【今回レビューする内容】2020年 本格的な単焦点コンデジの性能とおすすめ・選び方:リコー RICOH GR3 GRVと富士フイルム X100Vの違い:SONY DSC-RX1 DSC-RX1R SIGMA dp0Quattro dp1Quattro dp2Quattro dp3Quattro X100V-B X100V-S X100F-B X100V X100F-B
今回のお題
単焦点のコンパクトデジタルカメラのおすすめ機種はどれ?
ども、Atlasです。
今回は、「レンズが明るい」高級コンデジを紹介する企画の3回目記事です。
1・低倍率の高級デジカメ(3-7倍)
2・高倍率の高級デジカメ(8-25倍)
3・単焦点の高級デジカメ(1倍)
1回目の記事と2回目の記事では、5万円以上の高級機コンデジに限定し、ズーム機能が付く製品を比較してきました。
今回の3回目記事では、光学ズーム機能のない1倍率レンズとなる「単焦点のデジカメ」を紹介します。
このタイプは、ズームがないので足で動いて、画角を決める必要があります。しかし、明るく、解像感もあり、ボケ味がある写真が撮りやすいジャンルです。
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以下では、いつものように、各機種を比較したあと、最後にAtlasのおすすめ機種を提案する形式で書いていきます。
7・単焦点の高級デジカメの比較
では、具体的な製品を比較していきます。
以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字系で、イマイチと思うポイントを青字系で記していきます。
【2019年】
24・リコー RICOH GRIII 15041
¥95,400 Amazon.co.jp (10/24執筆時)
【2020年】
【外部ファインダーあり】
24・RICOH GR III Street Edition Special Limited Kit
¥128,121 Amazon.co.jp (10/24執筆時)
【外部ファインダーなし】
24・RICOH GR III Street Edition
¥111,420 Amazon.co.jp (10/24執筆時)
撮像素子:APS-Cサイズ
広角側の明るさ:F2.8
望遠側の明るさ:-----
画素数:2424万画素
光学ズーム: なし
焦点距離 :28mm(単焦点)
手ぶれ補正:光学式 3軸4段
ファインダー:なし
AF:ハイブリッド方式
連写:約4枚/秒
動画:4K非対応
液晶モニター:3. 0型液晶(約123万)
重さ:227グラム(電池込258g)
リコーのGR DIGITAL IIIは、10年以上前の「高画質カメラブーム」の火付け役となったシリーズの最新機です。2019年に、約4年ぶりにフルモデルチェンジされました。
なお、2020年に、山吹色のリングキャップとストラップが付属した、「限定モデル」が出ています。
外部ファインダー(GV-2 SE)が付属したモデルもあります。
いずれも、本体性能は同じです。
本体の重さは、電池込みで257グラムです。
ズームを搭載しない機種ですが抜群に軽いわけではありません。
極度に軽量化せず、操作性を向上させるレバーやダイヤルを重要視した設計と言えます。
ただ、軽量で剛性の高いマグネシウム合金を採用するなど、工夫は見られます。
ズーム倍率は、単焦点なので1倍です。
後述するように、ズームがない分、画質は期待できます。
撮像素子は、APS-Cサイズの撮影素子です。
先ほど書きましたが、これは、一眼レフと同じサイズで、効果的に光を取り込めます。写真のボケ味は相当期待できます。
レンズの明るさは、F値2.8です。
冒頭示した「高画質デジカメ」の基準は超えますが、28mmの焦点距離でこの値は、あまり高いとも言えません。
ただ、今回のモデルチェンジで、新しいGRレンズとなり、色収差の抑制に成功し、GRとくゆうの「すがすがしい画質」に、磨きがかかっています。
画質面での特徴は、「ローパスレス」を採用している点が挙げられます。
ローパスとは、写真のモアレ(=しま模様)を防ぐために、写真の輪郭を故意にぼかすため技術です。基本的にどのデジカメでも採用されますが、写真全体がボケるという難点がありました。
「ローパスレス」は、この機構なしに処理できるので、風景写真などの解像感(クッキリ度)が増します。
