【今回レビューする内容】2020年 学習機能付き多機能リモートコマンダーの性能とおすすめ・選び方:別売テレビリモコン ソニー パナソニック 三菱電機 東芝 シャープ テレビ・ブルーレイ買換時に対応するリモコン
【比較する製品型番】SONY 電子ペーパー HUIS REMOTE CONTROLLER HUIS-100RC RM-PLZ530D RM-PLZ430D RM-PZ210D RM-PZ130D RM-PZ110D RM-PZ3D オーム電機 AV-R820E AV-R950N RC-TV007UDL HUIS-100KC-W HUIS-100KC-B
今回のお題
多機能な学習リモコンのおすすめ機種はどれ?
どもAtlasです。
今日は、2020年11月現在最新の、多機能リモコンを比較します。
なお、このブログには、リモコンについての記事が2つあります。
今回は、昔ながらの(アナログな)「コマンダー型」の学習リモコンを比較する2回目記事です。
そのため、もし、「スマホのリモコン化」や、スマートスピーカから「音声操作」を考えている方は、記事が異なります。
恐れ入りますが、1回目の記事にあたる【スマートリモコンの比較記事】を、ご覧ください。
よろしくお願いします。
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1・スマホのリモコン化 ★★★★★
2・音声コントロール ★★★★★
3・外出先からの制御 ★★★★★
4・赤外線の強さ ★★★★★
5・高度な設定 ★★★★★
6・総合評価 ★★★★★
というわけで、以下では、各製品を個別に比較していきます。
そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ製品を最終的に提案していくつもりです。
1・SONYの学習リモコンの比較
では、具体的な製品の比較に入ります。
はじめに、ソニーの学習機能付きリモコンの紹介からです。
というより、現在のところ、他社はこのタイプからほぼ撤退したので、SONYが唯一の製造メーカーです。
とはいえ、パナソニック・三菱電機・東芝・シャープをはじめ、他社機でも利用できるため、問題ありません。
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以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
1・SONY RM-PLZ530D S【シルバー】
2・SONY RM-PLZ530D L【ブルー】
3・SONY RM-PLZ530D R【レッド】
¥3,300 Amazon.co.jp (11/4執筆時)
登録ボタン数:8種
学習機能:対応
赤外線作動距離:11m
Bluetooth操作:非対応
サイズ:約54x210x27mm
PLZ530Dは、SONYから発売されている学習リモコンです。
こちらは、背面のカラーの違いで、3モデルありますが性能は同じです。
ボタン種類
・TV
・チューナー
・DVD
・BD(ブルーレイ)
・PC
・カメラ
・照明
・AMP(アンプ)
登録可能機器数は、8種類です。
ソニー製の、テレビ用リモコンを踏襲したデザインですが、テレビ以外の登録も可能なマルチ仕様です。
例えば、「TV」ボタンを押した場合は、下部のボタン全部がTV操作用になり、チューナーボタンを押した場合、他のボタン全部が、チューナー操作用になります。
ボタンの割り当て方法は、付属するメーカーの製品番号用紙を基本に、リモコンに登録する方法です。
対応するメーカーは、【メーカー番号一覧表】(PDF)で確認できます。
説明書には、必ずしも全てのメーカーの全製品の製品番号が網羅されているわけではありません。
しかし、そのような場合でも心配は要りません。なぜなら、この製品は「登録型学習リモコン」だからです。
例えば、ブルーレイに付属するリモコンの「オフタイマー」ボタンを、こちらの学習リモコンの「オフタイマー」に登録するとします
上図のように、学習リモコンのスイッチを「ピピッ」と音がするまで押してから、登録したい家電のリモコンの「オフタイマーボタン」を押すことで、学習リモコンが赤外線を受信し、登録が実行されます。
結論的にいえば、赤外線リモコンならば、どのような機種にも対応可能で、エアコンや扇風機なども登録できます。
赤外線登録機能は、ソニーの場合、8種類の「操作切り替えボタン」それぞれについて、数字ボタンを含む、上図の「基本ボタン」全てに設定・可能です。
この機種は、8種類のボタンの下部に「シフト」ボタンがあり、押してからそれぞれのボタンを押すことで、さらに別の信号を記憶することも可能です。
