1回目記事からの続きです→こちら
2-1・SONYの有機ELテレビ
2回目記事のトップバッターは、SONYの有機ELテレビです。
同社の場合、上位パネルは、「鮮やかさ重視」の社風もあって、LGではなく、サムスンの量子ドット型の有機ELを使います。
パナソニックとは違った個性と言え、そこが面白さです。
1・有機ELテレビの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:パナソニック
3・ 有機ELテレビの比較 (2)
2-1:ソニー
2-2:シャープ
3・ 有機ELテレビの比較 (3)
3-1:LGエレクトロニクス
3-2:フナイ
4・ 有機ELテレビの比較(4)
4-1:東芝
4-2:ハイセンス
5・ 有機ELテレビの比較(5)
5-1:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」の説明に沿いながら、各機をみていきます。
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なお、以下では、いつものように、Atlasのおすすめできるポイントを赤字系で、イマイチと思う部分を青字で書きます。
【2023年4月発売】
【55インチ】
17・SONY BRAVIA XR XRJ-55A80L
¥269,000 Amazon.co.jp (7/31執筆時)
【65インチ】
18・SONY BRAVIA XR XRJ-65A80L
¥460,000 Amazon.co.jp (7/31執筆時)
【77インチ】
19・SONY BRAVIA XR XRJ-77A80L
¥847,000 Amazon.co.jp (7/31執筆時)
【2022年8月発売】
【55インチ】
20・SONY BRAVIA XR XRJ-55A80K
¥245,000 Amazon.co.jp (7/31執筆時)
【65インチ】
21・SONY BRAVIA XR XRJ-65A80K
¥529,800 Amazon.co.jp (7/31執筆時)
【77インチ】
22・SONY BRAVIA XR XRJ-77A80K
¥588,000 Amazon.co.jp (7/31執筆時)
モニターパネル:OLED?
倍速液晶:4倍速相当
新4K放送チューナー:搭載(3)
フレームレート: 4K/ 120p
A80Lシリーズは、ソニーの有機ELの2023年の入門機です。
新旧両機種あります。
ただ、前年度モデルの発売が遅れたこともあってか、性能差はほぼないです。
後述するXRクリアイメージというノイズ補正が加わりましたが、マイナーな変化です。
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結論的にいえば、値段差があるうちは、新機種の登場で安くなった旧機種がお買得です。
パネルは、ソニーも、明確に「どのパネル」とは示しません。
パナソニック以上に情報がないので、不定です。
ただ、輝度が高まったなどの記述がないので、OLED(gen2)としておきました。ただ、「分からない」というのが正確な感想です。
一方、ソニーの場合、同社の液晶TVの場合同様にトリルミナスディスプレイというブランド名が付きます。
液晶TVの場合は、パネル制御とバックライト制御を合わせた広色域化技術を示す、オリジナルな「ブランド液晶」と表現できます。
OLEDの場合は、独自の画像解析処理を行う部分について「トリルミナスディスプレイ」と称しています。
具体的には、画像からピックアップできる色の要素を細分化し、独立処理させることで、SONYのメーカー的特徴である、「鮮やかさ」を実現しています。
画像エンジンは、認知特性プロセッサー「XR」です。
「人の脳のように映像を認識する認知特性プロセッサー」というのが売り文句です。
ソニーの場合、「注視点」を1つのキーワードにしています。注視点とは、人間がテレビを見る際に、集中する画面のポイントのことです。
それを理解した上で、本機は、注視点を中心に、色・精細感・コントラストなどの諸要素を、(個々別々でなく)AIが、横断的・複合的に分析、処理し、最適な映像を出します。
従来は、個別の要素に基づく補正に止まっていました。AI技術の進歩が活かされ、横断的な分析ができるようになった部分が、新しいです。
4K画質・それ以下のHD画質、それぞれのデータベースを内蔵していて、それと付け合わせながら、画像をアップコンバートしていく方向性です。
超解像処理も、AI技術が使われます。
ただし、東芝のような前後のフレームまで解析する「フレーム間処理」ではない、1フレーム(静止画)だけ見て解析する「フレーム内処理」(オブジェクト超解像)です。
フレーム内で「いろいろ認識できる」ソニー機も優秀ですが、東芝の上位機とは、それでも差があります。
なお、2023年機から、XR Clear Imageという新機能が加わりました。
おもにノイズ対策のかかわる部分で、低解像度・放送波のノイズ、動きの速い映像のノイズの除去が「上手に」なりました。
既存の技術をAIによるディープラーニングの強化で達成した技術でしょう。大きくは宣伝しません。
画質の自動調整は、イマイチです。
