比較2019’【プレミアム!】高性能3ドア冷蔵庫26機のおすすめ:400L 500L 600L 450Lサイズの選び方

2019年09月11日

比較2019’【プレミアム!】高性能3ドア冷蔵庫26機のおすすめ:400L 500L 600L 450Lサイズの選び方

【今回レビューする内容】2019年 最新の3ドア冷蔵庫の性能とおすすめ・選び方:中型・大型の高級・高品質冷蔵庫の性能の違い・ランキング

【紹介する製品型番】パナソニック NR-F505HPX NR-F555HPX NR-F605HPX NR-F655HPX NR-F555WPX NR-F605WPX NR-F655WPX 三菱電機 MR-MX46E MR-MX50E MR-MX57E 日立 R-XG43J R-XG48K R-XG51J R-XG56J R-HW52K R-HW60K R-KW57K R-KX57Kシャープ SJ-WA50E SJ-WA55E SJ-GA50E SJ-GA55E 東芝 GR-R460FZ GR-R510FZ GR-R550FZ GR-R600FZ

今回のお題
各社の最新の3ドア冷蔵庫のおすすめはどれ?

 ども、Atlaです。

 今回は、2019年9月現在、最新の冷蔵庫の比較です。

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1・2ドアの小型冷蔵庫の比較記事
2・3ドアの大型冷蔵庫の比較記事

 前回の1回目記事では、2ドア冷蔵庫小さめの3ドア冷蔵庫を比較しました(こちら)。

 それらは、どちらかと言えば、1人暮らしからカップルにおすすめの機種でした。

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 今回の2回目記事では、完全に「ファミリー向け」と言える、450Lクラス〜600Lクラスの冷蔵庫を比較します。

 各社の高性能モデルを中心に、約30機種ほどを網羅します。

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1・電気代の安さ ★★★★☆
2・冷蔵室の工夫 ★★★★★
3・チルド機能  ★★★★☆
4・野菜室の工夫 ★★★★★★
5・冷凍の工夫  
★★★★★
6・総合評価   ★★★★★

 というわけで、以下では、各社の冷蔵庫を個別に比較します。

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

1・大型の冷蔵庫の選び方の基本!

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 家庭用の大きめ3ドア冷蔵庫は、日本では「パナソニック」「三菱電機」「日立」「シャープ」「東芝」が「5強」です。

 小型・中型の2ドアは、海外勢の勢いも強いですが、大型については、性能重視で選ぶ場合、(ほぼほぼ)これらのメーカーの機種を見通せば、「こと足りる」と言えます。

 その上で、各メーカーから「良い製品」を選ぶにあたっては、以下の点がポイントとなってきます。

1・電気代

1・冷蔵庫の電気代
 =冷蔵庫のサイズに比例

 第1に、電気代です。 

 おそらく皆さんが最も気にする部分の1つでしょう。

 しかしながら、「5強」が販売する、3ドア冷蔵庫のプレミア高級機の場合、「同じ定格内容量」の製品ならば、どのメーカーのどの製品も、「ほとんど年間電気代は同じ」です。

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 これは、政府が求める「省エネ基準達成率」に合わせる必要があるため、最近は、各社も「この枠内の消費電力で、できる限り工夫して高性能化」させているからです。

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 ただし、パナソニックの「エコナビ」のように、省エネ基準の算定式で認められた方法を超えて、電気代の節約を目指した機種もありますので、今回の記事では、詳しく言及します。

2・庫内容量の大きさ

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 第2に、庫内容量の大きさです。

 後ほど具体的な機種を見ていきますが、ファミリー向けの3ドア冷蔵庫は、各社とも450Lクラスから600Lクラスまで、数段階のラインナップがあります。

 皆さんが冷蔵庫を選ぶ際に「はじめに決めるべき」は、必要な冷蔵庫の定格内容量です。

 デンキヤでは「大きめ」を薦められることがありますが、経験上、下表のような目安で良いでしょう。

1・3ドア冷蔵庫(450L)
 =標準的な家族むけ(〜4人)
2・3ドア冷蔵庫(500L)
 =買いだめ、作り置きをよくする家族
3・3ドア冷蔵庫(600L)
 =相当料理好きの大家族(〜6人)

 Atlas的には、450Lクラスの製品が、製品価格と実用性を兼ね備える標準的な水準だと考えます。

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 設置面積についても、500Lを超える「大きめ冷蔵庫」は、横の設置幅が各社とも65cmから、68.5cm、75cmと段々伸びていき、キッチンを圧迫していくことになります。

 見映えのバランスも悪くなるため、「2週間以上買いだめする」「作り置きを大量に保存する」などの事情がない限り、500Lまでのサイズで収めるのが良いでしょう。

3・冷蔵室や冷凍室のサイズ

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定格内容量:650L
冷蔵室:335L〈257L〉
野菜室:135L〈97L〉
冷凍室:123L〈86L〉
特別室:33L〈18L〉
 ※〈 〉は、各社が自主的に表明する「実収納スペース」

