Top 食料品 比較2024’【産地別】特Aブランド米59種の味とおすすめ・選び方(3)

2024年01月05日

比較2024’【産地別】特Aブランド米59種の味とおすすめ・選び方(3)

【今回比較する内容】2024年 特A評価の新米・産地別・品種別・県別おすすめランキング:地方の珍しい品種のお米の紹介 令和4年産米最新情報

【紹介する主な銘柄】金色の風 だて正夢 新之助 ササニシキ 里山のつぶ ふさおとめ はるみ 風さやか はえぬき 夢つくし 恋の予感 ミネアサヒ 北海道産 あやひめ おぼろつき きたくりん ほしのゆめ ゆきさやか いちほまれ あきたこまち 栃木県産 ゆうだい21 彩のきずな

今回のお題
レア度が高く、かつ美味しいブランド米はどの銘柄?

 どもAtlasです。

 今日は、20234年1月現在、最新のブランド米の比較3回目記事です。  

    

1・特Aブランド米の比較
2・コシヒカリの比較
3・珍しい地方米の比較 〈東日本〉
4・珍しい地方米の比較 〈西日本〉
5・おすすめのブランド米 【結論】

 3回目記事では、「東日本地域」で栽培されるブランド米のうち、「レアで入手困難な米」を中心に、Atlasが試食した結果「美味しい」と思った銘柄を中心に比較します。

  

 なお、今回の記事は、日本穀物検定協会 が、2023年2月に発表した産地別・銘柄別の最新の試食試験となる「食味ランキング試験」の結果を参考にしています。

特A(40地区)>A(92地区)> Aダッシュ(21地区)

 上表のように、特に味の良い銘柄のお米を特A評価とし、以下、A評価Aダッシュ評価の順で、銘柄・産地ごとにランキングを付けます。

 Aダッシュ評価が、全国のコシヒカリのブレンド米とおおむね同等の味との評価です。それより美味しいかどうかで、お米の味を判定しています。

 なお、今回のこの試験の概要と結果は、1回目記事こちら)の冒頭で詳しく説明しました。

ーー

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1・もっちり・甘い系
2・しっかり・甘い系
3・しっかり・あっさり系
4・バランス重視系

  というわけで、以下では、食味検定の結果にふれつつ、各地のお米を、食感の違いから、4つに区分して紹介します。

 その上で、最後の「結論編」(こちら)では「今買うべき、最も美味しいお米」を提案していきます。

 長い記事ですが、よろしくお願いします。

1・もっちり・甘い系のブランド米

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 はじめに、「もっちり感が強く、お米の甘みを感じられるタイプのお米を紹介します。

 ブランド米の最近の「トレンド」といえる食感であり、食味試験では、特A評価を得やすい傾向にあります。


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 【白米】

 1・北海道産 おぼろづき 5kg
   ¥3,100〜 Amazon.co.jp (1/5執筆時)

 今年度評価:
 特A受賞歴:

 性質・「もっちり」「粒ぞろい」「ほどよい甘さ」
 一言・「甘さ控えめな、ゆめぴりか!」

 おぼろづきは、2003に年登場した、北海道のブランド米です。

 「ゆめぴりか」に似た特性で、粘り気の強い低アミロース米ですが、こちらのほうが先発でした。

 北海道以外はあまり出回らない「レア米」ですが、個性が強く、ファンも多いです。

 新米の時期は、例年、10月上旬以降です。

 先祖の経歴は、「華やか」な、ゆめぴりかとちがって、ほとんど無名です。

 名が知れた銘柄では、遠い先祖に「きらら397」が見られる程度です。


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 味の傾向は、ゆめぴりか同様に「もっちり系」です。

 ご飯の甘みは、「ゆめぴりか」と比べるとさほどではなく、ほどよいレベルです。

 粒は大きめで、粒ぞろいです。

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 以上、おぼろづきの紹介でした。

 普通に炊けば「ゆめぴりか」の強い個性をマイルドにした感じです。ゆめぴりかの強烈な甘みが少し苦手な方には合うかもしれません。

 今回は「もっちり系」として紹介しましたが、硬めに炊くと、噛みしめるとほどよい甘さがでました。

 この点で、かためが好きで、噛むと「もっちり甘い」ご飯が好きな方にも、親和性があるかと思います。


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 【特別栽培米】

 2・北海道産 あやひめ 5kg
   ¥3,350 Amazon.co.jp (1/5執筆時)

 今年度評価:
 特A受賞歴:

 性質・「やわらかい」「かなり粘る」
 一言・「やわらかめのご飯がすきな方に」

 あやひめは、2001年に登場した、北海道のブランド米です。

 こちらも「知る人ぞ知る」銘柄なのですが、かなり個性的なので、コアなファンはかなり多いです。

 新米の時期は、こちらも、例年、10月上旬以降です。

 先祖の経歴は、特段先祖に「有名米」はいない、「たたき上げ系」です。


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 味の傾向は、よく粘る「もっちり系」です。

 一方、米のハリは、意識して水を調整しない限り、かなり「やわらかめ」です。

 おなじ傾向の「にこまる」と同じか、それよりもやわらかい印象です。

 風味は炊き方によりますが、個人的に、「おもち系」の味を感じる場合が多いです。柔らかめで、アミロース値の高いお米なので、もち米のように白濁している時もありますが、味は良いです。

 ご飯の甘みは、わりと強めに出ます。

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 以上、北海道産あやひめの紹介でした。

 「やわらかめ」の傾向のご飯は、Atlasとしてはあまり好きではないのですが、その傾向が好きな方は合うと思います。

 こちらは、「玄米食にあう」という話で買ったのですが、実際、この傾向なら合うかと思います(やってませんが)。


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 【白米】

 3・北海道産 ゆきさやか 5kg
  ¥3,800〜 Amazon.co.jp (1/5執筆時)