一方、モアレ対策をしたい場合は、疑似的にローパスフィルタを再現した「ローパスセレクター」で3段階で、エフェクトをかけることも可能です。
一方、本機は、多重露出やインターバル合成など、イメージコントロール系の機能も多彩です。
HDR機能(ハイダイナミックレンジ)は、一方、「HDR調」との表現です。
どうも、逆行時の白飛びなどを補正するための写真の合成は非対応のようです。
逆光に関するほかの補正もないので、この部分の対策はあまりないといえます。
ISO感度は、オート時で最大でISO102400です。
夜間撮影時のノイズ処理に強いのも、単焦点機の魅力です。
オートフォーカスは、ハイブリッド方式です。
これは、デジカメに使われるコントラスト式と、一眼レフに使われる像面位相差式をミックスした方式です。
ソニーも採用しますが、リコーとしては初搭載です。
一方、GR3の測距点の数値は仕様表では非公開ですが、説明書によると、最大25点です。
合焦速度は、あまり速くないでしょう。
顔検出機能は、搭載です。
スマホでもお馴染みの機能ですが、検出精度が高い場合、AFが正確で速くなります。
一方、他社上位機のように、より精度が良い瞳検知には非対応です。
また、追随もしませんが、単焦点機ということで、さほどマイナスではないと思います。
連写速度は、4コマ/秒で、この部分も重視されない構造です。
いずれにしても、AFや連写の点で、動く被写体にはあまり強くないカメラで、スナップや風景用に向くカメラと言えます。
手ぶれ補正は、シャッター速度4段分の光学式補整が搭載と強力です。
従来機で省略されていた部分でしたが、今回単に搭載となっただけなく、角度ぶれと回転ぶれにも対応する「3軸手ぶれ補整」と一気に他社を「ごぼう抜き」にしました。
ただ、公平を期して言えば、単焦点カメラは、基本的に手ぶれしにくいので、ここまでの性能は、オーバースペックとも言えます。
液晶モニターは、3.0型の約103万ドットと問題の無い性能です。
タッチパネル式で、タッチシャッターにも対応します。
・リコー RICOH GV-1 172780
¥107,000 Amazon.co.jp (10/24執筆時)
ファインダーは、未装備です。
必要に応じて、外部ファインダーを購入します。
ネットワーク機能は、Wi-FとBluetooth LEが搭載されます。
Bluetoothは、低消費電力のBluetoothLEに対応するため、常駐してもスマホ・カメラのバッテリーに影響を与えません。
そのため、カメラの電源がオフの状態でも写真の確認・転送操作が可能です。自動転送も対応です。
なお、本機は、同じアプリで、転送時に、BluetoothからWi-Fiに自動的に切り替わる仕様で、速度もスムーズです。iPhoneのAirdropと同じ仕組みです。
なお、スマホの位置情報(A-GPS)をBluetoothで転送し、自動付与もできます。
動画は、一方、フルハイビジョン画質(30フレーム/秒)までとなります。
最近は4K動画対応機も多いので、「オマケレベル」の性能です。
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以上、リコーのGR3シリーズの紹介でした。
4年降りの新製品ですが、相当な部分で「現在水準」に合致させてきた印象です。
単焦点ですから、一般向けではないですが、それでも構わない上級者には、旧機からの「買い替え用」としても、間違いなくオススメできます。
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【2015年】
25・リコー RICOH GRU (APS-Cモデル)
¥62,000 Amazon.co.jp (10/24執筆時)
なお、4年前のモデルが相当安く売られています。
しかし、機能面では、手ぶれ機構・ハイブリッドAF・Bluetooth・タッチパネルが未搭載で、画質面でも、旧式のSRレンズ・画素数(ノイズ処理)です。
値段の安さをふまえても、現状では選択肢にはできないでしょう。新しいモデルをオススメします。
【2020年】
26・富士フイルム X100V X100V-S【シルバー】
27・富士フイルム X100V X100V-B【黒】
¥154,386 Amazon.co.jp (10/24執筆時)
撮像素子:APS-Cサイズ
広角側の明るさ:F2.0
