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2022年05月19日

比較2022' 完全ワイヤレスイヤホン91機の性能とおすすめ・選び方 (3)

【今回レビューする内容】2022年 完全ワイヤレスイヤホンの音質・性能とおすすめ・選び方

【比較する製品型番】Amazon Echo Buds JBL CLUB PRO+ TWS JBL LIVE FREE NC+ TWS JBL Wave 100TWS  Wave 200TWS ENDURANCE PEAK II ANKER Soundcore Liberty 3 Pro JBL LIVE FREE 2 TWS ANKER Soundcore Liberty Air 2 Pro Soundcore Life A2 NC Soundcore Liberty Neo 2 Soundcore Life P3 P2 P2i Soundcore Life Note 3S Google Pixel Buds Pro Google Pixel Buds A-series GA02213-GB GA02372-GB

今回のお題
「完全ワイヤレスイヤホン」のおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今回は、2022年5月現在、最新の、左右独立した完全ワイヤレスイヤホンの比較の3回目記事です。

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1・完全ワイヤレスイヤホンの比較(1)
 1-1:アップル〈米国〉
 1-2:ソニー〈日本〉
 1-3:BOSE〈米国〉
 価格:1.5万円〜4万円
2・完全ワイヤレスイヤホンの比較(2)
 2-1:パナソニック〈日本〉
 2-2:JVC〈日本〉  
 2-3:オーディオテクニカ〈日本〉
 2-4:ゼンハイザー〈ドイツ〉
 価格:1万円〜4万円
3・完全ワイヤレスイヤホンの比較(3)
 3-1:JBL〈米国〉
 3-2:ANKER 〈米国〉
 3-3:Amazon 〈米国〉
 3-4:Google〈米国〉
 価格:1万円〜4万円
4・完全ワイヤレスイヤホンの比較(4)
 4-1:Beats〈米国〉
 4-2:SHURE〈米国〉
 4-3:Bang&Olufsen〈北欧〉
 4-4:Jabra 〈北欧〉
 4-5:Noble Audio〈米国〉
 価格:1万円〜4万円
5・完全ワイヤレスイヤホンの比較(5)
 5-1:AVIOT〈日本〉
 5-2:ag 〈日本〉
 5-3:Jabra 〈北欧〉
 5-4:SOL REPUBLIC〈米国〉
 5-5:その他のブランド
 価格:5000円〜1.5万円
6・完全ワイヤレスイヤホンまとめ【結論】
 =予算別・目的別のおすすめ製品まとめ

 今回の3回目記事は、JBLANKERなど、米国の定番メーカーの製品を中心に紹介します。

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 なお、完全ワイヤレスイヤホンの「選び方の基本」は、1回目記事こちら)で説明しました。

 検索エンジン経由からきていただいた方は、今回の1回目記事からお読みいただけると分かりやすいかと思います。

 よろしくお願いします。

音質の良さ  ★★★★★
ノイキャン  ★★★★★
軽量性    ★★★★★
防塵・防滴性 ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 というわけで、以下では、いつものように、各機種を一機ずつ比較していきます。

 その上で、最後の「結論」部分では、上表のような観点から、目的別・予算別に、Atlasのおすすめ商品を紹介していきます。

3-1・JBLのイヤホン

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 はじめに、アメリカのJBLの完全ワイヤレスイヤホンです。

 BOSEと同じく米国のメーカーですが、音質的には、伝統的に(迫力より)ボーカルの聴きやすさなど中音域を大事にしてきた印象があるメーカーです。 

 高級機もありますが、最近は格安機でもプレゼンスを増しています。

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 なお、今回も、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字系で、イマイチだと思う部分を青字系で書きます。


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 【2021年発売】

 35・ JBL TOUR PRO+ TWS
   ¥16,000 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

再生周波数帯域:10Hz-20kHz
コーデック:SBC
連続再生時間:6時間
ドライバー:6.8mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式
防水性能:
重さ:7.5g×2

  JBL TOUR PRO+ TWSは、米国のJBLの完全ワイヤレスイヤホンです。

 同社のフラッグシップ機です。

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 重量は、7.5gです。

 平均よりも多少重めですが、気にするほどではないでしょう。

 イヤーピースは、5サイズが添付されます。

 かなり多めで、サイズは合わせやすいです。加えて、S/Mサイズは高さ調整できるエンハンサーが付属します。

 音質面では、ドライバが6.8mmと、このクラスではやや小さめです。

 音質面での工夫は、専ら自社アプリ(JBL My Headphones)によるEQなどの調整が強調されるのみです。

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 Bluetoothコーデックは、SBCのみです。

 JBLはBOSEと同じで、伝統的にこの仕様です。ようするに、自社のイコライザーで音質は強化できるため、SBCだけで問題ない、ということです。

 接続安定性の面では、本機はBluetooth5に対応しています。

 また、本機も、左右独立受信方式(デュアルコネクト)です。

 ノイズ対策は、Wマイク仕様です(ハイブリッドノイズキャンセリング)。

 他社機同様に、外音取り込み機能と トークスルー機能があり、外出先での利用や会話しながらの利用に対応できます。

 連続再生時間は、ステレオ再生/ノイキャンONで6時間です。

 バッテリーケースは、約3回分利用可能です。

 マイクは、搭載です。

 片側3マイク式で、ビームフォーミングマイク2基と、内部マイク1基です。

 ビームフォーミング技術を採用するため、無指向性マイクでも、しっかり送話の音声とノイズを区別できます。この部分にこだわる、パナソニック機を除けば、かなり上級と言えます。

 防水性は、一方示されません。

 なお、本機は、タップすると、音声AI(Google系・Amazon系)を呼び出せる仕様で、音声操作に対応します。

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 以上、JBL TOUR PRO+ TWSの紹介でした。

