【今回レビューする内容】2026年 大型Bluetoothスピーカーの性能とおすすめ・選び方:ハイレゾ・大音量・大音圧・超重低音:音質重視の家庭用・据置型・屋外・学校行事・ダンス・ミニライブ用など・違いと性能ランキング
今回のお題
大型Bluetoothスピーカーのおすすめはどの機種?
ども、Atlasです。
今回は、2026年7月現在、最新のBluetoothスピーカの比較です。
(だいたい)2kg以上の大きめモデル限定しつつ、音質面のスペックを比較します。
インテリア系を含む家庭での据置用から、屋外での音楽活動用に向く製品まで、広く扱います。

1・大型Bluetoothスピーカーの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:ソニー〈日本〉
1-3:BOSE〈米国〉
1-4:JBL 1〈米国〉
2・大型Bluetoothスピーカーの比較 (2)
2-1:JBL 2〈米国〉
2-2:Marshal〈英国〉
2-3:B&O〈デンマーク〉
2-4:アンカー〈米国〉
3・大型Bluetoothスピーカーの比較 (3)
3-1:DENON〈日本〉
3-2:Edifier 〈香港〉
3-3:harman/kardon・KEF・LG ほか
4・大型Bluetoothスピーカーの比較 (4)
4-1:最終的なおすすめの提案【結論】
記事では、はじめに大きめのBluetoothスピーカーの「選び方の基本」を紹介します。
その上で、メーカー順に各機を説明していくという構成です。
音質 ★★★★★
重低音 ★★★★★
防水性 ★★★★★
軽量性 ★★★★★
バッテリー ★★★★★
総合評価 ★★★★★
最後の結論では、上表のような観点からAtlasのおすすめ機種を提案していきます。
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1・小型Bluetoothスピーカーの比較
2・大型Bluetoothスピーカーの比較
3・Wi-Fiスマートスピーカーの比較
4・PC用スピーカーの比較
5・TV用サウンドバーの比較
6・ブックシェルフスピーカの比較
なお、今回は、このブログ「モニマニア」のスピーカー関連記事全体では、2回目記事になります。
小型タイプや、テレビ用・PC用などをお探しのだった方は、これらのリンク記事をご覧ください。
よろしくお願いします。
1-1・大型スピーカーの選び方の基本
1・スピーカーのパワー
2・スピーカーユニットの配置
3・Bluetooth圧縮規格
4・防水等級
はじめに、大きめのBluetoothスピーカーの「選び方の基本」の紹介からです。
上表の「3点」を押さえておけば、予算や用途の違いはあるにせよ「的外れなスピーカーを選ぶことはまずない」と言えます。
順番に説明しておきます。
1・スピーカーのパワー
はじめに、スピーカーのパワー(音圧)です。
大きめの製品を考えている方の多くは、この部分を重視しているかと思います。
そのため、音圧を規定する要素について、細かく分けてポイントを解説します。
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第1に、スピーカーユニットのサイズです。
大きめのBluetoothスピーカーの場合、サイズ的な制約をあまり受けません。
基本的にスピーカーは、口径が大きいほど、また、ユニット数が多いほど音圧が出せます。
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第2に、バスレフポートです。
Bluetoothスピーカーに限らず、多くのスピーカーは、筒状のポート(バスレフ)で低音域を増幅させる仕組みがとられています。スピーカーの前後に空いている「穴」がそれです。
ただ「穴」があると完全防水にできないため、野外用については、この仕組みがあまりとられません。
代わりに、パッシブラジエータ(電気的ユニットのないスピーカーユニット)などを装備し、低音を強化する場合が多いです。
したがって、この部分の構成が充実するかについても、選ぶ場合には重要です。
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第3に、低音強化技術です。
ソフト的(計算的)に低音を強調する機能です。
この部分が強い機種は、ソニーの「エクストラバス」「MEGA BASS」「ULT」など、特定の機能名を付与する場合が多いです。
こうした技術の有無も、選ぶ際にみておくと良い部分です
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第4に、アンプのパワーです。
Bluetoothスピーカーは、音を増幅する「アンプ」を内蔵するアクティブスピーカーの仲間です。
そのため、しっかりした音圧を得るために、W(ワット)で表されるスピーカーの総合出力の値も重要です。
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結論的にいえば、この4つの要素を十分兼ね備えた機種が「名機」と言えます。
ただ、予算面ほか、重さとの相談となるので、総合的なバランスをみながら、今回の記事では「おすすめ」を提案していくつもりです。
2・スピーカーユニットの配置

つづいて、スピーカーユニットの配置です。
大きめのBluetoothスピーカーでも、室内用のものは、最近、複雑な仕組みをとっています。
左右にスピーカーを置く「ステレオ構成」については、一般的なので説明不要でしょう。
ただ、音が拡がるように特殊なスピーカーユニットの配置をさせた「360度全方位スピーカー」が出ています。

左右にスピーカーが配置される「ステレオ構成」は、(厳密には)スピーカーとスピーカーの真ん中に人間がいないと、定位感に欠けます。
本格的なオーディオシステムなら良いのですが、小型のBluetoothスピーカーの場合、リスニングポイントが狭く、ステレオ感を得にくいという欠点がありました。

それならば、ということで登場したのが、「360度全方位スピーカー」です。
音の方向性(指向性)をなくし、部屋の全方位に向けて音を拡散させる仕組みで、基本的にスピーカーをどこにおいても、良質なサラウンド感を得れる、という製品です。
格安で小型のスピーカーについては、(ステレオより)この方向性のが、現実的な音質が良いので、各社とも、(ステレオのラインナップを減らしても)こうした製品を増やしています。

