Top カメラ 比較2025'【高機能】カメラ三脚58機の性能とおすすめ・選び方:一眼レフ・ビデオカメラ用 (2)

2025年05月24日

比較2025'【高機能】カメラ三脚58機の性能とおすすめ・選び方:一眼レフ・ビデオカメラ用 (2)

【今回レビューする内容】2024年 カメラ・ビデオ向け高性能三脚の性能とおすすめ・選び方:一眼レフ ミラーレス向け三脚 ビデオカメラ向け三脚 性能の違いや人気ランキング

【比較する製品型番】Amazon トラベル三脚 130cm 5段 マンフロット MKBFRTC4-BH MKELES5CF-BH Peak Design TT-CB-5-150-CF-1 TT-CB-5-150-AL-1 VANGUARD VEO 2 264CB SLIK エアリーカーボン 645LED WQ 645LED ライトカーボン E54 106976 E53 106969 E54 109151 E53 109144 ライトカーボン E84 108321 E84 109090 E83 108314 SIRUI T-1204SK+G-10KX T-024SK+B-00K ベルボン ウルトラロック UTC-63 II 325167 UTC-53 II 325204 カルマーニュTT N453 TT AZ N543MT N643 MT AZ SLIK AvocetTarsus SLIK PloverTarsus

今回のお題
一眼レフやビデオカメラ用におすすめの三脚はどの製品?

 ども、Atlasです。

 今日は、2025年5月現在、最新モデルとなる三脚の比較の2回目記事です。

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1・カメラ/ビデオ向き三脚の比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:ビデオ向けの三脚
  素材:アルミほか
 1-3:ビデオ向けの高級三脚
  素材:カーボン
 1-4:カメラ向けの三脚
  素材:アルミほか
2・カメラ/ビデオ向き三脚の比較 (2)
 2-1:カメラ向けの高級三脚
  素材:カーボン
3・カメラ/ビデオ向き三脚の比較 (3)
 =最終的なおすすめの提案【結論】

 前回の紹介で漏れた、カメラ用で、カーボン採用の高級三脚を比較します。

 なお、三脚の「選び方の基本」については、1回目記事の冒頭(こちら)に書きました。

 お時間のある方は、そちらからお読みいただくとより分かりやすいかと思います。

 よろしくお願いします。 

ーー

軽量性  ★★★★★
上下稼働 ★★★★★
雲台性能 ★★★★★
耐久性  ★★★★★
総合評価 ★★★★★

 というわけで、以下では、各製品を一機ずつ比較していきます。

 そして、記事の最後では「結論」として、上表のような観点から、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!」を提案していこうと思います。

2-1・一眼・ミラーレス用の三脚〈高級〉

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 はじめに、カメラ専用タイプのうち、軽量剛性が高く、三脚素材として「ワンランク上」のカーボン素材を採用する製品を見ていきます。

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 なお、自転車や自動車に使われる剛性の高いドライカーボン製の三脚はなく、正確にはカーボンファイバー製(炭素繊維)かそれを圧縮したカーボンパイプです。

 なお、このグレードの製品については、雲台を別に交換する方もいると思うので、(変わる限りにおいて)本体だけの重量雲台込みの重量を明記します。


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 【2019年発売】JPKF09.077

 31・K&F Concept 軽量コンパクトカーボン三脚
  ¥12,155 Amazon.co.jp (6/10時)

調整幅:152cm-40.6cm
収納時全長:35cm
パイプ直径: 22mm(3段)
開脚角度 :5段階
本体素材:カーボン
重量(本体のみ):
重量(雲台込み):1kg
最大積載重量:8kg
雲台:自由雲台(本格派)

  K&F Concept 軽量コンパクトカーボン三脚 JPKF09.077は、アマゾンで販売されている比較的安めの三脚です。

 以前、アマゾン直販で売っていた「Amazon トラベル三脚 130cm 5段」と(段数・サイズは違いますが)、形状その他が似ています。

 いずれにしても、カーボンの激安モデルとして人気製品です。

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 本体重量は、雲台込みでも1kgです。

 このサイズの三脚だと、アルミでは出せない軽さです。

 カーボン(パイプ)は、軽量で剛性がある、まさに三脚向きの高級素材です。

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 使用時の全長は、152cmです。 

 縮長も40.6cmですので、問題ないです。

 開脚は5段階で調整できます。

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 雲台は、自由雲台です(ポール雲台)。

 本機の場合、水平方向にパンロックできるパノラマダイヤルが付属します。

 規格上、本格派と書きましたが、あえて言えば、ここの部分は値段相応です。

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 Velbon 自由雲台 QHD-43 AZ
  ¥8,143 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

