJR-M20A-W(ホワイト)から選べます。
ゴールド塗装は珍しいですが、格好良いです。
定格内容積は、201Lです。
冷凍室がとくに広めの構成で、2人暮らしほどに向いたサイズです。
サイズは、幅52.5×奥行57.8×高さ156cmです。
やや幅広で、奥行もそれなりですが、収納量比では悪くないです。
幅がとくに広めに必要で、3ドアタイプと同じほどです。
ただし、高さは背の低めの方で電子レンジを置く場合、すこし気にする必要はあります。
冷蔵室は 、129L〈104L〉です。
3段と(棚がふた代わりの)クリアトレイという構成です。
ただフタ側の収納は、下位機と同じく2段です。
3段にならないのは、下位機より野菜ケース(クリアケース)を手前まで大きくしているためです。
冷凍室は、72L〈48L〉です。
「ユーロ式」の開き戸ですので、収納力は多いタイプです。
段数も3段で、小型の専用冷凍庫並の収容力です。
冷凍を重視したい方に向きます。
しっかり、霜取り機能は付属します。
ユーロ仕様でも、専用の製氷皿(アイスボックス)もあるので、この部分では安心です。
本体の天板は、背の高い機種ですが、こちらも耐熱仕様です(30kgまで)。
電気代は、9,424円です。
省エネ達成率は、新基準でも105%ですし、やはりユーロ型だと省エネです。
静音性は、25デシベルと、三菱には及ばないですが、静音です。
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以上、ハイアールのJR-M20Aの紹介でした。
冷蔵室も広めですが、冷凍庫が特に広いため、この部分を重視するならば良い選択肢です。
ただし、156cmと背丈はややあるため、電子レンジを直起きする予定の方は、ご自分の背の高さを考慮した方が良いでしょう。
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なお、ハイアールは、ユーロ型の冷蔵庫を他にもいくつか出します。
順番にみておきます。
【2025年発売】
【左開き:黒】JR-M28AL(S)
17・ハイアール JR-M28AL-S
¥69,800 楽天市場 (6/9執筆時)
【右開き:黒】JR-M28AR(S)
17・ハイアール JR-M28AR-S
¥69,800 楽天市場 (6/9執筆時)
定格内容積:279L【右開き】
冷蔵室容量 :197L〈161L〉
冷凍室容量 :82L〈56L〉
霜取り機能 :あり
運転音: 25db
年間電気代:280Wh (8,680円)
【左開き:白】JR-M36A(W)
18・ハイアール JR-M36A-W
¥89,800 楽天市場 (6/9執筆時)
定格内容積:355L【右開き】
冷蔵室容量 :197L〈161L〉
冷凍室容量 :82L〈56L〉
霜取り機能 :あり
運転音: 25db
年間電気代:280Wh (8,680円)
第1に、JR-27B(S)などです。
庫内容量は、279Lです。
2ドアとしては、相当大きめといえる中型の2ドアです。
こちらは、右開きと左開きのモデルが選べます。
冷凍庫は、本機もユーロ仕様の開き戸タイプで、下にあるボトムフリーザー式です。
幅広で、また、かなり背が高いですが、やはり本機も、上部が耐熱天板で、30kgまでのオーブンレンジが置けます。
冷凍室の最下段は、チルド室(フレッシュルーム)です。
ケース自体も割と深めですが、野菜室として使いたい方のためでしょう。
ただ、チルドにしても、野菜室にしても、5ドア機のような上位の工夫には欠けます。
JR-M36Aも、ユーロ開きですが、さらに庫内が広い355Lです。
冷蔵室の庫内は、ケースの上で広めの4段で、2ドアでは、相当広めです。
こちらも、冷蔵室の下段はチルドです。その上で、冷蔵室の庫内の面照明など、高級感を演出する工夫があります。
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結論的にいえば、収納量の部分では見どころがあります。
ただ、両機とも、野菜室とチルドが切替である部分を含めて、材料から料理をする家庭向けと言うより、(ふだんは)冷凍と買った総菜中心だが、「毎日自宅で食事」という方向けに思います。
この仕様だと、やはり野菜を常備したいご家庭には使いにくいと思います。繰り返しになりますが、本機に限らず、250Lを超えるクラスの場合、(素直に)3ドアを選ぶのが正解だと、個人的には思います。
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【2023年発売】(一部24年/25年)
【右開き】(白・ベージュ・緑)
19・ハイアール freemo JR-SX21A-W
19・ハイアール freemo JR-SX21A-C
19・ハイアール freemo JR-SX21T-WG
¥64,666 楽天市場 (6/9執筆時)
【左開き】(白・グレー)
20・ハイアール freemo JR-SX21BL-WG
20・ハイアール freemo JR-SX21BL-H
¥69,800 楽天市場 (6/9執筆時)
定格内容積:208L【右開き】
冷蔵室容量 :134L〈110L〉
冷凍室容量 :74L〈60L〉
霜取り機能 :あり
運転音: 25db
年間電気代:247Wh (7,657円)
第3に、 freemo JR-SX21Aです。
右開きと左開きの展開があります。
デッドスペースを活かせる、ひょろ長いタイプの冷蔵庫です。
壁側の廃熱スペースは4mmで良いので、実質46cmで200Lクラスが置けるというコンセプトの製品です。背の高さは、170cmですので6ドアの高級機と同じほどです。
冷蔵室も、134Lと以外と広めなので、大きなご自宅の「セカンド冷蔵庫」などで需要が見込めそうです。
ハイアール フリーモ用 着せ替えマグネットカバー
¥6,980 楽天市場 (6/9執筆時)
また、デコレーションできる専用のマグネットカバーも各種展開するので、この部分も面白いです。
次回に続く
冷蔵庫のおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、中型の2ドア冷蔵庫の比較の1回目記事でした。
しかし、記事はまだまだ「続き」ます。
2・中型2ドア冷蔵庫の比較 (2)
2-1:ハイアール〈続き〉
2-2:アクア
2-3:アイリスオーヤマ
2-4:東芝
2-5;ハイセンス
2-6:MAXZEN
2-7:ツインバード工業
3・最新の冷蔵庫庫の選び方
=最終的なおすすめの提案【結論】
続く、2回目記事(こちら)では、ハイアールの上位機を見たあと、ここまで紹介できなかった各社の製品をみていきます。
対応できる人数 1-2人向け
電気代の安さ ★★★★★
冷蔵庫の広さ ★★★★★
冷凍庫の広さ ★★★★★
製氷機の性能 ★★★★★
チルド室の性能 ★★★★★
本体の高級感 ★★★★★
静音性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最終回の記事(こちら)に入ります。
「結論編」として、ここまで紹介してきた全ての冷蔵庫から、予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
2回目記事は→こちら