1回目記事からの続きです→こちら
2-1・ライト&モーションの自転車ライト
2回目記事のトップバッターは、米国のライトアンドモーションのヘッドライトです。
日本では、自転車卸の野口商会の取扱です。
同社は、もともとダイビング用のライトを製造していた会社で、防水性能が高い点が「売り」です。
全ての製品において、スマホ並みの「IP67等級の防水・防塵基準をクリア」しています。悪路を走るマウンテンバイクやシクロバイクなどに向いている製品と言えます。
1・自転車用LEDライトの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:キャットアイ〈日本〉
1-3:パナソニック〈日本〉
2・自転車用LEDライトの比較 (2)
2-1:ライト&モーション〈米国〉
2-2:KNOG〈英国〉
2-3:レザイン〈米国〉
2-4:クロップス〈日本〉
2-5:ジェントス〈日本〉
3・自転車用LEDライトの比較 (3)
3-1:ガーミン〈米国〉
3-2:ブリヂストン〈日本〉
3-3・最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた選び方の基本の説明に沿って解説します。
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また、いつものように、高評価できる点を赤系の文字色で、イマイチな点を青字で書いていきます。
【2019年発売】
24・Light & Motion URBAN500 856-0728-A
25・Light & Motion URBAN500 856-0729-B
¥5,460 Amazon.co.jp (5/22執筆時)
【2023年発売】
26・Light & Motion VIS500
¥12,030 楽天市場 (5/22執筆時)
電源:バッテリー式
明るさ:500ルーメン(約5240カンデラ)
サイズ:長さ100mm×直径30mmmm
重量:121g (本体・充電池)
光源:高輝度ホワイトLED1個
持続:ハイ 1.5時間 ロー5時間 点滅 12時間
充電: 約4.5時間
URBAN500 は、5000円前後で購入できるライトアンドモーションのヘッドライトです。
VISシリーズもスペックは同じなんどえ、同時に見ていきます。
本体色は、3種類から選べます。
明るさは、同社の場合ルーメン表記のみです。
ルーメン値は、500ルーメンです。
米国で公表される20度の照射角度で計算した場合、換算値で約5240カンデラとなります。
だいたい同じ価格の【ボルト800】とほぼ同程度の明るさと判断できます。
JIS規格における前照灯の水準は問題なく超えていると言えます。
電池の持ちは、かなりハイパワーで1.5時間、ローモードで6時間となります。
ただし、キャットアイに比べて短めである点は注意が必要です。
本体の重さは、スペック値で121gとなります。
500ルーメンクラスの明るさの製品としては「軽量」です。
充電は、約4.5時間と【ボルト800】より短いです。
ただし、電池の保ちが悪いので一概に「上位」とも言えません。
また、防水設計が影響して、キャットアイと異なり電池交換は不可能です。充電池は、充電回数が増えると衰えますが、衰えたら本体まるごと交換となります。
安全性の面では、側面にオレンジ色のサイドライトを装備しており、夜間の視認性を高める工夫が成されます。
防水性は、本機はIP67です。
ライトアンドモーションの「最大の特長」です。
高い防水性がある上で、防塵性もあるので、ホコリにも強いと言えます。
とにかく丈夫なので、雨天走行や悪路走行に強いと言えます。
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以上、URBAN500の紹介でした。
【ボルト800】とどちらを選ぶか?という機種です。価格面では相当安い水準であり、また、軽量性・防水性ではこちらが有利です。
一方、バッテリーの保ちがやや心配と言えます。バッテリーが少ないと充電し忘れが怖いです。ただ、ほぼ毎日夜間走行で、ルーティンとして、毎日外して充電するような方は、軽量なこちらは有利と言えます。
【2012年発売】(生産終了:後継品日本未発売)
【ライトアンドモーション】
27・Light & Motion TAZ1200 856-0454
28・Light & Motion TAZ1200 856-0587-A
¥23,760 Amazon.co.jp (5/22執筆時)
明るさ:1200ルーメン(約8000カンデラ)
29・TAZ1500 856-0588-A
¥(32,527) 楽天市場 (5/22執筆時)
明るさ:1500ルーメン(約10000カンデラ)
電源:バッテリー式
サイズ:長さ106mm×幅50×高さ45mm
重量:216g (本体・充電池)
光源:高輝度ホワイトLED2個
持続:ハイ1.5時間 ロー5時間 点滅9時間
充電: 約4時間
TAZは、ライトアンドモーションの上位ラインのヘッドライトです。
なお、このモデルは、生産終了です。
米国ではSeca Comp 1500 Headlight(1500lm)とSeca Comp 2000 Headlight(2000lm)という後継機が出ていますが、日本ではまだ未発売です。
調査時で米国直販での定価は、前者が約28,000円、後者が約35,000円でした。日本だと割高な並行輸入っぽいものしか今はないです。おそらく、そのうち日本でも出るかなとは思いますので、旧機の情報を以下、掲載しておきます。
