Top 無線LANルーター 比較2020’【11ax対応】Wi-Fi6対応ルーター20機の性能とおすすめ・選び方 (3) 11ax対応Wi-Fiルーター

2020年03月13日

比較2020’【11ax対応】Wi-Fi6対応ルーター20機の性能とおすすめ・選び方 (3) 11ax対応Wi-Fiルーター

今回レビューする内容】2020年 Wi-Fi 6対応無線LANルーターの性能とおすすめ:11axルーター: 10Gbps 10ギガビットイーサネット回線対応 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax対応Wi-Fi6ルーター 機種野違いと性能ランキング

【比較する製品型番】 ASUS ROG Rapture GT-AX11000 RT-AX88U RT-AX92U バッファロー AirStation WXR-5950AX12 NETGEAR Nighthawk AX11000 RAX200-100JPS AX8 RAX80-100JPS RAX40-100JPS RAX120-100JPS RAX20-100JPS TP-Link Archer AX11000 AX6000 AX50 AX50/A AX10 AX10/A エレコム WRC-X3000GS NEC PA-WX3000HP PA-WX6000HP

今回のお題
Wi-Fi6対応の無線LANルーターのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日は、2020年3月現在、最新の無線LANルーターの比較です。

1・高速な無線LANルーターの比較
2・格安な無線LANルーターの比較
3・Wi-Fi 6 対応ルーターの比較
4・メッシュWi-Fiの比較
5・無線LAN中継機の比較
6・おすすめの無線LANルーター 【結論】

 このブログには、無線LANルータ関連の記事が5本ありますが、今回は3回目の記事となります。

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 一般的な光回線より高速な「10Gbps回線」を引いて利用している方や、高解像度動画を家庭内のサーバーから低遅延で送りたい方に向く、超高性能な、「Wi-Fi 6(11ax)」対応ルーターを紹介します。

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 以下では、はじめにWi-Fi6規格とは何か?という基本部分ついて簡単に紹介したあと、具体的に対応ルーターの紹介をしていきます。

1・対応人数   世帯向き
2・速度(ネット)★★★★★
3・速度(宅内) ★★★★★
4・無線の安定性 ★★★★★
5・設定の容易さ ★★★★★
6・総合評価   ★★★★★

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、価格別・性能別にAtlasのおすすめ機種を提案していきます。

 初心者の方にも分かるように書きますが、最後の「おすすめ機種」の部分だけ読めば、「どれを買えば良いか」分かるようにしてあります。

・Wi-Fi6とは何か?

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 はじめに、最も基本となる「Wi-Fi6とはなにか?」「どのくらい速度が改善できるのか?」についての基本を書いておきます。

 Wi-Fi6(IEEE 802.11ax)とは、簡単に言えば、2019年にはじまった、Wi-Fiの新しい業界規格の名前です。

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 従来の規格の場合、速度が速い5GHz帯(11ac)アンテナを4本搭載する高級機でも、最大1733Mbps(約162メガバイト/秒)という速度が限界でした。

 しかし、これだと、4K・8K時代の超高速通信には耐えられません

 そのため、Wi-Fi6(IEEE 802.11ax)という規格が生まれました。

・Wi-Fi導入のメリット性
 1・速度向上効果(2.7倍)
 2・遠距離の通信速度の向上
 3・同時接続時の安定性の強化

 Wi-Fi6の良い部分と言えるのは、上表の3点です。

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 第1に、全体的な速度向上効果が見込める点です。

 Wi-Fi6は、技術的に言えば、新しい圧縮規格(1024QAM)することで25%ほど、ワイドバンド160MHz)に対応したことで2倍ほど、速度を速めることができます。

 また、従来の倍となる、アンテナを8本制御できる技術も導入されるため、理論上は、最大で9608Mbps(1201メガバイト/秒)まで速度が出せるようになります。

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 もっとも、ルーターと子機の性能限界から、現状の最大値は、4804Mbps(600メガバイト/秒)です。

 それでも、従来よりも、2.7倍の速度の向上といえます。

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 第2に、遠距離通信の安定性の向上効果が期待できる点です。

 Wi-Fi6は、(速度が速い)5GHz帯だけでなく、(速度はでないが遠くまで電波が飛ぶ)2.4GHz帯についても、先ほど書いた1024QAMが働きます。

 そのため、2.4GHz帯でも、最大1147Mbpsとなり、少し離れた場所での速度向上もみこめます。

 第3に、同時接続時の安定性の強化が可能な点です。

 Wi-Fi6は、(現行モデルでも)アンテナは8つ制御でき、8台の機器にそれぞれアンテナを振り分けられます。

 そのため、5台を超えるような相当な多数接続の環境の場合、回線の安定性に寄与させることも可能です。

・Wi-Fi 6の弱点
 ・本体が割高
 ・本体が巨大
 ・対応する機器が少ない

 一方、公平を期して言えば、弱点も多くあります。

 第1に、価格が相当割高なこと、第2に、アンテナ数の関係で本体が相当大きいこと、第3、Wi-Fi6に対応するスマホ・PCがほぼないことです。

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 結論的にいえば、Wi-Fi6は、一般人にとっては、現在では、「将来への投資」という側面が強いです。