コンテンツも、こうしたスピーカーへの対応が進んでいる現状があります。
水平方面だけでなく高さ方面の音データの情報を持つ「空間オーディオ音源(3Dオーディオ)」が増えているからです。
この方式のスピーカーは、こうした状況に適合的なので流行するでしょう。
ただ、現状では、360度全方位スピーカーは、どちらかというと、3回目記事で紹介するような、AI搭載型でかなり流行しています。
(普通の)Bluetoothスピーカーにもいくつかありますが、そちらの記事も後ほどご確認ください。
3・対応する圧縮規格のグレード

第3に、対応するコーデック(圧縮規格)のグレードです。
Bluetoothは、Wi-Fiに比べて、電力を使わない分、「回線が細い」無線方式です。
そのため、スマホなどの再生機器から、音源を特定の圧縮規格で縮めてから、スピーカーに送っています。

圧縮転送規格は、上表に示したように、多くの種類あります。
このうち、どの製品でも対応するのがSBC規格です。
しかし、Bluetoothスピーカーとスマホなど再生機器と双方が「より上位の規格」に対応していると、上位圧縮規格が自動で使われ、音質は良くなります。
映像視聴時に問題になる「映像と音のズレ(音の遅延)」も基本的に少なくなります。
一方、音楽では問題にならないのですが、(タブレットほかでの)映像視聴にも使いたい場合、「音の遅延(映像との音ズレ)」の問題もあります。
先ほどの表では、数字が大きいほど遅いことになります。
なお、音楽鑑賞には問題ないので、LDACなどその部分を度外視して、音質を向上させた規格も存在します。
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結論的にいえば、iPhoneの場合は、上位規格であるAAC、Android系ならばApt-Xに対応する製品を選ぶと満足度が高いでしょう。
ただ、米国のBOSEやJBLなど、SBCの劣化した音質を「アップコンバート」する技術に長けるメーカーもあります。
そのため、今回の記事では、音質の部分についてはとくに、機種ごと個別に説明を加えました。
4・防水等級

第4に、防水等級です。
防水性は、上表のように、JIS規格による等級分けがあります。
そのため、スピーカーに「どの程度の防水性」「どの程度の防塵(砂・泥)」があるのか、消費者が分かるようになっています。
防水性が必要ない方は、(同じくらいの値段のスピーカーならば)防水等級が低い方が、音が良いのが普通です。
防水のためにシールする関係で、形状の制限や使えない技術があるからです。
Bluetoothスピーカーは、だいたい「室内向け」「野外向け」と分けられます。兼用を考えないならば、高度な防水機能がない室内向けのほうが費用対効果は高いでしょう。
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1・大型Bluetoothスピーカーの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:ソニー〈日本〉
1-3:BOSE〈米国〉
1-4:JBL 1〈米国〉
2・大型Bluetoothスピーカーの比較 (2)
2-1:JBL 2〈米国〉
2-2:Marshal〈英国〉
2-3:B&O〈デンマーク〉
2-4:アンカー〈米国〉
3・大型Bluetoothスピーカーの比較 (3)
3-1:DENON〈日本〉
3-2:Edifier 〈香港〉
3-3:harman/kardon・KEF・LG ほか
4・大型Bluetoothスピーカーの比較 (4)
4-1:最終的なおすすめの提案【結論】
というわけで、以下では、ここまで説明した「選び方の基本」に則しながら、冒頭示したような企業順で、具体的な製品をみていきます。
1-2・SONYの大型スピーカーの比較

はじめに、日本のソニーの大型Bluetoothスピーカーです。
この分野のラインナップはかなり多い企業で、世界中で売っています。
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なお、以下では、Atlasのおすすめのポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で書いていきます。

【2025年発売】
1・SONY ULT FIELD 5 SRS-ULT50 (WZ)
2・SONY ULT FIELD 5 SRS-ULT50 (BZ)
¥26,710 Amazon.co.jp (7/25執筆時)
アンプ出力:(50W?)
スピーカー直径:79×106mm ×1 + 46mm ×2
周波数帯域:
コーデック: SBC AAC LDAC
バッテリー:25時間
本体サイズ:幅320×高さ144×奥行125mm
重さ:3.3kg
ULT FIELD 5は、ソニーが2024年から展開するULT POWER SOUNDシリーズに属する製品です。その「中型」となる本機は、2025年に登場しました。
従来のX-Bass(EXTRA BASS)と同じで「重低音」が売りですが、チューニング傾向を現在の音楽シーンに合わせて替えて、登場したシリーズです。

このシリーズの共通の要素は、重低音を増強するULTボタン(アルトボタン)の装備です。
2種類の低音のエフェクト(サウンドモード)を簡単につけられると考えてください。
従来からあるバスアップ技術を、2系統選択できるようにしたものと言えます。
ただし、低音がより「ガンガン」なるようになったというより、ほどほどにも調整できるようになった感じです。

本体の重さは、3.3kgです。
サイズも幅320×高さ144×奥行125mmですし、十分持ち運べるサイズです。
自宅での利用ほか、自転車、あるいは自動車で運んで、野外でのキャンプなどに気軽に持っていき、スマホ音源を再生するような使い方を提案しているモデルと言えます。
大きなノートPC程の重量感がありますが、しっかりしたスピーカーを搭載した製品としては「軽いほう」です。ショルダーストラップもあります。
スピーカーの性能は、総合出力は、非開示です。
最近ソニーは公開しません。同じグレードの旧機は、50Wでした。
ユニット構成が変更されているのですが、今回も50Wかと思います。
ただ、ソニーの場合、後述するように割と大きめのスピーカーユニットほかを装備した上で、先述のULTで、DSP(デジタル信号処理)で強化するので、サイズ感以上のボリュームは得られます。