 ただ、Amazonの際と同じで、雲台部分だけ交換するのは可能です。

 クイックシューは、アルカスイス型なので、そちらと互換するでしょう。

 自己責任にはなりますが、アルカスイスへの合わせ方を含めて、設置例などはネットでわりと見られました。

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 収納時の全長は、4段式で、35cmと収納性が良いです。

 製品名通り「トラベル三脚」と言って良いです。

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 以上、 K&F Concept 軽量コンパクトカーボン三脚 JPKF09.077の紹介でした。

 「売り」の部分はもちろん、1万円前後でカーボンが利用できる点です。雲台は「お値段なり」ですが、交換して楽しめるため発展性もあります。


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 【2018年発売】

 32・マンフロット MKBFRTC4-BH
  ¥28,600 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

調整幅:150cm-41cm
収納時全長:40cm(4段)
パイプ直径: 21.7mm
開脚角度 : 3段階
本体素材:カーボンファイバー
重量(本体のみ):
重量(雲台込み):1250g
最大積載重量:8kg
雲台:自由雲台(本格派)

 MKBFRTC4-BHは、マンフロットのコンパクト三脚の上位機です。

 「befreeアドバンス カーボンT三脚キット」という名前です。

 使用時の全長は、150cmと、平均的な背丈です。

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 本体素材は、カーボンファイバー(アドバンスカーボン)を採用です。

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 高級機に利用されるカーボンパイプより価格が安い素材です。それに比べると、剛性がやや劣るとされますが、最近は多層構造となり、差はあまりないようです。

 本体重量は、1250gと、標準サイズの三脚としては軽量と言えます。

 専用の収納ケースも付属します。

 最大積載量は、8kgとなります。

 同時発売された新型の雲台の効果だと思います。

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 雲台は、本格派自由雲台です。

 「MH494-BH」として1万円強で市販もされます。

 固定するボールロックノブのほか、水平方向のパンロックノブと、ボールのテンションを調整するフリクション調整が付属です。

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 以上、MKBFRTC4-BHの紹介でした。

 マンフロットの中価格帯モデルでは、軽量性が突き詰められた機種です。

 この部分を重視する場合は「狙い目の製品」です。

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 【2019年発売】

 【トラベル三脚スモールカーボン】

 33・マンフロットMKELES5CF-BH
  ¥16,364 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

調整幅:143cm-35cm
収納時全長:32cm(5段)
パイプ直径: 最大22mm
開脚角度 : 3段階
本体素材:カーボンファイバー
重量(本体のみ):
重量(雲台込み):1050g
最大積載重量:4kg
雲台:自由雲台(本格派)

 なお、特定量販店限定ですが、マンフロットから少し安めのトラベル三脚が出ています。

 先ほどの機種から、塗装や外観をできるだけシンプルにした製品ですが、雲台を含め、使い勝手には値段差ほどの差はあるでしょう。

 イージーリンクなど、一部機能も省略されます。


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 【2025年発売】

 34・マンフロット MKBFRTC4GTFB-3W
  ¥69,700 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

(雲台なし)

 34・マンフロット  MTBFRTC4GTFB
  ¥67,200 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

調整幅:165cm-48cm
収納時全長:46cm(4段)
パイプ直径: 26mm
開脚角度 : 3段階
本体素材:カーボンファイバー
重量(本体のみ):
重量(雲台込み):1920g
最大積載重量:6kg
雲台:3WAY(流し撮り可)

  MKBFRTC4GTFB-3Wも、マンフロットのトラベル向き三脚です。

 「befreeGT FB ツイスト カーボン 3ウエイ キット」という名前です。

 後発で定価は高めですが、少なくとも三脚部分は、1つ上でみた「befreeアドバンス」よりは下位になります。

 こちらは、雲台なしのモデルも同時にでました。

 使用時の全長は、165cmです。

 トラベル用で、雲台部分もありつつですが、背は高いです。

 最低長は、46cmです。

 本体素材は、カーボンファイバーです。

 ただ、「アドバンスカーボン」仕様ではなく、同社の「最上級の堅牢性」となる先ほどの機種よりと剛性にはつけているように思います。

 本体重量は、1920gです。

 雲台部分が若干重いからで、除けば、1150gではあります。

 最大積載量は、6kgです。

 先述のように、この部分で、先ほどの機種に及ばないです。

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 マンフロット MH01HY-3W
  ¥16,609 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

 雲台は、付属するのは3WAY雲台です。

 基本カメラ用ですが、最近は、4K動画ほかを撮る方もいるので、このタイプが増えました。 

 付属するのはbefree 3ウェイライブ雲台(MH01HY-3W)です。

 セットは結構お買得でしょう。アルカスイスは互換です。

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 以上、マンフロットのMKBFRTC4GTFB-3Wの紹介でした。