ソニーも、標準モード以外に、シネマ・ゲームモードなど「手動」で画質モードは切り替えられます。
ただ、視聴しているコンテンツの種類をAIが見分けて(おまかせで)自動調整される機能はないです。音声モードも同様です。
HDR技術(HDR10)は、搭載します。
また、標準画質をHDR画質まで高めるXR HDRリマスターが搭載となっています。もちろん、HLG形式も対応します。
上位のHDR技術は、Dolby Visionに対応です。
倍速液晶は、倍速パネルを搭載です。
その上で、X-Motion Clarity(エックス モーション クラリティー)に対応します。
パナソニックのように、画面の一部分に黒挿入することで輝度低下を防ぎつつ、ボケを防いでいます。
合わせ技で「4倍速相当」です。
スピーカーは、ソニーの最も個性的な部分です。
画面全体を振動させることで音を発生させるアクチュエーターが3基装備されます。
総出力は、50W(77インチは60W)ながら、従来のオーディオ技術とは一線を画する方法です。
映画などの会話の画面で、複数の登場人物がいる場合の臨場感・奥行き感(どこから声がでているか?)は、この方式だと正確です。
TVスピーカーは「外部スピーカーが買えない場合の劣化版のオマケ」という印象がありました。
しかし、内蔵でないと扱えない独自性がある分、この機種は「面白い」と言えます。
音響製品を多く出す、同社らしい技術です。
一方、パナソニックの上位機のように、立体音響の「ドルビーアトモス」に対応します。
上方向のイネーブルドスピーカーがないですので「バーチャル」ではあります。
しかし、ソニーの場合、3Dサウンドアップスケーリング技術をもちます。
先述の「賢いエンジン」を使って、「地デジ」などの音も、立体音響に再計算できますので、一般ユーザーでも手軽に(疑似的な)立体音響が楽しめます。
加えて、このテレビの「アコースティック センター シンク」機能は、注目に値します。
【サウンドバーの比較記事】で紹介したソニーの一部上位機(HT-A7000・HT-A5000・HT-A3000)、あるいは、【シアターシステムの比較記事】で紹介した上位機(HT-A9)と組み合わせる場合、テレビ内蔵スピーカーを、センタースピーカーとして(殺さずに)活かせます。
テレビのスピーカーが無駄になりませんし、割と面白いかと思います。
そのほか、ニュースなど、聴きとりやすい音声にできる「ボイスズーム」機能など、お年寄りに優しい機能も網羅です。
一方、TVがコンテンツの種類を判断して、音を自動調整するところまで至ってはいないので、この部分は、後ほど見ていく、パナソニックなどが一歩進んでいます。
画像モードの自動調整の部分を含めて、この部分は多少遅れがあります。
録画機能は対応です。
こちらはWチューナー搭載なので2番組録画が可能です。ただ、ダビングには対応しないようです。
ただ、録画機能のUIは、東芝はもちろん、パナソニック以上にシンプルで、あまり重視していないです。
なお、外出先などからスマホアプリ経由での録画にも対応します。
番組表は、ソニーは使いやすく、操作もサクサク動きます。
SONYは番組表の使い勝手については、特に定評があり、リモコンがサクサク動きます。
ゲーム機開発のノウハウがフルに活かされているのでしょう。レイアウトもジャンル別に分かれて見やすい番組表といえます。無線LANも、内蔵です。
映像配信サービスは、ソニーの場合、Google TV(Android TV)を搭載します。
そのため、4Kコンテンツを含むNetflix・DAZNを含めて好きなアプリをGoogle Playからダウンロードしインストールできます。
そのため、「スマートTV」としては非常に高度です。昔と違ってCPUも強化されたので、、リモコン操作がもたつくことも少なくなりました。
加えて、自社のサービス(BRAVIA CORE)の2年間無料特典が付属です。ソニーピクチャーの過去映画が見放題になるほか、10本に限りますが、最新映画も見れます。
無線LANも、搭載です。
音声アシスタントサービスは、本機は充実します。
リモコンのボタンを押さずとも、テレビのマイクでGoogleアシスタントを呼び出せますので。
HFR(ハイフレームレート)は、本機も120フレーム/秒(4K/120Hz)の表示に対応です。
【2022年発売】
・ソニー BRAVIA CAM CMU-BC1
¥18,290 Amazon.co.jp (7/31執筆時)
そのほか、テレビの上に増設するカメラとなるBRAVIA CAMに対応です。
ジェスチャーでのテレビ操作や、チャット利用などができます。
ただ、最も面白いのは、自動画音質調整機能」です。
ようするに、カメラセンサーを利用し、人間の位置を把握し、その方法に音をビームフォーミングできます。没入感を高めるための面白い工夫です。
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以上、 ソニーのA80Lシリーズの紹介でした。
画質は、「トリルミナス」の名を冠しているだけあり、他社よりも赤色系・緑色系の発色が良いです。
この点で、4K映像などでも、映像美を楽しむようなコンテンツ、特に紀行番組などはとても鮮やかに見える傾向があります。映像美を楽しみたい方は、とくに向くでしょう。
