【今回レビューする製品】 2025年 高性能で安いカール専用アイロンの性能とおすすめ・選び方:オートカーラー対応:機種の違いと人気ランキング
【比較する製品一覧】ベビリス ミラカール Lite BAB-2667J クレイツ カールプロSR C73308 C73310 C73312 C73315 HCC-G26DG HCC-G32DG HCC-G38DG HAIRBEAURON カール 4D Plus 26.5mm HBRCL4D-GS-JP 34.0mm HBRCL4D-GL-JP HBRCL3D-GS-JP HBRCL3D-GL-JP HBRCL2D-GS-JP HBRCL2D-GL-JP Repit スクエアバー CSB-AG40W 9012イオンカールアイロン CC9012-G26W CC9012-G32W CC9012-G38BP コイズミ KHR-1130/C KHR-1230/C KHR-1330/C VA VSI-3214/KJ VSI-2514/KJ パナソニック EH-HT4A EH-HT4B KHR-6010-P KHR-6110-P VS VSA-1110/KJ VSA-1110/RJ EH-HT12 EH-HT13 Salon Sense 300 KHR-1120 KHR-1220 テスコム Nobby by TESCOM NIM3026 NIM3032 NB263-K NB323-K TM452B-W TM453B-W TM362A-K TM363A-K TM364A-K アイリス HIR-MC201-H IR-MC202-H HIR-MC101-H HIR-MC102-H ヤーマン YJHB1N ほか
今回のお題
クセがつきやすい!カールアイロンのおすすめはどれ?
こんにちは。
今回の記事は、2025年5月現在、最新のカールアイロンの比較です。
自動巻き対応のオートカールアイロンを含めて、各社の製品を広く紹介します。
基本となるカーラーの巻き幅の違いはもちろん、温度調整の柔軟性、あるいは、熱からの髪のケアにかかわるスペックに注目しながら、各社の製品をみていきます。
1・カール専用アイロンの比較
1-1:オートカールアイロン
1-2:カールアイロン(手巻き)
1-3:カールアイロン(ブラシ)
2・おすすめのヘアアイロン 【まとめ】
=最終的なおすすめ機種の提案
今回は、仕組みの違いから、カールアイロンを分類して、順番に見ていくつもりです。
自動巻きでは有名なミラカールほか、売れ筋のパナソニック・コイズミ製品など、国内外の多くの企業の製品をみていきます。
ストレートの伸び ★★★★★
カールのかかり ★★★★★
髪への優しさ ★★★★★
時短効果 ★★★★★
温度調整 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最後の結論では、上表のようなポイントから、予算別・目的別に、Atlasのオススメ機種!を提案する形式で書いていきます。
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1・2WAYヘアアイロンの比較
2・ストレートアイロンの比較
3・カールアイロンの比較
なお、今回の記事は、このブログのヘアアイロンの比較では、3回目記事として書きました。
ヘアアイロン全体の「選び方の基本」は、1回目記事(こちら)の冒頭で書いていますので、初めて買われる方で、基本的な選び方を知りたい方は、そちらからご覧ください。
よろしくお願いします。
1-1・オートカールアイロンの比較
では、早速比較をはじめます。
はじめに、オートカール対応タイプの紹介からです。
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なお、ここから先の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【2017年発売】
1・ベビリス ミラカール Lite BAB-2667J
¥6,578 楽天市場 (5/31執筆時)
ストレート:
カール:対応 (オートカール)
温度調整:2段階 210-230度
コーティング:セラミック
海外旅行:
サイズ:長さ29.5×幅8.0×奥行9.5cm
重さ:563g
ベビリス ミラカール Liteは、米国の大手家電メーカーであるコンエアーの発売するヘアアイロンです。
以前は、もっと展開があったのですが、現在は本機が日本における同社の唯一の展開です。
アイロンの種類は、こちらは、「ストレート」機能が付属しないカール専用機です。
一方、こちらは、オートカールシステムが搭載されています。
この場合、髪を小手に挟んで、小手を閉じると、自動的に髪を巻き取っていきます。
なお、左巻き・右巻が選択可能です。
仕上がりは、1カ所ごとのあたため時間の調整で行うものです。
「ゆるめ」(チャイム3回)「やわらかい」(チャイム4回)「しっかり」(チャイム5回)で、具合を調整するという方式です。
一方、対応する髪質には注意が必要です。なぜなら、くせ毛の方や、縮毛の方、髪が絡まりやすい方は、うまく巻き取れないからです。
アイロンの温度調節は、2段階です。
210度と、230度です。
温度は選べるものの、結構な温度ですので、ストレートナー以上に髪への負担はあるので、使用後はケアをしてください。
表面のコーティングは、プレートにあたる部分にセラミックを利用しています。
すべりの良い複合材を利用している点は、高価な理由の1つでしょう。
マイナスイオン発生機能は、付属しません。
スチームなども発生しないので、手入れは欠かせません。。
本体の使いやすさは、この機種の場合も、自動電源オフは搭載されます。
一方、日本の家電ではないですが、電圧は日本専用です。
重さは、563gとそれなりにあります。
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以上、ベビリス ミラカール Liteの紹介でした。
