【今回レビューする内容】2023年 超小型・超軽量モバイルPC・ネットブックの性能とおすすめ・選び方:11.6インチ 10.1インチのネットブック・モバイルノートWindows11搭載 GIGAスクール構想学校向け 小学校・子ども向けのノートPC
【比較する製品型番】ASUS E210KA E210KA-GJ01BWS/A E210KA-GJ02WWS/A E210KA-GJ03PWS/A ASUS ExpertBook B3 Detachable B3000DQ1A-HT0058MS B3000DQ1A-HT0102MS Lenovo IdeaPad Slim 150 82GV000UJP 82GV000XJP IdeaPad Duet 350i 82AT00DNJP Dynabook dynabook K0 P1K0UPSG dynabook KZ11/U NEC LAVIE First Mobile FM150/PAL PC-FM150PAL LAVIE N11 N1115/CAB PC-N1115CAB NSLKC117N1SZ1B NSLKB961N1NH1B EC LAVIE Direct N12 YZ-NS501-N12 YZ-NS502-N12
今回のお題
超小型モバイルノートPCのおすすめはどの機種?
ども、Atlasです。
今日は、2023年1月現在、小型ノートパソコンの比較です。
だいたい「10万円以内」の予算で買えるものを「サイズ別」にみていきます。
基本となるマシンパワー(CPUやメモリー)の情報の情報をしっかり出して比較しました。
また、ストレージの速さや量(HDD/ SSD)や、液晶画面の見やすさ(IPS液晶/TN液晶)などを、重要な要素として、各社の最新機を見ています。
1・超小型ノートPCの比較
サイズ:10.1・11.5・12.5インチ
重さ:1kg以下
予算:3万円〜15万円
用途:モバイル専用
2・小型ノートPCの比較
サイズ:13.3インチ
重さ:1.25kg前後
予算:7万円〜15万円
用途:モバイル/自宅兼用(軽め)
3・中型ノートPCの比較
サイズ:14インチ
重さ:1.5kg前後
予算:4万円〜15万円
用途:モバイル/自宅兼用(重め)
4・大画面ノートPCの比較
サイズ:15.6・16インチ
重さ:1.6kg以上
予算:5万円〜15万円
用途:自宅・職場用の据置用
このブログ「モノマニア」では、「画面サイズ別」に、4記事に分けています。
どこから読んでも分かるように書きました.
しかし、今回は、11.6インチ以下の液晶モニターを採用する超小型のノートPCを紹介する1回目記事です。
(タブレットでない)「普通のノートPC」として、「最小サイズ」となる製品です。
一昔前は、「ネットブック」と言われた「激安」モデルも多かったカテゴリです。
一方、最近は、「ギカスクール構想(小学校・中学校・高校)」向けのPCのうち、小学生などの低年齢向けに、このサイズの製品が大量投入されています。
今回は、大人でも使える製品があるため、そういった機種も取りあげます。また、「子ども向けとしてどうなのか?」も少し考えてみます。
1・超小型ノートPCの比較 (1)
1-1:ASUS
1-2:レノボ
1-3:dynabook(旧東芝)
1-4:NEC
2・超小型ノートPCの比較 (2) 【結論】
=最終的なおすすめ機種の提案
というわけで、以下では、「10万円以内」で買える、超小型PCを出している以上のメーカーの製品を、順番に紹介します。
マシンパワー ★★★★★
読み書き速度 ★★★★★
ストレージの量 ★★★★★
軽量性 ★★★★★
バッテリーの保ち ★★★★★
画面の見やすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
そして、2回目記事の「結論」編(こちら)では、上表のようなポイントから、「Atlasのおすすめ機種!」を提案するつもりです。
よろしくお願いします。
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1・VAIOのノートPCの比較
2・Surface Bookの比較
3・AppleのMacbookの比較
4・格安ノートPCの比較
なお、今回の記事は、このブログのノートPCの比較記事全体としては、4回目記事の1つとして書きました。
0・超小型ノートPCの選び方の基本
具体的な製品紹介に入る前に、11インチ以下の小型のモバイルノートパソコンを選ぶ際の「ポイント」について、あらかじめ説明しておきます。
0-1・小型機のスペックについて
現状を見ると、「10万円以下」で「画面が11インチ」の小型ノートPCは、ほぼ全て「モバイルPC」として設計されています。
重さは、1kgを大幅に切る水準で、もちろん軽量です。
CPUは、熱問題で小型化が難しい部分があり、11インチ以下の製品の多くは、スペックが低いです。
このブログでは、通常、(仕事用のメインマシンとして)快適に使える水準を示す図表として、以上のような表を使っています。
しかし、11インチは、5000に至るのは「レアケース」です。
実際の処、サブノートPCは、メインマシンの評価とは別の基準でみるべでしょう。
そこで、今回は、上表のような別基準を用意しました。
ただ、「メインマシン」として使おうと考えている方は、先ほどの図表で考えるべきですから、(どれも)基準以下です。
その点で言えば、11インチ機というのは、ノートPCのなかでも「少し特殊」と思ってください。
もちろん、ワープロや動画閲覧、簡単なゲームなどなら「そつなくこなせる」性能です。
しかし大きな期待はできないので、(自分に必要なスペックを見極められない)「PC初心者」ならば、できれば、13インチ以上の製品が良いでしょう。
