今回の結論
コードレス掃除機のおすすめは結論的にこの機種!
ども、Atlasです。
今日は、2023年1月現在、最新のコードレス掃除機の比較記事です。
前回からの続きで、通しで数えると、5回目(最終回)の記事です。
1・強力なコードレス掃除機の比較
・主な使途:じゅうたんも対応
・重さ: 1.5kg〜3kg
・予算:3万円〜10万円
2・軽量なコードレス掃除機の比較
・主な使途:フローリング・畳
・重さ:0.8kg〜1.5kg
・予算:1万円〜7万円
3・2WAY式コードレス掃除機の比較
・主な使途:フローリング・ソファ
・重さ:2kg〜3kg
・予算:1.5万円〜7万円
4・おすすめコードレス掃除機 【結論】
・用途別のおすすめ機種の提案
このブログでは、前回までの1-3の各記事で、95機以上のコードレス掃除機のスペックを細かく比較してきました。
今回は、比較してきた全商品から「最終的な」目的別・価格別のおすすめ機種をあげていきます。
第1に、ワンルームマンションのメイン機、家庭用のサブ機としておすすめな軽量機は、
【2018年発売開始】
1・マキタ 充電式クリーナー CL108FDSHW
¥15,000 Amazon.co.jp (1/10執筆時)
重さ:1300グラム(本体1000g)
吸い込み仕事率: 30W
標準駆動時間:標準25分
集塵方式:紙パック
ヘッド:
充電時間: 22分
吸引力の強さ ★★★☆☆
バッテリー量 ★★★★★
掃除機の軽さ ★★★★★★
ヘッドの性能 ★★★☆☆
センサー性能 ★☆☆☆☆
ゴミ箱のサイズ ★★★★★
総合評価 ★★★★☆
マキタの充電式クリーナーの入門機となる、CL108がおすすめです。
マキタには、本機より強力な機種、バッテリー量が多い機種もありますが、軽さと充電時間の短さという、同社の最も良い部分を重視すると、本機が良いと思います。
本体は、1000グラムと軽量であり、取り回しやすさの点で高いメリット性があります。
価格も相当安いため、1人暮らしの初心者などについて「財布に優しい」点も評価できるでしょう。
ヘッドが簡易的であり、絨毯に対応する力はありませんが、フローリングや畳に住んでいる方の「メイン」の掃除機としても十分です。
一方、「2台目のサブ機」として、フローリングなどのちょっとしたほこりや、ペットの毛の掃除などをするための2台目の掃除機としてもおすすめできます。
makita 抗菌紙パック10枚入 A-48511
¥444 Amazon.co.jp (1/10執筆時)
makita ダストバッグ1枚入 A-43957
¥156 Amazon.co.jp (1/10執筆時)
なお、コスパを考えると、紙パックより、繰り返し利用できるダストバッグが有利です。
また、製品に標準添付されているダストバッグ以外に、集塵力の高い高機能ダストバッグもあります。
消耗品も安くアマゾンで手に入るので、こちらは、非常にお手軽なコードレス掃除機といえます。
「蔦屋家電」などでもたまに特集される、「家電好きなら誰でも知っている」掃除機ですし、そうした意味での安心感もあります。
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1・軽量なコードレス掃除機の比較 (1)
1-1:マキタ〈日本〉
1-2:シャープ〈日本〉
1-3:日立 〈日本〉
1-4:ダイソン 〈日本〉
なお、この掃除機は、軽量タイプを特集した、上記の記事で、かなり詳しく比較・紹介しています。
第2に、「掃除好き」にとくにおすすめできる、フローリング向けの軽量機種は、
【2022年7月発売】(ホワイト・ブラック)
12・シャープ RACTIVE Air EC-AR8-W
12・シャープ RACTIVE Air EC-AR8-B
¥37,229 楽天市場 (1/10執筆時)
【2021年7月発売】(ピンク・ゴールド)
12・シャープ RACTIVE Air EC-AR7-P
12・シャープ RACTIVE Air EC-AR7-N
¥38,470 楽天市場 (1/10執筆時)
重さ:1200グラム
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:28分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド: エアタービン式
