1回目記事からの続きです→こちら
【2016年発売】
【3.5L】(赤と黒)
31・ワンダーシェフ オースプラス RD 670045
32・ワンダーシェフ オースプラス BK 670014
¥27,279 楽天市場 (7/11執筆時)
【5L】(赤と黒)
33・ワンダーシェフ オースプラス RD 2197-096
34・ワンダーシェフ オースプラス BK 2197-087
¥29,800 楽天市場 (7/11執筆時)
調圧方式:おもり式(上級者向け)
鍋の材質:ステンレス
圧力の最大値:140, 80kpa
低圧調理:
タイマー:
蒸し台:付属(蒸しす形式)
重さ:2.8kg(3.5L) 2.9kg(5L)
オースプラは、ワンダーシェフが発売するもうひとつの圧力なべです。
デザイン自体はドイツでなされた製品です。
本体サイズは、3.5Lの片手鍋タイプと、5Lの両手鍋タイプに分かれています。
重さは、3.5Lで2.8kgです。
同社の「魔法のクイック料理」より重めですが、主には上ぶた部分が本格的な仕様だからでしょう。使い辛いわけではないです。
鍋の材質は、同じステンレスです。
底面の焦げ付きにくさの工夫も同じです。
かけられる圧力は 、本機も2段階です。
超高圧の140kpa(2.38気圧/126度)と、高圧の約80kpaの高圧です。
本機の場合、選択の幅はあくまで「高圧」「超高圧」なので、低圧で野菜の栄養素を残すような使い方は不可能です。
調圧方式は、おもり式です。
調圧は、レバーで合わせて行う方式です。
本体の開けしめ構造は、プッシュボタン式です。
T-Falのクリプソシリーズ並の手軽さです。ワンダーシェフの下位機種よりもだいぶ改善しました。
安全性の面は、下位機種よりも安全性能が増しています。
複数の安全弁を配置するなど、設計的にも防衛構造はより高度になっています。超高圧の出せる機種ですから、この部分は重要視してしすぎることはないでしょう。
ただし、引き続き、蒸気は出やすい構造です。
お手入れは、パーツとしては、以上のような感じです。
洗うべき場所は多めで、こちらも、掃除ピンによる細部の掃除が必要な形式です。
レシピ集は、浜田陽子さんのレシピ集など全部で84のレシピが閲覧可能です。
ドイツ製だけにドイツ料理のレシピも(4つですが)載っています。
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以上、ワンダーシェフのオースプラスの紹介でした。
超高圧に対応しつつ、圧力を可変できる製品です。
超高圧では、相当の時短・省エネ効果が望めるほか、超高圧では料理ができない料理に広く使える点が評価できるでしょう。
ドイツのデザインで、外観も格好良いため、キッチン映えもしそうな上級機です。
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このほか、ワンダーシェフは、以下のような製品を展開します。
順番にみておきます。
【2019年発売】
【3L】
35・ワンダーシェフ カルーナ 640734
¥8,800 楽天市場 (7/11執筆時)
調圧方式:おもり式(上級者向け)
鍋の材質:ステンレス
圧力の最大値: 80kpa
低圧調理:
圧力切替:
タイマー:
蒸し台:
重さ:1.6kg(3L)
第1に、カルーナです。
大阪のワンダーシェフが展開する圧力鍋です。
本体サイズは、3Lの両手鍋タイプのみの展開です。
一方、この製品は「一点突破型」の個性があり、それは本体の軽さです。
重量は、3Lクラスで、1.6kgです。
1-2人前用の小型3Lサイズ(満水容量として2L)ながら、おそらく「業界最軽量」です。
鍋の素材も、軽いが蓄熱性が問題となるアルミではなく、スタンダードなステンレスでこの軽さです。
鍋底にはアルミも併用ですが、これは、先述のように、焦げ付き防止のための工夫です。
かけられる圧力は、高圧の80kPaのみです。
調圧方式は、こちらもおもり式です。
お手入れは、一方、調圧できない方式ですが、安全装備は、「ワンダーシェフ」と同等なので、部品点数としては多めとは言えます。
掃除ピンもしたがって付属します。
本体の開けしめ構造は、こちらもハンドルロック式です。
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結論的にいえば、中・上級者で、軽さを重視して選ぶ場合、候補になります。
一方、レシピ集や蒸し器は付属しない点で、どちらかと言えば、中級者よりの製品でしょう。例えば、慣れた方が、老後の二人世帯で利用するといったことが想定されるでしょう。
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【2022年発売】
【3L:片手鍋】630643
36・ワンダーシェフ フルーム 片手鍋 YCSA30F
¥7,729 楽天市場 (7/11執筆時)
【4L:片手鍋】630650
37・ワンダーシェフ フルーム 片手鍋 YCSA40F
¥12,382 楽天市場 (7/11執筆時)
