1回目記事からの続きです→こちら
3-1・JBLのイヤホン

3回目記事のトップバッターは、アメリカのJBLの完全ワイヤレスイヤホンです。
BOSEと同じく米国メーカーですが、音質的には、伝統的に(迫力より)ボーカルの聴きやすさなど中音域を大事にしてきた印象があるメーカーです。
高級機もありますが、最近は格安機でもプレゼンスを増しています。
1・完全ワイヤレスイヤホンの比較(1)
1-1:選び方の基本の解説【導入】
1-2:アップル〈米国〉
1-3:ソニー〈日本〉
2・完全ワイヤレスイヤホンの比較(2)
2-1:BOSE〈米国〉
2-2:Beats〈米国〉
2-3:パナソニック〈日本〉
3・完全ワイヤレスイヤホンの比較(3)
3-1:JBL〈米国〉
3-2:ヤマハ〈日本〉
3-3:DENON〈日本〉
4・完全ワイヤレスイヤホンの比較(4)
4-1:ANKER 〈米国〉
4-2:オーディオテクニカ〈日本〉
5・完全ワイヤレスイヤホンの比較(5)
5-1:JVC ビクター〈日本〉
5-2:Bang&Olufsen〈北欧〉
6・完全ワイヤレスイヤホンの比較(6)
6-1:AVIOT〈日本〉
6-2:Final ag 〈日本〉
7・完全ワイヤレスイヤホンの比較(7)
7-1:ゼンハイザー〈ドイツ〉
7-2:AKG〈オーストリア〉
7-3:Noble Audio〈米国〉
7-4:Amazon 〈米国〉
7-5:Google 〈米国〉
8・完全ワイヤレスイヤホンの比較 (8)
8-1:サムスン〈韓国〉
8-2:ファーウェイ〈中国〉
8-3:シャオミ 〈中国〉
9・完全ワイヤレスイヤホンの比較 (9)
=予算別・目的別のおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」に沿いながら各機を説明していきます。
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また、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチだと思う部分を青字で書きます。

【2024年発売】JBLTOURPRO3LTT
20・ JBL TOUR PRO3 JBLTOURPRO3BLK
¥39,001 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
【2023年発売】JBLTOURPRO2CPG JBLTOURPRO2YURJN
20・JBL TOUR PRO2 JBLTOURPRO2BL
¥18,214 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:20Hz-40kHz
コーデック:SBC AAC LDAC
3D音響:対応(JBL空間サウンド)
個人最適化:対応
連続再生時間:8時間
ドライバー:10.2mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式 (自動)
防水性能:
重さ:5.6g×2
JBL TOUR PRO 3は、米国のJBLの完全ワイヤレスイヤホンの最上位機です。
旧機種が残ります。
ただ、今年は、最新Socへの更新があった関係で、コーデックの対応(旧機はSBCのみ)ほか、ノイキャン精度・3D音響の対応度、通話品質が向上しました。
充電ケースのスクリーンも大きくなり、イヤホンの重さも多少(0.5g)軽くなっています。
結論的にいえば、値段差はありますが、機能性で選ぶならば新機種でしょう。

重量は、5.6gです。
同社の最上位機は、世代を更新するごとにしっかり軽くなってきていいます。
「とても軽い」わけではないのですが、ドライバサイズの大きさを考えると、たいへんだったのではと思います。
イヤーピースは、普通のシリコン製が3サイズです。
その上で、耳に入ると膨脹するフォームイヤーチップが1サイズです。
後者は、24年機から初採用でした。密閉性が高いので、とくに高音域において(パッシブな)ノイキャン性能が高まります。

ドライバーは、10.2mmと大きめです。
素材面では、基層のPEN(ポリエチレンナフタレート)は普通ですが、特殊カーボン(Diamond-Like Carbon) をコーティングします。
この組み合わせは、他社でも上位機にみられる仕様で、凝った工夫ではないですが、TWSでこの部分が「語れる」モデルがあまりない点をふまえれば、「ワンポイント」です。

音質のパーソナライズは、他社とはことなる方式ですが、充実します。
年齢・性別と「静か」と感じる騒音レベル、左右の周波数帯域ごとの聞こえ状況を入力し、細かいサウンドプロファイルをつくる機能があります(Personi-fi 3.0)。
この方式の場合、左右の耳、あるいは周波数帯域ごとの「聞こえ」の問題があるかたには、わりと重宝に感じるでしょう。
さらに、24年機からは、リアルタイムでの調整にも、大手他社機とおなじで対応です(リアルタイム適応)。
事前に作成するプロファイルと、リアルタイム情報を処理できる点で高度です。AI世代の処理力があります。

立体音響は、一方、本機は、「JBL空間サウンド」という名前で対応があります。
BOSE同様、専用音源が必要というわけではなく(イコライザ的な処理として)通常の音源を、独自の計算で「立体音響」にするというものです。
専用音源を前提とするSONYやAppleとは違うといえます。

ヘッドトラッキングも、24年機からフォローになりました。
したがって、音楽コンテンツだけでなく、映像にも対応できます。
この部分で、他の大手主要社にこの世代で追いついたと言えます。