充電時間: 80分
吸引力の強さ ★★★★☆
バッテリー量 ★★★★★★
掃除機の軽さ ★★★★★★
ヘッドの性能 ★★★★★
センサー性能 ★★★☆☆
ゴミ箱のサイズ ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
シャープのRACTIVE AirのEC-AR8でしょう。
この値段差なら旧機種でも良いかと思います。
本編で書いたように、ハンディから戻す際の利便性(新スグトル構造)が向上しますが、値段差分の機能差とは言えませんから。
性能・デザイン面で「マキタの上位機種」といえる性能で、家庭用家電メーカーが「初めて真面目に作った」軽量機であり、「名機」です。
本体の重さは、軽量機の中でも最軽量級といってよい1200gです。
しかし、回転ブラシ自体が付属しないマキタと比べると、回転式のエアータービンヘッドが付属するのは、推進力のほか、掃除の効率と、ゴミの取り残しやすさの面で「相当有利」です。
自走式の軽量機も他社から出ますが、カーペット本格対応の一戸建ての「メイン機」にするわけでないならば、この方式で十分でしょう。
実際、モーターがない分、ヘッド部分が軽量なので、スイスイ動きます。
充電器を含めたデザイン性も良く、どこに置いても「見映え」がするデザイン家電です。
本体の収納性も、収納スタンドなしに、壁際に立て掛けるだけで安定するため、良いといます。ゴミも直接手を触れずに捨てることができるサイクロン式です。
【駆動時間:35分】
SHARP バッテリー BY-7SB25
¥9,000 楽天市場 (1/10執筆時)
【駆動時間:28分】
SHARP バッテリー BY-5SB
¥6,845 楽天市場 (1/10執筆時)
バッテリー持続時間は、標準で最大30分駆動できます。
バッテリーは、買い足すことも可能です。使う時間にもよりますが、個人的には「2つ」あったほうが、「4倍」便利に思っています。
もちろん、マキタでも、十分手軽かつ軽快にフローリング掃除はできます。ただ、設計が良いので、お掃除好きの方で、もし十分に予算があれば、こちらを「おすすめ」します。
絨毯に本格対応しなくて良いならば、現状で最も軽量で、高性能な機種だと思います。
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【2019年8月発売】
(バッテリー2個)
13・シャープ RACTIVE Air EC-VR3SX-S
¥46,028 Amazon.co.jp (1/10執筆時)
重さ:1300グラム
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:20分×2
集塵方式:サイクロン式
ヘッド: エアタービン式
充電時間: 80分
一方、本編で書いたように、2世代前の本機の製品が、Amazonでは「アウトレット」的に売られます。
仕様面では、スタンドがないのと、ゴミ箱構造がわずかに違いますが、こちらについては、バッテリー( BY-5SB)が最初から2個です。
【駆動時間:28分】
SHARP バッテリー BY-5SB
¥6,845 楽天市場 (1/10執筆時)
その値段差を考えると、結構お買得感が出ています。
モーターも、センサーも、最新世代と同じですし、選択肢に加えて考えて良いかと思います。
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1・軽量なコードレス掃除機の比較 (1)
1-1:マキタ〈日本〉
1-2:シャープ〈日本〉
1-3:日立 〈日本〉
1-4:ダイソン 〈日本〉
なお、これらの掃除機も、軽量機種だけを比べた、上記の記事で他機と詳しく比較しています。
第3に、長い毛のカーペットの掃除もできる、本格的なメイン機として、総合性能が高いのは
【2021年発売】(2022年型番変更)
【通常製品】
〈型番:SV20 ABL N〉
12・Dyson V12 Detect Slim Total Clean
¥74,856 楽天市場 (1/10執筆時)
〈型番:SV20 ABL〉
13・Dyson V12 Detect Slim Total Clean
¥78,500 楽天市場 (1/10執筆時)
【高所掃除対応型】
〈型番:SV30 ABL EX〉
