Top 生活家電 比較2022’【新型】衣類スチーマー50機の性能とおすすめ・選び方 (2)

2022年07月19日

比較2022’【新型】衣類スチーマー50機の性能とおすすめ・選び方 (2)

【今回レビューする内容】2022年 衣類スチーマーの性能とおすすめ・選び方:T-Falのアクセススチームなど

【比較する製品型番T-Fal アクセススチーム フォース DT8261J0 アクセススチーム ピュア DT9531J0 アクセススチームプラス DT8100J0 DT8110J0 アクセススチームライト DT7002J0 アクセススチームポケット DT3030J0 アイリスオーヤマ IRS-P2 シロカ LAURASTAR IGGI IGGIREDJP IGGIWHITEJP プラスマイナスゼロ XRS-D010 パナソニック NI-MS100 SURE SSH-100BK NI-GS400 ラドンナ Toffy HW-SM1-AW HW-SM1-PA HW-SM1-SP SteamOne S-Nomad Black NS1750B NS506SB NS106GW NS1750T

今回のお題
忙しい朝に便利な「衣類スチーマー」のおすすめ機種はどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、2022年7月現在、最新モデルとなる衣類スチーマーの比較の2回目記事です。

1・衣類スチーマーの比較 (1)
 =プレス・スチーム兼用機〈小型〉
  1-1:パナソニック〈日本〉
  1-2:日立〈日本〉
  1-3:東芝〈日本〉
  1-4:T-Fal〈仏国〉
  1-5:アイリスオーヤマ〈日本〉
  1-6:その他〈各社〉
2・衣類スチーマーの比較 (2) 
  =スチーム専用機〈中型〉
  2-1:T-Fal〈仏国〉
  2-2:コンエアー〈米国〉
  2-3:パナソニック〈日本〉
  2-4:アイリスオーヤマ〈日本〉
  2-5:その他〈各社〉
3・衣類スチーマーの比較 (3) 
  =スチーム専用機〈据置型〉
  3-1:コンエアー〈米国〉
  3-2:SteamOne〈仏国〉
  3-3:その他〈各社〉
4・衣類スチーマーの比較 (4)【結論】
 =目的別・価格別のおすすめの提案

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 前回の1回目記事こちら)では、スチームショット以外に、プレスも可能な小型タイプを比較しました。

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 今回の 2回目記事こちら)は、強力スチームを特長とするスチームショット専用の衣類スチーマーを紹介します。

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 ただ「衣類スチーマーの選び方の基本」は、今回の1回目記事で書きました。

 お時間のある方は、1回目記事こちら)からお読みいただければ、より分かりやすいかと思います。

 よろしくお願いします。

スチーム力(薄手)★★★★★
スチーム力(厚手)★★★★★
不着臭の除去   ★★★★★
プレス利用    ★★★★★
軽量性      ★★★★★
総合評価     ★★★★★

 というわけで、以下では、いつものように各製品を一機ずつ比較していきます。

 そして、3回目記事の「結論編」(こちら)では、上表のようなポイントから、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種を提案していきます。

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1・コードレスアイロンの比較
2・コード付きアイロンの比較

3・衣類スチーマーの比較
4・ズボンプレッサーの比較

 なお、今回の記事は、家庭用のプレス機の比較記事全体としては、3回目記事の一環として書きました。

2-1・T-Falの衣類スチーマー

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 はじめに、フランスのティファールの衣類スチーマーです。

 同社の場合、1回目記事でみた小型機は「新参」で、今回見ていくスチーム専用機を伝統的に得意としてきたメーカーです。

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 なお、以下では、Atlasがおすすめできるポイントを赤字、イマイチと思う部分は、青字で書いていきます。


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 【2022年】

 27・T-Fal アクセススチーム フォース DT8261J0
   ¥11,410 楽天市場 (7/19執筆時)

かけ面:セラミック
コード:コード付
注水量:200mL
スチーム量: 23g/分
ハイパワースチーム:69g/分
かけ面サイズ:
重さ :1160g

 アクセススチームプラスは、T-Falの発売する衣類スチーマーです。

 同社はこのような加圧式の衣類スチーマーを多くラインナップします。しかし、パワーの上で本機が「最上位機」です。

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 基本的な用途は、手持ちでの衣類スチームです。

 重さは、1160gです。

 軽くはないですが、形状的に持ちやすいと思います。

 3メートルの電源ケーブルをつなげば使える仕様です。

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 水蒸気噴射量は、23g/分です。

 パナソニックなどの「プレス兼用機」と比較すると「2倍強のスチーム量」です。

 スチーム量の調整は2段階で対応し、14g/分でもスチームできるので、「強力」なのは、欠点にはなりません

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 さらに、ターボボタンの長押しで、約3秒間のパワフルスチーム(3倍)の機能が追加されました。(洗濯の乾燥時間を間違えたなど)シワシワの衣類に強くなっています。