本機のような自動カーラーは、2010年台に(微妙に)流行ったのですが、やはりダメージの部分もあり、展開が狭まっています。
減った理由はあるように思いますし、今後展開があるか微妙なのと頃があるので、今買うにしても、既存の愛用者に限られるかなと思います。
【2019年発売】
2・VS マジックシャイン VSA-1110/KJ
3・VS マジックシャイン VSA-1110/RJ
¥3,820 楽天市場 (5/31執筆時)
ストレート:
カール:対応 (オートカール)
温度調整:1段階 180度
コーティング:セラミック
海外旅行:
サイズ:長さ26.8×幅8.4×奥行6.7cm
重さ:410g
VSA-1110/KJは、ヴィダルサスーンのマジックシャインシリーズに属するヘアアイロンです。
本機も、時間調整で「ゆるふわ」「やわらかい」「しっかりカール」を調整する方式です。
また、右巻き、左巻きに対応できます。
アイロンの温度調節は、180度固定です。
オートカーラーは、しっかりまくのにそれなりに熱が必要ですし、このあたりに、価格差がでてきます。
マイナスイオン発生機能は、付属しません。
重さは、410gです。
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以上、VSA-1110/KJの紹介でした。
オートカーラーを格安で試したい方向けの製品として「市場の穴」を付いた製品と言えます。
ただ、先述のように、この家電ジャンル自体が萎んできていますし、あまりおすすめはしません。
1-2・カール専用アイロンの比較
つづいて、手でまくタイプの従来のカールアイロンを比較します。
比較的値段の高い製品から順番に紹介しようと思います。
【2018年発売】
【カール 4D Plus】HBRCL4D-GS-JP
4・ヘアビューロン 4D Plus 26.5mm
¥49,500 楽天市場 (5/31執筆時)
【カール 4D Plus】HBRCL4D-GL-JP
5・ヘアビューロン 4D Plus 34.0mm
¥49,500 楽天市場 (5/31執筆時)
【カール 3D Plus】HBRCL3D-GS-JP
6・ヘアビューロン 3D Plus 26.5mm
¥38,500 楽天市場 (5/31執筆時)
【カール 3D Plus】HBRCL3D-GL-JP
7・ヘアビューロン 3D Plus 34.0mm
¥38,500 楽天市場 (5/31執筆時)
【カール 2D Plus】HBRCL2D-GS-JP
8・ヘアビューロン 2D Plus 26.5mm
¥27,500 楽天市場 (5/31執筆時)
【カール 2D Plus】 HBRCL2D-GL-JP
9・ヘアビューロン 2D Plus 34.0mm
¥27,500 楽天市場 (5/31執筆時)
ストレート:
カール:対応
温度調整:7段階 40度-180度
コーティング:
海外旅行:(対応機もあり)
サイズ:長さ35.0×幅5.9×奥行8.5cm
重さ:427.5g
※4D 34mmのスペック
HAIRBEAURON(ヘアビューロン) は美容家電を販売する韓国のリュミエリーナのヘアアイロンです。
デパートなどの美容家電売り場にも見られる、高級なカーラーです。
グレードは、3種類あります。
2D・3D・4Dという順で、前の数字が大きなほど「高級」です。
ただ、温度設定などの品質はどれも同じです。外観素材の変更で、高級感が増してはいます。
アイロンの種類は、こちらは、ストレートには非対応で、カール専用機です。
口径は、それぞれ、Sサイズ(26mm)とLサイズ(34mm)があります。
交換式ではなく、自分の巻き方の好みで選ぶべきでしょう。一般的にはLサイズのほうが人気で、汎用性があります。
アイロンの温度調節は、どの製品も40度/から180度までと広く調整できます。
リュミエリーナの人気の秘密は、低温でも利用できる点で、髪のダメージを気にする方に売れています。40度・80度・100度で調整できます。
高めの温度でのまき直しにも対応できます。
表面のコーティングは、材質などは非公開です。
マイナスイオン発生機能は、特段の情報はありません。
一方、リュミエリーナの特長は、「バイオプログラミング」という独自理論(振動と波長)を採用する点です。
ただ、具体的な効果や科学的な仕組みについては、情報がないです。
使い勝手の部分は、海外電圧に対応する製品です。自動オフ機能については情報がありません。
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以上、HAIRBEAURON(ヘアビューロン・カール)の紹介でした。
「バイオプログラミング」の効能の詳細は不明ながら、低温でも巻くこともできる設計は、見所のある機種です。
できるだけ髪を傷めたくない方は試す価値がありそうです。
【2009年発売】
【28mm】
10・クレイツ イオンカールプロSR C73308
¥4,609 Amazon.co.jp (5/31執筆時)
【32mm】
11・クレイツ イオンカールプロSR C73310
¥5,148 Amazon.co.jp (5/31執筆時)
【38mm】
12・クレイツ イオンカールプロSR C73312
¥5,425 Amazon.co.jp (5/31執筆時)
【45mm】
13・クレイツ イオンカールプロSR C73315
¥5,330 楽天市場 (5/31執筆時)
ストレート:
カール:対応(28-45mm)
温度調整:10段階 120-210度
コーティング:チタニウム&シリコン
海外旅行:
サイズ:長さ34.0×幅5.0×奥行8.0cm
重さ:430g
※C73310のスペック
カールプロ SR-32は、美容室の専売商品を多く販売するクレイツが販売する製品です。
美容師向けの「業務用」ながら、ネットなどで手に入るため、家庭用としても一定の人気があります。