 3DKクラスのマンションや一軒家で、一般的な1Gbps程度の光ファイバー回線をご利用中の方は、確実にオーバースペックです。

 場所と電気を食うだけで値段に見合う改善はしないと言えます。

1・高速な無線LANルーターの比較
2・格安な無線LANルーターの比較
3・Wi-Fi 6 対応ルーターの比較
4・メッシュWi-Fiの比較
5・無線LAN中継機の比較

 そういった方については、1回目の記事で紹介した、【高速な無線LANルーターの比較記事】をご覧ください。

 そちらで、紹介した「従来の仕組みで速い、高性能機」をおすすめします。

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 一方、「電波の届き」「多人数での利用」に悩むような、民泊や商業施設など、多くのユーザーが利用する場所での導入を考えている方も、Wi-Fi6が最適とも言えません

 どちらかというと、【メッシュWi-Fiの比較記事】で紹介した製品で構築した方が良いでしょう。

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 Wi-Fi6(IEEE 802.11ax)がマッチするのは、以下の場合に限るでしょう。

 第1に、家庭内で完結するネットワークを高速化したい場合、

 第2に、NURO 光など、最大2Gbpsを謳うような、ギガビット回線を特別に契約している場合、

 です。

 ただ、Eスポーツのプレーヤーや、トレーダー、高度なNAS使いなど、必要な人はいるでしょう、

 そのような方達のため、以下、具体的な機種の比較にはいりたいと思います。

1・ASUSのWi-Fi6ルーターの比較

 では、具体的に、高速な、Wi-Fi 6(11ax)対応機を比較します。

 Eスポーツ関連機器に相当力を入れる企業なので、Wi-Fi 6対応機を他社に先駆けて展開してきました。

 ラインアップも複数機あり、他社と比較する場合の「ベンチマーク」にしやすいため、はじめに全機種同時に紹介します。


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 【2018/12】

 1・ASUS 無線LANルーター RT-AX88U
  ¥36,345 Amazon.co.jp (3/13執筆時)

 【旧モデル】

 2・ASUS 無線LANルーター RT-AC88U
  ¥22,000 Amazon.co.jp (3/13執筆時)

2.4GHz帯速度:1148Mbps
5.0GHz帯速度:4804Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×8
簡単設定機能 :WPS

 RT-AX88Uは、台湾のASUS(エイスース)社Wi-Fi 6(11ax)対応高級無線LANルーターです。

 なお、こちらについては、旧モデルがあります。しかし、そちらは、Wi-Fi 6非対応で、5GHz帯の速度が(スペック上)半減しています。

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 無線の最大速度は、帯域ごとに異なります。しかし、スペック的にはどちらも「業界最高速」です。

 第1に、5GHz帯は、4本のアンテナを搭載します。

 11axとして接続する場合は、4804Mbps(約601メガバイト/秒)に対応できます。

 第2に、2.4GHz帯も、4本のアンテナを搭載します。

 11axとして接続する場合は、1148Mpbs(約143メガバイト/秒)に対応できます。

 11axは、5GHz帯専用だった11axと異なり、電波が遠くまで飛びやすい2.4GHz帯も拡張できるため、速度だけでなく、距離も改善できる可能性があるでしょう。

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 【2019/11】

 ・ASUS PCE-AX58BT
  ¥8,867 Amazon.co.jp (3/13執筆時)

 一方、対応するには子機側の対応も必要です。

 増設する場合は、ASUSの場合、デスクトップPC用に2402Mbps対応の高速無線アダプタが売られています。

 これを利用すれば、ルーター自体のポテンシャルを(完全ではないにせよ)引き出せます。

 無線の安定性も、能力が高いです。こちらも、いくつかの観点から見ておきましょう。

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 第1に、アンテナです。

 速度低下が起こりにくいMU-MIMO技術が、11ax規格の場合、標準採用です。

 下位機種の記事でも見ましたが、MU-MIMO技術は、下り回線について、複数の機器(スマホ・パソコンなど)を同時に使っても、速度低下が起こりにくくする、新しい同時通信の技術です。

 一方、IEEE802.11ax(Wi-Fi 6)規格に対応する場合、上り回線もMU-MIMOにできます。

 そのため、多人数が同時に接続するような場所(例えば会社やホテルのロビーなど)には、この機種は特に向くでしょう。

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 第2に、CPUです。

 1.8GHzのクアッドコアCPUを採用します。 

 そのほか、バッファローのアドバンスドQoS機能と同じで、通信速度を優先する機器を設定できる、Adaptive QoSにも対応します。

 さらに、他社のビームフォーミング機能に相当する技術となる、Ai Radar機能も搭載されます。

 これは、簡単に言えば、スマホや携帯ゲーム機などの端末の位置を特定するソナーです。(手に持つことで)動き回る小さなスマホ等の端末に安定した電波を送ることができます。

