【今回レビューする内容】2025年 プレミアム冷蔵庫の性能とおすすめ・選び方:中型・大型の高級・高品質冷蔵庫の性能の違い・ランキング: 5ドア 6ドア 4ドア冷蔵庫 450 500 550 600 650 700Lクラス 冷蔵庫AIカメラ対応機
【比較する製品型番】パナソニック NR-F45HY2 NR-F50HY2 NR-F55HY2 NR-F48HX1 NR-F53HX1 NR-F60HX1 NR-F55WX2 NR-F60WX2 NR-F65WX2 NR-E46CV1 NR-E46CV1L R-F53CV1 NR-E46HV2 NR-E46HV2L NR-F53HV2 NR-E46HV1 NR-E46HV1L NR-F53HV1 日立 R-HXCC54X-X R-HXCC62X-X R-HXCC54V-X R-HXCC62V X R-HXC54X-X R-HXC62X-X R- R-HWC49X-H R-HWC49X-N R-HWC54X R-HWC62 R-HWS47V R-HWS47VL R-HS47V R-H49W-W R-H54W-W R-VWC50X-X R-VWC57X-X R-GXCC67X R-WXC74X R-WXC74V-X R-H49X W R-H54X W シャープ SJ-MF43P SJ-MF46P SJ-MF51P SJ-MF55 SJ-MF55M SJ-MW46P SJ-SF50M 東芝 GR-Y460FZ GR-Y510FZ GR-Y550FZ GR-Y450GT GR-Y500GT GR-W450GT GR-W470GSK GR-W460FK GR-W510FK GR-W550FK GR-W600FK GR-W41GK GR-Y540XFS GR-Y600XFS GR-Y640XFS アクア AQUA Delie+ AQR-VZ43R AQR-VZ43RL QR-VZA45R AQR-VZA45RL AQR-TXA50R AQR-TX51R AQR-TZA42P AQR-TZA51P AQR-SBS48R-DS 三菱電機 MR-MZ49M MR-MZ54M MR-MZ60M MR-WZ50M MR-WZ55M MR-WZ61M MR-JW50M MR-JW55M MR-MD45M MR-MD45ML MR-WXD70M MR-WXD47LM アイリスオーヤマ STOCK EYE IRGN-45A IRGN-C50A IRGN-45A RGN-50A ほか
今回のお題
性能が期待できる最新冷蔵庫のおすすめはどれ?
ども、Atlaです。
今回は、2025年9月現在、最新の冷蔵庫の比較です。
各社の2025年モデルが出そろったので、更新しました。
冷蔵室ほか、冷凍室・チルド室・野菜室に見られる、各社の独自技術に注目しながら、今買うべき冷蔵庫を探していきます。

光熱費(電気代)の違いや設置サイズにも注目して、各家庭に最適な製品を選べるような記事構成にしました。
1・プレミアム冷蔵庫の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:パナソニック
2・プレミアム冷蔵庫の比較 (2)
2-1:日立
2-2:シャープ
3・プレミアム冷蔵庫の比較 (3)
3-1:東芝
3-2・アイリスオーヤマ
4・プレミアム冷蔵庫の比較 (4)
4-1:三菱電機
4-2・AQUA
5・プレミアム冷蔵庫の比較 (5)
=最終的なおすすめの提案【結論】
記事では、はじめに、家庭用冷蔵庫の「選び方の基本」を説明します。
そのあと、メーカーごとに各製品をみていくという構成にしました。
ーー
対応できる人数 4人以上
電気代の安さ ★★★★★
冷蔵室の工夫 ★★★★★
チルド機能 ★★★★★
野菜室の工夫 ★★★★★
冷凍の工夫 ★★★★★
総合評価 ★★★★
その上で、最後の「結論編」(こちら)では、上表のようなポイントから、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していくつもりです。
よろしくお願いします。

1・大型プレミアム冷蔵庫の比較
サイズ:400L〜
用途:料理好きの家庭(4-6ドア)
予算:15万円〜
2・中型3ドア冷蔵庫の比較
サイズ:270L-400L
人数: 2-4人家族(3ドア)
予算:8万円〜
3・中型2ドア冷蔵庫の比較
サイズ:170L-300L
人数: 1-2人家族(2ドア)
予算:5万円〜
4・小型2ドア冷蔵庫の比較
サイズ:120L-160L
人数:1人暮らし(2ドア)
予算:1.5万円〜
5・超小型冷蔵庫の比較
サイズ:100L以下
用途:家庭の2台目(1ドア)
予算:1万円〜
冷蔵庫は、全製品・全製品合わせれば、年間200機を超える製品が出ています。
そのため、このブログでは「ざっくり」記事6つに分けています。
1回目記事となる今回は、ファミリー用の大きな冷蔵庫に限定した比較です。

そこまで大きな製品でなくてもOKと言う場合、記事は別です。
上表リンクを参考に、適当と思われるサイズの記事に「飛んで」ください。
1-1・大型の冷蔵庫の選び方の基本!

