Top オーディオ製品 比較2024' ホームシアタースピーカー41組の性能とおすすめ・選び方:5.1chシアターシステムセット (2)

2024年01月20日

比較2024' ホームシアタースピーカー41組の性能とおすすめ・選び方:5.1chシアターシステムセット (2)

【今回レビューする内容】2024年 5.1chホームシアターシステム・ホームシアター用スピーカーセットの性能とおすすめ・選び方 7.1ch対応

【比較する製品型番JBL STAGEシリーズ A180 A125C A120 A100P A190 A125C A130 A100P JBL STUDIO 6シリーズ JBL STUDIO 698 680W 625C 620W 630W 660P DALI SPEKTORシリーズ DALI SPEKTOR6 SPEKTOR2 SPEKTOR VOKAL DALI SPEKTOR1 SUBE-9N DALI OBEIRONシリーズ DALI OBERON1 DALI OBERON3 OBERON5 DALI OBERON7 OBERON9 OBERON VOKAL Logitech Z906 5.1ch Polk Audio Monitor XTシリーズXT60 MXT60 XT30 MXT30 PSW 10 XT70 MXT70 XT35 MXT35 XT12 MXT12 ELAC Uni-Fi Referenceシリーズ UFR52 UCR52

今回のお題
ホームシアター用スピーカーセットのおすすめはどの機種?

 どもAtlasです。

 今日は、2024年1月現在、最新のホームシアター用のスピーカーセットの比較の2回目記事です。

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1・シアタースピーカーの比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:ヤマハ〈日本〉
 1-2:ソニー〈日本〉
 1-3:DENON〈日本〉
2・シアタースピーカーの比較 (2)
 2-1:JBL〈米国〉
 2-2:DALI〈北欧〉
 2-3:Polk Audio〈米国〉
 2-4:ELAC〈ドイツ〉
 2-5:ロジテック〈スイス〉
3・シアタースピーカーの比較 (3)
 3-1:Klipsch〈米国〉 
 3-2:他の製品
 3-2:最終的なおすすめの提案【結論】

 2回目記事では、JBL・ダリ・モニターオーディオなど、海外メーカーの製品を中心に紹介していきます。

重低音     ★★★★★
音場の立体感  ★★★★★
音の個性    ★★★★★
声の聞きやすさ ★★★★★
価格の安さ   ★★★★★
総合評価    ★★★★★

 その後、上表のようなポイントからAtlasのおすすめ機種!」を提案する形で記事を書いていきます。

 よろしくお願いします。

2-1・JBLのシアターシステム

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 はじめに、米国のJBLのシアターシステムです。

 米国を代表する音響ブランドの1つです。

 デンキヤ店頭では、セット展示があまり見られないですが、大手だけにしっかりラインナップがあります。

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 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で書いていきます。


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 【2019年発売】

 ・JBL STAGEシリーズ

 【フロントスピーカー 1本】

 17・JBL STAGE A180
  ¥45,000 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 17・JBL STAGE A125C
  ¥34,299 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

 【サラウンドスピーカー 1本】

 17・JBL STAGE A120
  ¥29,980 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

 【サブウーファー 】

 17・JBL STAGE A100P
  ¥41,800 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:16cm×2+2.5cm(2.5WAY式)
センター:13.3cm×2+.2.5cm
サラウンド:11.4cm+2.5cm
サブウーファー:150W

 JBLStageシリーズは、ホームシアターセットとして同社が提案している製品としては、最も安いモデルです。

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 価格は、5.1chを構築する場合、だいたい20万円強の予算となりますから、「高級機」の部類です。

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 フロントスピーカーは、トールボーイタイプです。

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 トゥイーターは、2.5cmのアルミニウム高音域ユニットです。

