【今回レビューする内容】2022年 コスト別!家庭用の浄水器の性能とおすすめ・選び方:
【比較する製品型番】三菱ケミカル クリンスイ CP405-WT CP012-WT CP012W-WT CP015-WT CP407-WT CPC5W-NW CP013-GR 東レ トレビーノ PT502SV PT304SV PT302SV PT306SV
今回のお題
不純物の除去能力の高い浄水器のおすすめはどの機種?
ども、Atlasです。
今日は、2022年3月現在、最新の家庭用浄水器の比較の2回目記事です。
1・家庭用浄水器の比較 (1)
1-1:ブリタ〈ポット式〉
1-2:東レ〈蛇口式〉
1-3:三菱ケミカル〈蛇口式〉
1-4:パナソニック〈蛇口式〉
2・家庭用浄水器の比較 (2)
2-1:三菱ケミカル〈ポット式〉
2-2:東レ〈ポット式〉
2-3:最終的なおすすめ機種の提案
前回の1回目記事でフォローできなかった、三菱と東レのポット式を紹介します。
なお、「浄水器の選び方の基本」は、1回目記事(こちら)の冒頭で説明しています。
検索エンジンから直接いらしていただいた方は、そちらからお読みいただければ、より分かりやすいかと思います。
よろしくお願いします。
6・三菱ケミカルのポット型浄水器
はじめに、三菱ケミカルのポット型の紹介です。
前編で紹介したブリタのライバルです。
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なお、ここからは、オススメポイントは赤字系で、イマイチな点は青字系で書いていきます。
【1.4L】
【通常型番】
31・三菱ケミカル クリンスイ CP405-WT
¥2,455 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
除去対応物質:12種類+2
カードリッジ寿命:計6ヶ月
流水量:0.1L/分
本体容量:1.4リットル
寸法:幅15.8×奥行10.5×高さ28.0cm
コスト:約4.818円 (1000L)
ポットシリーズ クリンスイ CP405は、三菱ケミカルが販売するポット式の浄水器です。
ブリタと同じで、必要な容量別にいくつかバリエーションがありますが、一般的なサイズは、ペットボトルと同じこちらでしょう。
本体容量は、1.5Lです。
【2021年発売】 【1.26L】
・BRITA(ブリタ) スタイル 【ブルー】
・BRITA(ブリタ) スタイル 【ライム】
¥4,563 楽天市場 (3/26執筆時)
除去対応物質:10種類+5
カードリッジ寿命:計2ヶ月
流水量:0.25L/分
本体容量:1.26リットル
寸法:幅24.1×奥行10.5×高さ27.4cm
コスト:約5,311円 (1000L)
前半でみたブリタで言えば、「スタイル」に相当するサイズです。
本体サイズは、ブリタよりコンパクトです。
しかし、本機はブリタ機と違ってペットボトル同様に取っ手がないので、持ちやすさの部分では微妙です。
除去できる物質は、ポット型のブリタより優秀です。
【水の美味しさに関わる物質】
1・残留塩素
2・カビ臭
【水の安全性に関わる物質】
3・濁り(鉄さびなど)
4・総トリハロメタン
5・農薬
6・テトラクロロエチレン(洗剤等)
7・トリクロロエチレン(洗剤等)
8・溶解性鉛
9・クロロホルム
10・ブロモジクロロメタン
11・ジブロモクロロメタン
12・ブロモホルム
なぜなら、冒頭で示したJIS規格で定められた12の汚染物質全てが除去できるからです。
それらに加えて、赤水などの原因となる微粒子状の鉄と、浄水処理に使われるアルミニウムの除去性能あり、総計で14種類です。
先述のように、ブリタは、中空糸フィルタがない構造なので、濁り(鉄さび)に対応しないため、この点でお悩みの場合は、三菱ケミカルになります。
浄水器用交換カートリッジ 3個入 CPC5Z
¥2,891 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
カードリッジの寿命は、1本あたり200Lまでです。
1日3.5L利用する場合の数値で、約2ヶ月使えます(約51日)。
ブリタとだいたい同じです。
ランニングコストは、3個入りの交換カードリッジを購入する場合、年間約4818円です。
ブリタより、少し安めとは言えますが、実際的な差はさほどはないです。
水流の速さは、少し課題です。
本機は、中空糸フィルタを使う関係もあり、流量が0.1L/分です。ブリタより(0.25L/分)相当遅く、1.5Lの水を貯める場合、15分必要です。
したがって、冷蔵庫に入れっぱなしで「放置」が原則です。
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以上、 三菱ケミカルのクリンスイ CP40の紹介でした。