 ノイキャン部分は、おそらく外部調達でしょう。その上で、音響部分については、具体的な仕組みが示されず、ドライバも小さめです。

 JBLですから、中音域が充実し「聴き疲れしない音質」ですが、相当数出回ってきたこのジャンルの製品の新製品として、もう少し個性があっても良かったかと思います。

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 【2020年11月発売】

 36・JBL CLUB PRO+ TWS
   ¥14,500 楽天市場 (5/19執筆時)

再生周波数帯域:10Hz-20kHz
コーデック:SBC
連続再生時間:6時間
ドライバー:6.8mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式
防水性能:
重さ:6.85g×2

 なお、昨年までの上位モデルは CLUB PRO+ TWS でした。

 まだ、継続販売されていますが、通例では在庫限りでしょう。

 比較する場合、バッテリー量以外、あまり仕様は変わらないのですが、マイク部分は、新機種の方が品質が若干良いです。

 あとは、付属するイヤーピースが3サイズと少ない点が違いです。値段差はあるので、JBLを「指名買い」するならば、現状で本機でも良いかと思います。

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 【2020年11月発売】

 37・JBL LIVE FREE NC+ TWS
   ¥10,500 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC
連続再生時間:6時間
ドライバー:6.8mm
マイク:搭載
ノイキャン:1マイク式
防水性能:
重さ:6.85g×2

 一方、LIVE FREE NC+ TWSは、このグレードの下位機です。

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 こちらの場合、ノイキャンが「1マイク式」です。したがって、通話時のビームフォーミングにも未対応です。

 一方、防水等級は、IPX7で完全防水ですが、イヤーピースの形状はスポーツ用に特化された外れにくいものとはならない点に、注意してください。


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 【2022年】

 38・JBL LIVE FREE 2 TWS
   ¥13,000 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-22kHz
コーデック:SBC
連続再生時間:7時間
ドライバー:11mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式
防水性能:IPX7
重さ:4.9g×2

  BL LIVE FREE 2 は、JBLの中級ラインの製品です。

 本体色は、ブラック(JBLLIVEFREE2TWSBLK)・ブルー(JBLLIVEFREE2TWSBLU)・シルバー(JBLLIVEFREE2TWSSIL)が基本色です。

 発売時については、期間限定でローズの展開もあります。

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 重量は、4.9gです。

 ミドルグレードらしく、軽量で誰にも使いやすいと言えます。

 オーバル形状なので、サイズはそこまで小型ではないですが、問題ありません。

 イヤーピースは、3サイズ(S/M/L)が添付されます。

 音質面では、本機はドライバサイズが11mmです。

 この部分だけで音質は決まりませんが、大きめで良いです。この部分のためにオーバル形状を採用しているとも言えます。

 Bluetoothコーデックは、本機もSBCのみです。

 接続安定性の面では、Bluetooth 5.2に対応しています。

 問題ありません。

 ノイズ対策は、Wマイク仕様です(ハイブリッド式)

 形状的にパッシブな遮音性も高いので、この部分の能力はこの価格帯の製品としては良さそうです。

 ランニング中の利用を想定するので、もちろん外音取り込み機能と トークスルー機能はあります。

 キャンセルレベルの自動調整はできませんが、7段階でかかりは調整可能です。

 連続再生時間は、7時間です。

 バッテリーケースは、28時間分となります。

 マイクは、6つのビームフォーミングマイクを使う仕様です。

 スティック型でないイヤホンは、ある程度の数のマイクを搭載して制御できた方が一般的に効果が高いですし、良い仕様でしょう。

 防水性は、 IPX5相当です。

 ワークアウトにも使える水準です。

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 以上、JBLLIVE FREE 2 TWS の紹介でした。

 老舗の音響企業の製品として比較的安い機種で、強めのノイキャン機能を持つ機種と言えるかと思います。

 音質面でも、ドライバサイズにこだわりを見いだせます。

 空間オーディオを含めた新音源や、イコライザ、ノイキャンの自動制御などプラスアルファな要素は見られないのですが、バランス良くまとめた機種だと思いました。 

 一方、対応コーデックがSBCのみである部分が注意点です。

 JBLは長年、SBCでも(自社の音質向上技術があるので)問題ないとしてきていますし、大きな問題にはならないでしょう。

 ただ、音楽配信サービスでもHD音源(CD音源)も増えていますし、個人的には少しは気にして欲しいかな、とは思います。


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 【2020年】

 39・JBL Wave 100TWS
   ¥4,545 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 40・JBL Wave 200TWS
   ¥6,600 楽天市場(公式限定) (5/19執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC
連続再生時間:5時間
ドライバー:8mm
マイク:搭載  
ノイキャン:
防水性能:
重さ:5.1g×2

  JBL Wave 100TWS は、JBLが発売する完全ワイヤレスイヤホンの入門機です。

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  200TWSは、JBL公式限定で、スティック形状で形が異なりますが、ほぼ同グレードです。

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 重量は、片側につき、5.1gです。

 値段は、かなり安めですが、最近の傾向を反映して、軽量化されています。

 イヤーピースは、S・M・L各サイズ添付されます。

 音質面は、引き続き中音域の聞きやすさを重視するのが同社のポリシーです。

 ドライバーサイズが8mmです。

 わりと小型軽量設計で、格安ということをふまえると、大きめで優秀です。

 低音はそれなりに鳴らせるでしょう。

 Bluetoothコーデックは、引き続きSBCのみです。

 接続安定性の面では、しっかり、Bluetooth5.0対応です。

 また、左右それぞれに転送できるデュアルコネクトですので、この部分の性能も良いです。

 ノイズ対策は、ノイズキャンセラーなどは未付属です。

 連続再生時間は、最大で5時間です。

 軽量モデルなので、あまり伸びないです。

 バッテリーケースは、約3回分、フル充電できる容量です。

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 防水性は、担保されない製品です。

 マイクは、搭載です。

 ただ、特段高機能ではなく、外音取込も未対応です。

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 以上、JBL Wave 100TWS の紹介でした。

 スマホ用の完全ワイヤレスイヤホンとしては安価ですが、1万円以内の製品としては、ドライバも大きく、十分なサウンドです。

 ただ、防水の部分ほか、外音取り込みができない点で、歩きながらの利用には向かないでしょう。


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 【2020年】

 41・ JBL ENDURANCE PEAK II
   ¥7,918 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC・AAC
連続再生時間:6時間
ドライバー:10mm
マイク:搭載  
ノイキャン:
防水性能:IPX7
重さ:13.0g×2