ただし、長さは34cmあり、大きめです。
アイロンの種類は、こちらは、ストレートには非対応で、カール専用機です。
巻き加減に合わせて4種類ありますが、アタッチメント交換式ではありません。
なお、ラインナップが多く迷いますが、最も標準的なのは、口径は、「緩くふんわり巻く」のに適した32mmパイプでしょう。
そのほか、「くっきり、しっかり巻く」のに適した28mmパイプ、と「かなり大巻き」といえる、38mmパイプ・45mmパイプから選択可能です。
アイロンの温度調節は、10段階 最大210度です。
細かく温度設定できるのは良い部分です。
髪への負担を考えて、カールドライヤーでも温度をこだわりたい方に向きます。
ただし、最低温度は120度となります。
表面のコーティングは、パイプ表面にチタンを配合して、滑りやすくしています。
その上で、逆側にシリコンラバーを付けることで、髪へのフィット感も高めています。ただ、家庭用に比べると、どちらかといえば、耐久性重視でしょう。
マイナスイオン発生機は、ありません。
大手家電メーカーのヘアアイロンの場合、髪のつや出しなどのため、マイナスイオンを搭載することが多いですが、この機種は例外的です。
それよりも、細かい温度調整で美容師の技術を活かして貰う方向です。
使い勝手の部分は、滑りにくいフィンガーリムの採用など、操作性は良いです。
ただ、美容室専売品は基本的に「他人の髪に施術することを前提にした製品」です、そのため、ボタンの配置なども「サロン仕様」である点は、理解して買うべきでしょう。
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以上、カールプロ SR-32の紹介でした。
専業の方や、スタイリストなどで仕事などで利用する場合、この機種は有力な候補です。
一方、家庭で利用する場合は、上で書いたような「注意点」も少しあるといえる機種です。
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【2023年発売】
【26mm】
14・クレイツ 9012イオンカールアイロン CC9012-G26W
¥9,012 楽天市場 (5/31執筆時)
【32mm】
15・クレイツ 9012イオンカールアイロン CC9012-G32W
¥9,012 楽天市場 (5/31執筆時)
【38mm】
16・クレイツ 9012イオンカールアイロン CC9012-G38BP
¥9,900 楽天市場 (5/31執筆時)
ストレート:
カール:対応(28-38mm)
温度調整:5段階 120-200度
コーティング:シリコン
海外旅行:
サイズ:長さ33.0×幅5.5×奥行8.0cm
重さ:390g
※CC9012-G32W のスペック
なお、こちらは、同社の9012(キューゼロイチニ=クレイツ)から出されるカールアイロンです。
こちらは、美容室向けというより、家庭向けに出されたものといえます。
クレイツイオンを放出する部分などの仕様は同じです。
ただ、温度調整幅が5段階になるほか、最高温度が200度まで(最低120度)です。パイプ部分の仕様が異なり、チタン配合の記述がない「アイロンパイプ」です。
最高温度の部分は、(カールアイロンならば)問題ないでしょうが、温度維持の部分と、立ち上がり時間の部分で差があるかもしれません。
ただ、本機は、32mmでもコード込みで390g(本体290g)と少し軽めなので、初めて買われる方には、これほどのほうが使いやすいようには感じました。
なお、色違いの38mmだけは、最高温度が181〜200℃とだいぶマージンがある書き方をしています。先述素材の違いが影響しているかもしれません。ただ、カールアイロンはさほど高い温度は不要に思うので、これでも良いようには思えます。
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結論的にいえば、値段と機能性では、先ほどの機種で良いように思えます。ただ、軽さを重視したい場合、本機が候補と言えます。
デザイン的にも、美容室で使うような本体と言うより、「かわいい」系ですし、その部分が気に入った方もこちらでしょう。
【2021年発売】
【28mm】
17・クレイツ ホリスティックキュア HCC-G26DG
¥10,975 楽天市場 (5/31執筆時)
【32mm】
18・クレイツ ホリスティックキュア HCC-G32DG
¥11,975 楽天市場 (5/31執筆時)
【38mm】
19・クレイツ ホリスティックキュア HCC-G38DG
¥11,975 楽天市場 (5/31執筆時)
ストレート:
カール:対応(28-38mm)
温度調整:5段階 120-200度
コーティング:チタニウム&シリコン
海外旅行:
サイズ:長さ33.0×幅5.0×奥行8.5cm
重さ:415g
※ HCC-G32DGのスペック
これらも、美容室製品を多く展開するクレイツの製品です。 「マグネットヘアプロ カールアイロン」という製品名です。
同社の場合、家庭向きの流通の製品は、ホリスティックキュア(ホリスティックキュアーズ)というブランド名です。
アイロンの種類は、こちらも、ストレートには非対応で、カール専用機です。
重さは、32mmモデルで、コード込みで415g(本体270g)です。
アイロンの温度調節は、一方、120度からの5段階で最大200度です。
先ほどの機種より柔軟性は落ちますが、多すぎても使わないという意味では、家庭用ならばこの程度でよいでしょう。
表面のコーティングは、素材は開示されずキュアクリスタルプレートという名前です。
おそらくセラミック系で、先ほどの製品より品質が良いです。
一方、本機については、プレートにミネラル分を練り込んでいて、それが髪のツヤに寄与するという記述です(テラヘルツ波)。