ただ、本機は、パネル部分の充実した熱対策はないため、輝度(コントラスト)部分の潜在能力を引き出すという部分では、パナソニックの入門機に及ばない部分はありそうです。
一方、スピーカーは注目点です。
ハイエンドTVを買われる方の多くは、、【ホームシアタースピーカーの比較記事】で紹介したような外部スピーカーを利用するでしょう。
そのため、他社のTVの場合、スピーカー部分の楽しみがあまりないのですが、「画面から音が出る」形式だけは再現が不可能ですから、面白みがあります。
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【2021年4月発売】
【55インチ】
19・SONY BRAVIA XRJ-55A80J
¥193,800 Amazon.co.jp (7/31執筆時)
モニターパネル:OLED
倍速液晶:4倍速相当
新4K放送チューナー:搭載(3)
フレームレート: 4K/ 120p
なお、本機は、55インチに限りますが、2世代前の、2021年旧機となるA80Jシリーズが残ります。
パネルは世代的に、LG OLED(gen2)で確定でしょう。
1回目記事の「選び方の基本」で書いた様に、ピーク輝度が800ニトなので、差はあります。ただ、部屋の光がある程度対策できるならば、十分な性能です。
スピーカーは、ただ、本機もアクチュエーター型ですが、旧機種はセンターにはない2基構成になるのが、仕様面での最大の違いと言えます。
あとは、先述のカメラ対応の部分と、アコースティック センター シンクが使えない部分の差が目立つ程度です。
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結論的にいえば、値段差が十分あるようならば、こちらを選んでも良いかと思います。
【2022年8月発売】
【42インチ】
23・SONY BRAVIA XR XRJ-42A90K
¥266,000 Amazon.co.jp (7/31執筆時)
【48インチ】
24・SONY BRAVIA XR XRJ-48A90K
¥270,013 Amazon.co.jp (7/31執筆時)
モニターパネル:OLED
倍速液晶:4倍速相当
新4K放送チューナー:搭載(3)
フレームレート: 4K/ 120p
ソニーのA90Kシリーズはソニーの有機ELの上級機です。
42インチとやや小さめのモデルがある構成です。
本機は、A80Kシリーズとの違いはわずかなので、違う部分だけ紹介します。
第1に、バックパネル部分の構造です。
パナソニック機の42インチ、48インチ機の場合と同じで、55インチ以下はソニーも放熱プレート(アルミ)は、サイズの関係もあり搭載しません。
ただ、温度センサーを利用して発熱による画質低下を防ぐ仕組みがあります。
熱問題による発光不足が防げるため、結果的にコントラストや輝度の低下が起こりにくいという技術です。パナソニックの小型ではこうした技術は不採用でしたので、ワンポイントでしょう。
XR OLED Contrast Proという技術名です。
第3に、スピーカー出力です。
定位感の良いアクチュエーターを利用する部分は同じですが、サブウーファー2基と大型アクチュエーター2基という構成です。
スピーカー配置自体は、同社の最上位機と同じなのですが出力自体は総計25Wであり、下位機種のA80Kシリーズに負けるレベルです。
画面サイズが「小さめ」モデルだからとは言えますが、やはり、こだわるならば【サウンドバーの比較記事】で紹介したような専門機を増設するべき機種かとは思います。
その他の部分は上でみた、2022年の入門機(A80Kシリーズ)と同じです。
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以上、ソニーのA90Kシリーズの紹介でした。
基本的に「少し小さめ」の有機ELが欲しい方に向けた製品です。
意外と市場にはないサイズなので、設置場所の関係で小型モデルを探している方には良いでしょう。
それ以外の方については、選択肢にしなくて良いかと思います。
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【2021年4月登場】
【55インチ】
25・SONY BRAVIA XRJ-55A90J
¥263,000 Amazon.co.jp (7/31執筆時)
【83インチ】
26・SONY BRAVIA XRJ-83A90J
¥1046,315 Amazon.co.jp (7/31執筆時)
モニターパネル:OLED
倍速液晶:4倍速相当
新4K放送チューナー:搭載(3)
フレームレート: 4K/ 120p
なお、このグレードの場合も、旧機種となる90Jシリーズが一部サイズのみ残ります。
こちらについては、温度センサーの工夫ほか、放熱プレート(アルミシート)も装備します。
機能性は、スピーカー出力が60Wと逆に旧機種のが大きくなる部分ほか、旧機種のみ環境光センサーの搭載されていた部分が相違点です。
新機種だとシンプルな「明るさセンサー」ですが、こちらは、明るさと色温度が分かるセンサーなので、部屋の照明色に合わせて画質を調整できます。