 JBL ENDURANCE PEAK II は、アメリカの大手音響機器メーカーのJBLが販売する完全ワイヤレスイヤホンです。

 型落ちを除けば、1万円以下で、しっかり防水で、運動時に外れにくい工夫がある機種は限られるため、本機は貴重な存在です。

 本体色は、ブラック(JBLENDURPEAKIIBLK)ブルー(JBLENDURPEAKIIBL)・ホワイト(JBLENDURPEAKIIWT)の3色です。

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 重量は、13gです。

 本機の場合、運動時にずり落ちないようにフック型です。

 形状的に重くなりますが、実際的に気になることはあまりないでしょう。

 イヤーピースは、3サイズから選択可能です。

 音質面では、本機は10mmと、このクラスでは大きめのドライバーです。

 イヤホンの場合、基本的に大きなドライバーであるほど、音域に余裕が出ます。

 用途上、軽量化・小型化する必要がなかった点が有利に作用していると思います。

 遮音性についても、イヤーピースの部分はカナル型(密閉型)なので、音漏れはないでしょう。

 Bluetoothコーデックは、SBCとAACに対応です。

 通信安定性の面では、Bluetooth5.0に対応です。

 左右同時送信については情報がないですが、価格的に未搭載だと思います。

 ノイズ対策については、ノンズキャンセラが非搭載です。

 また、外音取り込みモードもありません。

 連続再生時間は、6時間です。

 ケースの部分は約4回フル充電する能力があります。

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 マイクは、とくに高機能ではないですが、こちらも搭載です。

 ハンズフリー通話もできます。

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 防滴設定は、IPX7相当です。

 スポーツ用として問題ありません。

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 以上、JBL ENDURANCE PEAK II の紹介でした。

 1万円以下でスポーツ用として使える点で、コスパがかなり良い製品です。

 価格的に、さすがにノイキャンは搭載されませんが、この使途では有力な候補でしょう。

 スポーツ用としてのライバルは(ノイキャン対応のソニーの旧製品を除けば)1万円以下では他にいないと言えます。

3-2・ANKERのイヤホン

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 続いて、アンカーの完全ワイヤレスイヤホンです。

 米国由来の企業ですが、今は生産拠点のある中国に本拠を置いています。

 日本では、バッテリーメーカーとして知られますが、吸収した音響メーカーのZoloの製品を原点として、この分野でもプレゼンスがあります。


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 【2021年】

 42・ ANKER Soundcore Liberty 3 Pro
   ¥19,800 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC・AAC・LDAC
連続再生時間:6時間
ドライバー:10.6mm
マイク:搭載
ノイキャン:2マイク式(自動)
防水性能:IPX4
重さ:7g×2

 Soundcore Liberty 3 Proは、米国のアンカーが販売する完全ワイヤレスイヤホンでは、もっとも高級なものです。

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 本体色は、ミッドナイトブラック(A3952N11)ほか、アイスブルー(A3952NA1 )・ライトパープル(A3952NQ1)クラウドホワイト(A3952N21)の4色構成です。

 重量は、片側7gです。

 従来的に同社の完全ワイヤレスは重さが非公開でしたが、本機は(おそらく自信があるので)重さを公開します。

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 イヤーピースは、4サイズが添付されます。

 また、本機は耳に固定するために使う(柔らかい)イヤーウィング部分も4種類ですので、フィット感は重視している製品です。

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 その上で、Anker製品は、HearID機能として、個々人の耳の形に合わせて周波数帯域をアプリで調整できます。

 またこの上位機種については「2つのHearID機能」として、ノイキャンについても同じことが可能です。

 同じような機能はソニーなどにもありますが、いずれにしても「カスタマイズ性は高い」です。年齢の高めの方には特に貴重な機能でしょう。

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 音質面では、本機については少し独特です。

 完全ワイヤレスイヤホンは、1ドライバのことが多いですが、本機については、普通のドライバーほか、高音域用に、超小型のバランスドアーマチュア(BA)を同軸上に装備する二重構成です (A.C.A.A 2.0)。

 その効果で、本機については、ハイレゾ対応が公式表明されています。

 なお、メインのドライバの素材は非公開ですが、10.6mmとドライバは大きく、先述のように、それにBAが高音域をフォローする形です。

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 Bluetoothコーデックは、SBC・AAC・LDACに対応します。

 ソニーのLDACに対応することで、ハイレゾに対応させています。

 接続安定性の面では、一方、本機はBluetooth5.2に対応しています。

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 ノイズ対策は、詳しい説明がないですが、通話用を含めマイク片側3つという記述はあるため、(おそらく)2マイク式だと思われます。

 その上で先述のHear IDによる調整ほか、ノイキャン強度を自動で調整できる仕様(ウルトラノイズキャンセリング 2.0)です。

 クアルコムのチップを採用する機種では、アダプティブANC(アダプティブ・アクティブノイズキャンセリング)などと表記される技術と同じグレードです。

 連続再生時間は、ステレオ再生/ノイキャンONで6時間です。

 ただし、LDACを使う場合、4時間です。

 バッテリーケースは、充電器を兼ねており、約4回分、フル充電可能です。

 マイクは、搭載です。

 また、他社同様、外音取り込み機能もあるので、歩行時もある程度安全に利用できます。

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 防水性は、IPX4等級です。

 防滴構造はありますが、構造的にスポーツ用ではないです。

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 以上、アンカーのSoundcore Liberty 3 Proの紹介でした。