一方、本機のストレートナータイプについては、その効果の第三者検証(上図)がありますが、カールアイロンの場合は、プレートの面積的な問題もあってか、そうした情報はないです。
マイナスイオン発生機は、ありません。
使い勝手の部分は、持ちやすさについては質が良いです。
そのほか、準備時間が30秒と短い点、また、利用時の温度現象が1度である点など、ヒーター能力にこだわりがあります。
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以上、ホリスティックキュア HCC-G32DG などの紹介でした。
先述のクレイツの製品よりだいぶ高いです。
値段差の部分は、先述のミネラルは理由として少し弱いですが、電源周りの安定性や、(人にではなく)自分で利用する場合の使いやすさはこちらが良さそうです。
ただ、立ち上がり時間で言えば、次にみるテスコムほか、他社機でもこの程度の機種はあるので、やや「美容家電」特有の(よくわからない)値付け、という感じは少しあります。
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【2023年発売】
【40mm】
20・クレイツ Repit スクエアバー CSB-AG40W
¥19,770 楽天市場 (5/31執筆時)
ストレート:
カール:対応(28-45mm)
温度調整:4段階 165-195度
コーティング:チタニウム&シリコン
海外旅行:
サイズ:長さ33.0×幅5.0×奥行8.5cm
重さ:415g
このほか、同社からは、Repit スクエアバー という別シリーズの高級機も展開されます。
特徴は40mmという、相当太巻きのラウンドスクエアパイプを採用する部分です。
通常より、そうとう「ゆるい」巻きですが、テンションのかかりやすい形状にすることで、アイロンの跡が残りにくいほか、太巻きでもさほど天候にも左右されず「長持ちしやすい」カールを作れるとの触れ込みです。
通常製品には、より「ゆるい」45mmはあるとは言え、納得感のある工夫ですし、効果はありそうです。
【2023年発売】
【32mm】
21・ヤーマン スムースアイロンフォトイオン YJHB1N
¥22,000 Amazon.co.jp (5/31執筆時)
ストレート:
カール:対応(28-38mm)
温度調整:4段階 120-180度
コーティング:トルマリン(メタル)
海外旅行:
サイズ:長さ33.0×幅5.0×奥行8.5cm
重さ:320g(コード含まず)
スムースアイロンフォトイオン カール 32mmは、日本の美容家電メーカーのヤーマンが販売するカール専用アイロンです。
ストレートナーと比べて、カール専用は仕組み的にシンプルなのであまり高額な製品はないですが、本機は結構高いです。
後述するように、独自の工夫があるからでしょう。
重さは、本体部分が320gです。
ただ、他社と比べる場合、コード込みの重さではないので、さほど軽いわけではないです。
カーラーは、(ゆるふわ目の)32mmだけの展開です。
アイロンの温度調節は、一方、120度からの4段階で最大180度です。
先述のように、カールアイロンの場合、この程度の最大温度で問題ないです。段階数も、実際個人で使う場合、これくらいで良いような機はします。
一方、本機は、立ち上がり時間が100度まで、わずか18秒というスペックです。
他社の低価格機の場合、だいたい1分から1分30秒、クレイツの高級機でも30秒はかかるのでかなり「時短」です。
現在の温度も、デジタル表示されるため、便利です。
詳細な仕組みは不明で鵜が、「デュアルメタルセラミックヒーター」採用でこの時間を達成したとされます。
表面のコーティングは、トルマリンプレートです。
メタル素材に、トルマリンパウダーを配合したものです。
すべりの良さを重視した仕様です。
なお、本機は、しっかりした温度センサーで温度調整をしながらダメージを防ぐ仕組みです。また、その上で、過度な熱上昇を防ぐため、ダメージカットラインを備えます。
先述のように、ヒーター自体の火力は強力なので、それに由来するダメージを防ぐための複数の仕組みを付属させているという感じです。
マイナスイオン発生機は、フォトイオンを搭載です。
イオンを直に髪の毛に放出(浸透)させる仕組みです。同社の美顔器やドライヤーなどと同じで、マイナスイオンとプラスイオンを同時に発生させ、ツヤ感をたかめるとされます。
ドライヤーでの効果はよく分かりませんが、カールアイロンの場合、ドライヤーと違って、髪に密着させる形式ではあるので、抜群の効果があるかは不明ながら、決して無効化でもないように思います。
なお、第三者機関ではないですが、同社のサンプル試験では、124%のツヤ感アップとのことです。
そのほか、プレス部分に、低反発スプリングを配置することで、キューティクルを保護する工夫がみられます。
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以上、ヤーマンのカールアイロンの紹介でした。
ポイントは、「立ち上がり時間の速さ」と使用時の「温度の安定性」でしょう。それを実現するために、ケアのための装備が必要で、それを充実させたためこの値段になっていると言えそうです。
若干高いですが、(美容家電にありがちな)「魔術的」な説明ではないですし、「値段の理由」はあるように思います。
これらの部分に魅力を感じる方は、スペック的に「選んで良い」と言えます。
【2020年発売】
【26mm】
22・テスコム Nobby by TESCOM NIM3026
¥1,628 楽天市場 (5/31執筆時)
【32mm】
23・テスコム Nobby by TESCOM NIM3032
¥1,626 楽天市場 (5/31執筆時)
ストレート:
カール:対応(26mm,32mm)
温度調整:31段階 60-210度
コーティング:アボカドオイル
海外旅行:対応
サイズ:長さ35.9×幅8.2×奥行5.5cm
重さ:410g