こちらの場合、2灯を利用して照らすため、照射範囲や明るさの点で、URRBANシリーズよりもだいぶ明るくなります。
明るさは、上位機は、1500ルーメン、下位機は、1200ルーメンです。
フラッドライト(投光レンズ)仕様で、照射角は分かりません。
照射範囲は、ただ、URBANシリーズよりも広いです。
広角28度の、キャットアイのボルト1700と似たような感じですから、アーバンシリーズに見られたこの部分の弱点は感じません。
25度の照射角度と想定して計算した場合、8000カンデラと10000カンデラ となります。
電池の持ちは、ハイパワーで1.5時間、ローモードで5時間です。
ARBANシリーズと同じ仕様です。
本体の重さは、216gです。
一般的にいって軽くはないので注意点です。
ただ、2灯方式だけで言えば、ボルト1700よりは軽いです。
この部分は、明るさとある程度、バーターなので仕方ないと言えます。
Anker PowerPort mini
¥1,590 Amazon.co.jp (5/22執筆時)
充電は、約4時間と速いです。
ただし、こちらも急速充電器が必要です。
防水性能も、URRBANシリーズと同様で、IP67の防水・防塵基準をクリアしています。
そのほか、ハンドルバーのほか、【アクションカメラの比較記事】で書いたGoPro製品のマウンターシステムにも公式対応する製品です。
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以上、ライトアンドモーションのTAZの紹介でした。
明るさと防水・防塵性能を高レベルで両立させた機種です。
重さは215gとありますが、2灯モデルとして言えば軽めです。その点でも評価できるでしょう。
2-2・KNOGのLEDライト
続いて、イギリスのKNOGのLEDライトです。
ライト部分が交換できるユニークな製品を展開します。
30・KNOG PWR Road 600L
¥(16,390) 楽天市場 (5/22執筆時)
電源:バッテリー式
明るさ:600ルーメン
サイズ:122 x30 x 122 mm
重量:125g (本体・充電池)
光源:LED3個
電池:3350 mAh
持続:ハイ2.3時間 ロー23時間 点滅8時間
充電: 約3.5時間
充電回数:標準300回
PWR ROADは、イギリスのKNOGが販売する人気の自転車用ヘッドライトです。
「パワーバンク」と呼ばれるバッテリー部分と、LEDライトの部分を自由に組み合わせて使えるライトです。
キャットアイにもバッテリー交換式はありましたが、こちらの場合、USB2.0端子が本体に内装されるため、非常時に「スマホバッテリー」として使える部分に「面白さ」を感じます。
明るさは、600ルーメンです。
LED4灯で照らす仕様で、配光的には広範囲を照らすワイドビーム仕様です。
外国製品であり、カンデラ値は非公開です。
ただ、3灯で広範囲に配光する方式なので、(少なくとも)5000カンデラ以上はあるでしょう。
もちろん、広範囲を照らしたい方には向く製品です。むろん、ここまでのスペックならば、新しいJIS規格対応水準です。
電池の持ちは、ハイパワーで2.3時間、ミドルで6.1時間、ローモードで23時間です。
ただ、ミドルモードでは250ルーメン程度ですので、やはりハイパワーでこまめに充電したい機種です。
本体の重さは、125g です。
十分に軽量ですが、公平を期して言えば、ロードで軽量化を突き詰めたい場合は不適当でしょう。
防水性は、本家のサイトをみましたが、防水等級は確認できませんでした。
実際、構造的にみても、この部分は気をつけて使うべき製品です。
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以上、PWR ROADの紹介でした。
クロスなどでの通勤通学時の利用で、スマホ充電機能に「利便性」を感じる場合は、まずもって、選択肢となります。
ただし、仕組み的に重量感はある部分と、防水性が期待できないので、スポーツ車全般に向くわけでもないニッチ製品と言えます。
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【1000ルーメン】
31・KNOG PWR Trail 1000L
¥(19,800) 楽天市場 (5/22執筆時)
【2000ルーメン】
32・KNOG PWR Mountain 1000L
¥(33,152) Amazon.co.jp (5/22執筆時)
なお、同型状で、ライトを4灯の1000ルーメン、バッテリーを5000mAhに増量したTrailという製品があります。
さらに、ライトを、8灯の2000ルーメン、バッテリーを10000mAhに増量したMountanという製品もあります。
配光的には、キャットアイなど他社より「ワイド配光」のままで、光源の明るさを高めた仕様です。
ただ、重量が、それぞれ230g、335gと「スマホより重い」です。
したがって、どちらかと言えば、このブログの【スマホ用のUSBバッテリーの比較記事】で紹介したような、製品代わりに持ち歩く製品です。
その点で言えば、Mountainなら、スマホ4回ほどは満充電できるスペックです。
【2023年発売】
【本体】
33・KNOG BLINDER 1300
¥15,180 Amazon.co.jp (5/22執筆時)
【別売セーフティライト】
34・knog BLINDER R150
¥12,980 楽天市場 (5/22執筆時)
【セット販売】
35・knog BLINDER 1300 & BLINDER R150
