Top 珈琲関連の家電 比較2022' 香る!電動コーヒーミル35機の性能とおすすめ・選び方 (2)

2022年06月26日

比較2022' 香る!電動コーヒーミル35機の性能とおすすめ・選び方 (2)

【今回レビューする内容】2022年 誰でもプロ級!人気の電動コーヒーミルの性能とおすすめ・選び方

【比較する製品型番】フジローヤル みるっこDX R-220 wilfa Svart Aroma CGWS-130B Svart Nymalt WSCG-2 ドリテック スプレモ CG-101BK ユニーク oceanrich G2 UQ-ORG2BL G1 UQ-ORG1BL cores C330 デバイスタイル GA-1X- Limited GA-1X-R Special GA-1X-BR OXO Brew 8717000 ソリス スカラプラス SK1661 HARIO スマートG EMS-1B EMSG-2B

今回のお題
美味しく挽ける!電動コーヒーミルのおすすめはどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、2022年3月現在、最新の電動コーヒーミルの比較での2回目記事です。

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1・コーヒーミルの比較 (1)
 1-1:メリタ〈ドイツ〉
 1-2:デロンギ〈イタリア〉
 1-3:ボダム〈北欧〉
 1-4:カリタ〈日本〉
 1-5:ラッセルホブズ〈英国〉  
2・コーヒーミルの比較 (2)
 2-1:みるっこDX〈日本〉
 2-2:Wilfa〈北欧〉
 2-3:他の製品〈各社〉
 2-4:最終的なおすすめ機種の提案

 前回の1回目記事に続いて、各社の電動コーヒーミルを順番にみていきます。

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 なお、「電動コーヒーミルの選び方の基本」については、1回目記事の冒頭(こちら)で説明しています。

 お時間のある方は、そちらからお読みください。

 よろしくお願いします。

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コーヒー粉の質 ★★★★★
粒度の調整   ★★★★★
静電気対策   ★★★★★
掃除しやすさ  ★★★★★
エスプレッソ  ★★★★★

総合評価    ★★★★★

 というわけで、以下では、各製品を順番に紹介していきます。

 そして最後の「結論」部分では、上表のようなポイントから、予算や味の面から「具体的なオススメ機種」を提案します。

2-1・みるっこの電動コーヒーミル

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 はじめに、フジローヤル(富士珈機)のだす、みるっこDXです。

 業務用の焙煎機やミルを得意とする日本企業ですが、エントリー機となる「みるっこ」は、家庭でもこだわりのある方が利用しています。

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 なお、以下では、青字で書いている部分がイマイチな部分、赤字で書いている部分が、高評価できる部分となります。


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 【2007年発売】

 24・フジローヤル みるっこDX レッド R-220
 24・フジローヤル みるっこDX イエロー R-220
 24・フジローヤル みるっこDX ブラック R-220
   ¥57,800 Amazon.co.jp (6/26執筆時)

ミル方式:フラット/臼式
極細挽き:対応
ホッパー容量:200g
コンテナ容量:
定格時間:30分
焙粉量: 250g/分
粗さ調整:10段階
サイズ:幅165×奥行245×高さ360mm   

 みるっこDXは、富士珈機の販売する電動コーヒーミルです。

 本体サイズは、16.5×24.5×36.0cmです。

 小型ではないため、設置スペースは必要です。

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 ミルの方式は、こちらは、2種類の刃が同梱されていてフラット式と、臼式(グライド式)を選択できます。

 同社によると、コーヒー粉を作る場合、臼式(グライド式)の刃が推奨されます。

 臼式は、カッティングミル式に較べて、(中細挽き程度までは)粒状の均一性が高いため、豆の挽きムラがより少ないからです。

 一方、臼式はコーヒー豆の味を劣化させる摩擦熱が入りやすい難点があります。

 しかし、こちらについては、ニッケルモリブデン鋼の硬い刃を使って「さっと」高速に挽くため、大きな問題にはならないようです。

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 フラット方式の回転刃は、エスプレッソ用の極細挽きをする場合に限って使います。

 ただ、交換には手間がかかるため、排他利用が普通でしょう。

 一度に挽ける量は、250gです。

 毎分400gを処理できる高速性があるため、約30秒強で処理できます。

 定格運転時間30分なので、基本「業務用」な仕様です。

 コーヒー豆の挽き方は、いずれの刃を選んでも、10段階の挽き分けが可能です。

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 メンテナンス性は、この機種は、静電気対策面で多少弱い部分があります

