Top 映像機器 比較2025' 最新ブルーレイプレーヤー20機の性能とおすすめ:4K Ultra HD HDR10+対応 (2)

2025年04月27日

比較2025' 最新ブルーレイプレーヤー20機の性能とおすすめ:4K Ultra HD HDR10+対応 (2)

1回目記事からの続きです→こちら

今回の結論!
ブルーレイプレーヤーのおすすめ機種は結論的にこれ!

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1・ブルーレイプレーヤーの比較 (1)
  1-1・Blu-ray(フルHD)
  1-2:Ultra HD Blu-ray(4K)
2・ブルーレイプレーヤーの比較 (2)
  =最終的なおすすめの提案【結論】

 というわけで、今回は各社のブルーレイプレーヤーを比較してきました。

 2回目記事では、いつものように、Atlasのおすすめ機種を提案しておきたいと思います。


 第1に、将来にわたって長く利用したい方におすすめできるブルーレイプレーヤーは、

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 【2025年発売】

 11・パナソニック DP-UB45S-K
  ¥30,973 Amazon.co.jp (4/27執筆時)

 【2019年発売】

 12・パナソニック DP-UB45-K
  ¥26,000 Amazon.co.jp (4/27執筆時)

4K映像再生: 4K/60p/36bit
超解像度:
アップコンバート:4K フルHD
ネットワーク:有線LAN
ネット動画:
接続端子:HDMI 1系統

画質の良さ    ★★★★☆
音質の良さ    ★★★★☆
ネット動画再生  ★☆☆☆☆
対応フォーマット ★★★★★★
総合評価     ★★★★☆

 パナソニックDP-UB45でしょう。

 新旧ありますが、性能差はないので、値段で決めてOKです。

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 長く利用したいならば、最新規格のUltra-HDブルーレイに対応する点は「基本」です。

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 そのような機種は多くあります。

 しかし、メディア側の規格として、HDR+10・ドルビージョンに対応している製品は現状で多くないため、比較優位があります。

 映像処理面では、超解像技術など、卓越した技術はないです。

 しかし、繰り返し書いてきたように、「テレビ側に処理を任せて良い」部分ですし、各社とも、今だと、4Kアップコンバート部分を含め、ライバル社とそこまで個性的な機能性はないです。

 むしろ、この値段までコストカットできて「お買い得感」がでています。

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 ネットワーク部分も、有線LANがあるだけです。

 しかし、プレーヤー内蔵型だと、エンジン(CPU)の部分であまり快適に使えないのと、対応するコンテンツも少ないです。

 この部分はプレーヤーではなく、基本的には【セットトップボックスの比較記事】で紹介したようなAmazonなり、Googleなり、Appleなりの製品をTVに直に付ける方が良いかと思います。

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 【2023年発売】

 16・LGエレクトロニクス UBK80S
  ¥17,171 Amazon.co.jp (4/27執筆時)

4K映像再生: 4K/60p/36bit
超解像度:
アップコンバート:4K フルHD
ネットワーク:有線LAN
ネット動画:
接続端子:HDMI 1系統

 一方、Ultra-HD対応で、「安め」を狙う場合、LGの UBK80Sも候補です。

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 こちらでも、しっかりした、4Kアップコンバート機能があります。

 本編で書いたように、Ultra-HD対応でも、現状で(そこまで)メーカー間の機能差は、感じられない状況です。

 本機を選んでも、問題ないです。


 第2に、中級シアターシステムに合いそうな、音質重視のブルーレイプレーヤーとしては、

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 【2019年発売】

 15・SONY UBP-X800M2
  ¥71,220 Amazon.co.jp (4/27執筆時)

4K映像再生: 4K/60p/36bit
超解像度:
アップコンバート:4Kアップコンバート
ネットワーク:無線LAN 有線LAN
ネット動画: 対応
接続端子:HDMI 光デジタル 同軸デジタル

画質の良さ    ★★★★☆
音質の良さ    ★★★★★★
ネット動画再生  ★★★★☆
対応フォーマット ★★★★★
総合評価     ★★★★★

  SONYのUBP-X800M2でしょう。

 本編で書いたように、在庫限りですが、まだ、一定数ありました。

 振動部分で、HDD未搭載の機種をマストとする場合、(Atlasが思うに)オーディオグレードの大手国産品はこれで最後かなあと思います。

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 画質面では、Panasonic同様に、テレビ側に任せる方針です。

 ただ、トリルミナス対応で、かつ、「4Kブラビアモード」も搭載です。

 【4K液晶テレビの比較記事】で書いたような、SONYの最新の液晶テレビをお持ちの方は、とくに相性が良いでしょう。

 規格対応もでは、HDR+10にこそ対応しませんが、HDR10とドルビージョンには対応するため、問題ありません。 

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 音質面は、ソフト面では、さほど強調すべきものはないです。

 ただ、ハード的に、音響グレードの振動対策ノイズ対策があります。

 シアタールームに使うなどで、この部分にもこだわるならば、本機は良いかと思います。

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 ネットワーク機能は、先述のように、個人的には、先述のように【セットトップボックスの比較記事】で紹介したような製品を別にテレビに付けて運用したほうが良いかと思います。

 ただ、少し昔のプロジェクターへの投写など、何らかの事情がある場合、YouTubeほか、AmazonのビデオNetflixを含めて、本機は、充実するので、割と良いでしょう。


 第3に、子供用や、寝室用など、比較的価格の安いブルーレイプレーヤーを探している場合におすすめなのは、

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 【2015年発売】

 5・SONY BDP-S1500 BM
  ¥16,176 Amazon.co.jp (
4/27執筆時)

