1回目記事からの続きです→こちら
今回の結論
A3カラープリンタのおすすめは結論的にこの機種!

1・A3インクジェットの比較 (1)
1-1:エプソン〈日本〉
1-2:キヤノン〈日本〉
1-3:ブラザー〈日本〉
2・A3インクジェットの比較 (2)
=最終的なおすすめ機種の提案
というわけで、1回目記事(こちら)では、主に家庭向きのA3のインクジェットプリンターについて書いてきました。
最後に、いつものように、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案しておきたいと思います。
第1に、たまにA3は使いたいが、普段はA4、年賀状などのクオリティーにもこだわりたい方は、

Windows 7〜11 MacOS 10.9〜26
【2025年発売】
1・EPSON Colorio EP-988A3
¥35,200 Amazon.co.jp (2/4執筆時)
インク種類:染料インク
カラーインク数:5色
黒インク数: 1色
印刷速度:5.5枚/分(A4普通紙)
接続方法:WI-FI5 USB
給紙容量:100枚
スキャナ:1200dpi×4800dpi
ADF:
自動両面印刷:対応(A4)
サイズ:幅479x高さ148x奥行356mm
インクコスト ★★★★☆
画質(普通紙)★★★★☆
画質(写真) ★★★★★
印刷スピード ★★★☆☆
設置性の良さ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
エプソンのEP-982A3 がオススメです。

本体のサイズは、幅479x高さ148x奥行356mmです。
若干幅がありますが、背が低いので圧迫感はないです。
外観も、4.3型と大きめのタッチパネルと、自動オープン機能の搭載で、利便性ほか、見かけ上の高級感もあります。

インクの色数は、6色です。
エプソンの場合、黒インクを含めて全色染料インクです。
ライトシアンとマゼンダという中間色がある部分を含めてですが、A3の家庭向け中級機のなかでは、写真印刷のクオリティは高いです。

【増量6色パック】
EPSON KZR-6CL-L
¥7,027 Amazon.co.jp (2/4執筆時)
【標準6色パック】
EPSON KZR-6CL
¥4,045 Amazon.co.jp (2/4執筆時)
【ブラック 増量1本】
EPSON KZR-BK-L
¥1,327 Amazon.co.jp (2/4執筆時)
メーカー公表印刷コスト
L判光沢紙:約24.8円
実際の印刷コスト
L判光沢紙:約15.8円
フォト年賀状印刷:約15.7円
A4 Photoカラー:約86.8円
インクコストは、増量パックを使う前提ですが、標準的な水準に落ちつきます。
なお、どのメーカーもそうですが、プリンターに初期付属する「スターターカードリッジ」は、別売品より容量が少なめです。買った後、それを基準に考えない方が良いです。
よく使う黒などは、予備に買っておいても良いでしょう。

印刷速度は、仕事用のビジネス文書印刷で、実測値で5.5枚/分ほどです。
この点で、ビジネス文書の印刷も(たまにならば)使っても苦ではないです。
ただ、先述のように、黒インクが染料インクだと文字がにじむ傾向です。
その点では、専用紙への写真印刷に主に使う方で、そちらを優先して考える方に限定で向くと言えます。

給紙容量は、一方、トレイに100枚と十分です。
ただし、A3は手差し利用とはなるので、「ふだんはA4、ときどきA3」な方以外は、向かない点も注意してください。
第2に、写真の印刷用としてクオリティーを重視して選びたい場合は、

Windows XP〜11 MacOS 10.6〜26
【2021年2月発売】
3・EPSON エコタンク搭載 EW-M973A3T
¥80,998 楽天市場 (2/3執筆時)
【交換インクセット】
4・EPSON エコタンク搭載 EW-M973A3T
¥92,146 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
インク種類:染料+顔料インク
カラーインク数:4色
黒インク数: 3色
印刷速度:
接続方法:WI-FI 5 USB LAN
給紙容量:100枚+50枚
スキャナ:1200dpi×4800dpi A4
ADF:
自動両面印刷:対応
サイズ:幅523x奥行379x高さ168mm
インクコスト ★★★★★★
画質(普通紙)★★★★☆
画質(写真) ★★★★★★
印刷スピード ★★★☆☆
設置性の良さ ★★★★☆
総合評価 ★★★★★★
エプソンのEW-M973Tでしょう。

本体のサイズは、幅523x奥行379x高さ168mm です。
結構、幅広ですが、背は低いので、未使用時に邪魔にならない仕様です。
液晶も4.3型のタッチパネル式で、先述の自動オープン機能もあります。

印刷方式は、、ボトル式(エコタンク)です。
ただ、本編で書いたように、変わるのは補充方法だけで、画質については、はっきりと「上位」です。補充もシンプルかつ単純で、「挿すだけで満タン」です。
インク構成は、カラー系はお馴染みの三原色です。しかし、黒系を、フォトブラック・マットブラック・グレーの3色にして、充実させています。
カラー印刷は、いうまでもなく写真向けに高クオリティです。
最近の写真に要求される「コントラスト」を強化したインク構成で、画が新しいです。
おそらく、EP-10VA・EP-30VAからの「買い換え」の方も多そうですが、傾向は違うものの、十分納得感と新味のある画質だと思います。アート紙でもにじみにくく印刷できる特性です。

EPSON Velvet Fine Art Paper
¥3,473 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
なお、同社のプロ用は、全色「顔料インク」です。
この構成だとやはりランニングコストはここまで良くできません。その点、本機は、染料+顔料インクではあ