望遠側の明るさ:-----
画素数:2610万画素
光学ズーム: なし
焦点距離 :23mm(単焦点)
手ぶれ補正:なし
ファインダー:ハイブリッド369万ドット
AF:425点(位相差AF+コントラスト)
連写:約11コマ/秒
動画:4K対応(30p)
液晶モニター:3. 0型タッチパネル液晶(約162万)
重さ:428グラム(電池込478g)
富士フイルムのX100Vは、10万円台の高級単焦点カメラです。
本体の重さは、電池込みで478グラムです。
やはり、軽量性を突き詰めるより、サブダイヤルを充実させたり、後述するように、ズームを搭載しない機種ですが抜群に軽いわけではありません。
極度に軽量化せず、操作性を向上させるレバーやダイヤルを重要視した設計と言えます。
ズーム倍率は、単焦点なので1倍です。
撮像素子は、APS-Cサイズの大型の撮像素子です。
リコーのGRIIと同じく、ローパスレスセンサーです。
風景を撮ることが多い単焦点カメラ向きの技術だからでしょう。
レンズの明るさは、F2.0です。
これは今回紹介するカメラ全体からしても、極めて明るいレンズです。また、焦点距離は23mmですので、リコーのGRIIよりも多少広範囲が撮れます。
HDR機能は、本機は対応です。
夜間や、逆光時の黒つぶれ・白飛びなどには強いでしょう。
ISO感度は、一方、オート時にISO12800、拡張時にISO51200です。
画素数の違いはありますし、十分な水準ですが、数値としてリコーに負ける部分ではあります。
オートフォーカスは、位相差AFとコントラストAFのハイブリッド式で、測距点は最大425点です。
一方、本機の旧機種は最速0.08秒という高速性の記述がありましたが、新機種は見あたらなくなっています。
顔検出機能は、本機も対応です。
精度の必要な瞳AFも対応し、瞳の左右の識別も可能な精度です。
動く被写体への追随性については、表明がないですが、本機は、単焦点機ですし、問題ありません。
連写速度も、11コマ/秒と、単焦点機のデジカメとして最高クラスです。
高速AFと高速連写対応という点では、子どもの動きのような決定的な瞬間を逃したくない人には良い製品です。
なお、電子シャッター利用時は、最大30コマ/秒となります。
手ぶれ補正は、単焦点機種の場合、手ぶれが起こりにくいので、本機は採用しません。
液晶モニターは、3インチモニターです。
タッチパネル対応で、チルト式ですが、チルトの可動範囲はさほど大きくないです。
ファインダーは、アドバンスト・ハイブリッドビューファインダーを装備します。
これは、表示のタイムラグがない光学式ファインダーの上に、ピントエリアを拡大表示したり、各種データを重ねて表示できる電子式ファインダーを組み合わせた、新世代のファインダーです。
また、OVFとしても、EVFとしても単独稼働できる仕様です。
この機種の「売り」の部分です。
ネットワーク機能は、Wi-FiとBluetooth LEを搭載です。
スマホの位置情報(A-GPS)を自動取得できるほか、撮影画像の自動転送にも対応します。
動画撮影機能は、4K対応です。
単焦点機では珍しいです。
4Kでも、しっかり30フレーム/秒ですが、動画用の手ぶれ補正がないので、やはり「オマケ」レベルです。
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以上、富士フイルムのX100Vの紹介でした。リコーのGR3のライバル機種です。
比較すると、レンズの明るさとオートフォーカスとファインダーや連写力も、こちらが強力です。
手ぶれ補正機能は、単焦点ではあまり意味が無いことをふまえると、画質を重視する場合はこちらを選ぶのも良いでしょう。
ただ、本体は重めで、Bluetoothが未搭載ですから、日常持ち歩く「ガジェット」として選ぶ場合は、より新しいGR3がオススメです。
結論的にいえば、(ハイアマチュア向け)カメラとしてはX100Vが、(気軽で一般的な)ガジェットとしてはGR3が優れていると言えます。
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【2017年】
28・富士フイルム X100 X100F-B【黒】
29・富士フイルム X100 X100F-S【シルバー】
¥94,536 Amazon.co.jp (10/24執筆時)
撮像素子:APS-Cサイズ