 素材としてはヤマハにも見られたもので「きらびやかに響く」のが特長です。

 ただし、形状は独創的なホーン型です。

 JBLは、この形式にこだわりがあり、同社の高級機でも採用される「スピーカーの顔」です。

 形状が示すとおり、これは指向性(音の広がり)に寄与し、リスニングポイントが広いです。

 大きく設置位置に左右されず、ステレオ感が得れるため、(多チャンネルだけでなく)いわゆる、2.0chのステレオも楽しみたい方にも、良いでしょう。

 ウーファーは、16.5cmのポリセルロース製です。

 ヤマハの同級機といえるTHEATER SOUND 585と同じほどのサイズです。

 一方、こちらは、ウーファー2機のクロス点(音の受け渡しのHz数)をずらしているので、 JBLは「2.5ウェイ式」という耳慣れない表現を使っています。

 同社は、傾向として(ボーカルやニュースなどに重要な)中音域を大事にするメーカーなので、こうした構成にしたと思われます。

 再生周波数帯域は、40Hz〜40kHzです。

 低音域は、クラス的にも十分なスペックですが、高音域については「ほどほど」です。

 米国企業は、(日本系ほど)ハイレゾに前向きでない部分が出ていると思います。繰り返しますが、(ドンシャリせず)中音域は充実しますので、このあたりはバーターです。

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 また、普通に映画やCDを楽しむならば、さほどの高音域は不要ですが、4K画質の Ultra HD ブルーレイは、ハイレゾ録音なので、こだわりたい方には、注意点となります。

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 サラウンドスピーカーは、2ウェイ方式で、後ろにバスレフポートがある形式です。

 ウーファーの口径は11.4cmでフロントより小さめですが、このシステムで重要なホーン型トゥイーターは、2.5cmとサイズを合わせています。

 この部分の指向性が、このシステムのサラウンド感の「キモ」で特長なので、しっかりさせています。

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 センタースピーカーは、ウーファーが11.4cmです。

 ウーファーの口径は、やはり非統一的ですが、やはり、ホーン型トゥイーターは、同じシステムを採用しており、個人的に好感が持てます。

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 サブウーファーは、下部ではなく、前面にドライバーを配置する仕様です。

 口径は、250mmで、実用最大出力150Wです。

 値段的にも、この部分をケチっておらず、パワフルと言えます。

 スピーカーケーブルは、JBLは未付属です。

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 以上、JBLStageシリーズの紹介でした。

 指向性が良いホーン型トゥイーターの搭載が魅力です。この場合、スピーカーの位置設定の自由がある程度きくので、設置する部屋が変則的な形状の場合は、とくに良いでしょう。

 先述のように、フロントスピーカーだけ使ったステレオの音楽鑑賞にも良い構成だと思います。

 一方、ハイレゾ音源に対応させたい場合は、ヤマハなど他社の方が良いでしょうが、その分中音域は充実するので、普通のニュースなどにも使う場合は、逆に良い選択肢となります。

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 【2019年発売】

 ・JBL STAGEシリーズ(上位構成)

 【フロントスピーカー 1本】

 18・JBL STAGE A190
  ¥60,000 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 18・JBL STAGE A125C
  ¥34,299 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

 【サラウンドスピーカー 1本】

 18・JBL STAGE A130
  ¥32,967 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

 【サブウーファー 】

 18・JBL STAGE A100P
  ¥41,650 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:20cm×2+2.5cm(2.5WAY式)
センター:13cm×2+.2.5cm
サラウンド:13.3cm+2.5cm
サブウーファー:150W

 なお、JBLStageシリーズは、フロントスピーカーとサラウンドスピーカーが2系統あるため、以上のような構成も可能です。

 この場合、サラウンドスピーカーの口径がセンタースピーカーと揃うので、数千円の増額になりますが、A130を選んだ方が良い気がします。

 予算的には、全体で25万を超えますので、フロントスピーカーは予算の都合で良いでしょう。


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 【2019年発売】

 ・JBL STUDIO 6シリーズ

 【フロントスピーカー 1本】

 19・JBL STUDIO 698  
  ¥138,600 Amazon.co.jp (1/20執筆時)
)

 【センタースピーカー 1本】

 19・JBL STUDIO 625C  
  ¥69,300 Amazon.co.jp (1/20執筆時))

 【サラウンドスピーカー 2本】

 19・JBL STUDIO 630W
  ¥99,999 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