 最近アンカーの音響製品には、ソニー系といえる技術が多く提携関係があるかもしれません。

 ただ、ドライバ構成がソニーにはない構成でユニークです。加えて、ソニー同様に、LDACを使ってハイレゾ対応できるのが本機の個性と言えます。

 ただ、ソニーの上位機に比べると、値段差分、ノイキャンの精度の差は少し感じました。

 音の傾向は、高音と低音が強い伝統的な「ドンシャリ」ですが、ノイキャンを利用するような通勤環境では、この仕様は悪くないでしょう。

 2万円前後では、割と良い製品の1つに思えます。


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 【2021年】

 43・ ANKER Soundcore Liberty Air 2 Pro
   ¥12,980 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC・AAC
連続再生時間:6時間
ドライバー:11mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式
防水性能:IPX4
重さ:

 Soundcore Liberty Air 2 Pro も、米国のアンカーの製品です。

 価格的には、先ほどの機種の下位機種にあたりますが、形状が大きく異なります。

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 本体色は、ブラック(AK-A3951011)とホワイト(AK-A3951021)の2色構成です。

 形状的にスティック部分(ノーズ)が長めなのは、ヘッドセットとして会話にも利用しやすい設計のためでしょう。

 重量は、非公開です。

 イヤーピースは、5サイズが添付されます。

 結構充実します。

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 本機も、HearID機能はありますが、ノイキャンのカスタマイズには非対応です。

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 音質面では、本機については1ドライバ仕様です。

 ただ、11mmと大きなドライバの採用は特徴的です。

 素材については、近年よく見かけるグラフェン素材で、(効果は高いものの)目新しさはないです。

 ただ、薄い素材特性を活かして10層重ねのナノレイヤー仕様(Pure Noteドライバー)にした点が新しく、音の歪みの抑制に効果があるとされます。

 なお、こうした素材部分の工夫については、先ほどみた上位機にはない部分です。

 Bluetoothコーデックは、SBCとAACには対応します。

 接続安定性の面では、Bluetooth5.0に対応しています。

 ノイズ対策は、比較的安い製品ですが、ハイブリッドノイズキャンセラ搭載のWマイク仕様です。

 ただし、周囲の環境に合わせて自動でレベル調整をする機能は、上位機と異なり不採用です。

 連続再生時間は、ステレオ再生/ノイキャンONで6時間です。

 バッテリーケースは、充電器を兼ねており、約3.5回分利用可能です。

 マイクは、先述のように、長いノーズで、音質に配慮があります。

 また、本機は通話用を含めて左右2基ずつのマイクであり、優秀です。

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 防水性は、IPX4等級です。

 防滴構造はありますが、構造的にスポーツ用ではないです。

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 以上、アンカーのSoundcore Liberty Air 2 Proの紹介でした。

 1万円に迫る価格ですが、Wマイクのノイキャン搭載である点で、コスパが良さそうです。

 性能面でも大きめのドライバーで、素材的な新しい工夫があり面白さがあります。従来的な音響企業ではないですが、ここ数年でバージョンアップも多く、同社の信頼度も増してきました。


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 【2021年 第2世代】A3930

 44・Anker Soundcore Liberty 2 Pro
  ¥8,990 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

再生周波数帯域:
コーデック:SBC AAC Apt-x LDAC
連続再生時間:8時間
ドライバー:BA+ドライバー
マイク:搭載
ノイキャン:
防水性能:IPX4
重さ:

 Anker Liberty 2 Pro 第2世代は、アメリカのANKERが発売する完全ワイヤレスイヤホンです。

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 重量は、非公開です。

 イヤーピースは、本機もシリコン製で、7段階とかなり細かい刻みで付属します。

 音質面では、再生周波数帯域も数値が非公開です。

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 ドライバーは、同社の最上位機と同じです。

 超小型のバランスドアーマチュアドライバー1基を、ダイナミック型ドライバーを同軸上に置く構成です。

 登場時、類似の方式は、他社が先行したので目新しさはないですが、構造的に低音域と高音域の期待値は高いです。

 一方、ドライバーの素材的な説明はありません。

 Bluetoothコーデックは、SBCのほかAAC・AptXに対応です。

 接続安定性の面では、Bluetooth 5.0対応なので、期待できます。

 ノイズ対策については、未対応です。

 カタログには、cVcノイズキャンセリング対応とありますが、これはマイクのノイズキャンセラです。

 連続再生時間は、ステレオ再生で8時間となります。

 充電ケースは、バッテリーに強みを持つAnkerらしく、最大で32時間という充実したバッテリー量です。

 防水性は、IPX4等級です。

 雨天でも使用できます。

 マイクは、こちらも搭載です。

 新機種になって、外音取込も可能になりました。

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 以上、Soundcore Liberty 2 Proの紹介でした。

 Wドライバーは、中音域が多少薄くなりがちですが、先述のように、ノイキャンを利用した状態で使うならば、あまり問題は感じません。

 ただ、先述のように、本機はノイキャンはないので、やや位置づけは難しいかと思います。


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 【型番 A3931N11 AK-A3935011】

 45・ANKER Soundcore Life A2 NC
  ¥7,990 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

再生周波数帯域:
コーデック:SBC AAC Apt-x
連続再生時間:6時間
ドライバー:11mm
マイク:搭載
ノイキャン:1マイク式
防水性能:IPX5
重さ:

 ANKER Soundcore Life A2 NC は、アメリカのANKERが発売する完全ワイヤレスイヤホンです。

 本機については、ケースにLED未搭載で、バッテリー容量が少ない姉妹機(Soundcore Life Dot 2 NC)がありましたが、最近在庫がないです。

 重量は、イヤホンのみの重さとしては、非公開です。

 イヤーピースは、5種類から選択できます。

 XLサイズがあるのは、米国らしい気がします。形状はしっかり密閉型です。

 音質面では、再生周波数帯域も数値が非公開です。

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 ドライバーは、11mmと大きめです。

 シングルドライバーならば、基本的に大きな程、音に安定感がでます。

 一方、素材の剛性なども重要ですが、この部分では正確な情報がないです。ただ、写真から判断すれば、グラフェン素材だと思います。

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 Bluetoothコーデックは、SBCのほかAACに対応です。

 iPhoneはAACに対応できるので、少し音質は良いでしょう。

 接続安定性の面では、Bluetooth 5.0対応なので、やはり、期待できます。

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 ノイズ対策には、この価格の製品としては、充実します。

  「2マイク仕様」ではないですが、(本当の)ノイズキャンセラーを搭載します。

 また、最上位機のように自動ではないのですすが、キャンセルする周波数の違いで、交通機関モード・屋内モード・屋外モードと3種類から選べます。

 加えて、電車のアナウンスなどを聴き取れるようにする、2種類の外音取り込みモードも備えます。

 連続再生時間は、ノイズキャンセラをONにして6時間となります。

 ケースは約5回分の再充電ができるバッテリー搭載です。

 バッテリーに強みを持つAnkerらしく充実します。

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 防水性は、IPX5等級です。

 形状的にスポーツ用ではないですが、屋外でも問題ないでしょう。

 マイクは、搭載で、ハンズフリー通話ができます。

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 以上、ANKER Soundcore Life A2 NCの紹介でした。

 ノイズキャンセラを搭載しつつ1万円以下である点が売りです。

 ドライバー素材についての確証がない部分はありますが、Bluetooth5搭載で通信安定性も高いですし、1万円以下の製品では、機能面でまとまった良い機種だと思います。


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 46・Anker Soundcore Liberty 2
  ¥7,990 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC AAC Apt-x
連続再生時間:8時間
ドライバー:10mm(グラフェン)
マイク:搭載
ノイキャン:
防水性能:IPX7
重さ:(7g前後)

 Anker Liberty 2 も、ANKERが発売する完全ワイヤレスイヤホンです。

 もともとは、キックスターターで「3億円」を集めた、音響メーカーのZoloの製品が原型の後継機となりますす。

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 重量は、非公開です。

 しかし、実測で7g前後の普通の重さです。

 イヤーピースは、シリコン製で、7段階とかなり細かい刻みで付属します。

 外れないようにするイヤーウイングも3サイズ付属なので、ピッタリのサイズを見つけるのは容易でしょう。

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 音質面では、本機の場合、ドライバーは、やや大きめの10mmです。

 素材として、グラフェン素材を利用しているところに特長があります。

 グラフェンは、音響工学的に欧米の大学で研究されている新素材で、音の鮮明感に特徴があります。

 新機種になって、表面にダイヤモンドコーティングもなされ、主に高音域の品質改善が見られます。

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 一方、面白いのはHearID機能です。

 アプリで、特定の周波数帯の聞き取りやすさを評価し、自分用にカスタマイズできます。

 年齢の高めの方には特に貴重な機能と思います。

 Bluetoothコーデックは、SBCのほかAAC・AptXに対応です。

 接続安定性の面では、Bluetooth 5.0対応なので、期待できます。

 ノイズ対策については、未対応です。

 カタログには、cVcノイズキャンセリング対応とありますが、これはマイクのノイズキャンセラです。

 連続再生時間は、ステレオ再生で8時間となります。

 充電ケースは、バッテリーに強みを持つAnkerらしく、最大で32時間という充実したバッテリー量です。

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 防水性は、配慮があり、IPX7等級です。

 マイクは、こちらも搭載です。

 ただし、外音取り込みはできないほか、イヤーピース形状的にスポーツには不向きです。

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 以上、Anker Liberty2 の紹介でした。

 最先端のグラフェン素材のドライバーという触れ込みで、一時期相当話題になりました。

 ただ、最近は、グラフェン素材採用製品が乱立しており、目新しさは多少薄れてきています。


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 【2021年】

 47・ ANKER Soundcore Life P3
  ¥8,990 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC AAC
連続再生時間:6時間
ドライバー:11mm
マイク:搭載
ノイキャン:1マイク式
防水性能:IPX5
重さ:5.2g×2

 ANKER Soundcore Life P3 も、ANKERが発売する完全ワイヤレスイヤホンです。

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 通話利用に向くスティック型の形状は、同社の Lifeシリーズに共通する仕様で、本機はこのシリーズの最上位機です。

 重量は、5.2gです。

 形状はスティックが伸びる形ながら軽量機です。

 イヤーピースは、シリコン製で、5サイズを添付します。

 音質面では、さほど強調する部分はないです。

 ただ、ドライバーは、11mmですし、このタイプでは大きめです。

 また、イコライザ機能もありますし、不満に感じる方は少なそうです。

 Bluetoothコーデックは、SBCのほかAACに対応です。

 接続安定性の面では、Bluetooth 5.0対応なので、期待できます。

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 ノイズ対策は、本機はノイズキャンセルに対応です。

 また、手動ながら、ノイキャンモードを屋内・屋外・交通機関と選べます。

 連続再生時間は、ノイキャンONで6時間となります。

 充電ケースは、最大で30時間と引き続き自社の強みを活かしています。ワイヤレスQi充電にも対応です。

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 防水性は、IPX5等級です。

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 マイクは、こちらも搭載です。

 片側3マイク式で、わりと充実します。

 ビームフォーミングがないですが、長細いスティック形状は通話のための形状ですし、この部分は性能が良いと言えます。

 外音取込にも対応します。

---

 以上、ANKER Soundcore Life P3 の紹介でした。

 しっかりしたノイズキャンセリング採用機で「安い」ので売れそうです。

 本体は実用性重視の外観でファッション性に欠けるとは言え、軽量ですし、とくに、テレワークなどでマイクも利用する場合の格安機として良いかと思います。

ーーー

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 【中位機】【2018年】

 48・ ANKER Soundcore Life P2
  ¥4,999 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 【下位機】【2022年】