 密閉性のある専用受缶を使う分には飛び散りにくいでしょうが、それ以外だと、耐電性のある容器を使っても、結構飛びます。

 一方、本機は家庭用としては、静音性はかなり高い製品です。

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 以上、「みるっこDX」の紹介でした。

 Atlasもカリタやデロンギ同様、同社製品を試したこともありますが、刃に余裕があるためか、安定的にすれました。

 基本的には、中挽きが「得意」なコーヒー専用と考えた方が良いでしょう。

 ただ、サイズ感とメンテ性を含めて、あくまで「業務用」という部分を理解できるかたに限ります。小規模な喫茶店などには良いかと思います。

2-2・Wilfaの電動コーヒーミル

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 続いて、Wilfaの電動コーヒーミルです。

 北欧のノルウェーの家電メーカーWilfaの製品です。


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 【2019年発売】

 【毎分500-650回転】

 25・wilfa Svart Aroma CGWS-130B
   ¥32,800 Amazon.co.jp  (6/26執筆時)

 【毎分25000回転】

 26・wilfa Svart Nymalt WSCG-2  
   ¥18,824 Amazon.co.jp  (6/26執筆時)

ミル方式:コーン式
極細挽き:対応
ホッパー容量:250g
コンテナ容量:
定格時間:30秒
粗さ調整:17段階   
サイズ:幅172×奥行126×高さ285mm   

 ウィルファ スヴァート アロマは、北欧のノルウェーの家電メーカーWilfaの製品です。

 日本では、(白い方は)東京のミツバが取り扱っているようです。

 最近デロンギのコーヒーメーカーも認定機を日本に出していましたが、同国のECBCというコーヒー器具認定機関の認証を得ています。

 有名バリスタを輩出するコーヒー大国に帯する信頼性も、本機の人気の秘密でしょう。

 なお、白系のモデル(Nymalt)は旧製品にあたり、モーターが低速回転ではく、熱が入りやすいので、買うならば黒でしょう。

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 本体サイズは、幅172×奥行126×高さ285mmです。

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 ミルの方式は、コーン式です。

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 刃は本機もステンレス製の刃です。

 回転数は、毎分500-650回転との明示がありますが、これはかなりゆっくりな水準です。

 デロンギのように、DCリダクションモーターを採用した恩恵です。

 一度に挽ける量は、最大で85グラムです。

 上部のホッパー自体は250gですが、30秒という定格運転時間に合わせて、粉受けが小さめだからです。

 コーヒー豆の挽き方は、17段階の挽き加減の調整が可能です。

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 エスプレッソは、極細挽きは対応です。

 ただし、業務用エスプレッソマシンに利用するなとの注意書きです。

 耐用性と定格時間の関係でしょう。

 挽けるコーヒーの味は、他のコーン式と基本同じでしょう。

 ライバルは、同じDCモーター採用を明言するデロンギ上位機かと思います。

 メンテナンスは、コーン式は、形状が複雑ですが、その範疇で言えば、分解性もよく、問題ないです。

 一方「飛び散り」については、口の部分の構造の工夫で微粉は飛び散りにくいです。

 ただ、コンテナの素材的に、静電気問題から無縁ではないといえます。

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 以上、ウィルファ スヴァート アロマの紹介でした。

 刃の回転速度に注目した製品はデロンギ以外は本機以外なく、DCモーター採用という部分が光ります。

 結構良い選択に思うのですが、(黒モデルについて)日本での販売については代理店がハッキリせず、保証とアフターサービス部分でやや不明瞭なところはあります。

2-3・その他の電動コーヒーミル

   最後に、ここまで見た以外の電動コーヒーミルをまとめて紹介します。


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 【2019年発売】

 27・ドリテック スプレモ CG-101BK
  ¥6,280 Amazon.co.jp (6/26執筆時)

ミル方式:臼式
極細挽き:
ホッパー容量:150g
ホッパー容量:150g
定格時間:60秒
粗さ調整:16段階
サイズ: 幅125×奥行180×高さ250mm

 CG-101BKは、ドリテックの販売する電動コーヒーミルです。

 格安のキッチン家電に強い会社ですが、電動コーヒーミルにも参入しました。

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 本体サイズは、幅125×奥行180×高さ250mmです。