 【サブウーファー 】

 19・JBL STUDIO 660P
  ¥146,771 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:20×2+15+2.5cm(3WAY)
センター:13.3cm×2+.2.5cm
サラウンド:16.5cm+2.5cm
サブウーファー:1000W

 JBLStudioシリーズは、JBLの上位グレードのホームシアターセットです。

 価格は、5.1chを構築する場合、70万円台の予算となります。

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 フロントスピーカーは、本機もトールボーイですが、3ウェイ4スピーカーとなります。

 トゥイーターは、こちらも指向性を重視した、2.5cmのホーン型です。

 ただ、本機の場合、HDI(High Definition Imaging)ホーンとの表記があります。もともと、超高級の同社のコンサートホール用高級機に採用されていた技術で、このグレードでは初採用です。

 発送は下位機種と同じですが、指向性の部分で大きな機能差があるとされます。

 ウーファーは、20cmのPolyPlasウーファーがデュアルで搭載です。

 素材の詳細は不明ですが、樹脂製であることは間違いないでしょう。

 本機の場合は、2機ともクロスは同じにしています。

 ミッドレンジスピーカーは、本機の特長で、15cmユニットが搭載です。

 繰り返しますが、中音域を重視するJBLの哲学に沿ったものでしょう。

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 再生周波数帯域は、36Hz〜40kHzです。

 低音域が下位機種よりやや向上していますが、高音域は、このグレードも「ほどほど」です。

 ハイレゾ録音の4K画質の Ultra HD ブルーレイを再生する場合は、引き続き注意点となります。

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 サラウンドスピーカーは、本機の場合ペアでの販売です。

 2ウェイ方式で、ウーファーの口径は16.5cm、ホーンは2.5cmです。

 やや大きめで、単独のブックシェルフとしても使える感じです。素材と仕組みは、フロントスピーカーと合わせています。

 センタースピーカーは、ウーファーが13.3cmです。

 ウーファーの口径は、この構成だと、やはり非統一的ですが、素材は合わせていますし、ホーンの部分は、同じ仕組みであり、やはりこだわりを感じます。。

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 サブウーファーは、一機でシステムを組めるほどの値段になります。

 1000Wアンプで、周波数特性は28Hzからです(定格出力は500W)。今回紹介するような、セットシステムでは、「モンスター級」でしょう。口径も30cmです。

 スピーカーケーブルは、JBLは未付属です。

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 以上、JBLStudioシリーズの紹介でした。多くのかたには値段的に「他山の石」でしょう。

 指向性の強いホーン型と中音域を重視する思想は、下位機種も同様ですし、最先端の高級技術を感じつつ、同じ系統の下位シリーズを選ぶ、というのが、一般的でしょう。

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 【2019年発売】

 ・JBL STUDIO 6シリーズ

 【フロントスピーカー 2本】

 20・JBL STUDIO 680 W  
  ¥91,734 楽天市場 (1/20執筆時)筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 20・JBL STUDIO 625C  
  ¥69,300 Amazon.co.jp (1/20執筆時))

 【サラウンドスピーカー 2本】

 20・JBL STUDIO 620 W
  ¥87,953 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

 【サブウーファー 】

 20・JBL STUDIO 660P
  ¥146,4771 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:16.5×2+2.5cm(2.5WAY)
センター:13.3cm×2+.2.5cm
サラウンド:13.3cm+2.5cm
サブウーファー:1000W

 なお、JBLStudioシリーズは、フロントスピーカーとサラウンドスピーカーが2種類用意されるため、50万円前後の構成も可能です。

 フロントスピーカーは、ペアなので、 STUDIO 698を選ぶよりかなり節約になります。

 とはいえ、構成としてミッドレンジスピーカーの省略された2.5ch構成と、下位シリーズと同じになるため、価格差はありますが、Studioシリーズで組むならば、上位機でしょう。

 サラウンドスピーカーは、一方、口径的にセンタースピーカーと口径がそろうものの、フロントスピーカーとは異なりますし、サイズ感が許せば、上位構成のほうが良いと思います。

