Top 生活家電 比較2022’【強力洗浄】縦型洗濯機61機の性能とおすすめ・選び方 (2)

2022年11月05日

比較2022’【強力洗浄】縦型洗濯機61機の性能とおすすめ・選び方 (2)

【今回レビューする内容】2022年 タテ型の全自動洗濯機の性能とおすすめ・選び方:世帯用の中型・大型の洗濯機の紹介・ランキング : 7kg 8kg 9kg 10kg 11kg 12kg

【紹介する主な型番】東芝 ザブーン AW-10DP2 AW-12DP2 AW-10M7 AW-10DP1 AW-12DP1 AW-7GM1 AW-8DH2-W AW-9DH2-W AW-7DH2-W ハイアール JW-KD85B-W JW-LD75A JW-LD75C JW-U70A JW-UD70A AQUA Prette Plus AQW-V9N AQW-V8N AQW-V9N AQW-VA8N AQW-VX8N QW-VA9N QW-VX9N QW-VA10N AQW-VX10N AQW-VA12N QW-VX12N QW-VA14N AQW-VX14N AQW-V7N AQW-V8N AQW-V9N AQW-GS70J-W AQW-P7M AQW-S7M maxzen JW70WP01WH JW80WP01WH JW90WP01WH IAW-T1001 IAW-T803BL サンコー デラックスランドリー16kg LARWASSGY

今回のお題
洗浄力が強い!タテ型全自動洗濯機のおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日は、2022年11月現在、最新のタテ型全自動洗濯機の比較の2回目記事です。

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1・全自動洗濯機の比較 (1)
 1-1:日立〈日本〉
 1-2:シャープ〈日本〉
 1-3:パナソニック〈日本〉
2・全自動洗濯機の比較 (2)
 2-1:東芝〈日本〉
 2-2:ハイアール〈中国〉
 2-3:アクア〈日本〉
 2-4:Maxzen〈日本〉
 2-5:サンコー〈日本〉
3・全自動洗濯機の比較 (3)
 3-1:アイリスオーヤマ〈日本〉
 3-2:ハイセンス〈日本〉
 3-2:最終的な「おすすめ」機種の提案

 前回の1回目記事こちら)では、日立・SHARP・パナソニック・ハイアールのタテ型洗濯乾燥機を比較しました。

 今回の2回目記事では、東芝・アクア・ハイアールの縦型洗濯乾燥機を紹介します。

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 なお、「全自動洗濯機の選び方の基本」については、1回目記事こちら)の冒頭に書きました。

 お時間のある方は、そちらからお読みいただければ、より分かりやすいかとと思います。

 よろしくお願いします。 

ーーー

洗浄力の強さ ★★★★★
カビ対策   ★★★★★
光熱費の安さ ★★★★★
静音性    ★★★★★
使いやすさ   ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 というわけで、以下では、いつものように各製品を比較します。

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種を提案していきます、

ーーー

1・タテ型の小型洗濯機 の比較
 洗濯容量:4.kg〜6kg
 乾燥:送風乾燥
 対応人数1人暮らし
 
予算2万円〜
2・タテ型の中型洗濯機の比較
 洗濯容量:7kg〜10kg
 乾燥:送風乾燥
 対応人数2人以上
 予算3万円〜
3・タテ型の洗濯乾燥機の比較
 洗濯容量:7kg〜12kg
 乾燥ヒーター
 対応人数2人以上
 予算5万円〜
4・ドラム式洗濯乾燥機の比較
 洗濯容量:7kg〜11kkg
 乾燥ヒーター or熱交換
 対応人数1-2人以上
 予算10万円〜

 なお、今回の記事は、このブログ「家電批評モノマニア」の洗濯機比較シリーズ全体の2回目記事の一環として書きました。

2-1・東芝の全自動洗濯機の比較

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 つづいて、東芝の全自動洗濯機を紹介します。

 パナソニックと方向性が似ていて「」をつかう洗浄が特徴的です。上位機では、浸透性のあるマイクロバブルを利用しています。


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 【7kg】

 【2021年10月発売】

 25・東芝 AW-7GM1-W
  ¥53,303 Amazon.co.jp (11/5執筆時)

洗濯容量:7.0kg
使用水量: 113L
標準電力量:125Wh (60Hz)
センサー:温度・からみまセンサー
ステンレス槽:あり
インバーター:
騒音値:35/43db
簡易乾燥:対応
風呂水ポンプ:付属

 AW-7G8は、東芝の洗濯機です。

 世帯用の格安な機種として割と売れているモデルです。

 洗濯容量は、7kgが発売されています。

 人数としては、4人世帯ほどまで対応できるでしょう。

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 使用する水量は、111Lです。

 本機は、使用水量がすこし多い機種です。

 ただ、タテ型洗濯機は、たいした工夫がなく節水が過ぎるタイプだと綿ほこりが取り切れないため、格安機から選ぶならば、この程度が良いかもしれません。

 消費電力量は、7kgモデルで、125Whです。

 他社と比べると、消費電力量は高めと言えます。

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 洗浄力の点では、同社の上位機ほどの工夫はないです。

 センサーは、ただ、からみまセンサーと 温度センサーが搭載です。

 これらにより、効果的に洗浄を制御しています。

 前者は、他社の場合、布量センサーと呼び、洗濯物の量によって水位を調整するためのものです。

 ただ、東芝はそれを、脱水後に洗濯物が絡んでしまう状況をコントロールする布質の判断にも使うので、特別な名前になっています。

 後者は、とくに、暖かい時期の実際の消費電力量の低減に効果を発揮します。

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 加えて、洗濯開始時に少量の水で洗剤を溶かして濃く洗い出せる、浸透パワフル洗浄機能が、搭載されています。

