Top Mac関連機器 比較2025’ 最新iPad, iPad AirとPro全機の性能とおすすめ・選び方: iPad miniも対応 (2)

2025年04月23日

比較2025’ 最新iPad, iPad AirとPro全機の性能とおすすめ・選び方: iPad miniも対応 (2)

 1回目記事からの続きです→こちら

2-1・iPad Airの比較

 202504231903.jpg

 2回目記事のトップバッターは、iPad Proの紹介からです。

 iPad Airの上位機ですが、価格も仕様も「プログレード」といえるラインです。

 11型・13型があるので、順番にみていきます。

1・ 最新のiPadの比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2: iPad〈10.2型・10.9型〉
  価格:5.8万円〜
 1-3:iPad Air〈11型・13型〉
  価格:9.8万円〜
2・ 最新のiPadの比較 (2)
 2-1:iPad Pro〈11型・13型〉
  価格:16万円〜
 2-2:iPad mini〈8.3型〉
  価格:8万円〜
3・ 最新のiPadの比較 (3)
 3-1:最終的なおすすめの提案【結論】

 今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」の説明に沿いながら、各機を説明していきます。

---

 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


 202410172253.jpg

 2024年5月発売】

 【256GB】

 【標準ガラス】

 23・iPad Pro(M4)11インチ MVV83J/A【ブラック】
 23・iPad Pro(M4)11インチ MVV93J/A【シルバー】
  ¥168,800 Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 【512GB】

 【標準ガラス】

 24・iPad Pro(M4)11インチ MVVC3J/A【ブラック】
 24・iPad Pro(M4)11インチ MVVD3J/A【シルバー】
  ¥204,800 Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 【1TB 】

 【標準ガラス】

 25・iPad Pro(M4)11インチ MVVE3J/A【ブラック】
 25・iPad Pro(M4)11インチ MVVF3J/A【シルバー】
  ¥272,800 Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 Nano-textureガラス】

 26・iPad Pro(M4)11インチ MWR63J/A【ブラック】
 26・iPad Pro(M4)11インチ MVV93J/A【シルバー】
  ¥288,800 Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 【2TB】

 【標準ガラス】

 27・iPad Pro(M4)11インチ MVVG3J/A【ブラック】
 27・iPad Pro(M4)11インチ MWR73J/A【シルバー】
  ¥340,800 Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 Nano-textureガラス】

 28・iPad Pro(M4)11インチ MWR83J/A【ブラック】
 28・iPad Pro(M4)11インチ MWR93J/A【シルバー】
  ¥330,901 Amazon.co.jp (4/23執筆時)

画面サイズ:11インチ(タンデムOLED
解像度:2,388 x 1,668 (264 ppi)
CPU:Apple M4 4.5GHz
バッテリー:10時間
ネットワーク::Wi-Fi6 E Bluetooth5.3
カメラ:12M+12M
サイズ:高さ249.7 x 幅177.5 x 5.3mm
重さ:446g