スピーカーは、本機は、中央にレーストラック型のウーファー(79x 107mm)が1つと、左右にウーファーが1つずつ(46mm)です。中央に大きめのウーファーを置いて低音を稼ぎ、トゥイーターでステレオ感をだす方式です。
チャンネル数は、1WAYではなく、ソニーによると2WAYです。この形式でも左右に分かれている「ステレオ」との明言があります。
実際、この手のスピーカーの場合、低音のボリューム感が重要なので、できるだけ大きなウーファー(X-Balanced Speaker Unit)にすることを重視した設計でしょう。側面にパッシブラジエータを備え、さらに低域を拡張しています。

音質は、低音域のボリューム感(量感)がやはり強調できます。
先述のDSP技術(ULT1/ULT2)でさらに迫力を追加できます。
中音域は一方、ややボーカルは引き気味な傾向です。
高音域は、ハイレゾ再生を狙った機種ではないです。
ただ、高音域は割と「元気」です。
とはいえ、ドンシャリ系(V字)ではなく、あくまで、低域が厚めで、中音域基もそつなく再生されるバランス型です。
一方、本機は、音場最適化機能も装備です。
内蔵マイクで周囲の騒音レベルをはかり、音質を調整するものです。内蔵マイクを利用して、部屋の形状にあわせた調整をするような、シアター向けの機能ではないです。ただ、本機の利用法を考えると、あって良い機能です。

Bluetoothは、SBC規格のほか、AAC、LDACに対応します。
iPhone系で対応するAACを備えていますが、Android系に多いApt-X系は弱い感じです。
一方、ハイレゾ音源の転送ができるLDAC規格に対応しますが、先述のように、スピーカー的に(少なくとも業界団体が基準とする)ハイレゾの周波数帯域は、フォローしません。
Wi-Fiは、非搭載です。

マルチペアリングは、対応します。
これは、複数のスピーカーを「数珠つなぎ」して、パーティなどで利用する機能です。100台までリンクできるので、仲間・サークルで機種を統一するなどすれば、便利でしょう。。
このほか、2台購入して、「ステレオ再生」させるステレオペア機能もあります。
バッテリーは、25時間持ちます。
充電は付属のUSB-Cケーブル一体型ACアダプターを用いるのが基本です。USB-PD規格への対応の情報はないので、モバイル電源からの充電には非対応です。
一方、バッテリー量の多さを活かして、本機のUSB端子からスマホへの給電にも対応できます。

防水性は、IP67規格に対応します。
水深1メートル×30分の耐用性があります。
さらに、防塵性も保証されますから、雨天の泥水や砂被りにも強い「耐久性最強」な機種です。防錆(さび)でもあるので、海辺でも問題ありません。

ライティング機能は、大型Bluetoothスピーカーは、パーティ用として多くが搭載します。
本機もスマホでイルミネーションの制御も可能です。
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以上、ソニーのULT FIELD 5の紹介でした。
サイズ感からすると、DSP技術による部分も含めて、低音域の厚みが相当期待できる製品です。その上で、今回の改良で、トゥイーターが大型化したこともあり、中・高音域の品質(クリアさ)の向上も見られます。
3kg前後の重さで考えたい場合、音質面・音圧綿の期待値は高いです。
値段的にも、納得感がある機種で、防水性もあるため、野外用で考えている場合は、この価格帯の製品ではかなり良さそうな選択肢です。
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【2022年発売】
3・SONY SRS-XG300 BC
4・SONY SRS-XG300 HC
¥33,900 Amazon.co.jp (7/25執筆時)
アンプ出力:(50W)
スピーカー直径:61×68mm×2+20mm×2
周波数帯域:
コーデック: SBC AAC LDAC
バッテリー:25時間
本体サイズ:幅318×高さ138×奥行136mm
重さ:3kg
なお、SRS-XG300は本機の旧機種です。
重さやサイズ感を含めて、新機種とそこまで変わりません。

スピーカーの構成は、ただ、こちらは、左右にウーファー(61×68mm)とトゥイーター(20mm×2)がある、ある意味「リアルな」2WAYステレオです。
低音域の再生力は、旧機でも良いです。
単純に「重低音」だけで言えば、旧機の方が良いです。ただトゥイーターのサイズを含めて、安定的な、中・高音域のクリアさはやはり新機種です。
あとは、新機種で書いたように、バスアップ技術がULTではなく、旧式のX-Bass(EXTRA BASS)になる点と、ライティングの仕様が少し変わったのが目に付くほどです。
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結論的にいえば、新機種は、(パーティ用というより)より、どの主の音源でも良音で再生するような改良があったと言えます。
個人用として、家でも使いやすいのはやはり新機種かと思います。

【2024年発売】
5・SONY ULT FIELD 7 SRS-ULT70
¥56,981 Amazon.co.jp (7/25執筆時)
アンプ出力:(70W?)
スピーカー直径:114mm ×2 + 46mm ×2
周波数帯域:
コーデック: SBC AAC LDAC
バッテリー:30時間
本体サイズ:幅512×高さ224×奥行222mm
重さ:6.3kg
ULT FIELD 7は、ULT POWER SOUNDシリーズの上位機です。
先ほどみたULT FIELD 5の1つ上位機にあたります。