広角側の明るさ:F2.0
望遠側の明るさ:-----
画素数:2430万画素
光学ズーム: なし
焦点距離 :23mm(単焦点)
手ぶれ補正:なし
ファインダー:ハイブリッド236万ドット
AF:325点(位相差AF+コントラスト)
連写:約8コマ/秒
動画:4K非対応
液晶モニター:3. 0型液晶(約104万ドット)
重さ:419グラム(電池込469g)
なお、本機の旧機種となるX100Fは、まだ在庫があります。
X100Vと比較する場合、液晶モニターがチルト・タッチパネルに非対応である点、画素数が低めな点、4K動画の撮影に対応しない点、EVFの解像度が低い点、顔検出機能(AF)の精度が低い点、連写性能などが相違点です。
そのほか、レンズについても、F値などのスペックは同じですが、非球面レンズを1枚増やした新設計です。同社によれば、解像感とコントラストの面で、向上しています。
その他は、ネットワーク面でBluetoothが旧記の場合不採用です。
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要するに、画像エンジン、レンズ、ネットワークと全面的に見直した「2代目機」です。新機種は、初号機の問題点を全面的に間然した機種と見込めるので、新機種が良いでしょう。
30・SONY DSC-RX1【ローパス】
¥160,070 楽天市場 (10/24執筆時)
31・SONY DSC-RX1R 【ローパスレス】
¥163,190 楽天市場 (10/24執筆時)
撮像素子:フルサイズ
広角側の明るさ:F2.0
望遠側の明るさ:-----
画素数:2430万画素
光学ズーム: なし
焦点距離 :35mm(単焦点)
手ぶれ補正:なし
ファインダー:別売
AF:25点(コントラスト)
連写:約5コマ/秒
動画:4K非対応
液晶モニター:3. 0型液晶(約130万ドット)
重さ:453グラム(電池込482g)
DSC-RX1は、現状で手に入る単焦点コンデジでは最高級クラスのモデルです。
正確には上位機としてSONYのDSC-RX1RM2という機種もありますが、35万円近い価格で安定している「プロ用」です。
なお、こちらについては、ローパスレスとローパスありの2種が選べます。
本体の重さは、電池込みで482グラムです。
こちらも、軽量性よりも操作性を重要視する設計です。レンズリングなど、一眼レフ並の工夫があり、使いやすさの面で、ハイアマチュアの需要に足るモデルです。
ズーム倍率は、単焦点なので1倍です。
撮像素子は、20万円台の一眼レフ並であり、フルサイズです。APS-Cサイズより一回り大きな素子です。
一眼レフの場合は、フルサイズだと交換レンズ構成が変わるため敷居が高いですが、コンデジならばその心配がないので良さそうです。
レンズの明るさは、F2.0です。
この点では、富士フイルムと同じですが、35mm換算の焦点距離は、富士フイルムの場合23mmで、こちらは35mmです。
Atlasは大きな建物全体を撮りたい人なので、このタイプはやや不慣れですが、画角が狭めですので、スナップなどにはむしろ向く仕様です。
HDR機能は、対応です。
ISO感度は、オート時最大でISO25600という水準です。
手ぶれ補正は、単焦点機種の場合、この機種も採用しません。
オートフォーカスは、測距点25点、連写速度も、5コマ/秒と、このあたりのスペックは振るいません。
この部分は、画像エンジンの新しさに左右される部分なので、現状ではやや弱くなっています。
顔検出機能は、あります。
追尾機能もありますが、瞳AFには対応しません。
液晶モニターは、3インチの稼働しないタイプのモニターが付属します。
ファインダーは、付属せず、マルチインターフェースシュー経由の別売対応です。
ネットワーク機能は、Wi-Fiを含めて未搭載です。
動画もフルハイビジョン画質(60フレーム秒)までと限定的な対応です。
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以上、ソニーのDSC-RX1の紹介でした。
息の長いロングセラーですが、やはり、エンジン回りの設計の古さは感じます。個人的には、フルサイズを長期で試したい願望はあるのですが、やや躊躇う部分もあります。
【焦点距離 21mm】
32・SIGMA デジタルカメラ dp0Quattro
¥92,670 Amazon.co.jp (10/24執筆時)