 Apple 11インチiPad Pro (M4)は、プロ用と言える上位のiPadの最新機種です。

 後述するガラスの仕様で2系統あります。

 また、上に出したのはWi-Fiモデルの型番と価格ですが、

 リンク先ではWi-Fi + Cellularモデルも選べます。煩雑になるので、そちらの掲載は省略しました。

 あとは、カバー色の違いだけ見れば、缶単位選べると思います。

 202410172307.jpg

 画面サイズは、11インチです。

 iPad Airの11型、あるいは、iPad 10.9型とサイズはほぼ同じです。

 最近のタブレットのスタンダードサイズとも言えます。

 重さは、446グラムです。

 冒頭の「選び方の基本」でも書きましたが、最近は、Airよりも軽いです。

 5.3mmと薄さも十分で、使いやすい「薄型軽量機」です。

 自宅で使うほか、持ちはこびも容易でしょう。

 202504231833.jpg

 CPUは、M4 9コア(4.5GHz×3 + 2.85GHz×5)です。

 冒頭書いたように、高性能コア4.5GHz)と、高効率コア2.85GHz)を組み合わせた、9コアになります。

 202410301048.jpg

 ベンチマークは、22000以上です。

 「選び方の基本」でも書きましたが、 iPad Air(M3)より15%ほどは処理力が上です。 

 202504231854.jpg

 GPUは、10コアです。

 M3採用のiPad Air と比べて、15%前後処理が上です。

 AI学習において、GPUは「キモ」なので、Appleも近年力を入れて強化しています。

 ---

 結論的にいえば、iPad Airの水準で処理が済む人が大半でしょうから、一般的には「オーバースペック」な製品です。ただ、現行の「MacBook Air並」の処理が必要な場合は、やはりこちらという感じでです。

 買い替えの方も多そうです。

 CPU・GPU周りは、2世代前に採用されていたM1、あるいは3世代前のA12Zからの買換の場合、相当程度の、能力向上を見込めます。

 M2からの買換という方は少ないでしょうが、特に、高性能コアを酷使する使い方の場合、しっかり違いは分かるでしょう。

 実際、(はや)用途性が違う高性能なPC並の水準になったと言えるので、M1以前の世代からの買い換えならば、とくにおすすめです。

  202410172322.jpg  

 ディスプレイは、先述のように、液晶ではなく、タンデムOLED(有機EL)です。

 冒頭の「選び方の基本」でも振れたように、OLEDを2重に配置したApple独自の工夫です。同社の呼び方だと、Ultra Retina XDRディスプレイです。

 202410172133.jpg

 HDR表現を含めた「映像美」は、OLED特有の「黒の締まり」を含めて、これまでになく優秀 と間違いなく言えます。

 一方、テレビでもそうですが、OLEDは自発光素材なので、LEDバックライトを増やせば輝度強化できる液晶方式(LCD)比べて、輝度は一般的に弱点と言えます。外光が強い明るい場所だと画質が落ちます。

 ただ、本機の場合、先述のようにOLED基盤を「タンデム搭載」することで、輝度を強化するという発想で、この部分の弱点は緩和させています。

 輝度も、HDR輝度で最大1600ニト、SDRでも最大1000ニトと、PC用のOLEDとしては強力な数字を出せています。

 実際、現品を見た感じでも、日中利用でも、外光反射は問題ないです。

 TVなどと違って、極めて近接視聴になるタブレットの場合、(スマホ同様)この部分を、そこまでシビアに考えなくてもよいのかな?と、今回の調査で思いました。

 それでも、(念には念を入れて言えば)Appleのカタログで、本機だけが「最大輝度」表記で、他モデルはその表記がないのは、やはり注意点です。

 他製品(下位機)のような「標準輝度」表記ではないので、他機と同じ尺度で言って、明るい場所に対する対応度が十分に高いのか、スペックからは判断できません。

 202203101233.jpg

 実際、Appleもこの部分に弱点があることは、社として認識しているように思います。

 なぜなら、Nano-textureディスプレイガラスを採用したオプションが、このモデルから初採用されたからです。色合わせなどで、外光による映り込みを高度に防ぎたいと考える場合、導入効果があると言えるオプションです。