 ただし、消費電力は1400Wです。

 他社の普通の衣類スチーマーだと900Wほどなので、この部分は注意点です。家庭用コンセント容量(1500W)とブレーカーには注意です。

 水タンクは、本体に内蔵される方式です。

 200mLと「プレス兼用機」の3-4倍程度で、連続使用時間も、全開でも8分と十分です。

 立ち上がり時間は、25秒です。

 このタイプでは高速であり、実用的です。

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 かけ面は、プレス非対応ながら、セラミックのヒーティングプレートを装備します。

 これは、スチームでほぐしたシワを伸ばす用途で利用します。簡易的な「プレス」とも言えます。

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 対応する衣類の種類は、上記のようになります。

 スチームが中程度のパワーなので、合成繊維についても対応します。

 麻については、麻100%は対応不可ですが、混紡なら可能です。その他、シルク・ウールなどは、ヘッドを接触させず、十分、衣類から離してショットする場合に限り対応します。

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 付属品は、アタッチメントブラシです。

 本体に取り付けて、繊維の毛並みを整えつつ仕上げたい場合に使います。

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 機能面では、最近の白物家電に多い「除菌」というパワーワードを使っています。

 ただ、この機能性は、同じ仕組みの先ほどの機種でも持ち合わせるので、「時節柄」という感じです。

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 以上、T-Falアクセススチームフォースの紹介でした。

 スチーム力の強さが自慢です。パナソニック・日立など国内他社は「ワイシャツ中心」で考えているのに対して、フランスのT-Falは、「厚手のジャケット」などを中心に考えていると言えるでしょう。

 もちろん、パワーを抑えるモードもあるため、万能に使えるわけですが、「使うのは主に厚手の生地!」という方は、このような製品が良いでしょう。

 小型で収納性も良く、ドレッサーなどに引っかけて置いておける点も魅力です。

 立ち上がりも25秒と速いので、スーツやジャケットなどのお手入れに特化して購入するならば、とても良い選択肢です。

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 一方、アクセススチームについては、いくつかの姉妹機があります。

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 【2019年】

 28・T-Fal アクセススチームプラス DT8100J0
   ¥6,580 楽天市場 (7/19執筆時)

かけ面:セラミック
コード:コード付
注水量:185mL
スチーム量: 20g/分
ハイパワースチーム:
かけ面サイズ:
重さ :1200g

 第1に、アクセススチームプラスです。

 こちらについては、アクセススチームフォースの旧機種です。

 1200W機となるので、スチーム量が20gとなります。また、パワフル3倍ショットに非対応です。

 あとは、立ち上がり時間が40秒となる部分を除くと、本体の重さ、注水量がわずかに変わるだけです。

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 付属品は、ただ、アタッチメントブラシほかドアフックが付きます。

 クローゼットなどの近くに「引っかけておいて利用する」という使い方も可能です。この装備は、新機種では省略されました。

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 結論的にいえば、仕様的にはアクセススチームフォースの「下位機」と言えます。

 ただ、一般的に言って、これでも「十分強力」なので、値段面の理由で本機を選んでも構わないかと思います。

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 【2019年】

 29・T-Fal アクセススチーム ホワイト DT8110J0
   ¥7,900 Amazon.co.jp (7/19執筆時)

かけ面:セラミック
コード:コード付
注水量:185mL
スチーム量: 18g/分
かけ面サイズ:
重さ :1220g

 第2に、アクセススチームです。

 こちらは、アクセススチームプラスの「廉価版」です。

 値段差はないですが、、水蒸気噴射量18g/分と弱くなる一方で、重さは増えています。

 こちらも、パワフル3倍ショットに非対応です。

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 付属品は、アタッチメントブラシとドアフックほか、(ファブリック用の)ヘッドカバーが付属します。

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 結論的にいえば、アクセススチームプラスと比べて、価格が安いわけでもないため、現在的には選びにくいでしょう。

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 【2018年】

 30・T-Fal アクセススチームライト DT7002J0
   ¥5,980 楽天市場 (7/19執筆時)