【5.5L:両手鍋】630667 630827 (2機は同じ性能)
38・ワンダーシェフ フルーム 片手鍋 YCSA55F
38・ワンダーシェフ フルーム 片手鍋 YCSA55F
¥15,408 楽天市場 (7/11執筆時)
調圧方式:おもり式(中級者向け)
鍋の材質:ステンレス
圧力の最大値:40 80kpa
低圧調理:対応
圧力切替:
蒸し台:
重さ:1.8kg(3L) 2.0kg(4L) 3.0kg(5.5L)
第2に、フルームです。
本体サイズは、3種類です。
両手鍋タイプを除けば軽量です。
鍋の素材も、こちらもステンレスです。
低層の構造を含めて同社の他機と同じです。
かけられる圧力は、低圧の40kPaと、標準圧の80kPaのみです。
高圧は出せません。しかし、高圧対応だと、メンテ性などなにかと面倒な要素が増える点で言えば、甲乙はあります。
お手入れは、掃除ピンは付属ですが、洗浄点数は、(圧の関係もあり)バルブ式の安全装置がない点で少し少ないと言えます。
本体の開けしめ構造は、片手鍋はハンドルロック式です。
両手鍋モデルは、ただ、開閉スイッチ方式で、開けしめは簡単です。
レシピ集は、こちらも浜田陽子さんのメニューです。
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結論的にいえば、上級者向けが多いワンダーシェフの製品では、メンテ部分を含めて、ターゲット層が中級者向けと言える製品かと思います。
調圧できる部分を含めて、T-Falのセキュアなどがライバルでしょう。ただ、それと比べて、若干販売価格は高めかなと思います。
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【2022年発売】
【3L:片手鍋】630384
39・ワンダーシェフ エリコム 片手鍋 YCSA30EW
¥7,480 楽天市場 (7/11執筆時)
【4L:片手鍋】630391
40・ワンダーシェフ エリコム 片手鍋 YCSA30EW
¥8,980 楽天市場 (7/11執筆時)
【5.5L:両手鍋】630407
41・ワンダーシェフ エリコム片手鍋 YCSA30EW
¥12,000 楽天市場 (7/11執筆時)
調圧方式:おもり式(中級者向け)
鍋の材質:ステンレス
圧力の最大値:40 80kpa
低圧調理:対応
圧力切替:
蒸し台:
重さ:1.8kg(3L) 2.0kg(4L) 3.0kg(5.5L)
第3に、エリコムです。
こちらは、1つ上で見たフルームと、パーツの色以外は同じ製品です。
どちらも、カタログギフト系のお店で多く展開されているので、引き出物向けかなとおもいます。圧力に「加減」があるのも、その関係かなと思います。
2-1・ビタクラフトαの比較
つづいて、米国のビタクラフトからです。
ビタクラフトは、米国の老舗の鍋メーカーです。
「ビタ」は「ビタミン」を表します。調理において栄養素を逃がさないと言うことを大事にしているメーカーです。
鍋が有名ですが、「αシリーズ」という圧力鍋も出しています。
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引き続き、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【2013年発売】
【2.5L】
42・ ビタクラフト スーパー圧力鍋α 2.5L 0622
¥25,902 楽天市場 (7/11執筆時)
【3.5L】
43・ビタクラフト スーパー圧力鍋α 3.5L 0623
¥28,843 楽天市場 (7/11執筆時)
調圧方式:スプリング式(中級者向け)
鍋の材質:ステンレス合金(5層)
圧力の最大値:85, 50kpa
低圧調理:対応
タイマー:
蒸し台:付属 (蒸しす)
重さ:2.2kg(3.5L) 2.7kg(4.5L)
スーパー圧力鍋αは、ビタクラフトの販売する圧力鍋です。
本体サイズは、現在的には2サイズです。
他のサイズは販売終了です。
鍋の素材は、「売り」の部分です。
表面はステンレス、内部は合金の全面五層構造です。
アルミとの合金で5層ですが、蓄熱性と速暖性双方を高めるための工夫です。
他社のステンレス製品に比べて熱の通りが速く、実際の調理に入るまでの時間が短い点が人気です。
また、ベイパーシール(水蒸気の膜)で、構造食材自身の油を利用した、無油調理にも対応できます。
かけられる圧力は、本機も2段階です。
ビタミンを逃さない低圧(50kpa)と、高圧(85kpa)です。
(時短効果は劣るが)野菜などのビタミンを残せると言う点で有利といえる、「しっかり低圧」と、平均より高めの高圧を両方使える圧力鍋は意外と選択肢がなく、割と貴重です。
調圧方式は、フィスラーと同じスプリング式です。
密閉型なので、蒸気や騒音がないタイプです。
センタースプリングの作用で、圧力表示ピンが上下し、それを参考に火加減をみる方式です。
ただ、圧力表示は、フィスラーに比べてやや見にくいのが難点です。
切替レバーはなく、火加減と目盛のみで、圧をみることになります。
