1回目記事からの続きです→こちら
2-1・パナソニックのドラム式洗濯機(続き)

2回目記事は、パナソニックの中型ドラム式洗濯機を比較してきます。
総合家電メーカーとして、古くから洗濯機を作っています。
1・ドラム式洗濯機の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:シャープ
2・ドラム式洗濯機の比較 (2)
2-1:パナソニック
3・ドラム式洗濯機の比較 (3)
3-1:日立
4・ドラム式洗濯機の比較 (4)
4-1:東芝
4-2:ハイセンス
5・ドラム式洗濯機の比較 (5)
5-1:アクア
5-2:ハイアール
6・ドラム式洗濯機の比較 (6)
6-1:ツインバード
6-2:アイリスオーヤマ
6-3:RORO(ヤマダオリジナル)
6-4:TCL・マクスゼン ほか
7・ドラム式洗濯機の比較 (7)
7-1:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」に沿って説明していきます。
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以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。

【2025年11月発売】
(マットホワイト・サンドベージュ)
15・パナソニック H type NA-SD10HBL-W 【左開き】
15・パナソニック H type NA-SD10HBL-C 【左開き】
¥194,000 Amazon.co.jp (5/29執筆時)
洗濯容量:10kg
乾燥容量:5kg
乾燥方式:低温ヒーター(空冷)
消費電力量:1980Wh
使用水量:65L
水道光熱費:78.4円/1回
スマホ連携:
自動投入: 洗剤1780mL
温水洗浄:対応
サイズ:幅639×奥行650×高さ1010mm
H type NA-SD10HBLは、パナソニックの小さめのドラム式洗濯機です。

サイズは、幅639×奥行650×高さ1010mmです。
ホース部分込みの設置寸法です。
小型サイズですが、奥行は65cmほどですので「中の小」くらいです。
写真のような、ななめドラムで、洗濯の出し入れがしやすい仕様です。
設置面でも、割と背が低めなので、分岐水栓の位置が低めの場合などにも良さそうです。
洗濯容量は、10kgです。
乾燥容量は、5kgまでです。
小型機としては、多めと言えます。
水道光熱費は、消費電力量が1980Wh、使用水量が65Lです。
1回の洗濯にかかる費用は78.4円です。
ヒーター式だけでみても、やや高め水準です。

乾燥機の方式は、ヒーター換気式(空冷)です。
ただ、本機の空冷は方式が若干特殊なので、上表の説明から外れる部分があります。
本機は、ほどほど低温(室温+15度)のヒーター加熱と風乾燥を併用する「低温風パワフル乾燥」だからです。
ヒーター式の弱点である、デリケートな衣類でも問題ない方式と言えます。また、風を使うので、シワも寄りにくいです。
一方、あまり温度を高くしないという部分で、特に経年変化によるヒーターの劣化で、カビ臭の問題が発生しやすいといえます。
空冷式は、冒頭書いたように、室温・湿気ともに上がりやすいため、換気扇がなく、また、気密性の高い住宅の場合、季節によっては合わない可能性があります。
センサーは、AIエコナビ(水温・衣類量センサー)が搭載です。
ただし、シャープよりセンサーの数は少ないとは言えますが、節電効果はあるでしょう。

洗濯機能は、スゴ落ち泡洗浄(旧名泡洗浄W)がポイントです。
洗剤を効率よく泡立てる泡生成器(ジェトバブルシステム)が付属します。
生成された泡をポンプで循環させて、7本のシャワー口からの水のジェット噴射をなすことで、洗浄力を強化しています。
一方、東芝のナノバブルと違い泡の細かさについては非開示です。むしろ、作った泡で衣類をつつみ、汚れを浮かし落とすという方向です。「洗剤の潜在能力」を利用する従来の洗濯機の方向性の進化形でしょう。