¥24,970 楽天市場 (5/22執筆時)
電源:バッテリー式
明るさ:1300ルーメン(8700カンデラ)
サイズ:110 x32 x 32 mm
重量:180g (本体・充電池)
光源:LED6灯
電池:5000 mAh
持続:ハイ2時間 点滅8時間
充電: 約5時間
充電回数:
KNOG BLINDER 1300 は、イギリスのKNOGが販売する自転車用LEDライトの上位機です。
こちらは、セットで、セーフティライトが付属する製品があります。
ストロボ式で格好良いですが、Garminなどと違い、バッテリー式( 最大50時間)で、電源連動もしない点が注意点です。
明るさは、600ルーメンです。
LED6灯を広角・スポットの各レンズで拡散する方式です。
カンデラ値は出しませんが、示されるビーム角度からして、8800カンデラです。
前方照射範囲を含めて、各社の最上位クラスに匹敵する明るさです。
ただ、写真のように放出される色温度は黄色系になるので、明瞭度という意味では、白色高輝度LEDを採用するような、キャットアイの上級機に負けます。
電池の持ちは、ハイパワーで2時間、ミドルで3時間、ローモードで8時間です。
点滅は8時間ですが、エコフラッシュモードだと120時間です。
バッテリー式で、充電時間は5時間です。
なお、モジュール自体の取り外しは、今回は想定されていないです。
ミドルでは650ルーメン・ローで230ルーメンなので、太陽の明るさに合わせて明るさを落としても、それなりに実用的でしょう。
本体の重さは、180g です。
軽量ではないですが、この明るさクラスでは標準より軽めとは言えます。
防水性は、IP67です。
十分でしょう。
実際、構造的にみても、この部分は気をつけて使うべき製品です。
マウンターは阿、普通のシリコンストラップのほか、写真のような、クリップマウント(GO PROマウント)が付属です。
挟み込みで前後の位置を調整しやすい構造です。写真のような配置は合理的に思えます。
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以上、KNOG BLINDER 1300 の紹介でした。
近年は(面白い)ライトの新製品があまり出なかったのですが、こちらは一芸のある上位機として久しぶりに面白く書けました。
ハイエンドクラスの明るさのある製品で言えば、配光ほか、重さや防水性を含めて、性能のバランスが良いですし、専用マウンターが2種付く部分を含めて、良い製品に思えます。
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なお、下位機が2系統あります。
順番にみておきます。
【2023年発売】
【単品】
36・Knog BLINDER 900
¥11,880 Amazon.co.jp (5/22執筆時)
【セーフティライト付属】
37・knog BLINDER 1300 & BLINDER SQUARE
¥17,490 Amazon.co.jp (5/22執筆時)
【別売セーフティライト】
38・knog BLINDER SQUARE
¥5,940 楽天市場 (5/22執筆時)
電源:バッテリー式
明るさ:900ルーメン(7700カンデラ)
サイズ:110 x27 x 27 mm
重量:167g (本体・充電池)
光源:LED4灯
電池:5000 mAh
持続:ハイ2時間 点滅8時間
充電: 約5時間
充電回数:
第1に、KNOG BLINDER 900です。
バッテリー部分は、上位機と同等ですが、LEDを4灯に減じた下位機です。
明るさは、それでも、900ルーメン(7700カンデラ)とミドルクラスとして明るいほうです。
ただ、照射範囲は22度なので、照射範囲も上位機に及びません。
この点で言えば、(1灯ですが) 既にみたキャットアイのvolt 800あたりがライバルでしょう。
それより少し重いが、少し明るく、配光ムラも少なそう言ったところです。
セットのセーフティライトは、スクエア型の下位モデルになります。マウンターは、シリコンバンドのみです。
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結論的にいえば、このクラスだと、他社から「抜きんでる」という部分はあまりないかなと思います。
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【2023年発売】
【単品】
39・Knog BLINDER 600
¥8,690 Amazon.co.jp (5/22執筆時)
【セーフティライト付属】
40・knog BLINDER 1300 & Plus 20
¥11,440 Amazon.co.jp (5/22執筆時)
【別売セーフティライト】
41・knog Plus 20
¥2,970 楽天市場 (5/22執筆時)
電源:バッテリー式
明るさ:600ルーメン(5200カンデラ)
サイズ:110 x27 x 27 mm
重量:155g (本体・充電池)
光源:LED4灯
電池:3550 mAh
持続:ハイ2時間 点滅8時間
充電: 約4時間
充電回数:
第2に、KNOG BLINDER 600です。
このシリーズの入門機です。
こちらも、LEDを4灯ですが、バッテリー量が3500mAhとすこし減じられた製品です
明るさは、600ルーメン(5200カンデラ)です。
キャットアイのvolt 400あたりがライバルで、やはり、それより少し重いが、明るいと言った水準です。