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 家庭外(インターネット)接続についてです。

 本機の場合、WAN側(モデムにつなぐ方の)端子とケーブルが、1000Mbpsまでしか対応しないという事情で、1000Mbps以上あっても意味がない製品です。

 ただ、こちらは、WTFastという通信経路の最適化機能があります。

 これは、ゲームなどをする場合、または、ネット配信の4K動画を閲覧する場合、サーバーとの通信経路が最適化する機能です。そのため、通信先とのタイムラグが抑えられる、という仕組みです。

 ゲームや動画以外にも、反応速度が要求されるビジネス・金融上の取引などにも有用だと思います。

 接続端子は、1000Base-Tが8ポート搭載されます。

 簡単設定機能は、PC用のWPSこそ搭載されますが、さほど重要視されておらず、この点では「中上級者向き」製品です。

 そのほか、Target Wake Time(TWT)という、通信状態にないPCなどを判定し、スリープ状態の場合、信号送信を遅らせることで、機器側のバッテリー消耗を減らす技術も採用されます。

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 一方、ASUSの場合、トレンドマイクロ社のAiProtectionが組み込まれています。

 ウイルス感染の検知や、外部からの攻撃に対処する機能です。機能は、ウイルス対策ソフトと被りますが、IOT家電でネット接続機器が増えている現状では、良いでしょう。

 問題は、ソフトと競合する点に由来する安定性、信頼性ですが、他社と異なり、「1年経過後に有料に移行」などとしていない点は高く評価できます。

 トラブったら、使わなければ良いだけです。

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 以上、ASUSRT-AX88Uの紹介でした。

 過去においてはそつのない、ゲーム向き機種でした。

 ただ、現在としては、(WTFast対応とはいえ)ネット速度が1000Mbpsまでの対応の製品なので、高性能機としては、やや陳腐化していると言えます。

  値段差をふまえても、長く使いたい場合、あまりおすすめとはいえません。


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 【2019/12】

 3・ASUS 無線LANルーター RT-AX92U
  ¥26,800 Amazon.co.jp (3/13執筆時)

2.4GHz帯速度:400Mbps
5.0GHz帯速度:4804Mbps ×2
有線LAN:1000BASE-T ×8
簡単設定機能 :WPS

 RT-AX88Uは、台湾のASUS(エイスース)社Wi-Fi 6(11ax)対応の上位機です。

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 無線の最大速度は、下位機種に較べると、構成が変則的です。

 第1に、5GHz帯(1)は、4本のアンテナを搭載します。

 11axとして接続する場合は、4804Mbps(約601メガバイト/秒)に対応できます。

 第2に、5GHz帯(2)は、2本のアンテナを搭載します。

 こちらも、アンテナ本数が少ないので、最大速度は867Mbpsです。

 第3に、2.4GHz帯も、2本のアンテナを搭載します。

 11axとして接続できないので、256QAM圧縮技術を利用するとして、最大400Mbpsです。

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 結論的にいえば、ゲーム専用に、最高速な5GHz帯(1)を振り分け専有させた上で、2.4GHz帯5GHz帯(2)をその他の回線用に回すという利用法を想定した構成です。

 同社の入門機と異なり、「1組をゲーム用として専有させられる」のがメリット性でしょう。

 無線の安定性は、基本的には、下位機種を踏襲します。

 CPUは、ただし、1.8GHzのデュアルコアCPUと、コア数では下位機種を下回ります。

 AiMesh機能はフォローするものの、(家庭のレベルを超えた)多人数での共有を意図する製品ではないためでしょう。

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 家庭外(インターネット)接続については、一方、WAN側が1000Mbpsまでです。

 接続端子は、1000Base-Tが4ポート搭載されます。

 簡単設定機能は、PC用のWPSのみです。

 そのほか、TWTAiProtectionは、下位機種同様に搭載となります。

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 以上、ASUSRT-AX92Uの紹介でした。

 かなり、ニッチなニーズではありますが、高速回線が同時に必要な接続が有り得る方で、2セットの5GHz帯のアンテナを有効利用したい場合、面白いでしょう。

 WAN側が1000Mbpsまでという部分はネックですが、高速回線を契約しないならば、この構成はありでしょう。


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 【2019/5】

 4・ASUS ROG Rapture GT-AX11000
  ¥43,473 Amazon.co.jp (3/13執筆時)

2.4GHz帯速度:1148Mbps
5.0GHz帯速度:4804Mbps×2
有線LAN:1000BASE-T×4 2.5GBASE-T
簡単設定機能 :WPS

  GT-AX11000 は、台湾のASUS(エイスース)が発売する、同社の現在の最上位機となります。

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 「ROG」という単語が入る場合、同社の「ゲーミング最高峰」となりますが、こちらもそのような用途の製品です。

 無線の最大速度は、この機種も、IEEE802.11ax(Wi-Fi 6)に対応する機種です。

 本機の場合も、3セット装備されます。

 第1に、5GHz帯(1)は、4本のアンテナを搭載します。

 第2に、5GHz帯(2)も、4本のアンテナを搭載します。

 11axとして接続する場合は、いずれも4804Mbps(約601メガバイト/秒)に対応できます。

 第3に、2.4GHz帯は、4本のアンテナを搭載します。

 11axとして接続する場合は、1148Mbpsという数字になります。

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 結論的にいえば、かなり贅沢な構成で、いずれのパターンでも最大速度を得られます。