温水洗浄は、上位機のみ対応です(温水スゴ落ち泡洗浄)
ただし、60度(除菌温度)を出したい場合、洗濯物は2kgまでです。とはいえ、40度(黄ばみ予防)の場合4.5kgまで洗えるので、洗浄力の部分での実用性はあります。
一方、この部分で電気代はかかるのですが、各モードを利用した場合の光熱費は非開示です。
コースは、2度洗いモードが興味深いです。
洗剤を入れての「洗い」を2度行うことで汚れものの汚れ移りを抑制するという発想です。本機が装備する、洗剤自動投入機の利点を活かすものです。

このほか、25年から加わった「ダウンジャケット洗浄」も注目でしょう。
ノースフェイスを展開するゴールドウイン社の監修で、手洗いをするより、中綿の寄りが少なくできるコースとされます。軽洗い、すすぎ3回のあと、乾燥運転時の回転数を段階調整することによる工夫とされます。
パナソニックが初搭載の機能性です。そのほか、シャープ同様、タオルコースなどもあります。
消臭機能は、一方、消臭面では同社のマイナスイオン(ナノイー)は省略です。
この部分は、シャープ機との差です。低温乾燥である本機とは相性がよいような気がしますが、スペース的な問題かもしれません。

洗剤の自動投入は、対応です。
重量センサー等が検知した洗濯量に合わせて、適切な量の洗剤を自動投入してくれます。 「多め」「少なめ」などの設定も可能です。
一方、投入量は、洗剤のみですが約1,780 mLと大容量です。
普通の液体洗剤だと、5kg洗うとして60mL/1回ほどなので、約30回ほど洗濯できます。アタックZEROほか、濃縮タイプ(20mL/1回)を使う場合は、ただ80回前後です。要求されるメンテ頻度(3ヶ月)以内に使い切れるかは、計算が必要です。
メンテは、ただ、3ヶ月ごとのタンクと流路の水洗いが必要となります。この部分は、シャープ(上位機)のほうが、構造的には優れます。

ネットワーク機能は、一方、WI-FIは非搭載です。
次に見る姉妹機は搭載ですが、本機の場合、洗剤のみの自動投入なので「不要」との判断かもしれません。そのため、洗剤投入量の初期設定は本体で行います。
ただ、外出先からの予約の変更などはできないため、そこは注意です。
清潔性は、マイナスイオンを用いるようなカビ対策はありません。
また、乾燥ダクト、乾燥フィルター、ドアパッキンなどの自動お掃除系の機能は未付属です。
このあたりは、各社とも近年充実させていますので、残念といえます。
静音性は、乾燥運転時に46dBです。
ここも課題で、あまり静かではないです。
風呂用ポンプは非対応です。別売品もありません。
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以上、パナソニックの H type NA-SD10HBLなどの紹介でした。
乾燥容量が5kgと、他社の小型のドラム式より、やや多いのが目に付く製品です。
ある程度の「まとめ洗い」も一人暮らしならばできるでしょう。そのほか、形状的に、背が低めな方や、腰痛持ちでも使いやすい部分も評価できます。
一方、光熱費と騒音値の部分がやや課題に見えます。加えて、先述のように低温乾燥に由来する難点もあることが注意点でしょう。Wi-Fiもあったほうが良かったように思います。
とはいえ、大台(20万円)を切るという目的から開発された製品に思いますし、仕方ない部分はあります。
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【2025年11月発売】
(マットホワイト)
16・パナソニック U type NA-SD10UBL-W 【左開き】
¥194,000 Amazon.co.jp (5/29執筆時)
【2024年11月発売】
(マットホワイト)
16・パナソニック U type NA-SD10UAL-W 【左開き】
¥174,800 Amazon.co.jp (5/29執筆時)
洗濯容量:10kg
乾燥容量:5kg
乾燥方式:低温ヒーター(空冷)
消費電力量:1980Wh
使用水量:65L
水道光熱費:78.4円/1回
スマホ連携:対応
温水洗浄:
自動投入: 洗剤920mL 柔軟剤650mL
サイズ:幅639×奥行650×高さ1010mm
なお、本機の姉妹機となるのが、U type NA-SD10UBLです。
本機も旧機が残りますが、「ダウンジャケット」コースの新設以外は変わりません。