 48・ ANKER Soundcore Life P2i
  ¥4,290 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC AAC Apt-X
連続再生時間:8時間
ドライバー:11mm
マイク:搭載
ノイキャン:
防水性能:IPX7
重さ:5.2g×2
 ※Life P2のスペック

 なお、ほぼ同様の形状をとる下位製品が2機種あります。

 第1に、Soundcore Life P2です。

 P3と同型ですが、ノイキャンがない製品です。

 防水性は、IPX7(完全防水)です。

 ただ、形状的にプールで使いやすいというわけではないです。

 音質面では、BluetoothがApt-X対応です。

 そのため、Android系スマホではある程度の音質が期待できるでしょう。

 一方、P3にはない低音域を強化する「BassUpテクノロジー」の言及があるほか、ドライバ素材も、本機の場合はグラフェンと開示があります。

 ただ、わずかにダクト(穴)があるので、静粛性が極めて高い場所では、気をつけないと、ごくわずかな音漏れはありそうです。

 そのほか、上位機と違ってイコライザ機能はないですし、ケースのワイヤレスQi充電にも対応しません。

 マイクは、ビームフォーミング対応で、(通話用の)cVc8.0ノイズキャンセリングに対応です。

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 第2に、Soundcore Life P2iです。

  こちらは、P2の廉価版と言え、Apt-Xに未対応です。

 ドライバ10mm表記ですが、その分、4.4gと重さは軽めです。

 本機は、BassUpテクノロジーは不採用ですので、低音はLife P2に負ける一方で、音漏れは(P3同様に)しにくいといえます。

 マイクは「AIノイズリダクション」という記載ですが、cVc8.0とやることは変わらないです。ただ、AI学習により精度は高いということになるでしょう。

---

 結論的にいえば、この2機だけで言えば、Apt-X対応の部分をふくめて、Android系の対応スマホの場合は、P2のほうが、実際的な音質は良さそうです。

 ただ、P2iのほうが発売が新しいだけマイクの部分の性能が良いほか、軽量性と音漏れ防止の部分でメリットがあると言えます。iPhoneで使うならば、こちらで良いかと思います。

ーーー

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 【2022年】A3945N11 A3945N21

 49・ ANKER Soundcore Life Note 3S
  ¥6,990 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC AAC
連続再生時間:5時間
ドライバー:13mm
マイク:搭載
ノイキャン:
防水性能:IPX4
重さ:4.3g×2

 さらに、この形状(Lifeシリーズ)には、Note 3Sという製品もあります。

 こちらも、ノイキャン機能非搭載です。

 また、本機だけは、密閉型(カナル型)ではなく、イヤーチップ不要のインイヤー型(インナーイヤー型)です。

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 Ankerも丁寧に説明しますが、この方式は長時間使っても疲れない一方で、(パッシブな)ノイズ遮断効果が低くなります。

 また、確実に音漏れがするので、完全に「インドア」用と言えます。

 音質は、この方式の場合、ドライバが大きいものが載せられる上で、音抜けも良くなるので、音質的には、Lifeシリーズのなかでも期待値は高いです。

 完全密閉ではないので、BassUpテクノロジーも明記で、低音域も強いです。イコライザ機能もあります。

 マイクも、ノイズリダクション対応です。

 バッテリー容量は、本体5時間分ですが、10分の給電で1時間使えるので、昼休みに充電しておけば、1日のそれなりの時間使えます。

---

 結論的にいえば、Lifeシリーズに共通する「通話に向く形状」を持ちつつ、長時間の装着で疲れない部分で、オフィスや自宅で仕事中に利用するには、本機はわりと良いかと思います。

 ただ、その他の用途への汎用性は極めて低いので、用途は選ぶでしょう。


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 【2021年】A3926511

 50・ Anker Soundcore Liberty Neo 2
   ¥4,990 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC AAC
連続再生時間:5時間
ドライバー:8mm
マイク:搭載
ノイキャン:
防水性能:IPX7
重さ:6g×2

 【第2世代】Soundcore Liberty Neoは、ANKERの入門機です。

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 重量は、6gです。

 比較的軽量な小型機です。

 イヤーピースは、シリコン製で、4サイズを添付します。

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 ドライバーは、8mmです。

 最近は珍しくなくなってきましたが、(安くて)信頼性のあるグラフェン素材です。

 値段からするとサイズも素材も十分以上かと思います。

 音質面でも、アンカーのBassUpテクノロジー搭載なので、低音は強化されます。

 Bluetoothコーデックは、SBCのほかAACに対応です。

 接続安定性の面では、しっかり、Bluetooth 5.0対応です。

 ノイズ対策は、ノイズキャンセリングは非対応です。

 連続再生時間は、ノイキャンがない機種としては、5時間と短めです。

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 防水性は、IPX7等級です。

 かなり強い防水性です。先ほどの扉絵にもありますが、トレーニング用には良いでしょう。

 マイクは、こちらも搭載です。

 ただし、外音取込はできず、シンプルです。

---

 以上、Anker Soundcore Liberty Neo 2 の紹介でした。

 防水性が高い部分と低音が強化できる部分で需要がありそうです。

 形状的にも、ずり落ちにくそうなので、格安のワークアウト用としてプレゼンスがあります。

3-2・Amazon Echoのイヤホン

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 続いて、Amazonが直販する完全ワイヤレスイヤホンとなるEcho Budsの紹介です。


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 【2022年】

 【充電ケースなし】

 51・Amazon Echo Buds 第2世代
   ¥12,980 Amazon.co.jp (4/9執筆時)

 【充電ケースあり】

 51・Amazon Echo Buds 第2世代
   ¥14,980 Amazon.co.jp (4/9執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC・AAC
連続再生時間:5時間
ドライバー:5.7mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式?
防水性能:IPX4
重さ:5.7g×2