具体的な冷蔵庫の比較にはいる前に、あらかじめ、家庭用冷蔵庫の「選び方の基本」を書いておきます。
1:パナソニック
個性:節電性・カメラ性能
2:三菱電機
個性:急速冷凍(フリージング)
3:シャープ
個性:冷凍庫
4:日立
個性:冷蔵庫(チルド)
5:東芝
個性:野菜室
6:アクア
個性:設置性
今回の記事では、上表の各企業の冷蔵庫を比較します。
冷蔵庫の場合、多の家電に比べてコモディティ化(マンネリ化)がそこまで進んではいないので、メーカーごとの「個性(哲学)」がまだあります。
言いかえれば、この部分だけは「他社に負けるわけにはいかない」と、各企業が考えている機能性があります。
Atlasが思うに、各社の「個性」を理解しながら、諸機能の「バランス」をふまえて選ぶのが、冷蔵庫選びの「基本」と言えます。
ーーー
1・冷蔵庫の電気代
2・冷蔵庫の収納量
3・冷蔵庫の設置サイズ
4・冷蔵庫のトレンド技術
このほか、冷蔵庫選びにおいて「知って置いた方が良い」といえる項目が4つあります。
以下、少し詳しめに説明していきます。
1・冷蔵庫の電気代

第1に、電気代です。
おそらく皆さんが最も気にする部分でしょう。
しかしながら、家庭用の10万円以上の冷蔵庫の場合、「同じ定格内容積」の製品ならば、どのメーカーのどの製品も、ほとんどの製品の「年間電気代は同じ」です。
日本政府が求める「省エネ基準達成率」に合わせる必要があるため、各社とも「この枠内の消費電力で、できる限り工夫して高性能化」させているからです。

加えて、同じシリーズ同士ならば、定格容量が50L前後違っても、3-5%ほどしか年間電気代は変わりません。
冷蔵庫は、大きい方が冷媒を効率よく循環させられ、断熱性も高くできるためです。
---
結論的にいえば、電気代の点だけで言えば、(広い容量が欲しいのに)容量を我慢する意味はないです。
便利に感じるならば、大きめを選んでOKです。

ただし、パナソニックの「エコナビ」のように、省エネ基準の算定式で認められた方法を超えて、電気代の節約を目指した機種もあります。
この部分は、重要なので今回、しっかり見てます。

一方、年間電気代は、1時間あたりの電気代の単価をふまえて、各社が「年間電気代」の情報を提供しています。
これは、冷蔵庫以外の家電も同じです。
多くの白物家電(エアコン・洗濯機など)は、近年の電気料金の高騰をふまえ、1kWhあたりの計算単価を、2円から31円変更し、実態に近い電気代の額を広告掲示しています。
しかし、冷蔵庫に限っては、実態にそぐわないJIS規格(C:2015)旧水準(1kWh=27円)での計算が続いています
言いかえれば、2022年以前の安い電気料金をベースに、各社とも「広告」を続けています。価格コムなどで表記されている価格も、旧水準の電気代ベースです。
これは実態にそぐわないので、今回の記事では、ほかの家電ジャンル同様に「31円」で計算し直し、各機の電気代を計算しました。
2・冷蔵庫の収納量

定格内容積:485L
冷蔵室:268L〈196L〉
冷凍室:81L〈52L〉
野菜室:92L〈62L〉
製氷室:19L〈5L〉
特別室:27L〈14L〉
※〈 〉は、各社が自主的に表明する「実収納スペース」
第2に、冷蔵庫の収納量です。
冷蔵庫のカタログでは、全体の「定格内容積」のほか、冷蔵室・野菜室・冷凍室などの「広さ」がリットル単位のも開示されます(上図)。
〈やまかっこ〉内の数字は、任意で公開される「実収納量」です。ここを見た方がより正確に収納力を把握できます。
収納量は、近年、断熱材の高性能化、冷媒の薄型化で、冷蔵庫全体の体積比で収納量が広い冷蔵庫を開発する企業が増えました
そのため、同じ体積の冷蔵庫でも、メーカー間だけでなく、同じ社内の製品でも、そのシリーズにより収納量(定格内容積)で差がある状況です。
記事では、こうした状況をふまえて、「技術革新」を経た世代といえるかは、できるかぎり言及するつもりです。
ーーーー

定格内容積は、一方、各社とも、同じシリーズでも複数の展開があります(上図)
ご家庭の実情に合わせて、まずは必要な収納量を考えておく必要があります。
デンキヤの販売員さんは(設置できるならば)「大きめ」を薦めることがままあります。「利益率が良いから」というより、「大は小を兼ねるし、便利」という親切心からです。
ただ、穿った見方をすれば「、小さすぎて文句を言う人はいるが、大きすぎて文句を言う人は少ない」という原則をふまえた回答とはいえます。
これは、白物家電ではほかのジャンルでもあることです。
・5 ドア冷蔵庫(450L-500L)
=標準的な家族むけ(〜4人)
・5 ドア冷蔵庫(500L-600L)
=買いだめ、作り置きをよくする家族
・5ドア冷蔵庫(600L-)
=相当料理好きの大家族(〜6人)
結論的にいえば、Atlasは、上表のような目安が良いかと思います。
450L-500Lクラスの製品が、日本の一般家庭において、製品価格と実用性を兼ね備える標準的な水準といえます。
大き過ぎると、背が高くなるか、寸胴になるかで、キッチンの見映えの部分でバランスも悪くなり圧迫感も出てきます。
「2週間以上買いだめする」「作り置きを大量に保存する」などの特殊事情がない限りですが、500L前後のサイズがおすすめです。
必要以上に大きいと(必要以上にため込めるので)冷蔵庫の整理を怠り、「フードロス」が増えるようにも思えます。
3・冷蔵庫の設置サイズ