かけ面:セラミック
コード:コード付
注水量:140mL
スチーム量: 14g/分
かけ面サイズ:
重さ :925g

 第2に、アクセススチームライトです。

 こちらは、925gと多少重さを加減した「ライト版」です。

 その代わり、水蒸気噴射量14g/分の1段階です。

 パワフル3倍ショットにも非対応です。

 タンク量が140mlと小さくなっていますので、持続時間も16分で、立ち上がり時間も旧水準の45秒です。

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 結論的にいえば、同社の圧力式衣類スチーマーの魅力はパワーであることを考えると、本機は、やや選びにくいと言えます。

やはり、買うならば「上位機」です。 


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 【2021年】

 31・T-Fal アクセススチーム ピュア DT9531J0
   ¥10,580 Amazon.co.jp (7/19執筆時)

かけ面:セラミック
コード:コード付
注水量:200mL
スチーム量: 22g/分
ハイパワースチーム:66g/分
かけ面サイズ:
重さ :1100g

 アクセススチームピュアも、T-Falの衣類スチーマーです。

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 基本的な用途は、本機も手持ちでの衣類スチームです。

 重さは、1100gです。

 先ほどみた、フォースと大差はないです。

 ただし、後述するアタッチメント構造の違いで、長さは本機の方があります。

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 水蒸気噴射量は、22g/分です。

 フォースより、わずか1g/分だけ弱いですが、パワフル3倍ショットは対応します。

 実用上の差はないでしょう。

 水タンクは、200mLです。

 立ち上がり時間は、25秒です。

 つまり本機のパワーも1400Wであり、性能部分は、フォースとほとんど変わりません。 

 かけ面の素材や衣類の対応幅も、同じです。

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 付属品は、ただし、フォースより充実し、3種類のパッドが付属します。

 クリーンパッド(下段)はリバーシブル式のパッドです。

 青色面は、衣類の細かいホコリや毛とりを、白色面は、衣類の中に入り込んだ細かいチリをとるために使います。

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 ベルベットパットは、すべりを良くするためのもので、(スチームを1箇所にためず)素早くスチームをすることを意図します。

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 スチームボンネットは、厚めのパッドです。

 シルク素材など熱に弱いものを(不意の)接触から守るためのものです。

 なお、これについてはフレグランスを使って香付けができる仕様です。

 アロマオイルではなく、お持ちの香水やループスプレーなど、油分がなく水気を伴うものを使います。

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 以上、T-Falのアクセススチームピュアの紹介でした。

 付属品の多さを勘案すると、実際的に、先ほどみたフォースよりもこちらのほうがが「上位機」と言えそうです

 ただ、パワフルなスチームだけ使えれば良い場合は、形状的な持ちやすさの部分を含めて、フォース(あるいは、旧機のアクセススチームプラス)の通いかと思います。

 一方、大事な衣類が多く、いろいろアタッチメントを変えて使いたい方は、こちらの「ピュア」を選ぶと、満足度が高いといえます。


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 【2020年】

 32・T-Fal アクセススチームポケット DT3030J0
   ¥6,984 楽天市場 (7/19執筆時)