 やはり、円安、材料高もあり、若干高めには感じます。

 ただ、雲台付きで考えれば装備は良いですので、調整幅がニーズに合うようならば、良いかと思います。

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 【2025年発売】

 35・マンフロット MKBFRTA4GTFB-3W
  ¥44,610 楽天市場 (5/24執筆時)

調整幅:165cm-48cm
収納時全長:45cm(4段)
パイプ直径: 21.7mm
開脚角度 : 3段階
本体素材:アルミ
重量(本体のみ):
重量(雲台込み):2.18kg
最大積載重量:6kg
雲台:3WAY(流し撮り可)

  MKBFRTC4GTFB-3Wも、マンフロットのトラベル向き三脚です。

 ただ、重さが2kgを超えます。

 値段差を考えても、選択肢にはしにくいでしょう。


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 【2019年発売】

 【QRAシステム

 36・ベルボン ウルトラロック UTC-63 II 325167
  ¥68,850 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

 【アルカスイス互換

 36・ベルボン ウルトラロック UTC-63 II AS 325181
  ¥68,850 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

調整幅:152.0cm-27.3cm
収納時全長:35.7cm(5段)
パイプ直径: 30mm
開脚角度 :3段階   
本体素材:カーボンファイバー
本体重量:1550g
最大積載重量:15kg(推奨4kg)
雲台:自由雲台(本格派)

 ウルトラロック UTC-63 IIは、ベルボンのカメラ用の高級トラベル三脚です。

 さきほどみた、アルミ素材にも「ウルトラロック」がありました。

 その上位クラスになりますが、素材だけでなく、サイズも異なります。

 なお、こちらについては、雲台がアルカスイス互換のタイプも選べます。

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 使用時の全長は、152cmです。

 アルミ素材のものよりわずかですが伸長します。

 収納性も、アルミはこのクラスだと6段でしたが、本機は5段です。

 そのため、単純に縮長だけでいえば、こちらの方が35.7cmと長くなります。

 ただ、十分にコンパクトではあります。

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 本体重量は、1550gです。

 アルミ製に比べてだいたい100gほど、重さの部分で利点があります。

 最大搭載重量は、推奨積載質量ベースでも、4kgと十分です。

 同社のアルミ製の場合と同じで、トルク調整つまみがあるため、重量のあるカメラでも、的確に停止状態に導けます。

 機能面では、クイックシューのほか、2WAY水準器が装備されます。

 三脚の開脚についても3段階で調整できますし、パンストッパーも付属します。

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 なお、アルミ製の場合と同じで、本機は「ウルトラロック」です。

 繰り返しになりますが、三脚を回すだけで、前段について長さ調節ができる仕組みです。

 セッティングの速さに利点があります。

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 雲台は、アルミ製の場合と同じものが装備で、本格派自由雲台です。

 単品で買う場合は、QHD-S6Qという型番で、1.5万円ほどのグレードです。

 水平方向に動かせるパンストッパーとテンションを調整できるトルク調整ネジが付属します。

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 以上、ウルトラロック UTC-63 IIの紹介でした。

 冒頭にも書きましたが、カーボンファイバーは、同社のアルミ製の場合より重さ面と、強度・安定性の部分でメリット性があります。

 ただ、本機のアルミ製とは価格差がかなりありますし、お買得感を感じるのはやはりそちらかもしれません。

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 【2019年発売】

 【QRAシステム

 37・ベルボン ウルトラロック UTC-53 II 325204
  ¥57,150 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
 

 【アルカスイス互換

 37・ベルボン ウルトラロック UTC-53 II AS 325204
  ¥52,300 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
 

調整幅:150.5cm-28.8cm
収納時全長:26.2cm(6段)
パイプ直径: 26.2mm
開脚角度 :3段階
本体素材:カーボンファイバー
本体重量:1330g
最大積載重量:12kg(推奨3.5kg)
雲台:自由雲台(本格派)

 なお、ウルトラロックシリーズは、以上のバリエーションもあります。

 価格的には安く、重さ的には軽くなりますが、安定性が下がるのは、アルミの場合と同じです。


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 【2022年発売】AMZCM-N743MT

 【Amazon限定】

 38・ベルボン カルマーニュTT N453 TT AZ
  ¥30,430 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

調整幅:144.0cm-33cm
収納時全長:46.0cm(5段)
パイプ直径: 23mm
開脚角度 :3段階   
本体素材:カーボンファイバー
本体重量:1115g
最大積載重量:10kg(推奨2.5kg)
雲台:自由雲台(本格派)