第3に、冷蔵庫の設置サイズです。
大型冷蔵庫の場合、各社ともサイズで「設置幅(横幅)」で分けて説明しています。
システムキッチンの場合、冷蔵庫の収納位置が「幅」で自ずと決まる場合が多いからです。
5ドア機の場合、最小でも60cm(廃熱スペース込みだと約70cm)は必要です。
500Lを越える機種は、68.5cm、75cmとより幅が必要になります。高さ、奥行方向の拡張は「限界」があるためです。

設置幅60cmでも無理なご家庭もあるでしょう。
その場合、それ以下の横幅サイズも選べる「3ドア」を選ぶと良いかと思います。
このブログでは【3ドア冷蔵庫の比較記事】で書いています。
(大きいものもありますが)無理なく収まる機種も展開されますので
---
結論的にいえば、高級冷蔵庫を選ぶ場合、(デンキヤに向かう前)少なくとも「キッチンの幅」だけは計測しておいてください。
今回の記事では、(Atlasがおすすめする)各シリーズの(500L前後の)最小サイズだけですが、寸法も記載しています。
4・冷蔵庫のトレンド技術

1・鮮度の保持(肉・魚・野菜)
2・内容積の増加
3・ホームフリージング
4.・スマホ連携
第4に、冷蔵庫のトレンド技術です。
先述のように、冷蔵庫には「メーカーの個性」があります。
それと同時に、時代の変化に伴う、機能進化の「共通のトレンド」といえる技術進化がみられるのもまた事実です。
時代順に少し振り返ってみましょう。
ーー

2010年代は、食品の「鮮度保持」が1つのキーワードでした。
例えば、野菜室では、野菜を劣化させるエチレンガスを除く技術を各社が競いました。
チルド室では、肉や魚の鮮度保持を以下に「伸ばすか」という技術革新が競われました。
ーー

2020年代初頭は、定格内容積の増加がキーワードでした。
先ほども少し書いたことです。
つまり、冷蔵庫のサイズ(体積)に比して、いかに収納量を増やすかという話です。
構造や断熱材の工夫、あるいは、モーターの効率化などの技術革新によるもので、冷蔵庫としての「本質的な進化」と言って良いものです。。
日立を皮切りに、三菱電機、パナソニック、東芝ほか、現在まで主要企業の上位機は、この部分のアップデートを終えたと言えます。
ーー
2020年代半ばは、急速冷凍(ホームフリージング)が注目点でした。
コロナやそれに続く物価高の中、各家庭で「冷凍食品」を効率的に作れる機能性がトレンドとなりました。
味を落とさず、簡単に「バラ凍結」できる技術、味の劣化につながる「霜付き」を防ぐ技術などが競われた印象です。
ーー

2020年後半は、現在進行形といえますが、AIoT(AIとネット)がキーワードです。
とくに、カメラ撮影とAIによる画像分析を利用し、スーパーなどでの買い物時に、冷蔵庫の中身を確認できること、さらには、冷蔵庫内の食品種類を把握し、賞味期限を推定することがトレンドとなりつつあります。
---
結論的にいえば、「時代の要請」に各社が誠実に応えているかを測るのが、とくに「プレミアム」な冷蔵庫選びにおいて重要と言えます。
冷蔵庫は、一度購入すれば、少なくとも10年前後は「便利に使える」ことが、ユーザー側の想定でしょう。
それをふまえて、技術革新をしていない、あるいは、「時代錯誤的」な機能改善しかしていないような冷蔵庫は、選ばない方が良いと言えます。
記事では、そうしたモデルは、低評価にするつもりです。
ーーー
1・プレミアム冷蔵庫の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:パナソニック
2・プレミアム冷蔵庫の比較 (2)
2-1:日立
2-2:シャープ
3・プレミアム冷蔵庫の比較 (3)
3-1:東芝
3-2・AQUA
4・プレミアム冷蔵庫の比較 (4)
4-1:三菱電機
4-2・アイリスオーヤマ
5・プレミアム冷蔵庫の比較 (5)
=最終的なおすすめの提案【結論】
というわけで、「選び方の基本」の紹介でした。
ここまで説明したことをふまえながら、以下、メーカーごとに分けながら、上表のような順番で冷蔵庫を紹介していきます。

なお、各製品の容積部分のスペックは、(先述のようにあまり大きいのは個人的におすすめではないので)全機種のプレミアム冷蔵庫うち、最も小型なモデルのスペックを参考例として示しました。
同じシリーズの製品ならば、冷凍室・冷蔵庫・冷凍室の比率は、大きくなっても変わらず、機能も同じです。
電気代も、先述のように3-5%の差でしかないため、そのようにしています。
1-2・パナソニックの冷蔵庫

はじめに、パナソニックのプレミアム冷蔵庫です。
総合家電メーカーらしく、飛び抜けた機能をつけるより、バランス感覚を重視して、総合点で勝負する機種が多いです。
---
以下の本文では、Atlasのおすすめできるポイントを赤系の文字色で、イマイチな部分を青字で記していきます。
【2025年2月発売】
【450L】〈幅65cmサイズ〉
1・パナソニック NR-F45HY2-W
1・パナソニック NR-F45HY2-N
¥247,000 Amazon.co.jp (9/26執筆時)
【501L】 〈幅65cmサイズ〉
2・パナソニック NR-F50HY2-W
2・パナソニック NR-F50HY2-N
¥267,000 Amazon.co.jp (9/26執筆時)
【551L】〈幅65cmサイズ〉
3・パナソニック NR-F55HY2-W
3・パナソニック NR-F55HY2-N
¥290,000 Amazon.co.jp (9/26執筆時)
定格内容積:450L
冷蔵室:233L〈160L〉
冷凍室:101L〈64L〉
野菜室:104L〈73L〉
製氷室:17L〈4L〉
特別室:28L〈13L〉
カメラ撮影:
年間電気代:8,091円(261kWh)
H'タイプは、パナソニックでは、2番目に高級な冷蔵庫です。
2024年まであったHXタイプの後継機です。
そちらより断熱壁や部品の見直しで「小型化」したので、ことしは「コンパクトBIGシリーズ」という別名を持ちます。

