1回目記事からの続きです→こちら
2-1・Amazon Echo Hubの比較
2回目記事は、Echo端末の中でも少し特殊なタイプを見ていきます。
はじめにみるのは、ディスプレイ付きのEcho Hubです。
1・Amazon Echo Alexa端末の比較 (1)
1-1:選び方の基本の紹介【導入】
1-2:Echo 〈echo spot, dot, Pop含む〉
1-3:Echo Show 〈5 8 15インチ〉
2・Amazon Echo Alexa端末の比較 (2)
2-1:Echo Hub
2-2:Echo Buds
3・Amazon Echo Alexa端末の比較 (3)
3-1:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」に基づきながら、各機を比較していきます。
ーーー
以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【2024年発売】【8インチ】
15・Amazon Echo Hub
¥15.980 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
スピーカー:ステレオ
ユニット:
ユニット口径:
再生周波数帯域:
液晶解像度:8インチ
カメラ:
サイズ:幅202x奥行37x高さ137 mm
Echo Hubは、スマート家電操作専用製品です。
ディスプレイは、大きめの8インチディスプレイを装備します。
見た感じ、一般的なIPS系の液晶パネルです。
音楽は、聴けます。
しかし、スピーカーは小さく最適化されているわけではないです。
また、動画ニュースや簡単な質問などはできますが、定額動画サービスのビデオ視聴も非対応です。
家電の操作は、しかし、高度に対応します。
先述のように、Echo Showでもこの機能性がありますが、専用画面で情報が細かく表示でき、コントロールできるのは、こちらだけです。
名前通りの家電の操作用の「ハブ」と言え、対応家電の操作状況を一覧できます。
ただし、タッチパネルに登録して表示できる家電は、【Amazonのスマートホーム対応機機一覧】にある家電に限ります。
例えば、このブログで見た商品でいえば【PhilipsのHueの比較】で書いたような照明だと対応です。
そのほか、Amazon純正のデバイス出言えば、Amazon Ringに対応です。
詳しくは【次世代ドアベルや防犯カメラの比較】で書いたもので、ドアベル・セキュリティカメラなどです。
それらの確認用端末、言いかえれば「テレビドアフォン」の室内端末として使えます。
注意点は、対応機機です。
さきほど、Echo Spotで少し書いたように、例えばWi-Fi搭載エアコンで、Alexaの音声操作ができる機種なら全機とも表示できるわけではないです。
日本のエアコンは、先述のMatter対応機がなく、Alexaにアプリ(スキル)で対応させる形だからです。
Wi-Fi搭載エアコンをお持ちでも、現状で「Alexa!●●(エアコンの名前)で、エアコンを付けて」の「●●で」のコマンド不要で操作できる機種でないと駄目です。
それでも対応させたい場合は【スマート家電リモコンの比較】で書いた製品のうちMatter規格の対応の諸製品を買えば可能です。
例えば、スイッチボットやNature Remoの一部機種ならばできます。
あとは、特段説明したいことはないです。
---
以上、Amazon Echo Hubの紹介でした。
今の状況だと、スマートホームの上級者向けの製品といったところです。
最も対応して欲しいエアコン(空調)への直接対応ができない状況ですので。
各社のエアコンがMatter対応になってくれば状況は変わりますが、日本の家電企業はこの方面の対応が、世界的にも極めて遅いので、当分先の話でしょう。興味ある方は、素直に、本機と先述のリモコンを買った方がよいです。
2-2・Amazon Echo Budsの比較
最後に、イヤホン型となる、Echo Budsを確認しておきます。
【2022年発売】
【充電ケースなし】
16・Amazon Echo Buds 第2世代
¥4,980 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
【充電ケースあり】
17・Amazon Echo Buds 第2世代
¥5,280 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC・AAC
連続再生時間:5時間
ドライバー:5.7mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式?
防水性能:IPX4
重さ:5.7g×2
Amazon Echo Budsは、2022年に登場した新しいEchoの仲間です。
基本的な利用法は、耳に装着しての利用です。
本機については、主な目的は(言うまでもなく)音楽視聴です。そのため、音質面については、【完全ワイヤレスイヤホンの比較記事 (3)】の方で、かなり詳しく書きました。
Alexaの呼び出しは、接続はBluetoothとなり、Wi-Fiを搭載しない形式です。
そのため、スマホを経由してAIへの質問や、Amazon Musicの再生を行うというものです。
同じように、Alexaを呼び出せるイヤホンは、他社のイヤホン(SONY・JVC・JBL・Jabra)の一部機種でもあります。
ただ、呼び出す際の感度(正確性)はしっかりチューンがなされているので、ご自宅のIOT家電を、Alexa中心に回している方は、本機を導入する意義はあります。
音質面では、5.7mmとやや小型なドライバーながら、ベントで空気を逃がす構造があるので、低音は充実します。
また、ノイキャンも対応ですので、この値段の他製品と比する能力はあります。
先述のように、音の部分については、このシリーズの他機よりも、むしろ、他社のイヤホンと比較するべきといえます。
そのため、【完全ワイヤレスイヤホンの比較記事 (3)】のほうで紹介しています。
---
以上、Amazon Echo Budsの紹介でした。
自宅だけでなく、外出先を含めて、Alexaを利用したい方に向く製品です。IOT家電のAIをAlexa中心に考えたい方の「オプションパーツ」として有効なアクセサリと言えます。
今回の結論
Amazon Alexa対応端末のおすすめは結論的にこちら!
というわけで、今回は、Alexa搭載スピーカーの比較の2回目記事でした。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。
3・Amazon Alexa端末の比較 (3)
3-1:最終的なおすすめの提案【結論】
スピーカー音質 ★★★★★
音楽再生 ★★★★★
動画視聴 ★★★★★
小音量再生 ★★★★★
スマホとの連携 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
最終回の3回目記事(こちら)は、結論編です。
ここまで比較してきたAlexa搭載スピーカー全製品から、特に音質面を重視した場合のオススメ機種を提案して行きます。
引き続き、よろしくお願いします。
3回目記事は→こちら
--
この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで、話題を共有して頂ければ嬉しいです。ではでは。