 第3に、冷蔵庫・冷凍室などのサイズです。

 各社の冷蔵庫のスペック表には、「定格内容量」のほか、冷蔵室・野菜室・冷凍室などの「広さ」の数値も開示されます。

 ただ、これついて言えば、、各社とも、それぞれの収納スペースの形状や割合は「ほぼ同じ」です。

 つまり、3ドアの高性能機の場合、メーカーによって「冷蔵庫の面積が相当広い」などはありません

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 結論的にいえば、やはり、最も大事なのは、冷蔵庫の定格内容量です。それに応じて、各室の容量が増えるだけなので、これらの部分は見過ごしても、大きな問題とはならないと言えます。

4・温度管理や清潔性

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1・チルド室にかかわる技術
2・野菜室にかかわる技術
3・清潔性にかかわる技術

 第4に、温度管理や清潔性にかかわる部分の技術です。

 この部分は、各社に違いがあり、選ぶ際の基準としてある程度重要です。

 例えば、日立の「真空チルド」や、パナソニックの「微凍結パーシャル」など、チルド室にかかわる技術は、各社とも競っています。

 また、野菜室の鮮度や、清潔性を保つためのマイナスイオン機能なども、各社とも競っている部分といえます。

 今回は、この部分については、重要視しながら、各製品を紹介するつもりです。

2・各社の3ドア冷蔵庫の比較

 では、具体的な紹介をはじめます。

 以下の本文では、Atlasのおすすめできるポイントを赤字で、イマイチな部分を青字で記していきます。

 なお、各製品の容量部分のスペックは、全機種のうち、最も小型なモデルのスペックを参考例として示しています。


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 【2019年10月発売】

 【500L】〈幅65cmサイズ〉

 1・パナソニック NR-F505HPX
  ¥350,891 楽天市場 (6/8執筆時)

 【550L】 〈幅68.5cmサイズ〉

 2・パナソニック NR-F555HPX
  ¥382,800 楽天市場 (6/8執筆時)

 【600L】〈幅68.5cmサイズ〉

 3・パナソニック NR-F605HPX
  ¥426,800 楽天市場 (6/8執筆時)

 【650L】〈幅75cmサイズ〉

 4・パナソニック NR-F655HPX
  ¥448,800 楽天市場 (6/8執筆時)

定格内容量:500L
冷蔵室:259L〈188L〉
冷凍室:92L〈64L〉
野菜室:105L〈73L〉
製氷室:17L〈4L〉
特別室:27L〈14L〉
年間消費電力:274Wh

 HPXシリーズは、パナソニックでは、2番目に高級な冷蔵庫のラインです。

 2019年10月発売の最新モデルとなります。

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 デザイン性は、高いです。

 色目は3種類から選べますが、ガラストップ採用で、どれも綺麗です。

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 定格内容量は、500Lサイズから、650Lサイズまで選択可能です。

 パナソニックの場合、500Lサイズまでが、幅65cmで収まるスリムサイズです。

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 冷蔵室は 、フレンチドア(観音開き)です。

 この方式の場合、片開きで済む場合に省エネになるほか、ドアを開ける力が半分で済むなどのメリット性があります。また、引っ越した際に、右開き、左開きを気にせず設置できる自由さもあります。

 冷凍室は、パナソニックの場合、中段にあります。

 屈まず取り出せるので便利です。もちろん、製氷機能を持ちます。

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 野菜室は、下段です。

 「Wシャキシャキ野菜室」と名付けられていますが、これは、庫内の再生セルロースを2倍にすることで、湿度管理を徹底させる工夫です。

 スーパーの冷蔵棚でも、単に冷やすだけでなく、霧状の水を振りかけるようにして鮮度を確保しますが、原理としては同じでしょう。

 パナソニックによれば、「約1週間」野菜をシャキシャキ長持ちさせる効果があります。

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 チルドルームは、微凍結パーシャル機能が「売り」です。

 各社ともこの部分は競うところですが、パナソニックの場合は、(完全には凍らない)マイナス3度に固定し、主に、お肉や生魚類を、約1週間長持ちさせることを目指します。

 挽肉なども「凍らない」ので解凍の手間も要らないという利便性があります。

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 一方、チーズやバターないし、つくねなどは、3度では保存が難しい(味が代わる)ので、チルド室を温度設定が高い「通常のチルドモード」に直して使います。

 つまり、「お肉」と「チーズ」は、チルド室では共存できない点が、弱点と言えます。

れちゃう瞬冷凍」という、凍ったまま肉が切れる便利機能もありますが、この機種は不採用です。

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 特別室は、各社とも工夫を凝らす部分です。

 パナソニックの場合、製氷室の横の「新鮮凍結ルーム(クーリングアシスト)」がそれにあたります。

 ここは、基本的に冷凍室で、アルミプレートが置かれ、アルミの放熱効果で、下段の冷凍室よりも急速に冷凍できるという仕組みです。

 ただ、アルミを利用するこの方式は、割と古くからありますが、大風量の集中シャワー冷却で「かなりの急冷」ができる点が目新しいです。

 業務用の冷凍機とまではいきませんが、通常の1/5の速度で冷凍できるので、生鮮品の鮮度維持に効果を期待できます。

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 このほか、モード変更で、お弁当などのあら熱をとる「冷ます」、凍らせたくない食品の「急冷」による調理時短なども可能です。