デザイン性は、高いです。
色目は、2系統の展開です。
いずれも高級機らしいガラスドア採用です。
フラットな外観でどれも綺麗です。
一方、パナソニックの場合、ドアの電動オープン機構は全機とも未付属です。
ただ、ベアリングの工夫で軽く全開できる工夫があります。
他社が採用するモータードアは、経年変化でパワーが落ちますし、修理料も高いので、こうした方向の工夫ができるならば、それでいいとAtlasは思います。

定格内容積は、450Lサイズから、551Lサイズまで選択可能です。
上図は、450Lの設置図です。
幅も65cmですが、奥行も65cmです。
それまで、奥行狭めの3ドアなどを使っていたご家庭の場合、奥行が同じほどなので、このサイズなら「邪魔にならない」感じるでしょう。
その分、微妙に背が高めにはなりますが、特に冷凍室は広めで、今どきで良いです。

501Lサイズ(上図)でも、幅・奥行65cmで収まります。
450L前後ならば、他社(東芝や日立)でも65cm×65cmで収まる製品はあります。
ただ、500L越えの「観音開きの5ドア」で、500L以上の収納量を持つのは各社通してみても「珍しい」です。
一方、450Lの下位機と比べると、広いのは冷蔵室だけです。
下位機より背が高いのですが、冷蔵室の収納性は良いです。
電気代は先述のようにサイズによらず同水準です。
また、他室の広さは同じなので、純粋に「広い冷蔵室が必要か」で決めてOKです。
皆さんの背の高さも関係してくるかもしれません。

551Lサイズ(上図)は設置幅は65cmですが、奥行が69.9cmと従来並です。
ただ、冷蔵室ほか、冷凍室、野菜室にも余裕があると言えます。
一方、600L前後の製品は、今年は、このクラスだと登場していません。
各室の配置は、野菜室が「一番下」という形式です。
後ほどみていくように、冷凍室と野菜室の位置関係はメーカーごと、機種ごと、変わってきます。

冷蔵室は 、フレンチドア(観音開き)です。
この方式の場合、片開きで済む場合に省エネになるります。
そのほか、ドアを開ける力が半分で済むなどのメリット性があります。
引っ越した際に、右開き、左開きを気にせず設置できる自由さもあります。
なお、最上段だけ奥行が多少狭めなのですが、パナソニックの場合奥側にコンプレッサーがあるからです(トップユニット方式)
低段の野菜室がその分広く使えるほか、上段の奥側はそもそも収納しにくいので「一石二鳥」とされます。そのほか、収納ポケット下段が低めの設計で、重いものを出しやすくする工夫がみられます(ローウエストライン)。
このように、冷蔵室の「使いやすさ」の工夫は多めです。ただ、機能面は、「全室チルド」的に使える日立や東芝のような、工夫はないとは言えます。

冷凍室は、中段(真ん中)にあります。
屈まずに冷凍食品を取り出せるので便利です。
もちろん、自動製氷機能を持ちます。
機能面では、冷凍室は「霜つき抑制冷凍」に対応します(旧名:うまもり保存)。
上段ボックスに開閉式のカバーを付けた「プチ工夫」です。
片側だけ使うことも可能です。
冷凍食材はどれも「マイナス18度以下」の保存が原則です。開閉時や、霜取り運転時に温度上昇があり得ます。それを構造的に防ぐのが主目的です。
カバーは穴開けにすることで、適切な湿度を保たせ、過度な乾燥、あるいは霜付きがおきないよう調湿されます。
色々な効果が紹介されますが、せん切りしたネギに霜が付きにくい部分や、お肉の変色防止などは便利な機能性に思い明日。
むろん、ふたがある点でワンアクセスで食品にアクセスしにくい難点はあります。
ただ、ホームフリージングは流行ですし、現代のライフスタイルにはマッチしていると言えます。

一方、冷凍室と野菜室は、2025年機から、100%のフルオープン対応になりました。
通常引き出しすぎると「外れる」わけですが、引き出しても問題ないのは結構重要でしょう。ここが、先述の「トップユニット方式」を採用した理由です。

野菜室は、最下段です。
本機の野菜室は「Wシャキシャキ野菜室」と名付けられています。
野菜室専用の湿度センサーで庫内湿度を監視しながら、適湿を保つ仕組みです。
調湿は、モイスチャーコントロールフィルターを利用します。湿度が高い場合はそれを逃がし、低い場合は、貯め込んだ湿気を戻します。
機密性を高めるための、「保鮮プレート(再生セルロース)」と「うるおいシャッター」で、この部分を高度化しています。

スーパーの冷蔵棚で、単に冷やすだけでなく、霧状の水を振りかけるようにして鮮度を確保しているのを見たことがあるでしょう。
発想は、それと同じです。同社に「約1週間」野菜をシャキシャキ長持ちさせる効果があります。
冒頭の「選び方の基本」にも書きましたが、野菜の鮮度保持は、近年のトレンドの1つだったので、本機もその機能性があります。