Bluetoothコーデックは、SBC・AAC・LDACに対応です。
ソニー系ですが、LDAC対応なので、ハイレゾ対応水準です。
接続安定性の面では、Bluetooth 5.3に対応しています。

ノイズキャンセリングは、Wマイク仕様(自動)です。
ハイブリッドノイズキャンセリング2.0という名称です。
リアルタイム分析は、周囲の騒音状況の情報ほか、先述のように、イヤホンの装着状況の変化もリアルタイムで自動で判別しています。
ソニーと比べると、見るのは音の部分だけで、スマホの加速度センサーまでは見ませんが、一般的に言って十分です。
ノイキャンは7段階のかかりから自動で調整できます。また、自分でかかりを手動で調整することも可能です。
そのほか、他社機同様に、外音取込機能と トークスルー機能があり、外出先での利用や会話しながらの利用に対応できます。

連続再生時間は、ステレオ再生/ノイキャンONで8時間です。
バッテリーケースは、約3回分利用可能です。
充電ケースには液晶のタッチパネルが装備されます。
スマホアプリを介さずとも、音量やANCなどの部分で、ある程度の設定変更ができるほか、着信通知を表示で受け取れます。
この仕様が便利かは「人による」部分はあるでしょう。

マイクは、搭載です。
片側3マイク式で、ビームフォーミングマイク2基と、内部マイク1基です。
ビームフォーミング技術を採用するため、無指向性マイクでも、しっかり送話の音声とノイズを区別できます。
防水性は、一方示されません。
そのほか、本機は、タップすると、音声AI(Google系・Amazon系)を呼び出せる仕様で、音声操作に対応します。
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以上、JBL TOUR PRO2の紹介でした。
新しいSocを採用したこともあり、旧世代で欠点と思われた部分が、全て解決されたといえる高級機です。
プロフィール分析とリアルタイム分析を併用する点で最新であるWマイク式のノイキャンを詰みつつ、10.2mmの大きめのドライバーを搭載した製品です。やや大粒ではありますが、重さは軽いですし、ファッションとしても違和感はないです。
厳密に言えば、ノイキャン部分の性能や、立体音響の部分は、ソニー、アップルほか自社開発するなど力を入れる企業には「かかり」の部分で負ける部分はあります。
ただ、そういった製品より大きめのドライバーでありつつ、重さも加減がある点が、本機の個性でしょう。
密閉型だけで比べれば、ドライバーのサイズが大きいのは、音質部分で大きなプラス効果と言えますし、中音域が安定的で堅実な重低音を得られる、JBLの音作りのファンの方は、TWSでは「選べる」製品と言えます。
ただ、(見た目ほどあまり便利にも思えない)ケースのディスプレイで値段が高い面はややありそうです。個人的に、持ち歩き時に気を遣う必要がある部分が増えるので、この方向性はあまり嬉しくないです。
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なお、JBLの場合、本機より下位のグレードとして、次のような製品展開があります。
順番にみておきます。

【2024年発売】JBLLIVEBEAM3SIL JBLLIVEBEAM3BLU
21・JBL Live Beam 3 JBLLIVEBEAM3B
¥16,755 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:20Hz-40kHz
コーデック:SBC AAC LDAC
3D音響:
個人最適化:対応
連続再生時間:9時間
ドライバー:10mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式 (自動)
防水性能:
重さ:5g×2
第1に、JBL Live Beam 3 です。
先ほどの製品の1グレード下になります。
こちらも、液晶表示付きのバッテリーケースを持つ製品です。

ドライバーは、本機も、10mmと大きめです。
形状も同じショートスティック型ですし、中もおそらく明示的な差をつけていません。
また、本機もSocは新世代で、こちらもハイレゾ対応水準です。
しかし、JBL空間サウンド(イマーシブオーディオ)に非対応です。
したがって、ヘッドトラッキングなども対応しません。
ノイズキャンセリングも、リアルタイム補正を含めて、上位機と同水準です。
スマホアプリでの、パーソナライズ(フィッティング)もこちらも可能です。
防水性は、IP55等級です。
あとは、特段言及したい違いはないです。フィッティングも対応です。
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結論的にいえば、どちらが「JBLらしい上位機」かと言われれば、先ほどの方でしょう。
空間サウンドは、現在的なトレンドですし、ハイレゾ以上に対応コンテンツがふえそうなので、できれば上位機が良いでしょう。
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【2024年発売】JBLLIVEBUDS3SIL
22・ JBL LIVE BUDS 3 JBLLIVEBUDS3BLK
¥13,500 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:20Hz-40kHz
コーデック:SBC AAC LDAC
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:8時間
ドライバー:10mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式 (自動)
防水性能:IPX7
重さ:4.6g×2
第2に、 JBL LIVE BUDS 3です。

重量は、4.6gです。
ミドルグレードらしく、軽量で誰にも使いやすいと言えます。
こちらの場合オーバル形状なので、サイズはそこまで小型ではないですが、問題ありません。
イヤーピースは、3サイズ(S/M/L)が添付されます。