 さらに、スマホアプリから、これらの処理について時間単位での設定も可能です。

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 電気代は、先述のように、各メーカーとも差の付く部分とは言えません。 

 ただ、パナソニックは、エコナビ機能があります。

 センサーが得意な同社らしく「収納量・湿度・開閉・室温・照度の各センサー」を駆使して、運転温度を管理して、光熱費の節約を目指しています。

 これを、うまく使えば、国の統一基準で示される各機の年間消費電力上回る水準の省エネ効果をえられます。

 恐らく、エコナビ機能を有効にした場合の実際の電気代は、パナソニックが最も安いでしょう。

 清潔性の面では、ナノイーイオン発生機能があります。

 マイナスイオンは、室内での効果は過信は禁物ですが、密閉空間での効果は実証性があります。ある程度の脱臭効果が期待できます。

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 以上、パナソニックの HPXシリーズの紹介でした。

 他社に比べて強調できるのは、多様なセンサーを使っての「省エネ性」です。大きめ冷蔵庫は、小型に比べると、省エネ効率が良いとは言え、モノを詰めすぎると、実際の電気代は、余計にかかってきます。

 その部分を、センサーで最適化するパナソニックの製品は、実空間での仕様における光熱費の面で、他社より優れると言えます。

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 【2019年2月発売】

 【550L】 〈幅68.5cmサイズ〉

 5・パナソニック NR-F555WPX
  ¥284,000 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【600L】〈幅68.5cmサイズ〉

 6・パナソニック NR-F605WPX
  ¥249,100 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【650L】〈幅75cmサイズ〉

 7・パナソニック NR-F655WPX
  ¥311,500 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 なお、パナソニックの場合、これよりもうワングレード高い、WPXシリーズがあります。

 こちらについては、2月発売なので、新機種より値段が安いです。

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 違いは、外観デザインです。

 黒系のモデルは、ミラー加工が施されたエレガントな仕様で、最も高級眼があります。ただ、かなり、「ラグジュアリー」なので、合うご家庭は限られるでしょう。

 それ以外は、ミラー加工なしのフロスト加工です。下位機種に比べて、指紋の付きにくい加工がなされており、スタンダードな高級感があるため、どのご家庭にもマッチしやすいでしょう。

 ただ、いずれも、価格は高めですね。


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 【2019年1月発売】

 【455L】〈幅65cmサイズ〉

 8・三菱電機 MR-MX46E
  ¥238,399 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【503L】〈幅65cmサイズ〉

 9・三菱電機 MR-MX50E
  ¥245,299 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【572L】 〈幅68.5cmサイズ〉

 10・三菱電機 MR-MX57E
  ¥258,000 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

定格内容量:455L
冷蔵室:247L〈188L〉
冷凍室:80L〈53L〉
野菜室:88L〈61L〉
製氷室:16L〈4L〉
特別室:24L〈13L〉
年間消費電力:250Wh

 MXシリーズは、三菱電機の発売する、高性能な冷蔵庫です。

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 デザイン性は、三菱電機も良好で、ガラスドア採用です。

 ひきだしの部分の湾曲が結構主張していますが、柔らかい感じであり、「女性受け」を狙ったものでしょう。

 定格内容量は、455Lサイズから、572Lサイズまで選択可能です。

 横幅は、503Lモデルまでが、標準的な幅65cmで収まるスリムサイズです。

 一方、パナソニックと比べると、最小サイズが455Lと小型が用意されます。

 ただ、高さ182.6cmとやや背が高めなフォルムではあります。

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 冷蔵室は 、フレンチドア(観音開き)です。

 パナソニックの機種と大きな違いはありません。

 ただ、ペットボトルだけサッと取り出せる「横取りポケット」は、昔からの三菱電機の特長です。

 なお、20度以下になると自動的に閉じる「オートクローザー」が冷蔵室については「搭載」です。

 冷凍室は、三菱電機の場合、下段にあります。

 パナソニックは中段だったので、この点は異なります。

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 野菜室は、中段です。

 パナソニックは下段でしたので、野菜室をよく利用する方は三菱電機は便利でしょう。

 一方、真空断熱材を利用することで庫内温度を安定化させる仕組みは、三菱電機もあります。

 ただ、湿度センサーなどを使って、綿密に保湿していくパナソニックに比べると、鮮度保存の部分は多少弱いでしょう。

 一方、3色LEDを照射することで葉緑素を持つ葉物野菜のビタミンと棟梁を高めるという機能は、三菱電機の「売り」です。

 科学的にも、ある程度の効果は期待できそうです。

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 チルドルームは、氷点下ストッカーDが、機能面での「売り」です。

 これは、パナソニックの機能と似ていて、-3℃〜0℃に保つことで、生肉や生魚を1週間程度保たせるようにする技術です。

 ただ、やはり、チーズなど凍らせると味が変質するものとの共存は無理であり、パナソニック同様の限界はあります。

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 特別室は、三菱電機の製品を選ぶ場合の大きな「売り」です。

 こちらは、「切れちゃう瞬冷凍AI」が搭載されるからです。

 冷凍室に食材を入れる際、AI(人工知能)が食材の使い方を推測して、挽き肉などの場合、「マイナス7度で芯から凍らせる」ことで、冷凍した食材が「凍ったまま切れる」のが売りです。