小型機でも「付いていて欲しい」気もしますが、残念ながらありません。
逆に、先述のカメラに対応しない部分と、アコースティック センター シンクが使えない部分が、新機種との差になります。
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結論的にいえば、次に見る2022年機の最上位機を除けば、パネルの熱対策がある分、2021年機、2022年機を含めて、ソニーでは最も性能が良いと言えるかと思います。
熱対策はあった方が確実に良いため、買われる際の値段によっては選んで良い機種に思えます。
【2022年8月発売】
【55インチ】
27・SONY BRAVIA XR XRJ-55A95K
¥319,399 Amazon.co.jp (7/31執筆時)
【65インチ】
28・SONY BRAVIA XR XRJ-65A95K
¥580,000 Amazon.co.jp (7/31執筆時)
【2023年登場見込】(海外先行)(加筆予定)
【55インチ】
29・SONY BRAVIA XR XRJ-55A95L
¥---- Amazon.co.jp (7/31執筆時)
【65インチ】
30・SONY BRAVIA XR XRJ-65A95L
¥----- Amazon.co.jp (7/31執筆時)
【77インチ】
31・SONY BRAVIA XR XRJ-77A95L
¥----- Amazon.co.jp (7/31執筆時)
モニターパネル:QD-OLED 2022
倍速液晶:4倍速相当
新4K放送チューナー:搭載(3)
フレームレート: 4K/ 120p
A95Kシリーズは、ソニーの2022年機における最上位機です。
海外ではすでに2023年モデルが先行発売(Sony BRAVIA XR-55A95Lほか)です。おそらくですが、日本でも秋口あたりには登場するかなと思います。
旧機との値段差は相当つくでしょうけれど。
パネルは、注目に値します。
サムスンディスプレイが開発した量子ドット技術採用のQD-OLEDを採用します。
LGパネルの対抗馬として、注目される新パネルです。
液晶テレビではQLEDとして既に普及している技術ですが、有機EL系では本機が日本初でした。
LGパネル(OLED evo)との違いは1回目記事(こちら)冒頭の「選び方の基本」でも書きました。
簡単に振り返ると、青色の有機EL素子に、赤と緑をだすためのフィルタ(量子ドットフィルタ)を組み合わせる方式(左図)で、LG方式に比べて、色再現性と視野角の広さの部分で有利な方式です。
発色傾向としては、ソニーのトリルミナスが従来大事にしてきた「鮮やかさ」を、4K HDR時代に適応させる場合、このパネルは親和性が高いでしょう。
ちなみに、ソニーも昔、方式は異なる方式の量子ドットテレビ(=Color IQという半導体を用いたエッジ型バックライト自体の工夫)を出していました。目指す方向が合致していると言えます。
あとは、(液晶ではときに指摘されている)耐久性(劣化)の部分ですが、これはすぐには分からない部分ですし、他方式テレビでも少なからず起こることです。
なお、ピーク輝度は、2022年モデルでもおよそ1500ニトと優秀です。
2023年モデルだと、約2000ニトと、LGのEVO第三世代と同等になります。
熱対策も、充実します。
放熱プレートに加えて、温度センサーでの管理なので、パナソニックの上位機と同じく、最高峰でしょう。コントラストが強化されます。
画像エンジンは、引き続き認知特性プロセッサーXRを採用です。
ただ、新パネルの採用と呼応して、「トリルミナス」技術は「XR トリルミナス マックス」と新しい名前を付けました。
光の波長の特性が違うQD-OLEDを、「ソニー色」に調整するためです。
スピーカーは、60Wです。
90Kシリーズと同じ、2アクチュエーター+サブウーファですが、出が大きめです。
テレビ付属のスピーカーとしては、(過度にこだわらないならば)十分以上です。
逆に、こだわりたいならば、HDMI端子は、eARCに対応するため【サウンドバーの比較記事】で紹介したようなマルチチャネルの多機能製品の増設も容易です。
その場合に内蔵スピーカーも活かせる 「アコースティックセンターシンク」には本機も対応ですので、ソニーの上位機との相性も良いです。
あとの部分は、基本的には、下位機種と同じです。
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以上、ソニーのA95Kシリーズの紹介でした。
量子ドット技術採用のQD-OLEDが採用される部分が、言うまでもなく注目点です。
個人的にも、このクラスの登場で、有機ELの日中利用における問題点がどの程度緩和されたかに興味があるので、暇を見つけてじっくり見る考えています。
2-2・シャープの有機ELテレビの比較
続いて、シャープの有機ELテレビの比較です。
同社は、企業柄、上位機は、もっぱら8K液晶テレビに集中していましたが、2020年からは有機ELパネルを調達するようです。
おそらく、8K時代までの中上位機の「セットアッパー」のような登板でしょう。
【2023年8月発売予定】
【55インチ】
32・シャープ 4T-C55FQ1