2-2・ダリのシアターシステム

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 つづいて、北欧のダリのシアタースピーカーです。

 独特の音響哲学と個性があり、暖かみのある音は、ステレオを含め日本でもコア層の人気があります。


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 【2019年発売】

 ・DALI SPEKTORシリーズ

 【フロントスピーカー 1本】

 21・DALI SPEKTOR6【単品 茶】
 22・DALI SPEKTOR6/B【単品 黒】
 23・DALI SPEKTOR6/W【単品 白】
  ¥44,500 楽天市場 (1/20執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 21・DALI SPEKTOR VOKAL【茶】
 22・DALI SPEKTOR VOKAL/B【黒】
 23・DALI SPEKTOR VOKAL/W【白】
  ¥22,095 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

 【サラウンドスピーカー 2本】

 21・DALI SPEKTOR1【茶】
 22・DALI SPEKTOR1/B【黒】
 23・DALI SPEKTOR/W【白】
  ¥27,558 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

 【サブウーファー 】SUBE9Fは終売

 21'・DALI SUBE-9N
  ¥76,084 楽天市場 (
1/20執筆時

チャンネル数:5.1ch
フロント:16.5cm×2+2.5cm(2.5WAY式)
センター:11.5cm×2+.2.5cm
サラウンド:11.5cm+2.1cm
サブウーファー:220W(推奨170W)

 DALI SPEKTORシリーズは、ダリ推奨のシアターシステム構成では、最も安価なセットです。

 ダリは、北欧のデンマークメーカーです。

 ユーロ系ですし、シアターシステムでも、どちらかというと、落ち着いた音楽を楽しみたい方には、良いブランドです

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 本体色は、ブラウン以外に、黒と白もあります。

 白はほこりが目立ちますし、キズも目立つので、扱いにくいでしょう。

 価格は、フロントをトールボーイ型にして5.1chを構築する場合、20万円強の予算となります。

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 フロントスピーカーは、トールボーイタイプです。

 ダブルウーファー構成の「2.5ウェイ」で、JBL下位機と構成は同じです。 

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 スピーカーは、16cmコーン型Wウーファーと、2.5cmのソフトドーム型トゥイーターです。

 ウーファーのコーンの素材は、ウッドファイバーです。

 ペーパーコーンに比べると剛性が高い素材ですが、繊維系ほど硬い音がしないといえます。

 完全木製のウッドコーンとは音色は異なるのですが、落ち着いた「オトナな」音質です。

 トゥイーターは、シルク繊維をつかったシルク・ドーム・ツィーターです。

 同社のお馴染みの素材で、そのナチュラル系のサウンドの素です。

 音質は、JBLと同じで中音域を大事にしますが、「騒がしい」音楽というより、クラシックなどに合わせやすい傾向です。

 再生周波数帯域は、43Hz〜26kHzです。

 いたずらに、広域を追わない構成で、ハイレゾ対応水準でもありません。

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 サラウンドスピーカーは、2ウェイ方式で、後ろにバスレフポートがある形式です。

 ウーファー・トゥイーターの口径は、フロントより小さめです。

 トゥイーターだけでも合わせたい場合は、SPEKTOR2をリアに使うことも有り得るでしょう。

 センタースピーカーは、トゥイーター2.5cmで、ウーファーが11cmとなります。

 いずれも素材は同じです。

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 サブウーファーは、前面にドライバーを配置する仕様です。

 標準構成はSUB E9Fでしたが、2021年に後継機が出たので在庫限りです。

 ただ、型番のみの変更で、SUBE-9Nがその後継機です。

 この場合、口径は、230mmのアルミニウム製で、実用最大出力220Wです。

 ダリは基本的には穏やかな音質なので、シアター対応させるためには、これくらいの出力は必要でしょう。

 スピーカーケーブルは、未付属です

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 以上、DALISPEKTORシリーズの紹介でした。

 リビングでクラシックな音楽やBGM中心に聴くならば、ウッドコーンの採用を含め、聴き疲れしない、飽きの来ない音が再生できるでしょう。

 ただ、ハリウッド映画的な映画館のサウンドを再生するという方向性との相性はイマイチなほか、ハイレゾに対応できない部分は、注意が必要です。

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 【フロントスピーカー 】

 24・DALI SPEKTOR2【ペア 茶】
 25・DALI SPEKTOR2【ペア 黒】
 26・DALI SPEKTOR2/W【ペア 白】
  ¥36,144 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