 一般家庭で便利に感じるのは「挽き肉の小分け」くらいでしょうが、個人的には「それだけでもかなり便利」に感じます。

 電気代は、節電アシスト機能を持ちます。

 ただ、多数のセンサーを利用して分析するパナソニックに比べると、省エネの水準はさほど高くないでしょう。

 とはいえ、大きめの冷蔵庫はもともと省エネ効率がよいので、最小サイズの冷蔵庫でも、年間電気代は7000円未満ではあります。

 清潔性の面では、マイナスイオン系の技術は不採用です。

 フィルターでの換気のフィルタリングは行います。

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 以上、三菱電機のMXシリーズの紹介でした。

 パナソニックと比較すると、「真ん中に野菜室がある構造」が、構造上の注目点です。逆に冷凍食品は取り出しにくいので、このあたりは、生活スタイルに応じて、良い悪いは分かれるでしょう。

 機能面では、似通っていますが、節電アシスト機能はやや分が悪い一方、特別室での切れちゃう瞬冷凍AI」は、かなり訴求力のある技術だと思います。

 Atlasもこの一点のみで、この機種を自宅用に選びそうになりました!


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 【2018年9月発売】

 【430L】〈幅65cmサイズ〉

 11・日立 R-XG43J
  ¥177,200 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【505L】 〈幅68.5cmサイズ〉

 12・日立 R-XG51J
  ¥208,000 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【650L】〈幅75cmサイズ〉

 13・日立 R-XG56J
  ¥203,000 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【2019年9月発売】

 【475L】〈幅68.5cmサイズ〉

 14・日立 R-XG48K
  ¥285,500 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

定格内容量:475L
冷蔵室:254L〈198〉
冷凍室:88L〈56L〉
野菜室:90L〈57L〉
製氷室:18L〈5L〉
特別室:25L〈13L〉
年間消費電力:258Wh

 XGシリーズは、日立のプレミアムグレードの冷蔵庫では、最もお手軽価格な製品です。

 475Lサイズのみ、2019年に型番が変わっています。

 デザイン性は、他社の上級機と同じで、ガラストップ(クリスタルドア)を採用しており、綺麗です。

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 定格内容量は、430Lサイズから、650Lサイズまで選択可能です。

 日立の場合、次に紹介する上位機もありますが、Atlasが「標準的なファミリー」にオススメする、450L前後のモデルがあるのは、こちらのXGシリーズのみです。

 背の高さは、430Lサイズでも、高さ181cmとやや背が高めです。一方、475Lサイズから幅が68.5cmですから、この部分での設置性はイマイチです。

 ただ、日立は、500Lサイズ未満の本体の奥行が他社より5cm程度短いので、住宅の事情によっては、日立の方が設置性の良い場合もあります。

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 冷蔵室は 、フレンチドア(観音開き)です。

 他社と比較して、とりたてた特長はありません。

 冷凍室は、パナソニックと同じで、中段にあります。

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 野菜室は、したがって下段です。

 特別な技術としては、新鮮スリープ保存を搭載します。

 プラチナ触媒(ルテニウム配合)で、ニオイのほか、野菜からのエチレンガスの発生を抑えて、野菜を「眠らせる」方式です。

 ちなみに、バナナなどの果物が熟すのは「エチレンガス」によります。

 そのため、バナナは日本に輸出するまで「船」の中でエチレンガスを抜いて「冬眠」させています。そして、日本の工場で「エチレンガス」が吹き付けて、急速に熟させて、スーパーに出荷されています。

 同じ原理を再現した方式で、個人的には非常に興味深いです。その上で、水分を逃がさないように、密閉性の高いうるおいカバーでふたをしています。

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 チルドルームは、日立の最大の「売り」である「真空チルド」を採用します。

 ストッカーの空気をポンプで抜き、0.8気圧にしつつ、1度前後ででチルドするという方式です。

 この方法の場合、生肉・生魚と、ハム・チーズが共存できるため、実際の実用度は、他社より高い場合が多いです。

 一方、三菱やパナソニックのように、氷温の保存(マイナス1度での「真空氷温」)を利用し、より生肉・生魚に特化させることも可能です。

 真空状態を併用するため、他所のように(最大)マイナス3度になる必要がない分、不意に凍ってしまいにくいという大きな利点があります。

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 また、密閉し、風に当てないのでラップが必ずしも必要ない展や、先述のプラチナ触媒で消臭効果も期待できるなど、「真空チルド」はかなりレベルが高い技術です。