かけ面:
コード:コード付
注水量:120mL
スチーム量: 13g/分
ハイパワースチーム:
かけ面サイズ:
重さ :800g

 アクセススチーム ポケットは、T-Falが、2020年に発売した衣類スチーマーです。

 この製品は、トラベル用というか、長期出張用に開発された、すこし特殊な製品です。

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 基本的な用途は、この機種もスチーム専用です。

 重さは、ライバルのパナソニックより200g重く、800gです。

 折りたたんだ場合は、10.5×12.5×18.0cmの容積です。

 収納用のバッグが付属します。

 一方、注意点は、100V / 50-60Hz固定なので、海外旅行では変圧器が必要になる場合がある点です。

 実用上、パナソニックとの大きな違いです。

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 水蒸気噴射量は、13g/分です。

 同社の通常品よりは出力は弱いとは言え、旅行用の小型としては優秀でしょう。

 この商品の魅力です。

 水タンクも、120mLあるので、割と本格的に使えます。

 立ち上がり時間も、15秒と優秀です。

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 対応する衣類の種類は、上記のようになります。

 スチームが中程度のパワーなので、合成繊維についても対応します。

 シルク・ウールなどは、ヘッドを接触させず、十分、衣類から離してショットする場合に限り対応します。

 プレスは、非対応です。

 コード長は、2.6mです。

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 以上、アクセススチーム ポケットの紹介でした。

 モバイル用は、後述するパナソニック機もあり、その「ライバル機」という位置づけです。

 旅行用に新設計したパナソニックに較べると、折りたたみ機構を付けただけであり、製品としての作り込みが甘いです。

 とくに、海外電圧に非対応な部分は、想定される購入層からして大きな弱点でしょう。

 とはいえ、国内出張が多い「おしゃれ」なビジネスパーソンには、これくらいのパワーがあるモバイル用衣類スチーマーは、一定のニーズがあるかもしれません。

2-2・コンエアーの衣類スチーマー

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 続いて、アメリカのコンエアー衣類スチーマーです。

 衣類スチーマーの老舗メーカーで、T-falのライバルです。一時期日本市場から撤退していましたが、最近復活しました。

 中型・大型の衣類スチーマーを得意とする、グローバルなメーカーです。


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 【2019年】

 33・コンエアー GS-40J
  ¥7,217 Amazon.co.jp (7/19執筆時)

かけ面:
コード:コード付
注水量:200mL
スチーム量: 22g/分
ハイパワースチーム:
かけ面サイズ:
重さ :1000g

 GS-40J は、米国のコンエアーが販売する製品です。

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 基本的な用途は、本機も手持ちでの衣類スチームです。

 重さは、1000gです。

 T-falよりは軽いです。ただ、形状的な持ちやすさやデザイン性は、イマイチでしょう。

 日本市場向けの「ガラパゴス化」がうまい、T-falに比べると、良かれ悪しかれ「グローバルデザイン」です。

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 水蒸気噴射量は、22g/分です。

 この部分はT-falより優れます。

 パワーもですが、5段階で出力が調整できるので、実利用時に利便性の面で優るでしょう。

 水タンクは、本体に内蔵される方式です。

 200mLと十分な容量です。連続使用時間は8分です。

 立ち上がり時間は、40秒です。

 T-falと同等です。

 かけ面は、プレス非対応ながら、本機も、セラミックのヒーティングプレートを装備します。

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 その上で、3種のアタッチメントも付属です。

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 対応する衣類の種類は、上記のようになります。

 シルクなどのデリケートな製品でも、先述のガードアタッチメントを付ければ使用可とされます。についても、(伸びにくい場合があるものの)利用は止められていません。

 ベルベット・アクリル・カシミヤなども目立たない場所で試して問題なければOKです。

 5段階スチームと、アタッチメントを付属させた効果で、基本的に皮革製品以外対応としています。

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 以上、コンエアーのGS-40J の紹介でした。

 ちょっと「ゴツい」ので、持ちやすさや、デザイン性の部分では、T-falが優れると思います。

 ただ、純粋に衣類スチーマーとしての機能だけ見ると、コンエアー機は魅力です。パワフルさもですが、パワーを細かく制御して使えるような工夫は、ニーズがあると思います。

 なお、これは、強力なスチーム専用タイプの多くと共通しますが、消費電力が1480Wと多いので、コンセントタップが使えないこと、ブレーカーに気をつける必要があることなどが注意点です。

 海外で発展してきた家電ジャンルでは、往々にしてこのような部分があります。

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 【2019年】

 34・コンエアー GS-55J
  ¥7,217 Amazon.co.jp (7/19執筆時)  

 【2019年】

 35・コンエアー GS-36J
  ¥3,900 Amazon.co.jp (7/19執筆時)

 なお、コンエアーについては、以上2機の下位機も販売されています。

 パワー面ではさほど問題ないですが、こちらは、スチーム量の調整に非対応です。

 上位機の最も良い部分が消えているので、あまりおすすめできません。

2-3・パナソニックの衣類スチーマー

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 つづいて、パナソニックの衣類スチーマーです。

 パナソニックはもともとは、専用タイプを出していなかったのですが、2019年の携帯用の展開にはじまり、2021年には他社のような大きめの展開もはじめました。


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 【2021年】

 36・パナソニック NI-GS400
   ¥6,628 Amazon.co.jp (7/19執筆時)