 この仕組みは【4Kディスプレイの比較記事】で紹介した、Appleのデザイン用の超高級モニターでも、既に採用されています。

 全機にこの仕組みを標準採用しなかったのは、メンテ性の部分ほか、画質に副作用はある(ごくごくわずかなにじみや、コントラスト低下)からでしょう。

 実際、通常品でも、過剰な映り込みがあるというわけではないですので、デザインで厳密な色合わせなどに使わないならば、普通のモデルがむしろ良いかと思います。

 そのほか、本機は、120Hzの高リフレッシュレートにも対応です。

 カメラは、こちらも、リア、フロントとも12MB(1200万画素)です。

 202504231929.jpg

 リアカメラは、12メガの広角レンズです。

 レンズは、F1.8である部分を含めて、iPad Airと変わりません。

 機能面でも、高度な赤目修正ができる点を除けば同じです。

 ここはあとで説明するLiDARスキャナを活かす部分です。

 一方、iPad Proの前モデル、あるいは、iPhone Proなど比べた場合、搭載カメラは1つだけです。

 超広角レンズは不採用ですので、レンジは他機と同じ「1倍ズーム」(デジタル5倍)です。ここは、方向性の変更があったと言えます。

 202003211725.jpg

 フロントカメラは、12MPの横配置の超広角カメラです。

 IPad Airtと同じで、センターフレームに対応します。

 機能面では、いくつか、このグレードからの機能性がみられます。

 順番にみていきます。

 第1に、LiDARスキャナです。

 自動運転などにも使われる技術で、光の反射で距離を測る最先端のシステムです。

 最近のiPhone Proにも装備されます。

 即時性・正確性・認識範囲の点で、既存のセンサより期待値が高く、特に、ARアプリ(拡張現実)には高い効果が期待できます。

 どちらかと言えば開発者向け機能ですが、ARアプリの起動速度の短縮、安定化などには、即時的な効果が期待できるでしょう。

 ボケ味と被写体深度の調整も、この方式だと上手にできます。

 第2に、アダプティブTrue Toneフラッシュです。

 色温度を見ながらフラッシュ調整するTrue Toneフラッシュの上位版です。 

 LEDの発光パターンを複数用意し、焦点距離に応じて、適切に光量調整がなされます。 

 あとは、iPad Airと大きく変わりません。

 動画撮影は、こちらも、4K解像度(4K/60P)対応です。

 フルHD/240Pのスローモーションが撮れる部分を含めて、仕様はiPad Airと変わりません。

 ただ、ProResビデオ撮影は、本機からです。

 4K動画でも編集時の劣化に強い規格で、主に「動画デザイナー」向けです。

 iPhoneでも採用されます。

 集音の部分は、一方、iPad Airより強化が見られます。

 4マイク仕様で、オーディオズームに対応するからです。

 近年の動画用カメラだと搭載が割とみられるもので、ズーム倍率に応じて、マイクの指向性を調整し、適切に集音するという機能性です。

 202501221647.jpg

 ネットワーク機能は、無線LANは、Wi-Fi6Eです。

 iPad Airでも説明しましたが、近年登場のWi-Fi6をさらに改良したもので、日本では2022年登場の新規格です。

 新しく、日本で開放された6Hz帯が使えるため、通信速度・通信安定性が高まります。

高速な無線LANルーターの比較

 この速度に対応するためには、対応ルーターが必要です。

 詳しくは、上記の、リンク記事で対応機と、規格についての詳しい説明をしています。

 Bluetoothは、Bluetooth5.3です。

 問題ないです。

  Cellularモデルは、本機も4G・5G通信に対応できます。

 こちらも、eSIM方式で、物理SIM(Nano Sim)は利用不可です。

 202410171905.jpg

 (2015年発売)

  Apple Pencil MK0C2J/A
   ¥14,998 楽天市場 (4/23執筆時)

 (2018年発売)

 Apple Pencil 第2世代 MU8F2J/A
  ¥19,800 Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 (2024年発売)

 Apple Pencil Pro MX2D3ZA/A
  ¥20,919 Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 ペンタブレット機能は、むろん、 Apple Pencil Proを含めてどれでも対応できます。

 ホバー機能なども、iPad AIr同様に、しっかり対応します。

 202411131304.jpg

 ・Apple Magic Keyboard MWR23J/A
 ・Apple Magic Keyboard MWR03J/A
  ¥47,778 Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 キーボードは、iPad Airと同じ形式のものが用意されます。