本機も、重低音を増強する新しいULTボタン(アルトボタン)を装備する製品です。
下位機種と仕様は同じで、以前と違い「マイルド」目の重低音を扱えるようになりました。
騒音をマイクで検知して音質を調整できる音場最適化機能も、同じく装備です。

本体の重さは、6.5kgです。
低音に特徴があるタイプですが、重さは多少加減しています。
ULT機能もですが、カジュアルに簡単に利用したい方に向けた製品と言えます。
縦置きも可能です。
スピーカーの性能は、本機も、総合出力は、非開示です。
類似機から想定するに70W、あるいはそれより少し上でしょう。

ユニットは、ウーファー1基のステレオだった下位機とは違って、変則構成ではない2WAYステレオです。
中音・低音域を担当する、スクエア型の11.4cmウーファーと高音域を担当する4.6cmのツイーターを、左右に装備します。
下位機種と同じく、左右のデュアルパッシブラジエーターを利用しつつ、低音をスマートに膨らますタイプになります。
一方、本機も2台つなげてステレオ感を増幅することはできます。

音質は、低音域の再生力は、下位機種以上に強調できます。
下位機と比べて大きめのウーファーが2系統ですし、量感は強調できます。
重低音も本機のサイズ感からすると出ています。下位機のULT FIELD 5は、従来機より(パーティー用的な意味での)重低音は多少弱まった部分がありますので、そうしたニーズだと、本機が良いです。
中音域は下位機よりボーカルが前面に出ます。明晰感もあります。高音域は、やや「明るめ」ですが、バランス重視で「自然さ」重視です。
総じて、低温期を重視しつつ、中音域も明瞭なバランス型という印象です。昔のソニーほど「ドンシャリ感はなく、聴きやすいです。
一方、このグレードの旧機にあった、圧縮音源のアップコンバート(DSEE技術)は非搭載になっています。なお、お馴染みのS-Master技術は、使われています。

Bluetoothは、通信安定性の高いBluetooth5.0を採用です。
コーデックは、S本機もBC・AAC・LDACに対応します。
LDAC対応ですが、ハイレゾ向きではないです。
Wi-Fiは、未搭載です。
バッテリーは、30時間持ちます。
ライティング機能は、簡単なものですが、搭載でアス。
マルチペアリングは、最大100台まで対応です。
2台でステレオにすることも可能です。
防水性は、本機もIP67です。
海辺の利用でも問題ない、防塵性も防水性も高度に対応です。
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以上、SONY ULT FIELD 7の紹介でした。
演奏者向けではなく、特に低音を重視して音楽を楽しみたい一般の音楽ファン向けの製品と言えます。
とくに、無理なく持ち運べる重さの製品に限って射場、「爆発的な重低音」の部分は期待値が高い機種と言えます。
車などでは持ちはこびも苦ではない重さで、バッテリー量もある上で、高い防水性もあるので、従来機以上に、自宅以外ので利用の幅は広そうな製品です。
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【2021年発売】
6・SONY SRS-XG500
¥38,000 Amazon.co.jp (7/25執筆時)
アンプ出力:60W(70W)
スピーカー直径:110mm×2+25mm×2
周波数帯域:
コーデック: SBC AAC LDAC
バッテリー:30時間
本体サイズ:幅460×高さ256×奥行215mm
重さ:5.6kg
なお、本機の旧機となるのが SRS-XG500です。

本体の重さは、5.6kgです。
新機種より多少ですが、軽めです。

スピーカーは、総合出力が60Wです。
ただし、電源コードを付けている状態の場合、70Wです。
ユニットは、中音・低音域を担当する11cmウーファーと高音域を担当する2.5cmのツイーターを装備する2WAY式です。
この部分は、新機種と変わりまん。
重低音は、DSP技術は旧式(X-BASS)です。
先述のように、新機種は段階調整できるUTLですが、こちらは「最大(MEGA BAS)」のみです。

高音域の再生力も、スペクとしては、同様です。
ただ、旧機は、同社の小型器同様にソニー独自のDSEE技術がありました。CD音源(HD音源)以下の圧縮音源は、わりと綺麗に聴けるでしょう。
あとは、そこまで大きな違いはないように思います。
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結論的にいえば、価格面では今でも「選べる」といえそうです。
他社機との比較も必要でしょうが、持ちはこびに苦でない重さで、しっかりした重低音が得られるソニー機を探している場合「値ごろ感」を感じます。
このクラスだと、(キャンプの国である米国の)JBLも強いので比較は必要ですが、本機も悪くないように見えます。

【2024年発売】SRS-XP500後継機
7・SONY SRS-XV500
¥45,899 Amazon.co.jp (7/25執筆時)
アンプ出力:120W
スピーカー直径:140×2+60mm×2
周波数帯域:
コーデック: SBC AAC LDAC
バッテリー:25時間
本体サイズ:幅268×高さ564×奥行294mm
重さ:11.2kg
SRS-XV500は、ソニーの最新の重低音重視の大型スピーカーの上位機です。
こちらは、ここまでみてきた家庭でも使いやすいULT POWER SOUNDシリーズとは別系統で、重量が結構増える、別ラインです。

本体の重さは、11.2kgです。
写真は縦置きですが、横置きでも問題なく使えるシステムです。
サイズは、幅268×高さ564×奥行294mmです。
自動車など、持ち運ぶ手段を考えなければいけない製品です。
マイク/ギター端子1基とマイク端子1基を装備する点からも、ちょっとした「パーティ」向けです。