かけ面:
コード:コード付
注水量:160mL
スチーム量: 16g/分
ハイパワースチーム:
かけ面サイズ:
重さ :950g

 NI-GS400は、パナソニックのスチーム専用タイプの衣類スチーマーです。

 形状だけで言えば、先行したT-Falとほぼ変わらない点でユニークではないです。

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 基本的な用途は、手持ちでの衣類スチームです。

 重さは、950gです。

 T-Falの下位機種と同じほどの重さです。


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 水蒸気噴射量は、 16g/分です。

 同じ価格帯のT-Falの下位機種とさほど数値は変わりません。

 ただ、逆に言えば、この部分はパワフルではなく、1回目で見た兼用タイプより、少し良いかな、という程度に止まります。

 立ち上がり時間は、30秒です。

 速いですが、このスチーム量ならばこんなものかと思います。

 かけ面は、プレス非対応です。

 この機能性はありません。

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 対応する衣類の種類は、同タイプの他社機と変わりません。

 皮や人工皮革を含めて、スチーム禁止の衣類には使用できません。

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 以上、パナソニック NI-GS400 の紹介でした。

 新製品ですが、特に新しい要素はなく、次に見る携帯型に比べると既視感感が強い製品です。

 ただ、この形状でT-Falに強力なライバルは不在だったので、ライバルとして独自性を強化し、今後進化してくれれば、良いものになるかとは思います。


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【2019年】

 37・パナソニック NI-MS100-A
 37・パナソニック NI-MS100-VP
   ¥6,000 Amazon.co.jp (7/19執筆時)

かけ面:セラミック
コード:コード付
注水量:60mL
スチーム量:
ハイパワースチーム:
かけ面サイズ:
重さ :640g

 NI-MS100-A は、日本のパナソニックの製品です。

 同社は、兼用型の衣類スチーマーは多く展開しますが、スチーム専用機は本機だけです。また、用途としても、少し特殊な「旅行用」となります。

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 基本的な用途は、この機種もスチーム専用です。

 重さは、640gとタブレット並になります。

 しかし、写真のように、「小型で旅行に持ち運びやすい」点を「売り」にします。

 海外旅行の際などにも持ち運びやすい製品ですし、100-240V / 50-60Hzと電圧の対応幅も広いです。

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 水蒸気噴射量は、ただし、非開示です。

 ただ、シワ伸ばしやニオイ取り専用製品なので、実用水準は期待できます。

 なお、ショットは、スイッチ式です。

 立ち上がり時間は、2分と時間がかかります。

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 対応する衣類の種類は、強力なスチームができる機種ではないため、基本的には綿やレーヨンなどの一般的な素材に用いるものです。

 1cm離すことで、ウール・カシミヤ・アクリル・シルクなどにも対応が表明されます。

 プレスは、もちろん非対応です。

 コード長は、2.5mです。

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 以上、パナソニックのNI-MS100-Aの紹介でした。

 出張用として考えれば、納得の製品でしょう。ただし、家庭で使うには、パワーの面では向かないので、兼用として使うにはおすすめできません。

2-4・アイリスオーヤマの衣類スチーマー

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 続いて、日本のアイリスオーヤマの衣類専用スチーマーです。

 プレスができるタイプで先行していましたが、2022年から専用機にも進出しました。


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 【2021年】

 38・アイリスオーヤマ IRS-P2
   ¥10,700 Amazon.co.jp (7/19執筆時)

かけ面:セラミック
コード:コード付
注水量:100mL
スチーム量: 16g/分
ハイパワースチーム:
かけ面サイズ:
重さ :960g

 IRS-P2 は、アイリスオーヤマのスチーム専用タイプの衣類スチーマーです。

 本機も、T-Falが先行していた圧力式衣類スチーマーと同じ形状です。

 ただ、後述するように「ズボンのプレスに使いやすい」というユニークなワンポイントがあり、また、目立ちます。

 欧米の据置型ではこの部分に配慮した機種も見られますが、ハンディタイプでは珍しいです。


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 基本的な用途は、手持ちでの衣類スチームです。

 他社に比べると、形状が結構「ごちゃっと」していて、とりまわしやすさはすこし課題です。

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 ただ、これには理由があり、挟める構造にして、ズボンの折り目を付けやすくするという工夫です。同じ使い方で、エリ部分の形を整えるのにも使えると言えます。 

 右図のようにスチームトリガーと連動した構造で、押した際だけに最大のスチーム量(押さないと微量)となる仕組みをとっています。

 パンツのセンタープレスだけ付けたいシーンは結構多いと思うので、便利に思えます。

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 なお、保護プレートは、プレスに使わない場合は、熱プロテクターとなる工夫もあります。