そのため、スペック的には、最大948ボタン分を学習させることができます。
一方、下部の4種類のシステムコントロールボタンは、複数の機器について16ステップの連動操作設定が可能です(最大8プログラム)。
操作切換ボタンにも同様緒操作登録が可能です。
これは、複数の機器を連続的に操作したい場合に便利です。
また、この機種の場合、どのボタンでも、5ステップまでは登録できるため、家電の電源を一斉にいれたい場合などには、便利です。
登録方法は、簡単です。
例えば、「AMP」ボタンを、「各種登録用」にして、数字の「1」のボタンを押した際、室内照明の「ON」に、「2」のボタンをエアコンのONに、「3」をOFFに、「4」を冷暖房切替に」「5」を暖房25度設定に、「6」を扇風機の「ON」に・・・など自由に登録可能です。
そのほか、リモコンにリンクボタンがあるため、各社独自の連動機能もフォローします。
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以上、PLZ530Dの紹介でした。
一般的な形状をした学習リモコンとしては、最も高機能です。例えば、リモコンを紛失したなどの方で、代替品を探しているならば、こちらで十分でしょう。
4・SONY RM-PLZ430D【ブラック】
¥2,451 Amazon.co.jp (11/4執筆時)
登録ボタン数:5種
学習機能:対応
赤外線作動距離:11m
Bluetooth操作:非対応
サイズ:約54x210x27mm
RM-PLZ430Dは、ソニーの学習リモコンの下位機種となります。
ボタン種類
・TV
・チューナー
・DVD
・BD(ブルーレイ)
・AMP(アンプ)
登録可能機器数は、5種類です。
上位機と較べると、いくつかのボタンが削られます。
シフトは引き続きあるので、実際的には多く登録可能です。
一方、連動設定のプログラムも同様に搭載ですが、システムコントロールボタンと操作切換ボタンのみ対応で、全てのボタンにマクロを設定することはできなくなっています。
赤外線登録機能は、上位機同様に装備です。
上位機と同じ方法で、学習登録が可能です。
ボタンの割り当て方法も同じです。
ただし、「照明」などのメーカー固有登録番号がこちらには無いため、登録させるためには、赤外線で学習させる必要があります。
対応するメーカーは、【メーカー番号一覧表】(PDF)で確認できますが、この部分は、上位機種と同じです。
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以上、RM-PLZ430Dの紹介でした。
一応学習機能はあるため、AV機器中心の利用ならば、この機種でも良いでしょう。
一方、照明などの家電にも割り当てたい場合は、ボタン数の多い、上位機を選びたいところでしょう。
5・SONY RM-PZ210D WW 【ホワイト】
6・SONY RM-PZ210D SB 【シルバー】
¥1,736 Amazon.co.jp (11/4執筆時)
登録ボタン数:3種
学習機能:非対応
赤外線作動距離:11m
Bluetooth操作:非対応
サイズ:約52x210x27mm
リモートコマンダー RM-PZ210Dは、ソニーの「マルチリモコン」シリーズに属する製品です。
ボタン種類
・TV
・チューナー
・BD(ブルーレイ)
登録可能機器数は、3種類です。
上位機と違って、シフトボタンもない仕様です。
また、システムコントロールボタンなども無いため、連動設定には未対応です。
赤外線登録機能は、このグレードの場合、未付属です。
そのため、説明書のメーカー番号を見ての登録しか手段がない製品です。
未対応だった場合に対処不能になりますし、照明などの家電の制御もできません。
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以上、リモートコマンダー RM-PZ210Dの紹介でした。
所有しているリモコンが壊れて、(だいたい同じ性能の)テレビリモコンを探している方に売れている製品でしょう。
ただ、その場合も、赤外線学習登録機能がないので、ややリスクが高いといえます。
7・SONY RM-PZ130D BB 【ブラック】
8・SONY RM-PZ130D SB 【シルバー】
9・SONY RM-PZ130D SB 【ホワイト】
¥1,982 Amazon.co.jp (11/4執筆時)
登録ボタン数:2種
学習機能:非対応
赤外線作動距離:11m
Bluetooth操作:非対応
サイズ:約52x210x27mm