 臼式ミルとしては、すこし奥行があります。

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 ミルの方式は、臼式です。

 先述のように、中・細挽きまでのコーヒーを得意する方式です。

 一方、方式的に摩擦熱は課題ですが、本機については、刃の材質による対処などはなさそうです。

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 一度に挽ける量は、100g前後までです(濃いめで約10杯分)。

 ホッパー・コンテナの大きさとしては150グラムですが、定格運転時間の関係です。

 ダイヤルも、12杯(約50秒)までとなっています。

 定格時間は、1分です。その後、5分間モーターを休ませる必要があります。

 コーヒー豆の挽き方は、粗挽き中挽き中細挽き細挽きなど16段階です。

 臼式ながら、かなり細かく対応できます。

 ただ、臼式ですので、実際的には「無段階」に近いとはいえます。 

 エスプレッソは、臼式では極細挽きが挽けないので、実際的には未対応です。

 挽けるコーヒーの味は、臼式に共通済ますが、熱でフレーバーが飛んでしまう問題があります。

 刃や回転など、特段の対策はないです。

 メンテナンスの部分は、ミルほか、コーヒー粉の噴出口の掃除が必要です。

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 以上、ドリテックC-90の紹介でした。

 臼式だけで比較する場合、挽き方の細かさと、ホッパーの大きさは優れます。

 ただ、ホッパー容量分を定格時間で処理し切れない部分、ダイヤルの細かさも、臼式だと回転の関係でメモリが示すほどは、細かく拡張できない部分はあるでしょう。

 スペックの良さが、実用的かはこの部分でやや疑問で、それならば、臼式の他機のように、もう少しサイズをスリムにした方が良いかと思いました。


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 【2021年発売】

 28・ユニーク oceanrich G2 UQ-ORG2BL
  ¥7,680 Amazon.co.jp (6/26執筆時)

 【2019年発売】

 29・ユニーク oceanrich G1 UQ-ORG1BL
  ¥15,952 楽天市場 (6/26執筆時)

ミル方式:臼式
極細挽き:非対応
ホッパー容量:30g
コンテナ容量:30g
定格時間:
粗さ調整:5段階
サイズ: 幅90×奥行90×高さ195mm   

 oceanrich 自動コーヒーミル G2は、日本のUNiQ が販売する臼式のコーヒーミルです。

 クラウドファンディング発のかなりユニークな電動ミルで、見どころがある製品です。

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 なお、2021年に新機種が登場しました。

 メンテ性や、速度、ホッパーの大きさなど、改良点が多いです。バッテリー量は半減しましたが、値段的にも新機種を選んだ方が良いでしょう。

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 本体サイズは、 幅90×奥行90×高さ195mm です。

 本機の場合、たいていのプロペラ式よりも小型です。

 重さも582gと軽量です。

 なお、こちらは、リチウムイオン電池搭載のUSB充電式です。

 1.5時間の充電で、10回相当挽けます。

 電池残量はランプで分かるようになっています。

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 ミルの方式は、臼式です。

 先述のように、熱の入りやすさが欠点ですが、その部分の対策もあってか、セラミック刃を採用しています。

 一度に挽ける量は、30グラムです。

 コーヒーカップで2杯分ほどなので、効率はあまり良くないでしょう。

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 一方、下部のガラスケースはそのままふたができる仕様です。

 コンテナに、30gそのまま入るので、キャンプなど野外で利用する場合は、便利です。

 本機は、サーバーがガラス製なので、静電気問題が起こりにくいとも言えます。

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 コーヒー豆の挽き方は、本体ダイヤルで、5段階から選択可能です。

 臼式なので、エスプレッソは無理ですが、充実します。

 また、分解が容易なので、掃除もしやすいです。

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 以上、ユニークoceanrich G2の紹介でした。

 持ち運べるバッテリー式であり、キャンプ用に最適です。

 また「1-2杯分」を美味しく淹れたいニーズにも対応できる点が、クラファンで人気を博した理由でしょう。

 サイズ感も良いので、挽ける量が3-4杯ならば、個人的に欲しいと思うので、大きめができないかなと思っています。


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 【2020年発売】

 30・cores コーングラインダー C330
   ¥20,000 Amazon.co.jp  (6/26執筆時)