¥(330,000) Amazon.co.jp (7/31執筆時)
【65インチ】
33・シャープ 4T-C65FQ1
¥(473,000) Amazon.co.jp (7/31執筆時)
モニターパネル:OLED EVO gen2
倍速液晶:2倍速
新4K放送チューナー:搭載(2)
フレームレート: 4K/ 120p
シャープの FQ1は、同社の有機ELテレビの入門機です。
パネルは、S-Brightパネルという名前です。
輝度が強調される部分から推定すれば、LGのOLED EVO gen2でしょう。
2022年は最上位のパネルで、2023年も引き続き中級機向けに供給となったものです。
シャープの場合も、パナソニックと同じで、パネル背面に放熱板を独自に配置し、コントラストを高める工夫があります。
OLEDの性質上、実際、効果は見込めます。
加えて、ソニー・パナソニックと同じで独自のパネル制御(parkling Drive EX)をします。
コントラストや輝度調整を自社流にするためで、特に「白飛び」対策をしている点は、良い改良でしょう。
画質向上機能は、このエンジンを利用した超解像度技術を装備します。
低解像度ソースの「高精細化・リアリティ復元処理」のためのため「4K超解像アップコンバート」を搭載します。
ただ、後ほど見る東芝と違って、シャープは、フレーム間処理をともなう超解像度技術はなさず、あくまで、フレーム内で完結する処理です。
この部分で、やや東芝には負けます。
そのほか、輝度を再計算し、明暗表現を整える「スマート アクティブ コントラスト」も装備します。
一方、液晶のほう装備される「リッチブライトネス」は機能としてはないですが、これは、OLEDの性質に由来するものでしょう。
なお、ただ、新パネルと、先述のSparkling Drive EXが同等の働きをなすので、新4K衛星放送の「暗さ問題」には十分な対処があります。
同社のTVではお馴染みといえる、パネルの発色を良くする「広色域化技術」として、リッチカラーテクノロジープロも搭載します。
そのほか、ネット動画について独自の補正を行う機能(ネット動画クリア補正)も装備です。
画質の自動調整は、「対応」です。
AIオートという機能名です。
AI学習を利用し、100万通りのパターンの映像を学習し、シーンが自動調整されるとされます。東芝上位機のようにクラウドで番組情報をみれるわけではないですが、実用性はあるでしょう。
2023年機からはAIオートは、映像(ニュース・スポーツ・映画など)に合わせて、音声も自動で最適化されるようになりました。
他社が先行した仕組みを採用した形です。
一方、シャープ機は、照明センサーを内蔵するため、部屋の明るさに応じた調整(環境センシング)が可能です。
ただし、他社と違い色温度(照明色)までは見れないグレードになります。
HDR規格(HDR10)は、こちらも対応します。
HDR画像の「白飛び」については、特別な言葉はないですが対策があるようです。
一方、標準画質をHDRにアップコンバートする機能は、同社の4K液晶もそうですが、言及がないです。
倍速液晶は、2倍速で搭載されます。
他社でも説明したように、倍速対応機は、スポーツなど動きのある映像に強くなります。
スピーカーは、総合70Wです。
構成はユニークです。
上部にハイトスピーカーとして、トゥイーター・ミッドレンジウーファーが左右合計4基、下部に、メインスピーカーとして、同じ構成の4基と、中央の重低音用のサブウーファーです。
チャンネルとしては、2..1.2chです。
立体的な音響を再現するドルビーアトモスに「リアル」に対応できる構成で、割と力を入れたものに思えます。
地デジなど対応していない音源も、計算により再現できます。
構成的には、サラウンド感重視で、若干センターが弱めには思います。
その場合、シニア世代だと、ニュースなどの「聞こえ」が気になります。
その部分の工夫は「説明不足」には思います。
ただ、先述のAIオートで、ニュースなどは適切に調整されるため、詳しくない方向けの自動化という部分では問題ないでしょう。
録画機能は、USB接続のハードディスクを使用した場合、利用可能です。
この機種は、3チューナーなので、2番組同時録画に対応します。
ただ、機能的には、全社を通してみても貧弱です。
番組表は、一方、シャープは、他社より見やすく、便利に作られています。
とくに、シャープは他社に先駆けて、番組表を4K画質で作っているため、視認性が良く、情報量も多いです。純粋に、番組表画面の見やすさだけで言えば、この点で他社を出し抜いています。
ジャンル別・キーワードで番組を検索することもできます。また、検索結果に基づいて、番組表を色分け表示にすることも可能です。オススメ番組を自動でお知らせする機能も付きます。
4Kチューナーは、2基搭載です。
チューナー数は2つなので、裏番組も録画も可能です。
映像配信サービスは、相当充実します。
というのも、AndroidTV(Google TV)に対応するためです。
豊富なネットコンテンツを便利に利用できる利便性はあるでしょう。
音声アシスタントサービスは、Googleアシスタントが搭載です。
本機は、TV本体にマイクを内蔵です。
そのため、リモコンのボタンを押さなくても、Google系の音声AIであるGoogleアシスタントを呼び出せます。