 一方、2020年に新構成が提案され、フロントスピーカー用に、小型のSPEKTOR2がでました。

 これをフロントスピーカーとして、サブウーファーを(他社の)もう少し安めで考えれば、それなりの値段(12万前後)で収まります。

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 ・DALI スピーカースタンド E600/B [ペア]
  ¥30,096 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

 ただ、スタンド導入費を考えると、あまり変わらないでしょうか。


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 【2019年発売】

 ・DALI OBERONシリーズ (130mm構成)

 【フロントスピーカー 2本 】

 27・DALI OBERON5 (DW)【黒】
 28・DALI OBERON5 (LO)【オーク】
 29・DALI OBERON5 (WH)【白】
  ¥95,575 楽天市場 (1/20執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 27・DALI OBERON VOKAL (BA)
 28・DALI OBERON VOKAL (LO)
 29・DALI OBERON VOKAL (WH)
  ¥57,112 楽天市場 (1/20執筆時)

 【サラウンドスピーカー 2本】

 27・DALI OBERON 1 (BA)
 28・DALI OBERON 1 (LO)
 29・DALI OBERON 1 (WH)
  ¥47,883 楽天市場 (1/20執筆時)

 【サブウーファー 】SUBE9Fは終売

 29'・DALI SUBE-9N
  ¥76,084 楽天市場 (
1/20執筆時

チャンネル数:5.1ch
フロント:13cm×2+2.9cm(2.5WAY式)
センター:13cm×2+.2.9cm
サラウンド:13cm+2.9cm
サブウーファー:220W(推奨170W)

 DALI OBERON5 は、DALIの上位構成のホームシアターシステムです。

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 本体色は、黒と白です。

 白は「全白」と側面がライトオークのモデルがあります。

 価格は、本機は構成例が多いのですが、上記のように、フロントをトールボーイ型にして5.1chを構築する場合、30万円前後の予算となります。

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 スピーカー構成は、センターがトールボーイタイプです。

 あとの構成も、下位機種(SPEKTORシリーズ)と同じです。

 素材も、ウッドファイバーですから同じですが、比較した場合、ユニットの大きさが少しずつ大きいです。

 また、全ユニットについて、ウーハーにSMCマグネット(ソフト・マグネティック・コンパウンド)と、4層CCAW(銅被膜アルミニウム線)を採用するなど作りが丁寧です。

 いずれもダリの上位機に採用されてきた技術であり、音の歪みの少なさを含めた音質の向上が見込めます。

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 音質は、ユニット素材と哲学が同じ以上、音の傾向は下位機種と同じ方向性です。アナログ的なサウンドに強い仕様です。

 DALIのスピーカー(サラウンドスピーカー)は、ステレオ用でも人気なので、下位シリーズを含め【ブックシェルフ型スピーカーの比較】でも、詳しく紹介しました。

 そちらでも書きましたが、SPEKTORシリーズと同じ哲学ながら、音質の安定性(豊かさ)のレベルで視聴の際には感じます。

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 サブウーファーは、下位機種と同じものです。

 SUBE-9Nの場合、口径は、230mmのアルミニウム製で、実用最大出力220Wです。

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 以上、DALI OBERON5の紹介でした。

 マルチチャンネルでも音楽を楽しみたい方には、本機は候補でしょう。

 逆に映画用としては、(まあ)少しもったいない構成ですし、ガンガンならすような意味では少し合わないです。音楽メインで音を楽しみたいならば、この予算を出す価値はありそうです。

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 ・DALI OBERONシリーズ (180mm構成)

 【フロントスピーカー 1本 2WAY】

 30・DALI OBERON7 (BA)
 31・DALI OBERON7 (LO)
 32・DALI OBERON7 (WH)
  ¥74,429 楽天市場 (1/20執筆時)

 【フロントスピーカー 1本 3WAY】

 32'・DALI OBERON 9 (BA)
  ¥129,880 楽天市場 (1/20執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:18cm×2+2.9cm(2.5WAY式)
センター:13cm×2+.2.9cm
サラウンド:18cm+2.9cm
サブウーファー:220W(推奨170W)