 他社にも見られるものです。

 一方、細かい制御できる、インバーターモーター(交流モーター)は非搭載です。

 この部分は、格安機と中級機を分ける指標と言えますが、やはり、本機は入門用の格安機です。

 清潔性の点では、格安ですが、ステンレス槽が採用 です。

 大手は軒並みそうであるとはいえ、この価格では、見どころと言えます。

 ネットなどでよく見かける安い洗濯機は、プラスチック製の桶を使いますので。

 むろん、槽洗浄機能も、標準装備されています。

 静音性は、最もうるさい、脱水時に43dBです。

 インバーターモーターでない機種は、この部分でも不利です。

 簡易乾燥は、対応です(部屋干し脱水機能)。

 東芝の場合は、電源を入れる際に「部屋干し」ボタンを押しておくと、1時間・3時間で運転します。

 日立やパナソニックのようなデリケート衣類向けの「エアジェット」ではなく、洗濯槽の高速回転を伴うので、シャープ同様、あくまで「部屋干しの時短」のためです。 

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 以上、東芝の洗濯機の紹介でした。

 比較的価格の安いもののうち、世帯向けの大きめな洗濯機では、多彩なセンサーとステンレス槽の採用とで魅力が高い機種です。

 一方、使用水量については、他機種より良いとは言えない製品です。

 しかし、水量の部分は、「綿ぼこりの取れる量(=パワー)」と反比例する部分があります。そのため、格安機の場合、使用水量の多さは、一概には、「デメリット」とは言いにくい部分もあります。

 結論的にいえば、パワフルさと安さで選ぶならば、この機種は、確約機を比較する際の1つの基準とできるモデルと言えます。

ーーー

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 【2019年6月発売】

 26・東芝 AW-10M7-W 【10kg】
  ¥59,840 Amazon.co.jp (11/5執筆時)

洗濯容量:10.0kg
使用水量: 138L
標準電力量:132Wh (60Hz)
センサー:布量
ステンレス槽:あり
インバーター:
騒音値:38/52db
簡易乾燥:対応
風呂水ポンプ:付属

 なお、東芝からは、同じグレードながら、「10kg対応」の「まとめ洗い向き」製品もあります。

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 ただし、大容量になるため、使用水量や消費電力量は、相当上がっています。

 とくに、この機種の場合、温度センサー省略されています。この部分は、大きなマイナスです。

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 結論的にいえば、この機種は、「業務用」に「なるべく安い機種」という観点で探している方意外に「おすすめ」できません。

 家庭用として考えた場合、物足りない部分が多いです。


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 【8kg】

 【2022年6月発売】

 27・東芝 ZABOON AW-8DH2-W
   ¥87,346 Amazon.co.jp (11/5執筆時)

洗濯容量:8.0kg
使用水量: 99L
標準電力量:82Wh (60Hz)
センサー: 温度・からみまセンサー
ステンレス槽:あり
インバーター:搭載
騒音値:26/37db
簡易乾燥:対応
風呂水ポンプ:付属

 【9kg】

 【2022年6月発売】

 28・東芝 ZABOON AW-9DH2-W
   ¥144,880 Amazon.co.jp (11/5執筆時)

洗濯容量:8.0kg
使用水量: 111L
標準電力量:96Wh (60Hz)
センサー: 温度・からみまセンサー
ステンレス槽:あり
インバーター:搭載
騒音値:29/37db
簡易乾燥:対応
風呂水ポンプ:付属

 こちらは、東芝の高性能機である「ザブーン」シリーズの洗濯機です。

 同社の中位機にあたります。

 洗濯容量は、8kgモデルと9kgモデがル発売されています。

 東芝は、この価格帯の中級機でも、高級感のあるフラット形状のガラストップデザインを採用しています。

 デザイン性が高く、見栄えも良いです。

 消費電力量は、8kgモデルで、82Whです。

 他社に比べると、多少動かすのにパワーを使う仕様です。

 使用する水量は、8kgモデルで、99Lです。

 水量についても、他社の上位機より、わずかですが多めの水準です。

 センサーは、温度センサー布量・布質センサー(からみまセンサー)搭載です。

 東芝の下位機種と同じ構成です。

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 洗浄力については、他社の上位機と同じく「パルセーター・シャワー・泡」の部分で、それぞれ工夫が見られます。

 第1に、パルセーター(回転盤)です。

 ザブーンパルという名前ですが、スクリュー型の4枚羽根です。

 オーソドックスで、日立のビートウォッシュほど独創的な形ではないのですが、「浸透もみ洗い・スクリュー押し洗い・ほぐし洗い」と3パターンの効果があるのは同じです。

 ダイヤカットのスクリュークリスタルドラムに、こすりつけつつ洗う方式です。

 第2に、シャワーです。

 メガシャワーという機能名で、搭載です。

 先述のように、洗剤は槽の下に貯まる傾向にあるので、シャワーによるかくはんは重要で、どのメーカーも上位機の場合は搭載します。

 東芝は、シャワー水流の強さをカスタマイズできる部分が面白いです。ただ、強すぎると水はねが生じる可能性がある構造で、この部分は、さほど力を入れてはいないと思います。

 むろん、普通に使う分には、機能的には問題ないです。

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 第3に、です。

 パナソニックも「ジェットバブルシステム」として初期に泡をかきたてる仕組みを持っていました。

 東芝の場合、1マイクロメートルの極小のウルトラファインバブルを発生させ、洗剤の洗浄成分を強化するという仕組みです。

 パナソニックは「泡を増やす」という方向性で、東芝は「泡を細かく」するという方向性と言えますが、いずれも浸透効果を期待してのものです。

 これらの機能の基礎となるのは、インバーター式のDD(ダイレクトドライブ)モーターです。

 なお、この機能は正確には、「抗菌」ウルトラファインバブル洗浄という名前です。

これは、10年寿命のAG+イオンを発生するユニットが配備されているからです。

 ただ、水流が止まらない洗濯機でどの程度効果があるか分からないので、ここだけとれば、「オマケ的」です。

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 結論的にいえば、各社とも(安い)下位機種を除けば、だいたい「パルセーター・シャワー・泡」の部分では、同じ方向性の工夫があると言えます。