洗剤の自動投入は、本機の場合、洗剤ほか、柔軟剤も対応できます。
その代わり、洗剤ケースの容量は「一般水準」ですが、柔軟剤を含めて対応させたい場合は、こちらが良いでしょう。
温水洗浄は、その代わり、省略となります。
ネットワーク機能は、WI-FI搭載です。
スマホでの洗濯機の遠隔操作ができます。
スマホに「わが家流コース」を複数登録できますし、カスタマイズ性もあります。また、特別コース(レースカーテンほか)を選べるほか、「洗剤・柔軟剤の銘柄指定」も可能です。
あおとは、大きく変わりません。
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結論的にいえば、先ほどの機種と、グレードとしての前後はない姉妹機です。
要不要ですが、温水洗浄が不要と考える場合、本機を選ぶのは「あり」でしょう。ただ、騒音値と光熱費の部分は、本機も課題なので、他社機との比較は必要です。

【左開き】(右開きは未展開)
【2025年10月発売】960Wh
17・パナソニック NA-LX113EL-W
¥211,000 Amazon.co.jp (5/29執筆時)
【2024年10月発売】945Wh
17・パナソニック NA-LX113DL-W
¥221,000 Amazon.co.jp (5/29執筆時)
洗濯容量:11kg
乾燥容量:6kg
乾燥方式:ヒートポンプ
消費電力量:945Wh/680Wh
使用水量:55L
水道光熱費:44.2円/1回
スマホ連携:
温水洗浄:
自動投入:
サイズ:幅639×奥行722×高さ1060mm
NA-LX113DLは、パナソニックの中型のドラム式洗濯機です。
同社では最も安い「ファミリー用の中型」です。なお、左開きのみの展開です。

新旧ありますが、違いは本機も「ダウンジャケットモード」の新設です。その代わり、近年新設された「はっ水回復」モードが省略されています。
ナイロン系の撥水加工の衣服について、汚れなどで倒れてしまった撥水基を、ゆるく乾燥させることで直立させることで機能性を回復します。結構面白い発想でしたが、新機種ではありません。
そのほか、コンプレッサの改良で、洗濯〜乾燥時の消費電力量がわずかに向上(960Wh→945Wh)しました。ただ、1回あたり0.5円程度に止まるので、10年使っても差は付かない程度です。あとは、排水ホースの仕様が変わった程度です。
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結論的にいえば、そこまで大きな違いはないですから、安いうちは、旧機種でもOKでしょう。ネットだとまだ在庫はあるようでした。

サイズは、幅639×奥行722×高さ1060mmです。
規格となる54cmの防水パンにははいりますが、奥行はしっかりあります。
本機も洗濯物が取り出しやすい「ななめドラム」です。
洗濯容量は、10kgです。
乾燥容量は、6kgまでです。
冒頭書いたように、この程度あれば、「ファミリー用」といえます。
水道光熱費は、洗濯乾燥時、消費電力量は945Wh、使用水量は55Lです。
光熱費の合計は1回あたり44.2円です。それなりに安くはあります。
なお、パナソニックは「省エネ乾燥」があります。それを使うと消費電力量が低く(680Wh)、光熱費も多少安い(35.5円)です。ただシワ防止乾燥ができないため、あまり意味は無いでしょう。
センサーは、本機もAIエコナビです。
ただ、衣類の量・水温センサーほか、衣類の質(布質センサー)の記載があります。
水の吸水量から生地質を推測するもので、他社も使います。省エネ目的での搭載です。

乾燥機の方式は、こちらはヒートポンプ式です(はやふわ乾燥 ヒートポンプ)。
光熱費が安い理由です。
この方式は、衣類が傷みにくい、部屋の温度が上がりにくいメリットがある一方で、シワがでやすく、ふんわり感不足、乾きムラが生じやすい欠点があります。
一方、パナソニックの場合、シャープ同様65度の(低)温風は出せるという記述です。
そのため、上表だと「ハイブリッド」に分類できると言えなくもないです。