 重さは、960gです。

 他社同様ですが、このタイプは軽くはないです。

 水蒸気噴射量は、 16g/分です。

 本機は、1200Wのパワーですが、さほど蒸気噴射量は多くないです。

 立ち上がり時間は、45秒です。

 やや待ち時間が必要な機種です。

 かけ面は、先述のような意味での「ポイントプレス」はできます。

 ただ、一般的な意味でのプレスには非対応です。

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 対応する衣類の種類は、以上の通りです。

 プレスは先述のように「ポイントプレス」に使う場合の対応幅です。

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 以上、アイリスオーヤマ IRS-P2 の紹介でした。

 「パンツの折り目付け」「エリくせの直し」ができるようにしたのは、目の付け所の良さで、本機の魅力でしょう。実際、出勤前に「ちょっと気になる」部分ですし。

 兼用化したことで、衣類スチーマーとして形状的に不格好になり、また、専用機より持ちやすいとも必ずしも言えませんが、実用性は高いように思えます。

 【ズボンプレッサーの比較記事】で書いたような専用機を導入するほどでもない方によっては、QOL(生活の質)はだいぶ上がるでしょう。

2-5・そのほかの衣類スチーマー

 最後に、ここまで見たメーカー以外の製品をまとめて紹介します。


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【2020年】

【シロカ 加圧式除菌脱臭スチーマー】

 39・LAURASTAR IGGI IGGIREDJP
 39・LAURASTAR IGGI IGGIWHITEJP
  ¥21,700 Amazon.co.jp (7/19執筆時)

かけ面:
コード:コード付
注水量:
スチーム量:80mL
ハイパワースチーム:
かけ面サイズ:
重さ :1080g

  IGGI は、スイスのローラスター(Laurastar)の販売する製品です。

 「除菌脱臭スチーマー」という製品名で売られます。海外では「HYGIENIC STEAMER(衛生スチーマー」という名前ですが、日本市場に向けては名前を変えています。

 販売は、日本のシロカ(旧オークセール)です。白物家電で近年プレゼンスをみせている会社です。

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 重さは、1080gです。

 基本的な用途は、手持ちでの衣類スチームです。

 一方、本機は仕組が特殊で、ボイラーで3.9気圧(390Pa)のスチームを発生させる方式です。

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 結果、100度を超える温度のスチームが「安定的に」出せるので、名前通りの「除菌効果」が謳われます。

 シロカによる検証結果(こちら)では、5秒館の試射で「99.99%以上の除菌効果」が示されます(@奈良県立医科大学)。

 発売元のローラスター(こちら)は、(あくまで海外仕様下ですが)最近の状況をふまえた説明もありました。

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 立ち上がり時間は、2.5分です。

 仕組みとしては【スチームクリーナーの比較記事】で紹介したような掃除用と同じなので、中のボイラーをあたためる時間は要します。

 忙しい朝に使うというコンセプトではないので、これは仕様として問題ないでしょう。

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 水蒸気噴射量は、非開示です。

 いずれにしても、霧吹きのようなスプレー形状(6孔)ですし、シワ伸ばしの効率はあまり良くないです。

 ただ、この部分はメーカーも考えているようで、ワイシャツなどのシワを効率的に伸ばせるよう、左手にはめる、アルミ製のグローブを付属させています。

 水タンクは、80mlです。

 あまり大きくないですが、蒸気自体の発生量は少ないため、家庭用として持続時間は問題ないでしょう。

 ただし、ボイラー式なので、再度の水注入までは30分ほど間隔を開けて冷ます必要があります。

 水は、付属の専用ボトルで注入する形式です。

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 対応する衣類の種類は、上記のようになります。

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 以上、ローラスターIGGI の紹介でした。

 朝忙しい時に利用する製品では決してないですし、シワ伸ばし自体の効率も他機ほど良くはないです。

 ただ、温度が安定するボイラー式ですので、「除菌脱臭スチーマー」という名前通りの機能を発揮するでしょう。

 コロナ時代の時宜を得た製品といえ、確実にニーズはあるでしょう。


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 【2019年】

 40・プラスマイナスゼロ XRS-D010
  ¥8,790 楽天市場 (7/19執筆時)

かけ面:
コード:コード付
注水量:200mL
スチーム量: 13g/分
ハイパワースチーム:22g/分
かけ面サイズ:
重さ :700g

 プラマイゼロ スタイルスチーマーは、日本のデザイン家電メーカーであるプラスマイナスゼロが販売する衣類スチーマーです。

 本体色は、5種類です。

 ホワイト(XRS-D010-W)とブルー(XRS-D010-FA)とイエロー(XRS-D010-Y)ほか、最近、グレー(XRS-D010-H)とピンク(XRS-D010-P)が加わりました。