ミル方式:コーン式
極細挽き:対応
ホッパー容量:240g
コンテナ容量:130g
定格時間:90秒
粗さ調整:10段階(無段階)    
サイズ:幅120×奥行230×高さ345mm   

 cores コーングラインダーは、日本の輸入商社の大石アンドアソシエイツが販売する製品です。

 コレスは、高性能なコーヒーフィルタ(ゴールドフィルタ)が有名ですが、グラインダーも出したようです。

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 本体サイズは、幅120×奥行230×高さ345mmです。

 長細い形状で設置性はよさそうです。

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 ミルの方式は、コーン式です。

 一度に挽ける量は、最大で130グラムです(約13杯)。

 上部ホッパーは240gですが、下部のコンテナサイズは、90秒の定格時間にあわせ、130gとしています。

 コーヒー豆の挽き方は、10段階の挽き加減の調整が可能です。

 エスプレッソ用は、極細挽き対応ですからこなせます。

 挽けるコーヒーの味は、他のカッティングミル式同様に、高水準です。

 メンテナンスの部分は、本機も、ホッパーは素材的にやや静電気を帯びやすいでしょう。

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 以上、cores コーングラインダーの紹介でした。

 デザイン家電といえる見かけで高級感があります。機能もそつのない構成です。

 一方、従来的な電動ミルメーカーの製品と較べると、販路の関係か高めの価格設定はネックとなるでしょう。


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 【2018年発売】

 31・デバイスタイル GA-1X- Limited
 31・デバイスタイル GA-1X-R Special

 31・デバイスタイル GA-1X-BR

   ¥9,990 Amazon.co.jp  (6/26執筆時)

ミル方式:コーン式
極細挽き:対応
ホッパー容量:140g
コンテナ容量:140g
定格時間:5分
粗さ調整:5段階
サイズ:幅110×奥行150×高さ233mm      

 デバイスタイルは、調理家電を販売する日本企業です。

 ワインセラーのほうが有名ですが、このコーヒーミルもデンキヤでたまにみかけます。

 三色ありますが、製品としては同じで、色のみ異なります。

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 サイズは、幅11×奥行15×高さ23.3cmです。

 コーン式は、デロンギなど、縦長で特殊な形状の製品が多いのですが、こちらは背が低く、普通の円筒形なので、設置性は良いです。

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 ミルの方式は、コーン式です。

 アロマを引き出しやすい、優れた方式です。

 エスプレッソは、したがって、この製品は対応できます。 

 一度に挽ける量は、140グラムです(約14杯)。

 割と多めです。上部のホッパーも、下部のコンテナもこの容量です。

 オートストップ機能があるので、手動でも止まりますが、2分間で自動停止します。

 定格時間は5分です。

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 コーヒー豆の挽き方は、5段階で、粗挽き〜極細挽き細かく対応できます。 

 挽けるコーヒーの味は、コーン式と同じです。

 面白い部分は、カット時のスピードを2段階(ノーマル・LOW)で調整できる点です。

 低速運転は、より手挽きに近い間隔で挽けるモードで、時間がかかりますが、香りはより楽しめます。

 メンテナンスは、刃の部分まで分解掃除ができない仕様です。

 叩けば粉は出てきますが、(挽き方や豆をよく換える方で)この部分を気にする方は、避けた方が良いでしょう。

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 以上、デバイスタイルの製品の紹介でした。

 カッティングミル式としては、「例外的」といってよい「普通の形状」をした小さめの製品です。この点が最大のメリットでしょう。

 ただ、メンテナンス性はイマイチな製品です。


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 【2020年発売】

 32・OXO Brew タイマー式コーヒーグラインダー
   ¥16,800 Amazon.co.jp  (6/26執筆時)

ミル方式:コーン式
極細挽き:対応
ホッパー容量:340g
コンテナ容量:
定格時間:2分
粗さ調整:15段階   
サイズ:幅136×奥行230×高さ363mm   

 OXO Brew タイマー式コーヒーグラインダー 8717000は、米国のキッチンウェアメーカーのOXOの販売するグラインダーです。

 こちらは、OXOジャパン経由の日本正規品です。

 2017年発売の「OXO ON バリスタブレイン 8710200」の後継機です。

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 本体サイズは、幅135×奥行195×高さ330mmです。