除去性能はブリタより高く、特に鉄さびに対応できるので、配管問題(金味)でポット型を導入を考えるならば選択肢になります。
ただ、カードリッジ単価が高いほか、流水量が捕捉浄化に時間がかかるのが難点です。
その点で言えば、鉄さび対策が必要ならば、「蛇口直結式」を利用した方がコスパも良いですし、ストレスも少ないでしょう。
設置環境的に、どうしても「無理」という場合だけ、本機を選択肢とすると良いでしょう。
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なお、同じカードリッジを利用する、クリンスイポッドの現行機種は、現在のところ、ほかに、次のような種類があります。
【ポッドシリーズ】
【通常型番】(カードリッジ1個)
32・三菱レイヨン クリンスイ CP012-WT
¥2,527 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
【Amazon限定】(カードリッジ2個)
32・三菱レイヨン クリンスイ CP012W-WT
¥2,380 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
本体容量:0.9リットル
寸法:幅10.5×奥行10.5×高さ28.8cm
第1に、CP012です。
最も小型なモデルで幅がもないので、2Lペットボトルのような感覚で、冷蔵庫のドアポケットに入れたい方向きです。
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【1.0L】
36・三菱レイヨン クリンスイ CP015-WT
¥2,380 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
本体容量:1.0リットル
寸法:幅12.4×奥行10.7×高さ30.2cm
第2に、CP015です。
1Lモデルですが、完全にふたができる構造なので、横置きもできる構造です。
ただ、浄水時は縦でやるわけですから、10分間程は縦置きできない点は織り込んでください。
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【2.2L】
【通常型番】(カードリッジ1個)
33・三菱レイヨン クリンスイ CP407-WT
¥2,118 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
【Amazon限定】(カードリッジ2個)
33・三菱レイヨン クリンスイ CPC5W-NW
¥4,863 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
本体容量:2.2リットル
寸法:幅19.3×奥行10.5×高さ28.0cm
第3に、CP407です。
ブリタで言えば、アルーナXLに相当する、最大容量の製品です。
ただ、本機は流量が細いので、満水までに25分かかるのがネックです。
また、取っ手がない部分も、ここまでの容量になるとやや不安要素でしょう。
【アルカリポッドシリーズ】
34・三菱ケミカル クリンスイ CP013-GR
¥2,820 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
除去対応物質:12種類+2
カードリッジ寿命:計2ヶ月
流水量:0.06L/分
本体容量:1.3リットル
寸法:幅26.5×奥行11.5×高さ30.0cm
コスト:約7.228円 (1000L)
CP013は、三菱レイヨンが販売するポット式の浄水器です。
本体容量は、1.3Lです。
前半記事でみた、ブリタのスタイルと同程度の大きさです。
除去できる物質は、上でみた機種と同じで、JIS規格で定められた12の汚染物質と鉄とアルミニウムです。
一方、本機の場合、カードリッジ内に炭酸カルシウムが含有されるため、アルカリ水が作れるという独自性があります。
蛇口に取り付け、アルカリ水も出せるタイプについては【アルカリイオン整水器の比較記事】で紹介しました。
それと比較して、電気を使わずに、アルカリ水が出せる点を「売り」にしています。ただ、公平を期して言えば、正確なPH値を開示していません。
浄水器用交換カートリッジ 2個入 CPC7W-NW
¥2,891 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
カードリッジの寿命は、1日3.5Lの利用で約2ヶ月です。合計200リットルの浄水ができます。
ランニングコストは、2個入りの交換カードリッジを利用する場合、1000Lあたりで、7228円です。
機能性は評価できますが、コスパは悪いです。
水流の速さは、さらに遅く、0.06L/分です。