RM-PZ130Dは、ソニーのリモートコマンダーの下位機種です。
登録可能機器数は、2種類です。
さらに割り切られた仕様で、主に、テレビ+ブルーレイのリモコンが壊れた方向けの製品です。
それ以外の性能面では、上位機と変わりません。
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以上、RM-PZ130Dの紹介でした。
学習機能がないため、やはり、この機種もその部分が心配です。
ただ、相対的に、文字盤が大きく、配置も「目の悪い」方に配慮した「大ボタン」なので、お年寄りなどが、比較的新しい、大手製のTVで利用する場合は、一定のメリット性はありそうです。
とはいえ、学習機能は無いため、主要メーカー製の機器だけ、というわけでもない場合は、赤外線学習機能がある機種をおすすめします。
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11・SONY RM-PZ110D S 【シルバー】
12・SONY RM-PZ110D W 【ホワイト】
13・SONY RM-PZ110D L 【ブルー】
14・SONY RM-PZ110D P 【ピンク】
¥1,800 Amazon.co.jp (11/4執筆時)
登録ボタン数:1種
学習機能:非対応
赤外線作動距離:11m
Bluetooth操作:非対応
サイズ:約52x210x27mm
なお、同一形状の下位機種としてRM-PZ110D Bがあります。
ただ、こちらについては、地デジテレビ専用モデルであり、BS・CSの切替もない仕様です。
格安テレビの買い替え用でしょう。
15・SONY RM-PZ3D B 【ブラック】
16・SONY RM-PZ3D S 【シルバー】
17・SONY RM-PZ3D W 【ホワイト】
¥1,440 Amazon.co.jp (11/4執筆時)
登録ボタン数:1種
学習機能:非対応
赤外線作動距離:11m
Bluetooth操作:非対応
サイズ:約63x149x30mm
RM-PZ3D Bは、ソニーでは特殊と言える形状の、リモコンです。
こちらもTV専用ですが、先ほどと異なり、地デジほか、BS・CSには対応する製品です。
音量「大」ボタンが大きい点で、やはり、お年寄りが、自室で利用することを想定した製品でしょう。
2・SONYの高級リモコンの比較
続いてもSONYの製品ですが、価格がやや高めの製品を紹介します。
【単品】
18・SONY 電子ペーパー HUIS-100RC
18・SONY 電子ペーパー HUIS-100RC
¥24,457 Amazon.co.jp (11/4執筆時)
【クレードルセット】
19・SONY 電子ペーパー HUIS-100KC/W
19・SONY 電子ペーパー HUIS-100KC/B
¥32,500 Amazon.co.jp (11/4執筆時)
登録ボタン数:5種
学習機能:対応
赤外線作動距離:7m
Bluetooth操作:対応
サイズ:約123x68x24mm
SONYのHUIS REMOTE CONTROLLERは、リモコンの形状の製品では最も高性能な学習リモコンです。
数年前、ソニーがクラウドファンディングを経て、一般発売したものです。
特徴的な形状ですが、こちらは「電子ペーパー」形式を利用したタッチパネル式液晶を採用しています。
電子ペーパーは、液晶とは違い、通電せずに画面を表示したままにできます。
そのため、電池の持ちは長く、リモコン向きです。本体の充電はUSB経由で行います。しかし、無充電でも1ヶ月ほど保ちます。
リモコンのデザインは、この機種の場合、自由にユーザーが設計できます。
Windows系のパソコンがあれば、自分で設計できます。
素材【こちら】は十分に用意されています。
連蔵設定も、通常タイプのリモートコマンダーの上位機同様に、対応します。
例えば、「シアターボタン」を押すと、照明が落とされ、TVが起動し、扇風機が止まるなどの、連動設定にも対応できます。
なにより、複数の機器(例えばTVとブルーレイレコーダー)を、好きな配置で同一のディスプレイに自由に配置できます。そのため、リモコンの操作性の自由度は高いです。
ボタンの割り当て方法は、At登録機器がソニー製かどうかにかかわらず、現行のほとんどの家電のリモコンの自動登録に対応します。
また、登録時、操作インターフェースも多彩で使いやすいです。
未登録機器の登録も、かなりスムーズでした。
BLUETOOTH CRADLE HUIS-200CR【白】
BLUETOOTH CRADLE HUIS-200CR【黒】
¥6,800 楽天市場 (11/4執筆時)