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 ミルの方式は、コーン式です。

 刃はステンレス製の刃ですが、特段の機能性は明示されませんが、錆びにくくはあるでしょう。

 一度に挽ける量は、約80グラムです(約8杯分)。

 コンテナはさほど多くないのですが、上部のホッパーには340g入ります。

 定格運転時間は、未公開です。ただ、仕組み上、連続使用は推奨されないでしょう。

 コーヒー豆の挽き方は、アナログダイヤルで43段階の挽き加減の調整が可能です。

 エスプレッソは、極細挽き対応ですから、こなせます。

 挽けるコーヒーの味は、他のコーン式同様でしょう。

 もちろん、高水準です。

 メンテナンスは、本機はステンレス製のコンテナを採用するため、ある程度の静電気対策があります。

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 以上、バリスタブレイン・スケール付グラインダーの紹介でした。

 コアな人気がある上級機です。前機種に比べると、操作方式がアナログになりましたが、大きな問題はないでしょう。むしろ、ステンレス製のコンテナが採用になったのは、良い部分だと言えます。


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 【2020年発売】

 33・ソリスジャパン ソリス スカラプラス SK1661
   ¥14,080 Amazon.co.jp  (6/26執筆時)

ミル方式:カッティングミル式
極細挽き:対応
ホッパー容量:300g
コンテナ容量:70g
定格時間:60秒
粗さ調整:21段階   
サイズ:幅135×奥行170×高さ285mm   

 スカラプラスは、スイスのソリスが販売するグラインダーです。

 同ブランドの製品は久しぶりにみましたが、2016年に日本法人ができたようです。

 本体サイズは、幅135×奥行170×高さ285mm です。

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 ミルの方式は、本機はコーン式です。

 刃は一般的なステンレス製で、特に強調する部分はないです。

 一度に挽ける量は、約70グラムです(約7杯分)。

 ホッパーは300gと大きいですが、モーターを冷やす関係(定格運転時間)でこうなります。

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 コーヒー豆の挽き方は、アナログダイヤルで21段階の挽き加減の調整が可能です。

 エスプレッソ用は、極細挽き対応ですから、こなせます。

 メーカー的に、そもそもこの部分を重要視した製品とも言えます。

 挽けるコーヒーの味は、他のコーン式同様でしょう。

 レベルは高いです。

 メンテナンスは、静電気対策などはないです。

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 以上、ソリススカラプラスの紹介でした。

 コーン式では、ライバルが多い価格帯の製品です。

 日本では後発ですが、機能面で特段強調する部分がないのが少し残念です。


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 【2019年発売】

 【単品】

 34・HARIO スマートG EMS-1B
   ¥6,580 楽天市場 (6/26執筆時)

 【ミルセット】

 35・HARIO スマートG EMSG-2B
   ¥9,074 楽天市場 (6/26執筆時)

ミル方式:臼式/手挽き
極細挽き
ホッパー容量:24g
サイズ:幅36×奥行36×高さ190mm   

 スマートGは、日本のHARIO が販売する製品です。

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 「電動ハンディグラインダー」という名前です。

 要するに、ハンドルも利用できるが、その部分を外して、上部に電動モーターが仕込まれた「モバイルミルスティック」を取り付けても使えるという製品です。

 「半自動式の臼式ミル」ということもできるでしょう。

 なお、本機は、USB充電のバッテリー式ですので、キャンプなどにも便利です。

 20g(60秒)の処理を25回分の寿命で、残量表示もあります。

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 HARIO コーヒーミルスマートG MSG-2
  ¥2,727 Amazon.co.jp (6/26執筆時)

 なお、セットされるのは、同社の人気モデルとなるMSG-2です。

 アウトドア用の超定番モデルですから、ご存じの方も多いでしょう。

 ミルの方式は、臼式で、セラミック刃を採用しています。

 一度に挽ける量は、一方、24グラムです。 

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 HARIO セラミックスリム MSS-1TB
  ¥2,000 Amazon.co.jp (6/26執筆時)

 一方、構造的には、同社の セラミックスリム MSS-1TBも利用できます。

 この場合も、容量や方式は同じです。

 コーヒー豆の挽き方は、マニュアル調整です。

 裏側のネジを回して調整する方式なので、「無段階」と言えるかも知れません。

 メンテナンス性は、本機も分解が容易なので、掃除もしやすいです。

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 以上、ハリオのスマートGの紹介でした。

 持ち運べるバッテリー式であり、本機もキャンプ用に最適です。

 バッテリーが切れても(ハンドルを持っていけば)使える点で、安心感もあります。

 ただ、電動だけで使うならば、先ほど紹介したUNiQの製品の方が使いやすそうです。

今回の結論
コーヒー豆を挽くのに最適なミルは結論的にこの機種!
 