ドライバーは、10mmです。
この部分だけで音質は決まりませんが、中級機にしては大きめといえます。
JBLは(ソニーと比べても)この部分のサイズ感は重視します。
振動板の素材は、PUとチタンの複合材で、低音域を強化するとともにハイレゾ対応水準にしています。
あとは、ノイキャン部分を含めて、1つ上の製品と、言及したい違いはありません。
したがって、ハイレゾ対応ですが立体音響は、このクラスも対応しません。
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結論的にいえば、主に、スタイル(ファッション)の部分で、スティック形状が好みに合わない場合に、選択肢になるモデルと言えます。ただ、JBLの上位機がスティック型ということをふまえると、同社の本筋はそちらかなとは思います。
一方、立体音響に対応しないのは、最近だと残念な部分と言えます。売出時価格で、この価格帯だと対応している企業もありますので。

【2025年発売】
23・ JBL TUNE BEAM 2
23・ JBL TUNE BEAM 2 GHOST
¥11,000 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:20Hz-22kHz
コーデック:SBC AAC
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:10時間
ドライバー:6mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式
防水性能:IP54
重さ:5.2g×2
JBL TUNE BEAM 2は、JBLのエントリークラスにあたるTUNEシリーズの2代目です。
22年登場の初代(JBL TUNE BEAM)と比べて、ノイキャンが2マイク式になったほか、空間オーディオと、音質のパーソナライズに対応するようになりました。
なお、「ゴースト」のほうは、ケースと、イヤホンの一部が透明になっているだけで、あとは同じです。
重量は、5.2gです。
マイク部分が下に伸びたショートスティック型として、平均的な重さでしょう。

一方、形状部分で言えば、同社のショートスティック型は、コンチャが浅い耳形状の型でも、コンチャが浅めの型に向くとされます。
やや特殊なので直売限定といった感じでしょう。なお、同社の上位製品だと、どちらでも合うように設計されているとのことです。
イヤーピースは、3サイズ(S/M/L)が添付されます。
音質のパーソナライズは、本機も、上位機で説明したPersoni-fi 3.0で対応です。
ドライバーは、6mmです。
大きさを信条としている同社にしては小型です。
Bluetoothコーデックは、SBCとAACです。
したがって、ハイレゾは非対応です。
立体音響は、「JBL空間サウンド」に対応です。
こちらも、上位機で説明したのと同じ仕様です。
接続安定性の面では、Bluetooth 5.3です。
Bluetoothのマルチポイント接続にもしっかり対応です。
スマホの待ち受けをしつつ、PCで音楽を聴くなどの使い方ができます。23年以降発売の機種だと、各社とも基本装備の場合が増えました。
ノイキャンは、Wマイク式です。
リアルタイム補正は伴わない「ハイブリッドノイズキャンセリング1.0」なので、同社の最上位機とは差があります。
連続再生時間は、12時間です。
バッテリーケースは、48時間分となります。
マイクは、両側で総計6マイクです。
外部マイク2、内部マイク1という構成で、外部マイクが2系統です。
主に、通話用に風などのノイズを防ぐための工夫になります。
もちろん外音取り込み機能と トークスルー機能はあります。
防水性は、 IP54相当です。
したがって、簡単ですが、防水性以外に、防塵性も担保されると言えます。
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以上、JBL TUNE BEAM 2の紹介でした。
言い方は難しいですが、耳の入口が「小粒」で、普通のカナル型TWSが入りにくい(外れやすい)場合、安定しやすい格安機いえそうです。
機能面でも、最上位ではないものの、十分なノイキャン性能がある上で、近年の上位機のトレンドと言える、音質のパーソナライズや空間オーディオにもしっかり対応します。
JBLにしては「小さめな」ドライバーですが、ここは、形状を小さくするためには仕方ない部分ですし、同社も低音アップは「うまい」ほうので、問題ないでしょう。
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このほか、TUNEシリーズほかの同社の格安シリーズは、以下のような製品があります。

【2025年発売】(2マイク式)
24・JBL TUNE FLEX 2
¥14,500 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
【2022年発売】(1マイク式)
24・JBL TUNE FLEX
¥7,980 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC AAC
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:8時間
ドライバー:12mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式
防水性能:IP54
重さ:4.2g×2
第1に、JBL Tune Flex 2 Ghost Editionです。
1つ上の機種の姉妹品ですが、「コンチャが浅め」向けではなく、一般向けの製品です。
初代が残りますが、ノイキャンが1マイク式で、音質のパーソナライズと空間オーディオに非対応です。