チルドルームは、微凍結パーシャル機能が「売り」です(サクッと切れる微凍結)。
お肉や魚の鮮度保持も、近年、各社が競ってきた部分です。
本機は、(完全には凍らない)マイナス3度に固定し、主に、お肉や生魚類を、約1週間長持ちさせることを、主眼に置いています。
挽肉なども「凍らない」ので、解凍の手間も要らないという利便性があります。

この工夫により、肉類はかたまりならば「14日、ミンチ系でも10日まで「新鮮保存」の期間を延ばしています。
他社より、示される保持期限は長く、実際、裏打ちになる技術もみられます。

一方、注意点もあります。
チーズやバター、あるいはつくねは、マイナス3度では保存が難しい(味が代わる)からです。 スイッチを切り替えて、温度設定が高い「通常のチルドモード」に変更して保存しないといけません。
言いかえれば、「お肉」と「チーズ」は、チルド室では共存できない点が、本機の弱点です。

チルド室は、パーシャル半解凍という機能性もあります。
解凍させたい食材を入れ、ボタンを押ししておけば、7時間(あるいは5時間)で半解凍(微凍結)にしてくれる機能です。
その後も微凍結パーシャル(マイナス3度)なので、解凍後の食材は、数日かけて使えます。
冷凍食材をそのまま微凍結パーシャルしても「溶けない」ので、パナソニック自慢のセンシング技術による温度調整で、「うまく半解凍させられる」機能と言えます。
ただし、チルド室に常になにかしらの食材を(ごちゃごちゃ)入れておきたい方は、この機能は有効に利用できないでしょう。

特別室は、製氷室の横のケースを意味します。
適当な言葉がないので、Atlasが作りましたが、各社とも、何かしら「特別な」工夫を凝らすことが多いです。
本機は、この部屋を「クーリングアシストルーム」と名付けて今す。
以前は、「新鮮凍結ルーム」という名前でした。
室内にアルミプレートが置かれ、アルミの放熱効果で、下段の冷凍室よりも急速に冷凍できるという仕組みです。
アルミを利用して急速冷凍させる発想は例底だと古くからあります。
しかし、大風量の集中シャワー冷却で「かなりの急冷」ができる点が、本機の見どころです。
業務用の冷凍機とまではいきませんが、通常の1/5の速度で冷凍できるので、生鮮類の「ホームフリージング」において、有用な機能です。

特別室は、、モード変更で、お弁当などのあら熱をとる「冷ます」、凍らせたくない食品の「急冷」による調理時短などにも利用可能です。
とくに、同社が強調するのが「はやうま冷却」です。
お弁当のあら熱が3分でとれるとします。
スマホアプリから、これらの処理について時間単位での設定も可能です。

電気代は、各メーカーとも、そこまで差の付く部分とは言えません。
しかし、パナソニックの冷蔵庫には、エコナビ機能があります。
センサーが得意な同社らしく7つのセンサー、つまり、「収納量(庫内照度)・野菜室湿度・湿度・開閉・室温・室外照度」を駆使して、運転温度を管理して、光熱費の節約を目指しています。

とくに、照度から収納量を推測する「収納量センサー」は独自であり、高度です。
それ以外にも、全庫内で総計16のセンサーが内蔵されており、最大で、冬期で21%、夏期で16%の節電が可能です。霜取り運転もこれにより制御されます。

このほか、外部に「IoTひとセンサー」が今回から付属です。
Wi-Fiの電波範囲の変動を検知し、人の在、不在を検知して省エネ運転に入るモードです。
なおこうしたセンシングは、後述するスマホ連携機能を利用して、スマホの位置情報も解析して節電できるため、「AIエコナビ」と上位の機能名を付与しています。
結果的に、各機の年間消費電力の目安を上回る水準の省エネ効果が期待できます。
エコナビ機能をフル活用した場合、実際の電冷蔵庫の電気は、全社とおしても最も安い水準でしょう。
清潔性は、ナノイーXイオン発生機能があります。
マイナスイオンは広い空間だとその効果の過信は禁物ですが、密閉空間での効果は実証性があります。
冷蔵庫の場合、ある程度、脱臭効果が期待できます。

ネットワーク機能ははWi-Fi搭載で、対応です。
先述の、 クーリングアシスト利用時の時間設定などに使います。
スマホのGPS位置情報と連動して、留守中は「省エネ」設定に、スーパーで買い物中は、(まとめ買いを予期して)「しっかり冷却」の、自動設定するなど、節電をアシストします。
そのほか、ドアの開閉回数や、エコ運転状況の確認ができます。
この機能背右派家族の「見まもり」にも使えそうです。
気象情報を取得して停電に備えて強冷しておく「停電そなえモード」も目をひきます。

重量検知プレート NY-PZE1
¥2,480 Amazon.co.jp (9/26執筆時)
重量検知プレート 卵プレート付 NY-PZE1B1
¥4,882 Amazon.co.jp (9/26執筆時)
庫内カメラは、非搭載です。
一方、別売製品が必要ですが、ストックマネージャーは利用できます。
12cm×23cmのふつうの「はかり」で、重さをWi-Fi経由でスマホに通知します。
それにより、玉子や牛乳などの平均重量から、残量をスマホで確認できるという仕組みです。家族のスマホでデータ共有できるため、使い方によっては、ある程度便利でしょう。
電池稼動(単3×4)で「はかり」部分で独立する家電なので、現在、お持ちの冷蔵庫でもこれは導入可能です。