 先述のように、Magic Keyboardは、角度調整しつつ、浮かして使える面白い構造です。

 詳しい仕様は、【iPad専用キーボードの比較記事】をご覧ください。他モデルもみています。

 セキュリティは、一方、本機は、カメラによるFace ID認証(顔認証)になります。

 逆に、指紋認証は非対応になります。

 バッテリーは、本機も最大10時間です。

 下位機種と同じです。

 充電は、USB-Cポートを利用します。

 こちらも、20WのUSB-C電源アダプターと1MとのUSB-Cケーブルが同梱です。

  202104291316.jpg

 【HDMI】

 MacLab. USB-C to HDMI 変換 ケーブル
  ¥2,199 Amazon.co.jp (1/25執筆時)

 接続端子は、USB-C端子が1つす。

 充電共用です。

 プレゼンなどに利用する場合で、HDMIが必要ならば、別途用意します。

 出力は、下位機同様6K/60Hzまでのなら外部ディスプレイに出せます。

 高リフレッシュレートは、外部出力はできませんが、問題ないでしょう。

 202410301128.jpg

 USB速度は、一方、本機は、USB 4.0(Thunderbolt 3)です。

 速度は、本機の場合、最大で4000MB/sですが、問題ないです。

 スピーカーは、Hi-Fiスピーカー4機搭載されています。

 iPad Airは、は2スピーカーですから、この部分のスペックも上位です。

 センサーは、iPad Air同様、3軸ジャイロ、加速度、気圧高度計、電子コンパス、環境光センサーです。それに、先ほど書いた、距離を測るLiDARスキャナという構成です。

 202203281606.jpg

 GPSは、本機も、Wi-Fiモデルは未装備です。

 セルラーモデルは、搭載です。BeiDouを除く4衛星に対応できます。

 マルチGNSSは対応しませんが、まあ、問題ないです。

----

 以上、Apple 11インチiPad Pro (M4)の紹介でした。

 優秀なタンデムOLEDディスプレイを備えつつ、CPUパワーもM4世代です。

 iOS以外の他社のタブレットを含めて、現状でこれ以上のスペックは望めず、タブレットにおける「Apple一強ぶり」を改めて認識した製品です。

 一方、OLED特有の画面の「焼付き」問題も、タンデムOLEDで論理的な解決法が提案されており、多くの場合、問題ないかとは思います。

 ただ、この仕組みを採用した「初号機」ではあります。その部分もあり、Appleも購入検討者に対して一定の注意書こちら)は出しているので、選ばれる場合は、事前に一読しても良いでしょう。

 繰り返しますが、以前よりも増して、本機は名前通りの「プロ用」です。普通のビジネスマンや学生の場合は、やや「オーバースペック」に思います。iPad Air(11型)で良いかと思います。 

ーーー

 202410172253.jpg

 2024年5月発売】

 【256GB】

 【標準ガラス】

 29・iPad Pro(M4)13インチ MVX23J/A 【ブラック】
 29・iPad Pro(M4)13インチ MVX33J/A 【シルバー】
  ¥218,800 + 2188pt Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 【512GB】

 【標準ガラス】

 30・iPad Pro(M4)13インチ MVX43J/A 【ブラック】
 30・iPad Pro(M4)13インチ MVX53J/A 【シルバー】
  ¥254,800 + 2549pt Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 【1TB 】

 【標準ガラス】

 31・iPad Pro(M4)13インチ MVX63J/A 【ブラック】
 31・iPad Pro(M4)13インチ MVX73J/A 【シルバー】
  ¥322,800 + 3228pt Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 Nano-textureガラス】

 32・iPad Pro(M4)13インチ MWRF3J/A 【ブラック】
 32・iPad Pro(M4)13インチ MWRG3J/A 【シルバー】
  ¥338,800 + 3388pt Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 【2TB】

 【標準ガラス】

 33・iPad Pro(M4)13インチ MVX83J/A 【ブラック】
 33・iPad Pro(M4)13インチ MVX93J/A 【シルバー】
  ¥390,800 + 70,344pt Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 Nano-textureガラス】

 34・iPad Pro(M4)13インチ MWRH3J/A 【ブラック】
 34・iPad Pro(M4)13インチ MWRJ3J/A 【シルバー】
  ¥341,702 + 3228pt Amazon.co.jp (4/23執筆時)