満水量を仕上げるのに20分以上かかるため、相当程度不便でしょう。
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以上、 三菱ケミカルのCP013-GRの紹介でした。
機能水を作るという発想のユニークさが評価できます。
ただ、肝心なアルカリ水の部分で、説明不足の部分が多いですし、選ぶのは少し難しいです。
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35・お米をおいしくするための水 JP407-R
35・お茶をおいしくするための水 JP407-T
35・お出汁をおいしくするための水 JP407-D
¥4,400 楽天市場 (3/26執筆時)
なお、三菱ケミカルは、2019年から、日本に「さらにガラパゴス化」した、3シリーズのポッドと対応カードリッジを追加販売します。
仕組みは不明です。しかし、おそらく炭酸カルシウムの濃度を調整して、それぞれ味を最適化させていると思われます。
7・東レのポット型浄水器
最後に、ポット型浄水器です。
【1.2L】
【通常型番】(カードリッジ1個)
36・東レ トレビーノ PT502SV
¥2,950 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
除去対応物質:11種類
カードリッジ寿命:計2ヶ月
流水量:0.35L/分
本体容量:1.2リットル
寸法:幅19.3×奥行11.7×高さ30.1cm
コスト:約7.450円 (1000L)
PT502SVは、東レが販売するポット式の浄水器です。
本体容量は、1.2Lです。
東レは、1.5L前後のサイズがないので、ドアポケットに無理なく入れられるサイズとなると本機の容量です。また、構造的に、本機は横置きも可能です。
本体サイズは、幅19.3×奥行11.7×高さ30.1cmです。
他社より、すこし背が高めという部分で、寸法はチェックしてください。
除去できる物質は、ブリタと並びます。
つまり、JIS規格12物質のうち、濁り(鉄さびなど)に非対応です。
本機は、浄水フィルターが、活性炭とイオン交換体のみで、中空糸フィルタがないためです。
一方、イオン交換体の量の関係か、ブリタ機が表明するような「水あかが付きにくい」という特長はないようです。
東レ 交換用カードリッジ2個 PTC.SV2J-P
¥2,980 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
カードリッジの寿命は、200Lの浄水容量なので、1日3.5L利用する場合の数値で、約2ヶ月です(約51日)。
この部分は他社と並びます。
ランニングコストは、2個入りの交換カードリッジを利用する場合、1000Lあたり、7,450円です。
他社と比較してコスパはかなり悪いと言えます。中空糸フィルタもない機種ですし、少し残念な部分です。
水流の速さは、一方、本機は、流量が0.35L/分です。
ブリタより(0.25L/分)速いので、作り忘れには強い機種です。
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以上、 東レのPT502SVの紹介でした。
強みは「時短浄水」でしょう。一方、カードリッジタンクが相当高めで、鉄さび対策もできない点が弱点です。
ポット型はどのメーカーも一長一短があるので、選ぶのは難しいです。しかし本機の場合、少なくとも中空糸フィルタがないフィルターでこの価格なので、ランニングコスト面で2社に大きく負けると言えます。
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37・東レ トレビーノ PT304SV
¥2,464 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
本体容量:2.1リットル
寸法:幅23.7×奥行10.1×高さ29.5cm
38・東レ トレビーノ PT302SV
¥2,455 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
本体容量:1.1リットル
寸法:幅15.7×奥行10.3×高さ28.2cm
39・東レ トレビーノ PT306SV
¥2,082 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
本体容量:0.8リットル
寸法:幅15.1×奥行8.6×高さ29.2cm
なお、東レも、同じカードリッジを使う製品のサイズ違いがいくつかあります。
三菱ケミカルに較べると、最大サイズについて、取っ手が用意されているので持ちやすそうです。
ただ、やはり、ランニングコストは悪いです。
今回の結論
家庭用浄水器のおすすめは結論的にこちら!