これを使った機能としては、ココロビジョン機能も見所です。
TVの視聴傾向から、AIがオススメ番組の情報を教えてくれる機能が付属します。
そのほか、シャープの「ココロエンジン」に対応したIOT家電について、その稼働状況をテレビでも確認できる」「COCORO HOME」も、面白い試みです。
ちなみに、IOT家電間の連携は、日本の家電メーカーでは、同社が最も力を入れており、先行しています。
なお、シャープは、上位機を含めて2022年以降のモデルは、無線LAN部分でWi-Fi6に対応させています。
ご家庭に対応ルーターを導入する場合、通信安定性が改善します。なお、2019年頃から広まった規格なので、それ以前のルーターだと対応しないでしょう。
この部分は、このブログでは、【無線LANルーターの比較記事】で色々書いています。
その他、視聴位置が動かせるスイーベル式台座を採用している点も、同社の昔からの個性です。
2023年機からは、スイーベルしたくない場合、固定できるような仕様になりました。
HFR(ハイフレームレート)は、4K/120Hz (4K/120p)をフォローします。
----以上、シャープのFQ1ラインの紹介でした。
値段次第の部分もありますが、パネル周りの独自の工夫はパナソニックなどに比べると、少し弱めな感じです。
画像エンジンの機能性も、悪くはないですが、他社に抜きんでている部分はあまりみられません。
とはいえ、パネル自体の出所は「良い」ですし、放熱対策もあるため、値段次第では、安めの入門機として選択肢にはできるでしょう。
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【2022年6月発売】
【42インチ】
34・シャープ 4T-C42EQ2
¥170,285 Amazon.co.jp (7/31執筆時)
【48インチ】
34・シャープ 4T-C48EQ2
¥174,629 Amazon.co.jp (7/31執筆時)
【55インチ】
34・シャープ 4T-C55EQ1
¥183,301 楽天市場 (7/31執筆時)
【65インチ】
34・シャープ 4T-C65EQ1
¥247,752 楽天市場 (7/31執筆時)
【77インチ】
34・シャープ 4T-C77EQ1
¥464,800 楽天市場 (7/31執筆時)
モニターパネル:OLED
倍速液晶:2倍速
新4K放送チューナー:搭載(2)
フレームレート: 4K/ 120p
なお、入門機の2022年の旧機種としてEQ1/EQ2ラインが残ります。
EQ1・EQ2ラインの違いは、明確に示されません。
旧機種となるDQ1・DQ2ラインの際は、DQ2のみ パネル表面に低反射処理がなされた「低映り込み有機ELパネル」でしたが、今回はそういった区分は示されません。
ただ、先ほどみたソニー機の2022年の入門機・上位機とパネルサイズの構成が同じことをふまえれば、EQ2のほうが、何かしらの部分で「上位」なのかもしれません。
詳しいことが分かったら、加筆します。
パネルは、ただし、いずれもEVOシリーズではなく、旧来のOLED (2nd)です。
パナソニックなどの2022年の入門機と同じですが、とくに輝度の部分で、その後の世代とは差があります。加えて、画面の大きなモデルを含めて独自の熱対策もないです。
スピーカーも、ハイトスピーカーがない普通の総合50Wです(42インチのみ40W)。
フルレンジ2基(42インチは1基)+トゥイーター1基を構成するオーソドックスな2.0チャンネル構成です。
スピーカーネットのないリフレクター構造にすることで、低音域をブーストする構造ですが、数字ほどの音圧はさほど期待できなそうです。
その他の部分は、画像エンジンが1世代前になる関係で、自動画質補正(AIオート)時、連動してサウンドまでは調整されない点が新機種との目立つ違いです。
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結論的にいえば、日差しがない部屋ならば利用には問題がなく、その上で安いため、20万円で「狙う」場合、候補の1つにできます。
ただ、他社の型落ちに比べると、パネルの世代、放熱対策、エンジン、スピーカーなどの部分で、若干見どころに欠ける印象は少しあります。
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【2021年10月発売】
【55インチ】
35・シャープ 4T-C55DQ2
¥159,990 楽天市場 (7/31執筆時)
【65インチ】
35・シャープ 4T-C65DQ2
¥199,390 楽天市場 (7/31執筆時)
【2021年6月発売】
【55インチ】
35・シャープ 4T-C55DQ1
¥123,500 Amazon.co.jp (7/31執筆時)
【65インチ】
35・シャープ 4T-C65DQ1
¥206,000 Amazon.co.jp (7/31執筆時)
モニターパネル:OLED
倍速液晶:2倍速
新4K放送チューナー:搭載(2)
フレームレート: 4K/ 120p
一方、さらに1世代前の2021年機も残ります。