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ストレージも、高速なSSDを装備するモデルがあまりないです。
たeMMCがある程度性能向上してきたので、CPUパワーほど不満に感じることは少なくなってはきました。
しかし、ストレージの容量はかなり限られるため、節約術に明るくない方には不向きです。
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ディスプレイも、ほとんどの場合、フルHD(フルハイビジョン)に達していません。
書類を並べて処理するようなことは難しいことも心得た方が良いでしょう。
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1・超小型ノートPCの比較
サイズ:10.1・11.5・12.5インチ
重さ:1kg以下
予算:3万円〜15万円
用途:モバイル専用
2・小型ノートPCの比較
サイズ:13.3インチ
重さ:1.25kg前後
予算:7万円〜15万円
用途:モバイル/自宅兼用(軽め)
結論的にいえば、パソコンを初めて購入しようと思っている人には、11インチ以下のノートPCは、あまり向かないです。
2台目のモバイルパソコンを手に入れようと考えている人で、ある程度「PCの性能を知っている方」に、基本的には向くサイズです。
それ以外の方は、このブログの2回目記事で見る【13.3型ノートの比較記事】で紹介したような、画面が少しだけ大きなモバイルノートが良いかと思います。
0-2・子供用としての評価
冒頭で書いたように、このサイズの超小型PCは、「ギカスクール構想」対象の小中高のうち、小学校の子ども向けに、結構売られます。
実際、サイズ感と学習利用法からして、小学生程度ならば、このサイズの対応機が適当です。
ただ、それ以上の年齢の場合は話が変わります。
中学以上は、(発見学習的なものより)、教科学習として、画面に向かう時間(文字を見つめる学習)が増えます。
そうなると、このサイズ・この画面解像度だと、目への負担などの面でやや問題があります。
結論的にいえば、【13.3型ノートの比較記事】で紹介した機種やそれ以上のサイズの機種を選んだ方が、個人的には良いかなと思います。
そういった機種は、標準的なフルHD解像度で表示でき、また、目に優しいIPS液晶採用機も多いですから。
1-1・ASUSの超小型ノートPC
はじめに、台湾のASUSの製品の比較です。
小型のノートPCでは、かなり昔からプレゼンスがある企業です。Atlasも大昔、同社の「ネットブック」を持っていました。
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なお、ここから先は、Atlasのおすすめポイントは赤字で、イマイチだと思う点は青字で記していきます。
【2022年発売】
1・ASUS E210KA E210KA-GJ01BWS/A
2・ASUS E210KA E210KA-GJ02WWS/A
3・ASUS E210KA E210KA-GJ03PWS/A
¥38,700 Amazon.co.jp (1/20執筆時)
CPU:intel Celeron N4500
メモリ:4GB
ストレージ: 128GB(eMMC)
モニター:11.6型 TN WXGA 非光沢
接続:USB-A (3.0 2.0)×2 USB-C (3.0) HDMI
通信:Bluetooth 4.2 Wi-Fi 5
バッテリー:最大9.2時間
カメラ:30万画素
OS:Windows 11 Home (S)
重さ: 1.08kg
ソフト:Microsoft 365 Personal (1年間)
保証:1年間
ASUS E210MAは、台湾のASUSの11.6型のノートPCです。
「ネットブック」が流行した時代から、小型ノートPCに強かったメーカーの新型です。
なお、末尾に「/A」が付くのは、Amazon限定型番ですが、通常製品と性能は同じです。
搭載されているOSは、Windows 11 Home Sモード です。
これは、CPUやメモリが一定水準以下の場合、(教育や途上国向けに)Microsoftが認めている格安ライセンス、といったものです。
この場合、Windowsストア以外のアプリがインストールできない仕様です。
ただ、(不可逆的ですが)解除は容易で、その場合は普通のWindows11として利用できます。
重量は、1.08kgです。
軽量なモバイル機と言えます。
ディスプレイは、11.6型の非光沢液晶です。
解像度は、大画面機を含めた現在の「平均値」な解像度といってよいフルHD(1920×1080)に満たない水準であり、WXGA(1366×768)です。
液晶パネルの種類も、視野角の狭いTNパネルになります。
ただ、値段も値段ですし、コンパクトな画面ならば、TN液晶でも(視認性に強くこだわらなければ)問題ないです。
CPUは、2コア2スレッドのintel Celeron N4500 (1.1GHz ×2)が採用されます。
格安な低発熱CPUであり、他社の小型機も多く採用します。
CPUスコアは、2000に迫る水準です。
ハードな処理を前提としないモバイル機は及第点です。
ただし、メインマシンとしては、快適に使える水準ではないので、あくまで「スペックの限界が分かっている」中級者以上に向きます。
メモリーは、4GBで、このクラスとしては平均的です。
内蔵ストレージは、128GBのeMMCドライブです。
従来的に速度はSSDほど出ませんでしたが、最近は(少なくとも読込は)SATAのSSDとあまり差がなくなくなってきています。