画面サイズ:13インチタンデムOLED
解像度:2,752 x 2,064 (264 ppi)
CPU:Apple M4 4.5GHz
バッテリー:10時間
ネットワーク::Wi-Fi6 E Bluetooth5.3
カメラ:12M+12M
サイズ:高さ281.6 x 幅215.5 x 5.1mm
重さ:582g

 なお、Apple 13インチiPad Pro (M4)は、先ほどの機種の画面を13インチと大きくした姉妹機です。

 重さは、注目点で、582gです。

 同じ画面サイズのiPad Air 13型に比べても、目立って軽いです。

 あとの部分は、11インチモデルと同じなので、シンプルに、作業領域が広めに欲しい方が選択肢にしたら良いという機種です。

 202411131304.jpg

 ・Apple Magic Keyboard MWR43J/A
 ・Apple Magic Keyboard MWR53J/A
  ¥57,384 Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 キーボードは、サイズが違うので、こちらになります。

 仕様は、ほかと同じです。

2-2・iPad miniの比較

 202109151251.jpg

 最後に、8.3インチの中型ディスプレイを搭載した、軽量で小型なiPadとなる、iPad miniを紹介します。


 202410171828.jpg  

 【2024年10月発売】

 【Wi-Fiモデル】

 【128GB】

 35・iPad mini (A17 Pro) MXN63J/A
  ¥78,800 +788pt Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 【256GB】

 36・iPad mini (A17 Pro) MXNA3J/A
  ¥94,800 +948pt Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 【512GB】

 37・iPad mini (A17 Pro) MYGY3J/A
  ¥130,800 +1308pt Amazon.co.jp (4/23執筆時)

128GB・Wi-Fi
スペースグレイ:MXN63J/A ブルー:MXN73J/A
スターライト: MXN83J/A パープル:MXN93J/A
256GB・Wi-Fi
スペースグレイ: MXNA3J/A ブルー:MXNC3J/A
スターライト: MXND3J/A パープル:MXNE3J/A
512GB・Wi-Fi
スペースグレイ:MYGY3J/A ブルー:MYH13J/A
スターライト: MYH23J/A パープル:MYH33J/A

 【Wi-Fi + Cellularモデル】

 【128GB】

 38・iPad mini (A17 Pro) MXPN3J/A
  ¥104,800 +1048pt Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 【256GB】

 39・iPad mini (A17 Pro) MXPT3J/A
  ¥120,800 +1208pt Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 【512GB】

 40・iPad mini (A17 Pro) MYHC3J/A
  ¥(156,800) Amazon.co.jp (4/23執筆時)

128GB・Wi-Fi + Cellular
スペースグレイ:MXPN3J/A ブルー:MXPP3J/A
スターライト: MXPQ3J/A パープル:MXPR3J/A
256GB・Wi-Fi + Cellular
スペースグレイ:MXPT3J/A ブルー:MXPW3J/A
スターライト: MXPX3J/A パープル:MXPY3J/A
512GB・Wi-Fi + Cellular
スペースグレイ:MYHC3J/A ブルー:MYHD3J/A
スターライト: MYHE3J/A パープル:MYHF3J/A

画面サイズ:8.3インチ
解像度:2,266 x 1,488 (326ppi)
CPU:A15 Pro
バッテリー:10時間
ネットワーク:Wi-Fi6E Bluetooth5.3
カメラ: 12M+12M
重さ:293g
サイズ:195.4 x 134.8 x 6.3mm