 特別室は、日立の場合も、製氷室の横にあります。

 ただ、この部分は、普通の冷凍室で、冷凍速度が下段やや速いという以上の機能は強調されません

 電気代は、日立の場合、霜から生じた冷気を冷却につかう「フロストリサイクル冷却」が自慢です。

 ただ、これは、省エネ達成率の部分に組み込まれている数値であり、省エネ性の部分での「プラスアルファ効果」は、他社に及ばないと言えます。

 清潔性の面では、マイナスイオン系の技術は不採用です。

 フィルターでの換気のフィルタリングは行います。

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 以上、日立のXGシリーズの紹介でした。

 野菜室の「新鮮スリープ保存」も独創的な面白い技術ですが、やはり「真空チルド」でしょう。

 ラップ不要で、多数の食品が混在できる点、不意に凍ってしまいにくい点で、チルドの使い勝手は相当高いです。

 一方、省エネの徹底度の部分と、「特別室」にあまり工夫がない点がネックですが、食材全般の鮮度の保持力では、総合力が最も高いでしょう。

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 【2019年2月発売】

 【通常タイプ】

 【520L】〈幅65cmサイズ〉

 15・日立 R-HW52K
  ¥235,754 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【602L】〈幅68.5cmサイズ〉

 16・日立 R-HW60K
  ¥264,100 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【ぴったりセレクト】

 【567L】 〈幅68.5cmサイズ〉

 17・日立 R-KW57K
  ¥271,800 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【ぴったりセレクト】【スマホ連携】

 【567L】〈幅68.5cmサイズ〉

 18・日立 R-KX57K
  ¥292,500 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 なお、日立は、これより上位のKX・KWシリーズがラインナップされます。

 Atlasが一般向けに「おすすめ」する400L台の製品はないのですが、これらの機種は面白いです。

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 これら機種の場合、「まるごとチルド」機能を搭載します。冷蔵庫部分を単独冷却にすることで、上図の枠内の部分全てを「2度のチルド温度」にすることに成功しています。

 もちろん、真空ではないですが、「うるおい冷気」で、湿度を補填しつつ冷却するので、ラップなしで乾燥が避けられる利便性は、保っています。

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 その上で、従来的に「真空チルドルーム」であった場所を、特鮮氷温ルームとして、マイナス1度で氷温冷凍する部屋にしています。

 真空にはしていませんが、日立を選ぶ場合の決め手である、チルドルームを、極限まで広く使えるのは便利です。

 価格的に相当高いですが、冷蔵庫の位置づけを買える点で画期的なので、今後の数年間は、「チルド」を巡る開発競争が激化するかもしれません。

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 一方 【ぴったりセレクト】とある機種は、冷凍室と野菜室の部分を任意の組み合わせに換えられます。

 野菜室を使わない場合は、野菜をメイン室に入れて使うようなイメージです。便利なようですが、野菜を眠らせて保存する、新鮮スリープ保存が機能としてないので、この部分は、イマイチでしょうか。


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 【2019年2月発売】

 【通常タイプ】

 【502L】〈幅68.5cmサイズ〉

 19・シャープ SJ-WA50E
  ¥212,800 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【551L】〈幅68.5cmサイズ〉

 20・シャープ SJ-WA55E
  ¥218,527 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【上級タイプ】

 【502L】〈幅68.5cmサイズ〉

 21・シャープ SJ-GA50E
  ¥229,177 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【551L】〈幅68.5cmサイズ〉

 22・シャープ SJ-GA55E
  ¥234,800 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

定格内容量:502L
冷蔵室:259L〈202L〉
冷凍室:129L〈86L〉
野菜室:73L〈49L〉
製氷室:21L〈6L〉
特別室:25L〈13L〉
年間消費電力:258Wh

 WAシリーズは、シャープでは、上から二番目に高級な冷蔵庫です。

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 デザイン性は、こちらも、ガラストップを採用しており、綺麗です。

 とくに、同社のコーポレートカラーである赤色のモデルは目を引きます。

 定格内容量は、一方、シャープは高級グレードで400L台の製品がないです。

 最小でも502Lであり、幅も68.5cmからで、背丈も183cm、奥行も68cmからですから、設置性はイマイチです。

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 冷蔵室は 、【上級タイプ】と2機種は、フレンチドア(観音開き)です。

 通常モデルは、シャープ伝統の「どっともドア」で、左右両方どちらからでも開けられる不思議な構造です。

 さらに、いずれの製品についても、モーターの力で、軽くふれると開く「電動アシストドア」です。他社は、この方式を辞めたので、残っているのはこれだけでしょう。

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 冷凍室は、下段にあります。

 シャープはフリーザーが大きめな部分が有名です。最近は他社も大きいですが、3段式のメガフリーザーの使いやすさと収納性は、以前レベルが高く、収納力では目を引く部分があります。

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 野菜室は、配置が変則的で、図のように右側にあります。

 狭いように見えますが、二段ぶち抜きなので、収納力は他社と変わらない水準です。

 ふたをして湿度を保つ方法は、日立に似ています。ただ、シャープの場合、5面輻射冷却で、ふたの下を雪下の環境に近い状態にすることで、鮮度を保つ仕組みです。

 低温下に野菜を置くと、野菜のデンプンが糖に分解されるため、ニンジン・ジャガイモ・白菜などについて、野菜の甘みがアップします。

 雪国の人が、雪の中に野菜を保存する雪室とおなじ発想です。

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 チルドルームは、「プラズマクラスターうるおいチルド」を搭載です。

 マイナスイオンを吹き付けることで、雑菌を抑える仕組みです。ただ、鮮度を保つような工夫が他社より決定的に欠けており、生肉・生魚を1週間持たせるようなことは、不可能です。