 一方、DALIOBERON7 は、フロントスピーカーの口径とウーファーの数が多い、上記の構成にすることも可能です。

 2WAYの18cmのユニットを併用する上位構成では、だいたい35万の予算、3WAY構成だと50万弱です。

2-3・ポークオーディオのシステム

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 つづいて、アメリカのモニターオーディオのシアタースピーカーです。

 結構な老舗オーディオブランドですが、日本の販売はしばらく途絶えていました。ただ、2021年頃から再度展開がはじまっています。


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 【2021年発売】

 ・MONITOR XT シリーズ(下位構成)

 【フロントスピーカー 1本】

 33・Polk Audio Monitor XT60 MXT60
  ¥25,545 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

  【センタースピーカー 1本】

 33・Polk Audio Monitor XT30 MXT30
  ¥21,155 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

 【サラウンドスピーカー 2本】

 33・Polk Audio Monitor XT15 MXT15
  ¥29,818 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

 【サブウーファー 】

 33・Polk Audio PSW10
  ¥29,520 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:16.5cm×2+2.5cm(2.5WAY式)
センター:13cm×2+.2.5cm
サラウンド:13cm+2.5cm
サブウーファー:100W
※下位構成の場合

 MONITOR XT シリーズは、米国のポークオーディオのシアターセットです。

 同社の看板シリーズの1つで、比較的値頃感がある点で人気です。

 価格は、このシリーズの「最安構成」で組む場合、上記のセットになります。

 だいたい13万円あたりの予算となります。

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 フロントスピーカーは、トールボーイタイプです。

 2.5ウェイ構成で、16.5cmのウーファー2基と2.5cmのトゥイーターです。

 それに(スピーカユニットのない)同じく16.5cmのパッシブラジエータを装備し、低音を強化します。

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 スピーカーユニットの素材は共通です。

 トゥイーターは、テリレン ドーム トゥイーターです。

 テリレンは、ポリエステル系の素材の名前です。日本ではダクロンとかテトロンと呼ばれていて、靴下や服などにも使われる剛性のある繊維です。

 ウーファーは、 バイ・ラミネート・コンポジット・ウーファーという表記です。

 こちらは詳細が不明ですが、ペーパー素材に何らかの加工をしたものでしょう。

 同社の上位シリーズとは異なる素材で、(トゥイーターほどは)強調はできないです。

 再生周波数帯域は、38Hz〜40kHzです。

 業界規格のハイレゾ基準に対応できる水準です。

 最近は、映画音楽もこの部分に対応する水準になってきたので、割と重要で、新製品らしいと言えます。

 サラウンドスピーカーも、2ウェイ方式です。

 口径は13.5cmなので揃いませんが、こだわる場合は、同じサイズの上位モデルを選択できます(後ほど紹介)

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 センタースピーカーは、トゥイーター2.5cmで、ウーファーが13cmとなります。

 いずれも素材は同じです。

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 サブウーファーは、ドライバー面にバスレスポートを持つ形式です。

 口径は250mmで、素材は多のスピーカーと同じです。

 サイズは、356×366×410mmですので、それなりに加減はあります。

 100Wの出力です。先述のように、やや高いので、この部分は妥協しても良いかと思います。

 スピーカーケーブルは、未付属です。

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 【ハイトモジュール】

 34・Polk Audio XT90 MXT90
  ¥20,055 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

 なお、本機についても、ハイトスピーカーがあるため、Dolby Atmosなどの立体音響を組むことも可能です。

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 以上、MONITOR XT シリーズの紹介でした。

 10〜15万円強の予算で組める点で、JBLの下位機などがライバルです。

 比べると、JBLにおけるホーン型トゥイーターなど「個性」は少なめで、オーソドックスな構成です。

 目立つ個性はないものの、(低音は十分出る上で)味付け少なめなので、ソースに左右されず使いやすいと言えます。

 リビングなどで利用する場合は、こういった性質でも良いでしょう。

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 【2021年発売】

 ・MONITOR XT シリーズ(上位構成)