 今年度評価:
 特A受賞歴:

 性質・「つややか」「米粒が綺麗」
 一言・「炊き上がりが綺麗な良質米」

 ゆきさやかは、1998年に登場した北海道のブランド米です。

 北海道でも栽培地域が限られるため、レア度はかなり高いです。

 面で普及している品種でもないため、流通するお米は、特定農場の減農薬ものがおおいです。

 新米の時期は、ネットに見られはじめるのは、10月中旬以降です。

 北海道のお米のなかでは、若干遅めに思います。

 先祖の経歴は、父が北海PL9、母が空育160号です。

 数世代前に「ほしのゆめ」と「ゆきまる」が見られますが、零細系統と言えるでしょう。

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 味の傾向は、「もっちり系」です。

 粘りは強い傾向です。粒はさほど大きくないですが、「ゆめぴりか」並に粘ります。

 ご飯の甘みは、ほどほどです。

 とはいえ、邪魔にならない感じにはありますし、噛むと良質の甘みがしてきます。

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 以上、ゆきさやかの紹介でした。

 適当に炊いても、炊き上がりが綺麗で、美味しそうに見えるお米です。

 食感は「もっちりと粘る」感じで、そちらのレベルが高いです。とにかくレアで、広域にはあまり作られない品種なので、ブランドで生産者が限定でき、また「特別栽培米」が得やすい品種とも言えるでしょう。


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 【白米】

 4・岩手県産 金色の風 5kg
   ¥3,593 Amazon.co.jp (1/5執筆時)

 今年度評価:
 特A受賞歴:

 性質・「もっちり」「旨みを感じる」
 一言・「パワーアップした、ひとめぼれ!」

 金色の風(こんじきのかぜ)は、2017年に本格的な栽培がはじまった、岩手県の新品種です。

 同県は、宮城県と同様に「ひとめぼれ」の大生産地で、20回を超える特A評価を得ています。それを超えるお米を目指したというのが出所です。

 参考品種として、初登場の2018年にA評価、2019年にA’と評価を落としました。

 その後は出品していません。どうも、作付面積が基準(1000ha)を超えないからのようです。

 新米は、中晩生の品種で、9月末以降の年が多いです。

 ネットだと10月半ば以降に新米が見られるようになります。

 先祖の経歴は、父は「ひとめぼれ」、母は「ひとめぼれの突然変異種」です。

 ようするに、食味を上げた「ひとめぼれ改」です。新しいブランド米の台頭で、ひとめぼれのブランド力がイマイチだったのに対するてこ入れでしょう。

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 味の傾向は、「もっちり系」です。

 ひとめぼれは、あっさり寄りの「バランス系」といった感じですが。

 恐らく、アミロース含有率が低い変異種を取り入れた結果、食味試験で評価される傾向の味に近づけた、というのが適切でしょう。

 ご飯の甘みは、ブランド米だけでみても「相当旨みを含む」といえます。

 ご飯は、「かたい」「やわらかい」の中間ほどな感じです。

---

 以上、金色の風の紹介でした。

 最近のブランド米のトレンドをふまえると、「賞を取りやすい」品種に思えました。

 生産管理も、県主導でかなり徹底してやっている様子なので、そのうち「特Aになっても不思議はない」新品種の1つでしょう。

 ひとめぼれに似て、炊きやすいお米です。


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 【白米】

  5・宮城県産 だて正夢 5kg
   ¥2,119 Amazon.co.jp (1/5執筆時)

 今年度評価:
 特A受賞歴:1回(2018年)

 性質・「やわらかい」「ほどよい甘さ」
 一言・「レア度の高い新品種、やわらかめに炊き上がる」

 だて正夢は、2017年に栽培がはじまったばかりの宮城県の新品種です。

 宮城は、人気特A米の「ひとめぼれ」の大産地ですが、昨今のブランド米ブームからか、こうした新品種が登場してきました。

 生産量の関係で「食味ランキング」の正規の対象にはなりません。しかし、2018年2月の食味試験では、初登場で特Aをとり、注目された期待の品種です。

 それ以後は、生産量の関係か、検定への出品は見られません。

 新米は、ネットだと、10月中旬ごろからの流通の場合が多いです、

 先祖の経歴は、父は「げんきまる」、母は「まなむすめ」と「おぼろつき」の子です。

 「げんきまる」や「まなむすめ」は、マイナーながら、宮城県で栽培されている品種ですから、「The宮城」的なお米です。

 「ひとめぼれ」は、コシヒカリなどに連なる品種で「全国的なエリート」な家系ですし、それに対する「アンチ」として、ご当地の英雄(伊達政宗)を冠した部分もありそうです。

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 味の傾向は、「もっちり系」に分類できます。

 ひとめぼれは、「ややあっさり」した食感ですので、確実に傾向は異なります。

 ご飯の甘みは、平均よりは強めに感じます。

 一方で、炊き上がりはやや柔らかくしあがるので、硬めのご飯の好きな方には合わないでしょう。

---

 以上、だて正夢の紹介でした。

 ブランド米に共通する最近の傾向(粘って甘い)が好きな方で、多少柔らかいご飯が好きな方に向くでしょう。


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 【特別栽培米】

 6・新潟県産 白米 新之助 5kg
   ¥3,465 Amazon.co.jp (1/5執筆時)

 今年度評価:
 特A受賞歴:

 性質・「大粒」「ほどよく甘い」「粘る」
 一言・「無冠ながら、もっちり系の期待の星!」

 新之助は、2017年に栽培がはじまった、新潟県の品種です。

 同県は、「コシヒカリ」の大産地ですが、やはり地球温暖化の問題から、耐暑性の高い品種が目指された結果生まれたものです。

 また、魚沼地区以外のブランド米を育成するという側面もありそうです。

 2018年から作付面積が相当拡大しましたが、出た当初は、成城石井などにしか並ばない激レア米の1つでした。

 すぐに検定に出して特Aをとるかなと思っていましたが、新潟県としては、引き続き「コシヒカリ」のみの検定受験だったようです。

 新米は、晩生種なので、ネットで出まわるのは例年10月中旬以降です。

 先祖の経歴は、父は「北陸190号」、母は「新潟75号」です。

 いずれも無名ですが、祖父母の代には「どまんなか」「キヌヒカリ」など中堅どころがおり、割と興味深いです。

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 味の傾向は、「もっちり系」です。

 噛むとよく粘ります。

 大粒で見映えもよく、米の香り・甘みも強いので、「ゆめぴりか」に似た部分が多いです。こうした傾向から、「特Aに最も近いのではないか?」と、Atlasは思っていました。

 ご飯の甘みは、コシヒカリと同じほどで、ほどよく甘みを感じます。

 一方、炊き方にもよりますが、多少かための食感で、ご飯のハリを楽しめるタイプです。

 なお、晩生種なので、新米は少し出るのは遅めです。

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 以上、新之助の紹介でした。

 「もっちり系」の新品種のなかでは、相当の実力を感じるお米です。

 新潟県も相当力を入れているお米で、生産管理もしっかりしていそうです。特A評価で、そのうちプレミアがつく前に試すべき銘柄だと思います。


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 【白米】

 7・栃木県産 とちぎの星 5kg
   ¥1,855 Amazon.co.jp (1/5執筆時)

 今年度評価A評価(県北)
 特A受賞歴
4回

 性質・「大粒で甘みが強い」「冷めても美味しい」
 一言・「一発屋で終わらない実力のあるお米」

 「とちぎの星」は、2015年に登場した、栃木県期待のブランド米です。

 同県は、「なすひかり」という特A7回受賞のブランド米も抱えますが、全国的知名度はイマイチでした。

 しかし、令和元年から2年連続で特Aだった上に、令和の「大嘗祭献上米」となったことで結構注目された品種です。ただし、今年はA評価です。

 新米は、中生種で、二毛作も多い地域なので、ネットで十分出まわるのは、10月下旬頃が多いです。

 先祖の経歴は、その「なすひかり」を父に持つ産地期待の「2世タレント」です。

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 味の傾向は、食味が良く、「もっちり系」に分類できます。

 ただし、ゆめぴりかなど強烈な「もっちり系」と比べると、粘りは抑えめです。

 ご飯の甘みは、強めです。

 大粒のお米を噛むとしっかり感じます。

 ご飯はしっかりしたハリがあり、柔らかくないです。

 この部分で、水加減によってかための炊き上がりも無難にこなせます。冷めても美味しいですし、カレーなどにも合う点で、普段使いにはぴったりのお米です。

---

 以上、とちぎの星の紹介でした。

 比較的安いブランド米として、選ぶ価値があります。

 これまでは、年度ごとにやや出来不出来のバラツキがあるのが難点でしたが、2019年は「特A2年目で、お米の実力も付いてきた感があります。


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 【白米】(栃木ほかあり)

 8・栃木県産 ゆうだい21 5kg
   ¥4,640〜 楽天市場 (1/5執筆時)

 今年度評価
 特A受賞歴

 性質・「とくに大粒」「甘い」
 一言・「無冠ながらどれも美味しい」

 ゆうだい21は、栃木の宇都宮大学が開発した品種です。

 2010年に品種登録された製品です。

 Atlasも(確かローソンのイベントだったか)その数年後に食べました。その時、抜群に美味しかったので、数年おきで何回か「お取り寄せ」もしていました。

 食味試験に出たら「特に気合を入れて」書こうと思っていた品種です。しかし、なかなか出ないので、痺れを切らして書きました。

 新米は、そもそも珍しい品種ということもあり、あまり早い時期にはでません。

 10月中旬ごろからです。

 先祖の経歴は、不明です。

 宇都宮大学の農学部のハイブリッド品種試験水田で、1990年に先生が偶然見つけた「極めて大きな稲穂」が起源で、父母とも不明とのことです。

 両親とも不明という経歴は今回調べて知りました。栽培品種としては極めて珍しい経歴でしょう。理化学的分析でわかったならば、新聞的にも大きく報道されそうですが、品種自体の特定は現在の科学水準でも難しいようです。

 宇都宮大学が種子販売をしており、栃木県以外の農家さんでも栽培があります。

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 味の傾向は、甘みが強く、もっちり系です。

 とくに大粒で食べ応えがあり、冷めておにぎりにしても美味しいです。

 早生種の多収量米で、業務用向けだということで、先述のローソン(おにぎり)でイベントをやっていたのだと、記事を書いていて今思い出しました。

 ただ、何回か取りよせましたが、(普通に)ゆめぴりかなどと同等の粘性がありつつ、かなりの大粒で、美味しいお米です。あまり浸水せず、適当に炊いても美味しいように思います。す。

 ご飯の甘みは、かなりあります。

 大粒なのでかみ応えがあり、噛みしめるとしっかり甘いです。

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 以上、ゆうだい21の紹介でした。

 都道府県の試験場経由の出所でないので、普及が進んでいなかった事情があったようです。ただ、改めて最近、支援プロジェクトが進んでおり、近年、今までよりは(苦労せず)手に入るようになってきました。

 最近改めて食べましたが、穀物協会の試験に出せば、(参考品種で)特Aは取れるだろうと思いました。お米の味(性質)も、食味試験で受賞しやすいタイプですし、正直、同県の他のブランド米(も美味しいですが)それより、こちらのほうが「全国区」になりやすいだろうと感じました。