映像出力:フルHD画質まで
超解像度:
アップコンバート:プレシジョンシネマHD
ネットワーク:有線LAN
ネット動画: 一部対応
接続端子:HDMI 同軸×1

画質の良さ    ★★★☆☆
音質の良さ    ★★★☆☆
ネット動画再生  ★★★★☆
対応フォーマット ★★★☆☆
総合評価     ★★★★☆

 ソニーのBDP-S1500 BMでしょう。

 ただ、同じほどの値段ならば、ソニーの2015年機なと思います。

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 画質面の技術は、アップコンバートの部分で、DVDなどの低解像ソースを補正するプレシジョンシネマHDは、他社より多少ですが「」があります

 子供用と考えれば、DVD程度のソースの場合もあるでしょうし、テレビ側も、補正が充実しない小型テレビでの運用もあると思いますし、その部分を重視しました。

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 音質面でも、HDMIで普通にテレビに出せますし、問題ないです。

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 利便性は、この価格帯では珍しく、有線LANのみの仕様ながら、ネット動画対応です。

 Huluなど一部サービスアウトしたものもありつつですが、現在でも、Netflix・YouTube・Amazonビデオなどは利用できます。

 先述のように、ここは、別売対応でも良いです。

 しかし、内蔵されていれば、端末部分のコストは浮くので、子供部屋や寝室用として、コストを削減するならば、この仕様も「あり」かと思いました。

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 【2024年発売】

 1・パナソニック DMP-BD90S-K
  ¥11,936 Amazon.co.jp (4/27執筆時)

映像出力:フルHD画質まで
超解像度:
アップコンバート:
ネットワーク:
ネット動画:
接続端子:HDMI 1系統

 ネット対応が、不要ならば、 本編で見た、LG・東芝・パナソニックの入門機を含めて「値段で決めて良い」と思います。

 いまだと、比較的安めの大手製と言えるパナソニックがよさそうです。


 第4に、画質・音質ともこだわった超高級機としてオススメできるのは、

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 【2022年発売】(レコーダー)

 17・Panasonic DMR-ZR1
  ¥336,800 楽天市場 (4/27執筆時)

4K映像再生: 4K/60p/36bit
超解像度:4K超解像/W超解像
アップコンバート:4KダイレクトクロマPlus
ネットワーク:無線LAN 有線LAN
ネット動画: 対応
接続端子:HDMI /光デジタル/同軸デジタル

画質の良さ    ★★★★★★
音質の良さ    ★★★★★★
ネット動画再生  ★★★★★
対応フォーマット ★★★★★
総合評価     ★★★★★★

 パナソニックプレミアム4Kディーガ DMR-ZR1でしょう。

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 画質面では、KダイレクトクロマアップコンバートPlus4K超解像など、同社にテレビ上位機に匹敵する能力を持ちます。

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 一般的にこれらの機能は「テレビ任せ」にもできます。

 ただ、このブログの【プロジェクターの比較記事】で書いたような製品とつなげる場合、(液晶の)TVのようには、高度が画質調整が得られない機種が多いため、こうした機能は、有効でしょう。

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 音質面では、オーディオ用のパーツや、電源部分の強化など、下手なアンプよりこだわった設計が「売り」です。

 パナソニックは、高級オーディオの「テクニクス部門」を抱えるため、その技術が織り込まれています。また、アナログ7ch出力に対応するため、アンプを別に買いたくない方にもおすすめです。

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 映像面は、ドルビービジョンのほか、HDR10+規格にも先行的に対応している点が評価できます。

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 【2024年発売】

 19・MAGNETAR UDP800
  ¥330,000 楽天市場 (4/27執筆時)

4K映像再生: 4K/60p/36bit
超解像度:
アップコンバート:
ネットワーク:有線LAN
ネット動画:
接続端子:HDMI /光デジタル/同軸デジタル 

 なお、レコーダー型は、(こだわる場合)どうしてもノイズ部分が問題になります。

 パナソニックも対策じゃありますが、万全を期したい場合は、海外のユニバーサルディスクプレーヤーしか、現状、選択肢がないです。

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 他社からもいくつか出ていますが、ほぼ同じプロセッサ(MediaTek MT8581)ですし、音響パーツ部分以外は、さほど仕様差はないように思えます。

 日本の代理店も中堅のエミライですし、保証性もある程度担保されるかと思います。

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1・SONYのブルーレイレコーダー
2・パナソニックのブルーレイディーガ

3・東芝の全録レグザブルーレイ  
4・シャープのアクオスブルーレイ
5・おすすめブルーレイレコーダー 【結論】

 このブログでは、パナソニック以外の製品も色々みていますので、よろしければ、ご覧ください。

補足:このブログの関連記事の紹介

 というわけで、今回は、ブルーレイプレーヤーの紹介でした。

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 なお、このブログには、ホームシアター関連の記事として、以下のようなものがあります。

1・AVアンプの比較
2・サウンドバーの比較
3・シアター用スピーカーの比較
4・プリメインアンプの比較
5・BDレコーダーの比較
6・液晶テレビの比較
7・家庭用プロジェクターの比較

 これらの記事もよろしくお願いします。

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 最後になりましたが、この記事がお役に立ったようならば、はてなブックマークやTwitter、Facebookなどで話題を共有していただけると嬉しいです。

 (1回目からの続きとなりますので、前回記事をご紹介いただけると、いっそう嬉しいです!)

ではでは。

posted by Atlas at 11:50 | 映像機器

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