 ただ、アンテナが多い分、価格は相当高いわけですが。

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 インターネット速度は、一方、WANに2.5Gbpsポートを搭載します。

 「理論上」は、1000Mbps(=125MB/秒)という、冒頭で示した限界を超えることが可能です。

 そのため、NURO 10GやAU光10Gなど「10Gbps回線」を引き込んでいる方については、このグレード以上ならば、能力を引き出せそうです。

 もちろん、モデム機器のLAN側、及び、PCなどの接続機器も2.5Gbps対応でないと意味が無いですが。

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 無線の安定性は、一方、下位機種に較べると、実用的にも優秀です。

 CPUも、同社の下位機種と同じ1.8GHzのクアッドコアCPUなので、並行処理に強くなっています。

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 接続端子は、1000Base-TのLANポートが4つと、WAN/LAN兼用の2.5GBase-Tのポートが1つです。1000BaseーTのWAN専用ポートが1つ別に付きます。

 そのほか、TWTAiProtectionは、下位機種同様に搭載となります。

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 以上、ASUSGT-AX11000 の紹介でした。

 2.5Gbpsポートを搭載した点で、Wi-Fi 6を活かすという意味では、将来性はかなりある機種でしょう。

 ただ、完全に、「遅延が困るゲーミング用」の機種ですから、本体サイズ、価格の部分をふまえて、その部分を専門的に考える人に限定して、「おすすめ」な機種です。

2・バッファローのWi-Fi6ルーターの比較

 続いて、ASUSのライバルとなる、日本のBUFFALOのWi-Fi 6(11ax)対応機を比較します。


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 【2019/9】

  [チタニウムグレー]

 5・バッファロー AirStation WXR-5950AX12
  ¥29,309 Amazon.co.jp (3/13執筆時)

 【チタニウムグレー×クリアブラック】(限定色)

 6・バッファロー AirStation WXR-5950AX12R
  ¥------- Amazon.co.jp (3/13執筆時)

2.4GHz帯速度:1147Mbps
5.0GHz帯速度:4803Mbps
有線LAN:1000BASE-T×3 10GBASE-T×1
簡単設定機能 :WPS

  WXR-5950AX12 は、BUFFALOが9月に発売した、IEEE802.11ax(Wi-Fi 6)に対応する無線LANルーターです。

 当初「限定色」モデルがありましたが、現状では「在庫切れ」です。

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 無線の最大速度は、この機種は、変則的な構成です。

 ASUSと同じ書き方をするならば、以下の通りです。

 第1に、2.4GHz帯は、4本のアンテナを利用します。

 11axとして接続する場合は、1147Mbpsという数字になります。

 第2に、5GHz帯は、4本のアンテナを利用します(4×4)

 11axとして接続する場合は、最大4804Mbps(約601メガバイト/秒)となります。

 実際は、総計、8本の5GHz帯アンテナ(8×8)を搭載しているのですが、ASUSのように、5GHz帯(1)(2)と「2系統」あるトライバンド機ではなく、通信安定性を高めるための工夫となります。

 Wi-Fi6は、マルチユーザーへのMIMO送信が8まで対応なので、多いことには意味があります。

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 インターネット速度は、この機種の場合、WANに10Gbpsポートを1つ搭載します。

 家庭用としては、かなりのオーバースペックで、発熱するだけ損のように思えますが、企業のインフラでは、10Gbpsが通常で、その規格に合わせた形です。

 そのほか、1Gbpsのポートが3つ付属です。

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 無線の安定性は、BUFFALOの下位機種にも搭載されている複数の技術が搭載されます。

 第1に、ビームフォーミングです。

 新規格の8x8 ビームフォーミングに対応します。ただ、iPhoneでさえ2×2の状況なので、遠い未来のことでしょう。

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 第2に、バンドステアリングです。

 この機種は、スマホなどを、混雑していない帯域に自動的に誘導する機能です。

 とくにBUFFALO機は、2019年7月に当局から開放された144ch帯をフォローできるため、チャンネルの柔軟性も他社より高いです。

 第3に、干渉波自動回避機能です。

 これは、電子レンジなどの電波を感知した場合、自動的にノイズを回避する機能です。とくに、双方向性のデータ通信が必要なゲームなどの断線対策に有効です。

 第4に、アドバンスドQoS4Kモードです。

 アドバンスドQoSとは、複数の端末で、通信速度の優先順位を設定できる機能です。例えば、動画やゲームに通信量を優先設定しておけば、データが切れてしまうような事態を防げます。

 この場合、4K映像も対応するため、それを検知した場合、その映像を優先的に配信します。4Kはネット配信が始まっているので、今後さらに重要になるでしょう。

 第5に、CPUです。

 2.2GHzクアッドコアCPUとASUSの上を行くため、安定性の部分では、総合的には「BUFFALOが少し有利」かなと思います。

 接続端子は、言及に値します。

  ASUSの上位機は2.5Gについて、WAN/LAN共用でした。しかし、BUFFALOは、WAN・LANそれぞれに単独に10G(2.5G対応)端子が付属します。

 将来的に考えて取り回しは良いでしょう。加えて1000BASE-Tも3つなので、LANについては、接続性は上でしょう。

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 【Windows Mac対応】

 BUFFALO LUA-U3-A2G
  ¥6,364 Amazon.co.jp (3/13執筆時)