※ NIM3032のスペック
Nobby by TESCOM は、日本の美容家電メーカーのテスコムが販売するヘアアイロンです。
同社は、美容師用のプロ製品も多く展開していますが、本機は、美容師用の「Nobby」シリーズを、一般向けに改良した製品とされます。
アイロンの種類は、カール専用機です。
アタッチメントではないので、購入時の選択式です。
「くっきり、しっかり巻く」のに適した26mmパイプと、多少ゆるめな32mmパイプが選択可能です。
アイロンの温度調節は、60度からの31段階 最大210度です。
ここまでの、高温の方はカールには不要でしょうし、恐らく、同社のストレート専用アイロンと部品を共通化するための仕様です。
ただ、60度までの低温が出せますし、そちら方面はある分に越したことはないでしょう。
表面のコーティングは、アボカドオイルコーティング です。
オイル被膜で、すべりを優先するものです。
ただ、このタイプの処理は、経年劣化するため、滑りやすさの減衰はありそうです。
マイナスイオン発生機能は、プロテクトイオンです。
とくに特別な実験効果はない「無名のマイナスイオン」で、静電気抑制効果があるのみです。
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以上、Nobby by TESCOMの紹介でした。
業務用をベースにした開発である点では「カールプロ」と同じです。
ただ、本機については持ち手などの大幅な改良はみれるので、自分でも使いやすそうです。ただ、サロンのNobbyとは形状も、コーティングも色々異なるのも、また確かです。
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なおテスコムからは、このほかにもカールアイロンの展開があります。
以下、順番にみておきます。
【2023年発売】
【26mm】
24・テスコム Nobby NB263-K
¥3,612 Amazon.co.jp (5/31執筆時)
【32mm】
25・テスコム Nobby NB323-K
¥3,980 Amazon.co.jp (5/31執筆時)
ストレート:
カール:対応(26mm,32mm)
温度調整:29段階 60-200度
コーティング:Nobbyプロコーティング
海外旅行:対応
サイズ:長さ35.0×幅8.0×奥行5.5cm
重さ:390g
※ NB323-K のスペック
第1に、Nobby NB263などです。
先ほどの機種の理美容業界専売です。
仕様は似ますが、コードが3mとなるなど、本職用の仕様になります。
コートは、別(Nobbyプロコーティング)で、イオン発生装置はない仕様で、最高温度も200度です。このあたりは、プロ用なので、連続使用を想定したものでしょう。
保証は、1年で、2年保証の通常モデルより短いのもそのためです。
結論的にいえば、個人用ならば、素直に先ほどの機種で良いでしょう。
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【2020年発売】(後継機あり)
【26mm】
26・テスコムスチームカールアイロン TM452B-W
¥3,905 楽天市場 (5/31執筆時)
【32mm】
27・テスコムスチームカールアイロン TM453B-W
¥4,524 楽天市場 (5/31執筆時)
ストレート:
カール:対応(26mm,32mm)
温度調整:6段階 100-210度
コーティング:ナノセラミック
海外旅行:対応
サイズ:長さ33.5×幅6.6×奥行3.3cm
重さ:340g
※ TM452Bのスペック
第2に、TM453Bなどです。
こちらは、普通のカール専用機では珍しくスチーム対応です。
カールをしっかり付けたい場合に有利です。
給水は先端のタンクを外し、さらにキャップを外して給水です。
似た他機と比べスポイト不要な部分で少し楽ですが、手間ではあります。
温度調整は、最大210度で、100度からの6段階です。
ここは問題ないです。
一方、モイストキープモードという機能性がこちらのみあります。
髪を挟み込んだとき、温度を設定温度から自下げる方向で制御し、ダメージを低減するモードとされます。設定温度を元々低めにしておくのと異なり、使い出しの温度は同じなので、かかりは良いでしょう。
ただし、スチーム機能との併用は不可です。また、連続使用する場合、設定温度に戻るまで一定の時間は必要となります。
マイナスイオンは、搭載ですが、普通のものです。
あとは、目につく部分はありません。
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結論的にいえば、スチームではっきりクセが付くことは間違いないので、手間はかかりますが、その部分で評価できます。
ただ、もうひとつの「売り」である、モイストキープモードと併用できないなど、売りの機能性が両立しない点がややチグハグには思います。
とくに、カールの場合、さほど熱を入れずにも使える部分からいえば、モイストキープモードではなく、スチーム機能に「見どころ」と感じる方に向くでしょう。
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【2025年発売】
【26mm】
28・テスコム TM762A-W
¥6,468 楽天市場 (5/31執筆時)
【32mm】
29・テスコム TM763A-W
¥6,468 楽天市場 (5/31執筆時)
ストレート:
カール:対応(26mm,32mm)
温度調整:4段階 140-200度
コーティング:シルクプレート
海外旅行:対応
サイズ:長さ35×幅7.2×奥行4.2cm
重さ:370g(コード含む)
※ TM762A-W のスペック
第3に、 TM762A-W などです。
型番的に、1つ上でみた製品の後継機となる製品です。
ただ、先述のスチームがこの世代だと省略になっているので、直の後継機ではないです。