128GBあれば、(ネットブック」としては、容量も十分でしょう。
ネットワークは、Wi-FiとBluetoothを装備します。
Bluetoothは4.2、Wi-Fiは11ac規格までの水準です。
やや「旧水準」ではあります。
インターフェースは、(四角い)USB-A形状が2つと、(丸い)USB-C形状が1つです。
速度規格は、端子ごとに異なります。
USB-Aは、USB3.0が1つで、あとは、マウス用などの低速なUSB2.0です。
USB-Cは、USB3.0です。
このほか、HDMI端子が付属です。電源は本機は専用端子です。
バッテリーは、最大9.2時間です。
十分でしょう。
カメラは、30万画素カメラのみです。
オフィスソフトは、一方、1年間のOffice365使用権が付属です。
Officeの時限ライセンスになります。詳しくは【Office365の比較記事】で書きました。
ドライブは、サイズ的に当然ですが、、DVDドライブなど付属しません。
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以上、ASUSのASUS E210MAの紹介でした。
スペックが向上して、「現代に蘇ったネットブック」と言えます。
CPU・ストレージ・画面など、ほぼ全てにおいて「値段重視」で、とにかく「どこまでコストが削れたか」を評価するべき機種です。
その部分は、(互換ながらオフィスを吹くている部分を含め)優秀です。価格的にも、Office365が付属しての値段になるので、
CPUも最低限の快適さは担保されそうです。
あくまで「スペックが色々分かっているPC上級者」に限定されますが、気軽に色々試すには良いでしょう。
【2022年発売】
【メモリ4GB】B3000DQ1A-HT0058MS
4・ASUS ExpertBook B3 Detachable
¥82,929 Amazon.co.jp (1/20執筆時)
【メモリ8GB】B3000DQ1A-HT0102MS
5・ASUS ExpertBook B3 Detachable
¥82,990 Amazon.co.jp (1/20執筆時)
CPU:Snapdragon 7c Gen 2
メモリ:4GB 8GB
ストレージ: 128GB (eMMC)
モニター:10.5型 WUXGA 光沢 タッチパネル
接続:USB-C (3.0) HDMI
通信:Bluetooth 5.1 Wi-Fi 5
バッテリー:最大15.7時間
カメラ:リア1297万+フロント 503万画素
OS:Windows 11 Home (S)
重さ: 1.11kg
ソフト:Microsoft 365 Personal (1年間)
保証:1年間
ExpertBook B3 Detachable B3000DQ1Aも、台湾のASUSの販売するノートPCです。
教育市場にも向けた製品とされますが、仕様は結構「ユニーク」です。
搭載されているOSは、本機も、Windows 11 Home Sモード です。
モードの解除方法は、先ほど説明した通りです。
重量は、1.11kgです。
一方、本機は、いわゆる「2 in1ノート」です。
写真のように、キーボードを着脱して、Windowsタブレットとして利用できます。
収納式のタッチペンも付属です。
ディスプレイは、10.6型の光沢液晶で、タッチパネル式(10点)です。
解像度は、 WUXGA(1920×1200)です。業界平均と言えるフルHD(1920×1080)に対して、縦方向にすこし長めにして、書類仕事をしやすくした仕様です。
画面が小さい機種ですし、良い仕様です。
パネルの種類は、未記載です。
TNパネルの可能性はありますが、このパネルサイズだと、ADSほかのIPS系のジェネリックかなと思います。保証はできませんが、調達価格がそう変わらないので。
CPUは、一方、注意点です。
本機は、インテルでもAMDでもなく、Arm系CPUとなるクアルコムのSnapdragonだからです。Android系のスマホではお馴染みです。
Microsoftは、Arm系CPUでも駆動する特別なWindows 11を展開しはじめました。Microsoftが製造する自社ノート(Surface Pro 9 )でも採用されます。
この機種は【Surfaceの比較記事 】でも説明しました。
ただ、Arm系CPUの場合、全てのソフトが動く保証はないです。
「ARM64に対応する64ビットアプリのみ対応」という但し書きがつきます。【Microsoftのサイト】に、互換性の説明があります。
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結論的にいえば、たいていのビジネスソフトやブラウザなどはOKですが、昔のソフトや、古いゲームなどは(Intel版のWindows以上に)微妙でしょう。
CPUスコアは、しかし、モバイル用の範疇で考えると3000を越えます。
Arm系CPUは、消費電力が少ない部分に特徴があるので、発熱問題がある小型PCでもそこそこパワーを出せるからです。
今回利用している指標では「かなり快適」な水準といえます。
メモリーは、4GBと8GBから選べます。
超小型ノートPCは、CPUパワーに限界があることをふまえると、すこし多めにメモリーを搭載する製品を選んでもいいような気はします。
内蔵ストレージは、128GBのeMMCドライブです。
ネットワークは、Wi-FiとBluetoothを装備します。
Bluetoothは4.2、Wi-Fiは11ac規格までの水準です。
インターフェースは、もう1つの注意点です。
本機は、USB3.0規格の(丸い)USB-C形状が1つだけです。