 タテ型は完成された家電なので、洗浄力の部分について、ある程度「コモディティ化」が進むのは当然です。

 ただ、重視している部分がメーカーにより違うので、記事の最後では、そういった要素も加味しながら、「おすすめ」を考えるつもりです。

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 清潔性の点では、カビに強いステンレス槽が採用されています。

 桶について言えば、クリスタル状の突起が目立ちます。

 「スタークリスタルドラム」同社が呼ぶ形状ですが、パナソニックのみられた、「もみ洗い」の効果を期待してのものです。

 また、東芝は、「自動お掃除モード」を備えています。

 これはすすぎに利用した水を高速回転させて、外槽まで掃除する仕組みです。余分な水を使わない点で良い仕組みでしょう。

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 静音性の面では、DDモーターが功を奏して、静音性が期待できます。

 日立のインバーターモーターも同水準に静かです。

 しかし、洗いの際の騒音は、東芝は業界最高で、かなり静かです。脱水時の騒音は、他社の上位機と同水準です。

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 以上、東芝の「ザブーン」シリーズの紹介でした。

 日立の「ビートウォッシュ」の強力なライバルでしょう。清潔性、静音性など多くの点で互角ですから。

 ただ、標準洗いの洗浄力の部分だけで言えば、日立は以前定評があり、育ち盛り世代の「がんこな汚れ」は、日立に強みがあります。

 ただ、「標準コースの洗浄力」について、ある程度「丁寧かつ強力に」という方針ならば、パナソニックにせよ、東芝にせよ、あまり、差がなくなってきていると言えます。

 その部分で言えば、ガラストップ仕様であるデザイン性を持つ、この機種は、割と良い選択肢です。

ーーー

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 【7kg】

 【2022年6月発売】

 29・東芝 ZABOON AW-7DH2-W
   ¥81,200 楽天市場 (11/5執筆時)

洗濯容量:7.0kg
使用水量: 98L
標準電力量:65Wh (60Hz)
センサー: 温度・からみまセンサー
ステンレス槽:あり
インバーター:搭載
騒音値:34/37db
簡易乾燥:対応
風呂水ポンプ:付属

 なお、本機については、7kgタイプもあります。

 サイズは、7kgモデルだと幅が51.9cmと幅に加減があり、設置性が良いです。

 インバーターモーターも搭載です。

 ただし、省スペース機のため、7kg機について水流面でザブーンパルが不採用で、自慢の洗浄力に課題が出ています。

 そのほか、脱水時に服を絡みにくくする「ほぐせる脱水」などの機能も、7kgタイプだけは非搭載で、洗浄時の騒音値も多少ですが、上位機より悪くなります。

 エコモード・自動お掃除機能・フレグランスコースなども省略になるため、このモデルに限っては、「同グレード」と必ずしも言えない部分はあります。


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 【10kg】

 【2022年6月発売】

 30・東芝 ZABOON AW-10DP2-W
 30・東芝 ZABOON AW-10DP2-T
   ¥117,729 楽天市場 (11/5執筆時)

洗濯容量:10.0kg
使用水量: 119L
標準電力量:75Wh (60Hz)
センサー:温度・からみまセンサー
ステンレス槽:あり
インバーター:搭載
騒音値:29/37db
簡易乾燥:対応
風呂水ポンプ:付属

 【12kg】

 【2022年6月発売】

 31・東芝 ZABOON AW-12DP2-W
 31・東芝 ZABOON AW-12DP2-T
   ¥143,060 楽天市場 (11/5執筆時)

洗濯容量:12.0kg
使用水量: 139L
標準電力量:105Wh (60Hz)
センサー:温度・からみまセンサー
ステンレス槽:あり
インバーター:搭載
騒音値:29/37db
簡易乾燥:対応
風呂水ポンプ:付属

 これらは、東芝の高性能機である「ザブーン」シリーズの上位機です。

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 外観は、こちらも、ガラストップデザインであり、高級感のある仕様です。

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 洗濯容量は、10kg用12kg用があります。

 12kgは相当量の洗濯に対応できます。

 ただし、設置寸法が637×609×1051mmとなります。防水パンは、10kgも内寸が55cmで、日立機より少し必要なので、寸法に注意してください。

 消費電力量は、10kgモデルで、75whです。

 日立などに比べると、多少動かすのにパワーを使う仕様です。

 使用する水量は、8kgモデルで119Lです。

 他社にくらべて、やはり、光熱費は多めの水準と言えます。

 センサーは、こちらも、からみまセンサー(布量・布質)と 温度センサーを搭載です。

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 洗浄力は、本機も、左右非対称の羽根「ザブーンパル」がこの機種も採用されます。

 ウルトラファインバブル発生機能も同じく搭載です。

 下位機種と比べる場合、上から洗剤を吹き付けるシャワーの流量は下位機種の2倍です(ウルトラファインバブルWすすぎ)。

 そのため、機能の末尾に「ダブル」という名称を加えています。

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 洗剤の自動投入は、本機は、対応です。

 タンク容量は、洗剤400mL柔軟剤500mLで、日立の対応機と同じです。

 この方式は、やはり3ヶ月ごとのタンクと流路の掃除が必要です。

 掃除のしやすさの部分では、分解して水洗いしやすい日立に及ばない部分はありそうです。

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 一方、ユニークなのは、洗剤の自動投入機能を利用して、2度洗いするコースが付属する点です。

 3kgまでに制限されますが、がんこな汚れへの対応力は高いでしょう。

 そのほか、「予洗い+(プラス)コース」が搭載です

 この部分は、日立のつけおきプラスとと違って時間的に短いので、漂白などには使えないでしょう。

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 清潔性の点では、本機もカビに強いステンレス槽採用されています。

