Top オーディオ製品 比較2020'【高音質】完全ワイヤレスイヤホン45点の性能とおすすめ・選び方 (2)

2020年05月23日

比較2020'【高音質】完全ワイヤレスイヤホン45点の性能とおすすめ・選び方 (2)

前半からの続き記事です。前編は→こちら


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 【2019年】

 21・AVIOT TE-BD21f
  ¥14,814 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:20Hz – 20kHz
コーデック:SBC AAC Apt-X HD
連続再生時間:7時間
ドライバー:BA×2+9mm
マイク: 搭載
重さ:5.9g×2

 TE-BD21fは、AVIOTが発売する、同社初の「高級機」です。

 日本の新興ブランドで、「クラシックから最新のアニソンまで」日本の音を知り尽くした技術者が作っているという触れ込みで、主にネットで人気です。

 ブランド運営会社は、バリュートレードという日本のオーディオ輸入業者で、先述のERATOの輸入にかかわったこともある企業です。

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 重量は、5.4gです。

 高級機は重くなりがちですが、軽量性をキープしている点に好感が持てます。

 本体色は、バイオレット(TE-BD21f-VT)のほか、ブラック(TE-BD21f-BK)・シルバー(TE-BD21f-SL)から選べます。

 そのほか、限定仕様のTE-BD21f-pnkも発売される予定です。

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 イヤーピースは、高級機ではこだわる部分です。

 AVOTも、SpinFitに特注して、独自のCP355というイヤーピースを3サイズで同梱します。

 外耳道に向けて傾斜がある形状のため、感覚的な音質の改善が見込める仕様です。

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 音質面は、この機種は注目に値します。

 なぜなら、複合的なハイブリッド・トリプルドライバー仕様を採るからです。

 8.6mmのダイナミック型ドライバー1機と、SONYにも見られた、バランスドアマチュア型小型ドライバー2機が組み合わされ、低音域と高音域を分担する仕様です。

 一方、既成のBluetoothのSoCサイズの問題から、再生周波数帯域は、20Hz - 20kHzと、1ドライバー機と同等です。

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 Bluetoothコーデックは、SBC・AACのほか、Apt-Xをフォローします。

 通信安定性の面では、Bluetooth5.0もフォローしており、期待できます。

 ノイズ対策については、この機種も、ノンズキャンセラは非搭載です。

 ただ、この機種も、マイクを利用した外音取り込みモードは搭載です。

 連続再生時間は、最大で7時間となります。

 ユニット数が多い構成の製品としては長いと言えます。

 防水性は、一方、保証のない機種です。

 マイクは、こちらも搭載です。

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 以上、AVIOTTE-BD21fの紹介でした。

 言うまでもなく、ハイブリッド・トリプルドライバー仕様という技術的な面白さが注目点です。

 バランスドアマチュア型を利用した多ユニット機は、従来的に「SONYの得意分野」ですが、完全ワイヤレスでは、AVIOTが先行しました。

 多ユニット化は、スピード感の向上のほか、高音域の充実を図る効果が期待できます。

 一方、音の担当を複数のドライバで分担するため、不自然な音の継ぎ目が発生しやすいという部分があります。

 また、ハイレゾ対応のBluetoothコーデックを搭載できない点をふまえても、あえて(リスクもある)ハイブリッド化する意義は、(現状では)乏しい気もします。

 ただ、技術的には、面白そうです。Atlasも現状、長期で試したい機種です。


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 【2019年】

 22・Noble Audio FALCON NOB-FALCON
  ¥17,820 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:20Hz – 20kHz
コーデック:SBC AAC Apt-X
連続再生時間:5.5時間
ドライバー:6mm
マイク: 搭載
重さ:

 FALCONは、Noble Audioが手がける完全ワイヤレスイヤホンです。

 Noble Audio は、21世紀初頭に操業した、米国の音響メーカーです。

 どちらかと言えば、10万円以上のCIEM(特注のイヤホン)で知られる、ニッチな高級ブランドですが、FALCONは、コンシューマ向けに出してきました。

 日本では、音響機器を取り扱う商社のエミライが代理店であり、出所の信頼性もあります。

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 重量は、「グラムとしての情報は非開示です。

 「軽い」という宣伝文句ですが、形状的に、他社より重い可能性が高いです。

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 イヤーピースは、Horn-Shaped Tipsという完全ワイヤレスイヤホン専用設計製品が使われます。

 内側は、(他社では)ドライバー素材としても使われるグラフェン素材を利用し、かつ、ホーン型に加工することで、音の伝達性を高めています。

 その上で、外観にシリコン素材を利用し、装着の快適性と耐久性の両立も狙うという、かなり面白い工夫があるイヤーピースです。

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 音質面は、この機種も、注目に値します。

 ドライバーは、あまりかわりばえのしない、6mmのシングルドライバーです。

 しかし、素材として、カーボンファイバーを利用します。Dual-layered Carbon Driver(D.L.C. Driver)という名前です。

 後ほど紹介するように、最近、完全ワイヤレスイヤホンのドライバー部分に新しい複合素材の「グラフェン」を利用し、音の鮮明感の向上(高音域の伸び)を狙う製品が多いです。

 一方、Noble Audioによると、その場合、音の歪みが生じやすくなる欠点があるとさます。カーボンファイバーの採用は、それを克服するための技術となります。

 グラフェン製ドライバーのイヤホンが最近「飽和気味」なので、別の素材に着目したのは、技術として面白いです。

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 Bluetoothコーデックは、一方、SBC AACのほか、Apt-Xをフォローします。