 栽培の難しさはあるようですし、あくまでAtlasの考えとしてです。


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 【白米】(無洗米)

  9・長野県産 ミルキークイーン 5kg
   ¥2,930 Amazon.co.jp (1/5執筆時)

 【特別栽培米】

  9・新潟県産 ミルキークイーン 5kg
   ¥3,285 Amazon.co.jp (1/5執筆時)

 【無農薬(JAS有機栽培)】(精米可)

 9・山形県・福井県産 ミルキークイン 5kg
  ¥4,780〜 楽天市場 (1/5執筆時)

 今年度評価:なし
 特A受賞歴
食味値では評価しがたい

 性質・「粘りは最高に強い」「冷えても粘る」
 一言・「珍しさ日本一!」「混ぜて使っても良い」

 ミルキークイーンは、1985年つくばの国立農業研究センターで生まれたお米です。

 その後、全国の各地で栽培されているお米です。

 新米は、早生で、かつ全国で出ているので、9月から普通に手に入ります。

 コシヒカリの早場米と同時に見かけることも多いです。

 先祖の経歴は、この製品は、「コシヒカリ」の変異種となります。

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 味の傾向は、「粘り」「粘り」「また粘り」です。

 もち米を除けば、これ以上に粘るお米は知りません。多少水を少なめに炊いても、まだ粘るので、最終的には他の米と混ぜて炊いたほど粘ります。

 上の表を左に大きくはみ出して「もっちり」と言えます。

 ご飯の甘みは、ただ、必ずしも、強烈というわけではないです。

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 以上、ミルキークイーンの紹介でした。

 とにかく、個性が強いのでいつもと違うお米を食べてみたい人には最適です。

 普段常食しているお米がおありの方で、毎日多少味を変えて食べたいという場合に良いと思います。

 なお、ミルキークイーンが粘るのは、米粘りを出すアミロース含有量が12%と高いからです。一方、特殊なお米なので、食味値的な評価は付かない状況になっています。

2・しっかり甘い系のブランド米

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 続いて、ご飯のハリがあり、噛むと甘いタイプの紹介です。

 いわゆる「かためご飯」が好きな人にあうカテゴリです。


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 【県栽培基準準拠】

 10・長野県産 風さやか 5kg
   ¥2,570〜 楽天市場 (1/5執筆時)

 【白米】

 10・長野県産 風さやか 5kg
   ¥2,292 Amazon.co.jp (1/5執筆時)

 今年度評価:
 特A受賞歴

 性質・「かため」「粒ぞろい」
 一言・「お米にハリがあり、冷めても美味しい」

 風さやかは、2013年から栽培がはじまった、信州の品種です。

 信州は、8割はコシヒカリが作付けされるコシヒカリの大産地で、特A受賞歴も多いです。

 新米は、10月下旬からネットで多くなる印象です。

 信州の中晩生種になります。

 先祖の経歴は、父は「北陸178号」、母は「信交485号」です。

 祖父にはコシヒカリがいるものの、割と地味めな家系です。

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 味の傾向は、粘りはほどほどで、バランスが良い系統です。

 粘りが勝ちすぎる最近のお米の傾向からすると、飽きずに食べやすいため、希少価値があると思います。

 ご飯の甘みは、強烈ではないですが、ほどよく甘いです。

 ただ、米の香りは強く、美味しいお米です。

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 なお、風さやかについえは、「栽培基準を満たした製品に限り」青色の専用袋を提供するという方式です。もちろん、それ以外の袋も、特別栽培米をふくめてあり得ます。

 以上、風さやかの紹介でした。

 発売当初に食べた時は、相当程度イマイチな味でした。しかし、2017年頃から県がてこ入れしてから、一般的な流通経路の製品でも味が劇的に改善した品種です。

 だいぶ以前試したという方も、もう一度試して良いかと思います。


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 【白米】

 11・神奈川産 はるみ 2kg
   ¥2,400〜 楽天市場 (1/5執筆時)

 今年度評価:A評価
 特A受賞歴2回(全県)

 性質・「あっさり硬め」「つやがある」「甘い」
 一言・「お弁当向きな、固めのお米!」

  はるみは、2014年に開発されたばかりの神奈川県の地方米です。

 作付まもない2017年に「特A」を得て、2年連続で特A評価を受けたという関東期待の品種です。

 ただ、生産量の関係で、ブランド米の中でもレア度(稀少性)が相当高く、手に入らない時期が多いです。

 残念ながら、ここのところ3年間はA評価に落ちています。

 新米は、あまり早くには出まわらず、10月下旬以降にネットではみられるようになります。

 先祖の経歴は、父は「コシヒカリ」、母は「キヌヒカリ」です。

 両者とも作付面積が多い有名米ですし、こちらは「エリート」的です。

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 味の傾向は、試食の限り、あまり粘らず、かための「しっかり」系です。

 冷めてもさらに硬くなりにくいため、お弁当などにも向きます。

 歯ごたえがあるので、しっかり固いご飯で、甘みも欲しい方には向きます。

 ご飯の甘みは、特A常連のゆめぴりかやコシヒカリと比較して、同じ程度であり、優秀です。

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 以上、はるみの紹介でした。

 個人的に、硬めに炊けて、かつほどよい甘さがあるお米も大好きです。

 流通量は少なめですが、ネットでは手に入るようになってきているので、一度試すのも良いでしょう。


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 【白米】

 12・千葉県産 ふさおとめ 5kg
   ¥2,880 Amazon.co.jp (1/5執筆時)