 自動お掃除モードも搭載です。

 静音性は、洗濯時の稼働音が下位機種より3デシベルほど悪化しています。

 しかし、それでも、十分に静かな水準です。

 簡易乾燥は、本機も搭載です。

 仕様は下位機種と同じで、部屋干し時間の「時短」をはかる方向性です。

---

 以上、東芝の「ザブーン」シリーズの上位機の紹介でした。

 洗剤の自動投入機構を持つ点、下位機種の場合イマイチだったシャワー部分が改善される点が魅力です。

 ライバルは、やはり日立のビートウォッシュの上位機でしょう。単純に「洗浄力」の部分では、引けをとらないと言えます。

 その上で、大容量モデルとして、運転音が静かなのは、メリット性でしょう。

 一方、東芝は、水道・電気代の部分で不利な部分があります。この部分が「課題」です。

2-2・ハイアールの全自動洗濯機の比較

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 続いて、中国のハイアールの洗濯機です。

 グローバル規模の白物家電メーカーですが、日本でも、後述する傘下のアクアがあることで、出張保守修理網もあるしっかりした会社です。


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 【2022年11月発売】

 【7kg】JW-CD70A後継品

 32・ハイアール JW-UD70A-W
  ¥56,800 楽天市場 (11/5執筆時)

洗濯容量:7.0kg
使用水量: 95L
標準電力量:39Wh (50/60Hz)
センサー:布量
ステンレス槽:あり
インバーター:搭載
騒音値:36/36db
簡易乾燥:対応
風呂水ポンプ:

 JW-UD70Aは、中国のハイアールの洗濯機です。

 旧三洋電機を吸収し、「アクア」ブランドでも売っていますが、入門機は自社名を使っています。

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 洗濯容量は、7kgになります。

 使用する水量は、95Lです。

 日立より多少おおめとは言え、それなりに節水です。

 他社同様に、しっかり、すすぎ2回(シャワー+注水)での数字です。

 理由なく水か少ないと糸残りの懸念があります。

 しかし、本機は、繊細な制御ができるDDインバーターモーター搭載なので、心配はないかと思います。

 消費電力量も、39Whです。

 こちらも、他社の上位機クラスに優秀です。やはり、DDインバーターモーターを採用する点が大きいです。

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 洗浄力の点では、値段なりですが、それなりの工夫です。

 5枚羽根です「らせん状水流」を引き起こすもので、凹凸のあるチェッカードタンクに、こすりつけつつ、もみ洗いとこすり洗いを再現します。

 一方、洗浄時の強力シャワーによる洗剤のかくはんや、泡量増加処理などの言及がない点は、他社上位機との差ではあります。

 ただ、この値段で出している製品としては、十分でしょう。

 実際、本機については、インバーターモーター搭載なので、細かい制御の部分で、未搭載機には負けないでしょう。

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 その上で、面白いのは、柔軟剤の香りを高める香アップコースです。

 2回目のすすぎの段階で投入、かくはんすることで香りが残りやすくしています。

 そのほか、脱水を軽くしてシワをよりにくくする、しわケア脱水などが目立ちます。 

 センサーは、ただし、布量センサーのみです。

 それにより水位は調整しますが、洗浄力には関わりません。

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 清潔性の点では、本機もステンレス槽採用です。

 格安機だと、一部ステンレスのような製品もありますが、本機はそうではないです。

 槽洗浄機能も、標準装備されています。

 静音性は、脱水時に36dBです。

 インバーターモーターは、静音性も良くできます。

 簡易乾燥は、対応です(槽風乾燥機能)。

 東芝と同じで、洗濯前にも設定が可能です(30/60/180分)。

 干す時間の時短を目指すもので、最大3kgまでとなります。

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 オーム電機 OCR-05W OCR-05W
   ¥1,664 Amazon.co.jp (11/5執筆時)

 一方、風呂水ポンプは、未搭載です。

 一応市販のポンプとオーム社のリモコンを使ってポンプアップをする方法が提案されるものの、水をあげるならば、もともと付いている製品がやはり便利です。

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 以上、ハイアールJW-UD70Aの紹介でした。

 センサーなどは利用せず、昔ながらの基本性能のバージョンアップをした製品です。また、この値段でのインバーターモーターを搭載は、見どころです。

 特にモーター効率の部分や静音性の部分では、スペック的には侮れないでしょう。

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 【2022年6月発売】【7kg】

 33・ハイアール JW-U70A-W  
  ¥35,200 楽天市場 (11/5執筆時)

洗濯容量:7.0kg
使用水量: 98L
標準電力量:80/95Wh (50/60Hz)
センサー:布量
ステンレス槽:あり
インバーター:
騒音値:37/54db (60Hz)
簡易乾燥:対応   
風呂水ポンプ:

 一方、同社からは下位機種として JW-U70A-の販売もあります。

 ただ、DDインバータモーターが非採用です。

 その関係で、先ほどの製品より電力量がやや多めです(特に西日本60Hz地域)。

 さらに、静音性の部分でも脱水時は「うるさく」なります。

 ステンレス槽や、先述のパルセーターの仕組みなどは共通しますが、モーターによる違いは明らかでうs。

 Atlas的には、(本機の前モデルを)滞在型ホテルに偶然あったので使った経験があります。

 値段的に、そうしたビジネス用途には向くでしょうし、実際、問題なく使えたことは付記しておきます。

ーーー

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 【7kg】

 【2021年11月発売】

 34・ハイアール JW-LD75C-W
  ¥65,800 楽天市場 (11/5執筆時)

 【2019年12月発売】

 34・ハイアール JW-LD75A-W
  ¥52,800 楽天市場 (11/5執筆時)

洗濯容量:7.0kg
使用水量: 105L
標準電力量:46Wh (50/60Hz)
センサー:布量
ステンレス槽:あり
インバーター:搭載
騒音値:38/42db
簡易乾燥:対応   
風呂水ポンプ:

 さらに、JW-LD75Cという製品があります。

 こちらについては、しっかり「インバーターモーター」です。旧機種が残りますが基本性能は同じです。

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 一点突破的な製品で、本機については洗濯槽がすこし上に配置されており、取り出しやすいという美点があります。

 他社機でこの部分に配慮された機種はないため、前かがみの姿勢が辛い方は、選択肢の1つになりそうです。


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 【2022年11月発売】

 【8.5kg】JW-KD85A-W後継品

 35・ハイアール JW-KD85B-W
  ¥71,800 楽天市場 (11/5執筆時)

洗濯容量:8.5kg
使用水量: 114L
標準電力量:39Wh (50/60Hz)
センサー:布量
ステンレス槽:あり
インバーター:搭載
騒音値:39/39db
簡易乾燥:対応    
風呂水ポンプ:

  JW-KD85B は、中国のハイアールの洗濯機です。

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  洗濯容量は、8.5kgです。

 日本には従来なかったサイズですが、幅590×奥行570mmとなります。

 一方、防水パン(洗濯台)については、割と広めで、55cmの奥行が必要なので、計測してください。

 使用する水量は、114Lです。

 消費電力量は、39Whです。

 水を多めに使う代わりに、下位機よりも標準運転時間を4分短くし、電気代を安くしている製品です。

 ただ、先述のように、日本は、洗濯において、電気代よりも水道代の方が高いため、相殺できているかといえば、微妙な部分はあります。

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 洗浄力の点では、本機も、新型3Dウィングパルセーターを装備し、立体的なプロペラ水流が目指されます。

 センサーは、ただし、東芝などと比較すると、布量(水量)センサーのみです。

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 洗剤の自動投入は、対応です。

 この値段での搭載は画期的ですが、柔軟剤は投入できず、洗剤のみ540mL入る仕組みです。

 奥側に結構強引に付けており、そのため、洗濯機の奥行が出てしまっている部分はあります。投入量は水30Lに対して、2段階の調整はできますが、微調整は無理です。

 他社に比べて、単純な構造なので、この部分のメンテは簡単ですが、口が細く、洗剤が入れにくい難点はあります。

 清潔性の点では、本機もステンレス槽採用です。

 槽洗浄機能・風乾燥機能も、標準装備されています。

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 以上、ハイアールJW-KD85B の紹介でした。

 洗剤の自動投入機がついて「最安」という訴求力はありそうです。

 ただ、光熱費の部分で不利なほか、洗剤だけの自動投入機の実用性ほか、メンテナンス性の部分にはやや疑問がある機種です。

2-3・アクアの全自動洗濯機の比較

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 続いて、アクアの全自動洗濯機です。

 中国のハイアール傘下ですが、もともとは三洋電機の洗濯機部門がルーツで、完全に別ブランドで売っています。


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 【2021年6月発売】

 【7kg】AQW-V7M-W後継

 36・AQUA AQW-V7N-W
  ¥72,960 楽天市場 (11/5執筆時)

洗濯容量:7kg
使用水量: 86L
標準電力量:44Wh (60Hz)
センサー:布量
ステンレス槽:あり
インバーター:搭載
騒音値:35/38db
簡易乾燥:対応   
風呂水ポンプ:付属

 【8kg】AQW-V8M-W後継

 37・ AQUA AQW-V8N-W
  ¥76,700 楽天市場 (11/5執筆時)

洗濯容量:8kg
使用水量: 90L
標準電力量:52Wh (60Hz)
センサー:布量
ステンレス槽:あり
インバーター:搭載
騒音値:36/38db
簡易乾燥:対応   
風呂水ポンプ:付属

 【9kg】AQW-V9M-W後継

 38・ AQUA AQW-V9N-W
  ¥74,800 楽天市場 (11/5執筆時)

洗濯容量:9kg
使用水量: 97L
標準電力量:54Wh (60Hz)
センサー:布量
ステンレス槽:あり
インバーター:搭載
騒音値:36/38db
簡易乾燥:対応   
風呂水ポンプ:付属