 Amazon Echo Budsは、米国のアマゾンが販売する完全ワイヤレスイヤホンです。

 Amazon Echo Buds 第1世代は日本では未発売だったので初上陸です。

 企業間の関係性からするとAnkerのOEMのような気がしなくもなかったのですが、類型機はなく、独自といえます。

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 PowerWave 5Wワイヤレス充電パッド
   ¥1,980 Amazon.co.jp (4/9執筆時)

 本体色は、ホワイトブラックです。

 一方、本機については、2モデルあります。

 普通の充電ケースのものと、ワイヤレス充電対応ケースのものです。

 イヤホン自体は両方同じですが、後者のみQiでのワイヤレス充電が可能です。

 ただ、充電パッド自体は別売です。ただ、5W給電で良いので(専用設計でなくて構わないならば)スマホ用のQi充電器でもOKです。

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 重量は、片側5.7gです。

 ライバル機に比べても軽いといえます。ウイングチップを付けない前提なら、小型です。

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 イヤーピースは、4サイズが添付されます。

 また、スポーツ用に固定したい場合につかうウイングチップが搭載です。

 適切にフィットしているかアプリで試す機能があり、これは便利に思えます。

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 音質面では、ドライバーはダイナミック型の5.7mmです。

 平均よりわずかに小さめですが、低音は割と出ています。

 カナル型ですが、2つのベント(孔)がある構造が奏功しているのかと思います。

 なお、ベントが目立つ製品は音漏れが生じやすいです。気になりはしませんが、図書館などの超静粛が要請される場所では、使い始めは、すこし気にしてみてください。

 音源自体は、ハイレゾ対応は明記されず、空間オーディオノーフォローです。

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 Bluetoothコーデックは、SBC・AACに対応します。

 接続安定性の面では、一方、本機はBluetooth5.0に対応しています。

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 ノイズ対策は、本機もしっかりとした明言はないです。

 それでも、マイクは3つで内に2つあるので、おそらく、キャンセルの計算には使われていると思います。

 自社開発の専用のノイキャンチップを使うSONY・Appleなどには及ばないものの、それなりに効いています。

 連続再生時間は、ステレオ再生/ノイキャンONで5時間です。

 バッテリーケースは、充電器を兼ねており、約2回分フル充電可能です。

 先述のように、ワイヤレス仕様のケースもありますが、バッテリー量自体は同じです。

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 マイクは、搭載です。

 本機も、外音取り込み機能があり、歩行時もある程度安全に利用できます。

 一方、本機については、マイクに呼びかける形でAlexa(Amazonの音声AI)をスマホからBluetooth回線経由で呼び出せます。

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 なお、他社のイヤホン(SONY・JVC・JBL・Jabra)の一部機種で、Alexa対応製品は同じことができるので、この部分が「マスト」だとしても、必ずしも本機を選ぶ必要はないです。

 ただ、呼び出す際の感度(正確性)はさすがにチューンがなされているようで、連携面は強みです。

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 防水性は、IPX4等級です。

 本機については、ウイングチップを使う場合、ワークアウトでも使えそうです。

---

 以上、Amazon Echo Budsの紹介でした。

 比較的小型で、スポーツに使い分けられる点、ノイキャンを搭載する点、小型の割にはしっかり低音が出る点など良い部分が多くある製品です。同社の音声AIを多用する方にはとくに、良い選択肢になると思います。

 シーンによっては、ベント部分にはやや気をつける必要はありますが、それ以外は問題ありません。

3-4・Googleのイヤホン

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 続いて、米国のGoogleが直販する完全ワイヤレスイヤホンです。


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 【2020年】

 52・ Google Pixel Buds A-series
   ¥11,900 楽天市場 (5/19執筆時)

再生周波数帯域:
コーデック:SBC
連続再生時間:5時間
ドライバー:12mm
マイク:搭載
ノイキャン:
防水性能:IPX4
重さ:5.1g×2

  Pixel Buds A-seriesは、Google純正の完全ワイヤレスイヤホンの下位シリーズです。

 本体色は、白(GA02213-GB)と、ダークオリーブ(GA02372-GB)です。

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 Google製品だけに、Googleアシスタント公式対応します。

 タップか、発話キーワード(OK Google)でOKですが、Wi-Fiを装備するわけではないので、Androidスマホ利用を前提とします。

 面白いのが、リアルタイム翻訳機能です。

 このために、デュアルビームフォーミングマイク(指向性マイク)を2機と音声加速度計を搭載します。

 自分の声は搭載マイクを通して、スマホの翻訳アプリに送られ、スマホの文字かスピーカーで相手に伝えます。相手からの返答は、スマホマイクが拾い、イヤホンに戻ってきます。

 そのほか、置き忘れた際に、場所を探せる機能も目新しいでしょう。

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 重量は、5.1gです。

 ユニット自体は小型ではないですが、重さは相当軽量です。

 イヤーピースは、大・中・小の3サイズが付属です。

 音質面では、本機については、12mmという相当大きなダイナミック型ドライバの採用が見どころです。

 大きいですが、しっかりカナル(密閉型)です。

 詳しいスペックは非公開ながら、サイズに由来する安心感は大きいです。

 一方、本機は、カナル式ですが、エアホールがあるタイプなので、多少の音漏れの心配はあります。

 図書館等の室内ほか、その他の場所でも音を出しすぎない方が良さそうです。

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 Bluetoothコーデックは、情報非公開です。

 おそらく、SBCのみ対応です。

 通信安定性の面では、本機は、Bluetoothは5.0です。

 ノイズ対策は、一方、非対応です。

 仕様には「パッシブノイズリダクション」とありますが、ようするに、イヤーピースによる遮音のことです。

 ただし、アダプティブサウンド機能で、騒音に応じて音量は調整されます。

 連続再生時間は、5時間です。

 充電ケースは、24時間分となります。

 マイクは、先述のように搭載です。

 ただ、外音取り込みモード(アンビエント機能)はないです。

 防水性は、IPX4相当の防塵防滴に対応します。

 また、固定用アーチがあるので、形状的にスポーツ利用にも向きます。

---

 以上、Google Pixel Buds A-seriesの紹介でした。

 翻訳機能などGoogleアシスタントを利用したい、Androidスマホユーザー向けの製品でしょう。その上で、大きなドライバーを搭載している点など音質面にも一定のこだわりが見られます。