 今年度評価Aダッシュ(県北・県南)
 特A受賞歴

 性質・「つややか」「甘い」
 一言・「しっかりした米質で、噛むと甘い」

 ふさおとめは、1992年から栽培がはじまった、千葉県の品種です。

 千葉県は早場米の産地ですが、この品種はとくにそうで、8月半ばには、いつも売り出しがはじまります。Atlasも、晩夏に買うことが割と多いです。

 近年は、AとAダッシュを繰り返している状況ですが、今年は、A'評価です。

 早場米で毎年、ほぼ安定的に、Aが安定して付くのは、早場米ではレアです。

 最近は、福井県のハナエチゼンなどの早場米も特Aを貰っていますし、天候次第で、そのうち特Aもあるかと思います。

 新米は、早生の千葉産なので、かなり早くに出ます。

 8月下旬にはすでにみられます。

 先祖の経歴は、父は「ひとめぼれ」、母は「ハナエチゼン」です。

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 味の傾向は、しっかりしたハリがあり、硬めです。

 ご飯の甘みは、標準よりは強めに感じます。

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 以上、ふさおとめの紹介でした。

 早場米のブランド米という位置づけです。

甘みについては、夏に食べられる(コシヒカリ以外の)新米としては、この部分の期待値は高いです。

 早場米としては、かなり高レベルです。

3・あっさり系のブランド米

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 続いて、あっさりしているお米歯ごたえを出しやすいお米について書きます。

 食味試験では、多少評価が落ちる傾向にありますが、Atlasをふくめ、この食感が好きな人は一定数います。


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 【白米】

 13・ 北海道産 ほしのゆめ 5kg
  ¥3,260〜 Amazon.co.jp (1/5執筆時)

 今年度評価:
 特A受賞歴:

 性質・「淡い」「やわらかめ」
 一言・「道産米では屈指のあっさり系」

 こちらは、北海道の「ほしのゆめ」です。

 2000年登場の品種ですが、道産米では珍しく「あっさり系」といって良い製品です。

 新米は、10月に入ってから、流通がはじまります。

 先祖の経歴は、祖先に、「あきたこまち」や「きらら397」などが見られます。

 どれも「あっさり」めな系統ですので、納得感があります。

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 味の傾向は、典型的な「あっさり系」です。

 粘りはほとんどない、ストイックな感じです。

 かたさは、柔らかくも、堅くもない中間程度です。

 ご飯の甘みは、ほとんどなく、かなり淡い感じです。

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 以上、ほしのゆめの紹介でした。

 令和2年は、北海道のお米を集中的に試しましたが、その中でも屈指の「あっさり系」です。

 このお米自体は、普通の水分量でも「やわらかめ」な仕上がりなので、「あっさり系」で、かつ、粘りも甘みも苦手、という方には合うでしょう。

 個人的には、ミルキークインなど個性が強すぎるお米にブレンドしたら良いかと思いました。


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 【白米】【低温製法米】

 14・ 宮城県産 白米 ササニシキ 5kg
  ¥2,610 Amazon.co.jp (1/5執筆時)

 今年度評価:Aダッシュ(全県)
 特A受賞歴:2回

 性質・「小粒しゃっきり」「べたべたしない」
 一言・「お寿司に向く、あっさり系の老舗代表格」

 こちらは、宮城県のササニシキです。

 1963年に登場した歴史ある品種で、80年代まではコシヒカリに並ぶ全国ブランドでした。

 実際、食味検定で特Aができる平成元年以前は、7回の最高評価受賞歴(宮城県本石地区)もあったほどです。

 ただ、病気と台風に弱い性質があり、現在は生産量は少ないです。

 あっさり系なので食味検定との相性も悪く、その後は1回しか特Aは受賞できていませんでした。

 一方、平成30年は「当たり年」で、23年ぶりに特A評価の栄冠を得ましたが、その後は、毎年同じA評価です。

 新米は、ネットで出まわるのは、10月中旬以降の場合が多いです。

 中生種ですが、収穫が早いものはあまりなさそうです。

 先祖の経歴は、ほとんど著名米はないです。子孫も、ササニシキの後継といわれるものは、「ささ結」ほどで少ないです。

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 味の傾向は、「あっさり系」で、その代表格と言えます。

 アミロースが多く、粘度が低いので、お寿司に向くお米です。古い寿司屋では、今もササニシキを使うところも多いようです。

 一方、粒はさほど大きくなく、粒ぞろいとも言えないので、炊くのにコツが要ります。甘さはさほどありません。

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 以上、ササニシキの紹介でした。

 A評価に陥落したとはいえ、この系統で特Aは難しいため、美味しいお米であることは変わりません。

 若い世代の方は、食べたことのないかたも多いでしょうから「古き良きお米」を楽しんで貰いたいと個人的には思います。

 なお、上掲の「低温製法米」は、(自社精米所を持つ)アイリスオーヤマ独自の製法です。

 原料米を低音で管理するほか、熱の入りにくい(お米の味が劣化しにくい)「かくはん対流式」精米をする点に特色があります。


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 【白米】

 15・会津産 里山のつぶ 5kg
   ¥2,319 Amazon.co.jp (1/5執筆時)

 今年度評価:A評価(会津)
 特A受賞歴1回(参考品種)

 性質・「あっさり硬め」「つやがある
 一言・「お弁当向きな、固めのお米!」

  里山のつぶは、2018年に開発されたばかりの福島県の地方米です。

 Atlasは会津若松に行ったときに、食べる機会がありました。

 会津地方の山間地向けに、あきたこまちの代替として開発されたお米です。

 収量が多い系統ですが、食味ランキングは、2019年2月に初めての出願で特Aを取りました(参考品種)。

 ただ、その後は出品していませんでしたが、2023年に「本試験」にでて「A判定」です。

 新米は、10月の終わりほどから、ネットだとみられるようになります。

 中早生種ですが、あまり早くみたことはないです。

 先祖の経歴は、父は「新潟71号」、母は「福島14号」です。

 栽培基準をしっかり定めており、その結果が今回の受賞なのでしょう。

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 味の傾向は、簡単な試食でもわかるほどの「あっさり」系です。