14・Dyson V12 Detect Slim Complete
¥102,300 楽天市場(Dyson公式) (1/10執筆時)
【マルチ掃除対応型】
〈型番:SV20 ABL EXT〉
15・Dyson V12 Detect Slim Absolute Extra
¥98,780 楽天市場 (1/10執筆時)
重さ:2200グラム
吸い込み仕事率: 240W(推定)
標準駆動時間:30分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:モーター式
充電時間: 3 時間30分
吸引力の強さ ★★★★★★
バッテリー量 ★★★★★
掃除機の軽さ ★★★☆☆
ヘッドの性能 ★★★★★★
センサー性能 ★★★★★
ゴミ箱のサイズ ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
ダイソンのDyson V12 Detectでしょう。
付属品の構成は、本編で書いたように(ネットならば流通ルートに左右されないので)複数から選択できます。
高いところの掃除がしたいならば、光るLEDノズルほか、アップトップアダプタが付属する【高所掃除対応型】が良いでしょう。
一方、【マルチ掃除対応型】と【通常製品】は、いずれも、ふとんツール・延長ホースは付くので、さは、隙間ノズルが「光るかどうか」だけです。
値段差によりますが、基本的に、通常製品でも良いでしょう。
本文でも書きましたが、ダイソン機は、じゅうたん用でも、「重いが、超強力」と「軽いが、まあ強力」と2タイプに分かれます。
本機については、その中間的な位置であり、「毛の長いじゅうたん」も対応できつつ(そこそこ)「軽い」といえる、絶妙にバランスがよい機種です。
絨毯(カーペット)に対応できる機種は、ダイソンでも、他メーカーでも、もっと安い機種が出ています。
ただ、基礎となるパワーについては、11気筒のサイクロンと12万回転のハイパワーモーターの力が特にものをいいます。
その意味で、本機の「信頼性」は安心感につながります。
掃除機のヘッドは、一方、ダイソン機の場合、毛の長いじゅうたんでゴミを「取り切る」場合、ダイレクトドライブクリーナーヘッドが必要です。
V12については、 Total Clean以上ならば付属するので、この部分も本機を選んだ理由です。
これより安い代ダイソン機は、スリムソフトローラークリーナーヘッドのみ付属です。
これは、フローリング〜短い毛のじゅうたんに最適なもので、この基準には達さないでしょう。
バッテリーは、標準運転で30分保ちますし、日本の家屋ならば十分「メイン機」として通用します。
価格は、決して安いとは言えません。
しかし、緑色レーザーで、ホコリを見つけられる新型ベッドや、吸入したゴミのサイズや量を視覚的に見られる液晶モニターなど、近未来的です。
面白い工夫がかなり多いですし、陳腐化せず、長いこと楽しめる製品に思えます。
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【2019年8月発売】
【通常製品】
1・ダイソン V8 Slim Fluffy SV10KSLM
¥40,975 楽天市場 (1/10執筆時)
【ミニモーターヘッド付属】(赤・青・黒)
2・V8 Slim Fluffy Extra SV10K EXT FU
2・V8 Slim Fluffy Extra SV10K EXT BU
2・V8 Slim Fluffy Extra SV10K EXT BK
¥34,280 楽天市場 (1/10執筆時)
【ミニモーターヘッド・LED隙間ノズル付属】
3・ダイソン V8 Slim Fluffy+ SV10K SLM COM
¥43,022 楽天市場 (1/10執筆時)
重さ:2150グラム
吸い込み仕事率: 115W(推定)
標準駆動時間:30分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:モーター式
充電時間: 5時間00分
吸引力の強さ ★★★★★
バッテリー量 ★★★★★
掃除機の軽さ ★★★★☆
ヘッドの性能 ★★★★★
センサー性能 ★★★☆☆
ゴミ箱のサイズ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