基本的に中級者以上に向きます。
本体の開けしめ構造は、スライドロック式です。
ふたを回して、カチッと音がすれば、ロックがわかる方式です。回すのにコツが必要ですが、馴れの部分はあります。
安全性の面でも、蒸気があまり出ない密閉式の圧力鍋です。
また、T-Fal同様に「5つの多重防護策」があり、価格相応に充実します。
お手入れは、スプリング式は手軽です。
普段はセーフティカバーと ゴムパッキンのみですので。
センターバルブ3-4回に1回の掃除推奨ですが、フィスラーと同じで分解掃除することができる清潔タイプです。
ただ、フィスラー社の圧力鍋(ビタクイック)と異なり、こちらは、分解にドライバーが必要です。掃除できないよりもできた方が良いですが、その点は面倒です。
レシピ集は、一方で、オンラインを含めて見あたりません。
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以上、ビタクラフトのスーパー圧力鍋αの紹介でした。
フィスラーと同方式で、作動圧力も似ているため、そちらがライバルでしょう。
値段にもよりますが、若干、高圧だせる仕様である点で本機の方が「本格的」ですが、調圧の面で、目盛が見にくいのが、逆にネックに思えます。
7・WWFの圧力鍋の比較
最後に、ドイツののWWFの圧力鍋を紹介します。
ヴェーエムエフと発音します。
【2022年発売】
【2.5L】
44・WMF パーフェクトプラス W0793096440
¥30,000 楽天市場 (7/11執筆時)
【4.5L】
45・WMF パーフェクトプラス W0793126440
¥54,450 楽天市場 (7/11執筆時)
【6.5L】
46・WMF パーフェクトプラス W0793136440
¥25,000 楽天市場 (7/11執筆時)
調圧方式:スプリング式(中級者向け)
鍋の材質:ステンレス
圧力の最大値:91, 45kpa
低圧調理:
タイマー:
蒸し台:付属
重さ:3kg(4.5L) 3.5kg(6L)
パーフェクトプラスは、ドイツのヴェーエムエフの販売する圧力なべです。
WWFは、ティファールも輸入するグループセブジャパンが取り扱うブランドですが、価格帯としては「プロ向き」です。
2022年に型番変更があり、サイズのラインナップが整理されました。
本体サイズは、4種類です。
外装は、味に影響を与えにくい18-10ステンレスを採用するほか、ハンドルの成形を含めて、値段相応の高級感があります。
なお、ハンドルがワンタッチで着脱でき、お手入れしやすいのも本機の良い部分です。
鍋の素材は、ステンレスです。
底面はアルミ層があり、焦げ付きに配慮があるのは、他社同様です。
重さは、一方、4.5Lモデルで、3kgです。
フィスラーと同じで、若干重さはあるのですが、職人の国ドイツを感じる質実剛健な外観です。
かけられる圧力は、2段階です。
温度(119度 110度)から換算ですが、高圧(91kpa)と低圧(45kpa)です。
超高圧はだせないですが、同方式のフィスラーよりやや高圧が出せます。
1つ上で見た、ビタクイックがこの点で言えば「ライバル」になるでしょう。
調圧方式は、こちらも、スプリング式です。
フィスラーの下位機や、ビタクイックと同じで、火加減でリングの目盛り線をみながら行う仕組みです。
低圧と高圧を切り替えるレバーはないものの、ビタクイックに比べると、目盛は見やすいので、調整は問題ないでしょう。
本体の開けしめ構造は、ハンドルを回して開け閉めするハンドルロック式です。
また、ハンドル下部にレバーがあり、ひくことで開閉が簡単にできます。
加圧前の調味料の入れ忘れなどに効果的です。
一方、自然減圧・水冷減圧ほか、本機はこの機構を利用した急速減圧も提案されます。
水かさがない料理に限りますが、OPEN→Lock→OPENとすることで、意図的に「蒸気抜け」させる感じです。
安全性は、本機もハンドルロックをしないと圧力がかからない構造です。
スチームの出口にも配慮がありますし、スプリング式は蒸気自体もあまり出ないため、静音性も高いです。
お手入れは、一方、スプリング式ですので基本的には楽です。ハンドルも外せます。
ただ、本機は、バルブの分解ができないので、流水で処理できないほど詰まった場合、(別に用意した)掃除ピンでの清掃は必要です。
レシピ集は、こちらも付属します。
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以上、WMFのパーフェクトプラスの紹介でした。
同じくドイツのフィスラーと同じほどの値段ですが、加圧中の温度を考えると、「ビタミンを壊さない」ことを重視する米国の「ビタクラフト」がライバルでしょう。
そちらのほうが、鍋自体の工夫は高く、メンテ性も少し良いと言えそうですが、調圧については、若干こちらが楽かなと思います。
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【2022年発売】
【2.5L】