 その上で、スマホから左右別々に信号を送れるTrueWireless Stereo Plus(TWS+)に対応します。

 接続安定性の面は、Bluetooth5.0で十分な水準です。

 ただ、TWS+技術に対応するスマホは、iOSを含めて、現状でほとんどないため、多くのかたにとっては無意味です。

 ノイズ対策については、この機種は、ノンズキャンセラが非搭載です。

 カタログに「cVcノイズキャンセリング」の記載がありますが、これは、ハンズフリー通話の時だけに有効な技術です。

 連続再生時間は、最大で5.5時間となります。

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 防水性は、IPX7対応ですので、強度だけならば、スイミングに対応できるレベルです。

 マイクは、こちらも搭載です。

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 以上、Noble Audioの紹介でした。

 完全ワイヤレスイヤホンは、新興音響専門メーカーが「面白い製品」を多く出している、元気のあるオーディオ分野です。

 この製品も、そのような一角をしめる製品ですが、(新規参入メーカーが多く使うグラフェン素材を凌ぐという)カーボンファイバーをドライバに利用している点、また、(逆に)イヤーピースにグラフェン素材を使うという点で、ユニークです。

 また、あくまで、シングルドライバーの製品ですから、さほど「外れをつかまされる」こともなさそうですし、「新しもの好き」は、試して良いでしょう。


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 【2018年】

 23・ SONY ノイキャン WF-SP700N BM
   ¥16,500 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC・AAC
連続再生時間:3.5時間
ドライバー:6mm
マイク:搭載  
ノイキャン:対応  
重さ:7.6g

 WF-SP700N は、SONYの完全ワイヤレスタイプのイヤホン入門機です。

 同社の完全ワイヤレスイヤホンでは、最も安価な製品となります。

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 重量は、7.6gです。

 他社に比べてやや重量感はあります。

 しかし、装着すると、重心バランスが良いので、違和感はありません

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 イヤーピースは、ハイブリッドイヤーピースロングが別に3サイズ添付されます。

 その上で、外れにくいアークサポーターが2サイズ付属します。運動時の外れにくさは優れるでしょう。

 音質面では、再生周波数帯域が、低音域が20Hz高音域が20kHzです。

 ドライバーは、6mmです。

 これらの部分は、あまり個性はありません。

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 ただ、この機種は、同社伝統のEXTRA BASSシリーズの名を冠し、同シリーズの個性である、低音面の迫力面での調整力を高めています。

 従来的な、ソニーの特色でもある高音域はしっかり聞こえますので、同社の理想とする「ソニーサウンド」には、上位機種よりも近いと言えます。

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 Bluetoothコーデックは、標準的なSBCのほか、AAC規格が採用されています。

 接続安定性の面では、しかし、発売時期の関係もあり、Bluetooth4.1と、多少不利です。

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 ノイズ対策には、2万円以下の製品としては、充実します。

 「2マイク仕様」ではないですが、(本当の)ノイズキャンセラーを搭載します。

 その上で、電車のアナウンスなどを聴き取れるようにする、2種類の外音取り込みモードを備えます。

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 連続再生時間は、3.5時間です。

 現行水準ではやや短めです。

 ただ、本機は、ノイズキャンセラを搭載するため、単純には比較できません。

 なお、バッテリーケースにより、2回のフル充電に対応します。

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 防水性は、IPX4相当の防滴対応です。

 水没させなければ、問題ない水準です。

 マイクは、搭載です。

 ヘッドセットとして利用することができます。

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 以上、ソニーのWF-SP700Nの紹介でした。

 完全ワイヤレスイヤホンとして、(1マイクながら)ノイズキャンセラを装備した上で、小型ユニットの欠点を補う、EXTRA BASSを搭載する点が注目点です。

 一方、発売時期の関係で、Bluetooth5.0に非対応な部分が、現状ネックと言えばそうです。


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 【2019年】

 24・オーディオテクニカ ATH-CKS5TW
   ¥14,800 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-18kHz
コーデック:SBCAAC APT-X
連続再生時間:15時間
ドライバー:10mm
マイク:搭載
ノイキャン:非対応  
重さ:8g×2

  SOLID BASS ATH-CKS5TWは、日本のオーディオテクニカの完全ワイヤレスイヤホンです。

 後発ですが、後述するように、音質面で個性がある機種で、最近注目されています。

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 重量は、片側が8gです。

 ソニーと同様で、「重く感じてしまう」ギリギリの線を攻めている感じです。

 その分、バッテリー量を増やしているため、バーターではあります。

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 イヤーピースは、4サイズ同梱されています。

 完全ワイヤレスイヤホンのための独自設計で、遮音性と装着感を増しています。

 もちろん、特殊形状なので、消耗品は同社のものが必要です。

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 音質面では、再生周波数帯域が、低音域が5Hz高音域が40kHzです。

 高音域は、スペックだけなら、ハイレゾ対応水準です。

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 ただ、この製品で強調されるべきはむしろ、低音域です。

 SOLID BASSの商標が付属する同社の製品は、重低音が「売り」です。

 スペック的にも、低音域を5Hz表示として、(実際可聴できるかはともかく)低音域に、メーカーとして相当力を入れていることを、数字で示しています。

 ドライバーは、10mmです。

 かなり、大きめですが、さらに、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン樹脂)とTPU(熱可塑性ポリウレタン)と硬さの異なる素材を併用することで、低音の厚みを増しています。

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 Bluetoothコーデックは、SBC・AACのほか、CD音質の伝送が可能な圧縮規格であるAPT-Xに対応します。