実際、空気を乾燥させるための「加熱器」だけで、別のサポートヒーターはない仕様です。そのため、やはり、衣類量が多いと上述のような問題が起こりやすいとはいえそうです。
また、無排気乾燥のシャープと比べると、乾燥に使う消費電力量も多めになります。

洗濯機能は、「スゴ落ち泡洗浄」と呼ぶ技術が特長的です。
同社の小型機と同じ名前で、こちらも高圧での泡生成(ジェットバブルシステム=泡洗浄)を意味します。
ただ、LXシリーズは、水圧を上げつつ7本のシャワーで泡を振りかける上位構造です。本体が大きいから搭載できた機構かと思います。
温水洗浄は、未搭載です。
中型の廉価機種という点で、このあたりは仕方ないでしょう。
コースは、先述の「ダウンジャケット」モードほか、毛布、おしゃれ着など一般的なものは網羅します。
洗剤の自動投入も、ありません。
お手入れは、さほどの工夫はないです。
さすがに、ドラム内外の洗剤かすなどのゴミ残りの問題は対処があります。
ただ、パッキン部分・乾燥ダクトなどをメンテフリーにしていく、近年流行する仕組みは、シャープや日立などと違いないです。
静音性は、乾燥運転時、騒音値が46dBです。
爆音ではないですが、シャープより、こだわりは少ないです。
ネットワークは、非対応です。
したがって、スマホ対応も本機はしません。
バスポンプは、内蔵です。お湯取りホースは4mですが、これは各社ともほぼ同じです。
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以上、パナソニックのNA-LX113DLの紹介でした。
同社のヒートポンプ式では最も安い機種です。
ただ、洗剤の自動投入、自動掃除、温水洗浄など、近年流行する機能がない割には価格が高い上で、若干、静音性も悪いので、抜群の魅力があるかと言われると、微妙です。
同社を選ぶ場合、もう少し上位がおすすめです。

【2025年11月発売】800Wh
18・パナソニック NA-LX127EL-W 【左開き】
18・パナソニック NA-LX127ER-W【右開き】
¥258,390 Amazon.co.jp (5/29執筆時)
【2024年11月発売】890Wh
18・パナソニック NA-LX127DL-W 【左開き】
18・パナソニック NA-LX127DR-W【右開き】
¥281,000 Amazon.co.jp (5/29執筆時)
洗濯容量:12kg
乾燥容量:6kg
乾燥方式:ヒートポンプ
消費電力量:800Wh/620Wh
使用水量:55L
水道光熱費:39.2円/1回
スマホ連携:対応
温水洗浄:対応
自動投入: 洗剤1L 柔軟890mL おしゃれ/漂白730mL
サイズ:幅639×奥行722×高さ1060mm
NA-LX127ELは、パナソニックの中型ドラムの上位機です。
機能的な部分で、同社では最もまとまった性能で、個人的によいと思える製品です。

なお、旧機が残ります。
本機の場合も、新機種は、コンプレッサーの改良でわずかに光熱費が改善しています。こちらは、1回の洗濯あたり3円程度の差ですし、下位機種と同じで「誤差範囲」です。
あとは、本機も、「はっ水回復コース」が、「ダウンジャケット洗い」専用コースに入れ替わったのと、後述する「よごれはがし剤」のお試し版の添付がなくなった程度です。
ただ、下位機と違って、「はっ水回復コース」が欲しいならば、スマホアプリでダウンロード可能です。
---
結論的にいえば、あまり大きな違いはないと言えますので、値段で決めて良いでしょう。既に新機種のが安いですが、セールがあるかは、リンク先で見てください。