本体色は、ブラック(JBLTFLEX2GBLK)・ホワイト(JBLTFLEX2GWHT)・パープル(BLTFLEX2GMAE)です。
いずれも、レトロっぽい「スケルトンデザイン」にります。
重さは、4.2gです。
従来機(4.8g)よりやや軽くなりました。
ドライバーは、12mmです。
先ほどの機種より大きめです。
機能面は、1点特色があります。
付属するイヤーピースの最小サイズがオープン型(開放型 XS)だからです。
密閉型も3サイズ(S/M/L)です。
本質的には、密閉型に合わせた音質設計かなと思います。
あとの部分は、1つ上でみたTUNE BEAM 2と、変わりません。
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結論的にいえば、交換式という部分が面白い製品です。
ただ、いちいちシーンに応じて交換は面倒になりますし、気分に合わせて替えるというより、どちらが合うか分からないので「両方試したい」という方に向く、やや特殊な製品です。
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【2022年発売】(ノイキャンあり)
25・JBL Wave BUDS 2 JBLWBUDS2BLK
¥7,555 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
【2022年発売】(ノイキャンなし)
25・JBL Wave BUDS
¥4,390 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC AAC
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:8時間
ドライバー:8mm
マイク:搭載
ノイキャン:1マイク
防水性能:IPX4
重さ:4.5g×2
第2に、JBL Wave BUDS 2 です。
同社のTWS型イヤホンだと最も安いモデルです。
旧型が残りますが、こちらは、ノイキャン非対応であり、見所に欠けます。

重量は、片側につき、4.5gです。
軽量で小粒な製品です。
ドライバーは、しかし、8mmですので、このクラスだと少し大きめです。
ノイキャンは、新機種のみですが、1マイク式で装備です。
外音取り込みは、ヒアスルー(トークスルー)を含めて対応です。
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結論的にいえば、大手音響機器メーカー製の製品として、1万円を切る価格でノイキャン搭載というのが見どころでしょう。
ドライバーも大きめですし、防水性や外音取り込みも持ちます。1万円以下の予算で購入可能な製品の中では、総合的にわりとまとまった性能に思います。
むろん、安さを売りにする企業だと、同価格帯のノイキャン製品は割とありますが、大手音響機器メーカー製品を探している場合、主に値段面で候補にできそうです。

【2022年発売】
26・ JBL ENDURANCE PEAK 3
¥12,191 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC・AAC
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:10時間
ドライバー:10mm
マイク:搭載
ノイキャン:
防水性能:IPX7
重さ:12.5g×2
JBL ENDURANCE PEAK3 は、アメリカの大手音響機器メーカーのJBLが販売する完全ワイヤレスイヤホンです。
しっかり防水で、運動時に外れにくい工夫がある製品の格安機と言えます。

重量は、12.5gです。
本機の場合、運動時にずり落ちないようにフック型です。
形状的に重くなりますが、実際的に気になることはあまりないでしょう。なお、新機種になって、フック部分がより「しなやか」になり、装着感を増しています。
イヤーピースは、3サイズから選択可能です。
ドライバーは、10mmと、このクラスでは大きめのドライバーです。
遮音性も、イヤーピースの部分はカナル型(密閉型)なので、音漏れはほとんどないでしょう。
Bluetoothコーデックは、SBC・AACに対応です。
通信安定性の面では、Bluetooth5.2に対応です。
左右同時送信については情報がないです。
ノイズキャンセリングは、非対応です。
外音取り込みは、「ボイスアウェア」機能として対応です。
ヒアスルーも対応するので、ワークアウト中の聞きとりについては問題ありません。
連続再生時間は、60時間です。
ケースの部分は約40時間分のバッテリーを搭載です。
マイクは、とくに高機能ではないですが、こちらも搭載です。
ハンズフリー通話もできます。

防滴設定は、IP68相当です。
この場合、IPX8水準の防水性に防塵性があることになるので、「最高性能」といえます。
スポーツ用としてどこでも使えそうです。
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以上、JBL ENDURANCE PEAK 3 の紹介でした。
スポーツ用として使える製品で、しっかり固定力がある製品のなかでは、コスパが良い製品です。
ノイキャンは搭載されませんが、この使途では有力な候補でしょう。

【2025年発売】JBLSENSELITEBEG
27・ JBL SENSE LITE JBLSENSELITEBLK
¥11,800 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
タイプ:開放型(イヤーフック型)
再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC・AAC
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:8時間
ドライバー:18×11mm
マイク:搭載
ノイキャン:
防水性能:IP54
重さ:9.5g×2
JBL SENSE LITEは、JBLの販売するTWSイヤホンです。

こちらはイヤーフック型で、かつ、開放型(オープンエア)です。
外耳道を防がない利点がある一方、音漏れるするため利用するシーンは限られます。
音漏れについては、ただ、JBLの場合、「逆ノイキャン」というか逆位相サウンドで、音の拡散を減らす仕組みがあります。(完全な静粛ではないですが)対策はあります(JBL OpenSoundテクノロジー)。
重量は、9.5gです。
「耳掛け」ですがワークアウト用と言うより、もう少し緩めの「日常使い」向けです。実際、激しい運動をそこまで想定していないでしょう。
イヤーピースは、なしで利用します。
ドライバーは、18×11mmです。
開放型(オープンエア)のオープンイヤーだとドライバを大きくしやく、本機もそうです。レーストラック型の楕円形にしてドライバの面積を稼いでいます。
Bluetoothコーデックは、SBC・AACに対応です。
通信安定性の面では、Bluetooth5.4に対応です。
ノイズキャンセリングは、非対応です。
外音取り込みは、仕組み上普通に外音が聞こえるので未非装備です。
連続再生時間は、8時間です。
ケース部分をあわせて24時間です。
マイクは、左右2つずつのビームフォーミングマイクです。
風切りノイズの軽減についてはマイク他、形状的に「防風設計」もなされており、工夫があります。ただ、AI学習をふまえたアルゴなどの言及はないです。