 なお、周波数帯域の点では「ハイレゾ水準」ですが、伝送手段がないため、ハイレゾ認証マークはありません。

 接続安定性の面では、Bluetooth5.0であり、問題ありません。

 ノイズ対策については、非対応です。

 連続再生時間は、最大15時間と長いです。

 また、付属の充電ケースは、30時間(約2回分)の充電が可能で、合計で45時間保ちます。

 防水性は、生活防水(IPX2)なので、悪天候時にも安心して利用できます。

 マイクは、搭載です。

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 以上、オーディオテクニカのATH-CKS5TWの紹介でした。

 低音を重視した機種は、BOSEJVCなどライバルが多いです。

 それらと比較すると、おそらく、音漏れ問題がより生じにくい点と、そもそものドライバーサイズが大きい点や、電池の保ちが長さは評価できます。

 最終的なおすすめは、最後に改めて考えたいと思います。


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 【2018年】

 25・JVC XX HA-XC70BT-R
   ¥9,600 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC
連続再生時間:3時間
ドライバー:5.8mm
マイク:搭載
ノイキャン:非対応
重さ:5.5g×2

  XXシリーズは、JVCケンウッドが発するた完全ワイヤレスイヤホンです。

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 大手音響メーカーでは、最も遅かった会社の1つだと思います。

 それだけに「市場の隙間を練った」製品です。

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 本体色は、アクセントカラーの違いで、レッド(HA-XC70BT-R)とブラック(HA-XC70BT-B)です。

 重量は、5.5gと比較的軽い製品です。

 イヤーピースは、シリコン製のイヤーチップが3サイズで同梱です。

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 音質面では、再生周波数帯域が、低音域が20Hz高音域が20kHzです。

 この部分に、個性はありません。

 ドライバーは、5.8mmと平均以下です。

 しかし、大きなエクストリームディープバスポートが採用されているのが特長です。

 そのため、音が籠もらず、伸びやかな低音です。

 高音域も悪くないですが、バスブーストモードを使用したときの重低音の充実度が、やはりこの機種の「最大の個性」です。 

 Bluetoothコーデックは、SBCのほか、AACに対応です。

 接続安定性の面では、しかしながら、Bluetooth5.0は不採用です。

 比較的新しい製品なので、この部分はやや残念です。

 ノイズ対策については、未対応です。

 ただ、ジョギング用などに「外音取り込み機能」は搭載です。

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 連続再生時間は、ステレオ再生で3時間となります。

 やや短いですが、12時間分の充電が可能なケースが付属します。

 防水性は、こちらもなされており、ある程度の水没にも耐えるIPX5等級です。

 マイクは、こちらも搭載です。

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 以上、JVCXXシリーズの完全ワイヤレスイヤフォンの紹介でした。

 BOSEやオーディオテクニカなど、「低音域の充実」を売りにする製品がライバルです。

 比較すると、ドライバーのサイズなどでは負けますが、値段的な値頃感があります。

 構造的に、BOSE以上に音漏れはありそうなので、図書館など静寂な空間での利用は向かないでしょうが、それ以外で、低音域重視ならば、良いと思います。


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 26・Anker Soundcore Liberty 2
  ¥9,999 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC AAC Apt-x
連続再生時間:8時間
ドライバー:10mm(グラフェン)
マイク:搭載
ノイキャン:非対応
重さ:(7g前後)

 Anker Liberty 2 は、米国のバッテリーメーカーANKERが発売する完全ワイヤレスイヤホンです。

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 もともとは、キックスターターで「3億円」を集めた、音響メーカーのZoloの製品が原型の後継機となりますす。

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 重量は、非公開です。

 しかし、実測で7g前後の普通の重さです。

 イヤーピースは、シリコン製で、7段階とかなり細かい刻みで付属します。

 外れないようにするイヤーウイングも3サイズ付属なので、ピッタリのサイズを見つけるのは容易でしょう。

 音質面では、再生周波数帯域が、低音域が20Hz高音域が20kHzです。

 他社並みの水準で、この部分に個性はありません。

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 ドライバーは、やや大きめの10mmです。

 素材として、グラフェン素材を利用しているところに特長があります。

 グラフェンは、音響工学的に欧米の大学で研究されている新素材で、音の鮮明感に特徴があります。

 新機種になって、表面にダイヤモンドコーティングもなされ、主に高音域の品質改善が見られます。

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 一方、面白いのはHearID機能です。

 アプリで、特定の周波数帯の聞き取りやすさを評価し、自分用にカスタマイズできます。

 年齢の高めの方には特に貴重な機能と思います。

 Bluetoothコーデックは、SBCのほかAAC・AptXに対応です。

 接続安定性の面では、Bluetooth 5.0対応なので、期待できます。

 ノイズ対策については、未対応です。

 カタログには、cVcノイズキャンセリング対応とありますが、これはマイクのノイズキャンセラです。

 連続再生時間は、ステレオ再生で8時間となります。

 充電ケースは、バッテリーに強みを持つAnkerらしく、最大で32時間という充実したバッテリー量です。

 防水性は、配慮があり、IPX7等級です。

 マイクは、こちらも搭載です。

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 以上、Anker Liberty2 の紹介でした。

 最先端のグラフェン素材のドライバーという触れ込みで、一時期相当話題になりました。

 ただ、最近は、グラフェン素材採用製品が乱立しており、目新しさは多少薄れてきています。

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 27・Anker Soundcore Liberty Air2
  ¥9,999 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC AAC Apt-x
連続再生時間:7時間
ドライバー:6mm(グラフェン)
マイク:搭載
ノイキャン:非対応
重さ:

 なお、本機の兄弟機としてSoundcore Liberty Air2という製品があります。

 写真のように長いノーズがあるタイプで、どちらかというと、マイクを使いたい方に向けた製品と思われます。

 構造的に、防水等級は、IPX5水準とやや落ち、また、グラフェンドライバーは6mmとなりますので、音質重視の場合は、先ほどの機種のほうが良いでしょう。


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 28・Anker Soundcore Liberty 2 Pro
  ¥14,380 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:
コーデック:SBC AAC Apt-x
連続再生時間:8時間
ドライバー:BA+ドライバー
マイク:搭載
ノイキャン:非対応
重さ:

 Anker Liberty 2 Proも、ANKERが発売する完全ワイヤレスイヤホンです。

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 重量は、非公開です。

 イヤーピースは、本機もシリコン製で、7段階とかなり細かい刻みで付属します。

 音質面では、再生周波数帯域も数値が非公開です。

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 ドライバーは、一方、AVIOTでも見ました。超小型のバランスドアーマチュアドライバーと、ダイナミック型ドライバーを同軸上に置く構成です。

 ただし、BAドライバーの数は一つなので、AVIOTとは方向性は異なります。共通のユニットの提供を受けているわけでもないです。

 AVIOTが選考したので目新しさはないですが、構造的に低音域と高音域の期待値は高いでしょう。

 一方、グラフェン素材のドライバーは本機については「不採用」です。素材的な説明はありません。

 その他の部分は、コーデックや再生時間を含めて、Anker Liberty2 と同等です。

 ただし、防水等級についての記載はないので、注意してください。

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 以上、Soundcore Liberty 2 Proの紹介でした。

 Zolo系とは異なる技術であること、Wドライバー仕様の部分をどのように評価するか難しい製品です。

 先ほども書きましたが、完全ワイヤレスイヤホンに複数のドライバーがふさわしいかは、判断の迷う部分があります。


 

 【2017年】

 29・fFLAT5 Aria One
  ¥10,009 楽天市場 (5/23執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-18kHz
コーデック:SBCAPT-X
連続再生時間:4時間
ドライバー:9mm
マイク:
ノイキャン:非対応
重さ:----

 fFLAT5 Aria Oneは、日本出自のベンチャー企業が発売する新製品です。

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 重量は、非公開です。しかし、実測で7g前後の普通の重さです。

 イヤーピースは、3サイズ同梱されています。

 シリコン素材のイヤーピースと、低反発素材(コンプライ社製フォームチップ600シリーズ)がそれぞれ1組ずつです。

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 音質面では、再生周波数帯域が、低音域が20Hz高音域が18kHzです。

 高音域方面に多少弱い数字です。

 ドライバーは、一方、9mmと大きめです。

 その上で、振動板は、古河電工のMCPET(超微細発泡光反射板)を利用している点が「売り」です。

 音に雑味が少なく、価格相応に高音質といえます。

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 Bluetoothコーデックは、この機種は、APT-Xに対応しますが、AACに未対応です。

 接続安定性の面では、この機種の場合、Bluetoothのバージョンが不明です。

 ノイズ対策は、機能として持ちません。

 なお、 CVCノイズキャンセル機能という表記があります。

 これは、ハンズフリー通話専用です、音楽再生には関わりません。

 連続再生時間は、最大で、4時間となります。

 防水性は、生活防水に対応するレベルです。

 マイクは、搭載が確認できません。

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 以上、fFLAT5 Aria Oneの紹介でした。

 音質面では、素材に工夫するなど一定の見どころがあります。

 難点は、対応コーデックの少なさで、iPhone系には合わないのが、現状残念な部分でしょう。

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 30・fFLAT5 Aria Two
  ¥18,480 楽天市場 (5/23執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-18kHz
コーデック:SBC AAC APT-X
連続再生時間:4時間
ドライバー:9mm
マイク:
ノイキャン:非対応
重さ:----

 なお、同社からは、後発機としてAria Twoが発売されています。

 この機種からAACに対応し、防水性IPX54にアップしています。

 そのほか、やや(多少)軽量化がなされましたが、ドライバーの種類・サイズは、先ほどの製品と同じです。

 ただ、形状的には、エルゴノミクスに配慮した形状ではなく、ファッション的にも、やや個性的です。


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 31・エム・ティ・アイ NUARL NT01AX
  ¥11,264 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBCAAC, Apt-xc
連続再生時間:7時間
ドライバー:6mm(グラフェン)
マイク:搭載
ノイキャン:非対応
重さ:5g×2

 NUARL NT01AX は、MTIという、日本の中国系ファブレス企業が立ち上げた、新規音響ブランドの製品です。

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 重量は、片側につき、5gですから、軽量です。

 装着感もよいです。

 これは、イヤーピースとして、専門メーカーのSpinFitCP350を使っている部分もありそうです。

 3サイズが同梱です。

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 音質面では、Ankerより後発でしたが、グラフェン素材の6mmのドライバーを取り入れます。

 その上で、米国のTBIが持つ、HDSS技術が使われているのも見所です。

 これは、ETL (EMBEDDED TRANSMISSION LINE)モジュールを搭載し、音のゆがみやノイズを軽減させる新技術です。

 この搭載の有無が原因か分かりませんが、ANKERに比べると、中音域が穏やかでした。

 ただ、その反作用で、派手さはやや失われていますから、一長一短の部分ではあります。

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 Bluetoothコーデックは、SBCの・AACのは、Apt-Xにも対応します。