スピーカーの性能は、総合出力が120Wと、さすがに良いです。
ユニットは、中音・低音域を担当する14cmウーファーと高音域を担当する6cmのツイーターを装備する2WAY式です。あとは、後方にバスレフポートがあるという構成です。
ウーファーは、SONYがテレビ用でも採用していた角形のX-Balanced Speakerです。
丸型より音質が良いわけではないのですが、ウーファーサイズが限界まで大きくでき、口径が稼げるため、最近採用するメーカーがあります。
この系統のBluetoothスピーカーは「音圧重視」ですし、この仕様で良いと思います。

一方、「ステレオ構成」ですが、ユニット配置的には、ステレオ感はあまり重視されないといえます。
こちらも(主にパーティ用という)商品の性質上「問題ない」かと思いますが、2台用意して「ステレオ」にはできない点は、注意です。
その代わり、DSPで、計算処理で仮想的に音を拡げるライブサウンドモードがあります。
用途として、こちらの方が「実用的」との判断でしょう。
音質は、低音の量感はユニットサイズ由来でかなり良いです。
質感(スピード感)もサイズ由来ですが高いです。重低音の沈み込みは、サイズ相応です。いずれにしても、Bluetoothスピーカーでは最高クラスの音圧でしょう。
MEGA BASSモードで、重低音を抜き出して強調することも可能です。
高音域は、ハイレゾは対応しませんが、5cmのツイーターを2機別に搭載しています。わりと「きらびやかさ」を感じる傾向で、明晰です。
中音域はしっかり前に出るタイプです。本機も、ドンシャリ系ではなく、低音域を重視しつつ、中高域の明晰感を大事にした感じです。もちろん「パーティー」寄りですが。
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結論的にいえば、高音域と低音域が強調できる構成で、「ジャパニーズサウンド」特有の迫力が期待できます。
BGMを家でゆっくり聴くようなモデルではないため、用途を考えると、これで良いと思います。

Bluetoothは、通信安定性の高いBluetooth5.0を採用です。
コーデックは、本機もSBC・AAC・LDACに対応します。
Wi-Fiは、未搭載です。
バッテリーは、25時間持ちます。

ライティング機能は、もちろん搭載です。
Fiestableアプリで、イルミネーションの変更ができます。
こちらでは、エフェクトなどもいじれます。
マルチペアリングは、先述のように、非対応です。
この部分は、注意してください。
防水性は、IPX4相当の防滴性です。
完全に水に被らないならば、屋外での雨も大丈夫です。
ただし、防塵性はないためビーチなどは難しいでしょう。
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以上、SONY SRS-XV500の紹介でした。
ソニーのBluetoothスピーカーで、音圧という側面では、この重量クラスでは同社で「最強」といえる製品の1つです。
自宅での利用には音質的にも不向きですが、イベント用に用意してみんなで楽しむには、良い製品かと思います。20時間というバッテリーの保ちもその用途をフォローします。
ただし、防滴性はあるが、防塵性はない、という点を理解して使ってください。ビーチでの利用は厳しいでしょう。
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【2023年発売】
8・SONY SRS-XV800
¥78,210 Amazon.co.jp (7/25執筆時)
アンプ出力:150W
スピーカー直径:170×2+60mm×5
周波数帯域:
コーデック: SBC AAC LDAC
バッテリー:25時間
本体サイズ:幅317×高さ720×奥行375mm
重さ:18.5kg
一方、さらに出力の大きな SRS-XV800がでました。

形状的には同型ですがサイズは1周り大きく、2割ほどパワフルになると考えてください。

スピーカーは、ソニー機としてはかなり独特の配置です。
L・Rの区別があるステレオですが、5つのトゥイーター(表3・裏2)があります。
写真のように縦置きした場合は、表上部左右の2基、横置きすると、表の左上・左下の2基が稼動し、ステレオ感を出す仕組みです。
縦置き・横置きは、センシングで自動判定ですので、操作は不要です。
裏面の2基のトゥイーターは裏面にも音を伝えるためのです。
そのため、「360度スピーカー」的なステレオスピーカーといった感じの製品です。

接続端子も多様です。
防水性は本機もIPX4ですが、横置きする場合はIPX2です。
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結論的にいえば、自宅で使って楽しむと言うより、行事・イベント用に備える感じに使う場合、割と良いように思えます。
運搬は基本的に自動車でしょうが、本機はハンドルとキャリーも付属ですし問題ないでしょう。

【2025年発売】
9・SONY ULT TOWER 9 SRS-ULT900
¥123,980 Amazon.co.jp (7/25執筆時)
アンプ出力:130W前後?
スピーカー直径:320+50×2+120×2+40×2mm
周波数帯域:
コーデック: SBC AAC LDAC
バッテリー:25時間
本体サイズ:幅410×高さ910×奥行456mm
重さ:29.6kg
ULT TOWER 9は、ソニーでは最もパワフルなBluetoothスピーカーです。

本体の重さは、29.6kgです。
サイズは、幅410×高さ910×奥行456mmです。
自宅で使えないわけではないですが、そういった用途を想定した音質設計ではないでしょう。
ボリュームを抑えて良い音がするようなタイプではないです。