なお、ご自宅のメイン機というより「サブ機」の場合、あるいは、メイン機でも、本格的に、「長い毛のじゅうたん」まで対応しなくて良いならば、「安いダイソンでもOK」です。
さすがに、スリムソフトローラークリーナーヘッド(Slim Fluffyクリーナーヘッド)は付属する世代の方が良いでしょうから、ダイソンV8 Slimが、現状では価格面でおすすめです。
なお、「ゴミを取り切る」というのは個人差がある感覚です。
ただ、そもそもV7やV8が出た当時は、それぞれ「(長い毛を含む)じゅうたん対応」として、売っていました。
その点で言えば、取り切るときは「別のメイン機を出せば良い」と考えるならば、本機でも良いかもしれません。
1・強力なコードレス掃除機の比較 (1)
1-1:ダイソン〈英国〉
1-2:日立〈日本〉
なお、本機については、上記1回目記事で紹介しました。
「長い毛のじゅうたん」まで対応しなくて良いならば、上記リンクに記載したどのダイソン機も対応できるので、値段と重さを見比べて、よさげなものがあったらそっちを選びましょう。ただ、V7は除きます。
第4に、カーペット対応の強力タイプから、軽量性と持続時間を重視して選ぶならば、
【2022年8月発売】(ホワイトとブラック)
35・シャープ RACTIVE Air POWER EC-SR8-W
35・シャープ RACTIVE Air POWER EC-SR8-B
¥52,986 楽天市場 (1/10執筆時)
【2020年8月発売】(ピンクとゴールド)
36・シャープ RACTIVE Air POWER EC-SR7-P
36・シャープ RACTIVE Air POWER EC-SR7-N
¥46,300 楽天市場 (1/10執筆時)
重さ:1600グラム
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:〜35分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:自走式
充電時間: 100分
吸引力の強さ ★★★★★
バッテリー量 ★★★★★★
掃除機の軽さ ★★★★☆
ヘッドの性能 ★★★★★
センサー性能 ★★★★★
ゴミ箱のサイズ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
シャープのRACTIVE Air POWEREC-SR8でしょう。
旧機種については、本機は、静音化処理がされていないため、結構差はありますので、その部分で新機種を選んでも良いかと思います。
ただ、価格差をふまえるならば、やはり、旧機種の費用対効果は抜群なので、昼間の掃除で、音を気にしなくても良い環境ならば、下位機種でもOKです。
吸引力は、強力なモーターと、自走式の「パワフルスリムヘッド」の採用で、「じゅうたん」に使えることが明確に示されています。
とくに、合計15分間の強運転(ターボ)時は、十分なパワーを発揮できます。
ただし、駆動時間をふまえれば、基本的には、「毛の長くないじゅうたん」ないし、「一部だけじゅうたん」なご家庭のメイン機、そうでない場合は、サブ機としての運用でも良いかたに向く製品です。
「毛の長めのじゅうたん」も強運転(15分)なら「対応水準」と言えますので、(相当に完璧を期す方でないならば)、バッテリー交換できる利点を活かして、本機をメイン機としても良いかと思います。
センサーも、シャープは、床面検知センサー型です。
今回の1回目記事の冒頭でも書きましたが、自動運転(強弱制御)でじゅうたんで自動で吸引力があがるため、(ダイソン・パナソニックほか)ゴミ量センサー型より、「一部だけがじゅうたん」という部屋に向くと思います。
その上で、重さが、じゅうたん対応製品としては、極めて軽量いえる1600グラムです。
上に重心が置かれるタイプの掃除機は、とにかく軽量な方が操作性が良く、疲れにくいです。
SHARP バッテリー BY-7SA
¥11,580 楽天市場 (1/10執筆時)
バッテリーは、着脱式です。
ワンタッチで交換でき、標準的なパワーで1本でも35分動きます。
これだけでも優秀ですが、別売となる、外付けバッテリーを購入すれば、持続時間的には「無敵」でしょう。
30分以上間断なく使う人はまれでしょうが、充電し忘れていた場合や、充電をミスした際のストレスが確実になくなります。
付属品も、多いです。