47・WMF パーフェクトS W0792596349
¥36,300 楽天市場 (7/11執筆時)
【4.5L】
48・WMF パーフェクトS W0792626349
¥36,300 楽天市場 (7/11執筆時)
調圧方式:スプリング式(中級者向け)
鍋の材質:ステンレス
圧力の最大値:91, 45kpa
低圧調理:
加圧調整:スプリング式
蒸し台:
重さ:1.9kg(2.5L) 2.8kg(4.5L)
一方、パーフェクト S 圧力鍋は、やや値段を加減した廉価版です。
機能性・安全性は「パーフェクトプラス」と同じです。
本体のステンレス素材も同じ(Cromargan)ですので、やはり同じです。
違いは、ハンドルの形状がエルゴノミクス形状でない点、蒸し台と三脚がない点の2つです。
あとは、レシピ集が省略になり、小冊子のみの添付になるだけです
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結論的にいえば、値段差もあるので、純正の蒸し台が不要ならば、現在的には、こちらも選択肢にできると言えます。
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【2023年発売】
【4.5L】
49・WMF フュージョンテック W0516235290
¥53,350 楽天市場 (7/11執筆時)
調圧方式:スプリング式(中級者向け)
鍋の材質:ほうろう用鋼板
圧力の最大値:91, 45kpa
低圧調理:
タイマー:
蒸し台:付属
重さ:3.75kg(4.5L)
逆に「ちょい高級」な新作として登場したのが、フュージョンテック圧力鍋 4.5L PLです。
こちらは、本体の鍋部分が、ほうろう用鋼板との表記です。
より正確には、鋼板部分に、遠赤効果がある天然鉱石(ガラス・セラミック類)を融合という記述です。
ようするに、鋼板ホーロー鍋ということでしょう。鋳物ホーローではないです。
この際の鉱石素材名が「フュージョンテック」で、それが鍋自体の名前になっています。
ホーロー自体の熱伝導性(遠赤効果)は、【ブランド別鍋の比較記事】でみたルクルーゼ(ココット)などを含めて、説明の必要はないでしょう。
煮込み用の鍋ではない、圧力鍋として使った場合、ステンレス鋼に比べて、食材の表面火力の向上(遠赤効果)で仕上がりに差が出るかのは、正直、Atlasには「分からない」です。
しかし、圧力鍋に一般的に使われるステンレス鋼は、一度温まった後の蓄熱性は優秀な一方で、熱伝導性は皆無です。
その部分が良いホーロー素材の利用で、素早く熱が回り、加熱ムラが生じにくいという効果は、圧力鍋でも期待しても良いかなとは思います。
もっとも、圧力鍋は、じっくり煮込むような調理器具ではないですし、調理中は超高温なわけですから、ホーローを利用するのは、調理面での費用対効果は悪いようには思えます。
高級品だけに、少しでも効果が高まればOKみたいなところは感じます。
しかし、ホーロー利用が、完全に無意味とも思いません。
ホーロー素材は、なべ内部がこびり付きにくい、あるいはこびり付きがとりやすい性質があるからです。
調理内容によっては、失敗が減りますし、後片付けの部分で特に効果があるように思います。
圧力鍋は、1回目記事の冒頭で書いたような理由、あるいは、健康面についての懸念もあってか、フッ素加工(テフロン)自体少ないです。
その点で、内部のホーロー加工はわりと「あり」に思えます。
耐久性もある素材ですので、経年変化で劣化することも少ないでしょう。
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結論的にいえば、調理(味)に対する効果は「格段のプラス」とはあまり感じません。しかし、メンテ面は、割と意味があるように思いました。
完全にメンテフリーになるわけでもないですが、ここに期待する場合は、選んでもOKでしょう。圧力鍋としての基本的な部分は、WWFはしっかりしていて、疑いはないです。
2-3・アイリスオーヤマの圧力鍋の比較
続いて、アイリスオーヤマの圧力鍋です。
日本の家電メーカーですが、電気式に続いて、アナログな圧力鍋にも参入しました。
【2020年発売】
【3L】(両手鍋)
50・アイリスオーヤマ RAN-3L
¥8,018 Amazon.co.jp (7/11執筆時)
【5L】(両手鍋)
51・アイリスオーヤマ RAN-5L
¥9,232 Amazon.co.jp (7/11執筆時)
【3L・5Lセット】(両手鍋)
52・アイリスオーヤマ RAN-SE5
¥12,812 Amazon.co.jp (7/11執筆時)
調圧方式:スプリング式(中級者向け)
鍋の材質:ステンレス
圧力の最大値:60, 100kpa
低圧調理:
圧力切替:火加減式
タイマー:
蒸し台:付属
重さ:4.55kg(3L) 4.55kg(5L)
RAN-3L と、RAN-5L アイリスオーヤマの販売する圧力鍋です。
本体サイズは、2種類の展開です。
セットモデルは、フタ部分は共通ですが、鍋が2種類付属です。