 Apt-XはAACよりさらに遅延は少ないので、ゲームなどにも使えないことはないです。

 ただ、(まともに対応するのは)Android系スマホ位ですし、遅延性が(ほぼ)皆無となる、最新のApt-X LLには対応しないので、「完全対応」とまでは行きません。

 接続安定性の面では、Bluetooth5.0に対応します。

 ノイズ対策については、未対応です。

 連続再生時間は、一方で、7時間と長寿命です。こ

 明確に優れる部分ですが、小さな本体で、バッテリー駆動時間が長い理由は謎です。

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 防水性も、IPX4等級の防水仕様で、日常生活防水となります。

 マイクは、こちらも搭載です。 

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 以上、NUARL NT01AXの紹介でした。

 新興の中華系ブランドですが、音の良さは感じられました。軽量小型な機種を探している方には良いでしょう。

 ただ、価格としてみると、老舗の音響メーカーの高級機も射程に入るため、コスパ面の向上は必要でしょう。


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 32・SOL REPUBLIC AMPS AIR2.0
  ¥12,000 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC
連続再生時間:3時間
ドライバー:6mm
マイク: 搭載
重さ:6g×2

  AMPS AIR は、アメリカ西海岸の新興のオーディオメーカーの製品です。

 日本では輸入商社の完実電気が代理店です。

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 重量は、片側につき6gと、やや軽量です。

 イヤーピースは、4サイズが1つずつ初期添付されます。

 音質面では、再生周波数帯域が、低音域が20Hz高音域が20kHzです。

 ドライバーは、6mmと平均サイズです。

 いずれも、他社平均とおなじで、これらの部分に個性はありません。

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 Bluetoothコーデックは、SBCのみの対応です。

 ノイズ対策についても、未装備です。

 連続再生時間は、ステレオ再生で3時間です。やや短めです。

 こちらも、専用ケースが充電器を兼ねている仕様です。

 防水性は、 IPX4規格で、生活防水に対応します。

 マイクは、搭載です。

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 以上、 SOL REPUBLICの製品の紹介でした。

 1万円前後の製品は激戦区ですが、あまり個性がないのがネックでしょう。あまり、おすすめとは言えません。

4・激安な完全ワイヤレスヘッドホン

 最後に1万円以下の製品を含む格安製品の比較です。


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 【2019年】

 33・ JBL REFLECT FLOW
   ¥10,800 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC
連続再生時間:10時間
ドライバー:5.8mm
マイク:搭載  
ノイキャン:
重さ:8g×2

 JBL REFLECT FLOWは、アメリカの大手音響メーカーJBLが発売する完全ワイヤレスタイプイヤホンです。

 JBLは、音響メーカーとしては老舗であり、高級オーディオも多数出しているブランドです。

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 本体色は、ブラックJBLREFFLOWBLK)・グリーン(BLREFFLOWGRN)のほか、ティールブルー(BLREFFLOWTEL)・ブルー(JBLREFFLOWBLU)から選べます。

 重量は、片側につき、8gです。

 値段は、かなり安めですが、重さは、過度に重くなく、平均値をキープします。

 イヤーピースは、S・M・L各サイズ添付されます。

 音質面では、再生周波数帯域が、低音域が20Hz高音域が20kHzです。

 中音域の聞きやすさを重視する同社らしい、スペックの出し方です。

 ドライバーは、ただし、5.8mm径ドライバーです。

 他社平均は6mmですし、さほど変わらないでしょう。

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 Bluetoothコーデックは、SBCのみです。

 この部分はネックです。

 ただ、JBLは、圧縮音源の再生は「得意」言われますし、(高級機には及ばないにせよ)過度に問題視する必要はないでしょう。

 ただし、動画再生の際に音ズレ問題は解決されませんから、「音楽再生専用機」と言えます。

 接続安定性の面では、しっかりBluetooth5.0対応です。

 ノイズ対策については、この機種は、ノイズキャンセラーなどは未付属です。

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 連続再生時間は、最大で10時間と、相当のスタミナです。

 この製品の大きな見どころの1つであり、長時間ずっと利用する場合に良いでしょう。

 内蔵充電ケースを利用すれば、さらに2回分、フル充電も可能です。

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 防水性も、IPX7等級の防水仕様ですので、かなり強力です。

 マイクは、搭載です。この機種もハンズフリー通話対応です。

 その上で、SONYのように、マイクで外音を取り込める「アンビエントアウェア機能」があります。ジョギングなど、外でのワークアウトにも向くでしょう。

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 以上、JBL REFLECT FLOWの紹介でした。

 スマホ用の完全ワイヤレスイヤホンとしては安価ですが、1万円前後の製品としては、聴き疲れもしにくく、十分なサウンドです。

 防水等級が高く、外音取り込み機能があり、さらに10時間というスタミナなので、ジョギングなど、外でのワークアウトの際には、割と良い格安機でしょう。

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 【2019年】

 34・ JBL TUNE 120TWS
   ¥7,164 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC
連続再生時間:4時間
ドライバー:5.8mm
マイク:搭載  
ノイキャン:
重さ:7g×2

 なお、同じサイズのドライバーを採用するTUNE 120TWSという製品もあります。

 本機の場合、Bluetooth5.0非搭載で、防水性もありません。

 形状はこちらのほうが「格好良い」ですが、今としては、やや選びにくい機種です。


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 【2019年】

 35・ JVC HA-A10T
   ¥5,891 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC
連続再生時間:4時間
ドライバー:5.8mm
マイク:搭載  
ノイキャン:
重さ:5.2g×2