 iPad mini 第7世代 (=2024 Apple iPad mini)は、iPadでは、最も小型な機種です。

  202410171830.jpg

 本体色は、4色です。

 本機の場合も、色以外は、ストレージ量と、スマホ回線(4G/5G)の対応以外は同じです。

 202302161450.jpg

 画面サイズは、8.3インチです。

 重さは、293グラムです。

 他社の小型タブレットと比べても、圧倒的に軽いモデルです。

 ベッドで寝ながらでも、片手で持てる重さだと言えます。

 サイズ的にもフリック入力がしやすいサイズです。

 本体の厚みも、6.3mmです。

 この部分も持ちやすい理由です。

202504231833.jpg

 CPUは、A17 Proチップです。

 iPad (A16)より上位です。

 また、1世代雨のiPad miniの旧機種に比べても30%ほど強化されました。

 一方、iPad Airの採用するMac用のM系プロセッサは不採用です。

 ミニサイズという用途の違いもありますが、現段階の発熱量とCPUサイズだと、搭載は無理というサイズ面の事情はありそうです。

 202504231343.jpg

 スコアは、ベンチマークで、12000を超える水準です。

 画面サイズに由来する用途性からして、問題ないでしょう。

 202504231854.jpg

 GPUは、スコアとして言えば、3800前後です。

 iPad(A16)より数字が良いです。

 202410171853.jpg

 そのため、本機は、ギリギリでしゅが、AppleのAIサービス(Apple Intelligence)に対応できます。

 これに対応させるために、新機種に更新された「ふし」もあります。

  202406121849.jpg

 ディスプレイは、しっかりIPSパネルです。 

 iPadと同じで、四隅が丸みを帯びたLiquid Retinaディスプレイです。

 解像度は、337万画素(2,266 x 1,488)です。

 小さいですが、iPadとほとんど同じ詳細さで、2.7K(WQHD)に近い数字です。

 画面密度は、したがって、相当細かい326ppiです。

 小型という部分もありますが、現行機では「最も良い」です。

 仕様は、iPadより、iPad Airに近いです。

 色域は、Airと同じでDCI-P3をカバー(率は不明)する広色域ディスプレイです。

 輝度も、同じ500ニトで、低反射コーティングもなされます。

 1.8%の反射率は優秀で、「世界で最も低い反射率」を実現した見やすいディスプレイです。

  202010031208.jpg

 カメラは、リア、フロントとも12MB(1200万画素)です。

 機能面はiPad Airとだいたい同じです。

 リアカメラは、したがって、F1.8の明るいレンズです。

 True Toneフラッシュを装備しますし、HDR合成も4枚です。

 照明色などの撮影環境に応じて、LEDフラッシュの色温度を制御してバランスを整える機能です。iPhoneではお馴染みです。

 フロントカメラも、iPad Airとレンズ自体は同じです。

 機能面も、広角レンズで動く人物を追いかける「センターフレーム機能」が利用できます。

 ただ、レンズ位置は縦側です。

 画面サイズを含めて、Zoom会議などには多少向かない部分はあります。

 動画撮影は、4K解像度(4K/60P)対応です。

 動画も手ぶれ補正はあるため、仕様はわりと豪華です。

 202501221647.jpg

 ネットワーク機能は、無線LANはWi-Fi6Eに対応です。

 ここも、iPad Airと同じで、アンテナ2本+ワイドバンドなので、最大速度も同じ約2400Mbps(=300MB/秒)

 202501221554.jpg

 ただ、先述のように、ルーター側の対応が必要です。

 おそらく、2020年以前から、同じルーターの場合、Wi-Fi 5のルーターでしょう。

 非対応の場合、最大でも867Mbps(=108MB/秒)に止まります。

 複数端末を同時につなげる際の安定性も落ちます。

高速な無線LANルーターの比較

 「おすすめルーター」は、詳しくは、上記のリンク記事に詳しく書いています。

 タブレットに限らず、PCや、IOT家電など最近は、Wi-Fi機機も多いでしょう。

 近年は、この部分の技術革新が速いので、新しい製品を導入するのも良いかと思います。 

 Bluetoothは、Bluetooth5.3です。

 安定性に問題ないです。

 Cellularモデルは、5Gにも対応可能です。

 本機も、今回から、SIMスロットが廃止され、eSIM専用になりました。

 202109151110.jpg

 (2015年発売)

  Apple Pencil MK0C2J/A
   ¥14,998 楽天市場 (4/23執筆時)

 (2018年発売)