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 基本的な用途は、本機も手持ちでの衣類スチームです。

 重さは、700gです。

 このタイプでは、かなり軽いと言えます。

 水蒸気噴射量は、一方で、13g/分です。

 スチームをメインにした形状の製品としては、相当に弱い水準です。

 水タンクも、110mLです。

 立ち上がり時間は、24秒です。

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 かけ面は、仕様としては、ドライプレスもに使えます。

 ただ、形状からして、ポイントプレスの「緊急用」であり、便利ではないでしょう。

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 アタッチメントは、毛玉やテカリを抑える目的で利用する専用ブラシが付属です。

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 対応する衣類の種類は、上記のようになります。

 温度調整ができない機種なので、プレス対応は限定的です。

---

 以上、プラマイゼロ スタイルスチーマーの紹介でした。

 セレクトショップなどに置かれる製品だけあり、デザイン性は良いです。

 ただ、軽量化を重視したため、スチーム量はこの形状の製品としてはあまり強くない部分は承知して買う必要があるでしょう。


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 【2019年】

 41・ラドンナ Toffy HW-SM1-AW
 41・ラドンナ Toffy HW-SM1-PA
 41・ラドンナ Toffy HW-SM1-SP
  ¥7,150 楽天市場 (7/19執筆時)

かけ面:
コード:コード付
注水量:140mL
スチーム量: 20g/分
ハイパワースチーム:
かけ面サイズ:
重さ :790g

 Toffy HW-SM1 は、ラドンナの販売する衣類スチーマーです。

 ペールグリーンなどレトロ風の色合いのデザイン家電を輸入して販売するキングジムグループの商社です。

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 基本的な用途は、本機も手持ちでの衣類スチームです。

 形状的にドライヤーぽいので、(慣れの問題で)結構かけやすそうに思えます。

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 ただ、水タンクにふたをして後部にはめ込む形式ですので、給水が面倒であるほか、構造的に水はこぼれやすいでしょう。

 また、本機については、形状的に自立しないので、置き台(上図)に置いた状態で1時間ほど熱冷ましが必要になります。

 いずれにしても、他社にない新形状ですので、以上の部分や、ポンプ音などについて購入前にレビューは気にして良いかと思います。

 重さは、790gです。

 このタイプでは、それなりに軽いです。

 水蒸気噴射量は、20g/分です。

 多めでパワフルです。

 ただ、スチーム量が調整できないので、強すぎると感じた場合に弱くはできません。

 水タンクは、140mLです。

 約7分の連続利用が可能です。

 立ち上がり時間は、約30秒です。

 かけ面は、プレスには非対応です。

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 アタッチメントは、他社にも見られるようなブラシが付属します。

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 対応する衣類の種類は、特段の指示は無いです。

 ただ、基本的には、同クラスのパワーのT-Fal機のスペックが参考にできるかと思います。

---

 以上、Toffy HW-SM1の紹介でした。

 デザイン性はよく、使いやすそうにも見えます。

 ただ、自立できない構造である点ほか、先述のような水タンクの問題、また、水の重さも、上部に加わる点で、重心構造(後ろ重心で水の減りで、かつ重心も動く)の面で、果たして既存のタイプより使いやすいのかなど、結構、購入前に気にしたい部分が多いように思えます。


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 【2019年】

 42・ SteamOne S-Nomad Black NS1750B
 42・ SteamOne S-Nomad Titanium NS1750T
  ¥14,836 Amazon.co.jp (7/19執筆時)

かけ面:
コード:コード付
注水量:140mL
スチーム量: 18g/分
ハイパワースチーム:
かけ面サイズ:
重さ :800g

 S-Nomad NS1750は、 SteamOneの発売するガーメントスチーマーです。

 同社は2010年創業のフランスの企業で、日本ではDMM.comが輸入しています。

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 基本的な用途は、本機も手持ちでの衣類スチームです。

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 なお「持ち運び衣類スチーマー」として売りますが、「アパレル専門職が仕事用として持ち歩く」という意味においてです。