 粒はさほど大きくないですが、しっかりしていて、かための炊飯が合いそうです。

 ご飯の甘みは、さほど強調できず、香りもほどほどです。

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 以上、里山のつぶの紹介でした。

 全国への流通は少なく「珍しい」品種です。生産量を増やした現在、その品質が今後も維持できるかが課題でしょうが、あっさり系のホープとして、期待しています。


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 【白米】【令和5年新米】

 16・新潟県産 つきあかり 5kg
   ¥2,870 Amazon.co.jp (1/5執筆時)

 今年度評価:
 特A受賞歴:

 性質・「あっさり」「炊き上がりが白い
 一言・「あっさり系の早場米」

  つきあかりは、2016年に品種登録された比較的新しい地方米です。

 北陸など全国で作られている、外食産業向けの多収量のお米です。そうした性質もあり、食味試験で見かけたことはないです。

 新米は、イネとしては早生種で、実際、早場米として流通します。

 先祖の経歴は、父は無名(かばしこ・みずほの輝きの子)、母は「北陸208号」です。

 食味と言うより収量を重視した開発だったと言えます。

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 味の傾向は、こちらも「あっさり」です。

 お米はわりと堅めに炊き上がります。さほど大粒でないですが、炊き上がりは真っ白で綺麗です。

 ご飯の甘みは、よくかめばそれなりに甘みがありますが、強くはないです。

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 以上、つきあかりの紹介でした。

 一般流通だと、早場米の時期中心で、あまり見かけることはないお米です。味の面で、若干個性に欠ける感じはあり、イマイチ印象に残らなかったお米です。ただ、系統として、カレー・スープ系には、合いそうです。

4・バランス系のブランド米

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 最後に、米の粘りの点で中間的な性質といえるバランスの良お米」を種紹介します。

 このタイプは、普段の食卓で邪魔にならない「控えめ」な味の炊き上がりで、飽きがこないです。

 Atlasは「オールラウンダー系」と呼んでいます。

 なお、上の表が変な形になっているのは、「もっちりであっさり」というお米は、世の中に(なかなか)ないためです。


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 【白米】

 17・北海道産 きらら397 5kg
  ¥3,080〜 Amazon.co.jp (1/5執筆時)

 今年度評価:
 特A受賞歴
:(最高A

 性質・「小粒でほどよい粘り」「堅め炊きにも向く」
 一言・「どのような料理にも合うお米」

 きらら397は、1990年に生まれた北海道のお米です。

 平成とともに生きてきた伝統あるお米です。

 主に業務用に活躍する多収量米ですが、近年は、食味値としても評価があがってA評価を安定的に得ていました。

 しかし、2019年以降の食味試験は、不参加となっています。

 新米は、10月中旬ごろからネットで出まわります。北の中生種です。

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 味の傾向は、炊き方で傾向が変わりやすいバランス系です。

 アミロース値が低いので、データ的には「それなりに粘る方向性のバランス系」という判断になります。

 ただ、大量流通している実際の製品は、粘りはほどほどのものも多く、平均よりはあっさり寄りの場合が多いです。

 いずれにしても、炊き方次第で好みに合わせて炊きあげられるお米です。

 ご飯の甘みは、ほどほどのレベルです。香りもほどほどです。

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 以上、きらら397の紹介でした。

 典型的なバランス系の味ですが、個人的には、堅めにご飯を炊く場合に、美味しく炊けるお米と思っています。

 とくに、粒が小さく、表面の粘性がほどほどなので、チャーハンなど炒める料理で使うと「ぱらぱら」するのでおすすめです。冷凍ご飯にも向くでしょう。


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 【白米】

 18・北海道産 きたくりん 5kg
  ¥2,486 Amazon.co.jp (1/5執筆時)

 今年度評価:
 特A受賞歴:

 性質・「やわらかめ」「やや粘る」
 一言・「北海道2番手」

 きたくりんは、2013年に登場した北海道のブランド米です。

 主に道央・道南で栽培される収量の多い、いもち病耐性の強い普及種です。

 新米は、こちらも出まわるのは10月中旬ごろからです。

 先祖の経歴は、母が特A常連の「ふっくりんこ」で、その改良種という位置づけです。

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 味の傾向は、バランス型です。

 ただ、おこめは、食感的には少しやわらかめに感じましたが、どのような炊き方でも合うでしょう。

 ご飯の甘みは、ほどよいです。

 甘みは、きらら397よりもありましたし、強調できるポイントの1つです。

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 以上、きたくりんの紹介でした。

 とくべつな個性は少ないですが、食事の邪魔にならないお米です。

 病気耐性がある点で、(農薬が少なくしやすいため)特別栽培米もわりと安めで出ているという特徴もあると言えます。


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 【白米】

 19・青森県産 まっしぐら 5kg
   ¥1,982 Amazon.co.jp (1/5執筆時)

 今年度評価A評価(全県)
 特A受賞歴
1回

 性質・「つぶぞろい」「お米にハリがある」
 一言・「価格以上に美味しい優等生」

 まっしぐらは、青森県で2009年から栽培されているお米です。

 収穫が多く、栽培が容易なので、業務用に多く使われるお米です。

 こうしたタイプのお米は、めったに特Aをとれないのですが、気候条件がうまく合った年年は、「特A」を取ることがあります。

 2019年秋のお米が「当たり年」で初めて受賞しましたが、今年はそれに次ぐA評価でした。

 新米は、東北のお米ですが、中早生の比較的早い時期、9月にはみられます。

 多収量のお米なので、値段も割と安いデウス。

 先祖の経歴は、祖母にあきたこまちが見られますが、あとは無名であり、収穫量重視でつくられたと思います。

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 味の傾向は、さほど大粒ではなく、粘りもほどほどなタイプです。