というわけで、今回は家庭用の浄水器についてレビューしてきました。
最後にいつものように、Atlasのおすすめ機種!について書いてみたいと思います。
第1に、浄水機能のヘビーユーザーに向く製品で、美味しさと安全性が両立できる機種は、
30・パナソニック TK-CJ23-H
¥10,255 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
除去対応物質:12+7種類
カードリッジ寿命:1.5年
流水量:1.8L/分
コスト:約2.700円 (1000L)
1・除去性能 ★★★★★★
2・消耗品の安さ ★★★★★★
3・流水量 ★★★★★
4・使い勝手 ★★★★★
5・総合評価 ★★★★★★
パナソニックのミズトピアTK-CJ23-Hでしょう。
除去できる汚染物質は、JIS基準を含めて、総計19種類と最も多いです。
しっかり効果を確認しているという部分では、もっとも信頼性の高い製品と評価できます。
本体の性能についても、泡沫シャワー搭載で20%の節水性もあるので、水道代を合わせた総経費は他機種にくらべても有利です。
水流の量も、1分間に1.8リットルです。
「超高速」な東レ上位機は、を除けば「速い」です。
交換用カートリッジ 2個 TK-CJ23C2
¥9,434 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
ランニングコストは、1000Lあたり約2700円です。
他社にもっと安いものはありますが、除去できる汚染物質の数と、水流の速さを考えれば、「優秀」な製品です。
カードリッジは、一方、2000Lと大きい部分は注意点です。
容量が多いので、1日3L程度の利用だと、余裕で1年以上「保ってしまう」からです。
先述のように、1本あたりの使用期限の目安(6ヶ月)があるので、それに応じるとすると、1日あたり10Lほど使う計算です。
したがって、浄水を料理ほかに(惜しみなく)多用したい方に向く製品です。とはいえ、飲料用だけでなく、野菜を洗ったり、お米を研いだりすれば、10L前後は意外と使うことは確かです。
第2に、料理などに便利な、高速水流が出せる機種としておすすめなのは、
【液晶あり】
13・東レ トレビーノ MK206SMX
¥5,573 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
【液晶なし】
14・東レ トレビーノ MK309MX-WH
¥4,970 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
除去対応物質:12種類+4
カードリッジ寿命:6ヶ月
流水量:3.0L/分
コスト:約3.767円 (1,000L)
1・除去性能 ★★★★★
2・消耗品の安さ ★★★★☆
3・流水量 ★★★★★★
4・使い勝手 ★★★★★
5・総合評価 ★★★★★
東レのトレビーノ カセッティの現在最上位モデルである、MK206SMXが良いと思います。
水流の量は、三菱より速いパナソニックに比べても2倍に近い、3.0リットル/分と相当な高速性をもちます。
そのため、例えば、炊飯や、ペットボトルでの冷却の際など「イライラ」しながら水を汲んでいた方には「最も向く」機種です。
除去できる物質は、下位機種と同じで、こちらも13種類の物質を全て除去できます。
なお、流水量は「高速」ですが、これは内部に2つの流水経路を持つからで、「速いから、除去が適当」ということはないので、安心できます。
交換用カートリッジ 2個入りMKC.SMX2
¥5,118 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
ランニングコストは、一方で、2つの流水経路を持つ関係で、1000Lあたり約3700円と、他社モデルを含めて、良いとは言えない水準です。
この点をどう評価するべきかがこの機種のポイントです。
しかし、「効率重視」で考えれば、倍速の水流で、やはり利便性から選べば、この機種です。
【2種類除去】1500L
塩素・濁り除去タイプ 2個 MKC.2J
¥2,945 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
なお、先述のように、東レは同じシリーズ内ならば、他のカセットも使えます。
ただ、本機の流量の速さは、カセット自体の工夫なので、ほかのカセットだとスピードは普通になるので注意しましょう。
仮に、別の品に交換した際は、液晶表示項目がずれるため、説明書を見ながら再設定が必要である点も、注意してください。
第3に、JIS基準をクリアした上で、ランニングコストが安い機種としておすすめなのは、
【2020年】
【液晶あり】
26・三菱ケミカル・クリンスイ CSP901-WT
¥6,345 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
【液晶なし】
27・三菱ケミカル・クリンスイ CSP501-WT
¥2,378 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
除去対応物質:12+2種類
カードリッジ寿命:8ヶ月
流水量:1.6L/分
コスト:約2.286円 (1000L)
1・除去性能 ★★★★★
2・消耗品の安さ ★★★★★★
3・流水量 ★★★★☆
4・使い勝手 ★★★★★
5・総合評価 ★★★★★
三菱ケミカルのCSP901が良いでしょう。
下位機種もありますが、さして値段差がないほか、シャワー水圧とお手入れの部分の改良がある点で、本機を推します。
除去できる物質は、JIS規格13の汚染物質全てと鉄とアルミニウムの15種類です。
【アマゾン限定】
スーパーハイグレード 3個入 HGC9SW
¥6,136 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
スーパーハイグレード 2個入 HGC9SW
¥4,891 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