スピーカーは、総合出力は不明です。
ただ、消費電力とアンプの部分からは、総合出力が120〜130Wあたりかと思います。
ユニットは、前向きに320 mmの大口径ウーファーがあります。
その上で、120mmのミッドレンジが2基と、50mmのトゥイーターが2基です。
さらに、背面に50mmのトゥイーターが2基ある構成です。
構成は、3WAYで、背面ユニットで指向性を拡げている感じの構成になります。
チャンネル数は不明ですが、いずれにしても、この配置だとステレオ化したい場合は、基本2台をペアリングしないと無理でしょう。
もちろん、360° スピーカーの類なので、問題ないです。
音質は、改めて書く必要はないでしょう。
低音域のボリューム感に主眼を置いた製品でありパワフルです。とくに、これほどのサイズ感のあるユニットだと、40Hz以下の重低音の沈み込みは大きく感じます。ただ、サブウーファーではないので、「振動で床をならす」ような感じではないですが。
中音域も、独立したミッドレンジ2基が、ボーカルを下支えし、明瞭感を感じられる品質です。高音域は、派手すぎない味付けです。
本機も、音場は広く、部屋中に音楽が拡がる感じです。
このほか、DSP技術の部分では、下位機とおなじくULTモードも備えます。

Bluetoothは、通信安定性の高いBluetooth5.3を採用です。
コーデックは、本機もSBC・AAC・LDACに対応します。
ただし、明示的なハイレゾ対応機ではないです。
Wi-Fiは、未搭載です。
バッテリーは、25時間持ちます。
ライティング機能は、もちろん搭載です。
マルチペアリングは、最大100台までです。
先述のように、ステレオ構成もできます。
防水性は、一方、天面の防滴性のみです。
室内専用でしょう。
接続は、本機も、マイク、ギター端子があります。
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以上、ソニーのULT TOWER 9 SRS-ULT900 の紹介でした。
重量にふさわしいユニット構成であり、相当「パワフル」でしょう。
基本的にイベント用なので、今回の比較では「他山の石」です。
ただ、1基だけでも、相当本格的なサウンドが得られる点で、従来ソニーにはなかった仕様であり、そこが見どころです。
パワフルな製品は、後ほど見るJBLにも多いですが、配置的に360度スピーカー型にしている点が、ソニーらしく、そこが個性に見えました。
1-3・BOSEのBluetoothスピーカー

つづいて、Boseの大きめのBluetoothスピーカーの紹介です。
Boseは、アメリカ初の世界的な音響メーカーです。
独特の音響哲学があり、「小さなスピーカーでどれだけ低音を膨らませるか」を重視しています。
「BOSEサウンド」は、Bluetoothスピーカーのようにサイズの限られるスピーカーにおいて特に力を発揮します。
近年大きめのスピーカー(ラジカセ型)は「お休み」でしたが、また復活しました。

【2024年発売】
(ブラック・B0D5HS9YK1 883848-0100)
10・Bose SoundLink Max Portable Speaker
¥52,000 Amazon.co.jp (7/25執筆時)
(ブルーダスク・B0D5HR6LB8 883848-0200)
11・Bose SoundLink Max Portable Speaker
¥52,000 Amazon.co.jp (7/25執筆時)
(イエロー・B0F7LFPH37)
12・Bose SoundLink Max Portable Speaker
¥52,000 Amazon.co.jp (7/25執筆時)
ユニット:ステレオ
アンプ出力:不明
周波数帯域:
コーデック:SBC AAC Apt-x Adaptive
バッテリー:20時間
サイズ: 265(W) x 120(H) x 105(D)mm
重さ: 2130g
BOSEのSoundLink Max Portable Speakerは、同社の定番製品です。
同社の単体型のBluetoothスピーカーでは、現行品で最も大きいものです。

重さは、2130gグラムです。
大きめノートPCほどの重さですが、持ち運べるサイズです。
ストラップ付属で、手軽に持ち運べます。

Bose SoundLink Max Rope Carrying Strap
¥6,000 Amazon.co.jp (7/25執筆時)
なお、ストラップ(ロープ)は着脱でき、別売の肩掛け用のBOSEのショルダーストラップにも換えられます。
防水性は、IP67です。
防塵等級もありますし、野外で利用することもしっかり想定します。

スピーカーは、同社の場合、サイズほか多くの情報が非公開です。
ただ、フロントは3スピーカー、サイドに、低音強化のための2つのパッシブラジエータという構成です。中央は、ウーファとして機能しているタイプかと思います。

音質は、やはり、低音の充実度が強調できます。
低音域は、量感も良いですが、特に質感(スピード感)と自然さにおいて、品質が良いです。この部分はやはり同社のこだわりでありBOSEらしいです。
中音域は、ボーカルの輪郭がしっかり感じられる明瞭感で、高音域も、「きらびやかさ」「自然さ」ともに中庸ですが、バランス良くまとめます。
Bluetoothは、SBC AAC Apt-x Adaptiveです。
最近は、BOSEも対応コーデックを増やしています。
Bluetoothのバージョンは、しっかり、Bluetooth5.3です。
マルチペアリングは、最大2台です。
バッテリーは、20時間となります。
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以上、Boseの SoundLink Max Portable Speakerの紹介でした。
ソニーのSRS-XG300のライバルでしょう。そちらより、若干軽めですが、重低音の音圧と振動は、本機が優るといえます。ユニットサイズを思わせないパワーです。
音域の幅と、用途の柔軟性ではソニーかと思いますが、用途として強調されるダンスミュージックなどには、この傾向がよさそうです。
この方面の同社の「味付け」が好きな方には、自宅用としてもおすすめできます。
1-4・JBLの大型スピーカーの比較
続いて、アメリカのJBL社が発売している防水タイプのスピーカーを紹介します。
同社の大型スピーカーは、どちらかと言えば、音楽シーンというより、野外活動用のフィールドギアの延長として、海やキャンプなどに便利そうな仕様です。
音質的には、「JBLサウンド」と呼ばれる独特の音響哲学をもち、味付けの少なめな、中音域が充実するサウンドが得意です。