冷蔵庫以外でも、もちろん使えます。
40g〜5kgまでの検知はできるので、アイデア次第では便利に思います。
--
以上、パナソニックのHYタイプの紹介でした。
高級冷蔵庫は毎年改良されますが、機能面の改良の年と、収納量の改良の年があります。
パナソニックは間違いなく後者の年です。同社の場合、本体のコンパクト化としてそれが現れていますが、いずれにしても、メジャーアップデートでした。
65cm×65cm設置面積で、「観音開き・5ドア」仕様の500Lクラスが設置できるのは相当の魅力です。
特に奥行が65cmというのは、各社の上級機でも希少だと思います。
機能面では各室とも見どころのある工夫があります。あえて言えば、冷蔵室の工夫は、他社に比べると「平凡」ですが、あとは、高度な工夫があります。ノイーによる清潔面もワンポイントでしょう。
ただ、やはり他社機に比べて強調できるのは、多様なセンサーを使っての「省エネ性」です。
大きめ冷蔵庫は、小型に比べると省エネ効率が良いとは言え、モノを詰めすぎると、実際の電気代は、余計にかかってきます。
その部分を、センサーで最適化するパナソニックの製品は、実空間での仕様における光熱費の面で、他社より優れると言えます。
ーーーー
【2024年2月発売】
【475L】〈幅65cmサイズ〉
4・パナソニック NR-F48HX1-W
4・パナソニック NR-F48HX1-N
¥260,000 Amazon.co.jp (9/26執筆時)
【525L】 〈幅65cmサイズ〉
4・パナソニック NR-F53HX1-W
4・パナソニック NR-F53HX1-N
¥280,000 Amazon.co.jp (9/26執筆時)
【601L】〈幅68.5cmサイズ〉
4・パナソニック NR-F60HX1-W
4・パナソニック NR-F60HX1-N
¥320,000 Amazon.co.jp (9/26執筆時)
定格内容積:475L
冷蔵室:233L〈160L〉
冷凍室:98L〈64L〉
野菜室:110L〈76L〉
製氷室:17L〈4L〉
特別室:27L〈14L〉
カメラ撮影:
年間電気代:8,277円(267kWh)
なお、本機の旧機となるのがHXタイプです。
先述のように、2025年は、設置面の「コンパクト化」が主眼の改良でした。

旧機は、475Lサイズからの3サイズでした。
上図は、475Lのものですが、525Lを含め奥行が70cmクラスでした。
5cm奥行が「引っ込む」のは大きな変更で、新機種は着実に進化しました。
その上で、先述のようにコンプレッサーの位置の変更もあったので、冷凍室と野菜室が100%引き出せる機能(奥まで見えるフルオープン)も、新機種のみです。
一方、機能面では、Wi-Fiの電波で在不在をみる「IoTひとセンサー」の有無ほどしか追加はないです。
--
結論的にいえば、一般的に、畳数が限られるキッチンは少しでも広い方が便利なので、個人的には新機種を推します。
ただ、その部分が問題にならないご自宅では、すこし値段が安いうちは、旧機も選択肢にできるでしょう。
【2024年5月発売】
【551L】〈幅68.5cmサイズ〉
5・パナソニック NR-F55WX2-X
5・パナソニック NR-F55WX2-H
¥330,000 Amazon.co.jp (9/26執筆時)
【601L】〈幅68.5cmサイズ〉
6・パナソニック NR-F60WX2-X
6・パナソニック NR-F69WX2-H
¥350,000 Amazon.co.jp (9/26執筆時)
【650L】〈幅75cmサイズ〉
7・パナソニック NR-F65WX2-X
7・パナソニック NR-F65WX2-H
¥370,000 Amazon.co.jp (9/26執筆時)
定格内容積:550L
冷蔵室:285L〈212L〉
冷凍室:103L〈68L〉
野菜室:115L〈81L〉
製氷室:18L〈4L〉
特別室:29L〈15L〉
カメラ撮影:
年間電気代:7,590円(245kWh)
WXタイプは、パナソニックの冷蔵庫の最上位機です。

サイズは、こちらは、561Lからです。
このクラスの場合、HYシリーズと違って「コンパクト化(=コンプレッサーの位置変更」の変更はありませんでした。
それもあり、最小の551Lのモデルでも、幅(68.5cm)と奥行(68.5cm)は、同社の従来機通りになります。
また、100%フルオープンの冷凍庫も、HYシリーズだけです。
節電性も、同様です。

外観デザインは、ただし、最上位機だけに豪華です。
落ち着きのあるフロスト加工と、見栄えのするミラー加工が選べます。
ただ、冷蔵庫をキッチンの「主役」と考えないならば、フロスト加工がよいでしょう。
そのほか、指紋の付きにくい特別加工が、両機とも施されます。
機能面は、HYシリーズと特に変更はありません。
あとの部分は、1つ上でみたHXタイプと差はありません。
ーー
以上、パナソニックのWXタイプの紹介でした。
基本的に、サイズを気にしないで問題ないキッチンの方で、特に冷蔵室の収納量が欲しい方、あるいは、外観デザインを重視する方が、候補にするグレードです。
冷蔵庫としての機能面では、HXタイプと(ほぼ)同じなので、一般的には、そちらで良いようには思います。
【2024年5月発売】
【457L】〈幅60cmサイズ〉
(右開き)
8・パナソニック NR-E46CV1-K
¥310,000 Amazon.co.jp (9/26執筆時)
(左開き)
9・パナソニック NR-E46CV1L-K
¥310,000 Amazon.co.jp (9/26執筆時)
【525L】 〈幅65cmサイズ〉
(観音開き)
10・パナソニック NR-F53CV1-K
¥340,000 楽天市場 (9/26執筆時)
定格内容積:457L
冷蔵室:253L〈206L〉
冷凍室:62L〈52L〉
野菜室:87L〈63L〉
製氷室:14L〈4L〉
特別室:21L〈12L〉
カメラ撮影:冷蔵室 冷凍室 野菜室
年間電気代:8,153円(263kWh)
CVタイプはも、パナソニックの別ライン高級機の1つです。
東芝ほか、他社にもみられる、「真ん中野菜室」タイプの最上位機とも言えます。
パナソニックの上位機では、この配置は久しぶりの展開です。