 ただ、粒ぞろいで、炊きむらが生じにくいタイプです。

 ややハリがあるので、水加減をきもち少なめに炊くと、かみしめた際甘さをかんじられます。

 その点では「あっさり固め系」の特質なのですが、試したら、水加減でわりと調整が効くので、「バランス系」と分類しました。


 以上、まっしぐらの紹介でした。

 なかなか全国流通しないお米で、かつ結構安いお米です。家計にも優しいので、一度試しても良いかと思います。


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 【白米】

 20・秋田県産 あきたこまち 5kg
  ¥1,978 Amazon.co.jp (1/5執筆時)

 【無農薬(JAS有機栽培)】精米可

 20・ 秋田県産 あきたこまち 5kg
  ¥4,530 楽天市場 (1/5執筆時)

 今年度評価A評価(県北・中央・県南)
 特A受賞歴15回(秋田県南地域)

 性質・「粘りがある」「ふっくらしている」
 一言・「炊き方にコツが必要。炊き方で味が変化」

 「あきたこまち」は、1984年から生産されている秋田県を代表する老舗のブランド米です。

 コシヒカリに準じる人気品種として、栽培は他県まで広がっているため、皆さんもご存じでしょう。

 ただ、2021年に続いて、2022年も連続受賞していた秋田県県南を含めて全域とも特AをとれずA評価でした。

 食味試験が全てではないですが、生産地で食べると本当に美味しいので、巻き返しは期待したい所です。

 新米は、中早生種なので、地域によりますが、東北でも割と早い(9月)にみられるものもあります。

 ただ、ネットで普及価格品が出まわるのは、10月中旬ごろが多いです。

 先祖の経歴は、「父親」がコシヒカリという「エリートの子供」です。

 ただ、あきたこまちの場合、その優秀性から、子孫にブランド米が多いことが特性でしょう。

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 味の傾向は、美味しいあきたこまちの場合、食べると「粘りがある」「米の旨みがある」と評価されることが多いです。

 安くて粘り気が適度にあるので、業務用のお弁当やおにぎりによく使われます。なお、米の粒はさほど大きくなく、ハリはほどほどです。

 一方、あきたこまちは、多くの地域で作られ、ふっくりんこのように、統一基準がないため、品質の悪いものにあたるリスクが結構あるお米です。

 実際、秋田県でも、県南地域は特Aを7年連続受賞ですが、県北などの他地域はA評価以下です。

 ご飯の甘みは、最近のブランド米に比べると、「ほどよい」レベルです。

 炊き上がりの米の香りも落ち着いています。

 なお、このお米は、吸水性が若干悪いので、米の研ぎ方が悪いとあまり美味しく炊けません。すこし長めに水に浸して炊飯してください。

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 以上、あきたこまちの紹介でした。

 美味しい「あきたこまち」にあたれば、新しいブランド米に比べても相当に美味しいです。

 ただ、多くの産地で作られる品種だけに、そういった、出会いは稀です。


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 【白米】

 22・秋田県産 ゆめおばこ 5kg
   ¥1,560 Amazon.co.jp (1/5執筆時)

 今年度評価:Aダッシュ(県南)
 特A受賞歴:1回

 性質・「ふっくら」「やわらかい
 一言・「業務用初!ファーストクラス行き!」


  ゆめおばこは、2010年に開発された秋田県の地方米です。

 「女の子」を名前に冠しているので、各社のパッケージも華やかです。

 味の方は、2019年は初めての特Aでしたが、その後は連続でA評価で、今年はAダッシュです。

 新米は、10月中旬以降にネットでは出まわります。

 中晩生で多収量の品種になります。 

 先祖の経歴は、父は「岩南8号」、母は「秋田58号」という試験品種です。

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 味の傾向は、「しっかり」と「もっちり」の中間的な味(バランス系)です。

 ただ、大粒で「お米がやわらかく、ふっくらしている」という印象が強いお米です。

 収量が多い品種なので、もともと、業務用として開発された経緯があります。

 しかし、食べてみたら、意外と「新食感が面白い個性」なので、JALの機内食にも採用されました。

 ご飯の甘みは、ほんのりと甘みを感じるか、という程度です。

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 以上、ゆめおばこの紹介でした。

 アニメ系の絵柄から、日本画タッチの絵柄まで、とにかく、パッケージに特色があるので、特Aで話題になったら、味とは別の方向性で、品薄になりそうな気もします。

 ただ、「やわらかめ」のご飯が好きな方には、かなりおすすめできます。

したがって、ブランドとしての「勝負」は今秋です。

 作付面積を増やして「鳴かず飛ばず」になった銘柄は例に漏れませんから。ただ、「青天」の成功体験のあるので杞憂でしょう。

 青天は津軽(北部)に限った一方、今回は、南部(県南)もなので、両地域の歴史的背景も含め注目しています。

 話が長くなりました。


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 【白米】

 23・山形県産 はえぬき 5kg
   ¥2,280 Amazon.co.jp (1/5執筆時)