 なお、BUFFALOからは、USB-3.1端子でPCに観戦を引き込むアダプターを同時発売しました。

 WindowsにもMacにも対応します。一般的に、2.5Gbpsを引き込めるPCは「ほぼない」ので、接続手段を用意したのは良いと思います。

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 以上、BUFFALOWXR-5950AX12 の紹介でした。

 IEEE802.11ax(Wi-Fi 6)対応のAsusと較べると、CPU性能が良いほか、2.5G(10G対応)端子をWAL・LAN独立して搭載している点が、将来を見こすと「実用的」です。

 その上で、バンドステアリング干渉波自動回避機能、アドバンスドQoS4Kモードなど、「狭くてごちゃごちゃしている」日本住宅事情をふまえた技術を多く搭載する点が魅力と言えます。

 IEEE802.11ax(Wi-Fi 6)は、出はじめで、「初ものリスク」もありますが、定評のある既存の技術を割と活かしている感じで、安心して使えそうな上位機だと感じます。

3・NECのWi-Fi6ルーターの比較

 続いて、NECのWi-Fi6ルーターです。

 他社より、やや遅れ目でしたが、Wi-Fi 6(11ax)対応機を発表しています。


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 【2019/12】

 7・ NEC Aterm WX6000HP PA-WX6000HP
  ¥35,946 Amazon.co.jp (3/13執筆時)

2.4GHz帯速度:1147Mbps
5.0GHz帯速度:4804Mbps
有線LAN:1000BASE-T×4
簡単設定機能 :WPS

  PA-WX6000HP は、NECのIEEE802.11ax(Wi-Fi 6)に対応する無線LANルーターです。

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 同社の製品は、伝統的に外部アンテナがないので、スッキリ設置できます。

 サイズも20cmですので、このスペックを持つ製品としては小型です。

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 一方、外部アンテナはないですが、「実効速度」について、NECが劣ると言うことはありません。

 同社の場合、高いアンテナの小型化技術を採用しており、伝統的に「360度方向への電波の飛び」は、アンテナが目立つモデルと変わらないという評価です。

 さらに、本機は、立体的に3直交するワイドレンジアンテナを採用することで、水平方向への実効速度もキープされます。

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 無線の最大速度は、バッファローと構成は、全く同様です。

 第1に、2.4GHz帯は、4本のアンテナを利用します。

 11axとして接続する場合は、1147Mbpsという数字になります。

 第2に、5GHz帯は、4本のアンテナを利用します(4×4)

 11axとして接続する場合は、最大4804Mbps(約601メガバイト/秒)となります。

 本機も、8本の5GHz帯アンテナ(8×8)を搭載しているのですが、通信安定性を高めるための工夫なので、速度は同じです。


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 インターネット速度は、本機も、WANに10Gbpsポートを1つ搭載します。

 LANは、ただ、1Gbpsのポートが4つ付属ですから、少し多めです。

 無線の安定性は、一部構成が異なります。

 第1に、ビームフォーミングバンドステアリングです。

 これらについては、新チャンネルの対応を含めて、バッファローと構成は同じです。

 第2干渉波自動回避機能です。

 本機の場合、ノイズ回避を目的とした回避機能は見られません

 接続数の点で混雑した帯域を自動的に回避するオートチャネルセレクトはみられますが、やや意味合いが異なると思います。

 ゲームの断線などは、バッファローのほうやが、対策数はやや上でしょう。

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 第4に、アドバンスドQoSです。

 名前に、4Kはつきませんが4K動画を含めて設定が可能です。

 ただ、自動検知ではなく、端末ごとに優先度を選ぶ方式です。

 第5に、CPUです。

 本機もクアッドコアCPUとの言及があります。ただ、バッファローと違い、クロック数の開示がないです。

 NECのほうが後発なのにスペック開示がない点から、やや劣る可能性はあります。

 接続端子は、一方、10G(2.5G対応)端子はWAN側(インターネット側)のみです。

 したがって、LAN部分の将来性については、バッファローに負けます。

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 以上、NECPA-WX6000HPの紹介でした。

 バッファローと似た構成ですので、NECのルーターに使い慣れている方は素直に本機で良いでしょう。

 ただ、細かい部分、例えば10GbpsLANポートの装備など、バッファローと比較すると省略されていると言える部分もあるため、NECユーザー以外は選びにくい部分もあるでしょう。

 とはいえ、Wi-Fi6対応ルーターは、どのメーカーも、「大きく、個性的すぎる形状」をしているので、リビングなど目立つ場所に置く場合は、本機のスッキリしたデザイン性は魅力でしょう。

 繰り返しますが、内蔵アンテナだから実効速度が落ちるということは、あまり考えられませんので。


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 【2020年5月発売予定】

 8・ NEC Aterm WX3000HP PA-WX3000HP
  ¥21,970 楽天市場 (3/13執筆時)