充電にもつかう端子なので、拡張性はあまりないです。
バッテリーは、最大15.7時間です。
キーボードを取り外し、タブレットとして利用するならば、もう少し長くなります。
カメラは、充実します。
アウトカメラが1300万画素、インカメラが503万画素です。
エントリークラスのスマホほどの性能であり、アウトカメラは、オートフォーカスもできます。
教育市場もターゲットにしている製品は、ここを充実させる場合がありますが、本機もそうです。
オフィスソフトは、一方、1年間のOffice365使用権が付属です。
Officeの時限ライセンスになります。詳しくは【Office365の比較記事】で書きました。
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以上、ASUSのASUS E210MAの紹介でした。
想定される利用者は、子供と、モバイル上級者の大人です。両社は、全く異なるわけですが、決められたソフト以外使用しないという意味で、Arm系CPUにまつわる問題が置きにくい層、また、問題が起きても自分で対処できる層という部分で、共通点があります。
実際、CPUパワーは期待できる機種ですので、2in1の超小型でもマシンパワーを優先したい場合は、格安機の1つとsちえ選択肢にできるかと思います。
1-2・Lenovoの超小型ノートPC
続いて、レノボが販売する製品です。
米国のIBMが販売していたThinkPadほか、多くのシリーズを抱える世界的PCメーカーです。
【2021年発売】(在庫限り)
6・Lenovo IdeaPad Slim 150 82GV000UJP
7・Lenovo IdeaPad Slim 150 82GV000XJP
¥36,800 楽天市場 (1/20執筆時)
CPU:AMD 3020e
メモリ:4GB
ストレージ:128GB SSD /PCIe
モニター:11.6型 TN WXGA 非光沢
接続:USB3.0×2 HDMI×1
通信:Bluetooth 4.2 Wi-Fi 5
バッテリー:最大9.9時間
カメラ:200万+500万画素
OS:Windows 11
重さ: 1.2kg
ソフト:
保証:1年間
IdeaPad Slim 150 (AMD)は、レノボの販売する11インチのノートPCです。
以前はレノボで直販されていましたが、現状では終売であり、店頭在庫のみです。
重さは、1.2kgと十分に軽量です。
その点で、 持ちはこびに適しています。
ディスプレイは、非光沢ですので仕事向きですが、TN液晶です。
解像度はもフルHDに満たない水準のWXGA(1366×768)です。
TN液晶の採用はこの価格では仕方ないですが、解像度があまりないきしゅですから、作業領域はすこし狭く感じるでしょう。
CPUは、AMDのCPUです。
2コア2スレッドのAMD 3020e ( 1.20GHz ×2 )です。
最も採用例が多いCelleron N4500と比べて、少し優秀です。
ターボ時のスコアが良いためですが、格安モバイルPCとしては優秀といって良いです。
メモリーは、4GBです。
十分でしょう。
内蔵ストレージは、一方、本機の良い部分です。
PCIe接続となる128GBのSSDが採用です。
量も多めですし、速度的にもストレージの部分がボトルネックになることはまずないでしょう。
ネットワークは、Wi-FiはWi-Fi5(11ac)まで、Bluetooth4.2です。
最新ではないですが、値段的には相応です。
インターフェースは、(四角い)USB-A形状の端子が2つです(速度はUSB3.0)。
あとはHDMI端子という構成です。
カメラは、動画チャット用の簡単なものですが、搭載です。
バッテリーは、最大9.9時間と、平均より多少短めです。
軽量性を重視して、バッテリーセルを少し少なめにしているのだと思われます。
Officeソフトは、未付属です。
必要な場合は別に買うことになります。このブログの【Office2021の選び方の記事】をご覧ください。
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以上、Lenovoのideapad S130Sの紹介でした。
CPUパワーは最低限とはいえ、11インチのノートPCとして、SSDの搭載は魅力です。
128GBとある程度の容量もあるので、節約方法をしらない、初心者の方でも(ある程度)問題なく使えると思います。
中級者以上でも、クラウドなどを利用したくない方は選択肢になるでしょう。
【2021年発売】(在庫限り)
8・ Lenovo IdeaPad Duet 350i 82AT00DNJP
¥28,000 楽天市場 (1/20執筆時)
CPU:intel Celeron N4020
メモリ:4GB
ストレージ:128GB eMMC
モニター:10.3型 WUXGA IPS 光沢 タッチ
接続:USB-C (3.0)×2
通信:Bluetooth4.2 Wi-Fi 5
バッテリー:最大11時間
カメラ:200万画素/500万画素
OS: Windows 10 (S)
重さ: 874g(タブレット時602g)
ソフト:
保証:1年間
Lenovo IdeaPad Duet 350iも、レノボの販売する11インチのノートPCです。
同社の、教育機関向けの製品の製品です。こちらも、現在、レノボ直販では展開が終わっています。
形状は、2in1仕様で、タブレット形状で利用できる形態です。
本機は、CPUなどが画面下部に全部入るので、キーボードを外した状態で、(多少)軽量なタブレットとして使えます。
この点では、他社の2in1式より利便性は上でしょう。