 今年度評価:A評価(最上・庄内)
 特A受賞歴:全県で21回

 性質・「ほどよく粘りがある」「小粒」「冷めても美味しい」
 一言・「実力があるが、知る人ぞ知るという米」

 「はえぬき」は、山形県の「古豪」といえる品種です。

 歴史は、同県を代表する「つや姫」より古く、20年以上前から山形県内陸部では特Aを連続受賞、全県でも、昨年まで7年連続受賞してきた優秀なお米です。

 全県でみると、特A自体は21回とベテランですが、今年は、最上・庄内地区のA評価が最高でした。

 新米は、さほど早い時期にはみられず、10月中旬以降に本格的に出まわります。

 稲としても晩生種です。

 先祖の経歴は、やはり「あきたこまち」の子というのが目立ちます。

 あきたこまちは、栽培が難しいため、病気に強くて、美味しいお米を目指したという成り立ちです。

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 味の傾向は、あきたこまちに似ています。

 近い祖先にあきたこまちがいる品種だから当然でしょう。ただ、「粘り」はほどほどで、何にでも使えるバランス系のお米です。

 最近のブランド米に較べると小粒ですが、冷めても美味しいですし、十分に優秀なお米です。

 おにぎりに向いているお米で、業務用ではその用途でも多く使われるようです。

 以上、はえぬきの紹介でした。

 最近流行するタイプの米質ではないですが、美味しいと言えるお米です。

 ただ、ネットでは比較的安く手に入ることも多いので、一度試しても良いかと思います。


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 【白米】

 24・栃木県産 なすひかり 5kg
   ¥2,356 Amazon.co.jp (1/5執筆時)

 今年度評価A評価(県北)
 特A受賞歴7回

 性質・「大粒」「はりがある
 一言・「出来が良い年にはかなり美味しい」

  なすひかりは、2007年に開発された栃木県の地方米です。

 2019年以降、2年連続の特A受賞でしたが、2021年以降は惜しくもA評価が続きます。

 先祖の経歴は、父は「コシヒカリ」、母は「愛知87号」という品種です。

 耐冷性に富むため、那須地方など寒い地域に気候条件が合っています。

 新米の時期は、稲としては早生ですが、若干遅めで10月中旬ごろから多く出まわる感じです。 

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 味の傾向は、「あっさり」と「しっかり」の、中間的な味(バランス系)です。

 やや大粒で、ハリがあるため、硬めに炊飯するのが好きな人に向くでしょう。

 粘りはさほど感じませんでした。

 ご飯の甘みは、良作の時に食べたときは、強く感じました。

 ただ、その際も、米の香りはほどほどでした。

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 以上、なすひかりの紹介でした。

 かためのご飯が好きで、食べ飽きず、割と価格が安い特A米を探している方に良いでしょう。Atlasの好みの系統です。


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 【白米】

 25・埼玉産 彩のきずな 5kg
   ¥2,390 Amazon.co.jp (1/5執筆時)

 今年度評価:特A評価(県西)
 特A受賞歴:4年連続4回目

 性質・「もっちり」「あっさり
 一言・「北関東しか流通しないレア品種!」

  彩のきずなは、2014年に開発された埼玉県の地方米です。

 全国でも「夏が非常に暑い」地域なので、九州地域のような高温障害に強いお米を目指して開発されました。また、都市近郊で農薬が多く使えないという点で、減農薬にも力を入れている銘柄です。

 2018年は特A評価で注目されましたが、それ以後はA評価が続いていました。

 地域を入れ替えつつも連続受賞を続けます。県東・県北はA評価でしたが、県西は見事に特Aです。

 新米は、ネットだと10月に入ってから登場の場合が多いです。

 先祖の経歴は、父は「愛知108号」、母は「埼455号」という試験品種で、祖父母の代にも有名品種がないという、「雑草魂」な突然変異種です。収量が多いことでもしられます。

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 味の傾向は、ほどよいお米の粘りで「もっちり」感がありました。

 ご飯の甘みは、甘みは強くは出ずに、淡泊です。

---

 以上、彩のきずなの紹介でした。

 埼玉県は、「彩のかがやき」というブランド米が2005年からあり、そちらは「あっさり系」で、特Aの受賞歴はありませんでした。

 したがって、彩のきずなは、短期間で特Aをとれたため、産地で「期待の星」となっているようです。作付面積も全県の10%程に増えてきています。

 今後期待したいブランドです。

次回に続く!
美味しい!ブランド米のおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今日は、ブランド米のうち、割とレアで、全国流通量が少ない製品を中心に紹介してきました。

 しかし記事はもう少し「続き」ます。

1・特Aブランド米の比較
2・コシヒカリの比較
3・珍しい地方米の比較 〈東日本〉
4・珍しい地方米の比較 〈西日本〉
5・おすすめのブランド米 【結論】

 つづく、4回目記事【こちら】では、西日本地域のレア品種を紹介します。

 

レア度  ★★★☆☆
減農薬  ★★★★★
食味値  ★★★★★
生産管理 
★★★★☆
総合評価 ★★★★★

 その上で、最終回となる結論編こちら)で、このブログで紹介した全てのお米から、Atlasの今年度のおすすめ米を最終的に提案していきます。

 引き続き、よろしくお願いします。

 4回目記事は→こちら

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1・3合炊き小型炊飯器【〜3万円】
2・5合炊きの高級炊飯器【3万円〜】
3・5合炊きの格安炊飯器【〜3万円】
4・一升炊きの高性能炊飯器【3万円〜】
5・一升炊きの格安炊飯器【〜3万円】
6・糖質カット/麦向き炊飯器

7・炊飯器の選び方 【まとめ記事】

 そのほか、上記の記事では、最新の「炊飯器」の性能を巡る現状や選び方について、Atlasの視点からまとめています。

 今回の記事との関連で言えば、穀物検定協会が「特A」を選ぶ際の食味検査に使っている炊飯器(の後継機)も最後の記事で紹介しています。

 興味のある方は、こちらの記事もよろしくお願いします。

posted by Atlas at 18:17 | 食料品

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