画像エンジンは、2021年機なので、さらに1世代古いMedalist S2 です。
この世代だと、映像も音声もAIオートには対応できません。
あとは、2022年機に対して、取り立てて大きな機能差はないです。
パネルは、DQ2ラインだけは、表面に低反射処理されたフィルムがあります。
あとは変わりません。
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結論的にいえば、DQ1はとくに安いので、同価格帯の液晶テレビと比べるという、別の評価軸で考える必要があるでしょう。
15万円以下クラスの中級液晶テレビと比較すると、やはり、日光下でなければ「画質は良い」です。その点で、そもそもあかるい場所であまりテレビは見ないならば、この価格帯のテレビとしては、割と良い候補に思います。
【2023年8月発売予定】(加筆予定)
【55インチ】
36・シャープ 4T-C55FS1
¥(444,000) 楽天市場 (7/31執筆時)
【65インチ】
37・シャープ 4T-C65FS1
¥(605,000) 楽天市場 (7/31執筆時)
モニターパネル:QD-OLED 2023
倍速液晶:2倍速
新4K放送チューナー:搭載(2)
フレームレート: 4K/ 120p
シャープのFS1ラインは、同社の有機ELテレビの最新の最上位機です。
執筆時まで出ていないので、実物を見てから加筆するつもりです。
パネルは、サムスンのQD-OLED 2023です。
ソニーの最上位機と同じ種類です。
先述のように、世代がありますが、発売時期からして2023年ものでしょう。
1回目記事冒頭の「選び方の基本」で書いたように、この世代で一気に2000ニトクラスの輝度ピークまで延びて、LGの最新機と並びました。
2社供給体制になってから、この部分の競争が増した印象です。
パネル部分の工夫は、本機の場合も、放熱プレートの工夫があります。
「クールダウンシールドU」という名前ですが、放熱板を二重にする部分はパナソニックの高級機と似ます。
だだ、素材として、アルミ+炭素なので、「デュアルメタル」と表現されるパナソニックとは異なる方式でしょう。
加えて、このグレードからは、ソニー・パナソニックと同じで、センサーで温度分布を見る仕組み(クライマックスドライブ回路)が加わります。
こうした工夫はパナソニックが伝統的に強いですが、他社も追いついてきました。
画像エンジンは、Medalist S4Xです。
下位機種(Medalist S4)と名前が変わります。
画質向上機能はあまり変わらないのですが、同社の画質の「キモ」といえるリッチカラーテクノロジー(プロ)がこのグレードから、「量子ドットリッチカラー」と名前を変えます。むろん、パネルの変更によるものです。
冒頭書いたように、この世代のQD-OLED 2023 は、緑色の発色が良くなったので、扉絵もそんな感じな写真です。
画質向上機能は・画質の自動調整・倍速パネルなどは、2023年の下位機種と同じです。
説明が重複するのでそちらをご覧ください。問題ない仕様です。
スピーカーは、総合85Wです。
ハイトスピーカー付で「リアル」で、ドルビーアトモスに対応できる部分など、下位機種と同じです。
構成としては、メインスピーカーの部分にミッドレンジが1基ふえて、2ウェイ3スピーカー構成になっている部分です。スピーカーユニット自体も、磁力を強化した「パワーボイススピーカー」だとされます。
この部分の下位機種との違いは僅かでしょう。
サラウンド感が重視された、映画向きな配置です。逆に、ニュースなどの「聞こえ」は、さほど配慮の記述は見られず、AIオートの性能次第といった感じです。
あとの部分は、先ほどみた入門機と変わりません。
HFR(ハイフレームレート)は、4K/120Hz (4K/120p)をフォローします。eARCも対応できます。
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以上、シャープのFS1ラインの紹介でした。
ソニー機と同じパネルですので、そちらが「ライバル」でしょう。
量子ドット的な「鮮やかさ」はソニーのトリルミナスに合うと先ほど書きました。一方、シャープの場合も、同社のハイエンド(8K)機においても量子ドットを採用していることを考えると、QD-OLEDを採用するのは必然だったように思います。
画質の違いは、QD-OLED自体、昨年のソニー機ほどしか点数をみたことがないので、発売後に双方の現物を確認してから加筆したいと思います。
今のところ、画質補正はソニー、IOT家電のハブと考えれば、シャープかなと思います。
スピーカーは(外部増設しない場合)一長一短で、ドルビーアトモスを楽しみたいならば断然シャープ、(増設するつもりで)テレビスピーカーとしての独自性を楽しみたいならば、ソニーという印象です。
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【2022年6月発売】
【55インチ】
38・シャープ 4T-C55ES1
¥235,930 楽天市場 (7/31執筆時)
【65インチ】
39・シャープ 4T-C65ES1
¥309,910 楽天市場 (7/31執筆時)
モニターパネル:OLED.EVO gen2
倍速液晶:2倍速