OSは、Windows.10 Home Sです。
初期で、アプリがWindowsストア以外インストールできない仕様ですが、先述のように、これは解除可能なので、一般的に問題ないです。
重さは、874gと十分に軽量です。
その点で、 持ちはこびに適しています。
キーボードを外してタブレットにする場合は、600gです。
ディスプレイは、10.3インチです。
解像度は、WUXGA 液晶(1920×1200)です。ASUSにもありました。
超小型機では、フルHD(1920×1080)解像度に満たない製品も多い中、それを越えており優秀です。
WUXGAは、縦横比が16:10になるので、フルHD(16:9)より画面サイズ縦方向にわずかに長いです。そのため、ワープロ・表計算など縦スクロールのビジネスソフトが使いやすいです。
液晶パネルは、品質の良いIPS液晶です。
タブレットサイズのIPS液晶は部品代が安いので、この価格でも採用できる機種はあります。
CPUは、2コア2スレッドの Celeron N4020 (1.1GHz ×2)です。
スコアは1500前後ですので、他機より少し劣ります。
メモリーは、4GBです。
内蔵ストレージは、eMMCです。
容量は128GBです。
値段のほか、強度からか、教育市場向けはこの仕様が多いです。
速度は実測値としては非公開ですが、最近はS-ATAとならば、さほどは変わりません。
ネットワークは、Wi-Fiは11acまで、Bluetooth4.2です。
最新ではないですが、問題ないです。
インターフェースは、(丸い)USB-C形状だけ2つです。
速度規格は、USB3.0です。
HDMI端子はありません。オーディオ端子のみです。電源は端子が別にあります。
カメラは、インカメラ200万画素、アウトカメラ500万画素です。
教育機関向けは、この部分が充実した機種が多いです。
本機の場合、インカメラが200万画素と割と良いので、テレワーク向けとも言えます。
バッテリーは、最大11時間です。
キーボードは、やや配列が特殊です。
おそらく、メインの文字キーを大きめに取るためでしょう。単独のFキーもないです。
ただ、このサイズだと他社もそうですし、妥協する部分でしょう。
オフィスソフトは、未付属です。
別に買う必要があります。
ーーー
以上、 Lenovo Ideapad D330の紹介でした。
教育機関向けのPCは多いです。
本機については、設計としてタブレットとしての利用がメインで、パソコンとしても「使える」機種と言えるかと思います。
PCとして利用する際の重さのバランスや発熱などを考えると、主として(だいたい)タブレット形状で使う方に向きそうです。
1-2・Lenovoの超小型ノートPC
続いて、dynabookが販売するパソコンです。
旧東芝の傘下で、現在はシャープの子会社です。
【2020年発売】(2022年追加)
(マウスなし)
9・ Dynabook dynabook K0 P1K0UPSG
¥60,280 Amazon.co.jp (1/20執筆時)
CPU:intel Celeron N4020
メモリ:4GB
ストレージ:128GB eMMC
モニター:10.1型 広視野角 WXGA 光沢 タッチ
接続:USB-A (2.0)×2 USB-C (3.0)
通信:Bluetooth5.1 Wi-Fi 5
バッテリー:最大16時間
カメラ:200万画素/500万画素
OS: Windows 11 Pro 64 bit
ソフト:Microsoft 365 Personal
重さ: 1.18kg
保証:1年間
K0/Uシリーズは、ダイナブック(旧東芝・現シャープ系)から販売される、超小型ノートPCです。
他社にもみられる教育機関向けになります。
形状は、2in1仕様で、タブレット形状で利用できる形態です。
このタイプの筐体ユニットは、レノボなど他社と被るので、OEM関係にあるのか、あるいはベースユニットが市販されているかだと思います。
OSは、Windows.11 Pro 64bitです。
教育市場向けですが、普通に上位版を積みます。
重さは、1.18kgです。
問題のない水準です。
キーボードを外してタブレットにする場合は、610gです。
ディスプレイは、10.1インチの光沢液晶です。タッチパネル式です。
解像度は、フルHDに満たないWXGAです。
したがって、作業領域は狭めで、あまり細かくは表示できません。
液晶パネルは、「広視野角パネル」との記載です。
この場合、TNではないのは確定です。IPSならば総画でしょうし、VAを使うとは思えないので、おそらく、ADSなどの「ジェネリックなIPS」です。
品質はIPSに準じるため問題ないでしょう。
CPUは、2コア2スレッドの Celeron N4020 (1.1GHz ×2)です。
スコアは1500前後ですので、ここは劣ります。
メモリーは、4GBです。
内蔵ストレージは、eMMCです。
容量は128GBです。超小型機では一般的です。
ネットワークは、Wi-Fiは11acまで、Bluetooth5.1です。
最新ではないですが、問題ないです。
インターフェースは、(丸い)USB-Cが1つと、(四角い)USB-Aが2つです。
速度規格は、USB-Aは、遅いUSB2.0だけなので、ストレージなどをつなげるならば、USB-Cと言うことになります。
電源はUSBとは別なので、この仕様ならば問題ありません。
ただし、HDMI端子はありません。オーディオ端子のみです。
カメラは、インカメラ200万画素、アウトカメラ500万画素です。
そこそこ良いかなといった水準です。スマホほど綺麗には撮れない程度です。
バッテリーは、最大16時間です。
キーボードは、小さいですが、しっかりFキーもあります。