 ただ、グレード的に、ノイズ対策についてはさほど高機能でないので、通勤通学向けではないでしょう。スポーツ用としては、意外に良さそうです。



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 【2022年7月発売予定】

 53・ Google Pixel Buds Pro
   (¥23,800) 楽天市場 (5/19執筆時)

再生周波数帯域:
コーデック:SBC ???
連続再生時間:7時間
ドライバー:11mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク?
防水性能:IPX4
重さ:6.2g×2

  Google Pixel Buds Proは、Google純正の完全ワイヤレスイヤホンの上位シリーズです。

 2022年登場の最新作で、同社で初めてノイキャン機能を搭載した製品です。

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 重量は、6.2gです。

 Appleをライバルと考えると、少し重めで、やや大きめとは言えます。

 イヤーピースは、大・中・小の3サイズが付属です。

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 音質面では、11mmのダイナミックドライバを搭載します。

 ノイキャン機能搭載ですが、ドライバの大きさでは妥協しておらず、音質重視です。

 5バンド式のエコライザーを搭載し、微妙な調整もできるという仕様です。

 一方、本機も、大きめのエアホールがあるので、(極小ながら)音漏れの心配はあるタイプです。

 これは、低音域の質とバーターなので、仕方ないです。

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 Bluetoothコーデックは、情報非公開です。

 おそらく、SBCのみ対応ですが、異なる観測情報もあるため、発売日以降に確認します。

 通信安定性の面では、Bluetooth 5.0です。

 問題ありません。

 ノイズ対策は、本機については、アクティブノイズリダクション対応です。

 ノイキャンに利用するマイク数は非公開ですが、3マイク機ですし、おそらくWマイク式の仲間かと思います(要調査)。

 一方、Googleは「Silent Seal」機能という名前で、ノイキャン部分のフィッティング機能を持ちます。

 ユーザーの耳の形や聞こえ方に合わせた調整機能とされます。(使い方は別ですが)ソニーが持つようなカスタマイズ機能であり、本機のワンポイントと言えます。

 本機は音声加速度計を搭載ですが、この部分のほか、イアホン利用時の自動的な圧力調整にも対応します。

 圧はカナル型イヤホンで不快に感じやすい部分なので、良い工夫に思えます。

 連続再生時間は、ノイキャンを利用して7時間です。

 充電ケースは、13時間分となります。ワイヤレスQi充電対応です。

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 マイクは、本機も搭載です。

 下位機種同様に、ビームフォーミング対応で、先述の音声加速度計及び、風切り音対策のためのメッシュカバーなど工夫が見られます。

 スティックのないこの形状のタイプでは、性能は期待できるといえます。

 外音取り込みモードも装備します。

 防水性は、IPX4相当の防塵防滴に対応します。

 形状的に落ちにくい工夫もあるので、ワークアウト利用でも問題ないでしょう。

---

 以上、 Pixel Buds Proの紹介でした。

 Google純正としては、初めてのノイキャン機能搭載機です

 大きめのドライバを引き続き採用しており、充実するイコライザ機能をふくめて、音質へのこだわりも感じられます。「Silent Seal」については、もう少し詳しい説明が欲しいですが、センサーとマイク数からすると、値段相応の効果はあるでしょう。

 一方、やや大きめである部分と、コーデック、エアホールがある部分が注意点です。

 また、Googleの場合、Androidに対して(他社機ではできない)独自機能はあまりみられないので、他社機との比較はしても良いかと思います。

次回に続く
完全ワイヤレスイヤホンのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は音楽用の完全ワイヤレスヘッドホンの3回目記事でした。

 しかし、記事はまだまだ「続き」ます。

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1・完全ワイヤレスイヤホンの比較(1)
 1-1:アップル〈米国〉
 1-2:ソニー〈日本〉
 1-3:BOSE〈米国〉
 価格:1.5万円〜4万円
2・完全ワイヤレスイヤホンの比較(2)
 2-1:パナソニック〈日本〉
 2-2:JVC〈日本〉  
 2-3:オーディオテクニカ〈日本〉
 2-4:ゼンハイザー〈ドイツ〉
 価格:1万円〜4万円
3・完全ワイヤレスイヤホンの比較(3)
 3-1:JBL〈米国〉
 3-2:ANKER 〈米国〉
 3-3:Amazon 〈米国〉
 3-4:Google〈米国〉
 価格:1万円〜4万円
4・完全ワイヤレスイヤホンの比較(4)
 4-1:Beats〈米国〉
 4-2:SHURE〈米国〉
 4-3:Bang&Olufsen〈北欧〉
 4-4:Jabra 〈北欧〉
 4-5:Noble Audio〈米国〉
 価格:1万円〜4万円
5・完全ワイヤレスイヤホンの比較(5)
 5-1:AVIOT〈日本〉
 5-2:ag 〈日本〉
 5-3:Jabra 〈北欧〉
 5-4:SOL REPUBLIC〈米国〉
 5-5:その他のブランド
 価格:5000円〜1.5万円
6・完全ワイヤレスイヤホンまとめ【結論】
 =予算別・目的別のおすすめ製品まとめ

 次の4回目記事こちら)では、個性が強めの海外メーカーの製品を中心を中心に紹介します。

 結構安めの1万円台の製品も充実します。

音質の良さ  ★★★★★
ノイキャン  ★★★★★
軽量性    ★★★★★
防塵・防滴性 ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 その上で、最終回となる6回目記事こちら)では、今回紹介した「全製品」から、予算別・目的別に、最終的なAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 4回目記事は→こちら!

posted by Atlas at 20:00 | オーディオ製品

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