防滴設定は、IP54相当です。
防塵等級(IP5X)があるのは珍しいですが、防水性(IPX4)自体は最低減です。
先述のように、スポーツ用として設計されている製品ではないです
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以上、JBL SENSE LITEの紹介でした。
近年は(密閉型が一回りし)オープンイヤーが割と人気です。長時間装着して疲れにくい利点がありますが、ただ、「逆ノイキャン」利用時も含めて音漏れはしますので、その部分が注意点です。
加えて、本機は、仕様的にスポーツ向けではない点も注意してください。
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このほか、JBLからは次の溶暗、開放型イヤホンの展開があります。
順番にみておきます。

【2025年発売】JBLSNDGEARCLWHT
28・JBL Soundgear Clips JBLSNDGEARCLBLK
¥16,845 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
タイプ:開放型(イヤーカフ型)
再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC・AAC
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:8時間
ドライバー:11mm
マイク:搭載
ノイキャン:
防水性能:IP54
重さ:6.5g×2
第1に、JBL Soundgear Clipsです。
同じく開放型ですが、耳を挟むイヤーカフ型になります。

重さは、片側6.5gです。
リキッドシリコンとメモリーワイヤー採用で、その部分でクリッピング強度を調整してフィットさせます。
イヤーフック型よりさらに圧迫感がなく使える方式です。
ドライバーは、11mmです。
開放型ですので、やはり大きめです。
音質面では、本機は「低音ブースト(アダプティブ低音ブースト)の記載があります。
音量に応じて低音域を可変させる仕組みです。
本機の仕組み(イヤーカフ型)は、構造的に低音が逃げやすくやや弱いので、この部分で対策されていると言えます。
ノイキャンは、非搭載です。
音漏れについては、こちらも逆位相サウンドの対策はあります。
あとは、1つ上の機種と目に付く違いはないです。
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結論的にいえば、先ほどのイヤーフック型とどちらにするか悩む機種でしょう。
低音の量感と質感はドライバーサイズの大きい SENSE LITEに負けます。指向性の調整も効きやすそうなので、音質自体も総合的には先ほどの機種がよいように思います。
ただ、装着時の「エアー感」は、やはりこちらです。仕事中など、長時間付けて使いたい場合は、その部分でこちらを選ぶのはありでしょう。

【2023年発売】JBLSNDGEARSNSBLK
29・ JBL SOUNDGEAR SENSE
¥8,980 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
タイプ:開放型(イヤーフック)
再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC・AAC
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:6時間
ドライバー:16.2mm(開放型)
マイク:搭載
ノイキャン:
防水性能:IP54
重さ:5.3g×2
第2に、SOUNDGEAR SENSEです。
先行して販売されていた開放型のイヤーフック型の旧機と言えます。

ドライバーは、16.2mmです。
さらに、同社のBASSエンハンスメント技術で、低音も強化します。
逆位相サウンドで、音の拡散を減らす仕組みはこの世代もあります。
バッテリーは、6時間、ケース部分に18時間です。
当然ですが、ノイキャンはないです。
マイクは、搭載です。
通話向きのMEMSマイクが片側2つで、ノイズリダクションに対応します。
Bluetoothコーデックは、SBC・AACに対応です。
接続としては、マルチポイント対応なので、2台同時接続もできます。

防水性は、IP54の防水防塵等級はあるので、水中以外ならば、運動でも使えます。
その場合、付属パーツで、ネックバンド型にして、紛失防止を図ることができます。
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結論的にいえば、5.3gという軽量な部分を含めてスポーツ用には良いでしょう。カナル式の圧迫感を避けたい場合、良いかと思います。
ただ、先述のように、「逆ノイキャン」は、低減はされますが、音が漏れないわけではない点は、改めて書いておきます。
3-2・YAMAHAのイヤホン

つづいて、日本のヤマハが販売する製品です。
比較的展開数を抑えていましたが、2022年に「ハイグレード」と呼べる機種が登場し、ラインナップは充実してきました。

【2022年発売】
30・ ヤマハ TW-E7B
¥22,700 楽天市場 (11/3執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC AAC Apt-X Adapt
3D音響:
個人最適化:対応
連続再生時間:6時間
ドライバー:10mm
マイク:搭載
ノイキャン:1マイク(独自仕様)
防水性能:IPX5
重さ:7.3g×2
TTW-E7Bは、日本のヤマハが販売する完全ワイヤレスイヤホンの最上位機です。
本体色は、ブラック:TW-E7B(B) ・ベージュ:TW-E7B(C)・ダークブルー:TW-E7B(AD) ・ホワイト:TW-E7B(W) の、4色展開です。

重量は、片側につき、7.3gです。
耳をほぼ被うサイズですが、音質を重視するハイエンド機の場合、この部分は妥協する必要があります。
とはいえ、価格的にライバルと言えるソニーのハイエンド(F-1000XM4)と同じ重さで収めていますし、ずっしり重いわけではでないですし、形状的な配慮もあります。
イヤーピースは、5サイズが同梱です。
特段工夫が見られるものではないですし、多めの付属で親切です。