キーピッチは標準(19mm)より狭い17mmですが画面サイズとのバランスを考えると仕方ないかと思います。配置もさほどは変則的でははないように思えます。
オフィスソフトは、1年の時限ライセンスのMicrosoft 365 Personalが付属します。
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以上、 dynabook K0 P1K0UPSGの紹介でした。
Officeの利用権を1万円と考えると値段には納得感があります。
教育機関向けのPCとして、この値段のなかでは健闘しているとは思いますが、やはり、CPUの弱さと、画面解像度の低さは、同じコンセプトの他社機に及ばない部分はあるでしょう。
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【2022年発売】( W6KZ1UCSBG)
10・Dynabook dynabook KZ11/U
¥54,480 Amazon.co.jp (1/20執筆時)
ストレージ:128GB eMMC
ソフト:Microsoft 365 Personal
OS: Windows 11 Pro 64 bit
CPU:intel Celeron N4020
メモリ:4GB
モニター:10.1型 広視野角 WXGA 非光沢 タッチ
接続:USB-A (2.0)×2 USB-C (3.0)
通信:Bluetooth4.2 Wi-Fi 5
バッテリー:最大16時間
カメラ:200万画素/500万画素
重さ: 1.18kg
保証:1年間
なお、同じ筐体を「大人用」として、液晶を非光沢にしたモデルがこちらです。
ビジネス用モバイルですが、先述のように、Celeron N4020はCPUスコアがイマイチなので、その部分の限界を理解できる方向けといえます。
1-3・NECの超小型ノートPC
続いて、NECが販売するエントリーモデルのノートPCです。
同社は、日本企業では、唯一、10万円以下で市販できるノートPCを継続的に出していると言えます。先ほど書いたように、レノボとは提携関係にあります。
【2020年発売】 (型番 PC-FM150PAL)
11・NEC LAVIE First Mobile FM150/PAL
¥69,800 Amazon.co.jp (1/20執筆時)
CPU:intel Celeron N4100
メモリ:4GB
ストレージ:128GB eMMC
モニター:10.1型 フルHD IPS 光沢 タッチ
接続:USB-A (2.0)×2 USB-C (3.0)
通信:Bluetooth 4.2 Wi-Fi 5
バッテリー:最大13.8時間
カメラ:192/500万画素
OS: Windows 10 Pro 64 bit
重さ: 1.19kg
ソフト: Home & Business 2019
保証:1年間
LAVIE First Mobileは、日本のNECが販売する、10.1型のノートPCです。
本機も教育機関向けですが、特に子どもっぽい部分があるわけでない、普通のPCなので、とくに大人が使っても問題ないです。
本機も、キーボードを外してタブレットとしても使える2in1タイプの機種です。
完全にキーボードを外せる仕様ですので、レノボ機と同じです。
搭載されているOSは、Windows 10 Pro です。
教育機関対応のためでしょう。Homeの上位互換ですから問題ないです。
ディスプレイは、10.1型でフルハイビジョン画質です。
光沢タイプのIPS液晶で、表面にNEC独自のコーティング処理をした、伝統のスーパーシャインビュー液晶です。
もちろん、タッチパネル式で、表面は壊れにくいように、強強度ガラスを採用です。
デジタイザーペンも付属です。
CPUは、4コア4スレッドのintel Celeron N4100 (1.1GHz ×4)が採用されます。
ASUSのArm系CPU(Snapdragon)には及ばないものの、スコアは2500に近く、数字は良いです。
メモリーは、4GBで、このクラスとしては平均的です。
内蔵ストレージは、128GBのeMMCドライブです。
多くはないですが、十分な量ではあります。NECによるとeMMCは衝撃に強く、子ども向きだそうです。
ネットワークは、Wi-FiとBluetoothを装備します。
Bluetoothは4.2、Wi-Fiは11ac規格までの水準です。
現状で十分だと思います。ただ、最新規格となるBluetooth5.0とWi-Fi 6に対応する機種が出ています。それに比べると「旧水準」ではあります。
インターフェースは、USB3.0(USB-A形状)が1つと、USB2.0(USB-A形状)が両側に1つずつです。
加えて、USB3.0(USB-C形状)も1つです。
USB-C端子は、最新の高速規格(USB3.1)には対応しないものの、あれば便利でしょう。
プレゼン用のHDMI端子もあります。
バッテリーは、最大13.8時間と長めです。
カメラは、前面が192万画素、後面が500万画素です。
かなり充実しますが、タブレット的に利用する場合の発見学習のためでしょう。
キーボードは、本機は、ほぼ「一般的な」配置です。
矢印キーの部分も普通ですし、Fキーも物理的にあります。
そのほか、本機は、Microsoft Office Home & Business 2019が付属です。
Word・Excel・PowerPointが利用可能です。
ドライブは、サイズ的に当然ですが、、DVDドライブなど付属しません。
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以上、NECのPC-FM150PALの紹介でした。