 Carmagne N453 TTは、ベルボンのカメラ用の高級トラベル三脚です。

 こちらは「Amazon限定型番」になりますが、末尾にAZのない型番が量販店には出ており、そちらと性能は同等です。

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 また、先ほどみたベルボンの「ウルトラロック」と同じく、トラベル用としても人気ですが、価格帯としては、多少安めのグレードになります。

 使用時の全長は、144cmです。

 後ほど書くように、このシリーズにはもう少し高身長のモデルもあります。

 本体重量は、1115gです。

 多少低身長ですが、十分に軽いと言えます。

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 収納性も、5段で、46cmです。

 図のように反転してしまいますが、背の高さからすれば、上位機ほど縮長しないとは言えます。

 最大搭載重量は、推奨積載質量ベースで、2.5kgです。

 「トラベル用」なので、問題ないでしょう。

 機能面では、水準器は未装備ですが、クイックシュー(QB-V20)が装備されます。

 三脚の開脚についても3段階で調整できます。

 なお、先ほどみた同社のウルトラロックは未装備です。なお、脚を取り外して、一脚にすることもできます。

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 雲台は、稼働性の良い本格派自由雲台です(QHD-V20)。

 雲台はアルカスイス互換ですが、軽量で、固定力もあるため、このままでも良いかと思います。

 こちらも、水平方向に動かせるパンストッパーとテンションを調整できるトルク調整ネジが付属します。

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 以上、Carmagne N453 TTの紹介でした。

 「カルマーニュ」の名前通りに、カーボンファイバーの「軽さ」を十分に活かした旅行向けです。脚の開脚も素早くできそうですし、値段なりの性能は期待できそうです。

 一方、上位機と比較する場合、軽さは同等と言えますが、収納性(縮長)の部分で差があると言えるでしょう。

 とはいえ、山などでなければ多くの場合問題ないでしょうし、アルカスイス互換ですから、将来的にこだわる場合、改良を加えやすい部分もあります。

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 【Amazon限定】

 AMZCM-N743MT

 39・ベルボン カルマーニュTT N543 TT AZ
  ¥33,830 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

調整幅:154.0cm-42cm
収納時全長:43.0cm(4段)
パイプ直径: 26mm
本体重量:1460g
最大積載重量:13kg(推奨3kg)

 AMZCM-N443MT

 40・ベルボン カルマーニュTT N443 TT AZ
  ¥32,130 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

調整幅:147.0cm-43cm
収納時全長:46.0cm(4段)
パイプ直径: 24mm
本体重量:1360g
最大積載重量:10kg(推奨2.5kg)

開脚角度 :3段階   
本体素材:カーボンファイバー
雲台:自由雲台(本格派)

 なお、先述のように、カルマーニュは、4段となる兄弟機があと2つあります。

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 付属する雲台やシューの種類や、反転構造の収納スタイルは先ほどの機種と共通します。

 N543 TTは、身長が150cmを超える製品で、スパイクも交換できる上級仕様です。

 ただ、トラベル用のカーボンにしては、少し重くなる点が難点です。

 N443 TTは、それよりは軽量ですが、他の2機と違って一脚化できない製品です。

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 結論的にいえば、要不要でこちらを選んで良いかと思いますが、カーボンファイバーの利点(軽量性)は先ほどの機種ほどは目立たない部分は感じます。


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 【2022年発売】

 【Amazon限定】AMZCM-N543MT

 41・ベルボン カルマーニュMT N543MT AZ
  ¥41,980 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

調整幅:163.0cm-19cm
収納時全長:49.3cm(4段)
パイプ直径: 25.5mm
開脚角度 :3段階   
本体素材:カーボンファイバー
本体重量:1210g
最大積載重量:13kg(推奨3kg)
雲台:自由雲台(本格派)