ドライバーは、10mmです。
他社にはより大きいものを採用する機種がありますが、このサイズならば、基本的に十分、低音域が楽しめます。
振動板の素材は不明です。同社は硬質のPEEK素材を採用する例が多いですが、本機は違うかもしれません。
音抜けをよくするためにベント(孔)がドライバーの前後にあります。
他社でも説明しましたが、この構造だと完璧な音漏れ防止は無理なので、通常音量で聞くと、静かな車内(エンジン停止したバス、停車中の空いた電車)では、音が後ろの席の人に届く場合はありえます。
音質面は、 同社のスピーカーにも使われる「TRUE SOUND」が1つのキーワードです。
味付け少なめの「ピュアでクリアな音質」を追求する方向性です。完全ワイヤレスイヤホンながら、試聴すると、確かに「ヤマハの味」を感じられます。

音質のパーソナライズは、リスニングケア(アドバンスド)機能が搭載です。
若干他社とニュアンスが違いますが、イコライザの部分で、人間の聴覚特性に合わせて音のバランスを調整し、各帯域の音の爆音を防ぎ、聴覚保護をするというものです。
ヤマハ機ではお馴染みのものですが「アドバンスド」なので、周囲の騒音も総合的に判断して、音質の犠牲を最小限に調整してくれます。

加えて、リスニングオプティマイザーとして、マイクを使いつつ、リアルタイムで、装着状況や、耳穴の内部の聞こえをマイクを通して解析し、実際の音源との差に基づき、音質を調整する機能が付きます。
Appleの「アダプティブイコライゼーション」機能に相当する機能で、(耳のケアではなく)音質アップのための機能です。
リアルタイムで、音質アップのための特定の周波数特性の調整に言及があるのは、Appleを除けばヤマハだけかと思います。

ノイズキャンセリングは、本機はやや分類しがたいです。
ノイキャン用のマイクは1つですが、内側に1マイクという構成だからです。
独自のアルゴで、内側のマイクで拾った音を、「音楽の成分」と「雑音の成分」とにリアルタイムでわけて、騒音の処理を行うとされます。
左右の聞こえ方の違もリアルタイムで補正するとのことです。
先述の「リスニングケア」に関係してきますが 騒音状況でも、あまりボリュームをあげずとも、しっかり良音できこえることを主眼においたノイキャンと言えそうです。
実際、かかりの程度は強く感じないので「乗り物向き」ではなく、自宅での仕事中など、騒音がそこまでない状況で、音楽を聴きつつ没入感を得たい場合に良いような仕様です。
なお、こうした理由で「分類しがたい」部分もあったか、ヤマハは「Adaptive ANC」ではなく、「Advanced ANC」という言い方をしています。

Bluetoothコーデックは、SBC・AAC・Apt-Xのほか、ハイレゾ転送が可能になな可変ビットレートのaptX Adaptiveにも対応です。
ただ、「ハイレゾ対応」のマークは出していません。ヤマハ機はDAC部分でハイレゾに対応ができないからです。
一方、本機は低遅延の「ゲーミングモード」を搭載します。おそらく、このコーデックほか、(未対応の場合)SBCで遅延を遅くする処理が取られるのだと思います。
立体音響は、未フォローです。
接続安定性の面では、Bluetooth5.2に対応します。
連続再生時間は、最大6時間です。
書き方が不明瞭ですが、おそらくノイズキャンセルオフ時の時間です。あまり長いとも言えないでしょう。
ケースは、フル充電約3回弱(16時間))の充電量です。
防水性は、IPX5等級です。

マイクは、ノイキャン用途はことなる専用として搭載です。
クアルコムのSocなので、(通話時のマイクの)ノイズリダクションは可能です。
MEMSマイクですし、この部分は、高機能ではないにしても問題ない仕様です。
そのほか、外音取り込み(アンビエントサウンドモード)も搭載です。
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以上、ヤマハ TW-E7B の紹介でした。
大きめでも音質を重視したい場合で、10mm以上のドライバーが欲しい場合、パナソニックの最上位機と共に選択肢になると思います。
傾向として味付けの少ないヤマハ的な音質傾向が好きな方は良いかと思います。その他の部分もだいたい平均点以上で、短時間ながら聴いた時の印象も良好です。
ただ、先述のように、移動中の乗り物にはノイキャンの仕様的にあまり向かない点ほか、ベント孔から音が漏れやすくは感じたので(極めて静粛性が求められる)場所では使いにくい部分は感じます。
自宅などで集中したい際などに使うには全く問題なく、よいものです。
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【2022年発売】
31・ ヤマハ TW-E3C
¥5,564 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC AAC Apt-X Adptive
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:6時間
ドライバー:6mm
マイク:搭載
ノイキャン:
防水性能:IPX6
重さ:5g×2
このほか、TW-E3Cという下位機種もあります。
ただ、こちらについては、ヤマハの魅力であるドライバ周りの工夫がないので、同社の製品から選ぶとしても、上位機が良いでしょう。
なお、TW-E3Bはその旧機種ですが、コーデックがAptXまでとなるほか、外音取込とゲーミングモードに非対応です。
3-3・DENONのイヤホン
続いて、DENONの完全ワイヤレスイヤホンです。
低音域の力強さに定評のある老舗音響企業で、イヤホンも少数ながら展開します。