  AQW-V7N(W)などは、アクアの販売する全自動洗濯機です。

 アクアは、旧三洋電機の洗濯機部門で、現在はハイアールが扱う日本ブランドです。

 本機も新旧両機種ありますが、性能は同じです。値段で決めて良いでしょう。


 201909111917.jpg

 大きめにとったガラス窓で、他社にはない独特のフェイスが面白いです。

 洗濯容量は、7kg用から9kg用が発売されています。

 使用する水量は、8kgモデルの場合で、90Lです。

 インバーター式採用ですし、理由あっての節水です。

 同系列のハイアール機の事例を見ても、水量が原因となる、過度の糸くずのこりの心配は不要かと思います。

 標準運転もすすぎを2回(シャワー+ため)ですし、スペックから問題は感じません。

 消費電力量は、8kgモデルで、52Whです。

 入門用の格安機としてみれば、かなりの省電力水準で、この部分も優秀です。

 あまりスペックが良いと不安になりますが、後ほど紹介する同社の上位機と同等なので、単純に、「技術が下位機種にも降りてきた」と楽観的にみるのが、素直でしょう。

 201808092219.jpg

 洗浄力の点では、そこそこ優秀です。

 パルセーター(回転盤)は、ハイアール機のものと似た5枚羽根のトールウイングパルセーターです。

 3Dパワフル洗浄という機能名ですが、おこす水流の性質も、先ほど見たハイアール機とにています。

 ただ、本機の場合、最初に水少なめで洗剤を濃くして洗う「高濃度クリーン浸透RX」を持つ程度で、シャワーや泡量増加の仕組みは未装備です。

 この部分では、他社の上位機と引き続き差を感じますが、インバーター式なので、制御力は、やはり高いです。

 センサーは、一方、本機は、布量検知センサーの記述しかありません。

 パルセーターのモーター負荷で検知する昔からあるセンサーですが、水量以外の部分でのエコ運転はできません

 ステンレス槽は、採用です。

 また、内部パーツについては、抗菌加工がなされます。

 簡易乾燥は、アクアも対応です(風乾燥機能)。

 本機も、洗濯槽の回転で干し時間の時短を目指すタイプで、シャープ・東芝などと同じです。

 洗濯前にも設定が可能です(30/60/120/210分)。

 干す時間の時短を目指すものです。

 最大210分で、3kgまで対応できますが、もちろん、その後は「干す」必要があります。

 こうした機能を多用する場合、洗濯槽が抗菌させている部分は活きるでしょう。

 201909111924.jpg

 面白い部分は、P&Gと共同開発した「ジェルボール洗浄コース」を持つ点です。

 日本では「アリエール」と「ボールド」が売られていますが、その販促の一環だと思います。

---

 以上、アクアAQW-V7Nなどの紹介でした。

 全体的にオーソドックスな作りで、これと言った特徴がみられない洗濯機です。

 同社では「縦型斜めドラム」を採用したおもしろい機種もあったのですが、残念ながら生産終了になっています。

 ただ、発売し立ての製品で高めなので、安くなればまた別の評価が出てくるでしょう。

ーーー

 202012301406.jpg

 【7kg】

 【2021年10月発売】

 39・AQUA 全自動洗濯機 AQW-P7M-W
  ¥44,349 楽天市場 (11/5執筆時)

 40・AQUA 全自動洗濯機 AQW-S7M-W
  ¥44,300 楽天市場 (11/5執筆時)

洗濯容量:7kg
使用水量: 113L
標準電力量:90Wh (60Hz)
騒音値:42/49db
ステンレス槽:あり
インバーター:
センサー:布量
簡易乾燥:対応    
風呂水ポンプ:

 これらの2台は、機能性を低めた格安モデルです。なお、型番にSが付くモデルは、風呂水ポンプが省略で、Pが付く方が付属です。

 一方、上位機と比較する場合、いずれの機種もDDMインバーターモーター不採用です。

 そのため、騒音値が高いほか、運転制御が旧式で、光熱費が高水準です。

 3Dパワフル洗浄不採用(3Dアクティブ水流)です。

 そのほか、ジェルボールコースなどのコースも少なめにしています。

 使用水量が多く、その上で糸くずフィルターが2つ付くので、糸くず残りの心配は少なそうですが、メンテの手間も2倍になりますし、総合的に言えば、あまりおすすめはできないです。

 おそらく特売用でしょう。


  202012301427.jpg

 【2022年8月発売】

 【8kg】

 【超音波洗浄なし】58Wh

 41・ AQUA Prette AQW-VA8N-W
  ¥90,652 楽天市場 (11/5執筆時)

 【超音波洗浄あり】56Wh

 41・ AQUA Prette plus AQW-VX8N-W
  ¥104,364 楽天市場 (11/5執筆時)

洗濯容量:8kg
使用水量: 90L
標準電力量:58Wh (50/60Hz)
騒音値:35/38db
ステンレス槽:あり
インバーター:搭載
センサー:布量
簡易乾燥:対応    
風呂水ポンプ:付属

 【9kg】

 【超音波洗浄なし】59Wh

 42・ AQUA Prette AQW-VA9N-W
  ¥95,306 楽天市場 (11/5執筆時)

 【超音波洗浄あり】57Wh

 42・ AQUA Prette plus AQW-VX9N-W
  ¥108,911 楽天市場 (11/5執筆時)

洗濯容量:9kg
使用水量: 97L
標準電力量:59Wh (50/60Hz)
騒音値:35/38db
ステンレス槽:あり
インバーター:搭載
センサー:布量
簡易乾燥:対応    
風呂水ポンプ:付属

 【10kg】

 【超音波洗浄なし】70Wh

 43・ AQUA Prette AQW-VA10N-W
  ¥113,355 楽天市場 (11/5執筆時)

 【超音波洗浄あり】60Wh

 43・ AQUA Prette plus AQW-VX10N-W
  ¥114,950 楽天市場 (11/5執筆時)

洗濯容量:10kg
使用水量: 103L
標準電力量:70Wh (50/60Hz)
騒音値:34/38db
ステンレス槽:あり
インバーター:搭載
センサー:布量
簡易乾燥:対応    
風呂水ポンプ:付属

 【12kg】

 【超音波洗浄なし】85Wh

 44・ AQUA Prette AQW-VA12N-W
  ¥115,492 楽天市場 (11/5執筆時)

 【超音波洗浄あり】83Wh

 44・ AQUA Prette plus AQW-VX12N-W
  ¥127,091 楽天市場 (11/5執筆時)

洗濯容量:12kg
使用水量: 122L
標準電力量:85Wh (50/60Hz)
騒音値:36/38db
ステンレス槽:あり
インバーター:搭載
センサー:布量
簡易乾燥:対応    
風呂水ポンプ:付属

 【14kg】

 【超音波洗浄なし】79Wh

 43・ AQUA Prette AQW-VA14N-W
  ¥131,508 楽天市場 (11/5執筆時)

 【超音波洗浄あり】77Wh

 43・ AQUA Prette plus AQW-VX14N-W
  ¥133,845 楽天市場 (11/5執筆時)

洗濯容量:14kg
使用水量: 169L
標準電力量:79Wh (50/60Hz)
騒音値:36/38db
ステンレス槽:あり
インバーター:搭載
センサー:布量
簡易乾燥:対応    
風呂水ポンプ:付属