 Carmagne N543MTも、ベルボンのカメラ用の高級トラベル三脚です。

 こちらも「Amazon限定型番」になります。ただ、末尾にAZのない型番が量販店には出ており、そちらと性能は同等です。

 一方、本機も1つ上で見た製品と同じように、「カルマーニュ」シリーズですが、反転収納がない部分で収納性がさらに悪く、トラベル用ではない、中型カーボンです。

 その分、安定性は高く、面白い工夫もあります。

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 使用時の全長は、163cmです。

 背が高い機種ですが、最低長も19cmです。

 本機の場合、写真のように、エレベーター部分(1脚部分)の棒が外せるためです。

 その場合の全長は131cmとなります。

 この状態だと、体積が縮小するので、可搬性が増すということになります。

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 本体重量は、1210gです。

 径が太くしっかりした製品の割に軽いのですが、エレベーター部分の棒の重さは除いた数字です(125g)。

 ただ、本体はアルミの削り出しで、カーボンファイバーも、こちらについては、10層の高強度のカーボンファイバーパイプです。

 収納性は、4段で、(エレベーターなしで)49.3cmです。

 エレベーターを持ち運ばない場合は、体積は先述のように減ります。

 最大搭載重量は、推奨積載質量ベースで、3kgです。

 機能面では、クイックシュー(QB-V30)が装備されます。

 三脚の開脚についても3段階で調整できます。

  202208161608.jpg

 雲台は、こちらも本格派自由雲台です(QHD-V30)。

 雲台はアルカスイス互換です。

 サイズは異なりますが、グレードは先ほどと同じです。

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 以上、Carmagne N543 MTの紹介でした。

 しっかりしたパイプで、安定感がある中型の三脚です。

 エレベーター不要でも問題ない場合は、しっかりした三脚が、(比較的)軽量で持ち運べる部分が「売り」と言えます。

 ただ、縮長はその状態でも長めではあるので、同じシリーズの下位機種にも増して、ニッチな製品ではあります。エレベーターを利用する場合は、同じか各クラスの他製品に優る部分も見られません。

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 【Amazon限定】

 AMZCM-N643MT

 42・ベルボン カルマーニュ MT N643MT AZ
  ¥59,330 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

調整幅:165.5cm-17.9cm
収納時全長:49.7cm(4段)
パイプ直径: 29mm
本体重量:1360g
最大積載重量:18kg(推奨4kg)

 AMZCM-N743MT

 43・ベルボン カルマーニュ MT N743MT AZ
  ¥67,830 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

調整幅:173.0cm-20cm
収納時全長:54.5cm(4段)
パイプ直径: 32.5mm
本体重量:1830g
最大積載重量:22kg(推奨7kg)

開脚角度 :3段階   
本体素材:カーボンファイバー
雲台:自由雲台(本格派)

 なお、このシリーズについても、兄弟機があります。

 202208161620.jpg

 いずれも「兄」にあたるサイズで、大玉レンズを利用するハイアマチュア向けの製品です。

 今回の記事の趣旨にはあまり合致しないので、深くは説明しません。ただ、エレベーター不要の部分が、便利に感じるならば、検討するべき機種でしょう。 


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 【2020年発売】

 【カーボンファイバー 1.27kg】

 44・Peak Design TT-CB-5-150-CF-1
  ¥123,090 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

 【アルミ 1.56kg】

 45・Peak Design TT-CB-5-150-AL-1
  ¥77,990 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

調整幅:152cm-14cm
収納時全長:39cm(5段)
パイプ直径:
開脚角度 :
本体素材:カーボンファイバー
重量(本体のみ):1270g
重量(雲台込み):1270g
最大積載重量:9.1kg
雲台:自由雲台(本格派)

 TT-CB-5-150-CF-1は、米国のピークデザインが販売する三脚です。

 キックスターター初の新興企業で、バッグを含む多くのカメラギアを販売しています。「TRAVEL TRIPOD」として販売された本製品も、同社の人気製品です。

 なお、本機は、本体素材をアルミにした格安版があります。

 装備は同じですが、重量が重くなるほか、カーボンに比べて20%安定性に劣るという同社の評価です。

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 使用時の全長は、152cmです。

 本機は、トラベル三脚の部類ですが、わりと高さは出せます。

 本体重量は、1270gです。

 詳しい情報はありませんが、素材はカーボンファイバーです。

 また、上位機同様に、一脚として使える構造ですが、雲台込みで1500gと軽量です。

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 収納時の全長は、5段で、39cmです。

 この部分が、本機が注目される理由の1つで、「ペットボトル並」に薄く持ち出せる新構造です。

 レバーロックも独特の形状で、旅先ですぐに使える点も本機のポイントです。

 最大搭載重量は、9.1kgまで対応です。

 カーボンの効果で、大口径のレンズでも安定して利用できるでしょう。

 202008221320.jpg

 自由雲台は、付属です。

 独特の構造ですが、新方式のロックを含めて値段相応に堅牢です。

 なお、本機は、スマホの固定にも対応しており、注目度が高いのは、この仕様の部分もあるでしょう。

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 以上、ピークデザインTT-CB-5-150-CF-1の紹介でした。

 トラベル三脚として今までにないギミックを搭載し、機動性と軽量性を兼ね備えた製品です。

 カーボンファイバー製としてはやや値段が高い部分はありますが、とくにその収納性は、実際大きな魅力です。


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 【2016年発売】

 【通常型番】(雲台あり)