コートは、シルクコーティングプレートです。
素材などは不明です。
ただ、コイズミほか、最近「シルク、シルキー」の名がついたコートが増えていますので、その類でしょう。
詳しい基材は不明ですが、セラミックやチタンなどより、水分が蒸発しにくい保水素材とされます。
こちらも、熱による水分の蒸発を防ぐことでうるおいをキープするという機能性です。ヘアカラーの退色防止効果も謳われます。
温度調整は、最大200度で、140度からの4段階です。
ここは問題ないです。
マイナスイオンは、搭載ですが、普通のものです。
あとは、目につく部分はありません。
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結論的にいえば、スチーム「なし」で、できるだけ、水分の蒸発を防ぎつつ、できるだけ、髪の水分を保とうというコンセプトです。
スチームは確かに給水が面倒ですし、最近の各社の傾向からしてもこの方向性は「あり」でしょう。
ただ、この仕様だと、同価格帯の他社機と比べて、そこまでの個性はないともいえます。
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【2025年発売】
【26mm】
30・テスコム TM362A-K
¥3,450 楽天市場 (5/31執筆時)
【32mm】
31・テスコム TM363A-K
¥3,534 楽天市場 (5/31執筆時)
【38mm】
32・テスコム TM364A-K
¥6,468 楽天市場 (5/31執筆時)
ストレート:
カール:対応(26mm,32mm, 38mm)
温度調整:5段階 120-200度
コーティング:ナノセラミック
海外旅行:対応
サイズ:長さ32.3×幅6.7×奥行3.8cm
重さ:300g(コード含む)
※TM362A-K のスペック
第3に、 TM762A-W などです。
同社の格安の入門機相当のグレードの製品になります。
こちらは、38mmの太巻き用もあります。
あとは、特段個性はないですが、温度設定幅(120-200度)を含めて、機能性は十分です。
コートは、ただ、シルクプレートではない従来のセラミック系です。
髪の保水率(蒸発)の部分では、上位機と多少の差はありそうです。
ただ、立ち上がりは、このコートの方が若干ですが速い一方、マイナスイオン発生機能はないです。
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【2023年発売】
【26mm】
33・テスコム naturam TM303A-K
¥1,980 楽天市場 (5/31執筆時)
ストレート:
カール:対応(32mm)
温度調整:4段階 140-200度
コーティング:セラミック
海外旅行:対応
サイズ:長さ33×幅7.0×奥行4.8cm
重さ:325g
第3に、TM303Aです。
エントリーモデルのナチュラムシリーズに属する廉価版です。
シンプルな4段階の温度調整のモデルで、32mmだけの展開です。
さほど多機能ではないので、各社の入門機と、主に値段面の比較となる機種です。
【2024年発売】
【32mm】長さ35.5×幅7.4×奥行4.0cm
34・VS VSI-3214/KJ
¥2,600 Amazon.co.jp (5/31執筆時)
【25mm】長さ35.5×幅7.1×奥行4.0cm
35・VS VSI-2514/KJ
¥2,600 Amazon.co.jp (5/31執筆時)
ストレート:
カール:対応(32mm,25mm,19mm)
温度調整:4段階 140-200度
コーティング:セラミック
海外旅行:対応
サイズ:上記参照
重さ:390g/ 350g/ (本体のみ)
VSI-3214/KJなどは、ヴィダルサスーンのカール専用アイロンです。
美容系では有名なブランドですが、アイロンは日本のコイズミが生産、販売しています。
2機種ありますが、それぞれカールの口径が異なります。
32mmは、ボブからミドル、25mmは、ショートに向くと言えます。
アイロンの温度調節は、最大200度です。
約140度から4段階に調整できます。
表面のコーティングは、セラミックです。
格安機では最も一般的なものです。熱伝導率が高いタイプのセラミックで、素早く加熱することを意図します。
マイナスイオン発生機能は、未搭載です。
本体の使いやすさは、軽めなので、取り回しやすいと言えます。
32mmモデルでも390gですので。
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以上、ヴィダルサスーンのVSI-3214/KJなどの紹介でした。
比較的安めのカーラーとしてプレゼンスがあります。特段個性はないものの、予算を重視する場合、選択肢になるでしょう。
ただ、立ち上がりも、100度まで1分ですので、そこあが我慢できる範囲でないならば、次に見る上位機のほうが良いでしょう。
【2024年発売】
【26mmカーラー(ふつう)】
36・KOIZUMI Salon Sense KHR-1130/C
¥6,655 Amazon.co.jp (5/31執筆時)
【32mmカーラー(ゆるめ)】
37・KOIZUMI Salon Sense KHR-1230/C
¥6,309 Amazon.co.jp (5/31執筆時)
【38mmカーラー(ゆるめ)】
38・KOIZUMI Salon Sense KHR-1330/C
¥6,655 Amazon.co.jp (5/31執筆時)
【2023年発売】
【26mmカーラー(ふつう)】
39・KOIZUMI Salon Sense 300 KHR-1120/W
¥6,900 Amazon.co.jp (5/31執筆時)
【32mmカーラー(ゆるめ)】
40・KOIZUMI Salon Sense 300 KHR-1220/W