重さは、3Lで4.55kg、5Lで4.55kgです。
表記どおりならば、かなり重めです。
鍋の材質は、ステンレスです。
他社の多くと同じでしっかり、18-8 ステンレスです。
ただ、底面にアルミ層の表記はなく、焦げ付き対策はないと言えます。
かけられる圧力は、2種類です。
中圧の60kPaと、はっきりと高圧な100kPaです。
どちらかと言うと、高圧側に使用を振っている製品です。
肉などの調理の「時短面」で強めでしょう。
一方、とくに荷崩れしやすい魚などは馴れは必要という機種です。
調圧方式は、スプリング式です。
ダイヤル調整はないですが、フィルター下位機などのように、火加減を白線に合わせることで、二種の作動圧力を出せます。
この方式は、先述のように、静音性と蒸気漏れが少なく、快適な部分があります。
本体の開けしめ構造は、スイッチ式ですので簡単です。
安全性の面でも、密閉式で、ロックピンでの密閉ほか、ダイヤル(圧力調整おもり)で余分な圧力を逃がす構造、さらに、非常時にスキマから圧を逃がすパッキン構造とい多重の工夫があります。
お手入れは、スプリング式ですし、特段面倒ではないです。
レシピ集は、付属です。
60のレシピが掲載です。
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以上、アイリスオーヤマの圧力鍋の紹介でした。
鍋の品質に値段を感じなくもないですが、安全性と調圧の部分はしっかりしています。
とくに、ある程度の高圧で、肉調理などの「時短効果」に重きを置きたい場合は、同じような価格帯で、ライバルとも言えるT-Falのセキュアネオより、こちらが良い部分があります。
逆に、荷崩れしやすい魚などは、すこし不得手ですから、慣れが必要に思えます。
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【2020年発売】
【3L】(片手鍋)
53・ アイリスオーヤマ KAR-3L
¥4,734 Amazon.co.jp (7/11執筆時)
【3L】(片手鍋・ふた・蒸し台)
54・ アイリスオーヤマ KAR-3LS
¥5,541 楽天市場 (7/11執筆時)
【5L】(片手鍋)
55・アイリスオーヤマ KAR-5L
¥5,480 Amazon.co.jp (7/11執筆時)
調圧方式:おもり式(中級者向け)
鍋の材質:ステンレス
圧力の最大値:60, 100kpa
低圧調理:
タイマー:
蒸し台:付属あり
重さ:2.1kg(3L) 2.4kg(5L)
なお、同じ圧力で、先行して販売があったのが、以上のモデルです。
下位機種になります。
すべて片手鍋のタイプです。
調圧方式は、ただ、こちらは全ておもり式です。
本編で書いたように、おもり式はおもり式で良い部分はありますが、この値段ならば、パール金属など、同方式の専門メーカーの製品が買える部分で言えば、競争力があるのは、先ほどの上位機といえます。
2-4・マイヤーの圧力鍋の比較
続いて、アメリカのマイヤーです。
高品質な調理器具メーカーとして、世界的にも有名です。
圧力鍋では、他社に比べて、ユニークな製品の展開がなされます。
【2022年発売】
【2.5L】
56・マイヤー 低圧力鍋 KAT-2.5BK
57・マイヤー 低圧力鍋 KAT-2.5RD
¥21,781 楽天市場 (7/11執筆時)
【4L】(黒は終売)
58・マイヤー 低圧力鍋 KAT-4.0RD
¥27,392 楽天市場 (7/11執筆時)
調圧方式:ガラスふた式(超初心者向け)
鍋の材質: 鋳鉄
圧力の最大値:2kPa
低圧調理:
タイマー:
蒸し台:
重さ:2.51kg(4L)
マイヤー クイッカークッキングは、Meyerの販売する圧力鍋です。
「低圧力鍋」というカテゴリーで売られている同社の家庭向き製品です。
本体サイズは、2種類の展開です。
いずれも両手鍋です。
かけられる圧力は、一方、本機については、注意点となります。
メーカーによると2kPaですので、基本的に沸騰温度(100度)を維持しやすいという部分の工夫です。
「電気炊飯器の上位モデルと同じぐらい」とあるので、20kPaの間違いかと思いましたが、ふたはガラスですし、そうではないようです。
「低圧だから難しくない」というコンセプトで、実際、(圧力鍋の範疇に入るかはともかく)安全面を含めて、そのように言えます。
本体の開けしめ構造は、高圧がかからないので普通の鍋と同じです。
調理途中でふたを開けても問題ない仕様です。
安全性の面では、先述のように、問題ありません。
むしろ、この部分が強調できる機種です。
お手入れについても、特段面倒ではないです。
レシピ集は、確認できません。
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以上、マイヤー クイッカークッキングの紹介でした。
今回の比較の主旨からは少し外れ気味の製品です。
ただ、煮物ほか、普段の総菜を準備に手間取らず、「鍋を使う感覚」で時短できる点は評価できそうな製品です。
【2018年発売】
【4L】