セットのセーフティライトは、同社の下位製品で、イエローのストロボはないタイプです。
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結論的にいえば、現状の値段で言えば、入門機として「悪くない」ように思います。
ただ、155gという重さはこのクラスだとやや問題で、若干重いようにみえます。
2-3・レザインのLEDライト

続いて、米国のレザインの自転車用ライトです。
自転車の周辺機器を多く出すメーカーです。
日本では、自転車部品を販売する大阪の吉貝機械金属が販売しています。
【2024年発売】
42・LEZYNE MICRO DRIVE 1200+
¥14,740 Amazon.co.jp (5/22執筆時)
電源:バッテリー式
明るさ:1200ルーメン
サイズ: 長さ80×幅47×高さ32mm
重量:171.5g (本体・充電池)
光源:LED8灯
電池:
持続:ハイ2時間 点滅14時間
充電: 3-5時間
充電回数:
MICRO DRIVE 1200+は、レザインのミドルグレードの製品です。
明るさは、1200ルーメンです。
カンデラ値は未公開で、照射角も分かりません。
LEDは8灯です。
キャットアイのように、高輝度(高出力)LEDを1-2灯搭載し、レンズなどの工夫で広配光させる方向性とは、明確に異なります。
KNOGも新しい機種はこの方式なので、近年のトレンドかもしれません。
一方、高輝度白色LEDを1灯利用するキャットアイ機などと比べると、KNOGでもみたように、色味が黄色みがかるのが難点です。LEDシーリングと同じで、クッキリハッキリ視認させる上では、色温度が高い昼白色(昼光色)系の方が良いですから。
このほか、直線的な光の到達性ほか、特に、長時間、あるいは、長期間使用後の輝度ムラの部分でこの方式は負けるでしょう。
加えて、LEDを多く搭載する上で、筐体も廃熱を考えないので、重めになるほか、やや不格好にもなります。
しかし、比較的本体価格を抑えつつ、周辺部の明るさは強化できますし、優る部分も多いように思えます。今後、明るめのライトで、格安なものでは増えてくるような感じがあります。
電池の持ちは、ハイパワーで2時間、ローモードで11時間です。
ただ、同社のハイパワーモードは「オーバードライブ」という名前です。通常(ブラスト)は600ルーメンで、4時間の保ちです。
なお、レザインは、2024年機から、後ほど見る上位機を含めてモバイルバッテリーから充電しながらの利用ができるようになりました。
USB-C対応のものなら使えるため【USBモバイルバッテリーの比較】を備えれば、キャンプツーリング時など、なにかと便利に利用できるでしょう。
本体の重さは、171.5g です。
明るさに比して重めですが、LEDが多いのでここは仕方ないです。
バッテリーは一体型で換装できません。
防水等級は、IPX7です。
キャットアイ社の製品(IPX4)と違い、バッテリー交換ができない分、継ぎ目がないので防水等級は高いです。防塵性はないです。
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以上、MICRO DRIVE 1200+の紹介でした。
高輝度LED搭載のキャットアイの製品の同じ明るさの製品より、周辺まで明るいのがメリットに思えます。一方で、直進的な到達性と、配光範囲の色ムラの度合いは、欠点という印象です。
また、重さの部分は課題とは言えますが、それは他方式でも同じですし、必要に応じて妥協するべき部分でしょう。
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なお、レザインは、これより下位のエントリークラスの製品がほか2系統あります。
順番にみておきます。
【2024年発売】LITE DRIVE 1000XL後継機
43・LEZYNE MICRO DRIVE 1000+
¥12,980 Amazon.co.jp (5/22執筆時)
電源:バッテリー式
明るさ:1000ルーメン
サイズ: 長さ80×幅47×高さ33mm
重量:163.5g (本体・充電池)
光源:LED8灯
電池:
持続:ハイ1.5時間 点滅14時間
充電: 3-5時間
充電回数:
第1に、 MICRO DRIVE 1000+です。
上位機と同じ仕組みで、同じく8灯ですが、ブースト時の明るさが、2割ほど暗い下位機です。
重さも、さほど変わらないのと、最大の明るさの際の持続時間が1.5時間と弱くなるので、上位機のが使い勝手が良いでしょう。
なお、600ルーメンで、3.15時間の保ちです。
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【2024年発売】
【800ルーメン】
44・LEZYNE MICRO DRIVE800+
¥10,780 Amazon.co.jp (5/22執筆時)
電源:バッテリー式
明るさ:800ルーメン
サイズ: 長さ80×幅47×高さ32.6mm
重量:133.5g (本体・充電池)
光源:LED8灯
電池:1900mAh
持続:ハイ2時間 点滅10時間
充電: 3-5時間
充電回数:
第2に、 MICRO DRIVE800+です。
やはり同時発売の製品で、同じくLED8灯の製品です。
明るさは、800ルーメンです。
キャットアイで言えば、重さや明るさの部分でvolt 800あたりと同じですし、LED灯において、上級機と言うよりは、中級機にあたります。
電池の持ちは、ハイパワーで2時間、ローモードで10時間です。