2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:2402Mbps
有線LAN:1000BASE-T×4
簡単設定機能 :WPS

  PA-WX3000HP は、NECのIEEE802.11ax(Wi-Fi 6)に対応する無線LANルーターの下位機種です。

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 本機もアンテナがない構造で、スッキリタイプです。

 形状は、同社従来の黒ボディのクラシックな感じです。

 立体的に3直交するワイドレンジアンテナを採用するなど、仕組みは上位機と同じです。

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 無線の最大速度は、一方、注意が必要です。

 本機の場合も11ax対応機ですが、アンテナが、それぞれの帯域で2本です。

 そのため、axの最大速度を活かせない製品です。

 インターネット速度も、WAN側に10Gbpsポートがない仕様です。

 無線の安定性も、本機は、ビームフォーミング・バンドステアリングは装備しますが、アドバンスドQoSに対応しません

 CPUもデュアルコアに止まります。

 接続端子は、1000Base-TのLANが4つなので、下位機種同様です。

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 以上、NECPA-WX3000HPの紹介でした。

 現在的にWi-Fi6対応ルータを探している方は、その速度や、回線安定性を重視したいという部分をふまえると、物足りない構成です。

 同社から選ぶとしても上位機でしょう。

4・ネットギアのWi-Fi6ルーターの比較

 続いて、アメリカのネットギアの製品です。


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 9・NETGEAR AX8 RAX80-100JPS
  ¥40,198 Amazon.co.jp (3/13執筆時)

2.4GHz帯速度:1147Mbps
5.0GHz帯速度:4804Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×6
簡単設定機能 :WPS

 RAX80-100JPSは、米国のネットギアが販売する、IEEE802.11ax(Wi-Fi 6)に対品です。

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 近未来的なデザインですが、翼の部分に4本の高感度アンテナを挿入する構造です。

 無線の最大速度は、以下の通りです。

 第1に、2.4GHz帯は、4本のアンテナを利用します。

 11axとして接続する場合は、1147Mbpsです。

 第2に、5GHz帯は、4本のアンテナを利用します(4×4)

 11axとして接続する場合は、最大4804Mbps(約601メガバイト/秒)となります。 

 インターネット速度は、一方、WANに2.5Gbpsポートを非採用です。

 「理論上」、1000Mbps(=125MB/秒)という、冒頭で示した限界を超えることができません。

 無線の安定性は、それなりです。

 ASUSのAdaptive QoSに相当するDynamic QoSを搭載するため、通信速度を優先する機器を設定できます。

 その上で、ビームフォーミングプラスも搭載するため、安定性の面では、バッファローに及ばないながら、「グレード的にはASUSUの下位機と同等」と言えます。

 CPUも、同じく1.8GHzのクアッドコアCPUを搭載する点で、処理面での基本的なグレードは、同じほどです。

 接続端子は、1000Base-Tが6ポート搭載されます。

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 以上、RAX80-100JPSの搭載でした。ASUS機と速度面、端子面では、ほぼ差がない機種です。

 したがって、1000Mbps問題が解決されない機種です。光回線の「10Gbps時代」に使うにはやや物足りないでしょう。

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 【2019/6】

 10・NETGEAR AX3000 RAX40-100JPS
  ¥16,463 Amazon.co.jp (3/13執筆時)

2.4GHz帯速度:600Mbps
5.0GHz帯速度:2400Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×4
簡単設定機能 :WPS

 なお、同社からは格安の入門機としてRAX40-100JPSも登場しています。

 こちらも、11ax対応機なのですが、アンテナが、それぞれの帯域で2本であるため、axの最大速度を活かせない製品です。

 WANに2.5Gbpsポートも非採用ですので、今回の趣旨から言えば、選ぶ意味に乏しい製品でしょう。

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 201912251644.jpg

 【2020/3】

 11・NETGEAR RAX20-100JPS
  ¥13,807 Amazon.co.jp (3/13執筆時)

2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:1201Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×4
簡単設定機能 :WPS

 さらに、スターター価格な、下位機種も登場しました。 

 本機も、RAX40と同じでアンテナが、それぞれの帯域で2本です。

 にもかかわらず、5GHzの速度が遅いのは、Wi-Fi6の基本的な技術のうち、速度が2倍出せる160MHzチャンネルをフォローしないからです。

 その他、ビームフォーミングにも対応していません。


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 【2019/11】

 12・NETGEAR Nighthawk AX11000 RAX200-100JPS
  ¥52,271 Amazon.co.jp (3/13執筆時)

2.4GHz帯速度:1148Mbps
5.0GHz帯速度:4804Mbps×2
有線LAN:1000BASE-T×4 2.5GBASE-T
簡単設定機能 :WPS

 RAX200-100JPS は、米国のネットギアの最上位機です。

 無線の最大速度は、ASUSの最上位機と同様です。

 本機の場合も、3セット装備されるトライバンド機です。

 第1に、5GHz帯(1)は、4本のアンテナを搭載します。

 第2に、5GHz帯(2)も、4本のアンテナを搭載します。

 11axとして接続する場合は、いずれも4804Mbpsに対応できます。

 第3に、2.4GHz帯についても、4本のアンテナを搭載します。

 11axとして接続する場合は、1148Mbpsという数字になります。

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 結論的にいえば、後発としてASUSの最上位機に合わせてきた形です。