ただし、野菜室に相当にこだわる東芝の「真ん中野菜室」と比べると、本機は、冷蔵室と、その下の製氷室のさらに下、野菜室が配置される形になります。
つまり、「真ん中(やや)低め」というのが、本機の野菜室の正解な位置です。
パナソニックは、東芝のように、本当に真ん中に野菜室があるよりも、少し下の方が、大物を楽な姿勢で取り出しやすいいいます。
ただ、「ヘビー級」の野菜というのは少ない気はしますし、普通の野菜の「取り出しやすさ」は、東芝に負けます。
収納量も、野菜室が真ん中の機種は、ここまで見た同社の他機より狭めです。
各室の機能性は、一方、一部を除けば、ここまでの製品とそこまで変わりません。
---
結論的にいえば、同社が、「真ん中野菜室」を本機採用した(真の)理由は、各室のカメラ撮影に対応させるためだと言えます。

したがって、カメラ撮影が不要ならば、あえて選ばなくてよい製品ともいえます。
ただ、この部分は、実用性を含めて、かなりの技術革新で、注目に値します。
後ほど詳しく説明します。

外観デザインは、黒基調です。
パナソニックの白物家電場合、黒が「特別色」の場合が多く、本機も初登場で、ヤングエグゼクティブ向けのラインと言えるので、この色なのだと思います。

定格内容積は、457Lと525Lから選べます。
先述のように、本機の配置は、野菜室が「真ん中下め」になります。
背が低めの方は、本当の真ん中よりちょっとしたのが出しやすいかもしれません。
ヘビー級の野菜や、(入れる場合)ペットボトル類を出しやすい部分で良さそうです。
一方、冷凍室は最下段です。
屈んで撮る必要がありますし、出しにくいと言えます。
ただ、パナソニックの場合、先述の「ワンダフルオープン」の工夫があるので、開閉は楽で数。
重くなりがちな冷凍庫も軽く引き出せるとは言えます。

457Lモデルは、以上のような設置寸法と、庫内容量です。
冷凍室が中段のパナソニック上位機(の最小サイズ機)と比べて、収納性は、少し負けます。ただ、60cmの設置幅である点は、強調できます。
なお、設置幅が狭いので、冷蔵室は観音開きではなく、右開き・左開きから選ぶ形になります。

525Lモデルは、観音開きで、収納量も特に冷蔵庫の部分は多めになります。
ただ、HXタイプ(525L)と比べて(ヤマカッコ内表記の)実収納量はやはり少なめになります。
冷蔵室は 、4段と下段にチルドルームという構成です。
左右開きの場合も、段数自体は同じです。
チルドルームは、上位機でさきほど説明した、マイナス3度の微凍結パーシャル対応です。
この部分に機能差はないです。

冷凍室は、最下段です。
上段ケースと下段ケースからなります。
製氷室は中段に別にあり、やはり、自動製氷機能を持ちます。
機能面では、ただ、先ほどみた同社の下位機種と違って、冷蔵庫カバー(うまもり保存)はないです。
蓋をすると、カメラ撮影ができませんし、ここは仕方ないでしょう。

野菜室は、取り出しやすい低めの中段にあります。
開閉は先述のワンダフルオープンの工夫もあります。
一方、野菜の鮮度保存は「Wシャキシャキ野菜室」ではなく「Wシャキシャキ野菜室プラス」です。
先ほどの機種でみたセンサーや調湿の工夫に加えて、もう一工夫あります。

パラジウム触媒が、野菜のエチレンガスの発生を抑制し、野菜の鮮度低下を防止する工夫です。触媒で鮮度を維持する工夫は、東芝が先行しました。
しかし、近年は各社とも採用しだしており、パナソニックも採用した形です。
従来7日とされた保存日数が10日まで伸びています。この部分は、先ほどみた、野菜室が下段のパナソニック上位機より良いと言えます。
なお、野菜果樹類はエチレンガスの影響で熟成しにくい(バナナ・林檎・アボカドなど)ので、熟成させたい場合は、冷蔵室に入れるなどしてください。

特別室は、製氷室の横にあります。
本機も、ホームフリージングに有利な「クーリングアシストルーム(はやうま冷却)」が、この部屋で利用できます。
特別室も、他機との機能差はないです。

電気代は、本機も、AIエコナビ機能があります。
搭載センサーは、湿度センサーとIOTひとセンサーがない点を除けば、ここまで見た上位製品と変わりません。
示される節電性も変わりませんので、問題ないです。
清潔性の面では、本機も、ナノイーイオン発生機能があります。

ネットワーク機能は、Wi-Fi搭載です。
カメラ撮影は、その上で、全社通しても、最も高度と言える対応度です。
光学機器も自社で作れるパナソニックの強みを活かしています。
同社の場合、冷蔵庫上部に、画角が異なる2つのカメラを搭載します。