重さは、それぞれ133.5gです。
軽量ではないですが、バッテリー量が少なくて済む関係で、少し軽いです。
防水等級は、本機もIPX7です。
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結論的にいえば、中級機として、キャットアイで言えば、重さや明るさの部分でvolt 800あたりがライバルになるかと思います。
直進的な明るさ(遠方)と、色温度に由来する視認性は及ばないものの、周辺部の明るさは、やや優るかなという感じです。
一方、レザイン上位機と比べる場合、重さに加減があり、値段が安い上で、ハイパワー時でも2時間保つ部分で、一般向けの中級機としては、最もバランスが取れている機種に思います。
最終的なおすすめは難しいですが、記事の最後に改めて考えます。
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【2024年発売】
【800ルーメン】
45・LEZYNE FUSION DRIVE PRO 600+
¥8,470 Amazon.co.jp (5/22執筆時)
【600ルーメン】(旧型)
45・LEZYNE MICRO DRIVE 600XL
¥7,280 楽天市場 (5/22執筆時)
電源:バッテリー式
明るさ:600ルーメン
サイズ: 長さ80×幅47×高さ31mm
重量:129g (本体・充電池)
光源:LED8灯
電池:1900mAh
持続:ハイ2時間 点滅12時間
充電: 3-5時間
充電回数:
第3に、 FUSION DRIVE PRO 600+です。
同時発売で、同じくLED8灯の製品です。
2灯の旧型がありますが、今選ぶならば8灯の新型でしょう。
明るさは、600ルーメンです。
同じく8灯ですが、明るさは各社のミドルクラス並になります。
電池の持ちは、ハイパワーで2時間、ローモードで12時間です。
重さは、129gです。
それなりに納得感のある重さです。
防水等級は、本機もIPX7です。
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結論的にいえば、1クラス上の製品とさほど価格差もないため、選ぶならばそちらかなと思います。
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【500ルーメン】
46・LEZYNE HECTO DRIVE 500XL
¥6,490 Amazon.co.jp (5/22執筆時)
電源:バッテリー式
明るさ:500ルーメン
サイズ:
重量:84g (本体・充電池)
光源:LED1灯
電池:
持続:ハイ 5時間45分 点滅 13.5時間
充電: 2.5時間
充電回数:
第4に、RIVE 500XLです。
ミラーの工夫で、それなりにワイド配光ではありますが、やはり同社の製品は多灯モデル以上のほうが、個性があるかなと思います。
【2024年発売】
【1400ルーメン】
47・LEZYNE MICRO DRIVE 1400+
¥17,930 Amazon.co.jp (5/22執筆時)
電源:バッテリー式
明るさ:1400ルーメン
サイズ:長さ97×幅47×高さ19.6mm
重量:229.5g (本体・充電池)
光源:LED3灯
電池:5200mAh
持続:ハイ3時間 点滅14時間
充電: 4-8時間
充電回数:
MICRO DRIVE 1300XLもレザインの製品です。
MICRO DRIVEシリーズですが、こちらは3灯です。
従来機で言えば、MICRO DRIVE 1300XLの後継機ですが、重さは若干増えたものの、少し明るくなりました。
明るさは、最大1400ルーメンです。
8灯型同様に、周辺部まで明るく照らせるタイプです。
同じ配置の旧機同様に、不自然な色ムラもなく、中心部が特に明るいといえます。下位機より遠方まで照らせるでしょう。
また、バランス型のワイド配光ですのでマルチに使えそうです。
明るさは数段階調整できますが、950ルーメン(4時間持続)に落としても、相当明るいと言え、夜道での実用性は担保されそうです。
電池の持ちは、オーバードライブ(1300lm)で3時間、ブラスト(950lm)で4時間、フラッシュ(150lm)で14時間です。
重さは、229.5gです。
心理的な節目ともなる200gを超えていいますし、重めです。
ただ、次にみる同社の上位機や、キャットアイで言うならば、ボルト1700(1700lm)よりはだいぶ軽いので、明るさ(配光の広さ)とのバランスは良いとは言えそうです。
本機も、バッテリーは交換できない仕様です。
防水性は、IPX7なので、完全防水です。
防塵性はないです。
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以上、MICRO DRIVE 1300XLの紹介でした。
重さの部分を考慮に入れないならば、3灯タイプで明るく、また、ワイド配光な製品です。防水等級も高めですので、バランスは良いと感じます。
下位機に比べても、自然な色合いでの配光なので、値段相応の配光品質の違いはありそうです。
ただ、200gを超える重さがあるので、ロードバイクなどにはあまり向かないとは言えそうです。
【2024年発売】
48・LEZYNE MICRO DRIVE 2400+
¥28,930 楽天市場 (5/22執筆時)
電源:バッテリー式
明るさ:2400ルーメン
サイズ:長さ104×幅55×高さ37.2mm
重量:329g (本体・充電池)
光源:LED5灯
電池:9600mAh