 というわけで、今回はコーヒーミル(グラインダー)について紹介しました。

 最後にいつものように、目的別、予算別にAtlasのおすすめ機種について書いておきたいと思います。


 第1に、コーヒー専用で考えた場合、入門用に最もおすすめできるのは

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 【2014年発売】【入荷待ち】

 10・デロンギ DeLonghi KG79J
  (¥8,250) Amazon.co.jp (6/26執筆時)

ミル方式:臼式
極細挽き:
ホッパー容量:120g
コンテナ容量:100g
定格時間: 70秒
粗さ調整:(無段階)
サイズ: 幅130×奥行160×高さ260mm

コーヒー粉の質 ★★★★☆
粒度の調整   ★★★★☆
静電気対策   ★★★★☆
掃除しやすさ  ★★★★★
エスプレッソ  
☆☆ ☆☆
総合評価    ★★★★☆

 デロンギのKG79Jでしょう。

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 ミルの方式は、臼式です。

 臼式は、挽く際に豆に熱に入りやすいという欠点があります。

 しかし、本機は、セラミック刃の採用で、熱問題に一定の配慮のある点が評価できます。


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 本体サイズは、臼式のメリット性で、コーン式などより小型で設置性がよいです。

 キッチンの広さに課題があるご家庭は、形状的に設置しやすい本機は「おすすめ」です。

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 コーヒーの味も、先述のように、臼式ですが摩擦熱対策はあります。

 また、挽きムラ(粉の均一性)についても、コーヒー用の中細挽きまでならば、上位方式に劣らないので、問題ないです。微粉も、臼式だと出にくいです。

 エスプレッソは、臼式は基本的には対応しません。

 その部分さえ問題ないならば、入門機として、本機はバランスが取れています。

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 【2013年発売】

 5・メリタ パーフェクトタッチII CG-5B
  ¥4,860 Amazon.co.jp (6/26執筆時)

ミル方式:臼式
極細挽き:
ホッパー容量:100g
コンテナ容量:100g
定格時間: 90秒
粗さ調整:4段階
サイズ: 幅113×奥行153×高さ219mm   

コーヒー粉の質 ★★★★☆
粒度の調整   ★★★★☆
静電気対策   ★★★★☆
掃除しやすさ  ★★★★★
エスプレッソ  
☆☆ ☆☆
総合評価    ★★★★☆

 一方、対抗機を挙げるとすると、メリタの「パーフェクトタッチ2」です。

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 本体サイズは、 幅113×奥行153×高さ219mmですので、デロンギよりも「1回り小型」です。

 ミルの方式は、デロンギ同様の臼(うす)式です。

 デロンギと違い、セラミック歯ではないですが、さほど大きな違いとも言えません。値段差が十分あるようならば、本機でも良いかと思います。


 第2に、アロマを重視したい方向けの中級機としておすすめできるのは、

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 【2019年発売】

 11・デロンギ コーン式グラインダー KG366J
  ¥13,951 Amazon.co.jp (6/26執筆時)

ミル方式:コーン式
極細挽き:対応
ホッパー容量:310g
コンテナ容量:110g(中挽)
定格時間: 70秒
粗さ調整:16段階
サイズ: 幅135×奥行195×高さ290mm   

コーヒー粉の質 ★★★★★
粒度の調整   ★★★★★
静電気対策   ★★★★☆
掃除しやすさ  ★★★★☆
エスプレッソ  ★★★★★

総合評価    ★★★★★

 デロンギのコーヒーグラインダーのKG366Jでしょう。

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 ミルの方式は、コーン式です。

 先述のように、この方式は、熱の入りにくさや、豆の均一性、(相対的な)微粉の少なさなど、味の部分で臼式より評価が高いです。

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 コーヒーの味も、したがって、アロマを重視したい場合は、特に選ぶ意義があります。

 16段階で挽き具合が調整できる部分を含めて「中級者」に向きます。

 エスプレッソは、極細挽きができるため対応できます。

 同社は、自社マシンを展開する点を含めて、この部分の信頼性は高いでしょう。

 本体サイズは、一方、幅135×奥行195×高さ290mmです。

 長細いので、設置性は悪くないですが、構造的に臼式に及ばない部分はあります。

 メンテ性も、(さほどたいへんではないですが)臼式よりは手間がかかります。

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 結論的にいえば、先述のように、エスプレッソ用に考えている方ほか、コーヒーでも味にこだわりたい方は、本機が良いです。Atlasも本機の旧機種を使っていました。