【2023年発売】
32・DENON PerL Pro AH-C15PL
¥19,980 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:20Hz〜40kHz
コーデック:SBC AAC aptX-adapt
3D音響:対応(Dirac Virtuo)
個人最適化:対応
連続再生時間:6時間
ドライバー:10mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式(自動)
防水性能:IPX4
重さ:8g×2
PerL Pro AH-C15PL は、日本の音響メーカーのDENONが販売する完全ワイヤレスイヤホンです。
米国のマシモのMasimo AAT (Adaptive Acoustic Technology)という、新しい聴覚測定技術を使い、音質をパーソナライズする機能が見どころです。

重量は、8gです。
多少ですが平均より重いです。サイズも、装着時は存在感があるタイプです。
イヤーピースは、4サイズ同梱されます。
ドライバーは、10mmです。
各社ともTWS型イヤホンでは素材面に強調することが最近少ないです。
ただ、DENON機は、超低歪み 3 レイヤー・チタニウム振動板を採用を明言します。
若干大きな筐体なので、しっかりしたものが詰めたのだと思います。
音質は、ドライバーサイズと、DENONのメーカー柄、低音域重視でしょう。
視聴できそうなので、また加筆します。

音質のパーソナライズは、冒頭書きましたが対応です。
ここが本機の「売り」とも言えます。
DENONの資本上の所有会社は、現在米国の医療機器メーカーのマシモです。
同社の医療用技術のMasimo AAT (Adaptive Acoustic Technology)をパーソナライズ部分に使っています。
方向性としては、周波数によっての「聞こえ」を把握していくという点では、既に見たJBLやANKERの方式と似ています。
ただ、本機は、内耳から発生する微弱な音「OAE(Oto Acoustic Emission = 耳音響放射)」を測定するという、新生児の難聴検査の方法を使用します。
簡単に言えば、(音波の測定なので)自動で測定・調整が終了し、1分ほどでカスタマイズが終わるという部分だと思います。
いちいち聞こえているかを対話式で入力しなくて良いので楽です。対話がしがたい新生児用の医療技術由来というのも面白いです。
Masimoは、ヘッドホンカスタマイズ部分に強いオーストラリアのNuraも買収しているようなので、そちらの技術との融合の結果です。
仕組み的に言えば、可聴域に問題が出てくる年配の方には、特に効果を感じやすい仕組みと言えそうです。

Bluetoothコーデックは、SBC・AAC・Apt-Xのほか、aptX Adaptiveに対応します。
したがって、ハイレゾ対応です。CD音質については、aptX Adaptiveのサポート規格になるaptX Losslessもフォローします。
イヤホン部分のスペックも20Hz〜40kHzですので、業界基準に足ります。

立体音響は、Dirac Virtuoにて対応です。
スウェーデンのDiracが提供するサラウンド技術で、音源自体ではなく計算で3Dサラウンド化するものです。
ヘッドトラッキング技術などはないですので、音楽専用で、映像には対応できないタイプでしょう。
通信安定性の面では、Bluetooth5.3に対応です。

ノイズキャンセリングは、Wマイク式(自動)です(Hybrid Adaptive ANC)。
さきほどみたゼンハイザーと同じです。加速度まではみず、騒音状況をみての調整です。
連続再生時間は、8時間という表記です。
ただ、ハイレゾ水準の再生だと再生時間はより短いでしょう。
ケースは、4回ほどのフル充電が可能です。
防水性は、IPX4です。
マイクは、左右ごとで4つです。
1つは、ソニーなどのような、ノイズに強い骨伝導マイクになります。
他社もそうですが、内側と外側の音で分析して品質を高める仕
外音取り込みモードも搭載です。
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以上、DENONのPerL Pro AH-C15PL の紹介でした。
音質部分もですが、やはり、パーソナライズ部分が注目点です。
簡単かつ、短時間で、周波数ごとの調整ができるので、音域ごとの「聞こえ」に問題があるかたには良い選択肢になろうかと思います。
一方、外観形状は、装着が結構目立つ感じです。最近は高級機でもこの部分が「問題視」されて、スリム化が進んでいることを考えると、外観形状だけは「最先端」ではないようには見えました。まあ、音質面での「賞レース」には関係ないでしょうが。
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【2023年発売】
33・DENON PerL AH-C10PL
¥10,782 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:20Hz〜20kHz
コーデック:SBC AAC aptX
3D音響:
個人最適化:対応
連続再生時間:6時間
ドライバー:10mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式(自動)
防水性能:IPX4
重さ:7.4g×2
なお、同じ形状の下位機も同時展開になりました。
こちらの場合、Bluetooth部分のSOCが異なるので、ハイレゾに非対応です。
ドライバー部分も、サイズは同じですが、先述のチタニウム振動板ではなく、差を付けます。 空間オーディオにも非対応でので、売りは「パーソナライズ部分」だけとなります。
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結論的にいえば、値段差はあるものの、やはり 選ぶならば上位機が魅力です。