 【フロントスピーカー 1本】

 35・Polk Audio Monitor XT70 MXT70
  ¥38,273 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 35・Polk Audio Monitor XT35 MXT35
  ¥28,955 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

 【サラウンドスピーカー 2本】

 35・Polk Audio Monitor XT MXT20
  ¥29,818 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

 【サブウーファー 】

 35・Polk Audio Monitor XT12 MXT12
  ¥37,507 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:16.5cm×2+2.5cm(2.5WAY式)
センター:16.5cm×4+.2.5cm
サラウンド:16.5cm+2.5cm
サブウーファー:100W

 なお、先述のように、本機は、それぞれのスピーカーについて、2種類ずつの展開なので、以上のような構成も可能です。

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 フロントスピーカーは、同じく2.5WAYですが、パッシブラジエータが2基になります。

 その他のパーツは、センタースピーカーのウーファーが4基になる部分と、それぞれのウーファーの口径が16.5cmと統一的になる以外は、同じです。

なお、フロントスピーカーはやや「ゴツい」ので、口径を揃えたい場合、その部分だけ、下位構成のユニットにしてもいいかと思います。

 予算的には、20万前後必要です。

2-4・ELACのシアターシステム

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 つづいて、ドイツのELACです。

 世界的に知られる高級オーディオメーカーです。(安くないですが)エントリークラスの組合せならば、まあまあの値段に収まるので、それだけ見ておきます。


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 【2022年発売】

 ・ELAC Uni-Fi Referenceシリーズ

 【フロントスピーカー 2本】

 36・ELAC Uni-Fi Reference UFR52
  ¥244,800 楽天市場 (1/20執筆時)

  【センタースピーカー 1本】

 36・ELAC Uni-Fi Reference UCR52
  ¥77,000 楽天市場 (1/20執筆時)

 【サラウンドスピーカー 2本】

 36・ELAC Uni-Fi Reference UBR62
  ¥122,400 楽天市場 (1/20執筆時)

 【サブウーファー 】(Debutシリーズ)

 36・ELAC Debut SUB3010
  ¥98,000 楽天市場 (1/20執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:10cm+2.5cm+13cm×3(3WAY)
センター:10cm+2.5cm+13cm×2
サラウンド:10cm+2.5cm+16.5cm
サブウーファー:400W

 ELAC Uni-Fi Referenceシリーズは、ドイツのELACのシアターセットです。

 サブウーファを除いて、全スピーカーがそろう現行モデルでは同社の最安となります。

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 価格は、5.1chを上の構成で組む場合、だいたい55万円前後の予算となります。

 また、リア用に用意されるBR62をメインに利用する場合は、もう少し安上がりです。

 サブウーファは、このシリーズ名を冠したモノがないので、同社の格安機となるDebutシリーズと仮に合わせています。

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 フロントスピーカーは、トールボーイタイプです。

 3ウェイ構成となります。

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 2.5cmトゥイーター10cmミッドレンジは、最も上のユニット部分に、重ねて同軸で配置されます。 