第1に、広角カメラです。
冷蔵庫の開閉をなした時、写真のように冷蔵室を撮影します。
上段や、下段でも奥の部分など完全に全体の撮影は無理です。
しかし、タマゴや飲料などの日配品を置くフタ側を含めて撮影できるので、十分な利便性があります。

第2に、狭角望遠カメラです。
こちらは、下部の野菜室、冷凍室を撮影します。
見本画像では、しっかりピントも合って撮影できています。
感心するのは、マーカーを使って、上段・下段と区分して、スマホに状況を示す点です。ここまで、しっかり冷蔵庫を見渡せるのは、パナソニックだけと言えます。
見やすい表示には、画像補正技術も重要ですが、その部分も自社系の技術を持つパナソニックならでは、といえるかなと思います。

さら、特に野菜ですが、本機は、AIによる野菜の種類の識別ができます。
初期段階で、45種の識別ができます。

入庫日(購入日)から、消費期限の目安まで示されます。
それをスマホで確認できるので、買い物時に役立つほか、食材ロスも減らせる部分があります。
あとは、タマゴとドリンク類もできたら最高でしょうが、それは「今後の課題」とはいえ、相当便利かと思います。
--
以上、パナソニックのCVタイプの紹介でした。
近未来的な製品といえ、IOT部分の技術力が目を惹きます。
とくに、野菜を多く消費するご家庭だと、カメラの部分は活きてくるでしょう。
それ以外の部分も、先ほどみた上位機から省略される機能がほぼないので、収納量(収納効率)以外の部分では、むしろ本機が「最上位機」とも言えそうです。
同社の場合「野菜真ん中」のモデルは、従来中級機なのですが、カメラの画角などを考えると、この形状が「最適」だったのかなと思いました。
ーー
【2025年2月発売】
【457L】
〈幅60cmサイズ〉(右開き)
11・パナソニック NR-E46HV2-W
11・パナソニック NR-E46HV2-N
¥250,000 Amazon.co.jp (9/26執筆時)
〈幅60cmサイズ〉(左開き)
12・パナソニック NR-E46HV2L-W
12・パナソニック NR-E46HV2L-N
¥249,770 楽天市場 (9/26執筆時)
【525L】
〈幅65cmサイズ〉(観音開き)
13・パナソニック NR-F53HV2-W
13・パナソニック NR-F53HV2-N
¥250,000 Amazon.co.jp (9/26執筆時)
【2024年5月発売】
【457L】
〈幅60cmサイズ〉(右開き)
14・パナソニック NR-E46HV1-W
14・パナソニック NR-E46HV1-N
¥240,000 Amazon.co.jp (9/26執筆時)
〈幅60cmサイズ〉(左開き)
15・パナソニック NR-E46HV1L-W
15・パナソニック NR-E46HV1L-N
¥240,000 Amazon.co.jp (9/26執筆時)
【525L】
〈幅65cmサイズ〉(観音開き)
16・パナソニック NR-F53HV1-W
16・パナソニック NR-F53HV1-N
¥270,000 Amazon.co.jp (9/26執筆時)
定格内容積:457L
冷蔵室:253L〈206L〉
冷凍室:62L〈52L〉
野菜室:87L〈63L〉
製氷室:14L〈4L〉
特別室:21L〈12L〉
カメラ撮影:
年間電気代:8,866円(286kWh)
なお、このシリーズの下位機となるのが、HVタイプです。
本機は、CVタイプと本体は共通です。
しかし、冷蔵庫AIカメラが省略された機種になります。
あとは同じです。

なお、2025年モデルは、発売時期の新しい関係で、先述のIOTひとセンサーが装備です。電波状況の変化で留守を推測する機能があります。
進化とは言えますが、そこまで大きな違いはないので、旧機でも良いかと思います。消費電力もこの分、多少ですが、新機種は増えています。
---
結論的にいえば、こちらは、カメラ不要な方で、「野菜真ん中」タイプを希望するならば、本機となるでしょう。
他社にもこのタイプはありますが、製氷室の下に配置されるので、パナソニックは「真ん中の低め」です。
背の低めの方で、重めのペットボトルや、ヘビー級の野菜を多くいれる場合で、そこが便利と感じるならば、選択肢にできるでしょう。
ただ、パナソニックだけから選ぶ場合、実収納量で言えば、パナソニックの下段野菜室のHXタイプに負けます。カメラ不要ならば、そちらが良いようには思います。
次回に続く
最新冷蔵庫のおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今日は、各社のプレミアム冷蔵庫の紹介の1回目記事でした。
しかし、記事は、まだまだ「続き」ます。

2・プレミアム冷蔵庫の比較 (2)
2-1:日立
2-2:シャープ
3・プレミアム冷蔵庫の比較 (3)
3-1:東芝
3-2・アイリスオーヤマ
4・プレミアム冷蔵庫の比較 (4)
4-1:三菱電機
4-2・AQUA
5・プレミアム冷蔵庫の比較 (5)
=最終的なおすすめの提案【結論】
続く2回目記事(こちら)では、日立とシャープの冷蔵庫を紹介します。
電気代の安さ ★★★★★
冷蔵室の工夫 ★★★★★
チルド機能 ★★★★★
野菜室の工夫 ★★★★★
冷凍の工夫 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最終回の記事(こちら)では、ここまで紹介してきた全てのサイズの冷蔵庫から、予算別、目的別に、Atlasのおすすめ機種!を提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
2回目記事は→こちら