59・マイヤー 超高圧力鍋 YR-PC4.0
¥24,400 Amazon.co.jp (7/11執筆時)
【5.5L】
60・マイヤー 超高圧力鍋 YR-PC5.0
¥24,500 Amazon.co.jp (7/11執筆時)
調圧方式:おもり式(上級者向け)
鍋の材質:ステンレス
圧力の最大値:140kpa 80kPa
低圧調理:
タイマー:
蒸し台:
重さ:2.93kg(4L)
マイヤー ハイプレッシャークッカーも、Meyerの販売する圧力鍋です。
先ほど書いた機種とは、完全に逆のコンセプトで「 超高圧力鍋」です。
本体サイズは、2種類の展開です。
いずれも両手鍋です。
鍋の材質は、スタンダードなステンレスです。
そこはアルミ層はないですが、そこだけ、18クロムステンレスで、厚めのはり底にしています。やはり、焦げ付き対策でしょう。
かけられる圧力は、140kpa(2.38気圧/126度)の1段階です。
「超高圧」のみの対応ですので、荷崩れしたら困るものでの利用は想定しません。
先述のように、法的に作動圧力は、150kPaで止めないといけないので、この圧になります。
一方、標準以下の圧力は使えないので、本機については、肉や汁物など、崩れても問題ないような料理専用です。
調圧方式は、おもり式(圧力調整バルブ)です。
蒸気が噴き出し、音もするタイプです。
超高圧機ですし、圧力調整バルブから蒸気は多く出るでしょう。
開けしめ構造は、一オープンクローズドボタンを押すだけで、簡単です。
超高圧機は、この部分で面倒な場合がありますが、この部分の配慮は「上級」です。
安全性の面では、超高圧機は気を使う必要があります。
本機は、圧力調整バルブほか、内圧が異常上昇した際に内圧を下げるレッドセーフティバルブが別にあるほか、それらが機能しない場合パッキンを押しだして圧を逃がすセーフティウィンドウと、多重の工夫があります。
もちろん、加圧中は開かない構造です。
お手入れは、内装は割とシンプルです。
バルブカバーを外し洗いし、あとはパッキンの手入れをするほどです。
レシピ集は、付属です。
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以上、マイヤー ハイプレッシャークッカーの紹介でした。
ワンダーシェフの「オースプラス」あたりがライバルになります。
比較する場合、調圧できない部分が負けている部分ですが、鍋自体の高級感はマイヤーが上に思えます。
安全面は互角でしょう。
今回の結論
圧力鍋のおすすめは結論的にこれ!
1・圧力鍋の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:T-Fal〈仏国〉
1-3:パール金属〈日本〉
1-4:フィスラー〈ドイツ〉
1-5:ワンダーシェフ〈日本〉
2・圧力鍋の比較 (2)
2-1:ビタクラフト 〈米国〉
2-2:WWF〈ドイツ〉
2-3:アイリスオーヤマ〈日本〉
2-4:マイヤー〈米国〉
2-5:最終的なおすすめの提案【結論】
というわけで、今回は、各メーカーの圧力鍋について書いてきました。
最後に、売れ筋機種のうちから、Atlasのおすすめ機種をいつものように選定しておきます。
第1に、初めて購入する「圧力鍋」として初心者に最もおすすめできる製品は、
【2017年発売】
【4.5L:両手鍋】(型番:P4620635)
1・T-Fal クリプソ ミニット パーフェクト
¥16,445 Amazon.co.jp (7/11執筆時)
【6L:両手鍋】(型番: P4620735)
2・T-Fal クリプソ ミニット パーフェクト
¥16,632 Amazon.co.jp (7/11執筆時)
調圧方式:おもり式(初心者向け)
鍋の材質:ステンレス
圧力の最大値:65kpa
低圧調理:対応
タイマー:加圧タイマー
蒸し台:付属
重さ:2.25kg(4.5L) 2.35kg(6L)
肉魚の高圧料理 ★★★★☆
野菜の低圧料理 ★★★★☆
安全構造 ★★★★★★
準備の手軽さ ★★★★★
手入れしやすさ ★★★★★
蒸気量と騒音 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
T-falのクリプソ・ミニット・パーフェクトが良いでしょう。
「安全性」と「利便性」を考えた場合、T-Falの鍋は「爆発リスク」が最も低く、加熱タイマー付きで、料理の加圧不足も効果的に防げる点で、最も優れた製品です。
かけられる圧力は、安全性を重視するために低圧の65kpaです。
しかし、この気圧でも115度は出る仕様で、1気圧での加熱に比べて、1/3程度の時短効果と、「圧力鍋を買った意義」を十分に感じられるでしょう。
また、この機種ならば、野菜などのビタミンも残りやすいです、、お肉の調理まで汎用的に使えます。
多少高級ですが、付属のレシピ集も充実していますし、「買ってみたが使わない」という事態はないと思います。
サイズは、基本的には、4Lモデルで良いでしょう。
6Lサイズは、カレー鍋のサイズなので、一般家庭ではかなり大きいです。