サイズは、幅639×奥行722×高さ1060mmです。
しっかり、54cmの防水パンに入る設計です。
洗濯容量は、12kgです。
中型でも上位機の場合、各社とも12kgというのが標準化してきました。
乾燥容量は、ただし、6kgまでです。
水道光熱費は、洗濯乾燥時の消費電力量は800Wh、使用水量は55Lです。
光熱費の合計は39.2円であり、安めです。
下位機種同様に、省エネ乾燥を使えばやや抑えられますが(620Wh)、先述のように、シワ防止乾燥ができないので、タオル類以外はあまり意味ないかと思います。
センサーは、本機もAIエコナビです。
下位機とおなじ3センサー(水温・衣類量・質)です。
約8%の節電効果とされますが、センサー数は多くなく、他社ほどは強調されない感じです。

乾燥機の方式は、本機も、ヒーターを使わないヒートポンプ式となります。
弱点と利点を含めて、1つ上の下位機種と変わりません。

ただ、下位機種にはない機能性としてふんわりジェット乾燥という機能性があります。
乾燥運転時に約4.6 m3/分の風をワイドに送り込む機能です。
ヒーターポンプ式の「シワがよりやすい」という欠点の解決が目指される部分は好感触です。
強風で衣服を舞いあげることで「ふんわり」させる効果も期待できます。
ただし、風を重く用いるシステムの場合、一度に入れる洗濯物の容量でその効果は異なるという限界はあります。
また、ふんわり感はだせますが、サポートヒーターはないので、(日に当てたような)ぽかぽかなふんわり感の部分で、シャープに負ける部分があります。

洗濯機能は、下位機種と同じ方式です。
温水洗浄は、しかし、対応です(温水スゴ落ち泡洗浄)。
やはり、電気で湯を沸かす構造なので、容量には制限がかかります。とはいえ、4.5kgならば、ニオイ落ちに有利な40度まで出せるため、洗濯物よってはあって損はないです。
むろん、電気代と時間はかかりますが、この方法で洗浄力が高まるのは(コインランドリーを考えれば)たしかです。
普段よりも頑固な汚れの衣類には、強力に対処できそうです。

花王 パナソニック 汚れはがし剤
¥1,018 Amazon.co.jp (5/29執筆時)
洗剤の自動投入は、本機は、3タンクです。
洗剤・柔軟剤ほか、追加で「おしゃれ着・液体漂白剤(酸素系)・汚れはがし剤」を任意で選べる形です。
それぞれ入る容量が相当多いので、大容量の詰め替え用が一度で入ります。
汚れはがし剤は、パナソニック専用製品として花王が作ります。
1回25mlづつ使うので30円前後です。主成分は炭酸塩(と界面活性剤)で、洗浄補助剤の類です。
約30回分です。仕様の有無は設定できますのでお子さんがいるご家庭では便利でしょう。ただ、(入れかなえないと)おしゃれ着洗いや漂白剤が自動化できないとは言えます。もう少し簡単な仕組みが開発されれば良いのですが。

メンテは、本目詰まり防止のため、洗剤の種類を交換する時ほか、経路のお手入れは3ヶ月ごと必要です。上のようなケースを取り外して水洗いでヌメリをとる感じです。
掃除後、洗剤タンクの洗剤の再利用はするなとの指示です。そのため、実際的にはそれぞれの洗剤が、タンクがに空っぽに近くなった時にメンテすることになるでしょう。
それをふまえると3ヶ月で使い切れない量以上は入れないというのがトラブルを避けるための「ポイント」です。
ただ、トリプルタンクですが、ケースごと個別メンテなので、ほかの洗剤は無駄にはならない仕様です。
コースは、下位機で説明した機能は網羅です。
その上で、 シワ取り・消臭コースが独自です。
1kgまでですが、庫内に発生させたスチームで、30分でシワを取り、消臭をします。柔軟剤を利用してのマスキング(香り付け)もできます。
2度洗いモードも、同社の中型だとこのグレードからです。
洗剤の自動投入を活かした形ですが、プレ洗いと本洗いで2度洗剤を投入します。
頑固汚れというより、わけ洗いしない場合に、汚れ移りを予防するための機能性です。