 Apple Pencil 第2世代 MU8F2J/A
  ¥19,800 Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 (2024年発売)

 Apple Pencil Pro MX2D3ZA/A
  ¥20,919 Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 ペンタブレット機能は、各世代のApple Pencil全てに対応します。

 各ペンの機能性は、iPad Airの項目ですでに書きました。

 セキュリティは、指紋認証(Touch ID)です。

 ロック解除ボタンの部分で指紋認証します。Apple Payにも対応できます。

 202410171913.jpg

 【iPad mini(A17 Pro)用】

 iPad mini用Smart Folio
  ¥9,404 Amazon.co.jp (4/23執筆時)

 キーボードは、Smart Keyboardは用意されません。

 純正で展開のあるのはカバーだけです。

 旧機のカバーでも使えますが、色展開は旧機に準じるので、基本新機種が良いです。

 なお、本機もBluetoothキーボードには対応できます。

 詳しくは、このブログの【おすすめBluetoothキーボードの比較】をご覧ください。サードパーティを含めて、よさげなものを紹介しています。

 スピーカーは、普通のステレオスピーカーです。

  202104291316.jpg

 【HDMI】

 MacLab. USB-C to HDMI 変換 ケーブル
  ¥2,199 Amazon.co.jp (1/25執筆時)

 接続端子は、USB-Cです。

 20WのUSB-C電源アダプターと1MとのUSB-Cケーブルが同梱です。

 本機も、プレゼンなどで、USB-C to HDMIアダプタなどを利用した外部出力は可能です。

 外部出力は、他機同様、4K/60Pまでとおります。

 202410301128.jpg

 USB速度は、iPad Air同様に、USB3.0です。

 問題ないです。

 202203281606.jpg

 センサーは、一方、3軸ジャイロ、加速度、気圧高度計、電子コンパス、環境光センサーです。

 GPSは、こちらも、Wi-Fiモデルは未装備です。

 セルラーモデルは、BeiDouを除く4衛星に対応します。

---

 以上、iPad mini の紹介でした。

 コンパクトで持ちはこびが容易で、「ごろ寝使い」にも向いているタブレットです。

 CPUこそM系プロセッサ(アップルシリコン)ではないですが、PC代わりに使うような機種ではないので、パワーは十分です。

 GPUも、最近の「基準」といえる、Apple AI対応水準ですし、問題ないです。

 こうした部分で、モバイル専用の小型のガジェット、あるいは「ごろ寝利用」で考えたい場合は、本機が良いです。

 一方、Zoom会議や、本格的なワープロなどに使う場合、画面サイズ的に「実用性が落ちる」ので、iPad、あるいは、iPad Airがよいでしょう。

今回の結論
iPadのおすすめモデルは結論的にこの機種!

  というわけで、今日は、AppleのiPad の比較の2回目記事でした。

 しかし、記事はもうすこしだけ、続きます。

 201811021311.jpg

3・ 最新のiPadの比較 (3)
 3-1:最終的なおすすめの提案【結論】

画面のみやすさ ★★★★★
処理速度    ★★★★★
軽量性     ★★★★★
ペンタブ対応  ★★★★★
総合評価    ★★★★★

 次回の3回目記事こちら)は、結論編です。

 今回紹介した全モデルから、目的別・用途別に「Atlasのオススメ機種!」を提案しておきたいと思います。

 引き続きよろしくお願いします。

 3回目記事は→こちら

posted by Atlas at 21:16 | Mac関連機器

 このブログ家電批評モノマニアには家電やモノの比較記事が約400本あります。

 よろしければ、各記事へのリンク集をご利用ください!

 家電批評モノマニアは、「家電ブログランキング」に参戦中です。右のリンクから「クリックで応援」お願いします!  201302192014.jpg
          

Googleなどの検索エンジンでは

「家電批評モノマニア」「家電ジャンル」or「型番」

の単語入力で、このブログの個別記事検索ができます!





          




 今後の記事は、【Twitter アカウント】でツイートしています。お題も募集中!

monomani31.png