【2025年発売】
(マイクなし)JBLPBENCOREESS2JN
13・JBL PARTYBOX ENCORE ESSENTIAL 2
¥31,000 Amazon.co.jp (7/25執筆時)
(マイク1本つき)JBLPBENCORE2JN
13・JBL PARTYBOX ENCORE 2
¥49,500 Amazon.co.jp (7/25執筆時)
(マイク2本+EasySing AI機能)JBLPBENCORE2PL2MJN
13・JBL PARTYBOX ENCORE 2 Plus
¥54,000 Amazon.co.jp (7/25執筆時)
アンプ出力:100W(RMS)
スピーカー直径:133mm+20mm×2
高周波数帯域:40Hz〜20kHz
コーデック: SBC
バッテリー:15時間
サイズ:幅319.5×高さ342×奥行260.4mm
重さ: 6.2kg
PARTYBOX ENCORE ESSENTIAL 2は、JBLの少し大きめのスピーカーです。
2025年に第2世代となり、筐体形状の見直しに加えて、ドライバー構成やバッテリー性能なども刷新されました。
一方、このシリーズには、マイク付きのモデルも2機種あります。

JBL EasySing Mics(2本セット)
¥22,000 Amazon.co.jp (7/25執筆時)
第1に、PARTYBOX ENCORE 2 です。
従来からある普通のデジタル・ワイヤレスマイクが1本付属するモデルです。
第2に、PARTYBOX ENCORE 2 Plusです。
こちらはEasySing機能を標準搭載するJBL EasySing マイクが2本付属します。
こちらだと、AIボーカルリムーバル機能により、収録音源からボーカルをリアルタイムで分離し、ボーカル量を3段階(0%・25%・50%)で調整できます。
そのほか、高音域の歌声をクリアに補正する「ボイスブースト」、歌声に自然な残響を加える「ナチュラルリバーブ」、「ハウリング抑制」などから、EasySing機能もが利用できます。
なお、PARTYBOX ENCORE 2に付属する通常のワイヤレスマイク(1本)では、これらの機能は利用できません。
あとは、本体形状がやや変わる程度の違いになります。
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結論的にいえば、現状でマイク付きを選ぶ場合、実売価格の差を考えても、PARTYBOX ENCORE 2 Plusを選ぶのが良いでしょう。
一方、 ENCORE ESSENTIAL 2でも、さきほどの別売マイクを購入すれば、EasySing機能を購入すれば、EasySing機能は利用できます。
ただ、その場合、付属するAIドングルを本体のUSB-C端子に挿して使う必要があります。現状の価格差をふまえても、素直にマイク付きのPARTYBOX ENCORE 2 Plusを選んだ方が良いと思います。
そのほか、音響部の基本仕様は大きく変わらないため、以下では、PARTYBOX ENCORE ESSENTIAL 2をベースに説明を続けます。

本体の重さは、6.2kgです。
ズッシリくる重さがあるので、持ち運ぶならば自動車でしょう。
丈夫に持ち手があるので、運搬には問題ありません。
なお、口絵写真では見にくいものの、持ち歩き用のハンドルは、マイク付の機種にも付属します。
スピーカーの性能は、値段からすると強力です。
アンプの総合出力は、総合出力がRMS表記で100Wです。
SONYのXPシリーズより弱いものの、軽いという中間的な製品です。
ただ、これでも音圧はパワフルでしょう。
ユニット構成は、中・低音域を担当する133mmのウーファーと、高音域を担当す20mmのシルクドームトゥイーターが2つという構成です。そのほか、後部に大きなバスレフがあり、低音域のボリューム感を強化する方向です。
構成的には中央にウーファー、左右にトゥイーター配置です。ステレオ信号は受けますが、位置的に分離は限定的です。ステレオの定位感が欲しい場合2基用意する必要があります。ただ、それを「狙った」製品ではないでしょう。
音質は、本機も低音域の量感を重視した「パーティー」向きの設計です。
重低音も、20Hz帯までは沈み込みはないですが、サイズ感からすると強めです。低音の質感(スピード感)も水準以上です。
中音域は、JBLの「特徴」ですが、低音域が邪魔せず、ボーカルが後退せず明晰感が高めでえす。高音域は質は良いですが、そこまでの主張はない「なめらか」系です。高音域とのクロスは「まずまず」な感じです。
一方、本機は、JBLのAI Sound Boostに対応です。
AI解析による事前プログラムで入力信号を分析し、歪みを低減しつつ、パワフルでクリアな再生を狙うものです。細かい設定なしで、主に、大音量時の低音の量感・質感の維持をねらったものです。