ネットワーク機能は、搭載です。
他社と同じで、独自コースの設定や追加、洗濯完了などの通知、外出先からの操作などが行えます。
先述の洗剤自動投入の部分では(シャープと異なり)国産品でも使えない銘柄があるので、スマホを用いて設定します。
IOT対応は、各社の音声AIとの連携は不可です(Amazon Alexaは、洗剤の自動購入だけは連携可)。
一方、総合家電企業ですので、自社システム(音声プッシュ通知)に対応するテレビや、【LEDシーリングライトの比較記事】で書いた同社のスピーカー付照明などと連携し、通知を発信できます。
パナソニックで家電を揃えているならば、特に便利でしょう。

お手入れは、やはり、パッキンや乾燥ユニットの自動掃除には、非対応です。
洗浄桶の洗浄自体は、60度のお湯をスチーム状にしてカビを予防する約60 ℃槽カビクリーンコースが搭載です。
洗濯槽の洗浄剤のコスト削減を狙ったものですが、あくまで黒カビの予防用で「除去」ではありません。
また、日干しもするという方は、乾燥を使わなかった場合も「自動槽乾燥」を30分行う設定もできますが、むろん電気代はかかります。
静音性は、本機も、騒音値が46dBです。
やはり、この部分が良いシャープに比べると平凡です。
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以上、パナソニックのNA-LX127ELの紹介でした。
おしゃれ着を含む3種類の洗剤の自動投入機能と、実用水準の温水洗浄機能が魅力です。
ヒートポンプ式の難点の克服は、下位機に比べると風の工夫(ふんわりジェット乾燥)もあり、IOT部分を含めて、高級機としてまとまり感のある性能に思います。
単純にお洗濯を自動化したのではなく、洗剤や水温など、ユーザーの選択肢の幅を担保しながら、自動化をすすめた点は、とくに良く思います
一方、メンテ性の部分で、近年のトレンドが取り込めていない部分は気になります。ここが次の課題かと思います。
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なお、パナソニックの家庭用の中型ドラムは、他にもバリエーションがあります。
順番にみておきます。

【2025年10月発売】945Wh
19・パナソニック NA-LX125EL-W 【左開き】
19・パナソニック NA-LX125ER-W 【右開き】
¥248,490 Amazon.co.jp (5/29執筆時)
【2024年10月発売】960Wh
19・パナソニック NA-LX125DL-W 【左開き】
19・パナソニック NA-LX125DR-W 【右開き】
¥245,000 Amazon.co.jp (5/29執筆時)
洗濯容量:12kg
乾燥容量:6kg
乾燥方式:ヒートポンプ
消費電力量:945Wh/680W
使用水量:55L
水道光熱費:43.7円/1回
スマホ連携:
温水洗浄:
自動投入: 洗剤1L 柔軟890mL おしゃれ/漂白730mL
サイズ:幅639×奥行722×高さ1060mm
第1に、NA-LX125DLです。
先ほどの機種の下位機にあたります。
新旧の違いは、こちらも先ほどの機種と同じです。
一方、上位機との主な違いは、温水機能とネットワーク機能(Wi-Fi)が非搭載になる点です。
温水洗浄は、要不要ではあります。
ただ、たまにあったら便利というシーンはありそうです。
ネットワーク機能は、本機の場合、ないと明らかに不便そうです。
洗剤類の銘柄ごとの量指定を、スマホでなく、パネルで行うことになるからです。
使用できない銘柄などもあるため「決め打ち」で、ほぼ同じ銘柄を使う方を除けば不便でしょう。
ーーー