 Pretteシリーズと、Prette plusシリーズは、アクアの全自動洗濯機の上位モデルです。 

 両シリーズの機能面の違いは、「超音波洗浄」の有無だけなので、同時に紹介します。

 202012301432.jpg

 洗濯容量は、、8kg用から14kg用が発売されています。

 14kgというのは珍しいですが、毛布5枚までOKです。

 寮や部活などでは結構活躍するかもしれません。

 それに応じて使用水量は多いですが、2回洗濯になるよりも光熱費はだいぶ抑えられます。

 使用する水量は、8kgモデルの場合で、90Lです。

 大容量モデル以外は、他社水準に節水です。 

 一方、節水性を重視した機種は、先述のように「糸くず残り」が問題があります。

 本機については、2個の「糸くずフィルター」にして、解決を図っていると思われます。ただ、メンテも2倍とは言えます。

 消費電力量は、8kgモデルで、58Whです。

 節電性は高めです。

 なお、超音波洗浄が付くモデルの方が、わずかに消費電力量が良い(2Wh前後)ですが、電気代の面では有意差とはいえません。洗濯にかかる時間も同じです。

 202012301434.jpg

 洗浄力の点では、下位機種の3Dパワフル洗浄は踏襲します。

 その上で、スピンバブル洗浄(旧名:パワフル泡洗浄)が加わります。他社にもありましたが、給水経路の工夫で、泡だった洗剤を初期投入する仕組みです。

 一方、他社上位機と比べると、(強力な)シャワーによる洗剤のかくはん機能は未搭載なので、この部分で少しを感じます。

 インバーター式モーターに加えて、「水流・泡量・シャワー」の3点を備えるのが高級機の「トレンド」なので。

 パルセーターの工夫だけで、洗剤の下部たまり問題が解決できている可能性はありますが、その面での言及はないです。

 202012301455.jpg

 一方、上位のPrette plusシリーズは、超音波洗浄機能が付属です。

 これは、エリソデ用のプレウォッシュ機能です。

 洗剤液を自動で付けてから、超音波が出るように、自動化した点が新しいです。

 一方、洗剤を通す構造なので、(たまに)外してのお手入れが必要ですが実際、効果的でしょう。

 センサーは、布量検知センサーの記述しかありません。

 202207231105.jpg

 ステンレス槽は、採用です。

 とくに、12kg以上のモデルは、「底までステンレス」です。

 今回の記事では「ステンレス槽」で一括りにしています。

 ただ、相当格安な機種の場合、側面の張り地の質でも差がある例は過去にもありました。

 今後は「底までステンレス」など、利用状況の表示は、「ワンポイント」としてトレンド化するかもしれません。

 簡易乾燥は、本機も対応です(風乾燥機能)。


202012301459.jpg

 洗剤の自動投入は、搭載です。

 奥側に投入口があり、洗剤(800ml)、柔軟剤(780ml)がが入ります。

 量は3段階で調整でき、切れかけになるとランプで知らせてくれます。

 202207231110.jpg

 ただ、ケースを外して洗えないので、洗剤が空に近い段階になった際に、「洗浄機能」を利用して、掃除することになります。

 2-3ヶ月ごとなので問題はないのですが、何らかの状況で、詰まりが生じた場合(日立異なり)、自己解決がしにくい点はあります。

 この部分については、2022年機からは、異物混入防止のフィルタが新形状になるなど、解決に向かう対策は強化されました。

 ただ、液体洗浄は種類や温度によって、ゼリー状に固化することがありますし、できれば、取り外せるタンク式など、もう少しシンプルな経路の方が安心感があると言えばそうです。

 なお、慎重を期す他メーカーは、(粘性などで)使えない洗剤などのデータまで公開する場合もあります。

---

 以上、アクアAQW-GVXシリーズの紹介でした。

 自動洗浄機と超音波洗浄機能という「目玉」があるため、売り方によっては人気が出そうに思え、実際優秀だと思います。

 ただ、上で記したような「課題」もありそうです。今年は洗剤の自動投入の部分の改良があったので、問題点のいくつかは潰しているでしょうし、(洗剤が固化しない程度に)普通の頻度使うならば、他社同様、問題ないと思います。

 ただ、過酷な環境(屋外や、熱が籠もる場所)に設置する場合は、検討は必要です。洗濯機は(乾燥部分もそうですが)できるだけシンプルな構造の方が、トラブルフリーになる部分で、個人的に安心感があります。

2-4・Maxzenの全自動洗濯機の比較

 202107101531.jpg

 最後に、マクスゼンの全自動洗濯機の比較です。

 maxzenは、総合通販メーカーであるPREMOAで有名な日本の通販会社のPB製品です。海外提携工場で組み立てた製品を、自社で売っています。


  202006201512.jpg

 【2019年1月発売】【7kg】

 45・maxzen JW70WP01WH
  ¥29,980 Amazon.co.jp (11/5執筆時)

洗濯容量:9kg
使用水量: 130L
標準電力量:不明
騒音値:
ステンレス槽:
インバーター:
センサー:
簡易乾燥:
風呂水ポンプ:

 【2020年4月発売】【8kg】

 46・maxzen JW80WP01WH
  ¥50,980 Amazon.co.jp (11/5執筆時)

洗濯容量:9kg
使用水量: 108L
標準電力量:不明
騒音値:
ステンレス槽:
インバーター:搭載
センサー:
簡易乾燥:  
風呂水ポンプ:付属

 【2020年6月発売】【9kg】

 47・maxzen JW90WP01WH
  ¥51,980 Amazon.co.jp (11/5執筆時)