また、最初からセットされたバージョンもありますが、Bluetooth対応のクレードルを導入すると、ゲーム機など、Bluetooth無線のリモコンも対応できます。
このクレードルの面白いのは「呼び出しボタン」で、リモコンを紛失した場合、どこにあるか振動で教えてくれます。
一方、改善の余地がある部分は、赤外線の到達距離が7mとやや弱い点のほか、バックライトがない点です。
シアター利用など、完全に「暗闇」の場所では「電子ペーパー」が見えず操作ができません。
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以上、HUIS REMOTE CONTROLLERの紹介でした。
学習リモコンは「ニッチな」製品なのでしかたいですが、相当高額な製品です。
ただ、圧倒的な自由度の点でハイエンドの学習リモコンとして現状「無双」といえます。
バックライト搭載の新機種が出て欲しいのですが、最近は「赤外線リモコンを廃止して、Wi-Fi操作にする」というのが、世界的な方向性です。
そのため、下手に待つより、むしろ、廃盤になってしまう前に確保する方が良いかな、と思います。
3・他社の学習リモコンの比較
最後に、SONY以外のメーカーの学習リモコンをフォローしておきます。
ほぼ、テレビ自体と言うより、配線パーツなどを出している会社が、ホームセンターなど向けに売っている製品です。
20・ オーム電機 AV-R820E
¥1,490 Amazon.co.jp (11/4執筆時)
登録ボタン数:3種
学習機能:対応
赤外線作動距離:7m
Bluetooth操作:非対応
サイズ:約50x189x19mm
AV-R820E は、日本のオーム電機が販売している学習リモコンです。
赤外線の動作距離は、ソニーのリモートコマンダー型は11メートルでした。
一方、オーム電機は、7mとややスペックが低いです。
ボタン種類
・TV
・チューナー
・BD(ブルーレイ)
登録可能機器数は、3種類です。
ソニーの上位機と異なり、シフトボタンは無いので、実際的に、この3種類に限定されます。
赤外線登録機能は、装備します。
ただし、設定できるのは、3種のモードについて、それぞれ下部の4ボタンが割り当て洗えるのみであり、実質的な使い勝手はソニーには劣るでしょう。
ボタンの割り当て方法は、ソニーと同じです。
対応するメーカーは、【メーカーの説明書】(PDF)で確認できます。
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以上、オーム電機のAV-R820Eの紹介でした。
たしかに、「学習リモコン」ではありますが、4ボタンのみ設定という部分で、ソニーとは機能差が大きいです。
やや、おすすめしかねる製品と言えます。
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21・ オーム電機 AV-R950N
¥2,409 Amazon.co.jp (11/4執筆時)
登録ボタン数:3種
学習機能:対応
赤外線作動距離:7m
Bluetooth操作:非対応
サイズ:約50x195x25mm
なお、オーム電機からは、文字盤の形状が異なるAV-R950Nという製品も販売があります。
ただし、同様に、学習機能に制限があるため、イマイチです。
対応するメーカーは、【メーカーの説明書】(PDF)で確認できます。
22・ELPA マルチリモコン RC-TV007UDL
¥1,682 Amazon.co.jp (11/4執筆時)
登録ボタン数:3種
学習機能:対応
赤外線作動距離:7m
Bluetooth操作:非対応
サイズ:約50x189x19mm
RC-TV007UDLは、日本のエルパが販売している学習リモコンです。
赤外線の動作距離は、7mと、こちらもややスペックが低いです。
ボタン種類
・TV
・チューナー
・BD(ブルーレイ)
登録可能機器数は、オーム電機と同じく、3種類です。
赤外線登録機能は、装備します。
ただし、設定できるのは、「TV・チューナー・BD」の3ボタンに対して「A・B・C」ボタンの3通りだけです。
オーム電機より選択の幅は少ないと言えます。
ボタンの割り当て方法は、ソニーと同じです。
対応するメーカーは、【メーカーの説明書】(PDF)で確認できます。
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以上、エルパのRC-TV007UDLの紹介でした。
パステルカラーでデザイン性は良いものの、学習機能の部分では、イマイチと言える製品です。
今回の結論
学習リモコンのおすすめ機種は結論的にこれ!