ランニングコストは、1000Lあたり2286円強と安いです。
本体価格が5000円強の機種の中で、除去力が良い製品では「最安級」です。
一方、長寿命化の弊害として、流水量は、1分間に1.6Lと少なめです。
また、この点と除去できる汚染物質の数で、パナソニックの最上位機に及びません。
とはいえ、外部のデザイナーの採用で、外観デザインは、他社に比べても「最もモダン」であり、お洒落なキッチンに置くならば、性能面でも十分「おすすめ」できます。
第4に、家庭用のポットタイプの浄水器としてオススメなのは、
【2021年発売】 【1.26L】
1・BRITA (ブリタ) スタイル ブルー
1・BRITA (ブリタ) スタイル ライム
¥3,180 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
除去対応物質:10種類+5
カードリッジ寿命:計2ヶ月
流水量:0.25L/分
本体容量:1.26リットル
寸法:幅24.1×奥行10.5×高さ27.4cm
コスト:約5,311円 (1000L)
1・除去性能 ★★★★☆
2・消耗品の安さ ★★★★☆
3・流水量 ★★★★☆
4・使い勝手 ★★★★★★
5・総合評価 ★★★★★
ブリタのうち、1.4L前後の以上のモデルのいずれかが良いでしょう。
形状については、いずれもサイズ的に冷蔵庫に入れやすい機種であり、使い勝手も良いです。
一方、1.4L前後の機種は、同社には他にもありますが。
しかし、流水量を図り、LEDランプで適切なカードリッジの交換時期を教えてくれるのは、ブリタでは、この機種だけですので、本機を選びました。
【通常版】
マクストラプラス Pure Performance ×6個
¥3,762 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
【ホットドリンク用】
マクストラプラス Expert for hot drinks ×4個
¥3,132 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
1年間のランニングコストは、標準の「ピュアパフォーマンス」を使う場合、1000Lあたりで約5,311円です。
蛇口型と用途が違うので単純に比較はできないですが、高いのは確かです。
ただ、ブリタは、ろ過量をわりと少なめに出していること、また、カードリッジが出たばかりで、今後値下がりが見込める点を含め、「納得のできるランニングコスト」のポット製品は、これ以外にはないです。
これでも、蛇口式よりは高いですが、格安のミネラルウォーターを同量買うよりはだいぶ安上がりでしょう。
目の詰まった浄水器を使い続けるのは、全く意味が無いですし、却って不潔です。
その点、上部のLEDで「緑・黄色・赤」と、カードリッジの交換時期を教えてくれる機能はかなり重宝するでしょう。
片手で水を注げる構造など、デザイン面でも優秀だと思います。
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【2021年発売】
【1.75L:カードリッジ1個】KBALXB1Q
5・BRITA(ブリタ) アルーナ XL【青】
5・BRITA(ブリタ) アルーナ XL【白】
¥2,481 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
【1.75L:カードリッジ2個】KBALXB2P
5・BRITA(ブリタ) アルーナ XL【青】
¥2,580 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
【2021年発売】
【4.85L】KBFLCB1P
6・BRITA (ブリタ) フロー
¥5,690 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
除去対応物質:12種類
カードリッジ寿命:計6ヶ月
流水量:0.25L/分
コスト:約5,311円 (1000L)
1・除去性能 ★★★★☆
2・消耗品の安さ ★★★★☆
3・流水量 ★★★★☆
4・使い勝手 ★★★★★★
5・総合評価 ★★★★★
ただし、料理用に常温でおいて使うならば、大容量のアルーナXLや、フローを選ぶと良いと思います。
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【1.4L】
【通常型番】
31・三菱ケミカル クリンスイ CP405-WT
¥2,455 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
除去対応物質:12種類+2
カードリッジ寿命:計6ヶ月
流水量:0.1L/分
本体容量:1.4リットル
寸法:幅15.8×奥行10.5×高さ28.0cm
コスト:約4.818円 (1000L)
1・除去性能 ★★★★★
2・消耗品の安さ ★★★☆☆
3・流水量 ★☆☆☆☆
4・使い勝手 ★★★★☆
5・総合評価 ★★★★☆
一方、ブリタに共通するのは、鉄さび対策に対応できない点で、限界はあります。
その場合は、ポット式で唯一「鉄さび対応」できる三菱ケミカルの製品が候補です。
ただ、中空糸フィルタを利用する必要があるので、浄水に相当時間がかかる点は、織り込んでください。
個人的には、ご家庭で「鉄さび問題」が顕著な場合は、(どうしても無理ではないなら)、蛇口直結式を選ぶべきだと思います。
補足:このブログの関連記事の紹介
というわけで、今回は浄水器についての紹介でした。
なお、蛇口式は、いずれの商品も特殊形状の水栓にも取り付けパーツが付いています。
基本的には、日本のご家庭の蛇口ならば取り付けられると考えてください。
一方、個人で蛇口に取り付けられ、アルカリ水も出せるタイプについては【アルカリイオン整水器の比較記事】で紹介しています。
こちらの記事もよろしくお願いします。
そのほか、【ミネラルウォーターの比較記事】もありますので、お水もお探しの方は、こちらもどうぞ。
ではでは。