 【4段】

 46・SLIK ライトカーボン E54 106976
  ¥29,800 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

 【3段】

 47・SLIK ライトカーボン E53 106969
  ¥24,800 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

 【Amazon.co.jp限定】(雲台なし)

 【4段】

 48・SLIK ライトカーボン E54 109151
  ¥(19,151) Amazon.co.jp (5/24執筆時)

 【3段】

 49・SLIK ライトカーボン E53 109144
  ¥(19,148) Amazon.co.jp (5/24執筆時)

調整幅:150cm-15.7cm
収納時全長:46.8cm(4段)
パイプ直径: 19mm
開脚角度 : 3段階
本体素材:ライトカーボン
重量(本体のみ):740g
重量(雲台込み):870g
最大積載重量:1.5kg
雲台:自由雲台(旅行用)

 SLIK ライトカーボン E54は、日本のスリックのハイエンドモデルです。

 スリックは老舗の三脚メーカーで、現在は、カメラ周辺機器でお馴染みのケンコー・トキナー傘下です。

 おもに旅行用として設計された軽量モデルです。以前は、エアリーカーボン 645LED という5段でより収納性の良い製品もありましたが、展開終了しました。

 また、4段もこのサイズだと生産完了のようで、最近在庫が見られません。

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 使用時の全長は、雲台込みで150.2cmですので、標準的なサイズです。

 ローポジションも対応です。。ステーストッパーがない形式ですが、三脚角度は3段階調整(マルチポジション)です。

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 本体重量は、870gです。雲台抜きの重さですが、本体は740gです。

 多層構造のカーボンファイバーでなく、圧力成形のカーボンパイプ(LCIIパイプ
)を採用したためです。

 なお、手巻きで作るカーボンファイバーに較べると、伸縮もスムーズで、空転しにくいと言えます。

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 自由雲台は、付属です。

 SBH-100DQNとして別売もされています。3000円ほどですが、そこそこしっかりしています。

 ただ、トラベル三脚の部類で軽量性・コンパクト性重視なので、ボールロックのみで、シンプルに固定する方式です。アルカスイス互換ですので交換は可能です。

 最大搭載重量は、1.5kgまでの加重に耐えられます。

 以前あった「エアリーカーボン」より剛性が低い 「ライトカーボン」ですので、仕方ないでしょう。

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 収納時の全長は、4段式で46.8cmです。

 体積はともかく、縮長はさほど期待できないといえます。

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 以上、SLIK ライトカーボン E54の紹介でした。

 トラベル向きの超軽量機で、割と安い部分が評価できます。耐荷重と、収納性の部分では課題がありますが、この軽さと値段というのは魅力です。

 中望遠のカメラを使わないならば、これで良いかと思います。

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 【2016年発売】

 【3段 980g 全高170cm 縮長 59.5cm】

 50・SLIK ライトカーボン E63 106877
  ¥28,700 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

 【4段 1000g 全高167.5cm 縮長 53cm】

 50・SLIK ライトカーボン E64 106969
  ¥24,000 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

 【2024年発売】(後継機)

 【4段 1040g 全高168.5cm 縮長 52cm】

 51・SLIK ライトカーボン E64 II 107324
  ¥39,492 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

開脚角度 : 3段階
本体素材:ライトカーボン
パイプ直径: 22mm
最大積載重量:1.5kg
雲台:自由雲台(旅行用)

 このほか、ライトカーボンは、高さと段数の違いでバリエーションがあります。

 やはりいずれも、高さに比して軽量です。

 耐荷重は1.5kg(24年機は2kg)で、収納性(縮長)は長めなので、用途は選びます。


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 【2017年発売】

 【通常型番】(雲台あり)

 52・SLIK ライトカーボン E84 108321
  ¥(29,800) Amazon.co.jp (5/24執筆時)

 【Amazon.co.jp限定】(雲台なし)

 53・SLIK ライトカーボン E84 109090
  ¥(35,444) Amazon.co.jp (5/24執筆時)

調整幅:172.7cm-29cm
収納時全長:48.5cm(5段)
パイプ直径: 28mm
開脚角度 : 3段階  
本体素材:カーボンパイプ
重量(本体のみ):1440g
重量(雲台込み):2090g
最大積載重量:5kg
雲台:3WAY(流し撮り可)

 ライトカーボン E84 は、スリックのカーボンパイプ採用の廉価版です。

 アマゾン向けに出している特別モデルがありますが、こちらについては雲台が未付属です。

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 使用時の全長は、172.7cmですので、十分です。

 本機も、ローポジション対応で、三脚角度も3段階調整可能です。

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 本体重量は、雲台の付属しないモデルで、本体は1440gです。