【2025年発売】AH-C830NCW後継機
(密閉型)AHC840NCWBKEM AHC840NCWWTEM
34・ DENON AH-C840NCW
¥15,780 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
(開放型:ノイキャンなし)AHC500WBKEM AHC500WWTEM
34・ DENON AH-C500W
¥13,091 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC AAC LC3
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:7時間
ドライバー:12mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式(自動)
防水性能:IPX4
重さ:5.1g×2
AH-C830NCW は、日本のデノンが販売する完全ワイヤレスイヤホンの下位機です。
なお、同時発売のAH-C500Wは、開放型の下位機なります。
オープン型は音漏れがするので、そこが注意点です。
その分音抜けは良いので、自宅やジムなどでの利用では「あり」ですが、開放型については、ノイキャンがないのは(それでも)注意してください。

重量は、片側につき、5.1gです。
Apple製品のAirPodsと似たような長細い形状で、軽量です。
主に、ヘッドセットとしての利用を想定している場合、この形になる場合が多いです。
イヤーピースは、4サイズが同梱です。
シリコン製の普通のものです。
ドライバーは、12mmです。
ショートスティック形状の場合、そこまで大粒でなくても大きめのドライバーが載せられます。
音質面は、余裕のあるドライバーサイズである部分が奏功します。
低音は、同社の特長ですが、籠もらず、爆発もせずかなり充実するので、この値段では優秀です。

Bluetoothコーデックは、SBC・AACと、LC3です。
ハイレゾはしたがって、対応水準ではないです。
立体音響は、一方、非対応です。
接続安定性の面では、Bluetooth 5.3に対応します。
問題ありません。
音質のパーソナライズは、本機は、非対応になります。

ノイズキャンセリングは、アダプティブ(適応型)なので、今回の区分ではWマイク式(自動)です。
リアルタイム分析は、装着状況(種類)の分析ほか、イヤホンの装着状況も見ての判断をなします。
各社の中級機に相当する機能性はあります。
マイクは、片側に2マイクになります。
連続再生時間は、7時間です。
しっかり、ノイズキャンセル「オン」の時間です。
防水性は、IPX4等級の防水仕様で、日常生活防水となります。
マイクは、こちらも搭載です。
外音取込は可能です。
音楽を聴きながら、外音を自然に聞き取れる「ソーシャルモード」も搭載です。
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以上、DENONのAH-C840NCWの紹介でした。
説明を読む限り、しっかり内部のエンジニアが調整した製品で、実際、同社らしい中音を犠牲にしない低音は十分感じられました。
ノイズキャンセルも、独自機能はないもののWマイク式(自動)ですし、この価格帯では問題ないです。
一方、発売時期がさほど古くない点で言えば、立体音響に非対応なのは課題でしょう。大手だと、中級機でも(だいたい)対応になってきていますから。
それ以外は、「デノン品質」であり問題ありません。
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【2021年発売】
35・ DENON AH-C630W
¥6,849 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC AAC
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:4.5時間
ドライバー:10mm
マイク:搭載
ノイキャン:
防水性能:IPX4
重さ:4.6g×2
なお、AH-C630Wは、DENONでは最も安いモデルです。
こちらは(変則的ではない)10mmのドライバーです。しかし、ノイキャンに非対応になるほか、バッテリーが4.5時間とかなり保ちが悪いです。
デノンで選ぶならば上位機でしょう。
次回に続く
完全ワイヤレスイヤホンのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、完全ワイヤレスイヤホンの3回目記事でした。
しかし、記事はまだまだ「続き」ます。

4・完全ワイヤレスイヤホンの比較(4)
4-1:ANKER 〈米国〉
4-2:オーディオテクニカ〈日本〉
5・完全ワイヤレスイヤホンの比較(5)
5-1:JVC ビクター〈日本〉
5-2:Bang&Olufsen〈北欧〉
6・完全ワイヤレスイヤホンの比較(6)
6-1:AVIOT〈日本〉
6-2:Final ag 〈日本〉
7・完全ワイヤレスイヤホンの比較(7)
7-1:ゼンハイザー〈ドイツ〉
7-2:AKG〈オーストリア〉
7-3:Noble Audio〈米国〉
7-4:Amazon 〈米国〉
7-5:Google 〈米国〉
8・完全ワイヤレスイヤホンの比較 (8)
8-1:サムスン〈韓国〉
8-2:ファーウェイ〈中国〉
8-3:シャオミ 〈中国〉
9・完全ワイヤレスイヤホンの比較 (9)
=予算別・目的別のおすすめの提案【結論】
続く4回目記事(こちら)では、アンカーなどの製品を引き続きみていきます。
音質の良さ ★★★★★
ノイズキャンセル ★★★★★
ハイレゾ再生 ★★★★★
立体音響 ★★★★★
軽さ ★★★★★
防水性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最終回となる9回目記事(こちら)では、今回紹介した「全製品」から、予算別・目的別に、最終的なAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
4回目記事は→こちら!