と言うわけで、今回は、学習リモコンの比較でした。
最後に、いつものように、Atlasのオススメ機種について書いておきます。
第1に、機能面で信頼性がある学習リモコンとして、最もオススメできるのは、
1・SONY RM-PLZ530D S【シルバー】
2・SONY RM-PLZ530D L【ブルー】
3・SONY RM-PLZ530D R【レッド】
¥3,300 Amazon.co.jp (11/4執筆時)
登録ボタン数:8種
学習機能:対応
赤外線作動距離:11m
Bluetooth操作:非対応
サイズ:約54x210x27mm
1・学習機能の多彩さ ★★★★★
2・赤外線の強さ ★★★★★
3・使い勝手 ★★★★★
4・総合評価 ★★★★★
SONYの、リモートコマンダーの最上位機種の RM-PLZ530Dでしょう。
ボタン種類
・TV
・チューナー
・DVD
・BD(ブルーレイ)
・PC
・カメラ
・照明
・AMP(アンプ)
8種類のボタンとシフトボタン・数字キーの組み合わせで、(ほぼ)無制限に学習できる点で、優秀です。
ニーズの多い、照明器具の操作について、デフォルトで照明器具などがデータ登録されている点でも、評価できます。
機器連動性についても、柔軟なマクロ登録ができるほか、各社のテレビのリンクボタンもフォローするため、「どうせ買い替えるならば、ワンランク上のリモコン」と、考えている場合におすすめできます。
使い勝手の部分でも、使い慣れた一般的なリモコンと同じ形状ですから、違和感なく使えると思います。
第2に、壊れたテレビリモコンの買換などで、できるだけ安い製品を選ぶならば、
4・SONY RM-PLZ430D【ブラック】
¥2,647 Amazon.co.jp (11/4執筆時)
登録ボタン数:5種
学習機能:対応
赤外線作動距離:11m
Bluetooth操作:非対応
サイズ:約54x210x27mm
1・学習機能の多彩さ ★★★★☆
2・赤外線の強さ ★★★★★
3・使い勝手 ★★★★★
4・総合評価 ★★★★☆
ソニーのRM-PLZ430Dでしょう。
壊れる前と「同じ性能」だと、「やや悔しい」わけですが、その点、この機種は、11メートルまでの赤外線飛距離を持つというワンポイントがあります。
その上で、赤外線リモコン付き機器なら、照明や扇風機なども操作可能になるので、わりと便利に使えると思います。
第3に、操作性の自由度が高い高級学習リモコンとしておすすめなのは、
【白】
18・SONY 電子ペーパー HUIS-100RC
19・SONY 電子ペーパー HUIS-100RC
¥24,457 Amazon.co.jp (11/4執筆時)
登録ボタン数:5種
学習機能:対応
赤外線作動距離:7m
Bluetooth操作:対応
サイズ:約123x68x24mm
1・学習機能の多彩さ ★★★★★★
2・赤外線の強さ ★★★★☆
3・使い勝手 ★★★★★★
4・総合評価 ★★★★★★
SONYのHUIS-100RCでしょう。
非常に高い機種ですが、使い勝手の部分では、相当高く評価できます。
「電子ペーパー」を使うというコンセプトも優れており、最初発売される際、資金を集めたクラウドファンディングもすぐ成立しました。
最近は、ロジクール(ロジテック)も高級リモコンから撤退してしまったので、この手の高性能機は、他に選択肢がなくなりました。
しかし、UIのデザイン機能など、使い込めば、使い込むほど便利になる製品ですし、ヘビーユーザーは選んで良い品です。
ただ、暗闇での操作はやや難があるため、現状では、シアターには向かない部分はあります。
Perfect Shield HUIS REMOTE CONTROLLER
¥998 Amazon.co.jp (11/4執筆時)
なお、「電子ペーパー」端末の液晶は傷つきやすいので、保護フィルムを貼ることをおすすめします。他社製ですが、違和感はありませんでした。
補足:学習リモコンのオルタナティブ
なお、冒頭にも書きましたが、最近は、スマホをリモコン化したり、音声コントロールをする方向性のリモコンの方が活況を呈しています。
1・Amazon Echoの比較
2・各社のスマートスピーカーの比較
3・スマート学習リモコンの比較
難易度はやや高めですが、初心者向けの機種もあるので、「挑戦したい!」方は、ぜひ上記3番の記事(こちら)もご覧ください。
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ではでは。