 それでも全長を考えると、カーボンパイプ利用の利点が出ています。

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 自由雲台は、同社のエイブル 300 DXが付属します。

 価格的には、5000円前後の入門用の3WAY式となります。

 しっかりしたもので、それなりの重量があります。

 アルカスイス互換(UNC 1/4インチ)のネジ位置なので、交換しても良いでしょう。

 最大搭載重量は、5kgまでの加重に耐えられます。

 圧力形成のカーボンパイプですが「ライトカーボン」として、上位機とはグレードの差は付けていますが、耐荷重は十分です。

 収納時の全長は、4段式で48cmとさすがに長めです。

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 以上、スリックライトカーボン E84の紹介でした。

 高さがある程度欲しい方で、重さにも配慮したい場合に選択肢となりそうです。

 なお、雲台は別売ですが、価格に見合うグレードをセットで揃えると4万円程度の予算でしょう。

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 【2015年発売】

 54・SLIK ライトカーボン E83 108314
  ¥(61,900) Amazon.co.jp (5/24執筆時)

調整幅:179.5cm-33cm
収納時全長:67.5cm(3段)
パイプ直径: 28mm
開脚角度 : 3段階  
本体素材:カーボンパイプ
重量(本体のみ):1425g
重量(雲台込み):2075g
最大積載重量:5kg
雲台:3WAY(流し撮り可)

 なお、ライトカーボンシリーズは、人気なので複数のサイズがあります。

 古参ですが、全長が高く、3段折りのライトカーボン E83は、結構人気があります。

 カメラ形状や用途の変化で、高さがとれる製品が再評価されてのロングセラーかもしれません。

 ただ、このモデルは縮長が67.5cmと結構長い点は留意してください。

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 雲台は、本機もエイブル300DX Nで、実売5000円程度のものです。


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 【2022年発売】

 55・SLIK AvocetTarsus
  ¥44,044 楽天市場 (5/24執筆時)

調整幅:26cm-172cm
収納時全長:54cm(4段)
パイプ直径:25mm
開脚角度 : 3段階
本体素材:カーボン
重量(本体のみ):1315g
重量(雲台込み):1715g
最大積載重量:4kg
雲台:フリーターン雲台

 LIK AvocetTarsus ((アボセットターサス)は、日本のスリック日本野鳥の会とのコラボ規格で出す三脚です。

 用途的にそれに向くような雲台を装備させたセットモデルです。

 使用時の全長は、172cmです。

 背は高めです。脚はナット式固定になります。エレベーターの上下だけで139.5cmまで下がります。

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 本体重量は、カーボンながら雲台込みで1715gです。

 雲台部分の重さが470gですので、全長からしたらアルミよりだいぶ軽いですが、一般的な意味ではさほど軽いとも言えない水準です。

 1脚だけ(冷たく感じないように)ウレタングリップがありますが、この部分の重さというわけでもないです。

 過度に軽量化せずに、剛性・振動減衰性を重視したと言えるでしょうか。

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 【SH-707E N同型】

 ・SLIK フリーターン雲台 SH-707E 470613
  ¥20,633 Amazon.co.jp (5/24執筆時) 

 ・SH-707 E用ロングパンハンドル
  ¥3,070 Amazon.co.jp (5/24執筆時) 

 自由雲台は、同社のSH-707Eフリーターン雲台が付属します。

 単品価格は定価で1.2万円ほどでしたが、生産終了になっています。

 動きの滑らかさとフォーカス後の微調整において、バードウォッチャーに好評だったという触れ込みで、本機に特別採用されるようです。専用のロングハンドルに換装もできます。水準器は2つ装備です。

 価格的には、5000円前後の入門用の3WAY式となります。

 アルカスイス互換(UNC 1/4インチ)のネジ位置なので、交換も可能です。

 最大搭載重量は、4kgまでです。

 圧力形成のカーボンパイプですが「ライトカーボン」として、上位機とはグレードの差は付けていますが、耐荷重は十分です。

 収納時の全長は、4段式で54cmと相当長めです。

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 以上、スリックAvocetTarsus の紹介でした。

 別売のフリーターン雲台が(定価で)手に入らないので、それを使ってみたい方向けと言えそうです。用途特化型なので、ニーズはあるでしょう。

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 【2022年発売】

 56・SLIK PloverTarsus
  ¥26,026 楽天市場 (5/24執筆時)

調整幅:27cm-163cm
収納時全長:53.5cm(4段)
パイプ直径:25mm
開脚角度 : 3段階
本体素材:A.M.T合金
重量(本体のみ):1385g
重量(雲台込み):1785g
最大積載重量:3kg
雲台:フリーターン雲台