洗濯容量:9kg
使用水量: 109L
標準電力量:不明
騒音値:
ステンレス槽:
インバーター:搭載
センサー:
簡易乾燥:  
風呂水ポンプ:付属

 これらの製品は、maxzenの販売する全自動洗濯機です。

  202006201524.jpg

 洗濯容量は、7kg用から9kg用が発売されています。

 ただし、7kgだけはシリーズが異なり、インバーターモーター不採用なので、静音性や消費電力・水道代などの面で、だいぶ劣ります。選ばない方が良いでしょう。

 8kg以上は、他社同様に、インバーターモーターですから安心です。

 ということで、以下は、8kg以上の説明にになります。

 使用する水量は、8kgモデルの場合で、108Lです。

 それなりに節水ですが、インバーター機ですし、布量検知センサーもある点では、問題ない水準でしょう。

 消費電力量は、非公開です。

 この部分は、洗濯機として相当な問題点です。

 202006201530.jpg

 洗浄力の点では、パルセーターを含めて、特段の工夫はないです。

 センサーは、非搭載です。

 したがって、布量に合わせた、自動運転はできません。

 水量を自分で設定したら、あとは、決められた規格通りに動くだけです。

 ステンレス槽は、注意点です。

 上図の様に、使用部分が少なく、「コスト削減タイプ」です。

 プラスチックの部分も抗菌仕様でないため、ステンレス槽と言えるかは微妙です。

 簡易乾燥は、非対応です。

 実際、抗菌仕様ではないので、搭載は無理でしょう。

---

 以上、maxzen小型洗濯機の紹介でした。

 導入時には家計に優しい機種でしょう。

 ただ、消費電力量が不明なほか、出張修理に対応するか不確実(6kg以内の洗濯機は郵送修理との記述)です。これらの点で、ややオススメしにくいと言えばそうです。

2-5・サンコーの全自動洗濯機の比較

 202211051319.jpg

 続いて、日本のサンコーです。

 秋葉原の「レアものショップ」で有名な老舗企業で、他社が出さないユニークな家電をだすのを信条にします。Maxzenと同じで商品企画のみのファブレス生産です。


 202211051320.jpg

 【16kg】LARWASSGY

 48・サンコー デラックスランドリー16kg
  ¥98,000 楽天市場 (11/5執筆時)

洗濯容量:16kg
使用水量: 360L
標準電力量:79Wh (50/60Hz)
騒音値:36/38db
ステンレス槽:あり
インバーター:
センサー:
簡易乾燥:
風呂水ポンプ:

 サンコー デラックスランドリー16kg LARWASSGYは、サンコーの販売する洗濯機です。

 202211051326.jpg

 洗濯容量は、16kgです。

 先述のように「他社にないモノ」を出す企業ですが、こちらは洗濯量がそれに値します。

 実際、家庭用で見た記憶はないです。

 設置サイズは、幅680× 高さ1120× 奥行690mmです。

 乾燥機付きの縦型12kgクラスとほぼ同様す。大きい防水パンならば設置可能でしょう。

 202211041329.jpg

 使用する水量は、360Lです。

 本機の場合、家庭用の8kgサイズに対して「ほぼ2倍」の量の洗濯が可能です。ただ、使用水量は、少なく言っても「ほぼ3倍」です。

 先述のように、乾燥を伴わない洗濯機の場合、水道代のが高いので、ここは注意点です。

 202211051340.jpg  

 ただ、洗濯量によって水位レベルは10段階に調整できます。

 サイズ感からして毎回これだけ使うわけでないでしょうから、問題ないといえばそうです。

 センサーは、布量センサーなどは未搭載です(水位センサーのみ)。

 そのため、逆に言えば、水位を自分で選ばないと、適切に洗ってくれない機種です。

 値段からすると、ここは残念です。実際的には、多めの水を使ってしまうでしょう。

 消費電力量は、不明です。

 ただ、標準運転時間から考えると、おそらく150Wh強かと思います。

 202211051338.jpg

 洗浄力の点では、特段の説明はないです。

 ただ、これだけの水量で洗うのですから、あまり問題ないといえばそうです。

 インバーター式モーターは、説明がないです。

 消費電力量の開示もないので推定もできませんが、おそらく不採用です。

 ステンレス槽は、採用です。

 簡易乾燥は、本機は風乾燥は対応できません。

 静音性も、不明です。

 実際、サイズ感からすると、ここが一番気になるところですので、残念です。 

---

 以上、サンコー デラックスランドリー16kgの紹介でした。

 洗濯機の機能面や省エネ面は、格安機相当です。特にセンサーが未搭載で、自動運転ができないのは、「20世紀の仕様」です。

 ただ、これは捉えようであり、学校の部活用、会社の制服クリーニング用など、光熱費を「考えなくても良い」といえる場所で、ガンガン洗うならば良いとも思えます。

 使用水量と本体の自重と洗濯物の重さで200kg弱の重さなので、それが問題ない環境ならばOKです。

 1年保証以降の保守がどうなるのかが、(出張修理網を含めて)イマイチ分からないので、事前に聞く方が良いと思います。

次回につづく!
全自動洗濯機のおすすめ機種は結論的にこれ! 

 というわけで、今回は、タテ型の洗濯機を紹介してきました。

 しかし、記事は、もうすこしだけ、続きます。

 201808091719.jpg 

1・全自動洗濯機の比較 (1)
 1-1:日立〈日本〉
 1-2:シャープ〈日本〉
 1-3:パナソニック〈日本〉
2・全自動洗濯機の比較 (2)
 2-1:東芝〈日本〉
 2-2:ハイアール〈中国〉
 2-3:アクア〈日本〉
 2-4:Maxzen〈日本〉
3・全自動洗濯機の比較 (3)
 3-1:アイリスオーヤマ〈日本〉
 3-2:ハイセンス〈日本〉
 3-2:最終的な「おすすめ」機種の提案

洗浄力の強さ ★★★★★
カビ対策   ★★★★★
光熱費の安さ ★★★★★
静音性    ★★★★★
使いやすさ   ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 続く3回目記事こちら)は、アイリスオーヤマの洗濯機を追加でみていきます。

 その上で、全体の「結論」として改めて、予算別・目的別に「Atlasのおすすめ機種!」を提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 3回目記事は→こちら

posted by Atlas at 14:08 | 生活家電

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