【6色必要】
EPSON マットブラック TOB-PB
¥1,845 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
EPSON シアン TOB-C
¥1,735 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
メーカー公表印刷コスト
L判光沢紙 約8.7円
A4カラー文書 約1.8円
実際の印刷コスト
L判光沢紙 約2,5円
フォト年賀状印刷 約3.7円
A4 Photoカラー 約13.7円
インクのコストは、フォト向けの機種としては、どの機種よりも安いです。
ここまで安いと(用紙代はあるにせよ)気が済むまで印刷が試せそうです。印刷物の贈答などにも良いでしょう。
普通紙印刷は、一方、全色顔料ではなく、黒系の一色(マットブラック)は顔料インクです。
その点で、ビジネス文書「にも」ある程度使える仕様です。写真が主でも家族と共用したい場合、普通紙でチラシなども作る場合は、兼用も可能そうです。

また、仕事向けには使えそうなスキャナなも搭載されます。

給紙容量は、本機も2段式のトレイに合計100枚と十分です。
ただし内蔵トレイはA4までなので、A3は背面トレイか、ストレート給紙を利用します。
印刷速度は、大量印刷には不向きなスペックです。
エプソンはヘッドが2系統あります。本機は、MACH方式(1/5,760インチ)で細かく滴下する写真仕様ですから。
やはり、仕事用にかなり使う場合で、兼用を考える場合は、次に推すキヤノンの家庭用が良いかもしれません。
第3に、ビジネス用に購入を考えている方で、A3文書に対応させたい方におすすめなのは、

【2022年発売】
Windows 7〜11 MacOS 10.11〜26
12・ブラザー First Tank HL-J7010CDW
¥50,000 Amazon.co.jp (2/4執筆時)
インク種類:顔料インク
カラーインク数:3色
黒インク数: 1色
印刷速度:A4カラー30枚/分 白黒30枚/分
接続方法:WI-FI4 USB LAN
給紙容量:250枚+250枚+100枚
スキャナ:1200dpi×4800dpi
ADF:
自動両面印刷: 対応(A3)
サイズ: 幅576×奥行477×高さ315mm
インクコスト ★★★★★★
画質(普通紙)★★★★★★
画質(写真) ★★★☆☆
印刷スピード ★★★★★★★
設置性の良さ ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★★
ブラザーのHL-J7010CDWがオススメです。

本体のサイズは、幅576×奥行477×高さ315mm です。
加減はありますが、それでも2段トレイの複合機なので、背の高さはある機種です。

インクの色数は、4色です。
ブラザーの場合、このモデルは全量顔料インクです。
この仕様だと、写真印刷には向かないですが、ビジネスカラー文書の印刷は、逆にクオリティを出せます。
モノクロ印刷のクオリティも、もちろん、文字がにじみにくい利点があるといえます。

【4色別売】
Brother 交換インク LC417XLBK
¥4,054 Amazon.co.jp (2/4執筆時)
メーカー公表印刷コスト
A4普通紙カラー:4.1円
A4普通紙モノクロ: 0.9円
純正インクの単価は、上記の通りです。
かなり安いです。

ただし、1色あたりの印刷枚数がかなり多いです。
インクの消費期限(2年くらい)を考えると、個人用と言うより、商売をされている方などに向くと言えます。

自動両面印刷・スキャナも、A3に対応します。
給紙トレイもA3が入りますし、ビジネス用には良い仕様と言えます。

同社の場合、 クラウド連携も強いですし、その部分を含めて便利に使えるでしょう。
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【2014年発売】
Windows 7〜11 MacOS 10.10〜26
7・Canon PIXUS iP6830
¥24,791 Amazon.co.jp (2/4執筆時)
インク種類:染料+顔料インク
カラーインク数:3色
黒インク数: 2色
印刷速度:A4カラー10枚/分 白黒14.5枚/分
給紙容量:150枚(後トレイ)
スキャナ:
ADF:
自動両面印刷:
サイズ:幅590x高さ159x奥行331mm
一方、単体プリンタだけで用が足りる場合は、キヤノンの iP6830も候補でしょう。
本体価格は、かなり安くあがりますので。

インクの色数は、5色です。
「染料インク」としてイエロー・シアン・マゼンダ・ブラックの4色です。それに「顔料インク」の黒が加わり、タンクは5本です。
この仕様の場合、専用紙への写真印刷も、ビジネス文書印刷も「ベストではないがベターな水準」で、上手にこなしてくれます。

【5色 大容量パック】
Canon BCI-351XL+BCI-350XL
¥6,482 Amazon.co.jp (2/4執筆時)
【ブラック大容量】
Canon BCI-350XLPGBK
¥1,250 Amazon.co.jp (2/4執筆時)
メーカー公表印刷コスト
L判光沢紙:約20.5円
普通紙カラー:約15.6円
実際の印刷コスト
L判光沢紙:約16.8円
フォト年賀状印刷:約24.7円
A4Photoカラー:約92.4円
インクのコストも、それなりの価格に収まっています。
用紙トレイも、本機だと、後トレイに150枚置けるため、何かしらのポスター作成などで、A3カラー印刷を(そこそこ)大量に印刷したい場合にも使えそうです。
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一方、(今回紹介していない)若干大きなA3複合機を含めれば、ブラザーのような顔料インク採用でビジネスに向くA3機プリンターは、もうすこし選択肢があります。
そうした機種は、このブログの【A3ビジネスプリンターの比較記事】でみています。
補足:プリンター関連記事の紹介
というわけで、今回は、A3対応のインクジェットプリンターの比較でした。

1・A4インクジェット複合機(4色)
2・A4インクジェット複合機(6色)
3・A3インクジェット複合機
4・ビジネスインクジェット
5・A4モノクロレーザー
6・A4モノクロレーザー 複合機
7・A4カラーレーザープリンタ
8・A3カラーレーザープリンタ
9・プリンターの基本的な選び方
このブログには、ほかにもプリンター関連の記事があります。こちらもよろしくお願いします。
ではでは。