持続:ハイ2.15時間 点滅35時間
充電: 6-8時間
充電回数:
MICRO DRIVE 2400+も、レザインの製品です。
明るさは、最大2400ルーメンです。
同社では最大の明るさとなる製品です。
LEDは、高出力(高輝度)LEDが2灯と、普通のLEDが3灯の5灯です。
納得感のある自然な配光ですので、実空間でもワイドに遠くまで照らせるでしょう。
電池の持ちは、オーバードライブ(2400lm)で2.15時間、ブラスト(1500lm)で4時間、点滅で35時間です。
本機も、バッテリーは交換できない仕様ですが、24年機なので、モバイルバッテリーを利用しながら使えます。
重さは、329gです。
ここは仕方ないでしょう。このクラスが必要なのは特殊ニーズでしょうし、問題ないという方が使うべき製品です。
防水性は、IPX7なので、完全防水です。
防塵性はないです。
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以上、MICRO DRIVE 2400+の紹介でした。
ここまで明るい製品はナイトライドでも一般的には不要でしょう。ただ、700ルーメンでも6時間保つ点と、非常時にはUSB-Cで充電しながら利用できる点で、夜のロングライドが想定される場合、選択肢になるかもしれません。
いずれにしても、ニッチな製品です。
【2019年発売】
【1800ルーメン】
49・LEZYNE MEGA DRIVE1800i
¥----- 楽天市場 (5/22執筆時)
【1600ルーメン】
50・LEZYNE SUPER DRIVE 1600XXL
¥19,800 楽天市場 (5/22執筆時)
電源:バッテリー式
明るさ:1800ルーメン
サイズ:
重量:237g
光源:LED3灯
電池:6000mAh
持続:ハイ1.4時間 点滅33時間
充電時間:4.5時間
充電回数:
DRIVE1800iも、レザインが販売する製品です。
旧来のハイエンド機ですが、24年の後継機がまだでていない状況になります。
下位機種の1600XXL もありますが、後述するアプリを含めて同じです。
ただ、今回は、明るい1800iの方をみます。
Lezyne LED Ally
¥0 Apple App Store
Lezyne LED Ally
¥0 Google Play
製品としては同社のアプリ(LED ALLY)を通じて、ボタンなどのカスタマイズが可能です。
iOS・Androidとも用意されますが、英語のみです。
また、本機は、オート・デイ・ナイトセンサー搭載(明るさセンサー)を搭載します。
利用には、アプリを通したファームウェアアップデートが必要です(2019年10月にアップデートあり)。
自動点灯に対応するため、他社機と棲み分けができています。
明るさは、1800ルーメンです。
本機も変則的な3灯式ですが、「ワイド配光」へのメーカーのこだわりを感じます。
カンデラ値は、引き続き非公開です。
電池の持ちは、ハイパワーで1.4時間、ローモードで33時間です。
本機も、最大光量は「オーバードライブ」という名称で、通常点灯時(ブラスト)は、1000ルーメン/2.5時間です。
それでも、明るさに比して持続時間は長いと言えます。
重さは、 237gです。
それなりの重量です。
INFINITE LIGHT POWER PACK
¥(14,850) 楽天市場 (5/22執筆時)
防水性は、IPX7なので、完全防水です。
反面、バッテリー交換ができない仕様は、下位機種と共通です。
ただ、本機は専用の外部バッテリーで起動(充電)することはできます。
(アプリ連携あり)
KTV Drive PRO SMART REAR
$37.99
(アプリ連携なし)
KTV Drive PRO ALERT DRIVE
¥4,661 楽天市場 (5/22執筆時)
なお、同社のリアライトとも、先述のスマホアプリで連動可能です。
ただ、レザインは、スマート仕様のものの日本の販売がなく、普通のテールライトのみなのが残念です。
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以上、DRIVE1800iの紹介でした。
重さはありますが、LED数が多く、明るく広い配光が売りでしょう。
その上で、明るさセンサーという独自性も評価できます。リアライトの販売があり、しっかりアプリが日本語化されれば、もう少し話題になったかもしれない機種です。
2-4・クロップスの自転車ライト
続いて、Crops(クロップス)の自転車ライトです。
神戸の自転車パーツの企画・販売の会社とのことですが、明るさの割に「安め」な機種が多いと言えます。
【2022年発売】
51・クロップス rev1200 C1R07-01-0117
¥7,243 Amazon.co.jp (5/22執筆時)
電源:バッテリー式
明るさ:1200ルーメン
サイズ:
重量:227g (本体・充電池)
光源:LED2灯
電池:Li-ion 3.7V / 5200mAh
持続:ハイ2.5時間 点滅12時間
充電: 不明
充電回数:
rev1200は、クロップスの製品では最も明るい製品です。
先ほどみたレザインの3灯モデルのMICRO DRIVE 1300XLとだいたい同じサイズで、そちらがライバルと言えます。
ただ、LEDは2灯で、見かけにおいてけっこう個性的で特徴があります。
明るさは、最大1200ルーメンです。
カンデラ値は、情報が少なく推測不能です。
ただ、配光は横2連で、バッテリー量と持続時間の比からみても、ライバル機と同等には明るいと思われます。