特に本機は軽量なので、ロングノズル(はたきノズル)で高所の掃除なども容易にできます。
そのほか、立てかけやすい設計も良いところです。、スタンドも付属します。
一方、ダイソンと比較した場合、パワーの点ではダイソンが強力です。
そのため、ご自宅のほぼ全部の部屋がカーペットの場合で、「完全に」メインの掃除機としても使えるコードレス掃除機を選ぶとすると、ダイソンです。
そうでないならば、バッテリー交換もでき「ターボモード」もあるシャープで十分です。
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2・強力なコードレス掃除機の比較 (2)
2-1:パナソニック 〈日本〉
2-2:東芝 〈日本〉
2-3:シャープ〈日本〉
2-4:三菱電機〈日本〉
2-5:アイリスオーヤマ〈日本〉
2-6:バルミューダ〈日本〉
なお、この機種については、じゅうたん対応タイプを比較した、上記2回目記事で比較・紹介しています。
第5に、ペットの入るご家庭やアレルゲン対策に向く、コードレス掃除機としては、
【2021年10月発売】
【上位機種】MC-SB85K
25・パナソニック MC-SB85K-H
25・パナソニック MC-SB85K-J
¥62,780 Amazon.co.jp (1/10執筆時)
重さ:2000グラム
吸い込み仕事率: 150W
標準駆動時間:〜28分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:自走式
充電時間: 3時間0分
吸引力の強さ ★★★★★
バッテリー量 ★★★★★
掃除機の軽さ ★★★★☆
ヘッドの性能 ★★★★★
センサー性能 ★★★★★★
ゴミ箱のサイズ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
パナソニック「パワーコードレス」シリーズの上位機が良いかと思います。
ヘッドは、自走式のモーターヘッドです。
先述のように、最近のトレンドは、毛がらみ対策ですが、本機は「からまないブラシ」を採用します。
最も最初に対策を始めたのがパナソニックでしたが、V字の配置を含めてこの部分の完成度は高いです。ペットの毛には強いです。
掃除の際の手間が圧倒的に減るため、本機は動物のいるご家庭におすすめできます。
また、20um対応の高感度なゴミセンサーも搭載されます。
アレルゲンとなりやすい目にみえない汚れも検知できます。やはり、動物のいるご家庭などに有利です。
一方、床面検知センサーと違い、ゴミ量センサーは、自動運転(強弱制御)時、「じゅうたんだけ強く」という使い方はできないです。
しかし、そもそも、ペットが入る家族では(手動で)常時とも強運転にして、カーペットの奥のゴミをとりきるべきです。その際、ゴミ量検知できるこのシステムのほうが安心感があります。
吸引力は、こちらも、仕事率が公開されており、150Wとなります。
ハイパワーモーター採用で、2段階式の7気筒ですから、「毛の短いじゅうたん」までならば、かなりパワフルに吸うでしょう。
また、「毛の長めのじゅうたん」でも、(相当に完璧を期すという意味でないならば)対応水準と言って良いです。その場合、強運転(6分)が短めではあるのですが、取り切れるといって良い水準と言えます。
これで満足がいかないならば、ダイソンの(重めのほうでダストセンサーと、じゅうたんよう用のヘッドがつく)高級機か、キャニスター型を選ぶかないかと思います。
清潔性の部分でも、ダストカップ周りの丸洗いに対応できます。
その上で、サイクロンの気流部分でも、細かいゴミが入りにくいステンレスガードを作用した上で、メンテ性が高いフィルターレスサイクロンですので、メンテの手間についても配慮があります。
本体の収納については、ゴツいスタンドがない壁に立て掛ける方式ですが、この形状ならば、逆にシンプルで良いかと思います。
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2・強力なコードレス掃除機の比較 (2)
2-1:パナソニック 〈日本〉
2-2:東芝 〈日本〉
2-3:シャープ〈日本〉
2-4:三菱電機〈日本〉
2-5:アイリスオーヤマ〈日本〉
2-6:バルミューダ〈日本〉
なお、この機種についても、じゅうたん対応の強力タイプを比較した、上記2回目記事で比較・紹介しています。