 特別室は、冷凍室として利用できるほか、「タイマー冷凍」として、30分間食材を冷却する機能があります。

 急な来客の際、ビールなどを冷やすなどの使い方でしょう。

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 ただ、むしろ面白いのは、製氷機能で、この機種は、他社よりも大きめの(疑似的な)ロック製氷ができます。

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 電気代は、一方、パナソニックと同様に、かなり多くのセンサーをAIが判断しての節電に対応します。

 ただ、センサー数としての徹底度は、引き続きパナソニックがやや上でしょう。

 清潔性の面では、先述のプラズマクラスターイオンが利用されます。

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 以上、シャープのWAシリーズの紹介でした。

 チルドは決定的に弱いですが、メガフリーザーや、大きい氷の製氷機能、特別室の「タイマー冷凍」など、独創的な面白い機能があります。

 講師他店から言えば、お酒を飲み、お酒のつまみなどはよく作るが、普段は冷凍食品中心というご家庭のニーズに合いやすいでしょう。

 節電アシスト機能もしっかりしているため、そう頻繁には冷蔵庫を開けないご家庭には特に向きます。


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 【2019年2月発売】

 【461L】〈幅68.5cmサイズ〉

 23・東芝 GR-R460FZ
  ¥176,980 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【508L】〈幅65cmサイズ〉

 24・東芝 GR-R510FZ
  ¥197,610 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【551L】 〈幅68.5cmサイズ〉

 25・東芝 GR-R550FZ
  ¥202,597 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【601L】〈幅68.5cmサイズ〉

 26・東芝 GR-R600FZ
  ¥244,800 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

定格内容量:475L
冷蔵室:254L〈198〉
冷凍室:88L〈56L〉
野菜室:90L〈57L〉
製氷室:18L〈5L〉
特別室:25L〈13L〉
年間消費電力:258Wh

 FZシリーズは、東芝から販売されている、プレミアムな冷蔵庫です。

 デザイン性は、東芝の場合も、トップグレードのこちらは、ガラストップを採用しており、綺麗です。

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 定格内容量は、461Lから、601Lまで4段階で用意されます。

 ポイントは、508Lでも幅が65cmで済む点で、この幅での収納力はおそらく最高でしょう。ただし、奥行は508Lの場合でも69cmあるため、一長一短ではあります。

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 冷蔵室は 、フレンチドア(観音開き)です。

 一方、日立の高級機のように「全面チルド」ではないですが、他社と違い、上下に冷却器を持つ東芝冷蔵庫のパワーを活かして、水分を含む冷気を冷蔵室を送り込めるため、冷蔵室が乾燥しにくいというメリット性があります。

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 冷凍室は、下段にあります。

 東芝の場合、冷凍庫の出力が強力で、マイナス18度をキープさせます。

 そのため、冷凍ご飯などへの「霜付き」が他機よりも少なく、解凍時に美味しいというメリットがあります。

 東芝は、冷却器が上下に2つあるため、下段のパワフルに冷却できています。

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 野菜室は、伝統的に東芝の「強い部分」とされており、レビュー紙でもかなり評価されます。

 ただ、ここまで見てきたように他者の追い上げも凄まじいですが、実際ひきつづき優秀です。

 ポイントは、「ミストチャージユニット」で、実際に冷気から取り出した水分を野菜室に集中的に送る仕組みで、保湿しており、密閉するに止まるような他社方式よりも、効果が高いです。

 加えて、今年から日立同様に、エチレンガスを分解するための「プラチナ触媒」も加わっており、この部分では「絶対他社に先を行かせない」という意地を感じます。

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 チルドルームは、使い勝手を重視します。

 二段構造として、1段目のみ「マイナス一度」のでの氷温チルドを洗濯できるようにし、普通のチルドの2段目と使い分けられる工夫があります。

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 加えて、チルド室は、上下に冷却器と大風量を吹き付ける「スピード冷却」が利用できます。

 一気に、マイナス4度まで下がるため、今すぐ冷やして食べたい、(買ってきたばかりの)お刺身や、温いビールなどの冷却に便利です。

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 その上、大風量を活かした、急速解凍にも利用できます。これらは、チルド室の機能を超えますが、新しい提案として面白いです。

 一方、チルド室の本来的な用途としては、氷温でのチルドがマイナス一度で、かつ、真空を伴わない状況なので、シャープを除けば他社に劣るでしょう。

 ラップも必要ですし、特に生魚の鮮度保持は、多少ですが負けます。

 特別室は、製氷機の横で、「切り替え冷凍室」となります。

 野菜などをゆっくり凍らせることと、ご飯などを一気に凍らせることを選択できます。

 ただ、三菱電機のようにAIを利用して、自動に判断してくれるような機能は不採用です。 急な来客の際、ビールなどを冷やすなどの使い方でしょう。

 電気代は、一方、開閉センサーを使うエコ運転ができますが他社比べて、徹底しているとも言えません。

 清潔性の面では、マイナスイオン系は使われませんが、光触媒による脱臭に対応します。

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 以上、東芝FZシリーズの紹介でした。

 引き続き「野菜の鮮度保持」については、他社よりわりと優秀です。

 一方、チルド室は、二段で使える上、チルド以外の用途に使うという面白い提案もありますが、食材の長期保持という本来的な用途においては、イマイチな部分もあります。

 ただ、冷蔵室の「うるおい」の保存は、日立の高級機を除けば性能はおそらく最も良いですし、相当程度に実力は高いため、買って後悔することはないでしょう。

今回の結論
各社の最新の3ドア冷蔵庫のおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今日は、各社の最新の3ドア冷蔵庫を紹介してきました。