明るさは3段階調整でき、600ルーメン(5時間)と300ルーメン(10時間)です。
600ルーメンあたりならば、十分明るく、長時間保ちます。
電池の持ちは、最大光量で2.5時間です。
充電は、USB-C経由ですが、時間の明示はないです。
重さは、一方、本体で227gです。
この方面は少し課題です。ロード用ですが。
マウンターはしっかりした形状で、固定力は高そうです。
ズレて困るときはあるので、この部分が強調される製品には安心感があります。
なお、本機も、バッテリーは交換できない仕様です。
防水性は、生活防水との記載です。
この場合、防水等級としては、IPX4相当か、それより落ちるレベルです。
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以上、クロップス rev1200 の紹介でした。
重さは、重視したい場合は注意です。割としっかり見えるマウンターですので、固定力が良さそうなのが良い部分でしょう。
ただ、情報がもう少し欲しい気はしました。一方、アルミ素材のケースで、かつ、高出力の機種なので、平坦な上部が少し熱くなりやすい部分はあると言えます。
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【2022年発売】
52・クロップス rev900 C1R06-01-0100
¥5,770 Amazon.co.jp (5/22執筆時)
電源:バッテリー式
明るさ:900ルーメン
サイズ:
重量:150g (本体・充電池)
光源:LED1灯
電池:Li-ion 3.7V / 2600mAh
持続:ハイ2時間 点滅10時間
充電: 不明
充電回数:
一方、1クラス下の製品だとこちらです。
キャットアイのボルト800あたりがスペック上のライバルでしょう。
バッテリー量がやや少なめですが、明るさの数字は逆に良いです。
明るさは、最大900ルーメンです。
配光図がないので、パターンや角度は不明です。ただ、サイド部分の工夫でワイドな配光を補助する製品にみえるので、真ん中が特に明るいタイプかなと思います。
だいぶ安いですが、日本に拠点がある企業で一般流通にも乗る製品ですので、ネットにある出所の不明な海外製品に比べれば、保証面では心配は少ないでしょう。
ただ、ユーザーレビューが少ない部分と、あるべきスペック情報が全て開示されない点で、 中身の信頼性までは担保されません。そのあたりが値段の理由でしょう。
Atlasが個人用に買うとすると、選びにくさは感じます。
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【2022年発売】
【600ルーメン/ 150g】
53・クロップス rev600 C1R05-01-0094
¥5,320 Amazon.co.jp (5/22執筆時)
【500ルーメン/ 108g】
54・クロップス rev500 C1R02-01-0025
¥4,800 Amazon.co.jp (5/22執筆時)
【300ルーメン/ 108g】
55・クロップス rev300 C1R01-01-0018
¥3,356 Amazon.co.jp (5/22執筆時)
そのほか、明るさの段階で1灯モデルは以上の展開です。
入門機についても安いですが、上位機ほどは他社機と差はない印象です。
2-4・ジェントスのLEDライト

続いて、日本のジェントスのLEDライトです。
自転車メーカーと言うより、照明の専門企業です。
【2023年発売】
56・GENTOS 閃 555 SG-555B
¥4,895 Amazon.co.jp (5/22執筆時)
【2023年発売】(マウンターなし)
57・GENTOS 閃 505 SG-505
¥2,803 楽天市場 (5/22執筆時)
方式:乾電池式
明るさ:350ルーメン(約5013カンデラ)
サイズ:107.5 x 29.8mm
重量:107g (乾電池含む)
光源:高輝度ホワイトLED 1個
電池:単4形乾電池 3本
持続:標準6時間 点滅 約29時間
閃 555 SG-555BはGentosのLEDライトです。
2023年に型番が変わりました。自転車用というより、汎用ですが、旧シリーズ(閃455 閃 355 SG-355B)は、自転車用として人気がありました。
マウンターが付属するので、自転車用で使えるからです。
ただし、なお、ほぼ同系で、同じ明るさのSG-505はマウンターがなく、点滅制御もないので、基本的に「懐中電灯」ですので、注意してください。
防水性もあるため、雨天走行時も安心です。
明るさは、350ルーメンです。
換算後のカンデラ数値も公開され、5013カンデラです。
ただし、フォーカスを照射角8度のナロー側に設定した場合であり、自転車に向くワイド側に設定した場合、30度とすれば、約1600カンデラほどです。
前半でみた同じ電池式のパナソニック機と比べ少し高いもの、数字も「やや良い」という水準です
電池の持ちは、標準で6時間です。
前照灯の水準(400カンデラ)を満たす時間は非公開です。
また、自転車専用設計ではないので、点滅は22時間と短いです。
本体の重さは、乾電池と本体込みで、107gです。
こんかい、かなり軽量化してきました。
単4形乾電池 3本使用するタイプですが、電池の重さは込みです。
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以上、閃 555の紹介でした。