第6に、高所や階段を含めた家全体の「立体おそうじ」ができるコードレス掃除機は、
【2022年8月発売】PV-BH900K N
(シルバー)
22 ・日立 パワーブースト PV-BH900K-N
¥57,800 Amazon.co.jp (1/10執筆時)
(黒) PV-BH900SK K
22 ・日立 パワーブースト PV-BH900SK-K
¥71,790 楽天市場 (1/10執筆時)
【2021年8月発売】PV-BH900J N
22 ・日立 パワーブースト PV-BH900J-N
¥52,108 Amazon.co.jp (1/10執筆時)
重さ:1700グラム
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:40分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:自走式
充電時間: 3時間30分
吸引力の強さ ★★★★★
バッテリー量 ★★★★★
掃除機の軽さ ★★★★☆
ヘッドの性能 ★★★★★
センサー性能 ★★★☆☆
ゴミ箱のサイズ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
日立の PV-BH900Kでしょう。
本編で書いたように、パワーは大きく買わないので、今の値段差ならば、ネットではのこる旧機種が断然お買得でしょう。
カーペット対応のパワフルな機種は、ダイソンを含めて、ほかにもあります。
しかし、充実したアクセサリーを利用しつつ、家全体でくまなく利用できる、と言う点で本機は優れます。
本機の売りは、そのパワーと本体がある程度軽い点を活かして、「立体おそうじ」ができる点にあります。
天井などの高所を含めた全体掃除をするためには、上位機のアクセサリーは極めて重要なので、選ぶならば上位機でしょう。
スマートホースが付属するため、キャニスター掃除機のようにも利用できます。
なお、ロングホースだけならば、他社でも付属モデルがありますが、自走式ヘッドを先に取り付けられる機種は日立だけですから、階段や高所の掃除には、この構成は有利です。
掃除機のヘッドは、自走式の「パワフルスマートヘッド」です。
新型モーターでじゅうたん敷きにも対応できるパワーをもつのに加えて、独自の前後のフラップ構造で、「じゅうたんに引っ付きにくい」という面白い工夫もあります。
もちろん、トレンドの毛がからみにくい「からまんブラシ」を採用されます。
センサーも、日立は、シャープと同じで、床面検知センサーです。
ダイソンはヘッド自体をカーペット・フローリングとでわけます。しかし、日立を含めた日本製品は、(交換の手間を避ける意味もあり)たいがい共通化させています。
その場合、床面検知センサーがあると、バッテリー持続時間が長くできる自動運転(強弱制御)時に、カーペット部分を検知し、自動で「強運転」になります。
このセンサーを搭載する点と、カーペット・じゅうたんで「ヘッド交換不要」という2点で、「部屋の一部だけが毛の長いじゅうたん」という場合、(シャープ同様に)日立機も利便性が高いと言えます。
パワーについては、日立は、仕事率などが非公開です。
ただ、実機を触った感触では、そこそこ「毛の長めのじゅうたん」でも、パワーを上げれば、かなり吸っていました。(完璧を期すならばダイソン上位機でしょうが)、個人的にはメイン機としては十分以上だと感じました。
見かけ的にダイソンだとちょと「モダンすぎる」と感じる方は、本機は性能のバランス面も含めて良いかと思います。
ゴミ捨てもワンタッチでできますし、充電台も付属します。
難点は、充電時間の長さです。
それ以外の点では、メイン機として問題のないスペックといえます。
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1・強力なコードレス掃除機の比較 (1)
1-1:ダイソン〈英国〉
1-2:日立〈日本〉
なお、このブログでは、この機種は、上記1回目記事で、詳しく説明しました。
第7に、ハンディ掃除機としても便利に使えるコードレス掃除機としては、
【2020年7月発売】(後継機あり)
2・日立 PV-B200H N
¥16,385 Amazon.co.jp (1/10執筆時)
【2021年4月発売】
4・日立 PV-B300H-N