【2025年10月発売】890W/h
20・パナソニック NA-LX129EL-W【左開き】
20・パナソニック NA-LX129ER-W 【右開き】
¥328,680 Amazon.co.jp (5/29執筆時)
【2024年10月発売】890W/h
20・パナソニック NA-LX129DL-W【左開き】
20・パナソニック NA-LX129DR-W 【右開き】
¥346,988 Amazon.co.jp (5/29執筆時)
洗濯容量:12kg
乾燥容量:6kg
乾燥方式:ヒートポンプ
消費電力量:800W/h 620W/h
使用水量:55L
水道光熱費:39.2円/1回
スマホ連携:
温水洗浄:対応
自動投入: 洗剤1L 柔軟890mL おしゃれ/漂白730mL
サイズ:幅639×奥行722×高さ1060mm
第2に、NA-LX129ELです。
今年度の最上位機です。
旧機が残りますが、こちらも「ダウンジャケット」コースの新設ほかは、わずかに光熱費が改善した程度です。

マイナスイオンは、ナノイーX(マイナスイオン)対応です。
現行機だと、このグレードのみ搭載です。
槽内が完全に乾かない洗濯・脱水運転時の防かび対応力がアップしたこと、また、ナノイーXの消臭機能が、洗濯できない衣服(スーツの焼肉臭・タバコ臭など)の除去に利用できることなどです。
加えて、任意ですが、洗濯終了後150分放出させることで、黒カビ菌の除菌を促す使い方もできます。電気代はほとんどかからないので、良い仕組みです(ナノイーX槽カビ菌除菌)。

なお、マイナスイオンの効果については諸説ありますが、密閉空間での消臭や抗菌力は実証されるため、シャープのプラズマクラスターとともに、この用途には適合的です。
発生量でランクがありますが、本機の場合「100倍」です。ドラムは密閉空間で狭いので、低濃度オゾンの問題もないので、強い方が良いです。

外観は、このグレードは、カラータッチパネルです。
スマホで主に運用する場合あまり関係ないですが、視認性は良いです。
ただ、あくまで「モニター」でありOSではないです。ファームウェアの更新などもないので、洗剤の種類などは「多め・少なめ」などしか選べないレベルです。

このほか、「はっ水回復」モードが搭載です。
2024年旧機までは下位機種にもあったのですが、「ダウンジャケット」コースとの入れ替わりで省略されており、ダウンロードを経ない形態だと、現在は本機のみの機能性です。
繰り返しですが、ナイロン系の撥水加工の衣服について、汚れなどで倒れてしまった撥水基を、ゆるく乾燥させることで直立させることで機能性を回復することを目的とした機能性です。
あとは、大きな違いはないです。
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結論的にいえば、ナノイーの搭載はある程度ポイントですが、価格差を正当化するかと言われると微妙なところです。
この点をふまえると、カラータッチパネルが不要ならば、本機を選ぶ意味は少ないかなと思います。
次回に続く!
ドラム式洗濯機のおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、ドラム式洗濯機の比較の2回目記事でした。
しかし、記事はまだまだ「続き」ます。

3・ドラム式洗濯機の比較 (3)
3-1:日立
4・ドラム式洗濯機の比較 (4)
4-1:東芝
4-2:ハイセンス
5・ドラム式洗濯機の比較 (5)
5-1:アクア
5-2:ハイアール
6・ドラム式洗濯機の比較 (6)
6-1:ツインバード
6-2:アイリスオーヤマ
6-3:RORO(ヤマダオリジナル)
6-4:TCL・マクスゼン ほか
7・ドラム式洗濯機の比較 (7)
7-1:最終的なおすすめの提案【結論】
次回の3回目記事(こちら)では、日立のドラム式を紹介します。
洗浄力の強さ ★★★★★
光熱費の安さ ★★★★★
しわの伸び ★★★★★
静音性 ★★★★★
スマホ連携 ★★★★★
故障しにくさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、7回目記事(こちら)で、ここまで紹介してきたドラム式洗濯機「全機種」から、最終的な結論として「Atlasのオススメ機種」を提案します。
引き続きよろしくお願いします。
3回目記事は→こちら