¥7,335 Amazon.co.jp (5/31執筆時)
ストレート:
カール:対応(26 32mm)
温度調整:25段階 80-200度
コーティング:シルキーモイスト
海外旅行:
サイズ:長さ38.0×幅7.0×奥行4.0cm
重さ:385g(34mm)
※ KHR-1220/Wのスペック
Salon Sense 300 KHR-1120は、コイズミの販売する「サロンセンス」シリーズに属する製品です。
同社は、ヴィダルサスーンを製造している会社です。本機は、VSほど外観にこだわらない代わりに、多少安いという下位シリーズとなります。
旧機種が販売されています。
新機種は、21段階 最大180度だった旧機とちがい、25段階最大200度となります。ただし、新登場の39mmのカーラーのみ、旧来と同じ、21段階 最大180度です。
このほか、新機種のみ、毎秒25回のセンシングによる温度低下を抑制する高性能センサー搭載との情報があります。ただ、旧機に未搭載という情報はなく、明確なプレスリリースもなかったので、旧機も搭載に思います。
あとは、色の違いです。
結論的にいえば、カーラーに200度の高温は不要と言えますし、安いうちは、旧機で良いかなと思います。
アイロンの種類は、本機も、カール専用機です。
26mmのカーラと32mmのカーラーから選べます。
32mmはやや太めで、「ゆるふわ巻き」なサイズです。
アイロンの温度調節は、25段階で、80度からの5度刻みで、最大200度です。
かなり細かい調整ができる点は、本機の売りでしょう。低温が出せるのもポイントです。
なお、本機は100度まで、30秒で到達しますので、立ち上がりの速さは言及に値します。
表面のコーティングは、シルキーモイストコーティングです。
素材の詳細は不明ですが、凹凸の部分に髪の水分の蒸発を防ぐというケア重視の発想です。
同社によれば、第三者機関(大丸系の消費科学研究所)で、従来の3倍の保水を達成したようです。
熱が入りにくいので、ヘアカラーの退色にも強いとされます。
本機は、(価格からして)スチーム発生機能が搭載できないので、ようするに、「低コストでなるべく保水」という発想です。
実際、第三者機関の検証結果もしっかり出しており、効果は期待できます。ただ、上位機と比較すると、方式的な限界はあるでしょう。
マイナスイオン発生機は、ありません。
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以上、KHR-1120の紹介でした。
シルキーモイストコーティングは、コイズミが最近だしてきた新コーティングであり、かなり宣伝しています。
説明不足で実体のつかめない、同社のVS系のコーティングよりは、信頼性が担保されるでしょう。あとは、どれほど値が下がるか、といったところです。
【2020年発売】
【26mm】
41・パナソニック ヘアアイロン EH-HT12-W
¥2,398 Amazon.co.jp (5/31執筆時)
【32mm】
42・パナソニック ヘアアイロン EH-HT13-W
¥2,200 Amazon.co.jp (5/31執筆時)
ストレート:
カール:対応 (26mmか32mm)
温度調整:2段階 120-130度
コーティング:フッ素
海外旅行:
サイズ:長さ32.0×幅7.0×奥行5.0cm
重さ:330g
※ EH-HT13-Wのスペック
EH-HT12 EH-HT13は、Panasonicのヘアアイロンです。
アイロンの種類は、カール専用です。
2機種あり、EH-HT12は26mm、EH-HT13は32mmのカーラーになります。
アイロンの温度調節は、しかしながら、2段階です。
最高130度という点は同じですが、この部分は残念です。
表面のコーティングも、普通のフッ素コーティングです。
マイナスイオン発生機能は、マイナスイオン発生装置が付属します。ナノイーではないですが、髪の静電気除去によりまとまり感はある程度期待できます。
本体の使いやすさは、特に配慮は見られません。
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以上、Panasonicの EH-HT12などの紹介でした。
廉価版ながら、マイナスイオン発生装置という一定の見所がある機種です。
ただ、カールアイロンとしての機能は限定的であり、安全面でも自動電源オフなども付かない点で、見劣り感はある製品です。
【2022年発売】
【上位機種】
【28mm】
43・アイリスオーヤマ MiCOLA HIR-MC201-H
¥5,920 Amazon.co.jp (5/31執筆時)
【32mm】
44・アイリスオーヤマ MiCOLA HIR-MC202-H
¥4,980 Amazon.co.jp (5/31執筆時)
【下位機種】
【28mm】
45・アイリスオーヤマ MiCOLA HIR-MC101-H
¥3,600 Amazon.co.jp (5/31執筆時)
【32mm】
46・アイリスオーヤマ MiCOLA HIR-MC102-H
¥2,800 Amazon.co.jp (5/31執筆時)
ストレート:
カール:対応(32mm,25mm,19mm)
温度調整:4段階 90-180度
コーティング:スムースケアコーティング
海外旅行:対応
サイズ:長さ37.5×幅7×奥行4cm
重さ:420g/ 390g(本体のみ)
※ サイズはHIR-MC201-H のスペック
HIR-MC201・HIR-MC202は、アイリスオーヤマの販売するストレートアイロンです。
堀田 真由さんとのコラボしたヘアアイロンの新シリーズ「MiCOLA」に属する製品です。
なお、白色の下位機も同時発売されましたが、後述するように、コーティングのグレードが異なります。後は同じなので、同時に見ていきます。
アイロンの種類は、本機もカール専用機です。
32mmと28mmというスタンダードなサイズで構成されます。