【焦点距離 28mm】
33・SIGMA デジタルカメラ dp1Quattro
¥91,618 Amazon.co.jp (10/24執筆時)
【焦点距離 45mm】
34・SIGMA デジタルカメラ dp2Quattro
¥93,606 Amazon.co.jp (10/24執筆時)
【焦点距離 75mm】
35・SIGMA デジタルカメラ dp3Quattro
¥100,780 Amazon.co.jp (10/24執筆時)
撮像素子:APS-Cサイズ
広角側の明るさ:F2.8(dp0以外)
望遠側の明るさ:-----
画素数:2430万画素
光学ズーム: なし
焦点距離 :35mm(単焦点)
手ぶれ補正:なし
ファインダー:別売
AF:25点(コントラスト)
連写:約5コマ/秒
動画:4K非対応
液晶モニター:3. 0型液晶(約130万ドット)
重さ:410-500グラム(電池除く)
シグマのQuattroは、交換レンズで有名な日本のシグマが発売するカメラです。
こちらは、焦点距離が異なる4種類の機種がラインアップされます。
本体の重さは、こちらは電池抜きの重さですが、410-500グラムです。
重さとしては、他機と同等クラスですが、16cmという横幅は非常に特徴的です。
なお、グリップ部分はバッテリーを搭載します。割と電池を「喰う」機種のようで、面白い格好になっているようです。
ズーム倍率は、単焦点なので1倍です。
ただし、先ほど書いたように、焦点距離は4種から選べます。35mm換算値を載せておきましたが、売れ筋は、21mmと28mmの高各モデルです。実際、これくらいが使いやすいでしょう。
撮像素子は、APS-Cサイズです。
ただし、こちらはシグマの米国の子会社が開発したFoveon X3センサーを採用します。
水平に配置する他社センサーと異なり、カラーフィルターを垂直に配列しているのが特徴で、セルごとに全ての色情報を記憶できます。
これにより、色や光の情報が残りやすいという特性や、モアレが発生しないなど優れた特性が得られます。
デジタルぽさがない、ヌメリを感じる解像感を得られることで一部に人気です。
レンズの明るさは、F2.0です。
手ぶれ補正は、採用しません。
オートフォーカスは、コントラスト式で、測距点9点と、この部分は他機より弱いです。
連写速度は、対応しますが、スペックは非公表ですが、最大5コマ前後と思われます。
液晶モニターは、3インチの稼働しないタイプのモニターが付属します。
ファインダーは、付属しませんが、別売で LCDビューファインダーが用意されます。Amazonの場合、セットとなるキットが選べますすね。
ネットワーク機能は、Wi-Fiを含めて未搭載で、動画も未対応です。
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以上、シグマのQuattroの紹介でした。
Foveon X3センサーという明確な「主張」がある点で、興味深い機種です。
ややクセがある画質と、形状と使い勝手の悪さから、一般向けにはおすすめできません。自動で綺麗な写真がバッチリ撮れるカメラではないので。
しかし、写真を撮ることを芸術的な意味で「目的化」できる方は、考えても良い機種でしょう。
次回につづく!
単焦点のコンデジのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、高級デジカメのうち単焦点なデジカメに関するレビューでした。
記事は、もう少し続きます。
1・低倍率の高級デジカメ(3-8倍)
2・高倍率の高級デジカメ(10-35倍)
3・単焦点の高級デジカメ(1倍)
4・おすすめの高級デジカメ 【結論】
次回の4回目記事(こちら)では、高級デジカメの記事の結論編です。
1・画質の良さ ★★★★★★
2・ズーム倍率 ★☆☆☆☆
3・フォーカスと連写 ★★★★☆
4・手ぶれ補正 ★☆☆☆☆
5・動画撮影 ★★★☆☆
6・軽量性 ★★☆☆☆
7・スマホ連携 ★★★☆☆
8・総合評価 ★★★★★
次回は、 ここまで紹介してきた全機種から、以上のような評価軸をもとに、目的別・予算別にオススメの「最強デジカメ」を提案していきたいと思います。
引き続きよろしくお願いします。
→結論記事は、こちら!
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