Bluetoothは、SBCのみです。
ただし、Bluetooth 5.4対応なので、通信安定性は高いです。
そのほか、USB端子経由でフラッシュメモリ保存の音源の再生が可能です。
Wi-Fiは、未搭載です。
バッテリーは、SBC再生で15時間です。
マルチペアリングは、対応します。
ステレオのペアリングほか、JBLはAuracastに対応します。
端末対応が必要ですが他社機を含めて、ペアリング不要で、スマホなどから一斉配信などができる点で汎用性が高いです。
なお、こちらはLC Audioの規格なので通信は(SBCではなく)LC3が前提です。ただ、JBCによる、Auracast以外の場合、LC3コーデックはフォローしないようです。
また、執筆時、iOS系はAuracast配信は非対応なので、その部分も注意点です。
ライティング機能は、搭載です。
防水性能は、IPX4です。
一般的な意味での野外利用はできます。
ただ、防塵性が担保されないので、砂浜やキャンプには注意となります。
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以上、JBL PARTYBOX ENCORE ESSENTIAL 2の紹介でした。
ある程度音圧が期待でき、それなりに重さも控えめなスピーカーです。野外でも利用したいが、自宅などでも使う方で、音質に期待したい方は候補でしょう。
先述のように、単機ではステレオ感は得れない部分はありますが、もともと、そういった楽しみに向いた機種ではないですし、ガンガン音を鳴らすタイプならばこれで良いと思います。
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なお、100W前後のJBLのライティング対応製品は他にもあります。
順番にみておきます。

【2022年発売】JBLPBENCOREESSJN
14・JBL PARTYBOX ENCORE ESSENTIAL
¥30,700 Amazon.co.jp (7/25執筆時)
(マイク付き)
14・JBL PARTYBOX ENCORE
¥56,867 Amazon.co.jp (7/25執筆時)
アンプ出力:100W(RMS)
スピーカー直径:133mm+44mm×2
周波数帯域:20kHz〜50Hz
コーデック: SBC
バッテリー:6時間
サイズ:高さ327×幅276×奥行293mm
重さ: 7.27kg
第1に、JBL PARTYBOX ENCORE ESSENTIALです。
このクラスの旧機です。
ワイヤレスマイク付の製品がありますが、先述のように、AI機能は利用できない世代なので、ここを目当てに買う場合は、先ほどの機種が良いでしょう。
一方、マイク以外の部分を新機種と比べると、バッテリー持続時間が短め(6時間)です。
トゥイーターの直径はやや大きめになりますが、新機種で「改悪」されたと言うより、指向性の改善のため仕様を変えたような感じです。
相当の大音量にしない限り、サイズ感は影響しないでしょう。逆に、AI Sound Boostは、この世代はありません。Auracastも非対応です。
あとは、そこまで大きな変更はないです。あえて言えば、マイクとギター入力が分け裸荒れた点が目立ちます。
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結論的にいえば、主にバッテリー持続時間の部分で選ぶならば新機種でしょう。
ワイヤレスのマイク付きが欲しい場合だけ、こちらを検討すれば良いと思います。
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【2025年発売】JBLPBENCOREESSJN
15・JBL PARTYBOX ON-THE-GO 2
¥37,797 Amazon.co.jp (7/25執筆時)
アンプ出力:100W(RMS)
スピーカー直径:135mm+20mm×2
周波数帯域: 40Hz〜20kHz
コーデック: SBC
バッテリー:15時間
サイズ:高さ258×幅501×奥行221mm
重さ: 6.360kg
第2に、JBL PARTYBOX ON THE GO 2です。
ワイヤレスマイクを基本装備させたモデルの新型です。
マイクは、こちらの場合、2本です。
この世代は、USBメモリ(USB-C)でも再生(及び録音)ができるため、完全に「カラオケ」向けの仕様です。
専用アプリ(Smart Key Change)での「スマートキー変更」機能があるほか、本体の部の調整で「エコー効果」の調整もできます。
一方、後述するANKERの「カラオケ用」と比べると、自動でのボーカル除去機能はないので、この部分は、スマホ側で処理できるアプリなどを使う必要があります。

形状は、横長です。
ドライバーは、構成は、JBL PARTYBOX ENCORE ESSENTIAL 2とかわりません。
ただ、本体が横長で、肩に掛けて持ち運びやすいほか、単体でも(それなりの)ステレオ感を出せる配置にしていると思われます。
左右にワイドに音は拡がりそうです。
バッテリーは、15時間持ちます。
マルチペアリングは、ステレオ化に対応するほか、先述の。Auracastも非対応です。防滴性は、本機もIPX4水準です。
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結論的にいえば、「カラオケ目的」で考える場合、マイクセットですので、本機とスマホプリで「完結」できるのが良い部分です。この目的性において、完成度が高いでしょう。
スマホの歌詞表示対応アプリで再生すれば、どこでも「カラオケ」できる感じです。
次回につづく!
大型Bluetoothスピーカーのおすすめは、結論的にこれ!
というわけで、今回は、大型のBluetoothスピーカーの比較の1回目記事でした。
しかし、記事はまだまだ「続き」ます。

2・大型Bluetoothスピーカーの比較 (2)
2-1:JBL 2〈米国〉
2-2:Marshal〈英国〉
2-3:B&O〈デンマーク〉
2-4:アンカー〈米国〉
3・大型Bluetoothスピーカーの比較 (3)
3-1:DENON〈日本〉
3-2:Edifier 〈香港〉
3-3:harman/kardon・KEF・LG ほか
4・大型Bluetoothスピーカーの比較 (4)
4-1:最終的なおすすめの提案【結論】
続く2回目記事(こちら)では、残してしまったJBL機を追加で比較します。
その後、上表の各社の機種を順番にみていきます。
音質 ★★★★★
重低音 ★★★★★
防水性 ★★★★★
軽量性 ★★★★★
バッテリー ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最終回の結論編(こちら)では、いつものように、目的別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
2回目記事は→こちら