アイロンの温度調節は、最大180度です。
90度・120度・160度・180度の刻みの4段階調整です。
表面のコーティングは、上位機はスムースケアコーティングです。
素材など詳細は非開示です。ただ下位機種はセラミックなので、それより上位です。
滑りやすさを重視し、髪の毛が絡みにくくする方向の工夫となります。同社によると、毛束でのすべり性の試験で、40%ほどのすべりの差ということです。ただし、第三者機関ではなく、自社調べです。
マイナスイオン発生機能は、未搭載です。
本体の使いやすさは、重さ面で問題のない水準をクリアします。
コテの部分も、17.5cmとしっかり長めです。ただ、余熱は90度まで40秒(28mmは30秒)
一方、本機は海外対応ですが、240V地域では消費電力が500Wではなく1500Wなので、多少注意が必要です。ただし、加熱するわけではなく、温度制御上の理由のようです。
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以上、アイリスオーヤマのHIR-MC201などの紹介でした。
上位機の「スムースケアコーティング」がポイントとなり、下位機種との値段差はここです。これがいったい「何なのか」は、(他社の場合と同じで)具体的な説明がほしいところです。
あとは、問題を感じません。最近のアイリスオーヤマの家電に多い、シンプルでスッキリした外観ですし、店頭では割と売れそうに思えました。
1-3・ブラシ付きカールアイロンの比較
最後に、ヘアブラシがつくタイプのカールアイロンを比較します。
【2021年発売】
【26mmロール】
47・パナソニック ブラシアイロン EH-HT4A-W
¥8,000 Amazon.co.jp (5/31執筆時)
【32mmロール】
48・パナソニック ブラシアイロン EH-HT4B-W
¥5,600 Amazon.co.jp (5/31執筆時)
ストレート:
カール:対応 (26mm,32mm選択)
温度調整:2段階 130-180度
コーティング:アルマイト
海外旅行:
サイズ:長さ29.8×幅6.7×奥行5.2cm
重さ:310g
※ EH-HT4B-Wのスペック
ブラシアイロン EH-HTシリーズは、パナソニックの発売する、ブラシタイプの珍しいアイロンです。
付属するアタッチメントは、1つです。
ただ、2種類で、カールブラシのサイズが違います。
EH-HT4Aは、やや細めの26mmのロールブラシで、くっきりとした仕上がりです。
EH-HT4Bは、少し太めの6mmのロールブラシで、ゆるっとした仕上がりです。
アイロンの温度調節は、2段階です。
設定温度は、180度と130度です。
低温設定がないですが、ブラシ形状から言って材質的に高温にできないですし、また、低温だと意味はないので、これで良いでしょう。
表面のコーティングは、熱伝導性を重視したアルマイトコーティングです。
ブラシを含めて、とくに「髪に配慮した部分」はありません。
マイナスイオン発生機能は、搭載されません。
このほか、毛先キャッチクリップが見所です。
毛先から髪にしっかりカールする場合に便利です。ストレートや「ゆるふわ」な感じで巻きたい場合は、これを挟まずに利用します。
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以上、パナソニックのブラシアイロンの紹介でした。コテを利用する方法より、かかりが弱いです。
ただ、やはり「ブラシ式のが使いやすい」という方は、手軽なこちらを選ぶのも手です。こうした製品を、気軽に使いたい方には、とくにオススメできます。
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【2022年発売】
【25mmロール】KHR-6010
49・コイズミ ボブスタイルアイロン KHR-6010/P
¥3,003 楽天市場 (5/31執筆時)
【32mmロール】 KHR-6110
50・ コイズミ ボブスタイルアイロン KHR-6110/P
¥3,003 楽天市場 (5/31執筆時)
ストレート:
カール:対応 (25mm,32mm選択)
温度調整:1段階 200度
コーティング:セラミック
海外旅行:対応
サイズ:長さ23×幅4.9×奥行4.5cm
重さ:220g
なお、コイズミもブラシタイプを出します。
こちらは軽量・小型タイプです。
温度は、「最高200度」表記ですので、(スペックで見れば)多少こちらのほうが温度を出せる仕様です。ただ、温度の調整はできません。
一方、パナソニックと較べた場合、フリーターントップは特長と言えます。
文字通り回るので、毛先のカールの際、しっかり持った状態で「巻きやすい」という工夫です。カーラーはコードレスではないので、操作性は上がりそうです。
他機もコードは360度回転するので不便はないでしょうが、価値のある工夫かと思います。
今回の結論
カール専用アイロンのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、各社のカール専用アイロンの比較でした。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。
4・おすすめのヘアアイロン 【まとめ】
=目的別に「おすすめ製品」を提案
ストレートの伸び ★★★★★
カールのかかり ★★★★★
髪への優しさ ★★★★★
時短効果 ★★★★★
温度調整 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
続く4回目の記事(こちら)は、「結論編」です。
今回紹介したカールアイロンを含め、ヘアアイロン全機種から、いつものように、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案しておきたいと思います。
引き続き、よろしくお願いします。
4回目記事は→こちら