新4K放送チューナー:搭載(2)
フレームレート: 4K/ 120p
なお、シャープの昨年の最上位機はこちらの5ES1ラインです。
パネルは、この世代は、LGのOLED.EVO gen2(S-Brightパネル)でした。
こちらはこちらで悪くないと思います。ただ、先述のように、シャープの目指す方向性としては、サムスンのパネルだったとはいえます。
一方、この世代も、放熱プレートは(旧式のクールダウンシールドながら)ありました。
ただ、温度センサーを利用した管理には言及がないので、新機種ほか、同じ年に発売された、他社の上位機に比べても、少し落ちる感じです。
そのほかは、画像エンジンが2世代古い関係で、AIオートが音声まで自動調整されない点が目立つ違いです。
リッチカラーテクノロジーも、量子ドットではないので、リッチカラーテクノロジープロです。
スピーカーは、総合80Wです。
この世代は、ミッドレンジ・トゥイーターの2WAY式スピーカーを左右に1組、立体音響を再現するためのハイトスピーカーとして、上面左右に同じく2組、それに低音世のサブウーファー1基でした。
チャンネルとしては、2..1.2chですし、この部分は、差ほど大きな違いではないです。
あとは、目に付く違いはないです。
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結論的にいえば、同じ価格帯の他社機と比較する場合、エンジンによる画像補正ほか、とくに、放熱対策が若干弱いかなという印象です。
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【2021年6月発売】
【55インチ】
40・シャープ 4T-C55DS1
¥151,800 楽天市場 (7/31執筆時)
【65インチ】
41・シャープ 4T-C65DS1
¥252,066 Amazon.co.jp (7/31執筆時)
モニターパネル:OLED EVO gen1
倍速液晶:2倍速
新4K放送チューナー:搭載(2)
フレームレート: 4K/ 120p
このほか、シャープの場合、2世代前のDS1ラインも残ります。
パネルは、2021年機ですので、LG OLED EVO (gen1)です。
この世代は、色域の広さは第2世代と同じですが、輝度が多少落ちて1000ニトでした。
そのほか、スピーカーがハイトスピーカーが非搭載で、オーソドックスな左右+サブウーファーとなる部分が目に付く違いです。
画像エンジンも1世代前のため、先述の、AIオートにも対応できません。
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結論的にいえば、画像エンジンの部分はシャープはあまり強くないこともありますし、その他の部分を含めて、値段差分の性能差はある印象です。
ただ、LG OLED EVOも「第1世代」で少し輝度が落ちる点を考えれば、さほどお得感はないかなと思います。
なお、この世代の旧機種のみ「4Kスポーツモード」として、倍速パネルに加えて、黒挿入技術を利用する記載がありましたが、新機種では消えています。一長一短がある技法なので、やめたのだと思います。
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【2020年5月発売】
【48インチ】
42・シャープ 4T-C48CQ1
¥109,800 Amazon.co.jp (7/31執筆時)
【65インチ】
43・シャープ 4T-C65CQ1
¥298,000 Amazon.co.jp (7/31執筆時)
モニターパネル:OLED
倍速液晶:2倍速
新4K放送チューナー:搭載(2)
フレームレート: 4K/ 60p
さらに、3世代目の2020年モデルのCQ1ラインも残ります(55インチは終売)。
本機は、パネルがLE EVOではなく、入門機向けのLG OLED(LG OLED gen2)です。
放熱プレートなどの対策もない上で、画像エンジンは2世代古く、超解像処理の言及もないです。
今選ぶべき機種ではないでしょう。
次回つづく!
有機ELテレビのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、有機ELテレビの比較の2回目記事でした。
しかし、記事はまだまだ「続き」ます。
3・ 有機ELテレビの比較 (3)
3-1:LGエレクトロニクス
3-2:フナイ
4・ 有機ELテレビの比較(4)
4-1:東芝
4-2:ハイセンス
5・ 有機ELテレビの比較(5)
5-1:最終的なおすすめの提案【結論】
次回の3回目記事(こちら )では、LGとフナイの製品を紹介します。
パネル品質 ★★★★★
画像エンジン ★★★★★
音質の良さ ★★★★★
ネット動画 ★★★★★
番組表 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最終回記事(こちら)では、今回紹介した全製品からいつものように、目的別・用途別にAtlasのおすすめ機種をあげておきたいと思います。
3回目記事は→こちら!
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