 この同軸配置が、Uni-Fi COAX Driveとしてこのシリーズの「売り」です。他のスピーカーもこの構成になります。

 これに加えて、13cmのウーファーが3基、その下部に付く構成です。

 最下段に大きなバスレフポートもあります。

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 スピーカーユニットの素材は、共通です。

 すべて、アルミ系の振動板が使われます。

 新開発の剛性があるタイプで、この部分もシリーズに共通する「哲学」で、アルミ特有の、艶やかな音がします。

 再生周波数帯域は、40Hz〜35kHzです。

 業界規格のハイレゾ基準に満たないスペックではありますが、ユニット構成上、向いていないとも言えないでしょう。

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 サラウンドスピーカーも、3ウェイ方式です。

 同軸配置された2.5cmトゥイーター10cmミッドレンジに、16.5cmのウーファーという構成です。

 ウーファーの口径がこちらだけ大きめでサイズが合わないのが、なんとなく違和感はあります。ただ、上位構成としてリアにするならば気にしなくても良いかと思います。

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 センタースピーカーも、3ウェイ方式です。

 同軸配置された2.5cmトゥイーター10cmミッドレンジに、13cmのウーファーが左右に2基という構成です。

 こちらは、フロントスピーカーと口径が合います。

 サブウーファーは、今のところシリーズ名を冠した製品が未発売です。

 同社の入門用のDebut SUB3010を仮に使う場合、25cmのドライバーと、同型のパッシブラジエータから構成され、400Wです。

 Bluetooth経由でスマホで操作できる面白い部分がある製品ですが、特段これでなくても良いかと思います

 スピーカーケーブルは、未付属です。

---

 以上、ELAC Uni-Fi Referenceシリーズの紹介でした。

 個人的に好きなスピーカーなので、(今ならば)これで組みたいかなと思いつつ書きました。

 アルミ系の振動板Uni-Fi COAX Driveというしっかりした個性がありつつ、特に、クラシックほかの音楽映像をみるのには、割と良いように思いました。

 できれば、ウーファーの口径があったほうが好みで、(トールボーイは割と良くみえるものの)その他のスピーカーの外装ももう少しこだわりが欲しいところもあるのですが、そこを除けば試したい気持ちが結構あります。

2-5・ロジテックのシアターシステム

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 つづいて、スイスのロジテック(Logitech)です。

 PC周辺機器メーカーとして、日本では「ロジクール」という名前での展開です。

 ただ、ホームシアターは並行輸入になり、日本での展開はないです。


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 【並行輸入品】【アンプ付属】

 37・Logitech Z906 5.1ch サラウンドスピーカー
  ¥85,284 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:フルレンジ
センター:
サラウンド:
サブウーファー:165W 

 LogitechZ906 は、日本では「ロジクール」で知られるPC周辺機器メーカーが海外限定で発売している機種です。

 価格は、米国では定価6万円弱($399.99)の製品となります。

 なお、下位機種として、1万円ほどのZ606もありますが、それは輸入されていません。

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 チャンネル数は、本格的な5.1chとなります。

 センタースピーカー・フロントスピーカー・サラウンドスピーカーは、ユニットサイズは非公開ながら、ヤマハ同様のフルレンジスピーカーです。

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 一方、この機種は(例外的に)アンプが同梱されます。

 そのため、別に買わなくても良い機種です。能力的には、トータル500Wの出力なので、日本で単品で買えば、2万円ほどの製品です。

 音声入力は、同軸×1・光端子×2・RCA×1という構成です。

 再生周波数帯域は、「非公開」です、

 米国中心に展開するメーカーは、このあたりには無頓着ですが、音は良いです。

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 サブウーファーは、一方で実用最大出力が165Wです。

 パワーは期待できそうです。サイズは、幅293×高さ291×奥行き319mmですから、ヤマハと同じほどです。

 スピーカーケーブルは、6本分が付属です。

---

 以上、LogitechZ906の紹介でした。

 アンプ部の価格が1万円、輸入送料を5000円と見込む場合、日本でスピーカーのみを買う場合は、ヤマハのNS-P40B同クラスです。

 ウーハーの強さは魅力で、実際の所、低音の重圧感は定評のあるユニット構成です。

 ただし、アメリカと日本では、コンセントは同じながら多少電圧が異なる点、並行輸入品として保証が得られない点で、リスクはあります。初心者は、手を出すべきではないでしょう。

次回につづく
ホームシアター用スピーカーセットのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今回は、ホームシアター向けのスピーカーについて、紹介してきました。

 しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

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3・シアタースピーカーの比較 (3)
 3-1:Klipsch〈米国〉 
 3-2:他の製品
 3-2:最終的なおすすめの提案【結論】

重低音     ★★★☆☆
音場の立体感  ★★★★☆
音の個性    ★★★☆☆
声の聞きやすさ ★★★★☆
価格の安さ   ★★★★★
総合評価    ★★★★☆

 次回3回目の最終回記事【こちら】では、クリプシュの製品をみたあと、ここまで紹介した全機種から、予算別・目的別に、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。

 引き続き、よろしくお願いします。

 第3回目記事は→こちら

posted by Atlas at 21:52 | オーディオ製品

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