  JVC HA-A10Tは、日本のJVCが発売する、完全ワイヤレスイヤホンの入門機です。

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 重量は、片側につき、5.2gです。

 軽量と言って良いでしょう。

 イヤーピースは、S・M・L各サイズ2個ずつ添付されます。

 音質面では、再生周波数帯域が、低音域が20Hz高音域が20kHzです。

 同社の上位機種と同じですが、とくに、この部分に個性はないです。

 ドライバーは、5.8mm径ドライバーです。

 水準としては、同社の1万円強の上位機と同とのスペックです。

 したがって、音質の傾向も同じで、中音域の聞きやすさを重視する方向性です。

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 Bluetooth無線は、SBC規格です。

 この点は、同社の上位機と同じです。

 接続安定性の面では、格安ですが、Bluetooth 5に対応します。

 ノイズ対策については、未対応です。

 連続再生時間は、ステレオ再生で4時間と、十分な時間を確保します。

 ケースは10時間分の充電が可能です。

 防水性も、IPX5相当ですので、プールでは無理ですが、雨には対応できます。

 マイクは、搭載です。

 ただし、外音取り込みモードなどはありません。

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 以上、 JVC HA-A10Tの搭載でした。

 信頼のできる音響専門メーカーの製品としては、格安なのが「売り」です。

 音質についての期待値は、正直「価格なり」ではありますが、Bluetooth5対応を含めて、この値段の製品としては「優れる」といえます。

 もちろん、個性という部分では、バスポート・バスブーストモードの不採用で、上位機にみられるJVC独自の個性はないですが、価格として言えば、これ以上は望みにくいでしょう。


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 36・Yell Acoustic Air Twins
  ¥9,800 Amazon.co.jp(5/23執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC
連続再生時間:3時間
重さ:5g×2

  Air Twins は、アマゾンなどで人気の独立型のBluetoothイヤホンです。

 Yell Acoustic自体は音響メーカとしては新興です。ただ、日本の正規代理店(ロアインターナショナル)経由の製品です。

 保証は期待できるでしょう。

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 重量は、5gで、重さとしては平均より軽量です。

 イヤーピースは、割と充実して3サイズが1つずつと、低反発素材のイヤーピース計4つが付属です。

 音質面では、再生周波数帯域が、低音域が20Hz高音域が20kHzです。 

 ドライバーは、ダイナミック型の1WAYですが、ユニットの大きさなどは非開示です。

   201805140948.jpg

 Bluetoothコーデックは、SBCのみの対応です。

 少なくとも、音楽視聴に限定して使うべき製品です。

 接続安定性の面でも、Bluetooth5.0に非対応です。

 ノイズ対策についても、未装備です。

 連続再生時間は、短めの3時間です。

 ただ、他機同様に、専用ケースが充電器を兼ねている仕様です。

 防水性は、非対応です。

 マイクは、搭載です。

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 以上、 Air Twinsの紹介でした。

 主に価格面で人気があった機種ですが、最近、新規参入メーカーが相次ぎ、やや見どころに欠ける製品になっています。

 現状では選ばなくて良いでしょう。


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 37・AVIOT TE-D01e
  ¥8,480 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:
コーデック:SBC AAC Apt-X
連続再生時間:9時間
ドライバー:6mm
マイク: 搭載
重さ:

  TE-D01e は、日本のAVIOTが販売する、完全独立型のワイヤレスイヤホンです。

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 重量は、非開示ですが、触った感じで、5g前後だと思われます。

 イヤーピースは、 S・M・Lの3サイズ展開です。

 音質面では、一方、再生周波数帯域など、情報非開示です。

 ドライバーは、平均値と言える6mmのダイナミック型という情報は開示です。

 素材的には、先ほども見た、新素材のグラフェンを採用します。

 音の鮮明度では定評の素材なので、「日本の音楽」の傾向には合うと思います。

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 Bluetoothコーデックは、一方、SBC AAC Apt-Xの対応です。

 iOSとAndroid系が双方多い、日本の状況をふまえた「親切設計」です。

 接続安定性の面では、この機種は、「音が途切れにくい」という部分が強調されます。

 これは、Bluetooth5.0に対応するほか、クアルコムQCC3026という通信部品(SoC)を採用するからです。

 iOS系ならば、iPhone8以降の場合、通信安定性は高いでしょう。

 一方、QCC3026は、スマホ側の対応が必須で、現状ではあまり普及していないので、「今後に期待」となります。

 ノイズ対策は、未装備です。

 なお、カタログには、cVc8.0ノイズキャンセリングとあります。しかし、これは、ヘッドセットとして利用する場合の通話用のものです。

 連続再生時間は、最大で、9時間です。

 「高解像度のApt-Xなどを使わない前提」と註は付きますが優秀です。

 充電器は、1800mAhの充電器で約10回分の容量で、スマホ等の充電にも利用できます。

 防水性は、 IPX4規格で、生活防水に対応します。

 マイクは、搭載です。

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 以上、TE-D01eの紹介でした。

 「日本製」という部分が強調されます。

 ただ、格安機として、完全独立型のワイヤレスイヤホンで一番の難点である、「通信の途切れやすさ」と「バッテリー量」に注目した部分が、むしろ強調できるでしょう。

 一方、音響部分の説明は、「グラフェン採用」ほどの説明しかなく、あまり本格的とは言えません。

 ただ、試聴結果は良好で、この部分での評判もよいため、1万円以下では、有効な選択肢の1つとなりそうです。

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 38・エム・ティ・アイ NUARL NT01AX
  ¥5,200 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:20-20kHz
コーデック:SBC AAC Apt-X
連続再生時間:10時間
ドライバー:6mm
マイク: 搭載
重さ:5g×2