NECは、レノボと協力関係があるので、もともとの出所は同じかと思います。
ただ、少し良いCPUを使っているほか、キーボードレイアウトが一般的なので、その部分での教育効果は高いでしょう。
本機は、オフィス込みなので、値段を較べる場合は注意してください。
【2021年発売】
12・NEC LAVIE N11 N1115/CAB PC-N1115CAB
¥49,800 楽天市場 (1/20執筆時)
CPU:intel Celeron N5100
メモリ:4GB
ストレージ:eMMC 128GB
モニター:11.6型 HD IPS 光沢
接続:USB-A (3.0)×1 USB-C (3.0) HDMI
通信:Bluetooth 4.2 Wi-Fi 5
バッテリー:最大10.2時間
カメラ:96万画素/500万画素
OS: Windows 11 Home
重さ: 1.34kg
ソフト:Office 2021
保証:1年間
NEC LAVIE N11は、NECのもうひとつの小型ノートPCです。
この機種は、あとで説明するLenovo 300wの「NEC版」といえ、同じ筐体を利用していて、仕様はほとんど全て同じです。
NECはレノボからPCやタブレットを調達していて、その基本ユニットを使うためです。
OSは、 Windows 11 Homeです。
本機は、同社の、教育機関向けの製品で2in1ですが、仕事用にも使えます。
なお、ヒンジは外せない方式なので、タブレット用で使う場合は、外側にキーボードがきます。
重さは、1.34kgです。
持ち運びのできる重さですが、画面サイズからすると、少し重めでしょう。
非分離タイプの2in1ですので、ここは仕方ないです。
さらに、ミルスペックの耐落下性能と、耐水性キーボードなど堅牢性を担保するために、重くなっている部分もあります。
CPUは、4コア4スレッドのintel Celeron N5100 (1.1GHz ×4)です。
Intelですが、Arm系CPU(Snapdragon)を採用していたASUS機に迫っています。
実際、超小型ノートPCとして「かなり快適」な水準です。
ディスプレイは、11.6インチです。
解像度は、フルHDに満たないHD(1366x768)です。
教育機関向けはこの部分の要求水準は低めのようで、この部分で各社ともコストカットしがちに思えます。
(普通の)タブレットでもフルHDは常識ですので、値段からすると残念でしょう。
なお、品質的にはIPS液晶でタッチパネル式で、タッチペンも付属です。
液晶は、タブレット的にも使う機種ですので、光沢(グレア)です。
メモリーは、4GBです。
内蔵ストレージは、120GBのeMMCです。
格安機によく見られる仕様ですが、問題ありません。
インターフェースは、(四角い)USB-A形状が両側に1つずつと、(丸い)USB-C形状が1つです。
速度規格は、どれもUSB3.0規格です。USB-A片側は、Powered USB(PCオフ時でも通電)です。
HDMI端子は付属です。
ネットワークは、Wi-Fi5とBluetooth 4.2です。
最新ではないですが、問題ありません。
カメラは、本機はインカメラは、普通のHDカメラで、アウトカメラが500万画素です。
バッテリーは、最大10.2時間です。
キーボードは、やはり、省スペースで、矢印の部分など、少し押し込んだような配置です。
とはいえ、小さいながらFキーあります。一方、耐水性キーボードで、タブレット形状で使う際に持ち手にキーボードがくる形状ですが、ストロークは1.6mmとわりととります。
オフィスソフトは、Microsoft Office Home & Business 2021が付属です。
+2万円強の価値はあるでしょう。
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以上、NEC LAVIE N11の紹介でした。
超小型ノートPCで10万円以内で、Intel系CPUを搭載しつつ「そこそこ快適な性能」ということならば、本機でしょう。
価格としてもOffice 2021が付属することを勘案すると、決して高くないと思います。
ただ、モニターの解像度がHD(1366x768)ですので、この画面サイズの機種と考えても、解像度の物足りなさは感じます。
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【オフィスなし】(型番:NSLKC117N1SZ1B)
13・ LAVIE Direct N11
¥39,800 NECダイレクト (1/20執筆時)
【オフィスあり】(型番:NSLKB961N1NH1B)
14・NEC LAVIE Direct N11
¥59,600 NECダイレクト (1/20執筆時)
CPU:intel Celeron N4120
メモリ:4GB
ストレージ:eMMC64GB
モニター:11.6型 HD IPS 光沢
接続:USB-A (3.0)×1 USB-C (3.0) HDMI
通信:Bluetooth4.2 Wi-Fi 5
バッテリー:最大16.7時間
カメラ:96万画素/500万画素
OS: Windows 11 Home
重さ: 1.34kg
ソフト:Office 2019
保証:1年間
なお、直販では、CPUを換えて同じ筐体で、CPUを換えて売っています。
同じ4コア4スレッドのCPUですがスコアは少し落ちます。
この部分はともかく、eMMCが64GBに減っている部分は注意が必要です。
また、発売時期の関係でオフィス付きは、Office2019になります。