電池の保ちがさほど良くない一方、先述の「ナロービーム」はなにかしら遠くを照らす必要がある場合、(車と同じで)使い道はあるかもしれません。自転車にも使うが、取り外して、普通にライトにして使う場合はさらに用途性が増すように思います。
一方、自転車用にワイドに照らす用途だけならば、同じ性能の他社機より安いわけでも、明るい訳でもないとは言えます。
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なお、ジェントスからは、他にもLEDライトの展開があります。
順番にみておきます。
【2023年発売】
58・GENTOS 閃 SG-509R FLP2307
¥6,619 Amazon.co.jp (5/22執筆時)
電源:バッテリー式
明るさ:450ルーメン(約6128カンデラ)
サイズ:150.5 x 30.1mm
重量:156g (乾電池含む)
光源:高輝度ホワイトLED 1個
電池:Li-ion 3.5V 2800mAh
持続:標準10時間
第1に、閃 SG-509R FLP2307です。
このシリーズのUSB充電式の上位機です。
本機も、フォーカスリングで角度を変更できるタイプで、より明るいです。
ただ、長さが15cmある点で、自転車用としてはあまり向かず、点滅制御機能もないです。
マウンターも付かないので、こちらについては(まあ)「懐中電灯」でしょう。
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【2023年発売】
59・ジェントス BL-310BK
60・ジェントス BL-310WH
¥2,393 Amazon.co.jp (5/22執筆時)
方式:乾電池式
明るさ:22ルーメン(約325カンデラ)
サイズ:W86.0×H27.0×D38.0mm
重量:80g (乾電池含む)
光源:高輝度ホワイトLED 1個
電池:単3形アルカリ乾電池 2本
持続:点灯60時間 点滅 350時間
第2に、BL-310です。
こちらは、自転車専用ライトになります。
ただ、「日中や夕方走行のアピール」と但し書きがあるように、前照灯の基準に到達しないものです。
キャットアイ・パナソニックなどでは、電池式の格安機でふつうに明るいものはあるので、選ばない方が良いです。
【2024年発売】
61・ジェントス XB-B07R
¥3,982 Amazon.co.jp (5/22執筆時)
電源:バッテリー式
明るさ:1000ルーメン(19,400カンデラ)
サイズ:W86.0×H63.0×D108.0mm
重量:133g
光源:高輝度チップタイプホワイトLED 1個
電池:Li-ion 3.7V 2600mAh
持続:点灯3時間 エコ 7時間 点滅 11時間
XB-B07Rは、ジェントスが24年に展開した「明るい」LEDライトです。
明るさは、約19400カンデラです。
ルーメンは、1000ルーメンですので、いずれの値もこの価格クラスだと良いです。
一方、こちらは、コリメータレンズを採用したコリメートライト型です。
つまり、リフレクタでワイド配光する一般的な自転車ライトとは異なり、レンズで中央に集光して、直進的に明るいタイプです。
上面カット配光にしているのは、副作用としてのまぶしさ防止のためでしょうが、やはり若干特殊です。サイドの明かりを逃がす工夫(サイドエミッター)もあるので、近距離については、左右もある程度見渡せます。
電池の持ちは、1000ルーメンのハイで3時間、500ルーメンのエコで7時間です。
本体の重さは、133g です。
ロード用としては重いですが、普通の町の利用ならば問題ないです。
充電は、付属のUSB-Cケーブルを利用する方式です。LEDライトで代替の残量がわかります。
防水性は、IPX5です。
一方、簡単に固定できる構造を採用しますが、フィットする面を見た感じ、若干ズレやすいタイプのようには見えました。LEDライトは、充電脱着が多いのでこのあたりを気にする場合、高級機と差がありそうです。
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以上、ジェントスのXB-B07Rの紹介でした。
夜間に常識的なスピードで走行することが前提ですが、遠くの車からも「発見」されやすい部分で、この価格帯の製品では特徴的といえます。面白い製品と思いました。
一方、配光(集光)の関係で、左右周辺ほか、中央を含めて必ずしも車体に近い部分が明るいわけではないので、若干クセはあります。
この方式のヘッドライトを持っていますが、自由に回せる頭と違って、舵(ハンドル)に付ける自転車の安全装備として向くかは論争的かなとは思いました。
次回に続く!
バッテリー式自転車LEDライトのおすすめはこの機種!
というわけで、今回は、バッテリー式の自転車用LEDライトを紹介の2回目記事でした。
しかし、記事は、もうすこしだけ「続き」ます。
3・自転車用LEDライトの比較 (3)
3-1:ガーミン〈米国〉
3-2:ブリヂストン〈日本〉
3-3・最終的なおすすめの提案【結論】
直線上の明るさ ★★★★★
明るさの広がり ★★★★★
バッテリーの保ち ★★★★★
軽量性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
最終回となる3回目記事(こちら)では、ガーミン・ブリヂストンの製品を追加で紹介します。
その上で、今回紹介した、バッテリー式LEDライト全機種から、予算別・目的別にAtlasのおすすめ機種を提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
3回目記事は→こちら!