 なお、PloverTarsus(プルーバーターサス)は、同じコンセプトの下位機です。

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 本体素材は、A.M.T(アルミ・マグネシウム・チタンの複合材)とします。ケンコー・トキナーが近年使ってきた、新しい合金になります。

 軽量なマグネシウムを使うことで軽さを出し、チタンを使うことで剛性を担保していると言えます。

 重さは、カーボンモデルととあまり変わらないです。

 ただ、振動減衰性など機能性はないほか、そもそも全長が短め(163cm)なので、同じではないです。

 一方、雲台など基本仕様は同じである上で、脚がこちらはレバーロック式なので、(特に冬場の野外などの)機動性は良い部分はあります。


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 【2019年発売】

 【4段 カーボン製】

 57・SIRUI T-04Sシリーズ T-024SK+B-00K
  ¥20,790 楽天市場 (5/24執筆時) 

調整幅:149cm-21cm
収納時全長:40cm(4段)
パイプ直径: 22mm
開脚角度 : 3段階
本体素材:カーボンファイバー
重量(本体のみ):
重量(雲台込み):1000g
最大積載重量:12kg
雲台:自由雲台(本格派)

 T-24SKは、SIRUIの高級小型三脚です。旅行向きに結構売れています。

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 使用時の全長は、149cmです。

 また、センターポールの逆付けで最低高を21cmとできるなど、結構便利です。

 本体重量は、本体のみで、1000gです。

 素材としてカーボンファイバーを利用しています。

 本製品は雲台と本体の型番が別なのですが、本機は全体でこの重さということで、軽量といえます。

 一方、自由雲台(B-00K)の部分の重さは不定ですが、おそらく300g前後でしょう。

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 雲台は、本格派自由雲台です。

 単品販売のないB-00Kという雲台が付属です。

 本機も、パンロックノブと、ボールのテンションを調整するフリクション調整が付属です。

 収納時の全長は、しかしながら、40cmとさほどコンパクトではないです。

 最大搭載重量は、6kgまでです。

 あくまで「最大値」です。ベルボンのような「推奨積載質量」ではない点は、比較にあたって注意です。基本的に、ミラーレスなどの軽量機用として売っています。

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 以上、SIRUIT-24SKの紹介でした。

 格安な「旅行用軽量機」として存在感があります。旅行用としてミラーレスなどで利用するには割と良い気がします。


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 【2021年発売】

 58・SIRUI ST-124+ST-10X SET
  ¥42,900 楽天市場 (5/24執筆時)

調整幅:166cm-46cm
収納時全長:56.5mm
パイプ直径:26.5mm(4段)
開脚角度 :
本体素材:カーボン
本体重量:1.6kg
最大積載重量:12kg
雲台:自由雲台(本格派)

 IRUI ST-124+ST-10X SET も、SIRUIの発売するカーボンパイプ採用の小型三脚です。

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 雲台は、自由雲台 ST-10とのセット販売です。

 アルミ製で、単独重量は470g、最大搭載量は20kgまでの中堅機です。

 別に買えば1万円前後のグレードで、アルミ製となります。

 使用時の全長は、4段モデルが166cm、5段だと159cmです。

 背は、結構高い製品なのは(小型の)「ミラーレス用」の開発という部分からのようです。

 本体重量は、雲台込みで1600gと軽量です。

 素材として、カーボンパイプを利用しています。

 収納時の全長は、4段モデルでも50cmです。

 背が高いのでしかたないです。

 最大搭載重量は、最大値ベースですが、12kgまで対応です。

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 以上、SIRUIIRUI ST-124+ST-10X SEの紹介でした。

 わりと背が高く「ミラーレス用」の背が高いモデルです。カメラ用としてはややパイプが太く、長めですが、ミラーレスを買ってやや高さが足りないという場合は、解決策になるかもしれません。

 ビデオ用と共用ですが、ミラーレス時代ですし、今後はこの形式は増えるかもしれません。 

今回の結論
カメラ撮影に向いた三脚のおすすめ結論的にこれ!

 というわけで、今回は、カメラやビデオカメラ用の三脚の比較の2回目記事でした。

 記事はもう少しだけ続きます。

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3・カメラ/ビデオ向き三脚の比較 (3)
 =最終的なおすすめの提案【結論】

軽量性  ★★★★★
上下稼働 ★★★★★
雲台性能 ★★★★★
耐久性  ★★★★★
総合評価 ★★★★★

 続く3回目記事こちら )は、結論編です。

 ここまで紹介した全ての三脚から、目的別、製品別に、Atlasのおすすめ機種!をあげていきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 3回目記事は→こちら!

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posted by Atlas at 13:22 | カメラ

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