 どちらを選ぶかは、この部分以外の、付加機能の優秀さで決まるでしょう。


201912251658.jpg

 インターネット速度は、一方、WANに2.5Gbpsポートを搭載します。

 無線の安定性は、下位機種同様に、Dynamic QoSを搭載し、ビームフォーミングプラスにも対応します。

 CPUも、水準としては同じで、1.8GHzのクアッドコアCPUなので、並行処理に強くなっています。

 接続端子は、1000Base-TのLANポートが4つと、WAN/LAN兼用の2.5GBase-Tのポートが1つです。1000BaseーTのWAN専用ポートが1つ別に付きます。

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 以上、ネットギアRAX200-100JPSの紹介でした。ASUSの最上位機が、値段面、性能面ともライバルでしょう。

 スペック上がほぼほぼ変わらないため、基本的に値段で選んでも良いように思います。ただ、ゲーミング用のカスタマイズ機能は、ASUSの方がやや有利ですし、TWTAiProtectionに相当する機能はこちらにはないため、選ぶならばASUSでしょうか。

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 201912251714.jpg

 【2019/5】

 13・NETGEAR Nighthawk AX12 RAX120-100JPS
  ¥42,271 Amazon.co.jp (3/13執筆時)

2.4GHz帯速度:1148Mbps
5.0GHz帯速度:4804Mbps
有線LAN:1000BASE-T×4 2.5GBASE-T
簡単設定機能 :WPS

 なお、米国のネットギアからは、旧来のハイエンド機となるRAX120-100JPSが売られています。

 構成としては、バッファロー機と同じで、5.0GHz帯8つのアンテナ(8×8)、2.4GHz帯に4つのアンテナとなる製品です。

 5GHz帯が別に2セットある構成ではない機種なので、同じような構成のバッファロー機との比較になりますが、値段面、機能面、革新性の部分で、多少及んでいない印象があります。

5・TP-LINKのWi-Fi6ルーターの比較

 続いて、中国のティーピーリンクのルーターです。


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 【2019/10】

 14・TP-Link Archer AX11000
  ¥39,800 Amazon.co.jp (3/13執筆時)

2.4GHz帯速度:1148Mbps
5.0GHz帯速度:4804Mbps
有線LAN:1000BASE-T×8 USB-C
簡単設定機能 :WPS

 Archer AX11000 は、中国のTP-Linkの最上位機です。

 無線の最大速度は、ASUSやネットギアの最上位機と同じです。

 第1に、5GHz帯(1)は、4本のアンテナを搭載します。

 第2に、5GHz帯(2)も、4本のアンテナを搭載します。

 11axとして接続する場合は、いずれも4804Mbpsに対応できます。

 第3に、2.4GHz帯についても、4本のアンテナを搭載します。

 11axとして接続する場合は、1148Mbpsという数字になります。

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 ちなみに、各社の上位機が軒並み同じスペックになるのは、CPUメーカーのインテルが開発したWi-Fi6の基盤を利用しているからです。

 201912251725.jpg

 CPUも従って同様で、1.8 GHzのクアッドコア CPUが採用されます。

  結論的にいえば、後発としてASUSの最上位機に合わせてきた形です。

 どちらを選ぶかは、この部分以外の、付加機能の優秀さで決まるでしょう。

 201912251726.jpg

 インターネット速度は、この機種も、WANに2.5Gbpsポートを搭載します。

 無線の安定性は、一方、ゲームに最適化された「QoS」の言及はありますが、ビームフォーミングに対応する技術が不明です。

 一方、同社は、伝統的にWi-Fiシグナルを強化する、レンジブースト機能を強調します。

 201912251733.jpg

 接続端子は、1000Base-TのLANポートが8つです。2.5Gbpsポートこそないですが、有線端子は割と多めです。

 USB-Cポートもあり、接続方法は結構多彩です。

 201912251735.jpg

 そのほか、細かい部分ですが、【AmazonEchoの比較記事】で紹介したAmazonの音声スピーカーで、WPSが制御できる点、【スマート家電リモコンの比較記事】で説明したスマホアプリの IFTTTでの制御に対応する展などが、面白いでしょう。

 また、ASUSのAiProtectionに相当する、Trend Microと提携したHomeCareセキュリティシステムを搭載します。

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 以上、TP-LinkArcher AX11000 の紹介でした。

 先述のように、IntelのWi-Fi6ユニットを使っている関係上、最上位機はあまり差が見られません。

 ただ、同社の場合は、有線端子が多用で数も多いため、ハブ機能を重視する方には選択肢となるでしょう。一方、ビームフォーミングに相当する機能が見られないのは、注意点でしょうか。

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 なお、TP-Linkのからはいくつかの下位機種が売られています。

 201912251746.jpg

 【2019/10】

 15・TP-Link Archer AX6000
  ¥30,475 Amazon.co.jp (3/13執筆時)