 なお、スマホ関連機器を輸入販売するMTIからも NUARL NT01AXという製品が販売されています。

 こちらも、クアルコムQCC3026を採用し、ドライバーも6mmのグラフェンで、スペック的にAVIOT TE-D01eと似通っています。

 防水周りの性能も同じで、Bluetooth5にも対応です。

 外観形状は、イヤーループを利用する方法で、大きく異なります。

 しかし、音と通信周りのユニットが「規格化」されたもので、同じという可能性は高そうです。

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 一方、価格は多少高いですが、その代わり、イヤーピースにスピンフィット CP350を使うなど、値段的な合理性はあります。

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 39・True Wireless ZERO TWZ-1000
  ¥12,838 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:20-20kHz
コーデック:SBC AAC Apt-X
連続再生時間:7時間
ドライバー:
マイク: 搭載
重さ:7g×2

 さらに、ZERO AUDIOTWZ-1000も、クアルコムQCC3026を採用し、ドライバーもグラフェンで、スペック的に似ています。

 バッテリーは、短めの表記で、ドライバーサイズは未記載です。

 ただ、Apt-XとAACで、表記上、30%ほどの時間差は出るので、ある程度の部分まで、パーツは共通という気がします。

 これらの機種は、2019年初頭の販売で時期も重なるため、蓋然性は高そうです。

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 一方、他機種に較べると、ブルーなLEDを採用して、、デザイン性は高いですし、IPX5対応と防水性も良いです。

 その分、本体がやや重いですが、フィット感を重視した造りですので、サイズ感に対しては、疲れにくいでしょう。

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 いずれにしても、3機とも「本質部分は同じ(海外製ユニット)」を利用している可能性は、意識して選ぶべきでしょう。


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 40・AVIOT TE-D01g
  ¥8,882 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:
コーデック:SBC AAC Apt-X
連続再生時間:10時間
ドライバー:6mm
マイク: 搭載
重さ:

  TE-D01gは、日本の新興ブランドAVIOTが販売する完全独立型のワイヤレスイヤホンです。

 数年前に爆発的にヒットしたTE-D01dに連なる製品です。

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 重量は、非開示です。

 ただ、搭載されるSOCの大きさがやや大きいため、サイズ感はこちらのほうがややありそうです。

 イヤーピースは、 S・M・Lの3サイズ展開です。

 通常のピースのほか、ウレタン製のピースも付属です。

 Bluetoothコーデックは、こちらも、SBC AAC Apt-Xの対応です。

 ただ、SOCがクアルコムQCC3026ではなく、QCC3020となります。

 QCC3020がややユニットが大きいので部品単価は安いのですが、ほぼ同じグレード・スペックのエントリーモデルです。

 音質面では、この機種も、再生周波数帯域が情報非開示です。

 ドライバーは、先ほどと同じ6mmのダイナミック型で、グラフェン素材を採用します。

 SoCの違いで音質はややフラットですが、メーカー間の違いほどはなく、実際の傾向は大きく変わりません。

 ノイズ対策には、ノイズキャンセリングは未装備です。

 連続再生時間は、ステレオ再生で10時間です。

 201907291126.jpg

 防水性は、 IPX7規格で、性能は良いです。

 ワークアウトでの利用は形状的に向かないでしょうが、シャワーを浴びながら、というならば問題ない性能です。

 マイクは、搭載です。

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 以上、TE-D01gの紹介でした。

 SoCの違いで「音の違い」はあるでしょうが、「多少」というレベルです。

 ドライバユニットは同サイズですし、基本的には防水性を重視する場合に選ぶべき機種でしょう。

ーーー

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 【2019年12月発売】

 41・AVIOT TE-D01d mk2
  ¥11,152 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:
コーデック:SBC AAC Apt-X
連続再生時間:11時間
ドライバー:6mm
マイク: 搭載
重さ:

 なお、以前販売のあったTE-D01dと、同形状を保ったまま軽量化させた製品が登場します。

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 TE-D01gと比較すると、ウイングがあり、落ちにくいので、わりとアクティブに使えます。

 一方、防水等級がIPX5となりますが、雨でも大丈夫です。

 TE-D01gとドライバーサイズは同じで音質も大きく違わないでしょうが、外れにくさを重視したい方は、本機を選択したほうが良いと思います。


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 42・AIR by MPOW X5.1J
  ¥4,973 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC AAC Apt-X
連続再生時間:6時間
ドライバー:6mm
マイク: 搭載
重さ:5.2g

 X5.1Jは、中国深圳のMPOWが販売している完全ワイヤレスイヤホンです。

 「日本人サウンドエキスパート監修による、日本人向けチューニング」として、格安製品として一定の存在感があります。

  202002122014.jpg

 重量は、片側5.2gです。

 軽量機と言えます。

 Bluetoothコーデックは、こちらも、SBC AAC Apt-Xの対応です。

 SOCは、クアルコムのQCC3020となります。

 同じ価格のAVIOTと同じく、低価格でコスパのよいタイプです。

 接続安定性の面では、Bluetooth5.0に対応ですし、値段相応の実力です。

 音質面では、本機も6mmのドライバーですが、素材面の情報は非開示です。

 SOCの傾向としては、低音域をさほど強調しないフラットな仕様でしょう。

 ノイズ対策には、ノイズキャンセリングは未装備です。

 連続再生時間は、6時間ですのでやや短めでしょう。 

 ただ、小型機ですし、ケースについては、24時間分のバッテリーがあります。

 防水性は、 IPX5等級ですね。

 雨天での利用は問題ないです。

 マイクも、搭載です。

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 以上、X5.1Jの紹介でした。

 この価格帯は、国内でもAVIOTがいますが、同社の製品も検討しています。

 スペック上、明確な違いはないので、セールで価格が安い場合は、検討できる製品です。


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 【2019年】

 43・ SNEXT ag AG-TWS03R
  ¥5,980 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC AAC
連続再生時間:5時間
ドライバー:
マイク: 搭載
重さ:

  TE-D01gは、日本のエスネクストが販売する格安な完全独立型のワイヤレスイヤホンです。

 2019年からこの分野に参入ですが、自社工場を持ち、独自開発もできる企業です。

 もともとは、他社へのイヤホンのOEMをしていて、その技術を活かした自社製品を開発した、ということとなります。

 202002111449.jpg  

 重量は、非開示です。

 ただ、本体の小型性を誇る製品ですから、この部分で問題はないでしょう。

 イヤーピースは、 SS・S・Mの3サイズ展開です。

 また、SSは2系統添付されることから分かるように、「小耳な方」用に開発されたと言える製品です。

 ドライバーは、情報非開示です。

 ただ、さほど大きいとも思われません。

 Bluetoothコーデックは、SBC AACの対応です。

 接続安定性の面でも、しっかり、Bluetooth5.0に対応しています。

 ノイズ対策には、ノイズキャンセリングは未装備です。

 連続再生時間は、ステレオ再生で5時間です。

 小型機としては優秀でしょう。ケースを含めると、最大17時間です。

 防水性は、保証されません。

 マイクは、搭載です。

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 以上、TE-D01gの紹介でした。

 イヤホンは、中小メーカーの格安製品が「定期的に人気爆発」するのですが、本機も2020年のそれの候補です。

 小さめの耳の方はとくに相性が良いでしょうし、今までサイズ面で導入を控えていた方が、試しに買うには割と良さそうです。

 もちろん、1万円台の上位機とは音質面で差があるでしょうが、値段はとても魅力です。

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 【モバイルバッテリー機能あり】

 44・ SNEXT ag AG-TWS02R
  ¥5,980 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC AAC
連続再生時間:3時間
ドライバー:
マイク: 搭載
重さ:

 なお、同社の上位機として販売されるAG-TWS02Rは、形状自体が異なりますが、こちらも「小耳対応」として販売されます。

 ドライバーの情報は非公開ですので、音質部分は「不透明」です。

 ただ、本体のみの連続再生時間が短くなっているため、搭載ドライバーは下位機種に較べて大きい可能性はあります。

 しかし、充電ケースの内蔵電池が大容量化しているため、最大39時間の充電が可能です。

 そのほか、スマホ充電にも対応するため、予備バッテリーとして利用可能です。


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 【2020年】

 45・ SNEXT ag AG-TWS04K
  ¥15,800 Amazon.co.jp (5/23執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC AAC apt-X
連続再生時間:6時間
ドライバー:
マイク: 搭載
重さ:

  AG-TWS04Kは、日本のエスネクストが販売する、音質重視のモデルです。

 昨年売られていたTWS01Kの後継機となります。

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 重量は、非開示です。

 こちらは小型モデルではないため、重さ情報の開示がないのは問題でしょう。

 イヤーピースは、TYPE Eという新設計のものが5サイズです。

 やはり、小さい方に充実するのは同社の個性でしょう。

 ドライバーも、引き続き情報非開示です。

 音質については、イコライザーによらない調整を目指し、Bluetoothのコーデック由来の高音域のみ補正したとの記載です。

 Bluetoothコーデックは、SBC AACに加えて、Apt-Xにも対応します。

 SOCは、他社でもみられた少し大きめのクアルコムのQCC3020となります。

 接続安定性の面でもBluetooth5.0に対応しています。

 ノイズ対策には、ノイズキャンセリングは未装備です。

 連続再生時間は、ステレオ再生で6時間です。AACまでならば9時間です。

 ケースを含めると、最大180時間です。

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 防水性は、IPX7等級ですので完全防水です。

 本機のワンポイントです。

 マイクは、搭載です。

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 以上、AG-TWS04Kの紹介でした。 

 購入者のレビューでは、(プラシーボはありそうですが)評価の高い機種です。

 しかし、重さやドライバーのスペックの多くが非開示です。同社の入門機のように、1万円以下というわけではない製品ですし、高級モデルとして、これは問題点でしょう。

 (無論、BOSE Beatsなど米国の大手も同様の「秘密主義」の傾向があります。しかし、少なくとも情報量はもう少し多いですし、長年の技術の裏打ちもあります。また、そうしたブランドは、都会以外でも試聴環境があります)

 最近、各社ともドライバー部分にSOCとのセットユニットを使う汎用モデルも多そうなので、スペックをしっかり説明できていないのは、大きなマイナスでしょう。

次回に続く
完全ワイヤレスイヤホンのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は音楽用の完全ワイヤレスヘッドホンの2回目でした。

 記事はもう少しだけ、続きます。

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1・音質の良さ   ★★★★★
2・ノイズキャンル ★★★★★
3・軽量性     ★★★★★
4・防塵・防滴性  ★★★★★
5・総合評価    ★★★★★

 3回目記事(こちら)は、「結論編」です。

 今回紹介した「全製品」から、予算別・目的別に、最終的なAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 3回目記事は→こちら

posted by Atlas at 15:06 | オーディオ製品

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