 主に高級機の紹介で、10万円台のミドルレンジの製品は比較していません。

 ただ、5社とも「上位機のいずれかの機能を省くか、グレード下げる」点で、差を付けているため、メーカーごとの大まかな傾向を知ることは意味はあるでしょう。

 最後に、いつものように、目的別に「Atlasのオススメ機種」を提案しておきます。


 第1に、料理好きなご家庭で、特に、お肉、お魚類を新鮮な状態でキープしたい方には、

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 【2018年9月発売】

 【430L】〈幅65cmサイズ〉

 11・日立 R-XG43J
  ¥177,200 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【505L】 〈幅68.5cmサイズ〉

 12・日立 R-XG51J
  ¥208,000 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

定格内容量:475L
冷蔵室:254L〈198〉
冷凍室:88L〈56L〉
野菜室:90L〈57L〉
製氷室:18L〈5L〉
特別室:25L〈13L〉
年間消費電力:258Wh

1・電気代の安さ ★★★★☆
2・冷蔵室の工夫 ★★★★★
3・チルド機能  ★★★★★★
4・野菜室の工夫 ★★★★★
5・冷凍の工夫  
★★★★☆
6・総合評価   ★★★★★

 日立のXGシリーズでしょう。

 サイズとしては、430Lでも良いですが、価格がさほど変わらないです。

 そのため、68.5cmの幅が問題ないならば、475Lが良いでしょう。

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 オススメの理由は、もちろん「真空チルド」の部分です。

 より低い温度で保存する「氷温チルド」は、食材によっては凍る場合もありますが、空気をポンプで抜き、0.8気圧にしつつ保存する日立の方法は、確実性と信頼性が高いです。

 ラップなしでもある程度保存できますし、ラップをした場合も、(スーパーで貼られたラップをそのまま再利用するなど)の場合の良い保険となります。

 その他の部分も、野菜室新鮮スリープ保存など面白い個性もありますし、全体的な性能からもオススメできます。

 弱いのは、節電性能ですが、基本的に、このクラスの年間電気代は7000円未満なので、(詰め込まないならば)過度に気にする必要はないと思います。


 第2に、光熱費の節約を第1に考えた上で、総合力もある機種としては、

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 【2019年10月発売】

 【500L】〈幅65cmサイズ〉

 1・パナソニック NR-F505HPX
  ¥350,891 楽天市場 (6/8執筆時)

定格内容量:500L
冷蔵室:259L〈188L〉
冷凍室:92L〈64L〉
野菜室:105L〈73L〉
製氷室:17L〈4L〉
特別室:27L〈14L〉
年間消費電力:274Wh

1・電気代の安さ ★★★★★★
2・冷蔵室の工夫 ★★★★★
3・チルド機能  ★★★★☆
4・野菜室の工夫 ★★★★★
5・冷凍の工夫  
★★★★★
6・総合評価   ★★★★★

 パナソニックでのHPXシリーズでしょう。

 ただ、発売時期の関係で割高なので、500L以上のサイズでも置けそうならば、上位シリーズの方が良いでしょう。最高級機は2月発売なので、値段が下がっています。

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 電気代は部分でも、定評のあるエコナビ機能が有利です。

 整理せず適当にストッカーに詰めこむ場合、メーカーが示す年間消費電力量の指標は「意味が無い」ことが多いです。

 それを補うシステムが重要ですが、パナソニックは、「収納量・湿度・開閉・室温・照度の各センサー」を駆使して、光熱費の節約を目指している点が、他社より高度です。

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 機能面でも、野菜室での、「Wシャキシャキ野菜室」機能、チルドルームでの、マイナス3度での微凍結パーシャル機能と、最近の機能的なトレンドも押さえられています。

 正確に言えば、良質とも、「最も使える機能」を持つのは他社ですが、総合力では、パナソニックも負けていません

 問題は、微凍結パーシャル機能を利用する場合、通常のチルド室としてチーズなどを置けない部分です。ここがネックにならない方は、この機種が最も良いと思います。


 第3に、挽き肉など食材を冷凍し、料理に使うことが多い方にオススメなのは、

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 【2019年1月発売】

 【455L】〈幅65cmサイズ〉

 8・三菱電機 MR-MX46E
  ¥238,399 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【503L】〈幅65cmサイズ〉

 9・三菱電機 MR-MX50E
  ¥245,299 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

定格内容量:455L
冷蔵室:247L〈188L〉
冷凍室:80L〈53L〉
野菜室:88L〈61L〉
製氷室:16L〈4L〉
特別室:24L〈13L〉
年間消費電力:250Wh

1・電気代の安さ ★★★★☆
2・冷蔵室の工夫 ★★★★★
3・チルド機能  ★★★★☆
4・野菜室の工夫 ★★★★★
5・冷凍の工夫  
★★★★★★
6・総合評価   ★★★★★