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【2021年発売】(執筆時在庫なし)
【Windows 11 Home】 82J1001AJP
15・Lenovo 300w Gen 3 AMD
¥(57,950) レノボ直販 (1/20執筆時)
【Windows 11 Pro】 82J10018JP
16・Lenovo 300w Gen 3 AMD
¥(67,870) レノボ直販 (1/20執筆時)
CPU:AMD 3015e
メモリ:8GB
ストレージ:256GB SSD /PCIe
モニター:11.6型 HD IPS 光沢
接続:USB-A (3.0)×1 USB-C (3.0) HDMI
通信:Bluetooth4.2 Wi-Fi 5
バッテリー:最大16.7時間
カメラ:96万画素/500万画素
OS: Windows 11 Home/Pro
重さ: 1.33kg
ソフト:
保証:1年間
加えて、先ほど説明した通り、レノボが過去に、同じ筐体の製品を Lenovo 300w Gen 3 AMDとして展開していました。
CPUは、AMD系のAMD 3015eでしたので、NECとは異なります。
そのほか、ストレージがSSDだったり、メモリが多かったりする部分で異なりました。
2022年後半に終売状態でしたので、説明はこれほどにしておきます。
【2022年発売】
【オフィスなし】YZ-NS501-N12
17・NEC LAVIE Direct N12
¥99,800 Amazon.co.jp (1/20執筆時)
【オフィスあり】YZ-NS502-N12
18・NEC LAVIE Direct N12
¥119,800 Amazon.co.jp (1/20執筆時)
CPU:intel Core i5-1130G7
メモリ:8GB
ストレージ: 256GB SSD
モニター:12.5型 フルID IPS 非光沢
接続:USB-A (3.0)×1 USB-C (3.1) HDMI
通信:Bluetooth 4.2 Wi-Fi 6
バッテリー:最大11.2時間
カメラ:720P
OS: Windows 11 Home
重さ: 955g
ソフト:Office 2021 H&B
保証:1年間
LAVIE Direct N12も、NECの小型ノートPCです。
ここまでみた製品は、教育市場向けが多かったと言えますが、本機は一般機です。
画面が多少大きめですが、「モバイル専用」の範疇なのでこちらで見ていきます。
OSは、 Windows 11 Homeです。
重さは、955gです。
1つ大きい13インチクラスにも、1kgを切る機種がないわけではないですが、本機は軽いです。筐体のサイズも、同社の13インチ機に比べると多少スリムです。
CPUは、4コア8スレッドのCore i5-1130G7(1.1GHz ×4)です。
スコアは9000前後です。
11インチクラスとしては、例外的にスペックが良いと言えます。
上図は、(モバイル用ではなく)全てのノートPCを含めた快適度を示したものですが、普通にメインマシンとしても「快適」に近い水準です。
ディスプレイは、12.5インチです。
しっかり、フルHDのIPSパネルで、非光沢なので、ビジネス用として必要なスペックは兼ね備えます。
メモリーも、8GBです。
内蔵ストレージは、256GBのSSDです。
第3世代のSSDですし、速度はeMMC採用機よりだいぶ速いでしょう。
インターフェースは、(四角い)USB-A形状が1つと、(丸い)USB-C形状が1つです。
ネットワークは、Wi-Fi6とBluetooth 5です。
こちらは、しっかり新しい仕様です。
速度規格は、どれもUSB3.0規格です。
USB-C端子は充電兼用になるため、端子数はさほど多くないです。
カメラは、付属です。
ただ、ビジネス用の他機と同じで、チャット用のシンプルなHDカメラに止まります。
なお、指紋センサーはないですが、顔認証(Windows Hello)に対応します。
バッテリーは、最大11.2時間です。
キーボードは、多少筐体サイズに余裕があるため、押し込んだ感じはないです。
アイソレーション式で打ちやすいでしょう。
オフィスソフトは、上位モデルのみ付属です。
Microsoft Office Home & Business 2021が付属です。
+2万円強の価値はあるでしょう。
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以上、LAVIE Direct N12の紹介でした。
13インチ機との「中間サイズ」ですので超小型ではないです。
ただ、このサイズならば、CPU部分にさほど妥協をしなくて良いため、モバイルでもメインに近い使い方ができないとこまる場合に選択肢になるでしょう。
今回の結論
超小型ノートPCのおすすめは、結論的にこの機種!
というわけで、今回は、モバイル用の超小型ノートパソコンを比較してきました。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。
2・超小型ノートPCの比較 (2) 【結論】
=最終的なおすすめ機種の提案
マシンパワー ★★★★★
読み書き速度 ★★★★★
ストレージの量 ★★★★☆
軽量性 ★★★★★★
バッテリーの保ち ★★★★★
画面の見やすさ ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
次回の2回目記事(こちら )は、結論編です。
今回紹介した11インチ前後のノートPC全製品から、目的別に、Atlasのおすすめ機種!を提案していきます。
ひきつづき、よろしくお願いします。
2回目記事は→こちら