4Lでも十分なサイズがあるので、煮込み系の料理、まとめての調理などに全て対応できます。これ以下のサイズだと、できる料理とできない料理ができてしまうと思います。
ただ、大人数家族や、まとめて作りたい場合は、6リットルモデルがオススメです。 なお、いずれの製品も、IHでもガス火でも利用できます。
安全面でも、配慮がなされており初心者の方が安心して利用できる製品といえます。
鍋の品質もふくめて高水準な製品ですから、「迷ったらとりあえずこの機種を買えば後悔しないだろう」と思います。レシピ集も豊富です。
第2に、肉などの時短調理に特化して利用する「料理好き」の方にオススメできるのは、
【2016年発売】
【3.5L】(赤と黒)
31・ワンダーシェフ オースプラス RD 670045
32・ワンダーシェフ オースプラス BK 670014
¥27,279 楽天市場 (7/11執筆時)
【5L】(赤と黒)
33・ワンダーシェフ オースプラス RD 2197-096
34・ワンダーシェフ オースプラス BK 2197-087
¥31,350 楽天市場 (7/11執筆時)
調圧方式:おもり式(上級者向け)
鍋の材質:ステンレス
圧力の最大値:140, 80kpa
低圧調理:
タイマー:
蒸し台:付属(蒸しす形式)
重さ:2.8kg(3.5L) 2.9kg(5L)
肉魚の高圧料理 ★★★★★★
野菜の低圧料理 ★★★☆☆
安全構造 ★★★★★
準備の手軽さ ★★★★☆
手入れしやすさ ★★★★☆
蒸気量と騒音 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★
ワンダーシェフのオースプラスでしょう。
肉や煮込みなどの時短調理に特化して利用されるならば、超高圧(140kpa)の圧力がかけられる機種が良いからです。
同社の下位機種もありますが、開閉構造などは本機の方が洗練されており、選ぶならばこちらだと思います。
一方、先述のマイヤーの製品とどちらかにするか迷いました。
ただ、超高圧ほか、高圧の80kPaを扱えた方が、レシピの幅も拡がりますし、こちらが良いかと思います。
レシピ集も、料理研究家の浜田陽子さんのメニューですし、プラスアルファでしょう。
130度近い温度が出せる機種なので、長時間煮込む料理については「最も光熱費が節約できる圧力鍋」です。
超高圧タイプは、扱いが難しい部分はありますが、安全面で多重の工夫がありますし、中級者ならば問題ありません。
サイズは2種類ですが、大量に作り置きするような場合を除けば、3.5Lで良いでしょう。
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【2020年発売】
【3L】(両手鍋)
50・アイリスオーヤマ RAN-3L
¥8,018 Amazon.co.jp (7/11執筆時)
【5L】(両手鍋)
51・アイリスオーヤマ RAN-5L
¥9,232 Amazon.co.jp (7/11執筆時)
【3L・5Lセット】(両手鍋)
52・アイリスオーヤマ RAN-SE5
¥12,812 Amazon.co.jp (7/11執筆時)
調圧方式:スプリング式(中級者向け)
鍋の材質:ステンレス
圧力の最大値:60, 100kpa
低圧調理:
圧力切替:火加減式
タイマー:
蒸し台:付属
重さ:4.55kg(3L) 4.55kg(5L)
ただし、オースプラスは、手入れの部分が若干複雑で、上級者向けです。
実際、メーカーも「ゆで卵で始めに試してから、じっくり覚えよう」と念を押していましたし。
その部分で言えば、110kPaとある程度高圧が出せつつ、スプリング式とと手軽な、アイリスオーヤマ機は、「とっつきやすさ」で魅力があります。
「時短効果」を得やすい高圧が欲しい方は、一般的にはこちらが候補になります。
第3に、比較的低価格ながら、便利に使えそうな圧力鍋としておすすめできるのは、
【2023年発売】
【3.2L:片手鍋】
9・T-Fal セキュア トレンディ 3.2L P2584000
¥6,980 楽天市場 (7/11執筆時)
【6.2L:片手鍋】
9・T-Fal セキュア トレンディ 6.2L P2580704
¥7,927 楽天市場 (7/11執筆時)
調圧方式:おもり式(中級者向け)
鍋の材質:ステンレス
圧力の最大値:80, 50kpa
低圧調理:対応
タイマー:
蒸し台:付属
重さ:1.96kg(3L) 2.97kg(6L)
肉魚の高圧料理 ★★★★★
野菜の低圧料理 ★★★★★
安全構造 ★★★★★
準備の手軽さ ★★★★☆
手入れしやすさ ★★★★★
蒸気量と騒音 ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
「超高圧」は出せませんが、低圧の50kpaと、高圧の85kpaの2段階で切り替えられるため、格安製品ながら、料理のバリエーションは広がります。
低圧での野菜の栄養素を残した調理のほか、80kpaもあれば、「時短効果」も相当見込める点で、上級者も本体価格以上に満足するでしょう。