 三菱電機のMXシリーズでしょう。

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 特別室を、各社ともあまり有効に使えていないなか、三菱電機の製品の「切れちゃう瞬冷凍AI」は、冷凍したまま、ひき肉を切れる冷凍法を取れるという点で、明らかな個性があります。

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 こういった調理をする方は、「料理好き」でしょうし、その場合、中段に野菜室というのは便利です。

 野菜を保存する際に、3色LEDを照射することで葉緑素を持つ葉物野菜のビタミンと棟梁を高めるという機能も、独自で面白みがあるでしょう。

 一方、チルドルームは、-3℃〜0℃に保つ氷点下ストッカーDですので、チーズなど凍らせると味が変質するものとの共存は無理です。

 パナソニック同様ですが、三菱電機の場合もこの部分が問題ない方にはとても良いと思います。


 第4に、野菜の鮮度を中心に考えた場合に、最もオススメできる製品は、

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 【2019年2月発売】

 【461L】〈幅68.5cmサイズ〉

 23・東芝 GR-R460FZ
  ¥176,980 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【508L】〈幅65cmサイズ〉

 24・東芝 GR-R510FZ
  ¥197,610 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

定格内容量:475L
冷蔵室:254L〈198〉
冷凍室:88L〈56L〉
野菜室:90L〈57L〉
製氷室:18L〈5L〉
特別室:25L〈13L〉
年間消費電力:258Wh

1・電気代の安さ ★★★★☆
2・冷蔵室の工夫 ★★★★★
3・チルド機能  ★★★★☆
4・野菜室の工夫 ★★★★★★
5・冷凍の工夫  
★★★★★
6・総合評価   ★★★★★

 東芝FZシリーズでしょう。

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 「ミストチャージユニット」で、水分を集中的に送る仕組みは、実際、野菜の鮮度の保持に恐らく最も効果的です。

 その上で、日立同様に、エチレンガスを分解するための「プラチナ触媒」で「野菜を眠らせる」こともするため、この部分では最強です。

 前後に冷却ユニットを持つ東芝の独自のパワーで、冷凍室について、マイナス18度をキープできる点も、面白い個性です。

 一方、チルド室が「個性的すぎる」点、とくに、チルド室の氷温チルドの冷却温度がやや高めな点をどう評価するかが難しいです。ただ、この機能面に問題を感じない場合は、この機種が良いと思います。


 第5に、冷凍食品の調理や、お酒やそのおつまみの作成をメインに考える場合は、

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 【通常タイプ】

 【502L】〈幅68.5cmサイズ〉

 19・シャープ SJ-WA50E
  ¥212,800 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【551L】〈幅68.5cmサイズ〉

 20・シャープ SJ-WA55E
  ¥218,527 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

定格内容量:502L
冷蔵室:259L〈202L〉
冷凍室:129L〈86L〉
野菜室:73L〈49L〉
製氷室:21L〈6L〉
特別室:25L〈13L〉
年間消費電力:258Wh

1・電気代の安さ ★★★★★
2・冷蔵室の工夫 ★★★★★
3・チルド機能  ★★★☆☆
4・野菜室の工夫 ★★★★★
5・冷凍の工夫  
★★★★★★
6・総合評価   ★★★★★

 シャープWAシリーズでしょう。

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 冷凍室は、サイズ的には他社と同等ですが、実際の収納性は高く、最も重視されています。特別室も、冷凍に利用すれば、クラス的に足りないと言うことは無いでしょう。

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 その上で、大きめのロック製氷ができる点や、特別室の「タイマー冷凍」を利用して、冷やし忘れた飲みものを、急速に冷やせるのも良い部分です。 

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 ドアは、左右どちらからも開く仕様で、さらに、モーターの力で、軽くふれると開く「電動アシストドア」ですから、ギミック的な面白さもあります。

 節電性も、パナソニックを除けば最も配慮があるため、毎日は料理をしないご家庭にも向くでしょう。

補足・関連記事の紹介など

 というわけで、今回は、冷蔵庫の紹介でした。

1・小型・中型冷蔵庫の比較記事
2・大型冷蔵庫の比較記事

 価格としては、やや高めなラインを紹介しました。 

  201807091814.jpg

 予算的に10万円程度で抑えたいと考えている方は、「2ドアの大きめ」や「3ドアの小さめ」を選ぶのも手です。 

 前回の1回目記事で特集していますので(こちら)、よろしければご確認ください。

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 なお、ネットで高級冷蔵庫を選ぶ方は限られるでしょうが、Amazonの場合、「Amazonギフト券チャージタイプ 」の販売があります。

 銀行経由でプリペイドしておけば、年間ライセンスならば、実質で最大2%引で購入可能です。クレジットカードのポイント割を除けば、この方法での購入が一番安い価格だと思います。

 ギフトカードは、Amazonの別の買い物でも利用でき、有効期限は10年です。検討しても良いでしょう。詳しくは【こちら】に解説があります。

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 また、最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークで話題を共有していただければ嬉しいです。

 ではでは。

posted by Atlas at 13:59 | 生活家電

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