¥18,264 楽天市場 (1/10執筆時)
重さ:2800グラム
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:40分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド: 自走式
充電時間: 4時間00分
吸引力の強さ ★★★★☆
バッテリー量 ★★★★★
掃除機の軽さ ★★☆☆☆
ヘッドの性能 ★★★★☆
センサー性能 ★★★☆☆
ゴミ箱のサイズ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
日立のスティックタイプの PV-B200シリーズが良いでしょう。
本編で書いたように、形の変わった後継機もありますが、値段的にはこちらでしょう。
ハンディ掃除機としての利用は、本機は、中間分離式です。
この構造の方が、ハンディ掃除機として使った場合軽いです。
また、スティック掃除機として利用する場合も、低重心なので、本体の重さが気になりにくいと言えます。
一方、2WAY式は他社にもライバル機があります。
ただ、本機の場合、自走式ヘッドと圧縮サイクロン式を両方とも採用している点で、快適性はこちらの方が高いと思います。
収納性も、自立可能や折りたたみ収納が可能な、こちらが良いと思います。
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【2022年発売】
18・AQUA AQC-ZX1N
¥13,366 楽天市場 (1/10執筆時)
重さ:2600グラム
吸い込み仕事率:非公開
標準駆動時間:60分(20分)
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:モーター式
充電時間: 4時間
吸引力の強さ ★★★★★
バッテリー量 ★★★★☆
掃除機の軽さ ★★☆☆☆
ヘッドの性能 ★★★★☆
センサー性能 ★★★☆☆
ゴミ箱のサイズ ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
ただ、日立については、カーペットは、十分対応できない吸引力です。
そのため、しっかりカーペット対応する必要がある場合は、重めですが、AQUAのQC-ZX1Nが選択肢になるでしょう。
センサーがないので、手動で「強」で使うことが前提ですが、それでも20分ですし、たいていの場合、問題ないかと思います。
なお、ハンディ型共用のの2in1が欲しい方で、これ以上の出力が必要な場合は、【強力タイプのコードレス機の比較の3回目記事】で書いたエレクトロラックスくらいしかありません。
ただ、値段面を含めると、本機が良いと言うことになります。
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3・2WAYコードレス掃除機の比較
3-1:パナソニック〈日本〉
3-2:日立〈日本〉
3-3:エレクトロラックス 〈北欧〉
3-4:シャーク 〈米国〉
3-5:AQUA 〈日本〉
3-5:ANKER 〈米国〉
なお、こちらの掃除機のスペックは、新機種を含めて、上記記事で、詳しく紹介しました。
補足:掃除機の関連記事の紹介
というわけで、今回は、スティック式の掃除機の話でした。
なお、本ブログ「モノマニア」では、掃除機に関して以下のような関連記事があります。
1・サイクロン式の掃除機の比較
・タイプ:車輪型(キャニスター)
・紙パック:不要
2・紙パック式の掃除機の比較
・タイプ:車輪型(キャニスター)
・紙パック:必要
3・コードレス掃除機の比較
・タイプ:スティック型(手持ち)
・紙パック:選択可
4・ロボット掃除機の比較
・タイプ:ロボット型
・紙パック:不要
5・おすすめ掃除機の選び方 【まとめ】
・結論的な掃除機の選び方の解説
とくに5番の記事は、全体の「まとめ」として、色々な掃除機から、用途にあったおすすめの選び方を書いています。こちらもよろしくお願いします。
6・高圧洗浄機の比較
7・スチームクリーナーの比較
また、このブログ「モノマニア」では、1人暮らし向けに必要な家電や家具類を20ジャンル以上まとめた記事もあります。
新生活をはじめる方で、掃除機のほかに色々お探しのものがありましたら、このリンク記事もよろしくお願いします。
ではでは。