 ただ、同社の臼式も、中細挽きまでのコーヒーに関しては「味が優秀」です。両方みたことがありますが、正直、ブラインドで味の違いが分かる自信はないです。

 そういった意味で、「こだわりある」中級者に限定しておすすめする製品です。


 第3に、2万円前後の上級機として、技術的裏打ちがみられる上位機は

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 【2017年発売】

 12・デロンギ デディカ KG521J-M
  ¥18,145 Amazon.co.jp (6/26執筆時)

ミル方式:コーン式
極細挽き:対応
ホッパー容量:350g
コンテナ容量:120g(中挽)
定格時間: 40秒×2
粗さ調整:18段階
サイズ:幅155×奥行255×高さ385mm   

コーヒー粉の質 ★★★★★★
粒度の調整   ★★★★★
静電気対策   ★★★★☆
掃除しやすさ  ★★★★☆
エスプレッソ  ★★★★★

総合評価    ★★★★★★

 デロンギ デディカ KG521J-Mでしょう。

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 ミルの方式は、本機もコーン式です。

 この方式は、低速で回せる部分に意義がありますが、本機は、DCリダクションモーターを採用します。

 豆により熱が入らないので、香りがさらに飛びにくく、ミルの改良もあり、豆の均一性も高まっています。

 こうした部分で、雑味が出にくいため、スペシャルティコーヒーなどの高品質豆の味も引き出しやすそうです。

 その点で、ワンポイントがある本機はオススメです。

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 サイズは、幅155×奥行255×高さ385mm です。

 幅は狭いですが、置行・高さは出てくるので、置けるキッチンは限られるでしょう。

 ここが最大の難点です。

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 その他は、問題ないです。粒状の調整も細かくできますし、杯数や濃さでも指定できる点も面白いです。

 保証の部分も、デロンギは日本に進出して長いですし、長く安心して使えるでしょう。

ーーー

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 【2020年発売】

 7・Melitta バリオ VARIO-E CG-124
   ¥24,800 楽天市場  (6/26執筆時)

ミル方式:コーン式
極細挽き:対応
ホッパー容量:220g
コンテナ容量:142g
定格時間:60秒
粗さ調整:40段階
サイズ:幅120×奥行160×高さ350mm   

コーヒー粉の質 ★★★★★
粒度の調整   ★★★★★★
静電気対策   ★★★★☆
掃除しやすさ  ★★★★☆
エスプレッソ  ★★★★★

総合評価    ★★★★★★

 一方、対抗馬を挙げておけば、メリタのCG-124です。

 2020年に型番が変わりましたが、昔からあるもコーン式です。

 低速DCモーターを採用しない点で、デロンギほどの革新性はないですが、VARIO-Eは、(ドイツらしく)長年の技術的な信頼性がある製品です。

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 粗さ調整も、40段階と細かいほか、なにより、幅120×奥行160×高さ350mmと、高さ方面以外は、それなりに設置性がよいです。

 横にスイッチがあるのは、デロンギも同じですし、設置性の部分で、本機を選ぶのは「あり」でしょう。


 第4に、喫茶店などで、あえて業務用を買うほどでもない方には、

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 【2020年発売】【Amazon限定色】

 20・ナイスカットミル NEXT G2
   ¥58,000 Amazon.co.jp (6/26執筆時)

 【2020年発売】KCG-17

 21・ナイスカットミル NEXT G2 61122
 22・ナイスカットミル NEXT G2 61120
   ¥63,800 楽天市場 (6/26執筆時)

ミル方式:フラット式
極細挽き:対応
ホッパー容量:60g
コンテナ容量:60g
定格時間:5分
粗さ調整:8段階   
サイズ:幅123×奥行215×高さ401mm   