 重さは、800gです。

 このタイプでは、それなりに軽いといえます。

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 水蒸気噴射量は、18g/分です。

 1300Wにしてはやや弱いかなとは思いますが、問題ありません。

 噴射量の調整はできませんが、超強力な製品ではないので問題ありません。

 噴射自体は、他機のように、トリガー制御なので簡単に扱えます。

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 水タンクは、140mLです。

 ボトルが透明なので、給水状況が分かりやすいのは良い部分でアス。

 約7分の連続利用が可能です。

 立ち上がり時間は、30秒です。

 かけ面は、プレスには非対応です。

 アタッチメントは、ブラシほか、壁に固定できる吸盤式フックが付属します。

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 対応する衣類の種類は、特段の指示は無いです。

 ただ、他機と変わらないでしょう。

---

 以上、 SteamOne S-Nomad の紹介でした。

 フランス製品らしく、ボトル部分を含めて格好良いです。個人的にすぐに新しいスチーマーは不要なのですが、所有欲が湧きました。

 形状的に前にタンクがあるのはどうかと思いましたが、(ドライヤーと同じで)前に重心がかかる方がこの手の形状の製品は使いやすいので、問題ないかと思います。

 特段機能面で目立つところはないとは言えますが、単独で自立もしますし、デザイン性を重視するならば「あり」な製品です。

ーーー

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 【2019年】

 43・ SteamOne S-Nomad Black NS506SB
 43・ SteamOne S-Nomad White NS106GW
  ¥12,793 Amazon.co.jp (7/19執筆時)

かけ面:
コード:コード付
注水量:140mL
スチーム量: 15g/分
ハイパワースチーム:
かけ面サイズ:
重さ :820g

 なお、同じ形状のかいきとして以上の製品があります。

 本機については、1000Wとなるため、スチーム量がやや弱めです。

 稼動までの待ち時間も45秒となります。

 なんらかの理由でスチーム量を抑えたいという場合は、(デザイン性以外の面では)選択肢にしにくいかと思います。


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 44・ SURE ポータブルスチーマー SSH-100BK
   ¥3,564 楽天市場 (7/19執筆時)

かけ面:
コード:コード付
注水量:40mL
スチーム量:
ハイパワースチーム:
かけ面サイズ:W 56 × D 124 mm
重さ :480g

 SSH-100BKは、どこでもスチーマーの愛称で石崎電機が販売しているハンディスチーマーです。

 基本的な用途は、この機種もスチーム専用で、おそらく旅行用です。

 重さは、480gと軽量です。

 折りたためますし、持ちはこびに優位性がある製品です。

 水蒸気噴射量は、非開示です。

 仕組み上、パワーは期待できないでしょう。

 立ち上がり時間は、50秒とそこそこ速い点は、評価できます。

 対応する衣類の種類は、この製品も、基本的には綿やレーヨンなどの一般的な素材に用いるものです。

 付属品は、衣類の糸くずを取り除けるブラシアタッチメントが付属します。

 コード長は、3mです。

---

 以上、SSH-100BKの紹介でした。

 パナソニックがライバルです。ケースが付属せずやや無骨ですが、軽量なので、男性はこちらでも良いか思います。電圧的にも、100V-240Vに対応できます。

次回につづく!
衣類スチーマーのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、衣類スチーマーを比較の2回目記事でした。

 記事は、まだまだ「続き」ます。

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1・衣類スチーマーの比較 (1)
 =プレス・スチーム兼用機〈小型〉
  1-1:パナソニック〈日本〉
  1-2:日立〈日本〉
  1-3:東芝〈日本〉
  1-4:T-Fal〈仏国〉
  1-5:アイリスオーヤマ〈日本〉
  1-6:その他〈各社〉
2・衣類スチーマーの比較 (2) 
  =スチーム専用機〈中型〉
  2-1:T-Fal〈仏国〉
  2-2:コンエアー〈米国〉
  2-3:パナソニック〈日本〉
  2-4:アイリスオーヤマ〈日本〉
  2-5:その他〈各社〉
3・衣類スチーマーの比較 (3) 
  =スチーム専用機〈据置型〉
  3-1:コンエアー〈米国〉
  3-2:SteamOne〈仏国〉
  3-3:その他〈各社〉
4・衣類スチーマーの比較 (4)【結論】
 =目的別・価格別のおすすめの提案

 つづく3回目記事こちら)では、やや大きめの「据置型衣類スチーマー」を見ていきます。

スチーム力(薄手)★★★★★
スチーム力(厚手)★★★★★
不着臭の除去   ★★★★★
プレス利用    ★★★★★
軽量性      ★★★★★
総合評価     ★★★★★

 その上で、最終回の4回目記事こちら)で、全ての衣類スチーマーから、予算別・目的別に、Atlasのおすすめ機種!を提案していきます。

 引き続き、よろしくお願いします。

 3回目記事は→こちら

posted by Atlas at 17:48 | 生活家電

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