2.4GHz帯速度:1148Mbps
5.0GHz帯速度:4804Mbps
有線LAN:1000BASE-T×8 USB-C
簡単設定機能 :WPS

 第1に、 AX6000 です。

 5.0GHz帯4つのアンテナ(4×4)、2.4GHz帯に4つのアンテナ(4×4)となる点が上位機と異なります。

 その他の部分は、CPUや、端子構成、安定化技術など、仕様は1つ上で紹介した上位機と同じです。

ーーー

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 【2019/5】

 【通常型番】

 16・TP-Link Archer AX50
  ¥10,978 楽天市場 (3/13執筆時)

 【Amazon限定モデル】(同じ性能)

 17・TP-Link Archer AX50/A
  ¥12,800 Amazon.co.jp (3/13執筆時)

2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:2402Mbps
有線LAN:1000BASE-T×4
簡単設定機能 :WPS

 第2に、 AX50 です。

 5.0GHz帯2つのアンテナ(2×2)、2.4GHz帯に2つのアンテナ(2×2)となる格安機です。

 ネットギアにもありましたが、こちらは、さらにWAN側のポートが2.5Gbpsポートではないことをふまえると、位置づけがより難しい機種です。

 あえて言えば、Wi-Fi6は、160MHz帯を利用できるため、(他のWi-Fi6ルーター同様に)回線混雑が緩和できやすい点でしょうか。

 実測値に少し好影響があるかもしれませんが、今回の比較の趣旨からすると選びにくい機種です。

ーーー

 201912251759.jpg

 【2019/12】

 【通常型番】

 18・TP-Link Archer AX10
  ¥7,878 楽天市場 (3/13執筆時)

 【Amazon限定モデル】(同じ性能)

 19・TP-Link Archer AX10/A
  ¥8,800 Amazon.co.jp (3/13執筆時)

2.4GHz帯速度:300Mbps
5.0GHz帯速度:1201Mbps
有線LAN:1000BASE-T×4
簡単設定機能 :WPS

 第3に、 AX10 です。

 こちらは、5.0GHz帯のみ2つのアンテナ(2×2)で、axに対応させた製品です。

 値段はそれに応じて安くなりますが、HomeCare機能や、レンジブースト、QoSなど、セキュリティや接続安定性に関わる機能は全て省略であり、あまりおすすめできません。

6・エレコムのWi-Fi6ルーターの比較

 最後に、エレコムのWi-Fi6ルーターです。


  201909251908.jpg

 【2019/9】

 20・エレコム WRC-X3000GS
  ¥15,716 楽天市場 (3/13執筆時)

2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:2402Mbps
有線LAN:1000BASE-T×4
簡単設定機能 :WPS

  WRC-X3000GS は、ELECOMが9月に発売した、IEEE802.11ax(Wi-Fi 6)に対応する無線LANルーターです。

 201909251916.jpg

 無線の最大速度は、一方、この機種は、5GHz帯・2.4GHz帯それぞれに2本のアンテナです。

 そのため、家庭内で完結するネットワークでの速度・安定性については、「下位ランク」です。

 インターネット速度は、WANに2.5Gbpsポートを搭載します。

 この点では問題ないです。

201706211230.jpg

 無線の安定性は、他社と比べると、ビームフォーミングZ・バンドステアリング機能は、搭載します。

 ただ、BUFFALOの干渉波自動回避機能アドバンスドQoSに相当する機能はなく、「割り切った部分」はあります。

 アンテナは、エレコムはDXアンテナの技術を採用するため、定評があります。

 しかし、先述のように本数が少ないので、他社のハイエンド機と較べると、「スタンダードレベル」に落ち着きます。

 接続端子は、1000BASE-T×4なので、「10Gbps回線」を活かしたい場合は、モデムからは無線ということになります。

---

 以上、ELECOMWRC-X3000GSの紹介でした。

 基本的には、「10Gbps回線」を引いたかた向けの、安価なルーターです。

 ただ、形状が一般的で設置性が良いので、「特にこだわりがないが自宅が「10Gbps回線」だったので対応製品が欲しい!」という方には、おすすめできます。

次回に続く
Wi-Fi6対応の無線LANルーターのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今回は、Wi-Fi 6(11ax)対応家庭用無線LANルーターを紹介してきました。

 しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

 201802211529.jpg

1・高速な無線LANルーターの比較
2・格安な無線LANルーターの比較
3・Wi-Fi 6 対応ルーターの比較
4・メッシュWi-Fiの比較
5・無線LAN中継機の比較
6・おすすめの無線LANルーター  【結論】

 次回6回目は「結論編」です。

1・対応人数   世帯向き
2・速度(ネット)★★★★★
3・速度(宅内) ★★★★★
4・無線の安定性 ★★★★★
5・設定の容易さ ★★★★★
6・総合評価   ★★★★★

 そちらでは、今回紹介した製品を含め、このブログで紹介していた全機種から、価格別・目的別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

 引き続き、よろしくお願いします!

 結論編は→こちら

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posted by Atlas at 17:32 | 無線LANルーター

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