安全性の面でも「5つの安全設計」は、同社の上位機同様に備えますし、初心者にも安心です。
ただ、加圧タイマーがないのと、多少高めな圧にはなるので、初心者の方で予算が許すならば、T-Falのクリプソ・ミニット・パーフェクトがよいと思います。
第4に、「高品質」な圧力鍋を「長く大事に」使いたい方に、オススメできるのは、
【2022年発売】
【1.8L:片手鍋】型番:622-212-01-000-A
22・Fissler ビタビット プレミアム
¥38,400 楽天市場 (7/11執筆時)
【2.5L:片手鍋】型番:622-212-02-070
23・Fissler ビタビット プレミアム
¥38,300 楽天市場 (7/11執筆時)
【2.5L:片手鍋】型番:622-212-02-070-A
24・Fissler ビタビット プレミアム
¥35,438 Amazon.co.jp (7/11執筆時)
【3.5L:片手鍋】型番:22-412-03-070-A
25・Fissler ビタビット プレミアム
¥48,510 Amazon.co.jp (7/11執筆時)
【4.5L:片手鍋】型番:622-412-04-070-A
26・Fissler ビタビット プレミアム
¥49,500 Amazon.co.jp (7/11執筆時)
【6L:片手鍋】型番:622-412-06-070-A
27・Fissler ビタビット プレミアム
¥44,880 Amazon.co.jp (7/11執筆時)
【4.5L+2.5Lセット】型番:622-412-11-070-A
28・Fissler ビタビット プレミアム セット
¥67,800 Amazon.co.jp (7/11執筆時)
調圧方式:スプリング式(初心者〜中級者)
鍋の材質:ステンレス
圧力の最大値:45 60 70kpa
低圧調理:対応
タイマー:
蒸し台:付属
重さ:3.1kg(3.5L) 3.2kg(4.5L)
肉魚の高圧料理 ★★★★★
野菜の低圧料理 ★★★★★★
安全構造 ★★★★★★
準備の手軽さ ★★★★★★
手入れしやすさ ★★★★★★
蒸気量と騒音 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
ドイツのフィスラーの上位モデルの「ビタビット プレミアム」をオススメします。
使い勝手の面では、蒸気が少なく、音も静かなスプリング式を採用します。
他社もだし増すが、調圧がダイヤル式である上、圧の目盛も見やすい点で、使い勝手において、上位です。
フタが取り外しやすい点、安全への配慮が行き届いている点で、初心者から中級者まで使える高級機と言えます。
圧力は、魚などに向く低圧の45kPa(110度)と、野菜などの向けの中圧の60kPa(113度)、そして、平均的な75kPa(116度)です。
より高圧が出せる機種はほかにありますが、このあたりの刻みでの3段階のほうが、使い勝手は逆に良いかと思います。
いずれにしても、ドイツのフィスラーは、調理器具好きならば、誰でも知っている「ブランド力」のあるメーカーの圧力鍋です。
外観も美しく、キッチンの「華」となり得る製品だと思います。
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【2023年発売】
【4.5L】
49・WMF フュージョンテック W0516235290
¥53,350 楽天市場 (7/11執筆時)
調圧方式:スプリング式(中級者向け)
鍋の材質:ほうろう用鋼板
圧力の最大値:91, 45kpa
低圧調理:
タイマー:
蒸し台:付属
重さ:3.75kg(4.5L)
一方、「新作」なので評価は保留としますが、鍋がホーロー素材はのWWDのフュージョンテックは、よさげに見えます。
冒頭書いたように、圧力鍋は(水分を残すので)焦げ付きにくいです。そのため、各機ともフッ素加工はなされません。
しかし、炊飯ほか水分量や火加減によっては、焦げ付く事例はあるわけです。
その部分で、ホーロー素材は、(フッ素加工ほどではないにせよ)こびり付きにくいのと、こびり付きが処理しやすいのが、ワンポイントに思えます。
ただ、繰り返し書いてきたように、味(調理)面については、ホーローだから仕上がりが良くなるといえるかは、微妙には思います。
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というわけで、今回は、圧力鍋の紹介でした。
1・圧力鍋の比較
2・電気圧力鍋の比較
3・取ってのとれる鍋の比較
4・フライパンの比較
5・ジューサーの比較
6・スロークッカーの比較
7・肉の筋切り器の比較
なお、今回の記事は、このブログの調理器具特集の「1回目記事」として書きました。
最近人気のある「電気を使って圧力をかける電気圧力鍋」は、別記事となります。高圧モデルもでつつあるので、興味のある方は、「2回目記事」をご覧ください。
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