コーヒー粉の質 ★★★★★
粒度の調整   ★★★★★
静電気対策   ★★★★★
掃除しやすさ  ★★★★★★
エスプレッソ  ★★★★★

総合評価    ★★★★★

 カリタのナイスカットNEXTG2でしょう。

 この場合、重要になるのは、定格運転時間です。

 家庭用は、定格時間が短く、実際的に「短時間で大量にはすれない」といえます。

 その部分で、本機は優秀です。

 これ以上となると、完全に本職向けといえる「みるっこDX」しかないです。

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 その上で、静電気対策が充実します。

 コーヒーミルで、ここまで静電気問題に真面目に取り組んだ機種は他にないです。

 この点にストレスを感じてきた方には、本機が最良です。

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 味の部分でも、モーターの回転数の調整と、セラミック刃の採用で、熱問題と豆の均質化の問題に取り組んでおり、値段相応の期待値があります。 


 第5に、普段しまっておける超小型機としては、

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 【2016年発売】

 1・メリタ ECG62-3W
 2・メリタ ECG62-1B
  ¥2,980 Amazon.co.jp (6/26執筆時)

ミル方式:プロペラ式
極細挽き:
ホッパー容量:70g
コンテナ容量:
定格時間: 60秒
粗さ調整:
サイズ: 幅98×奥行98×高さ133mm

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 【2020年発売】

 3・メリタ VARIE SIMPLE ECG64-1L
 4・メリタ VARIE PIAZZA ECG65-1B
  ¥2,600 楽天市場 (6/26執筆時)

ミル方式:プロペラ式
極細挽き:
ホッパー容量:70g
コンテナ容量:
定格時間: 60秒
粗さ調整:  
サイズ: 幅98×奥行98×高さ133mm

コーヒー粉の質 ★★★☆☆
粒度の調整   ★★★☆☆
静電気対策   ★★★★☆
掃除しやすさ  ★★★☆☆
エスプレッソ  ★☆☆☆☆

総合評価    ★★★☆☆

 メリタのプロペラ式でしょう。

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 上位方式と比較してしまうと、確かに「落ちる」のですが、小型で普段しまっておけるサイズです。

 実際、コーヒー屋さんで挽いてもらったり、コーヒー粉を買うより、自宅で豆を挽いた方が確実に「美味しい」ですし、プロペラ式導入の意味はあります。

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 一方、コップが取り外して洗えないという端点を抱えますが、必要十分のコーヒー粉は得られます。

 ただし、細かい挽きカスは毎回手入れしないと、コーヒーの味を落とす原因になるので、注意してください。

 豆の均一性の点では、動作を途中で止めて攪拌しながら回すと、意外と上手に挽けます。

ーーー

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 【2021年発売】

 30・ユニーク oceanrich G2 UQ-ORG2BL
  ¥7,680 Amazon.co.jp (6/26執筆時)

ミル方式:臼式
極細挽き:非対応
ホッパー容量:30g
コンテナ容量:30g
定格時間:
粗さ調整:5段階
サイズ: 幅90×奥行90×高さ195mm   

コーヒー粉の質 ★★★★☆
粒度の調整   ★★★★☆
静電気対策   ★★★★☆
掃除しやすさ  ★★★★☆
エスプレッソ  ★☆☆☆☆

総合評価    ★★★★☆

 ただ、十分に予算があり、また、1回に3杯程度で良いならば、oceanrich 自動コーヒーミル G2が良いでしょう。 

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 ミルの方式は、臼式ですので、本質的に味はこちらの方が良いです。

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 バッテリー式で野外でも使え、また、保存瓶にもなる仕様など、1人〜2人暮らしの方などに、良い製品ですから。

補足:コーヒー関連記事の紹介

 以上、今回は、コーヒーグラインダーを比較してみました。

 最後に「おまけ」です。

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1・おすすめコーヒー豆の比較記事

 このブログでは、コーヒ豆については、産地別の味の違いと特長について、以上の記事でまとめています。こちらもよろしくお願いします。

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2・紙フィルタ式コーヒーメーカー
3・ミル付きコーヒーメーカー
4・全自動コーヒーメーカー
5・ペーパーレスコーヒーメーカー
6・カプセル式コーヒーメーカー
7・デロンギ・エスプレッソメーカー
8・イリーのエスプレッソマシン
9・ おすすめのコーヒーメーカー 【結論】

 そのほか、このブログ「モノマニア」には、コーヒーメーカー関連の記事が他にもあります。

 201803061909.jpg 

10・おすすめのコーヒーメーカー 【結論】

 とくに10回目の記事では、コーヒーメーカーとエスプレッソメーカーと合わせて、紹介してきた機種全部からオススメの機種を改めて「まとめ」ました。よろしければご覧ください

 ではでは。

posted by Atlas at 17:06 | 珈琲関連の家電

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